JP6016837B2 - 帳面 - Google Patents
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Description
前記綴じ具は、枢軸を中心として回転することができるように表紙体に取り付けられ、
前記枢軸は、綴杆部の連結部の長手方向に沿ってのびて、綴じ具の枢軸部と保持部の軸受部とを連結しており、
前記保持部は、軸受部と前記枢軸部が回転するための枢軸収容部とを有し、
綴じ具の綴杆部の開閉の中心となる枢軸を表紙体の内表面に接近させるために、前記枢軸収容部が表紙体の内表面から外表面寄りに亘って設けられた、帳面である。
請求項2の発明にかかる帳面においては、表紙体は、綴じ具の綴杆部の先端を係止するための閉鎖係止部を、表紙体に一体成形され、前記閉鎖係止部は、閉じた綴杆部の先端を係止させるための表紙体の内表面より外表面側に、凹んだ部の周辺領域において、係止凸部及び/又は係止凹部を表紙体の内表面の近傍に設けられた、請求項1に記載の帳面である。
請求項3の発明にかかる帳面においては、表紙体は、綴じ具の綴杆部の先端を係止するための閉鎖係止部が、表紙体に一体成形され、
前記閉鎖係止部は、表紙体の内表面より外表面側に凹んだ綴杆先端受容部と、前記綴杆先端受容部の周辺領域において、表紙体の背表紙部の幅より低く、且つ閉じた綴杆部の綴杆係止部を係止するように表紙体の内表面より突出した係止凸部及び/又は係止凹部とを有する、請求項1に記載の帳面である。
請求項4の発明にかかる帳面においては、前記閉鎖係止部の綴杆先端受容部は、綴杆部を開閉するときの移動方向に綴杆部の先端を係止させるための係止凸部が形成され、閉鎖係止部の係止凸部は、綴じ具を閉じたとき、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部と向き合い、綴杆部の綴杆凸部とは反対側に向いて突き出されており、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部は、綴じ具を閉じたとき、弾発部材によって付勢されて閉鎖係止部の係止凸部と係合し、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部は、綴じ具を開くとき、該綴杆凸部の突き出た方向とは反対側に移動して閉鎖係止部の係止凸部と離れるように形成されている、請求項3に記載の帳面である。
請求項5の発明にかかる帳面においては、前記保持部は、枢軸を装填するための軸受部と、枢軸部が回転するための空間を形成するための枢軸収容部とを有し、
前記軸受部は、表紙体の背表紙部の幅より低く且つ表紙体の内表面より枢軸を装填できるように突出し、
前記枢軸収容部は、表紙体の内表面より外表面側に凹んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の帳面である。
前記枢軸収容部は、表紙体の高さ方向にのびる断面半円弧形の筋状であって、表紙体の内表面より外表面側に凹み、前記軸受部は、前記筋状の枢軸収容部の幅と同一かそれより狭い幅の断面半円弧形の筋状であって、表紙体の内表面より外表面側とは反対側に突出するとよい。
前記閉鎖係止部は、表紙体の高さ方向にのびる平面視略方形の綴杆先端受容部が適宜な間隔をあけて並列されるとよい。
前記枢軸収容部及び軸受部は、表紙体の折曲部と平行に、表紙体の高さ方向にのびる筋状であり、前記閉鎖係止部は、表紙体の折曲部と平行に、表紙体の高さ方向にのびる平面視略長方形である。
前記綴杆部は、適宜な間隔をあけて並列する綴杆部を綴杆部の基部において連結する連結部及び枢軸部を有し、前記保持部は、表紙体の高さ方向にのびる軸受部が適宜な間隔をあけて並列され、前記綴杆部の連結部に連設された枢軸部は、前記保持部の並列された軸受部の間に容れられるように構成されるとよい。
前記綴じ具は、枢軸を中心として回転することができるように表紙体に取り付けられ、
前記枢軸は、綴杆部の連結部の長手方向に沿ってのびて、綴じ具の枢軸部と保持部の軸受部とを連結しており、
前記保持部は、軸受部と前記枢軸部が回転するための枢軸収容部とを有し、
