JP2010084278A - 含浸紙及びインジケーター台紙 - Google Patents

含浸紙及びインジケーター台紙 Download PDF

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Abstract

【課題】防虫液等の揮発性の薬液を塗布又は含浸させるのに適した含浸紙、及び着色層と吸液層とを貼り合わせなくても、インジケーター機能を有するインジケーター台紙を提供する。
【解決手段】含浸紙を、裏層又は中層の少なくとも1層を吸液層とし、吸液層は、少なくとも非木材繊維を含有させたパルプを用いて形成し、また裏層の表面は、J.TAPPI No.32−2(2000)に準じて測定した吸油度を0.5〜9.5秒とする。また、この含浸紙の表層の表面に、少なくともシリカを含む塗工液を塗布して、固形分で10〜50質量%のシリカを含有する塗工層を形成し、含浸紙の表層と塗工層とによりインジケーター層を構成して、インジケーター台紙を形成する。
【選択図】なし

Description

本発明は、含浸紙及びインジケーター台紙に関し、より詳細には、防虫液等の薬液を塗布又は含浸させるのに適した含浸紙、及び含浸紙に含浸させた液体の含有期間を表示するインジケーターとして用いられるインジケーター台紙に関する。
従来から、特許文献1に示されるように、薬液透過性材からなる基板材と、この基板材面に対し部分的に積層された薬液透過性で光に対し低屈折率の材料による表示部とからなるシート材中に常温揮散性の薬液が含有されて成る薬液含有インジケーターが提案されている。このインジケーターは、基板材の薬液透過性により薬液を保持し、その光に対する低屈折率から薬液の保持に際し表示部が透明化され、表示部の基板材面からの含有薬液の揮散の促進を図り、設定期間終了前に於ける表示部中での含有薬液の残留を排除することによって、その時期の表示部での露呈状態の均一化を図ることができるものである。
また、特許文献2に示されるように、液体透過性を有する基材面上に、液体をはじく性質を有する第一表示部と、液体透過性で液体含有時に光に対し低屈折率を呈する表示形成層からなる第二表示部の少なくとも二つの表示部が設けられてなる表示基材中に常温揮散性または加温揮散性の液体が含有させて、期間の初期ないし有効期間中の表示と期間終期において異なる表示が可能で、表示する文字や図形に制約がない期間インジケーターも提案されている。
また、特許文献3に記載されるように、表示層を使用開始と終了以外に、途中の経過期間の表示が出来る機能を付与した表示基板及び期間インジケーターも提案されている。
上述したような、含有液体の残存量に応じて表面上に一定の表示を発現させたり、消失させる形式のインジケーターは、不織布や低密度の紙等で構成される液体透過性の高い基材表面上に、溶媒の吸収性が高く、薬液の吸液時に透明化する顔料(シリカ等)を、スクリーン印刷等を用いて塗工して表示層を形成し、その後、揮発性の高い薬液を含浸させることにより、基材及び表示層の顔料に液体が浸透し、表示層が透明化することにより、表示層の表示を消失させる。そして、含浸させた薬液は経時で揮発していくため、時間経過と共に、表示層の顔料に浸透した薬液含浸量が少なくなり、それに従って浸透前の顔料の色に戻り、不透明化され、表示が露呈されるものである。
しかしながら、上述した従来のインジケーターは、防虫剤等の薬液を浸漬させる台紙部分(基板材、基材)と、薬液の効用期間を示すインジケーター部分(表示部)とが別々になっている仕様が大半である。このようなインジケーターのインジケーター部分は、着色層と塗工層とを少なくとも具備して構成されており、着色層を設ける必要があった。そして、インジケーター部分と、吸液層となる台紙部分の白色層とを貼り合せる必要もあった。すなわち、薬液の浸透性の高い繊維で構成された台紙部分と、着色可能で浸透性及び薬液保持性の高い不織布とを貼り合わせなければならず、加工上の煩雑さ、及び加工効率の悪さが問題であった。従って、着色層と吸液層とを貼り合せることなく、インジケーター機能を有するインジケーター台紙の要求があった。
