JP2012023861A - 電機子鉄心とモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータを構成する電機子のバックヨーク部とティース部の構造に関する。この発明は、ティース部の材料歩留まりを向上させるとともに、ティース鉄心片同士の連結にカシメを避けることで鉄損を低減させることを目的にする。
【解決手段】モータは、複数個の分割鉄心が環状に配列されている電機子鉄心と、分割鉄心に配置されたコイルと、電機子鉄心の中空部に配設された回転子とを備えている。分割鉄心は、複数枚の切断された板材が積層されてなるバックヨーク部と、切断された板材を複数層にわたって折曲げ成形されてなるティース部とを有しており、ティース部の折曲げ成形部は、バックヨーク部の周方向と交差している。
【選択図】 図3

Description

この発明は、モータの電機子に関わり、特に電機子を構成するバックヨーク部とティース部の構造に関するものである。
モータの電機子構造に対しては、原価低減のために、材料の歩留りを向上させる技術への要求が高い。例えば、特許文献1に記載されている発明では、電機子の鉄心をバックヨーク部とティース部に分割した構成とすることで、材料の歩留り向上を図っている。
特許3137510号公報(第3頁−第4頁、図1−図5)
一般にステータ(固定子)のティース部においては、その内径側先端にティース先端から両サイドに突出する突起状のティース先端シュー部が設けられている。特許文献1に開示された、分割積層鉄心の構成においては、磁束の向きと方向性電磁鋼板の向きを揃えることで鉄損の低減を図っている。しかし、ティース先端シュー部を構成するために分割積層鉄心に材料ロスが発生する。また、積層された鉄心片同士をカシメによって連結固定する方法を採っているため、鉄損が増大する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ティース部の材料歩留まりを向上させるとともに、ティース鉄心片同士の連結にカシメを避けることで鉄損を低減させることを目的にするものである。
この発明に係る電機子鉄心は、モータの固定子に使われるもので、複数個の分割鉄心が環状に配列されている。分割鉄心は、複数枚の切断された板材が積層されてなるバックヨーク部と、切断された板材を複数層にわたって折曲げ成形されてなるティース部とを有しており、ティース部の折曲げ成形部は、バックヨーク部の周方向と交差している。
この発明に係るモータの電機子構造によれば、ティース鉄心片をカシメ連結することで発生していた鉄損が低減するとともに、短冊形状の板材からティース部を構成することで材料歩留りを向上させることができる。また、ティース部がティース鉄心片を折曲げ成形することによって形成されているため、ティース鉄心片は一体化されている。その結果、製造工程において電機子の取扱いが容易になり生産性が向上する。
本発明にかかわるモータの概略構成を示す正面断面図(a)と側面断面図(b)である。 この発明に係るモータの電機子鉄心の全体構造を示す斜視図である。 図2に示した電機子鉄心の一部を拡大表示した斜視図である。 この発明の実施の形態1に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に関わるティース部の構造を示す図である。 この発明の実施の形態2に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態6に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7に関わる分割鉄心を示す斜視図であり、分割鉄心が環状に連結されていることを示している。 この発明の実施の形態8に関わる分割鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態9に関わる分割鉄心を示す斜視図であり、バックヨーク部とティース部と樹脂固定枠の構造を示している。 この発明の実施の形態9に関わる分割鉄心を示す斜視図であり、バックヨーク部とティース部が樹脂固定枠で一体化された状態を示している。 この発明の実施の形態10に関わる分割鉄心を示す斜視図である。
実施の形態1.
