JP2013190213A - 放射線画像検出装置及び放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像検出装置及び放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】ISS方式でかつ粒子構造の蛍光体層を備えた放射線画像検出装置において、鮮鋭度をさらに向上させる。
【解決手段】放射線画像検出装置は、放射線の入射側から、固体検出器20及び波長変換層21がこの順に配列されている。波長変換層21は、固体検出器20を透過した放射線を可視光に変換する。固体検出器20は、この可視光を検出して画像データを生成する。波長変換層21は、蛍光体粒子40がバインダ41に分散された蛍光体層である。波長変換層21の単位厚さ当たりのバインダ41の重量は、固体検出器20側に向かって次第に小さくなるように分布している。
【選択図】図5

Description

本発明は、放射線を波長変換層(蛍光体層)により光に変換して放射線画像を検出する放射線画像検出装置に関する。
医療分野などにおいて、被写体にX線などの放射線を照射し、被写体を透過した放射線を検出することにより被写体の放射線画像を検出する放射線画像検出装置が各種実用化されている。このような放射線画像検出装置として、放射線の入射に応じて電荷を生成し、この電荷を電圧に変換して放射線画像を表す画像データを生成する電気読取方式のものが普及している。
この電気読取方式の放射線画像検出装置としては、放射線をセレン等の半導体層により直接電荷に変換する直接変換方式のものや、放射線を波長変換層により一旦光に変換し、その光を、フォトダイオードなどを有する固体検出器によって電荷に変換する間接変換方式のものがある。
間接変換方式の放射線画像検出装置では、波長変換層と固体検出器とが積層されている。波長変換層では、放射線の入射に応じて可視光の発光が生じるが、その発光は、主として放射線が入射した表層で生じる。このため、波長変換層側から放射線画像検出装置に放射線を入射した場合には、波長変換層の表層で生じた光が固体検出器に向かって伝播する間に、その一部がその波長変換層自身によって吸収されて感度が低下するという問題や、波長変換層内での光の散乱により画像にボケが生じ鮮鋭度が低下するという問題がある。
そこで、特許文献1などにおいて、波長変換層とは反対の固体検出器側から放射線を入射させ、固体検出器を透過した放射線を波長変換層で光に変換することが提案されている。この場合、波長変換層での発光が波長変換層内の固体検出器側の近傍で主に生じるため、上記のような感度や鮮鋭度の低下が抑えられる。このような方式は、放射線の照射側に固体検出器を配置することから、ISS(Irradiation Side Sampling)方式と呼ばれている。
波長変換層は、放射線を可視光に変換する蛍光体を含む。この蛍光体は、GOS(GdS:Tb)等の粒子(以下、蛍光体粒子という)や、CsI:Tlなどの柱状結晶である。粒子構造の波長変換層は、柱状結晶構造の波長変換層と比べて製造が容易であり安価であることから、広く用いられている。粒子構造の波長変換層は、蛍光体粒子を樹脂などのバインダ(結合剤)に分散させたものである。
波長変換層における放射線から光への変換効率を上げるには、蛍光体粒子のサイズを大きくし、波長変換層を厚くすればよい。しかし、波長変換層を厚くすると、感度は向上するが、固体検出器から離れた位置でサイズの大きな発光が生じることになり、これが固体検出器に向けて伝播するに連れて広がるため、画像の鮮鋭度が低下するという問題がある。
このため、特許文献1では、波長変換層として、平均粒子径が小さい蛍光体粒子をバインダに分散した第1の蛍光体層と、平均粒子径が大きい蛍光体粒子をバインダに分散した第2の蛍光体層とを積層し、第2の蛍光体層を固体検出器側に配置することが提案されている。固体検出器側の第2の蛍光体層では、蛍光体粒子のサイズが大きく発光量が大きいが、固体検出器に近いため、光の広がりが小さく、画像の鮮鋭度の低下に対する影響は小さい。一方の第1の蛍光体層では、蛍光体粒子のサイズが小さいため、発光量は小さくなるが、画像の鮮鋭度の低下に対する影響は小さい。したがって、特許文献1に記載の放射線画像検出装置では、感度と画像の鮮鋭度との両立が図られる。
特開2010−112733号公報
しかしながら、特許文献1に記載の放射線画像検出装置では、固体検出器側の第2の蛍光体層において、単位厚さあたりのバインダ重量が、第2の蛍光体層の厚さ方向の固体検出器側に向かって次第に大きくなっている。これは、固体検出器側で蛍光体粒子の空間充填率が低いことに相当するため、画像の鮮鋭度に関してさらなる改善の余地がある。
本発明は、ISS方式でかつ粒子構造の波長変換層を備えた放射線画像検出装置において、鮮鋭度をさらに向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像検出装置は、放射線を光に変換する波長変換層と、光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、放射線の入射側から、固体検出器及び波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置において、波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層を有し、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布していることを特徴とする。
波長変換層は、第1の蛍光体層の蛍光体粒子より平均粒子径が小さい蛍光体粒子がバインダに分散された第2の蛍光体層を有し、固体検出器の側から、第1の蛍光体層と第2の蛍光体層とがこの順に積層されていることが好ましい。
第1の蛍光体層は、第1の平均粒子径を有する第1の蛍光体粒子と第1の平均粒子径より大きい第2の平均粒子径を有する第2の蛍光体粒子とをバインダ中に混合したものであることが好ましい。
