JP2015520814A - フラップまたはドア用のロック - Google Patents

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Abstract

本発明は、回転ラッチ(1)および回転ラッチ(1)をロックするための少なくとも1つのつめ(2)からなるロック機構を備えるドアまたはフラップ用のロックであって、回転ラッチ(1)が戻り止め位置にあるときに好ましくはつめ(2)に開モーメントを引き起こす、ロックに関する。回転ラッチ(1)の設計は、前記ラッチが、ロック状態で過大な応力を受けて、つめ(2)と回転ラッチ(1)との間の係合が維持されるかまたは増大するように変形するようなものである。このタイプのロックは、過大な応力を受けても開放することはない。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の公知部分の特徴を有するフラップまたはドア用のロックに関する。前記設計のロックは、独国特許出願公開第102008061524号明細書に開示されている。ドアまたはフラップは、自動車または建築物のドアまたはフラップとすることができる。
前述のロックは、回転ラッチおよび少なくとも1つのつめを含むロック機構を備え、回転ラッチは、つめを用いて閉位置でつめのロック面および回転ラッチのロック面によってロックすることができる。ロック面は、ロック機構のロックを確実にするために当接し、部分的に重なり合うことになるつめの表面および回転ラッチの表面を意味する。閉位置では、回転ラッチはドアまたはフラップを閉じた状態にしておくことができ、したがってドアまたはフラップは開けることができない。回転ラッチが開位置にあると、ロックボルトはロック機構から離れることができ、ドアおよびフラップを開けることができる。
回転ラッチは、荷重アームおよび収集アームを含む。ロックされたロック機構の場合、荷重アームは、ドアまたはフラップのロックボルトがロック機構から離脱するのを妨げる。ドアまたはフラップが閉じられると、閉鎖ボルトは荷重アームに対して動かされて、荷重アームを、したがって回転ラッチも閉位置の方向に枢動させる。収集アームは、主荷重アームと称されることもある。両用語は下記で類義語として使用される。
独国特許出願公開第102010003483号明細書は、つめが完全閉位置で回転ラッチをロックしたときに回転ラッチがつめに開モーメントを引き起こすロック機構を開示している。回転ラッチは、例えば、ドア密閉圧力の結果としてかつ/または回転ラッチを回転ラッチの開位置まで回転させることができる予張力を与えられたばねにより、つめに開モーメントを引き起こすことができ、かつ/または、当該ドアもしくはフラップの開放によりつめにそのようなトルクを引き起こすことができる。つめは、開モーメントによってつめのロック位置からつめの戻り止め位置まで動くことができる。ロックされたロック機構の場合にこれを確実に妨げるために、この構成は、つめがつめの戻り止め位置から動くのを阻止することができる阻止レバーも含む。かかるロック機構を開放するために、阻止レバーは、解放レバーの助けを借りて阻止レバーの阻止位置から動かされる。一般に、回転ラッチによってつめに引き起こされる開モーメントは、ロック機構のロックを解除する、すなわちロック機構を開放するのに十分である。
前述した開モーメントを用いるロック機構では、種々の理由で、開モーメントはつめをつめのロック位置から動かすのに十分でないことが起こりうる。このような機能不全が生じた場合にもロック機構が確実に開放するためには、例えば、独国特許出願公開第102010003483号明細書に開示されているように、解放レバーおよび/または中間閉位置つめに取り付けられるタペットが設けられる。このようなタペットは、特に、つめがもっぱら開モーメントのためにロック位置から離れることができない場合、つめをつめのロック位置から動かす必要がある。
タペットがロック機構を開放できるようにするためには、例えば解放レバー上に配置されたタペットを十分大きい角度で枢動させることが可能でなければならない。一般に、つめがつめのロック位置からもっぱらタペットを用いて動かされるには、20°〜30°の角度、例えば約25°の角度で十分である。
