JP2009100489A - スロットレス形回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、ボビンを不要とし、銅損の低減および部品点数の削減によるコスト低減を図るとともに、集中巻きコイルを正確に位置決めできるスロットレス形回転電機を得る。
【解決手段】空芯部位置決め突起3が、集中巻きコイル5の空芯部の周方向両側の内側壁面に接し、かつ集中巻きコイル5の径方向高さより低い高さで、固定子鉄心2の内周面に固定子鉄心2と一体に突設され、コイル間位置決め突起4が、集中巻きコイル5の周方向両側の外側壁面に接し、かつ集中巻きコイル5の径方向高さより低い高さで、固定子鉄心2の内周面の周方向に隣り合う空芯部位置決め突起3間の中央位置に固定子鉄心2と一体に突設されている。集中巻きコイル5がその内側壁面と外側壁面とを空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4とにより挟持されて位置決めされている。
【選択図】図2

Description

この発明は、集中巻きコイルがスロットレス形の円筒状の固定子鉄心の内周面に等間隔に配設された固定子を用いたスロットレス形回転電機に関する。
従来のスロットレス形ブラシレスDCモータは、固定子鉄心と回転子鉄心とが同心状に所定の空隙を持って配置され、集中巻きコイルがボビンにプレワインディングされて空隙に面する固定子鉄心周面上に等間隔に固着され、永久磁石が所定の磁極を構成するように回転子鉄心の空隙面に等間隔に配設されている。そして、固定子鉄心は、積層鋼板によって円筒形状に形成され、コイル内径側に突出しない高さを有する軟磁性体の突起が固定子鉄心空隙面の全ての集中巻きコイルの空芯部に固定子鉄心と一体に形成され、位置決め穴がボビンに設けられ、位置決め穴を突起と嵌め合わせることで、集中巻きコイルを位置決めしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−9491号公報
従来のスロットレス形ブラシレスDCモータにおいては、ボビンに設けられた位置決め穴を固定子鉄心空隙面に形成された突起に嵌め合わせて集中巻きコイルを位置決めしていたので、ボビンが集中巻きコイルの巻線スペースの一部を使用することになり、コイル断面積が減少する。そこで、例えば、同一巻き数の場合で比較すれば、ボビンの使用により銅線断面積が小さくなり、銅損(ジュール損)が大きくなるという課題がある。また、ボビンの作製が必要となり、その分コスト増となるという課題もある。さらに、集中巻きコイルの位置決め用の突起を設けることに起因するコギングトルクを低減するために、突起の間隔を不均一にした場合には、ボビンに設けられる位置決め穴の位置を各突起の位置に合わせる必要があり、位置決め穴位置の異なるボビンを突起の数分用意しなければならない。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、集中巻きコイルの内側壁面と外側壁面とを挟持して集中巻きコイルを位置決めする突起を固定子鉄心空隙面に固定子鉄心と一体に形成して、ボビンを不要とし、銅損の低減および部品点数の削減によるコスト低減を図るとともに、集中巻きコイルを正確に位置決めできるスロットレス形回転電機を得ることを目的とする。
この発明によるスロットレス形回転電機は、円筒状のスロットレス形の固定子鉄心および該固定子鉄心の内周面上に等角ピッチで配列して配設された集中巻きコイルを有する固定子と、上記固定子鉄心と所定の空隙を持って同心状に配設され、外周面に所定の磁極を構成する回転子と、を備えている。そして、空芯部位置決め突起が、上記集中巻きコイルの空芯部の周方向両側の内側壁面に接し、かつ上記集中巻きコイルの径方向高さより低い高さで、上記固定子鉄心の内周面に該固定子鉄心と一体に突設され、コイル間位置決め突起が、周方向に隣り合う上記集中巻きコイルの相対する外側壁面に接し、かつ上記集中巻きコイルの径方向高さより低い高さで、上記固定子鉄心の内周面に該固定子鉄心と一体に突設され、上記集中巻きコイルがその内側壁面と外側壁面とを上記空芯部位置決め突起と上記コイル間位置決め突起とにより挟持されて位置決めされている。
この発明によれば、集中巻きコイルがその内側壁面と外側壁面とを空芯部位置決め突起とコイル間位置決め突起とにより挟持されて位置決めされているので、集中巻きコイルをプレワインディングするボビンが不要となる。そこで、ボビンが不要となる分、銅線断面積が増大し、銅損の低減が図られると共に、部品点数の削減によるコスト低減が図られる。また、空芯部位置決め突起およびコイル間位置決め突起が固定子鉄心と一体に作製されるので、空芯部位置決め突起およびコイル間位置決め突起の形状精度および位置精度が高くなり、集中巻きコイルを正確に位置決めできる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るスロットレス形回転電機の構成を模式的に示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係るスロットレス形回転電機における固定子の要部を示す拡大断面図である。