実施の形態1を図1〜図5に基づいて説明する。図1(a)はモータの概略断面構成を表す正面図、図1(b)はモータの概略断面構成を表す側面図である。インナーロータ型のモータ1は、中空状の電機子2と、電機子2の中空部に配設された回転子3と、電機子2と回転子3を収容する円筒状のフレーム4から構成されている。電機子(固定子)2は、磁性材料からなる中空状の電機子鉄心5と、巻き線から形成された複数のコイル6から構成されている。ここでは電機子鉄心5に9個のコイル6が取り付けられている。回転子3は金属製の回転子シャフト7と、永久磁石が結合された回転子連結材8から構成されている。回転子3は、コイル6に電流を流して電機子2を励磁するに伴い回転を始める。
図2は電機子鉄心5の全体構造を示す斜視図である。電機子鉄心5は、複数のT字状の分割鉄心20がおおよそ環状(円筒形)に配列されたものである。分割鉄心20は、外周に配置された円弧状或は弦状のバックヨーク部11と、バックヨーク部11から内径方向に突出したティース部12から構成されている。バックヨーク部11の両端部は、溶接、焼嵌め・圧入、一体成型(モールド)等で互いに連結されている。ここでは、電機子鉄心5は12個の分割鉄心20から構成されている。
図3は電機子鉄心5の一部を拡大して示した斜視図である。バックヨーク部11の内径側の側壁部には、嵌合部11bが設けられている。ティース部12は、1枚の鉄心片を折曲げ成形することで得られる。ティース部12の径方向先端(内周側)には、左右(周方向)に、折り広げられたティース先端シュー部12bが設けられている。ティース部12の外周側は、バックヨーク部11の嵌合部11bに挿入されている。バックヨーク部11とティース部12とで囲まれた空間をスロット13と呼ぶ。それぞれのスロット13にはコイル6が収納される(図1参照)。
図4は分割鉄心20の構造を示す斜視図である。バックヨーク部11は略短冊状の板材からなるバックヨーク鉄心片11aを電機子鉄心5の軸方向Iに積層配列したものである。それぞれのバックヨーク鉄心片11aには内周側の中央部に凹状の窪みが設けられている。この窪みはバックヨーク鉄心片11aを積層することで、幅Wiを有する嵌合部11bを形成する。ティース部12は略短冊状のティース鉄心片12aを折曲げ成形によって積層配列したもので、嵌合部11bに挿入されることでバックヨーク鉄心片11と連結固定されている。
バックヨーク鉄心片11aとティース鉄心片12aは金型プレス機を用いて電磁鋼板より打ち抜くことで得られる。ティース部12に巻線(コイル)を巻きまわす工程では、ティース部12をバックヨーク部11に連結固定してから、単体の分割鉄心に対し行なう。ティース部12の各層は、バックヨーク部11の板材(バックヨーク鉄心片11a)と直交(または交差)する向きに、積層されている。
図5は、ティース部の形態を示している。ティース部12は、一枚のティース鉄心片12aを、折曲げ成形によって、積層配列したものである。ここではティース部12は14層(7段)に積層されている。歯幅Wはティース部12の周方向(H方向)の厚みを指す。ティース部12には、丸みを帯びた2箇所の折曲げ成形部12cと、プレス加工の跡が残る2箇所の切断端12dが存在する。バックヨーク部11の嵌合部11bには、切断端12dの片側が挿入される。折曲げ成形部12cと切断端12dは直交している。ティース部12の折曲げ成形部12cは、バックヨーク部12の長手方向(周方向H)と直交(または交差)している。
ティース部12は、内周側の切断端12dが、電機子鉄心5の周方向(H方向)に向かって、両側に折り広げられている。ここでは、ティース部12の右側の3層と左側の3層は、内周側の切断端12dが、それぞれ外に向かって折り広げられていて、2箇所のティース先端シュー部12bを形成している。中央の8層は、左側の3層と右側の3層に比べると、ティース先端シュー部12bが無い分、短くなっている。ティース先端シュー部12bはティース鉄心片12aの一端を板面に対して所定の角度になるように折曲げ成形することによって形成される。ティース先端シュー部12bになる折曲げ成形部12cには折曲げ成形を容易にするために折曲げ部に切込みが入れられている。
