JP5529179B2 - 押し釦装置及び保護カバー - Google Patents

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本発明は、押し釦装置及び保護カバーに係り、さらに詳しくは例えば雨水等が浸入しやすい場所に設置されたエレベータ装置、あるいは屋外で使用される昇降機器のコントローラ等に好適な押し釦装置及び当該押し釦装置の押し釦に装着される保護カバーに関する。
エレベータ押し釦の保護装置は、防水及び防塵のために必須であり、例えば、特許文献1あるいは2にもこの種の保護装置が開示されている。このうち、特許文献1には、エレベータの押し釦装置の操作性を損なうことなく、雨水の浸入を確実に防止するため、乗場側壁面に設置された押し釦部と、この押し釦部の上面より突出し、この押し釦部の周囲に配設した突出枠体部とを有するエレベータの押し釦装置において、突出枠体部の周囲に密着固定させた防水性を有する部材からなる外縁体と、押し釦部及び突出枠体部を含む密閉空間を形成するよう前記外縁体に密着固定した防水性を有する部材からなる透明保護フィルタと、押し釦部の視認が妨げられないよう透明保護フィルタと押し釦部との間に配設され、透明保護フィルタに与えられた押圧力を押し釦部に伝える伝達体とを備え、前記透明保護フィルタ及び前記外縁体の少なくとも一方が可撓性のある部材からなることを特徴とする発明が記載されている。
また、特許文献2には、悪戯による損傷、及び水分による損傷を防ぐため、フェースプレートに支持された変位部が押圧により押圧方向に変位し、これに応じて動作信号を出力する押し釦に用いられるエレベータ押し釦の保護装置において、前記フェースプレートに固定され、前記変位部の外側を囲むように配置されるとともに、その外周端に向かって傾斜し、かつ角部のない曲線外周形状の厚肉部と、この厚肉部と一体に設けられ、前記変位部の頂部面を覆う薄肉部とからなる保護部材を備えたことを特徴とする発明が記載されている。
特開平09−315710号公報 特開2009−227356号公報
しかし、特許文献1記載の発明では、押し釦保護材取り付け部が、押し釦が固定されるフェースプレートに押し釦外周を囲むように取り付けられるため、押し釦近傍に点字銘板などが配置されている場合、外縁体が点字銘板に乗り上げ、接着面がフェースプレートに接地できないため、点字銘板を貼り替える必要がある。
特許文献2の発明では、保護部材が押し釦近傍にある点字銘板を避ける楕円外周形状であれば、押し釦近傍に配置した点字銘板と干渉せずフェースプレートに保護部材を取り付けることが可能である。しかし、押し釦外縁と点字銘板とが接触した状態で配置された場合、接着部が柔軟であるため、点字銘板の上から貼付可能であるが、点字銘板とフェースプレートによって形成される段差によりフェースプレートと接着部との間に空間が生じる。そのため、外縁部に設けた貫通孔が塞がった場合、前記空間から侵入した雨水等がカバー内に溜まる可能性があった。すなわち、従来技術では、押し釦装置を取り付ける際の作業性と取り付けた後の防水機能に問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、取り付けが簡単で、防水機能を確実に発揮することができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、押圧操作により変位する釦部と、前記釦部を往復動可能に支持する枠体と、前記釦部と前記枠体間の隙間を覆う保護カバーと、を有する押し釦装置であって、前記保護カバーが、前記釦部と接着される第1の接着部と、前記枠体の外周に形成される立ち上がり部と接着されるとともにその外縁が前記枠体に隣接して設けられる点字銘板と干渉しない位置まで離れた位置に設定される第2の接着部と、前記第1及び第2の接着部との間に設けられ、前記隙間を防水状態に保持する弾性変形部と、を備えたことを特徴とする。
