JP2021083229A - 回転電機の分割コア、回転電機、回転電機の分割コアの製造方法、および、回転電機の製造方法 - Google Patents

回転電機の分割コア、回転電機、回転電機の分割コアの製造方法、および、回転電機の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤を用いずに、渦電流損を抑制し、高効率な回転電機の分割コアおよび回転電機を提供する。【解決手段】第1コアシート6は、ヨーク部2の径方向Xの外側X1に形成された第1溝部10と、突起部9とを有し、突起部9は、ヨーク部2の第1溝部10内に形成された第1箇所13の周方向Zの長さW2が、第1溝部10の周方向Zの長さW1よりも小さく形成され、かつ、ヨーク部2より径方向Xの外側X1に形成された第2箇所12の周方向Zの長さW3が、第1溝部10の周方向Zの長さW1と同一または嵌め合い可能な長さにて形成され、第2コアシート7は、ヨーク部2の径方向Xの外側X1に形成された第2溝部8を有し、各第1コアシート6の突起部9がそれぞれ第2コアシート7側に折り曲げられて第2コアシート7の第2溝部8内に嵌め合わされる。【選択図】図1

Description

本願は、回転電機の分割コア、回転電機、回転電機の分割コアの製造方法、および、回転電機の製造方法に関するものである。
従来の回転電機は、回転電機の出力密度(=出力/回転電機の体積)を向上させるため、磁極ティース単位枚に薄板状の磁性材料をプレス抜きした後のコアシートを積層した分割コアを用いて回転電機を組み立てる。一般的に、後工程への搬送または巻線などのために、コアシート同士をプレス成形した突起を隣り合うコアシートに嵌め込む「抜きかしめ」と呼ばれる工法で一体的に連結された分割コアを用いる。しかし、突起により積層間が導通して渦電流損が増大し、出力密度が低下して、高効率な回転電機が得られない。そこで、「抜きかしめ」に替わるコアシート同士の連結方法として、接着剤でコアシート間を接着して分割コアを得るものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−333771号公報
従来の回転電機は、「抜きかしめ」による渦電流損を抑制できるため、出力密度が高く、高効率な回転電機を得ることができる。しかし、一般的に接着剤は高価でありコスト高となるという問題点があった。また、接着剤の硬化時間を確保する必要があるため、生産リードタイムが長くなるという問題点があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、低コストで、かつ、生産性に優れ、渦電流損を抑制し、高効率な回転電機の分割コア、回転電機、回転電機の分割コアの製造方法、および、回転電機の製造方法を提供することを目的とする。
本願に開示される回転電機の分割コアは、ティース部毎に分割された回転電機の分割コアにおいて、ヨーク部と、前記ヨーク部から径方向の内側に突出する前記ティース部を有するコアシートが3枚以上軸方向に積層され、
前記コアシートの内、軸方向の両端を構成するそれぞれを第1コアシートとし、前記第1コアシート以外の前記コアシートを第2コアシートとすると、
前記第1コアシートは、前記ヨーク部の径方向の外側に形成された第1溝部と、前記第1溝部の底部から前記ヨーク部より径方向の外側に延在して形成される突起部とを有し、
前記突起部は、前記ヨーク部の前記第1溝部内に形成された第1箇所の周方向の長さが、前記第1溝部の周方向の長さよりも小さく形成され、かつ、前記ヨーク部より径方向の外側に形成された第2箇所の周方向の長さが、前記第1溝部の周方向の長さと同一または嵌め合い可能な長さにて形成され、
前記第2コアシートは、前記ヨーク部の径方向の外側に形成された第2溝部を有し、
各前記第1コアシートの前記突起部がそれぞれ前記第2コアシート側に折り曲げられて前記第2コアシートの前記第2溝部内に嵌め合わされて形成されるものである。
また、本願に開示される回転電機は、
上記回転電機の分割コアに、絶縁部を介して電線を巻回して形成された巻線コアを複数個、円環状に配置したステータと、
前記ステータの径方向の内側に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えたものである。
また、本願に開示される回転電機の分割コアの製造方法は、
前記第1コアシートを1枚プレス抜きした後に、所定枚数の前記第2コアシートをプレス抜きし、その後に前記第1コアシートを1枚プレス抜きする工程と、
プレス抜きした前記コアシートをプレス抜きした順に排出して軸方向に積層する工程と、
積層した前記コアシートの軸方向の両端の前記第1コアシートの前記突起部を前記第2コアシートの前記第2溝部内に折り曲げる工程とを備えたものである。
