JP3476238B2 - 有害生物防除用エアゾール組成物 - Google Patents
有害生物防除用エアゾール組成物Info
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- JP3476238B2 JP3476238B2 JP03009694A JP3009694A JP3476238B2 JP 3476238 B2 JP3476238 B2 JP 3476238B2 JP 03009694 A JP03009694 A JP 03009694A JP 3009694 A JP3009694 A JP 3009694A JP 3476238 B2 JP3476238 B2 JP 3476238B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有害生物防除用エアゾー
ル組成物に関する。詳しくは、殺虫剤および/または殺
ダニ剤などの油溶性の有効成分を油性溶媒中に溶解し、
使用時にエアゾール容器を振とうし油性溶媒中に水を分
散させて用いる、使用時振とう型の有害生物防除用水性
エアゾール組成物に関する。
ル組成物に関する。詳しくは、殺虫剤および/または殺
ダニ剤などの油溶性の有効成分を油性溶媒中に溶解し、
使用時にエアゾール容器を振とうし油性溶媒中に水を分
散させて用いる、使用時振とう型の有害生物防除用水性
エアゾール組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より殺虫剤を水で希釈して使用する
ことは、水性乳剤などですでに行なわれている。そして
水性のエアゾールについても各種の検討が行われてい
る。例えば、特開昭55−43140号には、ガス(L
PG)、界面活性剤、水の混合比率が特定された水性の
エアゾール製剤が示されているのを始め、特開昭63−
267704号にはピレスロイド系殺虫剤と、ポリオキ
シエチレンの付加モル数が15から30のポリオキシエ
チレン系の界面活性剤、石ケン系(例えばアルキルベン
ゼンスルホン酸など)の界面活性剤より選ばれた界面活
性剤を用いた水性ピレスロイド系殺虫組成物が、特開平
1−190609号には、3−フェノキシベンジルを有
するピレスロイド系殺虫剤とカーバメイト系化合物また
は有機りん剤に、低級アルコール系溶剤5−20%に
水、さらにジメチルエーテルを含む噴射剤からなる組成
物を特定の耐圧容器に充てんする殺虫噴射剤、特開平1
−258607号には、ピレスロイド系の1群とさらに
他のピレスロイド系の1群より各々化合物を1種以上選
択し、これに有機溶剤(低級アルコール、グリコール類
など)および緩衝剤を添加してPHを7.0から9.0
に調整したジメチルエーテルを噴射剤とするエアゾール
殺虫剤が示されているが、本発明の組成物に関すること
はなんら示されていない。
ことは、水性乳剤などですでに行なわれている。そして
水性のエアゾールについても各種の検討が行われてい
る。例えば、特開昭55−43140号には、ガス(L
PG)、界面活性剤、水の混合比率が特定された水性の
エアゾール製剤が示されているのを始め、特開昭63−
267704号にはピレスロイド系殺虫剤と、ポリオキ
シエチレンの付加モル数が15から30のポリオキシエ
チレン系の界面活性剤、石ケン系(例えばアルキルベン
ゼンスルホン酸など)の界面活性剤より選ばれた界面活
性剤を用いた水性ピレスロイド系殺虫組成物が、特開平
1−190609号には、3−フェノキシベンジルを有
するピレスロイド系殺虫剤とカーバメイト系化合物また
は有機りん剤に、低級アルコール系溶剤5−20%に
水、さらにジメチルエーテルを含む噴射剤からなる組成
物を特定の耐圧容器に充てんする殺虫噴射剤、特開平1
−258607号には、ピレスロイド系の1群とさらに
他のピレスロイド系の1群より各々化合物を1種以上選
択し、これに有機溶剤(低級アルコール、グリコール類
など)および緩衝剤を添加してPHを7.0から9.0
に調整したジメチルエーテルを噴射剤とするエアゾール
殺虫剤が示されているが、本発明の組成物に関すること
はなんら示されていない。
【0003】そして界面活性剤の用途としては、各種の
研究がなされている。例えば特開昭56−43207号
には、ポリグリセロール脂肪酸エステルを有効成分とし
た農園芸用殺菌剤及び植物ウイルス病害虫防除剤組成物
が示されている。そして特開平2−67247号には、
炭素数6から10の脂肪酸とソルビタンまたはグリセリ
ンと部分エステル結合した水難溶性の脂肪酸エステルを
水に可溶化する場合に、炭素数6から10の脂肪酸とヘ
キサグリセリンまたはデカグリセリンとの部分エステル
を一定の割合で配合することで可溶化する方法が示され
ている。また特開平3−68504号には、イソステア
ロイル加水分解コラーゲン塩をオレイン酸ジグリセリル
を添加することで可溶化した化粧品が示されている。そ
して特開平3−293025号には、ソルビタンモノオ
レート、ソルビタンモノステアレート、ジグリセリンモ
ノオレート、ヘキサグリセリンリシノレート等の多価ア
ルコール脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンの付
加数が小さいポリオキシエチレンアルキルエーテルなど
のHLB9以下の油溶性界面活性剤を主な乳化剤として
O/W型エマルジョンなど開示されているが、その使用
対象は主としてカーワックスや化粧品、食品、塗料であ
って、油溶性の界面活性剤を使用しながら良好なO/W
型エマルジョンなどを得ようとするものであるが、それ
ら以外の対象であるピレスロイド系化合物との組合せあ
るいはエアゾールへの界面活性剤の応用については、何
ら記載されていない。
研究がなされている。例えば特開昭56−43207号
には、ポリグリセロール脂肪酸エステルを有効成分とし
た農園芸用殺菌剤及び植物ウイルス病害虫防除剤組成物
が示されている。そして特開平2−67247号には、
炭素数6から10の脂肪酸とソルビタンまたはグリセリ
ンと部分エステル結合した水難溶性の脂肪酸エステルを
水に可溶化する場合に、炭素数6から10の脂肪酸とヘ
キサグリセリンまたはデカグリセリンとの部分エステル
を一定の割合で配合することで可溶化する方法が示され
ている。また特開平3−68504号には、イソステア
ロイル加水分解コラーゲン塩をオレイン酸ジグリセリル
を添加することで可溶化した化粧品が示されている。そ
して特開平3−293025号には、ソルビタンモノオ