綴じ具の綴杆部の開閉の中心となる枢軸を表紙体の内表面に接近させるために、前記枢軸収容部が表紙体の内表面から外表面寄りに亘って設けられているので、部品点数を少なくし、低背化を図ることができる、帳面を提供することができる。
請求項2の発明によれば、表紙体は、綴じ具の綴杆部の先端を係止するための閉鎖係止部を、表紙体に一体成形され、前記閉鎖係止部は、閉じた綴杆部の先端を係止させるための表紙体の内表面より外表面側に、凹んだ部の周辺領域において、係止凸部及び/又は係止凹部を表紙体の内表面の近傍に設けられているので、部品点数を少なくし、低背化を図ることができる、帳面を提供することができる。
請求項3の発明によれば、表紙体は、綴じ具の綴杆部の先端を係止するための閉鎖係止部が、表紙体に一体成形され、
前記閉鎖係止部は、表紙体の内表面より外表面側に凹んだ綴杆先端受容部と、前記綴杆先端受容部の周辺領域において、表紙体の背表紙部の幅より低く、且つ閉じた綴杆部の綴杆係止部を係止するように表紙体の内表面より突出した係止凸部及び/又は係止凹部とを有している。
請求項4の発明によれば、前記閉鎖係止部の綴杆先端受容部は、綴杆部を開閉するときの移動方向に綴杆部の先端を係止させるための係止凸部が形成され、閉鎖係止部の係止凸部は、綴じ具を閉じたとき、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部と向き合い、綴杆部の綴杆凸部とは反対側に向いて突き出されており、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部は、綴じ具を閉じたとき、弾発部材によって付勢されて閉鎖係止部の係止凸部と係合し、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部は、綴じ具を開くとき、該綴杆凸部の突き出た方向とは反対側に移動して閉鎖係止部の係止凸部と離れるように形成されているので、綴じ具を確実に閉じることをできるとともに、綴じ具を比較的容易に開くことをできる。
請求項5の発明によれば、前記保持部は、枢軸を装填するための軸受部と、枢軸部が回転するための空間を形成するための枢軸収容部とを有し、
前記軸受部は、表紙体の背表紙部の幅より低く且つ表紙体の内表面より枢軸を装填できるように突出し、
前記枢軸収容部は、表紙体の内表面より外表面側に凹んでいるので、部品点数を少なくし、低背化を図ることができる、帳面を提供することができる。
この発明にかかる帳面の一種である手帳1000は、表表紙部1012と、裏表紙部1014と、表表紙部1012と裏表紙部1014との間に介在する背表紙部1016とを有する表紙体1010と、複数の綴杆部12、前記綴杆部12を連結するための連結部14、前記綴杆部12を構成する綴杆を開閉させるときの中心となる枢軸部16を備える綴じ具10と、裏表紙部1014の内側に綴じ具10を固定するための保持部50とを備える。
第1折曲部1020と第2折曲部1022とは、平行である。
ベース領域は、連結部14及び枢軸部16を設けるために、一定の面積を有する板状である。
該綴じ具のベース領域と、綴じ具10の綴杆部12の先端を係止するための閉鎖係止部100とは、表紙体1010に一体成形されている。
表紙体1010は、ポリプロピレン等の弾力性を有する合成樹脂で、綴じ具のベース領域、該綴じ具のベース領域に設けられた保持部50及び閉鎖係止部100を一体成形され、その内表面1030と綴じ具のベース領域とは、同一の厚さを有し、表紙体1010の内表面1030及び外表面1032を一体的に形成している。
枢軸収容部54は、綴じ具10を開閉するときに回転する枢軸部16の回転するための空間を形成している。
前記軸受部52は、前記筋状の枢軸収容部54の幅と同一かそれより狭い幅の断面半円弧形の筋状であって、表紙体1010の内表面1030より外表面1032側とは反対側に突出している。
閉鎖係止部100は、並列された綴じ具10の複数の綴杆部12の間隔と同一の間隔をおいて、綴杆先端受容部110が並列されている。
前記綴杆先端受容部110は、2種類あって、一部の綴杆先端受容部110は、綴杆部12を開閉するときの移動方向に綴杆部12の先端を係止させるための係止凸部120及び/又は係止凹部が形成されている。
