JP2010083070A - 開閉操作機能付クリップの支持構造 - Google Patents

開閉操作機能付クリップの支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 クリップが通常の回動範囲を超えて開放動作してしまうのを抑制することができる開閉操作機能付クリップの支持構造を提供する。
【解決手段】 クリップ20の揺動支点である枢支部は、クリップ20とクリップ支持体10との内の一方に設けられてクリップ幅方向へ突出する枢支凸部22aと、その他方に設けられるとともに枢支凸部22aに嵌り合って枢支凸部22aを回動可能に支持する枢支凹部11bとからなり、枢支凸部22aの外周部には、係止突起22a1が設けられ、枢支凹部11bの内周部には、クリップ20の開放動作に伴って所定量回動した際の係止突起22a1に当接されるように、被当接部11b1が設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、筆記具等の軸筒の後端側に設けられるクリップの支持構造に関し、特にクリップ後部側への押圧操作によりクリップ前端側を開放可能な開閉操作機能付クリップの支持構造及び該開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法に関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1に記載されたもののように、軸筒やキャップ等の筒体(10)の外周部に、クリップ(30)を揺動可能に支持し、該クリップ(30)を、一端側が前記筒体(10)に固定された略U字状の挟みバネ(20)によって閉鎖方向へ付勢するようにした筆記具のクリップ取付装置がある。
ところで、前記従来技術によれば、悪戯等によりクリップ(30)の先端側が通常の回動範囲を超えて開放方向へ強引に持ち上げられた場合、前記挟みバネ(20)が弾性域を超えて開放方向へ変形してしまい、クリップ(30)が脱落してしまうおそれがある。
そこで、例えば、特許文献2に記載される発明のように、圧縮コイルバネによってクリップを閉鎖方向へ付勢するようにした構造が望まれる。
しかしながら、前記した何れの従来技術においても、クリップの開放量を該クリップの後端部と軸筒外周面との当接により規制する構造であるため、軸筒外周面に、クリップ後端部による当接跡や傷が付いてしまうおそれがある。
特開2001−146094号公報 特開2006−240105号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、クリップが通常の回動範囲を超えて開放動作してしまうのを抑制することができる開閉操作機能付クリップの支持構造を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、軸筒の外周部に設けられるクリップ支持体と、該クリップ支持体に枢支されたクリップと、前記クリップの枢支部よりも前部側を前記クリップ支持体に接近させるように付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材の付勢力に抗して前記クリップの枢支部よりも後部側がクリップ支持体側へ押圧されることで前記クリップの枢支部よりも前部側を前記クリップ支持体から離間する開放方向へ揺動させるようにした開閉操作機能付クリップの支持構造において、前記枢支部は、前記クリップと前記クリップ支持体との内の一方に設けられてクリップ幅方向へ突出する枢支凸部と、その他方に設けられるとともに前記枢支凸部に嵌り合って前記枢支凸部を回動可能に支持する枢支凹部とからなり、前記枢支凸部の外周部には、係止突起が設けられ、前記枢支凹部の内周部には、前記クリップの開放動作に伴って所定量回動した際の前記係止突起に当接されるように、被当接部が設けられていることを特徴とする。
この手段によれば、クリップが開放動作に伴って所定量回動すると、枢支凸部の外周部の係止突起が、枢支凹部の内周部の被当接部に当接して、枢支凸部の回動量を規制する。
更なる技術的手段では、前記クリップは、軸筒軸方向へわたる表板部と、該表板部の幅方向の両側からクリップ支持体側へ突出する両側板部とを備え、前記両側板部の各内面に前記枢支凸部を設けてなり、前記クリップ支持体は、前記クリップの両側板部間へ突出する支持体本体部を有するとともに、該支持体本体部の両側面の各々に、前記枢支凸部と嵌り合う前記枢支凹部を設けてなることを特徴とする。
この手段によれば、クリップの両側板部に孔や溝を設けないようにしているため耐久性が良好な上、生産性も良好な具体的態様とすることができる。
更なる技術的手段では、前記係止突起は、クリップ前方寄りであって且つ前記表板部寄りに配置されていることを特徴とする。
この手段によれば、クリップの開放動作量を効果的に抑制できる上、成形性も良好である。