レート、ソルビタンモノステアレート、ジグリセリンモ
ノオレート、ヘキサグリセリンリシノレート等の多価ア
ルコール脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンの付
加数が小さいポリオキシエチレンアルキルエーテルなど
のHLB9以下の油溶性界面活性剤を主な乳化剤として
O/W型エマルジョンなど開示されているが、その使用
対象は主としてカーワックスや化粧品、食品、塗料であ
って、油溶性の界面活性剤を使用しながら良好なO/W
型エマルジョンなどを得ようとするものであるが、それ
ら以外の対象であるピレスロイド系化合物との組合せあ
るいはエアゾールへの界面活性剤の応用については、何
ら記載されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境に対する配
慮から油成分が少ない、より環境にやさしい薬剤が求め
られている。しかしながら、殺虫成分および殺ダニ成分
の多くは油溶性であるため、これまで油性溶媒に溶解
し、各種の方法で噴射または散布されてきた。その内も
っとも油成分が少ない散布方法として害虫駆除業者が行
ってきたULV法がある。これは、専用の噴射機器を用
いる必要があり、この機器は高価であることから一般の
家庭ではULV法は行われていない。そこで前記のよう
にこれまで水性エアゾールが検討されているが、有効成
分の水への分散性、あるいは油性溶媒への溶解性などの
点から充分な製剤はできていない。
慮から油成分が少ない、より環境にやさしい薬剤が求め
られている。しかしながら、殺虫成分および殺ダニ成分
の多くは油溶性であるため、これまで油性溶媒に溶解
し、各種の方法で噴射または散布されてきた。その内も
っとも油成分が少ない散布方法として害虫駆除業者が行
ってきたULV法がある。これは、専用の噴射機器を用
いる必要があり、この機器は高価であることから一般の
家庭ではULV法は行われていない。そこで前記のよう
にこれまで水性エアゾールが検討されているが、有効成
分の水への分散性、あるいは油性溶媒への溶解性などの
点から充分な製剤はできていない。
【0005】一方エアゾール製剤は、フロンガス全廃の
ために高圧ガス取締法が改訂され、可燃性ガスがより多
くの場面で使用できるようになった反面、逆に使用時の
引火性あるいは爆発性について考慮する必要性が出てき
た。つまりより引火性あるいは爆発性が低い、あるいは
火炎長が短いことが要求されている。そこで水性エアゾ
ールはこの点からも有利な点が多く、市場からの要求は
高い。しかし、殺虫成分等を溶解している有機溶媒と水
とが均一に分散した状態を安定して持続している水性エ
アゾールを形成することは非常に困難なことである。本
発明は、これらの欠点を解消した水性エアゾール組成物
を得ることを目的とするものである。さらに、本発明
は、噴射時に殺虫成分等を溶解している有機溶媒と水と
が均一に分散した状態を安定に維持しうる水性エアゾー
ル組成物を得ることを目的とするものである。
ために高圧ガス取締法が改訂され、可燃性ガスがより多
くの場面で使用できるようになった反面、逆に使用時の
引火性あるいは爆発性について考慮する必要性が出てき
た。つまりより引火性あるいは爆発性が低い、あるいは
火炎長が短いことが要求されている。そこで水性エアゾ
ールはこの点からも有利な点が多く、市場からの要求は
高い。しかし、殺虫成分等を溶解している有機溶媒と水
とが均一に分散した状態を安定して持続している水性エ
アゾールを形成することは非常に困難なことである。本
発明は、これらの欠点を解消した水性エアゾール組成物
を得ることを目的とするものである。さらに、本発明
は、噴射時に殺虫成分等を溶解している有機溶媒と水と
が均一に分散した状態を安定に維持しうる水性エアゾー
ル組成物を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
油溶性の殺虫成分および/または殺ダニ成分を有効成分
とする水性エアゾールを検討し、詳しくは油溶性の殺虫
成分および/または殺ダニ成分を溶解した油性溶液、分
散助剤(界面活性剤)、水および噴射剤からなる水性エ
アゾールを検討した結果、特定の界面活性剤を用いるこ
とで、使用時に振とうすることで均一なW/Oのエマル
ジョンが得られる水性エアゾール組成物を調製し、本発
明を完成した。すなわち、本発明は、次の手段により前
記の目的を達成した。 (1) 油溶性の殺虫成分および/または殺ダニ成分か
らなる有効成分が溶媒中にあるエアゾール組成物におい
て、分散助剤としてジグリセリルモノオレエートと、
水、油性溶媒および噴射剤からなることを特徴とする有
害生物防除用エアゾール組成物。 (2) 前記の噴射剤が液化石油ガス(LPG)である
前記(1)項記載の有害生物防除用エアゾール組成物。 (3) 有効成分、分散助剤および油性溶媒からなる油
性原液と水を混合する比率が、油性原液:水が1:29
〜1:1である請求項1記載の有害生物防除用エアゾー
ル組成物。
油溶性の殺虫成分および/または殺ダニ成分を有効成分
とする水性エアゾールを検討し、詳しくは油溶性の殺虫
成分および/または殺ダニ成分を溶解した油性溶液、分
散助剤(界面活性剤)、水および噴射剤からなる水性エ
アゾールを検討した結果、特定の界面活性剤を用いるこ
とで、使用時に振とうすることで均一なW/Oのエマル
ジョンが得られる水性エアゾール組成物を調製し、本発
明を完成した。すなわち、本発明は、次の手段により前
記の目的を達成した。 (1) 油溶性の殺虫成分および/または殺ダニ成分か
らなる有効成分が溶媒中にあるエアゾール組成物におい
て、分散助剤としてジグリセリルモノオレエートと、
水、油性溶媒および噴射剤からなることを特徴とする有
害生物防除用エアゾール組成物。 (2) 前記の噴射剤が液化石油ガス(LPG)である
前記(1)項記載の有害生物防除用エアゾール組成物。 (3) 有効成分、分散助剤および油性溶媒からなる油
性原液と水を混合する比率が、油性原液:水が1:29
〜1:1である請求項1記載の有害生物防除用エアゾー
ル組成物。
【0007】本発明において用いる殺虫成分の1つとし
てはピレスロイド系化合物が挙げられる。そのようなピ
レスロイド系化合物としては、例えば、d−フェノトリ
ン(3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−ク
リサンテマート)、ペルメトリン(3−フェノキシベン
