JP2006289725A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸方向と径方向の二方向のどちらからクリップを押しても開動可能にする。
【解決手段】 筒体1の外側で且つクリップ2の挟み片部2aの軸方向中途位置に支点3を配置し、この支点3より頂端側に位置する挟み片部2aの外面に径方向押圧部P1を設けると共に、頂片部2bの外面に軸方向押圧部P2を設けることによって、径方向押圧部P1と軸方向押圧部P2のどちらでも筒体1へ向け押圧すれば、弾性材4が圧縮変形して挟み片部2aが開動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筆記具のキャップや軸筒などの筒体の表面にクリップを装着するためのクリップ(クリップ取り付け装置)に関する。
詳しくは、筆記具の筒体に、その外周面に沿って軸方向へ延びる挟み片部と該筒体の頂端面に沿って径方向へ延びる頂片部とからなる略L字形のクリップを、支点を中心として回転自在に連結し、これら筒体とクリップとの間に弾性材を設けて挟み片部が開閉動自在に支持されたクリップ(クリップ取り付け装置)に関する。
従来、この種のクリップとして、筆記具などの本体又はキャップの頂端位置に対し、クリップ(被覆止め具)の頂片部の径方向中間位置を回転軸で回転自在に連結し、これら頂片部の内面と本体又はキャップの頂端面との間に、略くの字形に折れ曲がった板バネを設けて、上記頂片部の外面を板バネの弾性方向と逆な軸方向押圧部(被覆止め具押部)とし、この軸方向押圧部を本体又はキャップの頂片部へ向け軸方向へ押圧することにより、板バネが圧縮変形して挟み片部を開動させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし乍ら、このような従来のクリップによれば、クリップ頂片部の押圧操作以外に挟み片部を開動させるには、挟み片部を直接指で摘んで引っ張る方法があるものの、この引っ張り操作を行うには筆記具を摘み直したり持ち替える必要があるため、実質的には指でクリップ頂片部を押圧操作するしかなかった。
ところで、特に厚いボードや厚い生地にクリップを挟んで筆記具を収納する場合には、必ずクリップの挟み片部を開動させなければならず、その操作方法も使用者の好みに合わせて複数種類あることが望ましい。
しかし、特許文献1では、操作方法が軸方向の押圧操作のみに限られるため、使用勝手が悪いという問題があった。
また、特許文献1では、本体又はキャップとクリップを別部品の回転軸で回転自在に連結するため、その分だけ部品点数が増えてコストアップになると共に、本体又はキャップの所定位置にクリップを正確に位置合わせした後に回転軸を挿入し、その後に該回転軸の抜け止め加工を行う必要があるため、組み立て作業の工程数が多くて手間がかかるという問題もあった。
特開2000−79792号公報(第1−2頁、図7,8)
本発明は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、軸方向と径方向の二方向のどちらからクリップを押しても開動可能なクリップを提供することにある。
上記課題を解決するために、第一の発明では、筆記具の筒体に、その軸方向へ延びる挟み片部と径方向へ延びる頂片部とからなる略L字形のクリップを、支点を中心として回転自在に連結し、これら筒体とクリップとの間に弾性材を設けて挟み片部が開閉動自在に支持されたクリップにおいて、前記筒体の外側で且つクリップの挟み片部の軸方向中途位置に支点を配置し、この支点より頂端側に位置する挟み片部の外面に径方向押圧部を設けると共に、頂片部の外面に軸方向押圧部を設けたことを特徴とする。
ここで、上記筆記具の筒体とは、キャップや軸筒などである。
また、第二の発明では、上記第一の発明の構成に加えて、上記筒体の外周面に支持台を突設し、この支持台に、支点を構成する凹部又は凸部のどちらか一方を形成し、他方をクリップの挟み片部に形成し、これら凹部及び凸部を嵌め合わせて回転自在に連結したことを特徴とする。
