JP2010065511A - 作業機械の油圧制御装置 - Google Patents

作業機械の油圧制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010065511A
JP2010065511A JP2008235689A JP2008235689A JP2010065511A JP 2010065511 A JP2010065511 A JP 2010065511A JP 2008235689 A JP2008235689 A JP 2008235689A JP 2008235689 A JP2008235689 A JP 2008235689A JP 2010065511 A JP2010065511 A JP 2010065511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
cylinder
bucket cylinder
boom
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008235689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4969541B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
浩之 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2008235689A priority Critical patent/JP4969541B2/ja
Publication of JP2010065511A publication Critical patent/JP2010065511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4969541B2 publication Critical patent/JP4969541B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】特にブーム及びバケットに対して意図する作業を確実に且つ迅速に行うことができ、合わせてヒートバランスの向上及び燃費性能の向上を図る。
【解決手段】バケット閉じのパイロット圧Pp1が入力される油室16と、ブーム上げのパイロット圧Pp2が入力される油室81Bと、バケット負荷圧P1が入力される油室81Aと、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量を調整可能なストローク規制機構74を含む流量調整手段FR1と、を備え、バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つバケットシリンダ10の負荷圧P1が所定値以下であると検出されたときに、ストローク規制機構74によってバケットスプール14の動きを規制してバケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量を抑える。これにより、圧油をブームシリンダ20に誘導する。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械の油圧制御装置に関する。
従来、図7に示されるような油圧制御装置HCoが知られている。この油圧制御装置HCoでは、第1、第2油圧ポンプ5、6を備える。
第1油圧ポンプ5側では、センタバイパス油路52にバケットシリンダ10を制御するバケットシリンダ切換弁11、ブームシリンダ20を制御するブームシリンダ切換弁21、アームシリンダ30を制御するアームシリンダ切換弁31がタンデムに接続されている。また、各シリンダ切換弁11、21、31はパラレル回路64にも接続されている。
第2油圧ポンプ6側では、センタバイパス油路54に第2のブームシリンダ切換弁22、アームシリンダ30を制御する第2のアームシリンダ切換弁32がタンデムに接続されている。また、各シリンダ切換弁22、32はパラレル回路66にも接続されている。
しかし、この方式は、例えば、掘削作業等を行う場合に、「バケット閉じ」、「アーム引き」、「ブーム上げ」の3つの動作が同時に行われると、ブームの上げ動作が良好に行われなくなるという不具合があった。図7を用いてこの不具合を簡単に説明する。
上記3つの動作が同時に行われるとき、バケット操作レバー13の「バケット閉じ」のパイロット圧Pp1は、バケットシリンダ切換弁10のパイロットポート11P1に作用する。ブーム操作レバー23の「ブーム上げ」のパイロット圧Pp2は、ブームシリンダ切換弁21、22のパイロットポート21P1、22P1に作用する。アーム操作レバー33の「アーム引き」のパイロット圧Pp3は、アームシリンダ切換弁31、32のパイロットポート31P1、32P1に作用する。この結果、バケットシリンダ切換弁10、ブームシリンダ切換弁21、22、アームシリンダ切換弁31、32は、全てそれぞれのA位置に切り換わる。
しかるにこの状態では、アームは自重落下、バケットは自重落下(又は低負荷)であり、ブームは作業機全体の負荷が作用するため負荷圧は一番高くなる。この油圧制御装置HCoでは、第2油圧ポンプ6の圧油はパラレル油路66を介して低負荷のアームシリンダ34に多量に供給される。そのため、第2のブームシリンダ切換弁22側からブームシリンダ20への圧油の供給は殆どなされない。一方、第1ポンプ5側の圧油も、パラレル油路64を介してブームシリンダ20より低負荷のバケットシリンダ10に多量に供給されてしまう。よって「ブーム上げ」の操作を行っているにも拘わらず、結局、ブームは上がらないことになる。
