JP2010067643A - 磁気ランダムアクセスメモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】MRAMに効果の高い磁気シールド手段を提供する。
【解決手段】磁気ランダムアクセスメモリは、基板と、その基板の上方に形成された下部配線層と、その下部配線層の上方に形成された上部配線層と、下部配線層と上部配線層との間の第1高さに配置され、複数の孔が形成された磁気シールド層と、前記下部配線層と上部配線層との間に配置された磁気ランダムアクセスメモリ素子部とを備える。磁気ランダムアクセスメモリ素子部は、磁化が固定された磁化固定層と磁化が反転可能な磁化自由層とを備える複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子と、複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子の各々と下部配線層とを接続する下部接続部と、複数のランダムアクセスメモリ素子の各々と上部配線層とを接続する上部接続部とを備える。第1高さにおいて、複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子はそれぞれ複数の孔の内部に配置される。磁気シールド層がメモリ素子の近くに配置されるため、高い磁気シールド効果が得られる。
【選択図】図1A

Description

本発明は、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)に関する。
磁気抵抗素子を有する磁気メモリセルを用いた磁気ランダムアクセスメモリ(以下「MRAM」ともいう)は、2つの磁性層の磁化ベクトルの方向が平行か反平行かにより、その間にある非磁性層の抵抗値が変化することを利用して情報を記憶するメモリ素子である。非磁性層が導電体であるものをGMR(Giant Magnetoresistive)素子、絶縁体であるものをTMR(Tunneling Magnetoresistive)素子という。
2つの磁性層の磁化ベクトル方向は、互いに平行と反平行とのいずれかとなるように制御される。この制御のために、片側の磁性層の磁化ベクトル方向を反転させる必要がある。この反転を起こすために、以下の方法がある。
(1)外部磁界により磁性層の磁化ベクトル方向を反転させる。この方法では、素子の上下に金属配線が配置される。その金属配線に電流を流すことにより磁界を発生し、その磁界により磁性層の磁化ベクトル方向を反転させる。
(2)素子の上下にある金属配線ではなく、メモリ素子中の下部電極に電流を流すことで磁界を発生させる。この磁界により磁性層の磁化ベクトル方向を反転させる。
(3)スピン注入磁化反転効果を用いて磁性層の磁化ベクトル方向を反転させる。この方法では、金属配線に流す電流から発生する磁界を用いず、磁気抵抗素子に基板面と垂直方向の電流を流すことで磁性層の磁化ベクトル方向を反転させる。この方法では、反転電流は主として書き込み電流密度に比例するので、必要となる電流値はメモリセルの微細化に伴い減少をする。そのため、メモリの大容量化に適した方法である。
MRAMのメモリ素子においては、外部磁界を加えることで情報を記録する磁化自由層の磁化が反転することが知られている。よって外乱磁界により容易に記録情報が書き変わる可能性がある。それを防ぐためにメモリ素子に磁気シールドを付加することが提案されている。この方法によりメモリ素子に加わる外乱磁界を減衰させ、誤書き込みを防ぐことが可能となる。
磁気シールドを配置する位置について様々な提案がなされている。例えば特許文献1によればメモリ素子チップをパッケージングしたものについて、その上下に磁気シールドを配置するものが提案されている。また特許文献2によればパッケージングに用いる樹脂の中に磁性粒子を分散させ、磁気シールドとしているものが提案されている。
磁気シールドを複数の場所に配置する方法も提案されている。特許文献3には、チップ全体を覆うシールド(チップシールド)だけではなく、補助シールドとしてアレイ単位のメモリ素子を覆う磁気シールド(アレイシールド)を配置することが開示されている。磁気シールドに覆われていない場所にあるメモリ素子は、覆われているメモリ素子に比べ外乱磁界が減衰されにくい。そのため、メモリアレイより大きい磁気シールドで覆うことが必要とされる。
特開2004−193246号公報 特開2003−124538号公報 特開2007−27757号公報
磁気シールドとメモリ素子の位置については、メモリ素子の上面もしくは下面に磁気シールドを配置する場合、メモリ素子と磁気シールドの距離が大きく離れると磁気シールドの効果が低くなる。そのため、これらを近づけることが望まれる。