第2の蛍光体粒子に対する第1の蛍光体粒子の重量比は、20%〜40%であることが好ましい。
第1の平均粒子径は1μm以上5μm未満であり、第2の平均粒子径は5μm以上12μm以下であることが好ましい。
第2の蛍光体層は、第3の平均粒子径を有する第3の蛍光体粒子と第3の平均粒子径より大きい第4の平均粒子径を有する第4の蛍光体粒子とをバインダ中に混合したものであることが好ましい。
第4の蛍光体粒子に対する第3の蛍光体粒子の重量比は、20%〜40%であることが好ましい。
第3の平均粒子径は1μm以上5μm未満であり、第4の平均粒子径は5μm以上12μm以下であることが好ましい。
波長変換層における蛍光体粒子の空間充填率が63%以上であることが好ましい。
蛍光体粒子は、AS:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)により形成されていることが好ましい。
固体検出器と波長変換層とは、接合剤層を介して接合されているか、または、直接接するように押し当てた状態とされていることが好ましい。
第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布していることが好ましい。第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に大きくなるように分布していてもよい。
波長変換層の固体検出器とは反対側に、波長変換層を支持する支持体を備えることが好ましい。波長変換層と支持体とは、加熱圧縮により接合したものであることが好ましい。支持体は、波長変換層に対向する面に光反射層を有することが好ましい。
波長変換層の周縁の側面を覆う縁貼り部材を備えることが好ましい。
本発明の放射線画像検出装置によれば、波長変換層の単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布しているので、固体検出器側で蛍光体粒子の空間充填率が大きくなり、鮮鋭度をさらに向上する。
放射線画像撮影システムの構成を示す説明図である。 放射線画像検出装置の斜視図である。 固体検出器の構成を示す説明図である。 放射線画像検出装置を放射線に沿う方向に切断した縦断面図である。 波長変換層の構成を説明する説明図である。 放射線画像検出装置の第1製造工程図である。 放射線画像検出装置の第2製造工程図である。 放射線画像検出装置の第3製造工程図である。 第2実施形態の放射線画像検出装置を放射線に沿う方向に切断した縦断面図である。 第2実施形態の波長変換層の構成を説明する説明図である。 第3実施形態の波長変換層の構成を説明する説明図である。 第4実施形態の波長変換層を放射線に直交する方向に切断した横断面図である。 第1及び第2の蛍光体粒子の空間充填率と重量比の関係を示すグラフである。
(第1実施形態)
図1において、放射線画像撮影システム10は、放射線源11、放射線画像検出装置12、信号処理装置13、表示装置14を備えている。放射線源11は、被写体15に向けて放射線(X線)を射出する。放射線画像検出装置12は、被写体15を透過した放射線を検出し、その放射線に担持された被写体15の放射線画像を表す画像データを生成して出力する。信号処理装置13は、放射線画像検出装置12から出力された画像データに所定の信号処理を施す。表示装置14は、信号処理装置13により信号処理の施された画像データに基づいて放射線画像を表示する。
図2において、放射線画像検出装置12は、固体検出器20、波長変換層21、支持体22、縁貼り部材23、保護層24により構成されている。固体検出器20、波長変換層21、支持体22、保護層24は、放射線源11側からこの順に積層されている。放射線源11から射出され被写体15を透過した放射線は、固体検出器20を透過して波長変換層21に入射する。
波長変換層21は、入射した放射線を、より波長の長い光(可視光)に変換する蛍光体層(シンチレータ)である。固体検出器20は、波長変換層21により変換された可視光を検出して放射線画像を表す画像データを生成する。縁貼り部材23は、波長変換層21及び支持体22の周縁の側面を覆っている。保護層24は、支持体22の波長変換層21とは反対側の面を覆っている。
放射線画像検出装置12は、不図示の筐体を備え、筐体内に画像メモリやバッテリを備えたいわゆる電子カセッテである。
図3において、固体検出器20は、画素30、走査線31、データ線32、ゲートドライバ33、積分アンプ34、A/D変換器35を備える。画素30は、フォトダイオード30aとTFTスイッチ30bにより構成され、X−Y方向に2次元状に多数配列されている。走査線31は、X方向に並ぶ画素30の行毎に設けられ、TFTスイッチ30bを駆動するための走査信号が印加される。データ線32は、Y方向に並ぶ画素30の列毎に設けられ、フォトダイオード30aに蓄積され、TFTスイッチ30bを介して読み出された信号電荷が流れる。
フォトダイオード30aは、波長変換層21により生成された可視光を受けて信号電荷を発生し蓄積する。TFTスイッチ30bは、走査線31とデータ線32との各交点に対応して設けられており、フォトダイオード30aと接続されている。
ゲートドライバ33は、各走査線31の一端に接続されており、走査線31に順に走査信号を印加する。積分アンプ34は、各データ線32の一端に接続されており、データ線32に流れる信号電荷を積算して、積算電荷に対応する電圧を出力する。A/D変換器35は、各積分アンプ34の出力側に設けられており、積分アンプ34により出力された電圧をデジタル信号に変換する。積分アンプ34とA/D変換器35との間には、電圧アンプやマルチプレクサなどが設けられるが、簡略化のため図示を省略している。A/D変換器35から出力された全画素分のデジタル信号により画像データが構成される。
