JP2010069863A - 綴じ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で用紙を綴じることができ、変形などの問題を防止する綴じ具を提供する。
【解決手段】綴じ具10は、ベース部材12と、長手方向の両端に形成された軸部60,62で前記ベース部材に回転可能に支持されるムーブメント14と、ベース部材の第1の綴じ片22,24と、閉じることによりリング状部を形成するの第2の綴じ片26,28とを含み、ムーブメントは、ベース部材の長さ方向に相対移動し且つ幅方向に回転するようにベース部材に固定され、第1の綴じ片と第2の綴じ片を閉じたときに係合する先端の第1係合部92,94及び第2係合部96,98は、上下重ね合わせることにより係合するように構成され、ムーブメントを係合させることに対応して、ムーブメントの長さ方向の移動を停止させる第1固定部92a,94a,96a,98a,96b,98bと、ムーブメントの回転を規制する第2固定部92a,94a,96a,98aを持つ。
【選択図】図1

Description

この発明は、綴じ具に関し、特にたとえば、綴じ孔を有する用紙を綴じるためのリング状部を有する綴じ具に関する。
図24は、従来の綴じ具の一例を示す図解図である。綴じ具P1は、樹脂材料などで形成された固定側部材P2および可動側部材P3とで構成される。固定側部材P2は、図25に示す固定プレートP4と、図26に示すベースプレートP5とを組み合わせることによって形成される。固定プレートP4は、長手方向の4箇所から上方に向けて、略L字状の固定側綴じ桿P6aが形成される。また、固定プレートP4の長手方向の両端側に、可動側部材P3を回転可能に軸支するためのピンの保持穴P7aを有する支持部P7が形成される。これらの支持部P7は、固定プレートP4の幅方向の一端側に形成される。
ベースプレートP5には、その幅方向の一端側に、複数の連結用軸受P8が形成される。そして、固定プレートP4とベースプレートP5とを組み合わせることにより、固定プレートP4の支持部P7とベースプレートP5の連結用軸受P8とが、一直線状に配置される。
固定プレートP4とベースプレートP5との間には、図28に示すスライダP9が配置される。スライダP9は、組み合わされた固定プレートP4とベースプレートP5との間において、その長手方向にスライド可能に配置され、ばねなどによって長手方向の一方側に付勢される。スライダP9の幅方向の一端側には、可動側部材P3を固定するための突条部P10が形成される。
可動側部材P3は、図27に示すように、回転プレートP11を含み、その一方面の4箇所から上方に向けて、略L字状の可動側綴じ桿P6bが形成される。また、回転プレートP11の他方面側には、複数の軸受部P12が形成される。これらの軸受部P12は、回転プレートP11の幅方向の一端側において、一直線状に配置される。さらに、回転プレートP11の他方面側には、図24(B)に示すように、スライダP9の突条部P10に係合する突条部P13が形成される。
可動側部材P3は、固定側部材P2の幅方向の一端側に配置される。このとき、固定プレートP4の支持部P7とベースプレートP5の連結用軸受P8と可動側部材P3の軸受部P12とが一直線状に配置され、これらにピンを通すことにより、可動側部材P3は回転可能に固定側部材P2に支持される。このとき、ばねなどによって、可動側部材P3の回転プレートP11が開くような向きに付勢される。
この綴じ具P1では、回転プレートP11を回転させて、固定側部材P2の固定プレートP4と可動側部材P3の回転プレートP11とが1つの平面となるように配置することにより、図24(C)に示すように、固定側綴じ桿P6aと可動側綴じ桿P6bとでリング状部が形成される。このリング状部に、穿孔された用紙が綴じ込まれる。このとき、スライダP9の突条部P10と可動側部材P3の突条部P13とが係合して、可動側部材P3が固定される。そして、スライダP9をスライドさせることにより、突条部P10,P13の係合が外れて、ばねなどの付勢力により可動側部材P3が回転し、固定側綴じ桿P6aと可動側綴じ桿P6bとが分離される(特許文献1参照)。
また、一対の略円弧状の綴リング片の先端の係合部分を上下において重ね合わせる構造のリング式綴具がある(特許文献2参照)。
特開平8−310176号公報 実開平1−108788号公報
しかしながら、このような特許文献1の綴じ具は、複数の部材に多数の軸受部を形成してピンを通す必要があり、複雑な構造を有しており、製造が困難である。用紙を綴じるという目的を達成するためには、もっと簡単な構成とすることも可能であるが、簡単な構成とした場合、用紙の重さや用紙を引っ張ったときの力などにより、綴じ具を構成する部材の変形などが問題となる場合がある。
また、特許文献2の綴具は、一方の綴リング片と他方の綴リング片とを開閉するときにおいては、一方の綴リング片と他方の綴リング片とを撓ませて突起を孔に嵌入させたり脱嵌させたりしなければならない。
すなわち、一方の綴リング片と他方の綴リング片との弾力性を利用して無理に突起を孔に嵌入させたり脱嵌させたりするように構成されており、一方の綴リング片と他方の綴リング片とに綴じた用箋等の重みや外力によって、不用意に一方の綴リング片と他方の綴リング片とが開いてしまうおそれがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単な構成で用紙を綴じることができ、かつ簡単な構成であるにもかかわらず変形などの問題を防止することができる綴じ具を提供することである。
この発明は、ベース部材と、前記ベース部材の一方面上に延びる第1の綴じ片と、長手方向の両端に形成される軸部を有し、前記軸部で前記ベース部材に回転可能に支持されるムーブメントと、前記ムーブメントの一方面上に延びるように形成され、前記第1の綴じ片と対向して閉じることによりリング状部を形成する第2の綴じ片とを含み、前記ムーブメントは、ベース部材の長さ方向に相対移動し且つベース部材の幅方向に回転するようにベース部材に固定され、前記第1の綴じ片と第2の綴じ片を閉じたときに係合する先端の第1係合部及び第2係合部は、上下重ね合わせることにより係合するように構成され、第1係合部又は第2係合部は、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合を解除させることに対応してムーブメントの移動する側が開放され、且つ、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合させることに対応して、ムーブメントのベース部材の長さ方向に移動を停止させるための第1固定部が形成されるとともに、ムーブメントを長さ方向に移動して、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合を解除させることに対応して、ムーブメントの回転する側を開放し、且つ、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合させることに対応してムーブメントの回転を規制するように形成された第2固定部が形成された、綴じ具である。