そこで、この不具合を回避するべくバケット負荷圧を上昇させる手段として、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール開口特性(ポート11P3の開口特性)を後述する図4の実線で示されるような特性に設計変更し、バケットシリンダ切換弁11のスプール14がA位置にフルストロークしたとしても、ポート11P3の開口が深く絞られた状態のままとなるような設定をすることが考えられる。しかしながら、常時このような設定をすると、バケット単独作業時に掘削力が低下するだけでなく、ポート11P3の付近の発熱によるヒートバランスの悪化及び燃費の悪化を招く恐れがある。
特許文献1では、このような問題を解消する技術の一例を提案している。この技術は、図7におけるパラレル油路64からバケットシリンダ切換弁11に分岐するフィーダ油路54に該フィーダ油路54の供給流量を制限する(破線で示すような)可変絞り弁56を介在させるようにしたものである。これにより、ブーム上げ操作が検出されたときのみ、このフィーダ油路54の供給流量を絞り込んでバケット負荷圧を高めることができる。
特許第2892939号公報
しかしながら、この特許文献1に係る技術は、「ブーム上げ」の操作が検出されると、バケットシリンダ切換弁11へのフィーダ油路54の流量を絞り込むという操作を行うものであったため、例えば、ブーム負荷圧よりもバケット負荷圧の方が上昇したような場合であっても、ブーム上げ操作を行っている限りは、上記フィーダ油路54は絞られた状態のままとなっていた。そのため、不用意な回路圧の上昇、ヒートバランス特性の悪化、バケット作業速度の低下、あるいはエンジン出力の増加による燃費悪化等の不具合を招いていた。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、特にブーム及びバケットに対して意図する作業を確実に且つ迅速に行うことができ、合わせてヒートバランスの向上及び燃費性能の向上を図ることをその課題としている。
本発明は、作業機械のバケット及びブームを駆動するバケットシリンダ及びブームシリンダを少なくとも有し、各シリンダをバケットシリンダ切換弁及びブームシリンダ切換弁にてそれぞれ制御する作業機械の油圧制御装置において、前記バケットの閉じ操作が行われたことを検出するバケット閉じ操作検出手段と、前記ブームの上げ操作が行われたことを検出するブーム上げ操作検出手段と、前記バケットシリンダの負荷圧を検出するバケットシリンダ負荷圧検出手段と、前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を調整可能な流量調整手段と、を備え、前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下であると検出されたときに、前記流量調整手段により、前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を規制するように構成したことにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、バケットの閉じ操作がブーム上げ操作と同時に行われたときには、該バケットの閉じ操作に関し特別な制御がなされる。即ち、そのときのバケットシリンダの負荷圧が検出され、該バケットシリンダの負荷圧が所定値以下であると判断されると、バケットシリンダのロッド側の戻り油の流量が規制される。そのため、バケットシリンダの負荷圧が高まり、ポンプの吐出油がバケットシリンダに集中して流入するのを抑制することができ、その分ブームシリンダ側に円滑に誘導・供給することが可能となる。
ここで、本発明では、バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量規制は、バケットシリンダの負荷圧が所定値以下のときに行われる。逆に言うならば負荷圧が所定値を超えているときにはこの流量規制は行われない。また、本発明では、バケットシリンダのフィーダ油路については特にその流量を妨げる規制は行われない。この結果、バケットの駆動に悪影響が及ぶことがない。また、不必要にフィーダ油路が絞られていないため、ヒートバランス性能を向上させることができ、エンジン出力を高めに維持する必要がないため、燃費も向上する。
本発明の好ましい実施態様は、例えば、前記流量調整手段として、前記バケットシリンダ切換弁のスプールの閉じ操作側へのストロークを規制するストローク規制機構を備え、前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下と検出されたときに、前記ストローク規制機構が、前記バケットシリンダ切換弁のスプールが所定のストローク位置よりもバケット閉側へストロークすることを規制するように構成することである。
これにより、バケットシリンダ切換弁の僅かな設計変更のみで、上記課題を解決できる。また、電気的配線を伴う構成要素を必要とせず、油圧回路上の制御のみで実現できるため、作動の信頼性も高い。
また、本発明の好ましい実施態様は、例えば、前記流量調整手段として、前記バケットシリンダの開側のパイロットポートに任意のパイロット圧を付与可能な電磁比例弁を備え、前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下と検出されたときに、前記電磁比例弁で調圧されるパイロット圧により、前記バケットシリンダ切換弁のスプールがバケット閉じ側のストロークエンド以外の所定のストローク位置に維持されるように構成することである。
これにより、前記所定のストローク位置の設定自体を、例えばバケットシリンダの負荷圧のみならず、必要ならばブームシリンダの負荷圧等の他の状況をも考慮して、よりきめ細かに設定することができる。
なお、このように、特に流量の調整をバケットシリンダ切換弁のスプールのストローク調整によって実現する場合には、例えば、前記バケットシリンダ切換弁が閉側から開側にストロークしてゆくときの、前記バケットシリンダからタンクへの戻りポートの開口特性が、バケット閉側から前記所定のストローク位置までは拡大の程度が小さく、該ストローク位置より開側では拡大の程度が大きく設定されるようにするとよい。
