JP2010112036A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開閉体の移動経路中の障害物を感知して開閉体の動作を停止することができる上、その停止によって防犯性が損なわれてしまうようなことを防ぐことができる開閉装置を提供する。
【解決手段】 ガイドレール21,22に沿って開閉動作する開閉体10と、該開閉体10の移動経路に障害物が存在することを感知する障害物感知手段41,42と、前記開閉体10の開閉動作を制御する制御部とを備えた開閉装置において、前記制御部は、前記開閉体10の動作中に前記障害物感知手段41,42による感知信号があった場合に前記開閉体10を停止し、その後、前記障害物感知手段による感知信号がなかった場合に所定時間経過後に、前記開閉体10を自動閉鎖する。
【選択図】図6

Description

本発明は、開閉体をガイドレールに沿って開閉動作するようにした開閉装置に関し、特に、グリルシャッター装置や、シートシャッター装置、スクリーンシャッター装置、オーバーヘッドドア等のシャッター装置として好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたもののように、開口部の上部寄りで障害物を感知する障害物感知手段(光電センサ42,43,52,53)と、同開口部の下部寄りで障害物を感知する障害物感知手段(光電センサ52,53,54,55)とを具備したものがある。
前者の障害物感知手段は、開閉体(パイプグリルカーテン3)が傘等の障害物を引っかけたままで上昇した場合や、比較的背の高い物体(例えば車高の高い車等)を感知した場合等に、前記開閉体の開閉動作を停止するために用いられる。
また、後者の障害物感知手段は、比較的高さ低い物体を感知した場合等に、前記開閉体の開閉動作を停止するために用いられる。
ところで、前述したような従来の開閉装置では、開閉操作の利便性を向上するための制御手段として、開放動作後の開閉体を自動的に閉鎖動作させる自動閉鎖モードを具備する場合がある。この場合、前記自動閉鎖モードと、前記のような自動閉鎖を行わない通常モードとが、必要に応じて切り替えられる。
前記自動閉鎖モードは、例えば、開放操作により開放された開閉体を、車等が通過した後に、自動的に閉鎖する場合等に用いられる。
しかしながら、前記自動閉鎖モードでは、開放動作中の開閉体に引っかかった障害物が前記障害物感知手段により感知されて、その開放動作を停止した場合や、開閉体の閉鎖動作中に障害物が前記障害物感知手段により感知されて、その閉鎖動作を停止した場合には、前記開閉体が中途開放の停止状態に維持されて、防犯性を損ねてしまうおそれがある。
特開2006−342566号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、開閉体の移動経路中の障害物を感知して開閉体の動作を停止することができる上、その停止によって防犯性が損なわれてしまうようなことを防ぐことができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、ガイドレールに沿って開閉動作する開閉体と、該開閉体の移動経路に障害物が存在することを感知する障害物感知手段と、前記開閉体の開閉動作を制御する制御部とを備えた開閉装置において、前記制御部は、前記開閉体の動作中に前記障害物感知手段による感知信号があった場合に前記開閉体を停止し、その後、前記障害物感知手段による感知信号がなかった場合に所定時間経過後に、前記開閉体を自動閉鎖することを特徴とする。
この技術的手段によれば、開閉体の開放動作中又は閉鎖動作中に開閉体の移動経路に障害物があった場合には、その障害物が障害物感知手段により感知され、開閉体の動作が停止する。その停止の後、障害物感知手段による感知信号がなかった場合には、その所定時間経過後に、前記開閉体が自動閉鎖する。
更なる技術的手段では、前記開閉体が全開位置になったことを感知する全開感知手段を備え、前記制御部は、前記開閉体の開放動作中に前記全開感知手段又は前記障害物感知手段による感知信号があった場合に前記開閉体を停止し、その後、前記障害物感知手段による感知信号がなかった場合にその所定時間経過後に、前記開閉体を自動閉鎖することを特徴とする。
この技術的手段によれば、開閉体の開放動作中に、開閉体の全開が全開感知手段によって感知された場合、又は開閉体の移動経路中の障害物が障害物感知手段によって感知された場合には、その感知信号に応じて開閉体の動作が停止する。その停止の後、障害物感知手段による感知信号がなかった場合には、その所定時間経過後に、前記開閉体が自動閉鎖する。