また、本願に開示される回転電機の製造方法は、
上記に記載の回転電機の分割コアの製造方法にて形成された前記分割コアを用いて形成されたステータと、ロータとを用いて回転電機を製造する。
本願に開示される回転電機の分割コア、回転電機、回転電機の分割コアの製造方法、および、回転電機の製造方法によれば、接着剤を用いずに、渦電流損を抑制し、高効率な回転電機の分割コアおよび回転電機を得られる。
実施の形態1による回転電機の分割コアの構成を示す斜視図である。 図1に示した分割コアの構成を示す平面図である。 図1に示した分割コアの構成を示す断面図である。 図1に示した分割コアの第1コアシートの構成を示す平面図である。 図3Aの点線にて囲んだ部分を拡大して示した平面図である。 図1に示した分割コアの第2コアシートの構成を示す平面図である。 図3Cの点線にて囲んだ部分を拡大して示した平面図である。 図1に示した分割コアを用いた回転電機のステータの構成を示す斜視図である。 図4に示したステータを用いた回転電機の構成を示す斜視図である。 図4に示したステータを用いた回転電機の構成を示す平面図である。 図5に示した回転電機の構成を示す断面図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。 図1に示した分割コアの製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態1による回転電機の分割コアの他の構成を示す斜視図である。 実施の形態1による回転電機の分割コアの他の第1コアシートの構成を示す平面図である。 図13に示した回転電機の分割コアの他の第1コアシートを用いた分割コアの製造方法を示す斜視図である。 図13に示した回転電機の分割コアの他の第1コアシートを用いた分割コアの構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の分割コアを複数個用いる場合を説明するための斜視図である。 図15に示した回転電機の分割コアを複数個用いた場合の分割コアの構成を示す斜視図である。
以下の説明において、回転電機における各方向を、それぞれ周方向Z、軸方向Y、径方向X、径方向Xの外側X1、径方向Xの内側X2として示す。よって、回転電機のステータの分割コア等、他の部分においても、これらの方向を基準として各方向を示して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1による回転電機の分割コアの構成を示す斜視図である。図2は図1に示した分割コアの構成を示す図である。図2Aは図1に示した分割コアの構成を示す平面図である。図2Bは図2AのT−T線における分割コアの断面の構成を示す断面図である。図3は図1に示した分割コアを組み立てる前の状態における第1コアシートおよび第2コアシートの構成を示す図である。
図3Aは図1に示した分割コアの第1コアシートの構成を示す平面図である。図3Bは図3Aに示した第1コアシートの点線にて囲んだ部分を拡大して示した平面図である。図3Cは図1に示した分割コアの第2コアシートの構成を示す平面図である。図3Dは図3Cに示した第2コアシートの点線にて囲んだ部分を拡大して示した平面図である。
図4は図1に示した分割コアを用いた回転電機のステータの構成を示す斜視図である。図5は図4に示したステータを用いた回転電機の構成を示す図である。図5Aは図4に示したステータを用いた回転電機の構成を示す斜視図である。図5Bは図4に示したステータを用いた回転電機の構成を示す平面図である。
図6は図5Bに示した回転電機におけるM−M線の断面の構成を示す断面図である。図7、図8、図9および図10は図1に示した分割コアの製造方法を示す図である。図9Aは図1に示した分割コアの第1コアシートの製造方法を示す図である。図9Bおよび図10は図1に示した分割コアの第2コアシートの製造方法を示す図である。図11は図1に示した分割コアの製造方法を示すフローチャートである。
図12は実施の形態1による回転電機の分割コアの他の構成を示す斜視図である。図13は実施の形態1による回転電機の分割コアの他の第1コアシートの構成を示す平面図である。図14Aは図13に示した回転電機の分割コアの他の第1コアシートを用いた分割コアの製造方法を示す斜視図である。図14Bは図13に示した回転電機の分割コアの他の第1コアシートを用いた分割コアの構成を示す斜視図である。図15は図1に示した回転電機の分割コアを複数個用いる場合を説明するための斜視図である。図16は図15に示した回転電機の分割コアを複数個用いた場合の分割コアの構成を示す斜視図である。
