JP2010112059A - 車両用ラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチとストライカとの係合部分のガタ付きを確実に抑止することができ、しかも小型化が可能で強度的に優れた車両用ラッチ装置を提供する。
【解決手段】オーバートラベル位置にあるラッチ5に対して解放方向へ過大な荷重が作用した際、ラッチ5のアーム部52の力点部55がカムプレート7のカム面71に食い込みにより係合する。これにより、カムプレート7の回動が拘束されると共に、ロッキングプレート6がカムプレート7に設けた阻止部73に当接して、ロッキングプレート7の回動も阻止される
【選択図】 図6

Description

本発明は、特に、車両用のシート、ルーフ、トランクリッド等の可動体を所定の位置にロックするための車両用ラッチ装置に関する。
車両用シートを所定位置にロックするためのラッチ装置において、ストライカと係合可能なラッチと、当該ラッチに係合してラッチの回動を阻止するロッキングプレートと、ラッチに対してオーバートラベル方向への回転モーメントを与えるカム部材とを備え、ストライカがラッチに係合するとき、カム部材の回動をもって、ラッチをオーバートラベル位置に強制的に回動させることによって、ラッチとストライカとの係合部分のガタ付きを抑止するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特表2006−516502号公報
上述のような車両用ラッチ装置においては、カム部材の回動をもって、ラッチをオーバートラベル位置に回動させる際、回動モーメントの力点(カム部材とラッチとの係合点)とラッチの回転中心間の距離は、回転モーメントの作用点(ストライカとラッチとの係合点)とラッチの回転中心間の距離よりも短く設定されている。このような構成では、ストライカと係合したラッチをオーバートラベル位置に回動させるためには、作用点に作用する力以上の力を力点に与えなければならない。しかし、このようにすると、カム部材を付勢するスプリングは付勢力が大きいものが用いられ、ラッチ装置の大型化を招く問題を生じることとなる。
本発明は、上記課題に鑑み、ラッチとストライカとの係合部分のガタ付きを確実に抑止することができ、しかも小型化が可能で強度的に優れた車両用ラッチ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明においては、車体に可動可能に支持された可動体または前記車体のいずれか一方に設けられ、当該いずれか他方に設けられたストライカと係合することによって、前記可動体を所定位置にロックするようにした車両用ラッチ装置において、前記ストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、前記ベース部材に枢支されると共に、前記ストライカと係合可能な係合溝を有し、かつ前記ストライカが前記係合溝から離脱した解放位置から前記ストライカが前記係合溝に係合した係合位置へ回動可能なラッチと、前記ベース部材に枢支されると共に、前記ストライカ進入溝を横切る方向へ延出する前記ラッチのアーム部に係合することにより前記ラッチの係合位置から解放位置への回動を阻止可能なロッキングプレートと、前記ロッキングプレートを前記ラッチのアーム部に係合する一方向へ付勢するスプリングと、前記ベース部材に枢支されると共に、前記ラッチが解放位置から係合位置付近に回動した際、前記ラッチの前記アーム部における尖端状の先端部に摺接しつつ一方向へ回動することにより、前記ラッチに対して係合位置を超えたオーバートラベル位置へ回動する回転モーメントを与えるカム面を有するカムプレートと、前記カムプレートを一方向へ付勢するスプリングとを備え、オーバートラベル位置にある前記ラッチに対して解放方向へ過大な荷重が作用した際、前記ラッチの前記アーム部の先端部が前記カム面に食い込みにより係合して、前記カムプレートの回動を拘束すると共に、前記ロッキングプレートが前記カムプレートに設けた阻止部に当接して、前記ロッキングプレートの回動を阻止する。
上記構成により、ラッチをオーバートラベル位置へ回動させる回転モーメントの力点となるアーム部の先端部を、前記回転モーメントの作用点となるラッチとストライカとの係合部分よりも、ラッチの回転中心から離れたところに設定することができる。これにより、カムプレートの一方向への回動をもって、ラッチをオーバートラベル位置に確実に回動させることができるため、カムプレートを一方向へ付勢するスプリングの小型化を可能にして、ラッチ装置の小型化を図ることができる。また、ストライカに係合したラッチに対して、解放方向へ過大な荷重が作用した場合には、ラッチにおけるアーム部の先端部がカムプレートのカム面に食い込み係合して、カムプレート及びロッキングプレートの回動を拘束するため、ラッチとロッキングプレートの係合を保持して、ロック強度の向上を図ることができる。
