JP2010108101A - 申請受付支援システム、申請受付支援方法及び申請受付支援プログラム - Google Patents

申請受付支援システム、申請受付支援方法及び申請受付支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に申請を行なうことができる申請受付支援システム、申請受付支援方法及び申請受付支援プログラムを提供する。
【解決手段】印刷完了通知を受信すると、申告受付管理システム40の制御手段41は、抽出した呼び出し番号と入力端末識別子とを案内端末20に送信する。案内端末20は、受信した受付番号を表示して、受信した入力端末識別子の入力端末30へ誘導する。制御手段41は、入力端末30から受信した印刷データを入力端末識別子とともに印刷管理データ記憶部44に記録する。印刷装置50は、申告者が持参したICカードを用いて認証を行ない、ICカードから取得した入力端末識別子に関連付けられている印刷データを取得し、この印刷データを用いて印刷処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、公的機関等に対して申請や申告を支援するための申請受付支援システム、申請受付支援方法及び申請受付支援プログラムに関する。
近年のインターネット等のコンピュータ技術の発達により、インターネットに接続されたコンピュータを使って行政機関に申請や届出を行なう電子申請が行なわれている。この電子申請の1つとして、インターネットを介して確定申告を行なう電子申告も行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1においては、クライアント端末は、納税者の署名情報と、申告データに基づくハッシュコードとを秘密コード化して申告書データ中に埋め込む。そして、秘密コード化された情報を復号するための鍵情報とを申告情報ファイルに保存し、作成された電子申告書データをサーバに送信する。サーバは、受信した申告書データに国税庁側の印章又は署名を埋め込んで申告書データベースに登録する。
特開2000−235522号公報(図1〜図3、第1頁)
ところが、通常、電子申告を行なう場合には、電子証明書が必要である。この電子証明書は、発行する認証機関によってICカードに格納されている場合がある。この場合には、電子申告を行なう端末にICカードリーダを設ける必要がある。従って、電子申告を行なう場合には、通常のネットワークを利用する場合に比べて余計な手間や装置が必要になるので、電子申告を利用する人はまだ多くない。
一方、税務署においては、確定申告を効率に行なうために、例えば、確定申告を行なう会場を設置し、この会場にコンピュータ端末を多数設置している。申告者は、このコンピュータ端末を既存の国税庁のホームページに接続し、このホームページの「確定申告書等作成コーナー」を利用して申告用データを作成できる。会場では来場受付時に本人確認を行なっており、安全な回線を用意し、電子証明書がなくても、税務署は電子申告できる手段を提供している。
ところが、限られた期間に多数の申告者が会場に殺到するため、長蛇の列を整理する要員が必要である。また、印刷された電子申告の控えを確実に申告者に渡すためにも要員が必要である。このため、確定申告の受付等、税務署の本来業務とは別の作業も多く、効率化できていなかった。
一方で、コンピュータ端末に不慣れな申告者も多い。このため、これまで慣れ親しんだ手書き申告が多数あり、確定申告の効率化を図るためのボトルネックとなっているのが現況である。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、効率的に申請を行なうことができる申請受付支援システム、申請受付支援方法及び申請受付支援プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、申請データを取得する入力手段と、申請データを含む申請の控え書を印刷するための印刷データを生成する手段とを備えた入力端末と、認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、印刷データを用いて印刷
を行なう印刷装置と、入力端末を特定する入力端末識別子及び印刷データを関連付けて記録する印刷データ記憶手段と、前記申請データの受付を管理する制御手段を有する受付管理サーバとを備えた申請受付支援システムであって、前記受付管理サーバの制御手段は、印刷データ及び入力端末識別子を前記入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように前記印刷データ記憶手段に記録する特定手段と、前記印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、前記認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを前記印刷データ記憶手段から抽出して前記印刷装置に送信する印刷制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の申請受付支援システムにおいて、前記入力端末への案内を促す案内手段を更に備え、前記受付管理サーバの制御手段は、前記印刷データ記憶手段に記録された前記印刷データに基づいて印刷が終了した場合、この印刷データに関連付けられている入力端末識別子の入力端末への案内を、前記案内手段を介して実行する誘導手段とを更に備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の申請受付支援システムにおいて、前記印刷装置には、情報記憶媒体からデータを読み出すためのリーダが設けられており、前記情報記憶媒体には、前記認証情報と、前記入力端末識別子又はこの入力端末識別子を特定するための情報とが記憶されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の申請受付支援システムにおいて、受付票に受付番号を印刷して受付票をする受付端末と、受付番号と入力端末識別子とを関連付けて記録する対応識別子記憶手段と利用者からのログを取得するログ管理データ記憶手段を更に備え、前記入力端末には、前記受付票の受付番号を読み込む読込手段が設けられており、前記情報記憶媒体には、この情報記憶媒体を渡された利用者が利用する入力端末の入力端末識別子が記憶されており、前記受付管理サーバの制御手段は、前記受付端末を介して利用の受付を受信した場合、この受付時刻を前記ログ管理データ記憶手段に記録する受付時刻記録手段と、前記案内手段を介して、受付番号に対して前記入力端末への案内を行なった場合、この案内時刻を前記ログ管理データ記憶手段に記録する案内時刻記録手段と、前記入力端末から受付票の受付番号を入力端末識別子とともに取得した場合には、この受付番号と入力端末識別番号を前記対応識別子記憶手段に記録する対応記録手段と、前記印刷データに基づいて印刷が終了した場合、この出力時刻を、前記ログ管理データ記憶手段に記録する出力時刻記録手段とを更に備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の申請受付支援システムにおいて、利用者を特定する利用者識別子を用いて前記申請に基づく処理を実行する申請処理システムに接続され、利用者識別子を記憶した情報記憶媒体を発行する受付端末と、前記情報記憶媒体に記憶された利用者識別子と入力端末識別子とを関連付けて記録する対応識別子記憶手段とを更に備え、前記入力端末には、前記利用者識別子を読み込む読込手段が設けられており、前記受付管理サーバの制御手段は、前記受付端末から受付依頼を受信した場合、前記情報記憶媒体の発行を前記受付端末に指示する受付処理手段と、前記入力端末から前記利用者識別子及び入力端末識別子を取得した場合には、この入力端末識別番号を前記対応識別子記憶手段に記録する対応記録手段と、前記情報記憶媒体から取得した利用者識別子を前記印刷装置から取得した場合に、この利用者識別子に関連付けられている入力端末識別子を前記対応識別子記憶手段から抽出する入力端末識別子特定手段とを更に備えたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2に記載の申請受付支援システムにおいて、利用者識別子を取得する利用者識別子取得手段を備え、申請用紙を印刷する用紙印刷装置を
含んで構成される受付端末を更に備え、前記入力端末は、筆記具の軌跡から用紙に記載された字及び申請項目とを特定して、用紙に記載された内容の申請データを取得する機能を有し、前記申請データに基づいて処理を実行する申請処理システムに接続されており、前記受付端末は、利用の受付を受信した場合、前記利用者識別子取得手段を介して取得した利用者識別子を含む申請用紙を印刷する用紙出力手段を備え、前記入力端末は、前記申請用紙から前記利用者識別子を取得して、この利用者識別子を用いて申請データを前記申請処理システムに送信する電子申請手段と、前記申請処理システムに送信した申請データを含む控え書を印刷する印刷データを前記受付管理サーバに送信する印刷データ送信手段とを備えたことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、前記入力端末に接続され、前記筆記具の軌跡に基づいて特定した文字及び申請項目を音声により出力する音声出力手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、申請データを取得する入力手段と、申請データを含む申請の控え書を印刷するための印刷データを生成する手段とを備えた入力端末と、認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、印刷データを用いて印刷を行なう印刷装置と、入力端末を特定する入力端末識別子及び印刷データを関連付けて記録する印刷データ記憶手段と、前記申請データの受付を管理する制御手段を有する受付管理サーバとを備えたシステムを用いた申請受付支援方法であって、前記受付管理サーバの制御手段が、印刷データ及び入力端末識別子を前記入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように前記印刷データ記憶手段に記録する特定段階と、前記印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、前記認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを前記印刷データ記憶手段から抽出して前記印刷装置に送信する印刷制御段階とを実行することを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、申請データを取得する入力手段と、申請データを含む申請の控え書を印刷するための印刷データを生成する手段とを備えた入力端末と、認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、印刷データを用いて印刷を行なう印刷装置と、入力端末を特定する入力端末識別子及び印刷データを関連付けて記録する印刷データ記憶手段と、前記申請データの受付を管理する制御手段を有する受付管理サーバとを備えたシステムを用いて申請の受付を支援するプログラムであって、前記受付管理サーバの制御手段を、印刷データ及び入力端末識別子を前記入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように前記印刷データ記憶手段に記録する特定手段、及び前記印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、前記認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを前記印刷データ記憶手段から抽出して前記印刷装置に送信する印刷制御手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、受付管理サーバの制御手段は、印刷データ及び入力端末識別子を入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように印刷データ記憶手段に記録する。印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを印刷データ記憶手段から抽出して印刷装置に送信する。このため、認証情報を提供できる印刷装置の側に利用者がいる場合にのみ、この利用者が送信した印刷データに基づく印刷が行なわれるので、利用者は自分の申請の控え書を確実に入手することができる。また、印刷データ記憶手段には、認証の完了により取得される入力端末識別子には、出力する最新の印刷データが1つのみ関連付けられ