また、第三の発明では、上記第二の発明の構成に加えて、上記支持台又はクリップに凹部及び凸部の少なくともどちらか一方を一対設け、他方にはそれと連続して傾斜ガイドを形成し、この傾斜ガイド沿いに一方を摺動させることで、これら一対の間隔を他方との嵌め合いに必要な間隔まで弾性的に広げるような位置関係としたことを特徴とする。
また、第四の発明では、上記第二又は第三の発明の構成に加えて、上記凸部を、凹部と互いに面接触する平坦部分が形成された断面多角形状にし、挟み片部の開閉動に対応する所定角度領域のみを曲面接触させたことを特徴とする。
また、第五の発明では、上記第一乃至第四の何れか一つの発明の構成に加えて、上記筒体が、その頂端面を開口したキャップであり、この頂端開口部とクリップの頂片部との間に弾性材を隙間が開くように配置したことを特徴とする。
本発明は、上記構成により下記の作用効果を奏する。
第一の発明によれば、筒体の外側で且つクリップの挟み片部の軸方向中途位置に支点を配置し、この支点より頂端側に位置する挟み片部の外面に径方向押圧部を設けると共に、頂片部の外面に軸方向押圧部を設けたため、径方向押圧部と軸方向押圧部のどちらでも筒体へ向け押圧すれば、弾性材が圧縮変形して挟み片部が開動する。
従って、軸方向と径方向の二方向のどちらからクリップを押しても開動可能にすることができる。
よって、挟み片部を開動させる方法が軸方向の押圧操作のみに限られる従来技術と比べ、使用勝手が良く、特に厚いボードや厚い生地でも簡単にクリップを挟むことができる。
第二の発明によれば、筒体の外周面に支持台を突設し、この支持台に、支点を構成する凹部又は凸部のどちらか一方を形成し、他方をクリップの挟み片部に形成し、これら凹部及び凸部を嵌め合わせて回転自在に連結したため、凹部及び凸部のみで回転支持構造が完成する。
従って、ピンなどの別部品を必要とせずに組み立てることができる。
よって、別部品の回転軸でクリップを回転自在に連結する従来技術と比べ、部品点数を減らすことができて、製造コストの低減化が図れる。
第三の発明によれば、支持台又はクリップに凹部及び凸部の少なくともどちらか一方を一対設け、他方にはそれと連続して傾斜ガイドを形成し、この傾斜ガイド沿いに一方を摺動させることで、これら一対の間隔を他方との嵌め合いに必要な間隔まで弾性的に広げるような位置関係としたため、凹部と凸部とが傾斜ガイドに沿ったスライド操作のみでスムーズに連結される。
従って、組立作業を容易にすることができる。
よって、筆記具などの本体又はキャップにクリップを正確に位置合わせしてから回転軸を挿入し、この回転軸の抜け止め加工が必要な従来技術と比べ、組み立て作業が更に短時間で完了し、大量生産に向いている。
第四の発明によれば、凸部を、凹部と互いに面接触する平坦部分が形成された断面多角形状にし、挟み片部の開閉動に対応する所定角度領域のみを曲面接触させたため、凸部の断面積が断面円形状のピンなどに比べ増大する。
従って、支点の強度アップを図ることができる。
更に、平坦部分の接触によりクリップを閉じた時の安定性が向上してガタ付きを減らすことができる。
第五の発明によれば、筒体が、その頂端面を開口したキャップであり、この頂端開口部とクリップの頂片部との間に弾性材を隙間が開くように配置したため、クリップの取り付け状態でキャップが貫通構造となる。
従って、乳児や幼児などの子供がキャップを誤飲した際の窒息事故を防止することができる。
よって、安全性を高めることができる。
本発明のクリップは、図1〜図3に示す如く、筆記具Aのキャップや軸筒などの筒体1に、その軸方向へ延びる挟み片部2aと径方向へ延びる頂片部2bとからなる略L字形のクリップ2を、支点3を中心として回転自在に連結するために、上記筒体1の外側で且つ上記挟み片部2aの軸方向中途位置に該支点3を配置し、この支点3よりも頂端側に位置する挟み片部2aの外面を、弾性材4の弾性方向と逆な径方向押圧部P1とすると共に、頂片部2bの外面を、弾性材4の弾性方向と逆な軸方向押圧部P2としている。