ジル dl−シス/トランス−2,2−ジメチル−3−
(2’,2’−ジクロロビニル)−シクロプロパンカル
ボキシレート)、レスメトリン((5−ベンジル−3−
フリル)メチル dl−シス/トランス−クリサンテマ
ート) 、アレスリン(dl−3−アリル−2−メチル−
4−オキソ−2−シクロペンテニル dl−シス/トラ
ンス−クリサンテマート)、フタルスリン((N−3,
4,5,6−テトラヒドロ−フタルイミド)メチル d
l−シス/トランス−クリサンテマート)、エムペント
リン(1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル d
l−シス/トランス−クリサンテマート)、1−エチニ
ル−2−エチル−2−ペンテニル−2,2,3,3−テ
トラメチル−シクロプロパンカルボキシレート、1−エ
チニル−2−メチル−2−ペンテニル−2,2−ジメチ
ル−3−(2’,2’−ジクロロビニル)−シクロプロ
パンカルボキシレート、d,d−プラレトリン(d−2
−メチル−4−オキソ−3−プロパルギルシクロペント
−2−エニル d−シス/トランス−クリサンテマー
ト)、テフルスリン(2,3,5,6−テトラフルオロ
−4−メチルベンジル−3−(2’−クロロ−3’,
3’,3’−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート)、ベンフ
ルスリン(2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−
3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレート)およびこれらの化合物
の異性体、誘導体および類縁体などが用いられ、これら
ピレスロイド系化合物より選択した1種以上の化合物
を、有害生物防除用エアゾール組成物に配合できる。
てはピレスロイド系化合物が挙げられる。そのようなピ
レスロイド系化合物としては、例えば、d−フェノトリ
ン(3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−ク
リサンテマート)、ペルメトリン(3−フェノキシベン
ジル dl−シス/トランス−2,2−ジメチル−3−
(2’,2’−ジクロロビニル)−シクロプロパンカル
ボキシレート)、レスメトリン((5−ベンジル−3−
フリル)メチル dl−シス/トランス−クリサンテマ
ート) 、アレスリン(dl−3−アリル−2−メチル−
4−オキソ−2−シクロペンテニル dl−シス/トラ
ンス−クリサンテマート)、フタルスリン((N−3,
4,5,6−テトラヒドロ−フタルイミド)メチル d
l−シス/トランス−クリサンテマート)、エムペント
リン(1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル d
l−シス/トランス−クリサンテマート)、1−エチニ
ル−2−エチル−2−ペンテニル−2,2,3,3−テ
トラメチル−シクロプロパンカルボキシレート、1−エ
チニル−2−メチル−2−ペンテニル−2,2−ジメチ
ル−3−(2’,2’−ジクロロビニル)−シクロプロ
パンカルボキシレート、d,d−プラレトリン(d−2
−メチル−4−オキソ−3−プロパルギルシクロペント
−2−エニル d−シス/トランス−クリサンテマー
ト)、テフルスリン(2,3,5,6−テトラフルオロ
−4−メチルベンジル−3−(2’−クロロ−3’,
3’,3’−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート)、ベンフ
ルスリン(2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−
3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレート)およびこれらの化合物
の異性体、誘導体および類縁体などが用いられ、これら
ピレスロイド系化合物より選択した1種以上の化合物
を、有害生物防除用エアゾール組成物に配合できる。
【0008】さらに、他の殺虫成分として有機りん系殺
虫剤あるいはカーバメイト系殺虫剤が挙げられる。、例
えば、有機りん系殺虫剤としては、フェニトロチオン、
クロルピリホス、マラソン、ジクロルボス、ピリダフェ
ンチオンおよびトリクロルホンなど、カーバメイト系殺
虫剤としては、カルバリル、ベンフラカブル、プロポキ
スルなどが例示できる。そして、殺虫成分の1種として
ピレスロイド系化合物の殺虫効力を増強する化合物(一
般の共力剤)としては、例えばピペロニルブトキサイ
ド、オクタクロロジプロピルエーテル、N−(2−エチ
ルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ
〔2,2,2〕オクト−5−エン−2,3−ジカルボキ
シイミド、イソボルニルチオシアノアセテートおよびN
−(2−エチニル)−ビシクロ〔2,2,1〕−ヘプタ
−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドなどより選択
された化合物の1種以上を有害生物防除用エアゾールに
添加することもできる。
虫剤あるいはカーバメイト系殺虫剤が挙げられる。、例
えば、有機りん系殺虫剤としては、フェニトロチオン、
クロルピリホス、マラソン、ジクロルボス、ピリダフェ
ンチオンおよびトリクロルホンなど、カーバメイト系殺
虫剤としては、カルバリル、ベンフラカブル、プロポキ
スルなどが例示できる。そして、殺虫成分の1種として
ピレスロイド系化合物の殺虫効力を増強する化合物(一
般の共力剤)としては、例えばピペロニルブトキサイ
ド、オクタクロロジプロピルエーテル、N−(2−エチ
ルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ
〔2,2,2〕オクト−5−エン−2,3−ジカルボキ
シイミド、イソボルニルチオシアノアセテートおよびN
−(2−エチニル)−ビシクロ〔2,2,1〕−ヘプタ
−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドなどより選択
された化合物の1種以上を有害生物防除用エアゾールに
添加することもできる。
【0009】本発明において殺ダニ成分としては、前記
のピレスロイド系化合物、有機りん系殺虫剤およびカー
バメイト系殺虫剤以外のものとして次の殺ダニ剤が例示
できる。例えばオクタクロロジプロピルエーテル、N−
