JPH10261338A - メンブレンスイッチ - Google Patents

メンブレンスイッチ

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Publication number
JPH10261338A
JPH10261338A JP9085646A JP8564697A JPH10261338A JP H10261338 A JPH10261338 A JP H10261338A JP 9085646 A JP9085646 A JP 9085646A JP 8564697 A JP8564697 A JP 8564697A JP H10261338 A JPH10261338 A JP H10261338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic plate
dome
shaped elastic
membrane switch
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9085646A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ichiyanagi
和夫 一柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority to JP9085646A priority Critical patent/JPH10261338A/ja
Publication of JPH10261338A publication Critical patent/JPH10261338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2207/00Connections
    • H01H2207/012Connections via underside of substrate
    • H01H2207/014Plated through holes

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえスルーホールを具備するメンブレンス
イッチであっても、該メンブレンスイッチを構成する弾
性板を押圧した際にフレキシブル基板が変形することな
く、その操作感覚を良好に保つことができるメンブレン
スイッチを提供する。 【解決手段】 フレキシブル基板10にスルーホール2
0を設け、該スルーホール20を介してその上下面に至
る導電層21,23を形成する。フレキシブル基板10
のスルーホール20を設けた部分の上を覆うようにドー
ム状弾性板30を取り付ける。フレキシブル基板10の
ドーム状弾性板30が当接する部分の裏面に、ドーム状
弾性板支持層100を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメンブレンスイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来メンブレンスイッチの中には、フレ
キシブル基板に設けたスルーホールの上にドーム状弾性
板を貼り付け、該ドーム状弾性板を押圧することで該ド
ーム状弾性板をスルーホールに当接し、これによってフ
レキシブル基板の上下面にそれぞれ設けた回路パターン
同士をオンオフする構造のものがある。
【0003】図7はこの種の従来のメンブレンスイッチ
の要部拡大側断面図である。同図に示すメンブレンスイ
ッチは、フレキシブル基板110にスルーホール111
を介してその上下面にそれぞれ円形の導電層113,1
15を形成し、且つ上面側の導電層113の外周を囲む
ようにリング状の弾性板接続導電層117を形成し、さ
らにフレキシブル基板110のスルーホール111を設
けた部分の上を覆い且つその外周が弾性板接続導電層1
17上に載置されるように金属製のドーム状弾性板12
0を図示しない粘着シート等で貼り付けて構成されてい
る。なおこのメンブレンスイッチは硬質の補強板130
上に載置される。また導電層113,115と弾性板接
続導電層117は、何れも接着層141上に銅箔層14
3を貼り付け、さらにその上にメッキ層145をメッキ
することで構成されている。
【0004】そしてドーム状弾性板120を押圧した際
に、該ドーム状弾性板120が点線で示すように変形し
てくれれば、その中央の接点部121が導電層113に
当接し、これによって弾性板接続導電層117と裏面側
の導電層115間が導通し、同時に良好なクリック感覚
が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、フレキシブル基板110に可撓性があ
り、且つフレキシブル基板110の下面中央に導電層1
15が設けられることで該下面中央のみがフレキシブル
基板110の裏面から突出しているので、ドーム状弾性
板120を押圧してこれを変形させようとした場合に、
導電層115の周囲のフレキシブル基板110が補強板
130の上まで下降し、同時にドーム状弾性板120の
変形の力に引きずられてフレキシブル基板110のドー
ム状弾性板120で覆われている部分がその中心(スル
ーホール111の部分)に向かって押し込まれ、これら
のことからフレキシブル基板110が図8に示すように
変形してしまう。
【0006】ここで図9はメンブレンスイッチの押圧ス
トロークSと押圧荷重Pの関係を示す図であり、図9
(a)はフレキシブル基板120が変形しない場合を示
し、図9(b)は前述のようにフレキシブル基板120
が変形した場合を示している。
