JP5668646B2 - 回転電機のロータ - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機のロータに関し、より詳しくは、ロータコアに永久磁石が固定された回転電機のロータに関する。
電動機や発電機等の回転電機において、ロータコアに永久磁石が固定された永久磁石埋め込み型のロータが知られている。このようなロータでは、円筒状磁性体からなるロータコアに、その軸方向に延びた磁石挿入孔が形成されている。一般的に、永久磁石は、かかる磁石挿入孔内に挿入され、接着剤や樹脂モールドを用いて固定される。
ところで、接着剤や樹脂モールドにより永久磁石を固定する場合、材料コストの問題がある。さらに、金型を準備する必要があり、また煩雑な工程を多く含むなど、プロセス面でも問題がある。かかる状況に鑑みて、接着剤等を使用しない永久磁石の固定構造が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9‐289758号公報 特開2004‐328963号公報
しかし、上記特許文献の固定構造では、永久磁石をしっかり固定することが難しい。
即ち、本発明の目的は、接着剤等を使用しない又は使用量を低減した場合であっても、永久磁石をより確実に固定できる回転電機のロータを提供することである。
本発明の回転電機のロータは、ロータコアと、前記ロータコアに固定される永久磁石とを備える回転電機のロータにおいて、前記永久磁石には、その外面にネジ形状が形成されており、前記ロータコアは、前記永久磁石を固定するための孔であって、前記ネジ形状のネジ山ピッチに対応した凹凸ピッチで内面凹凸形状が形成された磁石挿入孔を有することを特徴とする。
本発明の回転電機のロータにおいて、前記ロータコアは、複数の電磁鋼板の積層体であり、前記磁石挿入孔は、前記電磁鋼板の積層方向に前記凹凸ピッチが繰り返されることが好適である。
また、本発明の回転電機のロータにおいて、電磁鋼板は、前記ネジ形状の外径よりも大きな大孔が形成された第1電磁鋼板と、前記ネジ形状の外径よりも小さな小孔が形成された第2電磁鋼板とを含み、前記磁石挿入孔は、前記凹凸ピッチで前記第1電磁鋼板と前記第2電磁鋼板とを交互に積層し、前記大孔と小孔とを重ね合わせてなる前記内面凹凸形状を有する構成を適用できる。
当該構成において、前記小孔の縁には、前記大孔よりも張り出した部分に切り込みを形成することができる。
また、本発明の回転電機のロータにおいて、前記電磁鋼板には、前記ネジ形状の外径よりも大きな長径、及び当該外径よりも小さな短径を有する長孔が形成されており、前記磁石挿入孔は、前記凹凸ピッチで前記長径の方向をずらして前記電磁鋼板を積層し、前記長孔を重ね合わせてなる前記内面凹凸形状を有する構成を適用できる。
また、本発明の回転電機のロータにおいて、前記内面凹凸形状は、前記ネジ形状に螺合する内ネジ形状である構成を適用できる。
本発明の回転電機のロータによれば、永久磁石のネジ形状が磁石挿入孔の内面凹凸形状に嵌合するため、接着剤等を使用しない又は使用量を低減した場合であっても、永久磁石を確実に固定することができる。
また、ロータコアが複数の電磁鋼板の積層体である構成において、磁石挿入孔のサイズや形状、形成方向等が異なる2種以上の電磁鋼板を用いることにより、永久磁石のネジ形状に対応した内面凹凸形状を容易に形成することができる。
さらに、内面凹凸形状の凸部(張り出し部)に切り込みを形成すること、或いは楕円形状等の長孔が形成された電磁鋼板を、長孔の向きがずれるように積層すること等によって、例えば、永久磁石のネジ山に接触する凸部を撓み易くして、永久磁石の挿入を容易にすることができる。