(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチ
ルビシクロ〔2,2,2〕オクト−5−エン−2,3−
ジカルボキシイミド、イソボルニルチオシアノアセテー
ト、N−(2−エチニル)−ビシクロ〔2,2,1〕−
ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、ベン
ジルベンゾエートと脂肪酸エステルの混合物、N,N−
ジエチル−m−トルアミド、トリハロイミダゾール誘導
体、ヒノキ、スギ及びヒバの精油、メントール、キハダ
類の抽出物、柑橘類の果皮及び種子からの抽出物、芳香
族スルフォンアミド誘導体、水酸化トリシクロヘキシル
錫、4,4’−ジブロムベンジル酸イソプロピル、2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ〔b〕フ
ラニルニ−N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカーバ
メイト、シラン化合物、ケイ皮酸誘導体、酢酸シンナミ
ル、ブフロフェジン、イソプロチオラン、パラオキシ安
息香酸エステル、ヨウ素化ホルマール、フェノール類、
フタル酸エステル、3−ブロモ−2,3−ヨード−2−
プロペニル−エチルカルボナート、モノテルペン系ケト
ン類、モノテルペン系アルデヒド類、モノテルペン系エ
ポキサイド類、サリチル酸ベンジル、サリチル酸フェニ
ルなどおよびこれらの化合物の異性体、誘導体、類縁体
などが用いられ、これら殺ダニ成分および/または殺虫
成分より選択した1種以上の化合物を、有害生物防除用
エアゾールに配合できる。
のピレスロイド系化合物、有機りん系殺虫剤およびカー
バメイト系殺虫剤以外のものとして次の殺ダニ剤が例示
できる。例えばオクタクロロジプロピルエーテル、N−
(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチ
ルビシクロ〔2,2,2〕オクト−5−エン−2,3−
ジカルボキシイミド、イソボルニルチオシアノアセテー
ト、N−(2−エチニル)−ビシクロ〔2,2,1〕−
ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、ベン
ジルベンゾエートと脂肪酸エステルの混合物、N,N−
ジエチル−m−トルアミド、トリハロイミダゾール誘導
体、ヒノキ、スギ及びヒバの精油、メントール、キハダ
類の抽出物、柑橘類の果皮及び種子からの抽出物、芳香
族スルフォンアミド誘導体、水酸化トリシクロヘキシル
錫、4,4’−ジブロムベンジル酸イソプロピル、2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ〔b〕フ
ラニルニ−N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカーバ
メイト、シラン化合物、ケイ皮酸誘導体、酢酸シンナミ
ル、ブフロフェジン、イソプロチオラン、パラオキシ安
息香酸エステル、ヨウ素化ホルマール、フェノール類、
フタル酸エステル、3−ブロモ−2,3−ヨード−2−
プロペニル−エチルカルボナート、モノテルペン系ケト
ン類、モノテルペン系アルデヒド類、モノテルペン系エ
ポキサイド類、サリチル酸ベンジル、サリチル酸フェニ
ルなどおよびこれらの化合物の異性体、誘導体、類縁体
などが用いられ、これら殺ダニ成分および/または殺虫
成分より選択した1種以上の化合物を、有害生物防除用
エアゾールに配合できる。
【0010】本発明において分散助剤としては、ジグリ
セリルモノオレエートおよびヘキサグリセリンポリリシ
ノレートから選ばれる1種または2種以上の化合物が例
示でき、その中特にジグリセリルモノオレエートが好ま
しい。これらの化合物は、界面活性剤に属する。一般に
界面活性剤は、他の高分子化合物と同様に異なる重合度
の混合物で構成されている。そして当該混合物その名称
は便宜上、該混合物中で最も多い化合物の名称で示され
る。このようなことから本発明において先に分散助剤と
して名称を挙げたものは、これらの名称で発売されてい
る界面活性剤だけでなく、その性状あるいは規格が次に
記載の商品と同様の化合物も含まれる。例えば、ジグリ
セリルモノオレエートであれば日光ケミカルのNIKK
OL DGMO−90、そしてヘキサグリセリンポリリ
シノレートであれば日光ケミカルのNIKKOL He
xaglyn PR−15とほぼ同様の性状を示すもの
であれば何ら制限されない。
セリルモノオレエートおよびヘキサグリセリンポリリシ
ノレートから選ばれる1種または2種以上の化合物が例
示でき、その中特にジグリセリルモノオレエートが好ま
しい。これらの化合物は、界面活性剤に属する。一般に
界面活性剤は、他の高分子化合物と同様に異なる重合度
の混合物で構成されている。そして当該混合物その名称
は便宜上、該混合物中で最も多い化合物の名称で示され
る。このようなことから本発明において先に分散助剤と
して名称を挙げたものは、これらの名称で発売されてい
る界面活性剤だけでなく、その性状あるいは規格が次に
記載の商品と同様の化合物も含まれる。例えば、ジグリ
セリルモノオレエートであれば日光ケミカルのNIKK
OL DGMO−90、そしてヘキサグリセリンポリリ
シノレートであれば日光ケミカルのNIKKOL He
xaglyn PR−15とほぼ同様の性状を示すもの
であれば何ら制限されない。
【0011】本発明において油性溶媒としては、従来よ
りエアゾール剤に用いられている油性溶媒であれば何ら
限定されない。例えば、ヘキサン、ケロシン、灯油、n
−ペンタン、iso−ペンタン、シクロペンタンなどの
脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素;ジクロロメタン、四塩化炭素などの
ハロゲン化炭化水素類;エタノール、イソプロピルアル
コール、エチレングルコールなどのアルコール類;アセ
トン、メチルエチルケトン、ジエチルエーテルなどのエ
ーテル類;酢酸エチルなどのエステル類;アセトニトリ
ルなどのニトリル類;ジメチルホルムアミドなどの酸ア
ミド類;大豆油、綿実油などの植物油などが挙げられ、
これらの油性溶媒から選択した1種以上の化合物を配合
することができる。本発明において噴射剤としては、例
えば、液化石油ガス(LPG)、プロパン、n−ブタ
ン、iso−ブタン、n−ペンタン、iso−ペンタ
ン、シクロペンタン、フロンガス、ジメチルエーテル、
