JP2010126207A - 合成樹脂製二重容器 - Google Patents

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【課題】 ダイレクトブロー成形技術を利用して、外層と内層の間に空隙を形成した合成樹脂製二重容器を得ることを目的とする。
【解決手段】 ダイレクトブロー成形された二重容器であって、相互に非接着性の合成樹脂からなる外層1と内層2との間に、ダイレクトブロー成形に伴う、外層1と内層2の成形収縮の差により空隙13を形成し、透明な外層1内の内層2を、空隙13により遠近感に富んだ状態で視覚させ、これにより深みのある高級感を現出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイレクトブロー成形で外層と内層の間に空隙を形成した合成樹脂製の二重容器に関する。
特許文献1には円筒状の外容体と内容体を組付きキャップで組付け固定した二重容器に関する発明が記載されている。このような二重容器は、たとえば二重壁を利用した断熱容器として使用されている。
特開2004−352327号公報
ここで、特許文献1に記載される二重容器は外容体に内容体を挿入し、組付きキャップで組付け固定するもので、内容体を外容体に挿入する必要があるので、口筒部の口径を大きくする必要がある等の形状面の制約があり、また2つの容器を組み付けるための、部位や部材、あるいは組み付け工程が必要になる等の問題がある。
本発明は上述のごとき二重容器に係る問題を解決しようとするものであって、ダイレクトブロー成形技術を利用して、空隙を有する二重容器を成形することを技術的課題とし、もって形状面の制約が少なく、簡単な工程で成形可能な合成樹脂製二重容器を得ることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる構成は、ダイレクトブロー成形法による二重容器であって、相互に非接着性の合成樹脂からなる外層と内層の間に、ダイレクトブロー成形に伴う外層と内層の成形収縮の差により剥離形成された空隙を有すること、
外層を透明もしくは半透明とすること、
外層に対し内層の収縮率を高く設定したこと、
にある。
外層と内層を、ダイレクトブロー成形に伴なう成形収縮により剥離するための基本的な要件は、外層に比較して内層の収縮率を高く設定することにあるが、一方で、外層と内層が非接着性であってもブロー成形直後では両層はかなり密着した状態にあるので、この密着状に積層した外層と内層の密着力を低くすることも、外層と内層を剥離するための主たる要件となる。
すなわち、成形収縮の差に起因して外層と内層の界面に作用する剥離力が、外層と内層の密着力に係る剥離強度より大きくなるように、外層と内層のそれぞれの収縮率と、ブロー成形の成形条件を選択することにより、ダイレクトブロー成形に伴なう成形収縮により外層と内層の間に効果的に空隙を形成することができる。
また、成形条件の面からは、パリソンの成形温度や、ブローエアの温度により、外層と内層のブロー成形における変形態様や、冷却速度に差をつけて両層の成形収縮の差を大きくすることも可能である。
なお、二重壁を断熱の手段として利用する場合には、外層と内層の間の空隙を、口筒部を除いた容器の略全域に形成するのが好ましいが、目的に応じて部分的に剥離させることもできる。例えば、剥離部分と密着部分を模様状にして容器を加飾することができる。
外層が透明もしくは半透明に構成されているので、この外層を透して観察される内層は、外層に対して空隙を介した離れた状態で観察され、この空隙が遠近感を強調するので、深みに富んだ状態で観察されることになる。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、外層の成形樹脂に比べて内層の成形樹脂を収縮率の高いものとした、ものである。
外層の成形樹脂に比べて内層の成形樹脂を収縮率の高いものとしたものにあっては、外層に比べて内層の成形収縮が大きくなり、この収縮量の差により、外層に対する内層の自然な剥離が達成される。
さらに言及すると、外層用あるいは内層用に選択する合成樹脂は、単独で所定の合成樹脂を使用するだけでなく、主成分である合成樹脂にたとえばエラストマー成分をブレンドしたり、顔料やフィラーを分散させたりすることもでき、このような他成分のブレンド、分散によってもたとえば内層の成形収縮を大きくし、外層と内層の密着力を小さくして両層の剥離をよりスムーズに進行させることが可能となる。
また、例えば内層を成形収縮の異なる2つの層を接着積層したものとし、この内層をバイメタル状に撓み変形させて、外層から剥離させるような構成も可能である。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、外層に対して内層の層厚を大きくした、ものである。
