JP2010101722A - 放射線変換シートおよびその製造方法並びに放射線画像検出器 - Google Patents

放射線変換シートおよびその製造方法並びに放射線画像検出器 Download PDF

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Abstract

【課題】支持体と、該支持体上に設けられ、放射線を光に変換する蛍光体を含む蛍光体層と、接合剤層と、剥離層とがこの順に積層された放射線変換シートにおいて、蛍光体層の周縁が削れてくずが発生し、そのくずが放射線画像検出器や放射線変換シート自身に混入してしまうのを防止する。
【解決手段】少なくとも蛍光体層11の周縁の側面に縁貼り部材20を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、放射線をより長い波長の光に変換する蛍光体を含む蛍光体層を備えた放射線変換シートおよびその製造方法並びに放射線画像検出器に関するものである。
従来、医療分野などにおいて、被写体を透過した放射線の照射により被写体に関する放射線画像を記録する放射線画像検出器が各種提案、実用化されている。
上記のような放射線画像検出器として、たとえば、放射線の照射により電荷を発生する半導体を利用した放射線画像検出器が提案されており、そのような放射線画像検出器として、いわゆる光読取方式のものやTFT(thin film transistor、薄膜トランジスタ)、CCD(charge coupled device)、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)センサなどを用いる電気読取方式のものが提案されている。
そして、上記電気読取方式の放射線画像検出器としては、放射線を半導体層において直接電荷に変換して蓄積する直接変換方式のものや、放射線を蛍光体により一旦光に変換し、その変換した光をフォトダイオードなどによって電荷に変換して蓄積する間接変換方式のものが提案されている。
そして、上記間接変換方式の放射線画像検出器として、蛍光体を含む放射線変換シートとフォトダイオードなどの検出素子が多数配列された検出基板とを接合剤を介して接合したものが提案されている。
そして、たとえば、特許文献1には、検出基板に接合される放射線変換シートとして、基材と、蛍光体層と、アクリル系接合剤と、透明剥離フィルムと積層したものが提案されている。
特開平7−140300号公報
ここで、放射線変換シートに用いられる蛍光体層は脆く削れやすい。したがって、たとえば、放射線変換シートを検出基板に接合する前の搬送時などにおいて、放射線変換シートの蛍光体層の周縁部が削れ、その削れたくずが放射線変換シートの周囲についてしまう。そして、放射線変換シートを検出基板に接合する際、そのくずが放射線変換シートと検出基板との間に混入してしまうおそれがある。このような異物の存在は、検出基板によりノイズ信号として検出され、画質の劣化を招くことになる。
また、放射線変換シートを製造する過程においても、剥離フィルムを接合する前の蛍光体層の搬送時や裁断時などにおいて蛍光体層の周縁部が削れ、その削れたくずが蛍光体層と剥離フィルムとの間に混入するおそれもある。
本発明は、上記の事情に鑑み、蛍光体層の周縁が削れてくずが発生し、そのくずが放射線画像検出器や放射線変換シート自身に混入してしまうのを防止することができる放射線変換シートを提供することを目的とする。
本発明の放射線変換シートは、支持体と、支持体上に設けられ、放射線をより長い波長の光に変換する蛍光体を含む蛍光体層と、接合剤層と、剥離層とがこの順に積層された放射線変換シートであって、少なくとも蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の放射線変換シートにおいては、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面の外周部を縁貼り部材により被覆することができる。
また、縁貼り部材として、導電性部材を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いることができる。
また、蛍光体層の互いに接する側面がなす角を面取りするまたは円弧状に形成することができる。
また、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面と側面とがなす稜角部を、面取りまたは断面円弧状に形成することができる。
また、面取りされたまたは断面円弧状に形成された稜角部を縁貼り部材で被覆するとともに、その縁貼り部材を蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面に沿った面を形成するように設けることができる。