更なる技術的手段では、前記開閉体の閉鎖速度を調整する閉鎖速度調整手段を備え、前記制御部は、前記全開感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記閉鎖速度調整手段の設定速度を通常速度に自動設定し、前記障害物感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記閉鎖速度調整手段の設定速度を前記通常速度よりも遅い速度に自動設定することを特徴とする。
この技術的手段によれば、開閉体が全開したことを全開感知手段によって感知し、その感知信号に応じて開閉体の動作を停止した後に、同開閉体を自動閉鎖する場合には、その自動閉鎖が通常速度で行われる。
また、同技術的手段によれば、開閉体の移動経路中の障害物を障害物感知手段によって感知し、その感知信号に応じて開閉体の動作を停止した後に、同開閉体を自動閉鎖する場合には、その自動閉鎖が、前記通常速度よりも遅い速度で行われる。したがって、万が一、開閉体の移動経路中に障害物が残っていたり、開閉体の移動経路中から一旦離れた障害物が再度移動経路中に戻ってきたり等しても、その障害物に対する接触等による衝撃を緩和することができる。
更なる技術的手段では、前記開閉体の開放動作時間又は閉鎖動作時間が設定時間を越えた場合に前記開閉体の動作を停止する時限停止手段を備え、前記制御部は、前記全開感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記時限停止手段の設定時間を通常時間に自動設定し、前記障害物感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記時限停止手段の設定時間を前記通常時間よりも長い時間に自動設定することを特徴とする。
この技術的手段によれば、開閉体が全開したことを全開感知手段によって感知し、その感知信号に応じて開閉体の動作を停止した後に、同開閉体を自動閉鎖する場合には、その自動閉鎖が通常時間を越えた際に、開閉体の動作が停止する。
また、同技術的手段によれば、開閉体の移動経路中の障害物を障害物感知手段によって感知し、その感知信号に応じて開閉体の動作を停止した後に、同開閉体を自動閉鎖する場合には、その自動閉鎖が前記通常時間よりも長い既定の時間を越えた際に、開閉体の動作が停止する。
更なる技術的手段では、前記障害物感知手段を前記移動経路の全開位置寄りの障害物を感知する第一障害物感知手段とするとともに、前記移動経路の全閉寄りの障害物を感知する第二障害物感知手段を備え、前記開閉体の閉鎖動作中に前記第二障害物感知手段による感知信号があった場合に前記開閉体を開放動作するようにした開閉装置であって、前記制御部は、前記開閉体が開放動作した回数をカウントし、その開放動作回数が既定の値を超えた場合に前記開閉体の動作を停止することを特徴とする。
この技術的手段によれば、例えば、開閉体の移動経路中の障害物が第二障害物感知手段により感知された場合の開閉体の開放動作と、同障害物が第一障害物感知手段により感知されなかった場合の開閉体の閉鎖動作とが、繰り返された場合等に、前記開放動作が既定回数を超えたことを条件に、開閉体の動作が停止する。したがって、開閉体が自動開放と自動閉鎖の繰返しを継続するようなことを防ぐことができる。
なお、本発明に係わる開閉装置には、開閉体を巻取り軸に巻き取って収納するようにした態様や、開閉体を巻取り軸に巻き取ることなくその開放方向側に収納するようにした態様等を含む。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
開閉体の移動経路中の障害物を障害物感知手段により感知して、開閉体の動作を停止することができる上、その停止の後、開閉体を自動閉鎖することができ、ひいては、開閉体が中途開放の停止状態に維持されて防犯性が損なわれてしまうようなことを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態による開閉装置の一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能であるが、特に好ましい態様としてグリルシャッター装置として用いた態様について説明する。
開閉装置1は、収納部31から下方へ繰り出されて閉鎖動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向(図1における左右方向)の両端部を囲み開閉方向へ案内するガイドレール21,22と、該開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置30とを備え、巻取装置30内の図示しない制御部(制御回路)によって開閉体10を開閉動作させて、開口部Aを仕切ったり開放したりする。
開閉体10は、開口部Aの略全部を覆う開閉体本体11と、該開閉体本体11の閉鎖方向端部に接続されて全閉時に当接対象部位p(例えば、床面や地面、枠部材等)に当接される座板部材12とから構成され、開閉体本体11の上端部が巻取装置30内の図示しない巻取軸に止着されている。