図1において、回転電機100のステータ18の分割コア1は、ティース部3毎に分割されている。分割コア1は、コアシート4が軸方向Yに3枚以上積層して形成される。各コアシート4は、周方向Zに延在するヨーク部2と、ヨーク部2から径方向Xの内側X2に突出するティース部3とを有する。ヨーク部2は、複数の分割コア1を円環状に配置した場合(図4参照)、径方向Xの外側X1で円環の外周面を構成する。そして、周方向Zに隣接する分割コア1のヨーク部2の端面同士が当接することとなる。
ティース部3は、周方向Zの長さがヨーク部2の周方向Zの長さよりも小さいため、周方向Zに隣り合うティース部3の間に空隙、すなわちヨーク部2とティース部3とにて囲まれた領域であって後述する電線が巻線される巻線領域5が形成される。これらコアシート4の内、軸方向Yの両端を構成するそれぞれを第1コアシート6とし、第1コアシート6以外のコアシート4を第2コアシート7とする。尚、以下の説明において、コアシート4と示す場合は、第1コアシート6および第2コアシート7の両方を示してるものである。
図1では、軸方向Yの両端の2枚の第1コアシート6と、8枚の第2コアシート7とのコアシート4にて分割コア1を構成している例を示しているが、これに限られることはなく、軸方向Yの厚さの違い、すなわち回転電機100の出力などの仕様の違いにより、第2コアシート7の枚数は1枚以上で適宜調整すればよい。
次に、第1コアシート6と第2コアシート7とを分割コア1として組み立てる前の構成について図3を用いて説明する。図3Aおよび図3Bに示すように、第1コアシート6は、ヨーク部2の径方向Xの外側X1に形成された第1溝部10と、第1溝部10の底部からヨーク部2より径方向Xの外側X1に延在して形成される突起部9とを有する。突起部9は、ヨーク部2の第1溝部10内に形成された第1箇所13と、第1箇所13から径方向Xの外側X1に延在する第2箇所12とを備える。
第1箇所13は、ヨーク部2の径方向Xの外側X1を形成する外周面より、例えば、径方向Xで長さH1が0.5mm程度の位置まで形成されている。尚、この長さH1は一例であり、後述する第1コアシート6をプレス抜きする際、突起部9部分をブランク抜きするパンチの強度を十分に保つことが可能な長さにて設定されており、分割コア1のサイズ、用いるパンチの材質などにより異なるため、適宜設定されるものである。第1箇所13の周方向Zの長さW2は、第1溝部10の周方向Zの長さW1よりも、例えば1mm程度小さく形成される。尚、当該1mmは一例であり、これに限られることはなく、適宜設定される。
そして、第2箇所12の周方向Zの長さW3は、第1溝部10の周方向Zの長さW1より若干大きく形成される。尚、この例に限られることはなく、第2箇所12の周方向Zの長さは、第1溝部10の周方向Zの長さW1と同一または嵌め合い可能な長さにて形成されればよい。図3Cおよび図3Dに示すように、第2コアシート7は、ヨーク部2の径方向Xの外側X1に、第1コアシート6の突起部9が嵌まり込む位置、すなわち、第1コアシート6の第1溝部10と軸方向Yにおいて同一位置に形成された第2溝部8を有する。
第2コアシート7の第2溝部8の周方向Zの長さW4は、第1コアシート6の突起部9の第2箇所12の周方向Zの長さW3と同一または嵌め合い可能な長さにて形成される。第2溝部8の他の部分については、径方向Xにおいて2段構造となっており、ヨーク部2の径方向Xの外側の第1段部81とヨーク部2の径方向Xの内側X2の第2段部82とにて構成される。第2段部82の周方向Zの長さW5は、第1段部81の周方向Zの長さW4より小さく形成されている。
第2溝部8の周方向Zの長さW4、すなわち、第1段部81の周方向Zの長さW4は、第1コアシート6の第1溝部10の周方向Zの長さW1と同一である。第2溝部8の第2段部82の周方向Zの長さW5は、第1コアシート6の突起部9の第1箇所13の周方向Zの長さW2よりも大きい。第2溝部8の第1段部81の径方向Xの長さH4は、第1コアシート6の第1溝部10の径方向Xの長さH3と同じである。尚、これら各長さは、後述する第2コアシート7を形成する際に、第1コアシート6と同一の第1パンチ201を用いるためであり、第1コアシート6を形成するパンチと、第2コアシート7を形成するパンチとが異なる場合には、他の長さの関係になることも考えられる。
そして、図1に示した分割コア1は、図3に示した第1コアシート6を軸方向Yの両端に設置し、両第1コアシート6の軸方向Yの間に所定枚数の第2コアシート7を設置する。そして、軸方向Yの両端に設置される2枚の第1コアシート6の突起部9が、軸方向Yに隣接する第2コアシート7側に折り曲げられて、第2コアシート7の第2溝部8に嵌まり込んで形成される。よって、第1コアシート6の突起部9は、第1箇所13が折り曲げ部として機能し、第2箇所12が嵌め合い部として機能する。そして、突起部9が第2溝部8に嵌まり込んでいるため、軸方向Yで隣接するコアシート4同士が当該部分で連結されており、一体的な分割コア1として取り扱いが可能となる。
