JP2000302612A - 匍匐性害虫駆除用エアゾール - Google Patents

匍匐性害虫駆除用エアゾール

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JP2000302612A
JP2000302612A JP11366988A JP36698899A JP2000302612A JP 2000302612 A JP2000302612 A JP 2000302612A JP 11366988 A JP11366988 A JP 11366988A JP 36698899 A JP36698899 A JP 36698899A JP 2000302612 A JP2000302612 A JP 2000302612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】即効性および持続性の点で従来品に比しさらに
優れる匍匐性害虫駆除用エアゾール剤を提供する。 【解決手段】有効成分として2,4−ジオキソ−1−
(2−プロピニル)イミダゾリジン−3−イルメチル
クリサンテマートを含有する液剤および噴射剤からなる
混合物が噴霧口を備えた耐圧容器に内包されてなるエア
ゾールであって、液剤と噴射剤との重量比が7/3〜9
/1であり、かつエアゾールから混合物が噴霧されると
きの噴霧口から30cmの距離における噴霧粒子の体積
平均粒子径が70〜120μmとなるように設計されて
なる匍匐性害虫駆除用エアゾール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は匍匐性害虫駆除用エ
アゾールおよび匍匐性害虫の駆除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニ
ル)イミダゾリジン−3−イルメチルクリサンテマート
を有効成分とする殺虫エアゾール組成物は、即効性エア
ゾールとして知られており(例えば特開平2−2888
11号、特開平5−105608号、特開平9−169
609号公報等)、ゴキブリ等の匍匐性害虫用として用
いられているが、殺虫エアゾールを噴霧された直後に匍
匐性害虫が物陰等へ逃げ込む場合もあり、即効性がさら
に高く、かつ駆除効力の持続性の高いエアゾールの開発
が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
匍匐性害虫に対して、即効性および持続性の点で従来品
に比しさらに優れる匍匐性害虫駆除用エアゾールを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は匍匐性害虫駆
除用エアゾールについて検討を行った結果、殺虫有効成
分として2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イ
ミダゾリジン−3−イルメチル クリサンテマートを含
有するエアゾールにおける液剤と噴射剤との重量比を特
定し、かつエアゾールから噴霧されるときの混合物の平
均粒子径が特定範囲となるように設計されたエアゾール
が、匍匐性害虫に対する即効性および持続性の点で極め
て優れることを見出し本発明に至った。
【0005】即ち本発明は、有効成分として2,4−ジ
オキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリジン−3−
イルメチル クリサンテマート(以下、本化合物と記
す)を含有する液剤および噴射剤からなる混合物が噴霧
口を備えた耐圧容器に内包されてなるエアゾールであっ
て、液剤と噴射剤との重量比が7/3〜9/1であり、
かつエアゾールから混合物が噴霧されるときの噴霧口か
ら30cmの距離における噴霧粒子の体積平均粒子径が
70〜120μmとなるように設計されてなる匍匐性害
虫駆除用エアゾール(以下、本エアゾールと記す)およ
び本エアゾールを用いる匍匐性害虫の駆除方法に関する
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本エアゾールは、有効成分として
本化合物を含有する液剤(以下、単に液剤と記す)と噴
射剤からなる混合物が噴霧口を備えた耐圧容器に内包さ
れている。そして液剤は通常、有効成分および溶剤から
なる。
【0007】本化合物には各種の光学異性体や幾何異性
体が存在し、本エアゾールにおいては殺虫活性を有する
限りこれらの異性体およびその任意割合の混合物は、本
化合物の範囲内に包含される。本化合物は、液剤中に、
通常は0.01〜2重量%、好ましくは0.05〜0.