これにより、バケットシリンダの負荷圧が所定値以下のときにはブームシリンダ側へ吐出油を良好に誘導し、一方バケットシリンダの負荷圧が所定値を超える本来のバケットの駆動作業についてはこれをより迅速に行わせることができるようになる。
本発明の更に他の好ましい実施態様は、例えば、前記流量調整手段として、バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を調整可能な電磁比例流量調整弁を備え、前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧に依存して、前記電磁比例流量調整弁により、前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を規制する構成とすることである。
この構成は、バケットシリンダ切換弁に関しては特に設計変更が必要なく、また、(必要ならば)バケットシリンダの負荷圧のみならず、ブームシリンダの負荷圧等の他の状況を考慮した上で、任意の特性で、バケットシリンダのロッド側の戻り油の流量のみを非常にきめ細かに制御することができ、ブーム駆動とバケット駆動とを一層良好に実現させることができるようになる。
本発明によれば、特にブームとバケットに対して意図する作業を確実に且つ迅速に行うことができ、合わせてヒートバランスの向上及び燃費性能の向上を図ることができる。
以下図面に基づいて本発明の実施形態の例を詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態の一例が適用された油圧ショベル(作業機械)SC1の要部概略、図2は、その油圧制御装置HC1のバケットシリンダ切換弁付近の要部を示している。なお、理解を容易にするために、既に説明した油圧制御装置HCoと同一または類似する機能を有する部位には同一の符号を付している。
図3に示されるように、油圧ショベルSC1は、ブーム1、アーム2、及びバケット3を備える。ブーム1はブームシリンダ20によって、アーム2はアームシリンダ30によって、バケット3はバケットシリンダ10によってそれぞれ駆動される。
図2に示されるように、油圧制御装置HC1は、第1、第2油圧ポンプ5、6を備える。第1油圧ポンプ5側では、センタバイパス油路52にバケットシリンダ10を制御するバケットシリンダ切換弁11、ブームシリンダ20を制御するブームシリンダ切換弁21、アームシリンダ30を制御するアームシリンダ切換弁31がタンデムに接続されている。また、各シリンダ切換弁11、21、31はパラレル回路64にも接続されている。
第2油圧ポンプ6側では、センタバイパス油路54に第2のブームシリンダ切換弁22、アームシリンダ30を制御する第2のアームシリンダ切換弁32がタンデムに接続されている。また、各シリンダ切換弁22、32はパラレル回路66にも接続されている。
それぞれのセンタバイパス油路52、54の最も下流には、絞り弁56、58が配置され、これによって発生させるネガコン圧をポンプレギュレータ60、62に作用させて油圧ポンプ5、6の吐出流量を制御している。この制御方式は、2ポンプタイプのネガティブコントロール方式(いわゆるネガコン)と称されるもので、ブーム1、アーム2、バケット3の各種の複合制御が良好に実現できる方式として広く普及している。
以下、個々の構成について便宜上適宜に作用の説明を含めながら詳細に説明する。
バケットシリンダ10は、バケットシリンダ切換弁11によって作動・制御される。バケットシリンダ切換弁11は、この例では6ポート3位置切換弁である。オペレータの操作するバケット操作レバー13がバケット閉の状態とされると、図示せぬ公知のパイロット圧発生手段からのバケット閉のパイロット圧Pp1がパイロットポート11P1に付与されるように連結されている。即ち、この実施形態では、パイロットポート11P1のパイロット圧Pp1がバケット閉じ操作検出手段の閉じ信号を兼用していることになる。バケット操作レバー13のバケット閉の信号がパイロットポート11P1に付与されると、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール14が図1のA位置に切り換わる。これによりバケットシリンダ10のボトム側10Bに第1ポンプ5からの圧油がパラレル油路64、フィーダ油路54を介して供給され、ロッド側10Rの戻り油がドレンライン69を介してドレンされる。また、操作レバー13からのバケット開のパイロット圧Pp4がパイロットポート11P2に付与されると、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール11Aが図1のC位置に切り換わる。これによりバケットシリンダ10のロッド側10Rに第1ポンプ5からの圧油がパラレル油路64、フィーダ油路54を介して供給され、ボトム側10Bがドレンライン69からドレンされる。
ここで、バケットシリンダ切換弁11の、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール14がバケット閉側から開側にストロークしてゆくときのバケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻りポート11P3の開口特性が、従来とは異なった設計とされている。即ち、このときの戻りポート11P3の開口特性は、図4に示されるように、バケット完全閉位置から「所定のストローク位置」Spの付近までは拡大の程度が小さいが、該ストローク位置Spより開側では拡大の程度がより大きく(この例では破線で示すように急激に拡大するように)設定されている。バケットシリンダ切換弁11には、この所定のストローク位置Spを規定するストローク規制機構74が付設されている。ストローク規制機構74の構成については、後に詳述する。