ティース部12の各層はバックヨーク部11の板材(バックヨーク鉄心片11a)と直交している。嵌合部11bはバックヨーク部11とティース部12の位置決めを行なう。嵌合部11bの幅Wiは部12の歯幅Wに合せてある。歩留り向上を考えた場合には位置決めに用いるバックヨーク部11の切欠きは小さいほど優れているが、バックヨーク部11とティース部12の位置決め安定性やティース部12の外径側端面(切断端12d)とバックヨーク部の切欠きの密着性を考えた場合には、ティース部12の外径側端面がフラットであることが望ましい。ティース部12は折曲げられているため、スプリングバックがあり、周方向Hに弾性を備えている。
ティース部12の歯幅Wは、ティース鉄心片12aの折曲げ回数を変更することで調整できる。従来のように、電機子鉄心の軸方向Iにティース鉄心片を積層配列させる構成と比較して電機子鉄心を構成する際の自由度が高い。例えば、廉価機種でコイルの巻数を調整する際にはコイルの巻数に合わせてティース部12の歯幅Wをパラメータにできるようになる。
ティース鉄心片をカシメによって連結固定する方法が行なわれてきた。カシメ連結では、ティース中央部にダボと呼ばれる凹凸部が設けられた鉄心片を積層時に圧入嵌合させる。カシメ部のダボ成形工程では、電磁鋼板表面に施された絶縁処理膜が破れる。絶縁処理膜が破れたダボを積層方向に重ねて圧入することで、積層された鉄心片間を渦電流が流れ得る。この結果、板厚が見かけ上厚くなることになり、その近傍において渦電流の渦の大きさも大きくなる。今回の折曲げ方式においては、カシメを施さないため板厚以上に渦電流の渦の大きさが大きくなることはなく、鉄損で有利になる。
ティース鉄心片12aは電磁鋼板を金型プレス機で打ち抜くことで得られる。ダボが設けられたティース鉄心片を打ち抜く際には、ティース鉄心片がバラバラになり取り回しが不便である。本願では、ティース鉄心片12aは一体物であり、かつ、折曲げ成形にてティース部12を構成することにより取り回しが容易になる。
実施の形態1によれば、バックヨーク部11は、短冊状の板材からなるバックヨーク鉄心片11aを積層配列して構成し、ティース部12は、短冊状の板材からなるティース鉄心片12aを折曲げ成形で積層配列して構成するようにしたことによって、カシメによる鉄損増大を避けることができ、またティース先端シュー部12bも折曲げ成形で構成するようにしたことによって、材料の歩留まりを向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に関わる分割鉄心の構造を図6に示す斜視図に基づいて説明する。モータ1のトルクリップルが問題にならないケースにおいては、ティース先端シュー部12bを形成せずにティース鉄心片12aをストレート形状のままにすることで工程の簡素化、材料歩留りの向上を図ることができる。複数の分割鉄心20を円筒形に配置することによって、径方向円筒中心向きに突出した複数のティース部12を有する電機子鉄心5が形成される。
実施の形態3.
図7は、この発明に係るモータの分割鉄心の実施の形態3を示す斜視図である。実施の形態3では、周方向Hに折曲げ成形によって積層配列したティース部12において、その折曲げ成形部12cの高さを山形に変化させた構成としている。図7の例では、7段(14層)のティース片の内、外側から内側に向かってティース片の高さが高くなり、右側から4段目(或は左側から4段目)のティース片の高さが最も高くなっている。ティース片の板幅が山形に変化することにより、スプリングバックによって膨らむ傾向にある折曲げ成形部12cが周方向Hに並んでティース幅Wが厚くなることを避けることができる。
実施の形態3によれば、折曲げ成形部12cの高さを山形に変化させることでティース幅の膨らみを抑えることができる。また、ティース部12の垂直断面が略楕円形状となることで、コイルの巻線工程においてティース部12のコーナ部(折曲げ成形部12c)でコイルが倣い易くなりコイルの密着性を向上させることができる。
実施の形態4.