窒素ガス、液化炭酸ガス等が挙げられる。特に水性エア
ゾールに用いられている親水性の高いジメチルエーテル
に比して液化石油ガスを用いた場合は、界面活性剤の影
響がより強く出る。
りエアゾール剤に用いられている油性溶媒であれば何ら
限定されない。例えば、ヘキサン、ケロシン、灯油、n
−ペンタン、iso−ペンタン、シクロペンタンなどの
脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素;ジクロロメタン、四塩化炭素などの
ハロゲン化炭化水素類;エタノール、イソプロピルアル
コール、エチレングルコールなどのアルコール類;アセ
トン、メチルエチルケトン、ジエチルエーテルなどのエ
ーテル類;酢酸エチルなどのエステル類;アセトニトリ
ルなどのニトリル類;ジメチルホルムアミドなどの酸ア
ミド類;大豆油、綿実油などの植物油などが挙げられ、
これらの油性溶媒から選択した1種以上の化合物を配合
することができる。本発明において噴射剤としては、例
えば、液化石油ガス(LPG)、プロパン、n−ブタ
ン、iso−ブタン、n−ペンタン、iso−ペンタ
ン、シクロペンタン、フロンガス、ジメチルエーテル、
窒素ガス、液化炭酸ガス等が挙げられる。特に水性エア
ゾールに用いられている親水性の高いジメチルエーテル
に比して液化石油ガスを用いた場合は、界面活性剤の影
響がより強く出る。
【0012】本発明において溶媒としての水は、従来よ
り用いられている精製水あるいは脱イオン水に加えて脱
酸素水なども用いられる。特に脱酸素水を用いた場合
は、エアゾール容器の防錆の観点からも有用である。そ
して精製水あるいは脱イオン水を用いる場合はエアゾー
ル容器を防錆する必要があるので、安息香酸ナトリウ
ム、亜硝酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸
アンモニウムなどの防錆成分を配合したり、あるいは、
pHを調節するための緩衝成分、例えばりん酸1ナトリ
ウム−りん酸2ナトリウム、安息香酸アンモニウム−水
酸化ナトリウム、安息香酸ナトリウム−安息香酸、安息
香酸アンモニウム−アンモニア水、安息香酸アンモニウ
ム−安息香酸、りん酸2カリウム−水酸化ナトリウム、
水酸化ナトリウム−重マレイン酸ナトリウム、トリス・
マレイト−水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム−炭酸水
素ナトリウムなどの組み合わせを添加することが好まし
い。また本発明の有害生物防除用エアゾール組成物を充
填する場合に内壁を種々の合成樹脂にて被覆した容器を
用いた場合は、防錆の観点は考慮する必要はない。
り用いられている精製水あるいは脱イオン水に加えて脱
酸素水なども用いられる。特に脱酸素水を用いた場合
は、エアゾール容器の防錆の観点からも有用である。そ
して精製水あるいは脱イオン水を用いる場合はエアゾー
ル容器を防錆する必要があるので、安息香酸ナトリウ
ム、亜硝酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸
アンモニウムなどの防錆成分を配合したり、あるいは、
pHを調節するための緩衝成分、例えばりん酸1ナトリ
ウム−りん酸2ナトリウム、安息香酸アンモニウム−水
酸化ナトリウム、安息香酸ナトリウム−安息香酸、安息
香酸アンモニウム−アンモニア水、安息香酸アンモニウ
ム−安息香酸、りん酸2カリウム−水酸化ナトリウム、
水酸化ナトリウム−重マレイン酸ナトリウム、トリス・
マレイト−水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム−炭酸水
素ナトリウムなどの組み合わせを添加することが好まし
い。また本発明の有害生物防除用エアゾール組成物を充
填する場合に内壁を種々の合成樹脂にて被覆した容器を
用いた場合は、防錆の観点は考慮する必要はない。
【0013】本発明において有効成分、分散助剤、油性
溶媒、水および噴射剤の混合比率は次のとおり例示でき
る。まず、油性溶媒に対して有効成分が0.1〜10
(v/v)%、分散助剤が1.0〜15(v/v)%を
配合して油性原液が調製できる。前記の有効成分、分散
助剤および油性溶媒からなるものを「油性原液」とい
う。そして、この油性原液と水を混合する比率として
は、油性原液:水が1:29〜1:1が例示できる。そ
してエアゾール製剤の原液(「油性原液と水の混合液」
をこういう。):噴射剤の混合比率は9:1〜1:9が
好ましい。特に噴射剤が液化石油ガスの場合には、原
液:噴射剤の混合比率は、7:3〜3:7が好ましい。
溶媒、水および噴射剤の混合比率は次のとおり例示でき
る。まず、油性溶媒に対して有効成分が0.1〜10
(v/v)%、分散助剤が1.0〜15(v/v)%を
配合して油性原液が調製できる。前記の有効成分、分散
助剤および油性溶媒からなるものを「油性原液」とい
う。そして、この油性原液と水を混合する比率として
は、油性原液:水が1:29〜1:1が例示できる。そ
してエアゾール製剤の原液(「油性原液と水の混合液」
をこういう。):噴射剤の混合比率は9:1〜1:9が
好ましい。特に噴射剤が液化石油ガスの場合には、原
液:噴射剤の混合比率は、7:3〜3:7が好ましい。
【0014】そして、本発明の殺虫成分および殺ダニ成
分以外にも各種の薬剤が添加できる。例えば、害虫およ
びげっ歯類忌避剤、殺菌剤、防黴剤、消臭剤、芳香剤、
着色料などを配合することもでき、害虫およびげっ歯類
忌避剤として2,3,4,5−ビス(δ−ブチレン)−
テトラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−m−ト
ルアミド、ジ−n−プロピルイソシンコロメート、ジ−
n−ブチル酢酸、2−ハイドロキシエチルオクチル硫
酸、2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3−
t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、シクロヘキシ
ミド、β−ニトロスチレンシアノアクリルニトリル、ト
リブチル錫塩酸塩、トリニトロベンゼン−アニリン複合
体、ナフタリンなど、殺菌剤あるいは防黴剤としては、
2,4,4’−トリクロロ−2’−ハイドロキシジフェ
ニルエーテル、2,3,5,6−テトラクロロ−4−
(メチルスルホニル)ピリジン、アルキルベンジルメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジルメチル−{2−
