JP2010083797A - 害虫駆除剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】付着困難な場所にも充分な駆除作用が奏されるように、長時間に亘って付着することが可能で、泡の消滅後も駆除対象域に防虫成分を長時間残留させることができ、しかも散布の際に飛散せずに空気中に漂流することのない害虫駆除剤とすることである。
【解決手段】20℃における蒸気圧が10hPa以下のエチレングリコールモノイソブチルエーテルなどのグリコールエーテル系水溶性溶剤0.1〜1.0重量%、界面活性剤0.01〜10重量%、昆虫成長制御剤などの殺虫有効成分0.0001〜5重量%、平均粒子径0.5〜50μmの非晶質ケイ酸粉末などの担体粉末0.0005〜0.5重量%、キサンタンガムなどの増粘剤0.00005〜0.005重量%および水を必須成分として含有し、起泡されたムース状組成物からなる害虫駆除剤とする。泡状化により、泡の厚みを10cmに形成した際、25℃、湿度60%の室内における泡持続時間が12〜48時間とする。
【選択図】なし

Description

この発明は、ゴキブリ類やハエ類その他の害虫を防除する害虫駆除剤に関し、詳しくは施用の際に泡状化して物に付着しやすく、付着した泡で駆除の可能な害虫駆除剤に関するものである。
一般に、食品工場、製紙工場、医薬品工場などの施設に進入または生息するアリ類、ゴキブリ類、ハエ類、チャタテムシ類、ヤスデ類、ナメクジ類などの衛生害虫や不快害虫は、衛生的な環境での製造工程を確保するため、さらには製品への虫体混入の防止を図るために駆除する必要があるが、そのような多くの種類の害虫を駆除するためには、粉剤、溶液、乳剤、フロアブル剤などの害虫駆除剤を害虫発生場所に散布するのが一般的な駆除方法である。
また、アリ類やゴキブリ類に対する駆除のため、発泡性エアゾール剤が知られており、これは害虫が通過しうる場所へ泡沫状に噴射して散布することにより、泡沫を対象物に付着させると、液状エアゾール剤に比べて人体など付着する飛沫が少なく、また施用時に呼吸によって吸入される危険性も少ない点で優れたものである。
このような発泡性エアゾール剤として、殺虫有効成分、低級アルコール、水、界面活性剤、増粘剤、平均粒径1〜50μmのケイ酸微粉末および水が必須成分として含まれた例がある(特許文献1)。
特開2003−238302号公報
しかし、上記した従来の発泡性エアゾール剤は、低級アルコール5〜40重量%および水30〜90重量%を必須成分とする原液を発泡させるものであって、噴射された後に形成された泡の持続時間は、長くても数十秒から数分程度であると考えられる。
このような短時間に泡の消えやすい発泡性エアゾール剤では、例えば排水溝の側面、配管の中、配管の周囲などに駆除効果が充分に発揮できるまで付着させておくことはできなかった。
また、泡の持続時間のみを長くしても傾斜した駆除対象面に対しては、泡が短時間のうちに流失して充分に作用せず、これでは充分な駆除効果を奏するものにはならない。
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、排水溝の側面、配管の中、配管の周囲など、従来の害虫駆除剤では付着困難な場所にも充分な駆除作用が奏されるように、長時間に亘って付着することが可能で、泡の消滅後も駆除対象域に防虫成分を長時間残留させることができ、しかも散布の際に飛散せずに空気中に漂流することのない害虫駆除剤とすることである。
また、そのような害虫駆除剤を用いて食品工場などの生産ラインに害虫や飛散した害虫駆除剤の混入を防止し、長期に亘り衛生的に害虫の繁殖しない環境を作ることも課題である。
上記の課題を解決するために、この発明においては、20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤を0.1〜1.0重量%含有し、界面活性剤、水、殺虫有効成分およびその担体粉末を必須成分として含有し、起泡されたムース状組成物からなる害虫駆除剤としたのである。
上記した組成からなるこの発明の害虫駆除剤は、殺虫有効成分が所定の蒸気圧以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤に溶解されており、それらは界面活性剤を含んだ水と共に泡立てられてムース状組成物となっている。