前記閉鎖係止部100は、表紙体1010の第1折曲部1020及び第2折曲部1022と平行に、表紙体1010の高さ方向(手前側から向こう側)にのびる平面視略長方形である。
隣接する第1の軸受部52aと第2の軸受部52bとの間等は、綴じ具10の枢軸部16を装填するための長さと綴じ具10を開閉するために移動するための距離とを合わせた間隔をあけている。
この実施の形態においては、第1の孔70は、軸受部52の頂部側、側面側又は表紙体1010の外表面1032側に、金型を抜き、製品を取り出すために設けられている。
綴杆先端受容部110は、後述する綴杆部12の綴杆係止部30を係止する係止凸部120を形成された第1の綴杆先端受容部110aと、係止凸部120を形成されていない第2の綴杆先端受容部110bとを備える。
閉鎖係止部100は、綴杆先端受容部110を構成するその内の手前側の二つの綴杆先端受容部110(第1の綴杆先端受容部110a)、中央の二つの綴杆先端受容部110(第1の綴杆先端受容部110a)及び向こう側の綴杆先端受容部110(第1の綴杆先端受容部110a)が、係止凸部120及び/又は係止凹部を有する。
この実施の形態においては、閉鎖係止部100は、その内の手前側の二つの綴杆先端受容部110(第1の綴杆先端受容部110a)、中央の二つの綴杆先端受容部110(第1の綴杆先端受容部110a)及び向こう側の綴杆先端受容部110(第1の綴杆先端受容部110a)が、第2の孔72を穿設されている。第2の孔72は、綴じ具10の綴杆部12の綴杆凸部34を、綴じ具10を閉じたときに収容するための空間を形成するとともに、閉鎖係止部100に係止凸部120を合成樹脂で成形するときに、金型を抜くために形成されている。
枢軸部16は、表紙体1010の高さ方向(綴じ具10の連結部14の長手方向)において、保持部50の並列された枢軸収容部54の間に収容されるように、適宜な間隔をあけて、複数、一直線上に並列されている。
すなわち、枢軸部16は、手前側より、第1の枢軸部16a,第2の枢軸部16b,第3の枢軸部16c,第4の枢軸部16d,第5の枢軸部16e,第6の枢軸部16f及び第7の枢軸部16gが、適宜な間隔をおいて並列されている。
隣接する第1の枢軸部16aと第2の枢軸部16bとの間等は、保持部50の枢軸収容部54に装填されるための長さと綴じ具10を開閉するために移動するための距離とを合わせた間隔をあけている。
前記保持部50は、表紙体1010の高さ方向にのびる軸受部52が適宜な間隔をあけて並列され、前記綴杆部12の連結部14に突設された枢軸部16は、前記保持部50の並列された軸受部52の間に容れられている。
綴杆部12を構成する複数の綴杆は、全て略々同一の形状であって、半円弧状の半割杆が、一定の間隔をあけて、手前側から向こう側に向けて並列されている。
そして、綴杆部12は、リーフ1110に予め穿設された綴じ穴1112に挿通して、リーフ1110を綴じることができるように、自由端に綴杆係止部30が形成されている。
そして、綴杆部12は、閉じられた綴杆部12を開くときにおいては、連結部14の長さ方向に変位させる。すなわち、綴杆部12は、綴杆係止部30を閉鎖係止部100から脱係させるために連結部14の手前側に形成された押圧部180を、指で押すことにより、連結部14の長さ方向において手前側から向こう側に移動させることができるように構成されている。
更に、綴杆部12は、押圧部180を綴杆部12の先端が閉鎖係止部100から離れる方向、すなわち表表紙部1012の方向に回転させることにより、係止された綴杆係止部30を閉鎖係止部100から外すことができるように構成されている。
この実施の形態においては、押圧部180を指で押すことにより、綴杆部12を向こう側に移動させ、綴杆部12の綴杆係止部30と閉鎖係止部100の係止凸部120との係合を外すことができる。
なお、綴杆部12を閉じるときにおいては、綴杆係止部30と閉鎖係止部100の係止凸部120とは、突き出た鉤鼻状の綴杆凸部34を滑りながら綴杆係止部30の手前側の凹部32に嵌まるようにするために、綴杆係止部30が、なだらかな傾斜面を自由端側から形成されている。
そして、連結部14は、綴杆部12の回転方向と直交し綴じ具10を閉じたときに垂直にすなわち表紙体1010の高さ方向にのびるように形成されている。
