JP4394126B2 - 綴じ具及びそれを備えたファイル・バインダ - Google Patents

綴じ具及びそれを備えたファイル・バインダ Download PDF

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Description

この発明は、綴じ具及びそれを備えたファイル・バインダに関し、特に、例えば、金属製のスプリングからなる綴じ足を有し、紙などに形成された綴じ穴に綴じ足を通して紙などを綴じる綴じ具及びそれを備えたファイル・バインダに関する。
この発明の背景となる従来のファイル用綴じ具には、金属製のスプリングからなる綴じ足と、綴じ足を通すための挿通孔および綴じ足を保持するための保持片を形成された押え部材とを有し、綴じ足を紙などに形成された綴じ穴とともに押え部材に形成された挿通孔に通し、綴じ足の先端側部分を押え部材上に曲げて保持片で保持することよって、紙などを綴じるものがあった(たとえば特許文献1参照)。
このようなファイル用綴じ具では、綴じ足を保持片から外せば、綴じ足が直立した状態になるので、綴じ足を紙などに形成された閉じ穴に通しやすく、そのため、紙などを綴じやすい。
実開平7−18882号公報(図13)
ところが、上述のような従来の綴じ具では、金属製のスプリングのゆえに、たとえば合成樹脂製ファイル表紙などには容易に取り付けることができず、ファイルの材質等を選択するに際しても制限があり、また、たとえ表紙に取り付けられるとしても、その取り付けに際し、手間取り、製造時間を要してコストがアップする要因となる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、表紙を選ばず、多くの種類の表紙に取り付けることができ、取り付けるときに手間取らない、綴じ具及びそれを備えたファイル・バインダを提供することである。
この発明の綴じ具は、表紙に固定される綴じ具において、綴じ足が突設された挟持部と、該挟持部に連設された、表紙に固定するための固定部と、前記固定部に対し相対的に前記挟持部を揺動自在に連結するヒンジ部と、前記挟持部と協働して綴じ足基端部部分を固定して、綴じ足を突き出るように固定する綴じ足固定部とを備え、前記挟持部は、その表面より突き出た綴じ足に固定された押え部材と対向して、被綴じ物を綴じることができるように形成され、前記綴じ足固定部は、挟持部の綴じ足が突き出る面とは反対側の挟持部の面に固定され、挟持部との間に綴じ足の基端部を挟持するように形成されている。
前記挟持部は、綴じ足が突き出る方向とは反対側より綴じ足を挿通するための貫通孔が形成されてもよい
記綴じ足固定部は、全体が変形可能な綴じ足の基端部の中央に形成された孔に嵌合する突起を備え、前記貫通孔周辺に綴じ足の基端部を収容する凹部が形成されてもよい。
前記挟持部は、前記綴じ足固定部と折り曲げ自在な薄肉部により連結されてもよい。
綴じ足が突設された挟持部と、該挟持部に連設された固定部と、前記固定部に前記挟持部を折り曲げ可能に連結する折曲部と、前記挟持部と協働して綴じ足の基端部を固定する綴じ足固定部と、前記挟持部と綴じ足固定部とを折り曲げ自在に連結する薄肉部とは、合成樹脂で一体成形されてもよい。
前記綴じ具が、表紙の背表紙に固定部によって固定され、少なくともヒンジ部が背表紙と表表紙との境界又は背表紙と裏表紙との境界に略々沿って固定された、ファイル・バインダとしてもよい。
この発明によれば、表紙に固定される綴じ具において、綴じ足が突設された挟持部と、該挟持部に連設された、表紙に固定するための固定部と、前記固定部に対し相対的に前記挟持部を揺動自在に連結するヒンジ部と、前記挟持部と協働して綴じ足基端部部分を固定して、綴じ足を突き出るように固定する綴じ足固定部とを備え、前記挟持部は、その表面より突き出た綴じ足に固定された押え部材と対向して、被綴じ物を綴じることができるように形成されたので、挟持部と綴じ足固定部と協働して綴じ足の基端部部分を固定し、挟持部に連設された固定部を表紙に取り付けることが容易にでき、たとえば鋲による固定や溶着といった方法により、表紙に取り付けることができ、取り付けに際して手間取ることがない。
