JP2011204287A - 記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リファレンス電流を生成する参照セルを簡略化することができる記憶装置を提供する。
【解決手段】データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なるメモリ素子を有するメモリセルMCと、参照セルRCと、第1及び第2の入力ノードN1,N2を有し、メモリセルMCと参照セルRCとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプ20と、メモリセルMCと第1のノードN1との間に設けられ、第1のノードN1からメモリセルMCへ電流を流す第1MOSトランジスタ21と、参照セルRCと第2のノードN2との間に設けられ、第2のノードN2からメモリセルMCへ電流を流す第2MOSトランジスタと22、を備え、さらに、参照セルRCと第1のノードN1との間に設けられ、第1のノードN1から参照セルRCへ電流を流す第3MOSトランジスタ23を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、記憶装置に関し、詳細には、データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なる記憶素子を有するメモリセルを有する記憶装置に関する。
最近、磁性体を利用した新しい不揮発メモリとして、トンネル磁気抵抗効果を利用したMRAM(Magnetic Random Access Memory)が注目されている。MRAMは、情報(ビットデータ)の記憶を行う磁気メモリ素子とアクセストランジスタからなるメモリセルを多数備える。磁気メモリ素子は、ビットデータを強磁性体の磁化の向きとして記憶させる記憶層と、トンネル絶縁膜と、磁化の向きが固定された磁化固定層とを積層した構造を有する。
このような構造の磁気メモリ素子では、記憶層の磁化の向きと、磁化固定層の磁化の向きとがなす角度により、磁気メモリ素子を流れるトンネル電流の抵抗値が変化する、いわゆるトンネル磁気抵抗効果が観測される。この抵抗値の大きさは、記憶層と磁化固定層の磁化の向きが同じときに最小となり、反対(180度反転)のときに最大となる。このような磁気メモリ素子を、以下、トンネル磁気抵抗素子TMRと称する。
トンネル磁気抵抗素子TMRへのデータ書き込みは、互いに直交するワード線とビット線の双方に電流を流すことにより発生する合成電流磁界で記憶層の磁化状態を制御する。ここでワード線はアクセストランジスタのオンとオフを制御し、行方向のメモリセルに共通な制御線である。また、ビット線は、ソース線に直列接続されたアクセストランジスタとトンネル磁気抵抗素子TMRとからなるメモリセルに対し、トンネル磁気抵抗素子TMRの反アクセストランジスタ側のノードを、列方向のメモリセルで共通接続する制御線である。なお、メモリセルに記憶されたデータの“0”と“1”は、記憶層の磁化の向きに対応付けて決められる。例えば記憶層の磁化の向きを、データ“0”では磁化固定層の磁化の向きと同じとし、データ“1”では磁化固定層の磁化の向きと反対(180度反転)と定義する。
一方、MRAMにおいて磁気メモリ素子からのデータ読み出しは、読み出し対象セルのアクセストランジスタをオン状態にして、一のメモリセルを選択し、磁気メモリ素子のトンネル磁気抵抗効果、即ち記憶層の磁化の向きの違いによる抵抗値の違いを検出する。例えば、メモリセルに一定電位を印加して読み出し電流を流し、抵抗値の違いによる電流値の変化を検出し、これによりデータが“1”か“0”か判別する。
しかしながら、MRAMは、書き込み磁界を発生させるために配線(ワード線及びビット線)に大きな電流を流すため、素子の微細化に伴い配線が細くなると、十分な書き込み電流を得ることが難しいという欠点を有する。そこで、より小さい電流で磁化反転が可能な、スピントランスファによる磁化反転を利用するメモリ(以下、スピン注入メモリという)が注目されている。
スピン注入メモリは、一の磁性体を通過してスピン偏極した電子を他の磁性体に注入することにより、情報記憶層として設けられている他の磁性体(強磁性層)の磁化反転を行うものである。より具体的には、磁化の向きが固定された磁性層(磁化固定層)を通過したスピン偏極電子が、磁化の向きが固定されない磁性層(記憶層)に進入する際にスピントルクを与える。このとき、ある閾値以上の電流を流せば記憶層である強磁性層が磁化反転するという現象が生じ、この現象を利用してデータの書き換えを行う。なお反転させる磁化の向き、すなわちデータの“1”と“0”の書き込みの区別は流す電流の向き、すなわち磁化固定層から記憶層に電流を流す、もしくは、記憶層から磁化固定層に電流を流すことで制御する。