ブームシリンダ20はブームシリンダ切換弁21及び第2のブームシリンダ切換弁22によって作動・制御される。ブームシリンダ切換弁21は、この例では6ポート3位置切換弁である。オペレータの操作するブーム操作レバー23がブーム上げの状態とされると、図示せぬ公知のパイロット圧発生手段からのブーム上げのパイロット圧Pp2がパイロットポート21P1に付与されるように連結されている。即ち、この実施形態では、パイロットポート21P1のパイロット圧Pp2がブーム上げ操作検出手段の上げ信号を兼用していることになる。ブーム操作レバー23からのブーム上げのパイロット圧Pp2がパイロットポート21P1に付与されると、ブームシリンダ切換弁21のブームスプール24が図1のA位置に切り換わる。これによりブームシリンダ20のボトム側20Bに第1ポンプ5からの圧油がパラレル油路64、フィーダ油路55を介して供給され、ロッド側20Rがドレンされる。また、操作レバー23からのブーム下げの信号が図示せぬパイロットラインを介してパイロットポート21P2に付与されると、ブームシリンダ切換弁21のブームスプール24が図1のC位置に切り換わる。これによりブームシリンダ20のロッド側20Rに第1ポンプ5からの圧油がパラレル油路64、フィーダ油路55を介して供給され、ロッド側20Rがドレンライン71を介してドレンされる。
第2のブームシリンダ切換弁22は、6ポート2位置切換弁である。操作レバー23からのブーム上げの信号がパイロットポート22P1に付与されると、ブームシリンダ切換弁22のブームスプール26が図1のA位置に切り替わってブームシリンダ20のボトム側20Bに第2ポンプ6からの圧油がパラレル油路66、フィーダ油路73を介して供給され、ロッド側20Rがドレンされる。また、ブーム上げの信号がパイロットポート22P1に掛かっていないときは、ばね25の付勢力により、ブームシリンダ切換弁22のブームスプール26は図1のC位置に切り替わるようになっている。この結果、ブームシリンダ20はボトム側20B、ロッド側20Rとも遮断状態とされ、センタバイパス油路54が第2のアームシリンダ切換弁32側に連通される。
アームシリンダ30は、アームシリンダ切換弁31及び第2のアームシリンダ切換弁32によって作動・制御される。アームシリンダ切換弁31及び第2のアームシリンダ切換弁32は、アーム引きのときにアームシリンダ30のボトム側30Bに圧油を供給するが、その他は基本的にブームシリンダ21とほぼ同様な動きをする。
即ち、アームシリンダ切換弁31は、この例ではブームシリンダ21と同様の6ポート3位置切換弁である。オペレータの操作するアーム操作レバー33がアーム引きの状態とされると、図示せぬ公知のパイロット圧発生手段からのアーム引きのパイロット圧Pp5がパイロットポート31P1(及び第2のアームシリンダ切換弁32のパイロットポート32P1)に付与されるように連結されている。即ち、この実施形態では、パイロットポート31P1(32P1)のパイロット圧Pp5がアーム引き操作検出手段のアーム引き信号を兼用していることになる。アーム操作レバー33からのアーム引きのパイロット圧Pp5がパイロットポート31P1に付与されると、アームシリンダ切換弁31のスプール31Aが図1のA位置に切り換わる。これによりアームシリンダ30のボトム側30Bに第1ポンプ5からの圧油がパラレル油路64フィーダ油路57を介して供給され、ロッド側30Rがドレンライン75を介してドレンされる。また、アーム操作レバー33からのアーム上げの信号がパイロットポート31P2に付与されると、アームシリンダ切換弁31のスプール34が図1のC位置に切り換わる。これによりアームシリンダ30のロッド側30Rに第1ポンプ5からの圧油がパラレル油路64、フィーダ57を介して供給され、ボトム側30Bがドレンライン75を介してドレンされる。
第2のアームシリンダ切換弁32は、6ポート2位置切換弁である。アーム操作レバー33からのアーム引きのパイロット圧Pp5がパイロットポート32P1に付与されると、アームシリンダ切換弁32のアームスプール36が図1のA位置に切り換わる。これによりアームシリンダ30のボトム側30Bに第2ポンプ6からの圧油がパラレル油路66を介して供給され、ロッド側30Rがドレンされる。また、アーム操作レバー33からのアーム上げの信号がパイロットポート32P2に付与されると、アームシリンダ切換弁32のスプール36が図1のC位置に切り換わる。これによりアームシリンダ30のロッド側30Rに第2ポンプ6からの圧油がパラレル油路66を介して供給され、ボトム側30Bがドレンされる。
なお、アームシリンダ30のボトム側30Bへの圧油の供給に関係して、従来の第1油圧ポンプ5のフィーダ油路57に設けていた絞り弁70(図7参照)は、本実施形態では省略されている。これは、この実施形態では、アームシリンダ30のボトム側30Bへの圧油の供給は主に第2ポンプ6のパラレル油路66から行われること、本願発明の効果により、この部分でアームシリンダ14への供給を特に制限しなくても、ブームシリンダ20への圧油供給が十分期待できるという理由に基づいている。
ここで、図1を用いてバケットシリンダ切換弁11に付設された流量調整手段FR1の構成について詳細に説明する。バケットシリンダ切換弁11のバケット開側端部には、バケット閉操作時に作用するストローク規制機構74が設けられている。このストローク規制機構74は、流量調整手段FR1の中核をなすもので、バケット3の閉じ操作とブーム1の上げ操作とが同時に行われ、且つバケットシリンダ10の負荷圧P1が所定値以下と検出されたときに、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール14が所定のストローク位置Spよりもバケット閉側(矢示X1側)へストロークすることを規制するものである。なお、図1では、後述する各油室を説明するために、規制ピストン78を所定のストローク位置Spより若干引いた位置にて描写してある。