更なる技術的手段では、前記付勢部材が前記クリップの枢支部よりも後部側と前記クリップ支持体との間に設けられた圧縮コイルバネであって、前記圧縮コイルバネの一端側を、前記クリップの内面と前記クリップ支持体との内の一方に設けられたバネ嵌合凹部に嵌合するとともに、同圧縮コイルバネの他端側を、前記クリップの内面と前記軸筒外周面との内の他方に設けられたバネ受部であって、かつ前記圧縮コイルバネの内外にわたって凹凸のない略平坦面状のバネ受部に当接させるようにしたことを特徴とする。
この手段によれば、圧縮コイルバネがバネ嵌合凹部に嵌合されて容易に抜け落ちない構造であるため、組立作業中に圧縮コイルバネが脱落や紛失するのを防ぐことができる。しかも、圧縮コイルバネの他端側を嵌合しない構造としているため、組立作業において該他端側の位置合わせが不要である。その上、圧縮コイルバネの内外に接触する部分が比較的少ない構成としているため、圧縮コイルバネの弾発力を効果的に発揮することができる。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
クリップを所定量開放すると、枢支凸部の外周部の係止凸部が、枢支凹部の内周部の被当接部に当接するため、クリップが通常の回動範囲を超えて開放動作してしまうのを抑制することができる。ひいては、クリップが所定量以上強引に回動させられて破損や脱落を生じるようなことや、クリップ後端側が軸筒外周面に強く当接して軸筒外周面に当接跡や傷が付くようなことを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この開閉操作機能付クリップの支持構造1は、筆記具における軸筒a(図4参照)の後端側の外周部に設けられるクリップ支持体10と、該クリップ支持体10に枢支されたクリップ20と、前記クリップ20の枢支部よりも後部側と前記クリップ支持体10との間に設けられた圧縮コイルバネ30とを備え、圧縮コイルバネ30の付勢力に抗してクリップ20の枢支部よりも後部側がクリップ支持体10側へ押圧されることで、クリップ20の枢支部よりも前部側をクリップ支持体10から離間する開放方向へ揺動させる。
なお、前記前部側とは、クリップ20の長手方向において玉部21aを有する側を意味し、換言すればクリップ20の先端側のことである。また、前記後部側とは、前記前部側に対する逆側であり、換言すればクリップ20の後端側のことである。
クリップ支持体10は、軸筒aに対し所定量進退するように設けられるとともに軸筒a内の図示しないスプリングによって後方へ付勢されている。このクリップ支持体10の前端側には、図示しないシャープペンシル用リフィールやボールペン用リフィール等が接続される。図示例のクリップ支持体10は、スライド駒や押子等と呼称される場合もある。
このクリップ支持体10は、軸筒遠心方向(図1によれば上方向)へ突出する支持体本体部11と、該支持体本体部11よりも軸筒後方側に配設されたバネ嵌合凹部12とを有する。
支持体本体部11は、後述するクリップ20の両側板部22,22間に位置するように、軸筒遠心方向へ突出するとともに軸筒軸方向へわたる略直方体状に形成されている。
この支持体本体部11の両側面の各々には、クリップ20の枢支凸部22aを後方(図1によれば右方向)へ導く案内溝11aと、該案内溝11a内の後方側に位置してクリップ20の枢支凸部22aと嵌り合う枢支凹部11bとが設けられている。
案内溝11aは、支持体本体部11の側面において、その前端部から後方へわたる溝である。この案内溝11a内の後部側には、クリップ20の枢支凸部22aを乗り越え嵌合させるように、クリップ拡幅方向(図2によれば上下方向)へ徐々に突出する突部11a1が設けられる。
枢支凹部11bは、前記突部11a1よりも更に後方側に設けられ、後述するクリップ20の枢支凸部22aと協働して枢支部を構成する。
この枢支凹部11bは、クリップ20の断面略円形状の枢支凸部22aに嵌り合う有底穴状に形成され、より詳細には、開口部側から視て略正方形状(図1参照)に形成されている。この構成によれば、枢支凹部11b内面と枢支凸部22a外周面との接点を、略点接触にすることができ、枢支凸部22aを回動させる際の摩擦抵抗を軽減することができる。
この枢支凹部11bの内周部には、クリップ20の開放動作に伴って枢支凸部22aが所定量回動した際に、該枢支凸部22aの後述する係止突起22a1に当接されるように、被当接部11b1が設けられている。
被当接部11b1は、枢支凹部11bにおける前方寄りであって且つ軸筒遠心方向(図1によれば上方)寄りに配置された凹部である。この被当接部11b1の深さは、後述する係止突起22a1を所定量回動させるように適宜に設定されている。
また、バネ嵌合凹部12は、圧縮コイルバネ30の一端側を周囲から覆う略筒状に形成される。
より詳細に説明すれば、バネ嵌合凹部12の開口部側は、圧縮コイルバネ30の外周面に接触しないように、圧縮コイルバネ30外径よりも大きい内径の略筒状に形成される。
