JP2010083069A - 開閉操作機能付クリップの支持構造及び該開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法 - Google Patents

開閉操作機能付クリップの支持構造及び該開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 耐久性に優れ、且つ生産性の良好な開閉操作機能付クリップの支持構造及び該開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法を提供する。
【解決手段】 クリップ20は、軸筒軸方向へわたる表板部21と、該表板部21の幅方向の両側からクリップ支持体10側へ突出する両側板部22,22とを備え、両側板部22,22の各内面に、枢支部を構成する枢支凸部22aを設けており、クリップ支持体10は、クリップ20の両側板部22,22間に位置するように支持体本体部11を突設するとともに、該支持体本体部11の両側面の各々に、枢支凸部22aを軸筒求心方向へ導く案内溝11aと、該案内溝11a内に位置して枢支凸部22と嵌り合う枢支凹部11bとを設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、筆記具等の軸筒の後端側に設けられるクリップの支持構造に関し、特にクリップ後部側への押圧操作によりクリップ前端側を開放可能な開閉操作機能付クリップの支持構造及び該開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法に関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1に記載されたもののように、軸筒やキャップ等の筒体(10)の外周部に、クリップ(30)を揺動可能に支持し、該クリップ(30)を、一端側が前記筒体(10)に固定された略U字状の挟みバネ(20)によって閉鎖方向へ付勢するようにした筆記具のクリップ取付装置がある。
ところで、前記従来技術によれば、悪戯等によりクリップ(30)の先端側が通常の回動範囲を超えて開放方向へ強引に持ち上げられた場合、前記挟みバネ(20)が弾性域を超えて開放方向へ変形してしまい、クリップ(30)が脱落してしまうおそれがある。
そこで、例えば、特許文献2に記載される発明のように、圧縮コイルバネによってクリップを閉鎖方向へ付勢するようにした構造が望まれるが、この従来技術では、比較的肉厚の薄いクリップの側壁部に枢支部となる貫通孔を設けていたため、その枢支部に強度的な不安があった。また、圧縮コイルバネの両端をクリップと軸筒に嵌め合わせる構造であるため、その位置合わせがし難い上、組み立て作業中に圧縮コイルバネを紛失し易い等、製造上の改善も求められていた。
特開2001−146094号公報 特開2006−240105号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、耐久性に優れ、且つ生産性の良好な開閉操作機能付クリップの支持構造及び該開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、軸筒の外周部に設けられるクリップ支持体と、該クリップ支持体に枢支されたクリップと、前記クリップの枢支部よりも後部側と前記クリップ支持体との間に設けられた圧縮コイルバネとを備え、前記圧縮コイルバネの付勢力に抗して前記クリップの枢支部よりも後部側がクリップ支持体側へ押圧されることで前記クリップの枢支部よりも前部側を前記クリップ支持体から離間する開放方向へ揺動させるようにした開閉操作機能付クリップの支持構造において、前記クリップは、軸筒軸方向へわたる表板部と、該表板部の幅方向の両側からクリップ支持体側へ突出する両側板部とを備え、前記両側板部の各内面に、前記枢支部を構成する枢支凸部を設けており、前記クリップ支持体は、前記クリップの両側板部間に位置するように支持体本体部を突設するとともに、該支持体本体部の両側面の各々に、前記枢支凸部を軸筒求心方向へ導く案内溝と、該案内溝内に位置して前記枢支凸部と嵌り合う枢支凹部とを設けていることを特徴とする。