したがって、表紙の材質を選ばず、種々の方法により固定部を表紙に取り付けることができる。
しかも、固定部に対し相対的に挟持部を揺動自在に連結するヒンジ部により、綴じ足を固定された挟持部側は、折り曲げ自在となり、綴じられた用箋等の被綴じ物の開閉等に際しても自由に円滑に開閉することができる。
綴じ足固定部は、挟持部の綴じ足が突き出る面とは反対側の挟持部の面に固定され、挟持部との間に綴じ足の基端部を挟持するように形成されているので、綴じ足を挟持部に固定し易くなる。
前記挟持部は、綴じ足が突き出る方向とは反対側より綴じ足を挿通するための貫通孔が形成されると、綴じ足を挟持部に固定し易くなる。
綴じ足固定部は、全体が変形可能な綴じ足の基端部の中央に形成された孔に嵌合する突起を備え、前記貫通孔周辺に綴じ足の基端部を収容する凹部が形成されると、綴じ足を確実に固定部に固定する。
前記挟持部は、前記綴じ足固定部と折り曲げ自在な薄肉部により連結されると、該薄肉部により折り曲げて綴じ足固定部を挟持部に容易に固定できる。
綴じ足が突設された挟持部と、該挟持部に連設された固定部と、前記固定部に前記挟持部を折り曲げ可能に連結する折曲部と、前記挟持部と協働して綴じ足の基端部を固定する綴じ足固定部と、前記挟持部と綴じ足固定部とを折り曲げ自在に連結する薄肉部とは、合成樹脂で一体成形すると、それらの成形を一工程で容易に行うことができる。
綴じ具が、表紙の背表紙に固定部によって固定され、少なくともヒンジ部が背表紙と表表紙との境界又は背表紙と裏表紙との境界に略々沿って固定された、ファイル・バインダは、ヒンジ部において、表紙の境界に沿って被綴じ物が挟持部に綴じられた状態にて容易に揺動させることができ、被綴じ物の閲覧状態を変えて閲覧を容易にすることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1は、この発明の一実施の形態であるファイルを示す斜視図解図である。
図2は、図1に示すファイルの綴じ具の押え部材を外した状態を示す斜視図解図である。
図3は、図1に示すファイルの綴じ具の綴じ具本体から綴じ足を外した状態を示す平面視斜視図解図である。
図4は、図1に示すファイルの綴じ具の綴じ具本体から綴じ足を外した状態を示す底面視斜視図解図である。
図5は、図4のA−A断面図解図である。
図6は、図4のB−B断面図解図である。
図7は、綴じ具を組み立てる方法を示す斜視図解図である。
図8は、綴じ具を組み立てる方法を示す断面図解図である。
図9は、被綴じ物を綴じ具に綴じた状態の断面図解図である。
図10は、図1に示すファイルに用いられる押え部材を示す斜視図である。
図11は、図10に示す押え部材の平面図である。
図12は、図11の線VII−VIIにおける断面図である。
図1に示すファイル10は、たとえば厚紙などの紙やたとえばポリプロピレンなどの合成樹脂からなる表紙12を含む。表紙12は、長方形状の表表紙12aおよび裏表紙12bを含み、表表紙12aと裏表紙12bとの間には、短冊状の背表紙12cが形成される。
表紙12に固定されるファイル用綴じ具20は、綴じ足22a及び綴じ足22bが突設される挟持部32と、該挟持部32に連設され、表紙12に固定するための固定部34と、前記固定部34に対し相対的に挟持部32を揺動ないし回動自在に連結するヒンジ部36と、挟持部32と協働して綴じ足22a,22bの基端部26a及び基端部26bを固定して綴じ足22a及び綴じ足22bを突き出るように固定する綴じ足固定部38と、前記挟持部32と綴じ足固定部38とを折り曲げ自在に連結する薄肉部42とを備えた、綴じ具本体30を含む。
挟持部32は、綴じ足22aと綴じ足22bとが突き出る方向とは反対側より綴じ足22a及び綴じ足22bを挿通するための貫通孔40a及び貫通孔40bが形成され、該貫通孔40aと貫通孔40bとは、日本工業規格(JIS)においてとじ穴間隔として規定された孔の中心から中心までの間隔に対応した間隔をおいて形成されている。そして、挟持部32は、貫通孔40aと貫通孔40bとを適宜な間隔をおいて形成することができる長さ以上の長さを備えた長方形板状であり、その表面は、用箋等の被綴じ物Sを安定的に載置できる平面が、綴じ足22a,22bが突き出る面に形成され、表紙12に固定されたとき表表紙12a又は裏表紙12bと平行な平面を形成されている。