実公平5−938号公報 特開2002−297039号公報 特開2003−302906号公報
本発明は、上述したような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、防虫液等の揮発性の薬液を塗布又は含浸させるのに適した含浸紙、及び着色層と吸液層とを貼り合わせなくても、インジケーター機能を有するインジケーター台紙を提供することにある。
本発明の上記目的は、少なくとも、表層、1層又は複数層から成る中層、及び裏層の多層抄きで構成される含浸紙であって、前記裏層又は前記中層の少なくとも1層を吸液層とし、前記吸液層は、少なくとも非木材繊維を含有させたパルプを用いて形成し、また、前記裏層の表面は、J.TAPPI No.32−2(2000)に準じて測定した吸油度が0.5〜9.5秒であることを特徴とする含浸紙を提供することによって達成される。
また、本発明の上記目的は、前記非木材繊維は、JIS−P8120(1998)のC染色液を用いた染色法に準拠して測定した、パルプの種別ぼろの配合率が20〜80%になるように配合することを特徴とする含浸紙を提供することによって、効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記非木材繊維は、コットンリンターパルプであることを特徴とする含浸紙を提供することによって、より効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、JIS−P8220に準拠して離解した離解パルプのJIS−P8121に準拠して測定した離解フリーネスが600〜700ccであり、JIS−P8141(2004)に準拠して測定したクレム吸水度(縦)が80〜100mm、JIS−P8118(1998)に準拠して測定した密度が0.40〜0.60g/cmであることを特徴とする含浸紙を提供することによって、より効果的に達成される。
さらにまた、本発明の上記目的は、上記含浸紙の前記表層の表面に、少なくともシリカを含む塗工液を塗布して塗工層を形成し、該塗工層は、固形分で10〜50質量%のシリカを含有することを特徴とするインジケーター台紙を提供することによって、より効果的に達成される。
本発明に係る含浸紙によれば、裏層又は中層の少なくとも1層を吸液層とし、この吸液層に少なくとも非木材繊維を含有させ、さらに、裏層の表面の吸油度を0.5〜9.5秒としたので、防虫液等の揮発性の薬液を塗布又は含浸させるのに適した含浸紙とすることができる。
また、本発明に係るインジケーター台紙によれば、上記含浸紙の表層の表面に、少なくともシリカを含む塗工液を塗布して、固形分で10〜50質量%のシリカを含有する塗工層を形成することにより、着色層と吸液層とを貼り合せることなく、インジケーター機能を有するインジケーター台紙を得ることができる。すなわち、含浸紙の表層を着色層とし、少なくとも裏層を吸液層とし、表層の表面に塗工層を設け、含浸紙の着色層と塗工層とによりインジケーター層を構成することにより、着色層と吸液層とを貼り合せることなく、単一の紙で、インジケーター層と吸液層との両方を有するインジケーター台紙とすることができる。
以下、本発明に係る含浸紙及びインジケーター台紙について、表層、1層の中層、及び裏層の3層の紙層から成る場合を例に詳細に説明する。なお、本発明に係る含浸紙及びインジケーター台紙は、以下の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内において、その構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明に係る含浸紙(以下、「本含浸紙」という。)は、表層、1層の中層、及び裏層の3層の紙層を有する多層抄きで構成しており、表層を着色層、中層及び裏層を吸液層としている。
吸液層となる中層及び裏層の各層は、少なくとも非木材繊維を含有させた原料パルプを用いて形成される。特に、JIS−P8120(1998)のC染色液を用いた染色法に準拠して測定した、パルプの種別ぼろの配合率が20〜80%となるように、非木材繊維を各層の原料パルプ中に配合することが好ましく、より好ましくはパルプの種別ぼろの配合率が40〜60%となるように非木材繊維を配合することが好ましい。