その際、20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤の蒸発速度は、水に比べて1/2以下という遅いものであり、それだけ泡の表面は蒸発し難いために泡膜が経時的に薄くならず、12時間以上の経時にも耐えるムース状の泡が維持される。
このような長時間のムース状態を維持できる害虫駆除剤は、所定以下の蒸気圧のグリコールエーテル系水溶性溶剤を0.1〜1.0重量%含有する必要があり、このように配合されると、例えば施用場所が排水溝の側面、配管の中、配管の周囲など、従来の害虫駆除剤では付着困難な場所であっても充分な駆除作用が奏されるものになる。
さらに、ムース状の泡が消えた後には、水とグリコールエーテル系水溶性溶剤の蒸発により濃度の高められた殺虫有効成分を担持した担体粉末が、施用場所に固体として残存し、さらに長期間の殺虫効果を対象害虫に及ぼすことができる。
例えば、20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤は、エチレングリコールモノイソブチルエーテルを採用することができる。
また、前記の殺虫有効成分は、昆虫成長制御剤を含む殺虫成分であれば、特に幼虫に接触して作用することにより、駆除対象害虫が営巣する場合には特に効果的であり、生息集団全体の繁殖を抑制し、対象害虫の群れ全体を駆除することができる。
泡状化した害虫駆除剤は、泡の厚みを10cmに形成した際、25℃、湿度60%の室内における泡持続時間が12〜48時間であることが、駆除効率の高い害虫駆除剤とするために好ましい。
前記した条件における泡持続時間が12時間未満の短時間では、充分な駆除作用が奏されず、48時間を越える長時間では泡による施用場所の汚損が起こる場合があり、作業性も低下するので好ましくない。
また、前記した担体粉末は、平均粒子径0.5〜50μmの担体粉末であることが長期間の殺虫効果を対象害虫に及ぼし、しかも攪拌などによって速やかに起泡される害虫駆除剤とするために好ましいことである。平均粒子径0.5μm未満では、担持機能が低くて好ましくなく、平均粒子径50μmを超える大粒径では、泡持続時間を低下させることになって好ましくない。
さらに、起泡性や付着性がよく、また殺虫有効成分の均一分散性を高めるために、上記した必須成分に増粘剤を添加した害虫駆除剤とすることが好ましい。
上記したような作用を安定して発揮できるようにするためには、エチレングリコールモノイソブチルエーテル0.1〜1.0重量%、界面活性剤0.01〜10重量%、殺虫有効成分0.0001〜5重量%、担体粉末0.0005〜0.5重量%、増粘剤0.00005〜0.005重量%および水を必須成分として含有し、起泡されたムース状組成物からなる害虫駆除剤とすることが好ましい。
このような害虫駆除剤は、例えば、殺虫有効成分、担体粉末、増粘剤および水を含有するフロアブル製剤と、20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤、界面活性剤および水を含有する起泡剤とを製造し、次いでこの起泡剤と前記フロアブル製剤とをエチレングリコールモノイソブチルエーテル0.1〜1.0重量%、界面活性剤0.01〜10重量%、殺虫有効成分0.0001〜5重量%、担体粉末0.0005〜0.5重量%、増粘剤0.00005〜0.005重量%を含むように配合すると共に、ムース状に起泡することからなる害虫駆除剤の製造方法を採用することができる。
上記した配合組成とする理由は、エチレングリコールモノイソブチルエーテルなどのグリコールエーテル系水溶性溶剤の配合量が0.1重量%未満の少量では、短時間で泡が消えやすくなり、長時間のムース状態を維持することが困難であって好ましくない。グリコールエーテル系水溶性溶剤の配合量が1.0重量%を超えても12時間以上のムース状態を維持する機能に変化はなく、実用的に好ましくなく、また48時間を越える長時間まで泡を残存させてもかえって施用場所の汚損が起こるなどの問題が生じる場合があって好ましくないからである。
また、界面活性剤の配合量が、上記の所定範囲であるのは、0.01重量%未満では、起泡時の効率が低くて好ましくなく、10重量%を超える多量を配合しても起泡効率の大幅な向上がないからである。
