JP2010098726A - 通信モジュール、通信システムおよび空気調和機 - Google Patents

通信モジュール、通信システムおよび空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】不具合が発生した場合であっても通信ライン上に断線が発生するのを防止可能な通信モジュール等を提供する。
【解決手段】電流経路101,103は互いの一端81において接続されており、電流経路102,104は互いの一端87において接続されている。送信部200は、電流経路101,102の他端203,204間に流れる電流を変化させることにより電流変化を利用した信号を送出する。スイッチング部300は、制御部230から制御信号SCが印加されることにより、電流経路103の他端301と電流経路104の他端302との間を非導通状態にする。一方で、スイッチング部300は、制御信号SCの不印加により、電流経路103の他端301と電流経路104の他端302との間を導通状態にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信モジュール、通信システムおよび空気調和機に係る。
例えば特許文献1,2に記載されるように、従来より、いわゆるカレントループ方式による通信システムが知られている。カレントループ方式を用いた通信(以下「カレントループ通信」ともいう)では、ループ状の通信ライン上に複数の通信モジュールが設けられており、各モジュールが通信ラインに流れる電流を変化させることによって送信信号を生成する。
各通信モジュールは、通信ライン中に挿入されたフォトトランジスタ(フォトカプラ中のフォトトランジスタ)を有しており、当該フォトトランジスタを開閉制御してループ電流を断続させることにより、上記の電流変化を利用した信号(電流信号)を生成している。
特開昭59−228451号公報 特開2002−213803号公報
複数の通信モジュールが1本の通信ライン上に設けられた構成では、いずれか1台の通信モジュールにおいて不具合が発生して上記フォトトランジスタが開状態のままになると、通信ラインの断線状態が続き、その結果、他の通信モジュールが通信を行えなくなってしまう。
本発明は、不具合が発生した場合であっても通信ライン上に断線が発生するのを防止可能な通信モジュールを提供すること、かかる通信モジュールが適用された通信システムを提供すること、および、かかる通信システムが適用された空気調和機を提供することを目的とする。
この発明に係る通信モジュールの第1の態様は、第1および第2の信号線接続端子(65,66)と、前記第1信号線接続端子に電気的に接続された一端(81)を有する第1電流経路(101)と、前記第2信号線接続端子に電気的に接続された一端(87)を有する第2電流経路(102)と、前記第1電流経路の他端(203)と前記第2電流経路の他端(204)との間に流れる電流を変化させることにより電流変化を利用した信号を送出する送信部(200)と、前記第1電流経路の前記一端に接続された一端(81)を有する第3電流経路(103)と、前記第2電流経路の前記一端に接続された一端(87)を有する第4電流経路(104)と、前記第3電流経路の他端(301;303;331)と前記第4電流経路の他端(302;304;332)との間の導通/非導通状態を切り替える、スイッチング部(300;300B;300E;300F;300G)と、前記第1および第2の信号線接続端子とは電気的に接続されずに設けられた電源部(240)と、前記送信部と前記スイッチング部と前記電源部とに接続されており、前記電源部からの給電により動作し、前記送信部と前記スイッチング部とを制御する制御部(230)とを備え、前記スイッチング部は、前記制御部から制御信号(SC)が印加されることにより、前記第3電流経路の前記他端と前記第4電流経路の前記他端との間を非導通状態にする一方で、前記制御信号の不印加により、前記第3電流経路の前記他端と前記第4電流経路の前記他端との間を導通状態にする。
この発明に係る通信モジュールの第2の態様は、前記第1の態様であって、前記第3または第4の電流経路に電流が流れた場合に通知する通知部(320)をさらに備える。
この発明に係る通信モジュールの第3の態様は、前記第1または第2の態様であって、前記制御部は、モジュール外部から通信中止の割り込みを取得した場合、前記制御信号の出力を停止する。
この発明に係る通信モジュールの第4の態様は、前記第1ないし第3のいずれか1つの態様であって、前記第1または第2の電流経路に流れる電流を検出することにより信号を受信する受信部(210)をさらに備える。
この発明に係る通信モジュールの第5の態様は、前記第1ないし第3のいずれか1つの態様であって、前記第1信号線接続端子と前記第1電流経路の前記一端とを接続する電流経路、または、前記第2信号線接続端子と前記第2電流経路の前記一端とを接続する電流経路として設けられた第5電流経路(105)と、前記第5電流経路に流れる電流を検出することにより信号を受信する受信部(210)とをさらに備える。
この発明に係る通信モジュールの第6の態様は、前記第4または第5の態様であって、前記制御部は、前記受信部に接続されており、前記送信部を介した送信と並行して前記受信部を介した受信を行い、送信した信号と受信した信号とが一致しないと判断した場合、前記制御信号の出力を停止する。
この発明に係る通信システムの一態様は、前記第1ないし第6のいずれか1つの態様による通信モジュールを複数(41〜44)備え、前記複数の通信モジュールは、一の通信モジュールの前記第2信号線接続端子と他の通信モジュールの前記第1信号線接続端子とが順次、電気的に接続されることにより、直列接続されている。
この発明に係る空気調和機の第1の態様は、前記一態様による通信システムと、それぞれが前記複数の通信モジュールのうちのいずれかに接続されており、当該通信モジュールを介した通信を利用して動作する、複数の装置(261〜264)とを備え、前記複数の装置は、気体状の冷媒を圧縮するコンプレッサ(263,264)と、前記冷媒が流れる熱交換器に送風するファン(261,262)とのうちの少なくとも一方を含む。
この発明に係る空気調和機の第2の態様は、前記第1の態様による空気調和機であって、前記複数の装置は同種の装置を複数(261,262;263,264)含む。
この発明に係る通信モジュールの第1の態様によれば、例えば、制御部が上記制御信号を出力不能の場合、あるいは、制御部が所定の動作として上記制御信号を出力しない場合、第3電流経路と第4電流経路とがスイッチング部を介して導通する。したがって、例えば送信部の使用不能あるいは不使用により第1電流経路と第2電流経路との間が非導通状態になる場合であっても、通信ライン上に断線が発生するのを防止することができる。
この発明に係る通信モジュールの第2の態様によれば、スイッチング部が導通状態にあることを容易に発見することができる。このため、例えば修理作業に迅速に着手できる。
この発明に係る通信モジュールの第3の態様によれば、通信中止の割り込みを以て、第3電流経路の他端と第4電流経路の他端との間が導通状態になる。このため、例えば、故障により誤った内容の信号が生成され送信されるのを防止することができる。
この発明に係る通信モジュールの第4の態様によれば、同じ信号線接続端子を用いて、すなわち同じ信号線を用いて、信号の送信だけでなく受信も可能なモジュールを提供することができる。これにより、信号線接続端子および信号線を送信用と受信用とで別々に設けた構成に比べて、構成簡略化、低コスト化を図ることができる。
この発明に係る通信モジュールの第5の態様によれば、同じ信号線接続端子を用いて、すなわち同じ信号線を用いて、信号の送信だけでなく受信も可能なモジュールを提供することができる。これにより、信号線接続端子および信号線を送信用と受信用とで別々に設けた構成に比べて、構成簡略化、低コスト化を図ることができる。
また、当該第5の態様によれば、第3電流経路と第4電流経路との間が導通状態であっても、受信部による信号受信が可能になる。
この発明に係る通信モジュールの第6の態様によれば、送信信号と受信信号との不一致の原因として送信部または/および受信部の不具合が挙げられるが、そのような不具合が発生した場合、第3電流経路の他端と第4電流経路の他端との間が導通状態になる。これにより、通信ライン上に断線が発生するのを防止することができる。
この発明に係る通信システムの一態様によれば、複数の通信モジュールが直列接続されたシステムにおいて、一部のモジュールに不具合が発生した場合であっても、残余のモジュールが通信不能になるのを防止することができる。
この発明に係る空気調和機の第1の態様によれば、例えば通信モジュールの不具合により一部の装置が通信を行えない場合であっても、残余の装置が通信不能になるのを防止することができる。
この発明に係る空気調和機の第2の態様によれば、例えば通信モジュールの不具合により一部の同種装置が通信を行えない場合であっても、残余の同種装置を用いた応急運転が可能になる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