吸液層の各層の、パルプの種別ぼろの配合率が20質量%未満であると、防虫剤等の薬液含浸時の浸透性、薬液保持性が悪くなるという問題が生じてしまう。一方、パルプの種別ぼろの配合率が80質量%を超えると、防虫剤等の薬液浸漬時に、層方向(紙の縦方向)への薬剤の浸透が良くなりすぎ、含浸紙全体(紙の横方向)への浸透が十分に出来ず、薬液の吸液ムラが発生する。このような含浸紙がインジケーターとして用いられると、インジケーターが正常に発現しなくなるおそれがある。
非木材繊維としては、コットンリンターパルプ、木材以外の繊維原料であるケナフ、麻、葦等の非木材繊維等、公知の種々のものを用いることができる。これらの中でも、コットンリンターパルプはコットンを原料としているため、材自体の薬液浸透性が高いだけでなく、薬液保持性が高い。従って、本含浸紙においては、特にコットンリンターパルプを用いることが好ましく、これにより、防虫剤等の薬液を一定期間保持する場合の調整を行い易くなる。
なお、本含浸紙の吸液層を形成する原料パルプは、パルプの種別ボロの配合率が20〜80%となるように非木材繊維が配合されていれば、その他の原料パルプとしては、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)、針葉樹未晒クラフトパルプ(NUKP)、広葉樹亜硫酸パルプ、針葉樹亜硫酸パルプ等の木材繊維を主原料として、化学的に処理されたパルプ、化学的に処理されたパルプやチップを機械的にパルプ化したグランドパルプ、木材またはチップに化学薬品を添加しながら機械的にパルプ化したケミグランドパルプ、及びチップを柔らかくなるまで蒸解した後、レファイナー等でパルプ化したセミケミカルパルプ等のバージンパルプ等を用いることができる。
なお、古紙からなるパルプを配合しても良いが、微細繊維が多いため、濾水性が悪くなり、薬液の浸透性が落ちてしまう。さらに、古紙中に含まれるサイズ剤等によって薬液の浸透性が低下してしまう他、紙面の見栄えが悪化するとともに、層間強度も低下してしまう。従って、古紙パルプは特に表層を形成する原料パルプには配合しない方が好ましく、さらには吸液層を形成する原料パルプにも配合しないほうが好ましい。
なお、本含浸紙は、同じ配合の原料パルプを用いて表層、中層、及び裏層の各層を抄造することが好ましい。しかしながら、例えば中層の原料パルプ中に古紙を配合する等、表層、中層、裏層と異なる配合の原料パルプを用いて抄紙しても良い。
さらに、本含浸紙をJIS−P8220(1998)に準拠した方法で離解した離解パルプの、JIS−P8121(1995)に記載の「紙及び板紙−パルプのろ水度試験方法−カナダ標準ろ水度試験方法」に準拠して測定したフリーネス(以下、「離解フリーネス」と言う。)を600〜700ccに調整することが好ましく、より好ましくは610〜680ccである。なお、離解フリーネスが700ccを超えると薬液の浸透性は向上するが、繊維結合力が低下し、層間強度が低くなるため、断裁時の紙粉発生量が多くなり、作業性が悪くなる。一方、離解フリーネスが600cc未満であると、繊維間結合力は増し、層間強度は高くなり、断裁時の紙粉の発生量は少なくなるが、薬液の浸透性が悪くなると共に薬液の吸液にバラツキが発生し、吸液ムラが発生してしまう。
また、着色層(本実施形態では表層)のパルプフリーネスは350〜700ccであることが好ましく、より好ましくは600〜700ccである。表層のパルプフリーネスが350cc未満であると、後述する塗工層を形成する塗工液の吸液ムラが発生しやすくなり、鮮明なインジケーターを表示するのが難しくなる。また700ccを超えると吸液層に含浸させている薬液の発散性能が向上し、目的とするインジケーター期間を確保し難くなる。
吸液層(本実施形態では中層及び裏層)のパルプフリーネスは350〜720ccであることが好ましく、より好ましくは600〜700ccである。吸液層のパルプフリーネスが350cc未満であると、含浸させた薬液発散性が劣る問題が発生する。一方、720ccを超えると、薬液の保持性に劣る問題が発生する。