本発明による磁気ランダムアクセスメモリは、基板と、その基板の上方に形成された下部配線層と、その下部配線層の上方に形成された上部配線層と、下部配線層と上部配線層との間の第1高さに配置され、複数の孔が形成された磁気シールド層と、前記下部配線層と上部配線層との間に配置された複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子部とを備える。複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子部の各々は、磁化が固定された磁化固定層と磁化が反転可能な磁化自由層とを備える磁気ランダムアクセスメモリ素子と、磁気ランダムアクセスメモリ素子と下部配線層とを接続する下部接続部と、磁気ランダムアクセスメモリ素子と上部配線層とを接続する上部接続部とを備える。第1高さにおいて、磁気ランダムアクセスメモリ素子部は複数の孔の内部に配置される。
磁気シールドを磁気メモリに近い位置に配置することが可能となり、外乱磁界の減衰効果を高めることができる。
図1A、図1Bに本実施の形態に関わる素子構造を示す。メモリ素子の構造としては様々な構造が考えられるが、図1A、図1Bには下部電極に流した電流が作る磁界により書き込みを行なうメモリ素子の場合について示す。図1Aはメモリ素子の断面図である。図1Bは図1AのA−A’破線位置を上から見た平面図であり、磁気シールド層の構成が示されている。
基板19上に、下部配線層15が形成される。下部配線層15よりも上部に、上部配線層17が形成される。下部配線層15と上部配線層17は、それぞれMOSトランジスタ等の素子を有する回路に接続される。基板19上の下部配線層15と上部配線層17との間の高さに、アレイ状に配置された複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子部10が形成される。磁気ランダムアクセスメモリ素子部10は、メモリ素子(磁気ランダムアクセスメモリ素子)と、メモリ素子を下部配線層と上部配線層とにそれぞれ接続するコンタクトビア14、16とからなる。以下、これらの構成についてより詳細に説明する。
メモリ素子は上部電極11、下部電極12およびトンネルバリア13から構成される。上部電極11は磁化自由層111および上部導電層112から構成される。磁化自由層111はトンネルバリア13と接している。下部電極12は磁化固定層121および下部導電層122から構成される。磁化固定層121はトンネルバリア13と接している。下部電極12の下には下部コンタクトビア14が接続される。下部コンタクトビア14は、下部配線層15などを通してトランジスタと電気的に接続されている。図1Aにおいて、下部配線層15の下にあるトランジスタ、複数の配線層およびコンタクトビアは図示が省略されている。上部電極11中の上部導電層112と上部コンタクトビア16が電気的に接続される。上部コンタクトビア16と上部配線層17が電気的に接続される。
メモリ素子にある値(0あるいは1)を書き込む場合は、駆動回路がトランジスタを制御することにより、下部配線層15から下部コンタクトビア14、下部電極12、下部コンタクトビア14、下部配線層15への経路に電流を流す。下部電極12に所定方向の電流が流れることにより、メモリ素子に2値のうちの一方の値が書き込まれる。トランジスタを制御してこの経路に逆方向の電流を流すことにより、メモリ素子に2値のうちの他方の値が書き込まれる。
メモリ素子に格納された情報を読み出す際には、駆動回路がトランジスタを制御することにより、下部配線層15から下部コンタクトビア14、下部電極12、トンネルバリア13、上部電極11、上部コンタクトビア16、上部配線層17へ電流を流すことにより、トンネルバリア13の抵抗値を検出する。検出された抵抗値に基づいて、磁化自由層111に書き込まれた情報を読み取ることができる。
磁化自由層111は強磁性層を含む。磁化自由層は、NiFe、CoFe、CoFeBなどの強磁性層の単層膜または積層膜、もしくは強磁性層と非磁性層の積層膜により形成される。
磁化固定層121は強磁性層を含み、その磁化は固定されている。トンネルバリア13に接する層はCoFe、CoFeB、NiFeからなる群のうちから選択される1以上の強磁性体によって形成される層である。磁化固定層121は、この強磁性層と、PtMn、IrMn、FeMn等の反強磁性層や、Ru等の非磁性層と積層されることにより形成されている。例えばCoFeB/Ru/CoFeB/PtMnのような積層構造となっている。
トンネルバリア13は非磁性絶縁層であり、酸化マグネシウム(MgO)、酸化アルミニウム(AlO)、窒化アルミニウム(AlN)などの材料を用いることにより形成される。
