JP4338272B2 - 腹足類駆除剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナメクジやカタツムリ等の有害腹足類の駆除剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
腹足類の主なものとして、ナメクジやカタツムリが知られている。これら腹足類は野菜、果実や花きなどを食害し、またはった跡は銀色に光り、不快感を与え、いかにも非衛生的な印象を与え、有効な駆除手段が望まれている。
そして、従来腹足類駆除剤としては、例えば、メタアルデヒド、ピレスロイド系、有機リン酸エステル系及びカーバメイト系化合物が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記薬剤は、通常用いられている殺虫剤であるが、これらの殺虫剤を腹足類の駆除に用いた場合には、腹足類は体の周囲が粘液で覆われているために殺虫効果が十分に得られないという問題があった。これは殺虫剤が体に付着しても粘液を脱ぎ捨てることができるためと思われる。
腹足類は、このような特性を有するので、その駆除が困難である。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、ナメクジやカタツムリ等の腹足類の駆除に十分な効果を発揮する腹足類駆除剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討を行い、多くの有機物質の中から、特定の香料成分が腹足類の駆除に有効であることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は、次の構成からなるものである。
(1)L−カルボン、アニスアルコール、アニスアルデヒド、ネロール、ジメチルヒドロキノン、3−フェニルプロピルアルコール、シトラール、オイゲノール、アネトール、d−カンファー、シンナミルアルコールより選ばれる1種又は2種以上を有効成分とすることを特徴とする腹足類駆除剤。
(2)前記有効成分を含む塗布剤であることを特徴とする前記(1)記載の腹足類駆除剤。
【0006】
【発明の実施の形態】
これまで、前記した殺虫剤を腹足類に適用した場合、腹足類はその体の周囲にある粘液で保護されている関係で、殺虫剤が粘液で遮られて十分な作用をせず、また作用が強いものであるときには、その場合にはナメクジなどは、その体の周囲の粘液部分をあたかも脱ぎ捨てるようにして、体がそこから抜け出すため、結果として十分に駆除することができない。しかし、本発明の腹足類駆除剤を使用するときには、ナメクジなどは、体の周囲の粘液部分を脱ぎ捨てるようなことなく、死亡したりする状況がみられる。このため、本発明の腹足類駆除剤は粘液脱捨阻害作用を有するものである。
【0007】
本発明の腹足類駆除剤に用いられる有効成分は、粘液脱捨阻害作用を有する香料成分であり、そのうち好ましいものは、第1表に示すように、香料成分のうちのL−カルボン、アニスアルコール、アニスアルデヒド、ネロール、ジメチルヒドロキノン、シンナムアルデヒド、3−フェニルプロピルアルコール、シトラール、シトネラール、オイゲノール、L−メントール、アネトール、d−カンファー、シンナミルアルコールであり、これらが各々顕著な(◎)及び良好な(○)駆除活性作用を示す。
【0008】
これに対し、香料成分であってもシトロネロール、シンナミルアセテート、ゲラニオール、エストラゴール、メチルデヒドロオイゲノール、ジメチルベンジルカルビノール、メチルイソオイゲノール、D−リモネン、リナロール、メントン、p−クレシルメチルエーテル、エチルイソオイゲノール、ベンジルイソオイゲノール、フェニルエチルアルコールは、駆除活性作用が弱い(△)か、又は駆除活性作用が全くないか極めて低い(×)ということが、本発明によって明らかになった。
本発明により、特定の香料成分を腹足類駆除剤に用いて駆除活性作用があるものが確認されたものである。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
