JP2010111501A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2010111501A JP2008287441A JP2008287441A JP2010111501A JP 2010111501 A JP2010111501 A JP 2010111501A JP 2008287441 A JP2008287441 A JP 2008287441A JP 2008287441 A JP2008287441 A JP 2008287441A JP 2010111501 A JP2010111501 A JP 2010111501A
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Yoshiteru Katayama
善輝 片山
Akira Okamoto
晃 岡本
Hideki Nakamura
英樹 中村
Kazutoshi Yoshimura
和俊 吉村
Masatoshi Ogawa
雅敏 小川
Kazumichi Yamauchi
一道 山内
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Abstract

【課題】用紙とガイド板との摩擦抵抗によりレジストローラ対の駆動トルクが上昇することを防ぐと共に、用紙の曲がりを矯正できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】レジストローラ対は、用紙との摩擦係数が低い第1ローラ251と、第1ローラよりも用紙との摩擦係数が高い第2ローラ252からなり、第1ローラ251への用紙の衝突を検知する衝突検知手段VGと、
衝突検知手段VGの検知に基づいて、昇降手段3により進入ガイド板92の位置を変更する画像形成装置とする。
【選択図】図3

Description

搬送された用紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成部に向けて用紙を搬送する用紙搬送装置としては、用紙を正しいタイミング及び姿勢で搬送することが要求される。用紙搬送のタイミングや姿勢が正しくないと、用紙上の正しい位置に画像が形成されなかったり、ジャム等の搬送不良が発生したりする。
正しいタイミング及び正しい姿勢で用紙を搬送する給紙装置では、一般に、レジストローラ対を用い、一時的に停止させおいたレジストローラ対にループローラから用紙を供給しながら、レジストローラ対により用紙の先端を一時停止させて用紙のループを形成し、ループ形成後に、レジストローラを制御されたタイミングで起動する給紙方法が用いられる(例えば特許文献1)。このような給紙方法により、給紙タイミング及び用紙の姿勢が制御されるが、このような給紙方法に対して、軽印刷の分野へ対応するために搬送の高速化や搬送精度の高度化を目的として、様々な改良が行われてきた。
特許文献1に開示されたシート搬送装置では、用紙の曲がりを検知する傾き検知手段を設け、検知信号に基づいてレジストローラ対を用紙の傾きを補正する方向に傾くように移動させることにより、用紙の曲がりを補正している。
特開2005−41604号公報
用紙をレジストローラ対により用紙の先端を一時停止させて用紙の斜行を矯正する場合には、用紙をローラ表面で滑らせて曲がりを矯正する。このようなことから用紙と接触するローラはその表面が平滑で用紙との摩擦力が小さく滑りやすい方が好ましい。
一方、レジストローラ対は用紙を搬送させる機能と、曲がりを矯正した用紙をその矯正後の向きのままで搬送させるという機能が必要である。その点からはレジストローラ対の用紙搬送力は高い必要があり、そのために、レジストローラ対は、その一方を表面が平滑な金属等で構成したローラ(以下、平滑ローラという)とし、他方は摩擦力が高くなるようにその表面をゴム等で被覆したローラ(以下、高抵抗ローラという)で構成することが考えられる。そしてこのような構成とした場合には、停止しているレジストローラ対に用紙を搬送させる場合には平滑ローラに用紙を衝突させる必要があり、そのためには搬送された用紙を当該平滑ローラへ導くために、進入ガイド等を設ける必要がある。
また、軽印刷の分野においては多様な種類の紙種に対応できる要望が高く、厚みの薄い薄紙から非常に厚い厚紙までの幅広い斤量の用紙への対応が求められている。このような場合には、薄紙と厚紙とで進入ガイド板の適正な高さが異なることになる。進入ガイド板を薄紙に適正な高さとした場合には、厚紙を搬送させた場合には、進入ガイド板との摺動摩擦に伴う負荷が大きくなりすぎて搬送の際に必要な駆動トルクが非常に大きくなってしまい、駆動モータを高トルクのものへの変更が必要となったり、レジストローラ対で用紙とのスリップが発生して正常に用紙を搬送できないといった問題が生じたりする。
このような問題に対して、特許文献1に開示されたシート搬送装置では、ガイド手段を上方に移動させることにより搬送された用紙から受ける負荷を低減させている。