【0007】図9(a),(b)において、押圧荷重P
が最大p1となった状態の押圧ストロークs1からスイ
ッチがオンする点Oの押圧ストロークs2のストローク
差(s1−s2)と荷重差(p1−p2)が大きいほど
そのスイッチの押圧感覚は良好であるとされるが、この
図9(b)から分かるように、フレキシブル基板120
が変形する場合はそのスイッチの押圧感覚が良好でない
ことが分かる。
【0008】上記問題点は特に前記フレキシブル基板1
20が薄くなってその可撓性が増大したときに顕著とな
る。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、たとえスルーホールを具備するメンブ
レンスイッチであっても、該メンブレンスイッチを構成
する弾性板を押圧した際にフレキシブル基板が変形する
ことなく、その操作感覚を良好に保つことができるメン
ブレンスイッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、フレキシブル基板にスルーホールを設け、
該スルーホールを介してその上下面に至る導電層を形成
し、且つ該フレキシブル基板のスルーホールを設けた部
分の上を覆うように弾性板を取り付けてなるメンブレン
スイッチにおいて、前記フレキシブル基板の前記弾性板
が当接する部分の裏面に、弾性板支持層を設けることと
した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるメンブレンスイッチの要部拡大側断面図(図2
(a)のA−A断面拡大図)である。また図2(a)は
平面図、図2(b)は裏面図(但し図1よりもその大き
さを小さく記載している)である。
【0012】両図に示すようにこのメンブレンスイッチ
は、フレキシブル基板10の所定位置にスルーホール2
0を設け、該スルーホール20を介してその上下面に至
る導電層21,23を形成し、また上面側の導電層21
の外周にはこれを囲むようにリング状の弾性板接続導電
層25を形成し、且つ該フレキシブル基板10のスルー
ホール20を設けた部分の上を覆うようにドーム状弾性
板30を取り付けて構成されている。以下各構成部品に
ついて詳細に説明する。
【0013】フレキシブル基板10としては、例えば厚
み25μmのポリイミドフイルムを用いている。
【0014】次に上下の導電層21,23と弾性板接続
導電層25は、いずれも接着層41の上に銅箔層43を
貼り付け、その表面にメッキ層45をメッキすることで
構成されている。ここで各層の厚みは、例えば接着層4
1が20μm、銅箔層43が35μm、メッキ層45が
18μmとなっている。
【0015】なおメッキ層45は前記銅箔層43の上に
施される銅メッキと、該銅メッキ表面に腐食防止のため
に施される薄いニッケルメッキ及び金メッキとによって
構成されている。
【0016】そして本実施形態においては、下面側の導
電層23の外径を弾性板接続導電層25の外径と同じ寸
法まで大きく形成することで、該導電層23と一体にド
ーム状弾性板支持層100を形成している。つまり下面
側の導電層23の外側部分に設けられたドーム状弾性板
支持層100は、フレキシブル基板10に当接するドー
ム状弾性板30の外周部分の真下に位置するように形成
されている。
【0017】なお図2に示すように、弾性板接続導電層
25には該弾性板接続導電層25を他の回路に接続する
ための回路パターン51,53が接続され、また下面側
の導電層23(及びドーム状弾性板支持層100)には
該導電層23を他の回路に接続するための回路パターン
55,57が接続されている。
【0018】一方ドーム状弾性板30は弾性金属板を円
板状であって上方向に凸となるように湾曲させて構成さ
れている。そしてその中央部は接点部31とされ、その
外周辺は当接辺33とされている。このドーム状弾性板
30はその当接辺33を弾性板接続導電層25上に当接
した状態でその上に図示しない粘着シート等を貼り付け
ることでフレキシブル基板10上に固定されている。
【0019】そして図1に示すドーム状弾性板30の中
央を下方に押圧すると、該ドーム状押圧板30は図3に
示すように反転変形してその中央の接点部31が導電層
21に当接し、これによって弾性板接続導電層25と導
電層23間、即ち回路パターン51,53と回路パター
ン55,57間がオンする。
【0020】そしてドーム状弾性板30を押圧した際、
その外周の当接辺33がフレキシブル基板10を押圧す
るが、本実施形態の場合、ドーム状弾性板支持層100
が該当接辺33の真下に位置しているので、たとえフレ
キシブル基板10の厚みが薄くてその可撓性が高くて
も、フレキシブル基板10の当接辺33の当接部分が下
降する恐れはなく、従って前記図8に示す従来例のよう
にフレキシブル基板10が変形する恐れはなく、平面の
状態が保たれる。従って図9(a)に示すような正規の
(押圧ストロークS)−(押圧荷重P)特性が得られ、
そのスイッチの押圧感覚が良好に保たれる。
【0021】以上本発明の一実施形態を詳細に説明した
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のような種々の変形が可能である。 上記実施形態では導電層23とドーム状弾性板支持層
100とを一体に構成したが、両者は別々に設けても良
い。即ち例えば図4に示すように、小径の導電層23−
2の周囲を囲むようにリング状のドーム状弾性板支持層
100−2を設けても良い。
【0022】またドーム状弾性板支持層100−3は
必ずしもドーム状弾性板30の外周の当接辺33全体の
真下に設ける必要はなく、例えば図5に示すように所定