ロック機構の解放レバーは一般に、ロック機構を解放するためにハンドルの作動によって動かされる。ハンドルは、自動車の内部ドアハンドルまたは外部ドアハンドルとすることができる。この種のハンドルは一般に、ハンドルの作動時に解放レバーを動かすために、ロッドアセンブリまたはボーデンケーブルを介して解放レバーに連結される。ロッドアセンブリまたはボーデンケーブルが経年劣化により摩耗した場合、このことは、解放レバーがハンドルの作動によって枢動されうる枢動範囲を狭める可能性もある。その場合、ロック機構を確実に開放することができないかもしれない。
つめが、したがって解放レバーも、つめおよび解放レバーの戻り止め位置から完全に動かされ、それによってロック機構を開放するために枢動されなければならない最小角度は、例えばつめのロック面、したがって重なり部分を縮小することにより小さくすることができる。このようにして、例えば、解放レバーは、ロック機構を確実に開放できるようにするために10°〜16°、例えば12°〜14°だけ枢動されればよいことが考えられる。過大な応力、特に20〜30kNの応力を受けると、回転ラッチのロック面はつめのロック面から切り離された状態になり、ロック機構の予期せぬ開放をもたらすおそれがある。試験により、通常のロック機構では、回転ラッチもつめも著しくゆがめられたり変形したりすることはないことが分かっている。代わりに、回転ラッチの軸の支持点およびつめの軸の支持点ならびにロック機構が取り付けられているロックプレートおよびロックケースが変形することは容易に理解できる。予期せぬ開放は、ロック機構の構成要素の公差によって助長されうる。
以下に特に断らない限り、上記の特徴は、それ自体でまたは組み合わせて本発明の一部とすることができる。
本発明の目的は、上述したタイプの確実に機能するロックを提供することである。
本発明の目的は、第1の請求項の特徴を有するロックによって達成される。好適な諸実施形態が従属請求項に開示されている。
この課題を解決するために、回転ラッチおよび少なくとも1つのつめからなるロック機構を備えるドアまたはフラップ用のロックが回転ラッチをロックするために提供される。一実施形態では、回転ラッチはつめに開モーメントを引き起こすことができる。あるいは、回転ラッチはつめに閉モーメントを引き起こすこともできる。一般に、ドアまたはフラップの閉状態で、追加の外力(ドア密閉圧力によって引き起こされるような内力に追加)がロック機構に引き起こされないときに、過大な応力は存在しない。過大な応力は、特に、衝突が起きた場合、ドアまたはフラップのロックボルトに相当な力がドアまたはフラップの開放方向に引き起こされたときに発生しうる。本発明によれば、ロック機構は、過大な応力がかかった場合、回転ラッチが回転ラッチの戻り止め位置にとどまる形で、特に回転ラッチの所定の屈曲点のために、回転ラッチが変形するように設計される。所定の屈曲点は、収集アームまたは主荷重アーム上に設けられることが好ましい。過大な応力にもかかわらず、回転ラッチとつめとの重なり部分は残存する。重なり部分はさらに増大することが好ましい。
本発明の一実施形態では、所定の屈曲点は収集アーム上に配置される。所定の屈曲点は凹所の形で設けることもでき、かつ/または、少なくとも、ロック機構のロック位置で収集アームの、ドアまたはフラップのロックボルトから離れる方向に向いている側に配置された凹所を含むことができる。凹所とは、回転ラッチを貫通して十分に延びる回転ラッチの開口を意味し、言い換えると、凹所は回転ラッチ内に隙間を形成する。本発明によれば、凹所は、少なくとも収集アームまたは主荷重アーム内に設けることができる。しかし、収集アームは2つ以上の凹所を含むこともできる。
ロック機構の閉状態でロックホルダに面する回転ラッチのアーム内に、離間された2つの凹所が形成されるかまたは設けられることが好ましい。別の好ましい実施形態では、ロック機構を中間閉位置でロックするために使用されうる高所またはアームが、凹所間に位置する回転ラッチの領域内に設けられる。回転ラッチに面する第1の凹所は、好ましくは収集アーム上に所定の屈曲点の位置を画定するために使用することができる。これにより、例えば、所定の屈曲点は、回転ラッチ内の第1の凹所の深さ、すなわち、回転ラッチのピボット点の方向の凹所の径方向延長部の深さに応じて変化することが可能になる。所定の屈曲点の位置は、回転ラッチとつめとの間の重なり部分に影響を与えることもできる。例えば、回転ラッチの外縁部から回転ラッチの中に深く延びる凹所が回転ラッチ内に挿入される場合は、凹所の深さによって所定の屈曲点の位置が決まる。