この発明によれば、ベース部材と、前記ベース部材の一方面上に延びる第1の綴じ片と、長手方向の両端に形成される軸部を有し、前記軸部で前記ベース部材に回転可能に支持されるムーブメントと、前記ムーブメントの一方面上に延びるように形成され、前記第1の綴じ片と対向して閉じることによりリング状部を形成する第2の綴じ片とを含み、前記ムーブメントは、ベース部材の長さ方向に相対移動し且つベース部材の幅方向に回転するようにベース部材に固定され、前記第1の綴じ片と第2の綴じ片を閉じたときに係合する先端の第1係合部及び第2係合部は、上下重ね合わせることにより係合するように構成され、第1係合部又は第2係合部は、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合を解除させることに対応してムーブメントの移動する側が開放され、且つ、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合させることに対応して、ムーブメントのベース部材の長さ方向に移動を停止させるための第1固定部が形成されるとともに、ムーブメントを長さ方向に移動して、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合を解除させることに対応して、ムーブメントの回転する側を開放し、且つ、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合させることに対応してムーブメントの回転を規制するように形成された第2固定部が形成されているので、簡単な構成で用紙を綴じることができ、かつ簡単な構成であるにもかかわらず変形などの問題を防止することができる綴じ具を提供することができる。
そして、ムーブメントは、ベース部材の長さ方向に相対移動し且つベース部材の幅方向に回転するようにベース部材に固定され、第1の綴じ片と第2の綴じ片を閉じたときに係合する先端の第1係合部及び第2係合部は、上下重ね合わせることにより係合するように構成され、第1係合部又は第2係合部は、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合を解除させることに対応してムーブメントの移動する側が開放され、且つ、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合させることに対応して、ムーブメントのベース部材の長さ方向に移動を停止させるための第1固定部が形成されるとともに、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合を解除させることに対応してムーブメントの回転する側を開放し、且つ、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合させることに対応してムーブメントの回転を規制するように形成された第2固定部が形成されているので、ムーブメントの移動及び回転により円滑に綴じ片を開閉することができる。しかも、綴じ片を閉じているときは、第1係合部及び第2係合部を確実に係合させれば、不用意に開くことはない。
請求項2の発明によれば、第1固定部及び第2固定部は、ムーブメントの長さ方向への移動及び幅方向への回転を規制するための、第1の綴じ片及び第2の綴じ片の凸部及び凹部によって構成されているので、ムーブメントの移動及び回転により円滑に綴じ片を開閉することができる。しかも、綴じ片を閉じているときは、凸部を凹部に嵌合させることにより、確実にムーブメントの移動を停止させ、綴じ片が不用意に開くことはない。
請求項3の発明によれば、第1固定部は、第1の綴じ片及び/又は第2の綴じ片に形成された接合部によって構成されているので、ムーブメントの移動及び回転により円滑に綴じ片を開閉することができる。しかも、綴じ片を閉じているときは、確実にムーブメントの移動を停止させ、綴じ片が不用意に開くことはない。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明にかかる実施の形態である2穴O型リング綴具について説明する。
図1は、本発明にかかる一実施の形態である綴じ具の一例を示す斜視図解図である。図2は、ベース部材の斜視図解図である。図3は、図2図示ベース部材の断面図解図であり、(A)は、図2A−A断面図解図であり、(B)は、図2B−B断面図解図であり、(C)は、図2C−C断面図解図であり、(D)は、図2D−D断面図解図である。図4は、ムーブメントの斜視図解図である。図5は、図4図示ムーブメントの断面図解図であり、(A)は、図4A−A断面図解図であり、(B)は、図4B−B断面図解図であり、(C)は、図4C−C断面図解図であり、(D)は、図4D−D断面図解図である。図6は、閉じた状態におけるベース部材とムーブメントを示す斜視図解図である。図7は、閉じた状態におけるベース部材とムーブメントを示す裏面側斜視図解図である。図8は、ムーブメントのスライド開始状態におけるベース部材とムーブメントを示す斜視図解図である。図9は、ムーブメントのスライド開始状態におけるベース部材とムーブメントを示す裏面側斜視図解図である。図10は、綴じ環を開いた状態におけるムーブメントのスライド開始状態におけるベース部材とムーブメントを示す斜視図解図である。図11は、綴じ環を開いた状態における裏面側斜視図解図である。図12は、作動状態を示す図6A−A断面図解図である。
綴じ具10は、ファイル・バインダ類の表紙、特に裏表紙に固定して用いられるに適するリング開閉型綴じ具であり、この綴じ具10が固定されるファイル・バインダ類の表紙1010は、表表紙1012と、裏表紙1014と、前記表表紙1012と裏表紙1014との間において表表紙1012及び裏表紙1014に開閉自在に連設する背表紙1016とを備える。表表紙1012及び裏表紙1014は、背表紙1016寄りに開閉用の表側ヒンジ部1018及び裏側ヒンジ部1020を備える。
綴じ具10は、裏表紙1014の内面に固定されるベース部材12と、該ベース部材12の背表紙1016側の端縁に回転可能に支持されるムーブメント14とを備える。
綴じ具10は、円環状の綴杆を構成する一対のリング状部を閉じたとき略Oの字のリング状になる、向こう側の第1の綴じ環16及び前記第1の綴じ環16と対になる手前側の第2の綴じ環18とを備え、ABS樹脂等の合成樹脂で一体成形してなる。