外層に対して内層の層厚を大きくしたものにあっては、層厚の大きい分、外層に対する内層の成形収縮が大きくなり、この収縮量の差により、外層に対する内層の自然な剥離が達成される。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、短円筒状の口筒部で、外層と内層とを不動に結合した、ものである。
短円筒状の口筒部で、外層と内層とを不動に結合したものにあっては、口筒部における外層部分および内層部分は、他部に比べてブロー比が小さいので、外層および内層共に比較的肉厚となっており、このためこの口筒部において外層と内層を不動に結合すると、安定して強固な結合構造を得ることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成と、口筒部で外層と内層とを不動に結合したものとの組合せに加えて、口筒部に周溝状の周状凹部を設け、口筒部の一部に、周状凹部の一部を埋める形態で挟持部を設け、この挟持部を、外層の一部で内層の一部を左右から挟み込み状に保持する構成として、口筒部における外層と内層の不動結合を達成した、ものである。
周状凹部と挟持部の組合せを設けたものにあっては、周状凹部は、口筒部の内周面に突出する構造となるので、口筒部に位置している内層部分は、その一部を、周状凹部を形成している外層部分に、上方から突き当てることになり、これにより内層の外層内での下方への落込みは阻止される。
特に、口筒部の内層は、延伸変形されることが少なく、ある程度の肉厚を保持しているので、比較的大きな自己形状保持能力を発揮するものとなり、このため周状凹部を形成している外層部分に対して、強力に引っ掛かることになる。
また、周状凹部の一部を埋める形態で設けられた挟持部は、外層の一部が内層の一部を左右から挟持しているので、外層に対する内層の左右方向への変位、すなわち外層に対する内層の周方向に沿った変位を阻止することになる。
この挟持部は、周状凹部の一部を埋める形態で設けられているので、口筒部の外周面に突出することがない。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成と周状凹部と挟持部の組合せに加えて、挟持部を、等中心角毎に少なくとも一対設けた、ものである。
挟持部を、等中心角毎に少なくとも一対設けたものにあっては、外層に対する内層の回動変位を、周方向に沿って均等に配置された箇所で阻止することができるので、外層に対する内層の回動変位の阻止力を均等にかつ強力に作用させることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成と周状凹部と挟持部の組合せに加えて、挟持部の外層部分をあり溝状とすると共に、挟持部の内層部分を、あり溝状部分内に隙間なく位置する突片状とした、ものである。
挟持部の外層部分をあり溝状とすると共に、挟持部の内層部分を突片状としたものにあっては、挟持部における外層と内層との機械的結合が、充分に強固に達成される。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成と周状凹部と挟持部の組合せに加えて、挟持部を構成する左右から対向している壁部分のそれぞれに、一方から他方に食い込む食い込み部を設けた、ものである。
挟持部を構成する左右から対向している壁部分のそれぞれに、一方から他方に食い込む食い込み部を設けたものにあっては、挟持部を構成している一対の外層部分間からの内層部分の抜け出しに対して、食い込み部がきわめて強大な抵抗力を発揮するので、挟持部における内層の強固にかつ安定して達成維持される。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成と周状凹部と挟持部の組合せに加えて、口筒部の外周面に螺条を設け、この螺条の下位となる口筒部部分に周状凹部を設けた、ものである。
口筒部の外周面に螺条を設け、この螺条の下位となる口筒部部分に周状凹部を設けたものにあっては、周状凹部および挟持部の存在が、螺条の機能に悪影響を与えることがない。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成にあっては、外層と内層の成形収縮の差を利用して、通常のダイレクトブロー成形方法により容易に成形することができるので、内容体を外容体に挿入し組付け固定する処理とか、構成を必要としない。
外層が透明もしくは半透明に構成されているので、この外層を透して観察される内層は、深みに富んだ状態で観察されることになり、これにより深みのある高級感を得ることができる。
外層の成形樹脂に比べて内層の成形樹脂を収縮率の高いものとしたものにあっては、外層と内層の成形収縮量の差により、外層に対する内層の自然な剥離が達成されるので、空隙を確実にかつ安全に形成することができる。