しかし、特許文献1に開示されたシート搬送装置では用紙の傾き量に基づいてレジストローラ対を移動させる際に合わせてガイド手段を上方に移動させる構成としていることから、レジストローラ対の駆動トルクを低減することを目的とするものではない。
本願発明は上記問題に鑑み、用紙とガイド板との摩擦抵抗によりレジストローラ対の駆動トルクが上昇することを防ぐと共に、用紙の曲がりを矯正できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.用紙に画像形成する画像形成部と、
収納した用紙を給紙する給紙ユニットと、
給紙ユニットから給紙された用紙を前記画像形成部に同期させて搬送するレジストローラ対と、
前記レジストローラ対を回転駆動する駆動手段と、
を有する画像形成装置であって、
前記レジストローラ対は、用紙との摩擦係数が低い第1ローラと、前記第1ローラよりも用紙との摩擦係数が高い第2ローラからなり、
前記レジストローラ対の用紙搬送方向の上流側であって、前記第2ローラ側に設けられた進入ガイド板と、
該進入ガイド板の用紙搬送面に直交する高さ方向の位置を変更する昇降手段と、
前記第1ローラへの用紙の衝突を検知する衝突検知手段と、
前記衝突検知手段の検知に基づいて、前記昇降手段により前記進入ガイド板の位置を変更する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記制御手段は、
前記衝突検知手段により前記第1ローラへの用紙の衝突を検知した場合には、前記進入ガイド板の位置を前記第2ローラ側に移動させ、
前記衝突検知手段により前記第1ローラへの用紙の衝突を検知しなかった場合には、前記進入ガイド板の位置を前記第1ローラ側に移動させるよう制御することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記給紙ユニットは複数であり、
前記給紙ユニットそれぞれに対して、前に用紙を給紙させた際の前記進入ガイド板の位置を該給紙ユニットと対応づけて記憶する記憶部を有し、
前記制御手段は、給紙ユニットから用紙を給紙させる際に、該給紙ユニットに対応づけられで前記記憶部に記憶されている前記進入ガイド板の位置を初期値として、前記レジストローラ対へ用紙を給紙させることを特徴とする前記1又は2に記載の画像形成装置。
4.前記駆動手段は、
前記第2ローラを駆動回転させ前記第1ローラを従動回転させる、
又は、前記第1ローラ及び前記第2ローラを共に駆動回転させる、ことを特徴とする前記1から3の何れかに記載の画像形成装置。
本願発明によれば、衝突検知手段の検知により第1ローラへの用紙の衝突が発生する範囲内で進入ガイド板の位置を変更して、搬送される用紙Sと進入ガイド板との摩擦抵抗を低減できるので駆動トルクが上昇することを防ぐことができ、かつ、搬送される用紙を摩擦係数が低い第1ローラに衝突させることができるので、用紙の先端をレジストローラの軸方向に倣わせることができるので用紙の曲がり矯正を行うことが可能となる。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は画像形成装置1の中央断面図である。
画像形成装置1は、中間転写ベルト50を有するタンデム形式のカラー画像形成装置である。
両面原稿自動送り装置10の原稿給紙台aにセットされた原稿は、各種ローラによって画像読取部90に向けて搬送される。
画像形成装置1は、下部に複数の給紙ユニット20を有する。同図に示す例では、給紙ユニット20は3個の例であり、それぞれの給紙ユニット20の構成は同等である。給紙ユニット20の上方には画像形成部40と中間転写ベルト50が設置されており、装置本体の上部には画像読取部90が設置されている。
給紙ユニット20は、装置前面側(図1における紙面手前側)に引き出し可能となっている。複数の給紙ユニット20には白紙等の用紙Sがサイズによって分けられて収容されている。給紙ユニット20に収容された用紙Sはシート給紙部として機能する給紙ローラ21によって1枚毎に給紙される。手差部22にはOHPシート等の特殊紙がセットされる。
画像形成部40は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色のトナー像を形成するための4組の画像作成部400Y、400M、400C及び400Kを有している。画像作成部400Y、400M、400C、400Kは、この順で上から下方向に直線状に配列されており、各々同じ構成となっている。Y色用の画像作成部400Yを例にとって構成を説明すると、画像作成部400Yは反時計方向に回転する感光体410、スコロトロン帯電部420、露光部430及び現像部440を有する。
クリーニング部450は、感光体410の最下部に対向した領域を含んで配置されている。
装置本体の中央部に位置する中間転写ベルト50は無端状であり、所定の体積抵抗率を有する。一次転写電極510は、中間転写ベルト50を挟んで感光体410と対向する位置に設置されている。