この実施の形態においては、ベース部材12の長さ方向にムーブメント14をスライド移動させて、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の閉じた状態を解除させるとともにムーブメント14をベース部材12の幅方向に回転させて、第2の綴じ環18を構成する第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28を、第1の綴じ環16を構成する第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24から離間する方向すなわちベース部材12の幅方向に回転させることにより、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18を開くことができる。
ベース部材12は、表紙1010の高さ方向にのびる長さ方向と、表紙1010の幅方向にのびる幅方向とを有し、長さ方向における長さが幅方向における長さより長い平面視略長方形状であり、幅方向における一方側端、この実施の形態においては、左端縁にムーブメント14を固定するための平面視略コ字型の受部20を備え、該受部20に、ムーブメント14が回転可能に支持され、ムーブメント14は、ベース部材12の長さ方向にスライド移動可能に固定されている。
ベース部材12は、その一方面上、すなわち表紙に固定される面とは反対側の上面に、上方にのびる略半円環状のリング状部が突設され、該リング状部は、第1の綴じ環16を構成する向こう側の第1の綴じ片22と、第2の綴じ環18を構成する手前側の第1の綴じ片24とを有する。
ムーブメント14は、その一方面上、すなわち表紙に固定される面とは反対側の上面に、上方にのびる略半円環状のリング状部が突設され、該リング状部は、第1の綴じ環16を構成する向こう側の第2の綴じ片26と、第2の綴じ環18を構成する手前側の第2の綴じ片28とを有する。
ベース部材12は、前記ムーブメント14の後述する軸部60,62が挿入される向こう側の第1の挿入溝30及び手前側の第2の挿入溝32を有し、前記ムーブメント14がベース部材12の長さ方向にスライド移動可能で且つ向こう側の第1の軸部60及び手前側の第2の軸部62を中心にして回転可能となるように、前記ムーブメント14の軸部60,62を支持する2つの軸受部、すなわち向こう側の第1の軸受部34及び手前側の第2の軸受部36が長さ方向において上下に分かれて形成され、受部20を構成している。
前記第1の綴じ片22,24と前記第2の綴じ片26,28とが閉じて前記リング状部が形成されたときのベース部材12の前記挿入溝30,32の断面形状は、円形の一部を削除した形状でかつ円形の半分以上を残した形状であり、前記挿入溝30,32の断面形状の円形を削除した部分は、前記第1の綴じ片22,24を形成した面たる上面に相対する位置、すなわち表紙1010に固定される面側に配置される。
この実施の形態においては、向こう側において長さ方向にのび、挿入溝32は、手前側において長さ方向にのびており、挿入溝30及び32は、表紙1010に固定される側である下部において開口した、切割部30a及び切割部32aが形成され、且つ、該切割部30a及び32aから挿入溝30及び32に嵌装された軸部60及び62が抜け出ることを防止するための突縁30b及び突縁30c、突縁32b及び突縁32cが形成されている。すなわち、挿入溝30の突縁30b及び突縁30cは、切割部30aに向けて突き出てその間に切割部30aを形成し、また、挿入溝32の突縁32b及び突縁32cは、切割部32aに向けて突き出てその間に切割部32aを形成している。
ムーブメント14は、長手方向の両端に形成される向こう側の第1の軸部60及び手前側の第2の軸部62を有し、前記軸部60,62をベース部材12の挿入溝30及び32に嵌装して前記ベース部材12に回転可能に支持され、前記第1の綴じ片と前記第2の綴じ片とが対向して閉じることによりリング状部が形成されたときの前記軸部60,62の断面形状は、円形の一部を削除した形状でかつ円形の半分以上を残した形状である。
軸部60,62は、第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28がのびる方向(上方向)において短い径を有し、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開閉方向すなわち第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28の回転方向において長い径を有する。
ベース部材12は、第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24が形成された薄い第1のベース本体38aと、第1のベース本体38aの右側に続いて連設されて軸受部34及び36が形成されたやや厚い第2のベース本体38bとを備え、表紙1010に固定される面である裏面は平坦な面を形成されている。
前記ベース部材12および前記ムーブメント14は、一方に形成される凸状部、および、他方に形成される凹状部を含み、前記第1の綴じ片22,24と前記第2の綴じ片26,28とが対向して閉じることにより前記リング状部が形成されたときに、前記凸状部と前記凹状部とが嵌合するように形成されている。
この実施の形態においては、ベース部材12は、第2のベース本体38bにおいて長さ方向における向こう側に形成された第1の凹状部40と、第2のベース本体38bにおいて長さ方向における手前側に形成された第2の凹状部42とを備える。
第1の凹状部40は、第1の綴じ環16の開閉方向に対して交差する方向にのび、第1の綴じ環16を構成する向こう側の第1の綴じ片22の基部の左側において、ベース部材12の長さ方向にのびる係止条40aを備える。
第2の凹状部42は、第1の綴じ環16の開閉方向に対して交差する方向にのび、第1の綴じ環16を構成する手前側の第1の綴じ片24の基部の左側において、ベース部材12の長さ方向にのびる係止壁42aを備える。
ムーブメント14は、長さ方向において向こう側に、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が閉じたときに、ベース部材12の第1の凹状部40と嵌合する第1の凸状部64を形成され、且つ長さ方向において手前側に、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が閉じたときに、ベース部材12の第2の凹状部42と嵌合する第2の凸状部66を形成されている。
リング状部が形成されたときに、ベース部材12およびムーブメント14に形成された凸条部と凹条部とが嵌合されるような構成とすることにより、ムーブメント14がベース部材12に強固に支持され、ムーブメント14の変形が防止される。