ロック機構が過度に応力を受けた場合、例えば事故が発生した場合、ロック機構は解放されないかもしれない。回転ラッチおよびつめは係合されたままでなければならない。このことは、本発明に開示されているように回転ラッチ内に所定の屈曲点を設けることにより積極的に支援されうる。回転ラッチの一部が所定の屈曲点にわたって曲がると、回転ラッチとつめとの間の係合点は重なり部分が大きくなる方向に移動する。すなわち、解放が妨げられるだけでなく、ロック機構も付加的に固定される。これは、所定の屈曲点の位置の結果として、回転ラッチとつめとの間の係合点の領域内での相対的移動が、過大な応力が生じた場合に制御可能であることを明確に示している。言い換えると、本発明により、高応力または過大な応力がかかった場合に回転ラッチとつめとの間の重なり部分に影響を与えることが可能になる。
回転ラッチ内の深い凹所は、応力印加にさらされると長いレバーアームを引き起こし、したがって重なり部分の拡大を引き起こす。レバーアームとは、屈曲点の位置(所定の屈曲点)と、回転ラッチとつめとの間の係合点と、の間の距離を意味する。回転ラッチ内の小さい方の凹所、すなわちより小さい凹所の場合でも、重なり部分は同様に増大する。しかし、レバーアームが短くなるほど、回転ラッチとつめとの間の係合点の、より大きな重なり部分を作り出す方への移動が小さくなる。
第1の凹所から間隔をあけて第2の凹所が配置されると、回転ラッチの重量を好適に軽くすることができ、かつ/または、曲げ挙動に良い影響を与えることができる。再形成された材料がロック機構の中間閉位置用の係止部としても機能するように回転ラッチ内に凹所を配置するという選択肢もある。
所定の屈曲点は、材料特性(弾性)の変更、厚みの変更、曲げ剛性の低減、断面積の減少、および/または安定性の低下によって実現することができる。材料は、例えば、このようにして所定の屈曲点を設けるために、遡及的処理の結果として所定の箇所でさらに弱くなっている可能性がある。材料の厚みは、所望の箇所に所定の屈曲点を実現するために、1箇所を薄くすることができる。例えば、所定の屈曲点を設けるためにある箇所またはある領域内の材料特性を変更することが可能である。これは、例えば、熱処理により回転ラッチに硬度の高い領域または硬度の低い領域が作られることで実現することができる。例えば事故が発生した場合のように過大な応力がロック、したがってロック機構に加えられたときに、硬度の低い領域は、ロック機構が解放されることなく、所定の屈曲点として働く。所定の屈曲点の有利な位置を選択することにより、重なり部分は好ましくは増大して、ロック機構の特定の信頼できるロッキングを確実にする。
代替的にまたは変更した材料特性と組み合わせて、回転ラッチ、好ましくは収集アームは、断面減少部を含むことができる。断面減少部は回転ラッチの片側または両側に設けることができる。両側の減少部は、回転ラッチの対称設計の利点を提供するとともに、回転ラッチの潜在的変形に良い影響を与えることもできる。回転ラッチは、所定の屈曲点を画定するとともに、所定の屈曲点の曲げ挙動に特異的に影響を与えるために、2つ以上の断面減少部を含むことも可能である。回転ラッチに沿って異なる長さの凹所を1つまたは複数設けることもできる。複数の凹所は、例えば、回転ラッチ内に連続的に増大する長さ、または、増大し次いで減少する長さをなして設けられる。
本発明の一実施形態では、凹所は、回転ラッチに成形、刻印、および/または機械加工を施して作ることができる。回転ラッチの少なくとも部分的厚み減少部も凹所と見なされる。1つまたは複数の凹所を、例えば回転ラッチにフライス加工または刻印を施して作ることもできる。
別の実施形態では、凹所は、連続湾曲部および/またはU字形状および/または尖頭ノッチとして描かれうる断面部を含むことができる。断面部の形状を使用すると、ノッチの数、したがって所定の屈曲点は好適に影響されうる。ロックは1つまたは2つのつめを含むことができる。中間閉位置の他に、ロックは、ロック機構がロックされうる完全閉位置も含むことができる。したがって、回転ラッチは、ロッキング用の1つまたは2つのロック面を含むことができる。ロックは、つめを戻り止め位置で阻止する阻止レバーを含むことができる。回転ラッチは、戻り止め位置でつめに開トルク、閉トルク、または無トルクを引き起こすことができる。