殺虫有効成分を0.0001〜5重量%とする理由は、0.0001未満の少量では、昆虫成長制御剤やその他の通常の殺虫成分を用いた場合に充分な駆除効率が望めずに好ましくなく、5重量%を超えて多量に配合すると、泡の経時変化が起こって消えやすくなって好ましくないからである。
また、担体粉末を0.0005〜0.5重量%配合する理由は、0.0005重量%未満の少量では、殺虫有効成分を充分に長時間に亘って残存させる量として不足するので好ましくなく、0.5重量%を超える多量では、起泡性を阻害する場合が生じて好ましくないからである。
増粘剤を0.00005〜0.005重量%を配合する理由は、0.00005重量%未満の少量では、殺虫有効成分の均一分散性が充分でない場合が生じて好ましくなく、処理面に均一に防除効果を及ぼすことが確実でなくなって好ましくなく、また0.005重量%を超えて多量に配合しても、殺虫有効成分の均一分散性にそれ以上の効果を及ぼすことはなく実用的でないからである。
この発明の害虫駆除剤は、所定蒸気圧のグリコールエーテル系水溶性溶剤を所定量含有すると共に、界面活性剤、水、殺虫有効成分およびその担体粉末を必須成分として含有し、起泡されたムース状組成物からなる害虫駆除剤としたので、排水溝の側面、配管の中、配管の周囲など、従来の害虫駆除剤では付着困難な場所にも充分な駆除作用が奏されるようになり、長時間に亘って付着することが可能で、泡の消滅後も駆除対象域に防虫成分を均一分散させて長時間残留させることができ、しかも散布の際に飛散せずに空気中に漂流することのない害虫駆除剤となる利点がある。
また、このような害虫駆除剤を用いて、施用された食品工場などの生産ラインには害虫の混入や飛散した害虫駆除剤の混入が防止され、長期に亘り衛生的な環境を維持できる利点がある。
この発明の害虫駆除剤の製造方法によれば、上記の利点を有する害虫駆除剤を確実に効率よく製造できる利点がある。
この発明に用いるグリコールエーテル系水溶性溶剤は、20℃における蒸気圧が10hPa以下のものであり、メチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシルなどの脂肪族のエチレングリコールエーテル、プロピレングリコールエーテルなど水溶性のグリコールエーテルが挙げられる。
具体的に列挙すれば、以下の通りである。なお、( )内は、20℃における蒸気圧(hPa)である。すなわち、エチレングリコールモノメチルエーテル(8.3)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(0.1)、トリエチレングリコールモノメチルエーテル(0.01未満)、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル(3.1)、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル(0.07)、エチレングリコールモノブチルエーテル(0.8)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(0.01)、トリエチレングリコールモノブチルエーテル(0.01未満)、エチレングリコールモノイソブチルエーテル(1.3)、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル(0.01)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(8.9)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(0.08)、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(0.03)である。このうち、エチレングリコールモノイソブチルエーテルは、代表的なものとして適用できるものである。
