JP2010080009A - 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】読み出しのアクセス時間が短い不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法を提供する。
【解決手段】選択されたメモリセルに対して、読み出し電位を供給する読み出し動作を行い、現れる電位を記憶素子の第1の読み出しデータとして記憶するステップと、その後、選択されたメモリセルに対して、第1および第2の書き込み電位の一方を供給する書き込み動作を行い、この書き込み動作中に現れる電位を記憶素子の第2の読み出しデータとし、第1の読み出しデータと第2の読み出しデータと比較し、この比較結果に基づいて読み出し動作を行う前の、記憶素子に記憶された情報を読み出しデータとして確定するステップと、書き込み動作時に書き込んだデータと、確定された読み出しデータとが異なる場合に、確定された読み出しデータを記憶素子に書き込むステップと、を備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法に関する。
磁気トンネル接合(以下、MTJ(Magnetic Tunnel junction)とも云う)を有するメモリセルから成る磁気ランダムアクセスメモリ(以下、MRAM(Magneto resistive Random Access Memory)ともいう)は、不揮発、書き換え耐性無限大、高速動作という優れた特徴を持つことからユニバーサルメモリとしての応用が期待されている。しかし、メモリセル間のばらつきが大きいため大容量化が困難となっている。
MRAMはMTJの形状などに起因するセル間の抵抗値のばらつきが大きく、全セルの低抵抗値の分布と高抵抗値の分布が重なり合うことがある。その場合、高抵抗値の平均値と低抵抗値の平均値の間に設けた、複数のセルで共通の参照抵抗値を基準とし、この参照抵抗値と読み出した抵抗値とを比較する読み出し方法では読み出しエラーが発生する。
このような問題を解決するために、参照抵抗値を用いることなく、抵抗値のばらついたセルを読み出す方法として、最初に読んだ値と、書き込みを行った後に読んだ値とを比較し、セルの抵抗が変化したかまたはしないかを判定する、自己参照読み出しと言われる読み出しを行う方式が、特許文献1に開示されている。この方法においては、一連の読み出し動作は、選択されたメモリセルの読み出しを行う第1のステップと、データ“0”の書き込みを行った後に読み出しを行う第2のステップと、データ“1”の書き込み後に読み出しを行う第3のステップと、第1のステップ乃至第3のステップの結果から読み出しデータを確定する第4のステップと、読み出しデータを書き戻す第5のステップとを備えた一連の動作から成り、読み出しアクセス時間が長いという問題がある。なお、読み出しデータの確定は、第2および第3のステップで得られたデータ“0”およびデータ“1”の読み出し電圧から中間の電圧を作成し、この中間の電圧と第1のステップの読み出しで得られた電圧とを比較することにより行う。
この読み出しのアクセス時間が長いという問題を解決する例として、所定データの書き込み後に読み出しを連続的に実行することにより読み出しアクセス時間を短縮する回路が特許文献2に開示されている。しかし、この回路においても、所定データの書き込み動作後に読み出し動作に切り替えるといった手順が必要となり、依然として読み出しのアクセス時間が長いという問題が残っている。
米国特許第6,317,376号明細書 米国特許第6,842,366号明細書
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、読み出しのアクセス時間が可及的に短い不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性の記憶素子を有する少なくとも1個のメモリセルと、前記記憶素子の一端が接続される第1の配線と、前記記憶素子の他端と接続される第2の配線と、第1のトランジスタを有し、第1の書き込み電位を前記第1のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第1の書き込み回路と、第2のトランジスタを有し、第2の書き込み電位を前記第2のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第2の書き込み回路と、第3のトランジスタを有し、前記第1の書き込み回路と対となって動作するように制御され第3の書き込み電位を前記第3のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第3の書き込み回路と、第4のトランジスタを有し、前記第2の書き込み回路と対となって動作するように制御され第4の書き込み電位を前記第4のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第4の書き込み回路と、第5のトランジスタを有し、前記第4の書き込み回路と対となって動作するように制御され読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し回路と、前記第2の配線の電位を増幅して出力する増幅回路と、前記読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し動作によって前記記憶素子から前記第2の配線に読み出される第1の電位を前記増幅回路によって増幅した第2の電位を保持する保持部を有し、前記第1の書き込み電位および第2の書き込み電位の一方を前記第1または第2のトランジスタを介して前記第1および第2の配線の一方に供給する書き込み動作中に前記第2の配線に現れる第3の電位と、前記保持部に保持された第2の電位と、を比較する比較回路と、前記比較回路による比較結果に基づいて、前記読み出し動作前の前記記憶素子に記憶された情報に対応したデータを読み出しデータとして出力する読み出しデータ出力部と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様による不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