また、剥離層として、導電性材料を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いることができる。
また、剥離層の接合剤層側の面とは反対側の面に導電性材料を塗布し、シート抵抗を10Ω以下にすることができる。
また、支持体として、導電性材料を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いることができる。
また、支持体の蛍光体層側の面とは反対側の面に導電性材料を塗布し、シート抵抗を10Ω以下にすることができる。
また、縁貼り部材として樹脂を用いることができる。
また、縁貼り部材として、シリコーン系ポリマーとポリイソシアネートの硬化皮膜を用いることができる。
本発明の放射線変換シートの製造方法は、上記放射線変換シートの製造方法であって、支持体上に設けられた蛍光体層上に接合剤層および剥離層を形成した後、所定の寸法に裁断し、その後、少なくとも蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材を設けることを特徴とする。
本発明の放射線画像検出器は、支持体と、支持体上に設けられ、放射線を光に変換する蛍光体を含む蛍光体層と、蛍光体層により変換された光を検出して放射線画像を表す画像信号に変換する検出器とがこの順に積層された放射線画像検出器において、少なくとも蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の放射線画像検出器においては、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面の外周部を縁貼り部材で被覆することができる。
また、縁貼り部材として、導電性部材を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いることができる。
また、蛍光体層の互いに接する側面がなす角を面取りまたは円弧状に形成することができる。
また、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面と側面とがなす稜角部を、面取りまたは断面円弧状に形成することができる。
本発明の放射線変換シートおよび放射線画像検出器によれば、支持体と、支持体上に設けられ、放射線をより長い波長の光に変換する蛍光体を含む蛍光体層と、接合剤層と、剥離層とがこの順に積層された放射線変換シートにおいて、少なくとも蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材を設けるようにしたので、放射線変換シートの搬送時などにおいて蛍光体層の周縁が削れてくずを発生してしまうのを防止することができる。
また、剥離層を蛍光体層上に設ける前に縁貼り部材を設けるようにした場合には、蛍光体層と剥離層との間にくずが混入するのを防止することができる。
また、本発明の放射線変換シートにおいて、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面の外周部を縁貼り部材により被覆するようにした場合には、剥離層を蛍光体層上に設ける前に、蛍光体層の周縁が削れてしまうのをさらに防止することができる。
また、縁貼り部材として、導電性部材を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いるようにした場合には、静電気力によって縁貼り部材にゴミが付着し、そのゴミが放射線画像検出器に混入してしまうのを防止することができる。
また、蛍光体層の互いに接する側面がなす角を面取りするまたは円弧状に形成するようにした場合には、削れやすい角の部分をなくすことができるので、さらにくずの発生を防止することができる。
また、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面と側面とがなす稜角部を、面取りまたは断面円弧状に形成するようにした場合には、削れやすい稜角部をなくすことができるので、さらにくずの発生を防止することができる。
また、面取りされたまたは断面円弧状に形成された稜角部を縁貼り部材で被覆するとともに、その縁貼り部材を蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面に沿った面を形成するように設けた場合には、蛍光体層と縁貼り部材との段差をなくすことができるので、蛍光体層および縁貼り部材上に剥離層を真っ直ぐに貼り付けることができる。
また、剥離層として、導電性材料を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いるようにした場合、もしくは剥離層の接合剤層側の面とは反対側の面に導電性材料を塗布し、シート抵抗を10Ω以下にした場合には、静電気力によって剥離層にゴミが付着し、そのゴミが放射線画像検出器に混入してしまうのを防止することができる。