本発明の実施形態である回転電機のロータを示す平面図である。 本発明の実施形態である永久磁石を示す斜視図である。 図1のA‐A線断面図である。 図1のB‐B線断面の一部を拡大して示す図である。 本発明の実施形態である回転電機のロータの第1の変形例を示す図である。 本発明の実施形態である回転電機のロータの第2の変形例を示す図である。 本発明の実施形態である回転電機のロータの第3の変形例を示す図である。
図面を参照しながら、本発明の実施形態である回転電機のロータ10(以下、「ロータ10」とする)について詳細に説明する。
図1は、ロータ10の軸方向端面を示す平面図であり、図2は、ロータ10に適用される永久磁石30を示す斜視図である。図3は、図1のA‐A線断面図であって、永久磁石30が挿入されていない磁石挿入孔23をロータ10の軸方向(以下、単に「軸方向」ともいう)に切断した図である。図4は、図1のB‐B線断面図であって、永久磁石30が挿入された磁石挿入孔23を軸方向に切断した図である。
なお、ロータ10の周囲には、図示しない筒状のステータが所定のギャップを隔てて設けられ、回転電機が構成される。
ロータ10は、ロータコア20と、ロータコア20に固定される永久磁石30とを備える。ロータコア20は、複数の電磁鋼板21を軸方向に積層して構成されている。電磁鋼板21は、例えば、板厚0.3mmの珪素鋼板等を円環状に打ち抜き加工して形成される。ロータコア20を構成する複数の電磁鋼板21は、ロータコア20を軸方向に複数分割したブロック毎に、又は全て一括してカシメ、接着、又は溶接することで一体に連結されている。
ロータコア20は、図示しないシャフトが挿通されるシャフト挿通孔22を有する。ロータコア20がシャフトに締り嵌めによって固定される場合、シャフト挿通孔22を真円形状とすることができる。但し、ロータコア20がキー嵌合によりシャフトに取り付けられる場合、シャフト挿通孔22の縁には、キー溝が形成される。なお、ロータコア20には、図示しないエンドプレート等が取り付けられる。
ロータコア20の外周部には、複数の磁極11が周方向に等間隔で設けられている。図1に例示する形態では、8つの磁極11が周方向に45°間隔で設けられている。また、1つの磁極11は、6つの永久磁石30により構成されている。6つの永久磁石30は、3つ単位で1つの列を構成している。そして、1つの磁極11を構成する永久磁石30の各列は、ロータコア20の外側に向かって互いの間隔が広がった略V字状に配置されている。なお、磁極11内における永久磁石30の配置は、略V字状に限定されず、例えば、直線状やロータコア20の外形に沿った円弧状であってもよい。
ロータコア20は、永久磁石30を固定するための磁石挿入孔23を有する。つまり、磁石挿入孔23は、ロータコア20の外周部に、永久磁石30が略V字状に配置されるように、ロータコア20の軸方向に延びて形成されている。図1では、1つを除く磁石挿入孔23に永久磁石30が挿入されて固定された様子を示している。
ロータ10では、永久磁石30の固定構造、即ち磁石挿入孔23及び永久磁石30の構成が従来のロータと大きく異なる。
以下、磁石挿入孔23及び永久磁石30の構成について、さらに詳説する。
永久磁石30は、細長い略円柱形状に加工されている。永久磁石30は、頭部31と、軸部32とを有し、軸部32の軸方向長さは、例えば、ロータコア20の軸方向長さと略同等、又はロータコア20の軸方向長さの略1/2程度に設定される。後者の場合には、ロータコア20の軸方向両端から永久磁石30を磁石挿入孔23に挿入することが好適である。