6量%程度含まれる。
【0008】本エアゾールにおいて、本化合物を含む液
剤と噴射剤との重量比は7/3〜9/1である。本エア
ゾールの内容液剤を最後まで安定して噴出するために
は、缶内圧と液剤/噴射剤の重量比との関係は、液剤の
重量比が高いときは初期缶内圧を比較的高めにすること
が好ましく、液剤の重量比が低いときは初期缶内圧を比
較的低めに設定することが多いが、目安としては例え
ば、25℃での初期缶内圧をゲージ圧で2〜6kg/c
2とすることが望ましく、3〜5kg/cm2とするこ
とがさらに望ましい。
【0009】本エアゾールから液剤と噴射剤からなる混
合物が噴霧されるときの噴霧口から30cmの距離にお
ける噴霧粒子の体積平均粒子径(以下単に噴霧粒子の体
積平均粒子径と記した場合には、本エアゾールの噴射口
から30cmの距離における噴霧粒子の体積平均粒子径
を意味する。)が70〜120μmとなるように、本エ
アゾールは設計されている。
【0010】かかる噴霧粒子の体積平均粒子径は例え
ば、マルバーン社の粒子径測定装置2600型を用いて
測定することができる。
【0011】本エアゾールにおける液剤に用いられ得る
溶剤としては、殺虫エアゾールの溶剤として通常用いら
れる石油系溶剤を挙げることができ、具体的には例え
ば、ネオチオゾール(商品名、中央化成株式会社製)、
ノルパー12、ノルパー13,ノルパー15(以上商品
名、エクソン化学株式会社製)等のn−パラフィン系ケ
ロシン;アイソパーE、アイソパーG、アイソパーH、
アイソパーM、アイソパーV(以上商品名、エクソン化
学株式会社製)、IP−2028(商品名、出光石油化
学株式会社製)等のイソパラフィン系ケロシン;エクソ
ールD30、エクソールD40、エクソールD80、エ
クソールD110、エクソールD130(以上商品名、
エクソン化学株式会社製)等のナフテン系溶剤を挙げる
ことができ、これらは単独でまたは2種以上の混合物と
して使用することができる。中でもネオチオゾール(商
品名、中央化成株式会社製)、ノルパー12、ノルパー
13,ノルパー15(以上商品名、エクソン化学株式会
社製)等のn−パラフィン系ケロシンが好ましい。
【0012】その他、溶剤としては例えば、トリメチル
ベンゼン、ドデシルベンゼン等のアルキルベンゼン類、
フェニルキシリルエタン等のジフェニルメタン類、ミリ
スチン酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピル、アジ
ピン酸イソブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイ
ン酸エチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチ
ル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルト
リブチルなどのエステル系溶剤、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコールなどのアルコール系溶剤、ジエチ
レングリコールモノアルキルエーテル、ジエチレングリ
コールジアルキルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノアルキルエーテル、トリエチレングリコールジアルキ
ルエーテル、プロピレングリコールモノアルキルエーテ
ル、プロピレングリコールジアルキルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノアルキルエーテル、ジプロピレン
グリコールジアルキルエーテル、トリプロピレングリコ
ールモノアルキルエーテル、トリプロピレングリコール
ジアルキルエーテルなどのグリコール系溶剤、水等を挙
げることもできるが、通常は前記した石油系溶剤が主に
使用され、アルキルベンゼン類、エステル系溶剤、アル
コール系溶剤、グリコール系溶剤、水等が使用される場
合は、石油系溶剤と併用されるのが一般的である。アル
キルベンゼン類、エステル系溶剤、アルコール系溶剤、
グリコール系溶剤、水等を石油系溶剤と併用する場合の
含有量は石油系溶剤に対し通常、2〜100重量%程度
である。
【0013】例えば水と石油系溶剤を併用する場合のよ
うに液剤が不均一となる場合には、界面活性剤を添加し
てエマルジョンとすることが望ましい。
【0014】界面活性剤としては、主にノニオン界面活
性剤が用いられ、具体的には例えばモノラウリン酸ソル
ビタン、モノオレイン酸ソルビタンなどのソルビタン脂
肪酸エステル類、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類、モノオレイン酸グリセリル、ジオレイン酸グリセリ
ルなどのグリセリン脂肪酸エステル類、モノオレイン酸
ジグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリルなどのポリグ
リセリン脂肪酸エステル類を挙げることができる。
【0015】界面活性剤の液剤中の含有量は通常、0.