ている。このため、申請を行なう場合に、同じ入力端末を複数の利用者で使用しても、利用者は自分の申請の控え書を確実に入手することができる。従って、入力端末や印刷装置を効率よく使用して申請を効率よく受付することができる。
本発明によれば、受付管理サーバの制御手段は、印刷データ記憶手段に記録された印刷データに基づいて印刷が終了した場合、この印刷データに関連付けられている入力端末識別子の入力端末への案内を、案内手段を介して実行する。このため、申請において控え書等の印刷により入力端末の使用が終了するため、この申請の控え書の印刷の終了をトリガーとして、空いた入力端末への案内を自動的に行なうことができる。
本発明によれば、情報記憶媒体には、認証情報と、入力端末識別子又はこの入力端末識別子を特定するための情報とが記憶されている。印刷装置には、情報記憶媒体からデータを読み出すためのリーダが設けられている。このため、利用者は、申請の控え書を入手するためには、情報記憶媒体を印刷装置のリーダに読ませるだけなので、操作が簡単である。更に、この情報記憶媒体を使い回すことにより、少ない数の情報記憶媒体を効率的に利用することができる。
本発明によれば、受付管理サーバの制御手段は、受付端末を介して利用の受付を受信した場合、この受付時刻をログ管理データ記憶手段に記録する。受付管理サーバの制御手段は、案内手段を介して、受付番号に対して入力端末への案内を行なった場合、この案内時刻をログ管理データ記憶手段に記録する。受付管理サーバの制御手段は、入力端末から受付票の受付番号を入力端末識別子とともに取得した場合には、この受付番号と入力端末識別番号を対応識別子記憶手段に記録する。受付管理サーバの制御手段は、印刷データに基づいて印刷が終了した場合、この出力時刻を、ログ管理データ記憶手段に記録する。このため、受付票を発行する既に馴染みのあるフローにより受付を行なうことができる。更に、受付票と入力端末識別子とを対応識別子記憶手段に記録するので、受付から印刷の終了まで、利用者がそれぞれの段階で要した所要時間を把握することができる。従って、所要時間に応じて、適切な入力端末や印刷装置の数を決定することができる。
本発明によれば、受付管理サーバの制御手段は、受付端末から受付依頼を受信した場合、情報記憶媒体の発行を受付端末に指示する。受付管理サーバの制御手段は、入力端末から利用者識別子を入力端末識別子とともに取得した場合には、この入力端末識別番号を対応識別子記憶手段に記録する。受付管理サーバの制御手段は、情報記憶媒体から取得した利用者識別子を印刷装置から取得した場合に、この利用者識別子に関連付けられている入力端末識別子を対応識別子記憶手段から抽出する。このため、利用者識別子に基づいて受付から印刷の終了まで、利用者がそれぞれの段階で要した所要時間を把握することができる。更に、受付端末において情報記憶媒体を発行するので、受付票を省略することができる。
本発明によれば、受付端末は、利用の受付を受信した場合、利用者識別取得手段を介して取得した利用者識別子を含む申請用紙を印刷する。入力端末は、申請用紙から利用者識別子を取得して、この利用者識別子を用いて申請データを申請処理システムに送信する。入力端末は、申請処理システムに送信した申請データを含む控え書を印刷する印刷データを前記受付管理サーバに送信する。このため、手書きによって申請用紙を記録した場合であっても、この申請用紙に記録した内容をデータに変換した申請データを取得するので、効率よく電子申請を行なうことができる。
本発明によれば、入力端末に接続され、筆記具の軌跡に基づいて特定した文字及び申請項目を音声により出力する音声出力手段を更に備える。このため、利用者は、手書き文字及び申請項目をその場で合成音声により確認しながら、申告項目を記入することができる
。従って、文字及び申告項目の間違いを効率よく確認することができる。
本発明によれば、複数の利用者が共用する入力端末や印刷装置を、効率的かつ的確に使用することができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。本実施形態においては、税務署等の確定申告会場において申告者が確定申告(申請)を行なう場合の受付処理を支援する申請受付支援システムについて説明する。
本実施形態の申請受付支援システムは、図1に示すように、来場受付端末10、案内端末20、複数の入力端末30、受付管理サーバとしての申告受付管理システム40及び印刷装置50を備えている。申請受付支援システムの申告受付管理システム40は、来場受付端末10、案内端末20、複数の入力端末30及び印刷装置50にネットワークを介して接続されている。また、申請受付支援システムの各入力端末30は、確定申告を行なうための国税電子申告・納税システム60にインターネットを介して接続されている。
来場受付端末10は、申告者の来場の受付を受信する端末である。この来場受付端末10は、受付ボタンを含む受付受入手段と、受付票発行手段とを備えている。受付受入手段は、受付ボタンが押下された場合に、新たな受付依頼を申告受付管理システム40に送信する。受付票発行手段は、受付依頼に対応して申告受付管理システム40から受付番号を取得する。そして、本実施形態の受付票発行手段は、取得した受付番号をバーコードに変換し、このバーコード及び受付番号を印刷した紙の受付票70(図3参照)を出力する。なお、本実施形態の来場受付端末10として、既存の受付端末を用いることができる。
案内端末20は、申告者を入力端末30に誘導するための案内手段である。この案内端末20は、本実施形態では、案内番号表示手段及び音声出力手段を備えている。この案内番号表示手段は、申告受付管理システム40から受付番号を受信して、この受付番号を新たに表示する。案内端末20の音声出力手段は、案内表示手段が新たに受付番号を表示した場合に、入力端末30への誘導を行なう音声を出力する。
入力端末30は、確定申告書の作成や電子申告及び印刷等の指示データやこれらの処理に必要な申請データを取得する。更に、入力端末30は、作成した確定申告書及びその控え書や電子申告の控え書等を印刷する印刷データを生成して申告受付管理システム40に送信する。本実施形態の入力端末30は、入力手段及び表示手段を備えたコンピュータ端末である。具体的には、入力手段としてキーボードやポインティングデバイス、表示手段としてディスプレイを用いる。更に、本実施形態の入力端末30は、読込手段としてのバーコード読取手段を備えている。このバーコード読取手段を介して、入力端末30は、受付票70のバーコードを読み取る。
図1に示す申告受付管理システム40は、この確定申告会場において用いられるデータの管理を行なうためのシステムである。具体的には、この申告受付管理システム40は、制御手段41、受付管理データ記憶部42、ログ管理データ記憶部43及び印刷管理データ記憶部44を備える。ここで、ログ管理データ記憶部43は、対応識別子記憶手段及びログ管理データ記憶手段として機能し、印刷管理データ記憶部44は、印刷データ記憶手段として機能する。
制御手段41は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(検索段階、特定段階及び印刷制御段階等を含む処理)を行なう。そして、このための申請受付
支援プログラムを実行することにより、制御手段41は、受付管理処理部411、案内管理制御部412、ログ記録部413及び印刷データ管理部414を備える。ここで、案内管理制御部412は誘導手段として機能する。ログ記録部413は、受付時刻記録手段、案内時刻記録手段、対応記録手段及び出力時刻記録手段として機能する。印刷データ管理部414は、特定手段及び印刷制御手段として機能する。
受付管理処理部411は、会場に来た申告者の受付に関する処理を行なって、申告者の順番待ちを管理する。
案内管理制御部412は、申告者を入力端末30に誘導するための処理を行なう。
ログ記録部413は、申告者の作業状況のログを記録する。
印刷データ管理部414は、入力端末30から受信し、印刷装置50に送信される印刷データの管理を行なう。
一方、受付管理データ記憶部42には、図2(a)に示すように、確定申告会場に来場した申告者の受付を管理するための受付管理データ420が記録されている。この受付管理データ420は、来場受付端末10から新たな受付依頼を受信した場合に生成されて記録される。この受付管理データ420には、受付番号、受付時刻及び案内完了フラグに関するデータが含まれる。
受付番号データ領域には、申告者の来場受付の順番に関するデータが記録される。このため、この受付番号は、申告者の来場受付を特定する識別子として機能する。
受付時刻データ領域には、この申告者の受付を行なった時刻に関するデータが記録される。
案内完了フラグデータ領域には、この受付番号が付与された申告者に対して案内を行なった場合に、案内したことを示す完了フラグが記録される。
ログ管理データ記憶部43には、図2(b)に示すように、申告者の作業状況についてのログを管理するためのログ管理データ430が記録されている。このログ管理データ430は、来場受付端末10から新たな受付依頼を受信した場合に生成されて記録される。本実施形態では、ログとして、申告者の来場受付から印刷を行なうまでの作業状況を記録する。更に、このログ管理データ430において、入力端末識別子と受付番号とが関連付けられている。具体的には、ログ管理データ430には、受付番号、入力端末識別子、登録年月日、受付時刻、呼び出し時刻、入力開始時刻及び印刷完了時刻に関するデータが含まれる。
受付番号データ領域には、この会場における申告者の来場受付の順番に関するデータが記録される。
入力端末識別子データ領域には、この会場において利用された入力端末30を特定するための識別子に関するデータが記録される。
登録年月日データ領域には、このログを記録した年月日に関するデータが記録される。
受付時刻データ領域、呼び出し時刻データ領域、入力開始時刻データ領域及び印刷完了時刻データ領域には、来場受付端末10から受付依頼を受信した時刻、案内端末20を介して案内を行なった時刻、入力端末30においてバーコードの読取を行なった時刻、及び書類を出力した時刻のそれぞれに関するデータが記録される。
印刷管理データ記憶部44には、図2(c)に示すように、印刷データを管理するための印刷管理データ440が記録されている。本実施形態では、印刷管理データ440は、入力端末30から新たな印刷データを受信した場合に生成されて記録される。この印刷管
理データ440には、入力端末識別子及び印刷内容に関するデータが含まれる。
入力端末識別子データ領域には、この会場において申告者が使用した入力端末30を特定するための識別子に関するデータが記録される。
印刷内容データ領域には、印刷装置50が印刷を行なうための印刷データ(スプールデータ)が記録される。
印刷装置50は、国税電子申告・納税システム60を用いて作成した確定申告書とこの控え書を印刷したり、電子申告を行なった場合の控え書を印刷したりする場合に用いられる。
更に、この印刷装置50は、認証情報取得手段としてのICカードリーダ(図示せず)を備えている。この印刷装置50は、ICカードリーダを介して認証情報を取得し、ICカードリーダの内蔵メモリに保持している認証情報と比較する認証処理を実行する。認証処理が完了した場合には、この印刷装置50は、ICカードに記録されている入力端末識別子を申告受付管理システム40に送信することにより、入力端末識別子に関連付けられた印刷データを取得する。
ここで、本実施形態で用いる情報記憶媒体としてのICカード80について説明する。このICカード80は、図4に示すように、制御部81、データ記憶領域82及びアンテナ83を備えている。制御部81は、データ記憶領域82に対してデータの読込及び書込を行ない、アンテナ83を介してデータの送受信を行なう。データ記憶領域82には、認証情報と、このICカード80が関連付けられた1の入力端末30の入力端末識別子とに関するデータが記録されている。アンテナ83は、制御部81がICカードリーダと無線によるデータの送受信を行なうために用いられる。更に、ICカード80の表面には、このICカード80に関連付けられた入力端末30の入力端末識別子が表示されている。