第2の凸状部66及び第2の凹状部42は、ムーブメント14をベース部材12の長さ方向に移動させて係合させることに対応して、ムーブメント14の前記移動する側とは反対側にムーブメント14がベース部材12の長さ方向への移動を停止させるための第1固定部を構成するとともに、ムーブメント14をベース部材12の幅方向に回転させて第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24と第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28とを係合させることに対応して、ムーブメント14の回転を規制するように形成された第2固定部を構成する。
そして、第2の凹状部42は、ムーブメント14をベース部材12の長さ方向に移動させて係合を解除させることに対応して、向こう側が開放されており、ムーブメント14をベース部材12の幅方向に回転させて、第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24と第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28との係合を解除させることに対応して、第2の凸状部66が第2の凹状部42に係止されることなく円滑に幅方向に移動するように開放されている。
ムーブメント14は、前記第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の係合部90の係合が解除されて、前記第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が閉じていた位置から前記軸部60,62が略90°回転したときに前記挿入溝30及び32の断面形状の円形を削除した部分から軸部60及び62が抜け出ないようにするために、前記ベース部材12に当接される向こう側の第1係止部の70及び手前側の第2の係止部72が形成されている。
一方、ベース部材12は、ムーブメント14の係止部70,72が当接して、軸受部34及び36から軸部60及び62が脱落することを防止するために、向こう側の第1の当接部44及び手前側の第2の当接部46が形成されている。
係止部70及び72は、軸部60及び62が、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開いた位置に回転したときに挿入溝30の切割部30a及び挿入溝32の切割部32aから抜け出ることのないように、軸部60及び62が抜け出る方向とは異なる方向に位置して軸部60及び62が切割部30a及び32aの外方へ移動することを妨げることができる部位、例えば、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18を閉じたときに、軸部60及び62の円形の一部を削除した面と直交又は交差するような面を形成されている。
この実施の形態においては、ムーブメント14の第1の係止部70は、ムーブメント14の長さ方向における向こう側において、第2の綴じ片26の内側の第1の軸部60の近傍に形成されている。
又、ムーブメント14の第2の係止部72は、ムーブメント14の長さ方向における手前側において、第2の綴じ片28の内側の第2の軸部62の近傍に形成されている。
ベース部材12の当接部44及び46は、軸部62が90°回転したときに、軸受部34及び36から軸部60及び62が抜けることを防止することができる位置に形成されている。
この実施の形態においては、第1の当接部44は、第1の綴じ環16が閉じた位置から開いた位置に至るとき、すなわち第1の係止部70及び軸部60が90°回転したときにおける第1の係止部70の下部に位置し、第2の当接部46は、第1の綴じ環16が閉じた位置から開いた位置に至るとき、すなわち第2の係止部72及び軸部62が90°回転したときにおける第2の係止部72の下部に位置している。
このように、挿入溝30,32の切割部30a及び32aから軸部60及び62が抜け出る方向とは反対の方向に位置する上方部において、ムーブメント14に形成された係止部70,72がベース部材12の一部である当接部44及び46に当接されるようにすることにより、軸受部34,36から軸部60,62が脱落することを防止される。
ベース部材12は、その長さ方向にのびる受部20の上面において、突出部50を形成されている。
突出部50は、ベース部材12の長さ方向と交差する方向に頂点が連続する、断面略三角形状である。
ムーブメント14は、ベース部材12の受部20に固定され、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が閉じた状態のときに下方に向き、ベース部材12の受部20の突出部50を形成された面と対向する面に、2つの嵌合凹部80,82を形成されている。
嵌合凹部80,82は、ムーブメント14の長さ方向と交差する方向に谷底が連続する、断面略V字型である。
2つの前記嵌合凹部80,82は、前記ベース部材12と前記ムーブメント14のスライド方向において隣接するように配置されるとともに、一方の前記嵌合凹部80は、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が閉じて前記リング状部が形成されたときに、前記突出部50が嵌合される位置に配置される。
2つの嵌合凹部80,82の一方がリング状部形成時に突出部50によって嵌合される位置に形成されることにより、第1の綴じ片22,24と第2の綴じ片26,28とが正確にリング状部を形成するように位置決めされる。また、2つの嵌合凹部80,82を隣接して形成することにより、ムーブメント14をスライドさせて第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18のリング状部を形成するときと解除するときに、突出部50が2つの嵌合凹部80,82の間を乗り越える。そのため、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18のリング状部の形成時および解除時に、クリック感覚を得ることができ、良好な使用感を得ることができる。
第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18は、第1の綴じ片22と第2の綴じ片26を閉じたときに係合する先端の係合部90及び第1の綴じ片24と第2の綴じ片28を閉じたときに係合する先端の係合部90が、綴じ具10の高さを全体的に低くするために上下重ね合わせ型に形成されている。
そして、第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24の係合部90と第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28の係合部90とは、平面視略同一形状に形成されている。
第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24は、基部が太くて先端に至るに従って細くなる綴杆で構成され、先端の係合部90は、その下面が切り欠かれた断面略L字型の第1係合部92,94が形成されている。