また、第2の手段は、押圧操作により変位する釦部と、前記釦部を往復動可能に支持する枠体と、を有する押し釦装置に装着される保護カバーであって、前記釦部と接着される第1の接着部と、前記枠体の外周に形成される立ち上がり部と接着されるとともにその外縁が前記枠体に隣接して設けられる点字銘板と干渉しない位置まで離れた位置に設定される第2の接着部と、前記第1及び第2の接着部との間に設けられ、前記釦部と枠体の間の隙間を防水状態に保持する弾性変形部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、点字銘板の有無を考慮することなく簡単に保護カバーを釦部に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係るエレベータの押し釦装置の正面図である。 図1における押し釦装置の押し釦保護カバーを拡大して示す図である。 図2の押し釦保護カバーの右側面図である。 図2におけるA−A線端断面図である。 押し釦装置の非押圧時の状態を示す図1におけるB−B線要部断面図である。 押し釦装置の押圧時の状態を示す図1におけるB−B線要部断面図である。
本発明は、保護カバーを釦部表面と釦部を囲む枠体の表面に接着して固定し、保護カバーが釦部と枠体との間に生じる溝部(隙間)を前記釦部の変位を許容した状態で覆うようにしたことを特徴とする。以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るエレベータの押し釦装置(以下、単に押し釦装置と称する。)の正面図である。同図において、エレベータの図示しない乗りかご内及び乗場には、呼びを登録するための押し釦1が備えられている。この押し釦1は、図5に示すように、枠体5と枠体5の内側の孔部(釦保持部)8内をスライド可能な釦部3と、前記枠体5及び釦部3がそれぞれ内面側に接着され、両者間に形成される溝部(隙間)11(図5(b)参照)を覆うように取り付けられた保護カバー9とから基本的に構成されている。なお、図5(a)は押し釦装置の押し釦部の非押圧時の状態を示す断面図、図5(b)は図5(a)の丸印を付した部分の拡大図、図5(c)は同部分の他の例を示す図である。
押し釦1は乗りかご内の操作パネル及び乗場の操作パネルのフェースプレート2に取付けられ、釦部3が表面側から乗客によって押圧されると、図6(a)に示すように押圧方向4に変位し、この押圧によって発生する操作信号を図示しない制御回路が受信し、制御回路は、受信した押し釦1の呼び方向に応じて動作信号を出力する。また、フェースプレート2には、図1に示すように押し釦1の側方、図1では、枠体5の左側の縁部6に、点字銘板7の右端部21を接触させた状態で点字銘板7が配置されている。なお、図6(a)は押し釦装置の押し釦部の押圧時の状態を示す断面図、図6(b)は図6(a)の丸印を付した部分の拡大図、図6(c)は同部分の他の例を示す図である。
図2は図1における押し釦装置の上側の押し釦の保護カバーを拡大して示す図、図3はその右側面図、図4は図2におけるA−A線端断面図である。これらの図において、保護カバー9は樹脂材によって一体成形された可撓性の薄膜からなる。保護カバー9は、枠体5の形状に合わせて外形略4角形に形成され、外周から予め設定された距離内側に押し釦1の外側に突出した弾性変形部14が環状に連続して形成されている。保護カバー9の内側であって、凸部16によって矢印(方向印)15が形成された釦部3の表面と対向する部分は前記凸部16と所定の間隙を有した状態で嵌め合い関係となる凹部17となっており、この凹部17の形成部分から前記弾性変形部14が立ち上がる部分までは平面状の第1のシール部18となっている。第1のシール部18は釦部3の表面と接着される第1の接着面25となる。
本実施形態では、枠体5はフェースプレート2の孔部8の内周面に装着され、この内面に沿って釦部3が図5及び図6において垂直方向に往復動する。そのため、枠体5の内側の釦部装着部5Cには、内縁部に沿って内側に枠側突起5Bが設けられ、これに対応して釦部3の外周の下端部の外縁部に沿って外側に釦部側突起3Bが設けられている。枠側突起5Bと釦部側突起3Bは、図5(b)に示すように、釦部3が初期状態(押圧力が付与されていない状態)で、互いに突起同志が突き当り、いわゆる係合状態となって、釦部3の再上昇位置が規制される。その際、釦部3の図において下側にはスイッチ機構若しくはスイッチ連動機構が設けられ、釦部3を図示しない弾性部材によって常時垂直上方向に押し上げている。これにより、弾性部材の弾性力に抗して釦部3を押圧すれば下降し、押圧解除すれば、上昇する。このように枠体5は釦部3を往復動可能(図示押圧方向4及び反押圧方向)に支持し、互いの突起5B,3Bが係合し、初期位置の位置決めがなされることになる。このため、枠側突起5Bは釦部3のストッパとして機能する。