また、挟持部32は、綴じ足22a及び綴じ足22bが突き出た面とは反対側の面に綴じ足固定部38を収容する収容部32aを備える。
収容部32aは、綴じ足固定部38の凸状の綴じ足固定部38の形状に対応して、挟持部32の長手方向に伸びる段差部によって形成され、収容部32aのヒンジ部36側端縁には、綴じ足固定部38の自由端縁を固定するための凸条32bが突設され、収容部32aの上面と凸条32bとの間に綴じ足固定部38の自由端縁側を嵌合・固定するように形成されている。
綴じ足固定部38は、綴じ足22aと綴じ足22bとの間隔以上の長さを備えた長方形板状であり、挟持部32の長手方向に連続して伸びる薄肉部42を介して挟持部32に連設される。
綴じ足固定部38は、挟持部32に固定する側の表面が全体的に略々平面であり、ファイル綴じ具20が表紙12に固定されたときに表紙12の表表紙12a又は裏表紙12bに接する側の表面が全体的に略々平面であり、その両面は平行に形成されている。
そして、綴じ足固定部38は、綴じ足固定部38を挟持部32の収容部32aに固定したときに前記挟持部32の貫通孔40a及び貫通孔40bに対応する位置において、貫通孔40a及び貫通孔40bに嵌挿された綴じ足22a,22bの基端部26a及び基端部26bを収容する平面視円形の凹部44a及び凹部44bが穿設されている。凹部44aと凹部44bとの間隔は、日本工業規格(JIS)に規定された綴じ穴寸法(孔の中心から中心までの距離)に対応した間隔を備え、綴じ足固定部38は、前記挟持部32よりややその長さは短いが、凹部44a,凹部44bを形成することができる長さを備える。
また、凹部44a及び凹部44bの中心には、綴じ足22a及び綴じ足22bの基端部26a及び基端部26bに形成された穴に嵌合されるための円柱状の凸部46a及び凸部46bが突設されている。
綴じ足固定部38の挟持部32とは反対側の自由端には、前記挟持部32の凸条32bに係合する凹条38aが綴じ足固定部38の長手方向に連続して形成されている。
固定部34は、挟持部32の長手方向に伸びる2条の薄肉ヒンジ部36a及び薄肉ヒンジ部36bを備えるヒンジ部36を介して、挟持部32の長手方向に連続して伸びる適宜な長さを備える長方形板状であり、その表面は、表紙12に固定されたとき、背表紙12cの表面と平行な平面を形成している。
固定部34の表紙12への固定面は、表紙12に固定されたとき背表紙12cの表面に密着する平面であって、背表紙12cと平行な面を形成している。
そして、該固定面には、超音波溶着用凸条48が、ヒンジ部36の近傍とヒンジ部36とは離れた位置において、固定部34の自由端に沿って長手方向に連続して形成されている。
また、固定部34の手前側及び向こう側端縁近傍に、このファイル用綴じ具20を表紙12に取り付けるための鋲を貫挿する取付孔50a及び取付孔50bが穿設されている。
ヒンジ部36は、薄肉ヒンジ部36a及び薄肉ヒンジ部36bのいずれも、綴じ足固定部38の自由端縁及び固定部34の自由端縁と平行で、挟持部32と固定部34とを連設する薄肉部42とも平行に形成されている。薄肉ヒンジ部36a及び36bは、ファイル10が表紙12に固定されたとき、表紙12の内面側に対向する面側に開口する断面略U字状であり、ファイル10が表紙12に固定されたとき、表紙12の内面側に対向する面とは反対側の面、すなわち上面は、平面状で、固定部34の上面と連続した表面を備える。
ヒンジ部36の中央には、全体的に柔軟性を付与するための開口部が形成されている。
前記挟持部32と固定部34とヒンジ部36と綴じ足固定部38と薄肉部42とは、ポリプロピレンなどの柔軟性を備えた合成樹脂をもって一体成形されている。