このように構成するために、図3に示すように、突起部9の径方向Xの長さH2、すなわち、第1箇所13および第2箇所12の両方を含んだ長さH2は、第1箇所13を曲げた際に第2箇所12が軸方向Yにおいて、全ての第2コアシート7の第2溝部8に嵌まり込むことが可能な長さを有する(図2B参照)。従って、図1の分割コア1では、軸方向Yの両端の第1コアシート6の突起部9を第2コアシート7側に折り曲げると軸方向Yにおいて突起部9同士が重なり合って形成される(図2Bにおいて点線にて囲んだ箇所を指す)。尚、これに限られることはなく、突起部9同士が軸方向Yにおいて当接して形成されてもよい。
そして、図4に示すように、図1に示すように構成された分割コア1に、例えば、PPS樹脂(Poly Phenylene Sulfide Resin)などの樹脂で成形された絶縁部14が、ティース部3とヨーク部2との内周側を覆うように、軸方向Yの両端側から2個取り付けられる。そして、絶縁部14で覆われたティース部3に電線15を巻回して巻線領域5を電線15で満たして巻線コア16を形成する。そして当該巻線コア16を12個、円環状に配置してステータ18が形成される。
そして、各巻線コア16の電線15同士を接続し、例えば、アルミフレーム17を当該外周部に焼き嵌め、または、圧入する(図6参照)。尚、アルミフレーム17の限られることはなく、代わりに鉄フレーム、または、樹脂で円環状の巻線コア16を一体的に封止するように成形した樹脂フレームでもよい。そして、図5および図6に示すように、ステータ18と、ステータ18の径方向Xの内側X2に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータ19とを設置し、ベアリングを内包したブラケット170でステータ18とロータ19を連結することで回転電機100が形成される。図4では、巻線コア16を12個用いる例を示しているが、これに限られることはなく、3個、9個など、回転電機100を構成できる数量であればいずれでもよい。
このように形成された、分割コア1、および、回転電機100によれば、軸方向Yに積層されたコアシート4同士が、例えば、抜きかしめによる、ティース部3またはティース部3の内周部分で固定されておらず、ヨーク部2の径方向Xの外側X1の外周側のみで連結されるため、ロータ19の磁石による磁束変化による渦電流損が抑制され、出力密度がより大きい、高効率な回転電機100を得ることができる。
また、抜きかしめの場合、抜きかしめ用の突起がコアシートに形成されるため、突起同士を嵌合することによって、軸方向Yに隣接するコアシートの間に隙間ができ、分割コアの占積率、すなわち分割コアの体積に対する電磁鋼板の割合が低下し、回転電機の出力密度が低下していた問題点が防止できる。
また、第1コアシート6の突起部9の第2箇所12により、分割コア1を構成する全てのコアシート4同士を精度よく、一体的に連結できるため、巻線時に電線15に印加する張力によるコアシート4の位置ズレおよび浮き上がり、すなわち、軸方向Yに隣接するコアシート4同士が離れる現象が抑制でき、巻線時の電線15の軌跡の変化に伴う巻き乱れが抑制され、より高密度に電線15を巻回できる。
このように、有限である巻線領域5に対し、より多くの電線15を巻回すことで、回転電機100の出力密度を向上できるとともに、電線15同士が密着した状態で巻回されることで放熱性が向上し、熱劣化に対する信頼性を向上できる。また、複数個の分割コア1を用いた巻線コア16を円環状に組み立てた際の外周および内周の真円度が良好で、コギングトルクを抑制できるため、モーター特性の良好な回転電機100を得ることができる。
次に、本実施の形態1における回転電機100の分割コア1の製造方法について図7かから図11を用いて説明する。まず、図7に示すように、プレス機20は、第1コアシート6の外形をプレスするための第1パンチ201および第1ダイ202と、第1コアシート6の外形から第2コアシート7の外形を形成するための第2パンチ203および第2ダイ204と、プレス成形されたコアシート4を排出するシュータ205とを備える。
そして、図7Aに示すように、例えば、電磁鋼板等、シート状の磁性体材200がプレス機20に設置される。そして、第1コアシート6を形成するために、磁性体材200を第1パンチ201にてプレス抜き60して第1コアシート6をプレス成形する(図11のステップST1および図7A、図9A)。図9Aに示すように、第1パンチ201にてプレス抜き60された箇所と、第1コアシート6とは同一となる。