また、支持体として、導電性材料を含み、シート抵抗が10Ω以下であるものを用いるようにした場合、もしくは支持体の蛍光体層側の面とは反対側の面に導電性材料を塗布し、シート抵抗を10Ω以下にした場合には、静電気力によって支持体にゴミが付着し、そのゴミが放射線画像検出器に混入してしまうのを防止することができる。
本発明の放射線変換シートの製造方法によれば、支持体上に設けられた蛍光体層上に接合剤層および剥離層を形成した後、所定の寸法に裁断し、その後、少なくとも蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材を設けるようにしたので、裁断の際に切りくずが発生し、そのくずが蛍光体層の表面に付着するのを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の放射線変換シートの一実施形態について説明する。図1は、本実施形態の放射線変換シートの斜視図であり、図2は、図1に示す放射線変換シートの2−2線断面図である。
本実施形態の放射線変換シート1は、図1および図2に示すように、支持体10と、支持体10上に設けられ、放射線をより長い波長の光に変換する蛍光体を含む蛍光体層11と、接合剤層12と、剥離フィルム13とがこの順に積層されたものである。
そして、支持体10および蛍光体層11の周縁の側面に縁貼り部材20が設けられている。縁貼り部材20は、支持体10および蛍光体層11の周縁の側面だけでなく、図2に示すように、支持体10の蛍光体層11側の面とは反対側の面の外周部10aも被覆するように設けられている。
支持体10は、その上に蛍光体層11が形成され、その蛍光体層11を支持するものである。支持体10としては、たとえば、樹脂などの有機物からなるフィルムを利用することができる。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート、セルロースアセテート、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミド、トリアセテート、ポリカーボネートなどからなるものを用いることができる。
また、支持体の厚さとしては、20μm以上2mm以下、さらに70μm以上0.5mm以下であることが望ましい。
蛍光体層11は、上述したとおり放射線の照射を受けてその放射線をより長い波長の光に変換するものである。変換後の長波長の光としては、近紫外、可視、近赤外が好ましく、特に可視が好ましい。なお、本実施形態においては、可視光に変換するものを利用するものとする。
本実施形態の蛍光体層11は、放射線を可視光に変換する蛍光体を含むものであるが、その蛍光体としては、たとえば、GOS(GdS:Tb)粒子や、柱状結晶からなるCsI:NaおよびCsI:Tlのうちの少なくとも1つを利用することができる。なお、蛍光体層11の形成方法については、後述する実施例において詳細に説明する。
接合剤層12は、剥離フィルム13と蛍光体層11とを接合するものであるとともに、剥離フィルム13が剥がされた後は、蛍光体層11と固体検出器などとを接合するものである。接合剤層12は、たとえば、アクリル系の材料から形成される。
剥離フィルム13は、蛍光体層11を保護するものであるとともに、蛍光体層11と固体検出器などとが接合される際には剥離されるものである。
縁貼り部材20は、上述したように支持体10および蛍光体層11の周縁の側面に設けられるものであり、たとえば、樹脂などから形成される。具体的には、縁貼り部材20として、シリコーン系ポリマーとポリイソシアネートの硬化皮膜を形成することができる。
シリコーン系ポリマーとしては、主としてポリシロキサン単位を有する成分(ポリマー、プレポリマーまたはモノマー)と、他の成分(ポリマー、プレポリマーまたはモノマー)との縮合反応あるいは重付加反応により、これらが交互、ブロックあるいはペンダントに結合したポリマーを意味する。例えば、ポリシロキサン単位を有するポリウレタン、ポリシロキサン単位を有するポリウレア、ポリシロキサン単位を有するポリエステル、ポリシロキサン単位を有するアクリル樹脂を挙げることができる。