法は、不揮発性の記憶素子を有する少なくとも1個のメモリセルと、前記記憶素子の一端が接続される第1の配線と、前記記憶素子の他端が接続される第2の配線と、第1のトランジスタを有し、第1の書き込み電位を前記第1のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第1の書き込み回路と、第2のトランジスタを有し、第2の書き込み電位を前記第2のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第2の書き込み回路と、第3のトランジスタを有し、前記第1の書き込み回路と対となって動作するように制御され第3の書き込み電位を前記第3のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第3の書き込み回路と、第4のトランジスタを有し、前記第2の書き込み回路と対となって動作するように制御され第4の書き込み電位を前記第4のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第4の書き込み回路と、第5のトランジスタを有し、前記第4の書き込み回路と対となって動作するように制御され読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し回路と、を備えた不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法であって、前記メモリセルを選択するステップと、前記選択されたメモリセルに対して、前記読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し動作を行い、前記第2の配線に現れる電位を増幅して前記記憶素子の第1の読み出しデータとして記憶するステップと、その後、前記選択されたメモリセルに対して、前記第1の書き込み電位および第2の書き込み電位の一方を前記第1または第2のトランジスタを介して前記第1および第2の配線の一方に供給する書き込み動作を行い、この書き込み動作中に前記第2の配線に現れる電位を前記記憶素子の第2の読み出しデータとし、前記第1の読み出しデータと前記第2の読み出しデータと比較し、この比較結果に基づいて前記読み出し動作を行う前の、前記記憶素子に記憶された情報を読み出しデータとして確定するステップと、前記書き込み動作時に書き込んだデータと、確定された前記読み出しデータとが異なる場合に、前記確定された読み出しデータを前記記憶素子に書き込むステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、読み出しのアクセス時間が可及的に短い不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法を提供することができる。
本発明の実施形態を以下に図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による不揮発性半導体記憶装置を図1乃至図8を参照して説明する。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置を図1に示す。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、MRAMであって、少なくとも1個のメモリセル10と、増幅回路20と、比較回路30と、ラッチ回路(読み出しデータ出力回路)40と、書き込み電源回路101〜104と、読み出し電源回路105と、制御回路120とを備えている。
メモリセル10は、MTJを有する記憶素子となる磁気抵抗効果素子12と、この磁気抵抗効果素子12と直列に接続された選択トランジスタ14と、を備えている。磁気抵抗効果素子12および選択トランジスタ14からなる直列回路の一端はビット線BLに接続され、他端はビット線BLに接続される。また、選択トランジスタ14のゲートはワード線WLに接続される。すなわち、図5においては、磁気抵抗効果素子12の一端がビット線BLに接続され、他端が選択トランジスタ14の一端に接続され、選択トランジスタ14の他端がビット線BLに接続されている。しかし、図5に示す場合と異なり、選択トランジスタ14の一端がビット線BLに接続され、他端が磁気抵抗効果素子12の一端に接続され、磁気抵抗効果素子12の他端がビット線BLに接続されるように構成してもよい。
このメモリセル10の斜視図を図2に示す。磁気抵抗効果素子12は、図2に示すように、磁化の向きが可変の記録層12aと、バリア層12bと、磁化の向きが固定された固定層12cとを備え、スピン偏極した電流を注入することによって記録層12aの磁化が反転し、磁気抵抗効果素子12の抵抗値が変化する。なお、本実施形態においては、記録層12aおよび固定層12cは、磁化の向きが膜面に略垂直な方向、すなわち磁化容易軸方向が膜面に略垂直な方向となっているが、膜面に略平行な方向、すなわち磁化容易軸方向が膜面に略平行な方向となっていてもよい。また、記録層12aと、バリア層12bと、固定層12cとの積層順序が逆となっていてもよい。そして、記録層12aとビット線BLとの間に第1の電極(図4(a)、4(b)の15a)が設けられていてもよいし、固定層12cとビット線BLとの間に第2の電極(図4(a)、4(b)の15b)が設けられていてもよい。また、本実施形態においては、磁気抵抗効果素子12は、図2に示すように、記録層12a、バリア層12b、固定層12cの三層積層構造を有しているが、例えば図3に示すように、固定層13a、スペーサー層(非磁性層)13b、記録層13c、バリア層13d、参照層13eが積層されたデュアル接合と呼ばれる磁気抵抗効果素子13であってもよい。この場合も、固定層13a、記録層13c、参照層13eは、磁化容易軸が膜面に略垂直となっている。
スピン注入型磁気抵抗効果素子12は、流す電流の向きによって記録状態の書換えが行われる。この磁気抵抗効果素子12への書き込みは、ワードラインWLで選択トランジスタ14をオン状態にし、磁気抵抗効果素子12に記録信号が印加されるように、ビットラインBLとビットラインBLとの間に書き込み電圧Vwriteまたは書き込み電流Iwriteを印加することによって行われる。