次にカラー画像を形成する画像形成方法を説明する。
感光体410は、メインモータ(図示せず)により回転駆動され、スコロトロン帯電部420の放電により負極性に帯電される(例えば−800V)。次に、露光部430により感光体410上に画像情報に応じた光書込がなされて静電潜像が形成される。形成された静電潜像が現像部440を通過すると、現像部内で負極性に帯電されたトナーが負極性現像バイアスの印加により潜像画像の部分に付着し、感光体410上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は、感光体410に圧着する中間転写ベルト50へ転写される。転写後に感光体410上に残留したトナーはクリーニング部450により清掃される。
画像作成部400Y、400M、400C及び400K各々で形成されたトナー像が中間転写ベルト50に重畳して転写されることにより、中間転写ベルト50上にカラー画像が形成される。用紙Sは給紙ユニット20により1枚ずつ給紙され、レジスト搬送部として機能するレジストローラ25(レジストローラ対)の位置まで搬送される。レジストローラ25に用紙Sが突き当てられて一端停止し、用紙Sの曲がりが矯正される。用紙Sは中間転写ベルト50上のトナー像と画像位置が一致するタイミングでレジストローラ25より給送される。レジストローラ25周辺の構造に関しての詳細は後述する。
レジストローラ25により給送された用紙Sは、ガイド板より案内され、中間転写ベルト50及び転写部70により形成された転写ニップ位置(画像形成位置)へ送り込まれる。ローラにより構成される転写部70は用紙Sを中間転写ベルト50側へ押圧している。トナーと逆極性のバイアス(例えば+500V)が転写部70に印加されることにより、静電気力の作用で、中間転写ベルト50上のトナー像が用紙Sへ転写される。用紙Sは、除電針からなる分離装置(図示せず)により除電されて中間転写ベルト50から分離され、加熱ローラ、加圧ローラのローラ対からなる定着部80へ送られる。その結果、トナー像が用紙Sへ定着され、画像形成された用紙Sが装置外へ排出される。
なお、本実施形態における画像形成装置1は電子写真方式によりシートにカラー画像を形成するものであるが、本発明に係る画像形成装置は本実施形態に限定されるものではなく、モノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよく、更にその画像形成方式もインクジェット方式、熱転写方式、銀塩写真方式等、電子写真方式以外のどのような画像形成方式であっても構わない。
図2、図3に基づいてレジストローラ25周辺の構成について説明する。図2は給紙ユニット20から転写ニップ位置までの搬送経路を示す拡大図であり、図3はレジストローラ25周辺の拡大図である。
図2において給紙ユニット20に収容された用紙Sは給紙ローラ21によって給紙される。給紙ローラ21によって給紙された用紙Sは複数の搬送ローラ23により搬送経路231を通じて搬送され、レジストローラ25において一端停止する。
図3に示すようにレジストローラ25は、第1ローラ251と第2ローラ252よりなる。第1ローラ251は、例えばSUSあるいはPOMの材料からなり表面が平滑で用紙との摩擦係数は低い。第2ローラ252は、金属軸あるいはプラスチックで構成される軸に、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、EPDM等のゴム層をコートしたものであり、用紙との摩擦係数は高い。
そして第2ローラ252は駆動モータM1により駆動回転され、第1ローラ251は第2ローラ252の回転に伴って従動回転する。なお本実施形態においてはこのような構成としたが、第1ローラ251及び第2ローラ252を共に、一つの駆動モータあるいは異なる駆動モータにより駆動回転させる構成としてもよい。少なくとも摩擦係数が高く、用紙との摩擦力が得られる第2ローラ252を駆動回転することにより薄紙から厚紙までの各種の用紙Sを、スリップを生じさせずに正常に搬送させることが可能となる。
[進入ガイド板92及び昇降手段3]
92は進入ガイド板(下ガイド)、91は上ガイド板である。両ガイドにより用紙Sをレジストローラ25に案内する。更に進入ガイド板92は搬送される用紙Sの先端を第1ローラ251に衝突させるために昇降手段3によりその位置を変更可能である。
用紙Sの先端を第1ローラ251に衝突させる理由について説明する。レジストローラ25は、用紙のタイミング調整とともに用紙の曲がりの矯正も行っている。曲がり矯正を行うためには用紙Sを、用紙との摩擦が小さい表面が平滑な第1ローラ251に案内する必要がある。これは用紙Sの先端が用紙との摩擦係数の大きい第2ローラ252に衝突した場合、用紙Sの先端がローラ表面を滑ることが難しく、先端が曲がった状態を維持したままで搬送されることになり曲がり矯正が正常に行えなくなるからである。一方、第1ローラ251に用紙Sの先端が衝突した場合には、その表面が平滑なために用紙Sの先端が滑るので、曲がって搬送された用紙Sの先端は、レジストローラ25の軸方向に倣うので用紙の曲がりを矯正することができる。