第1の実施の形態に係る空気調和機を概説する構成図である。 第1の実施の形態に係る通信システムの主モジュールの一例を概説する構成図である。 第1の実施の形態に係る通信システムの副モジュールを概説する構成図である。 第1の実施の形態に係る通信システムによる通信の基本的動作を概説するタイミングチャートである。 第1の実施の形態に係る通信システムの副モジュールの動作例(起動時処理)を概説するフローチャートである。 第1の実施の形態に係る通信システムの副モジュールの動作例(割り込み処理)を概説するフローチャートである。 第1の実施の形態に係る通信システムの副モジュールの動作例(自己診断処理)を概説するフローチャートである。 第2の実施の形態に係る通信システムの副モジュールを概説する構成図である。 第2の実施の形態に係るスイッチング部のフォトカプラ駆動回路を例示する構成図である。 第3の実施の形態に係る通信システムの副モジュールの第1例を概説する構成図である。 第3の実施の形態に係る通信システムの副モジュールの第2例を概説する構成図である。 第4の実施の形態に係る副モジュールを概説する構成図である。 第5の実施の形態に係る副モジュールを概説する構成図である。 第6の実施の形態に係る副モジュールを概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第1例を概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第2例を概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第3例を概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第4例を概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第5例を概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第6例を概説する構成図である。 第7の実施の形態に係る副モジュールの第7例を概説する構成図である。 第1ないし第7の実施の形態の変形例に係る空気調和機を概説する構成図である。
<第1の実施の形態>
<通信システム全体の構成例>
図1に第1の実施の形態に係る空気調和機の一例を概説する構成図を示す。図1に例示される空気調和機10は室内機11と室外機12とを含んでおり、室外機12は通信システム20を有している。
通信システム20として図1には、いわゆるカレントループ方式を採用した通信システムが例示される。ここでは一例として、通信システム20が、1台の通信モジュール30と、4台の通信モジュール41〜44とを含んで構成される場合を挙げる。以下では、説明を分かりやすくするために、通信モジュール30を主モジュール30とも呼び、通信モジュール41〜44を副モジュール41〜44とも呼ぶことにする。なお、主モジュールおよび副モジュールの台数は上記例示に限定されるものではない。
モジュール30,41〜44は図1の例では単一のループ状に接続されている。具体的には、図1の例では、主モジュール30は電気信号線(以下、単に信号線と呼ぶ)51を介して副モジュール41に接続されており、副モジュール41は信号線52を介して副モジュール42に接続されている。さらに、副モジュール42は信号線53を介して副モジュール43に接続され、副モジュール43は信号線54を介して副モジュール44に接続されている。さらに、副モジュール44は信号線55を介して主モジュール30に接続されている。
通信システム20では、上記のようにモジュール30,41〜44および信号線51〜55を含んで構成されるループ状の通信ラインもしくは電流経路に流れるループ電流Iの変化を利用して情報の送受信、すなわち通信を行う。通信動作の具体例については後述する。
主モジュール30は、通信システム20において基幹的な役割をするものである。例えば、主モジュール30は、室内機11の制御部13との間で各種情報の送受信を行い(有線、無線のいずれでもよい)、また、制御部13と副モジュール41〜44との間での情報の送受信を仲介する。また、例えば、主モジュール30は、制御部13および副モジュール41〜44から受信した情報に基づいて所定の処理を行う。
副モジュール41〜44は、主モジュール30との間で情報の送受信を行う。なお、後に例示する構成から理解されるように、副モジュール41〜44どうしの間での通信も可能である。
副モジュール41〜44には所定の装置261〜264がそれぞれ接続されており、所定装置261は副モジュール41を介した通信を利用して動作し、同様に所定装置262〜264はそれぞれ、自身が接続された副モジュール42〜44を介した通信を利用して動作する。
ここでは装置261,262として室外機12に設けられたファンを例示し、装置263,264として室外機12に設けられたコンプレッサを例示する。しかし、装置261〜264は当該例示に限定されるものではない。また、かかる例示では室外機12は2台のファン261,262と2台のコンプレッサ263,264とを有する、すなわち同種の装置を複数台有することになるが、室外機12の構成はかかる例示に限定されるものではない。また、装置261〜264は全てが異種の装置であってもよい。
コンプレッサ263,264は、気体状の冷媒を圧縮する装置であり、ここではコンプレッサ本体部と、当該本体部の駆動を制御する制御部とを含むものとする。また、ファン261,262は、上記冷媒が流れる熱交換器(図示省略)に送風する装置であり、ここではファン本体部と、当該本体部の駆動を制御する制御部とを含むものとする。このとき、これらの装置261〜264の上記制御部に副モジュール41〜44がそれぞれ接続されており、これにより上記のように装置261〜264は通信システム20を利用して動作可能である。
<主モジュールの構成例>
図2に主モジュール30の構成を例示する。なお、図2では図1に例示した室内機11との接続を省略している。主モジュール30は、送信部120と、受信部130と、制御部150と、電源部160と、配線(給電線)170とを含んでいる。
送信部120は、制御部150に接続されており、制御部150が信号線51,55に信号を送信するためのインタフェースである。送信部120は、図2の例では、フォトカプラ121と、送信回路122とを含んでいる。
フォトカプラ121は、入力部として発光素子の一例であるフォトダイオードを有し、出力部として受光素子の一例であるフォトトランジスタ72を有している。
送信回路122は、フォトカプラ121のフォトダイオードのアノード端子およびカソード端子と、制御部150とに接続されている。送信回路122は、フォトカプラ121のフォトダイオードを駆動する回路であり、制御部150からの制御信号に基づいて当該フォトダイオードに流れる電流量、換言すればフォトダイオードの発光量を調整する。フォトダイオードの発光量に応じて、フォトトランジスタ72のコレクタ端子とエミッタ端子との間に流れる電流(コレクタ電流)の振幅が調整される。かかる構成により、電流変化を利用した電流信号が、フォトトランジスタ72を介して送信部120から送出される。
受信部130は、制御部150に接続されており、制御部150が信号線51,55から信号を受信するためのインタフェースである。受信部130は、図2の例では、フォトカプラ131と、受信回路132とを含んでいる。
フォトカプラ131は、入力部として発光素子の一例であるフォトダイオード74を有し、出力部として受光素子の一例であるフォトトランジスタを有している。受信回路132は、フォトカプラ131のフォトトランジスタのコレクタ端子およびエミッタ端子と、制御部150とに接続されている。
フォトカプラ131によれば、フォトダイオード74のアノード端とカソード端子との間に流れる電流量に応じてフォトダイオード74の発光量が変化し、当該発光量に応じてフォトトランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子との間に流れる電流(コレクタ電流)の振幅が変化する。このため、フォトダイオード74へ電流信号が入力されると、当該入力電流信号と同様の電流変化を有する電流信号がフォトカプラ131のフォトトランジスタから出力される。受信回路132は、フォトカプラ131から出力された電流信号を、制御部150へ入力可能な形式の信号(ここでは電圧信号)に変換して制御部150へ出力する。かかる構成により、電流信号が、フォトダイオード74による電流検出によって受信部130で受信され、制御部150へ伝達される。
制御部150は、主モジュール30における各種の処理や制御を行う。例えば、制御部150は、所定形式の信号(ここでは電圧信号)を生成して送信部120へ出力し、また、受信部140を介して受信した信号に基づいて各種の処理を行う。また、例えば、制御部150は、室内機11の制御部13との間で通信を行う(図1参照)。
制御部150は、配線170を介して電源部160に接続されている。これにより、制御部150は、配線170を介した電源部160からの電力供給によって、動作する。ここでは、電源部160は、後述の信号線接続端子61,62には電気的に接続されておらず、制御部150への供給電力をループ電流Iから取得する構成を採用していない。
ここでは、制御部150がマイクロコンピュータと記憶装置とを含んで構成され、当該マイクロコンピュータがプログラムに記述された各処理ステップ(換言すれば手順)を実行し、また、送信部120等を制御する場合を例示する。なお、一般にマイクロコンピュータの入出力信号には電圧信号が用いられる。
かかる構成の制御部150によれば、マイクロコンピュータは処理ステップに対応する各種手段として機能し、または、マイクロコンピュータによって処理ステップに対応する各種機能が実現される。なお、制御部150によって実現される各種手段または各種機能の一部または全部をハードウェアによって実現することも可能である。
制御部150の上記記憶装置は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、書き換え可能な不揮発性メモリ(EPROM(Erasable Programmable ROM)等)、ハードディスク装置等の各種記憶装置の1つまたは複数で構成可能である。当該記憶装置は、各種の情報やデータ等を格納し、また、制御部150が実行するプログラムを格納し、また、プログラムを実行するための作業領域を提供する。
主モジュール30は、さらに、第1および第2の信号線接続端子61,62と、配線(信号線)70,71,73,75と、電源部110とを含んでいる。