因みに、従来の起泡剤には主にエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルセロソルブ)が利用されていた。エチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルセロソルブ)は、ACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists;米国産業衛生専門家会議−作業環境許容濃度・発がん性評価を行っている)が公表するTWA(Time-weighted Average労働者が、1日8時間及び週間40時間程度で日常的に暴露しても、悪影響が現れないであろうと判断される濃度)では20ppmとなっているのに加え、同物質は労働安全衛生法の法第57条、政令第18条第3号の5により、容器又は包装に名称及び成分等の表示が義務付けされている物質とされている。これよりエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルセロソルブ)の安全性には疑問が残ることから、使用しないほうが好ましい。一方、エチレングリコールモノイソブチルエーテルはACGIHの公表する物質の中に特に記載が無く、すなわち労働安全衛生法により表示義務のある物質に指定されていないことからも、安全性の高い物質であるといえる。
この発明に用いる界面活性剤は、付着性に優れ、泡持続時間が泡の厚み10cmの場合に12時間以上であることを満たすのに適した界面活性剤であれば特に限定されず、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤もしくは/およびカチオン界面活性剤を挙げることができる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸塩(ステアリン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸塩(ラウリル硫酸ナトリウム等)、カルボン酸塩、硫酸エステル塩(高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩)、スルホン酸塩(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム等)、リン酸エステル塩、ジチリオン酸エステル塩、パルミチン酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、アルキルスルフォネートなどが挙げられるがこれらに特に限定されるものではない。
ノニオン界面活性剤としては、ポリエチレングリコール型と多価アルコール型に大別され、ポリエチレングリコール型としては、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等が挙げられ、多価アルコール型としては、グリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトールおよびソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノールアミン類の脂肪酸アミド等が挙げられるがこれらに特に限定されるものではない。
カチオン界面活性剤としては、四級アンモニウム塩、アミン塩などを挙げることができるが、特にこれらに限定されない。
両性界面活性剤としては、カルボン酸塩型、硫酸エステル塩型、スルホン酸塩型、リン酸エステル塩型などの両性界面活性剤を挙げることができるが、特にこれらに限定されない。
界面活性剤の配合割合は、界面活性剤の総量が0.01〜10重量%、好ましくは、0.1〜5重量%である。
この発明に用いる殺虫有効成分は、対象害虫に応じて選択的に採用することができ、例えばペルメトリン、シフェノトリン、ビフェントリン、フェノトリン、プラレトリン、アレスリン、イミプロトリン、エムペントリンなどのピレスロイド系化合物、エトフェンプロックス、シラフルオフェンなどのピレスロイド様化合物、イミダクロプリド、アセタミプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、ジノテフランなどのネオニコチノド系化合物、クロルフェナピルなどのピロール系化合物、フィプロニルなどのフェニルピラゾール系化合物、フェノブカルブなどのカーバメイト化合物、フェニトロチオン、ジクロルボスなどの有機リン系化合物、ピリプロキシフェン、ハイドロプレン、フェノキシカルブ、テフルベンズロン、フルフェノクスロン、ビストリフルロン、ヘキサフルムロン、トリフルムロン、ノバルロン、クロルフルアズロン、エトキサゾール、シロマジンなどの昆虫成長調節剤を挙げることができる。