〔2−(p−1,1,3,3−テトラメチルブチルフェ
ノキシ)エトキシ〕エチル}アンモニウムクロライド、
4−イソプロピルトロポロン、N,N−ジメチル−N’
−フェニル−N’−(フルオロジクロロメチルチオ)ス
ルフォンアミド、2−(4’−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾール、N−(フルオロジクロロメチルチオ)−フタ
ルイミド、6−アセトキシ−2,4−ジメチル−m−ジ
オキシン、イソプロピルメチルフェノール、O−フェニ
ルフェノール、p−クロロ−m−キシレノール等が用い
られ、消臭剤としては、ラウリル酸メタアクリレートな
ど、そして、芳香剤としてはイグサの精油成分、シトロ
ネラ、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカリ、ラ
ベンダーなどが配合できる。
分以外にも各種の薬剤が添加できる。例えば、害虫およ
びげっ歯類忌避剤、殺菌剤、防黴剤、消臭剤、芳香剤、
着色料などを配合することもでき、害虫およびげっ歯類
忌避剤として2,3,4,5−ビス(δ−ブチレン)−
テトラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−m−ト
ルアミド、ジ−n−プロピルイソシンコロメート、ジ−
n−ブチル酢酸、2−ハイドロキシエチルオクチル硫
酸、2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3−
t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、シクロヘキシ
ミド、β−ニトロスチレンシアノアクリルニトリル、ト
リブチル錫塩酸塩、トリニトロベンゼン−アニリン複合
体、ナフタリンなど、殺菌剤あるいは防黴剤としては、
2,4,4’−トリクロロ−2’−ハイドロキシジフェ
ニルエーテル、2,3,5,6−テトラクロロ−4−
(メチルスルホニル)ピリジン、アルキルベンジルメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジルメチル−{2−
〔2−(p−1,1,3,3−テトラメチルブチルフェ
ノキシ)エトキシ〕エチル}アンモニウムクロライド、
4−イソプロピルトロポロン、N,N−ジメチル−N’
−フェニル−N’−(フルオロジクロロメチルチオ)ス
ルフォンアミド、2−(4’−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾール、N−(フルオロジクロロメチルチオ)−フタ
ルイミド、6−アセトキシ−2,4−ジメチル−m−ジ
オキシン、イソプロピルメチルフェノール、O−フェニ
ルフェノール、p−クロロ−m−キシレノール等が用い
られ、消臭剤としては、ラウリル酸メタアクリレートな
ど、そして、芳香剤としてはイグサの精油成分、シトロ
ネラ、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカリ、ラ
ベンダーなどが配合できる。
【0015】本発明における有害生物としては、屋内外
に生息する害虫および屋内塵性ダニ類など全般に亘る。
屋内外に生息する害虫としては衛生害虫あるいは生活害
虫等が挙げられる。例えば衛生害虫としてはゴキブリ類
(チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ
等)、ハエ類(イエバエ、クロバエ、ニクバエ等)、カ
類(イエカ、ヤブカ、シマカ等)、シラミ類、ノミ類等
が挙げられ、更に生活害虫としてはシロアリ(羽ア
リ)、クロアリ、クモ、ハチ、ケムシ、ムカデ、ゲジゲ
ジ、ヤスデ、シバンムシ、アリガタバチ、ユスリカ、チ
ョウバエ、カメムシ、ヨコバイ、キクイムシ、ダンゴム
シ、ワラジムシ、シミ、イガ、コイガ、カツオブシムシ
およびヌカカ等が例示できる。更に屋内塵性ダニ類とし
ては室内で繁殖増殖するダニ類、あるいは室内に迷入し
てくるダニ類として例えば、コナヒョウヒダニ、ヤケヒ
ョウヒダニ等のヒョウヒダニ類、ケナガコナダニ、ムギ
コナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ
等のニクダニ類、フトツメダニ、ミナミツメダニ等のツ
メダニ類、ホコリダニ類、ササラダニ類、イエダニ、ト
リサシダニ、ワクモ、マダニ類等の動物寄生性ダニ類な
どが挙げられる。
に生息する害虫および屋内塵性ダニ類など全般に亘る。
屋内外に生息する害虫としては衛生害虫あるいは生活害
虫等が挙げられる。例えば衛生害虫としてはゴキブリ類
(チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ
等)、ハエ類(イエバエ、クロバエ、ニクバエ等)、カ
類(イエカ、ヤブカ、シマカ等)、シラミ類、ノミ類等
が挙げられ、更に生活害虫としてはシロアリ(羽ア
リ)、クロアリ、クモ、ハチ、ケムシ、ムカデ、ゲジゲ
ジ、ヤスデ、シバンムシ、アリガタバチ、ユスリカ、チ
ョウバエ、カメムシ、ヨコバイ、キクイムシ、ダンゴム
シ、ワラジムシ、シミ、イガ、コイガ、カツオブシムシ
およびヌカカ等が例示できる。更に屋内塵性ダニ類とし
ては室内で繁殖増殖するダニ類、あるいは室内に迷入し
てくるダニ類として例えば、コナヒョウヒダニ、ヤケヒ
ョウヒダニ等のヒョウヒダニ類、ケナガコナダニ、ムギ
コナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ
等のニクダニ類、フトツメダニ、ミナミツメダニ等のツ
メダニ類、ホコリダニ類、ササラダニ類、イエダニ、ト
リサシダニ、ワクモ、マダニ類等の動物寄生性ダニ類な
どが挙げられる。
【0016】本発明の有害生物防除用エアゾールを充填
するエアゾール容器としては、押しボタンの噴射口径
0.3から0.8mm、ステム孔の内径0.3から0.
6mm、アンダータップの内径0.3から2.2mmを
示す容器が好ましい。そしてこのようなエアゾール容器
に充填された本発明の有害生物防除用エアゾールを使用
する場合は、当該エアゾール容器を振とうし、有効成分
を溶解した油性溶媒および噴射剤と水を混合しW/Oエ
マルジョンに近い状態まで分散させた後は、通常の殺虫
エアゾールと同様の使用方法で用いることができる。
するエアゾール容器としては、押しボタンの噴射口径
0.3から0.8mm、ステム孔の内径0.3から0.