ファイル用綴じ具20は、全体が変形可能な金属製のスプリングからなる2つの綴じ足22aおよび22bを含む。一方の綴じ足22aは、直線状の中間部24aを含む。中間部24aは、挟持部32の貫通孔40a及び貫通孔40bに挿通できるように貫通孔40a及び貫通孔40bの径より小さい一定の径のコイル状に形成され、曲げなどの変形が可能であるとともに曲げなどの変形に対して直線状に復元する復元力を有する。また、綴じ足22aの一端部としての基端部26aは、中間部24aの径より大きい径の円板状に形成され、綴じ足22aの他端部としての先端部28aは、中間が中間部24aの径より大きい径に膨らみ先端が細く突き出た形状に形成される。
他方の綴じ足22bも、一方の綴じ足22aと同一構造に形成され、一方の綴じ足22aの中間部24a、基端部26aおよび先端部28aと同一構造の中間部24b、基端部26bおよび先端部28bを有する。
綴じ具本体30に、綴じ足22a及び綴じ足22bを取り付けるには、挟持部32の貫通孔40a及び貫通孔40bに綴じ足22a及び綴じ足22bの先端部28a及び先端部28bを、被綴じ物Sを載置する側とは反対側の面、すなわち挟持部32の収容部32a側より挿入し、綴じ足固定部38を薄肉部42において折り曲げ、綴じ足22a及び綴じ足22bの基端部26a及び基端部26bの底面側から凹部44a及び凹部44bをその基端部26a及び基端部26bに嵌合させ、且つ凸部46a及び凸部46bを基端部26a及び基端部26bの穴に嵌合して、綴じ足22a及び綴じ足22bを動かないように固定すると共に、綴じ足固定部38の係合凸条38aを挟持部32の凸条32bの下面側に嵌合させ、綴じ足固定部38を挟持部32に固定する(図7及び8参照)。
このファイル用綴じ具20は、表紙12の背表紙12cに固定部34によって固定するが、ヒンジ部36が、表紙12の背表紙12cと表表紙12a又は背表紙12cと裏表紙12bとの境界にほぼ沿って固定されている。
この実施の形態においては、ヒンジ部36を構成する薄肉ヒンジ部36aと他方の薄肉ヒンジ部36bとの間の凸条36c部位が背表紙12cと裏表紙12bとの境界に形成された折り曲げ部12dに沿って固定されている。
さらに、ファイル用綴じ具20は、たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂からなる短冊状の押え部材70を含む。押え部材70には、図5および図6に示すように、その長手方向における中間部に、2つの挿通孔72aおよび72bが、押え部材70の長手方向に間隔を隔てて形成される。これらの挿通孔72aおよび72bは、押え部材70の裏面側が挟持部32の上面側に対向するように綴じ足22aおよび22bを押え部材70の裏面側から表面側に通すためのものであり、押え部材70の表面から裏面にわたって形成される。
一方の挿通孔72aは、幅が一方の綴じ足22aの中間部24aの径より広いが先端部28aの最大径より狭い狭部分と、その狭部分に通じるとともに幅がその先端部28aの最大径より広い広部分とを有し、その広部分は押え部材70の長手方向においてその狭部分より中央側に形成される。
同様に、他方の挿通孔72bも、幅が他方の綴じ足22bの中間部24bの径より広いが先端部28bの最大径より狭い狭部分と、その狭部分に通じるとともに幅がその先端部28bの最大径より広い広部分とを有し、その広部分は押え部材70の長手方向においてその狭部分より中央側に形成される。
これらの挿通孔72aおよび72bは、それらの狭部分において広部分とは反対側の端部が、貫通孔40aおよび貫通孔40bに対応するように形成される。
また、押え部材70の表面には、図10に示すように、その長手方向において一方の挿通孔72aの外側、すなわち挿通孔72aより押え部材70の長手方向における一端部側に、一方の保持片74aが形成される。この保持片74aは、断面略L字状に形成され、押え部材70の幅方向における一端側に一方の綴じ足22aの中間部24aを挿入するための開口部76aを有する。この保持片74aは、押え部材70の裏面側から一方の挿通孔72aに通されかつ押え部材70の表面側で押え部材70の長手方向における一端部側に曲げられた一方の綴じ足22aの中間部24aを、押え部材70の幅方向における一端側に形成された開口部76aから挿入して保持するためのものである。この保持片74aの内側部分は、綴じ足22aの中間部24aの表面に略対応して内側に湾曲した湾曲面状に形成される。