また、近年の殺虫有効成分の安全性に対する高い関心から、有機リン系化合物、ピレスロイド系化合物、ネオニコチノイド系化合物等の神経毒を有する化合物が使用できない現場が多くなってきていることから、哺乳類に対して毒性をほとんど有さない昆虫成長制御剤の使用場面が多くなってきている。この昆虫成長制御剤は、害虫の幼虫に対しては、非常に優れた駆除効果を発揮するが、成虫に対しては駆除効果を発揮しないため、成虫に対し物理的に長時間に亘り駆除効果を発揮させるような本発明のムース状の泡との組み合わせが特に有効である。
殺虫有効成分の配合割合は、防虫成分の種類によっても異なるが、殺虫剤の総量が0.0001〜5重量%、好ましくは、0.001〜1重量%である。
この発明に用いる担体粉末は、例えば微粉化された非晶質ケイ酸、無水ケイ酸、含水ケイ酸等、カオリン、タルク、酸化チタン、炭酸マグネシウム等がよい。この粉末は平均粒子径が0.5−50μm程度のものが好ましい。例えば、カープレックスFPS-2(シオノギ製薬製)等が挙げられる。これらの微粉末の配合量としては、防虫成分の含量の、1−100重量%であり、好ましくは5.0−50重量%である。
この発明に用いる増粘剤としては、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの直鎖高級アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、ヘキシルドデカノール、などの分枝鎖高級アルコール、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、高級脂肪酸、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カラギーナン、キサンタンガム、天然ゴム、等が挙げられ、防虫成分の沈降速度を押さえ、かつ液中に均一分散させることにより、処理面に均一に付着させ、防虫効果を向上させるものであればよい。
この発明における駆除対象となる害虫は、一般に、食品工場、製紙工場、医薬品工場などの施設に進入または生息するアリ類、ジバンムシ類、ゴキブリ類、ハエ類、コバエ類、チャタテムシ類、ヤスデ類、ナメクジ類などの衛生害虫や不快害虫であり、例えば、チャバネゴキブリ、キイロショウジョウバエ、ヒラタチャタテムシ、タバコシバンムシ、イエバエ、アルゼンチンアリ、ヤケヤスデ、コウラナメクジなどが挙げられる。
この発明においてムース状の泡であってその物性が付着性に優れたものは、後述する試験例2に示したように、30度に傾けた板に処理した場合に、5分間でその泡がどの程度移動するかという相対的な比較により、付着性に優れると判断される。
また、この発明の害虫駆除剤はムース状の泡からなり、その物性としての泡持続時間が泡の厚み10cmの場合に12時間以上であることは、害虫の成虫を泡に接触させて窒息死させるために、できるだけ長時間泡の状態を維持させる必要から後述の泡の残存率の測定試験方法において12時間以上が適するものと判断される。
なお、12時間を越えてさらに何日も泡が持続すると、泡による汚損の問題も生じる可能性があり、現場の作業性も考慮すると、泡の持続時間は12時間以上であり、かつ48時間(2日)後までには消失することが好ましい。泡が2日を越えて持続してしまうと、現場での泡による汚損の問題も起こりやすくなるからである。
この発明のムース状の泡を得るための発泡倍率については、特に限定されるものではないが、実施例1の88倍〜120倍程度が好ましいと考えられる。
起泡するために用いる気体としては、空気または窒素ガスが適しているが、不活性ガスも使用可能である。ただし、二酸化炭素ガスでは、泡の厚みが10cmの場合に泡持続時間が12時間以上のムース状の泡からなる害虫駆除剤とすることは困難である。また、LPGなどの可燃性ガスでは、火災の危険性が伴うために採用は困難である。
[フロアブル剤A]
以下の原材料を混合攪拌して、ビストリフルロン含有のフロアブル製剤Aを得た。
(1)殺虫有効成分(ビストリフルロン) 5重量%、
(2)含水非晶質に酸化ケイ素粉体(シオノギ製薬製:カープレックスFPS-2)0.5重量%、
(3)非イオン/陰イオン混合の界面活性剤(竹本油脂社製:ニューカルゲンFS-26)
0.83重量%、
(4)キサンタンガム(三唱株式会社製:ケルザンS) 0.2重量%、
(5)シリコーンオイル(信越化学社製:シリコンKM70) 0.03重量%、