一方、図1に示すように、申請受付管理システムに接続される国税電子申告・納税システム60は、確定申告を処理するための公知の基幹システムであり、申請処理システムとして機能する。この国税電子申告・納税システム60は、利用者固有データ記憶部61及び申告データ記憶部62を備えている。利用者固有データ記憶部61には、電子申告を行なった申告者の個人情報に関するデータが記録されている。この個人情報データには、申告者を特定する利用者識別番号、申告者の氏名、住所及び生年月日等に関するデータが含まれる。申告データ記憶部62には、申告者が申告した年度毎の確定申告データに関するデータが記録されている。この確定申告データには、利用者識別番号、国税電子申告・納税システム60の利用者である申告者の氏名、確定申告の年度及び各申告内容に関するデータが含まれる。
次に、上述した申請受付管理システムを用いた作業手順の概要を、図3を用いて説明する。
確定申告会場に来た申告者は、来場受付端末10において来場受付を行なう。そして、来場受付端末10から受付番号を含む受付票70を取得して、案内端末20において案内が行なわれるまで待機する。申告者は、自分の受付番号が案内端末20の案内番号表示手段に表示されると、案内端末20の音声出力手段によって誘導される入力端末30の設置場所に移動する。この場合、申告者は、案内される入力端末30に関連付けられたICカード80を借り受ける。
申告者は、入力端末30を利用する場合、受付票70に印字された受付番号をバーコードリーダで読み取らせる。そして、申告者は、入力端末30を操作して、国税電子申告・納税システム60を用いて確定申告書類の作成を行なう。この場合、電子申告を行なうこ
ともある。そして、作成した確定申告書と控え書や電子申告の控え書を印刷する指示を行なう。その後、申告者は、印刷装置50に出向いて、ICカード80を用いて控え書等を印刷させる。そして、控え書等を入手した申告者は、ICカードを返却する。
このような申告者の作業手順を実現するために、申請受付支援システムが行なう処理について説明する。ここでは、受付処理、案内処理、申告データ入力処理、印刷データ受付処理及び書類出力処理の順について説明する。
(受付処理)
まず、申告者の来場受付時に行なわれる受付処理について図5を用いて説明する。
申告者によって受付ボタンが押下された場合、来場受付端末10は受付指示を取得する。この場合、来場受付端末10は、申告受付管理システム40に対して受付依頼を送信する。これにより、申告受付管理システム40の制御手段41は、受付依頼を受信する(ステップS1−1)。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、受付管理データの記録処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、受付管理データ記憶部42に受付管理データ420が記録されているか否かを判定する。受付管理データ420が記録されていなかった場合には、受付管理処理部411は、受付番号を「1」として特定する。そして、受付管理処理部411は、この受付番号と、受付時刻としての現在時刻とを記録した受付管理データ420を生成して、受付管理データ記憶部42に記録する。また、受付管理データ420が既に記録されている場合には、受付管理処理部411は、受付管理データ420の最大の受付番号の次の番号を特定する。そして、受付管理処理部411は、この特定した番号と、受付時刻としての現在時刻とを記録した受付管理データ420を生成して、受付管理データ記憶部42に記録する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの生成処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御手段41のログ記録部413は、受付番号、登録年月日としての現在日、及び受付時刻を含むログ管理データ430を生成して、ログ管理データ記憶部43に記録する。
そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、来場受付端末10に受付番号を送信する(ステップS1−4)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、ステップS1−2において特定した受付番号を来場受付端末10に送信する。この場合、来場受付端末10は、受信した受付番号をバーコードに変換し、このバーコード及び受付番号を含めた受付票70を出力する。以上により、受付処理が完了する。
(案内処理)
次に、順番待ちしている申告者を入力端末30に誘導する場合に行なわれる案内処理について、図6を用いて説明する。この案内処理は、後述する書類出力処理において印刷装置50から印刷完了通知を受信した場合に行なわれる。
申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷装置50から印刷完了通知を受信する(ステップS2−1)。この場合、制御手段41の印刷データ管理部414は、印刷に用いた印刷データに関連付けられている入力端末識別子を印刷装置50から取得する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、呼び出し番号の抽出処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御手段41の案内管理制御部412は、案内完了フラグデータ領域に完了フラグが記録されていない受付管理データ420を抽出する。そして、案内管理制御部412は、抽出した受付管理データ420の受付番号を比較して
、最も小さい受付番号を呼び出し番号として特定する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、呼び出し番号の送信処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御手段41の案内管理制御部412は、取得した入力端末識別子及び抽出した受付番号を案内端末20に送信する。この場合、案内端末20は、受信した受付番号を案内番号表示手段に表示する。更に、案内端末20は、音声出力手段を用いて、受信した入力端末識別子によって特定される入力端末30への誘導を音声により行なう。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、案内完了フラグの記録処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、案内端末20に送信した受付番号を含む受付管理データ420の案内完了フラグデータ領域に完了フラグを記録する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの更新処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御手段41のログ記録部413は、この受付番号を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出し、この呼び出し時刻データ領域に現在の時刻を記録する。以上により、案内処理が完了する。
その後、申告者は、誘導された入力端末30に関連付けられているICカード80を受け取り、この入力端末30の設置場所に移動する。なお、このICカード80には、誘導される入力端末30の入力端末識別子が表示されているので、申告者は、この入力端末識別子を見ながら入力端末30に向かうことができる。
(申告データ入力処理及び印刷データ受付処理)
次に、申告データ入力処理及び印刷データ受付処理について、図7及び図8を用いて説明する。この申告データ入力処理は、入力端末30において申告者の受付票70の受付番号が読み取られた場合に行なわれる。そして、印刷データを申告受付管理システム40が受信した場合に、印刷データ受付処理が行なわれる。
まず、入力端末30は、受付番号の読取処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、入力端末30を操作する場合、申告者は、入力端末30のバーコードリーダで受付票70のバーコードを読み取らせる。この場合、入力端末30は、バーコードリーダを介して、バーコードに含まれる受付番号を取得する。
次に、入力端末30は、受付番号及び入力端末識別子の送信処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、入力端末30の入力端末識別子及び受付番号を申告受付管理システム40に送信する。申告受付管理システム40の制御手段41のログ記録部413は、受信した受付番号を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出する。ログ記録部413は、抽出したログ管理データ430の入力端末識別子データ領域に入力端末識別子を記録する。更に、入力開始時刻データ領域に現在の時刻を記録する。
次に、入力端末30は、確定申告書類作成処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、入力端末30は、申告者の指示に応じて国税電子申告・納税システム60にアクセスする。そして、入力端末30は、国税電子申告・納税システム60から受信した申請画面をディスプレイに表示する。この場合、申告者は、この申請画面に必要事項を入力する。これにより、入力端末30は、確定申告に必要なデータを取得して、国税電子申告・納税システム60に送信する。
ここで、電子申告を行なう場合(ステップS3−4において「YES」の場合)、入力
端末30は、国税電子申告・納税システム60に申告データを送信する(ステップS3−5)。なお、電子申告を行なう場合には、申告者を特定する利用者識別番号が必要である。このため、入力端末30は、申告者に対して、利用者識別番号の入力を要求する。そして、入力手段を介して利用者識別番号を取得し、この利用者識別番号を含む申告データを送信する。国税電子申告・納税システム60は、受信した申告データを申告データ記憶部62に記録する。
国税電子申告・納税システム60に申告データを送信した入力端末30は、送信した申告データに基づいて、申告書の控え書を印刷する印刷データを生成する(ステップS3−6)。
一方、電子申告を行なわない場合(ステップS3−4において「NO」の場合)には、入力端末30は、取得した申告データを含む確定申告書及び控え書の印刷データを生成する(ステップS3−7)。
そして、入力端末30は、印刷データの送信処理を実行する(ステップS3−8)。具体的には、入力端末30は、印刷データ及び入力端末識別子を申告受付管理システム40に送信する。
印刷データを取得した申告受付管理システム40の制御手段41は、図8に示すように、入力端末識別子に関連付けられた印刷管理データの検索処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御手段41の印刷データ管理部414は、入力端末30から受信した入力端末識別子を含む印刷管理データ440を印刷管理データ記憶部44において検索する。
ここで、該当する印刷管理データを抽出した場合(ステップS4−2において「YES」の場合)、制御手段41の印刷データ管理部414は、この印刷管理データ440を削除する(ステップS4−3)。
そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、新たな印刷管理データの記録処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御手段41の印刷データ管理部414は、入力端末30から受信した印刷データ及び入力端末識別子を含む印刷管理データ440を印刷管理データ記憶部44に記録する。以上により、申告データ入力処理及び印刷データ受付処理が終了する。
(書類出力処理)
次に、確定申告書類や控え書類を印刷装置50から出力する場合の処理について、図9を用いて説明する。この場合、申告者は、電子申告の控え書、又は作成した確定申告書と控え書を取得するために、印刷装置50の設置場所に移動する。
そして、申告者は、印刷装置50のICカードリーダに、ICカード80をかざす。この場合、印刷装置50は、ICカードリーダを介してICカード80からカード認証情報を取得して、認証処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、印刷装置50は、内蔵メモリに記憶している認証情報と、ICカード80に記憶されている認証情報とを比較して、このICカード80の真正かどうかを判断する。