開閉体本体11は、開閉体幅方向へわたって長尺状の棒状体11aを、開閉体開閉方向へ間隔を置いて配設するとともに、上下の棒状体11a,11a間をリンク部材11bにより接続してなり、巻取装置30内の巻取軸に巻き取られるようになっている。
前記棒状体11aは、例えば、金属製の中空パイプ材等から構成される。
前記リンク部材11bは、金属製の板状部材であり、その上下部分の各々に前記棒状体11aを回動自在に挿通している。
また、座板部材12は、開閉体本体11における閉鎖方向端部(図1によれば最下端部)に、開閉体開閉方向へわたって接続された長尺状の金属製部材である。
左右のガイドレール21,22は、それぞれが開閉体10の幅方向の端部を囲んで開閉方向へ案内する部材であり、巻取装置30と着座対象部位pとの間にわたる開閉体10の移動経路に沿って配設される。
各ガイドレール21,22内には、図2に示すように、開閉体10の移動経路の全開位置寄りの障害物を感知する第一障害物感知手段41,42と、同移動経路の全閉寄りの障害物を感知する第二障害物感知手段51,52とを具備している。
第一障害物感知手段41,42の各々は、発信部41a,42aから発信される光等の障害物感知媒体を、受信部41b,42bによって受信するように構成される。これら第一障害物感知手段41,42の具体例としては、光電センサを用いればよい。
これら二つの第一障害物感知手段41,42は、開閉体10の移動経路を、二つの障害物感知媒体の経路L1,L2(図3参照)の間に挟むようにして、開閉体厚さ方向に間隔を置いて配置される。
第二障害物感知手段51,52の各々は、発信部51a,52aから発信される光等の障害物感知媒体を、受信部51b,52bによって受信するように構成される。これら第二障害物感知手段51,52の具体例としては、第一障害物感知手段41,42同様の光電センサを用いればよい。
これら二つの第二障害物感知手段51,52は、開閉体10の移動経路に対し、開閉体厚さ方向に近接する位置に、開閉体開閉方向の間隔を置いて配置される。図示例によれば、一方の第二障害物感知手段51と他方の第二障害物感知手段52とが、それぞれ、上側の障害物感知媒体の経路L3と、下側の障害物感知媒体の経路L4を形成する(図3参照)。
上記構成の第一障害物感知手段41,42及び第二障害物感知手段51,52は、それぞれ、障害物感知媒体L1,L2,L3,L4の経路が遮られた際の感知信号を、巻取装置30内の制御部(図示せず)に送信する。
巻取装置30は、収納部31内に、開閉体10を巻き取る巻取軸(図示せず)や、該巻取軸を巻取り方向及び巻き戻し方向へ回転させる駆動源(図示せず)、該駆動源を制御する制御部(図示せず)、開閉体10が全開したことを感知する全開感知手段(図示せず)、開閉体10が全閉したことを感知する全閉感知手段(図示せず)等を具備している。
また、必要に応じて、前記駆動源の出力軸を拘束して前記巻取軸を回転不能にするブレーキ装置や、前記駆動源の回転量に応じたパルス信号を発するエンコーダ装置等を具備している。
前記駆動源は、本実施の形態の好ましい一例によれば、出力軸を双方向へ回転可能な電動モータである。
また、前記全開感知手段は、前記駆動源の出力軸の回転量を検知し、その回転量が開閉体10の全開位置を示す値となった際に接点信号を出力する周知のカウンタースイッチ機構であり、前記接点信号を前記制御部へ入力するように電気配線されている。
また、前記全閉感知手段は、前記駆動源の出力軸の回転量を検知し、その回転量が開閉体10の全閉位置を示す値となった際に接点信号を出力する周知のカウンタースイッチ機構であり、前記接点信号を前記制御部へ入力するように電気配線されている。
前記制御部は、本実施の形態の一例によればマイクロコンピューターを具備した電気回路であり、前記第一障害物感知手段41,42、第二障害物感知手段51,52、全開感知手段、全閉感知手段、図示しない操作部(操作BOXや、リモコン、操作信号を発するコンピュータ、携帯端末等)などから入力される電気信号を、プログラムに基づいて演算処理し、その処理結果に応じて、駆動装置35を正転や逆転、停止等、制御する。
また、この制御部は、前記操作部からの操作により開放動作した開閉体10が、全開位置となったことを前記全開感知手段により感知した際に、その開閉体10を自動的に閉鎖動作する自動閉鎖モードと、前記のような自動閉鎖を行わない通常モードとが、切り替えスイッチ操作等によって切り替えられるようになっている。前記自動閉鎖モードと前記通常モードの各々は、より具体的に説明すれば、制御部を機能させるための制御回路やプログラム等として構成される。
次に、前記自動閉鎖モードで運転した場合の制御部の動作を、図4〜図8に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