さらに、本発明は、前記カムプレートのカム面を、前記ラッチのアーム部の先端部が前記カム面に食い込みによる係合を促進させるために、前記ロッキングプレートよりも硬度が低い材質で形成する。これにより、ラッチに対して解放方向へ過大が荷重が作用した際には、ラッチにおけるアーム部の先端部が、カムプレートのカム面に確実に食い込み係合して、カムプレート及びロッキングプレートの回動を確実に拘束することができる。
さらに、本発明は、前記カムプレートにおけるカム面の近傍に、前記ラッチのアーム部の先端部が前記カム面に食い込みによる係合を促進させるための開口部を設ける。これにより、ラッチに対して解放方向へ過大が荷重が作用した際には、ラッチにおけるアーム部の先端部が、カムプレートのカム面に確実に食い込み係合して、カムプレート及びロッキングプレートの回動を確実に拘束することができる。
本発明においては、カムプレートを一方向へ付勢するスプリングの小型化を可能にして、ラッチ装置の小型化を図ることができる。また、ストライカに係合したラッチに対して、解放方向へ過大な荷重が作用した際には、ラッチにおけるアーム部の先端部がカムプレートのカム面に確実に食い込み係合して、カムプレート及びロッキングプレートの回動を拘束する。これにより、ラッチとロッキングプレートの係合を保持し、ロック強度の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1における左右方向を車両の「左右方向」とし、図2〜図7における左方を車両の「前方」とし、右方を車両の「後方」とする。
図1に示すように、車両の可動体をなすシート1は、通常、実線で示す着座可能な使用位置にロックされ、必要に応じて2点鎖線で示す収納位置に移動させることができる。シート1が使用位置にロックされている場合には、シート1の下部に設けられるラッチ装置2が車体フロアに固着されたストライカ3に係合している。なお、可動体は、車両の可動式ルーフ、トランクリッド等としても良い。また、ストライカ3をシート1側、ラッチ装置2を車体フロア側にそれぞれ設けた構成であっても良い。
ラッチ装置2は、シート1の下部に固定されるベース部材4と、ストライカ3と係合可能なラッチ5と、ストライカ3と係合したラッチ5に係合可能なロッキングプレート6と、ラッチ5を係合位置(図3参照)からオーバートラベル位置(図4参照)に回動させる回転モーメントを付与するカムプレート7と、ロッキングプレート6をリリース作動(ロッキングプレート6とラッチ5との係合が解除する作動)させるためのリリースレバー8とを含む。
ベース部材4の下部中央には、シート1を使用位置にロックするとき、ストライカ3が下方から進入可能な下方が開口したストライカ進入溝41が設けられている。
ラッチ5は、ベース部材4におけるストライカ進入溝41の前斜め上方位置に左右方向を向くラッチ軸9により枢支されると共に、解放位置(図2参照)から係合位置(図3参照)を経てオーバートラベル位置(図4参照)、及びその逆に回動可能であって、ラッチ軸9に巻装された第1スプリング10により解放方向(図2〜図6において時計方向)へ付勢されている。
ラッチ5には、ストライカ進入溝41を横切るように延出する下側の第1アーム部51と、上側の第2アーム部52とが設けられ、両アーム部51、52間には、ストライカ3が係合可能な係合溝53が設けられている。第2アーム部52におけるストライカ進入溝41を跨いだ後部の内縁(第1アーム部51に対向する側の縁部)には、ロッキングプレート6の下部に設けられた爪部61が係合可能な係合部54が設けられている。なお、ストライカ進入溝41を跨いだ第2アーム部52の尖端状の先端部は、カムプレート7に設けられた後述のカム面71に摺接可能で、かつ過大な荷重が作用したとき、カム面71に食い込みにより係合可能な力点部55を形成する。
なお、ラッチ5の解放位置は、シート1が収納位置にある等してストライカ3が係合溝53から離脱した位置、同じく係合位置は、係合溝53にストライカ3が係合し、かつ係合部54にロッキングプレート6の爪部61が係合した位置、同じくオーバートラベル位置は、係合位置からさらに係合方向へ回動して、ロッキングプレート6の爪部61と係合部54との間に隙間が発生した位置である。
ロッキングプレート6は、ベース部材4におけるストライカ進入溝41の後斜め上方位置に左右方向を向くロッキングプレート軸11により枢支されると共に、下部にラッチ5の係合部54に係合可能な爪部61を有し、第1スプリング10により爪部61がラッチ5の係合部54に係合する係合方向(図2〜図6において時計方向)へ付勢されている。
ロッキングプレート6の爪部61がラッチ5の係合部54に係合しているロック状態(図3、6参照)では、ラッチ5の解放方向への回動は阻止され、また、同じく爪部61が係合部54から離脱したリリース状態(図5参照)では、ラッチ5の解放位置への回動は許可される。なお、第1スプリング10は、一端がラッチ5、また他端がロッキングプレート6にそれぞれ係止されることによって、ラッチ5に対して解放方向、またロッキングプレート6に対して係合方向への付勢力をそれぞれ付与する。