このような磁気ランダムアクセスメモリ素子部10に、磁気シールド効果を有する膜である磁気シールド18が形成される。図1A、図1Bの例では、磁気ランダムアクセスメモリ素子部10の積層構造のうち、メモリ素子と上部配線層17とを接続する上部接続部である上部コンタクトビア16が配置されている高さの層に磁気シールド18が配置される。より詳しくは、磁気シールド18はその厚さ方向の中心位置が上部コンタクトビア16の厚さ方向の範囲内となる高さに配置される。
こうした磁気シールド18を配置することにより、MRAMのチップの外部で発生する磁界がメモリ素子、特に磁化自由層に及ぼす影響を防ぐことができる。MRAMは様々な機器に搭載して使用される。機器の中にはモータや永久磁石が搭載されている場合がある。また偶然もしくは意図的にMRAMが永久磁石からの磁界に曝されている可能性もある。磁気シールド18により、それらの磁界がMRAM素子、特にその磁化自由層に直接加えられることを防ぐことができる。
磁気シールド18は、導電性材料によって形成することができる。そのような材料として、NiFe、CoFeB、FeSiAl、CoZrからなる材料群のうちの少なくとも1つ、または前記材料群のうちの少なくとも1つに前記材料群に含まれない元素を添加した材料を採用することができる。このような磁気シールド18の場合、磁気シールド18が複数の上部コンタクトビア16に接触していると、上部コンタクトビア16間が電気的に接続し、メモリ素子が動作しなくなる。そのため、磁気シールド18は上部コンタクトビア16と電気的に接続しないように配置される。具体的には、磁気シールド18に、複数の上部コンタクトビア16の各々に対応する位置に、上部コンタクトビア16よりひと回り大きい孔21を開ける。その孔21に絶縁膜20を配置することで磁気シールド18と上部コンタクトビア16を絶縁することができる。
このような構成を有する磁気ランダムアクセスメモリは、フォトリソグラフィに代表される微細加工技術によって形成することが可能である。例えば磁気シールド18を形成する磁気シールド層は、上面が平坦化された層間絶縁膜上にスパッタなどの薄膜形成技術によって形成される。その磁気シールド層上にフォトマスクを形成してエッチングを施すことにより孔21が形成される。その後、絶縁膜を形成して孔21を埋める。孔21の位置に孔21よりもひとまわり小さい孔を開け、上部コンタクトビアを形成する。このような工程により、磁気シールド18と磁気ランダムアクセスメモリ素子部10とがワンチップ上の同一の積層構造内に形成される。
また別の方法を用いた場合の実施形態を図2A、図2Bに示す。図2Aはメモリ素子の断面図である。図2Bは図2AのB−B’破線位置を上から見た平面図である。この実施形態では、磁気シールド28は、メモリ素子と下部配線層15とを接続する下部接続部である下部コンタクトビア14が形成された高さに配置される。磁気シールド28が導電性材料である場合、下部コンタクトビア14間が電気的に接続するとメモリとして動作しなくなる。そのため、磁気シールド28は下部コンタクトビア14が電気的に接続しないように配置される。具体的には、磁気シールド28に下部コンタクトビア14よりひと回り大きい孔22を開け、その間に絶縁膜20を設けることで磁気シールド28と下部コンタクトビア14を絶縁することができる。
更に別の方法を用いた場合の実施形態を図3A、図3Bに示す。図3Aはメモリ素子の断面図である。図3Bは磁気シールド28aの配置を説明するための平面図である。この実施形態では図2A、図2Bに示した実施形態に加えて、更に磁気シールド28aが配置される。磁気シールド28aは、磁気シールド28の所定領域上に配置される。その結果、その所定領域において他の領域よりも厚さが大きい磁気シールド層が形成される。積層方向に見たとき、磁気シールド28aの平面形状は、メモリ素子(特に磁化自由層111)の平面形状を含み、望ましくはメモリ素子の平面形状よりも大きい。且つ磁気シールド28aの平面形状は磁気シールド28の平面形状よりも小さい。磁気シールド28aの平面形状は例えば四角形でもよいが、最適には円形である。特に、その円形の中心は磁化自由層111の中心と一致することが望ましい。
磁気シールドは、サイズが小さい方がシールド効果が高い。磁気シールド28に、更にサイズの小さい磁気シールド28aを追加することにより、磁気シールド効果を高めることができる。
この効果が得られる理由をより詳しく説明する。磁気シールド28と磁気シールド28aは磁気的にカップリングしており、外乱磁界により同時に磁化が変化する。そのためこれらは一つの磁性体として考えて良い。サイズが小さい磁気シールド28aは形状異方性が大きいため透磁率が低い。そのため磁気シールド28a単独では磁化が変化しにくく、結果的にシールド効率が低くなる。そこで形状異方性が小さく透磁率が高い磁気シールド28と磁気的にカップリングさせることで磁気シールド28aの透磁率が上がり、磁気シールド効率を向上させることができる。