先ず、制御部は、図示しない記憶装置の所定の記憶領域に記憶された変数である繰返カウントiの値を0にする(ステップS1)。
次に、制御部は、図示しない操作部等による開放動作指令があったか否かを判断し、開放動作指令があった場合には次のステップS3へ処理を進め、そうでなければステップS1aへ処理を移行する。
ステップS3では、巻取装置30の駆動源(図示せず)への電源供給により巻取軸(図示せず)を巻取り方向へ回転して、開閉体10を開放動作させる。
次のステップS4では、繰返カウントiに1を加算する。
次のステップS5では、時限停止タイマをスタートして、ステップS1b(図5参照)へ処理を進める。
ここで、時限停止タイマとは、例えば制御部に具備される制御プログラム上のタイマであり、開閉体10の継続的な開放動作又は閉鎖動作が予め設定された値を超えた場合に、後述するステップ(図7参照)で開閉体10の動作を停止する時限停止手段を構成している。
一方、ステップS1aでは、図示しない操作部等による閉鎖動作指令があったか否かを判断し、閉鎖動作指令があった場合には次のステップS2aへ処理を進め、そうでなければ後述するステップS1b(図5参照)へ処理を移行する。
次のステップS2aでは、巻取装置30の駆動源(図示せず)への電源供給により巻取軸(図示せず)を繰り出し方向へ回転して、開閉体10を閉鎖動作させる。
次のステップS3aでは、上述した時限停止タイマをスタートして、ステップS1b(図5参照)へ処理を進める。
ステップS1bでは、開閉体10が開放動作中か否かが判断され、開閉体10が開放動作中である場合には次のステップS2bへ処理を進め、そうでなければステップS1cへ処理を移行する。なお、開閉体10が開放動作中であるか否かは、例えば開閉体10を開放動作させるためのリレーの接点信号の状態により判断すればよい。
次のステップS2bでは、繰返カウントiの値が、予め設定された規定値よりも小さいか否かを判断し、小さい場合には次のステップS3bへ処理を進め、そうでなければ後述するステップS1f(図7参照)へ処理を移行する。
ステップS3bでは、時限停止タイマのカウント値が、予め設定された規定値を超えたか否かを判断し、超えていない場合には次のステップS4bへ処理を進め、そうでなければステップS1f(図7参照)へ処理を移行する。
なお、時限停止タイマの前記規定値は、開放動作の場合と閉鎖動作の場合とで同じ値とすればよいが、他例としては、開放動作の場合の前記規定値を閉鎖動作場合の前記規定値よりも大きくするようにしてもよい。前記他例の場合についてより具体的に説明すれば、ステップS5でスタートする時限停止タイマとステップS3aでスタートする時限停止タイマとをそれぞれ別々に備え、ステップS5でスタートする一方の時限停止タイマの規定値を、ステップS3aでスタートする他方の時限停止タイマの規定値よりも大きくすればよく、例えば前記一方の規定値を前記他方の規定値の約1.2倍等とすればよい。
ステップS4bでは、全開感知手段の感知信号より開閉体10が全開したか否かを判断し、開閉体10が全開した場合には次のステップS5bへ処理を進め、そうでなければステップS1dへ処理を移行する。
ステップS5bでは、巻取装置30内の駆動源を制御することにより開閉体10の開放動作を停止し、次のステップS6bへ処理を進める。
ステップS6bでは、時限停止タイマをリセットする。すなわち、時限停止タイマによるカウント値を0に戻す。そして、処理を後述するステップS1e(図6参照)へ進める。
また、ステップS1c(図5参照)では、開閉体10が閉鎖動作中か否かが判断され、開閉体10が閉鎖動作中である場合には次のステップS2cへ処理を進め、そうでなければステップS1へ処理を戻す。なお、開閉体10が閉鎖動作中であるか否かは、例えば開閉体10を閉鎖動作させるためのリレーの接点信号の状態により判断すればよい。
ステップS2cでは、繰返カウントiの値が、予め設定された規定値よりも小さいか否かを判断し、小さい場合には後述するステップS1g(図8参照)へ処理を進め、そうでなければ後述するステップS1f(図7参照)へ処理を移行する。
また、ステップS1dでは、第一障害物感知手段による感知信号があったか否かが判断され、感知信号があった場合には次のステップS2dへ処理を進め、そうでなければステップS3bへ処理を戻す。
次のステップS2dでは、巻取装置30内の駆動源を制御することにより開閉体10の開放動作を停止し、次のステップS3dへ処理を移行する。
ステップS3dでは、警戒動作フラグをONにし、上記ステップS6bへ処理を移行する。
ここで、警戒動作フラグとは、例えばONの場合に「1」、OFFの場合に「0」に変化する変数であって、制御部の記憶装置に記憶されている。