図4において、波長変換層21は、その第1の面21aが固体検出器20に接合剤層25を介して接合されており、第2の面21bが支持体22に接合されている。接合剤層25は、アクリル系の材料により形成されている。支持体22は、樹脂フィルム22a、導電性層22b、光反射層22cがこの順に積層されたものである。この光反射層22cに波長変換層21の第2の面21bが接合されている。支持体22の下面は、保護層24で覆われている。
縁貼り部材23は、樹脂などから形成される。縁貼り部材23の厚さは、5μm以上500μm以下が望ましい。縁貼り部材23は、例えば、シリコーン系ポリマーとポリイソシアネートの硬化皮膜である。
シリコーン系ポリマーとしては、主としてポリシロキサン単位を有する成分(ポリマー、プレポリマー、またはモノマー)と、他の成分(ポリマー、プレポリマー、またはモノマー)との縮合反応あるいは重付加反応により、これらが交互、ブロックあるいはペンダントに結合したポリマーが用いられる。例えば、ポリシロキサン単位を有するポリウレタン、ポリシロキサン単位を有するポリウレア、ポリシロキサン単位を有するポリエステル、ポリシロキサン単位を有するアクリル樹脂が挙げられる。
ポリイソシアネートとしては、各種ポリイソシアネート単量体、TMP(トリメチロールプロパン)等のポリオールとTDI(トリレンジイソシアネート)等(ポリ)イソシアネートの付加体、TDIの二量体あるいはTDIの三量体とHMDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)の重合体などの重合体、ポリイソシアネートと多官能性ヒドロキシルあるいはアミン化合物又はポリイソシアネートとヒドロキシポリエーテルあるいはポリエステルとの反応により得られるイソシアネトープレポリマー等の化合物が用いられる。シリコーン系ポリマーとポリイソシアネーとの混合比は、重量比で99:1〜10:90(ポリマー:ポリイソシアネート)が一般的であり、95:5〜20:80が好ましく、さらに90:10〜70:30が好ましい。
支持体22の樹脂フィルム22aの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、セルロースアセテート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、トリアセテート、ポリカーボネートなどが用いられる。樹脂フィルム22aの厚さは、20μm以上2mm以下であることが好ましく、さらに70μm以上0.5mm以下であることが好ましい。
導電性層22bは、ポリエステル等の樹脂にSnO等の導電剤を分散させたものである。光反射層22cは、アクリル等の樹脂にアルミナ微粒子等の光反射性物質を分散させたものである。保護層24としては、富士フイルム株式会社製のスーパーバリアフィルム(SBF)が好適である。
縁貼り部材23は、導電性を含有した材料で形成してもよい。例えば、ポリマーに、SnO:Sb、ZnOなどの導電性微粒子や、カーボンブラック、フラーレン、カーボンナノチューブ等のカーボンクラスターを混合する。この場合、縁貼り部材23のシート抵抗は10Ω以下であることが望ましい。
図5において、波長変換層21は、GOS(GdS:Tb)等の蛍光体粒子40を樹脂などのバインダ(結合剤)41に分散させることにより形成されている。蛍光体粒子40を球状に図示しているが、実際には、各蛍光体粒子40は、歪な多角形状である。蛍光体粒子40は、平均粒子径が5μm程度である。ここで、平均粒子径とは、例えば、フィッシャー・サブ−シーブ・サイザー(Fisher Sub-Sieve Sizer)で測定した粒子径の平均値である。
蛍光体粒子40としては、AS:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)で表される粒子を用いる。また、蛍光体粒子40として、AS:Xに共付活剤としてCeまたはSmを含めたものを用いてもよく、さらに、混晶系の蛍光体を用いてもよい。
波長変換層21の単位厚さ当たりのバインダ41の重量は、放射線の入射側とは反対の第2の面21b側から第1の面21a側に向かって次第に小さくなるように分布している。すなわち、蛍光体粒子40の単位厚さ当たりの空間充填率は、第2の面21b側から第1の面21a側に向かって次第に大きくなっている。したがって、蛍光体粒子40の空間充填率が、固体検出器20側で大きく、固体検出器20から離れた位置で小さいため、波長変換層21は、固体検出器20側で発光量が大きく、かつ蛍光体粒子40から固体検出器20への発光の広がりが抑えられる。このため、固体検出器20により得られる画像の感度及び鮮鋭度が向上する。
また、波長変換層21における蛍光体粒子40の空間充填率は63%以上であることが望ましい。一般に、蛍光体の空間充填率は、以下の方法で求められる。まず、波長変換層の一部を切り出して体積を測定する。次いで、溶剤等を用いてその波長変換層から抽出した蛍光体の重量を測定し、その蛍光体の密度から蛍光体の体積を計算する。上記それぞれの体積比が蛍光体の空間充填率として表わされる。なお、蛍光体の組成が不明の場合は、組成分析を行い、構成元素と結晶構造から密度を計算すればよい。
次に、放射線画像検出装置12の製造方法を説明する。まず、図6(A)において、PETなどの樹脂で形成された仮支持体50を用意し、この表面にシリコーン系等の離型剤を塗布することにより離型剤層51を形成する。
図6(B)において、バインダ41の溶液(結合剤溶液)に蛍光体粒子40を分散させた蛍光体塗布液を離型剤層51上にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させることにより、波長変換層21が蛍光体シートとして形成される。蛍光体塗布液を塗布した際、バインダ41の溶液内で蛍光体粒子40の比重が大きいため、蛍光体粒子40が沈降して仮支持体50側(第1の面21a側)に移動する。この移動は、乾燥によりさらに促進される。この結果、波長変換層21の単位厚さ当たりのバインダ41の重量は、仮支持体50とは反対側(第2の面21b側)から仮支持体50側(第1の面21a側)に向けて次第に小さくなる。