データの読み出しは、従来のMRAMと同様、記憶層の磁化の向きによって磁気メモリ素子の抵抗値が異なるというトンネル磁気抵抗効果を利用する。スピントランスファによる磁化反転は、素子が微細化されても電流を増やさずに磁化反転できるという利点がある。また従来のMRAMで必要であった書き込みワード線が不要であるという利点もある。
図7に読み出し回路の従来構成図を示す。同図では説明を簡略化するために、メモリセルMCのアクセストランジスタおよびカラムスイッチを省略している。ここでは、一例として、メモリセルMCが高抵抗状態をRH(4KΩ)、低抵抗状態をRL(2KΩ)とり、読み出し対象のメモリセルMC(以下、読み出しセルとする)はRH又はRLのいずれかの状態であり、参照セルはその中間の抵抗値(3KΩ)であるとする。読み出しセルがRLなら読み出し回路の出力DOUTはLowレベルとなり、読み出しセルがRHなら読み出し回路の出力DOUTはHighレベルとなる。
図7に示す従来の読み出し回路において、MOSトランジスタ101,102のゲートに印加されるクランプ電位VCLAMPが0.1Vであるとする。このとき、電流検出型のセンスアンプ103から読み出しセルに流れる電流(以下、リード電流とする)は、読み出しセルがRLの場合は50uAとなり、RHの場合は25uAとなる。一方、参照セルRCでは、RLの場合のリード電流とRHの場合のリード電流の中間値である35uAの電流(以下、リファレンス電流という)が流れる。
リファレンス電流の生成方法として、例えば、以下のような方法がある。
(方法1)RLをとるメモリ素子とRHをとるメモリ素子に電流を流し、これらの電流を足して2で割る。すなわち、図8に示すように、RLをとるメモリ素子とRHをとるメモリ素子とを並列に接続して、電流を流す。
(方法2)図9に示すように、RLとRHの中間になるようにゲート電位を調整したMOS線型抵抗を用いる。
特開2007−115320
しかし、上記(方法1)では、2つのメモリ素子が必要となり、しかも、これらをそれぞれRL、RHをとるように書き込む回路が必要となる。また、上記(方法2)では、ゲート電位を調整するための回路が別途必要となる。
そこで、本発明は、リファレンス電流を生成する参照セルを簡略化することができる記憶装置を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なるメモリ素子を有するメモリセルと、参照セルと、第1及び第2の入力ノードを有し、前記メモリセルと前記参照セルとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、前記メモリセルと前記第1のノードとの間に設けられ、前記第1のノードから前記メモリセルへ電流を流す第1MOSトランジスタと、前記参照セルと前記第2のノードとの間に設けられ、前記第2のノードから前記メモリセルへ電流を流す第2MOSトランジスタと、を備え、さらに、前記参照セルと前記第1ノードとの間に設けられ、前記第1のノードから前記参照セルへ電流を流す第3MOSトランジスタを設けた記憶装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なるメモリ素子を有するメモリセルと、参照セルと、第1及び第2の入力ノードを有し、前記メモリセルと前記参照セルとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、前記メモリセルと前記第1のノードとの間に設けられ、前記第1のノードから前記メモリセルへ電流を流す第1MOSトランジスタと、前記参照セルと前記第2のノードとの間に設けられ、前記第2のノードから前記メモリセルへ電流を流す第2MOSトランジスタと、を備え、さらに、前記メモリセルと前記第2のノードとの間に設けられ、前記第2のノードから前記メモリセルへ電流を流す第3MOSトランジスタを設けた記憶装置とした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記メモリセルは、抵抗変化素子と、前記抵抗変化素子への電流供給をオン・オフ制御するアクセストランジスタと、を備えたこととした。
本発明によれば、第1〜第3のトランジスタのトランジスタサイズを調整することで参照セルに流れるリファレンス電流の電流値を決定することができる。これにより、リファレンス電流の電流値を決定するための回路を別途形成する必要がないため、リファレンス電流を生成する参照セルを簡略化することができる。