次に、第2コアシート7を形成するために、磁性体材200を第2パンチ203にてプレス抜きして第2コアシート7の第2溝部8の第2段部82に相当する部分に抜き部11を形成する(図9Bの紙面上左側参照)。次に、抜き部11が形成された磁性体材200に対して、第1パンチ201にてプレス抜き60して第2コアシート7をプレス成形する(図7B、図9B)。図9B(紙面状右側参照)に示すように、第1パンチ201にてプレス抜き60された箇所は、先に第2パンチ203にて形成された抜き部11により、残材90部分が切り離され、第2コアシート7となる。
このように形成すれば、第1コアシート6に対して第1箇所13より径方向Xの内側X2に相当する部分、すなわち、第2コアシート7では第2溝部8の第2段部82に相当する部分が抜き部11が先に打ち抜かれているため、図10に示すように、第1コアシート6の突起部9に相当する残材90が切り離され、第2コアシート7がプレス成形されることとなる。そして、これを繰り返し、第2コアシート7を所定枚数プレス成形する(図11のステップST2)。次に、先と同様の工程にて、第1コアシート6を形成する(図11のステップST3、図8A)。尚、連続して分割コア1を形成する場合には、この後、ステップST1からステップST3が繰り返し行われる。
次に、上記各工程にてプレス成形されたコアシート4、すなわち、1枚の第1コアシート6、所定枚数の第2コアシート7、および、1枚の第1コアシート6がプレス抜きした順にシュータ205に排出される。そして、これらをプレス機20から排出して、軸方向Yに積層する(図11のステップST4、図8A)。尚、図8Aにおいては、記載の便宜上、分割コア1は第2コアシート7が4枚で構成された例を示している。尚、第2コアシート7をブランク抜きすることで発生した残材90は、シュータ205内に格納後に取り除く、あるいは、第2コアシート7の1枚毎に同時に切り出して、取り除いてもよい。
次に、軸方向Yの両端の第1コアシート6の突起部9の第1箇所13を第2コアシート7側の矢印Fの方向にそれぞれ折り曲げて(図8B)、第2コアシート7の第2溝部8に嵌め込みコアシート4を軸方向Yに連結する(図1および図11のステップST5)。この折り曲げ工程は、例えば、L字状のブロックを第1溝部10に押圧することで曲げて、その後、直方体のブロックで第2溝部8に嵌め込む方法が考えられる。
このように分割コア1、および、回転電機100を製造すれば、シュータ205を介してプレス機20外へ排出した第1コアシート6および第2コアシート7の束から、1個分の分割コア1を切り出す際、2枚連続する第1コアシート6の突起部9が前述の束から突起しているため、2枚の突起部9同士の間で簡便に切り出すことができ、工数を削減できる。
また、第1コアシート6のプレス成形のタイミングをプレス機20側で制御、例えば、PLC(programmable logic controller)などで第1パンチ201の出し入れを制御することで、切り出す分割コア1の積層厚さを簡便に調整でき、機種段取りが簡素化し、生産性が向上する。さらに、コアシート4の板厚偏差による、分割コア1の軸方向Yの高さのバラツキも第2コアシート7の枚数によって簡便に調整できるため、巻き乱れの抑制につながる。
切り出した分割コア1の第1コアシート6の突起部9および第2コアシート7の第2溝部8により、コアシート4同士を軸方向Yにおいて簡便に連結し、分割コア1を一体的に取り扱うことができるため、プレス抜き工程の後工程、例えば、絶縁処理または巻線などへの工程への搬送時にコアシート4同士が分解することがなく、簡便に搬送できる。さらに、絶縁部14の取り付けまたは巻線時、当該分割コア1のコアシート4同士の位置ズレを防止するための強固な把持機構が不要であるため、設備および治工具の投資を抑制できる。
上記実施の形態1では、図1に示すように、第1コアシート6の突起部9、第2コアシート7の第2溝部8ともに各コアシート4に1個ずつ設けているが、これに限られることはなく、第1コアシート6の突起部9および第2コアシート7の第2溝部8は、コアシート4のヨーク部2において、2箇所以上に形成する場合も考えられる。
例えば図12に示すように、各コアシート4に2個ずつ突起部9および第2溝部8を設けてもよい。この場合、第1コアシート6については、ヨーク部2の周方向Zの中央に対して、左右に設けられた第1溝部10の底部の中央部から突起部9が延びて形成される。
図12に示した場合、第1溝部10および突起部9、さらに、第2溝部8においても、これらのヨーク部2に対する形成方向は、当該第1コアシート6および第2コアシート7のヨーク部2を構成する外周円に対して放射状にて形成する例を示したが、これに限られることはなく、第1溝部10および突起部9、さらに、第2溝部8においても、これらの形成方向は、ティース部3に対して平行方向にて形成されてもよい。以上に示したように形成すれば、コアシート4のヨーク部2において、2箇所以上に軸方向Yに連結可能となり、分割コア1はより一層一体的に連結できる。