具体的には、このストローク規制機構74は、2箇所の段差面76A、76Bを有する規制シリンダ76と、段差面76A、76Bとそれぞれ対応する2箇所の段差面78A、78Bを有する規制ピストン78とで主に構成されている。規制ピストン78の小径部78Cは、バケットシリンダ切換弁11の開側のパイロットポート11P2の油室15内に臨まされている。パイロットポート11P2の油室15は、バケット3の開操作が行われているときに発生するパイロット圧Pp4が反映される空間である。バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール14の先端14Aがバケット閉側(X1方向)に移動してくると、規制ピストン78の端面78Dと当接するように構成されている。
規制ピストン78の中間径部78Eの段差面78Aに形成された油室81Aは、バケットシリンダ10のボトム側10Bの負荷圧P1がライン77を介して反映される空間であり、バケットシリンダ負荷圧検出手段として機能している。
規制ピストン78の大径部78Fのボトム面78Gに形成された油室81Bは、ブーム操作レバー23のブーム上げのパイロット油圧Pp2がライン79を介して反映される空間であり、ブーム上げ操作検出手段として機能している。
前述したように、バケット閉じのパイロット油圧Pp1は、パイロットポート11P1(の油室16)に掛かっており、該油室16がバケット閉じ操作検出手段として機能している。
なお、規制ピストン78の大径部78Fの先端側に形成された油室81CはタンクTと連通している。また、図の符号17A、17Bは、バケットスプール14を中立位置Bに戻すためのばねである。
次に、この実施形態の作用を、特に本発明で問題とする状況での圧油と戻り油の流れに着目して説明する。
例えば、図3で示されるような堆積された砂を掬う作業等を行う場合において、「バケット閉じ」、「アーム引き」、「ブーム上げ」の3つの動作が同時に行われた場合について説明する。この状況では、従来(図7)の油圧制御装置によれば、「ブーム上げ」が良好に行われなくなることについては既に述べた。本実施形態では、この状況において、ブーム1を全く問題なく上げ方向に駆動することができる。
図1を参照して、バケット操作レバー13が「バケット閉じ」の状態とされると、バケットシリンダ切換弁11のパイロットポート11P1には、パイロット圧Pp1が印加される。このため、バケットスプール14が、ばね17Bの付勢力に打ち勝って図1の左方向(矢印X1方向)に移動し、ストローク規制機構74の規制ピストン78の端面78Dに当接する。これと同時に、油室81Aにバケットシリンダ10の負荷圧(ボトム側の圧力)P1が掛かり、更に、油室81Bにブーム上げのパイロット圧Pp2が掛かる。
なお、「バケット閉じ」の状態であるため、バケットシリンダ切換弁11の開側のパイロットポート11P2(の油室15)にはパイロット圧は掛かっていない。また、油室81Cは、タンクTと連結されているため、ここにも油圧は掛かっていない。
この結果、規制ピストン78には、バケットシリンダ10の負荷圧P1に、油室81Aに露出している段差面78Aの面積S1を乗じた付勢力が矢印X1方向に作用する。また、「ブーム上げ」のパイロット圧Pp2に、油室81Bに臨んでいるボトム面78Gの面積S2を乗じた付勢力が矢印X2方向に作用する。従って、バケットシリンダ10の負荷圧P1がある程度大きくならない限り、ストローク規制機構74のピストン78は、図中右側(X2方向)への付勢力の方が勝り、規制ピストン78はその段差面78Bが規制シリンダ76の段差面76Bに当接した状態のまま動けなくなる。即ち、結果としてバケットシリンダ10の負荷圧P1がある程度上昇するまではバケットスプール14は、特定のストローク位置Spよりバケット閉じ側へは移動できないことになる。
これにより、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量が規制され、圧油がバケットシリンダ10のボトム側10Bに急速に流入するのが抑制される。その分、第1ポンプ5の圧油をブームシリンダ20の駆動に有効に活用することができる。
更に、図4に示されるように、この実施形態においては、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール14がバケット閉側から開側にストロークしてゆくときのバケットシリンダ10のロッド側からタンクへの戻りポート11P3の開口特性が、バケット完全閉位置から前記「所定のストローク位置Sp」の付近までは拡大の程度が小さいが、該ストローク位置Spより開側では拡大の程度がより大きく(この例では破線で示すように「急激に」拡大するように)設定されている。バケットスプール14が所定のストローク位置Spから開方向に動き始めたということは、バケットシリンダ10の負荷圧P1がある程度立ち上がってきたということにほかならない。この状態では、ブームシリンダ20に圧油が供給できないという状況はほぼ解消されている。そこで本実施形態では、バケットスプール14が「所定のストローク位置Sp」から開方向に動き始めると、当該戻り油の開口が急激に拡大される。これにより、バケットシリンダ10のロッド側10Rの圧油の負荷は激減し、バケットシリンダ10のボトム側10Bに円滑に圧油を流入させることができ、バケット3の作業性をより向上させることができる。
このストローク規制機構74を用いた流量規制は、バケットシリンダ切換弁11の僅かな設計変更のみで実現でき、また、電気的配線を伴う構成要素を必要とせず、油圧回路上の制御のみで実現できるため、作動の信頼性が高いというメリットがある。
この実施形態では、バケットシリンダ10の負荷圧P1が所定値を超えているときには流量規制は行われない。また、バケットシリンダ10のフィーダ油路54については特にその流量を妨げる規制は行われない。この結果、バケット3の駆動に悪影響が及ぶことがない。また、不必要にフィーダ油路54が絞られていないため、ヒートバランス性能を向上させることができ、エンジン出力を高めに維持する必要がないため、燃費も向上する。
ところで、本発明においては、流量調整手段の具体的な構成については特に上記例に限定されない。例えば、図5に示されるような実施形態であってもよい。