前記キャップや軸筒などの筒体1は、主に合成樹脂などで円筒状又は角筒状に形成され、その外周面1aには、径方向外側へ突出する支持台5を一体形成するか或いは一体的に設け、この支持台5に後述する支点3を構成する部品の一部が配設されることで、該支点3を筒体1の外側に配置している。
上記クリップ2は、弾性変形可能な合成樹脂や金属などで略L字形に形成され、その長手方向に延びる挟み片部2aを、前記筒体1の外周面1aに沿って配置し、この外周面1aと対向する該挟み片部2aの内面の長手方向中途位置に後述する支点3を構成する部品の一部が配設されると共に、この挟み片部2aの頂端に連続する頂片部2bを、前記筒体1の頂端面1bに沿って配置している。
この頂片部2bは、図示例の場合、筒体1の頂端面1bの少なくとも中心部分のみを部分的に覆うように形成されているが、頂端面1bの全体を覆うように形成することも可能である。
前記支点3は、互いに嵌め合う形状の凹部3aと凸部3bからなり、これら凹部3a又は凸部3bのどちらか一方を上記支持台5に一体形成するか或いは一体的に設けると共に、他方をクリップ2の挟み片部2aに一体形成するか或いは一体的に設け、これら凹部3a及び凸部3bを嵌め合わせることで回転自在に連結している。
更に、これら凹部3a及び凸部3bの少なくともどちらか一方を、前記筒体1の軸方向と直交する方向へ適宜間隔が開くように一対設け、他方にはそれと連続して傾斜ガイド6を形成し、この傾斜ガイド6に沿って、一対配置された凹部3a又は凸部3bの一方を摺動させることにより、これら一対配置された凹部3a又は凸部3bの一方の間隔を、他方との嵌め合いに必要な間隔まで弾性的に広げるような位置関係となっている。
また、前記凸部3bは、凹部3aと互いに面接触する平坦部分3cを有する断面形状が例えば略正四角形などの断面多角形状に形成して、支点3の構成部品として周知なピンなどの断面円形状に比べ断面積を増大させることにより、支点3が強度アップになると共に、この凸部3bの上記挟み片部2aの開閉動に伴って回転移動する所定角度領域のみを曲率の小さな曲面部3dとし、クリップ2の開閉動作に伴ってスムーズに回転するようになっている。
図示例では、略正四角形に形成された凸部3bの頂端側に配置した角部のどちらか一方を曲率の小さな曲面部3dとしている。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1(a)(b)及び図3に示す如く、上記筒体1がキャップであり、このキャップ1の外周面1aに突設された支持台5に、支点3の凹部3aと傾斜ガイド6を夫々一体形成すると共に、クリップ2の挟み片部2aの内面に一対の凸部3bを、該凹部3a及び傾斜ガイド6と対向するように一体形成し、前記キャップ1の頂端開口部1cとクリップ2の頂片部2bとの間には、弾性材4としてコイルスプリングが介装される場合を示すものである。
前記キャップ1は、その頂端面1bが開口しており、この頂端開口部1cの口縁には、図2(a)に示す如く、上記クリップ2の頂片部2bが入り込む切欠部1dを形成する。
この頂端開口部1cの内面には、図1(a)(b)に示す如く、前記弾性材4であるコイルスプリングの端部と係合する係止部1eを設け、この係止部1eからクリップ2の頂片部2bの内面に亘ってコイルスプリング4を弾装し、このコイルスプリング4の弾性力によって、クリップ2を閉動して、その挟み片部2aの先端側内面に一体形成された玉部2eを、キャップ1の外周面1aへ向け接近させるか又は接触させている。
この係止部1eとして、図示例の場合には、頂端開口部1cの内周面に複数のリブ1eを周方向へ適宜間隔毎に突設し、これらリブ1eの間に形成される空間によって末端開口1fへ向けて常時連通する通気路7を形成している。
なお、前記係止部1eは、コイルスプリング4の端部と係合すればリブ以外の構造であっても良く、更に必要に応じて、係止部1eの末端側には、図1(a)(b)に二点鎖線で示す如く、ペン先Pと係合するシール材1gを具備することも可能である。
上記クリップ2の挟み片部2aの外面に配置された径方向押圧部P1の表面には、滑り止め部2cを形成して、径方向押圧部P1を押圧する指が滑らないようにすることが好ましい。