5〜3重量%である。
【0016】溶剤の液剤中の含有量は通常、通常95〜
99.99重量%である。
【0017】また本エアゾールにおける噴射剤として
は、例えばプロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエ
ーテル、メチルエチルエーテル、メチラール等を挙げる
ことができ、これらは2種以上の混合物であってもよ
い。
【0018】本エアゾールに使用されるエアゾールバル
ブは、エアゾールのバルブとして通常用いられるものが
使用できる。
【0019】本エアゾールにおいて、噴霧粒子の粒子径
を左右するエアゾールバルブシステムにおける要因とし
ては、ステム、ハウジング、およびアクチュエーター
(ボタン)等の各パーツの孔径および型を挙げることが
できる。本エアゾールにおいては、例えば次のパーツか
らなるバルブシステムを用いることができ、本エアゾー
ルに規定する噴霧粒子の体積平均粒子径範囲とするため
には例えば、ステム孔を0.4〜0.8mm程度とし、孔
数を1〜2程度としたステム、ハウジング主孔径を1〜
2.5mm程度とし、ベーパータップ孔径を0〜0.6mm
程度としたハウジング、および孔径0.3〜1.1mm程
度としたアクチュエーター(ボタン)とすることが好ま
しい。
【0020】また、液剤と噴射剤からなる混合物の重量
比が7/3〜9/1の範囲であるので、本エアゾールに
規定する噴射粒子の体積平均粒子径範囲とするために
は、例えば混合物の重量比に応じて、缶内圧やバルブシ
ステムにおける孔径等を適宜選択すればよい。例えば、
液剤比率が比較的低い場合(液剤と噴射剤との重量比が
7/3に近い場合)には、バルブシステムのステム孔を
比較的大きくするか複数とし、ハウジングのベーパータ
ップ径を0〜0.4mm程度とすることが好ましく、20
℃におけるエアゾール缶の初期圧を2〜6kg/cm2
・ゲージ圧程度に合わせるの望ましく、3〜5kg/c
2・ゲージ圧とするのがさらに望ましい。エアゾール
缶圧は、噴射剤の溶剤に対する溶解度や、溶剤の占める
容量率により変化するが、例えば液剤と噴射剤との重量
比が7/3の場合、噴射剤としてプロパン/ブタン混合
液化ガスで、20℃における4.5kg/cm2・ゲー
ジ圧程度以上のものを、ケロセン系の溶剤が入ったエア
ゾール缶に充填すると、缶内圧3kg/cm2・ゲージ
圧以上のエアゾールを得ることができる。
【0021】液剤比率が比較的高い場合(液剤と噴射剤
との重量比が9/1に近い場合)には、ベーパータップ
のないバルブの使用が特に好ましい。この場合において
は、液剤比率が比較的低い場合よりも20℃におけるエ
アゾール缶内圧を高く合わせるのが好ましく、3kg/
cm2・ゲージ圧以上とすることが望ましい。また、初
期缶内圧を3kg/cm2・ゲージ圧以上とすること
は、エアゾール内容物を使用終了まで完全に噴射するこ
とができる点でも好ましい。エアゾール缶圧は、噴射剤
の溶剤に対する溶解度や、溶剤の占める容量率により変
化するが、例えば液剤と噴射剤との重量比が9/1の場
合、噴射剤としてプロパン/ブタン混合液化石油ガス
で、20℃における6.5kg/cm2・ゲージ圧程度
以上のものをケロセン系の溶剤が入ったエアゾール缶に
充填すると、缶内圧3kg/cm2・ゲージ圧以上のエ
アゾールを得ることができる。また、またそれほど揮発
性の高い噴射剤を用いない場合には、窒素や炭酸ガスな
どの圧縮ガスでエアゾール製剤の内圧の不足を補うこと
も可能である。また、液剤と噴射剤との重量比に合わせ
て、ステム孔の大きさ調節することで噴霧粒子径を調節
することができる。
【0022】また、アクチュエーターの噴孔構造をフォ
ワードテーパー(内から外に向かって噴霧孔が広がって
いるタイプ)とすることにより、体積粒子径の比較的大
きな噴霧粒子とすることもできる。
【0023】本エアゾールにおいて噴霧時の噴射量は2
0℃において1〜2.5g/秒とすることが好ましい。
該噴射量は、アクチュエーターの孔径を調節することで
調整可能である。この孔径の調整により、実用的には噴
霧粒子の体積平均粒子径をさほど変化させることなく、
噴射量を調整することができる。
【0024】本発明に用いられるエアゾール缶容器の材
質としては、ブリキ、アルミニウム、ステンレス、耐圧
ガラス、耐圧樹脂が挙げられ、容器内部を、エポキシ樹
脂などでコートされたものも用いられ得る。バルブとし
ては通常のものを用いることができ、例えばバルブの金
属部分の材質としてはブリキ、アルミニウム、ステンレ
スを挙げることができる。
【0025】本エアゾールは通常のエアゾールと同様の
