JP2010115054A - モータ、モータの製造方法および電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力の低下を抑制しつつコギングトルクを低減することができるモータおよびこれを用いた電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るモータは、ステータまたはロータが、巻線が巻回されるティース巻線部と、該ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向に延在し、略平板状のティース先端部とを具備するモータであって、前記ティース巻線部は、モータ軸線と略平行をなしており、前記ティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線は、前記ティース巻線部と角度θで交差する。係る構成により、ティース巻線部に巻回される巻線の長さが長くならず、モータ出力の低下を抑制することができる。また、ティース先端部をスキューさせることで、コギングトルクを低減することができる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係るモータは、ステータまたはロータが、巻線が巻回されるティース巻線部と、該ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向に延在し、略平板状のティース先端部とを具備するモータであって、前記ティース巻線部は、モータ軸線と略平行をなしており、前記ティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線は、前記ティース巻線部と角度θで交差する。係る構成により、ティース巻線部に巻回される巻線の長さが長くならず、モータ出力の低下を抑制することができる。また、ティース先端部をスキューさせることで、コギングトルクを低減することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、コギングトルクを低減できるモータおよびそれを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
ブラシレスモータにおいてはステータに、ブラシモータにおいてはロータに、巻線を巻回するためのティース巻線部と、ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向両側に延在するティース先端部とが形成されている。そして、そのコギングトルク低減に関する技術として、次のような技術が開示されている。
複数の歯部片を有する板状且つ環状のステータティース片を積層してステータティース体を形成する際に、ステータティース片のモータ回転方向の角度を徐々にずらしながら積層することで、ティース巻線部およびティース先端部をモータ軸線に対してスキュー(傾斜)させる(例えば、特許文献1参照)。
ティース板をモータ回転方向の角度を徐々にずらしながら積層することで、スキューする一つのティース巻線部とスキューする一つのティース先端部とを有するコアユニットを形成し、そのティース巻線部に巻線を施した後に、複数のコアユニットを環状に連結させる(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−8953号公報
特開2006−33989号公報
複数の歯部片を有する板状且つ環状のステータティース片を積層してステータティース体を形成する際に、ステータティース片のモータ回転方向の角度を徐々にずらしながら積層することで、ティース巻線部およびティース先端部をモータ軸線に対してスキュー(傾斜)させる(例えば、特許文献1参照)。
ティース板をモータ回転方向の角度を徐々にずらしながら積層することで、スキューする一つのティース巻線部とスキューする一つのティース先端部とを有するコアユニットを形成し、そのティース巻線部に巻線を施した後に、複数のコアユニットを環状に連結させる(例えば、特許文献2参照)。
上記のように、ティース巻線部およびティース先端部をモータ軸線に対してスキューさせると、コギングトルク低減には効果があるものの、ティース巻線部をスキューさせた分、巻線の長さが長くなり、巻線抵抗が増え、損失が大きくなり出力が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、出力の低下を抑制しつつコギングトルクを低減することができるモータおよびこれを用いた電動パワーステアリング装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るモータは、ステータまたはロータの一方が、電磁鋼板を、モータ軸線方向に積層したモータにおいて、前記電磁鋼板は、巻線が巻回されるティース巻線部と、前記ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向に延在するティース先端部と、を有し、前記ティース巻線部は、モータ軸線とほぼ平行に積層され、前記ティース先端部は、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層されることを特徴とする。
本発明に係るモータは、ステータまたはロータの一方が、電磁鋼板を、モータ軸線方向に積層したモータにおいて、前記電磁鋼板は、巻線が巻回されるティース巻線部と、該ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向に延在するティース先端部と、を有し、前記ティース巻線部は、モータ軸線とほぼ平行に積層され、前記ティース先端部は、複数枚のブロックごとにモータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層されることを特徴とする。
前記ステータまたはロータは、前記電磁鋼板を積層したユニットを複数有し、複数の前記ユニットが環状に配置されている。前記ティース先端部が、モータ軸線に対し第1方向に順次ずれた部分と、モータ軸線に対し前記第1方向と逆側である第2方向に順次ずれた部分とを有する。前記ティース先端部が、前記複数枚のブロックごとに、モータ軸線に対し第1方向にずれた部分と、モータ軸線に対し前記第1方向と逆側である第2方向にずれた部分とを有する。
本発明に係るモータは、ステータまたはロータの一方が、第1および第2の電磁鋼板をモータ軸線方向に積層したモータにおいて、前記第1の電磁鋼板は、巻線が巻回されるティース巻線部を有し、前記第2の電磁鋼板は、モータ回転方向に延在するティース先端部を有し、前記第1の電磁鋼板は、前記ティース巻線部が、モータ軸線とほぼ平行に積層され、前記第2の電磁鋼板は、前記ティース先端部が、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層され、前記第1の電磁鋼板の積層体と前記第2の電磁鋼板の積層体とは、前記ティース巻線部の端部において接するよう配置されることを特徴とする。