外層に対して内層の層厚を大きくしたものにあっては、層厚の差による収縮量の差により、外層に対する内層の自然な剥離が達成されるので、空隙を確実にかつ安全に形成することができる。
口筒部で、外層と内層とを不動に結合したものにあっては、他部に比べて肉厚な外層と内層の間で結合を得ることができるので、安定して強固な結合構造を得ることができ、外層に対する内層の安定した組付き状態を得ることができる。
周状凹部と挟持部の組合せを設けたものにあっては、周状凹部が、外層に対する内層の落込み変位を、挟持部が、外層に対する内層の回動変位を、それぞれ確実に阻止するので、口筒部における外層に対する内層の不動組付きを、強固に安定して達成する。
挟持部を、等中心角毎に少なくとも一対設けたものにあっては、外層に対する内層の回動変位の阻止力を均等にかつ強力に作用させることができるので、外層に対する内層の不動保持が均整のとれたものとなる。
挟持部の外層部分をあり溝状とすると共に、挟持部の内層部分を突片状としたものにあっては、挟持部における外層と内層との機械的結合が、充分に強固に達成されるので、口筒部における外層と内層との不動結合を、安定して強固に達成することができる。
挟持部を構成する左右から対向している壁部分のそれぞれに、一方から他方に食い込む食い込み部を設けたものにあっては、挟持部における内層の強固にかつ安定して達成維持されるので、口筒部における外層と内層との不動結合を、安定して強固に達成することができる。
口筒部の外周面に螺条を設け、この螺条の下位となる口筒部部分に周状凹部を設けたものにあっては、周状凹部および挟持部の存在が、螺条の機能に悪影響を与えることがないので、既存のネジ付きボトル状容器に対して、不都合なく容易に実施することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明の二重容器は、ダイレクトブロー成形法により成形されたもので、口筒部3、内鍔状の肩部8、円筒状の胴部9、そして底部10を有するボトル状容器である。
この二重容器は、ポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂製の外容器を形成する外層1と、ポリプロピレン(PP)系樹脂製の内容器を形成する内層2とから構成されており、口筒部3直下から底部10までの範囲では、外層1と内層2との間に空隙13が形成されている。なお、外層1および内層2の成形樹脂材料は、上記したものに特定されることはなく、外層1と内層2の成形樹脂材料の組合せは、外層1に対して内層2の収縮率を高くすることができる組合せであれば、任意に選択することができる。
内方に湾曲陥没して構成された底部10には、容器にブロー成形されるパリソンをピンチオフして成形される底シール部11が、突条状に形成されており、この底シール部11においては、成形収縮の進行に伴い、外層1部分から内層2部分が部分的に剥離し、外層1部分に底割れ部12を形成する。
内層2の成形収縮を、外層1の成形収縮よりも大きくなるように、外層1および内層2の収縮率が設定されているので、成形収縮の進行に伴って、外層1と内層2の界面に両層を剥離する力が作用し、底割れ部12を起点として、この底割れ部12から外気を導入しながら、剥離する力の作用により、剥離が容器全体に進展し、空隙13が形成される。すなわち、成形後、放置しておけば、外層1と内層2とが自然に剥離し、空隙13を有する二重容器となる。
外層1に対して内層2の収縮率を高く設定する手段としては、外層1の成形樹脂に比べて内層2の成形樹脂を収縮率の高いものとするとか、外層1に対して内層2の層厚を大きくするものがあるが、いずれか一方に限定されることはなく、両者を組合せることにより、空隙13をより確実かつ円滑に形成することができるようにすることも可能である。
口筒部3の外周面には螺条7が刻設されているが、この螺条7よりも下位の部分に周溝状の周状凹部4が陥没設されており、この周状凹部4の一部を埋める形態で、軸対称の一対の挟持部5が設けられている。
周状凹部4は、その上下壁部分、特に上側壁部分が、できるだけ傾斜角度の小さい内鍔状に成形されることにより、この周状凹部4に形成している外層1部分に対する内層2部分の、上方からの引っ掛かりを確実で強固なものとなるようにしている。
この周状凹部4の一部を埋める形態で設けられた一対の挟持部5は、外層1の一部で内層2の一部を、左右から挟持(図1および図3参照)し、これにより口筒部3における外層1と内層2との組付きを相対回動不能にする。
挟持部5は、上記したように、外層1の一部で内層2の一部を、左右から押し潰して挟持させた部分であるので、図1および図3に示すように、基本的には、挟持部5の内層2部分は押し潰された縦板片状となり、これに対して挟持部5の外層1部分は、この縦板片状の内層2部分を挟み付ける溝状となる。