なお、着色層のパルプフリーネスと吸液層のパルプフリーネスとを等しくする、あるいは着色層のパルプフリーネスを吸液層のパルプフリーネスより低くすることが好ましい。これにより、含浸紙の薬液の浸透性、薬液発散性は低下するが、一度吸液された薬液は発散しにくい構造となるため、薬液保持性が向上する。
なお、この他、本含浸紙を構成する各層の原料パルプに添加される薬品の添加量、種類等については、原料パルプの種類等に応じて、適宜調整することができる。
上述した原料パルプは、公知の抄紙工程、例えばワイヤーパート、プレスパート、ドライヤーパート、サイズプレス、カレンダーパートなどを経て、表層、中層、及び裏層の3層の紙層を有する本含浸紙を形成する。なお、本含浸紙の抄紙方法については、特に限定されるものではないので、酸性抄紙法、中性抄紙法、アルカリ性抄紙法のいずれであっても良い。また、抄紙機も特に限定されるものではないので、例えば長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、円網抄紙機、円網短網コンビネーション抄紙機等の公知の種々の抄紙機を使用することができる。
また、着色層の付け量は50〜140g/mが好ましく、より好ましくは50〜60g/mである。着色層の付け量が50g/m未満であると、着色層の下の層(本実施形態では中層)の色を隠蔽できなくなる傾向にあり、このような含浸紙がインジケーターとして用いられると、インジケーターが発現しにくくなるおそれがある。一方、着色層の付け量が140g/mを超えると、吸液層から着色層への防虫剤等の薬液の浸透性が低下する。
吸液層の合計付け量は50〜445g/mが好ましく、より好ましくは50〜310g/mである。吸液層の合計付け量が50g/m未満であると、防虫剤等の薬液の浸透性が低下し、含浸量が不足するため、本含浸紙が例えば防虫用途に用いられた場合、その防虫の効用期間が短くなってしまう。一方、吸液層の合計付け量が445g/mを超えると、防虫剤等の薬液の含浸量が多くなりすぎ、着色層の表面から薬液が染み出してくるという問題が発生する。
上述したように形成された本含浸紙の裏層の表面(吸液層の表面)は、吸油度が0.5〜9.5秒であることが好ましい。なお、本明細書でいう「吸油度(秒)」とは、J.TAPPI No.32−2(2000)に記載の「紙−吸水性試験方法−第2部:滴下法」に準拠し、滴下する液体を水から軽油に変更して、吸液層側(裏層側)から測定した値である。なお、吸油度が0.5秒未満であると、防虫剤等の薬液浸漬時に、層方向(紙の縦方向)への吸収が良くなりすぎ、含浸紙全体(紙の横方向)への浸透が十分に出来ず、薬液の広がりが悪くなる。一方、吸油度が3秒を超えると、薬液の浸透性が低くなるため、含浸紙の中で薬液の浸透性の良好な部分と悪い部分が発生する。すなわち、吸油度が0.5〜9.5秒の範囲外であると、薬液の吸液ムラが発生し、このような含浸紙をインジケーターとして用いると、インジケーターが正常に発現しなくなるおそれがある。
また、本含浸紙の、JIS−P8141(2004)に記載の「紙及び板紙−吸水度試験方法−クレム法」に準拠して測定したクレム吸水度(縦)(以下、単に「クレム吸水度」と言う。)は、80〜100mmが好ましく、より好ましくは90〜100mmである。含浸紙のクレム吸水度が80mm未満であると薬液の浸透性が低くなり、吸液ムラが発生する。一方、クレム吸水度が100mmを超えると、一見すると、薬液の浸透性は高くなるが、層方向への浸透性が高くなるために、薬液の広がりが悪くなる。なお、クレム吸水度は、吸液層を形成する原料パルプに含浸液浸透促進剤を添加することにより調整することが好ましい。この含浸液浸透促進剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤を用いることができ、またこれらの1種又は2種以上を併用してもよい。