方法で調製することができ、例えば、本化合物を含有す
る溶液を耐圧容器に注入した後、噴射剤を封入する方法
や、本化合物および溶剤を耐圧容器に別々に注入後、噴
射剤を封入する方法を挙げることができる。
【0026】本エアゾールには、本化合物の以外の殺虫
有効成分の1種以上をさらに配合することができる。ま
た、共力剤、香料、固体担体等の1種以上を配合するこ
ともできる。
【0027】かかる殺虫有効成分としては例えば、アレ
スリン、テトラメスリン、プラレトリン、フェノトリ
ン、レスメトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、シ
ペルメトリン、デルタメトリン、シフルトリン、フラメ
トリン、エトフェンプロックスなどのピレスロイド系化
合物、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレ
ン、ジフルベンズロン、シロマジンなどの昆虫生育制御
性化合物、メトキサジアゾン、プロポキサー等のカーバ
メート化合物、ジクロロボス、フェニトロチオンなどの
有機リン系化合物、アセタミプリド〔(E)−N1
((6−クロロ−3−ピリジル)メチル)−N2−シア
ノ−N1−メチルアセタミジン〕、ニテンピラン〔N−
((6−クロロ−3−ピリジル)メチル)−N−エチル
−N'−メチル−2−ニトロ−1,1−エチレンジアミ
ン〕、チアクロプリド〔(3−((6−クロロ−3−ピ
リジル)メチル)−2−チアゾリジニリデン)シアナミ
ド〕、チアメトキサン〔3−((2−クロロ−5−チア
ゾリル)メチル)−5−メチル−4−ニトロイミノテト
ラヒドロ−1,3,5−オキサジアジン〕、1−(テト
ラヒドロフラン−3−イル)メチル−3−メチル−2−
ニトログアニジン等のネオニコチノイド系化合物、エト
キサゾール〔5−tert−ブチル−2−[2−(2,
6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,3
−オキサゾール−4−イル]フェネトール〕を挙げるこ
とができる
【0028】共力剤としては、例えば、PBO、MGK
264、S421等を挙げることができる。
【0029】本エアゾールが効力を発揮し得る匍匐性害
虫としては、例えば次のものがあげられる。 ゴキブリ類:チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモン
ゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等 アリ類:イエヒメアリ、オオハリアリ等 カメムシ類:クサギカメムシ、スコットカメムシ等 シロアリ類:ヤマトシロアリ、イエシロアリ等 カマドウマ類:マダラカマドウマ、カマドウマ クモ類:アシダカグモ、オオヒメグモ、イエオニグモ等 ムカデ類:トビズムカデ、アオズムカデ等 ヤスデ類:ヤケヤスデ、アカヤスデ等 ゲジ類:オオゲジ、ゲジ等 マダニ類:オウシマダニ等 室内塵性ダニ類:コナダニ類、チリダニ類、ツメダニ
類、イエダニ類等 ワラジムシ、オカダンゴムシ
【0030】かかる匍匐性害虫の駆除においては、本エ
アゾールを例えば、害虫に直接、あるいは害虫の通り道
や家屋への進入路となりうる窓や壁等の隙間、害虫の生
息地等に予め噴霧したり噴射することにより施用するこ
とができる。この際、有効成分量で0.001〜100
mg/m2程度を施用するのが適当である。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。 実施例1 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部にアルキルベンゼン(商品名:ア
ルキルベンゼンAB−SG、三菱化学株式会社製)を加
え20重量部とした後、脱臭ケロセン(アイソパーM、
エクソン化学株式会社製)60重量部を加え混合し、エ
アゾール容器に充填した。該エアゾール容器にエアゾー
ルバルブ(日本プリシジョンバルブ株式会社製、ステム
孔径0.51mm×2、ハウジング主孔径2.03mm、ベーパータ
ップ(VT)孔径0.41mm)をクリンプした後、液化石油ガ
ス(商品名:脱臭LPG4.8KG、4.8kg/cm
2・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさん株式会社製)を
20重量部充填しエアゾールアクチュエーター(日本プ
リシジョンバルブ株式会社製、孔径0.58mm、噴口構造:
フォワードテーパー型)を装着することによって本エア
