JP7354488B2 - 自動車用ラッチ、特に電気的に操作可能な自動車用ラッチ - Google Patents

自動車用ラッチ、特に電気的に操作可能な自動車用ラッチ Download PDF

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Description

本発明は、キャッチ部と少なくとも1つの爪部とを有するロック機構を備える自動車用ラッチ、特に電気的に操作可能なラッチに関し、爪部と、係合領域においてキャッチ部と爪部との間に置かれ、キャッチ部上に配置される更なるラチェット要素とによって、少なくとも1つのメインラチェット位置でキャッチ部をラチェット駆動させることが可能である。
最近の自動車に対する要求、特に使用性に関する快適性に対する要求は絶えず増加している。自動車産業の目的は、自動車の操作者に対して、ドア、後部扉又はフードのための簡単な開放ロックシステムを提供することである。自動車用ラッチに配置されたロック機構は、ドアまたは後部扉が開放されたときの騒音挙動およびハプティックに決定的な影響を及ぼす。
ロック機構は、一般的に固定されたラッチホルダと連動してラチェット位置に移動することができるキャッチ部および爪部からなる。その結果、開放ロック機構がラッチホルダの方向に移動されると、キャッチ部はロック位置に移動し、爪部によってロック位置またはラチェット位置に最終的にラチェットされる。1つまたは2つのラチェット位置、すなわちプレラチェット位置とメインラチェット位置を有するロック機構があり、1つ又は2つのラチェット位置を実現するために、1つ又は2つ以上の爪部を備えたロック機構がある。ロック機構の音響挙動は、キャッチ部と爪部との間の係合領域によって大きく影響され、互いに対するロック機構の部品の表面特性、力および配置は、ノイズ挙動に影響を及ぼし得る。
ノイズ挙動を改善するために、DE10 2012 024 303A1から、パズルブロックとして知られる構成要素が、キャッチ部と爪部との間の係合領域に配置され、異なる材料で作ることができ、さらに/または、異なる表面構造を備えることができるロック機構が知られている。ロック用部品に使用される構成要素は、例えば、摩擦相手の摩擦挙動を改善し、従って、ロック機構の部品がスライドするときの騒音低減を支援する材料で作ることができる。さらに、摩擦相手との間に表面溝を整列させることにより、ロック機構を容易にかつ騒音を少なくして解除できることが開示されている。
ロック機構を容易に開放するための解決策を有する別のロックシステムが、DE10 2014 006 118A1から知られている。例示的な実施形態において、この文献は、キャッチ部に係合する2つの爪部の配置を記載しており、これらの爪部は、キャッチ部に関して構造的に異なる。ロック機構では、開閉または中立モーメントも参照される。閉鎖モーメントの場合、キャッチ部によって爪部に導入された力のベクトルは、ロック機構を強制的に閉鎖位置にする。これに対して、開放モーメントを有するロック機構の場合には、爪部をキャッチ部との係合領域から押し出すモーメントが発生する。この文献は、ロック機構を容易かつ静かに開放することを意図した解決策を開示している。まず、閉鎖用爪部をキャッチ部との係合領域から離脱させることにより、爪部は開放モーメントでキャッチ部と係合するようになる。爪部とキャッチ部との結合された相互作用は、静かに開放するラッチを提供することができる。
静かであるか、または容易に開放するラッチを達成するための最新技術で知られた解決策は、良いアプローチを提供するが、改善が必要である。ここから本発明が始まる。
本発明の目的は、極めて過酷な状況下においても、ロック機構の安全、静音、低騒音なロック解除を確保することができる、容易かつ静かに開放することができるラッチとラッチ用ロック機構とを提供することにある。これは、特に、ロック機構とその特性が、ロック機構が電気駆動によっていつでもアンラッチできるように設計されるべきであるという事実に関係する。