そして、両者が一致することにより認証処理が完了し、ICカード80が真正であることを確認できた場合には、印刷装置50は、ICカード80に含まれている入力端末識別子の取得処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、印刷装置50は、カードリーダを介して、ICカード80から入力端末識別子を読み出す。
次に、印刷装置50は、印刷データの要求処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、印刷装置50は、印刷データの送信要求を申告受付管理システム40に行なう。この印刷データの送信要求には、ICカード80から取得した入力端末識別子に関するデータを含める。
申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷データの抽出処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御手段41の印刷データ管理部414は、受信した入力端末識別子が記録されている印刷管理データ440を印刷管理データ記憶部44から抽出する。そして、制御手段41は、抽出した印刷管理データ440の印刷データ(印刷内容データ)を印刷装置50に送信する(ステップS5−5)。
印刷装置50は、申告受付管理システム40から受信した印刷データを用いて印刷処理を実行する(ステップS5−6)。この場合、印刷装置50は、電子申告の控え書、又は確定申告書と控え書を印刷して出力する。
そして、印刷処理を終了すると、印刷装置50は、印刷完了通知を申告受付管理システム40に送信する(ステップS5−7)。この場合、印刷装置50は、印刷処理を完了したICカード80に記録されていた入力端末識別子を印刷完了通知に含める。
印刷完了通知を受信した申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷データの削除処理を実行する(ステップS5−8)。具体的には、制御手段41の印刷データ管理部414は、受信した入力端末識別子が記録された印刷管理データ440を印刷管理データ記憶部44から削除する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの更新処理を実行する(ステップS5−9)。具体的には、制御手段41のログ記録部413は、この入力端末識別子を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出する。そして、ログ記録部413は、この印刷完了時刻データ領域に現在の時刻を記録する。以上により、書類出力処理が完了する。
そして、電子申告の控え書、又は確定申告書と控え書を取得した申告者は、書類出力処理に用いたICカード80を返却する。そして、このICカード80は、これが関連付けられた入力端末30に、次に案内される申告者に貸し出しされる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 本実施形態では、申告受付管理システム40は、入力端末30から受信した印刷データを入力端末識別子とともに印刷管理データ記憶部44に記録する。印刷装置50は、電子申告の控え書や確定申告書等を印刷する場合、申告者がかざしたICカード80のカード認証情報を用いて認証を行ない、ICカード80から取得した入力端末識別子に関連付けられている印刷データを取得し、この印刷データを用いて印刷処理を実行する。すなわち、申告者の控え書等は、その申告者自身が印刷装置50において操作を行なうことにより出力される。このため、申告者が印刷装置50の側にいる場合にのみ控え書等の印刷が行なわれるので、申告者は自分が作成した確定申告書や電子申告の控え書等を確実に入手することができる。
(2) 本実施形態では、申告者がICカード80を印刷装置50のICカードリーダにかざすことにより、印刷装置50は、ICカード80に記憶されている入力端末識別子を取得して印刷処理を行なう。このため、申告者は、簡単な操作により自分の控え書等を入手することができる。
(3) 本実施形態では、申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷データを取得した場合、この印刷データとともに受信した入力端末識別子に関連付けられた印刷データを印刷管理データ記憶部44において検索する(ステップS4−1)。制御手段41は、該当する印刷データを抽出した場合には(ステップS4−2において「YES」の場合)、この印刷管理データ440を削除する(ステップS4−3)。そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、新たな印刷管理データの記録処理を実行する(ステップS4−4)。このため、印刷管理データ記憶部44においては、1の入力端末識別子に関連付けられた印刷データは、常に1つしか記憶されない。従って、印刷指示を行なった申告者が迅速に書類を出力する場合には、1の入力端末識別子を順番に複数の申告者で使い回しても、申告者は自分の書類を確実に入手することができる。このため、入力端末30の数に応じた数のICカード80を確定申告会場で繰り返して使用することができる。
(4) 本実施形態では、案内処理において、印刷完了通知を受信した場合(ステップS2−1)、抽出した呼び出し番号と入力端末識別子とを案内端末20に送信する(ステップS2−3)。案内端末20は、受信した受付番号を表示して、受信した入力端末識別子によって特定される入力端末30へ誘導する。申請において控え書等の印刷により入力端末30の使用が終了するため、印刷処理が終了したタイミングで、次の申告者を入力端末30に誘導することにより、申告者を空いている入力端末30に自動的に案内することができる。
(5) 本実施形態では、入力端末30は、印刷データを入力端末識別子とともに申告受付管理システム40に送信する(ステップS3−8)。印刷装置50は、申告受付管理システム40から印刷データを取得して、印刷処理を実行する(ステップS5−6)。このため、申告受付管理システム40に接続されている印刷装置50であれば、どの印刷装置50からでも印刷することができる。従って、印刷装置50の稼動状況を考慮して、確定申告会場に設置する印刷装置50の数を決定することができる。よって、消費電力が大きい印刷装置50の設定台数を最小限にすることができる。このため、確定申告会場において、印刷装置50を減らした分、入力端末30を増設することが可能になる。
(6) 本実施形態では、来場受付端末10は、受付指示を取得すると、申告受付管理システム40に受付依頼を送信する。申告受付管理システム40から受付番号を受信した来場受付端末10は、受信した受付番号を含めた受付票70を出力する。このため、既存の仕組みの来場受付端末10を用いて受付を行なうことができるので、申告者は、馴染みのある受付方法で受付を行なうことができ、申告者の負担が軽減する。
(7) 本実施形態では、申告受付管理システム40の制御手段41は、受付処理において受付番号及び受付時刻を含むログ管理データ430を記録し、案内処理においてログ管理データ430に呼び出し時刻を記録する。申告データ入力処理において入力端末30から入力端末識別子と受付番号を受信した場合、申告受付管理システム40の制御手段41は、この受付番号に関連付けて入力端末識別子を記録するとともに入力開始時刻を記録する。更に、申告受付管理システム40の制御手段41は、書類出力処理において、印刷データを削除した後、印刷完了時刻を記録する(ステップS5−9)。従って、ログ管理データ430には、各申告者の受付時刻、呼び出し時刻、入力開始時刻及び印刷完了時刻に関するデータが含まれるので、申告者の案内までの待ち時間や申告者の入力端末30の使用時間等を把握することができる。また、ログ管理データ430の入力端末識別子が入力端末識別子であるので、同じ入力端末識別子を含むログ管理データ430から、印刷が完了した後、次の申告者が入力端末30の利用を開始するまでの空き時間等の記録を取得することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図1、図2、図10〜図13に基づいて説明する。以下の実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態においては、上記実施形態と異なり、受付番号の代わりに、国税電子申告・納税システム60において申告者を特定する利用者識別番号を用いる。この利用者識別番号は、国税電子申告・納税システム60を利用して電子申告を行なう申告者(利用者)に対して付与される識別番号である。従って、申告受付管理システム40のログ管理データ記憶部43に記憶されるログ管理データ430には、利用者識別番号を記録する利用者識別番号データ領域が更に設けられている。
また、本実施形態では、図10に示すように、来場受付端末10において、受付票70を発行する代わりに、利用者識別番号を記録したICカード80を発行する。本実施形態のICカード80においては、上記第1実施形態と異なり、その表面にリライタブル領域が設けられている。
本実施形態の来場受付端末10は、受付指示を取得する受付受入手段であるコンピュータ端末11と、受付票発行手段であるICカード発行プリンタ12とから構成される。コンピュータ端末11は、申告者の指示に応じて受付を行なうとともに、利用者識別番号を取得する。ICカード発行プリンタ12は、ICカード80の表面に印刷を行なうとともに、データ記憶領域82にデータの書込を実行する。
更に、本実施形態の申告受付管理システム40は、暫定番号管理データ記憶部45を備える。この暫定番号管理データ記憶部45には、国税電子申告・納税システム60を使用するときに暫定的に用いる利用者識別番号を管理する暫定番号管理データが記録されている。この暫定番号管理データは、この確定申告会場において予め付与された場合に記録される。暫定番号管理データは、暫定利用者識別番号及び利用状況フラグに関するデータを含んで構成される。
暫定利用者識別番号データ領域には、この確定申告会場において貸し出し可能な仮の利用者識別番号に関するデータが記録される。
利用状況フラグデータ領域には、この利用者識別番号について利用可否を判断するためのデータが記録されている。具体的には、使用中であるため利用できないことを示す使用中フラグ、又はこの利用者識別番号が使用されていないため利用できることを示す使用可能フラグが記録される。なお、申告者が一人もまだ受付を行なっていない場合には、すべての暫定利用者識別番号に対して使用可能フラグが記録されている。
更に、申告受付管理システム40の制御手段41は、受付処理手段及び入力端末識別子特定手段として機能する。そして、制御手段41は、利用者識別番号についての管理を行なうための利用者識別番号管理部を備えている。この利用者識別番号管理部は、受付管理処理部411が申告者の利用者識別番号を取得できなかった場合に、仮の利用者識別番号の貸し出しを行なう。また、この利用者識別番号管理部は、仮の利用者識別番号の貸し出しを受けた申告者が確定申告書類の作成を完了した場合には、この利用者識別番号の返却処理を実行する。
一方、本実施形態の入力端末30は、上記第1実施形態のバーコードリーダの代わりに、ICカードリーダ(図示せず)を備えている。この入力端末30は、ICカードリーダを介して、ICカード80のデータ記憶領域82から利用者識別番号を取得する。
本実施形態では、図10に示すように、申告者は、来場受付端末10において受付を行なった場合、利用者識別番号がデータ記憶領域82に記録されたICカード80を受け取
る。その後、申告者は、案内端末20によって案内された入力端末30において、ICカード80に記録された利用者識別番号を読み取らせる。そして、申告者は、入力端末30を操作して、国税電子申告・納税システム60を用いて確定申告書類の作成を行ない、場合によって電子申告を行なう。更に、申告者は、作成した確定申告書と控え書や電子申告の控え書を印刷する指示を行なう。その後、申告者は、印刷装置50の設置場所に移動し、ICカード80を用いて印刷を指示した控え書等を印刷させる。そして、控え書等を入手した申告者は、ICカードを返却する。
このような申告者の処理手順を実現するために、上記第1実施形態と同様に、受付処理、案内処理、申告データ入力処理、印刷データ受付処理及び書類出力処理が行なわれる。なお、本実施形態における案内処理及び印刷データ受付処理は、上記第1実施形態と同様の処理を実行するので、ここでは詳細な説明は省略する。
(受付処理)