前記第2の電磁鋼板は、結合部材中の開口部に、嵌め込まれている。前記第2の電磁鋼板は、前記集方向に複数の切り欠きをもって環状に成型されている。
前記第2の電磁鋼板は、結合部材中の開口部に、嵌め込まれている。前記第2の電磁鋼板は、前記集方向に複数の切り欠きをもって環状に成型されている。
本発明に係るモータは、ステータまたはロータの一方が、第1および第2の電磁鋼板を、モータ軸線方向に積層したモータにおいて、前記第1の電磁鋼板は、内側に所定の間隔をおいて突出した複数のティース巻線部を有する第1環状の部材であり、前記第2の電磁鋼板は、所定の間隔を置いて複数の切り欠き部を有し、前記第1環状の部材より径の小さい第2環状の部材であり、前記第1の電磁鋼板は、前記ティース巻線部が、モータ軸線とほぼ平行に積層され、前記第2の電磁鋼板は、前記切り欠き部が、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層され、前記第2の電磁鋼板の積層体は、前記第1の電磁鋼板の積層体の内部に配置されることを特徴とする。
本発明に係るモータは、ステータまたはロータの一方が、第1および第2の電磁鋼板を、それぞれモータ軸線方向に積層したモータにおいて、前記第1の電磁鋼板は、外側に所定の間隔をおいて突出した複数のティース巻線部を有する第1環状の部材であり、前記第2の電磁鋼板は、所定の間隔を置いて複数の切り欠き部を有し、前記第1環状の部材より径の大きい第2環状の部材であり、前記第1の電磁鋼板は、前記ティース巻線部が、モータ軸線とほぼ平行に積層され、前記第2の電磁鋼板は、前記切り欠き部が、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層され、前記第1の電磁鋼板の積層体は、前記第2の電磁鋼板の積層体の内部に配置されることを特徴とする。
上記モータ構成とすることにより、ティース巻線部はモータ軸線と略平行をなしているため、ティース巻線部に巻回される巻線の長さが長くならない。よって、巻線抵抗および損失の増大、つまりモータ出力の低下を抑制することができる。また、コギングトルクを低減することができる。
本発明に係るモータの製造方法は、複数枚の鋼板を、第1環状部と、前記第1環状部の内部の第2環状部と、前記第1、第2環状部間に所定の間隔を置いて複数配置された接続部と、を有する第1形状に打ち抜く第1工程と、前記第1形状の鋼板の前記第2環状部を所定の間隔毎に所定の領域を抜くことにより、前記接続部間において前記第2環状部を分割する工程であって、前記複数枚の鋼板について前記所定の領域を前記第2環状部の円周に沿ってずらしながら打ち抜く第2工程と、前記第2工程の後、前記鋼板を前記接続部がモータ軸線とほぼ平行に積層することによりステータまたはロータを形成する第3工程と、を有する。
本発明に係る電動パワーステアリング装置は、上記したモータを備える。その結果、それ自体が、効率の高い、低振動且つ低騒音の装置となる。
本発明によれば、出力の低下を抑制しつつコギングトルクを低減することができるモータおよびこれを用いた電動パワーステアリング装置を提供できる。
以下、本発明に係るモータの各実施形態について説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明に係るモータの第1実施形態およびこれを用いた電動パワーステアリング装置を図1〜図4を参照して説明する。
図1は、コラム式の電動パワーステアリング装置10を示したものであり、符号11はステアリングシャフト、12はステアリングシャフト11のハウジング、13はパワーアシスト用のモータ、20はラック・ピニオン式運動変換機構、25はウォーム歯車減速機構、26はトルクセンサである。
まず、本発明に係るモータの第1実施形態およびこれを用いた電動パワーステアリング装置を図1〜図4を参照して説明する。
図1は、コラム式の電動パワーステアリング装置10を示したものであり、符号11はステアリングシャフト、12はステアリングシャフト11のハウジング、13はパワーアシスト用のモータ、20はラック・ピニオン式運動変換機構、25はウォーム歯車減速機構、26はトルクセンサである。
ステアリングシャフト11は、ステアリング入力部11aとステアリング出力部11bとを備えており、ハウジング12の内部に軸心回りに回転自在に支持されている。ハウジング12は車室内部の所定位置に下部を前方に向けて傾斜した状態に固定されており、また、ステアリング入力部11aの上端にはステアリングホイール(図示せず)が固定されている。
さらに、ステアリング入力部11aとステアリング出力部11bとは、トルクセンサ26のトーションバーを介して連結されており、ステアリングホイールからステアリング入力部11aを経てステアリング出力部11bに伝達される操舵トルクがトルクセンサ26により検出され、検出された操舵トルクに基づいてモータ13の出力が制御される。
ラック・ピニオン式運動変換機構20は、長手方向を車両の左右方向として車両前部のエンジンルーム内にほぼ水平に配置され、軸方向に移動自在なラック軸21と、ラック軸21の軸心に対して斜めに支承されてラック軸21の歯部に噛合する歯部を有するピニオン軸22と、ラック軸21及びピニオン軸22を支承する筒状のケース23とを備えている。ラック・ピニオン式運動変換機構20のラック軸21の両端側に設けられた図示略のナックルに、前輪のホイールが取り付けられる。
ピニオン軸22とステアリング出力部11bの下端とは、2個の自在継手15,16及び連結部材17で連結されている。また、ステアリング出力部11bの軸方向の中間位置にはウォーム歯車減速機構25が配置され、このウォーム歯車減速機構25を介してモータ13からステアリング出力部11bに対して操舵補助力が付与される。
上記したモータ13は、例えば、ブラシレスモータであり、図2および図3に示すステータコア30を有している。このステータコア30は、モータ軸線方向視で、モータ軸線MCを中心とした円弧状をなすヨーク部31と、このヨーク部31の円周方向(モータ回転方向)の中央からモータ回転中心方向に延出するティース巻線部32と、ティース巻線部32のヨーク部31とは反対側であるモータ径方向の内端部からモータ回転方向の両側に、モータ軸線MCを中心とした円弧状に延在し、略平板状のティース先端部33とを有している。なお、ヨーク部31とティース巻線部32とティース先端部33とはモータ軸線方向の長さが同等に形成されている。また、ヨーク部31とティース巻線部32とティース先端部33とは1組の部品(ユニット、ステータコア)を構成している。