第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28は、基部が太くて先端に至るに従って細くなる綴杆で構成され、先端の係合部90は、その上面が切り欠かれた断面略I字型の第2係合部96,98が形成されている。
第1の綴じ片22の第1係合部92,94は、ムーブメント14を向こう側に向けてスライド移動させて係合を解除することに対応して、向こう側に向かうに従って薄くなるように構成され、向こう側に広く開放され、第1の綴じ片24の第2係合部96,98は、ムーブメント14を向こう側に向けてスライド移動させて係合を解除することに対応して、向こう側に向かうに従って太くなるように構成されている。
第1係合部92及び第1係合部94は、第2係合部96及び第2係合部98と接し合う下面92c及び下面94cが円滑な平面である。
また、第2係合部96及び第2係合部98は、第1係合部92及び第1係合部94と接し合う上面96c及び上面98cが円滑な平面である。
而して、第1係合部92及び第1係合部94と第2係合部96及び第2係合部98とは、第1係合部92の下面92cと第2係合部96の上面96cとが接し合い且つ第1係合部94の下面94cと第2係合部98の上面98cとが接し合って、円滑に開閉できる。
第1係合部92,94は、向こう側の端縁に、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が不用意に開かないようにするために、第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28の開く方向すなわちムーブメント14の長さ方向への移動及び幅方向への回転を規制するための規制凹部92a,94aが形成されている。
第2係合部96,98は、向こう側の端縁の近傍に、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が不用意に開かないようにするために、第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28の開く方向すなわちムーブメント14の長さ方向への移動及び幅方向への回転を規制するための回転を規制するための規制凸部96a,98aが形成されている。
規制凹部92a,94a及び規制凸部96a,98aは、ムーブメント14をベース部材12の長さ方向にスライド移動させて、第1係合部92及び第1係合部94と第2係合部96及び第2係合部98とを係合させることに対応して、ムーブメント14の前記移動する側とは反対側にムーブメント14がベース部材12の長さ方向への移動を停止させるための第1固定部を構成するとともに、ムーブメント14をベース部材12の幅方向に回転させて、第1係合部92及び第1係合部94と第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28とを係合させることに対応して、ムーブメント14の回転を規制するように形成された第2固定部を構成する。
そして、規制凹部92a及び規制凹部94aは、ムーブメント14をベース部材12の長さ方向に移動させて、第1係合部92及び第1係合部94と第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28との係合を解除させることに対応して、向こう側が開放されており、且つ、ムーブメント14を長さ方向に移動して係合を解除した後に、ムーブメント14をベース部材12の幅方向に回転させて、第1係合部92及び第1係合部94と第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28との係合を解除させることに対応して、規制凸部96a及び規制凸部98aと規制凹部92a及び規制凹部94aとが係止されることなく円滑に幅方向に回転移動するように形成されている。
綴じ具10は、ベース部材12の第1のベース本体38aにおいて長さ方向に適宜な間隔をあけて穿設された固定孔58a及び固定孔58bに、例えば鋲によって、裏側ヒンジ部1020との間に少し距離をおいて、裏表紙1014の内面に固定される。
そして、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の基部と頂部との間の長さ(すなわち第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の高さ)は、背表紙1016の背幅と略同等もしくはわずかに長く形成されている。第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の基部と頂部との間の長さ(すなわち第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の高さ)が、背表紙1016の背幅より長く形成されており、表表紙1012の接し合う部分に貫通孔からなる綴じ具嵌挿孔1022,1024が穿設されている。
而して、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18は、綴じ具嵌挿孔1022及び1024に嵌挿されることにより、ムーブメント14の長さ方向への移動を規制されて、不用意に開くことがない。
第1の綴じ片22の第1係合部92の先端縁は、第2の綴じ片26の第2係合部96の上面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁96bと接し合い、且つ第1の綴じ片24の第1係合部94の先端縁は、第2の綴じ片28の第2係合部98の上面が切り欠かれて形成された直線状接合壁98bと接し合う。
第2の綴じ片26の第2係合部96の先端は、第1の綴じ片22の第1係合部92の下面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁92bと接し合い、且つ第2の綴じ片28の第2係合部98の先端は、第1の綴じ片24の第1係合部94の下面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁94bと接し合う。
そして、第1の綴じ片22の先端縁及び第2の綴じ片26の接合壁96bは、第1の綴じ環16の開閉方向と直交するように形成され、第1の綴じ片24の先端縁及び第2の綴じ片28の接合壁98bは、第2の綴じ環18の開閉方向と直交するように形成されている。
そして、第2の綴じ片26の第2係合部96の先端縁及び第1の綴じ片22の接合壁92bは、第1の綴じ環16の開閉方向と直交するように形成され、第2の綴じ片28の第2係合部98の先端縁及び第1の綴じ片24の接合壁94bは、第2の綴じ環18の開閉方向と直交するように形成されている。