進入ガイド板の位置の変更は、昇降手段3により行う。図3に示すように昇降手段3はピニオン301、支持脚302、支持板303、支持脚302の一部に形成されたラック304、ピニオン301を駆動する駆動モータM3から構成される。進入ガイド板92は支持脚302により所定高さに支持されている。昇降手段3では、駆動モータM3を所定回転量で正逆回転させることにより、進入ガイド板92全体を、用紙Sの搬送方向と直交する高さ方向に上下動させる機構となっている。また進入ガイド板92の稼働範囲は、例えば3mmから6mm程度である。そして稼働範囲内において0.1mm〜0.5mm程度の刻みで進入ガイド板92の高さを変更させることが可能である。
[衝突検知手段]
用紙Sのレジストローラ25への衝突は、振動検知センサVG1、VG2により検知する。振動検知センサVG1、VG2としては、例えば加速度センサにより構成され、第1ローラ251と第2ローラ252の回転軸の振動を検知する。振動検知センサVG1と振動検知センサVG2の信号を比較することにより用紙Sが、第1ローラ251に衝突したのか、第2ローラ252に衝突したのかを検知する。当該振動検知センサVG1、VG2が、第1ローラ251へ用紙Sの衝突を検知する「衝突検知手段」として機能する。
なお「衝突検知手段」は図3に示す実施形態に限られず、例えば、第1ローラ251、第2ローラ252の両方あるいは何れかの軸にロータリエンコーダを設けて軸の回転角度を検知し、検知した回転角度により第1ローラ251へ用紙Sが衝突したか否かを検知するようにしてもよい。
タイミング検知センサTS1は発光部と受光部からなり、光学的に用紙Sの通過を検知するセンサである。タイミング検知センサTS1により用紙の通過タイミングを検知する。ループローラ24はレジストローラ25の搬送方向上流側に設けられている。タイミング検知センサTS1により用紙Sの通過を検知してから所定のタイミングでループローラ24を駆動させている駆動モータM2の回転駆動を一時的に停止させる。所定のタイミングは、停止させているレジストローラ25に用紙Sが衝突してから、用紙Sの先端に所定のループ(たるみ)が形成されるように設定されている。なお当該所定のタイミングは、用紙Sの斤量や、進入ガイド板92の位置に基づいて変更するようにしてもよい。
用紙S上の所定の位置に画像が形成されるように、画像形成部40でのトナー像の形成タイミングに同期させて駆動モータM1、M2の回転を開始させる。
図4は、画像形成装置1の制御系のブロック図である。ここでは代表的なものだけ示し、また図1乃至図3とで示したものでは同符号を付すことにより説明に代える。
CPU(Central Processing Unit)101は、システムバス107を介してROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103等に接続されている。このCPU101は、ROM102に格納されている各種プログラムを読み出してRAM103に展開し、各部の動作を制御する。また、CPU101は、RAM103に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM103に格納すると共に操作表示部105に表示させる。そして、RAM103に格納した処理結果を所定の保存先に保存させる。なお、本実施形態においては、CPU101はROM102及びRAM103と協働することにより「制御手段」として機能する。
ROM102は、プログラムやデータ等をあらかじめ記憶しており、代表的には半導体メモリで構成されている。
RAM103は、CPU101によって実行される各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
メモリ104は、「記憶部」として機能する。画像読取部90で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする機能を有する。
操作表示部105は各種の設定を可能にするものである。操作表示部105は例えばタッチパネル形式となっており、ユーザーが操作表示部105を通じて入力することによりカラー印刷やモノクロ印刷に関する条件が設定される。また、ネットワーク設定の情報等、各種の情報が操作表示部105に表示される。また当該操作表示部105から、各給紙ユニット20に収納されている用紙の情報として、用紙の種類や用紙の斤量情報を設定することができる。設定した用紙の情報はメモリ104に記憶される。
画像読取部90は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。カラー原稿を読み取る場合は1画素当りRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。