この警戒動作フラグがONの場合、制御部は、閉鎖速度調整手段の設定速度を、通常速度よりも遅い速度(例えば半分の速度)に自動設定する。したがって、この警戒動作フラグがONになった後のステップで、開閉体10が閉鎖動作する場合(例えばステップS5e(図6参照))には、その閉鎖速度が通常速度よりも減速される。
前記閉鎖速度調整手段は、具体的に説明すれば、制御部に具備される制御プログラムやインバータ装置等により構成され、警戒動作フラグのON/OFFに応じて、駆動源へ供給される電力を周波数制御や電圧制御し、駆動源の回転速度を予め設定された通常回転速度、又は通常回転速度よりも遅い速度(例えば半分の速度)に調整する。
更に、前記警戒動作フラグがONの場合、制御部は、上記時限停止手段における時限停止タイマの設定時間を、既定の通常時間よりも長い時間(例えば通常時間の2倍の時間)に自動設定する。したがって、この警戒動作フラグがONになった後のステップで、開閉体10が閉鎖動作する場合(例えばステップS5e(図6参照))や、開閉体10が開放動作する場合(例えばステップS5i(図8参照))には、その開閉動作時間が前記通常時間よりも長い既定の時間となった場合に、時限停止タイマがタイムアップする。
つまり、前記警戒動作フラグがONの場合の時限停止タイマのタイムアップ時間の変化率は、警戒動作フラグがONの場合の速度の変化率と関連させるのが好ましく、速度の変化率に反比例して長くなるのが好ましい。
すなわち、時限停止タイマのタイムアップ時間は、開閉体10の動作速度が遅いほど、長くするのが好ましく、これを数式で表せば以下の通りとなる。
フラグONの場合の時限停止タイマのタイムアップ時間T=通常時タイムアップ時間t×(通常時速度s/警戒動作フラグONの場合の速度S)
なお、初期設定において、時限停止タイマのタイムアップ時間は、前記通常時タイムアップ時間tに設定すればよい。
また、ステップS1e(図6参照)では、時限閉鎖タイマがカウントを開始し、次のステップS2eへ処理を移行する。
ここで、時限閉鎖タイマとは、後述するステップで、第一障害物感知手段及び第二障害物感知手段による感知信号がなかった場合に、予め設定された時間の経過後に、開閉体10を自動閉鎖するためのタイマである。前記時間は、例えば、数秒〜数十秒程度に設定される。
ステップS2eでは、第二障害物感知手段による感知信号があるか否かを判断し、感知信号がない場合には次のステップS3eへ処理を進め、そうでなければ前記ステップS1eへ処理を戻す。
同様にして、次のステップS3eでは、第二障害物感知手段による感知信号があるか否かを判断し、感知信号がない場合には次のステップS4eへ処理を進め、そうでなければ前記ステップS1eへ処理を戻す。
すなわち、前記ステップS2e,S3eによれば、第一及び第二障害物感知手段による感知信号が元々ない場合には、そのままステップS4eへ処理が進められ、第一又は第二障害物感知手段による感知信号があった場合には、時限閉鎖タイマ(ステップS1e)の再スタートを繰り返して前記感知信号がなくなるのを待ち、前記感知信号がなくなった時点でステップS4eへ処理が進められる。
ステップS4eでは、時限閉鎖タイマのカウント値が既定の時間に達するのを待ち、既定の時間に達した場合には次のステップS5eへ処理を移行する。
ステップS5eでは、開閉体10の閉鎖動作を開始して、処理をステップS6eへ進める。
ステップS6eでは、時限停止タイマによるカウントを再開し、処理を上記ステップS1b(図5参照)へ戻す。
また、ステップS1fでは、巻取装置30の駆動源の制御により、開閉体10の動作を停止し、処理をステップS2fへ進める。前記停止は、上記ステップS2b,S2c(図5参照)で繰返カウント値iが規定値を超えた場合、上記ステップS3b(図5参照)で時限停止タイマがタイムアップした場合、後述するステップS1g(図8参照)で時限停止タイマがタイムアップした場合等に実行される処理であり、異常停止として扱われる。
次のステップS2fでは、警報信号を発して、警報音を発したり警報ランプを点灯または点滅させたり等する報知制御が行われる。
更に、次のステップS3fでは、前記報知制御に対する手動の解除操作が行われるのを待ち、解除操作があった場合には処理をステップS1へ戻す。
また、ステップS1g(図8参照)では、時限停止タイマによるカウント値が既定の時間を超えてタイムアップとなったか否かが判断され、タイムアップしていない場合には次のステップS2gへ処理を進め、そうでなければ上記ステップS1f(図7参照)へ処理を移行する。
ステップS2gでは、上述した全閉感知手段による感知信号により開閉体10が全閉したか否かを判断し、全閉した場合には次のステップS3gへ処理を進め、そうでなければステップS1hへ処理を移行する。
ステップS3gでは、巻取装置30の駆動源を停止することで、開閉体10の閉鎖動作を停止し、処理をステップS4gへ進める。