図4(a)、4(b)にスピン注入型磁気抵抗効果素子12の記録状態を示す。記録層12aと固定層12cのスピンの向きが平行である場合、磁気抵抗効果素子12の抵抗値は低く(図4(a)参照)、逆にスピンの向きが互いに逆向き(反平行)である場合、素子の抵抗値は高い(図4(b)参照)。本実施形態においては、以後、説明を簡単にするために、抵抗値が低い場合をデータ“0”、抵抗値が高い場合をデータ“1”として説明する。なお、抵抗値が低い場合をデータ“1”、抵抗値が高い場合をデータ“0”としてもよい。
本実施形態のMRAMの具体的な回路構成を図5に示す。書き込み電源回路101は、データ“1”を書き込む書き込み電圧V1writeを発生する電源101aと、ソースが電源101aに接続され、ドレインがビット線BLに接続され、ゲートに制御回路120からの制御信号E1を受けるpチャネルMOSFET101bと、を備え、pチャネルMOSFET101bがオンすることにより、書き込み電圧V1writeがビット線BLに出力される。
書き込み電源回路102は、ドレインがビット線BLに接続され、ソースが接地され、ゲートに制御回路120からの制御信号E2を受けるnチャネルMOSFET102aを備え、nチャネルMOSFET102aがオンすることにより書き込み電圧GND(=0V)がビット線BLに出力される。
書き込み電源回路103は、データ“0”を書き込む書き込み電圧V0writeを発生する電源103aと、ソースが電源103aに接続され、ドレインがビット線BLに接続され、ゲートに制御回路120からの制御信号E3を受けるpチャネルMOSFET103bと、を備え、pチャネルMOSFET103bがオンすることにより書き込み電圧V0writeがビット線BLに出力される。
書き込み電源回路104は、ドレインがビット線BLに接続され、ソースが接地され、ゲートに制御回路120からの制御信号E4を受けるnチャネルMOSFET104aを備え、nチャネルMOSFET104aがオンすることにより書き込み電圧GNDがビット線BLに出力される。
読み出し電源回路105は、読み出し電圧Vreadを発生する電源105aと、ソースが電源105aに接続され、ドレインがビット線BLに接続され、ゲートに制御回路120からの制御信号E5を受けるpチャネルMOSFET105bと、を備え、pチャネルMOSFET105bがオンすることにより、ビット線BLに読み出し電圧Vreadが出力される。メモリセル10への書き込みは、データ“1”の書き込みの場合は書き込み電圧V1writeとGND、データ“0”の書き込みの場合は書き込み電圧V0writeとGND、といった組み合わせで書き込み電源回路が選択され、メモリセル10の磁気抵抗効果素子12にそれぞれ互いに逆方向の電流が流れるように書込みが行われる。記録状態の読み出しは、磁気抵抗効果素子12へのディスターブが起こりにくいよう、例えば磁気抵抗効果素子12に流れる電流の向きが“0”書き込み方向となる読み出し電圧VreadとGNDが選択される。
増幅回路20は、例えば図5に示すように、オペアンプ21と、直列に接続された抵抗素子R1、R2とを備え、n倍増幅回路となっている。ノードN1にオペアンプ21の出力端子が接続され、抵抗素子R1、R2からなる直列回路の一端はノードN1に接続され、他端が接地される。オペアンプ21の反転入力端子はビット線BLに接続され、非反転入力端子は、抵抗素子R1と抵抗素子R2との共通接続ノードに接続される。この増幅回路20として、例えば、0.25μmのCMOSプロセスでn=2.9のn倍増幅回路を作製する場合、オペアンプ21は基本的な差動増幅器とし、非反転入力端子の電圧を0.7Vとすると、作動増幅器を構成するpチャネルMOSトランジスタの電源電圧は2.5V、nチャネルMOSトランジスタの電源電圧は0V、pチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOSトランジスタのサイズはチャネル長Lが0.24μm、チャネル幅Wが5μm、抵抗素子R1の抵抗値が20kΩ、抵抗素子R2の抵抗値が5kΩというように構成される。
比較回路30は、例えば図5に示すように、トランスファーゲート31,32と、キャパシタ33と、オペアンプ34と、nチャネルMOSトランジスタ35とを備えている。トランスファーゲート31は、一端がノードN1に接続され、他端がノードN2に接続されている。また、トランスファーゲート32は、一端がビット線BLに接続され、他端がノードN2に接続されている。トランスファーゲート31は、制御回路120から送られてくる制御信号S1およびその反転制御信号bS1に基づいて動作する。トランスファーゲート32は、制御回路120から送られてくる制御信号S2およびその反転制御信号bS2に基づいて動作する。キャパシタ33は一端がノードN2に接続され、他端がノードN3に接続される。オペアンプ34の反転入力端子N3はノードN3に接続され、非反転入力端子は接地される。また、オペアンプ34の出力はnチャネルMOSトランジスタ35を介してオペアンプ34の反転入力端子にフィードバックされる。なお、MOSトランジスタ35のゲートには制御回路120からの制御信号S3が印加され、この制御信号に基づいて動作する。
ラッチ回路(読み出しデータ出力回路)40は、オペアンプ34の出力をラッチし、読み出しデータとして出力する。
本実施形態においては、磁気抵抗効果素子(記憶素子)12は、例えば文献“S. Ikegawa et. al., Journal of Applied Physics 101, 09B504 (2007)”に開示されているように、抵抗値は電圧に依存して変化する。図6にビット線BLの電位と記憶素子12の抵抗値の関係を示す。読み出し電圧Vreadが選択された場合のビット線BLの電位Vrは、記憶素子12が高抵抗の場合Vr=VrH、低抵抗の場合Vr=VrLとなる。データ“0”の書き込み電圧V0writeが選択された場合のビット線BLの電位V0wは、記憶素子12が高抵抗の場合VwH、低抵抗の場合VwLとなり、その大小関係はVrL<VrH<VwL<VwHとなる。これらの具体的な値は図5に示すメモリセル10と同様の条件で作製されたテストセルの特性を測定することにより求めることができる。