また、バネ嵌合凹部12内周面の底部側には、圧縮コイルバネ30の外周面に圧接される圧接部12aが形成されている。この圧接部12aは、バネ嵌合凹部12内周方向へ間隔を置いて複数配設されている。各圧接部12aは、バネ嵌合凹部12内周面から突出して圧縮コイルバネ30外周面に当接するように形成される。
この構成によれば、圧縮コイルバネ30の一端側に対し、部分的に圧接部12aを接触させる構成としているため、圧縮コイルバネ30の伸縮性が損なわれるようなことを防ぐことができ、圧縮コイルバネ30の弾発性能を効果的に発揮することができる。
また、クリップ20は、軸筒軸方向へわたる表板部21と、該表板部21の幅方向の両側からクリップ支持体10側へ突出する両側板部22,22とを備え、両側板部22,22の各内面に、枢支部を構成する枢支凸部22aを設けている。
表板部21は、軸筒aの外周面に略平行する板状を呈し、その前端側の内面には、軸筒aの外周面に近接または接触する玉部21a(図3参照)を有する。
また、前記表板部21における枢支部よりも後端側の内面には、圧縮コイルバネ30の一端側を受けるバネ受部21bが設けられている。
このバネ受部21bは、圧縮コイルバネ30の位置合わせを不要にするとともに、圧縮コイルバネ30の内外面に干渉して圧縮コイルバネ30の伸縮性を阻害しないように、圧縮コイルバネ30の径方向の内外にわたって凹凸のない略平坦面状に形成されている。
また、側板部22は、表板部21におけるクリップ幅方向(図3(a)によれば上下方向)の両側に位置するように二つ設けられる。
各側板部22は、表板部21内面から支持体本体部11側へ突出するとともに、前後方向へわたるように形成される。
各側板部22には、支持体本体部11の枢支凹部11bと協働して枢支部を構成する枢支凸部22aが設けられる。
枢支凸部22aは、側板部22内面からクリップ幅方向に沿って突出する略円筒状の突起であり、その突端面の後端側(図3によれば右端側)には、傾斜面22a2が設けられる。この傾斜面22a2は、クリップ後方へ向かうとともにクリップ拡幅方向へ向かう面である。この傾斜面22a2によれば、枢支凸部22aを支持体本体部11の案内溝11aに挿入する際の摩擦抵抗を小さくして、その嵌め合わせ作業をスムーズにすることができる。
枢支凸部22aの外周部には、係止突起22a1が設けられる。
この係止突起22a1は、略円筒状の枢支凸部22aの外周面を部分的に径方向へ突出させることで形成された突起であり、クリップ20が所定量開放動作した際に、枢支凹部11b内の被当接部11b1に当接して枢支凸部22aの回動量を規制する。
係止突起22a1は、図示した好ましい一例によれば、クリップ前方寄り(図1によれば左寄り)であって且つ前記表板部21寄り(図1によれば上寄り)に配置されている。
この配置によれば、クリップ20の開放動作量を効果的に抑制できる上、組み付け作業性、および成形性も良好である。
より詳細に説明すれば、クリップ支持体10に対しクリップ20を組み付ける作業において、枢支凸部22aを案内溝11aに挿入する際に、係止突起22a1は挿入方向の後端側に位置するため抵抗を生じ難い(図1参照)。
また、クリップ20の成形の際には、図3(b)に示すように、パーティングラインPLを境にした上側の金型を図示の右方向へ移動するとともに、同パーティングラインPLを境とした下側の金型を図示の下方へ移動する型抜きによって枢支凸部22aを形成することができる。
次に、開閉操作機能付クリップの支持構造1の組み立て手順について詳述する。
先ず、クリップ支持体10のバネ嵌合凹部12に対し圧縮コイルバネ30が嵌合される(図1参照)。圧縮コイルバネ30は、バネ嵌合凹部12内の圧接部12aに圧接されて容易に脱落することのないように保持される。
そして、クリップ支持体10における支持体本体部11の前方側に、クリップ20の枢支凸部22aを配置する。そして、クリップ支持体10の前進またはクリップ20の後退により、支持体本体部11の案内溝11a内に、枢支凸部22aが挿入される。
次に、枢支凸部22aを案内溝11a後方側へ移動し、この枢支凸部22aを枢支凹部11bに嵌め合わせる。前記移動の際、クリップ20の両側板部22,22が拡幅方向(図3(a)によれば上下方向)へ弾性的に広がり、各枢支凸部22aが案内溝11a内で突部11a1を乗り越えて枢支凹部11bに嵌り合う。
よって、上記構成の開閉操作機能付クリップの支持構造1によれば、クリップ支持体10のバネ嵌合凹部12に圧縮コイルバネ30を嵌め合わせた後、クリップ20をクリップ支持体10に対しその前方側から接近させるという簡単な作業により組み立てが完了し、その作業性が良好である。
また、上記開閉操作機能付クリップの支持構造1によれば、図4に示すように、クリップ20の後端側が、圧縮コイルバネ30の弾発力に効して押圧されると、クリップ20の前端側が軸筒aの外周面から離間して開放する。この開放状態は、枢支凸部22aの係止突起22a1が、枢支凹部11bの被当接部11b1に当接することによって維持される。
よって、係止突起22a1と被当接部11b1との当接によりクリップ20の開放量を規制して、クリップ20が通常の回動範囲を超えて開放動作してしまうのを抑制することができる。