例えば、上記ポリウレタン、ポリウレア及びポリエステルを合成するには、反応成分であるポリアミンやポリオールの一部又は全部を、上記ポリシロキサン単位を持つポリマー(好ましくはプレポリマー:一般に平均分子量500〜10000)で末端に水酸基やアミノ基を有する成分を置き換えて、ポリイソシアネートとの重付加反応、他塩基酸等との縮合反応などを行なうことにより得ることができる。上記アクリル樹脂については、ペンダントに水酸基やアミノ基等の官能基を有するアクリル樹脂を用意し、この官能基に反応できる官能基を有するポリシロキサン単位を持つ上記プレポリマーを反応させることにより得ることができる。このようなシリコーン系ポリマーは、ダイアロマーSPタイプ(大日精化(株)製)として市販されており、容易に入手することができる。このようなシリコーン系ポリマーは、ポリイソシアネートと反応可能な活性水素を有する基(好ましくは水酸基、アミノ基)を一般に有しているものを使用することが有利である。これにより、得られる硬化皮膜が、ポリイソシアネートでシリコーン系ポリマーが架橋された硬化皮膜となることから、ゴムローラ中の可塑剤等の付着によっても汚染されることがほとんどない等の耐汚染性、更にはブロッキング性(パネル同士の接着)が顕著に向上する。そして、上記シリコーン系ポリマーは、ポリイソシアネートの−NCOと反応するために、活性水素を有する基を有するシリコーン系ポリマーが好ましい。また上記シリコーン系ポリマーは、ポリマー中にポリシロキサン単位を10重量%以上有することが一般的で、20〜90重量%の範囲が好ましく、更に30〜80重量%の範囲が好ましい。
上記ポリイソシアネートとしては、各種ポリイソシアネート単量体、TMP(トリメチロールプロパン)等のポリオールとTDI(トリレンジイソシアネート)等(ポリ)イソシアネートの付加体、TDIの二量体あるいはTDIの三量体とHMDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)の重合体などの重合体、ポリイソシアネートと多官能性ヒドロキシルあるいはアミン化合物又はポリイソシアネートとヒドロキシポリエーテルあるいはポリエステルとの反応により得られるイソシアネトープレポリマー等の公知の化合物を目的に応じて使用することができる。上記シリコーン系ポリマーとポリイソシアネーとの混合比は、重量比で99:1〜10:90(ポリマー:ポリイソシアネート)が一般的であり、95:5〜20:80が好ましく、更に90:10〜70:30が好ましい。
また、縁貼り部材20の厚さとしては、5μm以上500μm以下が望ましい。
縁貼り部材20を形成することによって、支持体10と蛍光体層11の側面が削られてくずが発生するのを防止することができる。さらに、本実施形態の放射線変換シート1においては、支持体10および蛍光体層11の周縁の側面だけでなく、支持体10の蛍光体層11側の面とは反対側の面の外周部10aも縁貼り部材20によって被覆するようにしたので、支持体10の稜角部が削れてくずが発生するのも防止することができる。
次に、図3に、上記実施形態の放射線変換シートの変形例の断面図を示す。
図3に示す放射線変換シート2は、上記実施形態の放射線変換シート1とは、縁貼り部材20の設け方が異なる。放射線変換シート2においては、蛍光体層11の支持体10側の面とは反対側の面の外周部11aも縁貼り部材20によって被覆するようにしている。これにより蛍光体層11の稜角部が削れてくずが発生するのも防止することができる。
また、上記実施形態およびその変形例の放射線変換シートにおいて、少なくとも蛍光体層11の互いに接する側面がなす角を面取りするようにしてもよい。図4は、上記のように面取りした蛍光体層11の上面図である。また、図5の上面図に示すように、蛍光体層11の互いに接する側面がなす角を円弧状に形成するようにしてもよい。なお、蛍光体層11だけでなく、支持体10、接合剤層12、または剥離フィルム13についても、図4および図5に示す蛍光体層11と同様に、互いに接する側面がなす角を面取りする、もしくは円弧状に形成するようにしてもよい。
また、図6の断面図に示すように、蛍光体層11の支持体10側の面とは反対側の面11bと側面11cとがなす稜角部11dを面取りするようにしてもよい。また、上記稜角
部11dを断面円弧状に形成するようにしてもよい。上記のように蛍光体層11の稜角部11dを面取りまたは断面円弧状に形成することによって、蛍光体層11の稜角部11dが削れてくずが発生するのを防止することができる。
なお、上記のように蛍光体層11の稜角部11dを面取りまたは断面円弧状に形成するようにした場合には、図6に示すように、面取りされたまたは断面円弧状に形成された稜角部11dを縁貼り部材20によって被覆するとともに、その縁貼り部材20が、蛍光体層11の支持体10側の面とは反対側の面11bに沿った面を形成すように設けることが望ましい。上記のように縁貼り部材20を設けることによって、蛍光体層11上に剥離フィルム13を真っ直ぐ貼ることができる。
また、さらに、図7の断面図に示すように、支持体10の蛍光体層11側の面とは反対側の面10bと側面10cとがなす稜角部10dを面取りするようにしてもよい。また、上記稜角部10dを断面円弧状に形成するようにしてもよい。上記のように支持体10の稜角部10dを面取りまたは断面円弧状に形成することによって、支持体10の稜角部10dが削れてくずが発生するのを防止することができる。