カムプレート7は、左右方向を向くカム軸13をもって、ベース部材4におけるストライカ進入溝41の後方で、かつロッキングプレート軸11の下方に枢支されると共に、ロッキングプレート軸11に巻装された第2スプリング12の付勢力により作用方向(図2〜図6において反時計方向)へ付勢されている。カムプレート7の上縁(または上面)には、ラッチ5が係合位置付近に回動したとき、ラッチ5の力点部55に摺接可能なカム面71が設けられている。また、カムプレート7におけるカム面71の近傍には、カム面71に沿って円弧状の開口部72が穿設されている。
なお、ロッキングプレート6及びカムプレート7は、ロッキングプレート軸11とカム軸13とを結んだ直線L(図4参照)に対して、爪部61及びカム面71のそれぞれの移動軌跡が交差するように配置される。
カム面71は、後方へ行くにしたがってカム軸13の中心からの距離が漸増するように形成される。したがって、カムプレート7は、カム面71が力点部55に当接した状態で第2スプリング12の付勢力により作用方向へ回動することにより、ラッチ5に対して係合位置からオーバートラベル位置へ向けて回動させる回転モーメントを付与する。
開口部72は、衝突事故等によって、オーバートラベル位置にあるラッチ5に対して解放方向へ過大な力が作用した際、ラッチ5における力点部55がカム面71に強く当接して、力点部55がカム面71に食い込み係合するように、カム面71の変形を促進させるものである。ラッチ5の力点部55がカム面71に食い込み係合すると、カムプレート7におけるカム面71が力点部55から離れる離脱方向(図4において時計方向)の回動は拘束される。カムプレート7の回動が拘束されると、ロッキングプレート6がカムプレート7に設けられた阻止部73に当接することによって、ロッキングプレート6のリリース方向への回動も阻止される。
なお、カムプレート7のカム面71の変形を促進させる手段としては、開口部72に代えて、または加えて、カム面71をラッチ5の力点部55の硬度よりも低い材質で形成しても良い(例えば、カムプレート7を熱間圧延鋼板とし、ラッチ5をクロモリ鋼とする)。
ラッチ5を係合位置付近からオーバートラベル位置に回動させる際の回転モーメントの力点となるラッチ5の力点部55は、回転モーメントの作用点となるラッチ5とストライカ3との係合部分A(図4参照)よりも、ラッチ軸9から離れた位置に設定される。これによって、力点部55に入力される力は、作用点Aから増大されて出力されることとなる。
リリースレバー8は、ベースプレート4におけるロッキングプレート6の上方に左右方向を向くレバー軸14により枢支されると共に、下端部がロッキングプレート6の上端部に連係され、上端部がシート1に設けられたストラップ(図示略)にケーブル、ロッド等の操作力伝達部材を介して連結される。
次に、本発明に係わるラッチ装置2の作用について説明する。
シート1が収納位置にある場合には、図2に示すように、ラッチ5は、ストライカ3から離脱した解放位置に保持され、ロッキングプレート6及びカムプレート7は、それぞれラッチ5の外周縁に当接している。この状態からシート1を使用位置に移動させると、ストライカ3がベース部材4のストライカ進入溝41に進入すると共にラッチ5の係合溝53に係合して、図3に示すように、ラッチ5は係合位置へ向けて回動する。
ラッチ5が係合位置付近に回動すると、カムプレート7のカム面71がラッチ5の力点部55に当接する。これにより、カムプレート7が第2スプリング12の付勢力により作動方向へ回動することに伴って、ラッチ5は、強制的にオーバートラベル位置へ向けて方向へ回動させられ、ロッキングプレート6の爪部61は、第1スプリング10の付勢力によりラッチ5の係合部54に係合する。
カムプレート7がさらに作動方向へ回動すると、図4に示すように、ラッチ5は、オーバートラベル位置に回動して、ストライカ3をストライカ進入溝41に深く進入させて、ストライカ進入溝41の奥とラッチ5の第1アーム部51との間に強く挟み込む。この場合、上述のように、カムプレート7のカム面71に当接する力点部55は、作用点Aよりも、ラッチ軸9から離れたところに設定されるため、ラッチ5を軽力で係合位置からオーバートラベル位置まで確実に回動させることができる。
ラッチ装置2がストライカ3に係合して、シート1が使用位置に保持されている際、衝突事故等によって、オーバートラベル位置に保持されているラッチ5に対して解放方向へ過大な力が作用すると、図6、7に示すように、ラッチ5のアーム部52における力点部55がカムプレート7のカム面71に食い込み係合する。これにより、カムプレート7の回動は拘束され、また、ロッキングプレート6は、カムプレート7の阻止部73に当接することで、リリース方向への回動が阻止される。この結果、ラッチ5に対して解放方向へ過大な力が作用しても、ロッキングプレート6の爪部61とラッチ5のアーム部52における係合部54との係合は確実に保持され、ロック強度の向上が図られる。また、ラッチ5のアーム部52における係合部54がロッキングプレート6、また同じく力点部55がカムプレート7にそれぞれ係合する構成であるため、衝突事故等の場合、ロッキングプレート6及びカムプレート7の両プレートにてラッチ5を係合位置に保持することができ、強度の向上を図ることができる。さらには、ラッチ5の板厚内にロッキングプレート6、カムプレート7が納まるように、ロッキングプレート6、カムプレート7の板厚を設定することで、装置の薄型化を図ることができる。