この手段によれば、クリップをクリップ支持体に組み付ける際、クリップの両側板部が弾性的に撓み、両枢支凸部が、クリップ支持体の両案内溝に導かれて移動し、枢支凹部に嵌り合う。
更なる技術的手段では、前記クリップの表板部には、クリップ幅方向へ間隔を置いて二つの貫通孔が設けられ、各貫通孔は、前記側板部の内面に近接して配設されていることを特徴とする。
この手段によれば、クリップの表板部に設けられる貫通孔により、クリップの側板部が弾性的に撓み易くなるため、より組立作業性を向上することができる。
更なる技術的手段では、前記圧縮コイルバネの一端側を、前記クリップの内面と前記クリップ支持体との内の一方に設けられたバネ嵌合凹部に嵌合するとともに、同圧縮コイルバネの他端側を、前記クリップの内面と前記軸筒外周面との内の他方に設けられたバネ受部であって、かつ前記圧縮コイルバネの内外にわたって凹凸のない略平坦面状のバネ受部に当接させるようにしたことを特徴とする。
この手段によれば、圧縮コイルバネがバネ嵌合凹部に嵌合されて容易に抜け落ちない構造であるため、組立作業中に圧縮コイルバネが脱落や紛失するのを防ぐことができる。しかも、圧縮コイルバネの他端側を嵌合しない構造としているため、組立作業において該他端側の位置合わせが不要な上、圧縮コイルバネの伸縮時の摩擦抵抗を軽減することができる。
更なる技術的手段では、前記バネ嵌合凹部の底部側を、前記圧縮コイルバネの外周面に圧接されるように形成するとともに、前記バネ嵌合凹部の開口部側を、前記圧縮コイルバネの外周面に接触しないように形成したことを特徴とする。
この手段によれば圧縮コイルバネの保持をより確実にすることができる上、圧縮コイルバネの伸縮時の摩擦抵抗を比較的小さくすることができる。
更なる技術的手段では、前記支持体本体部における枢支部よりも後部側には、開放方向へ揺動した際の前記クリップを当接させるように受面が形成されていることを特徴とする。
この手段によれば、開放方向へ揺動した際のクリップを、支持体本体部の受面により受けるようにしているため、クリップ後端部を軸筒外周面に当接させなくてもよく、ひいては、軸筒外周面の後端側にクリップとの当接による当接跡や傷等が形成されるのを防ぐことができる。しかも、クリップと前記受面との当接により、クリップ開放角度を規制することができる。
更なる技術的手段は、上記開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法であって、前記クリップと前記クリップ支持体とを軸筒径方向に接近させることで、前記クリップの両枢支凸部を、前記クリップ支持体の両案内溝に沿って移動させて両枢支凹部に嵌め合わせるようにしたことを特徴とする。
この手段によれば、生産性の良好な開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法を提供することができる。
更なる技術的手段では、上記開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法であって、前記バネ嵌合凹部に前記圧縮コイルバネを嵌合保持した後、前記クリップと前記クリップ支持体とを軸筒径方向に接近させることで、前記クリップの両枢支凸部を、前記クリップ支持体の両案内溝に沿って移動させて両枢支凹部に嵌め合わせるようにしたことを特徴とする。
この手段によれば、組み立て作業中に圧縮コイルバネが外れるようなことを防ぐことができ、一層生産性を向上することができる。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
クリップ側に孔や凹部を設けることなく枢支部を構成しているため、耐久性に優れている。しかも、クリップ側の両側板部を弾性的に撓ませながら、クリップ側の枢支凸部を、クリップ支持体の案内溝に沿わせて移動し、枢支凹部に嵌め合わせる構造としており、生産性も良好である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この開閉操作機能付クリップの支持構造1は、筆記具における軸筒後端側の外周部に設けられるクリップ支持体10と、該クリップ支持体10に枢支されたクリップ20と、前記クリップ20の枢支部よりも後部側と前記クリップ支持体10との間に設けられた圧縮コイルバネ30とを備え、圧縮コイルバネ30の付勢力に抗してクリップ20の枢支部よりも後部側がクリップ支持体10側へ押圧されることでクリップ20の枢支部よりも前部側をクリップ支持体10から離間する開放方向へ揺動させる。