次に、本実施形態の受付処理について図11を用いて説明する。
申告者の操作に応じて来場受付端末10は受付指示を取得する。ここで、利用者識別番号を既に有している申告者が受付する場合には、来場受付端末10は、申告者の入力に応じて、この申告者の利用者識別番号を取得する。そして、来場受付端末10は、申告受付管理システム40に受付依頼を送信する。ここで、利用者識別番号を取得した場合には、来場受付端末10は、この受付依頼に利用者識別番号を含める。
申告受付管理システム40の制御手段41は、受付依頼を受信する(ステップS6−1)。そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、上記第1実施形態のステップS1−2と同様に、受付管理データの記録処理を実行する(ステップS6−2)。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、利用者識別番号を取得したか否かの判定を行なう(ステップS6−3)。具体的には、制御手段41の利用者識別番号管理部は、受付依頼に利用者識別番号が含まれているか否かの判断を行なう。
ここで、利用者識別番号が含まれていない場合(ステップS6−3において「NO」の場合)には、制御手段41は、この申告者に貸し出す暫定利用者識別番号の割当処理を実行する(ステップS6−4)。具体的には、制御手段41の利用者識別番号管理部は、利用状況データ領域に使用可能フラグが記録された暫定番号管理データを暫定番号管理データ記憶部45から抽出する。そして、抽出したデータのうち、最小の利用者識別番号を抽出し、この利用者識別番号を含む暫定番号管理データの利用状況フラグデータ領域に使用中フラグを記録する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの生成処理を実行する(ステップS6−5)。具体的には、制御手段41のログ記録部413は、利用者識別番号、登録年月日としての現在日、及び受付時刻を含むログ管理データ430を生成して、ログ管理データ記憶部43に記録する。
そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、ICカードの出力指示処理を実行する(ステップS6−6)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、ステップS6−2において特定した受付番号及びステップS6−4で割り当てした利用者識別番号を含む出力指示を来場受付端末10に送信する。来場受付端末10は、ICカード80を発行する。具体的には、来場受付端末10は、受信した利用者識別番号をICカード80のデータ記憶領域82に記録する。更に、来場受付端末10は、このICカード80の表面に、受付番号及び利用者識別番号を印刷する。以上により、受付処理が完了する。
(申告データ入力処理)
次に、本実施形態の申告データ入力処理について、図12を用いて説明する。本実施形態では、受付番号の代わりに利用者識別番号を取得する。
まず、入力端末30に案内された申告者は、この入力端末30のICカードリーダに、来場受付端末10において発行されたICカード80をかざす。この場合、入力端末30は、利用者識別番号の読取処理を実行する(ステップS7−1)。具体的には、入力端末30は、ICカードリーダを介して、このICカード80のデータ記憶領域82に記録された利用者識別番号を取得する。
次に、入力端末30は、取得した利用者識別番号の送信処理を実行する(ステップS7−2)。具体的には、入力端末30は、申告受付管理システム40に利用者識別番号を送信する。この場合、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの記録処理を実行する。具体的には、制御手段41のログ記録部413は、取得した利用者識別番号を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出し、この入力開始時刻データ領域に現在の時刻を記録する。
その後、入力端末30は、上記第1実施形態のステップS3−3〜S3−8と同様な処理を実行する(ステップS7−3〜S7−8)。ここで、電子申告を行なう場合には、自分の利用者識別番号が必要である。この場合、入力端末30は、既に利用者識別番号を取得しているので、申告者に対して、利用者識別番号の入力を要求しなくてよい。
そして、入力端末30から印刷データを受信した申告受付管理システム40の制御手段41は、図8に示す印刷データ受付処理を実行する。以上により、申告データ入力処理及び印刷データ受付処理が終了する。
(書類出力処理)
次に、確定申告書や控え書を印刷装置50から出力する場合の処理について、図13を用いて説明する。この場合、上記第1実施形態と同様に、申告者は、印刷装置50のICカードリーダに、ICカード80をかざす。印刷装置50は、ICカード80からカード認証情報を取得して、ステップS5−1と同様に、認証処理を実行する(ステップS8−1)。そして、認証処理が完了してICカード80が真正である場合には、印刷装置50は、ICカード80に含まれている利用者識別番号の取得処理を実行し(ステップS8−2)、印刷データの要求処理を実行する(ステップS8−3)。この場合、印刷装置50は、取得した利用者識別番号に関連付けられている印刷データの送信要求を申告受付管理システム40に行なう。
申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷データの抽出処理を実行する(ステップS8−4)。具体的には、制御手段41の印刷データ管理部414は、受信した利用者識別番号を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出し、このログ管理データ430の入力端末識別子を含む印刷管理データ440を印刷管理データ記憶部44から抽出する。そして、制御手段41は、抽出した印刷管理データ440の印刷データ(印刷内容データ)を印刷装置50に送信する(ステップS8−5)。
そして、印刷装置50は、上記ステップS5−6〜S5−7と同様に、印刷データに基づいて印刷処理を実行し(ステップS8−6)、印刷処理が終了すると、印刷完了通知を申告受付管理システム40に送信する(ステップS8−7)。
申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷完了通知を受信すると、上記ステッ
プS5−8〜S5−9と同様に、印刷データの削除処理を実行し(ステップS8−8)、ログ管理データの更新処理を実行する(ステップS8−9)。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、取得した利用者識別番号が申告者固有の番号であるか否かの判定処理を実行する(ステップS8−10)。具体的には、制御手段41の利用者識別番号管理部は、この利用者識別番号と、暫定番号管理データ記憶部45に記録された利用者識別番号とを比較する。比較した結果、暫定番号管理データ記憶部45に記録された利用者識別番号と一致する場合には、利用者識別番号は申告者固有の番号でないと判定する。
ここで、利用者識別番号が申告者固有の番号でない場合(ステップS8−10において「NO」の場合)、制御手段41の利用者識別番号管理部は、この利用者識別番号について使用可能フラグの記録処理を実行する(ステップS8−11)。具体的には、利用者識別番号管理部は、この利用者識別番号を含む暫定番号管理データを抽出し、このデータの利用状況フラグデータ領域に使用可能フラグを記録する。そして、書類出力処理が終了する。なお、利用者識別番号が申告者自身の固有の番号である場合(ステップS8−10において「NO」の場合)、制御手段41の利用者識別番号管理部は、書類出力処理が完了する。
そして、控え書等を入手した申告者は、ICカード80を返却する。返却されたICカード80は、データ記憶領域82から利用者識別番号に関するデータが削除されるとともに、表面に表示された利用者識別番号が消去される。そして、データ記憶領域82のデータ及び表面の印字が削除されたICカード80は、再びICカード発行プリンタ12において利用される。
本実施形態によれば、上述した(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(8) 本実施形態では、来場受付端末10は、受付指示を取得した場合、利用者識別番号をICカード80のデータ記憶領域82に記録して、ICカードの出力指示処理を実行する(ステップS6−6)。入力端末30は、ICカードリーダを介して、データ記憶領域82に記録された利用者識別番号を取得し、申告受付管理システム40に利用者識別番号を送信する。申告受付管理システム40の制御手段41は、利用者識別番号を用いてログ管理データの記録処理を実行する。印刷装置50は、ICカード80に含まれている利用者識別番号の取得処理を実行し(ステップS8−2)、印刷データの要求処理を実行する(ステップS8−3)。申告受付管理システム40の制御手段41は、受信した利用者識別番号を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出し、このログ管理データ430の入力端末識別子を含む印刷管理データ440を印刷管理データ記憶部44から抽出する。このため、来場受付端末10において、ICカード80を発行するので、受付票70の発行を省略することができる。
(9) 本実施形態では、申告受付管理システム40の制御手段41は、この申告者に貸し出す利用者識別番号の割当処理を実行する(ステップS6−4)。この場合、利用状況データ領域に使用可能フラグが記録された暫定番号管理データを抽出するので、貸し出し中の利用者識別番号は割り当てされない。そして、印刷処理が終了して、印刷データの削除処理が実行した場合(ステップS8−8)、この利用者識別番号について使用可能フラグを記録して(ステップS8−11)、再び、貸し出し可能とする。このため、利用者識別番号を有しない申告者に対しても利用者識別番号を用いて印刷データを特定することができる。
(10) 本実施形態では、申告者が自分の固有の利用者識別番号を用いた場合には、
電子証明書やICカードリーダ等を準備しなくても、入力端末30から電子申告を行なうことができる。このため、国税電子申告・納税システム60におけるデータ管理を効率よく行なうことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図1、図2、図14〜図17に基づいて説明する。本実施形態では、手書きにより入力した申告内容を電子化して、国税電子申告・納税システム60に対して電子申告を行なう場合における申請受付支援システムについて説明する。このため、申告者は、自分の利用者識別番号を用いて処理を行なう。
図14に示すように、本実施形態の来場受付端末10は、コンピュータ端末15と、手書き電子申告用紙専用プリンタ16とから構成されている。コンピュータ端末15は利用者識別子取得手段として機能し、手書き電子申告用紙専用プリンタ16は、用紙印刷装置として機能する。
更に、コンピュータ端末15を用いて、利用者識別番号を有しない申告者が利用者識別番号の払出し申込を行なうことができる。このために、コンピュータ端末15は、利用者の筆跡情報取得するための筆跡取得手段を備えるとともに、OCR(Optical Character Reader)プログラムを記憶している。そして、このコンピュータ端末15は、筆跡取得手段及びOCRプログラムを用いて、申告者によって払出し申込書に記入された文字に基づいて、利用者識別番号払出し申込データを生成する。利用者識別番号の払出し申込データは、申告者に対して利用者識別番号を払出すための申告者の氏名、住所等のデータを含んでおり、払出し申込用紙に記載されたデータである。コンピュータ端末15は、筆跡取得手段を用いて、払出し申込書に記入された各文字の軌跡の画像データを取得し、OCRプログラムを用いて払出し申込データを取得する。更に、本実施形態のコンピュータ端末15は、筆跡取得手段を用いて、払出し申込用紙を用いて、「0」〜「9」までの数字及び署名を手書きの画像データを取得する。
更に、このコンピュータ端末15は、申告者の受付指示を受信し、申告者の利用者識別番号に関するデータを取得し、この利用者識別番号を2次元コードに変換する。手書き電子申告用紙専用プリンタ16は、2次元コードに変換した利用者識別番号を含む手書き電子申告用紙75を印刷する。