この構成は、ロック機構の予期せぬ開放をもたらす例えば10kN〜30kNの過大な荷重によって引き起こされる変形のために、回転ラッチのロック面がつめのロック面から解放されるのを妨げる。一実施形態では、収集アームは、特に、回転ラッチとつめとの間に重なり部分または増大した重なり部分が作られるように、過大な荷重がかかった結果として荷重アームに関連して曲げられる。この曲げは、一般に収集アームおよび荷重アームの2つの自由端の間の距離を増大させる。
この実施形態は公差補正も可能にする。つめのロック面と回転ラッチのロック面との計画重なり部分は、回転ラッチおよびつめの支持点での公差の増大により、および/または、支持プラスチック部品の変形により、ロックの寿命にわたって減少している可能性がある。回転ラッチとつめとの間の重なり部分は一般に増大することになるので、ロック機構が過大な応力を受けて予期せず開放するおそれは依然としてない。
特に、つめが引き起こされた開モーメントによってつめの戻り止め位置から動かされていないときに、タペットはつめをつめの戻り止め位置から動かすだけである。当該実施形態において、解放レバーが阻止レバーをつめから遠ざけるだけでなく、つめを回転ラッチの係合領域から動かすことも確実にするために、解放レバーは10°を超えて規則的に枢動されなければならない。解放レバーが10°を超えて枢動された後でしか、一般に解放レバーに装着されているタペットがつめと相互作用してつめが解放レバーによって機械的に枢動されることはない。したがって、開放機構が引き起こされた開トルクのために機能しなくなったときに、タペットによりつめはつめの戻り止め位置から確実に動かされる。
一実施形態では、ロック機構は、好ましくは解放レバーとしても働く中間閉位置つめを含む。この実施形態では、特に、回転ラッチは、ロック面を有する全体的に変形可能なアームから凹所によって切り離された、中間閉位置でロックするためのアームを含むことが好ましい。中間閉位置では、つめ、好ましくは、中間閉位置つめのアームは、回転ラッチを中間閉位置でロックするために、回転ラッチの上記アームに当接する。この実施形態により、収集アーム上に所定の屈曲点を設けること、ならびに、所望の箇所に中間閉位置つめ用のロック面を設けることが可能になる。この中間閉位置つめ用のアームは、特に、回転ラッチの表面積によって提供されるレベルを越えて延びる。これにより、つめの上方に中間閉位置用の解放レバーを設けて、中間閉位置つめを形成することも可能になる。
一実施形態では、ロック機構は、つめをつめの戻り止め位置で阻止することができる阻止レバーを含む。つめは、つめが阻止レバーによって阻止されると、つめの戻り止め位置から離れることができない。ロック機構は、特に阻止レバーによって確実にロックすることができる。
より少ない部品でさらにコンパクトな設計を実現するために、ロック機構のつめおよび解放レバーは、一実施形態では共通軸上に回転可能に取り付けられる。
好適には、回転ラッチは、ドア密閉圧力が存在していなくてもつめにモーメントを引き起こすことができるようにするために、ばねによってロックの開位置の方向に予張力を与えられる。
本発明の一実施形態では、解放レバーは、ロック機構の阻止レバーを阻止レバーの阻止位置から動かすことができる。このためには、一般に比較的小さい力で十分である。つめがその後、回転ラッチによってつめに引き起こされた開モーメントによってつめの戻り止め位置から動かされる状況で、ロック機構を開放するために必要な全力は非常に小さいことが有効である。
一実施形態は、阻止レバーを阻止レバーの阻止位置まで動かすためのばねを備える。したがって、阻止レバーは、ばねによって阻止レバーの阻止位置まで簡単かつ確実に動かすことができる。一実施形態では、阻止レバーおよびつめは、阻止レバーを阻止レバーの阻止位置で動かすことにより、つめもまたつめの戻り止め位置まで動かされるように設計される。したがって、必要な部品の数はさらに削減される。同時に、重量も必要スペースも低減される。