図7(A)において、PETなどの樹脂で形成された樹脂フィルム22aを用意し、この表面に導電性の塗布液を塗布し乾燥させ、硬化させることにより、導電性層22bを形成する。図7(B)において、光反射性物質を分散させた塗布液を導電性層22b上にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させることにより、光反射層22cが形成される。これにより、前述の支持体22が完成する。
続いて、図6(B)の工程で作成した波長変換層21を仮支持体50から剥離し、図7(C)に示すように、波長変換層21を、第2の面21bが光反射層22cに接するように、支持体22上に重ねる。そして、このように波長変換層21と支持体22とを重ねた状態で、カレンダー機を用いて加熱圧縮する。これにより、波長変換層21の第2の面21bが光反射層22cに融着する。波長変換層21の第2の面21bは、第1の面21aと比べて、バインダ41の量が多いため、加熱圧縮の際にバインダ41の溶融量が多く、光反射層22cとの密着性に優れる。
図7(D)において、第1の剥離フィルム52a、接合剤層25、第2の剥離フィルム52bをこの順に積層してなる粘着シート53を用意し、この第1の剥離フィルム52aを剥離して、図7(E)に示すように、接合剤層25を波長変換層21に接合する。接合剤層25は、アクリル系の接合剤により形成されており、第1及び第2の剥離フィルム52a,52bは、PETライナーにより形成されている。
以上の工程で作成された放射線変換シート54を規定のサイズに裁断し、図8(A)に示すように、裁断後の放射線変換シート54の周縁の側面に、ディスペンサを用いて縁貼り部材23を被覆する。このとき、縁貼り部材23は、第1の剥離フィルム52aの外周部と樹脂フィルム22aの外周部とを覆う。そして、図8(B)において、樹脂フィルム22aの下面に保護層24を形成する。
この後、第2の剥離フィルム52bを剥離し、別途半導体プロセスにより製造された固体検出器20の表面に、接合剤層25を介して波長変換層21の第1の面21aを接合する。具体的には、第2の剥離フィルム52bを剥離する際に、イオナイザーで接合剤層25の表面のゴミを取り除く。そして、貼り合わせ機により、放射線変換シート54と固体検出器20とを接合剤層25を介して貼り合わせ、固体検出器20の裏面からローラーで押圧することにより、固体検出器20を波長変換層21に接合させる。以上の工程で、放射線画像検出装置12が完成する。
放射線変換シート54の裁断時や縁貼り部材23の形成時には、ゴミが発生する可能性があるが、これらのゴミは、第2の剥離フィルム52bに付着し、第2の剥離フィルム52bの剥離とともに除去される。また、縁貼り部材23が第1の剥離フィルム52aの外周部上に長めに形成されたとしても、この部分は第1の剥離フィルム52aの剥離とともに除去されるため、固体検出器20の画素30の形成領域と波長変換層21の間に縁貼り部材23が介在することがなく、問題とならない。
波長変換層21は、バインダ41の量が少ない第1の面21aが固体検出器20に接合されるが、接合剤層25を介して接合が行われるため、密着性は確保される。
次に、放射線画像撮影システム10の作用を説明する。まず、放射線源11から放射線が被写体15に向けて射出される。被写体15を透過して被写体15の放射線画像を担持した放射線が固体検出器20の側から放射線画像検出装置12に入射する。放射線画像検出装置12に入射した放射線は、固体検出器20を透過して波長変換層21に第1の面21aから入射する。波長変換層21では、入射した放射線が可視光に変換される。
ここで、波長変換層21内のバインダ41の量は、第1の面21a側が少なく、蛍光体粒子40の空間充填率が大きいため、固体検出器20の近傍において蛍光体粒子40の発光量が大きく、かつ蛍光体粒子40から固体検出器20への光の広がりが小さい。また、第1の面21a側は、バインダ41の量が少ないことにより、光がバインダ41を介して面方向に伝播することが抑えられる。
波長変換層21により変換された可視光は、固体検出器20に入射し、固体検出器20内で光電変換が行われ、光電変換で生成された信号電荷が画素30に読み出される。固体検出器20は、1画面分の各信号電荷を画像データに変換して出力する。そして、固体検出器20から出力された画像データは、信号処理装置13に入力され、信号処理装置13において信号処理が施された後、表示装置14に入力される。表示装置14では、入力された画像データに基づいて画像表示が行われる。この画像は、上記の波長変換層21の構成により高鮮鋭となる。
以下に、上述した放射線変換シート54を形成する実施例を説明する。
(実施例1)
1)波長変換層の形成
ポリビニルブチラール樹脂、ウレタン樹脂脂および可塑剤の混合物20重量%を、トルエン、2−ブタノールおよびキシレンの混合溶剤80重量%に溶解し、十分に攪拌してバインダの溶液(結合剤溶液)を作成した。
この結合剤溶液と平均粒子径5μmのGdS:Tb蛍光体とを固形成分として15:85の質量%比で混合し、ボールミルで分散処理して蛍光体塗布液を調製した。
この蛍光体塗布液を、ドクターブレードを用いて、シリコーン系離型剤が塗布されたPET(仮支持体、厚み:190μm)の表面に、430mmの巾で塗布し乾燥した後、仮支持体から剥離して、波長変換層(厚み:300μm)を得た。
2)導電性層の形成
下記の組成の材料にMEK(メチルエチルケトン)5gに加え、混合分散して塗布液を調製した。そして、この塗布液をPET(支持体、厚み:188μm、ヘイズ度27%、ルミラー(登録商標)S−10、東レ株式会社製)の表面にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させ、硬化させ、導電性層(膜厚:5μm)を形成した。
樹脂:飽和ポリエステル樹脂(バイロン300(登録商標)、東洋紡株式会社製)のMEK溶液(固形分30重量%)20g