本発明の目的は、改良されたラッチ、特に自動車用ラッチのための改良されたロック機構を提供することである。特に、本発明の目的は、容易に開放することができ、静かに動作するロックシステムを実現するための構造的に有利で安価な可能性を提供することである。
この目的は、独立クレーム1の特徴によって達成される。本発明の有利な実施形態は、従属クレームにおいて特定される。以下に説明する例示的な実施形態は、限定するものではないことに留意されたい。むしろ、明細書及び従属クレームに記載された特徴の任意の変形が可能である。
請求項1に記載の発明は、キャッチ部と少なくとも1つの爪部とを有するロック機構を備え、爪部によってキャッチ部を少なくとも1つのメインラチェット位置でラチェット駆動させることができる自動車用ラッチ、特に電気的に操作可能なラッチを提供することを目的とする。本発明による自動車用ラッチの設計により、構造的に有利なロック機構を提供することができ、これにより、ロック機構、したがってラッチを容易かつ静かに開放することができる。特に、キャッチ部内にラチェット要素を旋回できるように収容することにより、ロック機構の部品が係合解除することなく、キャッチ部と爪部との間の相対的な運動が可能になる。この相対的な運動により、キャッチ部から爪部への負荷を低減することができ、したがって、キャッチ部またはラチェット要素と爪部との間の好ましい係合比を提供することができる。
ロック機構の閉鎖中に、キャッチ部はラッチホルダと係合し、ラッチホルダとキャッチ部との相対的な運動を介して、例えばプレラチェット位置とメインラチェット位置とのようなラチェット位置に移動する。また、キャッチをメイン主ラチェット位置を越えてオーバートラベル位置に移動させて、爪部を安全にキャッチ部に落下させることも可能である。
この閉鎖処理の間に、例えばドアシールが圧縮され、ラッチホルダを介してロック機構に伝達される力を生み出す。この閉鎖力は、自動車の操作中にロック機構によって吸収されなければならない。事故のような極端な状況では、極端な負荷または力がロック機構に作用することがある。このような極端な状況でも、ロック機構はラッチホルダを確実に固定しなければならない。ロック機構の開放時には、上述の力がロック機構に作用し、本発明のラチェット要素は、ロック機構の部品を係合解除することなくロック機構の部品を互いに旋回させることによってロック機構を解放し、その結果、ロック機構に対するピーク荷重を、キャッチ部内に旋回可能に配置されたラチェット要素によって吸収することができる。従って、ラチェット要素の回転又は旋回運動は、ロック機構に対して解放効果を有し、その結果、爪部とラチェット要素とのその後の係合解除において、ロック機構の構成要素間の力が小さくなる。これにより、ロック機構のラッチ解除が容易になるが、より静かになる。
本発明の意味の範囲内で自動車用ラッチに言及する場合、これには、例えば、側部ドア、スライドドア、後部扉、フード及び/又はカバーで使用される自動車用ラッチが含まれ、この場合、ピボット式又はスライド式に装着された構成要素が自動車に配置される。また、自動車用ラッチをシートの背もたれに配置したり、着脱可能なシートのフロアラッチとして使用したりすることも考えられる。
自動車用ラッチは、キャッチ部および少なくとも1つの爪部を有するロック機構を有する。好ましくは、少なくとも1つの爪部は、キャッチ部と共に1つの面に配置され、ラッチホルダと協働して、キャッチ部を1つの位置にロックすることができる。ロック機構が開放しているとき、キャッチ部の入口マウスはラッチホルダの方を向いており、ラッチホルダとキャッチ部との間の相対運動の結果として、キャッチ部が旋回する。爪部は、通常、ラチェット位置に到達したときに爪部がキャッチ部またはラチェット要素と係合するように、キャッチ部に向けて予荷重が加えられる。