なお、前記前部側とは、クリップ20の長手方向において玉部21aを有する側を意味し、換言すればクリップ20の先端側のことである。また、前記後部側とは、前記前部側に対する逆側であり、換言すればクリップ20の後端側のことである。
クリップ支持体10は、本実施の形態の一例によれば、筆記具における軸筒aの一部位として、軸筒aの後端側の外周面に設けられている。
このクリップ支持体10は、軸筒遠心方向(図2によれば上方向)へ突出する支持体本体部11と、該支持体本体部11よりも軸筒後方側に配設されたバネ受部12とから構成される。
支持体本体部11は、後述するクリップ20の両側板部22,22間に位置するように、軸筒aの外周面から遠心方向へ突設され、軸筒aの軸方向へわたる略直方体状に形成されている。
この支持体本体部11の両側面の各々には、クリップ20の枢支凸部22aを軸筒求心方向(図2によれば下方向)へ導く案内溝11aと、該案内溝11a内の軸筒求心方向側に位置して前記枢支凸部22aと嵌り合う枢支凹部11bとが設けられている。
また、支持体本体部11には、開放方向へ揺動した際のクリップ20を当接させるように、枢支部よりも後部側に受面11cが形成されている。
案内溝11aは、支持体本体部11の突端面から軸筒求心方向へわたる溝である。この案内溝11aの軸筒遠心方向側の端部には、クリップ20の枢支凸部22aを案内溝11a内へスムーズに導くように、略面取り状の傾斜面11a1が形成されている(図1及び図2参照)。
枢支凹部11bは、クリップ20の断面略円形状の枢支凸部22aに嵌り合う有底穴状に形成され、より詳細には、開口部側から視て略正方形状(図3参照)に形成されている。
この構成によれば、枢支凹部11b内面と枢支凸部22a外周面との接点を、略点接触にすることができ、枢支凸部22aを回動させる際の摩擦抵抗を軽減することができる。
受面11cは、支持体本体部11の軸筒遠心方向の突端面における枢支部よりも後部側に配置され、クリップ20の前端側が軸筒aの外周面から離間した際に、クリップ20の表板部21における枢支部よりも後側の部分を受ける略平坦面状に形成されている(図3参照)。
また、バネ受部12は、後述する圧縮コイルバネ30の端部を受けるように、支持体本体部11よりも軸筒後方側における軸筒aの外周面に形成される。
このバネ受部12は、圧縮コイルバネ30の位置合わせを不要にするとともに、圧縮コイルバネ30の内外面に干渉して圧縮コイルバネ30の伸縮性を阻害しないように、圧縮コイルバネ30の径方向の内外にわたって凹凸のない略平坦面状に形成されている。
また、クリップ20は、軸筒軸方向へわたる表板部21と、該表板部21の幅方向の両側からクリップ支持体10側へ突出する両側板部22,22とを備え、両側板部22,22の各内面に、枢支部を構成する枢支凸部22aを設けている。
表板部21は、軸筒aの外周面に略平行する板状を呈し、その前端側の内面には、軸筒aの外周面に近接または接触する玉部21aを有する。
また、表板部21の後端側には、クリップ幅方向へ間隔を置いて二つの貫通孔21b,21bが設けられる(図1及び図2参照)。
各貫通孔21bは、軸筒軸方向へわたる長孔状に形成され、前後方向において枢支凸部22aに対応するように配置され、且つクリップ幅方向において側板部22の内面に近接している。より詳細に説明すれば、各貫通孔21bの内面は、図2に示すように、側板部22内面に連続することで、側板部22のクリップ幅方向の可撓性を良好にしている。
また、前記表板部21における枢支部よりも後端側の内面には、圧縮コイルバネ30の一端側を嵌合するバネ嵌合凹部21cが設けられている。
このバネ嵌合凹部21cは、圧縮コイルバネ30の一端側を周囲から覆う略筒状に形成される。
より詳細に説明すれば、バネ嵌合凹部21cの開口部側は、圧縮コイルバネ30の外周面に接触しないように、圧縮コイルバネ30外径よりも大きい内径の略筒状に形成される。