上記したステータコア30には、ティース巻線部32に図示略の巻線が上下方向に巻回されることになり、巻線が巻回されたステータコア30が、モータ回転方向に複数連結されてステータコア組立体(ステータ)35が構成される(図4)。
そして、第1実施形態において、ヨーク部31およびティース巻線部32は、ともに、モータ回転方向における幅がモータ軸線方向の全範囲で一定であり、モータ軸線MCと略平行をなしている。これに対して、ティース先端部33は、モータ回転方向における幅がモータ軸線方向の全範囲で一定であるものの、モータ軸線方向位置によってモータ回転方向の位置を異ならせている。具体的に、ティース先端部33は、モータ軸線MCと平行をなすティース巻線部32に対して、モータ軸線方向の全範囲において一定の角度でスキューする形状をなしている。即ち、図3に示すように、略平板状のティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線が、ティース巻線部と角度θで交差している。
例えば、上記したステータコア30は、図2に示すように、均等な厚さの電磁鋼板からなる板状部材(ティース板)37をモータ軸線方向に多数枚積層して形成される。これらの板状部材37は、ヨーク部31を形成するヨーク形成部37aが同一形状とされ、ティース巻線部32を形成する巻線軸形成部37bも同一形状とされている。
そして、ヨーク形成部37aの巻線軸形成部37bに対する配置位置が、モータ軸線方向の位置によらず一定とされているのに対して、先端形成部37cは、巻線軸形成部37bに対する配置位置が、モータ軸線方向の位置によって一定量ずつずれた形状となっている。つまり、先端形成部37cは、モータ軸線方向の一側に配置されるものほど巻線軸形成部37bに対してモータ回転方向一側にオフセットする形状に形成されている。しかも、先端形成部37cは、モータ軸線方向において隣り合うもの同士のモータ回転方向のオフセット量が、すべての隣り合うもの同士において一定になるように形成されている。このような形状の板状部材37がヨーク部31のモータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせ、巻線軸形成部37bのモータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせた整列状態で積層されることになり、先端形成部37cはモータ径方向の位置は合うもののモータ回転方向の位置が順次オフセットして積層される。
そして、ヨーク形成部37aの巻線軸形成部37bに対する配置位置が、モータ軸線方向の位置によらず一定とされているのに対して、先端形成部37cは、巻線軸形成部37bに対する配置位置が、モータ軸線方向の位置によって一定量ずつずれた形状となっている。つまり、先端形成部37cは、モータ軸線方向の一側に配置されるものほど巻線軸形成部37bに対してモータ回転方向一側にオフセットする形状に形成されている。しかも、先端形成部37cは、モータ軸線方向において隣り合うもの同士のモータ回転方向のオフセット量が、すべての隣り合うもの同士において一定になるように形成されている。このような形状の板状部材37がヨーク部31のモータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせ、巻線軸形成部37bのモータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせた整列状態で積層されることになり、先端形成部37cはモータ径方向の位置は合うもののモータ回転方向の位置が順次オフセットして積層される。
以上に述べた第1実施形態によれば、ティース巻線部32はモータ軸線MCと略平行をなしている(スキューしていない)ため、ティース巻線部32に巻回される巻線の長さが長くならない。よって、巻線抵抗および損失の増大、つまりモータ出力の低下を抑制することができる。そして、ティース先端部33をスキューさせる、即ち、略平板状のティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線をティース巻線部と角度θで交差させることによって、コギングトルクを低減することができる。つまり、出力の低下を抑制しつつコギングトルクを低減することができる。
また、このようなステータコア30を有するモータ13を用いた電動パワーステアリング装置10によれば、効率の高い、低振動且つ低騒音の装置となる。
また、このようなステータコア30を有するモータ13を用いた電動パワーステアリング装置10によれば、効率の高い、低振動且つ低騒音の装置となる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るモータの第2実施形態を、主に図5〜図10を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、異なるステータコア40が用いられている。
次に、本発明に係るモータの第2実施形態を、主に図5〜図10を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、異なるステータコア40が用いられている。
このステータコア40も、図5に示すように、モータ軸線MCを中心とした円弧状をなすヨーク部41と、このヨーク部41の円周方向の中央からモータ回転中心方向に延出するティース巻線部42と、ティース巻線部42のヨーク部41とは反対側であるモータ径方向の内端部からモータ回転方向の両側に、モータ軸線MCを中心とした円弧状に延在する形状のティース先端部43とを有している。
ここで、ステータコア40は、図6および図7にも示すように、軸線方向に分割された複数(ここでは5個)の分割体45〜49で構成されている。
各分割体45〜49は、それぞれヨーク部41を構成する分割ヨーク部50Aと、ティース巻線部42を構成する分割巻線部50Bと、ティース先端部43を構成する分割先端部50Cとを有している。
ここで、分割体45〜49のそれぞれの分割ヨーク部50Aおよび分割巻線部50Bは、ともに、モータ回転方向における幅がモータ軸線方向の全範囲で一定であり、モータ軸線MCと略平行をなしている。さらに、本実施の形態においては、分割先端部50Cも、モータ回転方向における幅がモータ軸線方向の全範囲で一定であり、モータ軸線MCと略平行をなしている。つまり、各分割体45〜49の分割先端部50Cの中心線(CLa〜CLe)は、それぞれティース巻線部と略平行である(図7)。即ち、スキューしていない。
各分割体45〜49は、それぞれヨーク部41を構成する分割ヨーク部50Aと、ティース巻線部42を構成する分割巻線部50Bと、ティース先端部43を構成する分割先端部50Cとを有している。