ステップS4gでは、時限停止タイマをリセットして、処理をステップS5gへ進める。
ステップS5gでは、警戒動作フラグがOFFにされ、処理をステップS1へ戻す。したがって、このステップS5gよりも後のステップにおいては、開閉体10の閉鎖速度が既定の通常速度に戻され、更に、時限停止タイマの設定時間が既定の通常時間に戻される。
また、ステップS1hでは、第一障害物感知手段による感知信号があったか否かが判断され、感知信号があった場合には次のステップS2hへ処理を進め、そうでなければステップS1iへ処理を移行する。
ステップS2hでは、開閉体10の閉鎖動作を停止し、次のステップS3hへ処理を進める。
ステップS3hでは、警戒動作フラグをONにし、上記ステップS4hへ処理を進める。したがって、このステップS3hの後、開閉体10の閉鎖速度が通常速度よりも遅い既定速度にされ、更に、時限停止タイマの設定時間が通常時間よりも長い既定の時間に設定される。
ステップS4hでは、時限停止タイマをリセットし、処理を前記ステップS1e(図6参照)へ戻す。
また、ステップS1iでは、第二障害物感知手段による感知信号があったか否かが判断され、感知信号があった場合には次のステップS2iへ処理を進め、そうでなければステップS1gへ処理を戻す。
ステップS2iでは、開閉体10の閉鎖動作を停止し、次のステップS3iへ処理を進める。
ステップS3iでは、時限停止タイマをリセットし、処理を前記ステップS4iへ進める。
ステップS4iでは、第一障害物感知手段による感知信号があったか否かが判断され、感知信号がなかった場合には次のステップS5iへ処理を進め、そうでなければ前記ステップS1e(図6参照)へ処理を戻す。
ステップS5iでは、開閉体10の開放動作を開始し、次のステップS6iへ処理を進める。
ステップS6iでは、繰返カウント値iに1を加算し、次のステップS7iへ処理を進める。
ステップS7iでは、時限停止タイマによるカウントを開始し、処理を前記ステップS1b(図5参照)へ戻す。
なお、図示を省略したが、操作部の操作等によって停止指令があった場合には、図示のフローチャート中の何れのステップにおいても開閉体10を停止できるようになっている。この停止指令があった場合には、制御部による処理はステップS1へ戻される。
また、通常モードの場合のフローチャートは、図示を省略するが、開閉体10を自動閉鎖することなく、開放動作や、閉鎖動作、停止等させる周知のフローチャートとなる。
よって、図示のフローチャートによれば、自動閉鎖モード中において、例えば開放動作指令による開閉体10の開放動作(図4、ステップS2,S3参照)が行われ、開閉体10が全開位置に達した場合(図5、ステップS4b参照)や、開閉体10の移動経路中の障害物を第一障害物感知手段により感知した場合(ステップS1d参照)には、開閉体10の開放動作が一時的に停止する(ステップS5b,S2d参照)。そして、その停止の後、第一障害物感知手段及び第二障害物感知手段による感知信号がなかった場合には、その所定時間経過後に、開閉体10が自動閉鎖する(図6、ステップS2e〜S5e参照)。
また、例えば、閉鎖動作指令による開閉体10の閉鎖動作中(図4、ステップS1a,S2a、図5、ステップS1c参照)に、開閉体10の移動経路中に障害物があり、その障害物が第一障害物感知手段によって感知された場合には開閉体10の閉鎖動作を一時的に停止し(図8、ステップS1h,S2h参照)、その後、前記障害物が移動する等して第一障害物感知手段及び第二障害物感知手段による感知信号がなくなった場合に、その所定時間経過後に開閉体10が自動閉鎖する(図6、ステップS2e〜S5e参照)。
また、例えば、閉鎖動作指令による開閉体10の閉鎖動作中(図4、ステップS1a,S2a、図5、ステップS1c参照)に、開閉体10の移動経路中の下部側に障害物があり、その障害物が第二障害物感知手段によって感知された場合には開閉体10の閉鎖動作を一時的に停止する(図8、ステップS1i,S2i参照)。そして、この停止中、第一障害物感知手段により開閉体10上部側に障害物がないことを確認(ステップS4i)した場合には、開閉体10を自動的に開放動作し(ステップS5i)、その後、前述した図5〜7に示すフローチャートが実行されることで、開閉体10が適宜に制御(自動閉鎖や異常停止等)される。
また、前記停止中(ステップS2i)、第一障害物感知手段により開閉体10上部側に障害物があることを確認(ステップS4i)した場合には、その所定時間経過後に開閉体10が自動閉鎖して(図6、ステップS2e〜S5e参照)、開閉体10上部側の障害物が巻取装置30に巻き込まれるのを防止する。
よって、開閉体10の移動経路中の障害物を第一障害物感知手段及び第二障害物感知手段により感知して、開閉体10の動作を停止することができる上、その停止の後、開閉体10を自動閉鎖することができ、ひいては、開閉体10が中途開放の停止状態に維持されて防犯性が損なわれてしまうようなことを防ぐことができる。