この滑り止め部2cとしては、図1及び図2に示す如く、径方向押圧部P1の頂端側に隣接して突起を形成しても良いし、この突起に代えるか或いは追加して、該径方向押圧部P1の表面に凹溝などの凹凸(図示せず)を形成したり、ラバーやエラストマー樹脂などを一体的に設けることも可能である。
更に、上記挟み片部2aには、前記キャップ1に突設された支持台5と対向する位置に貫通孔2dを形成することにより、クリップ2の閉動時に支持台5の外端部分と接触しないようにすると共に、上記支点3の凹部3aと凸部3bとの嵌め合い時に該挟み片部2aを弾性変形し易くしている。
なお、この貫通孔2dは、クリップ2を合成樹脂で一体成形する際に成型形を抜くためにも必要となるが、孔無しで成形できれば貫通孔2dに代えて凹部を形成することにより、支持台5の外端部分と接触しないようにすると共に、上記支点3の凹部3aと凸部3bとの嵌め合い時に挟み片部2aを弾性変形し易くしても良い。
そして、上記支持台5は、キャップ1の軸方向へ直線状に延びる起立面部5aと、この起立面部5aの外側先端(図1,3では上側先端)に沿って断面略T字形に突設されるストッパー部5bとからなり、この起立面部5aには、支点3の凹部3a及び傾斜ガイド6が形成される。
詳しくは、起立面部5aの軸方向と直交する方向へ背中合わせに配置される両面に、支点3の凹部3aと傾斜ガイド6を、キャップ1の頂端面1b側から末端開口1f側へ向かって順次夫々一対ずつ配置している。
なお、上記クリップ2を成形する上での理由から、これら凹部3aを背中合わせに一対凹設しているが、これら両者を貫通させて一体化することも可能である。
この傾斜ガイド6は、少なくとも起立面部5aに、キャップ1の頂端面1b側から末端開口1f側へ向かって徐々に拡開するように傾斜され、この傾斜面6aに沿って上記クリップ2の一対の凸部3bの先端を摺動させることにより、これら凸部3bの間隔が徐々に広がるようにクリップ2の挟み片部2aを弾性変形させながら凹部3aへ向け案内する。
更に、前記傾斜ガイド6として、互いに対向するキャップ1の外周面1aとストッパー部5bの内面を、キャップ1の頂端面1b側から末端開口1f側へ向かって徐々に狭くなるように夫々傾斜させ、これら傾斜ガイド面6b,6cに沿って凸部3bを凹部3aへ向け誘導するようにしている。
また、これら傾斜ガイド6の傾斜面6aと対向する両凸部3bの先端面には、その一部又は全面を該傾斜面6aと略平行に夫々傾斜させることにより、傾斜面6aとの位置合わせ作業を容易にしている。
次に、斯かるクリップの作用効果について説明する。
先ず、このクリップを組み立てる時には、図2(a)及び図3に示す如く、クリップ2の挟み片部2aの内面に突設された一対の凸部3bを、キャップ1の外周面1aに突設された支持台5の傾斜ガイド6に沿って頂端面1b側から末端開口1f側へ向けて軸方向へスライド操作すれば、これら凸部3bの間隔が傾斜ガイド6の傾斜面6aにより徐々に広がると同時に、傾斜ガイド面6b,6cにより誘導されてスムーズに凹部3aへ侵入し嵌め合う。
それにより、これら凸部3bを中心としてクリップ2が回転自在に連結される。
このような組立完成状態で、図1(b)に示す如く、前記凸部3bよりも頂端側に配置された径方向押圧部P1を、指などによりキャップ1に向けて径方向へ押圧するか、或いは頂片部2bの外面に配置された軸方向押圧部P2を、指などによりキャップ1に向けて軸方向へ押圧すれば、弾性材4のコイルスプリングが圧縮変形すると同時に、前記凸部3bの曲面部3dが凹部3aの内周面に沿って回転し、それにより挟み片部2aが開動する。
その結果、径方向と軸方向の双方(二方向)から押圧操作できる。
更に、キャップ1は、その頂端面1bとクリップ2の頂片部2bとの間に形成される隙間と周方向へ適宜間隔毎に突設されたリブ1e間の空間などにより、頂端開口部1cから末端開口1fへ向け常時連通する通気路7が形成されて貫通構造となるため、乳児や幼児などの子供が誤飲しても窒息などの事故が発生し難いという利点がある。