使用位置にロックされているシート1を収納位置に移動させる場合には、ストラップを引っ張りリリース操作する。ストラップが引っ張りリリース操作されると、リリースレバー8は、待機位置(図4参照)からリリース位置(図5参照)に回動して、ロッキングプレート6を係合位置(図4参照)からリリース位置(図5参照)へ回動させる。ロッキングプレート6がリリース位置へ回動すると、図5に示すように、ロッキングプレート6の爪部61がラッチ5の係合部54から離脱すると共に、ロッキングプレート6の下端部がカムプレート7の阻止部73に当接して、カムプレート7もリリース位置(図5参照)に回動する。これにより、ラッチ5の解放方向への回動は許可される。
本発明を適用した車両用シートの正面図である。 本発明に係わるラッチが解放位置にあるときのラッチ装置の側面図である。 同じくラッチが係合位置にあるときのラッチ装置の側面図である。 同じくラッチがオーバートラベル位置にあるときのラッチ装置の側面図である。 同じくリリース操作時のラッチ装置の側面図である。 同じくラッチがカムプレートのカム面に食い込み係合した状態のラッチ装置の側面図である。 同じくラッチがカムプレートのカム面に食い込み係合した状態の要部の拡大側面図である。
符号の説明
1 シート(可動体)
2 ラッチ装置
3 ストライカ
4 ベース部材
5 ラッチ
6 ロッキングプレート
7 カムプレート
8 リリースレバー
9 ラッチ軸
10 第1スプリング(スプリング)
11 ロッキングプレート軸
12 第2スプリング(スプリング)
13 カム軸
14 レバー軸
41 ストライカ進入溝
51 第1アーム部(アーム部)
52 第2アーム部(アーム部)
53 係合溝
54 係合部
55 力点部(先端部)
61 爪部
71 カム面
72 開口部
73 阻止部

Claims (3)

  1. 車体に可動可能に支持された可動体または前記車体のいずれか一方に設けられ、当該いずれか他方に設けられたストライカと係合することによって、前記可動体を所定位置にロックするようにした車両用ラッチ装置において、
    前記ストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
    前記ベース部材に枢支されると共に、前記ストライカと係合可能な係合溝を有し、かつ前記ストライカが前記係合溝から離脱した解放位置から前記ストライカが前記係合溝に係合した係合位置へ回動可能なラッチと、
    前記ベース部材に枢支されると共に、前記ストライカ進入溝を横切る方向へ延出する前記ラッチのアーム部に係合することにより前記ラッチの係合位置から解放位置への回動を阻止可能なロッキングプレートと、
    前記ロッキングプレートを前記ラッチのアーム部に係合する一方向へ付勢するスプリングと、
    前記ベース部材に枢支されると共に、前記ラッチが解放位置から係合位置付近に回動した際、前記ラッチの前記アーム部における尖端状の先端部に摺接しつつ一方向へ回動することにより、前記ラッチに対して係合位置を超えたオーバートラベル位置へ回動する回転モーメントを与えるカム面を有するカムプレートと、
    前記カムプレートを一方向へ付勢するスプリングとを備え、
    オーバートラベル位置にある前記ラッチに対して解放方向へ過大な荷重が作用した際、前記ラッチの前記アーム部の先端部が前記カム面に食い込みにより係合して、前記カムプレートの回動を拘束すると共に、前記ロッキングプレートが前記カムプレートに設けた阻止部に当接して、前記ロッキングプレートの回動を阻止するようにしたことを特徴とする車両用ラッチ装置。
  2. 前記カムプレートのカム面を、前記ラッチのアーム部の先端部が前記カム面に食い込みによる係合を促進させるために、前記ロッキングプレートよりも硬度が低い材質で形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用ラッチ装置。
  3. 前記カムプレートにおけるカム面の近傍に、前記ラッチのアーム部の先端部が前記カム面に食い込みによる係合を促進させるための開口部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の車両用ラッチ装置。
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