本実施形態に係る記憶装置の全体構成を示す図である。 メモリセルアレイの構成を示す図である。 読み出し回路の動作を説明するための図である。 センスアンプの動作を説明するための図である。 記憶装置の全体構成を示す図である。 読み出しセル及び参照セルの出力波形を示す図である。 従来の読み出し回路の構成を示す図である。 他の従来の読み出し回路の構成を示す図。 他の従来の読み出し回路の構成を示す図。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.記憶装置の全体構成
2.読み出し回路の構成
3.読み出し回路の動作
4.他の読み出し回路の構成及び動作
[1.記憶装置の全体構成]
まず、本実施形態に係る記憶装置の全体構成について、図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る記憶装置の全体構成を示す図である。
本実施形態に係る記憶装置1は、半導体ウエハ上に形成される半導体記憶装置であり、図1に示すように、メモリセルアレイ10、BL書き込み回路11、SL書き込み回路12、読み出し回路13、WLデコーダ回路14、入出力回路15、制御回路16有している。
制御回路16は、入力されたアドレス信号や制御信号に基づいて、SL書き込み回路12、読み出し回路13、BL書き込み回路11、WLデコーダ回路14を制御し、メモリセルアレイ10へのデータの読み出しや書き込みを行うようにしている。読み出しのタイミングや書き込みタイミングは、制御信号とアドレス信号を受けた制御回路16によって発生する。
データ(情報)の読み出しは、制御回路16から出力されるアドレス信号と制御信号とによりWLデコーダ回路14、読み出し回路13が活性化し、メモリセルアレイ10内のメモリセルMCが活性化されることによって行われる。読み出し回路13によりメモリセルアレイ10から読み出されたデータは、入出力回路15から出力データDoutとして出力される。
一方、書き込みでは制御回路16から出力されるアドレス信号と制御信号とにより、入出力回路15、WLデコーダ回路14が活性化する。さらに、入出力回路15に入力された書き込情報である入力データDinに応じてBL書き込み回路11、SL書き込み回路12からメモリセルアレイ10内のメモリセルMCを活性化することによって、メモリセルMCに書き込みが行われる。制御回路16内には書き込み基準電位を発生する回路があり、書き込み時のビット線BLの電位、ソース線SLの電位をコントロールする。
メモリセルアレイ10は、複数のメモリセルMCを有しており、各メモリセルMCは、1つの抵抗変化素子Mと、この抵抗変化素子Mへの電流供給をオン・オフ制御する1つのアクセストランジスタATとを備えている。
抵抗変化素子Mは、トンネル磁気抵抗素子であり、ビットデータを強磁性体の磁化の向きとして記憶させる記憶層と、トンネル絶縁膜と、磁化の向きが固定された磁化固定層とを積層した構造を有している。この抵抗変化素子Mでは、抵抗変化素子Mに供給する電流の向きによって記憶層の磁化の向きを調整し、抵抗変化素子Mの抵抗値を変化させて“1”または“0”の1ビット分のデータを記憶させている。また、抵抗変化素子Mに記憶されたデータを読み出す場合には、抵抗変化素子Mに抵抗値を変化させない程度の電位を印加して抵抗変化素子Mに流れる電流を検出し、抵抗変化素子の抵抗値に応じた電流値の大小によって“1”または“0”のデータを読み出している。なお、メモリ素子は、データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なるメモリ素子であればよく、抵抗変化素子Mに限られない。例えば、スピン注入メモリであってもよい。
図1に示すように、抵抗変化素子Mの一方端にはビット線BLを接続するとともに、抵抗変化素子Mの他方端にはアクセストランジスタATを介してソース線SLを接続し、ビット線BLとソース線SLを介して抵抗変化素子Mに所定の電流を供給可能としている。
アクセストランジスタATはNMOSトランジスタであって、ゲートをワード線WLに接続しており、このワード線WLによってゲートに所定の電位を印加することによりオン状態として、抵抗変化素子Mへの電流供給を可能としている。