また、バネ嵌合凹部21c内周面の底部側には、圧縮コイルバネ30の外周面に圧接される圧接部21c1が形成されている。この圧接部21c1は、バネ嵌合凹部21c内周方向へ間隔を置いて複数配設されている。各圧接部21c1は、バネ嵌合凹部21c内周面から突出して圧縮コイルバネ30外周面に当接するように形成される。
この構成によれば、圧縮コイルバネ30の一端側に対し、部分的に圧接部21c1を接触させる構成としているため、圧縮コイルバネ30の伸縮性が損なわれるようなことを防ぐことができ、圧縮コイルバネ30の弾発性能を効果的に発揮することができる。
また、側板部22は、表板部21におけるクリップ幅方向(図2によれば左右方向)の両側に位置するように二つ設けられる。
各側板部22は、表板部21内面から支持体本体部11側へ突出するとともに、表板部21の前後方向へわたるように形成され、図示例によれば、表板部21の前後方向の略全長にわたっている。
各側板部22の後端側には、支持体本体部11の枢支凹部11bと協働して枢支部を構成する枢支凸部22aが設けられる。
枢支凸部22aは、側板部22内面からクリップ幅方向に沿って突出する略円筒状の突起であり、その突端面の支持体本体部11側には、傾斜面22a1が設けられる。この傾斜面22a1は、支持体本体部11方向へ向かうとともにクリップ拡幅方向へ向かう面である。この傾斜面22a1によれば、枢支凸部22aを支持体本体部11の案内溝11aに嵌め合わせる際の抵抗を小さくして、その嵌め合わせ作業をスムーズにすることができる。
次に、開閉操作機能付クリップの支持構造1の組み立て手順について詳述する。
先ず、クリップ20のバネ嵌合凹部21cに対し圧縮コイルバネ30が嵌合される。圧縮コイルバネ30は、バネ嵌合凹部21c内の圧接部21c1に圧接されて容易に脱落することのないように保持される。
次に、クリップ20とクリップ支持体10とを略平行に維持した状態で、クリップ支持体10に対しクリップ20を軸筒径方向に接近させることで、クリップ20の枢支凸部22a,22aを、クリップ支持体10の両案内溝11a,11aに沿って移動する。この際、両側板部22はクリップ幅方向へ弾性的に拡がる。
そして、クリップ20の両枢支凸部22a,22aが、支持体本体部11の両枢支凹部11b,11bに嵌め合わせられる(図2参照)。
よって、上記構成の開閉操作機能付クリップの支持構造1によれば、クリップ20に対し圧縮コイルバネ30を嵌め合わせた後、クリップ20をクリップ支持体10に対し接近させるという簡単な作業により組み立てが完了し、その作業性が良好である。
その上、クリップ20の側板部22に孔や溝等を設けない構造であるため、該側板部22の耐久性に優れている。
しかも、悪戯等によりクリップ20の前端側が離間する方向へ強引に揺動されたとしても、クリップ20を圧縮コイルバネによって閉鎖方向へ付勢する構造であるため、板バネを用いた従来技術のようなバネの変形を生じることもない。
また、上記開閉操作機能付クリップの支持構造1によれば、図3に示すように、クリップ20の後端側が、圧縮コイルバネ30の弾発力に効して押圧されると、クリップ20の前端側が軸筒a外周面から離間して開放する。この開放状態は、クリップ20の内面が、支持体本体部11の受面11cに当接することで維持される。
よって、クリップ20の開放角度を規制することができ、ひいては、クリップ20の後端部が軸筒a外周面に接触して、軸筒a外周面に傷が付くようなことを防止することができる。
なお、上記実施の形態によればクリップ支持体10を軸筒aと一体に構成したが、他例としては、クリップ支持体10を、筆記具の軸筒とは別体の部材、例えば、筆記部を出没させるために進退する押子や、筆記部を保護するためのキャップ等に設けることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、クリップ20側にバネ嵌合凹部21cを設けるようにしたが、他例としては、クリップ支持体10側にバネ嵌合凹部12を設けるとともに、クリップ20側に圧縮コイルバネ30の内外にわたって凹凸のない略平坦面状のバネ受部を設けることも可能である。