上記実施の形態1では、図1および図3に示すように、第1コアシート6の突起部9の第2箇所12の周方向Zの長さW3を、第1溝部10の周方向Zの長さW1および第2溝部8の周方向Zの長さW4よりも僅かに大きく、嵌まり込むことで分割コア1を一体的に取り扱い可能となる構成の例を示したが、これに限られることはなく、第1コアシート6の突起部9の第2箇所120の周方向Zの長さW6を、第2コアシート7の第2溝部8の周方向Zの長さW4よりも長く形成され、各第1コアシート6の突起部9の第2箇所120は、第2コアシート7の第2溝部8内に変形されて嵌め合わされる場合も考えられる。
例えば、図13に示すように第1コアシート6の第2箇所120の周方向Zの長さW6を、第1溝部10の周方向Zの長さW1および第2溝部8の周方向Zの長さW4(図3参照)よりも、例えば、1mm以上大きく形成する。尚、第1コアシート6の他の箇所および第2コアシート7は、上記実施の形態1と同様である。
そして、図14Aおよび図14Bに示すように、第1コアシート6の突起部9の第1箇所13を第2コアシート7側の矢印Fの方向に折り曲げて、第2箇所120を周方向Z側に変形させて、第2コアシート7の第2溝部8内に嵌め込む。変形時のスプリングバックで第2溝部8が第2箇所120により加圧されるため、より強固に軸方向Yに隣接するコアシート4間を固定できる。第2箇所120の周方向Zの長さW6は、第2溝部8との嵌め合い精度および固定の強度によって適宜決定される。
また、上記実施の形態1では、図1に示す1個の分割コア1を、図4に示すように絶縁部14を取り付け後に電線15を巻回して巻線コア16を形成する例を示したが、これに限られることはなく、回転電機100を、分割コア1を軸方向Yに複数個積層し、積層された複数個の分割コア1に絶縁部14を介して電線15を巻回して形成された巻線コア16を複数個、円環状に配置したステータ18と、ステータ18の径方向Xの内側X2に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータ19とを備える場合も考えられる。
例えば、図15および図16に示すように、図1に示す当該分割コア1を軸方向Yに2個積層した後、積層してできた軸方向Yの両端にそれぞれ絶縁部14を取り付ける。図4に示した同じ絶縁部14の場合、軸方向Yの中央部が絶縁部14で覆われないため、絶縁性のあるスロットセル等で当該部分を覆って形成することも考えられる。
または、図4に示した同じ絶縁部14を使用せず、軸方向Yの長さが長い絶縁部を用いることで、スロットセルを使用しなくても形成することも考えられる。尚、図15および図16の場合、分割コア1を軸方向Yに2個積層する例を示しているが、これに限られることはなく、回転電機100の出力などの仕様の違いによって、3個、4個など、2個以上の分割コア1を軸方向Yに積層する場合も同様に形成できる。
図16に示すように、分割コア1を複数個、軸方向Yに段積みすることでも、簡便に軸方向Yの積厚を調整できるため、機種違い、例えば、出力1kWで積厚20mmの分割コア1を1個とする場合であれば、出力2kWでは前述の分割コア1を2個を軸方向Yに段積みすれば形成可能となり、容易に生産できるため、仕掛かりまたは機種段取りの工程数を削減でき、コスト削減につながる。
上記のように構成された実施の形態1の回転電機に分割コアによれば、
ティース部毎に分割された回転電機の分割コアにおいて、ヨーク部と、前記ヨーク部から径方向の内側に突出する前記ティース部を有するコアシートが3枚以上軸方向に積層され、
前記コアシートの内、軸方向の両端を構成するそれぞれを第1コアシートとし、前記第1コアシート以外の前記コアシートを第2コアシートとすると、
前記第1コアシートは、前記ヨーク部の径方向の外側に形成された第1溝部と、前記第1溝部の底部から前記ヨーク部より径方向の外側に延在して形成される突起部とを有し、
前記突起部は、前記ヨーク部の前記第1溝部内に形成された第1箇所の周方向の長さが、前記第1溝部の周方向の長さよりも小さく形成され、かつ、前記ヨーク部より径方向の外側に形成された第2箇所の周方向の長さが、前記第1溝部の周方向の長さと同一または嵌め合い可能な長さにて形成され、
前記第2コアシートは、前記ヨーク部の径方向の外側に形成された第2溝部を有し、
各前記第1コアシートの前記突起部がそれぞれ前記第2コアシート側に折り曲げられて前記第2コアシートの前記第2溝部内に嵌め合わされて形成されるので、
さらに、上記のように構成された実施の形態1の回転電機によれば、