抵抗変化素子M及びアクセストランジスタATは、図1に示すように行列状に配置しており、列方向の素子配列に沿って、素子配列の左側にビット線BLを、素子配列の右側にソース線SLを素子配列ごと配設している。すなわち、各素子配列の上下に位置する抵抗変化素子M及びアクセストランジスタATは、ビット線BLとソース線SLを共用しており、左右に隣り合った列方向の素子配列の間には、ビット線BLとソース線SLを1本ずつ設けている。なお、ビット線BLとソース線SLの配置は、逆であってもよい。
また、記憶装置1では、行方向の素子配列に沿って、素子配列の上側にワード線WLを素子配列ごと配設して、左右に並んだアクセストランジスタATは、ワード線WLを共用している。説明の便宜上、ビット線BL、ソース線SL、及びワード線WLは直線状としているが、必ずしも直線状となっている必要はない。本実施形態では、図1に示すように、4つの列方向の素子配列を1ブロックとしているが、一例であり、5つ以上の列方向の素子配列を1ブロックとしてもよい。
ここで、メモリセルMCへのデータ書き込み動作と、メモリセルMCからのデータの読み出し動作とについて説明する。スタンバイ状態では、ワード線WL、ビット線BL、ソース線SLの電位はそれぞれGND(0V)である。なお、以下においては、書き込み対象のメモリセルを書き込みセルとし、読み出し対象のメモリセルを読み出しセルとする。また、ワード線WLは、その電位が所定電位VWLであるときにアクティブ状態となるとする。
メモリセルMCへのデータの書き込みは、図2を参照して説明する。書き込みセルMC−aへのデータの書き込みは、書き込みセルMC−aに接続されたワード線WL、ソース線SL、ビット線BLの電位をそれぞれ、高レベル電位VWL、GND、高レベル電位VBLとすることにより行う。これによりトンネル磁気抵抗素子である抵抗変化素子Mにビット線BLからソース線SLの方向へ磁化反転に十分な電流が流れる抵抗変化素子Mの状態が高抵抗状態(RH)から低抵抗状態(RL)に変化する。
また、メモリセルMCへの逆のデータの書き込みは、図2に示すように、書き込みセルMC−bが接続されたワード線WL、ソース線SL、ビット線BLの電位をそれぞれ、高レベル電位VWL、GND、高レベル電位VSLとすることによって行う。これにより、抵抗変化素子Mにソース線からビット線に磁化反転に十分な電流が流れて、抵抗変化素子Mの状態が低抵抗状態(RL)から高抵抗状態(RH)に変化する。
その他の非選択のメモリセルMCには書き込みは行われない。非選択のメモリセルMCとは、例えば、図2に示すメモリセルMC−cやメモリセルMC−dなどである。メモリセルMC−cなどは、電位がGNDとなっているワード線WLにゲートが接続されており、その抵抗変化素子Mには電流が流れず、メモリセルMCへの書き込みは行われない。また、メモリセルMC−dなどは、電位がVWLとなっているワード線WLにゲートが接続されているが、接続されているビット線BLとソース線SLが共にGNDとなっており、同様に抵抗変化素子Mには電流が流れず、メモリセルMCへの書き込みは行われない。
一方、メモリセルMCからのデータの読み出しは、読み出しセルのワード線WLをアクティブにし、ソース線SL又はビット線BLに、磁化反転に必要な電流より以下、すなわち書き込み動作を行わない微小電位、例えば0.1Vといった微小電位を印加して行う。そして、抵抗変化素子Mに流れる電流を読み出し回路13の後述するセンスアンプ20により、抵抗値の状態を判別する。
[2.読み出し回路の構成]
ここで、読み出し回路13について図3を参照して具体的に説明する。図3は本実施形態に係る記憶装置1に係る読み出し回路13の動作を説明するための図である。
読み出し回路13は、センスアンプ20、第1MOSトランジスタ21、第2MOSトランジスタ22、第3MOSトランジスタ23、オペアンプ24,25を備えている。
センスアンプ20は、読み出しセルMCと参照セルRCに電流を供給して、読み出しセルMCに流れる電流の大きさと参照セルRCに流れる電流の大きさとを比較し、その比較結果に応じた信号を読み出しデータとして出力する。
第1MOSトランジスタ21は、ビット線BLの電位を所定の電位VCLAMPにクランプするNMOSトランジスタである。この第1MOSトランジスタ21は、ゲートにオペアンプ24の出力ノードが接続され、ソースにオペアンプ24の一方の入力ノードが接続され、ドレインにはセンスアンプ20の第1のノードN1が接続されている。オペアンプ24の他方の入力ノードには、微少なクランプ電位VCLAMPが入力されて、これによりビット線BLが電位VCLAMPでクランプされ、読み出しメモリセルMCからのデータ読み出し時にメモリセルMCに印加される電位が微少な電位に制限される。