信号線接続端子61,62はモジュール外部の信号線51,55がそれぞれ接続される端子である。図2の例では、端子61はループ電流Iが主モジュール30から流出する側の端子であり、端子62はループ電流Iが主モジュール30へ流入する側の端子である。
配線70は、一端が端子61に接続されており、他端が電源部110に接続されている。配線71は、一端が電源部110に接続されており、他端が送信部120のフォトトランジスタ72のエミッタ端子に接続されている。配線73は、一端がフォトトランジスタ72のコレクタ端子に接続されており、他端が受信部130のフォトダイオード74のカソード端子に接続されている。配線75は、一端がフォトダイオード74のアノード端子に接続されており、他端が端子62に接続されている。
上記の構成例によれば、端子61,62間に、配線70と、電源部110と、配線71と、フォトトランジスタ72と、配線73と、フォトダイオード74と、配線75とによって電流経路が構成されている。当該電流経路において電源部110からループ電流Iが供給される。
<副モジュールの構成例>
図3に副モジュール40の構成を例示する。当該副モジュール40は上記の副モジュール41〜44として適用可能であり、ここでは全ての副モジュール41〜44が図3の構成を有する場合を例示する。なお、信号線50は図1の例における信号線51〜55に相当する。
副モジュール40は、送信部200と、受信部210と、制御部230と、外部接続端子69と、電源部240と、配線(給電線)250とを含んでいる。
送信部200は、制御部230に接続されており、制御部230が信号線50に信号を送信するためのインタフェースである。送信部200は、図3の例では、フォトカプラ201と、送信回路202とを含んでいる。フォトカプラ201は、入力部として発光素子の一例であるフォトダイオードを有し、出力部として受光素子の一例であるフォトトランジスタ85を有している。
送信回路202は、フォトカプラ201のフォトダイオードのアノード端子およびカソード端子と、制御部230とに接続されている。送信回路202は、フォトカプラ201のフォトダイオードを駆動する回路であり、制御部230からの制御信号に基づいて当該フォトダイオードに流れる電流量、換言すればフォトダイオードの発光量を調整する。フォトダイオードの発光量に応じて、フォトトランジスタ85のコレクタ端子203とエミッタ端子204との間に流れる電流(コレクタ電流)の振幅が調整される。かかる構成により、電流変化を利用した電流信号が、フォトトランジスタ85を介して送信部200から送出される。
受信部210は、制御部230に接続されており、制御部230が信号線50から信号を受信するためのインタフェースである。受信部210は、図3の例では、フォトカプラ211と、受信回路212とを含んでいる。フォトカプラ211は、入力部として発光素子の一例であるフォトダイオード83を有し、出力部として受光素子の一例であるフォトトランジスタを有している。受信回路212は、フォトカプラ211のフォトトランジスタのコレクタ端子およびエミッタ端子と、制御部230とに接続されている。
フォトカプラ211によれば、フォトダイオード83のアノード端子213とカソード端子214との間に流れる電流量に応じてフォトダイオード83の発光量が変化し、当該発光量に応じてフォトトランジスタのコレクタ端子とエミッタ端子との間に流れる電流(コレクタ電流)の振幅が変化する。このため、フォトダイオード83へ電流信号が入力されると、当該入力電流信号と同様の電流変化を有する電流信号がフォトカプラ211のフォトトランジスタから出力される。受信回路212は、フォトカプラ211から出力された電流信号を、制御部230へ入力可能な形式の信号(ここでは電圧信号)に変換して制御部230へ出力する。かかる構成により、電流信号が、フォトダイオード83による電流検出によって受信部210で受信され、制御部230へ伝達される。
制御部230は、副モジュール40における各種の処理や制御を行う。例えば、制御部230は、所定形式の信号(ここでは電圧信号)を生成して送信部200へ出力し、また、受信部210を介して受信した信号に基づいて各種の処理を行う。例えば、図3に例示されるように外部接続端子69を介して制御部230に装置260が接続される場合、制御部230は装置260の運転状況に関する情報を当該装置260から取得し、取得した情報を送信部200を介して主モジュール30へ送信する。また、制御部230は主モジュール30から受信部210を介して受信した信号を装置260へ伝達する。なお、装置260として、ここでは上記のファン261,262とコンプレッサ263,264とのうちのいずれか1つが例示される。
制御部230は、配線250を介して電源部240に接続されている。これにより、制御部230は、配線250を介した電源部240からの電力供給によって、動作する。ここでは、電源部240は、後述の信号線接続端子65,66には電気的に接続されておらず、制御部230への供給電力をループ電流Iから取得する構成を採用していない。
ここでは、制御部230がマイクロコンピュータと記憶装置とを含んで構成され、当該マイクロコンピュータがプログラムに記述された各処理ステップ(換言すれば手順)を実行し、また、送信部200等を制御する場合を例示する。
かかる構成の制御部230によれば、マイクロコンピュータは処理ステップに対応する各種手段として機能し、または、マイクロコンピュータによって処理ステップに対応する各種機能が実現される。なお、制御部230によって実現される各種手段または各種機能の一部または全部をハードウェアによって実現することも可能である。
制御部230の上記記憶装置は、例えばROM、RAM、書き換え可能な不揮発性メモリ(EPROM等)、ハードディスク装置等の各種記憶装置の1つまたは複数で構成可能である。当該記憶装置は、各種の情報やデータ等を格納し、また、制御部230が実行するプログラムを格納し、また、プログラムを実行するための作業領域を提供する。
制御部230については、さらに後述する。
副モジュール40は、さらに、第1および第2の信号線接続端子65,66と、配線(信号線)80,82,84,86,88,255と、スイッチング部300とを含んでいる。
信号線接続端子65,66はそれぞれモジュール外部の信号線50が接続される端子である。図3の例では、端子65はループ電流Iが副モジュール40へ流入する側の端子であり、端子66はループ電流Iが副モジュール40から流出する側の端子である。
図1の例も参照すれば、副モジュール41の端子66が信号線52を介して副モジュール42の端子65に接続され、副モジュール42の端子66が信号線53を介して副モジュール43の端子65に接続され、副モジュール43の端子66が信号線54を介して副モジュール44の端子65に接続されている。
すなわち、副モジュール41〜44は、一の副モジュールの端子66と他の副モジュールの端子65とが順次、電気的に接続されることにより、直列接続されている。図1の例では、さらに、副モジュール44の端子66が信号線55と主モジュール30と信号線51とを介して副モジュール41の端子65に接続されていることにより、モジュール30,41〜44が単一のループ状に順次接続されている。
配線80は、一端が端子65に接続されており、他端が配線82の一端に接続されている。配線82の他端は受信部210のフォトダイオード83のアノード端子213に接続されている。配線84は、一端がフォトダイオード83のカソード端子214に接続されており、他端が送信部200のフォトトランジスタ85のコレクタ端子203に接続されている。配線86は、一端がフォトトランジスタ85のエミッタ端子204に接続されており、他端が配線88の一端に接続されている。配線88の他端は端子66に接続されている。
配線90は、一端が配線80,82の接続点81に接続されている。配線91は、一端が配線86,88の接続点87に接続されている。
スイッチング部300は、配線90の他端301と配線91の他端301との間の開閉、すなわち2つの端部301,302間の非導通状態と導通状態との切り替えを制御可能に構成されており、当該切り替えのための制御信号SCが入力される制御端子を有している。当該制御端子は配線255を介して制御部230に接続されており、これにより端部301,302間の導通/非導通状態は制御部230によって制御される。
例えば制御部230が電圧値が0(ゼロ)でない電圧から成る制御信号SCをスイッチング部300の制御端子へ印加することにより、スイッチング部300は配線90,91の端部301,302間を非導通状態(開状態)にする。これに対し、スイッチング部300は、制御部230から上記制御信号SCが印加されない状態(信号不印加状態または無信号状態と呼ぶことができる)では、端部301,302間を導通状態(閉状態)にする。つまり、スイッチング部300はいわゆる常閉型(ノーマリー・クローズ型とも呼ばれる)に構成されている。
ここではスイッチング部300が、いわゆるb接点リレーによって構成される場合を例示する(図3参照)。b接点リレーの場合、上記端部301,302はそれぞれ接点に対応し、当該接点301,302間を開状態にするための制御信号SCは励磁電圧に対応する。
上記構成によれば、配線80,82の接続点81とフォトトランジスタ85のコレクタ端子203との間に、配線82とフォトダイオード83と配線84とによって電流経路(第1電流経路)101が構成されている。また、フォトトランジスタ85のエミッタ端子204と配線86,88の接続点87との間に、配線86によって電流経路(第2電流経路)102が構成されている。また、配線80,82の接続点81とスイッチング部300の接点301との間には、配線90によって電流経路(第3電流経路)103が構成されている。また、スイッチング部300の接点302と配線86,88の接続点87との間には、配線91によって電流経路(第4電流経路)104が構成されている。