ここで、分割体45〜49のそれぞれの分割ヨーク部50Aおよび分割巻線部50Bは、ともに、モータ回転方向における幅がモータ軸線方向の全範囲で一定であり、モータ軸線MCと略平行をなしている。さらに、本実施の形態においては、分割先端部50Cも、モータ回転方向における幅がモータ軸線方向の全範囲で一定であり、モータ軸線MCと略平行をなしている。つまり、各分割体45〜49の分割先端部50Cの中心線(CLa〜CLe)は、それぞれティース巻線部と略平行である(図7)。即ち、スキューしていない。
但し、各分割体45〜49の分割ヨーク部50Aおよび分割巻線部50Bは、その中心線が重なるよう積層されるのに対し、各分割体45〜49の分割先端部50Cの中心線(CLa〜CLe)は、ずれて配置される。つまり、分割先端部50Cは、モータ軸線方向の一側に配置されるものほど分割巻線部50Bに対してモータ回転方向においてオフセットする形状に形成されている。なお、本例においては、分割先端部50Cは、モータ軸線方向において隣り合うもの同士のモータ回転方向のオフセット量(L)が、すべての隣り合うもの同士で常に一定になるように形成されている。
これにより、ステータコア40のティース先端部43は、モータ軸線方向位置によってモータ回転方向の位置を異ならせており、モータ軸線MCと平行をなすティース巻線部42に対して、段階的にスキューする形状をなしている。
これにより、ステータコア40のティース先端部43は、モータ軸線方向位置によってモータ回転方向の位置を異ならせており、モータ軸線MCと平行をなすティース巻線部42に対して、段階的にスキューする形状をなしている。
上記分割体45〜49を、分割ヨーク部50Aのモータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせ、分割巻線部50Bのモータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせるように積み上げることでステータコア40が形成されることになる。これによりティース巻線部42およびヨーク部41はモータ軸線MCと略平行をなす。
そして、このように形成されたステータコア40には、ティース巻線部42に図示略の巻線が巻回されることになり、巻線が巻回されたステータコア40が、図8および図9に示すように、モータ回転方向に複数連結されてステータコア組立体(ステータ)52が構成される。
以上に述べた第2実施形態によれば、ティース巻線部42はモータ軸線MCと略平行をなしている(スキューしていない)ため、ティース巻線部42に巻回される巻線の長さが長くならない。よって、巻線抵抗および損失の増大、つまりモータ出力の低下を抑制することができる。そして、ティース先端部43を階段的にスキューさせる、即ち、各分割体の中心線をティース巻線部と略平行としつつも、それぞれをずらして配置することによって、コギングトルクを低減することができる。つまり、出力の低下を抑制しつつコギングトルクを低減することができる。
また、このようなステータコア40を有するモータ13を用いた電動パワーステアリング装置10によれば、効率の高い、低振動且つ低騒音の装置となる。
その上、各分割体45〜49を、均等な厚さの電磁鋼板からなる板状部材(ティース板)51を積層させて構成する場合、板状部材の整形する際の金型の種類を少なくでき、その製造が容易となる。
また、このようなステータコア40を有するモータ13を用いた電動パワーステアリング装置10によれば、効率の高い、低振動且つ低騒音の装置となる。
その上、各分割体45〜49を、均等な厚さの電磁鋼板からなる板状部材(ティース板)51を積層させて構成する場合、板状部材の整形する際の金型の種類を少なくでき、その製造が容易となる。
例えば、各分割体45は、図5に示すように、分割ヨーク部50Aを形成するヨーク形成部51a、分割巻線部50Bを形成する巻線軸形成部51bおよび分割先端部50Cを形成する先端形成部51cを有し同一形状に形成される電磁鋼板からなる板状部材51が、複数、モータ回転方向およびモータ径方向の位置を合わせてモータ軸線方向に積層されて形成されている。他の分割体46〜49も、同様に形成されている。
このように、ステータコア40が5個の分割体45〜49からなる場合に、モータ軸線方向において対称位置に配置される分割体45と分割体49とは、分割巻線部50Bに対する分割先端部50Cのオフセットの絶対値は同じで逆向きにオフセットしており、同じものを反転して使用すれば良いことになる。また、分割体46と分割体48とについても同様であるため、金型は、分割体45および分割体49に共用のものと、分割体46および分割体48に共用のものと、分割体47用のものの3種類を用意すれば良い。
これに対し、第1実施形態においては、使用する板状部材51の枚数の半分の金型が必要であるため、第1実施形態と比べて、板状部材51をプレス成形するための金型の数を大幅に減らすことができ、その製造が容易となる。
このように、ステータコア40が5個の分割体45〜49からなる場合に、モータ軸線方向において対称位置に配置される分割体45と分割体49とは、分割巻線部50Bに対する分割先端部50Cのオフセットの絶対値は同じで逆向きにオフセットしており、同じものを反転して使用すれば良いことになる。また、分割体46と分割体48とについても同様であるため、金型は、分割体45および分割体49に共用のものと、分割体46および分割体48に共用のものと、分割体47用のものの3種類を用意すれば良い。
これに対し、第1実施形態においては、使用する板状部材51の枚数の半分の金型が必要であるため、第1実施形態と比べて、板状部材51をプレス成形するための金型の数を大幅に減らすことができ、その製造が容易となる。
なお、ステータコア40の分割数、つまり分割体の数は、コギングトルク低減効果とコストとのバランスによって決定されることになるが、金型の数は、分割数Nを用いて、Nが奇数の場合には(N+1)/2の種類数となり、Nが偶数の場合にはN/2の種類数となる。例えば、分割数が2段の場合、金型は1種類で良い。
また、コギングトルクをさらに低減させる等の目的から、スキュー角度の微調整が必要になった場合、例えば、図10に示すように、分割体45,49のモータ軸線方向の厚みを他の分割体46〜48に対して薄く(あるいは厚く)異ならせることで、擬似的にスキュー角度を変更しても良い。
(第3実施形態)
次に、本発明に係るモータの第3実施形態を、主に図11〜図14を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第3実施形態も、第1実施形態に対して、モータ13に異なるステータコア組立体(ステータ)55が用いられている。
次に、本発明に係るモータの第3実施形態を、主に図11〜図14を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第3実施形態も、第1実施形態に対して、モータ13に異なるステータコア組立体(ステータ)55が用いられている。