第2MOSトランジスタ22は、参照用ビット線BLBの電位を所定の電位VCLAMPにクランプするNMOSトランジスタである。この第2MOSトランジスタ22は、ゲートにオペアンプ25の出力ノードが接続され、ソースにオペアンプ25の一方の入力ノードが接続され、ドレインにはセンスアンプ20の第2のノードN2が接続されている。オペアンプ25の他方の入力ノードには、微少なクランプ電位VCLAMPが入力されて、これにより参照用ビット線BLBの電位がクランプされ、参照セルRCからのデータ読み出し時にメモリセルMCに印加される電位が微少な電位に制限される。
第3MOSトランジスタ23は、第2MOSトランジスタ22に加え、参照セルRCに電流を流すために設けられている。具体的には、後述するが、この第3MOSトランジスタ23により、リファレンス電流を生成する参照セルの簡略化することができる。この第3MOSトランジスタ23は、ソースにオペアンプ25の一方の入力ノードが接続され、ドレインにはセンスアンプ20の第1のノードN1が接続されている。そして、この第3MOSトランジスタ23は、第2MOSトランジスタ22と同様に参照用ビット線BLBの電位をクランプ電位VCLAMPでクランプするように、ゲートにオペアンプ25の出力ノードが接続される。
メモリセルMCや参照セルRCは、センスアンプ20に接続するためのカラムスイッチ31を介して接続される。そして、データ読み出し時には、読み出しメモリセルMCのビット線BLに接続されたカラムスイッチ31と参照セルRCに接続された参照用ビット線BLBに接続されたカラムスイッチがオン状態となる。そのため、センスアンプ20の第1のノードN1に読み出しメモリセルMCがカラムスイッチ31を介して接続され、センスアンプ20の第2のノードN2に参照セルRCがカラムスイッチ31を介して接続される。このとき、読み出しメモリセルMCが接続されたソース線SLは、制御スイッチ32によりグランドに接続される。
センスアンプ20は、PMOSトランジスタ41〜45、NAND回路46,47により構成される。このセンスアンプ20は、センス制御信号SENSEにより制御される。センス制御信号SENSEが電源電位VDDである場合には、PMOSトランジスタ41〜43がオン状態となり、第1及び第2のノードN1,N2が電源電位VDDとなり、PMOSトランジスタ44,45からなるラッチ回路40がオフ状態となる。一方、センス制御信号SENSEが電源電位VDDからグランド電位GNDになると、PMOSトランジスタ41〜43がオン状態となり、第1及び第2のノードN1,N2が電源電位VDDとなり、PMOSトランジスタ44,45からなるラッチ回路40がオン状態に移行する。センスアンプ20のラッチ回路がオン状態に移行すると、第1のノードN1と第2のノードN2のうち一方のノードが電源電位VDDに移行し、他のノードがグランド電位GNDとなる。ラッチ回路40でラッチされた第1のノードN1と第2のノードN2の電位との電位差は、NAND回路46,47により後段のロジック回路の電位レベルに変換され、出力電位VOUTとして出力される。
このセンスアンプ20の構成を図3を参照して具体的に説明する。PMOSトランジスタ41,42は、ソースに電源が接続され、ゲートにセンス制御信号SENSEが印加される。PMOSトランジスタ41のドレインには第1のノードN1が接続され、PMOSトランジスタ42のドレインには第2のノードN2が接続されている。PMOSトランジスタ43は、ソースにPMOSトランジスタ42のドレインが接続され、ドレインにPMOSトランジスタ41のドレインが接続され、ゲートには、センス制御信号SENSEが印加される。このMOSトランジスタ43は、オン状態において第1のノードN1と第2のノードN2とが同一電位になるようにしている。
上述したように、PMOSトランジスタ44,45によりラッチ回路40が構成される。MOSトランジスタ44は、ソースに電源電位VDDの電源が接続され、ドレインに第1のノードN1及びPMOSトランジスタ45のゲートが接続され、ゲートにPMOSトランジスタ45のゲートが接続されている。また、PMOSトランジスタ45は、ソースに電源電位VDDの電源が接続され、ドレインに第2のノードN2及びPMOSトランジスタ44のゲートが接続され、ゲートにPMOSトランジスタ44のドレインが接続されている。センス制御信号SENSEがグランド電位GNDであるきは、PMOSトランジスタ41〜43がオン状態となり、第1のノードN1及び第2のノードN2は電源電位VDDに保持され、ラッチ回路40は非動作状態となる。一方、センス制御信号SENSEが電源電位VDDであるときには、PMOSトランジスタ41〜43がオフ状態となり、ラッチ回路40は動作状態となる。ラッチ回路40は動作状態となると、リード電流I2aの電流値とリファレンス電流I1bの電流値に応じた出力を行う。リード電流I2aの電流値がリファレンス電流I1bよりも大きい場合、すなわち、読み出しセルがRLの場合には、第1のノードN1の電位が第2のノードN2の電位よりも小さくなる。一方、リード電流I2aの電流値がリファレンス電流I1bよりも小さい場合、すなわち、読み出しセルがRHの場合には、第1のノードN1の電位が第2のノードN2の電位よりも大きくなる。