ロック機構のロックを解除するために、解除レバーが使用され、解除レバーは、ロック機構と、好ましくは、解除レバーの運動によってロックされたロック機構を解除できるように、爪部と相互作用する。解除レバーは、たとえば、自動車用ラッチに旋回可能に装着され、少なくとも1つの爪部をキャッチ部との係合領域から移動させることができる。この場合、1個、2個または3個の爪部を有するシステムが使用される。たとえば、プレラチェット位置には別個の爪部が設けられ、この爪部はメインラチェット位置にある別の爪部によって相互作用し、第2の爪部は第3の爪部によってキャッチ部と係合して保持され、これはブロックレバーまたはラチェットレバーとも呼ばれる。好ましい実施形態では、本発明によるロック機構は、自動車用ラッチ内の平行面に配置されたプレラチェット用爪部を有する。プレラチェット用爪部は、プレラチェット用爪部およびメインラチェット用爪部の旋回可能な装着のために1つのピンのみが設けられるように、メインラチェット用爪部のピンに装着することができる。プレラチェット用爪部は、好ましくは、ロック機構のプレラチェット位置を実現するために、キャッチ部上の外形またはボルトと係合させることができる。
本発明の設計変更例では、ロック機構のメインラチェット位置は、爪部と協働するラチェット要素によって設定することができる。旋回可能なラチェット要素は、ラチェット要素が爪部とキャッチ部との間のメインラチェット位置に確実に載置するように、キャッチ部と爪部との間に保持される。ラチェット要素の旋回運動は、ロック機構のロック解除を容易にすることができるが、同時に、ラチェット要素と爪部との相互作用を介して、ロック機構におけるラチェット要素および/または爪部の確実な装着を達成することができる。ラチェット要素の目標とされた幾何学的又は構造的設計によって、少なくともラチェット要素に対して閉鎖モーメントを作用させることができる。この場合、閉鎖とは、好ましくはラッチホルダによってロック機構に導入されるロック機構に作用する力によって、ラチェット要素が閉鎖位置に押し込まれることを意味する。
また、ロック機構の中立モーメントをメインラチェット位置で調整することができれば有利であり、本発明の実施形態を表す。ロック機構の容易な開放は、メインラチェット位置の中立設計によっても支えられる。ロック機構の中立設計では、爪部には開放モーメントも閉鎖モーメントも作用しない。もちろん、これは理想的な設計でのみ可能であり、実際には、公差の設計によって僅かに閉鎖するモーメントが生じる。ロック機構の閉鎖設計とは対照的に、ロック機構の中立設計では、ロック機構を開放する際に閉鎖モーメントを克服する必要はない。これにより、解除レバーによって爪部を容易に移動させることができる。中立設計では、ラチェット要素がキャッチ部またはラッチホルダから爪部に荷重を伝達するので、キャッチ部内のラチェット要素の構造配置が重要な役割を果たす。ラチェット要素は、ロック機構の全体的な中立設計が、ラチェット要素の装着点と、ラチェット要素と爪部との間の係合領域とから生じるように、キャッチ部に装着されなければならない。
設計変更例では、ラチェット要素は、キャッチ部のためのケーシングおよび/またはラッチ用ハウジングおよび/またはラッチ用ケースおよび/または補強板によってラッチ内に案内することができる。全体として、ラチェット要素は、キャッチ部内に旋回可能に装着され、これにより、ラチェット要素のキャッチ面またはロック機構面の方向への移動を可能にすることができる。ロック機構面は、自動車の操作中にラッチ部、または、たとえばドアを閉鎖して保持するときに主負荷方向を形成する。しかし、極端な状況であっても、ラチェット要素が爪部と係合して確実に保持されることが必要である。キャッチ部のケーシングは、この目的のために使用することができ、キャッチ部は、好ましくは、射出成形プロセスによってプラスチック材料で包まれる。プラスチック製ケーシングをキャッチ部の本体を越えてラチェット要素の領域内に延在させることにより、ラチェット要素を少なくとも領域内で案内することができる。
十分な横方向の案内、すなわち、ロック機構面に対して垂直な方向の案内を確実にすることができるように、極端な状況においても、たとえばラッチハウジングまたはラッチ用ケースによって、ラチェット要素をロック機構面内で横方向に案内することもできる。ラッチ用ケースと補強板とを含む自動車用ラッチの構造設計によっては、ラチェット要素をラッチ用ケースと補強板との間に案内することも考えられる。ロック機構の部品のピンを補強板で支持し、ロック機構の部品にかかる最大荷重を吸収する。