第1の綴じ片22の第1係合部92の手前側端には、ムーブメント14の長さ方向への移動を停止させるための第1固定部を構成する固定壁100が形成されている。
固定壁100は、第1の綴じ片22の第1係合部92の手前側において、幅方向にのび且つ下面92cから高さ方向に突き出た突条であり、第1の綴じ片22と第2の綴じ片26とを閉じたときに、第1の綴じ片22の第2係合部96の手前側端と接し合い、ムーブメント14の手前側への移動を規制するように形成され、且つムーブメント14の向こう側への移動を阻止しないように開放されている。
また、第1の綴じ片24の第1係合部94の手前側端には、ムーブメント14の長さ方向への移動を停止させるための第1固定部を構成する固定壁102が形成されている。
固定壁102は、第1の綴じ片24の第1係合部94の手前側において、幅方向にのび且つ下面94cから高さ方向に突き出た突条であり、第1の綴じ片24と第2の綴じ片28とを閉じたときに、第1の綴じ片24の第2係合部98の手前側端と接し合い、ムーブメント14の手前側への移動を規制するように形成され、且つムーブメント14の向こう側への移動を阻止しないように開放されている。
次に、この綴じ具の作動について、主として図8ないし図14に基づいて説明する。
この綴じ具10は、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が閉じられたリング状を形成しているときに、ムーブメント14の第1の凸状部64がベース部材12の第1の凹状部40に嵌合し、ムーブメント14の第2の凸状部66がベース部材12の第2の凹状部42に嵌合している。
そして、第1の凸状部64は、係止条40aに係止され、且つ第2の凸状部66は、係止壁42aに係止されて、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18が不用意に開くことがない。
次に、この綴じ具10は、閉じられている第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18を開くときには、例えば、親指と人差指で第1の綴じ環16又は第2の綴じ環18の係合部90を摘み、ねじることにより、ベース部材12の長さ方向にムーブメント14がスライド移動し、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の係合部90の係合が解除される。
次に、ムーブメント14を、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開閉方向すなわち軸部60及び62を回転軸とした回転方向(すなわち幅方向)に回転させると、ムーブメント14の第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28がベース部材12の第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24から離れ、綴じ孔が穿設された用箋等の被綴じ物を綴じることができる。
このとき、ムーブメント14の突起部70及び72は、ベース部材12の当接部44及び46に当接される。
また、ムーブメント14をムーブメント14の幅方向に回転させたときに、軸部60及び62が下側すなわち裏表紙1014側に張り出すが、表紙1010の撓みと綴じ具10の柔軟性による撓みで吸収されて、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18を開くことができる。
前記実施の形態の綴じ具によれば、ムーブメント14が、その長手方向の両端に形成された軸部60,62でベース部材12に回転可能に支持される。したがって、ベース部材12とムーブメント14とを連結するために、ピンなどの別部材が不要であり、ピンを受ける多数の軸受部などの構成も不要である。
第1の綴じ片22,24と第2の綴じ片26,28とで形成されるリング状部に穿孔された用紙等の被綴じ物が綴じ込まれるが、ムーブメント14の両端の軸部60,62でベース部材12に支持されているため、用紙に力がかかったとき、ムーブメント14が変形する可能性がある。そこで、リング状部が形成されたときに、ベース部材12およびムーブメント14に形成された凸条部と凹条部とが嵌合されるような構成とすることにより、ムーブメント14がベース部材12に強固に支持され、ムーブメント14の変形が防止される。
このような綴じ具10において、ムーブメント14の軸部60,62が挿入される挿入溝30,32を有し、ムーブメント14が回転可能となるように軸部60,62を支持する2つの軸受部34,36がベース部材12に形成され、第1の綴じ片22,24と第2の綴じ片26,28とが対向してリング状部が形成されたときの軸部60,62および挿入溝30,32の断面形状が円形の一部を削除した形状でかつ円形の半分以上を残した形状であり、挿入溝30,32の断面形状の円形を削除した部分が第1の綴じ片22,24の形成面に対向する位置に配置されている。
ムーブメント14の軸部60,62およびベース部材12の軸受部34,36に形成された挿入溝30,32の断面形状を、円形の一部を削除した形状でかつ円形の半分以上を残した形状とすることにより、軸部60,62が回転可能な状態で、その厚みを小さくすることができる。そのため、ベース部材12を表紙などに取り付けたときに、ベース部材12からリング状部の上端までの高さを抑えることができ、低背化が可能である。したがって、この綴じ具10を取り付けたファイルの薄型化を図ることができる。
上述のような断面形状を有する軸部60,62および挿入溝30,32を有する綴じ具10において、リング状部が解除されてリング状部が形成されていた位置から軸部60,62が略90°回転したときに挿入溝30,32の断面形状の円形を削除した部分から軸部60,62が抜け出ないようにするために、前記ベース部材12に当接される係止部70,72が、前記ムーブメント14に形成されている。
リング状部が解除されてリング状部が形成されていた位置から軸部60,62が略90°回転したとき、挿入溝30,32の内壁と軸部60,62との間に空間が生じ、軸部60,62が不安定な状態となって、挿入溝30,32の側面の外部に露出した部分から軸部60,62が外れる可能性がある。そこで、このような状態のときに、挿入溝30,32の断面形状の円形を削除した部分の反対側において、ムーブメント14に形成された突起部がベース部材12に当接されるようにすることにより、軸受部34,36から軸部60,62が脱落することが防止される。
また、ベース部材12とムーブメント14とは互いにスライド移動可能に形成され、ベース部材12およびムーブメント14の一方に形成される突出部50と、ベース部材12およびムーブメント14の他方において突出部50に嵌合されるように形成される2つの嵌合凹部80,82とが形成され、2つの嵌合凹部80,82は、ベース部材12とムーブメント14のスライド移動方向において隣接するように配置されるとともに、一方の嵌合凹部80,82は、リング状部が形成されたときに突出部50が嵌合される位置に配置されている。