上記回転電機の分割コアに、絶縁部を介して電線を巻回して形成された巻線コアを複数個、円環状に配置したステータと、
前記ステータの径方向の内側に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えたので、
軸方向に積層されたコアシート同士が、例えば、抜きかしめにより、ティース部またはティース部の内周部分で固定されておらず、ヨーク部の径方向の外側の外周側のみで連結されるため、コアシートの占積率が向上し、渦電流損が抑制され高効率な回転電機が得られる。
また、コアシート同士が軸方向において一体的に連結されるため、巻線による位置ズレを抑制でき、高密度な巻線を実現できる。そして、出力密度と作業性とを両立できる。
また、精度よくコアシートを軸方向に積層できるため、円環状に組み立てた際の内周の真円度が良好であり、コギングトルクを抑制できる。
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機に分割コアによれば、
前記第1コアシートの前記突起部の前記第2箇所の周方向の長さは、前記第2コアシートの前記第2溝部の周方向の長さと同一または嵌め合い可能な長さを有するので、
突起部の第2箇所の第2溝部への挿入が簡便となる。
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機に分割コアによれば、
前記第1コアシートの前記突起部の前記第2箇所の周方向の長さは、前記第2コアシートの前記第2溝部の周方向の長さよりも長く形成され、
各前記第1コアシートの前記突起部の前記第2箇所は、前記第2コアシートの前記第2溝部内に変形されて嵌め合わされるので、
突起部の第2箇所の第2溝部への挿入により、分割コアの軸方向の連結がさらに強固となる。
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機に分割コアによれば、
両前記第1コアシートの折り曲げられた前記突起部同士は、前記第2コアシートの前記第2溝部内にて軸方向において重なり合う箇所を有するので、
突起部と第2溝部との重なり合う箇所により、分割コアの軸方向の連結が確実となる。
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機に分割コアによれば、
前記第1コアシートの前記突起部および前記第2コアシートの第2溝部は、前記コアシートの前記ヨーク部において、2箇所以上に形成されるので、分割コアの軸方向の連結がさらに強固となる。
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機によれば、
上記に示した回転電機の分割コアを軸方向に複数個積層し、積層された複数個の前記分割コアに絶縁部を介して電線を巻回して形成された巻線コアを複数個、円環状に配置したステータと、前記ステータの径方向の内側に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えたので、回転電機の大きさに応じて適宜形成できる。
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機に分割コアの製造方法によれば、
前記第1コアシートを1枚プレス抜きした後に、所定枚数の前記第2コアシートをプレス抜きし、その後に前記第1コアシートを1枚プレス抜きする工程と、
プレス抜きした前記コアシートをプレス抜きした順に排出して軸方向に積層する工程と、
積層した前記コアシートの軸方向の両端の前記第1コアシートの前記突起部を前記第2コアシートの前記第2溝部内に折り曲げる工程とを備えたので、
さらに、上記のように構成された実施の形態1の回転電機の製造方法によれば、
上記に示した回転電機の分割コアの製造方法にて形成された前記分割コアを用いて形成されたステータと、ロータとを用いて回転電機を製造するので、
プレス抜き工程の後工程への取り扱いが容易で、絶縁部の取り付け時および巻線時に強固な把持機構が不要となり、工程数の削減および装置への投資が抑制できる。
また、所定枚数分のコアシートを簡便に切り出し可能であるため、工程数を削減できる。
本開示は、例示的な実施の形態が記載されるが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
1 分割コア、2 ヨーク部、3 ティース部、4 コアシート、5 巻線領域、
6 第1コアシート、60 プレス抜き、7 第2コアシート、8 第2溝部、
81 第1段部、82 第2段部、9 突起部、90 残材、10 第1溝部、
11 抜き部、12 第2箇所、13 第1箇所、14 絶縁部、15 電線、
16 巻線コア、17 アルミフレーム、170 ブラケット、18 ステータ、
