JP2016079573A - 車両用フードロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フードを閉じるのに必要な押し込み荷重を低減することにより、フードの閉鎖時における操作性を向上することができる車両用フードロック装置を提供する。
【解決手段】車両用フードロック装置100は、車体1の開口部を開閉するフード2を閉状態で車体1に対してロックする装置であって、フード2側に固定されたストライカ3が進入する進入溝4aが形成されたベースプレート4と、ベースプレート4に回動可能に支持されたロックレバー5と、ロックレバー5を付勢する弾性体としてのコイルばね6とを備え、フード2の閉動作において、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角が、ストライカ3の進入に伴って徐々に小さくなる。
【選択図】図1
【解決手段】車両用フードロック装置100は、車体1の開口部を開閉するフード2を閉状態で車体1に対してロックする装置であって、フード2側に固定されたストライカ3が進入する進入溝4aが形成されたベースプレート4と、ベースプレート4に回動可能に支持されたロックレバー5と、ロックレバー5を付勢する弾性体としてのコイルばね6とを備え、フード2の閉動作において、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角が、ストライカ3の進入に伴って徐々に小さくなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用フードロック装置に関する。
従来、エンジンルーム等の開口部に開閉可能に取り付けられたフードを車体に対してロックする車両用フードロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用フードロック装置は、フードに固定されたストライカが挿入される挿入溝が形成されたベースプレートと、ベースプレートに設けられ、ストライカの挿入溝から離脱が規制された規制位置とストライカの挿入溝からの離脱の規制が解除された解除位置との間を回動可能なロックレバーと、ロックレバーを解除位置から規制位置へ揺動する方向へ付勢するスプリングとを備える。
ロックレバーは、ストライカに係合するフック部を先端に備えたフックレバー部と、操作者による手動操作を受け付ける操作部を備えたセーフティレバー部とを有し、フック部の上端面にはストライカの進入方向に対して傾斜した傾斜面が形成されている。
フードを閉じる際には、ストライカがフック部と当接し、スプリングの付勢力に抗して傾斜面を押圧することにより、ロックレバーが規制位置から解除位置へと揺動する。そして、ストライカ3がベースプレートの挿入溝に進入すると、ロックレバーはスプリングの復元力によって解除位置から規制位置に復帰する。これにより、ストライカが挿入溝から離脱不能となる。
ところで、フード開放に必要な操作力を低減するためのダンパステーに支持されたフード機構を備えた車両がある。この種の車両においては、フードには押し上げる力が作用しているため、フードを閉じる際にこれが抵抗力となり、フードを閉じるのに必要な押し込み荷重が増大する。
したがって、特許文献1に記載のフードロック装置に対して上記のようなダンパステーに支持されたフードをロックする際には、ストライカがフード自重のみによってはロックレバーを押し倒すことができず、フードを閉じるためには操作者がフードを上方から強く押し込む必要があり、フード閉鎖時における操作性が悪化するおそれがあった。また、剛性が比較的低いアルミ製のフードの場合は、フードを車体に対して強く押し込むとフードに歪が生じるおそれもあるため、フードを閉じるために必要な押し込み荷重は低い方が望ましい。
そこで、本発明では、フードを閉じるのに必要な押し込み荷重を低減することにより、フードの閉鎖時における操作性を向上することができる車両用フードロック装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、車体の開口部を開閉するフードを閉状態で前記車体に対してロックするフードロック装置であって、前記車体側に設けられ、前記フード側に固定されたストライカが進入する進入溝が形成されたベースプレートと、前記ストライカの進入方向に対して傾斜した傾斜面が上端面に形成されたフック部と、操作者の手動操作を受け付ける操作部とを有し、前記フック部によって前記ストライカの前記進入溝からの離脱が規制された規制位置と、前記ストライカの前記進入溝からの離脱の規制が解除された解除位置との間を揺動するロックレバーと、前記ロックレバーを前記解除位置から前記規制位置へ揺動する方向に付勢する弾性体とを備え、前記ロックレバーは、前記ストライカが前記フック部の前記傾斜面に当接することにより、前記弾性体の付勢力に抗して前記規制位置から前記解除位置へ揺動し、前記ストライカの進入方向と、前記ストライカと前記フック部の前記傾斜面との接点における接線方向とのなす角が、前記ストライカの前記進入溝への進入に伴って徐々に小さくなる車両用フードロック装置。