同様に、押え部材70の表面には、その長手方向において他方の挿通孔72bの外側、すなわち挿通孔72bより押え部材70の長手方向における他端部側に、他方の保持片74bが形成される。この保持片74bは、断面略L字状に形成され、押え部材70の幅方向における他端側に他方の綴じ足22bの中間部24bを挿入するための開口部76bを有する。この保持片74bは、押え部材70の裏面側から他方の挿通孔72bに通されかつ押え部材70の表面側で押え部材70の長手方向における他端部側に曲げられた他方の綴じ足22bの中間部24bを、押え部材70の幅方向における他端側に形成された開口部76bから挿入して保持するためのものである。この保持片74bの内側部分は、綴じ足22bの中間部24bの表面に略対応して内側に湾曲した湾曲面状に形成される。
一方の保持片74aの内側部分には、図9および図10に示すように、押え部材70の長手方向における中央側の端部とは反対側の端部に、押え部材70の幅方向に見て断面略三角形状の突出部78aが形成される。この突出部78aは、一方の保持片74aで保持されている一方の綴じ足22aがその綴じ足22aの軸方向に移動しても、その綴じ足22aの中間部24aの径より大きい径に中間が膨らんだ先端部28aが引っ掛かってその綴じ足22aがその保持片74aから抜けにくくするためのものである。
同様に、他方の保持片74bの内側部分にも、押え部材70の長手方向における中央側の端部とは反対側の端部に、押え部材70の幅方向に見て断面略三角形状の突出部78bが形成される。この突出部78bは、他方の保持片74bで保持されている他方の綴じ足22bがその綴じ足22bの軸方向に移動しても、その綴じ足22bの中間部24bの径より大きい径に中間が膨らんだ先端部28bが引っ掛かってその綴じ足22bがその保持片74bから抜けにくくするためのものである。
押え部材70の表面には、一方の挿通孔72aと一方の保持片74aとの間であって挿通孔72aの近傍に、くさび状の一方の突起部80aが、それらの挿通孔72aおよび保持片74aとともに一直線状に並んで形成される。この突起部80aは、一方の綴じ足22aを一方の保持片74aで保持している際に、その綴じ足22aの中間部24aのコイル間の隙間またはコイルの端縁に係合して、その綴じ足22aがその軸方向にずれることを防止するためのものである。この突起部80aの外側の端と保持片74aの内側の端との間には、上述のように押え部材70の長手方向における一端部側に曲げられた一方の綴じ足22aの中間部24aを導くことができる間隔を有する。また、この突起部80aは、押え部材70の幅方向に見て断面略三角形状に形成され、その高さは、保持片74aの上部における下面より低く、綴じ足22aの中間部24aに係合するが綴足22aの中間部24aを保持片74aの上部の下に導くことができる高さを有する。さらに、突起部80aは、その先端部が押え部材70の幅方向における一端側から他端側にのびて形成されている。すなわち、突起部80aは、その先端部が保持片74aで保持されている綴じ足22aの軸方向を直角に横切る方向にのびて形成されている。
同様に、押え部材70の表面には、他方の挿通孔72bと他方の保持片74bとの間であって挿通孔72bの近傍に、くさび状の他方の突起部80bが、挿通孔72bおよび保持片74bとともに一直線状に並んで形成される。この突起部80bは、他方の綴じ足22bを他方の保持片74bで保持している際に、その綴じ足22bの中間部24bのコイル間の隙間またはコイルの端縁に係合して、その綴じ足22bがその軸方向にずれることを防止するためのものである。この突起部80bの外側の端と保持片74bの内側の端との間にも、他方の綴じ足22bの中間部24bを導くことができる間隔を有する。この突起部80bも、押え部材70の幅方向に見て断面略三角形状に形成され、その高さは、保持片74bの上部における下面より低く、綴じ足22bの中間部24bに係合するが綴じ足22bの中間部24bを保持片74bの上部の下に導くことができる高さを有する。さらに、突起部80bは、その先端部が押え部材70の幅方向における一端側から他端側にのびて形成されている。すなわち、突起部80bは、その先端部が保持片74bで保持されている綴じ足22bの軸方向を直角に横切る方向にのびて形成されている。