更に別の方法を用いた場合の実施形態を図4A、図4Bに示す。図4Aはメモリ素子の断面図である。図4Bは図4AのC−C’破線位置を上から見た平面図である。磁気シールド38は、磁気ランダムアクセスメモリ素子の高さに配置することができる。図4A、図4Bでは特に、磁気シールド38は上部導電層112の高さに配置されている。この場合、上部導電層112間が電気的に接続するとメモリとして動作しなくなるため、磁気シールド38は上部導電層112と電気的に接続しないように配置する。具体的には、上部導電層112のまわりに、あらかじめ絶縁膜20を設け、そのあと磁気シールド38を形成することで、磁気シールド38と上部導電層112を絶縁することができる。また、上部コンタクトビア16が無い場合や、上部コンタクトビア16が上部導電層112と一体となっている構造の磁性メモリにおいても、上部導電層のまわりに、あらかじめ絶縁膜を設け、そのあと磁気シールドを形成することで磁気シールドと上部導電層を絶縁することができる。
この際、磁気シールド38の孔23の輪郭は、上部導電層112と相似形であることが望ましい。すなわち、孔23と上部導電層112との間の隙間は一定であることが望ましい。図4Bでは、上部導電層112の平面形状として、磁化容易軸と磁化困難軸とを有する磁化自由層111の平面形状と同じオーバル形状が描かれている。このような形状に沿った孔23を有する磁気シールド38を形成することにより、高い磁気シールド効果が得られる。
これまでは磁気シールドに導電材料を用いた場合のプロセスについて説明したが、磁気シールドにMnZnフェライトやNiZnフェライトを用いる場合は、以下に述べる方法を用いることができる。こうした実施形態におけるメモリ素子を図5A、図5Bに示す。図5Aはメモリ素子の断面図である。図5Bは図5AのD−D’破線位置を上から見た平面図である。磁気シールド48は、上部コンタクトビア16が形成されている層に配置される。磁気シールド48が絶縁材料である場合、上部コンタクトビア16と磁気シールド48が接していても、上部コンタクトビア16間が電気的に接続しメモリ動作がしなくなることはない。よって磁気シールド48に上部コンタクトビア16よりひと回り大きい孔を開けて、それらの間に絶縁膜20を設ける必要はない。図5A、図5Bに示されるように、磁気シールド48の孔の内側の輪郭は上部コンタクトビア16の外側の輪郭と同一の平面形状でよい。このような構成は、より簡単な構成により形成することができる。また絶縁材料を用いた磁気シールドは、上部電極11間あるいは下部コンタクトビア14間に設けることもできる。この場合も、隙間は必要ない。
図1A、図2A、図3A、図4Aでは異なる高さに形成された磁気シールドについて説明した。このうち任意に2以上の高さに配置された複数の磁気シールド層を備えるメモリ素子を形成することによって更に磁気シールド効果を向上することも可能である。そのような組み合わせのうち任意の1以上の磁気シールド層を図5A、図5Bで説明したメモリ素子やそれに接続したコンタクトビアと接する絶縁膜とすることも可能である。
また、以上ではメモリ素子の下部電極に電流を流すことによって磁界自由層の磁化ベクトルを反転するための磁界を発生する方式のMRAMについて説明したが、他の方式のMRAMについても同様に、メモリ素子が配置されている積層構造を形成する際に磁気シールド層を形成することにより、メモリ素子の近傍に磁気シールドを形成することができる。
図1Aは、メモリ素子の断面図である。 図1Bは、磁気シールドの平面図である。 図2Aは、メモリ素子の断面図である。 図2Bは、磁気シールドの平面図である。 図3Aは、メモリ素子の断面図である。 図3Bは、磁気シールドの平面図である。 図4Aは、メモリ素子の断面図である。 図4Bは、磁気シールドの平面図である。 図5Aは、メモリ素子の断面図である。 図5Bは、磁気シールドの平面図である。
符号の説明
10 磁気ランダムアクセスメモリ素子部
11 上部電極
12 下部電極
13 トンネルバリア
14 下部コンタクトビア
15 下部配線層
16 上部コンタクトビア
17 下部配線層
18 磁気シールド
19 基板
20 絶縁膜
28 磁気シールド
38 磁気シールド
48 磁気シールド
111 磁化自由層
112 上部導電層
121 磁化固定層
122 下部導電層

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の上方に形成された下部配線層と、
    前記下部配線層の上方に形成された上部配線層と、