キャッチ部および/またはキャッチ部用ケーシングおよび/またはラッチ用ケースがラチェット要素のための停止表面を形成する場合、このことは、本発明の別の設計変形をもたらす。ラチェット要素は、ラチェット要素用キャッチ部上に停止表面を容易に形成することができるように、キャッチ部内に旋回可能に収容される。この場合、当接表面をキャッチ部用ケーシングから形成することができるので、ラチェット要素を静かに且つダムパブル(dampable)にキャッチ部に当接させることができる。
しかしながら、少なくとも一部の領域でラチェット要素がキャッチ部の金属本体に当接することも考えられる。ラチェット要素のための停止表面は、たとえば、自動車用ラッチの設置スペース及び構造条件に応じて、ラッチ用ケース又はラッチ用ハウジングによって設けることもできる。ラチェット要素の停止表面は、ラチェット要素を対応する位置に保持するか、またはラチェット要素の旋回を制限するように働く。特に、ロック機構のメインラチェット位置において、接触表面は、ラチェット要素のための支持表面としても機能し、同時に、爪部に導入される力のための伝達表面としても機能する。キャッチ部によって吸収される力の伝達という意味で、ラチェット要素は伝達レバーとも呼ばれる。
本発明の別の設計変形例は、ラチェット要素がインターロック方式でキャッチ部に保持される場合に生じる。ラチェット要素または伝達レバーのインターロック収容により、ラチェット要素をキャッチ部に保持して位置決めするための付加的な固定が可能になる。ラチェット要素がキャッチ部内に旋回可能に配置されていることは、ラチェット要素が一定の公差でキャッチ部内に保持されることを意味する。
インターロック収容部、特に、キャッチ部収容部とラチェット要素との間の協働半径の意味におけるインターロック収容部は、キャッチ部内のラチェット要素の転動またはシフトを達成することができる。次に、一方では、ラチェット要素の転動またはシフト運動により、ロック解除中に爪部とラチェット要素との間の係合領域で転動を達成することができ、同時に、ラチェット要素がキャッチ部内で、それ自体を転回させることができる。これにより、ノイズの発生を最小限に抑えて確実に解除することができる。ラチェット要素は、たとえば、キャッチ部が自動車用ラッチに装着される前に、インターロック方式でキャッチ部に挿入することができ、ラチェット要素に設けられたキャッチ部は、ラチェット要素を旋回可能に収容し、他のラッチ構成要素は、ラチェット要素をロック機能に関して案内する。
また、メインラチェット位置において、ラチェット要素が最大当接表面でキャッチ部に当接すると有利である。ロック機構のメインラチェット位置において、極端な荷重が、ロック機構、特に、ラチェット要素と爪部との間の係合領域に生じる場合がある。たとえば、自動車に移動可能に配置された構成要素を確実に保持しなければならないロック機構は、事故の結果、自動車に対して極端な負荷が作用する可能性がある。有利には、ラチェット要素が当接表面に当接し、かつキャッチ部の収容開口内であれば、キャッチ部と爪部との間の良好な力伝達を達成することができる。この場合、ラチェット要素をキャッチ部に装着することに加えて、当接表面は、ロック機構における安定化および力伝達の役割も果たすことができる。有利には、ラチェット要素は、キャッチ部の全表面にわたって、少なくとも領域において、キャッチ部の当接表面と係合することができる。
別の設計変形例は、ラチェット要素が10度から60度、好ましくは、20度から50度、さらに好ましくは、25度から45度の旋回角度でキャッチ部内に保持される場合に生じる。請求項1に記載の旋回角度範囲において、一方では、キャッチ部におけるラチェット要素の十分に安定した装着を保証することができ、他方では、ラチェット要素の十分な可動性を提供して、爪部がキャッチ部の旋回範囲と係合しない領域で、爪部が確実に転回するようにすることができる。旋回角度は、キャッチ部自体によって、および/または自動車用ラッチの停止表面、特にラッチ用ケースの停止表面によって制限することができる。