また、本実施形態のMRAMにおいては、後述するように、読み出し方法は、まず、第一の読み出しを行い、この第一の読み出しにおいて、読み出し電圧Vreadが選択されたときのビット線BLに現れる電位Vrを増幅回路20によってn倍し、このn倍された値nVrを比較回路30のキャパシタ33に保持する。次に、第二の読み出しを行い、この第二の読み出しにおいて、書き込み電圧Vwriteが選択されたときのビット線BLに現れる電位V0wと、値nVrとを比較し、nVrがV0w以下かそれより大きいかを判定して読み出しデータを確定する。このため、増幅回路20の増幅度nは読み出しデータの判定のため
VwL/VrH < n < VwL/VrL
の範囲で設定することが好ましい。
次に、このように構成された本実施形態のMRAMの読み出し動作を図7および図8を参照して説明する。本実施形態のMRAMの読み出し動作のフローチャートを図7に示し、この読み出し動作中の第一の読み出しと第二の読み出しのタイミング波形図を図8に示す。本実施形態のMRAMの読み出し動作は、3段階からなっている。まず、データを読み出すべきメモリセル10の選択が行われる。この選択は、制御回路120がワード線WLと、ビット線BL、BLを選択することによって行われる。
1)まず、第1段階として、選択されたメモリセル10に対して第一の読み出しが行われる(図7のステップS1参照)。この第一の読み出しは、選択されたメモリセル10に対して記憶素子12の初期状態の読み出し動作を行う。この初期状態の読み出しは、ワードラインWLの電位を「H」にすることにより選択トランジスタ14をオン状態とする。続いて、制御回路120が制御信号E5を「L」すなわちその反転制御信号bE5(図8参照)を「H」にするとともに制御信号E2を「H」にすることにより、MOSトランジスタ105bとMOSトランジスタ102aをオン状態にする。すなわち、読み出し電圧VreadとGNDが選択され、ビット線BLの電位はVrとなり、記憶素子12が高抵抗状態の場合Vr=VrH、低抵抗状態の場合Vr=VrLとなる。読み出し電圧の印加と同時に、比較回路30のトランスファーゲート31と、MOSトランジスタ35はオン状態(信号S1、S3はH)、トランスファーゲート32はオフ状態(信号S2はL)にすることによって、キャパシタ33にVrHまたはVrLのn倍の電位で充電が行われ、ノードN2の電位がnVrHまたはnVrL、ノードN3の電位が0Vとなる。第一の読み出しではさらにMOSトランジスタ35をオフ状態にし、続いてトランスファーゲート31をオフ状態として終了する。これにより、読み出された第一の読み出しデータは、比較回路30のキャパシタ33に保持される。
2)次に第2段階として、第二の読み出し動作が行われる(図7のステップS2参照)。この第二の読み出しは、選択されたメモリセル10に対して記憶素子12に所定状態の書き込み動作を行い、書き込み動作中の記憶素子12の情報を読み出し、この読み出された情報(第二の読み出しデータ)を前述のキャパシタ33に保持された情報と比較し、読み出しデータを確定する。記憶素子12に対する所定状態の書き込み動作は、本実施形態においては、例えばデータ“0”の書き込み動作とする。本実施形態では、このデータ“0”の書き込み動作時に同時に読み出し動作を行うことが特徴となっている。このような読み出し方法は、書き込みと読み出しを同じ配線BLを使用して行うために可能となる。
まず、制御回路120が制御信号E3を「L」すなわちその反転制御信号bE3を「H」にするとともに制御信号E2を「H」にすることにより、MOSトランジスタ103bとMOSトランジスタ102aをオン状態にする。すなわち、データ“0”の書き込み電圧V0write、GNDが選択され、ビット線BLの電位は、記憶素子12が高抵抗状態の場合はVwH、低抵抗状態の場合はVwLとなる。書き込み電圧の印加と同時に、比較回路30のトランスファーゲート32をオン状態(信号S2はH)にすると、ビット線BLの電位がそのままノードN2へと印加される(信号S1、S3はL)。
この時、データ“0”の書き込みが行われる前の記憶素子12の状態、つまり記憶素子12の初期状態が“0”である場合にはノードN3の電位は、VwL−nVrLとなる。そしてVwL−nVrL>0であることから、ノードN4には「H」レベルの信号が出力される。
これに対して、記憶素子12の初期状態が“1”である場合には、ノードN3の電位はVwL−nVrHとなる。そして、VwL−nVrH<0であることから、ノードN4には「L」レベルの信号が出力される。
ノードN4に出力されたデータはラッチ回路40にラッチされる。読み出しデータDoutはラッチ回路40の反転出力端子から出るとすると、記憶素子12の初期状態が“0”である場合はDout=0、初期状態が“1”である場合はDout=1が出力される。
3)最後に第3段階として、読み出しデータの書き戻しとして、選択されたメモリセル10に対して、第2段階における所定状態への書き込みデータと、第2段階において確定された読み出しデータが異なるか否かの判定が制御回路120において行われ、異なる場合に、上記確定した読み出しデータの再書込みを行う(図7のステップS3参照)。第二の読み出しを行って、ノードN4の電位が「L」レベルとなった場合、初期状態“1”と異なる状態“0”が、選択されたメモリセル10に書き込まれてしまっている。このため、読み出しデータが“1”と確定された場合、制御回路120が制御信号E1を「L」すなわちその反転制御信号bE1を「H」とするとともに制御信号E4を「H」にすることにより、MOSトランジスタ101bとMOSトランジスタ104aをオン状態にする。すなわち、データ“1”の書き込み電圧V1writeとGNDが選択され、記憶素子12にデータ“1”の再書き込みが行われる。以上で一連の読み出し動作が完了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、自己参照方式における書き込み動作中に読み出し動作を行うので、従来の場合のように書き込み動作後に読み出し動作を行う場合に比べて、読み出しのアクセス時間を短縮することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による不揮発性半導体記憶装置を図9乃至図12を参照して説明する。