図5に示す実施形態では、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量を調整可能な流量調整手段FR2として、バケットシリンダ切換弁11のバケットスプール14を開側にストロークさせるパイロットポート11P2に、任意のパイロット圧PpSを付与可能な電磁比例弁82を備えている。バケットシリンダ切換弁11は、前述の実施形態におけるバケットシリンダ切換弁11からストローク規制機構74を取り除いたもので、バケットシリンダ切換弁11のポート11P3の開口特性については先の実施形態におけるバケットシリンダ切換弁11と同様の(図4の破線で示すような所定のストローク位置Sp付近から急増する)特性とされている。
この実施形態においては、バケット3の閉じ操作が行われたことを検出するバケット閉じ操作検出手段は、圧力スイッチ84である。ブーム1の上げ操作が行われたことを検出するブーム上げ操作検出手段は、圧力スイッチ86である。バケットシリンダ11の負荷圧P1を検出するバケットシリンダ負荷圧検出手段は、圧力センサ88である。
バケット3の閉じ操作とブーム1の上げ操作とが同時に行われ、且つバケットシリンダ11の負荷圧P1が所定値以下と検出されると、これらの情報がコントローラ90に入力され、相応の電気信号が電磁比例弁82に出力される。電磁比例弁82では、当該電気信号に対応するパイロット圧PpSを出力し、このパイロット油圧PpSが、バケットシリンダ11のバケットスプール14を開側にストロークさせるパイロットポート11P2に入力される。この電気信号は、バケットスプール14をバケット閉じ側のストロークエンド以外の「所定のストローク位置Ps」に位置させるパイロット圧に対応している。
この構成によっても、先のストローク規制機構74を用いた先の実施形態と実質的に同等の作用効果が得られる。また、図示はされていないが、この構成によれば、例えばブームシリンダ20の負荷圧、あるいはアームシリンダ30の負荷圧等の更に他の要素(あるいはその時の状況をより詳細に推察し得る情報)をも考慮して電磁比例弁82での出力を決定することもでき、必要に応じてよりきめ細かな流入規制を行うことができる。
本実施形態でも先の実施形態と同様に、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻りポート11P3の開口特性を「所定のストローク位置Sp」付近から変更するように構成してあるため、特にバケットの作業性を一層向上させることができる。
図6に本発明の更に他の実施形態の例を示す。
この実施形態では、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量を調整可能な流量調整手段FR3として、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量を規制する電磁比例流量調整弁92を、バケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油のドレンライン69に直接配置するようにしている。前記実施形態と同様に、バケット3の閉じ操作が行われたことを検出するバケット閉じ操作検出手段としての圧力スイッチ84、ブーム1の上げ操作が行われたことを検出するブーム上げ操作検出手段としての圧力スイッチ86、バケットシリンダ10の負荷圧P1を検出するバケットシリンダ負荷圧検出手段としての圧力センサ88を備えている。バケット3の閉じ操作とブーム1の上げ操作とが同時に行われ、且つバケットシリンダ10の負荷圧P1が所定値以下と検出されると、コントローラ90での指令によりバケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量が、この電磁比例流量制御弁92によって直接規制される。
この実施形態は、バケットスプール14の動きを規制するものではないため、バケットシリンダ10のボトム側10Bへの圧油の供給に関しては、何ら影響が及ばず、戻り油の流量規制によってバケットシリンダ10のロッド側10Rの圧油の負荷の程度のみを独立して任意の値に制御することができる。そのため、バケットシリンダ切換弁11に関しては、バケットスプール14Aの前述した「開口特性」をも含め、(従来のバケットスプールから)一切設計変更を施す必要がなく、しかも、実質的に開口特性を考慮したと同等の制御を一元的に実施できる。
また、この制御構成は、バケットシリンダ10のロッド側RからタンクTへの戻り油の流量を直接的に電磁比例流量調整弁92によって制御するものであるため、バケットの閉じ操作の有無、ブームの上げ操作の有無、バケットシリンダの負荷圧という情報のほかに、必要ならば、更に、例えばブームシリンダ20の負荷圧、アームシリンダ30の負荷圧等をも考慮した上でバケットシリンダ10のロッド側10RからタンクTへの戻り油の流量を制御することも可能である。よって、よりバランスのとれた一層きめ細かな総合的な制御をすることも可能である。
なお、上記実施形態においては、それぞれネガティブコントロール方式の油圧制御装置について例示してきたが、本願発明は、ポジティブコントロール方式の油圧制御装置においても、同様の作用効果が得られる。
作業機械の各シリンダ切換弁をタンデムに接続すると共に、該シリンダ切換弁をパラレル回路でも接続した作業機械の油圧制御装置に適用可能である。
本発明の実施形態の一例適用された作業機械の油圧制御装置のバケットシリンダ切換弁の付近の構成を示す概略油圧回路図 前記油圧制御装置の全体構成の要部を示す油圧回路図 前記作業機械のブーム、アーム、バケットの概略構成を示す正面図 バケットシリンダ切換弁の開口特性を示すグラフ 本発明の他の実施形態の一例を示すバケットシリンダ切換弁の付近を示す概略油圧回路図 本発明の更に他の実施形態の一例を示すバケットシリンダ切換弁の付近を示す概略油圧回路図 従来の作業機械の油圧制御装置の概略構成を示す図2相当の油圧回路図
符号の説明
5、6…第1、第2油圧ポンプ
10…バケットシリンダ
11…バケットシリンダ切換弁
11P1…パイロットポート
13…バケット操作レバー
14…ストローク規制機構
20…ブームシリンダ