6mm、アンダータップの内径0.3から2.2mmを
示す容器が好ましい。そしてこのようなエアゾール容器
に充填された本発明の有害生物防除用エアゾールを使用
する場合は、当該エアゾール容器を振とうし、有効成分
を溶解した油性溶媒および噴射剤と水を混合しW/Oエ
マルジョンに近い状態まで分散させた後は、通常の殺虫
エアゾールと同様の使用方法で用いることができる。
【0017】
【作用】油性の殺虫成分および/または殺ダニ成分を溶
解した油性溶媒と水とを均一に分散させ、かつその状態
を安定して維持することは非常に困難なことである。本
発明においては、特定の分散助剤を用いることで、従来
から用いられている油性溶媒に油性の殺虫成分および/
または殺ダニ成分を噴射時間程度の比較的短い時間なら
ばその間中充分に分散させることができる。また、噴射
剤が添加されて使用された場合でも、殺虫効果は同等お
よびそれ以上の効果を示す。さらに、本発明のエアゾー
ルは、溶媒中に水を含むことから従来のエアゾールに比
して火炎長は短くなるので、使用上の危険性を著しく低
くすることができる。使用されないときには、油性溶媒
中の有効成分は水と接触する機会が少なく、そのため水
による分解の程度が少ない。
解した油性溶媒と水とを均一に分散させ、かつその状態
を安定して維持することは非常に困難なことである。本
発明においては、特定の分散助剤を用いることで、従来
から用いられている油性溶媒に油性の殺虫成分および/
または殺ダニ成分を噴射時間程度の比較的短い時間なら
ばその間中充分に分散させることができる。また、噴射
剤が添加されて使用された場合でも、殺虫効果は同等お
よびそれ以上の効果を示す。さらに、本発明のエアゾー
ルは、溶媒中に水を含むことから従来のエアゾールに比
して火炎長は短くなるので、使用上の危険性を著しく低
くすることができる。使用されないときには、油性溶媒
中の有効成分は水と接触する機会が少なく、そのため水
による分解の程度が少ない。
【0018】
【実施例】以下に示す試験例および製剤例により、本発
明の有害生物防除用エアゾール組成物をより詳細に説明
する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 試験例 a.界面活性剤選択試験 処方 試験に用いた組成物は、有効成分として2.24%ネオ
ピナミンf(d−T80フタルスリン)、0.3%クリ
スロンf(d−T80レスメトリン)の1号灯油溶液2
5mlと各種界面活性剤3.14gを1号灯油にて50
mlにフィルアップして油性原液組成物(前記した有効
成分、油性溶媒および分散助剤(界面活性剤)からなる
もの)を作った。そして、該油性原液組成物6.65m
l、精製水15.85mlおよびLPG27.50ml
を容器に充填することでエアゾール組成物を調製した。
明の有害生物防除用エアゾール組成物をより詳細に説明
する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 試験例 a.界面活性剤選択試験 処方 試験に用いた組成物は、有効成分として2.24%ネオ
ピナミンf(d−T80フタルスリン)、0.3%クリ
スロンf(d−T80レスメトリン)の1号灯油溶液2
5mlと各種界面活性剤3.14gを1号灯油にて50
mlにフィルアップして油性原液組成物(前記した有効
成分、油性溶媒および分散助剤(界面活性剤)からなる
もの)を作った。そして、該油性原液組成物6.65m
l、精製水15.85mlおよびLPG27.50ml
を容器に充填することでエアゾール組成物を調製した。
【0019】b.方法および結果
b−1.溶解性
油性原液組成物を室温下で、100mlのガラスビーカ
ー中に約50mlを入れ、ガラス棒にてよく撹拌した
後、静置してその白濁の度合いを、表1記載の油性原液
組成物に用いた界面活性剤ごとに目視観察した。その結
果透明に溶解したものを“◎”、わずかに白濁したもの
を“○”、“○”よりさらに白濁したものを“△”、そ
して分離したものを“×”で表中に示した。 b−2.乳化性 エアゾール組成物50mlを、100ml耐圧ガラス試
験ビン(日本高分子社製)に充填し、手で約50回程度
激しく振とうし、室温で24時間静置後に水と油(LP
Gを含む)の混合液が均一に乳化分散している(白濁し
ている)か、あるいは混合液が複数の層にわかれたり析
出物が発生したりして均一に乳化分散していない(白濁
していない)かを、表1記載のエアゾール組成物に用い
た界面活性剤ごとに目視観察した。その結果均一に分散
したものを“○”、そして均一に乳化分散されなかった
ものを“×”で表中に示した。
ー中に約50mlを入れ、ガラス棒にてよく撹拌した
後、静置してその白濁の度合いを、表1記載の油性原液
組成物に用いた界面活性剤ごとに目視観察した。その結
果透明に溶解したものを“◎”、わずかに白濁したもの
を“○”、“○”よりさらに白濁したものを“△”、そ
して分離したものを“×”で表中に示した。 b−2.乳化性 エアゾール組成物50mlを、100ml耐圧ガラス試
験ビン(日本高分子社製)に充填し、手で約50回程度
激しく振とうし、室温で24時間静置後に水と油(LP
Gを含む)の混合液が均一に乳化分散している(白濁し
ている)か、あるいは混合液が複数の層にわかれたり析
出物が発生したりして均一に乳化分散していない(白濁
していない)かを、表1記載のエアゾール組成物に用い
た界面活性剤ごとに目視観察した。その結果均一に分散
したものを“○”、そして均一に乳化分散されなかった
ものを“×”で表中に示した。
【0020】b−3.乳化安定性
エアゾール組成物50mlを、100ml耐圧ガラス試
験ビンに充填し、手で約50回程度激しく振とう後静置
して、「上層の約50%が透明になる」時間を、表1記
載のエアゾール組成物に用いた界面活性剤ごとに測定し
た。その結果分離が10秒以内で起こったものを
“×”、10から20秒の間に起こったものを“△”、
そして30秒以上でも分離しなかったものを“◎”で表
中に示した。「上層の約50%が透明になる」という状
態は、100ml耐圧ガラス試験ビン中の液は、振とう
前は透明な上層と白濁した下層の2層に分離しており、
振とうすることで均一な白濁した液に換わる。しかし、
振とう後該ビンを静置することで徐々に液面より透明に
変わっていき、上層の約2分の1が透明に変わった状態
を意味する。
験ビンに充填し、手で約50回程度激しく振とう後静置
して、「上層の約50%が透明になる」時間を、表1記
載のエアゾール組成物に用いた界面活性剤ごとに測定し
た。その結果分離が10秒以内で起こったものを
“×”、10から20秒の間に起こったものを“△”、
そして30秒以上でも分離しなかったものを“◎”で表
中に示した。「上層の約50%が透明になる」という状
態は、100ml耐圧ガラス試験ビン中の液は、振とう
前は透明な上層と白濁した下層の2層に分離しており、