また、上記実施形態および変形例の放射線変換シートにおいては、縁貼り部材20を、導電性部材を含有した材料から形成するようにしてもよい。たとえば、上記縁貼り部材のポリマーに、SnO:Sb、ZnOなどの導電性微粒子や、カーボンブラック、フラーレン、カーボンナノチューブ等のカーボンクラスターを混合したものを利用することができる。そして、縁貼り部材20のシート抵抗が10Ω以下となるようにすることが望ましい。なお、本願において、以下に示すシート抵抗(単位はΩ。Ω/□あるいはΩ/squareで表わすこともある)は、JIS K7194-1994に準じて測定するものとする。
また、剥離フィルム13として、導電性材料を含む材料から形成されたものを利用するようにしてもよい。たとえば、制電性ポリ塩化ビニルシート、非帯電性ポリエチレンフィルムなどを利用することができる。また、その場合、シート抵抗が10Ω以下のものを利用することが望ましい。
また、剥離フィルム13として、接合剤層12側の面とは反対側の面に導電性材料が塗布されたものを利用してものよい。具体的には、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂からなるフィルム上に、シロキサン系帯電防止剤、樹脂系オレフィン、樹脂系ポリエステルおよびUV硬化型ハードコート剤などの導電性材料を塗布したものを利用することができる。
また、支持体10として、導電性材料を含む材料から形成されたものを利用するようにしてもよい。たとえば、上記縁貼り部材のポリマーに、SnO:Sb、ZnOなどの導電性微粒子や、カーボンブラック、フラーレン、カーボンナノチューブ等のカーボンクラスターを混合したものを利用することができる。また、その場合、シート抵抗が10Ω以下のものを利用することが望ましい。
また、支持体10として、蛍光体層11側の面とは反対側の面に導電性材料が塗布されたものを利用してものよい。具体的には、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂からなるフィルム上に、シロキサン系帯電防止剤、樹脂系オレフィン、樹脂系ポリエステルおよびUV硬化型ハードコート剤などの導電性材料を塗布したものを利用することができる。
次に、上述した放射線変換シートを用いた放射線画像検出器について説明する。図8は、放射線画像検出器の構成を示す断面図である。
放射線画像検出器5は、上述した放射線変換シート1〜4から剥離フィルム13を剥離した後、その剥離後の放射線変換シートを接合剤層12を介して固体検出器30に接合したものである。
放射線変換シートの構成は上述したとおりである。
固体検出器30は、2次元状に多数配列された画素32と、画素行毎に設けられ、その画素行の各画素32に入力される走査信号が流される多数の走査線(図示省略)と、画素列毎に設けられ、その画素列の各画素32によって検出された画素信号が流れ出すデータ線(図示省略)とが基板31に設けられたものである。
固体検出器30における各画素32は、放射線変換シートの蛍光体層11により変換された可視光を光電変換するフォトダイオード部とフォトダイオード部において光電変換された電荷信号を画素信号として読み出すためのTFTスイッチとを備えている。
また、固体検出器30としては、上述したような電気読取方式の固体検出器に限らず、光読取方式の固体検出器を用いるようにしてもよい。光読取方式の固体検出器としては、具体的には、たとえば、波長変換層に変換された可視光を透過する第1の電極層、第1の電極層を透過した可視光の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層、記録用光導電層において発生した電荷のうち一方の極性の電荷に対しては絶縁体として作用し、且つ他方の極性の電荷に対しては導電体として作用する電荷輸送層、読取光の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層、および読取光を透過する透明線状電極と読取光を遮光する遮光線状電極とからなる第2の電極層をこの順に積層してなるものを用いることができる。そして、放射線変換シートの蛍光体層が第1の電極層側に配置されるように設けるようにすればよい。
以下、上述した放射線変換シートの実施例を説明する。
1)シンチレータシートの形成
ポリビニルブチラール樹脂、ウレタン樹脂脂および可塑剤の混合物20重量%を、トルエン、2-ブタノールおよびキシレンの混合溶剤80重量%に溶解し、十分に攪拌して結合剤溶液を作成した。
そして、この結合剤溶液と平均粒子径5μmのGdS:Tb蛍光体とを固形成分として15:85の質量%比で混合し、ボールミルで分散処理して蛍光体塗布液を調製した。
そして、この蛍光体塗布液をドクターブレードを用いて、シリコーン系離型剤が塗布されたPET(ポリエチレンテレフタレートシート)(仮支持体、厚み:190μm)の表面に、430mmの巾で塗布し乾燥した後、仮支持体から剥離して、蛍光体シート(厚み:300μm)を得た。