アニオン性界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアリール硫酸エステル塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、モノ置換又はジ置換スルホコハク酸エステル塩等が挙げられる。
また、カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等)、アミン塩型(ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド乳酸塩、ジラウリルアミン塩酸塩、オレイルアミン乳酸塩等)等が挙げられる。
さらにまた、ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、エチレンジアミンポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド等が挙げられる。
これらの含浸液浸透促進剤の中でもノニオン性界面活性剤を添加することが好ましく、特にポリエチレングリコールを含まない多価アルコール、多価フェノール化合物のプロピレンオキサイド付加体を添加することが好ましい。これに加えて、DF6300(星光PMC株式会社製)の、脂肪酸系でシリコーンを含まない液状の自己乳化型の界面活性剤が用いられると、より好ましい。
また、この含浸液浸透促進剤の添加量は0.01〜0.5質量%が好ましく、0.05〜0.25質量%がより好ましい。含浸液浸透促進剤の添加量が0.01質量%未満であると、サイズ性を十分に消去することができないため、薬液の浸透性が悪く、含浸加工時の生産性が低下してしまう。一方、添加量が0.5質量%を超えるとサイズ性の消去は十分にできるが、紙力増強剤、染料等の薬品の定着を阻害するとともに、パルプ繊維同士の水素結合も阻害する傾向にあり、含浸紙の層間強度が低下する問題が発生する。また、薬液含浸後の含浸紙の剥離強度も低下するおそれがある。
なお、原料パルプの叩解の度合いや、パルプの配合率によっては含浸液浸透促進剤剤等の薬品を添加する必要がないので、この場合には添加しなくても良い。また、含浸紙に薬液の浸透性を付与するために、含浸液浸透促進剤の他に吸液剤や嵩高剤等の薬品を添加することも可能である。
また、本含浸紙は、JIS−P8118(1998)に記載の「紙及び板紙−厚さ及び密度の試験方法」に準拠して測定した密度(以下、単に「密度」と言う。)が0.40〜0.60g/cmである。なお、本含浸紙の密度が0.40g/cm未満であると、薬液の浸透性は向上するが、層間強度が低く、断裁時に層間剥離が発生すると共に、紙粉が発生する。一方、本含浸紙の密度が0.60g/cm以上を超えると、密度が高くなりすぎるため、薬液の浸透性が低くなる。
さらにまた、本含浸紙は、JIS−P8131(1995)に記載のミューレン高圧形試験機を用い、TAPPIUM522に記載の「ミューレン高圧型破裂強さ試験機による層間剥離強さ試験方法」に準拠して測定した剥離強度(以下、単に「剥離強度」という。)を0.35〜1.10Mpaとする、より好ましくは0.60〜0.85Mpaとする。剥離強度が0.35Mpa未満であると、含浸紙に後述する塗工層を形成する塗工液を塗布する際に含浸紙が剥がれ、塗工層及び着色層により構成されるインジケーター層と、吸液層との間で層間剥離がしやすくなる問題が発生する。一方、剥離強度が1.10Mpaを超えると、吸液層からインジケーター層への薬液の浸透性が低下し、目的とするインジケーターを表示し難くなる。
上述した本含浸紙の表層の表面(着色層の表面)に塗工層を形成し、含浸紙の着色層と塗工層とでインジケーター層を構成して、本発明に係るインジケーター台紙(以下、「本インジケーター台紙」という)を形成する。これにより、本インジケーター台紙は、インジケーター層と吸液層とを貼り合せることなく、インジケーター機能を有するようになる。
塗工層は、顔料としてシリカを少なくとも含有する塗工液を塗布して形成される。なお、顔料としては、シリカの他に、クレー、炭酸カルシウム、タルク等が挙げられるが、顔料として少なくともシリカが含有されている塗工液を用いることで、防虫剤等の薬液を浸漬させると、顔料自体(シリカ)が透明化し、文字や絵柄等の表示を消失させることが可能となる。また、防虫剤等の薬液が、経時で含浸紙中から揮発、発散していくことにより、消失した文字や絵柄等の表示が再び露呈する。