このステータコア組立体55は、図11に示すように、ステータ外筒体58と、円筒状のステータ内筒体61とを有している。
ステータ外筒体58は、円筒状のヨーク56とヨーク56の内周面のモータ円周方向の均等分割位置からモータ中心側に突出する複数(具体的には9箇所)のティース巻線部57とを有する。また、ステータ内筒体61は、ステータ外筒体58に対し別体に形成され、複数のティース先端部60を有している(図12)。
ステータ外筒体58は、円筒状のヨーク56とヨーク56の内周面のモータ円周方向の均等分割位置からモータ中心側に突出する複数(具体的には9箇所)のティース巻線部57とを有する。また、ステータ内筒体61は、ステータ外筒体58に対し別体に形成され、複数のティース先端部60を有している(図12)。
また、ステータ外筒体58は、同一形状の電磁鋼板からなるヨーク板62を、モータ径方向の位置およびモータ回転方向の位置(位相)を合わせてモータ軸線方向に、多数積層して形成される。ヨーク板62は、円環状をなしてヨーク56を形成するヨーク形成部62aと、ヨーク形成部62aから内側に突出し、ティース巻線部57を形成する複数の巻線軸形成部62bとを有する。よって、各ティース巻線部57は、モータ軸線MCと略平行をなすこととなる。なお、ステータ外筒体58を、モータ回転方向に一体とするのではなく、ティース巻線部57毎に分割したユニット(第1実施形態のステータコア30参照)としても良い。
また、ステータ内筒体61は、例えば、図13に示す結合部材64に、ティース先端部60を結合して構成される(図12)。結合部材64は、モータ軸線方向両端部に配置される一対の円環部65と、モータ軸線方向に対し傾斜する状態でこれら円環部65を連結する複数の連結部66とを有しており、隣り合う連結部66同士の間に、スキューしてティース先端部60が嵌合されている。その結果、ティース先端部60は、一定角度でスキューしている。これにより、各々のスロットで別体に成型された、一定角度でスキューするティース先端部60が、モータ回転方向に複数(ティース巻線部57と同数)等間隔で、全体として環状に配置されている。このティース先端部60は同一形状の電磁鋼板からなるティース先端板67をモータ回転方向に一定量ずつ同じ方向にオフセットさせながらモータ軸線方向に複数枚積層して形成されている。なお、結合部材64を、複数のティース先端部67とインサートモールドで一体成型しても良い。
そして、ステータ外筒体58のティース巻線部57に図示略の巻線を巻回した後、図14に示すように、ステータ外筒体58に所定の位相関係、つまりティース巻線部57とティース先端部60とが一対一で対向し、且つティース巻線部57のモータ径方向の内端部からティース先端部60がモータ回転方向に延在する位相関係となるようにステータ内筒体61を挿入(例えば、圧入)し、固定する。これにより、図11に示すステータコア組立体55が形成されることになる。
以上に述べた第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。その上、ティース巻線部57を含むステータ外筒体58とティース先端部60を含む環状のステータ内筒体61とが別体で形成されているため、ステータ外筒体58およびステータ内筒体61をそれぞれを別々に製造し、これらを圧入でアッセンブリすることができ、製造が容易となる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係るモータの第4実施形態を、主に図15および図16を参照して第3実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第4実施形態は、第3実施形態に対して、同様のステータ外筒体58と、異なるステータ内筒体70とが用いられている。
次に、本発明に係るモータの第4実施形態を、主に図15および図16を参照して第3実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第4実施形態は、第3実施形態に対して、同様のステータ外筒体58と、異なるステータ内筒体70とが用いられている。
ステータ内筒体70は、図15に示すように、ステータ外筒体58とは別体に形成されており、複数(ティース巻線部57と同数)のティース先端部71を備える略円筒状をなしている。
このステータ内筒体70は、図16に示すように、同一形状の電磁鋼板からなる環状板73がモータ軸線方向に多数積層されて形成されている。この環状板73は、ティース先端部71を構成する複数の円弧状の先端形成部73aと、これらの間に位置する連結部73bとを有する。この連結部73bは、例えば、環状板73のモータ径方向外側に設けられた切り欠き部よりなる。
このような環状板73を、モータ回転方向に一定量ずつ同じ方向にオフセットさせながらモータ軸線方向に複数枚積層することで、ステータ内筒体70が形成される。このように形成されたステータ内筒体70は、各ティース先端部71が、第1実施形態と同様に一定角度でスキューしている。そして、モータ回転方向に隣り合うティース先端部71間が、同様にスキューする溝部74で区切られることとなる。
このような環状板73を、モータ回転方向に一定量ずつ同じ方向にオフセットさせながらモータ軸線方向に複数枚積層することで、ステータ内筒体70が形成される。このように形成されたステータ内筒体70は、各ティース先端部71が、第1実施形態と同様に一定角度でスキューしている。そして、モータ回転方向に隣り合うティース先端部71間が、同様にスキューする溝部74で区切られることとなる。
そして、このステータ内筒体70も、ティース巻線部57に図示略の巻線が巻回された状態のステータ外筒体58に、所定の位相関係、つまりティース巻線部57とティース先端部71とが一対一で対向し、且つティース巻線部57のモータ径方向の内端部からティース先端部71がモータ回転方向に延在する位相関係となるように圧入等で固定される。これにより、図15に示すステータコア組立体(ステータ)75が形成されることになる。
以上に述べた第4実施形態によれば、第3実施形態と同様の効果を奏することができ、その上、ステータ内筒体70の製造がさらに容易となる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係るモータの第5実施形態を、主に図17〜図20を参照して第4実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第5実施形態では、モータ13がブラシモータとなっている点が第4実施形態と異なる。