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、MRAMであって、その概略の構成を図9に示し、具体的な構成を図10に示す。本実施形態のMRAMは、図1および図5に示す第1実施形態のMRAMにおいて、センスアンプ52と、切り替え回路60とを新たに設けた構成となっている。センスアンプ52は、増幅回路20および比較回路30からなる第1の読み出し回路50と並列に設けられ、第2の読み出し回路を構成する。このセンスアンプ52は、図10に示すように、基準電圧Vrefを発生する電源54と、オペアンプ56とを備えている。この基準電圧Vrefは、例えば、読み出し電圧Vreadが選択されたときのビット線BLに現れる電位Vrが高い場合(記憶素子12が高抵抗の場合)の値VrHの平均値と、ビット線BLに現れる電位Vrが低い場合(記憶素子12が低抵抗の場合)の値VrLの平均値との中間の値が選択される。オペアンプ54の反転入力端子はビット線BLに接続され、非反転入力端子は電源54に接続され、出力端子はノードN5に接続される。すなわち、オペアンプ56は、ビット線BLの電位と基準電位Vrefとを比較し、ビット線BLに読み出された情報が“1”であるかまたは“0”であるかを判定し、ノードN5を介して切り替え回路60に送出する。切り替え回路60は、例えばマルチプレクサであって、制御回路120から送られてくる制御信号Xに基づいて、第1および第2の読み出し回路の出力を選択し、ラッチ回路40に送出する。
次に、本実施形態のMRAMの読み出し方法を図11および図12を参照して説明する。この読み出し方法は、3段階からなっている。
1)まず、第1段階として、選択されたメモリセルの情報を、第1の読み出し回路50と第2の読み出し回路52を用いて同時に読み出しを行う。第2の読み出し回路52による読み出しAは、選択されたメモリセルに対して記憶素子12の読み出し動作を行い、読み出しデータAを確定する(ステップS11参照)。これに対して、第1の読み出し回路50による第一の読み出しBは、第1実施形態のステップS1と同様に、選択されたメモリセル10の記憶素子12の初期状態を示す情報を第一の読み出しBデータとして読み出し、比較回路30のキャパシタ33に保持する(ステップS21参照)。この第1段階において、第2の読み出し回路52によって読み出されたデータAが切り替え回路60およびラッチ回路40を介して出力される(ステップS12参照)。この場合、制御信号Xに基づいて、第2の読み出し回路52が切り替え回路60によって選択され、読み出しデータAがラッチ回路40にラッチされ、出力される。
2)次に、第2段階として、第二の読み出しBを行う(ステップS22参照)。この第二の読み出しBは、第1実施形態のステップS2と同様に、選択されたメモリセル10のメモリ素子12に対して、所定状態への書き込みを行い、書き込み動作中の記憶素子12の情報を読み出し、この読み出した情報(第二の読み出しBデータ)をキャパシタ33に保持した情報(第一の読み出しBデータ)と比較し、読み出したデータを確定する(ステップS22参照)。この第2段階で、第1の読み出し回路50によって読み出されたデータが読み出しデータBとして切り替え回路60およびラッチ回路40を介して出力される(ステップS23参照)。この場合、制御信号Xおよびその反転信号Xbに基づいて、第1の読み出し回路50が切り替え回路60により選択され、読み出しデータBがラッチ回路40にラッチされ、出力される。
3)最後の第3段階として、読み出しデータの書き戻しとして、第1実施形態のステップS3と同様に、選択されたセルに対して、第2段階における所定状態への書き込みデータと、第2段階において確定された読み出しデータBが異なるか否かの判定が制御回路120において行われ、異なる場合に、上記確定した読み出しデータBの再書込みを行う(ステップS24参照)。この場合、第1実施形態と同様に、ノードN4の電位が「L」レベルとなった場合、初期状態“1”と異なる状態“0”が書き込まれてしまっていることから、MOSトランジスタ101bとMOSトランジスタ104aをオンにしてデータ“1”の書き込み電圧V1write、GNDを選択し、記憶素子12にデータ“1”の再書き込みを行う。以上で一連の読み出し動作が完了する。
第2実施形態では、読み出しAと読み出しBを同時に開始し、早く読み出される読み出しデータAを先に出力し、遅く読みだされる読み出しデータBでデータAを置き換えるようにしたことを特徴とする。読み出しAは読み出しステップが短いことから高速に読み出すことができる方法であるが、読み出しデータは複数のセルで共通の参照電位を用いて判定していることからエラーである可能性がある。読み出しBは読み出しステップが長いことから読み出しが低速となるが、読み出しエラーを含む可能性が読み出しAより低く信頼性が高い。よって、第2実施形態では、メモリのユーザーの視点から見ると、エラーが含まれるかもしれないがデータを早く受け取ることができ、その後から、信頼性の高いデータで置き換わるといった用途に有効である。例えば、デジタルカメラの撮影データの再生のような、多少エラーが含まれていてもデータの全体像を早く知りたいといった、見かけ上の読み出しを高速化するような用途に有効である。
本実施形態も第1実施形態と同様に、読み出しのアクセス時間を短縮することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による不揮発性半導体記憶装置を図13に示す。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、図5に示す第1実施形態のMRAMのメモリセル10をメモリセル10Aに置き換えた構成となっている。メモリセル10Aは、メモリセル10の記憶素子である磁気抵抗効果素子12を、磁気抵抗効果素子と異なる抵抗変化型記憶素子15に置き換えた構成となっている。
近年、磁気抵抗効果素子以外にも抵抗変化型の二端子の記憶素子の開発が進んでいる。その中には磁気抵抗効果素子と同様に電気信号を与える条件によって抵抗変化型記憶素子の抵抗値が変化するものもある。報告が為されている抵抗変化型記憶素子のうち、多くは磁気抵抗効果素子よりも抵抗変化比(ここでは高抵抗値/低抵抗値とする)が大きく、2値メモリとして使用する場合には抵抗変化型記憶素子の低抵抗値の分布と高抵抗値の分布が重なり合う可能性は低い。