なお、塗工層には、シリカが固形分で10〜50質量%、好ましくは20〜30質量%含有されている。塗工層のシリカの含有率が50質量%を超えると、シリカが塗工液中の溶媒を吸収してしまうため、塗工液を塗布する為に、大量の溶媒が必要となる。塗工液中には、バインダーとしてクリアーインクが含有されるが、含浸紙の表面(表層の上面)に塗工液を塗布しても、クリアーインクがバインダーとしての役割を果たさなくなるため、シリカが含浸紙の表面に定着しにくい。従って、塗工層を形成してインジケーター層を形成しても、インジケーター機能を発現させることが難しいという問題が発生する。さらにまた、塗布されたシリカの塗膜が厚くなるため、防虫剤等の薬液を含浸させても文字や絵柄等の表示が消失しにくいという問題も発生される。一方、塗工層中のシリカの含有率が10質量%未満であると、シリカの塗膜が薄すぎるため、インジケーター機能が発現しても、消失された文字や絵柄等の表示が見難いという問題が発生する。
また、シリカを定着させる接着剤としては、PVA、ラテックス、酢酸ビニル、アクリル樹脂等の水系接着剤が挙げられるが、水系接着剤を使用すると、塗工液を塗工する際に塗工液の溶媒である水により、着色層と吸液層の層間強度が低くなり、層間剥離を起こす傾向がある。従って、本インジケーター台紙においては、塗工液中に樹脂として溶剤系接着剤を含有させることが必要である。この溶剤系接着剤としては、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられるが、特に、印刷用の樹脂であるメジウムインクを用いることが最も好ましい。樹脂としてメジウムインクを含む塗工液を塗布して本インジケーター台紙を形成すると、インクの広がりに優れるため、印刷適性に優れると共に、本含浸紙との接着性を高くすることができる。
なお、この他、各種助剤については、適宜添加することができる。また、上述した塗工液の印刷、塗工方法については公知の印刷技術、例えば、凸版印刷、凹版印刷、グラビア印刷、オフセット印刷等の公知の種々の印刷方法を使用することが出来る。また、ブレードコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、キャストコーター等と言った公知の種々の塗工機を用いた塗工方法を使用することができる。
以上、本発明について、表層、中層、及び裏層の3層の紙層から成り、表層を着色層とし、裏層を吸液層とした含浸紙を形成し、この含浸紙の着色層の表面に塗工層を設けてインジケーター台紙を形成した場合について説明したが、本発明に係る含浸紙及びインジケーター台紙は、この構成に限定されるものではない。すなわち、含浸紙を、2層以上の中層として4層以上の紙層から成るように構成したり、表層を着色層とし、中層及び裏層を吸液層としたり等、種々の変更が可能である。
本発明に係る含浸紙を用いて形成した、本発明に係るインジケーター台紙の効果を確認するため、以下のような各種の試料を作製し、これらの各試料に対する品質を評価する試験を行った。なお、本実施例において、配合、濃度等を示す数値は、固形分又は有効成分の質量基準の数値である。また、本実施例で示すパルプ・薬品等は一例にすぎないので、本発明はこれらの実施例によって制限を受けるものではなく、適宜選択可能であることはいうまでもない。
本発明に係る13種類のインジケーター台紙(これを「実施例1」ないし「実施例13」とする)と、これらの実施例1ないし実施例13と比較検討するために、2種類のインジケーター台紙(これを「比較例1」、「比較例2」とする)を、表1に示すような構成で作製した。
Figure 2010084278
〔実施例1〕
以下の原料を用いて、下記の製造法に従い、表層、裏層及び両層間に位置する2層の中層からなる4層構造の含浸紙及びインジケーター台紙を得た。
<原料>
・表層(着色層)