一方の突起部80aの端部には、図10および図12に示すように、一方の保持片74aの開口部76a側において、たとえば裾広がりの三角形状の斜面を有する傾斜部82aが形成される。この傾斜部82aは、一方の突起部80aが一方の綴じ足22aの中間部24aに係合するようにその綴じ足22aの中間部24aをその突起部80a上に案内するためのものである。
同様に、他方の突起部80bの端部には、他方の保持片74bの開口部76b側において、たとえば裾広がりの三角形状の斜面を有する傾斜部82bが形成される。この傾斜部82bは、他方の突起部80bが他方の綴じ足22bの中間部24bに係合するようにその綴じ足22bの中間部24bをその突起部80b上に案内するためのものである。
さらに、押え部材70の表面には、その幅方向における他端側に沿って、かつ、保持片74aの両側部から両側にのびて、一方の壁部86aが、押え部材70の表面より立ち上がるように形成される。この壁部86aは、保持片74aを補強して外力から保護するとともに、保持片74aで保持されている綴じ足22aが不必要な部分たとえば押え部材70の幅方向における他端側の外側の部分に変位しにくいように綴じ足22aの動きを規制するためのものである。
同様に、他方の壁部86bが、押え部材70の表面より立ち上がるように、その幅方向における一端側に沿って、かつ、保持片74bの両側部から両側にのびて形成される。この壁部86bは、保持片74bを補強して外力から保護するとともに、保持片74bで保持されている綴じ足22bが不必要な部分たとえば押え部材70の幅方向における一端側の外側の部分に変位しにくいように綴じ足22bの動きを規制するためのものである。
このファイル10では、綴じ足22aおよび22bを保持片74aおよび74bから外し、押え部材70を綴じ足22aおよび22bから外すと、図8に示すように、綴じ足22aおよび22bが復元力によって直立した状態になるので、綴じ足22aおよび22bを紙などの被綴じ物Sに形成された綴じ穴に通しやすい。
この場合、このファイル10では、一方の保持片74aで保持されている一方の綴じ足22aの中間部24aに、くさび状の一方の突起部80aが係合するので、綴じ足22aが、綴じ足22aの軸方向に滑りにくくてずれにくく、そのため、保持片74aから緩みにくくて外れにくい。同様に、他方の保持片74bで保持されている他方の綴じ足22bの中間部24bに、くさび状の他方の突起部80bが係合するので、綴じ足22bが、綴じ足22bの軸方向に滑りにくくてずれにくく、保持片74bから緩みにくくて外れにくい。
したがって、このファイル用綴じ具20は、固定部34に対して相対的に挟持部32を揺動させることができる。固定部34に対して相対的に挟持部32を揺動させることは、次に述べるようなことを言う。
綴じられた被綴じ物Sとともに、挟持部32を綴じ具本体30の表面側にヒンジ部36を中心にして図8X方向に150°〜180°回動させることができる。すなわち、表表紙12a側から裏表紙12bの内表面側又は裏表紙12b側から表表紙12aの内表面側に回動させることができる。
更に、綴じられた被綴じ物Sとともに、挟持部32を綴じ具本体30の底面側にヒンジ部36及び折り曲げ部12dを中心にして、図8Y方向に150°〜180°回動させることができる。すなわち、表表紙12a側から裏表紙12bの外表面側又は裏表紙12b側から表表紙12aの外表面側に回動させることができる。