硬化剤:ポリイソシアネート(オレスターNP38−70S(登録商標)(固形分70%)、三井東圧株式会社製)2g
導電剤:SnO(Sbドープ)針状微粒子のMEK分散体(固形分30重量%)50g
3)光反射層の形成
続いて、下記組成の材料をMEK387gに加え、混合分散して塗布液を作製した。この塗布液を導電性層の表面にドクターブレードを用いて塗布し乾燥して、光反射層(層厚、約100μm)を形成した。
光反射性物質:高純度アルミナ微粒子(平均粒子経:0.4μm)444g
結合剤:軟質アクリル樹脂(クリスコートP−1018GS(登録商標)「20%トルエン溶液」、大日本インキ化学工業株式会社製)100g
4)波長変換層と光反射層との接合
光反射層の面上に、1)で作製した波長変換層を塗布形成時の上面(仮支持体とは反対側)が接するようにして重ね、カレンダー機を用いて総荷重2300kg、上側ロール45℃、下側ロール45℃、送り速度0.3m/分にて加熱圧縮した。これにより、波長変換層は光反射層に完全に融着した。熱圧縮後の層厚は200μmであった。
5)接合剤層および剥離フィルムの形成
粘着シートとして、PETライナー38μm(軽剥離)/アクリル系接合剤層15μm/PETライナー75μm(重剥離)の構成のものを用い、軽剥離側の剥離フィルムを剥離し、接合剤層を蛍光体層と接合した。
6)縁貼り部材の形成
1)〜5)で作製した放射線変換シートを規定のサイズに裁断した後、縁貼り部材のディスペンサにセットし、ロボットを制御して蛍光体層の周縁の側面を縁貼り部材で被覆した。縁貼り部材としては、下記組成の混合物をメチルエチルケトン150gに溶解させて調製した被覆液を使用した。
シリコーン系ポリマー:ポリジメチルシロキサン単位を有するポリウレタン(大日精化(株)、ダイアロマ−SP3023[15%メチルエチルケトン溶液])700g
架橋剤:ポリイソシアネート(大日精化(株)、クロスネートD−70[50%溶液])30g
黄変防止剤:エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)、エピ コート#1001[固形])6g
滑り剤:アルコール変成シリコーン(信越化学(株)、X−2 2−2809[66%キシレン含有ペースト])2g
そして、得られた被覆液を、コロナ放電処理済の放射線変換シートの端部全周(端部から1mm内側までを含む)に塗布し、室温で充分に乾燥して、膜厚約25μmの端部皮膜を形成した。
(第2実施形態)
第1実施形態では、波長変換層を単一の蛍光体層により構成しているが、波長変換層を、蛍光体粒子の平均粒子径が異なる複数の蛍光体層を積層したものとしてもよい。
図9及び図10において、第2実施形態の放射線画像検出装置60は、第1の蛍光体層61と第2の蛍光体層62とを積層して形成された波長変換層63を備える。波長変換層63以外の構成は、第1実施形態と同一である。
第1の蛍光体層61に含まれる蛍光体粒子61aの平均粒子径は、第2の蛍光体層62に含まれる蛍光体粒子62aの平均粒子径より大きい。蛍光体粒子61aの平均粒子径は、5μm以上12μm以下であることが好ましい。蛍光体粒子62aの平均粒子径は、1μm以上5μm未満であることが好ましい。
蛍光体粒子61a,62aは、第1実施形態の蛍光体粒子40と同様に、AS:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)で表される粒子であり、例えば、GOSである。蛍光体粒子61a,62aとして、AS:Xに共付活剤としてCeまたはSmを含めたものを用いてもよく、さらに、混晶系の蛍光体を用いてもよい。
第1の蛍光体層61の蛍光体粒子61aは、バインダ61bに分散されている。第1の蛍光体層61の単位厚さ当たりのバインダ61bの重量は、第1実施形態の波長変換層21と同様に、放射線の入射側とは反対側から放射線の入射側(固体検出器20側)に向かって次第に小さくなるように分布している。
第2の蛍光体層62の蛍光体粒子62aは、バインダ62bに分散されている。第2の蛍光体層62の単位厚さ当たりのバインダ62bの重量は、同様に、放射線の入射側とは反対側から放射線の入射側(固体検出器20側)に向かって次第に小さくなるように分布している。
波長変換層63は、放射線の入射側とは反対側に第2の蛍光体層62を備え、この第2の蛍光体層62は、蛍光体粒子62aの平均粒子径が小さいため、画像ボケの影響を抑えつつ、放射線の変換効率をさらに向上させることができる。
波長変換層63を製造するには、第1実施形態の波長変換層21と同様の方法を用いて、仮支持体上に第1の蛍光体層61を形成し、この第1の蛍光体層61の上に第2の蛍光体層62を形成すればよい。この製造方法は、仮支持体上に、平均粒子径が異なる蛍光体粒子を含む蛍光体塗布液を2回に分けて塗布及び乾燥を行う方法であり、重層塗布と呼ばれる。
蛍光体塗布液は、その乾燥度合いに応じて表面の平滑度が変化する。このため、仮支持体上に、第1の蛍光体層61形成用の蛍光体塗布液を塗布した後、この蛍光体塗布液が十分に乾燥しないうちに、第2の蛍光体層62形成用の蛍光体塗布液し、これを乾燥させることで、第1の蛍光体層61の表面の平滑度が悪化(荒く)なる。これにより、第1の蛍光体層61と第2の蛍光体層62との界面の密着性を向上させることができる。
逆に、仮支持体上に塗布した第1の蛍光体層61形成用の蛍光体塗布液が十分に乾燥した後、第2の蛍光体層62形成用の蛍光体塗布液を塗布することで、第1の蛍光体層61と第2の蛍光体層62との界面の平滑度が増し、画像にムラが生じにくい。
なお、波長変換層63の製造には、上述の重層塗布に代えて、第1の蛍光体層61と第2の蛍光体層62とをそれぞれ個別に形成した後、第1の蛍光体層61と第2の蛍光体層62とを加熱圧縮等の方法で貼り合わせてもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態として、図11に示す波長変換層70を適用する。波長変換層70は、第1の蛍光体層71と第2の蛍光体層72とを積層したものであり、第2の蛍光体層72のバインダ分布の方向が異なる点以外は、第2実施形態の波長変換層63と同一構成である。