ラチェット要素と爪部とが、それぞれ、その係合領域においてその装着点に対して同心的に形成され、したがって、ラチェット要素と爪部との間の転回運動が可能である場合、これは、本発明のさらに有利な設計の変形をもたらす。爪部とラチェット要素との同心係合表面は、爪部とラチェット要素との間の係合領域での転回を可能にする。ラチェット要素のキャッチ部への旋回可能な装着と、爪部の自動車用ラッチへの旋回可能な装着とを組み合わせることにより、係合領域において転回運動を達成することができる。これにより、ロック機構を静かに、しかも簡単に解除することができる。
他の設計変形例は、爪部をブロックレバーによってメインラチェット位置に保持することができる点で達成される。ロック機構が開放モーメントを有する場合には、爪部を案内するか、または爪部をメインラチェット位置でブロックすることが有利である。開放モーメントの場合、爪部に力が作用して、爪部をラチェット要素の係合領域から旋回させる。次いで、ブロックレバーは、爪部の位置を固定する働きをする。しかしながら、ロック機構の中立設計または閉鎖設計の場合には、爪部を確実に固定して位置決めするために、ブロックレバーを設けることも考えられる。
以下、添付の図面を参照して、好適な例示的実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。しかしながら、例示的な実施形態は本発明を限定するものではなく、単に有利な実施形態であるという原理が適用される。示された特徴は、個別にまたは組み合わせて、明細書およびクレームのさらなる特徴と組み合わせて実施することができる。
図1は、本発明に従って設計された、ラッチホルダと係合する、メインラチェット位置におけるロック機構の側面図の基本図である。 図2は、解除処理が開始されたときの、図1に従って設計された本発明に従って設計されたロック機構を示す。 図3は、ロック機構の開放過程中の爪部上のラチェット要素の転回運動を示す。 図4は、キャッチ部が開放方向に移動可能になるように 、爪部が解除される直前の、ラチェット要素および爪部の間の転回処理の終了を示す。 図5は、ラッチの開放直後または閉鎖処理の開始時の、開放されたロック機構を示す。
詳細な説明
図1において、本発明の概念を説明するために不可欠な構成要素を備えた自動車用ラッチ1が側面図及び基本的な図で示されている。自動車用ラッチ1は、ラッチホルダ3をロック機構に係合させることができる入口領域2を有する。ラッチ1のメインラチェット位置が示されており、自動車用ラッチは、自動車に移動可能に保持された構成要素を確実に位置決めする。ロック機構4は、爪部5、キャッチ部6及びラチェット要素7から成り、ラッチホルダ3を保持するのに役立つ。爪部5は、旋回ピン8を中心に旋回できるように自動車用ラッチに収容され、キャッチ部6は、旋回ピン9を中心に旋回できるように自動車用ラッチに収容される。ラチェット要素7は、次に、キャッチ部6の装着点10で旋回可能に保持される。この実施形態では、キャッチ部6は、プラスチック製ケーシング12を備えた金属コア11を有する。
この例示的な実施形態では、ラチェット要素7は、装着点10で、キャッチ部6のプラスチック製ケーシング12内に収容される。この場合、ラチェット要素7がキャッチ部の表面に当接する第1当接表面13と、ラチェット要素7の装着点10に形成された第2当接表面14とがある。図1から明らかなように、ラッチ要素7は、最大当接表面13,14でキャッチ部6に当接する。しかしながら、同時に、ラチェット要素7は、キャッチ部6内に旋回可能に収容される。当接表面13も同時にラチェット要素の停止表面を形成するので、キャッチ部6におけるラチェット要素の旋回運動を制限することができる。
この実施形態では、爪部5とラチェット要素7との間に2つの係合領域15,16がある。ここで、一次係合領域15及び二次係合領域16を参照することができる。主な荷重方向は、キャッチ部から始まり、爪部用旋回ピン8の方向に向けられ、ラチェット要素7と爪部5との間の一次係合領域15にある。二次係合領域16は、動力伝達にも使用されるが、例えばロック機構4が閉鎖モーメントを有するときに、爪部5の位置を安定させる役割も果たすことができる。