20P1…パイロットポート
21…ブームシリンダ切換弁
23…ブーム操作レバー
30…アームシリンダ
31…アームシリンダ切換弁
33…アーム操作レバー
52、54…センタバイパス油路
64、66…パラレル油路
82…電磁比例弁
92…電磁比例流量制御弁

Claims (5)

  1. 作業機械のバケット及びブームを駆動するバケットシリンダ及びブームシリンダを少なくとも有し、各シリンダを切り換えるバケットシリンダ切換弁及びブームシリンダ切換弁をタンデムに接続すると共に、該シリンダ切換弁をパラレル回路でも接続した作業機械の油圧制御装置において、
    前記バケットの閉じ操作が行われたことを検出するバケット閉じ操作検出手段と、
    前記ブームの上げ操作が行われたことを検出するブーム上げ操作検出手段と、
    前記バケットシリンダの負荷圧を検出するバケットシリンダ負荷圧検出手段と、
    前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を調整可能な流量調整手段と、を備え、
    前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下であると検出されたときに、前記流量調整手段により、前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を規制するように構成した
    ことを特徴とする作業機械の油圧制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記流量調整手段として、前記バケットシリンダ切換弁のスプールの閉じ操作側へのストロークを規制するストローク規制機構を備え、
    前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下と検出されたときに、前記ストローク規制機構が、前記バケットシリンダ切換弁のスプールが所定のストローク位置よりもバケット閉側へストロークすることを規制する
    ことを特徴とする作業機械の油圧制御装置。
  3. 請求項1において、
    前記流量調整手段として、前記バケットシリンダのスプールを開側にストロークさせるパイロットポートに、任意のパイロット圧を付与可能な電磁比例弁を備え、
    前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下と検出されたときに、前記電磁比例弁が、前記バケットシリンダのスプールを開側にストロークさせるパイロットポートに、該スプールをバケット閉じ側のストロークエンド以外の所定のストローク位置に位置させるパイロット圧を付与する
    ことを特徴とする作業機械の油圧制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記バケットシリンダ切換弁のスプールが閉側から開側にストロークしてゆくときの、前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻りポートの開口特性が、バケット完全閉位置から前記所定のストローク位置までは拡大の程度が小さく、該ストローク位置より開側では拡大の程度がより大きく設定されている
    ことを特徴とする作業機械の油圧制御装置。
  5. 請求項1において、
    前記流量調整手段として、バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を調整可能な電磁比例流量調整弁を備え、
    前記バケットの閉じ操作とブームの上げ操作とが同時に行われ、且つ前記バケットシリンダの負荷圧が所定値以下と検出されたときに、前記電磁比例流量調整弁により、前記バケットシリンダのロッド側からタンクへの戻り油の流量を規制するように構成した
    ことを特徴とする作業機械の油圧制御装置。
JP2008235689A 2008-09-12 2008-09-12 作業機械の油圧制御装置 Active JP4969541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008235689A JP4969541B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 作業機械の油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008235689A JP4969541B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 作業機械の油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010065511A true JP2010065511A (ja) 2010-03-25
JP4969541B2 JP4969541B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=42191313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008235689A Active JP4969541B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 作業機械の油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4969541B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103671294A (zh) * 2013-12-12 2014-03-26 中联重科股份有限公司 悬挂油缸同步升降控制系统、控制方法及工程车辆
JP2015169250A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 川崎重工業株式会社 建設機械の油圧駆動システム