第1電流経路101の一端81(説明を分かりやすくするために対応する接続点81と同じ符号を用いることにし、他の要素についても同様の符号表記方法を用いる)は、図3の例では、配線80を介して間接的に端子65に接続されている。これに対し、当該一端81を端子65に直接接続してもよい。すなわち、当該一端81が端子65と電気的に接続されていれば、両者81,65の接続形態は直接的であるか間接的であるかを問わない。同様に、第2電流経路の一端87は、図3に例示されるように配線88を介して間接的に端子66に接続されていてもよいし、端子66に直接接続されていても構わない。
上記構成例において、第1電流経路101の他端203と第2電流経路102の他端204との間に流れる電流Iは送信部200のフォトトランジスタ85によって変化させることが可能であり、これにより電流変化を利用した電流信号が端子65,66を介してモジュール外部へ送出される。
また、第3電流経路103の一端81は第1電流経路101の一端81に接続されており、第4電流経路104の一端87は第2電流経路102の一端87に接続されている。また、第3電流経路103の他端301と第4電流経路104の他端302との間の導通/非導通状態はスイッチング部300によって切り替えられる。より具体的には、スイッチング部300は、制御部230から制御信号SCが印加されることにより、第3電流経路103の他端301と第4電流経路104の他端302との間を非導通状態にする。その一方で、スイッチング部300は、制御信号SCの不印加により、当該他端301,302間を導通状態にする。
また、上記構成例によれば、受信部210のフォトダイオード83は、第1電流経路101を構成しており、当該経路101に流れる電流Iを検出することにより信号を受信する。上記のように第1電流経路101は、一端81が配線80を介して端子65に接続され、他端203が送信部200のフォトトランジスタ85と第2電流経路102と配線88とを介して端子66に接続されている。このため、副モジュール40では、信号の送信と受信とを同じ端子65,66を用いて、すなわち同じ信号線50を用いて行われる。したがって、信号線接続端子および外部信号線を送信用と受信用とで別々に設けた構成に比べて、構成簡略化、低コスト化を図ることができる。
なお、受信部210は、そのフォトダイオード83を第2電流経路102中に挿入して当該経路102に流れる電流Iを検出するように構成することも可能である。
図1〜図3の構成例では、信号線51〜55と、主モジュール30において端子61,62間に構成される電流経路と、各副モジュール41〜44において端子65,66間に構成される電流経路とを含んで、通信システム20の通信ラインが構成される。
<通信システムの基本動作例>
図4に通信システム20による通信の基本的動作を概説するタイミングチャートを例示する。図4には、主モジュール30および副モジュール41,42が送出する電流信号と、信号線51〜55上を伝搬する電流信号(換言すれば、各モジュール30,41〜44によって受信される電流信号)とを図示している。但し、各電流信号の波形は、図4の例示に限定されるものではない。なお、副モジュール43,44が送出する電流信号は、図4では省略しているが、副モジュール41,42からの送出信号と同様に説明される。
モジュール30,41〜44は、ループ電流Iを異なる電流値Im,Is間で遷移させることにより、送出する電流信号を生成する。具体的には、制御部150,230が、送信部120,200のフォトトランジスタ72,85(図2および図3参照)のオン(ON)状態とオフ(OFF)状態とを、送信データに基づいて切り替える。これにより、電流値Im,Is間で遷移する(換言すれば電流値Im,Isの差を振幅とする)電流パルス列が送信信号として端子61,62,65,66から送出される。
図4の例では、電流値Imは送信部120,200のフォトトランジスタ72,85がオン状態のときに生じる電流値であり、ここでは主モジュール30に設けられた電源部110から供給される電流の電流値である。他方、電流値Isは、送信部120,200のフォトトランジスタ72,85がオフ状態のときに生じる電流値であり、ここでは0(ゼロ)である。なお、電流値Imをとるループ電流Iはマーク電流と呼ばれ、電流値Isをとるループ電流Iはスペース電流と呼ばれる場合がある。
なお、例えば、電流値Isを0(ゼロ)以外の値に設定してもよい。かかる例では、電流値Im,Isのいずれの場合においてもフォトトランジスタ72,85がオン状態(導通状態)にあることになるが、異なる電流値Im,Isを生成することは可能である。また、電流値Imは電源部110による設定値以外の値であってもよい。また、電流値Im,Isの2値だけでなく、3つ以上の電流値を利用して電流信号を形成してもよい。
図4の例示では、各モジュール30,41〜44の送信期間は互いにずれており、このため信号線51〜55上には各モジュール30,41〜44からの送信信号が順次、干渉しないように現れる。なお、送信期間の分離は一般的なカレントループ通信で採用されているため、ここでは詳しい説明は省略する。
信号線51〜55上を伝わる電流信号は、各モジュール30,41〜44によって受信可能である。例えば、各モジュール30,41〜44は、信号線51〜55を介して伝達された信号を全て受信部130,210で受信し、制御部150,230による解読によって自身に関連した情報を選択的に取得する。
<副モジュールの動作例:起動時処理>
図5のフローチャートも参照して、副モジュール40の動作例として起動時処理S10を例示する。副モジュール40の制御部230は、例えば電源部240からの電力供給が開始されることによりまたはリセット操作が行われることにより、起動する(ステップS11)。そして、制御部230は、当該起動に伴って、スイッチング部300(b接点リレー300)を開状態にする処理S12と、送信部200を導通状態にする処理S13とを行う。但し、処理S12,S13はいずれを先に実行してもよい。
具体的には、処理S12では、制御部230は、b接点リレー300の制御端子へ制御信号SC(ここでは励磁電圧)を入力することにより、b接点リレー300を開状態に制御する。すなわち、リレー300は制御部230の起動前には上記制御信号SCが入力されていないために閉状態にあり、かかる閉状態のリレー300が制御部230の起動に伴って開状態にされる。これにより、第3および第4の電流経路103,104の上記他端301,302間が導通状態から非導通状態へ遷移する。
なお、制御部230は基本的には自身が動作状態にある間は上記制御信号SCを印加し続けてリレー300の開状態を保持し、これにより電流経路103,104間の非導通状態が継続する。
処理S13では、制御部230は、送信回路202を制御してフォトカプラ201のフォトダイオードを通電することにより、当該フォトダイオードを発光させてフォトトランジスタ85のコレクタ端子203とエミッタ端子204との間を導通状態にする。すなわち、制御部230の起動前には、フォトカプラ201のフォトダイオードは通電されておらず非発光状態にあり、このためフォトトランジスタ85のコレクタ端子203とエミッタ端子204との間は非導通状態にある。かかる閉状態のフォトトランジスタ85が制御部230の起動に伴って導通状態にされる。これにより、第1および第2の電流経路101,102の他端203,204間が非導通状態から導通状態へ遷移する。
処理S12,13の実行により送信部200および受信部210が利用可能になり、副モジュール40は通信待機状態になる(ステップS14参照)。なお、制御部230の起動前の状態から通信待機状態への遷移は、図4に例示したフローチャートにおいて時刻t0前後の状態として図示されている。
起動時処理S10によれば、制御部230が正常に起動しない場合、例えば制御部230自体が故障している場合や、例えば電源部240から制御部230への給電が正常に行われない場合、第1電流経路101と第2電流経路102との間は非導通状態のままである。しかし、このとき、b接点リレー300により第3電流経路103と第4電流経路104との間は導通状態にあるので、リレー300を介して信号線接続端子65,66間が導通する。このため、制御部230が正常に起動しない場合であっても、カレントループ上(通信ライン上)に断線が発生するのを防止することができる。
また、副モジュール40によれば、起動時だけでなく、正常に起動した後においても、上記の断線防止効果を得ることができる。具体的には、正常に起動した後において、例えば制御部230自体に故障が発生することにより、あるいは、例えば電源部240から制御部230への給電に不具合が発生することにより、制御部230が動作不能になる場合がある。この場合、送信部200は制御部230によって制御されず、その結果、第1電流経路101と第2電流経路102との間は非導通状態になってしまう。
しかし、制御部230の動作不能に伴って、制御部230から制御信号SCが出力されなくなる。これにより、スイッチング部300は、制御信号SCの不印加により、閉状態になる。すなわち、第3電流経路103と第4電流経路104との間が導通状態になる。したがって、通信ライン上に断線が発生するのを防止することができる。
ここでは制御部230が制御信号SCを出力不能な状態になる場合を例示した。これに対し、以下に例示するように、制御部230が所定の動作として、制御信号SCを出力しないことにより、第3電流経路103と第4電流経路104との間を導通させることも可能である。
<副モジュールの動作例:割り込み時処理>