一実施形態では、解放レバーは3つのレバーアームを含む。第1のレバーアームを使用して、阻止レバーは、特に、ロック機構のロックを解除するために阻止レバーの阻止位置から動かされる。解放レバーの第2のレバーアームは、つめを上述した態様で解放することが好ましい。すなわち、つめをロック位置の方向に動かすことができるばね力が少なくともロック機構の開放中に減じられる。好ましくは、この第2のレバーアームは、つめをつめのロック位置から動かすためのタペットを含んでいて、コンパクトで生産が簡単な設計を可能にする。第3のレバーアームは、解放レバーを作動させるために、すなわち、例えばロッド配置またはボーデンケーブルの助けを借りて、好ましくは連結されたハンドルまたは電気駆動部の助けを借りて使用される。ハンドルが作動されるかまたは電気駆動部が起動されると、このことが、第3のレバーアームおよび解放レバーも作動させてロック機構のロックを解除し、前記解放レバーは特に軸を中心に枢動される。好適には、本発明は、必要スペースおよび重量を最小限に抑えかつ解放レバーが所望の最終位置を通過するのを妨げるために、第2のレバーアーム用の係止部も備える。
つめは2つのレバーアームを含んでいて、一方のレバーアームが回転ラッチをロックすることが好ましい。機構、例えば予張力を与えられたばねの助けを借りてつめをつめの戻り止め位置まで動かすことができるようにするために、機構、例えば予張力を与えられたばねは他方のレバーアームに作用する。つめのこの他方のレバーアームは、解放レバーのタペットによって随意に係合されてロック機構のロックを解除し、それに応じて動かされ、特に軸を中心に枢動される。好適には、つめがつめの完全戻り止め位置を通過するのを妨げるために、このレバーアーム用の係止部も設けられる。
つめをつめの戻り止め位置で阻止するための阻止レバーは、好ましくは2つのレバーアームを含む。阻止レバーの第1のレバーアームは、特に、つめをつめのラッチ位置で阻止しかつ/またはつめをつめのラッチ位置まで動かすことができる。一実施形態では、特に、この第1のレバーアームは、好適には解放レバーによって係合され、特に軸を中心に枢動することによって阻止レバーの阻止位置から動くこともできる。阻止レバーの第2のレバーアームは、好ましくは、阻止レバーが与えられた最終位置を通過して動かされうるように係止部に対して動くことができる。第2のレバーアームを設けることは、好適には、阻止レバーの重心が、阻止レバーがそれを中心に枢動されうる軸の方向に移動することにも寄与する。こうした重心の移動は阻止レバーの枢動を促進する。
一実施形態では、阻止レバーは、構成要素の数を最小限に抑えるために解放レバーとしても機能することができる。一実施形態では、解放レバーは、回転ラッチを中間閉位置でロックすることができる中間閉位置つめとしても機能する。その場合、ロック機構はドアまたはフラップをロックすることができる。しかし、ドアまたはフラップは、完全閉位置で計画されたほどにはロックされない。中間ロック位置からは、回転ラッチがロック位置の方向にさらに枢動された場合にのみ完全閉位置に至る。
本発明のロック機構は、特に、金属ロックプレート上または一般に金属製のロックケーシング上に配置される。通常、そのようなロックは、一般にプラスチック製のロックハウジングも含み、ロックハウジングはロックの構成要素を外的影響から保護することができる。この構成は、特にプラスチック製のロックカバー、および/または、特に、保護するためにも設けられるセントラルロッキング用のプラスチックカバーをさらに含むことができる。ロックは、例えば、建築物のドアもしくはフラップの一部または自動車のドアもしくはフラップの一部とすることができる。
本発明はさらに、回転ラッチの完全閉位置用のつめ(「完全閉位置つめ」とも称される)と、回転ラッチの中間閉位置用のつめ(「中間閉位置つめ」とも称される)とを有し、好適には前記完全閉位置つめ用の阻止レバーも有するかかるロックも含む。この種のロックは、独国特許出願公開第102008061524号明細書に開示されている。しかし、本発明のロックは、阻止レバーに加えて、回転ラッチを中間ロック位置および完全閉位置でロックするためのただ1つのつめも含むことができる。
回転ラッチは、自動車のドアまたはフラップが閉じられたときにドアまたはフラップのロックボルトが入るフォーク状の入口スロットを含む。その場合、ロックボルトは回転ラッチを開位置から戻り止め位置へ枢動させる。戻り止め位置になると、ロックボルトはもはや回転ラッチから動くことができない。つめは回転ラッチを戻り止め位置でロックして、回転ラッチが開位置に逆戻りできないようにする。