力Fは、ラッチホルダ3によって、特に、例えばドアシールからラッチホルダ3に作用する相対力によって、ロック機構4に導入される。この力Fは、ロック機構4において矢印M方向のモーメントを発生させ、このモーメントは、爪部5によって相殺される。力FまたはモーメントMは、ラチェット要素7と爪部5との間の力F、Mとして作用する。
ロック機構4の位置は、図2に示されており、爪部5は、解除レバー(図示せず)によって矢印Pの方向に反時計回りに偏向される。爪部5が矢印Pの方向に偏向されると、ラチェット要素7が第2係合領域16から引き離され、矢印P1の方向に時計回りに移動し、ラチェット要素7は、装着点10内で旋回し、同時に爪部5上を転回する一次係合領域15内で旋回する。したがって、爪部5が係合領域15,16内でラチェット要素7に対して直接的にシフトされ、代わりに、ラチェット要素7が爪部5上で転回またはシフトするロック機構のハードロック解除はない。これにより、ロック機構4を何よりも容易に静かに解除することができる。
図3において、爪部5は、旋回ピン8を中心に矢印P方向にさらに移動し、その結果、爪部5とラチェット要素7との間の更なる転回が生み出される。爪部5上でラチェット要素7が更に転回すると、ラチェット要素7がキャッチ部6上の停止面17に当接することになる。このロック解除段階では、モーメントMからの合力としての力ベクトルVが爪部5の開放方向に向けられ、ロック機構4が自動的に開放される。ここで、ラチェット要素7は、爪部5の係合領域15に排他的に載置するので、力のベクトルVはその向きを変え、爪部5に対して開放モーメントを発生する。図4から明らかなように、爪部5は自動的にラチェット要素7からスリップするが、ロック機構4が自動的に開放するので、これは自動車の操作者のための触覚フィードバックとは関連しない。これにより、、爪部5とラチェット部7との係合領域15,16における転動に対して、容易に、かつ、騒音を発生することなく、ロック機構4を開放させることができる。
図4には、単なる実施例として外部停止部18が示されており、この場合、キャッチ部7上の当接表面17は、もちろん省略することができる。もちろん、図1に破線で示すように、追加のブロックレバー19がロック機構4と相互作用することも考えられる。
完全に開放されたロック機構4が図5に示されており、ラッチホルダ3がキャッチ部6から係合解除され、ラチェット要素7がその開始位置に戻されている。ラチェット要素7は、自動車用ラッチ1の外形によって、バネが懸架されるか、または開始位置に戻される。爪部5は、好ましくは、キャッチ部6の方向にバネが懸架される。本発明による自動車用ラッチ1の設計、特に、キャッチ部6に旋回できるように収容されたラチェット要素の使用により、ロック機構4を容易に、低騒音で安全に開放することができる。
あるいは、ロック機構4はプレラチェットを有することもできる。図5において、プレラチェット20がキャッチ部6に設けられ、プレラチェット用爪部21が破線で示されている。プレラチェット20は、例えば、キャッチ部6上の円柱ピンまたはボルトとして設計することができ、単に例として、プレラチェット用爪部21のための平坦な当接表面を有する。プレラチェットは、もちろん、純粋にシリンダ形の設計を有することもできる。本実施形態では、プレラチェット用爪部21は、自動車用ラッチ1の爪部5と平行な面に配置され、ピン8を中心に旋回可能である。したがって、爪部5とプレラチェット用爪部21は共通のピン8を有し、これにより、ロック機構4のプレラチェット及びメインラチェットを達成するのに必要な構成要素の数が最小限に抑えられる。
プレラチェット20は、例えばプレラチェット用ボルト20としてキャッチ部6の開口部に装着することができる。また、最大の安定性を達成し、装着を容易にするために、プレラチェット用ボルト20をキャッチ部6に通すことも考えられる。プレラチェット21は、スチール部品として設計され、少なくとも領域内でプラスチック製ケーシングを有することができ、それらは、キャッチ部6を備えた共通のプラスチック製ケーシング12として設計することもできる。