枠体5の上端面5Aは、内側が外側よりもフェースプレート2から突出した傾斜を有する傾斜面として形成され、この形状に合わせて図4に示すように保護カバー9の外周部も第2のシール部19として同一の傾斜を有する傾斜面に形成されている。そして、この傾斜面が枠体5の上端面5Aと接着される第2の接着面26となっている。すなわち、保護カバー9は、釦部3の表面3Aが第1及び第2の接着面25と接着固定され、枠体5の上端面5Aが第2の接着面26と接着固定され、弾性変形部14が前記突起5B,3Bの係合によって生じる釦部3と枠体5と間の溝部(隙間)11を完全に覆う形状となっている。そして、このような形状とすることにより、釦部3を押圧したときの変位量13(図6(b)参照)を弾性変形部14によって吸収させることができるようにしている。
なお、第1及び第2の接着面25,26は保護カバー9の下面10のうち、前者は釦部3の上面と対向する略4角形の面に、後者は傾斜した上端面5Aと対向する4角形の環状の面となる。また、本実施形態では、釦部3は外形略4角形に形成されているが、円形に形成しても良い。この場合、枠体5の釦部装着部5Cも円形となる。その他、釦部3と枠体5の外形形状は、釦部3が枠体5の釦部装着部5Cに往復移動可能に保持できれば、どのような形状でも良い。
保護カバー9は図5に示すように、釦部3の表面3Aと枠体5の上端面5Aのみ第1及び第2の接着面25,26を介して接着、固定されることにより、釦部3と枠体5の間に生じる溝部11が弾性変形部14で覆われることになる。その際、釦部3の表面3Aと第1の接着面25で形成される第1のシール部18、及び枠体5の上端面5Aと第2の接着面26で形成される第2のシール部19により、釦部3の変位位置に拘わらず、溝部11を外部から完全に遮断することができる。その結果、外表面からの雨水等の溝部11への侵入を確実に防止することが可能となる。
可撓性薄膜から成形された保護カバー9の第2のシール部19は、枠体5の上端面5Aに続く外周の立ち上がり部20に接着面を必要としないため、図5(a)に示すように点字銘板7の図示右端部21を押し釦1の左側6で枠体5の側面に接触させて配置した場合でも、点字銘板7を貼り替えることなく押し釦1に取り付け可能である。しかし、保護カバー9の押し釦1への固定性能及び防水性の向上を目的として、図5(b)に示すように点字銘板7の厚み7Aと干渉しない程度に立ち上がり部20へ固定する固定部22を設けても良い。
このように、図5(b)及び(c)あるいは図6(b)及び(c)に拡大して示したように保護カバー9の外縁に固定部22を設けるか否かに拘わらず、保護カバー9の外縁9Aは枠体5に隣接して配置された点字銘板7と干渉しない形状若しくは位置に設定されているので、押し釦1の枠体5の外周(立ち上がり部20)に接触して配置された点字銘板7が存在しても、点字銘板7と保護カバー9の外縁9Aが干渉することはない。そのため、点字銘板7とフェースプレート2との間の段差によって保護カバー9と点字銘板7若しくはフェースプレート2と間に空間が生じることはなく、押し釦1表面と保護カバー9との間の防水性が保持される。その結果、排水を目的とした貫通孔などを設ける必要がなくなる。
さらに、弾性変形部14は釦部3の押圧4による変位量13(図6(b)参照)を考慮し、利用者23が釦部3を押して符号13で示す変位13が生じた場合、最大変位量においても弾性変形域にあるように設定されている。本実施形態では、弾性変形部14の形状及び突出量は、互いに近接する第1の接着面25の端部25aと第2の接着面26の端部26aとの距離27よりも突出部14の長さが長寸になるように形成され、さらに、前記変位量13が最大となったときの前記端部25a,26aの間隔28よりもさらに長寸であって、保護カバー9の表面側(図において上方)に凸形状を維持するように設定されている。これにより、釦部3の非押圧時及び押圧時に拘わらず、弾性変形部14は図5及び図6に示すように保護カバー9の表面側に向かって凸形状を維持し、釦部3を押圧操作したときの変位を阻害することがなく、釦部3が変位した際にも溝部11の外部からの防水状態を継続させることができる。また、弾性変形部14は押し釦1の釦部3の変位量を考慮した余裕代としての機能を果たすため、押し釦押圧操作による保護カバー9の接着部剥離を防止する機能も有する。すなわち、前記変位が生じた場合でも、弾性変形部14が可撓変形24し、第1のシール部18と第1の接着面25、及び第2のシール部19と第2の接着面26の間に剥がれを生じさせる力が発生することはない。