本発明によるロックは、枢動されうるかつ枢動されるべき、つめ、阻止レバー、または回転ラッチなどの構成要素を含む。このような構成は、通常、ばねの力の結果としてそのような構成要素の所望の枢動運動をもたらすために使用される少なくとも1つの予張力を与えられたばね、特に脚ばねを含んでいる。このような予張力を与えられたばねは、例えば、つめをつめの戻り止め位置まで、阻止レバーを阻止レバーの阻止位置まで、または回転ラッチを回転ラッチの開位置まで動かすことができる。
ロック機構をロック機構のロック状態で示す図である。
図1は、ロックケース4上に回転可能に取り付けられた回転ラッチ1、つめ2、および阻止レバー3を備える、自動車のロックのロック機構を示す。回転ラッチ1は、回転ラッチ1の軸5を中心に枢動することができる。つめ2は、つめ2の軸6を中心に枢動することができる。阻止レバー3は、阻止レバー3の軸7を中心に枢動することができる。本発明は、複数のつめからなるロック、いわゆる複数つめロック機構に関して説明されることに留意されなければならない。しかし、本発明は、特に複数つめロック機構に関連するだけでなく、ロック機構を有する他のすべてのロックにも適用可能である。
つめ2のロック面8を使用して、つめ2は回転ラッチ1を、回転ラッチ1の収集アーム10のロック面9がつめのロック面8に載った状態でロックする。この例では、回転ラッチ1がつめ2に開モーメントを確実に引き起こすようにする、ロック面8、9の相互配置が選択されている。開モーメントの結果として、阻止レバー3が内部もしくは外部の作動手段の作動によって阻止レバー3の阻止位置から動かされたときに、つめ2は、つめ2の図示の戻り止め位置から、図1の場合は軸6を中心に時計回り方向に枢動することによって枢動することができる。
回転ラッチ1は収集アーム10および荷重アーム11を含む。収集アーム10は所定の屈曲点12を含む。テーパ状の領域は、収集アーム10の片側からまたは図示のように両側から延びる好ましくは湾曲した凹所の形で設けることができる。例えば衝突の場合のような過大な力が回転ラッチ1によって保持されたロックボルト13に加えられ、それによって荷重アーム11が開方向に引っ張られると、収集アーム10は、所定の屈曲点12があるために荷重アーム11に関連して所定の屈曲点12を中心に反時計回り方向に曲がる。この変形は塑性および/または弾性とすることができる。その結果、ロック面9とロック面8との間の接触点は、ロック面8とロック面9の重なり部分が増大するように移動する。
回転ラッチ1は、回転ラッチ1のベースおよびつめ3のベースが配置される面の上方に配置された面の中へ延びるアーム14を含む。つめ2の上方には、中間閉位置つめとしても動作する解放レバー(図示せず)が軸6上に設けられる。中間閉位置で、このアーム14は、ロック機構が中間閉位置でもロックされうるように、中間閉位置つめに当接する。実施形態のこの例では、中間閉位置アーム14は、回転ラッチ1と一体に形成された折返し縁部である。しかしながら、回転ラッチ1に連結される別個のボルトである中間閉位置アーム14を使用することもできる。回転ラッチ1は、回転ラッチが過度に枢動しないようにするために、例えば係止部に対して動かされうるアーム15も含むことができる。
収集アーム10は、所望の態様で変形するようにするために、テーパ状の領域、すなわち凹所12を必ずしも含んでいる必要はない。あるいは、回転ラッチの片側または両側に1つまたは2つの凹所が設けられてもよい。別の代替手段として、または、加えて、回転ラッチは、所定の屈曲点を形成するために熱処理を受けたものでもよい。したがって、回転ラッチは、ロックボルト13により過大な応力がかかった場合に、回転ラッチが、ロック面8とロック面9の重なり部分が少なくとも減少しないように変形するように設計されることが特に重要である。重なり部分は、過大な応力がかかった場合にさらに増大することが好ましい。図1は、阻止レバー3を阻止位置の方向に動かすことができる予張力を与えられた脚ばね16を示す。阻止レバー3は、ロック機構を開放するために、阻止レバー3の軸7を中心として反時計回り方向に脚ばね16の力に逆らって枢動されなければならない。阻止レバー3およびつめ2は、阻止レバー3がつめ2をつめ2の戻り止め位置まで動かすことができるように設計される。ロックケース4上に取り付けられた係止部17は、つめ2がつめ2の戻り止め位置を通り過ぎて反時計回り方向に動くのを妨げる。