さらに、このファイル10では、くさび状の突起部80aおよび80bは、先端部が保持片74aおよび74bで保持されている綴じ足22aおよび22bの中間部24aおよび24bの軸方向を直角に横切る方向にのびて形成されているので、突起部80aおよび80bの先端部がスプリングからなる綴じ足22aおよび22bの中間部24aおよび24bに係合しやすい。
また、このファイル10では、保持片74aの開口部76a側において突起部80aの端部に傾斜部82aが形成されているので、綴じ足22aの中間部24aを保持片74aで保持する際に、綴じ足22aの中間部24aが傾斜部82aによってくさび状の突起部80a上に案内され、そのため、一方の綴じ足22aの中間部24aにくさび状の一方の突起部80aが係合しやすい。同様に、突起部80bの端部に傾斜部82bが形成されているので、他方の綴じ足22bの中間部24bに、くさび状の他方の突起部80bが係合しやすい。
さらに、このファイル10では、綴じ足22aの基端部26aの近傍に位置する挿通孔72aと綴じ足22aを保持する保持片74aとの間に突起部80aが形成されているので、綴じ足22aを保持片74aの開口部76aから挿入することによって、綴じ足22aの中間部24aを突起部80a側に移動して、一方の突起部80aを一方の綴じ足22aの中間部24aに係合することができる。同様にして、他方の突起部80bを他方の綴じ足22bの中間部24bに係合することができる。
また、このファイル10では、保持片74aの内側部分に突出部78aが形成されているので、保持片74aで保持されている綴じ足22aがその綴じ足22aの軸方向に移動しても、その綴じ足22aの先端部28aが引っ掛かって、一方の綴じ足22aが一方の保持片74aから抜けにくい。同様に、他方の綴じ足22bは、他方の保持片74bから抜けにくい。
さらに、このファイル10では、押え部材70の挿通孔72aおよび72bにおいて貫通孔40aおよび40bに対応する部分が、綴じ足22aおよび22bの先端部28aおよび28bの最大径よりそれぞれ細いので、挿通孔72aおよび72bから綴じ足22aおよび22bを外そうとしても綴じ足22aおよび22bの先端部28aおよび28bが押え部材70に引っ掛かり、綴じ足22aおよび22bから押え部材70が不用意に外れにくい。なお、実際に、挿通孔72aおよび72bから綴じ足22aおよび22bを外す際には、綴じ足22aおよび22bを曲げてそれらの先端部28aおよび28bを押え部材70に形成された挿通孔72aおよび72bの広部分に通して外せばよい。
また、このファイル10では、保持片74aおよび74bの開口部76aおよび76bが押え部材70の幅方向における一端側および他端側にそれぞれ存在するので、押え部材70の幅方向における片側への外力によっては2つの綴じ足22aおよび22bが2つの保持片74aおよび74bから同時に外れることがない。
さらに、このファイル10では、保持片74aおよび74bの両側に壁部86aおよび86bが形成されているので、保持片74aおよび74bが補強されるとともに、綴じ足22aおよび22bの不要な動きが規制される。
また、上述のファイル10では、ファイル用綴じ具20において、くさび状の突起部80aおよび80bが上向きに形成されているが、突起部80aおよび80bは、綴じ足22aおよび22bに係合するなら横向きや下向きなど他の向きに形成されてもよい。
さらに、上述のファイル10では、ファイル用綴じ具20において、くさび状の突起部80aおよび80bは、それらの先端部が保持片74aおよび74bで保持されている綴じ足22aおよび22bの中間部24aおよび24bの軸方向を直角に横切る方向にのびて形成されているが、一方のくさび状の突起部80aの先端部は、一方の保持片74aで保持されている綴じ足22aの中間部24aの軸方向を斜めに横切る方向にのびて形成されてもよく、また、他方のくさび状の突起部80bの先端部は、他方の保持片74bで保持されている綴じ足22bの中間部24bの軸方向を斜めに横切る方向にのびて形成され
てもよい。
また、上述のファイル10では、ファイル用綴じ具20の押え部材70において、保持片74aおよび74bの近傍に成型金型用孔84aおよび84bが形成されているが、これらの成型金型用孔84aおよび84bは形成されなくてもよい。