第1の蛍光体層71は、第2実施形態の第1の蛍光体層61と同一構成である。第2の蛍光体層72は、第2実施形態の第2の蛍光体層62を、放射線に対する方向を逆向きにしたものである。第1の蛍光体層71では、平均粒子径の大きい蛍光体粒子71aがバインダ71bに分散されている。第2の蛍光体層72では、平均粒子径の小さい蛍光体粒子72aがバインダ72bに分散されている。蛍光体粒子71a,72aの平均粒子径や材料については、第2実施形態の蛍光体粒子61a,62aと同一である。
第1の蛍光体層71の単位厚さ当たりのバインダ71bの重量は、放射線の入射側とは反対側から放射線の入射側(固体検出器20側)に向かって次第に小さくなるように分布している。一方の第2の蛍光体層72の単位厚さ当たりのバインダ72bの重量は、放射線の入射側とは反対側から放射線の入射側(固体検出器20側)に向かって次第に大きくなるように分布している。
波長変換層70を製造するには、第1の蛍光体層71と第2の蛍光体層72とをそれぞれ、仮支持体に蛍光体塗布液を塗布し乾燥させることにより形成した後、仮支持体とは反対側の面を対向させて、加熱圧縮等の方法で貼り合わせればよい。第1の蛍光体層71と第2の蛍光体層72と対向面は、それぞれバインダ量が多い面であるため、密着性がよい。
(第4実施形態)
第1実施形態では、波長変換層を、単一の大きさの蛍光体粒子をバインダに分散させることにより形成しているが、大きさの異なる2種の蛍光体粒子をバインダ内に混合させてもよい。この場合、大きな蛍光体粒子間の隙間に小さな蛍光体粒子が入り込むため、蛍光体の空間充填率が向上し、画質が向上する。
第4実施形態として、図12に示す波長変換層80を適用する。波長変換層80は、大きさの異なる第1の蛍光体粒子81と第2の蛍光体粒子82とをバインダ83に分散させたものである。第1の蛍光体粒子81の平均粒子径は、1μm以上5μm未満であることが好ましく、2μm程度であることがより好ましい。第2の蛍光体粒子82の平均粒子径は、5μm以上12μm以下であることが好ましく、6μm程度であることがより好ましい。
第1の蛍光体粒子81と第2の蛍光体粒子82とは、両者とも同じ材料(例えば、GOS)で形成されたものでもよいし、それぞれ異なる材料(例えば、GOSとLOS(LuS:Tb))で形成されたものでもよい。
波長変換層80内の第1の蛍光体粒子81と第2の蛍光体粒子82とを合わせた空間充填率SFRは、第2の蛍光体粒子82に対する第1の蛍光体粒子81の重量比WRに依存する。具体的には、第1の蛍光体粒子81の平均粒子径を2μm、第2の蛍光体粒子82の平均粒子径を6μmとしたとき、図13に示すように、重量比WRが約30%の場合に空間充填率SFRが最大となる。重量比WRは、20%〜40%の範囲内であることが好ましく、この範囲で約63%以上の空間充填率SFRが得られる。
波長変換層80を製造するには、第1の蛍光体粒子81と第2の蛍光体粒子82とをバインダ83の溶液に分散させてなる蛍光体塗布液を仮支持体上に塗布し乾燥させればよい。波長変換層80の単位厚さ当たりのバインダ83の重量は、同様に、仮支持体とは反対側から仮支持体側に向かって次第に小さくなる。波長変換層80の仮支持体側の面が固体検出器20に接合される。第4実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同一である。
なお、第2実施形態及び第3実施形態の第1の蛍光体層と第2の蛍光体層とをそれぞれ、大きさの異なる2種の蛍光体粒子をバインダ内に混合させたものとしてもよい。この場合には、第1の蛍光体層に、第1の蛍光体粒子と、これより平均粒子径が大きい第2の蛍光体粒子とを混合し、第2の蛍光体層に、第3の蛍光体粒子と、これより平均粒子径が大きい第4の蛍光体粒子とを混合する。
第3の蛍光体粒子及び第4の蛍光体粒子は、第1の蛍光体粒子及び第2の蛍光体粒子と同様に、それぞれ平均粒子径を、1μm以上5μm未満、5μm以上12μm以下とすることが好ましい。また、第4の蛍光体粒子に対する第3の蛍光体粒子の重量比は、20%〜40%の範囲内であることが好ましい。さらに、第1の蛍光体粒子と第2の蛍光体粒子とを合わせた平均粒子径が、第3の蛍光体粒子と第4の蛍光体粒子とを合わせた平均粒子径より大きくなるように、第1〜第4の蛍光体粒子の各平均粒子径を選択すればよい。
上記各実施形態では、波長変換層を、接合剤層を介して固体検出器に接合しているが、波長変換層が固体検出器に直接接するように押し当てた状態としてもよい。
10 放射線画像撮影システム
12 放射線画像検出装置
20 固体検出器
21 波長変換層
22 支持体
22c 光反射層
23 縁貼り部材
25 接合剤層
40 蛍光体粒子
41 バインダ
60 放射線画像検出装置
61 第1の蛍光体層
61a 蛍光体粒子
61b バインダ
62 第2の蛍光体層
62a 蛍光体粒子
62b バインダ
63 波長変換層
70 波長変換層
71 第1の蛍光体層
71a 蛍光体粒子
71b バインダ
72 第2の蛍光体層
72a 蛍光体粒子
72b バインダ
80 波長変換層
81 第1の蛍光体粒子
82 第2の蛍光体粒子
83 バインダ
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像検出装置は、放射線を光に変換する波長変換層と、光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、放射線の入射側から、固体検出器及び波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置において、波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層を有し、第1の蛍光体層は、前記固体検出器に接合または押し当てられており、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布していることを特徴とする。