本発明の腹足類駆除剤は公知の各種製剤にできるが、中でもエアゾール剤、スプレー剤等の噴霧して用いるものが好ましい。このような製剤とするのに用いる担体(溶媒)としては、例えば、ヘキサン、ケロシン、ペンタン等の脂肪族炭化水素類:ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類:ジクロロメタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素:エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、ブチルジグリコール等のアルコール類:アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルエーテル等のエーテル類:酢酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル等のエステル類:ジメチルホルムアミド等のアミド類:大豆油、綿実油等の植物油:水等が使用できる。またこれらの混合溶剤を用いてもよい。
【0012】
また噴射剤を用いる場合は、液化石油ガス、ジメチルエーテル、フロロカーボン等の液化ガス:窒素、圧縮空気、亜鉛化窒素、炭酸ガス等の圧縮ガス:これらの混合物が使用できる。
さらに添加剤として、界面活性剤、香料(前記以外のもの)、色素、粉体及びpH調整剤等を適宜使用することができる。
【0013】
本発明の腹足類駆除剤の具体的剤形の1つとしてエアゾール剤について詳述すると、香料成分0.1〜5gをエタノールで50〜100mlに調製し、エアゾール原液とする。そして液化石油ガスとジメチルエーテルとからなる噴射剤を0.2〜0.5MPaの内圧となるようにエアゾール容器に加圧充填し、全量200〜300mlのエアゾール剤を得ることができる。
【0014】
本発明の腹足類駆除剤の対象としては、例えば、コウラナメクジ、チャコウラナメクジ、ノナメクジ等のコウラナメクジ科、ナメクジ、ヤマナメクジ等のナメクジ科、ニワコウラナメクジ等のニワコウラナメクジ科、オカモノアラガイ等のオカモノアラガイ科、アフリカマイマイ等のアフリカマイマイ科、ウスカワマイマイ等のオナジマイマイ科等のナメクジ、カタツムリ、マイマイ等を挙げることができる。
【0015】
そして本発明の腹足類駆除剤を、上記腹足類の生息場所や侵入食害場所のような腹足類駆除対象領域、例えば、農作物自体やそれが栽培されている畑、果樹園、花卉等の生育している花壇、植木鉢及びその周囲、一般家庭や食堂等の厨房、洗面所、ベランダ、網戸、サッシ、物置等の表面に塗布(噴霧、噴射)したりして用いることができる。
この場合、本発明の腹足類駆除剤は、その適用された場所で塗布剤の形態でその駆除効果を発揮する。
本発明の腹足類駆除剤は害虫防除成分を併用することで、腹足類の他にもアリ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ゲジゲジ、ムカデ、クモ、ゴキブリ等の害虫に対しても殺虫効果を奏することができる。
【0016】
このような害虫防除成分としては、例えば、アレスリン、フタルスリン、レスメトリン、テフルスリン、トランスフルスリン、ペルメトリン、シペルメトリン、シフルトリン、フェンプロパトリン、トラロメスリン、フェンバレレート、エトフェンプロックス等のピレスロイド系殺虫剤:カルバリル、プロポクサー、カルボスルファン、メソミル等のカーバメイト系殺虫剤:フェニトロチオン、ダイアジノン、ピリダフェンチオン、アセフェート等の有機リン系殺虫剤:スルフルアミド等のフッ素系殺虫剤:ピリプロキシフェン、ハイドロプレン、S−ハイドロプレン、メトプレン、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、クロルフルアズロン、フルフェノクスロン、テブフェノシド、ブプロフェジン、フェノキシカルブ等昆虫成長制御剤等が挙げられる。
これら害虫防除成分は、0.1〜3重量%、好ましくは0.15〜2重量%含有することができる。
さらに、ジエチルトルアミド、ジメチルフタレート、アミドアミン等の忌避剤:ホウ酸、ホウ砂等を含有してもよい。
【0017】
また本発明の腹足類駆除剤は昇華性固体を併用することで、有効成分の保留効果及びインジケータ機能を付与させることができる。これにより、使用者がどのように処理されたか(状況、場所)を容易に確認することができ、確実に腹足類の駆除を行なうことができ、また、無駄な適用を避けることもできる。
このような昇華性固体としては、例えば、シクロドデカン、アダマンタン、トリメチレンノルボルナン等の炭素数10〜15の脂環式又は多環式炭化水素類:2,4,6−トリエチル−1,3,5−トリオキサン、2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、2,4,6−トリ−ターシャリ−ブチルトリオキサン等の炭素数9〜15の1,3,5−トリオキサン類:パラジクロルベンゼン、ナフタリン、アントラキノン、パラニトロクロルベンゼン等の芳香族昇華性化合物類を挙げることができる。