ベース部材12とムーブメント14とは、スライド移動可能に形成することができ、2つの嵌合凹部80,82の一方がリング状部形成時に突出部50によって嵌合される位置に形成されることにより、第1の綴じ片22,24と第2の綴じ片26,28とが正確にリング状部を形成するように位置決めされる。また、2つの嵌合凹部80,82を隣接して形成することにより、ムーブメント14をスライド移動させてリング状部を形成するときと解除するときに、突出部50が2つの嵌合凹部80,82の間を乗り越える。そのため、リング状部の形成時および解除時に、クリック感覚を得ることができ、良好な使用感を得ることができる。
この発明は、前記実施の形態の綴じ具に限定されることなく、この発明の思想に基づき種々変更することができる。
図17ないし図20は、綴じ環の係合部を変更した実施の形態を示す図であり、この綴じ具について、以下説明する。
第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18は、第1の綴じ片22と第2の綴じ片26を閉じたときに係合する先端の係合部90及び第1の綴じ片24と第2の綴じ片28を閉じたときに係合する先端の係合部90が、綴じ具10の高さを全体的に低くするために上下重ね合わせ型に形成されている。
第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24は、基部が太くて先端に至るに従って細くなる綴杆で構成され、先端の係合部90は、その下面が切り欠かれた断面略L字型の第1係合部92,94が形成されている。
第2の綴じ片26及び第2の綴じ片28は、基部が太くて先端に至るに従って細くなる綴杆で構成され、先端の係合部90は、その上面が切り欠かれた断面略I字型の第2係合部96,98が形成されている。
第1の綴じ片22の第1係合部92,94は、ムーブメント14をベース部材12の長さ方向における向こう側に向けてスライド移動させて係合を解除することに対応して、向こう側に向かうに従って薄くなるように構成され、向こう側に広く開放され、第1の綴じ片24の第2係合部96,98は、ムーブメント14をベース部材12の長さ方向における向こう側に向けてスライド移動させて係合を解除することに対応して、向こう側に向かうに従って太くなるように構成されている。
そして、第1係合部92,94を構成する第1の綴じ片22,24の先端は、第2係合部96,98を構成する第2の綴じ片26,28の先端と係合するが、第1の綴じ片22,24の先端縁及び第2の綴じ片26,28の先端縁は、前記実施の形態においては第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開閉方向(すなわちベース部材12の幅方向)と直交するように構成されていたのに対し、この実施の形態の第1の綴じ片22,24の先端縁及び第2の綴じ片26,28の先端縁は、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開閉方向(すなわちベース部材12の幅方向)と交差する方向にのびるように構成されている。
この実施の形態の綴じ具においては、第1の綴じ片22の第1係合部92の先端縁は、第2の綴じ片26の第2係合部96の上面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁296bと接し合い、且つ第1の綴じ片24の第1係合部94の先端縁は、第2の綴じ片28の第2係合部98の上面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁298bと接し合う。
そして、第1の綴じ片22の先端縁及び第1の綴じ片24の先端縁は、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開閉方向と交差するように、手前側に向かうに従って長くなる、先鋭型に形成されている。また、第2の綴じ片26の接合壁296b及び第2の綴じ片28の接合壁298bは、第1の綴じ環16及び第2の綴じ環18の開閉方向と交差するように形成されている。
第2の綴じ片26の第2係合部96の先端は、第1の綴じ片22の第1係合部92の下面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁292bと接し合い、且つ第2の綴じ片28の第2係合部98の先端は、第1の綴じ片24の第1係合部94の下面が切り欠かれて形成された直線状の接合壁294bと接し合う。
そして、第2の綴じ片26の第2係合部96の先端縁及び第1の綴じ片22の接合壁292bは、第1の綴じ環16の開閉方向と交差するように形成され、第2の綴じ片28の第2係合部98の先端縁及び第1の綴じ片24の接合壁294bは、第2の綴じ環18の開閉方向と交差するように形成されている。
第1の綴じ片22の第1係合部92の手前側端には、ムーブメント14の長さ方向への移動を停止させるための第1固定部を構成する固定壁100が形成されている。
固定壁100は、第1の綴じ片22の第1係合部92の手前側において、幅方向にのび且つ下面92cから高さ方向に突き出た突条であり、第1の綴じ片22と第2の綴じ片26とを閉じたときに、第1の綴じ片22の第2係合部96の手前側端と接し合い、ムーブメント14の手前側への移動を規制するように形成され、且つムーブメント14の向こう側への移動を阻止しないように開放されている。
また、第1の綴じ片24の第1係合部94の手前側端には、ムーブメント14の長さ方向への移動を停止させるための第1固定部を構成する固定壁102が形成されている。
固定壁102は、第1の綴じ片24の第1係合部94の手前側において、幅方向にのび且つ下面94cから高さ方向に突き出た突条であり、第1の綴じ片24と第2の綴じ片28とを閉じたときに、第1の綴じ片24の第2係合部98の手前側端と接し合い、ムーブメント14の手前側への移動を規制するように形成され、且つムーブメント14の向こう側への移動を阻止しないように開放されている。
そして、第2の綴じ片26の第2係合部96の先端縁及び第2の綴じ片28の第2係合部98の先端縁は、先鋭型に形成される。
而して、第1の綴じ片22及び第1の綴じ片24の先端縁側又は第2の綴じ片26の第2係合部96及び第2の綴じ片28の第2係合部98の先端縁側から、綴じ孔が穿設された用箋等の被綴じ物を挿入して綴じ込み易い。