次に、本発明に係るモータの第5実施形態を、主に図17〜図20を参照して第4実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第5実施形態では、モータ13がブラシモータとなっている点が第4実施形態と異なる。
つまり、モータ13は、図17に示すロータコア組立体(ロータ)78を有しており、このロータ78は、ロータ内体81と、円筒状のロータ外筒体84とを有している。
ロータ内体81は、図18にも示すように、円筒状のロータ本体部79と、ロータ本体部79の外周面のモータ円周方向の均等分割位置からモータ径方向外側に突出する複数(具体的には22箇所)のティース巻線部80とを有する。ロータ外筒体84は、ロータ内体81とは別体に形成され、複数のティース先端部83を備える(図19)。
ロータ内体81は、図18にも示すように、円筒状のロータ本体部79と、ロータ本体部79の外周面のモータ円周方向の均等分割位置からモータ径方向外側に突出する複数(具体的には22箇所)のティース巻線部80とを有する。ロータ外筒体84は、ロータ内体81とは別体に形成され、複数のティース先端部83を備える(図19)。
また、ロータ内体81は、図18に示すように、同一形状の電磁鋼板からなるロータ内板86を、モータ径方向の位置およびモータ回転方向の位置(位相)を合わせてモータ軸線方向に、多数積層して構成される。ロータ内板86は、歯車状であり、円環状をなしてロータ本体部79を形成する本体部形成部86aと、本体部形成部86aから外側に突出し、ティース巻線部80を形成する複数の巻線軸形成部86bとを有する。これにより、各ティース巻線部80は、モータ軸線MCと略平行をなすこととなる。
ロータ外筒体84は、図19に示すように、同一形状の電磁鋼板からなる環状板88がモータ軸線方向に多数積層されて形成されている。この環状板88は、ティース先端部83を構成する複数の円弧状の先端形成部88aと、これらの間に位置する連結部88bとを有する。この連結部88bは、例えば、環状板88のモータ径方向内側に設けられた切り欠き部よりなる。
このような環状板88を、モータ回転方向に一定量ずつ同じ方向にオフセットさせながらモータ軸線方向に複数枚積層することで、ロータ外筒体84が形成される。このように形成されたロータ外筒体84は、各ティース先端部83が、第1実施形態と同様に一定角度でスキューしている。そして、モータ回転方向に隣り合うティース先端部83間が、同様にスキューする溝部89で区切られることとなる。
このような環状板88を、モータ回転方向に一定量ずつ同じ方向にオフセットさせながらモータ軸線方向に複数枚積層することで、ロータ外筒体84が形成される。このように形成されたロータ外筒体84は、各ティース先端部83が、第1実施形態と同様に一定角度でスキューしている。そして、モータ回転方向に隣り合うティース先端部83間が、同様にスキューする溝部89で区切られることとなる。
そして、このロータ外筒体84には、ティース巻線部80に図示略の巻線が巻回された状態のロータ内体86が、図20に示すように、所定の位相関係、つまりティース巻線部80とティース先端部83とが一対一で対向し、且つティース巻線部80のモータ径方向の外端部からティース先端部83がモータ回転方向に延在する位相関係となるように圧入等で固定される。これにより、図17に示すロータコア組立体(ロータ)78が形成されることになる。
以上に述べた第5実施形態によれば、ロータ側とステータ側との違いはあるものの、第4実施形態と同様の効果を奏することができる。
上述した第3実施形態のステータ外筒体58に対するステータ内筒体61のモータ回転方向の位置ずれを防止するために、これらの組み付け後、ステータコア組立体55の全体をインサートモールドすることでこれらを固定しても良い。また、第4実施形態のステータ外筒体58とステータ内筒体70とについても同様である。また、第5実施形態のロータ外筒体84とロータ内体81とについても、組み付け後、ロータコア組立体78の全体をインサートモールドすることでこれらを固定しても良い。
(第6実施形態)
次に、本発明に係るモータの第6実施形態を、主に図21を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第6実施形態は、第1実施形態に対して、異なるステータコア30’が用いられている。
次に、本発明に係るモータの第6実施形態を、主に図21を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第6実施形態は、第1実施形態に対して、異なるステータコア30’が用いられている。
このステータコア30’は、第1実施形態と同様のヨーク部31およびティース巻線部32を有しており、ティース先端部33’の形状が相違している。ここではティース先端部33’の中心線が、略「く」の字形状(モータ中心側から見て例えばV字状)となっている。
即ち、モータ軸線方向中央を境に、正方向変位部91と、逆方向変位部92とを有し、これらが逆向きにスキューしている。即ち、正方向変位部91では、略平板状のティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線が、ティース巻線部と正の角度(ここでは角度θ)で交差し、逆方向変位部92では、略平板状のティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線が、ティース巻線部と負の角度(ここでは角度−θ)で交差している。
即ち、モータ軸線方向中央を境に、正方向変位部91と、逆方向変位部92とを有し、これらが逆向きにスキューしている。即ち、正方向変位部91では、略平板状のティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線が、ティース巻線部と正の角度(ここでは角度θ)で交差し、逆方向変位部92では、略平板状のティース先端部のモータ軸線方向に延在する中心線が、ティース巻線部と負の角度(ここでは角度−θ)で交差している。
以上に述べた第6実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。その上、ステータコア30’のティース先端部33’が、上記形状をなすことで、このステータコア30’を含むステータによるロータへのモータ軸線方向の加振力を相殺できるため、モータ軸線方向への振動を低減でき、より低振動且つ低騒音にできる。
(第7実施形態)
次に、本発明に係るモータの第7実施形態を、主に図22を参照して第2実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第6実施形態は、第2実施形態に対して、異なるステータコア40’が用いられている。
次に、本発明に係るモータの第7実施形態を、主に図22を参照して第2実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第6実施形態は、第2実施形態に対して、異なるステータコア40’が用いられている。