間隔毎に複数箇所設けても良い。なおドーム状弾性板3
0のフレキシブル基板10への当接が当接辺33全体の
線接触ではなく複数箇所での点接触である場合も、図5
に示すように該複数の点接触部分に対応する位置にそれ
ぞれドーム状弾性板支持層100−3を設ければ良い。
【0023】図6(a),(b)に示すように、フレ
キシブル基板10の下面に設ける一本又は複数本の回路
パターン57−4の一部をドーム状弾性板支持層100
−4として兼用しても良い。即ち、ドーム状弾性板支持
層100−4を形成すべき領域に回路パターン57−4
を通すことによって、該回路パターン57−4の一部を
ドーム状弾性板支持層100−4として機能させること
ができる。なお多数本の回路パターン57−4のみによ
ってドーム状弾性板支持層100−4の全てを置き換え
ても良い。
【0024】上記図1に示す実施形態ではドーム状弾
性板支持層100を、ドーム状弾性板30の当接辺33
の真下に位置せしめたが、必ずしも真下に位置せしめる
必要はなく、ドーム状弾性板支持層100は当接辺33
の真下の周辺近傍の位置に形成しても良い。
【0025】上記図1に示す実施形態では金属板製の
ドーム状弾性板30を用いたが、例えば合成樹脂フイル
ムをドーム状に成型し、その下面に導電層を形成するこ
とでドーム状弾性板を構成しても良い。
【0026】上記図1に示す実施形態ではドーム状弾
性板30を用いたが、弾性板は必ずしもドーム状である
必要はなく、例えば矩形形状の弾性板の所定部分を上方
向に湾曲させてなる弾性板など、他の形状であっても良
い。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、たとえスルーホールを具備するメンブレンスイッチ
であっても、該メンブレンスイッチを構成する弾性板を
押圧した際にフレキシブル基板が変形することはなく、
その押圧操作感覚を良好に保つことができるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるメンブレンスイッ
チの要部拡大側断面図である。
【図2】図2(a)は図1に示すメンブレンスイッチの
平面図、図2(b)は裏面図である。
【図3】メンブレンスイッチの動作説明図である。
【図4】他の実施形態を示す裏面図である。
【図5】他の実施形態を示す裏面図である。
【図6】他の実施形態を示す裏面図である。
【図7】従来のメンブレンスイッチの要部拡大側断面図
である。
【図8】図7に示すメンブレンスイッチの動作説明図で
ある。
【図9】図9(a),(b)はメンブレンスイッチの押
圧ストロークSと押圧荷重Pの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 フレキシブル基板 20 スルーホール 21 導電層 23 導電層 25 弾性板接続導電層 30 ドーム状弾性板 100 ドーム状弾性板支持層 23−2 導電層 100−2 ドーム状弾性板支持層 100−3 ドーム状弾性板支持層 100−4 ドーム状弾性板支持層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル基板にスルーホールを設
    け、該スルーホールを介してその上下面に至る導電層を
    形成し、且つ該フレキシブル基板のスルーホールを設け
    た部分の上を覆うように弾性板を取り付けてなるメンブ
    レンスイッチにおいて、 前記フレキシブル基板の前記弾性板が当接する部分の裏
    面に、弾性板支持層を設けたことを特徴とするメンブレ
    ンスイッチ。
JP9085646A 1997-03-19 1997-03-19 メンブレンスイッチ Pending JPH10261338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9085646A JPH10261338A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 メンブレンスイッチ

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JP9085646A JPH10261338A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 メンブレンスイッチ

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JPH10261338A true JPH10261338A (ja) 1998-09-29

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ID=13864595

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207543A2 (en) * 2000-11-15 2002-05-22 Hosiden Corporation Pushbutton switch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207543A2 (en) * 2000-11-15 2002-05-22 Hosiden Corporation Pushbutton switch
EP1207543A3 (en) * 2000-11-15 2004-08-18 Hosiden Corporation Pushbutton switch

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