画像読取部90によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続されたPCから送信される画像データは画像処理部106によって画像処理される。画像形成装置1でカラー印刷を実行する場合、画像読取部90等によって生成されたR(Red)、G(Green)、B(Blue)の画像データを画像処理部106における色変換LUTに入力し、R、G、BデータをY、M、C、Kの画像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正を行ったり、濃度補正LUTを参照して網点などのスクリーン処理を行ったり、細線を強調するためのエッジ処理を行ったりする。
[制御フロー]
次に制御フローについて説明する。図5は、画像形成装置1の制御手段が行う第1の実施形態における制御フローである。
ステップS11では、制御手段は(稼働中であれば)駆動モータM1を停止させてレジストローラ25を停止させる。
ステップS12では、制御手段は、給紙ローラ21及び搬送ローラ23、ループローラ24を回転駆動させ給紙ユニット20から用紙Sを給紙する。
ステップS13でタイミング検知センサTS1の信号により用紙Sの先端の通過を検知が検知されたならば、次のステップS14を実行する。
ステップS14では、用紙の通過を検知してから所定の期間の間信号のモニターを行い、衝突検知手段として機能する振動検知センサVG1、VG2により、搬送された用紙Sが第1ローラ251へ衝突したか否かを判断する。
制御手段が、衝突が検知されたと判断した場合(ステップS14:Yes)には、ステップS15で、進入ガイド板92の位置を用紙Sとの摩擦抵抗が小さくなる位置に変更する。
ここでいう摩擦抵抗が小さくなる位置への変更とは、レジストローラ25のニップ部とループローラ24のニップ部とを結んだ直線に対する進入ガイド板92の突き出し量が小さくなるように「第2ローラ252側」へ移動させることである。図3等に示す実施形態においては進入ガイド板92を下方に移動させることである。
一方で、衝突が検知されなかったと判断した場合(ステップS14:No)には、ステップS16で、進入ガイド板92の位置を用紙Sとの摩擦抵抗が大きくなる位置に変更する。ここでいう摩擦抵抗が大きくなる位置への変更とは、レジストローラ25のニップ部とループローラ24のニップ部とを結んだ直線に対する進入ガイド板92の突き出し量が大きくなるように「第1ローラ251側」へ移動させることである。図3等に示す実施形態においては進入ガイド板92を上方に移動させることである。
なお、ステップS15、ステップS16における位置の変更量はあらかじめ設定した置いた所定量(例えば0.1mm〜0.5mm)を昇降させるようにしているが、これに限られず、ステップS16での移動は、直前に第1ローラ251への用紙Sの衝突が検知された位置まで移動するようにしてもよい。
ステップS15あるいはステップS16で、進入ガイド板92の位置を変更させてから、ステップS21では、画像形成部40におけるトナー像の形成に同期させて駆動モータM1、M2の回転を開始させ、レジストローラ25で停止していた用紙Sを再び搬送する。
ステップS22では、画像形成部40で用紙Sに画像形成を行って、終了する。
本実施形態によれば、衝突検知手段の検知により第1ローラへの用紙の衝突が発生する範囲内で進入ガイド板92の位置を変更して、搬送される用紙Sと進入ガイド板92との摩擦抵抗を低減できるので駆動トルクが上昇することを防ぐことができ、かつ、搬送される用紙を摩擦係数が低い第1ローラ251に衝突させることができるので、用紙の先端をレジストローラ25の軸方向に倣わせることができるので用紙の曲がり矯正を行うことが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態における制御フローの説明図である。本体構成は図1乃至図4に示したものと同様であり説明は省略する。
第2の実施形態においては、複数の給紙ユニット20のそれぞれに対応する進入ガイド板92の位置をメモリ104に逐次記憶しておくものである。
図6に示すステップS101では、制御手段は給紙を行う給紙ユニット20の情報を取得する。ここでいう給紙ユニット20の情報としては、図1に示す実施形態においては3個の給紙ユニットのうちの何れを使用するかの情報である。
ステップS102では、ステップS101で取得した給紙ユニット情報に対応する進入ガイド板92の位置情報をメモリ104から呼び出す。なお記憶されている位置情報は、原則として前回に通紙した際のガイド板92の位置情報であるが、前回の位置情報が存在しない場合には所定の初期値の情報としてもよい。
ステップS11からステップS15、S16までは図5に示す制御フローと同一であり説明は省略する。