また、上述したように、NAND回路46,47は電位変換に用いられる。NAND回路46は、一方の入力ノードにPMOSトランジスタ44のドレインが接続され、他方の入力ノードにNAND回路47の入力ノードが接続されている。また、NAND回路47は、一方の入力ノードにPMOSトランジスタ45のドレインが接続され、他方の入力ノードにNAND回路46の入力ノードが接続され、そして、NAND回路47の出力は出力ノードから出力DOUTとして出力されるようになっている。
[3.読み出し回路の動作]
以上のように構成されたセンスアンプ20の動作について図4,5を参照して具体的に説明する。なお、図4では、制御スイッチ32によりソース線SLとグランドとが接続され、カラムスイッチ31により第1のノードN1とビット線BLとが接続されたときの状態を示している。
読み出し回路13では、読み出し動作を行う前は、センス制御信号SENSEとしてグラインド電位が印加され、カラムスイッチ31及び制御スイッチ32がオフされた状態となっている。このとき、ラッチ回路40は非動作状態となっており、第1のノードN1と第2のノードN2は、電源電位(ここでは、1.8V)となっている(図5中、t1参照)。
次に、読み出し動作を開始すると、図5中、t2に示すように、読み出し回路13では、カラムスイッチ31及び制御スイッチ32をオン状態にされる。このとき、第1のノードN1と第2のノードN2は、共に電源電位であり、ラッチ回路40は非動作状態である。
次に、図5中、t3に示すように、センス制御信号SENSEを印加せずに、PMOSトランジスタ41,42をオフ状態にすると、第1及び第2のノードN1,N2の電位は下がり始める。そして、第1及び第2のノードN1,N2のいずれかの電位が所定の閾値以下になると、所定の閾値以下となっていないノードの電位を上げるようにラッチ回路40が動作する。例えば、リード電流I2aの電流値がリファレンス電流I1bよりも大きい場合には、第1のノードN1の電位が第2のノードN2の電位よりも小さくなる。そして、最終的には、第1のノードN1から出力される出力OUTの値が電源電圧VDDとなり、第2のノードN2から出力される出力OUTBの値がグランド電位GNDとなる(図5中、t4参照)。一方、リード電流I2aの電流値がリファレンス電流I1bよりも小さい場合には、第1のノードN1の電位が第2のノードN2の電位よりも大きくなる。も大きい場合には、第1のノードN1の電位が第2のノードN2の電位よりも小さくなる。そして、最終的には、第1のノードN1から出力される出力OUTがグランド電位GNDとなり、第2のノードN2から出力される出力OUTBが電源電圧VDDとなる。なお、リード電流I2a及びリファレンス電流I1bの電流値は後で詳細に説明する。
次に、NAND回路46,47において、出力OUTと出力OUTBの電位差を、後段のロジック回路に対応する電位差に増幅し、出力OUTの出力レベルがHighレベルかLowレベルかを判定し、読み出しセルに書き込まれたデータが “1”か“0”か判別する。例えば、出力OUTの値が出力OUTBの値よりも大きい場合には、出力OUTの出力レベルがHighレベルと判定し、選択された読み出しセルに書き込まれたデータが “1”であると判定する。一方、出力OUTの値が出力OUTBの値よりも小さい場合には、出力OUTの出力レベルがLowレベルと判定し、選択された読み出しセルに書き込まれたデータが “0”であると判定する。このようにして“1”か“0”か判別されたデータは、NAND回路47の出力ノードから出力DOUTとして出力される。
以下、リード電流Ia2の電流値及びリファレンス電流I1bの電流値ついて具体的に説明する。
図4に示す読み出し回路13では、回路内に流れる電流I1,I1a,I1b,I2,I2aを以下の式で表すことができる。なお、読み出し回路13では、第1MOSトランジスタ21のトランジスタサイズをWc、第2MOSトランジスタ22のトランジスタサイズをWb、第3MOSトランジスタ23のトランジスタサイズをWaとし、Wa+Wb=Wcであることを前提としている。また、 I1=VCLAMP/RL