振とうすることで均一な白濁した液に換わる。しかし、
振とう後該ビンを静置することで徐々に液面より透明に
変わっていき、上層の約2分の1が透明に変わった状態
を意味する。
【0021】
【表1】
【0022】製剤例
表2に記載の有害生物防除用エアゾール組成物を調製し
た。
た。
【0023】
【表2】
【0024】c.殺虫試験
表2に示した製剤剤の本発明D40、比較1、比較2の
有害生物防除用エアゾール組成物を耐圧容器に充填した
(バルブおよびボタンは(株)丸一社製を用いた)。そ
して、各有害生物防除用エアゾール組成物を殺虫剤指針
解説(日本薬業新聞社 1988)記載のピートグラデ
ィ装置による試験にて行った。供試虫はイエバエ(「M
usca domestica」)伝研系(アース製薬
(株)にて累代飼育したもの)の成虫約100頭(雄/
雌=1/1)を用いた。そして各エアゾール組成物の内
容物の1.5±0.1mlをピートグラディ装置内に噴
射して殺虫効果を比較した。殺虫効果は、KT50(供
試虫の50%が仰転するまでの時間(分))、KT90
(供試虫の90%が仰転するまでの時間(分))および
24時間後の致死率を測定し表3に記載した。
有害生物防除用エアゾール組成物を耐圧容器に充填した
(バルブおよびボタンは(株)丸一社製を用いた)。そ
して、各有害生物防除用エアゾール組成物を殺虫剤指針
解説(日本薬業新聞社 1988)記載のピートグラデ
ィ装置による試験にて行った。供試虫はイエバエ(「M
usca domestica」)伝研系(アース製薬
(株)にて累代飼育したもの)の成虫約100頭(雄/
雌=1/1)を用いた。そして各エアゾール組成物の内
容物の1.5±0.1mlをピートグラディ装置内に噴
射して殺虫効果を比較した。殺虫効果は、KT50(供
試虫の50%が仰転するまでの時間(分))、KT90
(供試虫の90%が仰転するまでの時間(分))および
24時間後の致死率を測定し表3に記載した。
【0025】
【表3】
【0026】d.火炎長試験
高圧ガス取締法に基づく火炎長の試験方法にて測定し
た。すなわち、試料を24〜26℃恒温水層に約30分
漬けて内容物の温度を24〜26℃にし、該試料の噴射
口を試験装置のバーナーより15cmの位置に置く。そ
して、バーナーの火炎の長さを4.5〜5.5cmに調
節し、バーナーの高さを噴射された内容物の下部がバー
ナーの火炎の上部1/3を通過するように調節する。そ
して測定者は火炎の側面から約1.5m離れ、予想され
る炎の突端と末端に位置して目の高さを噴射口を通る水
平線に置く。こうした状態で噴射ボタンを押して一番よ
く噴射する状態で噴射し、3秒後の火炎の突端と末端を
鉛直にして火炎の水平距離を火炎長として測定する。試
料としては、表3記載の本発明のD(40)を用いた結
果、火炎長は6.3cmであった。ちなみに、従来より
用いられている油性溶媒とLPGからなるエアゾール組
成物において、同じバルブを用いたエアゾールの火炎長
は約40cmである。このように、本発明のエアゾール
組成物は、使用時の火炎長が短いので安全性が高く、ま
た保存状態においても水を含有しているので、危険性が
少ないという利点が大きい。
た。すなわち、試料を24〜26℃恒温水層に約30分
漬けて内容物の温度を24〜26℃にし、該試料の噴射
口を試験装置のバーナーより15cmの位置に置く。そ
して、バーナーの火炎の長さを4.5〜5.5cmに調
節し、バーナーの高さを噴射された内容物の下部がバー
ナーの火炎の上部1/3を通過するように調節する。そ
して測定者は火炎の側面から約1.5m離れ、予想され
る炎の突端と末端に位置して目の高さを噴射口を通る水
平線に置く。こうした状態で噴射ボタンを押して一番よ
く噴射する状態で噴射し、3秒後の火炎の突端と末端を
鉛直にして火炎の水平距離を火炎長として測定する。試
料としては、表3記載の本発明のD(40)を用いた結
果、火炎長は6.3cmであった。ちなみに、従来より
用いられている油性溶媒とLPGからなるエアゾール組
成物において、同じバルブを用いたエアゾールの火炎長
は約40cmである。このように、本発明のエアゾール
組成物は、使用時の火炎長が短いので安全性が高く、ま
た保存状態においても水を含有しているので、危険性が
少ないという利点が大きい。
【0027】
【発明の効果】本発明の有害生物防除用エアゾール組成
物は、使用時に振とうすることで、有効成分を含む油性
溶媒が素早く均一に水系に分散する。そして、使用中は
有効成分と溶媒(油性溶媒、水および噴射剤を含む)が
分離することなく、有効成分が均一な濃度で噴射される
ので、有効なエアゾールを形成することができる。さら
に効力面においても、従来の油溶媒の物に比して同等以
上の効果を示した。本発明のエアゾール組成物は、使用
時の火炎長が短いので安全性が高く、また保存状態にお
いても水を含有しているので、危険性が極めて少ないと
いう利点が大きい。
物は、使用時に振とうすることで、有効成分を含む油性
溶媒が素早く均一に水系に分散する。そして、使用中は
有効成分と溶媒(油性溶媒、水および噴射剤を含む)が
分離することなく、有効成分が均一な濃度で噴射される
ので、有効なエアゾールを形成することができる。さら
に効力面においても、従来の油溶媒の物に比して同等以
上の効果を示した。本発明のエアゾール組成物は、使用
時の火炎長が短いので安全性が高く、また保存状態にお
いても水を含有しているので、危険性が極めて少ないと
いう利点が大きい。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭50−117917(JP,A)
特開 昭49−101522(JP,A)
特開 平3−293025(JP,A)
特開 昭54−26337(JP,A)
特開 平3−127952(JP,A)
特開 平2−152920(JP,A)
特公 昭44−12908(JP,B1)
特公 昭45−37292(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A01N 25/06
A01N 25/30
A01N 53/08
Claims (3)
- 【請求項1】 油溶性の殺虫成分および/または殺ダニ
成分からなる有効成分が溶媒中にあるエアゾール組成物
において、分散助剤としてジグリセリルモノオレエート
と、水、油性溶媒および噴射剤からなることを特徴とす
る有害生物防除用エアゾール組成物。 - 【請求項2】 噴射剤が液化石油ガスである請求項1記
載の有害生物防除用エアゾール組成物。 - 【請求項3】 有効成分、分散助剤および油性溶媒から
なる油性原液と水を混合する比率が、油性原液:水が
1:29〜1:1である請求項1記載の有害生物防除用
エアゾール組成物。
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