ゾール1を得た。粒子径測定装置で該エアゾールの噴霧
粒子の噴射口から30cmの距離における体積平均粒子
径(マルバーン社の粒子径測定装置2600型を用いて
測定)は83μmであった。また噴射速度は1.78g
/秒であった。
【0032】実施例2 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部にアルキルベンゼン(商品名:ア
ルキルベンゼンAB−SG、三菱化学株式会社製)を加
え20重量部とした後、脱臭ケロセン(商品名:アイソ
パーM、エクソン化学株式会社製)60重量部とを加え
混合し、エアゾール容器に充填した。該エアゾール容器
にエアゾールバルブ(日本プリシジョンバルブ株式会社
製、ステム孔径0.41mm、ハウジング主孔径2.03mm、VTな
し)をクリンプした後、液化石油ガス(商品名:脱臭L
PG3.6KG、3.6kg/cm2・ゲージ圧(20
℃)、大同ほくさん株式会社製)を20重量部充填し、
エアゾールアクチュエーター(日本プリシジョンバルブ
株式会社製、孔径0.51mm、噴口構造:ストレート型)を
装着することによって本エアゾール2を得た。該エアゾ
ールの噴霧粒子の噴射口から30cmの距離における体
積平均粒子径(実施例1と同様にして測定)は109μ
mであった。また噴射速度は1.00g/秒であった。
【0033】実施例3 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部にアルキルベンゼン(商品名:ア
ルキルベンゼンAB−SG、三菱化学株式会社製成)を
加え20重量部とした後、脱臭ケロセン(商品名:アイ
ソパーM、エクソン化学株式会社製)50重量部を加え
混合し、エアゾール容器に充填した。該エアゾール容器
にエアゾールバルブ(日本プリシジョンバルブ株式会社
製、ステム孔径0.51mm×2個、ハウジング主孔径2.03m
m、VTなし)をクリンプし液化石油ガス(商品名:脱臭
LPG4.8KG、4.8kg/cm2ージ圧(20
℃)、大同ほくさん株式会社製)を30重量部充填し、
エアゾールアクチュエーター(日本プリシジョンバルブ
株式会社製、孔径0.58mm、噴口構造:フォワードテーパ
ー型)を装着することによって本エアゾール3を得た。
該エアゾールの噴霧粒子の噴射口から30cmの距離に
おける体積平均粒子径(実施例1と同様にして測定)は
85μmであった。また噴射速度は2.30g/秒であ
った。
【0034】実施例4 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.05重量部にミリスチン酸イソプロピル
(商品名:IPM−EX、日光ケミカルズ株式会社製)
5重量部を加え、さらに脱臭ケロセン(商品名:アイソ
パーM、エクソン化学株式会社製)を加えて全体を80
重量部とした後、エアゾール容器に充填し、実施例1と
同型のエアゾールバルブをクリンプし、液化石油ガス
(商品名:脱臭LPG4.8KG、4.8kg/cm2
・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさん株式会社製)を2
0重量部充填し、実施例1と同型のエアゾールバルブを
クリンプしエアゾールアクチュエーターを装着すること
によって本エアゾール4を得た。
【0035】実施例5 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.05重量部にミリスチン酸イソプロピル
(商品名:IPM−EX、日光ケミカルズ株式会社製)
5重量部を加え、さらに脱臭ケロセン(商品名:アイソ
パーM、エクソン化学株式会社製)を加えて全体を80
重量部とした後、エアゾール容器に充填し、実施例2と
同型のエアゾールバルブをクリンプし、液化石油ガス
(商品名:脱臭LPG3.6KG、3.6kg/cm2
・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさん株式会社製)を2
0重量部充填し、実施例2と同型のエアゾールアクチュ
エーターを装着することによって本エアゾール5を得
た。
【0036】実施例6 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.05重量部にミリスチン酸イソプロピル
(商品名:IPM−EX、日光ケミカルズ株式会社製)
5重量部を加え、さらに低臭ケロセン(エクソールD8
0、エクソン化学株式会社製)を加えて全体を80重量
部とした後、エアゾール容器に充填し、エアゾールバル
ブ(日本プリシジョンバルブ株式会社製、ステム孔径0.