綴杆部12の開き角規制部は、断面略半円弧状であり、綴杆部12の基部20側の外側面の接合面40を備える。
枢軸部16は、連結部14に連設された複数の枢軸部16(第1の枢軸部16a,第2の枢軸部16b,第3の枢軸部16c,第4の枢軸部16d,第5の枢軸部16e,第6の枢軸部16f及び第7の枢軸部16g)から構成されており、各枢軸部16は挿入部36を構成されている。
前記枢軸部16は、前記綴杆部12及び/又は連結部14に突設され、それぞれ枢軸200を装填するための挿入部36を中央に形成されている。
第1の枢軸部16a,第2の枢軸部16b,第3の枢軸部16c,第4の枢軸部16d,第5の枢軸部16e,第6の枢軸部16f及び第7の枢軸部16gは、それぞれ一直線状に並ぶとともに、第1の枢軸部16a,第2の枢軸部16b,第3の枢軸部16c,第4の枢軸部16d,第5の枢軸部16e,第6の枢軸部16f及び第7の枢軸部16gは、それぞれ穿設された挿入部36が、一直線状に並ぶ。
軸受部52は、枢軸200を装填するための挿入部56を中央に形成されている。
第1の軸受部52a,第2の軸受部52b,第3の軸受部52c,第4の軸受部52d,第5の軸受部52e及び第6の軸受部52fに、それぞれ穿設された挿入部56は、一直線状に並ぶ。
前記枢軸200は、前記連結部14の長手方向に沿って、向こう側から手前側に連続してのび、綴じ具10の枢軸部16と保持部50の軸受部52とを連結する。
綴じ具10の枢軸部16は、綴杆部12の先端を閉鎖係止部100に嵌合して閉鎖するとき及び綴杆12の先端を離間させるときに回転中心となるように構成されている。
綴じ具10の枢軸部16と枢軸部16を収容する軸受部52とにより形成される間隙は、収容された枢軸部16と軸受部52との間に、綴杆部12の綴杆係止部30(綴杆凸部34)が閉鎖係止部100の係止凸部120より脱係するための間隙を残すように、その長さを形成されている。
この実施の形態においては、枢軸200と枢軸部16とは別部材である。綴杆部12は、連結部14と合成樹脂により一体成形され、枢軸部16は、合成樹脂により、連結部14と一体に形成されている。
そして、枢軸200は、綴じ具10の最も向こう側の枢軸部16(第7の枢軸部16g)から、枢軸部16の最も手前側の枢軸部16(第1の枢軸部16a)に至るように、形成されている。
閉鎖係止部100の係止凸部120は、向こう側に向いて突き出され、綴杆部12の綴杆凸部34は、手前側に向いて突き出されている。
綴じ具10の綴杆部12が閉じたとき、綴杆部12の凹部32に閉鎖係止部100の係止凸部120が嵌挿され、閉鎖係止部100の係止凸部120と綴杆部12の綴杆凸部34とは、弾発部材300の付勢力によって係合する。
この実施の形態においては、綴杆部12の綴杆凸部34は、綴じ具10の連結部14の手前側において手前側に向いて突設された押圧部180側に向いて、突き出され、閉鎖係止部100の係止凸部120は、綴杆部12の綴杆凸部34の突き出された方向とは反対側である向こう側に向いて突き出されている。
係止凸部120は、第2の孔72側の面が、表紙体1010の内表面1030と略同じ面上に設けられ、綴じ具10を閉じたとき、綴じ具10の綴杆係止部30の凹部32と接合するように形成されている。綴じ具10の綴杆係止部30の綴杆凸部34は、第2の孔72内に収容される。
弾発部材300は、鋼線をコイル形に巻いて作られたコイルバネにより形成され、筒形のコイルバネの輪の中に枢軸200を挿通されている。
そして、弾発部材300は、その向こう側端が保持部50の軸受部52(第4の軸受部52d)の手前側端に接し、その手前側端が綴じ具10の枢軸部16(第4の枢軸部16d)の向こう側端に接して、復元力(均一な)によって綴杆部12及び連結部14を手前側に押し下げ且つ保持部50の軸受部52を向こう側に押し上げるように構成されている。
この実施の形態においては、押圧部180は、連結部14の手前側に突設された円柱状体である。
表紙体1010は、裏表紙部1014の第2折曲部1022に近い領域に、押圧部180を回転させるための空間を設けるための凹み1014aを形成され、且つ表表紙部1012の第1折曲部1020に近い領域に、表表紙部1012を閉じたときに押圧部180を収容するための凹み1012aを形成されている。