図6に、副モジュール40の動作例として割り込み時処理S30のフローチャートを例示する。ここでは、接続先装置260(図3参照)が、故障診断の実行により故障を発見し、故障発生の通知信号を割り込み信号として副モジュール40へ伝送する場合を例示する。なお、装置260における故障診断は公知の各種技術を採用可能であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
割り込み時処理S30において、制御部230は、装置260から割り込み信号を取得した場合(ステップS31)、故障が発生した旨および通信を中止する旨を主モジュール30へ、あるいはさらに他の副モジュールへ報告する(ステップS32)。そして、制御部230は、送信部200を非導通状態にする処理S33と、スイッチング部300(b接点リレー300)を閉状態にする処理S34とを行う。但し、処理S33,S34はいずれを先に実行してもよい。
具体的には、処理S33では、制御部230は、送信回路202を制御してフォトカプラ201のフォトダイオードの通電を停止することにより、当該フォトダイオードを消灯させてフォトトランジスタ85のコレクタ端子203とエミッタ端子204との間を非導通状態にする。これにより、第1および第2の電流経路101,102の他端203,204間が導通状態から非導通状態へ遷移する。
処理S34では、制御部230は、b接点リレー300への制御信号SCの印加を停止することにより、b接点リレー300を開状態する。これにより、第3および第4の電流経路103,104の上記他端301,302間が非導通状態から導通状態へ遷移する。
ここでは、制御部230は、装置260からの割り込み信号を受信している間中、フォトカプラ201のフォトダイオードへの通電停止と、b接点リレー300への制御信号SCの印加停止とを継続するものとする。すなわち、装置260が修理等されて割り込み信号が停止することにより、制御部230は上記の通電停止および制御信号印加停止を解除する。
なお、装置260からの割り込み信号が無ければ(ステップS31参照)、ステップS32〜S34は実行されない(図6参照)。また、ステップS32を採用せずに割り込み時処理S30を構成してもよい。
上記では装置260からの故障通知の割り込みを以て副モジュール40が通信を中止する場合を例示したが、通信中止の割り込みはその他の要因によるものであってもよい。
割り込み時処理S30によれば、例えば、装置260の故障を原因として制御部230が誤った内容の信号を生成し送信するのを防止することができる。また、例えば、装置260が主モジュール30等からの受信信号に従って動作を継続することにより故障の状態を悪化させる場合が考えられるが、割り込み時処理S30によってかかる事態を防止することができる。
<副モジュールの動作例:自己診断処理>
以下に、制御部230が制御信号SCの出力を停止する他の例を説明する。
図7に、副モジュール40のかかる動作例として、自己の通信機能の診断処理S50のフローチャートを例示する。かかる自己診断処理S50は、副モジュール40の構成に基づくものである。すなわち、図3に例示されるように副モジュール40において送信用フォトトランジスタ85と受信用フォトダイオード83とは直列接続されているので、副モジュール40は送信部200から送出した信号を自身の受信部210によって受信可能である。このため、送信部200と受信部210とが正常に動作している場合には送信動作中に受信部210が受信する信号は送信信号と一致することを利用して、通信機能の診断を行う。
自己診断処理S50において、制御部230は送信部200を介した送信と並行して受信部210を介した受信を行い(ステップS51)、送信した信号と受信した信号とが一致するか否かを判定する(ステップS52)。
ステップS52において両信号が一致しないと判断した場合、制御部230は、送信部200を非導通状態にする処理S53と、スイッチング部300(b接点リレー300)を閉状態にする処理S54とを行う。但し、処理S53,S54はいずれを先に実行してもよい。なお、処理S53,S54は上記の割り込み時処理S30(図6参照)の処理S33,S34と同様に実行可能であるため、その説明を援用し、ここでは重複した説明は省略する。
ステップS52において両信号が一致すると判断した場合、制御部230は、上記処理S53,54を実行することなく、自己診断処理S50を終了する。
なお、自己診断処理S50は、いつ行ってもよく、例えば制御部230のタイマー機能を利用して定期的に行うことも可能であるし、例えば主モジュール30からの指示により行うことも可能である。
上記の送信信号と受信信号との不一致の原因として送信部200または/および受信部210の不具合が考えられるが、通信機能自己診断処理S50によれば、そのような不具合が発生した場合であっても、カレントループ上(通信ライン上)に断線が発生するのを防止することができる。
<副モジュールの上記動作例に関して>
上記の各種処理S10,S30,S50によれば、副モジュール41〜44のうちの一部において、制御部230が制御信号SCを出力不能である場合(例えば、制御部230が起動時または起動後に制御信号SCを出力不能である場合)、または、制御部230が所定の動作として制御信号SCの出力を停止する場合(例えば、通信中止の割り込みがあった場合、送信部200または/および受信部210の不具合により通信を中止する場合)であっても、残余の副モジュールまでもが通信不能になるのを防止することができる。このため、空気調和機10の室外機12(図1参照)においては、装置261〜264のうちの一部が通信を行えない場合であっても、残余の装置が通信不能になるのが防止される。
また、上記例示の室外機12は2台のファン261,262を有している、すなわち同種装置を複数台有している。このため、ファン261,262の一方が通信システム20で通信を行えない場合であっても、ファン261,262の他方を用いて応急運転をすることができる。その結果、室外機12の完全停止を回避することが可能である。かかる点は2台のコンプレッサ263,264についても同様である。
<第2の実施の形態>
ここで、副モジュール41〜44(図1参照)として、図8に例示する副モジュール40Bを採用することも可能である。上記の副モジュール40(図3参照)ではスイッチング部300を単品部品であるb接点リレーで構成する場合を例示したが、図8の副モジュール40Bではb接点リレーと同様の機能を回路的に構成している。図8に例示した副モジュール40Bは、上記スイッチング部300をスイッチング部300Bに変更した点を除いて、上記副モジュール40と同様の構成を有している。このため、ここではスイッチング部300Bを中心に説明する。
スイッチング部300Bは、NPN形のトランジスタ311と、抵抗312と、フォトカプラ313と、フォトカプラ313の駆動回路314とを含んでいる。なお、フォトカプラ313は、入力部として発光素子の一例であるフォトダイオードを有し、出力部として受光素子の一例であるフォトトランジスタを有している。
トランジスタ311は、コレクタ端子303が配線90に接続されており、エミッタ端子304が配線91に接続されている。トランジスタ311のベース端子は、抵抗312を介して配線90の途中に接続されており、これによりコレクタ端子303に電気的に接続されている。
また、トランジスタ311のベース端子は、フォトカプラ313のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続されている。フォトカプラ313のフォトトランジスタのエミッタ端子は配線91の途中に接続されており、これによりトランジスタ311のエミッタ端子304に電気的に接続されている。フォトカプラ313のフォトダイオードのアノード端子およびカソード端子は駆動回路314に接続されており、駆動回路314は配線255を介して制御部230に接続されている。
ここで図9に、駆動回路314の構成例を示す。なお、図9には、説明を分かりやすくするために、当該駆動回路314以外の要素も併記している。
図9の例では、駆動回路314はNPN形のトランジスタ3141と、抵抗3142とを含んでいる。トランジスタ3141は、コレクタ端子が直流電源243に接続され、ベース端子が制御部230に接続され、エミッタ端子がフォトカプラ313のフォトダイオードのアノード端子に接続されている。抵抗3142は、一端がフォトカプラ313のフォトダイオードのカソード端子に接続され、他端が接地されている。
なお、直流電源243の出力電力は、ループ電流I(図8参照)を源とするものではない。この点において、直流電源243は、電源部240(図8参照)と共通する。
上記構成例によれば、接続点81を一端としトランジスタ311のコレクタ端子303を他端とする電流経路(第3電流経路)103が配線90によって構成され、接続点87を一端としトランジスタ311のエミッタ端子304を他端とする電流経路(第4電流経路)104が配線91によって構成されている。
この場合、電流経路103の他端303と電流経路104の他端304との間の導通/非導通状態はスイッチング部300Bによって切り替えられる。
例えば制御部230が電圧値が0(ゼロ)でない電圧から成る制御信号SCを駆動回路314へ印加することにより、駆動回路314はフォトカプラ313の発光ダイオードを発光させる。かかる発光によってフォトカプラ313のフォトトランジスタが導通状態になることにより、トランジスタ311はベース−エミッタ間電圧が0(ゼロ)になりオフ状態、すなわち開状態(非導通状態)になる。逆に、制御部230から上記制御信号SCが駆動回路314へ印加されない状態(無信号状態)では、トランジスタ311はオン状態、すなわち閉状態(導通状態)になる。つまり、スイッチング部300Bは常閉型に構成されている。
スイッチング部300Bを有する副モジュール40Bによっても、既述の副モジュール40(図3参照)と同様の効果を得ることができる。
<第3の実施の形態>