本発明に係る車両用フードロック装置によれば、フードを閉じるのに必要な押し込み荷重を低減することにより、フードの閉鎖時における操作性を向上することができる。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係る車両用フードロック装置の構成及び動作について、図1乃至図5を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係る車両用フードロック装置の構成及び動作について、図1乃至図5を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る車両用フードロック装置の構成例を示し、(a)はロック状態における背面図であり、(b)はアンロック状態における背面図である。図2は、本実施の形態に係る車両用フードロック装置100のロック状態における正面図である。図3は、ロックレバー5の構成例を示し、(a)は上面図、(b)は左側側面図、(c)は背面図、(d)は右側側面図、(e)は底面図、(f)は正面図である。
車両用フードロック装置100は、車体1の開口部を開閉するフード2を閉状態で車体1に対してロックする装置であって、フード2側に固定されたストライカ3が進入する進入溝4aが形成されたベースプレート4と、ベースプレート4に対して揺動可能に支持されたロックレバー5と、ロックレバー5を付勢する弾性体としてのコイルばね6とを備える。なお、フード2は、フード2を開ける際の操作力を低減する図略のダンパステーによって、車体1に対して開閉可能に支持されている。
ストライカ3は、丸棒材を略U字状に屈曲して形成され、その両端がフード2に溶接等によって固定されている。
ベースプレート4は、その中央部に上端が開口した進入溝4aを有し、フード2を閉じるとストライカ3が進入溝4aに進入可能なように形成されている。また、ベースプレート4は、その中央部における左右方向の両側の端部及び下方の端部に、ボルト400を挿通させる挿通孔4cが形成されたフランジ片4bを有する。ベースプレート4は、これらの挿通孔4cに挿通されたボルト400が車体1側に設けられたネジ穴(図示せず)に螺合することによって車体1に対して固定される。
ベースプレート4の一方の面(背面)には、ロックレバー5が配置されると共に、他方の面(正面)には、回動可能に支持されたラッチ7及びオープンレバー8が進入溝4aを挟む位置にそれぞれ配置されている。
ラッチ7は、ベースプレート4の進入溝4aを挟んだ一側に取り付けられ、ベースプレート4の進入溝4aに進入したストライカ3が嵌合可能な嵌合溝7aを有する。また、ラッチ7は、ベースプレート4の正面に設けられたトーションばね9の付勢力を受けて、ストライカ3と嵌合溝7aとの嵌合が解除される方向(図2における時計回り方向)に常時付勢されている。
オープンレバー8は、ラッチ7と対向する側縁に図略のラッチ抑え部を有する。また、オープンレバー8は、ラッチ抑え部がラッチ7と係合する係合位置と、ラッチ抑え部とラッチ7との係合が解除される非係合位置との間を揺動し、図略のばね部材によって非係合位置から係合位置へ揺動する方向(図2における反時計回り方向)に常時付勢されている。
オープンレバー8は、ラッチ7がストライカ3と嵌合する位置(図2に示す位置)へ揺動した際、ラッチ抑え部がラッチ7と係合して、ラッチ7のトーションばね9の付勢力による揺動を規制する。これにより、フード2の閉鎖状態が維持される。
また、オープンレバー8の下端には、オープンレバー8を開操作するための図略のケーブルの一端が連結されるケーブル連結部80が形成されている。このケーブルの他端は、車両室内に設けられた図略のフードオープナーに連結されている。
ロックレバー5は、ストライカ3と当接するフック部510を先端に有するフックレバー部51と、操作者の手動操作を受け付ける操作部523を先端に有する操作レバー部52と、フックレバー部51及び操作レバー部52の下端において両レバー部を連結すると共にベースプレート4に揺動自在に取り付けられた基部53とを一体に有する。
また、ロックレバー5は、基部53に形成された挿通孔53aに挿通された支持ピン101を中心に揺動可能に支持され、ストライカ3の進入溝4aからの離脱が規制された規制位置X(図1(a)に示す位置X)と、ストライカ3の進入溝4aからの離脱の規制が解除された解除位置Y(図1(b)に示す位置Y)との間を揺動する。
フックレバー部51は、基部53の一端からフード2側に向かって延出して形成された腕部511と、腕部511の先端から略鉤状に屈曲して形成されたフック部510とを有する。フック部510の上端面には、ストライカ3の進入方向に対して傾斜した傾斜面510aが形成されている。