(6)イオン交換水 93.44重量%、
[起泡剤B]
以下の原材料を混合攪拌して起泡剤を得た。
(1)ラウリル硫酸ナトリウム 13重量%、
(2)アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム 2.5重量%、
(3)ポリオキシエチレンラウリエーテル硫酸トリエタノールアミン 2.5重量%、
(4)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1重量%、
(5)エチレングリコール・モノイソブチルエーテル(日本乳化剤社製:イソブチルグリコール) 25重量%、
(6)イオン交換水 56重量%、
[実施例1]
上記のようにして得られたフロアブル製剤Aを2重量%、起泡剤Bを1.5重量%および水道水96.5重量%からなる液状組成物を手押しポンプ型の発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を88倍となるように発泡させることにより、害虫防除剤(実施例1)を得た。
[比較例1]
防虫成分のビストリフルロン2重量%と、無機粉末およびイソブチルグリコールを全く含まない市販の起泡剤マジックリン(花王株式会社製)と水を用い、実施例1と同様な手順で発泡させたムース状起泡物からなる比較例1を得た。
[比較例2]
防虫成分のビストリフルロン2重量%と、無機粉末およびイソブチルグリコールを全く含まない市販の起泡剤スーパー泡ジョイ(P&Gプロクター・アンド・ギャンブルジャパン社製)と水を用い、実施例1と同様な手順で発泡させたムース状起泡物からなる比較例2を得た。
[比較例3]
防虫成分のビストリフルロン2重量%と、無機粉末およびイソブチルグリコールを全く含まない業務用の起泡剤プロフォームプラチナム(NoHowe Products Development Ltd.社製)と水を用い、実施例1と同様な手順で発泡させたムース状起泡物からなる比較例3を得た。
上記のようにして得られた実施例1、比較例1、2および3に対して以下の泡体積の経時変化(泡の残存率)を調べる試験を行なって、その結果を表1中に示した。
[泡の残存率の測定試験]
底面10cm、上面12cm、高さ10cmのプラスチックカップ(容量4152.7cm)内に、前記の実施例1または比較例1、2および3の泡を容器一杯となるように満たし、その後、経時的に48時間まで放置した泡の体積の変化を観察した。放置条件は、25℃、湿度60%とした。
Figure 2010083797
表1の結果からも明らかなように、比較例1、2および3では、わずか2〜4時間でほとんどの泡が消失したが、実施例1では、12時間まで60%の泡の残存率を示した。
このことから、単に界面活性剤のみでは、4時間を越えて泡が持続することはなく、実施例1のようにエチレングリコール・モノイソブチルエーテルの配合により、それより長時間の泡の持続性が得られていることがわかる。
[傾斜ベニヤ板上の泡の残存量測定試験]
5×20cmのシナベニヤ板を30度に傾け、その表面に実施例1、比較例1、2および3をそれぞれ10g付着させ、5分後にベニヤ板の表面に残った泡の残存量を測定し、その結果を表2に示した。
Figure 2010083797
表2の結果からも明らかなように、実施例1は、比較例1、2および3に比べて、優れた斜面への付着量を示し、付着性能に優れ、それに含まれる防虫成分もより多く付着することが期待できるので、確実な防除効果があることが判る。
[実施例2]
エチレングリコールモノイソブチルエーテル25重量%とその他の界面活性剤19%と水56%からなる起泡剤を1.5重量%に水で希釈した液を調製し、この液を用いてd・d−T−シフェノトリンを5重量%含有の乳剤(住化エンビロサイエンス社製:ゴキラート)を180倍に希釈した水溶液とし、これに含水非晶質に酸化ケイ素粉体(ホワイトカーボンとも称される)(シオノギ製薬製:カープレックスFPS-2)を1.0重量%均一配合し、これを発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を88倍となるように発泡させることにより害虫防除剤(実施例2)を得た。
[比較例4]
d・d−T−シフェノトリンを5重量%含有の乳剤(住化エンビロサイエンス社製:ゴキラート)を水で180倍に希釈した水溶液を比較例4とした。
[比較例5]