51mm、ハウジング主孔径2.03mm、VTなし)をクリンプ
し、液化石油ガス(商品名:脱臭LPG6.0KG、
6.0kg/cm2・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさ
ん株式会社製)を20重量部充填し、エアゾールアクチ
ュエーター(日本プリシジョンバルブ株式会社製、孔径
0.76mm、噴口構造:ストレート型)を装着することによ
って本エアゾール6を得た。該エアゾールの噴霧粒子の
噴射口から30cmの距離における体積平均粒子径(実
施例1と同様にして測定)は85μmであった。また噴
射速度は2.02g/秒であった。
【0037】実施例7 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部および(S)−α−シアノ−3−
フェノキシベンジル1R−シス、トランス−クリサンテ
マート0.1重量部にミリスチン酸イソプロピル(商品
名:IPM−EX、日光ケミカルズ株式会社製)5重量
部を加え、さらに脱臭ケロセン(商品名:ネオチオゾー
ル、中央化成株式会社製)を加えて全体を80重量部と
した後、エアゾール容器に充填し、エアゾールバルブ
(日本プリシジョンバルブ株式会社製、ステム孔径0.51
mm、ハウジング主孔径2.03mm、VTなし)をクリンプし、
液化石油ガス(商品名:脱臭LPG6.0KG、6.0
kg/cm2・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさん株式
会社製)を20重量部充填し、エアゾールアクチュエー
ター(日本プリシジョンバルブ株式会社製、孔径0.51m
m、噴口構造:ストレート型)を装着することによって
本エアゾール7を得た。該エアゾールの噴霧粒子の噴射
口から30cmの距離における体積平均粒子径(実施例
1と同様にして測定)は91μmであった。また噴射速
度は1.62g/秒であった。
【0038】実施例8 (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル1R−シ
ス、トランス−クリサンテマート0.1重量部に代えて
エスフェンバレレート0.1重量部を、脱臭ケロセン
(商品名:ネオチオゾール、中央化成株式会社製)に代
えて低臭ケロセン(商品名:エクソールD80、エクソ
ン化学株式会社製)を用いる以外は実施例7と同様にし
て本エアゾール8を得た。
【0039】実施例9 (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル1R−シ
ス、トランス−クリサンテマート0.1重量部に代えて
シペルメトリン0.15重量部を用いる以外は実施例7
と同様にして本エアゾール9を得た。
【0040】実施例10 (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル1R−シ
ス、トランス−クリサンテマート0.1重量部に代えて
ペルメトリン0.3重量部を用いる以外は実施例7と同
様にして本エアゾール10を得た。
【0041】実施例11 (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル1R−シ
ス、トランス−クリサンテマート0.1重量部に代えて
フェノトリン0.3重量部を、ミリスチン酸イソプロピ
ルおよび脱臭ケロセン(商品名:ネオチオゾール、中央
化成株式会社製)に代えて低臭ケロセン(商品名:エク
ソールD80、エクソン化学株式会社製)を用いる以外
は実施例7と同様にして本エアゾール11を得た。
【0042】実施例12 (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル1R−シ
ス、トランス−クリサンテマート0.1重量部に代えて
1−(テトラヒドロフラン−3−イル)メチル−3−メ
チル−2−ニトログアニジン0.05重量部を、ミリス
チン酸イソプロピル5重量部に代えてイソプロピルアル
コール10重量部を、脱臭ケロセン(商品名:ネオチオ
ゾール、中央化成株式会社製)に代えて低臭ケロセン
(商品名:エクソールD80、エクソン化学株式会社
製)を用いる以外は実施例7と同様にして本エアゾール
12を得た。
【0043】比較例1 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部にアルキルベンゼン(商品名:ア
ルキルベンゼンAB−SG、三菱化学株式会社製)を加
え20重量部とした後、脱臭ケロセン(商品名:アイソ
パーM、エクソン化学株式会社製)40重量部を加え混
合し、エアゾール容器に充填した。該エアゾール容器に
エアゾールバルブ(日本プリシジョンバルブ株式会社
製、ステム孔径0.41mm、ハウジング主孔径2.03mm、ベー
パータップ(VT)孔径0.41mm)をクリンプし、液化石油
ガス(商品名:脱臭LPG4.8KG、4.8kg/c