しかし、文献”Y. Watanabe et. al., Applied Physics Letters, vol.78, no.23 (2001)”に記載されているように、CrがドープされたSrTiOからなる抵抗変化型記憶素子は、電気信号を与える条件によっては高抵抗値が約6kΩ、低抵抗値が約4kΩ、と抵抗変化比1.5倍程度と小さい場合もある。その場合、抵抗値のばらつきが大きいと、低抵抗値の分布と高抵抗値の分布が重なり合う可能性がある。
このように、ばらつきのある抵抗変化比の低い抵抗変化型記憶素子を有するメモリセルの読み出しには、自己参照読み出しのような方法が必要になってくる。そのような場合にも、第1実施形態で説明した読み出し方法を適用することができ、そして、例えばプログラミングに極性の異なる電気信号を必要とする記憶装置の場合、図13に示すような構成となる。動作は第1実施形態と同様となる。
本実施形態も第1実施形態と同様に、読み出しのアクセス時間を短縮することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による不揮発性半導体記憶装置を図14に示す。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、図10に示す第2実施形態のMRAMのメモリセル10をメモリセル10Aに置き換えた構成となっている。メモリセル10Aは、メモリセル10の記憶素子である磁気抵抗効果素子12を、磁気抵抗効果素子と異なる抵抗変化型記憶素子15に置き換えた構成となっている。
第3実施形態で説明したと同様に、本実施形態も読み出しのアクセス時間を短縮することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による不揮発性半導体記憶装置を図15に示す。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態のMRAMにおいて、メモリセルをマトリクス状に配置した構成となっている。すなわち、複数のメモリセル10〜10がマトリクス状に配列されている。各メモリセル10(i=1,・・・,4)は、直列に接続された磁気抵抗効果素子12および選択トランジスタ14を有している。そして、同一行のメモリセルは同一のビット線対に接続される。例えば、同一行のメモリセル10、10は同一のビット線対BLA1、BLB1に接続され、メモリセル10、10は同一のビット線対BLA2、BLB2に接続される。なお、メモリセル10、10の磁気抵抗効果素子12、12の一端がビット線BLA1に接続され、メモリセル10、10の選択トランジスタ14、14の一端がビット線BLB1に接続される。そして、メモリセル10、10の磁気抵抗効果素子12、12の一端がビット線BLA2に接続され、メモリセル10、10の選択トランジスタ14、14の一端がビット線BLB2に接続される。
また、同一列のメモリセルは同一のワード線に接続される。例えば、同一列のメモリセル10、10の選択トランジスタ14、14のゲートは同一のワード線WLに接続され、メモリセル10、10の選択トランジスタ14、14のゲートは同一のワード線WLに接続される。
各ビット線BLBi(i=1,2)には、第1実施形態と同様に、増幅回路20、比較回路30、ラッチ回路40が接続される。増幅回路20、比較回路30、ラッチ回路40は、第1実施形態における増幅回路20、比較回路30、ラッチ回路40とそれぞれ同一の構成となっている。すなわち、増幅回路20、比較回路30、ラッチ回路40からなる読み出し回路は、同一行のメモリセルで共有される。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置も第1実施形態と同じ読み出し方法を適用することが可能となり、読み出しのアクセス時間を短縮することができる。
なお、本実施形態において、各メモリセルの記憶素子となる磁気抵抗効果素子を、磁気抵抗効果素子と異なる、例えば、第3実施形態で説明した抵抗変化型記憶素子に置き換えてもよい。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による不揮発性半導体記憶装置を図16に示す。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第2実施形態のMRAMにおいて、メモリセルをマトリクス状に配置した構成となっている。すなわち、複数のメモリセル10〜10がマトリクス状に配列されている。各メモリセル10(i=1,・・・,4)は、直列に接続された磁気抵抗効果素子12および選択トランジスタ14を有している。そして、同一行のメモリセルは同一のビット線対に接続される。例えば、同一行のメモリセル10、10は同一のビット線対BLA1、BLB1に接続され、メモリセル10、10は同一のビット線対BLA2、BLB2に接続される。なお、メモリセル10、10の磁気抵抗効果素子12、12の一端がビット線BLA1に接続され、メモリセル10、10の選択トランジスタ14、14の一端がビット線BLB1に接続される。そして、メモリセル10、10の磁気抵抗効果素子12、12の一端がビット線BLA2に接続され、メモリセル10、10の選択トランジスタ14、14の一端がビット線BLB2に接続される。
また、同一列のメモリセルは同一のワード線に接続される。例えば、同一列のメモリセル10、10の選択トランジスタ14、14のゲートは同一のワード線WLに接続され、メモリセル10、10の選択トランジスタ14、14のゲートは同一のワード線WLに接続される。
各ビット線BLBi(i=1,2)には、第2実施形態と同様に、増幅回路20、比較回路30、およびラッチ回路40からなる第1の読み出し回路と、センスアンプからなる第2の読み出し回路52が接続される。増幅回路20、比較回路30、ラッチ回路40、およびセンスアンプ52は、第2実施形態における増幅回路20、比較回路30、ラッチ回路40、およびセンスアンプ52と、それぞれ同一の構成となっている。すなわち、増幅回路20、比較回路30、およびラッチ回路40からなる第1の読み出し回路と、センスアンプからなる第2の読み出し回路とは、同一行のメモリセルで共有される。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置も第2実施形態と同じ読み出し方法を適用することが可能となり、読み出しのアクセス時間を短縮することができる。