また、図示のフローチャートによれば、障害物当接や、ガイドレール内への異物の噛み込み等に起因して、開閉体10の開放動作時間又は閉鎖動作時間が異常に長い場合や、開閉体10が開閉動作不能な状態にあるような場合には、時限停止タイマのタイムアップ(ステップS3b,S1g)により駆動源を停止させることができる。
しかも、図示のフローチャートによれば、開閉体10の移動経路中の障害物を第一障害物感知手段によって感知した場合には警戒動作フラグがONになるため(ステップS3d,S3h参照)、その後、開閉体10を自動閉鎖する際に、その自動閉鎖が通常速度よりも遅い速度で行われ、時限停止タイマが通常よりも長い時間経過後にタイムアップする。
したがって、万が一、開閉体10が移動経路中の障害物に接触したとしても、その衝撃を緩和することができる。その上、時限停止タイマが長めに設定されるため、開閉体10の閉鎖動作途中に、時限停止タイマがタイムアップして開閉体10が全閉前に停止してしまうようなことを防ぐことができる。
更に、例えば、開閉体10の移動経路中の障害物が第二障害物感知手段により感知された場合の開閉体10の開放動作と、同障害物が第一障害物感知手段により感知されなかった場合の開閉体10の閉鎖動作とが、繰り返された場合等には、前記開放動作が既定の繰返カウント値iを超えたことを条件に(ステップS2b,S2c参照)、開閉体10の動作が停止する。したがって、開閉体が自動開放と自動閉鎖の繰返しを継続するようなことを防ぐことができる。
なお、上記実施の形態によれば、開閉体10の閉鎖動作中、第一障害物感知手段又は第二障害物感知手段の感知信号に応じて開閉体10を停止した後、第一障害物感知手段及び第二障害物感知手段による感知信号がなくなった場合に、その所定時間経過後に、開閉体10を閉鎖動作する構成としたが(図8のステップS1h〜S4h、ステップS1i〜S4i、図6参照)、他例としては、開閉体10の閉鎖動作中、第一障害物感知手段又は第二障害物感知手段の感知信号に応じて開閉体10を停止した後、その停止状態を維持する構成としてもよい。
この構成の場合のフローチャートは、例えば、ステップS4h(図8参照)の後の処理をステップS1b(図5参照)とするとともに、ステップS4i(図8参照)で第一障害物感知手段の感知信号がなかった場合の処理をステップS1b(図5参照)とすればよい。
この構成によれば、開閉体10の閉鎖動作中に第一障害物感知手段又は第二障害物感知手段の感知信号があった場合に、開閉体10を停止するとともに、その後、障害物感知の有無に拘わらずに、その停止状態が維持されるため、安全性をより向上することができる。
また、上記実施の形態において、巻取装置30内の制御部は、回路構成や設定値等を現場状況等に応じて容易に変更可能なように、例えばマイコンやプログラマブルコントローラー等に用いたプログラムドロジック回路による構成とするのが好ましいが、リレー回路やその他の電子回路を用いたワイヤードロジック回路とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、第一障害物感知手段41,42を開閉体厚さ方向へ二つ配設したが、他例としては、何れか一方の第一障害物感知手段を省いた態様や、第一障害物感知手段を開閉体厚さ方向へ三以上配設した態様、第一障害物感知手段を開閉体開閉方向に複数配設した態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、第二障害物感知手段51,52をガイドレール21,22における開閉体厚さ方向の一方側に開閉体開閉方向へ二つ配設したが、他例としては、何れか一方の第二障害物感知手段を省いた態様や、第二障害物感知手段を開閉体開閉方向へ三以上配設した態様、第二障害物感知手段を開閉体10の移動経路を挟むようにして複数配設した態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、第一障害物感知手段及び第二障害物感知手段を非接触式センサーとしたが、その一方又は双方の障害物感知手段を接触式センサーとすることも可能である。この具体的構成は、例えば、開閉体10の閉鎖方向端部に、その閉鎖方向側の障害物との当接により開放方向へ移動可能な可動座板を設け、該可動座板の移動を接触式センサー又は非接触式センサーによって感知するようにすればよい。
この場合の好ましい一例としては、開閉体10の開閉位置を検出するための位置検出手段(例えば、エンコーダ装置や、カウンタースイッチ等)を備え、前記可動座板による感知信号があり且つ前記位置検出手段により開閉体位置が第一の所定範囲(例えば開閉体開放方向よりの所定範囲)にあると認識された場合には、上記第一障害物感知手段による感知があったものとみなして処理を行い、前記可動座板による感知信号があり且つ前記位置検出手段により開閉体位置が第二の所定範囲(例えば開閉体閉鎖方向よりの所定範囲)にあると認識された場合には、上記第二障害物感知手段による感知があったものとみなして処理を行うようにすればよい。