本発明に係る開閉操作機能付クリップの支持構造を示す斜視図であり、要部を断面で示している。 クリップをクリップ支持体に組み付けようとしている状態を示す要部断面図である。 (a)はクリップの閉鎖状態を示す要部断面図、(b)はクリップの開放状態を示す要部断面図である。
符号の説明
1:開閉操作機能付クリップの支持構造 10:クリップ支持体
11:支持体本体部 11a:案内溝
11b:枢支凹部 11c:受面
12:バネ受部 20:クリップ
21:表板部 21b:貫通孔
21c:バネ嵌合凹部 22:両側板部
22a:枢支凸部 30:圧縮コイルバネ
a:軸筒

Claims (7)

  1. 軸筒の外周部に設けられるクリップ支持体と、該クリップ支持体に枢支されたクリップと、前記クリップの枢支部よりも後部側と前記クリップ支持体との間に設けられた圧縮コイルバネとを備え、前記圧縮コイルバネの付勢力に抗して前記クリップの枢支部よりも後部側がクリップ支持体側へ押圧されることで前記クリップの枢支部よりも前部側を前記クリップ支持体から離間する開放方向へ揺動させるようにした開閉操作機能付クリップの支持構造において、
    前記クリップは、軸筒軸方向へわたる表板部と、該表板部の幅方向の両側からクリップ支持体側へ突出する両側板部とを備え、前記両側板部の各内面に、前記枢支部を構成する枢支凸部を設けており、
    前記クリップ支持体は、前記クリップの両側板部間に位置するように支持体本体部を突設するとともに、該支持体本体部の両側面の各々に、前記枢支凸部を軸筒求心方向へ導く案内溝と、該案内溝内に位置して前記枢支凸部と嵌り合う枢支凹部とを設けていることを特徴とする開閉操作機能付クリップの支持構造。
  2. 前記クリップの表板部には、クリップ幅方向へ間隔を置いて二つの貫通孔が設けられ、各貫通孔は、前記側板部の内面に近接して配設されていることを特徴とする請求項1記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
  3. 前記圧縮コイルバネの一端側を、前記クリップの内面と前記クリップ支持体との内の一方に設けられたバネ嵌合凹部に嵌合するとともに、同圧縮コイルバネの他端側を、前記クリップの内面と前記軸筒外周面との内の他方に設けられたバネ受部であって、かつ前記圧縮コイルバネの内外にわたって凹凸のない略平坦面状のバネ受部に当接させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
  4. 前記バネ嵌合凹部の底部側を、前記圧縮コイルバネの外周面に圧接されるように形成するとともに、前記バネ嵌合凹部の開口部側を、前記圧縮コイルバネの外周面に接触しないように形成したことを特徴とする請求項3記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
  5. 前記支持体本体部における枢支部よりも後部側には、開放方向へ揺動した際の前記クリップを当接させるように受面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉操作機能付クリップの支持構造。
  6. 請求項1乃至5何れか1項記載の開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法であって、
    前記クリップと前記クリップ支持体とを軸筒径方向に接近させることで、前記クリップの両枢支凸部を、前記クリップ支持体の両案内溝に沿って移動させて両枢支凹部に嵌め合わせるようにしたことを特徴とする開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法。
  7. 請求項1乃至5何れか1項記載の開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法であって、
    前記バネ嵌合凹部に前記圧縮コイルバネを嵌合保持した後、
    前記クリップと前記クリップ支持体とを軸筒径方向に接近させることで、前記クリップの両枢支凸部を、前記クリップ支持体の両案内溝に沿って移動させて両枢支凹部に嵌め合わせるようにしたことを特徴とする開閉操作機能付クリップの支持構造の組み立て方法。
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