続く、ステップS201では、ステップS15あるいはステップS16で設定された進入ガイド板92の位置を、使用した給紙ユニット20の情報と対応させてメモリ104に記憶させる。
なお、給紙ユニット情報として何れの給紙ユニットを使用するかの情報に加えて、使用する給紙ユニットに対応づけられている用紙の斤量情報を用いることによりガイド板92を所定の設定値となるようにしてもよい。この場合、斤量が大きい厚い紙は斤量の小さい薄い紙に比べて、ガイド板92の所定の位置は低くなる。
本実施形態によれば、衝突検知手段の検知により第1ローラへの用紙の衝突が発生する範囲内で進入ガイド板92の位置を変更して、搬送される用紙Sと進入ガイド板92との摩擦抵抗を低減できるので駆動トルクが上昇することを防ぐことができ、かつ、搬送される用紙を摩擦係数が低い第1ローラ251に衝突させることができるので、用紙の先端をレジストローラ25の軸方向に倣わせることができるので用紙の曲がり矯正を行うことが可能となる。更に給紙ユニット20でのガイド板92の位置をメモリ104に記憶させ、記憶した位置を以降の給紙の際に用いることで、ガイド板位置と早期に適正な位置とさせることができる。
画像形成装置1の中央断面図である。 給紙ユニット20から転写ニップ位置までの搬送経路を示す拡大図である。 レジストローラ25周辺の拡大図である。 画像形成装置1の制御系のブロック図である。 制御手段が行う第1の実施形態における制御フローである。 第2の実施形態における制御フローの説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
20 給紙ユニット
24 ループローラ
25 レジストローラ
40 画像形成部
70 転写部
80 定着部
M1、M2、M3 駆動モータ
104 メモリ
105 操作表示部
3 昇降手段
301 ピニオン
302 支持脚
303 支持板
304 ラック
TS1 タイミング検知センサ
VG1、VG2 振動検知センサ

Claims (4)

  1. 用紙に画像形成する画像形成部と、
    収納した用紙を給紙する給紙ユニットと、
    給紙ユニットから給紙された用紙を前記画像形成部に同期させて搬送するレジストローラ対と、
    前記レジストローラ対を回転駆動する駆動手段と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記レジストローラ対は、用紙との摩擦係数が低い第1ローラと、前記第1ローラよりも用紙との摩擦係数が高い第2ローラからなり、
    前記レジストローラ対の用紙搬送方向の上流側であって、前記第2ローラ側に設けられた進入ガイド板と、
    該進入ガイド板の用紙搬送面に直交する高さ方向の位置を変更する昇降手段と、
    前記第1ローラへの用紙の衝突を検知する衝突検知手段と、
    前記衝突検知手段の検知に基づいて、前記昇降手段により前記進入ガイド板の位置を変更する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記衝突検知手段により前記第1ローラへの用紙の衝突を検知した場合には、前記進入ガイド板の位置を前記第2ローラ側に移動させ、
    前記衝突検知手段により前記第1ローラへの用紙の衝突を検知しなかった場合には、前記進入ガイド板の位置を前記第1ローラ側に移動させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙ユニットは複数であり、
    前記給紙ユニットそれぞれに対して、前に用紙を給紙させた際の前記進入ガイド板の位置を該給紙ユニットと対応づけて記憶する記憶部を有し、
    前記制御手段は、給紙ユニットから用紙を給紙させる際に、該給紙ユニットに対応づけられで前記記憶部に記憶されている前記進入ガイド板の位置を初期値として、前記レジストローラ対へ用紙を給紙させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動手段は、
    前記第2ローラを駆動回転させ前記第1ローラを従動回転させる、
    又は、前記第1ローラ及び前記第2ローラを共に駆動回転させる、ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001536A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び用紙搬送装置
JP2013112489A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2014125298A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Konica Minolta Inc 用紙処理装置及び画像形成システム

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