2)導電性層の形成
下記の組成の材料にMEK(メチルエチルケトン)5gに加え、混合分散して塗布液を調製した。そして、この塗布液をPET(支持体、厚み:188μm、ヘイズ度27%、ルミラー(登録商標)S−10、東レ株式会社製)の表面にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させ、硬化させ、導電性層(膜厚:5μm)を形成した。
樹脂:飽和ポリエステル樹脂(バイロン300(登録商標)、東洋紡株式会社製)のME
K溶液(固形分30重量%) 20g
硬化剤:ポリイソシアネート(オレスターNP38−70S(登録商標)(固形分7
0%)、三井東圧株式会社製) 2g
導電剤:SnO(Sbドープ)針状微粒子のMEK分散体(固形分30重量%) 5
0g
3)光反射層の形成
続いて、下記組成の材料をMEK387gに加え、混合分散して塗布液を作製した。この塗布液を導電性層の表面にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥して、光反射層(層厚、約100μm)を形成した。
光反射性物質:高純度アルミナ微粒子(平均粒子経:0.4μm) 444g
結合剤:軟質アクリル樹脂(クリスコートP−1018GS(登録商標)「20%トルエ
ン溶液」、大日本インキ化学工業株式会社製) 100g
4)シンチレータシートと光反射層との接合
光反射層の面上に、1)で作製したシンチレータシートを塗布形成時の裏面(仮支持体側)が接するようにして重ね、これをカレンダー機を用いて総荷重2300kg、上側ロール45℃、下側ロール45℃、送り速度0.3m/分にて加熱圧縮した。これにより、シンチレータシートは光反射層に完全に融着した。熱圧縮後の層厚は200μmであった。
5)接合剤層および剥離フィルムの形成
続いて、接合剤層および剥離フィルムを形成した。粘着シートとして、PETライナー38μm(軽剥離)/アクリル系接合剤層15μm/PETライナー75μm(重剥離)の構成のものを用い、軽剥離側の剥離フィルムを剥離し、蛍光体層と接合した。
6)縁貼り部材の形成
1)〜5)で作製した放射線変換シートを規定のサイズに裁断した後、縁貼り部材のディスペンサ−にセットし、ロボットを制御して蛍光体層の周縁の側面を縁貼り部材で被覆した。縁貼り部材としては、下記組成の混合物をメチルエチルケトン150gに溶解させて調製した被覆液を使用した。
シリコーン系ポリマー:ポリジメチルシロキサン単位を有するポリウレタン(大日精化
(株)、ダイアロマ-SP3023[15%メチルエチルケトン溶
液]) 700g
架橋剤:ポリイソシアネート(大日精化(株)、クロスネートD−70[50%溶液])
30g
黄変防止剤:エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)、エピ コート#1001[固
形]) 6g
滑り剤:アルコール変成シリコーン(信越化学(株)、X−2 2−2809[66%キ
シレン含有ペースト]) 2g
そして、得られた被覆液を、コロナ放電処理済の放射線変換シートの端部全周(端部から1mm内側までを含む)に塗布し、室温で充分に乾燥して、膜厚約25μmの端部皮膜を形成した。
実施例1の5)において粘着シートを貼り付ける前に、実施例の1)〜4)で作製した放射線変換シートを規定のサイズに裁断し、その裁断後の放射線変換シートの蛍光体層の周縁の側面と、蛍光体層の支持体側の面とは反対側の面の外周部を縁貼り部材で被覆した。そして、最後に実施例の5)と同様に粘着シートを貼り付けた。
実施例1において、縁貼り部材にカーボンブラックを20重量%含有させた。
実施例1において、放射線変換シートの角(互いに接する側面がなす角)を半径1mmの曲率がでるようにカットした。
実施例1において、支持体の非接合面(蛍光体層側の面とは反対側の面)の外周を面取りした。
実施例1の5)において、粘着シートの重剥離側の剥離フィルムとして、非帯電性ポリエチレンフィルムを用いた。
上記[実施例1]〜[実施例6]によって作製された放射線変換シートは、いずれも異物の混入はなく良好なものであり、また、その放射線変換シートを用いて作製した放射線画像検出器も異物の購入はなく良好なものであった。
本発明の放射線変換シートの一実施形態を示す斜視図 図1に示す放射線変換シートの2−2線断面図 本発明の放射線変換シートの実施形態の変形例を示す断面図 本発明の放射線変換シートの実施形態の蛍光体層の変形例を示す上面図 本発明の放射線変換シートの実施形態の蛍光体層の変形例を示す上面図 本発明の放射線変換シートの実施形態の変形例を示す断面図 本発明の放射線変換シートの実施形態の変形例を示す断面図 本発明の放射線変換シートの一実施形態を用いた放射線画像検出器を概略構成を示す断面図
符号の説明
1-4 放射線変換シート
5 放射線画像検出器
10 支持体