このステータコア40’は、第2実施形態と同様に、分割ヨーク部50A、分割巻線部50Bおよび分割先端部50Cを有する分割体45’〜49’を、複数(具体的には5個)積み重ねて構成されている。
さらに、第2実施形態と同様に、各分割体45〜49の分割ヨーク部50Aおよび分割巻線部50Bは、その中心線が重なるよう積層されるのに対し、各分割体45〜49の分割先端部50Cの中心線(CLa〜CLe)は、ずれて配置される。
さらに、第2実施形態と同様に、各分割体45〜49の分割ヨーク部50Aおよび分割巻線部50Bは、その中心線が重なるよう積層されるのに対し、各分割体45〜49の分割先端部50Cの中心線(CLa〜CLe)は、ずれて配置される。
しかしながら、第2実施形態では、中心線(CLa〜CLe)が、モータ回転方向において隣り合う段に対して一定方向にオフセットしている、即ち、図7に示すように、中心線CLcに対するオフセット方向がCLaおよびCLbを正方向とすれば、CLdおよびCLeは負方向となっている。これに対し、第7実施形態においては、図22に示すように、中心線CLcに対するオフセット方向がCLaおよびCLbを正方向とすれば、CLdおよびCLeも正方向となっている。なお、本例においては、オフセット量(L)が、すべての隣り合うもの同士で常に一定になるように形成されている。
言い換えれば、モータ軸線方向中央の分割体47’を境に、これを含む一側の分割体45’〜47’と分割体47’〜49’とでオフセットの方向を同じ向きとしている。また、各分割体47’〜49’の中心点が、略「く」の字状に配置されていると言える。
言い換えれば、モータ軸線方向中央の分割体47’を境に、これを含む一側の分割体45’〜47’と分割体47’〜49’とでオフセットの方向を同じ向きとしている。また、各分割体47’〜49’の中心点が、略「く」の字状に配置されていると言える。
以上に述べた第7実施形態によれば、第2実施形態および第6実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、第6実施形態および第7実施形態は、コギングトルク低減およびモータ軸線方向加振力の相殺という意図を逸脱しない限り、図23および図24の変形例に示すように、種々の変形が可能である。
例えば、図23に示すように、ティース先端部33’の中心線をジグザグ形状(モータ中心側から見て例えばW字状)としてもよい。また、図24に示すように、ティース先端部33’の中心線を波型(滑らかな湾曲形状)としても良い。なお、ティース先端部33’の形状は、モータ軸線方向とその中央において交差する線に対して必ずしも線対称である必要はなく、非対称の形状をなしていても良い。
例えば、図23に示すように、ティース先端部33’の中心線をジグザグ形状(モータ中心側から見て例えばW字状)としてもよい。また、図24に示すように、ティース先端部33’の中心線を波型(滑らかな湾曲形状)としても良い。なお、ティース先端部33’の形状は、モータ軸線方向とその中央において交差する線に対して必ずしも線対称である必要はなく、非対称の形状をなしていても良い。
また、上記第1〜第7実施形態においては、電磁鋼板を積層してヨーク部、ティース巻線部又はティース先端部を形成したが、これらの部位を単一の材料層で構成してもよい。但し、電磁鋼板を積層することでコアの鉄損を削減でき、モータの特性を向上させることができる。また、ヨーク部と、ティース巻線部を別体としてもよい。
(第8実施形態)
次に、第1実施形態に示すステータコア(図4参照)の製造方法について説明する。図25は、ステータコアの製造工程を示す斜視図である。
図25(A)に示すように、電磁鋼板を先端形成部37c(ティース先端部33)が環状に繋がった形状に打ち抜く。具体的には、第1径の環状部と前記第1径より大きい第2径の環状部とが、巻線軸形成部37b(ティース巻線部32)となる複数の橋部(接続部)で連結された形状に打ち抜く。この際、ヨーク形成部37a(ヨーク部31)となる第2径の環状部には、電磁鋼板の積層後に分割するための切れ目38を所定の間隔で入れておく。
次に、第1実施形態に示すステータコア(図4参照)の製造方法について説明する。図25は、ステータコアの製造工程を示す斜視図である。
図25(A)に示すように、電磁鋼板を先端形成部37c(ティース先端部33)が環状に繋がった形状に打ち抜く。具体的には、第1径の環状部と前記第1径より大きい第2径の環状部とが、巻線軸形成部37b(ティース巻線部32)となる複数の橋部(接続部)で連結された形状に打ち抜く。この際、ヨーク形成部37a(ヨーク部31)となる第2径の環状部には、電磁鋼板の積層後に分割するための切れ目38を所定の間隔で入れておく。
次いで、図25(B)に示すように、所定の間隔をおいて配置された治具(型抜き)100により、第1径の環状部を切断する。次いで、図25(C)に示すように、上記治具100を第1径の環状部の円周に沿って回転させ少しずらして切断をする。このように、順次ずらした切断を積層枚数分繰り返し行う。
次いで、図25(D)に示すように、(B)および(C)工程で型抜きされた電磁鋼板を巻線軸形成部37bを揃えて積層することによりティース先端部33をスキューさせることができる。次いで、上記切れ目38にそってコアユニット毎に分割し、ティース巻線部32に巻き線を行う。
次いで、図25(D)に示すように、(B)および(C)工程で型抜きされた電磁鋼板を巻線軸形成部37bを揃えて積層することによりティース先端部33をスキューさせることができる。次いで、上記切れ目38にそってコアユニット毎に分割し、ティース巻線部32に巻き線を行う。
例えば、先端形成部37cに対する先端形成部37cのずれ量が異なる場合、それぞれのずれ量に応じた金型が必要となり、積層数に対応して数十〜百数十枚の金型が必要となるが、本実施形態によれば、図25(A)の形状の型抜きを行うためのプレス型と上記治具100の2つの金型でコアユニットを形成することができる。
なお、図25に示す工程は一例にすぎず、例えば、コアユニット毎の分割形成やコアユニットを直線状に配置し分割する場合など、種々の場合に応用可能である。即ち、第1工程において、ヨーク形成部37a、巻線軸形成部37bおよび先端形成部37cを包含する形状に型抜きし、第2工程において、先端形成部37cをスキュー角に応じて切断部をずらしながら随時成型すればよい。
このように、上記第1〜第8実施形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施形態の記載に限定されるものではない。