また、第2実施形態と同様に、メモリのユーザーの視点から見ると、エラーが含まれるかもしれないがデータを早く受け取ることができ、その後から、信頼性の高いデータで置き換わるといった用途に有効である。例えば、デジタルカメラの撮影データの再生のような、多少エラーが含まれていてもデータの全体像を早く知りたいといった、見かけ上の読み出しを高速化するような用途に有効である。
なお、本実施形態において、各メモリセルの記憶素子となる磁気抵抗効果素子を、磁気抵抗効果素子と異なる例えば、第3実施形態で説明した抵抗変化型記憶素子に置き換えてもよい。
また、上記第1乃至第6実施形態においては、メモリセルには選択トランジスタが設けられていたが、選択トランジスタが設けられないクロスポイント型のメモリセルであってもよい。その場合、第5実施形態においては図17、第6実施形態においては図18に示すようにビット線BLA1、BLA2がワード線WL、WLの役割も兼ねるように構成される。また、各メモリセルにおいて、磁気抵抗効果素子にダイオードを直列に接続してもよい。
第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置を示すブロック図。 第1実施形態にかかるメモリセルを示す斜視図。 磁気抵抗効果素子の他の構成を示す断面図。 磁気抵抗効果素子の記録状態を説明する図。 第1実施形態による不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 磁気抵抗効果素子の電圧−抵抗特性を示す図。 第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置を読み出し方法を説明するフローチャート。 第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法を説明するタイミングチャート。 第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置を示すブロック図。 第2実施形態による不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置を読み出し方法を説明するフローチャート。 第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法を説明するタイミングチャート。 第3実施形態による不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 第4実施形態による不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 第5実施形態による不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 第6実施形態による不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 本発明の一実施形態によるクロスポイント型の不揮発性半導体記憶装置の具体的な一例を示す回路図。 本発明の一実施形態によるクロスポイント型の不揮発性半導体記憶装置の具体的な他の例を示す回路図。
符号の説明
10 メモリセル
10〜10 メモリセル
12 磁気抵抗効果素子
12〜12 磁気抵抗効果素子
13 抵抗変化型記憶素子
14 選択トランジスタ
14〜14 選択トランジスタ
20 増幅回路
20〜20 増幅回路
21 オペアンプ
30 比較回路
30〜30 比較回路
31 トランスファーゲート
32 トランスファーゲート
33 キャパシタ
34 オペアンプ
35 MOSトランジスタ
40 ラッチ回路
401〜402 ラッチ回路
50 第1の読み出し回路
52 センスアンプ
101 書き込み電源回路
101a 電源
101b MOSトランジスタ
102 書き込み電源回路
102a MOSトランジスタ
103 書き込み電源回路
103a 電源
103b MOSトランジスタ
104 書き込み電源回路
104a MOSトランジスタ
105 読み出し電源回路
105a 電源
105b MOSトランジスタ

Claims (12)

  1. 不揮発性の記憶素子を有する少なくとも1個のメモリセルと、
    前記記憶素子の一端が接続される第1の配線と、
    前記記憶素子の他端が接続される第2の配線と、
    第1のトランジスタを有し、第1の書き込み電位を前記第1のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第1の書き込み回路と、
    第2のトランジスタを有し、第2の書き込み電位を前記第2のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第2の書き込み回路と、
    第3のトランジスタを有し、前記第1の書き込み回路と対となって動作するように制御され第3の書き込み電位を前記第3のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第3の書き込み回路と、
    第4のトランジスタを有し、前記第2の書き込み回路と対となって動作するように制御され第4の書き込み電位を前記第4のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第4の書き込み回路と、
    第5のトランジスタを有し、前記第4の書き込み回路と対となって動作するように制御され読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し回路と、
    前記第2の配線の電位を増幅して出力する増幅回路と、