さらに、上述のファイル10における各部分の形状や大きさは、単なる一例であって、他の形状や他の大きさに形成されてもよい。例えば、綴じ足の数を3,4,26といったように多くし、それに対応した綴じ具本体を形成した多穴のファイル用綴じ具としてもよい。
この発明にかかる綴じ具は、たとえば2穴又は多穴の紙などを綴じる、2穴又は多穴のファイル・バインダに適用される。
この発明の一実施の形態であるファイルを示す斜視図解図である。 図1に示すファイルの綴じ具の押え部材を外した状態を示す斜視図解図である。 図1に示すファイルの綴じ具の綴じ具本体から綴じ足を外した状態を示す平面視斜視図解図である。 図1に示すファイルの綴じ具の綴じ具本体から綴じ足を外した状態を示す底面視斜視図解図である。 図4のA−A断面図解図である。 図4のB−B断面図解図である。 綴じ具を組み立てる方法を示す斜視図解図である。 綴じ具を組み立てる方法を示す断面図解図である。 被綴じ物を綴じ具に綴じた状態の断面図解図である。 図1に示すファイルに用いられる押え部材を示す斜視図である。 図10に示す押え部材の平面図である。 図11の線VII−VIIにおける断面図である。
符号の説明
10 ファイル
12 表紙
12a 表表紙
12b 裏表紙
12c 背表紙
12d 折り曲げ部
20 ファイル用綴じ具
22a、22b 綴じ足
24a、24b 中間部
26a、26b 基端部
28a、28b 先端部
30 綴じ具本体
32 挟持部
32a 収容部
32b 凸条
34 固定部
36 ヒンジ部
36a、36b 薄肉ヒンジ部
36c 凸条
38 綴じ足固定部
38a 係合凹条
40a、40b 貫通孔
42 薄肉部
44a、44b 凹部
46a、46b 凸部
48 超音波溶着用凸条
50a、50b 取付孔
70 押え部材
72a、72b 挿通孔
74a、74b 保持片
76a、76b 開口部
78a、78b 突出部
80a、80b 突起部
82a、82b 傾斜部
84a、84b 成型金型用孔
86a、86b 壁部
S 被綴じ物

Claims (6)

  1. 表紙に固定される綴じ具において、
    綴じ足が突設された挟持部と、
    該挟持部に連設された、表紙に固定するための固定部と、
    前記固定部に対し相対的に前記挟持部を揺動自在に連結するヒンジ部と、
    前記挟持部と協働して綴じ足基端部部分を固定して、綴じ足を突き出るように固定する綴じ足固定部とを備え、
    前記挟持部は、その表面より突き出た綴じ足に固定された押え部材と対向して、被綴じ物を綴じることができるように形成され
    前記綴じ足固定部は、挟持部の綴じ足が突き出る面とは反対側の挟持部の面に固定され、挟持部との間に綴じ足の基端部を挟持するように形成された、綴じ具。
  2. 前記挟持部は、綴じ足が突き出る方向とは反対側より綴じ足を挿通するための貫通孔が形成された、請求項1に記載の綴じ具。
  3. 前記綴じ足固定部は、
    全体が変形可能な綴じ足の基端部の中央に形成された孔に嵌合する突起を備え、
    前記貫通孔周辺に綴じ足の基端部を収容する凹部が形成された、請求項1または2に記載の綴じ具。
  4. 前記挟持部は、前記綴じ足固定部と折り曲げ自在な薄肉部により連結された、請求項1ないしのいずれかに記載の綴じ具。
  5. 綴じ足が突設された挟持部と、
    該挟持部に連設された固定部と、
    前記固定部に前記挟持部を折り曲げ可能に連結する折曲部と、
    前記挟持部と協働して綴じ足の基端部を固定する綴じ足固定部と、
    前記挟持部と綴じ足固定部とを折り曲げ自在に連結する薄肉部とは、
    合成樹脂で一体成形された、請求項1ないしのいずれかに記載の綴じ具。
  6. 請求項1ないしに記載の綴じ具が、表紙の背表紙に固定部によって固定され、少なくともヒンジ部が背表紙と表表紙との境界又は背表紙と裏表紙との境界に略々沿って固定された、ファイル・バインダ。
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