    前記下部配線層と前記上部配線層との間の第1高さに配置され、複数の孔が形成された磁気シールド層と、
    前記下部配線層と前記上部配線層との間に配置された複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子部とを具備し、
    前記複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子部の各々は、
    磁化が固定された磁化固定層と磁化が反転可能な磁化自由層とを具備する磁気ランダムアクセスメモリ素子と、
    前記磁気ランダムアクセスメモリ素子と前記下部配線層とを接続する下部接続部と、
    前記磁気ランダムアクセスメモリ素子と前記上部配線層とを接続する上部接続部とを備え、
    前記第1高さにおいて、前記複数の磁気ランダムアクセスメモリ素子部はそれぞれ前記複数の孔の内部に配置される
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  2. 請求項1に記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記磁気シールド層は導電性の材料によって形成され、
    前記第1高さにおける前記複数のランダムアクセスメモリ素子部の各々と、対応する前記複数の孔の各々との間には絶縁体が配置されている
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  3. 請求項1に記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記磁気シールド層は、NiFe、CoFeB、FeSiAl、CoZrからなる材料群のうちの少なくとも1つ、または前記材料群のうちの少なくとも1つに前記材料群に含まれない元素を添加した材料によって形成され、
    前記第1高さにおける前記複数のランダムアクセスメモリ素子部の各々と、対応する前記複数の孔の各々との間には絶縁体が配置されている
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  4. 請求項1に記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記磁気シールド層は絶縁体によって形成され、
    前記複数の孔の各々の内側の輪郭は、前記第1高さにおける前記複数のランダムアクセスメモリ素子部の各々の外側の輪郭と同じである
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  5. 請求項4に記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記磁気シールド層は、MnZnフェライト及びNiZnフェライトからなる材料群のうちの少なくとも1つ、または前記材料群のうちの少なくとも1つに前記材料群に含まれない元素を添加した材料によって形成される
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記第1高さは、前記上部接続部が配置されている高さの範囲内に設定される
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記第1高さは、前記下部接続部が配置されている高さの範囲内に設定される
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  8. 請求項7に記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記磁気シールド層の厚さは所定領域において他の領域よりも大きく、
    積層方向に見たとき、前記所定領域の平面形状は前記磁化自由層の平面形状を含む円形である
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  9. 請求項1から5のいずれかに記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記第1高さは、前記磁気ランダムアクセスメモリ素子が配置されている高さの範囲内に設定される
    磁気ランダムアクセスメモリ。
  10. 請求項9に記載された磁気ランダムアクセスメモリであって、
    前記磁気ランダムアクセスメモリ素子は形状磁気異方性を有し、
    前記複数の孔の各々は、前記磁気ランダムアクセスメモリ素子の平面形状に沿った輪郭を有する
    磁気ランダムアクセスメモリ。
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