バネ予荷重は、プレラチェット用爪部21をキャッチ部6の方向に荷重をかける。ロック機構4とプレラチェット位置21とが平行に配置されていることにより、ロック機構4は、まず、図5に示すロック機構4の開放位置から、ロック機構4の閉鎖中にプレラチェット位置に移動し、プレラチェット用爪部21はプレラチェット20と係合する。
符合の説明
1…自動車用ラッチ、2…入口領域、3…ラッチホルダ、4…ロック機構、5…爪部、6…キャッチ部、7…ラチェット要素、8, 9…旋回ピン、10…装着点、11…金属コア、12…プラスチック製ケーシング、13, 14, 17…当接表面、15, 16…係合領域、15…一次係合領域、16…二次係合領域、18…停止部、19…ブロックレバー、20…プレラチェット部、21…プレラチェット用爪部、F…力、M…モーメント、P,P1…矢印、V…力ベクトル。

Claims (9)

  1. キャッチ部(6)および少なくとも1つの爪部(5)を有するロック機構(4)と、ラチェット要素(7)とを備え、前記爪部(5)によって少なくとも1つのメインラチェット位置で前記キャッチ部(6)をラチェット駆動させることができる自動車用のラッチ(1)、特に電気的に操作可能なラッチ(1)において、
    前記ラチェット要素(7)は、係合領域(15,16)において、前記キャッチ部(6)および前記爪部(5)の間に置かれ、前記キャッチ部(6)上に配置され、旋回できるように前記キャッチ部(6)に収容され
    前記ラチェット要素(7)は、前記キャッチ部(6)に形状適合状態で保持されることを特徴とする、ラッチ(1)。
  2. 前記ロック機構(4)のメインラチェット位置は、前記爪部(5)と協働して前記ラチェット要素(7)によって設定できることを特徴とする、請求項1に記載のラッチ(1)。
  3. 中立モーメントが、メインラチェット位置の前記ロック機構で設定されることを特徴とする、請求項1または2に記載のラッチ(1)。
  4. 前記ラチェット要素(7)は、前記キャッチ部(6)のケーシング(12)及び/又はラッチ用ハウジング及び/又はラッチ用ケース及び/又は補強板によって前記ラッチ(1)内に案内されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のラッチ(1)。
  5. 前記キャッチ部(6)及び/又は前記キャッチ部ケーシング(12)及び/又はラッチ用ケースは、前記ラチェット要素(7)の停止表面(13,14,17)を形成することを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載のラッチ(1)。
  6. メインラチェット位置において、前記ラチェット要素(7)は最大当接表面(13,14,17)で前記キャッチ部(6)に当接することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載のラッチ(1)。
  7. 前記ラチェット要素(7)は、前記キャッチ部(6)に対して10°~60°の旋回角度で保持されることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載のラッチ(1)。
  8. 前記ラチェット要素(7)および前記爪部(5)は、それぞれ、前記係合領域(15,16)における前記ラチェット要素(7)および前記爪部(5)の装着点(8,10)に対して同心円状に形成されており、前記ラチェット要素(7)と前記爪部(5)との間で転回運動が可能であることを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載のラッチ(1)。
  9. ブロックレバー(19)によって前記爪部(5)をメインラチェット位置に保持することができることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載のラッチ(1)。
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