副モジュール41〜44(図1参照)として、図10および図11に例示する副モジュール40C,40Dを採用することも可能である。副モジュール40C,40Dは、上記副モジュール40,40B(図3および図8参照)に通知部320を追加した構成を有している。このため、ここでは通知部320を中心に説明する。
通知部320は、ここでは、第3電流経路103に電流が流れた場合に通知する要素であり、図10および図11には発光ダイオードによって構成される場合を例示している。
図10および図11の例では、発光ダイオード320は配線90の途中に挿入されており、配線90と発光ダイオード320とによって第3電流経路103が構成されている。かかる構成によれば、スイッチング部300,300Bが導通状態になると、第3電流経路103に電流Iが流れて発光ダイオード320が発光する。すなわち、発光ダイオード320の発光により、第3電流経路103に電流Iが流れていることが通知される。このため、スイッチング部300,300Bが導通状態にあることを容易に発見することができ、例えば修理作業に迅速に着手できる。
発光ダイオード320は例えば配線91の途中に挿入してもよい。かかる場合、配線91と発光ダイオード320とによって第4電流経路104が構成され、第4電流経路104に電流が流れたことが発光ダイオード320によって通知される。また、発光ダイオード320を配線90,91の両方に設けてもよい。
また、通知部320は発光ダイオード以外の素子や装置で構成することも可能である。例えば、第3または第4の電流経路103,104に電流Iが流れたことを検出した場合に所定のメッセージを表示するように構成された表示装置を、通知部320に適用することも可能である。なお、発光ダイオードによれば通知部320を簡単で安価に構成することができる。
また、通知部320は、発光や表示等のように視覚的に通知する構成に限定されるものではなく、警報音や音声等の聴覚的に通知する構成であってもよい。また、複数の要素を組み合わせて、例えば発光ダイオードとブザーとを組み合わせて、通知部320を構成してもよい。
<第4の実施の形態>
図12に、第4の実施の形態に係る副モジュール40Eの構成を例示する。当該副モジュール40Eは、通信システム20(図1参照)の副モジュール41〜44として採用可能である。なお、図12では装置260(図3および図8参照)の併記を省略している。
図12に例示の副モジュール40Eは、スイッチング部300,300B(図3および図8参照)をスイッチング部300Eに変更した点を除いて、副モジュール40,40B(図3および図8参照)と同様の構成を有している。このため、ここではスイッチング部300Eを中心に説明する。
スイッチング部300Eは、リレー330と、抵抗341と、NPN形のトランジスタ342と、電解コンデンサ343と、フォトカプラ313と、フォトカプラ313の駆動回路314とを含んでいる。
リレー330は、図12に模式的に示すように、接点331,332と、励磁コイル333とを有している。接点331は、第3電流経路103を構成している配線90の上記他端(接続点81に接続されている端部とは反対側の端部)に接続されている。接点332は、第4電流経路104を構成している配線91の上記他端(接続点87に接続されている端部とは反対側の端部)に接続されている。励磁コイル333は、電解コンデンサ343に並列に接続されている。
リレー330は、ここでは、いわゆるa接点リレーによって構成されている。具体的には、励磁コイル333に電流が流れていない状態では、接点331,332間は開状態(非導通状態)になる。逆に、励磁コイル333に電流が流れている状態では、接点331,332間は閉状態(導通状態)になる。
抵抗341は、一端が配線90の途中に接続され、他端がトランジスタ342のコレクタ端子に接続されている。トランジスタ342は、コレクタ端子とベース端子とが接続されることにより、いわゆるダイオード構造を構成している。トランジスタ342のコレクタ端子およびベース端子は、フォトカプラ313のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続されている。トランジスタ342のエミッタ端子は、電解コンデンサ343の正極に接続されている。電解コンデンサ343の負極は配線91の途中に接続されている。なお、上記のように、電解コンデンサ343に対し、リレー300の励磁コイル333が並列接続されている。
フォトカプラ313のフォトトランジスタのコレクタ端子は、上記のように、ダイオード構造をしたトランジスタ342のコレクタ端子およびベース端子に接続されている。また、当該フォトトランジスタのエミッタ端子は、配線88に接続されている。配線88は、既述のように、第2電流経路102と第4電流経路102との接続点87を信号線接続端子66に繋いでいる配線である。フォトカプラ313のフォトダイオードは、駆動回路314に接続されている。駆動回路314は、配線255を介して制御部230に接続されている。
スイッチング部300Eの動作について、まず、制御部230からの制御信号SCが印加されていない場合を説明する。この場合、駆動回路314はフォトカプラ313を駆動しないので、フォトカプラ313のフォトトランジスタは非導通状態になる。このため、信号線接続端子65からモジュール内部へ流入したループ電流Iの一部が、接続点81で配線90へ分流され、抵抗341とトランジスタ342とを介して電解コンデンサ343へ流れ込む。電解コンデンサ343は、電荷が蓄積されることによって直流電源として機能する。その結果、リレー330のコイル333が励磁され、接点331,332間が導通状態(閉状態)になる。これにより、第3電流経路103の他端331と第4電流経路104の他端332との間が導通状態になる。
これに対し、スイッチング部300Eに制御信号SCが印加されている場合、駆動回路314がフォトカプラ313を駆動することにより、フォトカプラ313のフォトトランジスタが導通状態になる。このため、接続点81で分流され配線90へ流入した電流は、抵抗314とフォトカプラ313のフォトトランジスタとを介して配線88へ流れる。このとき、電解コンデンサ343では電荷の蓄積が行われない。その結果、リレー330のコイル333は励磁されず、接点331,332間は非導通状態(開状態)になる。これにより、第3電流経路103の他端331と第4電流経路104の他端332との間が非導通状態になる。
このように、スイッチング部300Eは、制御信号SCの不印加状態では電流経路103,104間を導通状態(閉状態)にし、制御信号SCの印加状態では電流経路103,104間を非導通状態(開状態)にする。つまり、スイッチング部300Eは常閉型に構成されている。
スイッチング部300Eを有する副モジュール40Eによっても、既述の副モジュール40(図3参照)等と同様の効果を得ることができる。
なお、副モジュール40Eに、既述の通知部320(図10および図11参照)を追加することも可能である。
<第5の実施の形態>
図13に、第5の実施の形態に係る副モジュール40Fの構成を例示する。当該副モジュール40Fは、通信システム20(図1参照)の副モジュール41〜44として採用可能である。なお、図13では装置260(図3および図8参照)の併記を省略している。
図13に例示の副モジュール40Fは、スイッチング部300,300B,300E(図3、図8および図12参照)をスイッチング部300Fに変更した点を除いて、副モジュール40,40B,40E(図3、図8および図12参照)と同様の構成を有している。このため、ここではスイッチング部300Fを中心に説明する。
スイッチング部300Fは、リレー330と、抵抗351と、直流電源352と、フォトカプラ313と、フォトカプラ313の駆動回路314とを含んでいる。
リレー330は、ここで、上記のスイッチング部300E(図12参照)と同様に、いわゆるa接点リレーによって構成されている。リレー330の接点331は、第3電流経路103を構成している配線90の上記他端(接続点81に接続されている端部とは反対側の端部)に接続されている。リレー330の接点332は、第4電流経路104を構成している配線91の上記他端(接続点87に接続されている端部とは反対側の端部)に接続されている。
リレー330の励磁コイル333の一端は抵抗351の一端に接続され、当該抵抗351の他端は直流電源352の正極に接続されている。励磁コイル333の他端は、直流電源352の負極に接続されている。また、励磁コイル333の上記一端および抵抗351の上記一端は、フォトカプラ313のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続されている。励磁コイル333の上記他端は、配線91の途中に接続されている。
直流電源352は、例えば電池等によって構成可能である。直流電源352の出力電力は、ループ電流Iを源とするものではない。この点において、直流電源352は、電源部240と共通する。
フォトカプラ313のフォトトランジスタのコレクタ端子は、上記のように、励磁コイル333および抵抗351に接続されている。また、当該フォトトランジスタのエミッタ端子は、配線88に接続されている。配線88は、既述のように、第2電流経路102と第4電流経路102との接続点87を信号線接続端子66に繋いでいる配線である。フォトカプラ313のフォトダイオードは、駆動回路314に接続されている。駆動回路314は、配線255を介して制御部230に接続されている。
スイッチング部300Fの動作について、まず、制御部230からの制御信号SCが印加されていない場合を説明する。この場合、駆動回路314はフォトカプラ313を駆動しないので、フォトカプラ313のフォトトランジスタは非導通状態になる。このとき、直流電源352によって、抵抗351と励磁コイル333とに電流が流れる。その結果、リレー330の接点331,332間が導通状態(閉状態)になる。これにより、第3電流経路103の他端331と第4電流経路104の他端332との間が導通状態になる。