d・d−T−シフェノトリンを5重量%含有の乳剤(住化エンビロサイエンス社製:ゴキラート)を市販の起泡剤(花王社製:マジックリン)の1.5重量%水溶液で180倍に希釈した水溶液を発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を88倍となるように発泡させることにより害虫防除剤(比較例5)を得た。
[比較例6]
d・d−T−シフェノトリンを5重量%含有の乳剤(住化エンビロサイエンス社製:ゴキラート)を市販の起泡剤スーパー泡ジョイ(P&Gプロクター・アンド・ギャンブルジャパン社製)の1.5重量%水溶液で180倍に希釈した水溶液を発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を88倍となるように発泡させることにより害虫防除剤(比較例6)を得た。
[駆除(ノックダウン)効果の持続性試験]
直径9cmの濾紙(No.2)を10枚重ねて直径9cm高さ6cmのプラスチックカップに収納した。次に、各供試薬剤(実施例2、比較例4,5,6)を300g/m2となるように濾紙の表面に均一となるように、泡または液滴の状態で散布した。
そして、散布処理12時間後、24時間後、および7日目に、チャバネゴキブリ成虫10頭を放虫し、15分後、30分後、60分後および120分後にノックダウンされた個体を計数し、そのノックダウン率を求め、結果を表3中に示した。
Figure 2010083797
表3の結果からも明らかなように、比較例4では、起泡剤Bを含まないため散布12時間目では、供試虫放虫後60分目から100%のノックダウン効果を示したが、散布24時間目では、供試虫放虫後120分でも100%のノックダウン効果を示さず、散布7日目に至っては、供試虫放虫後120分目で0%のノックダウン率となり、駆除効果が期待できない結果であった。
比較例5では、泡の持続時間が2時間以内と短く、低い効果であった。
比較例6では、長時間持続する泡により散布12時間目では、優れた駆除効果を示したが、散布24時間目では、若干量の泡で僅かにノックダウン効果を示したが、それ以降は、泡が消失したため、ノックダウン効果を示さなかった。
一方、実施例2では、散布24時間目まで、供試虫放虫後15分目から100%のノックダウン効果を示し、散布7日目では、実施例2では、30分目から100%の優れたノックダウン効果を示した。実施例2には、担体粉末が含まれているものであり、駆除効果が増強されることが判明した。
[実施例3]
起泡剤Bの1.5重量%の水溶液で、フロアブル剤Aを4000倍に希釈した水溶液とし、手押しポンプ型の発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を88倍となるように発泡させることにより、害虫防除剤(実施例3)を得た。
[比較例7]
フロアブル剤Aを水のみで4000倍に希釈した水溶液(比較例7)を得た。
[比較例8]
市販の起泡剤(花王社製:マジックリン)の1.5重量%水溶液で、フロアブル剤Aを4000倍に希釈した水溶液を得た(比較例8)。
[比較例9]
起泡剤Bの1.5重量%水溶液を比較例9とした。
[キイロショウジヨウバエの羽化阻害試験]
直径5cmの瓶にハエ用培地(アクロミール)に水を1対1の割合で混ぜたもの20gを準備した。起泡剤の入っていない比較例7以外は、環境機器(株)製のムース散布機で、発泡倍率80倍以上となるように散布した泡を用いて、比較例7についてはスポイドを用いて、それぞれ200g/m2の割合で培地の表面に処理した。処理後、6、12および24時間放置後に、キイロショウジョウバエ成虫10頭を放虫した。その後、2週間後に、次世代の羽化数を数え、以下の計算式により、羽化阻害率を求めた。試験反復は2回とした。羽化阻害率は、以下の式で計算し、その値を表4に示した。
羽化阻害率(%)=(無処理区の羽化数−処理区の羽化数)/無処理区の羽化数×100
Figure 2010083797
表4の結果からも明らかなように、実施例3では、羽化阻害効果が100%と優れた効果を示した。比較例7は、実施例3と同量の有効成分を含んでいるが、起泡剤Bを含んでいないものであり、羽化阻害効果がかなり劣る結果となった。比較例8は、市販の起泡剤を使用した場合であるが、実施例3と比較すると、羽化阻害効果がかなり劣る結果となった。比較例9は、有効成分を含まずに起泡剤Bを使用した場合であるが、羽化阻害効果は、無処理と比較すると、多少あるものの、実施例3と比較すると、著しく劣る結果であった。このことから、昆虫成長制御剤の一種であるビストリフルロンを有効成分とする本発明のムース状の泡からなる害虫駆除剤は、大変優れた羽化阻害効果を示すことが判明した。