図1および図2において、固定子1は、スロットレス形の固定子鉄心2と、固定子鉄心2の内周面上に等角ピッチで配列、固着された集中巻きコイル5と、を備えている。
固定子鉄心2は、所定枚の電磁鋼板を積層一体化し、その後ワイヤカットにより所望の形状に加工して作製されている。この固定子鉄心2は、円筒状をなし、空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4とが固定子鉄心2の内周面に固定子鉄心2と一体に突設されている。空芯部位置決め突起3は、周方向に等角ピッチで配列して例えば24個突設されており、コイル間位置決め突起4は、周方向に隣り合う空芯部位置決め突起3間の中央位置にそれぞれ突設されている。
集中巻きコイル5は、素線を環状に所定回巻回し、その後固定子鉄心2の内周面形状に沿うように円弧状に曲げ成形して作製され、素線同士が自己融着、或いは接着剤により固着されている。集中巻きコイル5は、その空芯部を各空芯部位置決め突起3に外嵌状態に嵌合させ、固定子鉄心2の内周面に等角ピッチで配設される。このとき、空芯部位置決め突起3が集中巻きコイル5の空芯部側壁面(内側壁面)に係合し、コイル間位置決め突起4が集中巻きコイル5の反空芯部側壁面(外側壁面)に係合し、集中巻きコイル5が空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4とにより挟持されて仮固定されると共に、位置決めされる。そして、集中巻きコイル5は、所定の磁極を構成するように結線され、モールドや樹脂含浸により固定子鉄心2に固着される。ここで、空芯部位置決め突起3およびコイル間位置決め突起4の固定子鉄心2の内周面からの突出高さは、集中巻きコイル5から内径側に突出しない高さになっている。
回転子6は、軟磁性体で作製された回転子鉄心7と、回転子鉄心7の外周面に周方向に隣り合う磁極が互いに異なるように交互に固着された永久磁石8と、を備えている。さらに、回転子6は、回転子鉄心7の軸心位置に挿通された回転軸9に固着されている。
スロットレス形回転電機は、固定子鉄心2の内周面上に配設された集中巻きコイル5と空隙10を介して相対するように回転子6を配設し、回転軸9を図示しない軸受により回転自在に支持されて構成されている。
このように構成されたスロットレス形回転電機においては、空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4とが固定子鉄心2の内周面に一体に形成されているので、空芯部位置決め突起3およびコイル間位置決め突起4は固定子鉄心2の作製過程で同時に形成され、その形状精度および形成位置精度が高められる。そして、空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4とが、集中巻きコイル5の空芯部側と外側とから集中巻きコイル5を当接、挟持しているので、ボビンを用いることなく、集中巻きコイル5を固定子鉄心2の内周面上に高精度に、簡易に位置決め固定できる。
このように、集中巻きコイル5が空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4とにより直接位置決めされているので、ボビンを用いることに起因する銅線断面積の減少が抑えられ、銅損を低減でき、トルクを増大することができる。また、ボビンが不要となるので、部品点数が削減され、低コスト化が図られる。
つぎに、空芯部位置決め突起3の突出高さとコギングトルクとの関係を有限要素法で解析計算した結果を図3に示す。なお、図3では、集中巻きコイル5の径方向高さdに対する空芯部位置決め突起3の突出高さhの割合(h/d)を変えて、コギングトルク、リップル、およびトルク(回転電機の出力)を解析計算した結果を示している。また、コイル間位置決め突起4の突出高さは、空芯部位置決め突起3の突出高さと同じである。
図3から、h/dが60%以下の領域では、コギングトルクおよびリップルはほぼ一定の値を示し、h/dが60%を超えると、コギングトルクおよびリップルは徐々に大きくなり、h/dが80%を超えると、コギングトルクおよびリップルが急激に大きくなることがわかる。一方、h/dを大きくすると、トルクはほぼ一定の割合で大きくなることがわかる。
このことから、コギングトルク及びリップルの増大を抑制する観点から、h/dを80%以下とすることが好ましい。なお、h/dの下限については、空芯部位置決め突起3およびコイル間位置決め突起4が集中巻きコイル5に嵌合して位置決めできる最小高さからh/dを20%以上にすることが望ましい。
なお、上記実施の形態1では、空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4との突出高さを同じくするものとしているが、空芯部位置決め突起3とコイル間位置決め突起4との突出高さは集中巻きコイル5の内径側に突出しない高さ、即ち集中巻きコイル5の径方向高さより低ければよく、必ずしも同じにする必要はない。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係るスロットレス形回転電機における固定子を示す打面図、図5はこの発明の実施の形態2に係るスロットレス形回転電機における固定子の要部を示す拡大断面図である。