I1=I1a+I1b
I1a=I1×Wa/(Wa+Wb)
I1b=I1×Wb/(Wa+Wb)
I2=VCLAMP/RL 又は I2=VCLAMP/RH
I2a=I2+I1a
ここで、抵抗変化素子Mが高抵抗状態をRH(4KΩ)、低抵抗状態をRL(2KΩ)とし、読み出しメモリセルMCはRH又はRLのいずれかの状態であるとする。また、参照セルの抵抗変化素子Mは、低抵抗状態をRL(2KΩ)に設定されているとする。また、クランプ電位VCLAMPは0.1Vとする。さらに、第1〜第3MOSトランジスタ21〜23のトランジスタサイズは、Wa:Wb:Wc=1:7:8とする。
この場合、
I2a(RH)= 56μA
I2a(RL)= 31μA
I1b = 44μA
となる。
このように、リファレンス電流I1bの電流値は、RHとRLの中間の電流値とすることができる。すなわち、第1〜第3トランジスタ21〜23のトランジスタサイズを調整することでリファレンス電流I1bの電流値を決定することができる。
従って、参照セルの抵抗値がRLの状態でも、Wa:Wb:Wcの割合を調整することでラッチ回路から流す電流値を決定することが可能となり、参照セルRCをRLをとる素子のみで構成しても、読み出し回路を構成できる。
このように本実施形態に係る記憶装置1では、第1及び第2の入力ノードN1,N2を有し、メモリセルMCと参照セルRCとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプ20と、第1及び第2MOSトランジスタ21,22とを有している。第1MOSトランジスタ21は、メモリセルMCと第1のノードN1との間に設けられ、第1のノードN1からメモリセルMCへ電流を流す。また、第2MOSトランジスタ22は、参照セルRCと第2のノードN2との間に設けられ、第2のノードN2からメモリセルMCへ電流を流す。さらに、本実施形態に係る記憶装置1では、参照セルRCと第1のノードN1との間に設けられ、第1のノードN1から参照セルRCへ電流を流す第3MOSトランジスタ23を有している。そして、第1〜第3MOSトランジスタ21〜23のトランジスタサイズを調整することで、参照セルRCへ所望の電流値のリファレンス電流I1bを流すことができ、例えば、RLおよびRHリードの際の読み出しセル側電流の中間にすることができる。従って、参照セルがRLをとる素子のみでよく、読み出し回路を構成でき、従来必要とされていた、RLおよびRHの両方の書き込み回路や、ゲート電位を調整する回路が不要となる。
[4.他の読み出し回路の構成及び動作]
次に、他の読み出し回路13Aについて図6を参照して具体的に説明する。この読み出し回路13Aは、RH状態の参照セルに流れる電流をリファレンス電流I1a’として用いるための回路である。図6は本実施形態に係る他の読み出し回路13Aの動作を説明するための図である。
読み出し回路13Aは、上述した読み出し回路13と基本構成は同様であるが、第3MOSトランジスタ23に代わり、第3MOSトランジスタ23Aを備える点で異なる。これにより、RHをとる参照セルに流れる電流をリファレンス電流I1a’として用いることができる。なお、読み出し回路13と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。また、読み出し回路13Aの基本的な動作は、読み出し回路13と同様であるため説明を省略する。
第3MOSトランジスタ23Aは、第1MOSトランジスタ21に加え、メモリセルMCに電流を流すために設けられている。具体的には、この第3MOSトランジスタ23Aにより、リファレンス電流I1a’を生成する参照セルの簡略化することができる。この第3MOSトランジスタ23Aは、ソースにオペアンプ24の一方の入力ノードが接続され、ドレインにはセンスアンプ20の第2のノードN2が接続されている。そして、この第3MOSトランジスタ23Aは、第1MOSトランジスタ21と同様にビット線BLの電位をクランプするように、ゲートにオペアンプ24の出力ノードが接続される。
図6に示す読み出し回路13Aでは、回路内に流れる電流I1’,I1a’,I1b’,I2’,I2a’を以下の式で表すことができる。なお、読み出し回路13Aでは、第1MOSトランジスタ21のトランジスタサイズをWb、第2MOSトランジスタ22のトランジスタサイズをWc、第3MOSトランジスタ23AのトランジスタサイズをWaとし、Wa+Wb=Wcであることを前提としている。