2・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさん株式会社製)
を40重量部充填し、エアゾールアクチュエーター(日
本プリシジョンバルブ株式会社製、孔径0.58mm、噴口構
造:フォワードテーパー型)を装着することによって比
較エアゾール1を得た。該エアゾールの噴霧粒子の噴射
口から30cmの距離における体積平均粒子径(実施例
1と同様にして測定)は39μmであった。また噴射速
度は1.01g/秒であった。
【0044】比較例2 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部にアルキルベンゼン(商品名:ア
ルキルベンゼンAB−SG、三菱化学株式会社製)を加
え20重量部とした後、脱臭ケロセン(商品名:アイソ
パーM、エクソン化学株式会社製)40重量部を加え混
合後、エアゾール容器に充填した。該エアゾール容器に
エアゾールバルブ(日本プリシジョンバルブ株式会社
製、ステム孔径0.51mm×2、ハウジング主孔径2.03mm、
ベーパータップ(VT)孔径0.51mm)をクリンプし、液化
石油ガス(商品名:脱臭LPG4.8KG、4.8kg
/cm2・ゲージ圧(20℃)、大同ほくさん株式会社
製)を40重量部充填し、エアゾールアクチュエーター
(日本プリシジョンバルブ株式会社製、孔径0.76mm、噴
口構造:ストレート型)を装着することによって比較エ
アゾール2を得た。該エアゾールの噴霧粒子の噴射口か
ら30cmの距離における体積平均粒子径(実施例1と
同様にして測定)は37μmであった。また噴射速度は
1.88g/秒であった。
【0045】比較例3 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.1重量部にアルキルベンゼン(商品名:ア
ルキルベンゼンAB−SG、三菱化学株式会社製)を加
え20重量部とした後、脱臭ケロセン(商品名:アイソ
パーM、エクソン化学株式会社製)40重量部を加え混
合し、エアゾール容器に充填した。該エアゾール容器に
エアゾールバルブ(日本プリシジョンバルブ株式会社
製、ステム孔径0.51mm×2、ハウジング主孔径2.03mm、V
Tなし)をクリンプし、液化石油ガス(商品名:脱臭L
PG6.0KG、6.0kg/cm2・ゲージ圧(20
℃)、大同ほくさん株式会社製)を40重量部充填し、
エアゾールアクチュエーター(日本プリシジョンバルブ
株式会社製、孔径0.58mm、噴口構造:フォワードテーパ
ー型)を装着することによって比較エアゾール3を得
た。該エアゾールの噴霧粒子の噴射口から30cmの距
離における体積平均粒子径(実施例1と同様にして測
定)は32μmであった。また噴射速度は2.46g/
秒であった。
【0046】比較例4 2,4−ジオキソ−1−(2−プロピニル)イミダゾリ
ジン−3−イルメチル1R−シス、トランス−クリサン
テマート0.05重量部にミリスチン酸イソプロピル
(商品名:IPM−EX、日光ケミカルズ株式会社製)
5重量部を加え、低臭ケロセン(商品名:エクソールD
80、エクソン化学株式会社製)を加えて全体を70重
量部とした後、エアゾール容器に充填した。該エアゾー
ル容器にエアゾールバルブ(日本プリシジョンバルブ株
式会社製、ステム孔径0.51mm、ハウジング主孔径2.03m
m、VTなし)をクリンプし、液化石油ガス(商品名:脱
臭LPG6.0KG、6.0kg/cm2・ゲージ圧
(20℃)、大同ほくさん株式会社製)を30重量部充
填し、エアゾールアクチュエーター(日本プリシジョン
バルブ株式会社製、孔径0.51mm、噴口構造:ストレート
型)を装着することによって比較エアゾール4を得た。
該エアゾールの噴霧粒子の噴射口から30cmの距離に
おける体積平均粒子径(実施例1と同様にして測定)は
54μmであった。また、噴射速度は1.55g/秒で
あった。
【0047】試験例1 ピレスロイド抵抗性チャバネゴキブリ雌雄各5頭を入れ
た直径15cmの円形容器に、直径30cm、高さ50cmの
ガラス製円筒を被せ、該ガラス製円筒の上方から本エア
ゾール1、2、3、比較エアゾール1、2または3を
0.4g噴射した。噴射直後に該ガラス製円筒に上蓋を
被せ、30秒後に円形容器を取り出して経過時間毎のノ
ックダウン虫数を数えた。実験は3〜4反復で行い、そ
の平均値からノックダウン率KT90値(供試虫の90%
がノックダウンするのに要する時間)を求めた。結果を
表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】試験例2 ピレスロイド抵抗性チャバネゴキブリ雌雄各5頭を入れ
た直径15cmの円形容器に、直径30cm、高さ50cmの
ガラス製円筒を被せ、該ガラス製円筒の上方から本エア
ゾール4、5、6または比較エアゾール4を0.4g噴
射した。噴射直後に該ガラス製円筒に上蓋を被せ、30
秒後に円形容器を取り出し、昆虫をカップに回収し、水