ここで、本実施形態の手書き電子申告用紙75について説明する。この手書き電子申告用紙75は、通常の確定申告用紙に、受付番号、2次元コード及び電子申告実行マーク欄が設けられたものである。受付番号は、申告者の受付の順番である。2次元コードには、この手書き電子申告用紙を用いる申告者の利用者識別番号が含まれる。電子申告実行マーク欄は、国税電子申告・納税システム60に電子申告を行なう場合にチェックされる。
本実施形態の入力端末30は、図15に示すように、筆跡取得手段と、これに接続された申告データ取得手段33とを備える。本実施形態の筆跡取得手段は、筆記具31とクリップボードと、記入データ取得手段32とから構成される。筆記具31の先端には、超音波発信手段31aが搭載されている。この超音波発信手段31aは、手書き時の筆圧を検知した場合に、超音波を発生する。
クリップボードは、手書き電子申告用紙75を載置可能な大きさの板に、この用紙を挟むクリップが設けられたものである。このクリップボードには、記入データ取得手段32が一体的に設けられている。この記入データ取得手段32は、軌跡データ取得手段321、利用者識別番号読取手段322及びデータ保存・送信手段323を備えている。
軌跡データ取得手段321は、超音波発信手段31aからの超音波を受信し、この超音波の発生源である筆記具31との距離を算出して、筆記具31の軌跡データ及び位置データを取得する。
利用者識別番号読取手段322は、クリップボードに挟み込んだ手書き電子申告用紙から2次元コードに含まれたデータを読み取る。
データ保存・送信手段323は、軌跡データ取得手段321が取得した軌跡データや利用者識別番号読取手段322が取得した利用者識別番号を一時的に保存したり、申告データ取得手段33に送信したりする。
申告データ取得手段33は、ディスプレイを備えたコンピュータ端末である。このコンピュータ端末は、手書き電子申告用紙の位置に応じて項目を特定する項目範囲データを保持している。この申告データ取得手段33は、取得データ判定手段331、取得データ出力手段332及び申告データ送信手段333を備えている。
取得データ判定手段331は、後述の自筆登録データを取得し、この自筆登録データの画像と、記入データ取得手段32から取得した軌跡データの画像と比較して、一致度を算出する。そして、この一致度を予め設定された基準値と比較することにより、申告者の自筆と認定する。更に、取得データ判定手段331は、記入データ取得手段32から取得した文字の位置データと、項目範囲データとを比較し、文字の位置が項目範囲に含まれる項目を特定する。そして、取得データ判定手段331は、判定した字及び項目を取得データ出力手段332に供給する。
取得データ出力手段332は、判定した字及び項目をディスプレイに表示する。
更に、申告データ送信手段333は、送信指示を受信した場合に、申告データを国税電子申告・納税システム60に送信し、更に、この申告データを含む印刷データを印刷装置50に送信する。
また、本実施形態の申告受付管理システム40の制御手段41は、用紙出力手段、電子申請手段及び印刷データ送信手段として機能する。この制御手段41は、手書き電子申告用紙75の各項目及び電子申告実行マーク欄の位置に関する項目特定データを記憶している。更に、申告受付管理システム40のログ管理データ記憶部43には、上記第2実施形態と同様に、利用者識別番号データ領域が更に設けられたログ管理データ430が記憶される。
本実施形態の印刷装置50は、上記実施形態と異なり、認証情報取得手段として2次元コードを読み取るコードリーダを備えている。このコードリーダを用いて、印刷装置50は、手書き電子申告用紙75から2次元コードに変換した利用者識別番号を取得する。
更に、本実施形態の国税電子申告・納税システム60には、自筆登録データ記憶部66が記憶されている。この自筆登録データ記憶部66には、「0」〜「9」の数字や署名等、各申告者の自筆登録データが登録されている。具体的には、この自筆登録データには、利用者識別番号、字や署名等の自筆の画像データ及び各画像を意味するテキストデータが含まれる。
次に、本実施形態における申告者の処理手順について、図14を用いて説明する。
本実施形態において申告者は、来場受付端末10において受付を行なう。この場合、利用者識別番号を有する申告者は、この利用者識別番号を来場受付端末10に登録する。また、利用者識別番号を有しない申告者は、利用者識別番号の払出し申込用紙を記入して、利用者識別番号を払い出す。来場受付端末10は、取得した利用者識別番号と受付番号を
含む手書き電子申告用紙75を発行する。そして、申告者は、案内端末20に自分の受付番号が表示されると、音声により、空いた入力端末30に案内される。
申告者は、入力端末30を利用する場合、発行された手書き電子申告用紙75の2次元コードをコードリーダで読み取らせる。そして、申告者は、手書き電子申告用紙75に記入し、この記入された内容に対応する電子データが正しいことを確認した後、国税電子申告・納税システム60に電子申告を行ない、電子申告の控え書を印刷する指示を行なう。その後、申告者は、印刷装置50に出向いて、手書き電子申告用紙75の2次元コードを用いて控え書を印刷させる。
このような申告者の処理手順を実現するために、上記実施形態と同様に、受付処理、案内処理、申告データ入力処理、印刷データ受付処理及び書類出力処理が行なわれる。なお、本実施形態における案内処理、印刷データ受付処理及び書類出力処理は、上記第1実施形態と同様の処理を実行するので、ここでは詳細な説明は省略する。なお、本実施形態の書類出力処理において、印刷装置50は、手書き電子申告用紙75の2次元コードから利用者識別子を取得して、これを含む印刷データの要求を行なう。この場合、制御手段41は、第2実施形態と同様に、この利用者識別子に基づいて入力端末識別子を特定し、この入力端末識別子に関連付けられている印刷データを抽出して、印刷装置50に送信する。
(受付処理)
まず、本実施形態の受付処理について図16を用いて説明する。
申告者の操作に応じて来場受付端末10は、受付指示を取得する。ここで、利用者識別番号を既に保有している申告者が受付を行なう場合には、この利用者識別番号を入力する。また、利用者識別番号を取得しない場合には、申告者は、払出し申込書に、住所や氏名等の払出し申込事項、「0」〜「9」までの数字及び署名を手書きで記入する。そして、来場受付端末10のコンピュータ端末15は、筆跡取得手段を用いて、払出し申込書に記入された払出し申込事項の文字の軌跡から払出し申込データの画像データと、数字及び署名の文字軌跡の画像データを取得する。更に、コンピュータ端末15は、取得した払出し申込データの画像データをテキストデータにOCRを用いて変換して、払出し申込データを取得する。
そして、来場受付端末10は、申告受付管理システム40に対して受付依頼を送信する。ここで、利用者識別番号を取得した場合には、この利用者識別番号を受付依頼に含める。また、払出し申込データ、自筆の画像データ及びテキストデータを取得した場合には、これらを受付依頼に含める。これにより、申告受付管理システム40の制御手段41は、受付依頼を受信する(ステップS9−1)。
そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、払出し申込データを取得したか否かの判定を行なう(ステップS9−2)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、受付依頼に払出し申込データが含まれているか否かの判定を行なう。
ここで、払出し申込データを取得した場合(ステップS9−2において「YES」の場合)には、申告受付管理システム40の制御手段41は、利用者識別番号の払出し処理を実行する(ステップS9−3)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、取得した払出し申込データ、自筆の画像データ及びテキストデータを国税電子申告・納税システム60に送信する。国税電子申告・納税システム60は、受信した払出し申込データに対して利用者識別番号を付与する。国税電子申告・納税システム60は、この利用者識別番号及び払出し申込データを利用者固有データ記憶部61に登録する。更に、国税電子申告・納税システム60は、受信した利用者識別番号と、自筆の画像データ及び対応するテキストデータを、自筆登録データ記憶部66に記録する。そして、国税電子申告・納
税システム60は、付与した利用者識別番号を申告受付管理システム40に送信する。申告受付管理システム40は、利用者識別番号を取得する。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、上記第2実施形態のステップS1−2と同様に、受付管理データの記録処理を実行する(ステップS9−4)。そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、上記ステップS6−5と同様に、ログ管理データの生成処理を実行する(ステップS9−5)。
次に、申告受付管理システム40の制御手段41は、手書き電子申告用紙の印刷指示処理を実行する(ステップS9−6)。具体的には、制御手段41の受付管理処理部411は、受付番号及び利用者識別番号を来場受付端末10に送信する。来場受付端末10は、受信した利用者識別番号を2次元コードに変換し、この2次元コード及び受付番号を含む印刷データを、来場受付端末10の手書き電子申告用紙専用プリンタ16に送信する。手書き電子申告用紙専用プリンタ16は、2次元コードが表示された手書き電子申告用紙75を印刷する。なお、この2次元コードは、手書き電子申告用紙75が筆跡取得手段のクリップボードに挟み込まれた場合に、利用者識別番号読取手段322が読み取り可能な位置に設けられている。以上により、受付処理が完了する。
(申告データ入力処理)
次に、本実施形態の申告データ入力処理について、図17を用いて説明する。本実施形態では、受付処理において印刷された手書き電子申告用紙75を用いて電子申告を行なう。
入力端末30に到着した申告者は、手書き電子申告用紙75をクリップボードに挟み込む。この場合、入力端末30は、利用者識別番号の読取処理を実行する(ステップS10−1)。具体的には、記入データ取得手段32の利用者識別番号読取手段322は、手書き電子申告用紙75の2次元コードに含まれる利用者識別番号を取得し、データ保存・送信手段323を介して申告データ取得手段33に送信する。
次に、入力端末30は、取得した利用者識別番号及び入力端末識別子の送信処理を実行する(ステップS10−2)。具体的には、申告データ取得手段33の取得データ判定手段331は、取得した利用者識別番号を申告受付管理システム40に送信する。この場合、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの記録処理を実行する。具体的には、制御手段41のログ記録部413は、取得した利用者識別番号を含むログ管理データ430をログ管理データ記憶部43から抽出し、この入力開始時刻データ領域に、現在の時刻を記録する。
次に、入力端末30は、自筆登録データの取得処理を実行する(ステップS10−3)。具体的には、入力端末30の申告データ取得手段33は、この利用者識別番号を含む自筆登録データを国税電子申告・納税システム60から取得し、一時的に記憶する。
その後、申告者が、筆記具31を用いて手書き電子申告用紙の項目に数字を記入する。この場合、入力端末30の申告データ取得手段33は、項目及び数字の記録処理を実行する(ステップS10−4)。具体的には、手書き電子申告用紙に対して数字の記入が行なわれた場合、筆記具31の超音波発信手段31aが、この筆圧を検知して超音波を発生する。記入データ取得手段32の軌跡データ取得手段321は、発生した超音波に基づいて筆記具31の先端との距離を随時計測して、筆記具31の先端の軌跡データ及び位置データを取得する。そして、軌跡データ取得手段321は、取得した軌跡データ及び位置データをデータ保存・送信手段323を介して申告データ取得手段33に供給する。申告データ取得手段33の取得データ判定手段331は、数字を特定し、この数字が記入された項
目を特定する。そして、取得データ判定手段331は、特定した項目と判定した数字とを対応させて一時的に記憶する。
次に、入力端末30は、取得データの表示処理を実行する(ステップS10−5)。具体的には、入力端末30の申告データ取得手段33の取得データ出力手段332は、取得データ判定手段331が特定した項目と判定した数字とをディスプレイに表示する。