尚、上記クリップの実施例1によれば、上記筒体1がその頂端面1bを開口した合成樹脂製のキャップである場合を示したが、これに限定されず、軸筒8にクリップ2を取り付ける場合には、この軸筒8の外周面に実施例1と同様にクリップ2を回転自在に連結しても良い。
更に、上記支持台5に支点3の凹部3aと傾斜ガイド6を形成すると共にクリップ2の挟み片部2aの内面に一対の凸部3bを一体形成したが、これに限定されず、図示せぬが支持台5に凸部3bを設け、挟み片部2aの内面に一対の凹部3aと傾斜ガイド6を設けるなど、凹部3aと凸部3bの嵌め合いで回転自在に連結できれば、それ以外の連結構造でも良い。
また、上記キャップ1の頂端開口部1cとクリップ2の頂片部2bとの間に、弾性材4としてコイルスプリングを介装したが、これも限定されず、図示せぬがコイルスプリングに代えて板バネやコイルバネやゴムなどを介装したり、更にキャップ1の外周面1aとクリップ2の挟み片部2aの内面との間にコイルバネや板バネやゴムなどを介装しても良い。この場合でも実施例1と同様な作用効果が得られる。
本発明のクリップの一実施例を示す縦断正面図である。(a)はクリップの閉動状態を示しており、支点部分を図2(b)の(IA)−(IA)線に沿って断面している。(b)はクリップの開動状態を示しており、支点部分を図2(b)の(IB)−(IB)線に沿って断面している。 同正面図であり、(a)がクリップ取り付け前の状態を示し、(b)がクリップ取り付け後の状態を示している。 要部を一部切欠して示す分解斜視図である。
符号の説明
A 筆記具 P1 径方向押圧部
P2 軸方向押圧部 1 筒体(キャップ)
1a 外周面 1c 頂端開口部
2 クリップ 2a 挟み片部
2b 頂片部 3 支点
3a 凹部 3b 凸部
3c 平坦部分 4 弾性材
5 支持台 6 傾斜ガイド

Claims (5)

  1. 筆記具(A)の筒体(1)に、その軸方向へ延びる挟み片部(2a)と径方向へ延びる頂片部(2b)とからなる略L字形のクリップ(2)を、支点(3)を中心として回転自在に連結し、これら筒体(1)とクリップ(2)との間に弾性材(4)を設けて挟み片部(2a)が開閉動自在に支持されたクリップにおいて、
    前記筒体(1)の外側で且つクリップ(2)の挟み片部(2a)の軸方向中途位置に支点(3)を配置し、この支点(3)より頂端側に位置する挟み片部(2a)の外面に径方向押圧部(P1)を設けると共に、頂片部(2b)の外面に軸方向押圧部(P2)を設けたことを特徴とするクリップ。
  2. 上記筒体(1)の外周面(1a)に支持台(5)を突設し、この支持台(5)に、支点(3)を構成する凹部(3a)又は凸部(3b)のどちらか一方を形成し、他方をクリップ(2)の挟み片部(2a)に形成し、これら凹部(3a)及び凸部(3b)を嵌め合わせることで回転自在に連結したことを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  3. 上記支持台(5)又はクリップ(2)に凹部(3a)及び凸部(3b)の少なくともどちらか一方を一対設け、他方にはそれと連続して傾斜ガイド(6)を形成し、この傾斜ガイド(6)沿いに凹部(3a)又は凸部(3b)の一方を摺動させることで、これら一対の間隔を他方との嵌め合いに必要な間隔まで弾性的に広げるような位置関係としたことを特徴とする請求項2記載のクリップ。
  4. 上記凸部(3b)を、凹部(3a)と互いに面接触する平坦部分(3c)が形成された断面多角形状にし、挟み片部(2a)の開閉動に対応する所定角度領域のみを曲面接触させたことを特徴とする請求項2又は3記載のクリップ。
  5. 上記筒体(1)が、その頂端面(1b)を開口したキャップであり、この頂端開口部(1c)とクリップ(2)の頂片部(2b)との間に弾性材(4)を隙間が開くように配置したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のクリップ。
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