図4および図5において、固定子鉄心2Aの内周面に形成されている空芯部位置決め突起が、集中巻きコイル5の空芯部の周方向一側の内側壁面に当接して位置決めする第1空芯部位置決め突起31と、集中巻きコイル5の空芯部の周方向他側の内側壁面に当接して位置決めする第2空芯部位置決め突起32とに分割構成されている。第1および第2空芯部位置決め突起31,32は同一形状に形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、集中巻きコイル5は、その空芯部を第1および第2空芯部位置決め突起31,32に外嵌状態に嵌合させ、固定子鉄心2Aの内周面に等角ピッチで配設される。このとき、第1空芯部位置決め突起31が集中巻きコイル5の空芯部の周方向一側の内側壁面に係合し、コイル間位置決め突起4が集中巻きコイル5の外側壁面に係合する。また、第2空芯部位置決め突起32が集中巻きコイル5の空芯部の周方向他側の内側壁面に係合し、コイル間位置決め突起4が集中巻きコイル5の外側壁面に係合する。これにより、集中巻きコイル5が第1および第2空芯部位置決め突起31,32とコイル間位置決め突起4とにより挟持されて仮固定されると共に、位置決めされる。
この実施の形態2によれば、第1および第2空芯部位置決め突起31,32が各集中巻きコイル5の空芯部内に配設されている。そこで、集中巻きコイル5の空芯部内に位置する突起に起因して発生するコギングトルクは、位相の異なる2つに分けられる。つまり、第1および第2空芯部位置決め突起31,32の突起中心間の間隔により決定される位相差を有する2つのコギングトルクが発生する。これにより、第1および第2空芯部位置決め突起31,32の存在に起因して発生する2つのコギングトルクが部分的に相殺され、空芯部位置決め突起により発生されるコギングトルクを全体として低減できる。
なお、空芯部位置決め突起を周方向に2つに分割した場合、図6に示されるように、空芯部位置決め突起が1つの場合に比べ、コギングトルクを大きく低減できることが確認できた。このときの固定子鉄心2Aは外径φ155.965mm、内径φ147.2mm、集中巻きコイルは、内幅7.3mm、外幅17.2mm、回転子は外径φ139.6mmのかまぼこ型セグメント磁石を採用した表面磁石型である。突起寸法は高さ1.09mmで、幅は1個の場合が7.3mm、2個の場合が幅1.9mmである。
また、上記実施の形態2では、空芯部位置決め突起を周方向に2つに分割するものとしているが、コイル間位置決め突起を周方向に2つに分割しても、同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るスロットレス形回転電機における固定子の要部を示す拡大断面図である。
図7において、空芯部位置決め突起が、集中巻きコイル5の空芯部の周方向一側の内側壁面に当接して位置決めする第1空芯部位置決め突起33と、集中巻きコイル5の空芯部の周方向他側の内側壁面に当接して位置決めする第2空芯部位置決め突起34とに分割構成されている。そして、第1および第2空芯部位置決め突起33,34の周方向幅が異なっている。また、コイル間位置決め突起が、周方向に隣り合う一方の集中巻きコイル5の外側壁面に当接して位置決めする第1コイル間位置決め突起41と、他方の集中巻きコイル5の外側壁面に当接して位置決めする第2コイル間位置決め突起42とに分割構成されている。そして、第1および第2コイル間位置決め突起41,42の周方向幅が異なっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3では、集中巻きコイル5は、その空芯部を第1および第2空芯部位置決め突起33,34に外嵌状態に嵌合させ、固定子鉄心2Bの内周面に等角ピッチで配設される。このとき、第1空芯部位置決め突起33が集中巻きコイル5の空芯部の周方向一側の内側壁面に係合し、第2コイル間位置決め突起42が集中巻きコイル5の外側壁面に係合する。また、第2空芯部位置決め突起34が集中巻きコイル5の空芯部の周方向他側の内側壁面に係合し、第1コイル間位置決め突起41が集中巻きコイル5の外側壁面に係合する。これにより、集中巻きコイル5が第1および第2空芯部位置決め突起33,34と第1および第2コイル間位置決め突起41,42とにより挟持されて仮固定されると共に、位置決めされる。
この実施の形態3によれば、第1および第2空芯部位置決め突起33,34の周方向幅が異なっているので、第1および第2空芯部位置決め突起33,34の突起中心間の間隔によって決定する位相差を有する2つのコギングトルクが発生する。同様に、第1および第2コイル間位置決め突起41,42の周方向幅が異なっているので、第1および第2コイル間位置決め突起41,42の突起中心間の間隔によって決定する位相差を有する2つのコギングトルクが発生する。
従って、第1および第2空芯部位置決め突起33,34および第1および第2コイル間位置決め突起41,42の存在に起因して発生する4つのコギングトルクが部分的に互いに相殺し、空芯部位置決め突起およびコイル間位置決め突起により発生されるコギングトルクを全体として低減できる。このように、第1および第2空芯部位置決め突起33,34および第1および第2コイル間位置決め突起41,42の周方向幅を調整するという簡易な方法で、コギングトルク全体を低減できる。