19 ロータ、100 回転電機、20 プレス機、200 磁性体材、
201 第1パンチ、202 第1ダイ、203 第2パンチ、204 第2ダイ、
205 シュータ、X 径方向、X1 外側、X2 内側、Y 軸方向、Z 周方向、
H1 長さ、H2 長さ、H3 長さ、H4 長さ、W1 長さ、W2 長さ、
W3 長さ、W4 長さ、W5 長さ、W6 長さ。

Claims (9)

  1. ティース部毎に分割された回転電機の分割コアにおいて、ヨーク部と、前記ヨーク部から径方向の内側に突出する前記ティース部を有するコアシートが3枚以上軸方向に積層され、
    前記コアシートの内、軸方向の両端を構成するそれぞれを第1コアシートとし、前記第1コアシート以外の前記コアシートを第2コアシートとすると、
    前記第1コアシートは、前記ヨーク部の径方向の外側に形成された第1溝部と、前記第1溝部の底部から前記ヨーク部より径方向の外側に延在して形成される突起部とを有し、
    前記突起部は、前記ヨーク部の前記第1溝部内に形成された第1箇所の周方向の長さが、前記第1溝部の周方向の長さよりも小さく形成され、かつ、前記ヨーク部より径方向の外側に形成された第2箇所の周方向の長さが、前記第1溝部の周方向の長さと同一または嵌め合い可能な長さにて形成され、
    前記第2コアシートは、前記ヨーク部の径方向の外側に形成された第2溝部を有し、
    各前記第1コアシートの前記突起部がそれぞれ前記第2コアシート側に折り曲げられて前記第2コアシートの前記第2溝部内に嵌め合わされて形成される回転電機の分割コア。
  2. 前記第1コアシートの前記突起部の前記第2箇所の周方向の長さは、前記第2コアシートの前記第2溝部の周方向の長さと同一または嵌め合い可能な長さを有する請求項1に記載の回転電機の分割コア。
  3. 前記第1コアシートの前記突起部の前記第2箇所の周方向の長さは、前記第2コアシートの前記第2溝部の周方向の長さよりも長く形成され、
    各前記第1コアシートの前記突起部の前記第2箇所は、前記第2コアシートの前記第2溝部内に変形されて嵌め合わされる請求項1に記載の回転電機の分割コア。
  4. 両前記第1コアシートの折り曲げられた前記突起部同士は、前記第2コアシートの前記第2溝部内にて軸方向において重なり合う箇所を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の分割コア。
  5. 前記第1コアシートの前記突起部および前記第2コアシートの第2溝部は、前記コアシートの前記ヨーク部において、2箇所以上に形成される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の分割コア。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の分割コアに、絶縁部を介して電線を巻回して形成された巻線コアを複数個、円環状に配置したステータと、
    前記ステータの径方向の内側に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えた回転電機。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の分割コアを軸方向に複数個積層し、積層された複数個の前記分割コアに絶縁部を介して電線を巻回して形成された巻線コアを複数個、円環状に配置したステータと、前記ステータの径方向の内側に間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えた回転電機。
  8. 前記第1コアシートを1枚プレス抜きした後に、所定枚数の前記第2コアシートをプレス抜きし、その後に前記第1コアシートを1枚プレス抜きする工程と、
    プレス抜きした各前記コアシートをプレス抜きした順に排出して軸方向に積層する工程と、
    積層した前記コアシートの軸方向の両端の前記第1コアシートの前記突起部を前記第2コアシートの前記第2溝部内に折り曲げる工程とを備えた請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の回転電機の分割コアの製造方法。
  9. 請求項8に記載の回転電機の分割コアの製造方法にて形成された前記分割コアを用いて形成されたステータと、ロータとを用いて回転電機を製造する回転電機の製造方法。
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JPS5782845U (ja) * 1980-11-10 1982-05-22
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