これら昇華性固体は、2〜50重量%、好ましくは5〜30重量%含有させることができる。
【0018】
さらに必要に応じて、チアベンダゾール、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム等の殺菌剤(防黴剤):脂肪族モノカルボン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル燐酸塩等の陰イオン界面活性剤:ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポロマー、アルカノールアミド等の非イオン界面活性剤:アルキルアミン塩、第四級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤:アルキルベタイン、アルキルジアミノエチルグリシン等の両性界面活性剤:二酸化チタン、亜鉛華、タルク、シリカ等の粉体:クエン酸、リン酸塩等のpH調整剤等を適宜配合してもよい。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0020】
実施例1
図1に示すように、直径7.0cmの濾紙に0.65mg/cm2 となるように香料成分を含有する液を塗布し(5%エタノール液500マイクロリットル)乾燥後、中央にチャコウラナメクジ(1匹)をおき、ナメクジの状態と濾紙外への逃亡又は死亡を確認した。結果を第2表に示す。なお、評価欄の記号は、下記の意味を示す。
◎:その場で粘液を出しながら苦しむ又は死亡
○:濾紙上で粘液を出しながら苦しむ又は死亡
△:粘液を出しながら、逃亡
×:逃亡
【0021】
【表3】
【0022】
実施例2
図2に示すように、直径5.5cmの濾紙に0.42mg/cm2 となるように香料成分を含有する液を塗布し(5%エタノール液200マイクロリットル)乾燥して得られた香料成分含有濾紙1を、外縁の直径が10cmで、底の直径8cm×高さ4.5cmのカップ2の内底面3の中央に敷いた。1分後濾紙1の中央にナメクジをおき壁面からの逃亡および致死の有無を確認した。用いた香料成分の種類及び実験結果を第3表に示す。なお、評価欄の記号は下記の意味を示す。
◎:底面で粘液を出しながら致死に至る
○:濾紙を避けて底面でじっとしている
△:粘液を出しながら、壁面を上る
×:逃亡
【0023】
【表4】
【0024】
実施例3
第4表記載の処方のエアゾール剤を調製した。
なお、昇華性物質としては、2,4,6−トリエチル−1,3,5−トリオキサン(第4表では単に「トリオキサン」と表示する)を使用した。
【0025】
【表5】
【0026】
(効力試験)
チャコウラナメクジ1匹を直径50mmのプラスチックカップに入れ、15cmの距離から1秒間噴霧した。
L−カルボンの無添加処方を対照として、添加した処方と効果を比較した。
(試験結果)
L−カルボンを添加していない処方では、一時的にナメクジの移動を止めることが可能であったが、しばらくするとナメクジは体表の粘液を脱ぎ捨てるかの如く、抜け出して逃亡した。
一方、L−カルボンを添加した処方では、粘液を脱ぎ捨てることができず、逃亡せず、その場で死に至った。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、古くから人体に対する安全性が確認されている香料成分の中でも腹足類に対して駆除活性作用の高いものを有効成分として腹足類駆除剤に用いているので、安全性が高くて、腹足類を駆除することができ、環境汚染がほとんどなく、しかもナメクジやカタツムリのような、有害腹足類による被害を効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腹足類駆除活性作用を試験するための、香料成分を塗布、含浸後に乾燥した濾紙の斜視図である。
【図2】腹足類駆除活性を試験するための、香料成分を塗布、含浸後に乾燥した濾紙をカップの底の中央に敷いた試験用具の斜視図である。
【符号の説明】
1 香料成分含有濾紙
2 カップ
3 カップ内底面
Claims (2)
- L−カルボン、アニスアルコール、アニスアルデヒド、ネロール、ジメチルヒドロキノン、3−フェニルプロピルアルコール、シトラール、オイゲノール、アネトール、d−カンファー、シンナミルアルコールより選ばれる1種又は2種以上を有効成分とすることを特徴とする腹足類駆除剤。
- 前記有効成分を含む塗布剤であることを特徴とする請求項1記載の腹足類駆除剤。
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