図8は、この発明に係るモータの電機子鉄心に用いられる分割鉄心の実施の形態4を示す斜視図である。ティース先端シュー部12bを形成せずにティース部12をストレート形状のままにすることで工程の簡素化、材料歩留りの向上を図ることができる。この実施の形態4では、周方向Hに折曲げ成形によって積層配列したティース部12において、その折曲げ成形部12cの高さを山形に変化させた構成としている。板幅が山形に変化することにより、スプリングバックによって膨らむ傾向にある折曲げ成形部12cが周方向Hに並んでティース幅Wが厚くなることを避けることができる。
この実施の形態4によれば、折曲げ成形部12cの高さを山形に変化させることでティース幅の膨らみを抑えることができる。また、ティース部12の垂直断面が略楕円形状となることで、コイルの巻線工程においてティース部12のコーナ部(折曲げ成形部12c)でコイルが倣い易くなりコイルの密着性を向上させることができる。
実施の形態5.
図9は、この発明に係るモータの電機子鉄心に用いられる分割鉄心の実施の形態5を示す斜視図である。実施の形態5は、実施の形態3と同様にティース部12の折曲げ成形部の高さを変化させるとともに、その折曲げ成形部12cの高さを段違いに変化させた構成としている。図9の例では、7段(14層)のティース片は、左側から右(内)側に向かって、低・高・低・高・低・高・低の順で並んでいる。
実施の形態5によれば、ティース部12の垂直断面の周長を短く維持しつつ、隣接する折曲げ成形部12c同士が重なることを避けることができる。コイルの巻線工程においてコイルの密着性よりも効率の向上が求められるときにコイルの周長短縮から銅損の低減を図ることができる。
実施の形態6.
図10は、この発明に係るモータの電機子鉄心に用いられる分割鉄心の実施の形態6を示す斜視図である。実施の形態5と同様にティース部12の折曲げ成形部の高さを変化させるとともに、その折曲げ成形部12cの高さを段違いに変化させた構成としている。実施の形態5に比較して、ティース先端シュー部12bを形成せずにティース部12をストレート形状のままにすることで工程の簡素化、材料歩留りの向上を図ることができる。
実施の形態6によれば、ティース部12の垂直断面の周長を短く維持しつつ、隣接する折曲げ成形部12c同士が重なることを避けることができる。コイルの巻線工程においてコイルの密着性よりも効率の向上が求められるときにコイルの周長短縮から銅損の低減を図ることができる。
実施の形態7.
図11と図12は、この発明に係るモータの電機子に用いられる電機子鉄心の実施の形態7を示す斜視図である。図11に示すように、隣接するバックヨーク部11はそれぞれの周方向両端が薄肉連結部11cで連結されている。薄肉連結部11cはバックヨーク部11の外周側に設けられている。薄肉連結部11cによって各バックヨーク部11がバラバラになることがなく、また、互いに位置決めする必要もないため製造時の取扱い性が向上するとともに品質確保が容易になる。
図12は、バックヨーク部が円環状に配列成形した状態を示している。各バックヨーク部11は薄肉連結部11cを支点にして山折りにされている。バックヨーク部11の外周側は直線状であるため、電機子鉄心5の外周は多角形になる。モータの電機子製造工程において取りまわしを容易にしつつ、円環状のバックヨーク部11を略短冊状の板材から成形することで材料歩留りをも向上させることができる。コイルの配設は、図11の状態で行なうとよい。
実施の形態8.
図13は、この発明に関わるモータの電機子に用いられる電機子鉄心の実施の形態8を示す斜視図である。実施の形態7のようにバックヨーク部11を薄肉連結部11cで連結させるとともに、薄肉連結部11cで各バックヨーク部11を折曲げて円環状に配列成形したときに、バックヨーク部11の外形が円形となる構成としている。
実施の形態8によれば、バックヨーク部11の外周面は外側に凸の曲率形状である。このようなバックヨーク部11の形状とすることによって、バックヨーク部11の径方向厚さが厚くなり磁気抵抗が低減されるとともに、例えば、円筒型のフレームに焼嵌めや圧入することでモータの電機子形状を安定化させることができる。
実施の形態9.