操作レバー部52は、基部53の他端からフード2側に向かって延出して形成された腕部520と、腕部520のフード2側の端部から図1に示すベースプレート4の背面側から正面側に向かって張り出して形成された張り出し部521と、張り出し部521の端部からフード2側へ立ち上がって形成された立ち上がり部522と、立ち上がり部522の端部から板状に延びて形成された操作部523とを一体に有する。
基部53には、その中央部から操作レバー部52側の下端部に背面側から正面側に向かって突出して形成された係止片53bが形成されている。係止片53bには、コイルばね6の一端が係止されており、コイルばね6の他端はベースプレート4の下方端部におけるフランジ片4bに係止されている。これにより、ロックレバー5は、コイルばね6の付勢力を受けて、フック部510がベースプレート4の進入溝4aを横切るように、解除位置Yから規制位置Xへ揺動する方向に常時付勢されている。
フード2を開ける場合は、先ず、操作者が運転席等でフードオープナーを操作することにより、オープンレバー8が係合位置から非係合位置へ揺動する方向(図2における時計回り方向)に回動し、ラッチ抑え部とラッチ7との係合が解除される結果、ラッチ7がトーションばね9の付勢力によって回動する。これにより、ラッチ7の嵌合溝7aとストライカ3との嵌合が解除され、ストライカ3がトーションばね9の付勢力をラッチ7を介して押し上げられる。ただし、この時点では、ロックレバー5が規制位置Xにあるため、ストライカ3はロックレバー5のフック部510により、進入溝4aからの離脱が規制された状態であり、フード2は僅かに開いた半開状態で一旦停止する。
そして、僅かに開いたフード2と車体1との隙間に操作者が手指を差し込んで、ロックレバー5における操作レバー部52の操作部523を押圧すると、ロックレバー5が規制位置Xから解除位置Yに揺動する。これにより、ストライカ3がベースプレート4の進入溝4aからの離脱ができる状態(図1(b)参照)となるため、フード2を完全に開くことが可能な状態となる。
次に、フード2を閉じる場合における本実施の形態に係るロックレバー5の動作について、比較例と対比して説明する。図4は、フード閉鎖時の動作を説明するための本実施の形態に係るロックレバーの要部拡大図である。図5は、フード閉鎖時の動作を説明するための比較例に係るロックレバーの要部拡大図である。
開いた状態のフード2を閉じると、先ず、ストライカ3が解除位置Yにあるロックレバー5のフックレバー部51におけるフック部510と当接し、コイルばね6の付勢力に抗してフック部510の傾斜面510aを押圧しながら進入溝4aに進入していく。これにより、ロックレバー5は、規制位置Xから解除位置Yへの揺動を開始する。
この際、本実施の形態に係るロックレバー5は、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角が、ストライカ3の進入溝4aへの進入に伴って、徐々に小さくなるように構成されている。
より具体的には、図4に示すように、フード2の閉動作に伴ってストライカ3が進入方向(図4に示す矢印Z方向)に進入した場合のストロークが順にS1,S2,S3(S1<S2<S3)と増加していった場合のロックレバー5の位置をそれぞれP1,P2,P3とすると、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点A1,A2,A3における接線方向とのなす角は、それぞれ、α1,α2,α3(α1>α2>α3)となる。すなわち、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角は、ストライカ3の進入溝4aへの進入に伴って徐々に小さくなる。
一方、比較例に示すロックレバー5Aは、フックレバー部51Aにおけるフック部510Aの形状が本実施の形態のフック部510の形状と異なる。そして、この形状の差異に起因して、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とロックレバー5にけるフックレバー部51におけるフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角がストライカ3の進入に伴って徐々に大きくなるように構成されている。
より具体的には、図5に示すように、フード2の閉動作に伴ってストライカ3が進入方向(図5に示す矢印Z方向)に進入した場合のストロークが順にS1,S2,S3(S1<S2<S3)と増加していった場合のフック部510Aの位置をそれぞれQ1,Q2,Q3とし、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点A1,A2,A3における接線方向とのなす角は、それぞれ、β1,β2,β3(β1<β2<β3)となる。すなわち、ストライカ3とフック部510Aの傾斜面510Bとのなす角は、ストライカ3の進入溝4aへの進入に伴って徐々に大きくなる。