    前記読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し動作によって前記記憶素子から前記第2の配線に読み出される第1の電位を前記増幅回路によって増幅した第2の電位を保持する保持部を有し、前記第1の書き込み電位および前記第2の書き込み電位の一方を前記第1または第2のトランジスタを介して前記第1および第2の配線の一方に供給する書き込み動作中に前記第2の配線に現れる第3の電位と、前記保持部に保持された第2の電位と、を比較する比較回路と、
    前記比較回路による比較結果に基づいて、前記読み出し動作前の前記記憶素子に記憶された情報に対応したデータを読み出しデータとして出力する読み出しデータ出力部と、
    を備えていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記増幅回路は、前記第2の配線の電位をn倍に増幅して出力する差動増幅器であって、
    前記第1の電位のうち高い方の電位をVrHとし、低い方の電位をVrLとし、
    前記第3の電位のうち低い方の電位をVwLとしたとき、
    前記nは、
    VwL/VrH < n < VwL/VrL
    の条件を満たすことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルは複数個であってマトリクス状に配列され、
    前記第1および第2の配線、前記増幅回路、前記比較回路、および前記読み出しデータ出力回路は、同一行のメモリセルに共通に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記記憶素子の一端と前記第1の配線との間、又は前記記憶素子の他端と前記第2の配線との間に設けられるトランジスタと、前記トランジスタのゲートに接続されるワード線とを更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記読み出し動作によって読み出される前記第1の電位を読み出し、前記読み出しデータ出力部よりも速く読み出しデータとして出力する読み出し回路を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記記憶素子は、スピン注入型の磁気抵抗効果素子であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記記憶素子は、抵抗変化型記憶素子であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 不揮発性の記憶素子を有する少なくとも1個のメモリセルと、
    前記記憶素子の一端が接続される第1の配線と、
    前記記憶素子の他端が接続される第2の配線と、
    第1のトランジスタを有し、第1の書き込み電位を前記第1のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第1の書き込み回路と、
    第2のトランジスタを有し、第2の書き込み電位を前記第2のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第2の書き込み回路と、
    第3のトランジスタを有し、前記第1の書き込み回路と対となって動作するように制御され第3の書き込み電位を前記第3のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する第3の書き込み回路と、
    第4のトランジスタを有し、前記第2の書き込み回路と対となって動作するように制御され第4の書き込み電位を前記第4のトランジスタを介して前記第1の配線に供給する第4の書き込み回路と、
    第5のトランジスタを有し、前記第4の書き込み回路と対となって動作するように制御され読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し回路と、
    を備えた不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法であって、
    前記メモリセルを選択するステップと、
    前記選択されたメモリセルに対して、前記読み出し電位を前記第5のトランジスタを介して前記第2の配線に供給する読み出し動作を行い、前記第2の配線に現れる電位を増幅して前記記憶素子の第1の読み出しデータとして記憶するステップと、
    その後、前記選択されたメモリセルに対して、前記第1の書き込み電位および第2の書き込み電位の一方を前記第1または第2のトランジスタを介して前記第1および第2の配線の一方に供給する書き込み動作を行い、この書き込み動作中に前記第2の配線に現れる電位を前記記憶素子の第2の読み出しデータとし、前記第1の読み出しデータと前記第2の読み出しデータとを比較し、この比較結果に基づいて前記読み出し動作を行う前の、前記記憶素子に記憶された情報を読み出しデータとして確定するステップと、
    前記書き込み動作時に書き込んだデータと、確定された前記読み出しデータとが異なる場合に、前記確定された読み出しデータを前記記憶素子に書き込むステップと、
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  9. 前記第1の読み出しデータを読み出しデータとして外部に出力するステップを更に備えたことを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  10. 前記記憶素子の一端と前記第1の配線との間、又は前記記憶素子の他端と前記第2の配線との間に設けられるトランジスタと、前記トランジスタのゲートに接続されるワード線とを更に備えたことを特徴とする請求項8または9記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  11. 前記記憶素子は、スピン注入型の磁気抵抗効果素子であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  12. 前記記憶素子は、抵抗変化型記憶素子であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
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