10d 稜角部
11 蛍光体層
12 接合剤層
13 剥離フィルム
20 縁貼り部材
30 固体検出器
31 基板
32 画素

Claims (18)

  1. 支持体と、該支持体上に設けられ、放射線をより長い波長の光に変換する蛍光体を含む蛍光体層と、接合剤層と、剥離層とがこの順に積層された放射線変換シートであって、
    少なくとも前記蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材が設けられていることを特徴とする放射線変換シート。
  2. 前記縁貼り部材が、前記蛍光体層の前記支持体側の面とは反対側の面の外周部を被覆するものであることを特徴とする請求項1記載の放射線変換シート。
  3. 前記縁貼り部材が、導電性部材を含むものであり、シート抵抗が10Ω以下であることを特徴とする請求項1または2記載の放射線変換シート。
  4. 前記蛍光体層の互いに接する側面がなす角が面取りされているまたは円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の放射線変換シート。
  5. 前記蛍光体層の前記支持体側の面とは反対側の面と側面とがなす稜角部が、面取りされているまたは断面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の放射線変換シート。
  6. 前記縁貼り部材が、前記面取りされたまたは前記断面円弧状に形成された稜角部を被覆するものであるとともに、前記蛍光体層の前記支持体側の面とは反対側の面に沿った面を形成するように設けられるものであることを特徴とする請求項5記載の放射線変換シート。
  7. 前記剥離層が導電性材料を含むものであり、シート抵抗が10Ω以下であることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の放射線変換シート。
  8. 前記剥離層の前記接合剤層側の面とは反対側の面に導電性材料が塗布されており、シート抵抗が10Ω以下であることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の放射線変換シート。
  9. 前記支持体が導電性材料を含むものであり、シート抵抗が10Ω以下であることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の放射線変換シート。
  10. 前記支持体の前記蛍光体層側の面とは反対側の面に導電性材料が塗布されており、シート抵抗が10Ω以下であることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の放射線変換シート。
  11. 前記縁貼り部材が樹脂であることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の放射線変換シート。
  12. 前記縁貼り部材が、シリコーン系ポリマーとポリイソシアネートの硬化皮膜であることを特徴とする請求項11記載の放射線変換シート。
  13. 請求項1から12いずれか1項記載の放射線変換シートの製造方法であって、
    前記支持体上に設けられた前記蛍光体層上に前記接合剤層および前記剥離層を形成した後、
    所定の寸法に裁断し、
    その後、少なくとも前記蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材を設けることを特徴とする放射線変換シートの製造方法。
  14. 支持体と、該支持体上に設けられ、放射線を光に変換する蛍光体を含む蛍光体層と、該蛍光体層により変換された光を検出して放射線画像を表す画像信号に変換する検出器とがこの順に積層された放射線画像検出器において、
    少なくとも前記蛍光体層の周縁の側面に縁貼り部材が設けられていることを特徴とする放射線画像検出器。
  15. 前記縁貼り部材が、前記蛍光体層の前記支持体側の面とは反対側の面の外周部を被覆するものであることを特徴とする請求項14記載の放射線画像検出器。
  16. 前記縁貼り部材が、導電性部材を含むものであり、シート抵抗が10Ω以下であることを特徴とする請求項14または15記載の放射線画像検出器。
  17. 前記蛍光体層の互いに接する側面がなす角が面取りされているまたは円弧状に形成されていることを特徴とする請求項14から16いずれか1項記載の放射線画像検出器。
  18. 前記蛍光体層の前記支持体側の面とは反対側の面と側面とがなす稜角部が、面取りされているまたは断面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項14から17いずれか1項記載の放射線画像検出器。
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