[実施例4]
起泡剤Bの1.5重量%の水溶液で、フロアブル剤Aを150倍に希釈した水溶液とし、手押しポンプ型の発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を80倍以上となるように発泡させることにより、害虫防除剤(実施例4)を得た。
[実施例5]
起泡剤Bの1.5重量%の水溶液で、フロアブル剤Aを600倍に希釈した水溶液とし、手押しポンプ型の発泡装置(環境機器社製)に充填し、圧縮空気で発泡倍率を80倍以上となるように発泡させることにより、害虫防除剤(実施例5)を得た。
[比較例10]
実施例5と同量の有効成分をメタノールで(12000倍)希釈した液(比較例10)を得た。
[チャタテ虫の繁殖抑制試験]
実施例4および5については、環境機器(株)製のムース散布機で、発泡倍率80倍以上となるようにして散布した泡を用い、比較例10および無処理区はスポイドを用いて、各種供試薬剤を20ml容量のスクリュー管内に240g/m2処理した。
次に、培地(MF粉)2g、(厚さ5mm)を入れ、その上にチャタテムシ成虫(1群10頭)を放虫した。その後、3ヵ月間放置後に供試虫数を数え、以下の計算式により繁殖抑制率を求め、結果を表5に示した。
繁殖抑制率(%)=(無処理区の供試虫数 - 処理区の供試虫数)/無処理区の供試虫数×100
Figure 2010083797
表5の結果からも明らかなように、実施例4では、抑制率100%の大変優れた繁殖抑制効果が認められた。実施例5では、有効成分量が同じ比較例10と比較して、顕著に供試虫の繁殖抑制効果が認められた。このことから、昆虫成長制御剤の一種であるビストリフルロンを有効成分とする本発明のムース状の泡からなる害虫駆除剤は、大変優れた繁殖抑制効果を示すことが判明した。

Claims (8)

  1. 20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤を0.1〜1.0重量%含有し、水、界面活性剤、殺虫有効成分およびその担体粉末を必須成分として含有し、起泡されたムース状組成物からなる害虫駆除剤。
  2. 20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤が、エチレングリコール・モノイソブチルエーテルである請求項1に記載の害虫駆除剤。
  3. 殺虫有効成分が、昆虫成長制御剤を含む殺虫成分である請求項1に記載の害虫駆除剤。
  4. 泡状化により、泡の厚みを10cmに形成した際、25℃、湿度60%の室内における泡持続時間が12〜48時間である請求項1に記載の害虫駆除剤。
  5. 担体粉末が、平均粒子径0.5〜50μmの担体粉末である請求項1〜4のいずれかに記載の害虫駆除剤。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の必須成分に増粘剤を添加してなる害虫駆除剤。
  7. エチレングリコールモノイソブチルエーテル0.1〜1.0重量%、界面活性剤0.01〜10重量%、殺虫有効成分0.0001〜5重量%、担体粉末0.0005〜0.5重量%、増粘剤0.00005〜0.005重量%および水を必須成分として含有し、起泡されたムース状組成物からなる害虫駆除剤。
  8. 殺虫有効成分、担体粉末、増粘剤および水を含有するフロアブル製剤と、20℃における蒸気圧が10hPa以下のグリコールエーテル系水溶性溶剤、界面活性剤および水を含有する起泡剤とを製造し、次いでこの起泡剤と前記フロアブル製剤とをエチレングリコールモノイソブチルエーテル0.1〜1.0重量%、界面活性剤0.01〜10重量%、殺虫有効成分0.0001〜5重量%、担体粉末0.0005〜0.5重量%、増粘剤0.00005〜0.005重量%を含むように配合すると共に、ムース状に起泡することからなる害虫駆除剤の製造方法。
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