なお、本実施形態では、弾性変形部14は保護カバー9の表面側に凸の湾曲形状に形成されているが、防水構造で弾性変形可能であれば、形状を限定するものではなく、例えば蛇腹状に形成することもできる。
また、保護カバー9を透明な可撓性薄膜で形成すれば、押し釦1の釦部3の表面3Aに印刷された方向印15を容易に視認すること可能である。さらに、押し釦1の釦部3の表面3Aに方向印15等の釦情報を表示する凸部16が形成されている場合には、凸部16と接触する釦部3表面3Aに凸部16に合せた凸部16と同じ形状の凹部17を保護カバー9の下面10に予め設けておけば、保護カバー9の第1の接着面25と釦部3の表面3Aとの間に保護カバー9を前記表面3Aから引き剥がすような力が生じることもない。さらに、前記凹部17を設けると、利用者による釦部3の押圧操作による保護カバー9の第1の接着面25に対する固定性能も向上する。加えて、押圧操作時において、押し釦1の凸部16の触感を損なうこともない。
さらに加えて、保護カバー9を釦部3の表面に凸部16を形成した方向印15上に取り付ける場合でも、位置合わせが簡単で、容易に取り付けることができる。また、取り付けた後も、前記凸部16と凹部17により接触面積が増え、保護カバー9の第1の接着面25と釦部3の表面3Aとの剥離防止及び気泡の混入防止などを図ることができる。その際、凹部17も凸部16と接着すれば、さらに剥離防止機能は向上する。
なお、本実施形態では、釦部3の表面全体が可動性薄膜12により覆われる形状としたが、これに限られるものではない。例えば方向印15と干渉しないような形に切り抜かれた形状としながら、釦部3の外縁部の近傍で、保護カバー9の第1の接着面25と釦部3表面3Aを接着するようにすることもできる。このような形態であっても、釦部3の表面3Aと第2の接着面25との接着部分と枠体5の上端面5Aと第2の接着面26との接着部分とによって溝部11を囲み、弾性変形部14によって溝部11を外部から完全遮断することができる。
また、前述のように保護カバー9を釦部3の表面全体を覆う形状とすると、往復動を行う釦部3の変位により、万が一、釦部表面3Aと第1の接着面25との接着部分に剥がれが生じてしまっても、釦部3の表面3Aは保護カバー9によって覆われたままで、水の浸入を防止する機能を失わないので、溝部11からの水の浸入を確実に防止することができる。
さらに、弾性変形部14が前記距離27及び前記間隔28によりも長寸に形成され、釦部3の非押圧時及び押圧時を問わず、凸形状を維持しているので、溝部11をドーム状に常時覆い、弾性変形部14の両端部は第1及び第2の接着部25,26で接着されていることから、溝部11のシール性を常に確保することができる。
以上のように、本実施形態によれば、
1)釦部3を押圧操作した場合でも、弾性変形部14の弾性変形により防水構造は維持されるので、釦部3の押圧操作の有無に拘わらず防水性を確保することができる。
2)保護カバー9を第1のシール部18の第1の接着面25で釦部3の表面3Aと接着し、第2のシール部19の第2の接着面26で枠体5の上端面5Aと接着するので、簡単に保護カバー9を押し釦1に取り付けることができる。
3)第1及び第2のシール部18,19の間が弾性変形部14なので、第1及び第2のシール部18,19の第1及び第2の接着面25,26をそれぞれ釦部3及び枠体5の表面3A及び上端面5Aに接着するだけで、釦部3の押圧位置に拘わらず防水構造とすることが可能となり、前記1)の効果を得ることができる。
4)保護カバー9の第2のシール部19の外縁9Aのフェースプレート2からの高さ位置を点字銘板7と干渉しない高さ(若しくは位置)に設定することにより、フェースプレート2の点字銘板7の有無を考慮することなく簡単に保護カバー9を押し釦1に取り付けることができる。