本発明は、放射線を波長変換層(蛍光体層)により光に変換して放射線画像を検出する放射線画像検出装置、及びこの放射線画像検出装置を有する放射線画像撮影システムに関する。
本発明は、ISS方式でかつ粒子構造の波長変換層を備えた放射線画像検出装置、及びこの放射線画像検出装置を有する放射線画像撮影システムにおいて、鮮鋭度をさらに向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像検出装置は、放射線を光に変換する波長変換層と、前記光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、撮影時において放射線源から照射される放射線入射する側から、前記固体検出器及び前記波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置において、前記波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層と、前記第1の蛍光体層の前記蛍光体粒子より平均粒子径が小さい蛍光体粒子がバインダに分散された第2の蛍光体層を有し、前記第1の蛍光体層は、前記固体検出器に接合または押し当てられており、前記第1及び第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりの前記バインダの重量が、前記固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布していることを特徴とする。
第1〜第4の蛍光体粒子は、AS:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)により形成されていることが好ましい。
波長変換層の固体検出器とは反対側に、波長変換層を支持する支持体を備えることが好ましい。波長変換層と支持体とは、加熱圧縮により接合したものであることが好ましい。支持体は、波長変換層に対向する面に光反射層を有することが好ましい。また、波長変換層の周縁の側面を覆う縁貼り部材を備えることが好ましい。
本発明の放射線撮影システムは、放射線を射出する放射線源と、放射線を光に変換する波長変換層と、光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、放射線が入射する側から、固体検出器及び波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置と、を備えた放射線画像撮影システムにおいて、波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層と、第1の蛍光体層の蛍光体粒子より平均粒子径が小さい蛍光体粒子がバインダに分散された第2の蛍光体層を有し、第1の蛍光体層は、固体検出器に接合または押し当てられており、第1及び第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布している。第1の蛍光体層は、第1の平均粒子径を有する第1の蛍光体粒子と第1の平均粒子径より大きい第2の平均粒子径を有する第2の蛍光体粒子とをバインダ中に混合したものであることが好ましい。第2の蛍光体層は、第3の平均粒子径を有する第3の蛍光体粒子と第3の平均粒子径より大きい第4の平均粒子径を有する第4の蛍光体粒子とをバインダ中に混合したものであることが好ましい。第1〜第4の蛍光体粒子は、A S:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)により形成されていることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像検出装置は、放射線を光に変換する波長変換層と、光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、撮影時において放射線源から照射される放射線が入射する側から、固体検出器及び波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置において、波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層と、第1の蛍光体層の蛍光体粒子より平均粒子径が小さい蛍光体粒子がバインダに分散された第2の蛍光体層を有し、固体検出器の側から、第1の蛍光体層と第2の蛍光体層とがこの順に積層されているとともに、第1の蛍光体層は、固体検出器に接合または押し当てられており、第1及び第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布しており、第1及び第2の蛍光体層の界面において、第1の蛍光体層のバインダの重量が、第2の蛍光体層のバインダの重量より大きいことを特徴とする。