JP2017166604A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 住友建機株式会社 ショベル
CN114207294A (zh) * 2019-08-23 2022-03-18 川崎重工业株式会社 建筑机械的油压系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100446A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Samsung Heavy Ind Co Ltd 重装備用の可変優先装置
JPH08302752A (ja) * 1995-04-28 1996-11-19 Sumitomo Constr Mach Co Ltd 油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路
JPH10183692A (ja) * 1996-12-25 1998-07-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧駆動制御装置
JP2005140153A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の油圧制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100446A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Samsung Heavy Ind Co Ltd 重装備用の可変優先装置
JPH08302752A (ja) * 1995-04-28 1996-11-19 Sumitomo Constr Mach Co Ltd 油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路
JPH10183692A (ja) * 1996-12-25 1998-07-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧駆動制御装置
JP2005140153A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の油圧制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103671294A (zh) * 2013-12-12 2014-03-26 中联重科股份有限公司 悬挂油缸同步升降控制系统、控制方法及工程车辆
CN103671294B (zh) * 2013-12-12 2016-02-03 中联重科股份有限公司 悬挂油缸同步升降控制系统、控制方法及工程车辆
JP2015169250A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 川崎重工業株式会社 建設機械の油圧駆動システム
JP2017166604A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 住友建機株式会社 ショベル
CN114207294A (zh) * 2019-08-23 2022-03-18 川崎重工业株式会社 建筑机械的油压系统
CN114207294B (zh) * 2019-08-23 2023-05-23 川崎重工业株式会社 建筑机械的油压系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4969541B2 (ja) 2012-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6220227B2 (ja) 油圧ショベル駆動システム
CN107044144B (zh) 工程机械的液压驱动装置
US20160251833A1 (en) Hydraulic drive system of construction machine
JP6797015B2 (ja) 油圧ショベル駆動システム
JPH07127607A (ja) 作業機械の油圧装置
KR101061668B1 (ko) 유압 구동 장치
JP4969541B2 (ja) 作業機械の油圧制御装置
JP7404258B2 (ja) 流体回路
JP6196567B2 (ja) 建設機械の油圧駆動システム
JP2010047984A (ja) 油圧ショベルの油圧回路
JP2006292068A (ja) 油圧作業機
JP6509651B2 (ja) 流体回路
JP7071979B2 (ja) ショベル
US10247206B2 (en) Fluid circuit
JP5219691B2 (ja) 油圧ショベルの油圧回路
JP5946184B2 (ja) 作業機械の油圧駆動装置
JP2012052583A (ja) 油圧作業機
JP2010065733A (ja) 作業機械の油圧制御回路
US20230167628A1 (en) Hydraulic Control Circuit
JP2010047983A5 (ja)
CN114250819B (zh) 流量再生阀组、挖掘机控制系统和液压挖掘机
JP2005068845A (ja) 建設機械の油圧回路
JP2005299931A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP2007205415A (ja) 油圧アクチュエータ用制御回路
JP2007092789A (ja) 建設機械の油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20101115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4969541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150