永久磁石30は、その外面にネジ形状33が形成されている。ネジ形状33は、軸部32の軸方向に沿った外周面において、ネジ山34が螺旋状に形成された形状である。ネジ山34の間には、同じく螺旋状のネジ溝35が形成されている。また、頭部31の端面には、マイナス形状の凹部が形成されている。この凹部には、例えば、永久磁石30を磁石挿入孔23に圧入するときに使用される工具が嵌め込まれる。つまり、永久磁石30は、所謂セットボルト形状に加工されている。
なお、頭部31の端面に形成される凹部は、マイナス形状に限定されず、プラス形状であってもよい。また、頭部31の外周面が六角形状等に加工されていてもよい。場合によっては、頭部31を有さず、永久磁石30の軸方向全長に亘ってネジ形状33が形成された所謂スタットボルト形状としてもよい。
磁石挿入孔23は、ボルト形状に加工された永久磁石30を固定するための貫通孔であって、ロータコア20を軸方向に貫通して形成されている。つまり、磁石挿入孔23は、電磁鋼板21の積層方向に延びて形成されている。
磁石挿入孔23の内面には、ネジ形状33のネジ山34のピッチP1(以下、ねじ山ピッチP1とする)に対応した凹凸ピッチP2で内面凹凸形状24が形成されている。つまり、ネジ山ピッチP1と、内面凹凸形状24の凹凸ピッチP2(凸ピッチ、又は凹ピッチでも同じ)とが略同等に設定される。磁石挿入孔23では、電磁鋼板21の積層方向に凹凸ピッチP2が繰り返され、複数の電磁鋼板21に跨って1つの凹凸ピッチP2が形成される。
磁石挿入孔23が形成される多数の電磁鋼板21には、ネジ形状33の外径よりも大きな大孔25aが形成された第1電磁鋼板21aと、ネジ形状33の外径よりも小さな小孔25bが形成された第2電磁鋼板21bとが含まれる。磁石挿入孔23では、大孔25aにより凹部が、小孔25bにより凸部(張り出し部26)が形成される。ここで、ネジ形状33の「外径」とは、ネジ山34が形成された部分の直径、即ち軸部32の最大径を意味する。ネジ溝35が形成された部分の直径は、「内径」と呼ばれる。小孔25b(凸部、張り出し部26)は、ネジ形状33の内径よりも大きいことが好適である。
磁石挿入孔23は、凹凸ピッチP2で第1電磁鋼板21aと第2電磁鋼板21bとを交互に積層し、大孔25aと小孔25bとを重ね合わせてなる内面凹凸形状24を有する。図3に例示する形態では、3枚の第1電磁鋼板21a、及び2枚の第2電磁鋼板21bの計5枚により、内面凹凸形状24の1つの凹凸ピッチP2が形成されている。そして、3枚の第1電磁鋼板21aの積層単位と、2枚の第2電磁鋼板21bの積層単位とを、大孔25aと小孔25bとを一致させた状態で交互に積層することにより、電磁鋼板21の積層方向に凹凸ピッチP2が繰り返された磁石挿入孔23となる。
つまり、磁石挿入孔23は、孔の内周面からリング状に張り出した張り出し部26が、軸方向に沿って所定間隔(例えば、0.3mm×3枚=0.9mm)で形成された貫通孔と言える。なお、張り出し部26は、第2電磁鋼板21bの小孔25bの縁に相当する部分であって、内面凹凸形状24の凸部である。
ここで、図4を参照して、磁石挿入孔23の内面凹凸形状24と、永久磁石30のネジ形状33との嵌合形態、及び嵌合方法について詳説する。
図4では、第1電磁鋼板21aの大孔25aにより形成される凹部に、永久磁石30のネジ山34が嵌まり込んだ様子を示している。そして、ネジ山34の軸方向両端が張り出し部26に当接している。なお、ネジ山34は連続した螺旋形状を有するため、張り出し部26の一部(図4の紙面後方に位置する部分)は、ネジ山34が乗り上げて撓んだ状態である。こうして、永久磁石30が磁石挿入孔23にしっかりと固定される。大孔25aは、ネジ形状33の外径よりも大きく形成されるが、これを外径のサイズに近づけるほど、或いは小孔25bをネジ形状33の内径のサイズに近づけるほど、ガタツキがなくより確実な固定が可能となる。