周状凹部4と挟持部5との組合せにより、口筒部3においては、外層1に対して内層2が、落込み変異不能および回動変位不能に組付けられることになり、これにより外層1に対する内層2の組付きを安定して維持する。
図4は、挟持部5の他の実施例の構造を示すもので、挟持部5の外層1部分を「あり溝」状に構成し、これに対して挟持部5の内層2部分を、「あり溝」内に隙間なく位置する突片状に構成している。
この図4に示した挟持部5の第二の実施例にあっては、外層1部分が形成する「あり溝」状部分から、内層2部分が形成する「突片」状部分が抜け出ることが殆ど起こり得ず、これにより口筒部3における外層1に対する内層2の空転変位を確実に阻止する。
図5は、図3中、D丸印した挟持部5の第三の実施例の拡大図を示すもので、基本的には、図3に示された第一の実施例と同じ構造となっているが、この基本的な構造に、挟持部5を構成する対向した一対の外層1部分の一方から他方に食い込む食い込み部6を加えたものである。
この挟持部5の第三の実施例にあっては、食い込み部6により、外層1部分間に挟持された内層2部分に一部を、一方の外層1部分内に埋没状に位置させることになり、これにより挟持部5の一対の外層1部分間からの内層2部分の抜け出しを、強力に阻止するようにしている。
なお、上記した図示実施形態例の説明にあっては、外層1と内層2の間の空隙13への外気の導入を、底部10の底シール部11における底割れ部12を利用して達成する場合を説明したが、この空隙13への外気導入手段は他の手段で形成してもよく、例えば口筒部3の外層1部分に透孔を穿って形成してもよい。
この場合、口筒部3に形成される外気導入手段は、周状凹部4よりも下位に位置させるのが良く、これにより導入される外気が、周状凹部4と挟持部5の組合せ物の保持作用に悪影響を与えることがない。
以上説明したように、本発明の二重容器における外層と内層の組合せ構造は、空隙の存在により、充分な立体感を得ることができ、容器として深みに富んだ外観を得ることができるものであり、高級感のある外観を必要とする二重容器の技術として、幅広い利用展開が期待できる。
本発明の一実施形態例を示す、図3中B−B線に沿った半縦断面図である。 図1に示した実施形態例の、図3中C−C線に沿った半縦断面図である。 図1に示した実施形態例の、図1中A−A線に沿った平断面図である。 挟持部の第二の実施形態例を示す、平断面図である。 挟持部の第三の実施形態例を示す、図3中D丸印部分の拡大平断面図である。
符号の説明
1 ; 外層
2 ; 内層
3 ; 口筒部
4 ; 周状凹部
5 ; 挟持部
6 ; 食い込み部
7 ; 螺条
8 ; 肩部
9 ; 胴部
10; 底部
11; 底シール部
12; 底割れ部
13; 空隙

Claims (9)

  1. ダイレクトブロー成形法による二重容器であって、相互に非接着性の合成樹脂からなる外層と内層の間に、ダイレクトブロー成形に伴なう前記外層と内層の成形収縮の差により剥離形成された空隙を有し、前記外層を透明もしくは半透明とすると共に、前記外層に対して内層の収縮率を高く設定した合成樹脂製二重容器。
  2. 外層に対する内層の収縮率を高く設定する手段として、前記外層の成形樹脂に比べて内層の成形樹脂を収縮率の高いものとした、請求項1に記載の合成樹脂製二重容器。
  3. 外層に対する内層の収縮率を高く設定する手段として、前記外層に対して内層の層厚を大きくした、請求項1に記載の合成樹脂製二重容器。
  4. 短円筒状の口筒部で、外層と内層とを不動に結合した請求項1〜3のいずれか1項に記載の合成樹脂製二重容器。
  5. 口筒部に周溝状の周状凹部を設け、前記口筒部の一部に、前記周状凹部の一部を埋める形態で挟持部を設け、該挟持部を、前記外層の一部で内層の一部を左右から挟み込み状に保持する構成として、前記口筒部における外層と内層の不動結合を達成した請求項4に記載の合成樹脂製二重容器。
  6. 挟持部を、等中心角毎に少なくとも一対設けた請求項5に記載の合成樹脂製二重容器。
  7. 挟持部の外層部分をあり溝状とすると共に、挟持部の内層部分を、前記あり溝状部分内に隙間なく位置する突片状とした請求項5または6に記載の合成樹脂製二重容器。
  8. 挟持部を構成する左右から対向している壁部分のそれぞれに、一方から他方に食い込む食い込み部を設けた請求項5〜7のいずれか1項に記載の合成樹脂製二重容器。
  9. 口筒部の外周面に螺条を設け、該螺条の下位となる口筒部部分に周状凹部を設けた請求項5〜8のいずれか1項に記載の合成樹脂製二重容器。
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