本発明にかかる一実施の形態である綴じ具の一例を示す斜視図解図である。 ベース部材の斜視図解図である。 図2図示ベース部材の断面図解図であり、(A)は、図2A−A断面図解図であり、(B)は、図2B−B断面図解図であり、(C)は、図2C−C断面図解図であり、(D)は、図2D−D断面図解図である。 ムーブメントの斜視図解図である。 図4図示ムーブメントの断面図解図であり、(A)は、図4A−A断面図解図であり、(B)は、図4B−B断面図解図であり、(C)は、図4C−C断面図解図であり、(D)は、図4D−D断面図解図である。 閉じた状態におけるベース部材とムーブメントを示す斜視図解図である。 閉じた状態におけるベース部材とムーブメントを示す裏面側斜視図解図である。 ムーブメントのスライド開始状態におけるベース部材とムーブメントを示す斜視図解図である。 ムーブメントのスライド開始状態におけるベース部材とムーブメントを示す裏面側斜視図解図である。 綴じ環を開いた状態におけるムーブメントのスライド開始状態におけるベース部材とムーブメントを示す斜視図解図である。 綴じ環を開いた状態における裏面側斜視図解図である。 作動状態を示す図6A−A断面図解図である。 作動状態を示す図6B−B断面図解図である。 綴じ環の係合部を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は(A)のB−B断面図解図であり、(C)は平面図解図であり、(D)は開き始めた状態における平面図解図であり、(E)は開き始めた状態における底面図解図である。 綴じ環の作動状態を示す平面図解図である。 図14A−A断面図である。 図1図示実施の形態の綴じ具を変形した綴じ具の図解図であり、(A)はベース部材の正面図解図であり、(B)はムーブメントの背面図解図である。 綴じ環の係合部を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は(A)のB−B断面図解図であり、(C)は平面図解図であり、(D)は開き始めた状態における平面図解図であり、(E)は開き始めた状態における底面図解図である。 第1の綴じ片の係合部を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は正面図解図であり、(C)は左側面図解図であり、(D)は一部を断面にした側面図解図であり、(E)は(A)のE−E断面図解図であり、(F)は(B)の下方向矢視図であり、(G)は(B)のG−G断面図解図であり、(H)は(B)のH−H断面図解図であり、(I)は(B)のI−I断面図解図であり、(J)は(B)のJ−J断面図解図である。 第2の綴じ片の係合部を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は正面図解図であり、(C)は左側面図解図であり、(D)は一部を断面にした側面図解図であり、(E)は(A)のE−E断面図解図であり、(F)は(B)の下方向矢視図であり、(G)は(B)のG−G断面図解図であり、(H)は(B)のH−H断面図解図であり、(I)は(B)のI−I断面図解図であり、(J)は(B)のJ−J断面図解図である。 綴じ環の作動状態を示す平面図解図である。 図18A−A断面図である。 本発明にかかる一実施の形態である綴じ具を備えたファイル・バインダ類を示す斜視図解図である。 従来の綴じ具を示す図であり、(A)は、前記綴じ具の平面図、(B)は、係合手段が解除された状態を示す要部斜視図、(C)は、(A)の右側面図である。 従来の綴じ具の固定側部材を形成する固定プレートの斜視図である。 従来の綴じ具の前記ベースプレートの斜視図である。 従来の綴じ具の可動側部材の斜視図である。 従来の綴じ具のスライダの斜視図である。
符号の説明
10 綴じ具
12 ベース部材
14 ムーブメント
16 第1の綴じ環
18 第2の綴じ環
20 受部
22,24 第1の綴じ片
26,28 第2の綴じ片
30 第1の挿入溝
30a 切割部
30b,30c 突縁
32 第2の挿入溝
32a 切割部
32b,32c 突縁
34 第1の軸受部
36 第2の軸受部
38a 第1のベース本体
38b 第2のベース本体
40 第1の凹状部
40a 係止条
42 第2の凹状部
42a 係止壁
44 第1の当接部
46 第2の当接部
50 突出部
58a,58b 固定孔
60 第1の軸部
62 第2の軸部
64 第1の凸状部
66 第2の凸状部
70 第1の係止部
72 第2の係止部
80,82 嵌合凹部
90 係合部
92,94 第1係合部
92a,94a 規制凹部
92b,94b,292b,294b 接合壁
92c,94c 下面
96c,98c 上面
96,98 第2係合部
96a,98a 規制凸部
96b,98b,296b,298b 接合壁
100,102 固定壁
1010 表紙
1012 表表紙
1014 裏表紙
1016 背表紙
1018 表側ヒンジ部
1020 裏側ヒンジ部
1022,1024 綴じ具嵌挿孔

Claims (3)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材の一方面上に延びる第1の綴じ片と、
    長手方向の両端に形成される軸部を有し、前記軸部で前記ベース部材に回転可能に支持されるムーブメントと、
    前記ムーブメントの一方面上に延びるように形成され、前記第1の綴じ片と対向して閉じることによりリング状部を形成する第2の綴じ片とを含み、
    前記ムーブメントは、ベース部材の長さ方向に相対移動し且つベース部材の幅方向に回転するようにベース部材に固定され、
    前記第1の綴じ片と第2の綴じ片を閉じたときに係合する先端の第1係合部及び第2係合部は、上下重ね合わせることにより係合するように構成され、
    第1係合部又は第2係合部は、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合を解除させることに対応してムーブメントの移動する側が開放され、且つ、ムーブメントをベース部材の長さ方向に移動させて係合させることに対応して、ムーブメントのベース部材の長さ方向に移動を停止させるための第1固定部が形成されるとともに、ムーブメントを長さ方向に移動して、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合を解除させることに対応して、ムーブメントの回転する側を開放し、且つ、ムーブメントをベース部材の幅方向に回転させて係合させることに対応してムーブメントの回転を規制するように形成された第2固定部が形成された、綴じ具。
  2. 前記第1固定部及び第2固定部は、ムーブメントの長さ方向への移動及び幅方向への回転を規制するための、第1の綴じ片及び第2の綴じ片の凸部及び凹部によって構成された、請求項1に記載の綴じ具。
  3. 前記第1固定部は、第1の綴じ片及び/又は第2の綴じ片に形成された接合部によって構成された、請求項1に記載の綴じ具。
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