JP2005299931A - 建設機械の油圧制御装置 - Google Patents

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東一 平田
Genroku Sugiyama
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広二 石川
Tsuyoshi Nakamura
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Abstract

【課題】本発明の目的は、パイロット操作弁の操作に対する方向切換弁の切換え応答性、可変容量油圧ポンプのポンプ流量の増減の追従性をそれぞれ向上させることができる建設機械の油圧制御装置を提供することにある。
【解決手段】パイロット操作弁5により切換えられる方向切換弁3と、油圧シリンダ4と、パイロットポンプ7と、パイロット操作弁5のパイロット圧力の最大値を選択する選択弁6と、可変容量油圧ポンプ1の流量を制御する流量制御装置2とを備え、選択弁6に接続された第1信号管路21aに導かれるパイロット圧力Paに応じて、パイロットポンプ7の吐出圧力を流量制御装置2の駆動を制御するポンプ制御信号Pcに変換する減圧弁30と、パイロットポンプ7と減圧弁30とを接続する分岐管路22と、減圧弁30で変換されたポンプ制御信号Pcを流量制御装置2に導く第2信号管路21bとを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械の油圧制御装置に係り、特にポジティブコントロール方式で可変容量油圧ポンプの吐出流量を制御する油圧制御装置に関する。
従来、建設機械に備えられるアクチュエータの油圧制御装置として、パイロット操作弁から出力されるパイロット圧力によりポンプの吐出流量を制御するポジティブコントロール方式が公知である。
図7は、この種のポジティブコントロール方式の従来の建設機械の油圧制御装置を示す油圧回路図、図8は図7に示す油圧制御装置に備えられるパイロット操作弁の出力特性を示す図、図9は図7に示す油圧制御装置に備えられる可変容量油圧ポンプの吐出流量特性を示す図である。
図7に示す従来技術は、メインポンプを形成する可変容量油圧ポンプ1と、この可変容量油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動するアクチュエータ、例えば油圧シリンダ4と、可変容量油圧ポンプ1から油圧シリンダ4に供給される圧油の流れを制御する方向切換弁3とが備えられている。方向切換弁3が位置3aに切換えられると、可変容量油圧ポンプ1と油圧シリンダ4のボトム側とが連通し、油圧シリンダ4のロッド側とタンク9とが連通する。また、方向切換弁3が位置3bに切換えられると、可変容量油圧ポンプ1と油圧シリンダ4のロッド側とが連通し、油圧シリンダ4のボトム側とタンク9とが連通する。可変容量油圧ポンプ1の吐出流量は、流量制御装置2によって制御される。油圧シリンダ4は図示しない作業機を駆動する。例えば建設機械が油圧ショベルであれば、油圧シリンダ4は、アームシリンダ、ブームシリンダなどである。
また、図7に示す従来技術は、方向切換弁3を切換えるパイロット圧力Paを出力するパイロット操作弁5と、このパイロット操作弁5に圧油を供給するパイロットポンプ7と、このパイロットポンプ7の吐出圧力を規定するパイロットリリーフ弁8とを備えている。パイロット操作弁5は、減圧弁部10,11と、これらの減圧弁部10,11を作動させる操作レバー5aから構成されている。減圧弁部10は、パイロット管路13を介して方向切換弁3の一方の駆動制御部に接続され、減圧弁部11は、パイロット管路14を介して方向切換弁3の他方の駆動制御部に接続されている。また、パイロット管路13のパイロット圧力Paとパイロット管路14のパイロット圧力Paのうちの最大値を選択し、その最大値をポンプ制御信号Pcとして、信号管路12を介して流量制御装置2に出力する選択弁6を備えている。
パイロット操作弁5の出力特性、すなわち操作レバー5aの操作量Sと、減圧弁部10,11から出力されるパイロット圧力Paとの関係は、図8に示すように、レバー操作量Sにほぼ比例するパイロット圧力Paが出力されるようになっている。また、可変容量油圧ポンプ1の吐出流量特性、すなわち流量制御装置2に与えられるポンプ制御信号Pcと、可変容量油圧ポンプ1から吐出されるポンプ流量Qとの関係は、図9に示すように、ポンプ制御信号Pc(該当するパイロット圧力Paに等しい)にほぼ比例するポンプ流量Qが吐出されるようになっている。