本発明の放射線撮影システムは、放射線を射出する放射線源と、放射線を光に変換する波長変換層と、光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、放射線が入射する側から、固体検出器及び波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置と、を備えた放射線画像撮影システムにおいて、波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層と、第1の蛍光体層の蛍光体粒子より平均粒子径が小さい蛍光体粒子がバインダに分散された第2の蛍光体層を有し、固体検出器の側から、第1の蛍光体層と第2の蛍光体層とがこの順に積層されているとともに、第1の蛍光体層は、固体検出器に接合または押し当てられており、第1及び第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりのバインダの重量が、固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布しており、第1及び第2の蛍光体層の界面において、第1の蛍光体層のバインダの重量が、第2の蛍光体層のバインダの重量より大きい。第1の蛍光体層は、第1の平均粒子径を有する第1の蛍光体粒子と第1の平均粒子径より大きい第2の平均粒子径を有する第2の蛍光体粒子とをバインダ中に混合したものであることが好ましい。第2の蛍光体層は、第3の平均粒子径を有する第3の蛍光体粒子と第3の平均粒子径より大きい第4の平均粒子径を有する第4の蛍光体粒子とをバインダ中に混合したものであることが好ましい。第1〜第4の蛍光体粒子は、AS:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)により形成されていることが好ましい。

Claims (17)

  1. 放射線を光に変換する波長変換層と、前記光を検出して画像データを生成する固体検出器とを備え、放射線の入射側から、前記固体検出器及び前記波長変換層がこの順に配置された放射線画像検出装置において、
    前記波長変換層は、蛍光体粒子がバインダに分散された第1の蛍光体層を有し、単位厚さ当たりの前記バインダの重量が、前記固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布していることを特徴とする放射線画像検出装置。
  2. 前記波長変換層は、前記第1の蛍光体層の前記蛍光体粒子より平均粒子径が小さい蛍光体粒子がバインダに分散された第2の蛍光体層を有し、前記固体検出器の側から、前記第1の蛍光体層と前記第2の蛍光体層とがこの順に積層されていることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記第1の蛍光体層は、第1の平均粒子径を有する第1の蛍光体粒子と前記第1の平均粒子径より大きい第2の平均粒子径を有する第2の蛍光体粒子とを前記バインダ中に混合したものであることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線画像検出装置。
  4. 前記第2の蛍光体粒子に対する前記第1の蛍光体粒子の重量比は、20%〜40%であることを特徴とする請求項3に記載の放射線画像検出装置。
  5. 前記第1の平均粒子径は1μm以上5μm未満であり、前記第2の平均粒子径は5μm以上12μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像検出装置。
  6. 前記第2の蛍光体層は、第3の平均粒子径を有する第3の蛍光体粒子と前記第3の平均粒子径より大きい第4の平均粒子径を有する第4の蛍光体粒子とを前記バインダ中に混合したものであることを特徴とする請求項1から5いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  7. 前記第4の蛍光体粒子に対する前記第3の蛍光体粒子の重量比は、20%〜40%であることを特徴とする請求項6に記載の放射線画像検出装置。
  8. 前記第3の平均粒子径は1μm以上5μm未満であり、前記第4の平均粒子径は5μm以上12μm以下であることを特徴とする請求項7に記載の放射線画像検出装置。
  9. 前記波長変換層における前記蛍光体粒子の空間充填率が63%以上であることを請求項1から8いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  10. 前記蛍光体粒子は、AS:X(ただし、Aは、Y,La,Gd,Luのうちいずれか、Xは、Eu,Tb,Prのうちのいずれか)により形成されていることを特徴とする請求項1から9いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  11. 前記固体検出器と前記波長変換層とは、接合剤層を介して接合されているか、または、直接接するように押し当てた状態とされていることを特徴とする請求項1から10いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  12. 前記第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりの前記バインダの重量が、前記固体検出器側に向かって次第に小さくなるように分布していることを特徴とする請求項1から11いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  13. 前記第2の蛍光体層は、単位厚さ当たりの前記バインダの重量が、前記固体検出器側に向かって次第に大きくなるように分布していることを特徴とする請求項1から11いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  14. 前記波長変換層の前記固体検出器とは反対側に、前記波長変換層を支持する支持体を備えることを特徴とする請求項1から12いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  15. 前記波長変換層と前記支持体とは、加熱圧縮により接合したものであることを特徴とする請求項14に記載の放射線画像検出装置。
  16. 前記支持体は、前記波長変換層に対向する面に光反射層を有することを特徴とする請求項14または15に記載の放射線画像検出装置。
  17. 前記波長変換層の周縁の側面を覆う縁貼り部材を備えることを特徴とする請求項1から16いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
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