別の好適な実施形態では、回転ラッチ1の収集アーム10のロックボルト13に面する側に配置された凹所18が追加的または排他的に設けられる。これにより、それに応じて全体設計を増大させる必要なしに、くぼみの形をした凹所がロックボルトから離れる方向に向いている側に設けられるという筋書きに比べて比較的長い物理的に有効なレバーが作られる。レバーに過大な応力がかかった場合、重なり部分は著しく増大する。開位置からは、ロックボルトが、図1に示されている閉位置まで移動するために収集アーム10の輪郭の階段状部分19の上を動かされなければならないところにくぼみが存在する。
1 回転ラッチ
2 つめ
3 阻止レバー
4 ロックケース
5 回転ラッチの軸
6 つめおよび解放レバーの共通軸
7 阻止レバーの軸
8 つめのロック面
9 回転ラッチのロック面
10 収集アーム
11 荷重アーム
12 所定の屈曲点
13 ロックボルト
14 中間閉位置でロックするためのアーム
15 アーム
16 脚ばね
17 阻止レバー用の係止部
18 くぼみ
19 階段状の輪郭

Claims (11)

  1. 回転ラッチ(1)および前記回転ラッチ(1)をロックするための少なくとも1つのつめ(2)からなるロック機構を備える、ドアまたはフラップ用のロックであって、前記回転ラッチ(1)が前記回転ラッチ(1)の戻り止め位置で好ましくは前記つめ(2)に開モーメントを引き起こすことができる、ドアまたはフラップ用のロックにおいて、
    前記回転ラッチ(1)は、ロック位置にあるときに、前記回転ラッチ(1)が、過大な応力がかかることにより、前記つめ(2)と前記回転ラッチ(1)の重なり部分が維持されるかまたは増大するように変形するように設計されること、および/または、前記回転ラッチ(1)は、前記ロック機構が前記ロック機構のロック状態にある間に過大な応力がかかるときに、前記回転ラッチ(1)の収集アーム(10)の自由端と荷重アーム(11)の自由端との間の距離を増大させる所定の屈曲点(12)を含むことを特徴とする、ロック。
  2. 前記所定の屈曲点(12)が、前記収集アーム(10)に配置され、特に、前記ロック機構のロック状態で前記収集アーム(10)の、前記ドアまたはフラップのロックボルト(13)から離れる方向に向いている側に配置された凹所(18)を含むことを特徴とする、請求項1に記載のロック。
  3. 前記回転ラッチ(1)が少なくとも2つの前記凹所(18)を含み、前記凹所(18)が前記回転ラッチ(1)の中へ同等にかつ/または異なって延びることを特徴とする、請求項2に記載のロック。
  4. 前記回転ラッチ(1)の少なくとも1つの材料特性が、1つの場所および/または領域内で、特に熱処理により変更されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロック。
  5. 前記回転ラッチ(1)が少なくとも1つの断面減少部を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロック。
  6. 前記断面減少部が前記回転ラッチ(1)の片側および/または両側にあることを特徴とする、請求項5に記載のロック。
  7. 前記回転ラッチ(1)が2つ以上の断面減少部を含むことを特徴とする、請求項5または6に記載のロック。
  8. 前記断面減少部が、尖頭ノッチおよび/または湾曲部の形状を有しかつ/またはU字形状であることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載のロック。
  9. 前記つめ(2)を前記ロック機構のロック状態で阻止することができる阻止レバー(3)を特徴とする、請求項8に記載のロック。
  10. 前記回転ラッチ(1)および解放レバーが、共通軸(6)上に回転可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のロック。
  11. 前記解放レバーが、前記阻止レバー(3)を前記阻止レバー(3)の阻止位置から動かすことができることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のロック。
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