ここで、申告者は、ディスプレイに表示された項目及び数字を修正する場合には、電子申告実行マーク欄をチェックしない。この場合(ステップS10−6において「NO」の場合)には、申告者は、一致していない項目の数字を再度、書き直す。これにより、入力端末30は、ステップS10−4以降の処理を実行する。
一方、ディスプレイに表示された項目及び数字を用いて電子申告を行なう場合には、申告者は、手書き電子申告用紙75の電子申告実行マーク欄をチェックする。この場合(ステップS10−6において「YES」の場合)には、入力端末30は、国税電子申告・納税システム60にアクセスする(ステップS10−7)。具体的には、入力端末30の記入データ取得手段32は、電子申告実行マーク欄にチェックされたことを検知した場合、電子申告実行指示を申告データ取得手段33に送信する。申告データ取得手段33は、一時記憶した項目及び数字と、利用者識別番号とを含む申告データを国税電子申告・納税システム60に送信する。国税電子申告・納税システム60は、受信した申告データに現在年月日を付与して、申告データ記憶部62に記録する。
次に、入力端末30は、電子申告した控え書を印刷する印刷データを生成する(ステップS10−8)。そして、入力端末30は、印刷データの送信処理を実行する(ステップS10−9)。具体的には、入力端末30は、印刷データを入力端末識別子とともに申告受付管理システム40に送信する。そして、入力端末30から印刷データを受信した申告受付管理システム40の制御手段41は、上記第1実施形態の印刷データ受付処理を実行する。以上により、申告データ入力処理及び印刷データ受付処理が終了する。
本実施形態によれば、上述した(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(11) 本実施形態では、入力端末30は、筆跡取得手段と、これに接続された申告データ取得手段33とを備える。申告者が筆記具31を用いて手書き電子申告用紙の項目に数字を記入すると、入力端末30は、項目及び数字の記録処理を実行する(ステップS10−4)。この場合、入力端末30は、自筆登録データの画像と、項目範囲データとを用いて、字及び項目を特定する。その後、申告者が電子申告実行マーク欄をチェックした場合(ステップS10−6において「YES」の場合)には、入力端末30は、国税電子申告・納税システム60に申告データを送信する(ステップS10−7)。このため、手書きであっても、手書き電子申告用紙75に記入された数字を電子データに変換して、電子申告することができる。
(12) 本実施形態では、入力端末30は、自筆登録データの画像と、軌跡データの画像との一致度を、基準値と比較して、申告者の自筆と認定する。このため、予め登録した自筆登録データから申告者を認定することができるので、確定申告の本人認証を効率よく行なうことができる。
(13) 本実施形態では、入力端末30は、項目及び数字の記録処理を実行した(ステップS10−4)後、特定した項目と判定した数字とをディスプレイに表示する。このため、申告者は、手書きにより記入した数字が電子データと異なる場合には、一致していない項目の数字を書き直す。この場合、入力端末30は、項目及び数字の記録処理を再び
実行して(ステップS10−4)、補正した数字を取得することができる。従って、より正確な電子データを取得することができる。
(14) 本実施形態では、印刷装置50は、手書き電子申告用紙75の2次元コードを読み取って、利用者識別子を取得し、これを含む印刷データの要求を行なう。制御手段41は、この利用者識別子に基づいて入力端末識別子を特定し、この入力端末識別子に関連付けられている印刷データを抽出して、印刷装置50に送信する。このため、ICカード80の使用を省略することができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記各実施形態においては、来場受付端末10は、申告者のコンピュータリテラシーや電子申告経験の有無によらずに、同じ受付処理を行なった。これに代えて、受付時に、これらの情報を取得し、申告者のコンピュータリテラシーや電子経験有無に応じて、上記第1又は第2実施形態の入力端末30と、第3実施形態の入力端末30とを併用してもよい。この場合には、申告者の状況に応じて、より適切な入力端末30に誘導することができる。
○ 上記第1実施形態の申告受付管理システム40においては、入力端末識別子に受付番号を関連付けてログ管理データ430を記録した。これに加えて、入力端末識別子に利用者識別番号を関連付けて記憶してもよい。具体的には、ログ管理データ430に利用者識別番号データ領域を設ける。この場合、来場受付端末10は、申告者の利用者識別番号を取得する。なお、利用者識別番号を有しない申告者に対しては、第3実施形態と同様に、利用者識別番号の払出し処理を実行する。そして、来場受付端末10から利用者識別番号を取得した場合、申告受付管理システム40の制御手段41は、ログ管理データの生成処理(ステップS1−3)において、この利用者識別番号を含むログ管理データ430を生成して記録する。なお、すべての申告者から各利用者識別番号を取得する場合には、電子申告のみを行なうようにしてもよい。
更に、利用者識別番号を印刷データに関連付けてもよい。具体的には、印刷管理データ440に利用者識別番号データ領域を設ける。そして、印刷装置50は、利用者識別番号を取得し、この利用者識別番号を含む印刷データの要求処理を実行する(ステップS5−3)。申告受付管理システム40の制御手段41は、取得した利用者識別番号を含む印刷管理データ440を抽出して、この印刷管理データ440の印刷データを印刷装置50に送信する。この場合には、利用者毎に印刷データを特定できるので、同じ入力端末識別子に関連付けられた印刷データが複数あっても、各利用者は自分の印刷物を確実に入手することができる。
また、印刷管理データ440を、利用者識別子及び印刷内容に関するデータを含める一方で、入力端末識別子を含まないように構成することも可能である。この場合、例えばログ管理データ430等で、利用者識別番号及び入力端末識別子が関連付けておくことにより、利用者識別番号から利用者が利用した入力端末30を特定することができる。このため、利用者が印刷物を入手して使用が終了した入力端末30に他の利用者を迅速に誘導することができる。
また、この場合、入力端末30は各申告者の利用者識別番号を取得しているため、入力端末30において入力されたデータを利用者識別番号に関連付けることができる。従って、各利用者に関連付けてデータを保存することができ、利便性を向上させることができる。例えば、電子申告を行なうために必要なデータの不足で電子申告できない場合には途中までのデータを保存したり、利用者識別番号に基づいて過去に電子申告したデータを取得して修正したりすることができる。
○ 上記第1実施形態においては、利用者は誘導された入力端末30に関連付けられているICカード80を用いて、書類出力処理を実行した。これに代えて、来場受付端末10において発行した受付票70を用いて、書類出力処理を実行してもよい。この場合、印刷装置50は、例えばバーコードリーダを備える。書類出力処理において、利用者は、印刷装置50のバーコードリーダを介して受付票70のバーコードを読み取らせる。この場合、印刷装置50は、受付番号を取得し、この受付番号を含む印刷データの要求処理を実行する(ステップS5−3)。そして、申告受付管理システム40の制御手段41は、印刷データの抽出処理を実行する(ステップS5−4)。この場合、制御手段41の印刷データ管理部414は、受信した受付番号を含むログ管理データ430を抽出し、このログ管理データ430の入力端末識別子を含む印刷管理データ440を抽出する。そして、印刷装置50は、この印刷管理データ440を取得すると、印刷処理を実行する(ステップS5−6)。この場合、ICカード80を使用する必要はなく、従来の来場受付端末10において発行した受付票70を用いて書類出力処理を行なうことができる。
○ 上記第2実施形態においては、来場受付端末10は、受付指示を取得した場合、申告者の利用者識別番号が含まれたICカード80を発行した。そして、控え書等を入手した申告者は、ICカード80を返却した。これに限らず、一度発行したICカード80を申告者で保管して、次年度において、このICカード80を申告者に利用してもらってもよい。
○ 上記第3実施形態においては、入力端末30の筆跡取得手段は、超音波を発生する筆記具31と、超音波を取得する記入データ取得手段32とから構成されるものを用いた。この筆跡取得手段は、これに限られない。例えば、例えばペンタブレット等の感圧パッドを備えた物理式の筆跡取得手段や、例えばアノトペン(商標)等の光学式の筆跡取得手段であってもよい。なお、アノトペンは、紙に印刷された特殊で微細なドットパターン(アノトパターン)をデジタルペンで読み取ることで、ペンの軌跡をデジタル化する。この場合、手書き電子申告用紙専用プリンタ16は、このアノトパターンを含む手書き電子申告用紙を印刷する。
○ 上記第3実施形態においては、入力端末30は、項目及び数字の記録処理(ステップS10−4)を行なった後、取得データの表示処理を実行する(ステップS10−5)。この取得データの表示処理の代わりに、取得したデータを音声により出力してもよい。具体的には、入力端末30に音声出力手段を設ける。申告者は、案内された入力端末30の設置場所に到着した場合、入力端末30に設けられたイヤホンを用いる。そして、入力端末30は、取得データの表示処理(ステップS10−5)の代わりに、一時的に記憶した項目及び数字を音声出力手段を用いて出力する。これにより、ディスプレイの閲覧に慣れていない申告者であっても、イヤホンから出力される項目及び数字を聞きながら、音声によって取得されたデータが正しいか否かを判断することができる。また、この場合、手書き電子申告用紙の各項目の説明等を音声により出力してもよい。具体的には、手書き電子申告用紙の項目に、説明の音声を出力するチェック欄を設ける。また、チェック欄の位置と音声説明データとを関連付けて入力端末30に記憶しておく。申告者は、この項目の説明を受けた場合には、このチェック欄にチェックを付ける。入力端末30は、チェックされたチェック欄の位置を取得した場合、この位置に関連付けた音声説明データを取得して音声出力する。これにより、申告者は、説明を聞きたい項目のチェック欄にチェックすることにより、手書き電子申告用紙の各項目の説明を聞くことができる。
○ 上記第3実施形態においては、入力端末30は、取得データの表示処理(ステップS10−5)を実行する。そして、利用者は、このとき、ディスプレイに表示された文字及び項目を閲覧して、入力内容を確認する。入力端末30において入力された内容の確認
方法は、これに限られるものではない。例えば、入力端末30が取得したデータを印字した印刷物を出力し、この印刷物において確認を行なってもよい。この場合には、印刷物による確認終了後に電子申告を行なう。具体的には、手書き電子申告用紙に入力終了マーク欄を設ける。入力端末30は、項目及び数字の記録処理を実行し(ステップS10−4)、入力終了マーク欄にチェックがされた場合、取得データを含む申告予定書を印刷する印刷データを生成する。入力端末30は、ステップS10−9と同様に、印刷データの送信処理を実行する。そして、書類出力処理と同様な処理により、印刷装置50から申告予定書を出力する。利用者は、この申告予定書を閲覧して取得データの正否を確認し、修正する箇所がある場合には、ステップS10−4と同様に、手書き電子申告用紙の該当部分について書き直しを行なう。一方、確認した結果、間違いがない場合には、利用者は電子申告実行マーク欄をチェックする。この場合、入力端末30は、ステップS10−7と同様に、申告データの送信処理を実行する。これにより、申告者は、出力された印刷物を用いて、全体を通して確認することができる。
○ 上記各実施形態においては、印刷装置50は、ICカードリーダを介してICカード80からカード認証情報を取得して、認証処理を実行した(ステップS5−1)。これに代えて、ICカード80を用いずに、印刷装置50の操作画面において、入力端末識別子又は利用者識別番号を入力することにより、カード認証情報を提供してもよい。また、印刷装置50において認証を行なったが、申告受付管理システム40において認証を行なってもよい。