と餌を与え、3日後の死虫率を観察した。結果を表2に
示す。
【0050】
【表2】
【0051】試験例3 ワモンゴキブリ雌雄各3頭を入れた直径15cmの円形容
器に、直径30cm、高さ50cmのガラス製円筒を被せ、
該ガラス製円筒の上方から本エアゾール7、8、9また
は10を1.0g噴射した。噴射直後に該ガラス製円筒
に上蓋を被せ、30秒後に円形容器を取り出して経過時
間毎のノックダウン虫数を数えた。実験は4反復で行
い、その平均値からノックダウン率KT90値(供試虫の
90%がノックダウンするのに要する時間)を求めた。
試験後、昆虫をカップに回収し、水と餌を与え、3日後
の死虫率を観察した。結果を表3に示す。
【0052】
【表3】
【0053】試験例4 本エアゾール7、8、11および12を以下の生物活性
試験に処した。即ち、チャバネゴキブリ雌雄各5頭を入
れた直径15cmの円形容器に、直径30cm、高さ50cm
のガラス製円筒を被せ、該ガラス製円筒の上方から本エ
アゾール1〜3または比較エアゾール1〜3を0.4g
噴射した。噴射直後に該ガラス製円筒に上蓋を被せ、3
0秒後に円形容器を取り出して経過時間毎のノックダウ
ン虫数を数えた。実験は3〜4反復で行い、その平均値
からノックダウン率KT90値(供試虫の90%がノック
ダウンするのに要する時間)を求めた。試験後、昆虫を
カップに回収し、水と餌を与え、3日後の死虫率を観察
した。結果を表4に示す。
【0054】
【表4】
【0055】試験例5 本エアゾール7、8、9または10を15cm×15c
mの化粧板に、1枚あたり1gを均一に噴霧した。該化
粧板上に直径約12cm、高さ5cmの円筒状プラスティッ
ク(内側には供試昆虫逃亡防止のためにマーガリンが塗
布されている)を置き、中にチャバネゴキブリ雌雄5頭
ずつを放ち、経過時間毎のノックダウン虫数を数えた。
実験は3反復で行い、その平均値からノックダウン率K
50値(供試虫の50%がノックダウンするのに要する
時間)を求めた。2時間後にゴキブリを水と餌とが入っ
たカップに回収し、3日後にゴキブリの死虫率を求め
た。試験後、化粧板を暗室に保管し、2週後および4週
後に同様の試験を実施した。その結果、4週後までの全
ての試験においてKT50値はいずれも2.5分未満であ
った。また、各試験における死虫率の結果を表5に示
す。
【0056】
【表5】
【0057】試験例6 本発明殺虫エアゾール7、8、9または10を15×1
5cmの化粧板に、1枚あたり1gを均一に噴霧した。該
化粧板上に直径約12cm、高さ10cmの円筒状プラステ
ィック(内側には供試昆虫逃亡防止のためにマーガリン
が塗布されている)を置き、中にワモンゴキブリ雌雄3
頭ずつを放ち、2時間後にゴキブリを水と餌とが入った
カップに回収し、3日後にゴキブリの死虫率を求めた。
試験後、化粧板を暗室に保管し、4週後、8週後、およ
び12週後に同様の試験を実施した。結果を表6に示
す。
【0058】
【表6】
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、即効性および持続性の
点で優れた匍匐性害虫駆除用エアゾール剤を提供でき
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効成分として2,4−ジオキソ−1−
    (2−プロピニル)イミダゾリジン−3−イルメチル
    クリサンテマートを含有する液剤および噴射剤からなる
    混合物が噴霧口を備えた耐圧容器に内包されてなるエア
    ゾールであって、液剤と噴射剤との重量比が7/3〜9
    /1であり、かつエアゾールから混合物が噴霧されると
    きの噴霧口から30cmの距離における噴霧粒子の体積
    平均粒子径が70〜120μmとなるように設計されて
    なる匍匐性害虫駆除用エアゾール。
  2. 【請求項2】エアゾールから混合物が噴霧されるときの
    噴射量が25℃において1〜2.5g/秒である請求項
    1に記載のエアゾール。
  3. 【請求項3】有効成分として2,4−ジオキソ−1−
    (2−プロピニル)イミダゾリジン−3−イルメチル
    クリサンテマートおよびさらに1種以上のピレスロイド
    系化合物を含有する請求項1または2に記載のエアゾー
    ル。
  4. 【請求項4】有効成分として2,4−ジオキソ−1−
    (2−プロピニル)イミダゾリジン−3−イルメチル
    クリサンテマートを含有する液剤および噴射剤からな
    り、該液剤と噴射剤との重量比が7/3〜9/1である
    混合物を、噴霧開始地点から30cmの距離における噴
    霧粒子の体積平均粒子径が70〜120μmとなるよう
    に匍匐性害虫、その生息地、または匍匐性害虫の通り道
    に噴霧することを特徴とする匍匐性害虫の駆除方法。
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