I1’=VCLAMP/RH
I1a’=I1’+I2a’
I2’=VCLAMP/RL 又は I2’=VCLAMP/RH
I2’=I2b’+I2a’
I2a’=I2’×Wa/(Wa+Wb)
I2b’=I2’×Wb/(Wa+Wb)
ここで、抵抗変化素子Mが高抵抗状態をRH(4KΩ)、低抵抗状態をRL(2KΩ)とし、読み出しメモリセルMCはRH又はRLのいずれかの状態であるとする。また、参照セルの抵抗変化素子Mは、低抵抗状態をRL(2KΩ)に設定されているとする。また、クランプ電位VCLAMPは0.1Vとする。さらに、第1〜第3MOSトランジスタ21〜23のトランジスタサイズは、Wa:Wb:Wc=1:7:8とする。
この場合、
I1a’ = 31μA
I2b’(RH)= 43μA
I2b’(RL)= 21μA
となる。
従って、参照セルの抵抗値がRHの状態でも、Wa:Wb:Wcの割合を調整することでラッチ回路40から流す電流値を決定することが可能となり、参照セルRCをRHをとる素子のみで構成しても、読み出し回路を構成できる。
このように本変形例に係る記憶装置では、第1及び第2の入力ノードN1,N2を有し、メモリセルMCと参照セルRCとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプ20と、第1及び第2MOSトランジスタ21,22とを有している。第1MOSトランジスタ21は、メモリセルMCと第1のノードN1との間に設けられ、第1のノードN1からメモリセルMCへ電流を流す。また、第2MOSトランジスタ22は、参照セルRCと第2のノードN2との間に設けられ、第2のノードN2からメモリセルMCへ電流を流す。メモリセルMCと第2のノードN2との間に設けられ、この第2のノードN2からメモリセルMCへ電流を流す第3MOSトランジスタ23Aを有しており、これにより、第1〜3MOSトランジスタ21〜23のトランジスタサイズを調整することで、RHの参照セルRCへ所望の電流値のリファレンス電流I1a’を流すことができ、例えば、RLおよびRHリードの際の読み出しセル側電流の中間にすることができる。従って、参照セルがRHの素子のみの使用で、読み出し回路を構成でき、従来技術では必要とされていた、RLおよびRHの両方の書き込み回路や、ゲート電位を調整する回路が不要となる。
1 記憶装置
20 センスアンプ
21 第1MOSトランジスタ
22 第2MOSトランジスタ
23,23A 第3MOSトランジスタ
M 抵抗変化素子
MC メモリセル
N1 第1のノード
N2 第2のノード
RC 参照セル

Claims (3)

  1. データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なるメモリ素子を有するメモリセルと、
    参照セルと、
    第1及び第2の入力ノードを有し、前記メモリセルと前記参照セルとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、
    前記メモリセルと前記第1のノードとの間に設けられ、前記第1のノードから前記メモリセルへ電流を流す第1MOSトランジスタと、
    前記参照セルと前記第2のノードとの間に設けられ、前記第2のノードから前記メモリセルへ電流を流す第2MOSトランジスタと、を備え、
    さらに、前記参照セルと前記第1ノードとの間に設けられ、前記第1のノードから前記参照セルへ電流を流す第3MOSトランジスタを設けた記憶装置。
  2. データの書き込み時と消去時とで抵抗値が異なるメモリ素子を有するメモリセルと、
    参照セルと、
    第1及び第2の入力ノードを有し、前記メモリセルと前記参照セルとにそれぞれ流れる電流の大きさを比較するセンスアンプと、
    前記メモリセルと前記第1のノードとの間に設けられ、前記第1のノードから前記メモリセルへ電流を流す第1MOSトランジスタと、
    前記参照セルと前記第2のノードとの間に設けられ、前記第2のノードから前記メモリセルへ電流を流す第2MOSトランジスタと、を備え、
    さらに、前記メモリセルと前記第2のノードとの間に設けられ、前記第2のノードから前記メモリセルへ電流を流す第3MOSトランジスタを設けた記憶装置。
  3. 前記メモリセルは、抵抗変化素子と、前記抵抗変化素子への電流供給をオン・オフ制御するアクセストランジスタと、を備えた請求項1または請求項2に記載の記憶装置。
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