押圧部180を指で押すことにより、係止された綴じ具10の綴杆部12を閉鎖係止部100の係止凸部120から外すときには、弾発部材300の弾発力に抗して綴じ具10の綴杆部12及び連結部14は、向こう側に移動させて綴杆凸部34を係止凸部120より離れさせ、閉じていた綴杆部12を開く。
而して、綴杆部12の綴杆凸部34は、突き出た方向とは反対側(向こう側)に移動して閉鎖係止部100の係止凸部120から脱係する。
而して、綴杆部12は、綴じ具嵌挿孔1040に嵌挿されることにより、連結部14の長さ方向への移動を規制されて、綴杆部12が不用意に開くことがない。
12 綴杆部(基部)
14 連結部
16 枢軸部
16a 第1の枢軸部
16b 第2の枢軸部
16c 第3の枢軸部
16d 第4の枢軸部
16e 第5の枢軸部
16f 第6の枢軸部
16g 第7の枢軸部
20 基部
22 自由端
30 綴杆係止部
32 凹部
34 綴杆凸部
36,56 挿入部
40 接合面
50 保持部
52 軸受部
52a 第1の軸受部
52b 第2の軸受部
52c 第3の軸受部
52d 第4の軸受部
52e 第5の軸受部
52f 第6の軸受部
54 枢軸収容部
70 第1の孔
72 第2の孔
100 閉鎖係止部
110 綴杆先端受容部
110a 第1の綴杆先端受容部
110b 第2の綴杆先端受容部
120 係止凸部
180 押圧部
200 枢軸
300 弾発部材
1000 手帳
1010 表紙体
1012 表表紙部
1012a,1014a 凹み
1014 裏表紙部
1016 背表紙部
1020 第1折曲部
1022 第2折曲部
1030 内表面
1032 外表面
1110 リーフ
1112 綴じ穴
1040 綴じ具嵌挿孔
Claims (5)
- 表紙体の内表面の領域に、綴じ具を取り付ける保持部を備えるベース領域を、表紙体に一体成形され、
前記綴じ具は、枢軸を中心として回転することができるように表紙体に取り付けられ、
前記枢軸は、綴杆部の連結部の長手方向に沿ってのびて、綴じ具の枢軸部と保持部の軸受部とを連結しており、
前記保持部は、軸受部と前記枢軸部が回転するための枢軸収容部とを有し、
綴じ具の綴杆部の開閉の中心となる枢軸を表紙体の内表面に接近させるために、前記枢軸収容部が表紙体の内表面から外表面寄りに亘って設けられた、帳面。 - 表紙体は、綴じ具の綴杆部の先端を係止するための閉鎖係止部を、表紙体に一体成形され、
前記閉鎖係止部は、閉じた綴杆部の先端を係止させるための表紙体の内表面より外表面側に、凹んだ部の周辺領域において、係止凸部及び/又は係止凹部を表紙体の内表面の近傍に設けられた、請求項1に記載の帳面。 - 表紙体は、綴じ具の綴杆部の先端を係止するための閉鎖係止部が、表紙体に一体成形され、
前記閉鎖係止部は、
表紙体の内表面より外表面側に凹んだ綴杆先端受容部と、
前記綴杆先端受容部の周辺領域において、表紙体の背表紙部の幅より低く、且つ閉じた綴杆部の綴杆係止部を係止するように表紙体の内表面より突出した係止凸部及び/又は係止凹部とを有する、請求項1に記載の帳面。 - 前記閉鎖係止部の綴杆先端受容部は、綴杆部を開閉するときの移動方向に綴杆部の先端を係止させるための係止凸部が形成され、
閉鎖係止部の係止凸部は、綴じ具を閉じたとき、綴じ具の綴杆部の綴杆凸部と向き合い、綴杆部の綴杆凸部とは反対側に向いて突き出されており、
綴じ具の綴杆部の綴杆凸部は、綴じ具を閉じたとき、弾発部材によって付勢されて閉鎖係止部の係止凸部と係合し、
綴じ具の綴杆部の綴杆凸部は、綴じ具を開くとき、該綴杆凸部の突き出た方向とは反対側に移動して閉鎖係止部の係止凸部と離れるように形成されている、請求項3に記載の帳面。 - 前記保持部は、枢軸を装填するための軸受部と、枢軸部が回転するための空間を形成するための枢軸収容部とを有し、
前記軸受部は、表紙体の背表紙部の幅より低く且つ表紙体の内表面より枢軸を装填できるように突出し、
前記枢軸収容部は、表紙体の内表面より外表面側に凹んでいることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の帳面。
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