○ 上記各実施形態においては、案内端末20は、受信した受付番号を案内番号表示手段に表示するとともに、受信した入力端末識別子によって特定される入力端末30への誘導を、音声出力手段を用いて行った。空いた入力端末30への誘導は、他の案内端末20を用いてもよい。例えば、各入力端末30に、入力端末識別子と点滅可能なライトを設ける。そして、案内端末20は、申告者を入力端末30に案内する場合、この入力端末30のライトを点滅する。これにより、申告者は、自分が誘導された入力端末30の場所を容易に把握することができる。
○ 上記各実施形態においては、申告受付管理システム40の制御手段41は、入力端末30から印刷データ及び入力端末識別子を受信したときに、この入力端末識別子を含む印刷管理データ440が既に記録されていた場合(ステップS4−2において「YES」の場合)、この印刷管理データ440を削除する(ステップS4−3)。これによって、上記各実施形態では、最新の印刷データを識別した。印刷データの管理方法はこれに限られるものではなく、制御手段41は、既に記録されていた印刷管理データ440を削除せずに蓄積するようにしてもよい。例えば、制御手段41は、印刷管理データ440に出力フラグデータ領域を設ける。制御手段41は、入力端末30から印刷データ及び入力端末識別子を受信したときに、入力端末識別子を含む印刷管理データ440が既に記録されていた場合、既に記録されている印刷管理データ440の出力フラグデータ領域に、出力対象でないことを示すフラグを記録する。そして、制御手段41は、新たに受信した印刷データ及び入力端末識別子を含む印刷管理データ440を記録し、この印刷管理データ440に出力対象であることを示す出力特定フラグを記録する。印刷装置50から印刷データの送信要求を受信した場合(ステップS5−3)、制御手段41は、この入力端末識別子を含み、出力特定フラグが記録された印刷管理データ440を抽出して印刷装置50に送信する。この場合であっても、認証の完了により取得される入力端末識別子には、出力する提供印刷データが1つのみ関連付けられているので、同じ入力端末を複数の利用者で使用しても、利用者は自分の申請の控え書を確実に入手することができる。更に、この場合には、印刷データを削除されず蓄積されているので、システム管理者の操作によって、この印刷データを取得することが可能になる。
○ 上記各実施形態においては、確定申告における申請受付を支援するシステムについえ説明したが、例えば、行政機関における書類閲覧等の申請の受付を支援するシステムに適用してもよい。
実施形態におけるシステムの構成図。 データ記憶部に記録されたデータ構成を示すブロック図であり、(a)は受付管理データ、(b)はログ管理データ、(c)は印刷管理データである。 第1実施形態における申告者の処理手順を説明する概念図。 ICカードの構成を説明するための説明図。 第1実施形態における受付処理の処理手順を説明する流れ図。 第1実施形態における案内処理の処理手順を説明する流れ図。 第1実施形態における申告データ入力処理の処理手順を説明する流れ図。 第1実施形態における印刷データ受付処理の処理手順を説明する流れ図。 第1実施形態における書類出力処理の処理手順を説明する流れ図。 第2実施形態における申告者の処理手順を説明する概念図。 第2実施形態における受付処理の処理手順を説明する流れ図。 第2実施形態における申告データ入力処理の処理手順を説明する流れ図。 第2実施形態における書類出力処理の処理手順を説明する流れ図。 第3実施形態における申告者の処理手順を説明する概念図。 第3実施形態における入力端末の構成を説明するブロック構成図。 第3実施形態における受付処理の処理手順を説明する流れ図。 第3実施形態における申告データ入力処理の処理手順を説明する流れ図。
符号の説明
10…受付端末、20…案内端末、30…入力端末、40…申告受付管理システム、41…制御手段、42…受付管理データ記憶部、43…ログ管理データ記憶部、44…印刷管理データ記憶部、45…暫定番号管理データ記憶部、50…印刷装置、60…国税電子申告・納税システム、70…受付票、75…手書き電子申告用紙、80…ICカード、印刷データ管理部、420…受付管理データ、430…ログ管理データ、440…印刷管理データ。

Claims (9)

  1. 申請データを取得する入力手段と、申請データを含む申請の控え書を印刷するための印刷データを生成する手段とを備えた入力端末と、
    認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、印刷データを用いて印刷を行なう印刷装置と、
    入力端末を特定する入力端末識別子及び印刷データを関連付けて記録する印刷データ記憶手段と、
    前記申請データの受付を管理する制御手段を有する受付管理サーバとを備えた申請受付支援システムであって、
    前記受付管理サーバの制御手段は、
    印刷データ及び入力端末識別子を前記入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように前記印刷データ記憶手段に記録する特定手段と、
    前記印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、前記認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを前記印刷データ記憶手段から抽出して前記印刷装置に送信する印刷制御手段と
    を備えたことを特徴とする申請受付支援システム。
  2. 前記入力端末への案内を促す案内手段を更に備え、
    前記受付管理サーバの制御手段は、前記印刷データ記憶手段に記録された前記印刷データに基づいて印刷が終了した場合、この印刷データに関連付けられている入力端末識別子の入力端末への案内を、前記案内手段を介して実行する誘導手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の申請受付支援システム。
  3. 前記印刷装置には、情報記憶媒体からデータを読み出すためのリーダが設けられており、
    前記情報記憶媒体には、前記認証情報と、前記入力端末識別子又はこの入力端末識別子を特定するための情報とが記憶されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の申請受付支援システム。
  4. 受付票に受付番号を印刷して受付票をする受付端末と、
    受付番号と入力端末識別子とを関連付けて記録する対応識別子記憶手段と
    利用者からのログを取得するログ管理データ記憶手段を更に備え、
    前記入力端末には、前記受付票の受付番号を読み込む読込手段が設けられており、
    前記情報記憶媒体には、この情報記憶媒体を渡された利用者が利用する入力端末の入力端末識別子が記憶されており、
    前記受付管理サーバの制御手段は、
    前記受付端末を介して利用の受付を受信した場合、この受付時刻を前記ログ管理データ記憶手段に記録する受付時刻記録手段と、
    前記案内手段を介して、受付番号に対して前記入力端末への案内を行なった場合、この案内時刻を前記ログ管理データ記憶手段に記録する案内時刻記録手段と、
    前記入力端末から受付票の受付番号を入力端末識別子とともに取得した場合には、この受付番号と入力端末識別番号を前記対応識別子記憶手段に記録する対応記録手段と、
    前記印刷データに基づいて印刷が終了した場合、この出力時刻を、前記ログ管理データ記憶手段に記録する出力時刻記録手段と
    を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の申請受付支援システム。
  5. 利用者を特定する利用者識別子を用いて前記申請に基づく処理を実行する申請処理システムに接続され、
    利用者識別子を記憶した情報記憶媒体を発行する受付端末と、
    前記情報記憶媒体に記憶された利用者識別子と入力端末識別子とを関連付けて記録する対応識別子記憶手段とを更に備え、
    前記入力端末には、前記利用者識別子を読み込む読込手段が設けられており、
    前記受付管理サーバの制御手段は、
    前記受付端末から受付依頼を受信した場合、前記情報記憶媒体の発行を前記受付端末に指示する受付処理手段と、
    前記入力端末から前記利用者識別子及び入力端末識別子を取得した場合には、この入力端末識別番号を前記対応識別子記憶手段に記録する対応記録手段と、
    前記情報記憶媒体から取得した利用者識別子を前記印刷装置から取得した場合に、この利用者識別子に関連付けられている入力端末識別子を前記対応識別子記憶手段から抽出する入力端末識別子特定手段とを更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の申請受付支援システム。
  6. 利用者識別子を取得する利用者識別子取得手段を備え、申請用紙を印刷する用紙印刷装置を含んで構成される受付端末を更に備え、
    前記入力端末は、筆記具の軌跡から用紙に記載された字及び申請項目とを特定して、用紙に記載された内容の申請データを取得する機能を有し、前記申請データに基づいて処理を実行する申請処理システムに接続されており、
    前記受付端末は、利用の受付を受信した場合、前記利用者識別子取得手段を介して取得した利用者識別子を含む申請用紙を印刷する用紙出力手段を備え、
    前記入力端末は、前記申請用紙から前記利用者識別子を取得して、この利用者識別子を用いて申請データを前記申請処理システムに送信する電子申請手段と、
    前記申請処理システムに送信した申請データを含む控え書を印刷する印刷データを前記受付管理サーバに送信する印刷データ送信手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の申請受付支援システム。
  7. 前記入力端末に接続され、前記筆記具の軌跡に基づいて特定した文字及び申請項目を音声により出力する音声出力手段を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の申請受付支援システム。
  8. 申請データを取得する入力手段と、申請データを含む申請の控え書を印刷するための印刷データを生成する手段とを備えた入力端末と、
    認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、印刷データを用いて印刷を行なう印刷装置と、
    入力端末を特定する入力端末識別子及び印刷データを関連付けて記録する印刷データ記憶手段と、
    前記申請データの受付を管理する制御手段を有する受付管理サーバとを備えたシステムを用いた申請受付支援方法であって、
    前記受付管理サーバの制御手段が、
    印刷データ及び入力端末識別子を前記入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように前記印刷データ記憶手段に記録する特定段階と、
    前記印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、前記認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを前記印刷データ記憶手段から抽出して前記印刷装置に送信する印刷制御段階と
    を実行することを特徴とする申請受付支援方法。
  9. 申請データを取得する入力手段と、申請データを含む申請の控え書を印刷するための印刷データを生成する手段とを備えた入力端末と、
    認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、印刷データを用いて印刷を行なう印刷装置と、
    入力端末を特定する入力端末識別子及び印刷データを関連付けて記録する印刷データ記憶手段と、
    前記申請データの受付を管理する制御手段を有する受付管理サーバとを備えたシステムを用いて申請の受付を支援するプログラムであって、
    前記受付管理サーバの制御手段を、
    印刷データ及び入力端末識別子を前記入力端末から受信した場合、この印刷データを、この入力端末識別子から特定される最新の印刷データとして識別可能となるように前記印刷データ記憶手段に記録する特定手段、及び
    前記印刷装置から印刷データの送信要求を受信した場合には、前記認証情報を用いた認証の完了により取得した入力端末識別子に関連付けられた最新の印刷データを前記印刷データ記憶手段から抽出して前記印刷装置に送信する印刷制御手段
    として機能させることを特徴とする申請受付支援プログラム。
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