これに対し、スイッチング部300Fに制御信号SCが印加されている場合、駆動回路314がフォトカプラ313を駆動することにより、フォトカプラ313のフォトトランジスタが導通状態になる。このため、抵抗351を流れる電流は、フォトカプラ313のフォトトランジスタを介して配線88へ流れ、励磁コイル333には流れない。その結果、コイル333は励磁されず、接点331,332間は非導通状態(開状態)になる。これにより、第3電流経路103の他端331と第4電流経路104の他端332との間が非導通状態になる。
このように、スイッチング部300Fは、制御信号SCの不印加状態では電流経路103,104間を導通状態(閉状態)にし、制御信号SCの印加状態では電流経路103,104間を非導通状態(開状態)にする。つまり、スイッチング部300Fは常閉型に構成されている。
スイッチング部300Fを有する副モジュール40Fによっても、既述の副モジュール40(図3参照)等と同様の効果を得ることができる。
なお、副モジュール40Fに、既述の通知部320(図10および図11参照)を追加することも可能である。
<第6の実施の形態>
図14に、第6の実施の形態に係る副モジュール40Gの構成を例示する。当該副モジュール40Gは、通信システム20(図1参照)の副モジュール41〜44として採用可能である。なお、図14では装置260(図3および図8参照)の併記を省略している。
図14に例示の副モジュール40Gは、スイッチング部300,300B,300E,300F(図3、図8、図12および図13参照)をスイッチング部300Gに変更した点を除いて、副モジュール40,40B,40E,40F(図3、図8、図12および図13参照)と同様の構成を有している。このため、ここではスイッチング部300Gを中心に説明する。
スイッチング部300Gは、リレー330(図13参照)をスイッチング部300B(図8参照)のトランジスタ311に変更した点を除いて、スイッチング部300F(図13参照)と同様の構成を有している。
具体的には、トランジスタ311のコレクタ端子303は、第3電流経路103を構成している配線90の上記他端(接続点81に接続されている端部とは反対側の端部)に接続されている。また、トランジスタ311のエミッタ端子304は、第4電流経路104を構成している配線91の上記他端(接続点87に接続されている端部とは反対側の端部)に接続されている。また、トランジスタ311のベース端子は、抵抗351の上記一端と、フォトカプラ313のフォトトランジスタのコレクタ端子とに接続されている。
スイッチング部300Gの動作について、まず、制御部230からの制御信号SCが印加されていない場合を説明する。この場合、駆動回路314はフォトカプラ313を駆動しないので、フォトカプラ313のフォトトランジスタは非導通状態になる。このとき、直流電源352から抵抗351を介してトランジスタ311のベース端子へ電流が流れ、トランジスタ311のコレクタ端子303とエミッタ端子304との間が導通状態(閉状態)になる。これにより、第3電流経路103の他端303と第4電流経路104の他端304との間が導通状態になる。
これに対し、スイッチング部300Gに制御信号SCが印加されている場合、駆動回路314がフォトカプラ313を駆動することにより、フォトカプラ313のフォトトランジスタが導通状態になる。このため、抵抗351を流れる電流は、フォトカプラ313のフォトトランジスタを介して配線88へ流れる。その結果、トランジスタ311のベース端子には電流が流れず、コレクタ端子303とエミッタ端子304との間が非導通状態(開状態)になる。これにより、第3電流経路103の他端303と第4電流経路104の他端304との間が非導通状態になる。
このように、スイッチング部300Gは、制御信号SCの不印加状態では電流経路103,104間を導通状態(閉状態)にし、制御信号SCが印加状態では電流経路103,104間を非導通状態(開状態)にする。つまり、スイッチング部300Gは常閉型に構成されている。
スイッチング部300Gを有する副モジュール40Gによっても、既述の副モジュール40(図3参照)等と同様の効果を得ることができる。
なお、副モジュール40Gに、既述の通知部320(図10および図11参照)を追加することも可能である。
<第7の実施の形態>
上記の第1ないし第6の実施の形態では、第3および第4の電流経路103,104が、送信部200と受信部210との直列接続構造を跨ぐように設けられる場合を例示した。これに対し、送信部200のみを跨ぐように、第3および第4の電流経路103,104を設けることも可能である。第7の実施の形態では、かかる構成例を説明する。
図15〜図20に、第7の実施の形態の第1例ないし第6例に係る副モジュール40H〜40Mの構成を例示する。副モジュール40H〜40Mのそれぞれは、通信システム20(図1参照)の副モジュール41〜44として採用可能である。なお、図15〜図20では装置260(図3および図8参照)の併記を省略している。
図15に例示の副モジュール40Hは、図3に例示した副モジュール40において配線90の上記一端81の接続先を、送信部200と受信部210とを繋ぐ配線84に変更した構成を有している。なお、副モジュール40Hのその他の構成は副モジュール40と同様である。
より具体的には、図15の例では、図3に例示の配線80,82,84に代えて、配線180〜182が設けられている。配線180は、信号線接続端子65と、受信部210のフォトダイオード83のアノード端子213とを接続している。また、配線181は、受信部210のフォトダイオード83のカソード端子214と、配線90の上記一端81とを接続している。また、配線182は、配線90の上記一端81と送信部200のフォトダイオード85のコレクタ端子203とを接続している。
図16に例示の副モジュール40Iは、図15に例示した副モジュール40Hにおいてスイッチング部300を既述のスイッチング部300Bに変更した構成を有している。換言すれば、副モジュール40Iは、図8に例示した副モジュール40Bにおいて配線90の上記一端81の接続先を、送信部200と受信部210とを繋ぐ配線に変更した構成を有している。なお、副モジュール40Iのその他の構成は副モジュール40H,40Bと同様である。
ここで、図16の例では、抵抗312はトランジスタ311のベース端子と配線90とを接続している。これに対し、図17に例示の副モジュール40Jのように、抵抗312をトランジスタ311のベース端子と配線180とを接続するように設けてもよい。なお、図17の例では、副モジュール40Jのその他の構成は、図16に例示の副モジュール40Iと同様である。
図18に例示の副モジュール40Kは、図15に例示した副モジュール40Hにおいてスイッチング部300を既述のスイッチング部300Eに変更した構成を有している。換言すれば、副モジュール40Kは、図12に例示した副モジュール40Eにおいて配線90の上記一端81の接続先を、送信部200と受信部210とを繋ぐ配線に変更した構成を有している。なお、副モジュール40Kのその他の構成は副モジュール40H,40Eと同様である。
図19に例示の副モジュール40Lは、図15に例示した副モジュール40Hにおいてスイッチング部300を既述のスイッチング部300Fに変更した構成を有している。換言すれば、副モジュール40Lは、図13に例示した副モジュール40Fにおいて配線90の上記一端81の接続先を、送信部200と受信部210とを繋ぐ配線に変更した構成を有している。なお、副モジュール40Lのその他の構成は副モジュール40H,40Fと同様である。
図20に例示の副モジュール40Mは、図15に例示した副モジュール40Hにおいてスイッチング部300を既述のスイッチング部300Gに変更した構成を有している。換言すれば、副モジュール40Mは、図14に例示した副モジュール40Gにおいて配線90の上記一端81の接続先を、送信部200と受信部210とを繋ぐ配線に変更した構成を有している。なお、副モジュール40Mのその他の構成は副モジュール40H,40Gと同様である。
上記の各副モジュール40H〜40Mによれば、配線182によって第1電流経路101が構成され、配線86によって第2電流経路102が構成され、配線90によって第3電流経路103が構成され、配線91によって第4電流経路104が構成されている。
副モジュール40H〜40Mにおけるスイッチング部300,300B,300E,300F,300Gは既述と同様に動作し、これにより第3電流経路103と第4電流経路104との間の導通/非導通状態が切り替わる。その結果、副モジュール40H〜40Mによっても、既述の副モジュール40(図3参照)等と同様の効果を得ることができる。
さらに、副モジュール40H〜40Mによれば、受信部210と、制御部230の各種機能のうちの受信機能とが動作可能である場合には、電流経路103,104間が導通状態であっても受信部210による信号受信は可能である。これにより、副モジュール40H〜40Mは、例えば、主モジュール30(図1参照)からの指令を受信し、当該指令に応じた処理を実行可能である。
ここで、図21に、第7の実施の形態の第7例に係る副モジュール40Nの構成を例示する。副モジュール40Nは、通信システム20(図1参照)の副モジュール41〜44として採用可能である。なお、図21では装置260(図3および図8参照)の併記を省略している。
図21に例示の副モジュール40Nは、図15に例示した副モジュール40Hにおいて送信部200と受信部210とを順番を入れ替えて接続した構成を有している。