ひいては、クリップ20の後端部が軸筒a外周面に当接する際の衝撃を緩和して、軸筒a外周面に押圧跡や傷が付くようなことを防ぐことができる。
なお、図示例によれば、図4(b)に示すように、クリップ20が所定量開放動作した際、係止突起22a1と被当接部11b1とが当接するのと略同時に、クリップ20後端部と軸筒a外周面とが当接するようにしたが、他例としては、係止突起22a1と被当接部11b1との当接のみによりクリップ20の開放動作量を規制し、クリップ20後端部と軸筒a外周面とを当接させない構成とすることも可能である。
なお、上記実施の形態によればクリップ支持体10を軸筒aとは別体の部材(具体的にはスライド駒等)に一体に構成したが、他例としては、クリップ支持体10を、筆記具の軸筒aやキャップ等に対し一体に構成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、クリップ支持体10側にバネ嵌合凹部12を設けるようにしたが、他例としては、クリップ20側にバネ嵌合凹部12を設けるとともに、クリップ支持体10側に、圧縮コイルバネ30の内外にわたって凹凸のない略平坦面状のバネ受部を設けることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、係止突起22a1をクリップ前方寄りであって且つクリップ20の表板部21寄りに配置したが、他例としては、係止突起22a1を枢支凸部22a外周部における前記以外の箇所、例えばクリップ後方寄りであって軸筒求心方向寄りの箇所等に配置することも可能である。
本発明に係わる開閉操作機能付クリップの支持構造の一例について、組み付け前の状態を示す側面図であり、一部を断面で示している。 クリップ支持体の一例を示す平面図である。 (a)はクリップの一例を示す下面図であり、(b)は同クリップの縦断面図である。 (a)はクリップの閉鎖状態を示す要部断面図、(b)はクリップの開放状態を示す要部断面図である。
符号の説明
1:開閉操作機能付クリップの支持構造 10:クリップ支持体
11:支持体本体部 11a:案内溝
11b:枢支凹部 11b1:被当接部
20:クリップ 21:表板部
22:側板部 22a:枢支凸部
22a1:係止突起 30:圧縮コイルバネ
a:軸筒

Claims (4)

  1. 軸筒の外周部に設けられるクリップ支持体と、該クリップ支持体に枢支されたクリップと、前記クリップの枢支部よりも前部側を前記クリップ支持体に接近させるように付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材の付勢力に抗して前記クリップの枢支部よりも後部側がクリップ支持体側へ押圧されることで前記クリップの枢支部よりも前部側を前記クリップ支持体から離間する開放方向へ揺動させるようにした開閉操作機能付クリップの支持構造において、
    前記枢支部は、前記クリップと前記クリップ支持体との内の一方に設けられてクリップ幅方向へ突出する枢支凸部と、その他方に設けられるとともに前記枢支凸部に嵌り合って前記枢支凸部を回動可能に支持する枢支凹部とからなり、
    前記枢支凸部の外周部には、係止突起が設けられ、
    前記枢支凹部の内周部には、前記クリップの開放動作に伴って所定量回動した際の前記係止突起に当接されるように、被当接部が設けられていることを特徴とする開閉操作機能付クリップの支持構造。
  2. 前記クリップは、軸筒軸方向へわたる表板部と、該表板部の幅方向の両側からクリップ支持体側へ突出する両側板部とを備え、前記両側板部の各内面に前記枢支凸部を設けてなり、
    前記クリップ支持体は、前記クリップの両側板部間へ突出する支持体本体部を有するとともに、該支持体本体部の両側面の各々に、前記枢支凸部と嵌り合う前記枢支凹部を設けてなることを特徴とする請求項1記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
  3. 前記係止突起は、クリップ前方寄りであって且つ前記表板部寄りに配置されていることを特徴とする請求項2記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
  4. 前記付勢部材が前記クリップの枢支部よりも後部側と前記クリップ支持体との間に設けられた圧縮コイルバネであって、
    前記圧縮コイルバネの一端側を、前記クリップの内面と前記クリップ支持体との内の一方に設けられたバネ嵌合凹部に嵌合するとともに、同圧縮コイルバネの他端側を、前記クリップの内面と前記軸筒外周面との内の他方に設けられたバネ受部であって、かつ前記圧縮コイルバネの内外にわたって凹凸のない略平坦面状のバネ受部に当接させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
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