ここで、第1および第2空芯部位置決め突起33,34および第1および第2コイル間位置決め突起41,42により発生するコギングトルクが互いに効果的に相殺するように、第1および第2空芯部位置決め突起33,34および第1および第2コイル間位置決め突起41,42の周方向幅を決定すればよい。例えば、突起33、41起因のコギングトルクの波の位相を180°ずらして突起33起因のコギングトルクの山と突起41起因のコギングトルクの谷が重なり平均化されるように突起幅を設定すればよい。突起34と42についても同様に行なえば全体でコギングトルクの低減ができる。
なお、上記各実施の形態では、固定子鉄心が所定枚の電磁鋼板を積層一体化し、その後ワイヤカットにより所望の形状に加工して作製されているものとしているが、固定子鉄心の作製方法はこれに限定されるものではなく、ワイヤカットやプレス加工により予め所望の形状に形成された所定枚の電磁鋼板を積層一体化してもよく、低炭素鋼などで冷間鍛造製法により作製してもよい。
また、上記各実施の形態では、スロットレス形回転電機として、回転子外周に所定の磁極を構成するように永久磁石を回転子鉄心の外周面に配設した永久磁石式回転電機に適用するものとしているが、界磁コイルにより回転子外周に所定の磁極を構成する巻線界磁式回転電機に適用しても、同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係るスロットレス形回転電機の構成を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係るスロットレス形回転電機における固定子の要部を示す拡大断面図である。 空芯部位置決め突起3の突出高さとコギングトルクとの関係を有限要素法で解析計算した結果を示す図である この発明の実施の形態2に係るスロットレス形回転電機における固定子を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るスロットレス形回転電機における固定子の要部を示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態2に係るスロットレス形回転電機におけるコギングトルクの測定結果を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るスロットレス形回転電機における固定子の要部を示す拡大断面図である。
符号の説明
1固定子、2,2A,2B 固定子鉄心、3 空芯部位置決め突起、4 コイル間位置決め突起、5 集中巻きコイル、6 回転子、7 回転子鉄心、8 永久磁石、31,33 第1空芯部位置決め突起、32、34 第2空芯部位置決め突起、41 第1コイル間位置決め突起、42 第2コイル間位置決め突起。

Claims (6)

  1. 円筒状のスロットレス形の固定子鉄心および該固定子鉄心の内周面上に等角ピッチで配列して配設された集中巻きコイルを有する固定子と、
    上記固定子鉄心と所定の空隙を持って同心状に配設され、外周面に所定の磁極を構成する回転子と、を備え、
    空芯部位置決め突起が、上記集中巻きコイルの空芯部の周方向両側の内側壁面に接し、かつ上記集中巻きコイルの径方向高さより低い高さで、上記固定子鉄心の内周面に該固定子鉄心と一体に突設され、
    コイル間位置決め突起が、周方向に隣り合う上記集中巻きコイルの相対する外側壁面に接し、かつ上記集中巻きコイルの径方向高さより低い高さで、上記固定子鉄心の内周面に該固定子鉄心と一体に突設され、
    上記集中巻きコイルがその内側壁面と外側壁面とを上記空芯部位置決め突起と上記コイル間位置決め突起とにより挟持されて位置決めされていることを特徴とするスロットレス形回転電機。
  2. 上記空芯部位置決め突起が、上記集中巻きコイルの空芯部の周方向一側の内側壁面に接する第1空芯部位置決め突起と、上記集中巻きコイルの空芯部の周方向他側の内側壁面に接する第2空芯部位置決め突起とに分割構成されていることを特徴とする請求項1記載のスロットレス形回転電機。
  3. 上記第1空芯部位置決め突起および上記第2空芯部位置決め突起の周方向幅が異なることを特徴とする請求項2記載のスロットレス形回転電機。
  4. 上記コイル間位置決め突起が、周方向に隣り合う上記集中巻きコイルの周方向一側の集中巻きコイルの外側壁面に接する第1コイル間位置決め突起と、周方向に隣り合う上記集中巻きコイルの周方向他側の集中巻きコイルの外側壁面に接する第2コイル間位置決め突起とに分割構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスロットレス形回転電機。
  5. 上記第1コイル間位置決め突起および上記第2コイル間位置決め突起の周方向幅が異なることを特徴とする請求項4記載のスロットレス形回転電機。
  6. 上記空芯部位置決め突起および上記コイル間位置決め突起の突出高さが上記集中巻きコイルの径方向高さの20%以上、80%以下に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のスロットレス形回転電機。
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