より具体的には、図21の例では、図15に例示の配線180,181,88に代えて、配線185〜187が設けられている。配線185は、信号線接続端子65と、配線182,90の接続点81とを接続している。また、配線186は、配線86,91の接続点87と、受信部210のフォトダイオード83のアノード端子213とを接続している。また、配線187は、受信部210のフォトダイオード83のカソード端子214と、信号線接続端子66とを接続している。なお、副モジュール40Nのその他の構成は副モジュール40Hと同様である。
副モジュール40Nによれば、副モジュール40H(図15参照)と同様に、配線182によって第1電流経路101が構成され、配線86によって第2電流経路102が構成され、配線90によって第3電流経路103が構成され、配線91によって第4電流経路104が構成されている。
副モジュール40Nによっても、上記の副モジュール40H〜40Mと同様の効果を得ることができる。
なお、副モジュール40Nにおいて、スイッチング部300を、他のスイッチング部300B等に変更することも可能である。
ここで、副モジュール40Nと副モジュール40H〜40Mとを対比すると、上記のように信号線接続端子65,66間における送信部200と受信部210との接続順序が異なる。
かかる相違の下、副モジュール40H〜40M(図15〜図20参照)では、配線180と受信部210のフォトダイオード83と配線181とで構成される電流経路(第5電流経路)105によって、信号線接続端子65と第1および第3の電流経路101,103の上記一端81とが接続されている。かかる構成によれば、受信部210は、フォトダイオード83が第5電流経路105に流れる電流Iを検出することにより、信号を受信する。
これに対し、副モジュール40N(図21参照)では、受信部210が設けられる電流経路(第5電流経路)105は、信号線接続端子66と第2および第4の電流経路102,104の上記一端87とを接続している。この場合、第5電流経路105は、配線187と受信部210のフォトダイオード83と配線186とで構成されている。
第5電流経路105がいずれの態様で設けられる場合であっても、副モジュール40(図3参照)と同様に、送信用フォトトランジスタ85は信号線接続端子65,66と電気的に接続されており、受信用フォトダイオード83も信号線接続端子65,66と電気的に接続されている。このため、副モジュール40H〜40Nにおいても、信号の送信と受信とを同じ端子65,66を用いて、すなわち同じ信号線50を用いて行われる。したがって、信号線接続端子および外部信号線を送信用と受信用とで別々に設けた構成に比べて、構成簡略化、低コスト化を図ることができる。
なお、副モジュール40H〜40Nに、既述の通知部320(図10および図11参照)を追加することも可能である。
<第1ないし第7の実施の形態に共通の変形例>
上記では図1に示したように室外機12に通信システム20が適用された場合を例示したが、通信システム20の適用例はこれに限定されるものではない。例えば、図22に例示する空気調和機10Bのように、室内機11Bに主モジュール30を設置することも可能である。また、例えば、副モジュール41〜44の一部または全部を室内機に設置することも可能であり、この場合、例えば室内機ファン等が副モジュールを介した通信を利用して動作する構成が例示される。また、室内機と室外機とが分離していない(一体化した)タイプの空気調和機にも通信システム20は適用可能である。
また、通信システム20は空気調和機以外の各種機器にも採用可能である。
また、例えば、副モジュール40,40B〜40Nから受信部210を取り除いた構成(この場合、端子213,214間は短絡される)を副モジュール41〜44として採用することも可能である。
また、副モジュール41〜44の全てが同じ構成を有している必要はない。また、上記では複数のモジュール41〜44がループ状に接続されている構成を例示したが、副モジュール41〜44は直列接続され電流信号を順次伝達可能であればループ状に繋がっている必要はない。なお、電流信号用の電流を供給する電源部110(図2参照)を副モジュール41〜44のいずれかに設けることも可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10,10B 空気調和機
20 通信システム
40,40B〜40N,41〜44 副モジュール(通信モジュール)
65,66 信号線接続端子
81,87 電流経路の一端
101〜105 電流経路
200 送信部
203,204,301〜304,331,332 電流経路の他端
210 受信部
230 制御部
240 電源部
260 装置
261,262 ファン
263,264 コンプレッサ
300,300B,300E〜300G スイッチング部
320 通知部
I 電流
S11〜S13,S31,S33,S34,S51〜S54 処理ステップ
SC 制御信号

Claims (9)

  1. 第1および第2の信号線接続端子(65,66)と、
    前記第1信号線接続端子に電気的に接続された一端(81)を有する第1電流経路(101)と、
    前記第2信号線接続端子に電気的に接続された一端(87)を有する第2電流経路(102)と、
    前記第1電流経路の他端(203)と前記第2電流経路の他端(204)との間に流れる電流を変化させることにより電流変化を利用した信号を送出する送信部(200)と、
    前記第1電流経路の前記一端に接続された一端(81)を有する第3電流経路(103)と、
    前記第2電流経路の前記一端に接続された一端(87)を有する第4電流経路(104)と、
    前記第3電流経路の他端(301;303;331)と前記第4電流経路の他端(302;304;332)との間の導通/非導通状態を切り替える、スイッチング部(300;300B;300E;300F;300G)と、
    前記第1および第2の信号線接続端子とは電気的に接続されずに設けられた電源部(240)と、
    前記送信部と前記スイッチング部と前記電源部とに接続されており、前記電源部からの給電により動作し、前記送信部と前記スイッチング部とを制御する制御部(230)と
    を備え、
    前記スイッチング部は、
    前記制御部から制御信号(SC)が印加されることにより、前記第3電流経路の前記他端と前記第4電流経路の前記他端との間を非導通状態にする一方で、
    前記制御信号の不印加により、前記第3電流経路の前記他端と前記第4電流経路の前記他端との間を導通状態にする、
    通信モジュール(40;40B;40C;40D;40E;40F;40G;40H;40I;40J;40K;40L;40M;40N)。
  2. 請求項1に記載の通信モジュール(40C;40D)であって、
    前記第3または第4の電流経路に電流が流れた場合に通知する通知部(320)をさらに備える、通信モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の通信モジュール(40;40B;40C;40D;40E;40F;40G;40H;40I;40J;40K;40L;40M;40N)であって、
    前記制御部は、モジュール外部から通信中止の割り込みを取得した場合、前記制御信号の出力を停止する、通信モジュール。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信モジュール(40;40B;40C;40D;40E;40F;40G)であって、
    前記第1または第2の電流経路に流れる電流を検出することにより信号を受信する受信部(210)をさらに備える、通信モジュール。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信モジュール(40H;40I;40J;40K;40L;40M;40N)であって、
    前記第1信号線接続端子と前記第1電流経路の前記一端とを接続する電流経路、または、前記第2信号線接続端子と前記第2電流経路の前記一端とを接続する電流経路として設けられた第5電流経路(105)と、
    前記第5電流経路に流れる電流を検出することにより信号を受信する受信部(210)と
    をさらに備える、通信モジュール。
  6. 請求項4または5に記載の通信モジュール(40;40B;40C;40D;40E;40F;40G;40H;40I;40J;40K;40L;40M;40N)であって、
    前記制御部は、
    前記受信部に接続されており、
    前記送信部を介した送信と並行して前記受信部を介した受信を行い、送信した信号と受信した信号とが一致しないと判断した場合、前記制御信号の出力を停止する、
    通信モジュール。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の通信モジュールを複数(41〜44)備え、
    前記複数の通信モジュールは、一の通信モジュールの前記第2信号線接続端子と他の通信モジュールの前記第1信号線接続端子とが順次、電気的に接続されることにより、直列接続されている、通信システム(20)。
  8. 請求項7に記載の通信システム(20)と、
    それぞれが前記複数の通信モジュールのうちのいずれかに接続されており、当該通信モジュールを介した通信を利用して動作する、複数の装置(261〜264)と
    を備え、
    前記複数の装置は、
    気体状の冷媒を圧縮するコンプレッサ(263,264)と、
    前記冷媒が流れる熱交換器に送風するファン(261,262)と
    のうちの少なくとも一方を含む、空気調和機(10;10B)。
  9. 請求項8に記載の空気調和機(10;10B)であって、
    前記複数の装置は同種の装置を複数(261,262;263,264)含む、空気調和機。
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