この発明に係るモータの電機子は、そのティース部12を構成するティース鉄心片12a同士を折曲げ成形によって連結固定することに特徴を有しており、バックヨーク部11とティース部12との連結部構成は問わない。実施の形態1〜8では、バックヨーク部11の嵌合部11bにティース部12を嵌合挿入しているが、樹脂材料による一体成型等によってバックヨーク部11とティース部12とが連結固定される際には特にバックヨーク部11に切り欠きを設けることに制約を置かないことはいうまでもない。
図14は、実施の形態9に関わる分割鉄心の構成を表している。バックヨーク部11とティース部12は樹脂固定枠21により一体化される。ここではバックヨーク部11に嵌合部11bが設けられていない。樹脂固定枠21は上下に分割できるようになっていても良い。ティース部12は、樹脂固定枠21に挿入される。図15は、樹脂固定枠21により一体化された分割鉄心20の全体構成を示す斜視図である。コイルは、樹脂固定枠21に配設される。
実施の形態10.
図16は、実施の形態10に関わる分割鉄心の構成を表している。バックヨーク鉄心片11aの積層方向とティース部12の積層方向が一致している。ここでもティース部12の折曲げ成形部12cは、バックヨーク部12の長手方向(周方向H)と交差している。ティース先端シュー部12bを設けることには不向きであるが、カシメ連結する場合に比べ、鉄損を低減することができる。
この発明に係るモータは、汎用三相誘導機などのモータに広く利用可能であり、特に空調機のファンモータ等に有効に利用することができる。
11 バックヨーク部、11a バックヨーク鉄心片、11b 嵌合部、11c 薄肉連結部、12 ティース部、12a ティース鉄心片、12b ティース先端シュー部、12c 折曲げ成形部、20 分割鉄心、21 樹脂固定枠、H 周方向、I 軸方向、W 歯幅

Claims (12)

  1. 複数個の分割鉄心が環状に配列されている電機子鉄心において、
    分割鉄心は、複数枚の切断された板材が積層されてなるバックヨーク部と、切断された板材を複数層にわたって折曲げ成形されてなるティース部とを有しており、ティース部の折曲げ成形部は、バックヨーク部の周方向と交差していることを特徴とする電機子鉄心。
  2. ティース部の各層は、バックヨーク部の内周側に設けられた嵌合部に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の電機子鉄心。
  3. ティース部の各層は、バックヨーク部の板材と交差する向きに、積層されていることを特徴とする請求項2に記載の電機子鉄心。
  4. ティース部の各層は、バックヨーク部の板材と同じ向きに、積層されていることを特徴とする請求項1に記載の電機子鉄心。
  5. ティース部は、内周側の切断端が、電機子鉄心の周方向に向かって、両側に折り広げられていることを特徴とする請求項3に記載の電機子鉄心。
  6. ティース部の折曲げ成形部は、中央部が最も高い山形に配列されていることを特徴とする請求項3に記載の電機子鉄心。
  7. ティース部の折曲げ成形部は、隣接する折曲げ成形部と段違いに高さが配列されていることを特徴とする請求項3に記載の電機子鉄心。
  8. 分割鉄心は、バックヨーク部の両端に形成された薄肉部を介して互いに連結されていることを特徴とする請求項3に記載の電機子鉄心。
  9. バックヨーク部は、外周側が直線状であることを特徴とする請求項3に記載の電機子鉄心。
  10. バックヨーク部は、外周側が円弧状に膨れていることを特徴とする請求項3に記載の電機子鉄心。
  11. バックヨーク部とティース部が樹脂製の固定枠で連結されていることを特徴とする請求項4に記載の電機子鉄心。
  12. 複数個の分割鉄心が環状に配列されている電機子鉄心と、分割鉄心に配置されたコイルと、電機子鉄心の中空部に配設された回転子とを備えたモータにおいて、
    分割鉄心は、複数枚の切断された板材が積層されてなるバックヨーク部と、切断された板材を複数層にわたって折曲げ成形されてなるティース部とを有しており、ティース部の折曲げ成形部は、バックヨーク部の周方向と交差していることを特徴とするモータ。
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