10…電動パワーステアリング装置、11…ステアリングシャフト、11a…ステアリング入力部、11b…ステアリング出力部、12…ハウジング、13…モータ、15、16…継手、17…連結部材、20…ラック・ピニオン式運動変換機構、21…ラック軸、22…ピニオン軸、25…ウォーム歯車減速機構、26…アングルセンサ、30、30’…ステータコア、31…ヨーク部、32…ティース巻線部、33、33’…ティース先端部、35…ステータコア組立体(ステータ)、37…板状部材(ティース板)、37a…ヨーク形成部、37b…巻線軸形成部、37c…先端形成部、38…切れ目、40、40’…ステータコア、41…ヨーク部、42…ティース巻線部、43、43’…ティース先端部、45〜49、45’〜49’…分割体、50A…分割ヨーク部、50B…分割巻線部、50C…分割先端部、51…板状部材、51a…ヨーク形成部、51b…巻線軸形成部、55…ステータコア組立体(ステータ)、56…ヨーク、57…ティース巻線部、58…ステータ外筒体、60…ティース先端部、61…ステータ内筒体、62…ヨーク板、62a…ヨーク形成部、62b…巻線軸形成部、64…結合部材、65…円環部、66…連結部、67…ティース先端部、70…ステータ内筒体、71…ティース先端部、73…環状板、73a…先端形成部、73b…連結部、74…溝部、75…ステータコア組立体(ステータ)、78…ロータコア組立体(ロータ)、79…ロータ本体部、80…ティース巻線部、81…ロータ内体、83…ティース先端部、84…ロータ外筒体、86…ロータ内板、86a…本体部形成部、86b…巻線軸形成部、88…環状板、89…溝部、91…正方向変位部、92…逆方向変位部、100…治具、CLa〜CLe…中心線、MC…モータ軸線
Claims (12)
- ステータまたはロータの一方が、電磁鋼板を、モータ軸線方向に積層したモータにおいて、
前記電磁鋼板は、
巻線が巻回されるティース巻線部と、
前記ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向に延在するティース先端部と、を有し、
前記ティース巻線部は、モータ軸線とほぼ平行に積層され、
前記ティース先端部は、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層されることを特徴とするモータ。 - ステータまたはロータの一方が、電磁鋼板を、モータ軸線方向に積層したモータにおいて、
前記電磁鋼板は、
巻線が巻回されるティース巻線部と、
該ティース巻線部のモータ径方向の端部からモータ回転方向に延在するティース先端部と、を有し、
前記ティース巻線部は、モータ軸線とほぼ平行に積層され、
前記ティース先端部は、複数枚のブロックごとにモータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層されることを特徴とするモータ。 - 前記ステータまたはロータは、前記電磁鋼板を積層したユニットを複数有し、複数の前記ユニットが環状に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ。
- 前記ティース先端部が、モータ軸線に対し第1方向に順次ずれた部分と、モータ軸線に対し前記第1方向と逆側である第2方向に順次ずれた部分とを有することを特徴とする請求項1記載のモータ。
- 前記ティース先端部が、前記複数枚のブロックごとに、モータ軸線に対し第1方向にずれた部分と、モータ軸線に対し前記第1方向と逆側である第2方向にずれた部分とを有することを特徴とする請求項2記載のモータ。
- ステータまたはロータの一方が、第1および第2の電磁鋼板をモータ軸線方向に積層したモータにおいて、
前記第1の電磁鋼板は、巻線が巻回されるティース巻線部を有し、
前記第2の電磁鋼板は、モータ回転方向に延在するティース先端部を有し、
前記第1の電磁鋼板は、前記ティース巻線部が、モータ軸線とほぼ平行に積層され、
前記第2の電磁鋼板は、前記ティース先端部が、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層され、
前記第1の電磁鋼板の積層体と前記第2の電磁鋼板の積層体とは、前記ティース巻線部の端部において接するよう配置されることを特徴とするモータ。 - 前記第2の電磁鋼板は、結合部材中の開口部に、嵌め込まれていることを特徴とする請求項6記載のモータ。
- 前記第2の電磁鋼板は、前記集方向に複数の切り欠きをもって環状に成型されていることを特徴とする請求項6記載のモータ。
- ステータまたはロータの一方が、第1および第2の電磁鋼板を、モータ軸線方向に積層したモータにおいて、
前記第1の電磁鋼板は、内側に所定の間隔をおいて突出した複数のティース巻線部を有する第1環状の部材であり、
前記第2の電磁鋼板は、所定の間隔を置いて複数の切り欠き部を有し、前記第1環状の部材より径の小さい第2環状の部材であり、
前記第1の電磁鋼板は、前記ティース巻線部が、モータ軸線とほぼ平行に積層され、
前記第2の電磁鋼板は、前記切り欠き部が、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層され、
前記第2の電磁鋼板の積層体は、前記第1の電磁鋼板の積層体の内部に配置されることを特徴とするモータ。 - ステータまたはロータの一方が、第1および第2の電磁鋼板を、それぞれモータ軸線方向に積層したモータにおいて、
前記第1の電磁鋼板は、外側に所定の間隔をおいて突出した複数のティース巻線部を有する第1環状の部材であり、
前記第2の電磁鋼板は、所定の間隔を置いて複数の切り欠き部を有し、前記第1環状の部材より径の大きい第2環状の部材であり、
前記第1の電磁鋼板は、前記ティース巻線部が、モータ軸線とほぼ平行に積層され、
前記第2の電磁鋼板は、前記切り欠き部が、モータ軸線を中心とした周方向へ順次ずれるよう積層され、
前記第1の電磁鋼板の積層体は、前記第2の電磁鋼板の積層体の内部に配置されることを特徴とするモータ。 - 複数枚の鋼板を、第1環状部と、前記第1環状部の内部の第2環状部と、前記第1、第2環状部間に所定の間隔を置いて複数配置された接続部と、を有する第1形状に打ち抜く第1工程と、
前記第1形状の鋼板の前記第2環状部を所定の間隔毎に所定の領域を抜くことにより、前記接続部間において前記第2環状部を分割する工程であって、前記複数枚の鋼板について前記所定の領域を前記第2環状部の円周に沿ってずらしながら打ち抜く第2工程と、
前記第2工程の後、前記鋼板を前記接続部がモータ軸線とほぼ平行に積層することによりステータまたはロータを形成する第3工程と、
を有することを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項1乃至10のいずれか一項記載のモータを備えた電動パワーステアリング装置。
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