ここで、図4において、ストライカ3が例えばフック部510が位置P1にある場合、ストライカ3は、コイルばね6の付勢力を受けるフック部510から傾斜面510aに対して直角な方向の反力F1を受ける。この反力F1をストライカ3の進入方向に平行な方向(図4に示す矢印方向)の分力F11(フード2を押し込むのに必要な力)と、ストライカ3の進入方向と直交する方向の分力F12(フック部510を揺動させるのに必要な力)に分解すると、分力F11の大きさ(|F11|)は、反力F1の大きさ(|F1|)にsinα1を乗じた値となる(|F11|=|F1|×sinα1)。また、分力F12の大きさ(|F12|)は、反力F1の大きさ(|F1|)にcosα1を乗じた値となる(|F12|=|F1|×cosα1)。
したがって、分力F11の大きさは、反力F1の大きさに比例すると共に、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角の大きさに起因して増減する。すなわち、分力F11の大きさは、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角の減少に伴って小さくなる。
図6は、フード2を閉じるのに必要な押し込み荷重(ストライカ3がロックレバーを揺動させるのに必要な押し込み荷重)と(以下、押し込み荷重と称する)、ストライカ3のストロークとの関係を比較例と対比して示すグラフである。このグラフでは、本実施の形態の場合を実線で示し、比較例の場合を二点鎖線で示している。
図6に示すように、比較例の場合及び実施の形態の場合ともに、ストライカ3のストロークの増加に伴って、押し込み荷重が上昇する傾向にあるが、本実施の形態の場合は、比較例の場合に比べて、ストライカ3のストロークの増加に伴った押し込み荷重の上昇が抑制される。
より具体的には、図4及び図5において説明したストライカ3のストロークがS1の場合における本実施の形態に係る押し込み荷重F1は、比較例に係る押し込み荷重W1よりも僅かに大きい(F1>W1)が、ストロークがS1からS2になると、本実施の形態に係る押し込み荷重F2と、比較例に係る押し込み荷重W2とが等しくなる(F2=W2)。さらに、ストロークがS3になると、本実施の形態に係る押し込み荷重F3は、比較例に係る押し込み荷重W3よりも小さくなる(F3<W3)。
そして、ロックレバー5が、規制位置Xから解除位置Yへ揺動すると、ストライカ3が進入方向に沿ってさらに進入溝4aに進入し、ラッチ7の嵌合溝7aに嵌合すると共に、ラッチ7がオープンレバー8のラッチ抑え部と係合する。これにより、ラッチ7の揺動が規制され、フード2が完全に閉じられた状態で車体1に対してロックされる。
このように、本実施の形態によれば、ストライカ3の進入方向と、ストライカ3とフック部510の傾斜面510aとの接点における接線方向とのなす角が、ストライカ3の進入に伴って徐々に小さくなるので、ストライカ3がロックレバー5を規制位置Xから解除位置Yへ揺動させるのに必要な押し込み荷重を低減することができる。すなわち、フード2を閉じるのに必要な押し込み荷重を低減できるので、フード2の閉鎖時における操作性を向上することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…車体、2…フード、3…ストライカ、4…ベースプレート、4a…進入溝、4b…フランジ片、4c…挿通孔、5,5A…ロックレバー、7…ラッチ、7a…嵌合溝、8…オープンレバー、51,51A…フックレバー部、51a…操作部、52…操作レバー部、53…基部、53a…挿通孔、53b…係止片、80…ケーブル連結部、100…車両用フードロック装置、101…支持ピン、400…ボルト、510,510A…フック部、510a,510B…傾斜面、511,520…腕部、521…張り出し部、522…立ち上がり部、523…操作部
Claims (1)
- 車体の開口部を開閉するフードを閉状態で前記車体に対してロックするフードロック装置であって、
前記車体側に設けられ、前記フード側に固定されたストライカが進入する進入溝が形成されたベースプレートと、
前記ストライカの進入方向に対して傾斜した傾斜面が上端面に形成されたフック部と、操作者の手動操作を受け付ける操作部とを有し、前記フック部によって前記ストライカの前記進入溝からの離脱が規制された規制位置と、前記ストライカの前記進入溝からの離脱の規制が解除された解除位置との間を揺動するロックレバーと、
前記ロックレバーを前記解除位置から前記規制位置へ揺動する方向に付勢する弾性体とを備え、
前記ロックレバーは、前記ストライカが前記フック部の前記傾斜面に当接することにより、前記弾性体の付勢力に抗して前記規制位置から前記解除位置へ揺動し、
前記ストライカの進入方向と、前記ストライカと前記フック部の前記傾斜面との接点における接線方向とのなす角が、前記ストライカの前記進入溝への進入に伴って徐々に小さくなる、
車両用フードロック装置。
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2014
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