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)50質量%と、コットンリンターパルプ50質量%を配合した後に、カナディアンスタンダードフリーネス(CSF)を685ccに調整した原料に、染料として、日本化薬株式会社製カヤセルターコイズAGリキッドを固形分で0.3質量%、日本化薬株式会社製カヤフェクトイエローYを0.6質量%、株式会社日本化学工業所製ダイレクトペーパーブルーN5BLを0.07質量%、株式会社日本化学工業所製ダイレクトペーパーレッド4BLを0.02質量%配合した。また、染料の定着剤として、大和化学工業株式会社製ダイヤフィックスDを固形分で1.0質量%、硫酸バンドとして、硫酸アルミニウムを固形分で3.0質量%、乾燥紙力増強剤として、星光PMC株式会社製DG4204を固形分で1.0質量%、含浸液浸透促進剤として、星光PMC株式会社製DF6300を固形分で0.2質量%配合し、着色層となる表層用の原料パルプスラリーを得た。
・中層及び裏層(吸液層)
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)50質量%と、コットンリンターパルプ50質量%を配合した後に、カナディアンスタンダードフリーネス(CSF)を685ccに調整した原料に、乾燥紙力増強剤として、星光PMC株式会社製DG4204を固形分で0.5質量%、含浸液浸透促進剤として、星光PMC株式会社製DF6300を固形分で0.2質量%配合し、中層及び裏層用の原料パルプスラリーを得た。
これらの原料パルプスラリーを用い、円網抄紙機にて表層、2層の中層、及び裏層の紙層を抄き合わせて、表層(着色層)の付け量を50g/m、中層及び裏層(吸液層)の合計付け量350g/mとし、坪量が400g/mである4層抄きの含浸紙を得た。
次に、表1に示すようなシリカ(グレースジャパン株式会社製サイロジェットP508)を30質量%、メジウムインク(帝国インキ社製FMメジウム)を53質量%、及びメジウムインク専用溶剤(帝国インキ社製F003溶剤)を17質量%、混合して、塗工液を作製する。
この塗工液をスクリーン印刷で上述したように作製した含浸紙の、表層の表面(着色層の表面)に塗布して塗工層を形成し、着色層と塗工層とでインジケーター層を形成し、インジケーター台紙(実施例1)を得た。
また、実施例2〜13、及び比較例1〜2を表1に示す条件以外は実施例1と同様にして、各含浸紙及びインジケーター台紙を作製した。
なお、表1中の「非木材繊維の種類」中の「リンター」とは、コットンリンターパルプをあらわす。
また、「CSF(cc)」とは、JIS−P8121(1995)に記載の「紙及び板紙−パルプのろ水度試験方法−カナダ標準ろ水度試験方法」に準拠して測定したフリーネスの値である。
「付け量(g/m)」とは、各試料の層剥離を行い、各層の坪量をJIS−P8124に記載の「紙及び板紙−坪量測定方法」に準拠して測定した値である。
なお、層剥離は以下の手順で行った。まず、各試料から得た各サンプルを室温の水に約1時間浸漬する。水に浸漬した各サンプルを、角を起点として10mmΦ程度の丸棒に巻き付けた後、丸棒を転がして各サンプルをしごく。この操作を各サンプルの四隅の全ての角を起点に繰り返し、各方向からサンプルにしごきの力を加える。これにより、各サンプルの層間の一部が剥離してくるので、これを利用して、表層、中層、及び裏層に分離して層剥離を行う。層剥離を行った後、各サンプルの各層を熱風乾燥機などで十分に乾燥し、試験に使用した。
これらの全実施例及び比較例について品質評価を行った結果は、表2に示すとおりであった。なお、この品質評価試験は、JIS−P8111に準拠して温度23±2℃、湿度50±2%の環境条件で行った。
なお、表2中の「坪量(g/m)」とは、インジケーター台紙全体の坪量で、JIS−P8124(1998)に記載の「紙及び板紙−坪量測定方法」に準拠して測定した値である。
「離解フリーネス(cc)」とは、含浸紙をJIS−P8220に準拠して離解した離解パルプをJIS−P8121に準拠して測定したフリーネスの値である。