また、上記実施の形態によれば、開閉体10を複数の棒状体11aからなるパイプグリル状のシャッターカーテンとしたが、開閉体10の他例としては、複数のスラットを開閉方向へ連設してなる態様や、パネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ単数もしくは複数設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、全開感知手段及び全閉感知手段は駆動源の出力軸の回転量を検知するカウンタースイッチ機構により構成したが、他例としては、全閉又は全開した際の開閉体10を接触式又は非接触式センサーにより感知するようにした態様や、開閉体10の全閉状態又は全開状態を駆動源の負荷上昇によって感知する態様等とすることも可能である。
本発明に係る開閉装置の一例を示す正面図である。 (a)は一方のガイドレールの内部構造図であり、(b)は他方のガイドレールの内部構造図である。 障害物感知媒体の経路を示す斜視図である。 制御部の動作の一部を示すフローチャートである。 制御部の動作の一部を示すフローチャートである。 制御部の動作の一部を示すフローチャートである。 制御部の動作の一部を示すフローチャートである。 制御部の動作の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1:開閉装置 10:開閉体
21,22:ガイドレール 30:巻取装置
41,42:第一障害物感知手段 51,52:第二障害物感知手段
A:開口部 L1,L2,L3,L4:障害物感知媒体の経路

Claims (5)

  1. ガイドレールに沿って開閉動作する開閉体と、該開閉体の移動経路に障害物が存在することを感知する障害物感知手段と、前記開閉体の開閉動作を制御する制御部とを備えた開閉装置において、
    前記制御部は、前記開閉体の動作中に前記障害物感知手段による感知信号があった場合に前記開閉体を停止し、その後、前記障害物感知手段による感知信号がなかった場合に所定時間経過後に、前記開閉体を自動閉鎖することを特徴とする開閉装置。
  2. 前記開閉体が全開位置になったことを感知する全開感知手段を備え、
    前記制御部は、前記開閉体の開放動作中に前記全開感知手段又は前記障害物感知手段による感知信号があった場合に前記開閉体を停止し、その後、前記障害物感知手段による感知信号がなかった場合にその所定時間経過後に、前記開閉体を自動閉鎖することを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記開閉体の閉鎖速度を調整する閉鎖速度調整手段を備え、
    前記制御部は、前記全開感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記閉鎖速度調整手段の設定速度を通常速度に自動設定し、前記障害物感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記閉鎖速度調整手段の設定速度を前記通常速度よりも遅い速度に自動設定することを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
  4. 前記開閉体の開放動作時間又は閉鎖動作時間が設定時間を越えた場合に前記開閉体の動作を停止する時限停止手段を備え、
    前記制御部は、前記全開感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記時限停止手段の設定時間を通常時間に自動設定し、前記障害物感知手段による感知信号に応じて前記開閉体を停止した後に同開閉体を自動閉鎖する場合には、前記時限停止手段の設定時間を前記通常時間よりも長い時間に自動設定することを特徴とする請求項3記載の開閉装置。
  5. 前記障害物感知手段を前記移動経路の全開位置寄りの障害物を感知する第一障害物感知手段とするとともに、前記移動経路の全閉寄りの障害物を感知する第二障害物感知手段を備え、前記開閉体の閉鎖動作中に前記第二障害物感知手段による感知信号があった場合に前記開閉体を開放動作するようにした開閉装置であって、
    前記制御部は、前記開閉体が開放動作した回数をカウントし、その開放動作回数が既定の値を超えた場合に前記開閉体の動作を停止することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置。
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