5)釦部3に設けられた方向印15などの凸部16に対応する位置に凹部17を設け、凸部16に凹部17を被せ、第1のシール部18を釦部3に接着すると、位置合わせが簡単となるばかりでなく、利用者による釦部3の押圧操作による保護カバー9の第1の接着面25に対する固定性能も向上する。
6)さらに、凸部16と凹部17間も接着すると接着強度も増し、保護カバー9の剥離防止及び保護カバー9と釦部表面3Aへの気泡の混入を防止することができる。
7)保護カバー9を釦部3の全面を覆う形状とすると、釦部表面3Aと第1の接着面25との接着部分に剥がれが生じてしまったとしても防水機能を維持することができる。
などの効果を奏することができる。
なお、特許請求の範囲における釦部は本実施形態では符号3に、枠体は符号5に、保護カバーは符号9に、第1の接着部は符号25に、第2の接着部は符号26に、弾性変形部は符号14に、第1の接着部と第2の接着部の互いに対向する端部間の間隔は符号28に、凸状部は凸部16に、凹状部は凹部17に、フェースプレートは符号2に、点字銘板は符号7に、第2の接着部の外縁は保護カバーの外縁9Aに、それぞれ対応する。
さらに、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 押し釦
2 フェースプレート
3 釦部
5 枠体
7 点字銘板
9 保護カバー
9A 外縁
14 弾性変形部
16 凸部
17 凹部
25 第1の接着部
26 第2の接着部
28 第1の接着部と第2の接着部の互いに対向する端部間の間隔

Claims (8)

  1. 押圧操作により変位する釦部と、
    前記釦部を往復動可能に支持する枠体と、
    前記釦部と前記枠体間の隙間を覆う保護カバーと、
    を有する押し釦装置であって、
    前記保護カバーが、
    前記釦部と接着される第1の接着部と、
    前記枠体の外周に形成される立ち上がり部と接着されるとともにその外縁が前記枠体に隣接して設けられる点字銘板と干渉しない位置まで離れた位置に設定される第2の接着部と、
    前記第1及び第2の接着部との間に設けられ、前記隙間を防水状態に保持する弾性変形部と、
    を備えたことを特徴とする押し釦装置。
  2. 請求項1に記載の押し釦装置であって、
    前記保護カバーが可撓性薄膜からなり、
    前記弾性変形部は前記釦部の非押圧操作時には前記保護カバー表面側が凸の湾曲形状に形成されていること
    を特徴とする押し釦装置。
  3. 請求項2に記載の押し釦装置であって、
    前記湾曲形状の部分は前記釦部の押圧操作時における前記第1の接着部と前記第2の接着部の互いに対向する端部間の距離よりも長寸に形成されていること
    を特徴とする押し釦装置。
  4. 請求項1記載の押し釦装置であって、
    前記保護カバーが前記釦部と前記枠体を一体的に覆うこと
    を特徴とする押し釦装置。
  5. 請求項1に記載の押し釦装置であって、
    前記釦部に設けられた凸状部と、
    前記保護カバーに設けられ、前記凸状部に嵌り込む凹状部と、
    を備えていることを特徴とする押し釦装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の押し釦装置であって、
    前記枠体がエレベータ装置の乗りかご内及び/又は乗場のフェースプレートに設けられていることを特徴とする押し釦装置。
  7. 請求項1に記載の押し釦装置であって、
    前記枠体がフェースプレートに設けられ
    前記フェースプレートがエレベータ装置の乗りかご内及び/又は乗場のフェースプレートであることを特徴とする押し釦装置。
  8. 押圧操作により変位する釦部と、
    前記釦部を往復動可能に支持する枠体と、
    を有する押し釦装置に装着される保護カバーであって、
    前記釦部と接着される第1の接着部と、
    前記枠体の外周に形成される立ち上がり部と接着されるとともにその外縁が前記枠体に隣接して設けられる点字銘板と干渉しない位置まで離れた位置に設定される第2の接着部と、
    前記第1及び第2の接着部との間に設けられ、前記釦部と枠体の間の隙間を防水状態に保持する弾性変形部と、
    を備えたことを特徴とする保護カバー。
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