「密度(g/cm)」とは、JIS−P8124(1998)に記載の「紙及び板紙−坪量測定方法」に準拠して測定したインジケーター台紙の坪量と、JIS−P8118(1998)に記載の「紙及び板紙−厚さ及び密度の試験方法」に準拠して測定したインジケーター台紙の紙厚から算出した値である。
「クレム吸水度(mm)」とは、JIS−P8141(2004)に記載の「紙及び板紙−吸水度試験方法−クレム法」に準拠して測定したインジケーター台紙の縦方向の値である。
「吸油度(秒)」とは、J.TAPPI No.32−2(2000)に記載の「紙−吸水性試験方法−第二部:滴下法」に準拠し、滴下する液体に軽油を用いて裏層(塗工層と反対の面)を測定した値である。
「剥離強度(MPa)」とは、JIS−P8131(1995)に記載のミューレン高圧形試験機を用い、TAPPIUM522に記載の「ミューレン高圧型破裂強さ試験機による層間剥離強さ試験方法」に準拠して測定した値である。
「断裁時の紙粉発生」とは、ギロチン断裁時の紙粉の発生量を目視で確認し、評価した。その評価基準は下記の通りとした。
○:断裁時の紙粉が無い。
△:断裁時の紙粉が発生する。
×:断裁面の紙粉が多量に発生する。
「吸液時の文字の隠蔽性」とは、薬液を吸液層から1滴滴下させて、7日放置した後の塗工層の文字等の消失度合いを目視で確認し、評価した。その評価基準は下記の通りとした。
○:文字が完全に消失していて、見えない。
△:文字が完全に見えていないが、見えかけている。
×:文字が完全に見えている。
また、「総合評価」とは、クレム吸水度、吸油度の評価等を総合的に評価したもので、その評価基準は下記の通りである。
◎:十分満足できる。
○:満足できる。
△:やや満足できる。
×:満足できない。
Figure 2010084278
表2から、本発明に係る含浸紙及びインジケーター台紙、すなわち実施例1〜13に係る含浸紙であると、防虫液等の蒸散性の薬液を塗布又は含浸に適した含浸紙となることが分かる。また本発明に係るこの含浸紙の表層の表面に塗工層を設けて形成した、本発明にかかるインジケーター台紙であると、インジケーター層と吸液層とを貼り合わせることなく、単一の紙でインジケーター層と吸液層とを有することが分かる。すなわち、単一の紙で優れた防虫機能とインジケーター機能とを有するインジケーター台紙とすることができることが分かる。

Claims (5)

  1. 少なくとも、表層、1層又は複数層から成る中層、及び裏層の多層抄きで構成される含浸紙であって、
    前記裏層又は前記中層の少なくとも1層を吸液層とし、
    前記吸液層は、少なくとも非木材繊維を含有させたパルプを用いて形成し、
    また、前記裏層の表面は、J.TAPPI No.32−2(2000)に準じて測定した吸油度が0.5〜9.5秒であることを特徴とする含浸紙。
  2. 前記非木材繊維は、JIS−P8120(1998)のC染色液を用いた染色法に準拠して測定した、パルプの種別ぼろの配合率が20〜80%になるように配合することを特徴とする請求項1に記載の含浸紙。
  3. 前記非木材繊維は、コットンリンターパルプであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の含浸紙。
  4. JIS−P8220に準拠して離解した離解パルプのJIS−P8121に準拠して測定した離解フリーネスが600〜700ccであり、JIS−P8141(2004)に準拠して測定したクレム吸水度(縦)が80〜100mm、JIS−P8118(1998)に準拠して測定した密度が0.40〜0.60g/cmであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の含浸紙。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の含浸紙の前記表層の表面に、少なくともシリカを含む塗工液を塗布して塗工層を形成し、該塗工層は、固形分で10〜50質量%のシリカを含有することを特徴とするインジケーター台紙。
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