永久磁石30を磁石挿入孔23に挿入する際には、頭部31の端面に形成された凹部を利用して、永久磁石30を回転させながら所定の圧力を加える。磁石挿入孔23の張り出し部26は、ネジ山ピッチP1に対応するピッチ(凹凸ピッチP2)で形成されているが、ネジ溝35に螺合する螺旋形状ではないため、永久磁石30を圧入する必要がある。圧入する際の所定の圧力は、例えば、磁石挿入孔23の張り出し部26が、永久磁石30のネジ山34に押されて撓み、ネジ山34が張り出し部26を乗り越えることができる程度に設定される。場合によっては、ネジ山34、或いは張り出し部26及びネジ山34の両方が撓んでもよい。ネジ山34が張り出し部26を乗り越えた後、張り出し部26が弾性変形して元の形状に戻ることで、図4に示す嵌合形態が得られる。
以上のように、ロータ10によれば、永久磁石30のネジ形状33が、磁石挿入孔23の内面凹凸形状24に嵌合するため、接着剤等を使用しなくても、永久磁石30をしっかり固定することができる。
また、磁石挿入孔23の内面凹凸形状24は、貫通孔の形状が異なる2種類の第1電磁鋼板21a及び第2電磁鋼板21bを、ネジ山ピッチP1に対応する凹凸ピッチP2で積層することにより、容易に形成することができる。
上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で設計変更することができる。
以下、図面を参照しながら、設計変更例(変形例)を示すが、上記実施形態と同じ構成要素には同一符号を付して上記と重複する説明は省略する。
図5は、第1の変形例を示す平面図であって、磁石挿入孔50をロータコア20の軸方向端面側から見た様子を示す。
図5に例示する形態では、磁石挿入孔50は、磁石挿入孔23と同様に、大孔25aが形成された第1電磁鋼板21aと、小孔25bが形成された第2電磁鋼板21bとを凹凸ピッチP2で積層することにより形成される。但し、磁石挿入孔50は、張り出し部26、即ち小孔25bの縁に切り込み51が形成されている点で、磁石挿入孔23と異なる。
図5に例示する形態では、略V字状を呈する複数(例えば、8つ)の切り込み51が小孔25bの周囲に形成されている。なお、切り込み51の形状は、略V字状に限定されず、L字状や円弧状、或いは線状であってもよい。
この形態によれば、永久磁石30のネジ山34に引っ掛かる張り出し部26(凸部)が、切り込み51が形成されたことで撓み易くなる。したがって、永久磁石30を挿入し易くなる。そして、永久磁石30の挿入後は、図4と同様の嵌合形態が得られるため、永久磁石30を確実に固定することができる。
図6は、第2変形例を示す図である。図6(A)は、磁石挿入孔60をロータコア63の軸方向端面側から見た様子を示す平面図であり、図6(B)は、電磁鋼板64,65を積層する様子を示す図である。
図6に例示する形態では、貫通孔61が形成された電磁鋼板64と、貫通孔62が形成された電磁鋼板65とが、永久磁石30のねじ山ピッチP1に対応する凹凸ピッチP2で交互に積層されたロータコア63を有する。ここで、貫通孔61,62は、ネジ形状33の外径よりも大きな長径、及びネジ形状33の外径よりも小さな短径を有する楕円形状の長孔である。
磁石挿入孔60は、凹凸ピッチP2で電磁鋼板64と電磁鋼板65とを交互に積層して、貫通孔61と貫通孔62とを重ね合わせてなる内面凹凸形状を有する。かかる内面凹凸形状は、貫通孔61の長径の方向と、貫通孔62の長径の方向とが、例えば、互いに直交するようにずらす、即ち貫通孔61,62の向きのみが異なる電磁鋼板64,65を凹凸ピッチP2で交互に積層することにより形成される。
この形態によれば、永久磁石30のネジ山34に引っ掛かる張り出し部66(一点差線で示す永久磁石30の内側に位置する部分)の面積が、磁石挿入孔23の場合と比較して小さくなる。したがって、張り出し部66が撓み易くなり、永久磁石30を挿入し易くなる。そして、永久磁石30の挿入後は、図4と同様の嵌合形態が得られるため、永久磁石30を確実に固定することができる。
図7は、第3変形例を示す断面図であって、永久磁石30が磁石挿入孔70に挿入された様子を示す。
図7に例示する形態では、磁石挿入孔70の内面凹凸形状は、永久磁石30のネジ形状33に螺合する内ネジ形状である。つまり、磁石挿入孔70は、永久磁石30のねじ山ピッチP1に対応して螺旋状に形成されたネジ溝71を有する。なお、ロータコア72は、電磁鋼板の積層体であってもよいし、圧粉鉄心であってもよい。
図7に例示する形態は、通常の雄ネジ・雌ネジと同様の嵌合形態である。したがって、永久磁石30を容易に挿入することができる。また、永久磁石30の抜けを防止するために、公知のセルフロック機構を採用してもよい。
なお、上記では、永久磁石30のネジ山34が軸方向に連続した螺旋形状を有するものとして説明したが、ネジ山34は断続的に形成されてもよい。
10 回転電機のロータ(ロータ)、11 磁極、20 ロータコア、21 電磁鋼板、21a 第1電磁鋼板、21b 第2電磁鋼板、22 シャフト挿通孔、23 磁石挿入孔、24 内面凹凸形状、25a 大孔、25b 小孔、26 張り出し部、30 永久磁石、31 頭部、32 軸部、33 ネジ形状、34 ネジ山、35 ネジ溝。

Claims (6)

  1. ロータコアと、
    前記ロータコアに固定される永久磁石と、
    を備える回転電機のロータにおいて、
    前記永久磁石には、その外面にネジ形状が形成されており、
    前記ロータコアは、前記永久磁石を固定するための孔であって、前記ネジ形状のネジ山ピッチに対応した凹凸ピッチで内面凹凸形状が形成された磁石挿入孔を有することを特徴とする回転電機のロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のロータにおいて、
    前記ロータコアは、複数の電磁鋼板の積層体であり、
    前記磁石挿入孔は、前記電磁鋼板の積層方向に前記凹凸ピッチが繰り返されることを特徴とする回転電機のロータ。
  3. 請求項2に記載の回転電機のロータにおいて、
    前記電磁鋼板は、
    前記ネジ形状の外径よりも大きな大孔が形成された第1電磁鋼板と、
    前記ネジ形状の外径よりも小さな小孔が形成された第2電磁鋼板と、
    を含み、
    前記磁石挿入孔は、前記凹凸ピッチで前記第1電磁鋼板と前記第2電磁鋼板とを交互に積層し、前記大孔と小孔とを重ね合わせてなる前記内面凹凸形状を有することを特徴とする回転電機のロータ。
  4. 請求項3に記載の回転電機のロータにおいて、
    前記小孔の縁には、前記大孔よりも張り出した部分に切り込みが形成されていることを特徴とする回転電機のロータ。
  5. 請求項2に記載の回転電機のロータにおいて、
    前記電磁鋼板には、前記ネジ形状の外径よりも大きな長径、及び当該外径よりも小さな短径を有する長孔が形成されており、
    前記磁石挿入孔は、前記凹凸ピッチで前記長径の方向をずらして前記電磁鋼板を積層し、前記長孔を重ね合わせてなる前記内面凹凸形状を有することを特徴とする回転電機のロータ。
  6. 請求項1又は2に記載の回転電機のロータにおいて、
    前記内面凹凸形状は、前記ネジ形状に螺合する内ネジ形状であることを特徴とする回転電機のロータ。
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