このように構成される従来技術では、油圧シリンダ4を例えば伸長動作させようとしてパイロット操作弁5の操作レバー5aを矢印5b方向に回動させると、減圧弁部10が作動し、この減圧弁部10からパイロット圧力Paが出力される。このパイロット圧力Paは、パイロット管路13を介して方向切換弁3の一方の駆動制御部に出力され、この方向切換弁3が位置3aに切換えられる。またこのとき、選択弁6によりパイロット管路13のパイロット圧力Paが選択され、このパイロット圧力Paがポンプ制御信号Pcとして信号管路12に出力される。このポンプ制御信号Pcにより流量制御装置2が駆動し、可変容量油圧ポンプ1から吐出されるポンプ流量Qが、パイロット操作弁5の操作レバー5aの操作量Sに相応する量に制御される。この可変容量油圧ポンプ1から吐出されたポンプ流量Qは、方向切換弁3を介して油圧シリンダ4のボトム側に供給され、ロッド側の油は方向切換弁3を介してタンク9に戻される。これにより油圧シリンダ4が伸長し、該当する図示しない作業機が駆動する。なお、この種の公知技術としては、特許文献1に示されるものがある。
特許第2534897号公報
上述した図7に示した従来技術では、選択弁6に供給されるパイロット圧力Paを、そのままポンプ制御信号Pcとして信号管路12に導き、流量制御装置2を駆動するようになっている。パイロット操作弁5、方向切換弁3、パイロット管路13,14、及び選択弁6が含まれるパイロット回路の位置と、可変容量油圧ポンプ1の近傍に配置される流量制御装置2の位置とを十分に離隔させざるを得ない配置設計上、上述した信号管路12は、一般にゴムホースから構成され、長さも数mと長いものとなっている。したがって、この信号管路12の容積と、方向切換弁3の各駆動制御部に連なるパイロット管路13,14の容積との合計容積が比較的大きくなっている。
このため図7に示す従来技術では、操作レバー5aを操作してパイロット操作弁5を作動させた際に、減圧弁部10あるいは減圧弁部11から出力されるパイロット圧油が上述の合計容積に相当する量となるまでにわずかながら時間がかかり、方向切換弁3の切換えが遅れがちになる。また、管路12,13,14への流量が大きくなると、選択弁6での圧損が大きくなり、流量制御装置2の作動も遅れがちになる。すなわち、パイロット操作弁5の操作に対する方向切換弁3の切換え応答性が低下しがちであり、同時に、パイロット操作弁5の操作に対する可変容量油圧ポンプ1のポンプ流量Qの増減の追従性が低下しがちであった。これらにより、従来技術では、方向切換弁3で制御される油圧シリンダ4、つまりアクチュエータの駆動制御精度が低下しやすく、これに伴って当該建設機械で実施される作業の能率の向上を見込めない問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状に鑑みてなされたもので、その目的は、パイロット操作弁の操作に対する方向切換弁の切換え応答性を向上させることができるとともに、パイロット操作弁の操作に対する可変容量油圧ポンプのポンプ流量の増減の追従性を向上させることができる建設機械の油圧制御装置を提供することにある。
この目的を達成するために本発明の請求項1記載の発明は、可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプから吐出される圧油により駆動するアクチュエータと、上記可変容量油圧ポンプから吐出され上記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御する方向切換弁と、この方向切換弁を切換える複数のパイロット圧力を出力可能なパイロット操作弁と、このパイロット操作弁に圧油を供給するパイロットポンプと、上記パイロット操作弁から出力される上記複数のパイロット圧力のうちの最大値を選択する選択弁と、この選択弁により選択された該当するパイロット圧力に基づいて上記可変容量油圧ポンプの吐出流量を制御する流量制御装置とを備えた建設機械の油圧制御装置おいて、上記選択弁により選択された上記該当するパイロット圧力を導く第1信号管路と、この第1信号管路で導かれたパイロット圧力に応じて、上記パイロットポンプの吐出圧力を、上記流量制御装置の駆動を制御するポンプ制御信号に変換する圧力制御弁と、上記パイロットポンプと上記圧力制御弁とを接続する分岐管路と、上記圧力制御弁で変換されたポンプ制御信号を上記流量制御装置に導く第2信号管路とを設けた構成にしてある。
このように構成した請求項1に係る発明では、圧力制御弁を流量制御装置の位置にほとんど関係なく配置できる。すなわち、選択弁の近傍位置に配置することができる。これに伴い、選択弁に供給されたパイロット圧力を、圧力制御弁を駆動する圧力信号として導く第1信号管路は、十分に長さの短いものに設定できる。例えば数10cm程度の長さの信号管路とすることができる。
したがって、その第1信号管路の容積と、方向切換弁の各駆動制御部に連なるパイロット管路の容積との合計容積を比較的小さく設定することができる。これにより、パイロット操作弁を操作した際に、そのパイロット圧力が瞬時に方向切換弁の駆動制御部に与えられ、方向切換弁が切換えられる。すなわち、パイロット操作弁の操作量に対応したストロークだけ方向切換弁が切換えられるとともに、パイロット操作弁の操作に対する方向切換弁の良好な切換え応答性が得られる。
また、パイロット操作弁を操作した際に、そのパイロット圧力が第1信号管路を介して導かれ、この圧力制御弁が作動し、パイロットポンプから出力され、分岐管路を経て導かれる圧油が圧力制御弁においてポンプ制御信号に変換され、このポンプ制御信号が第2信号管路によって流量制御装置に出力される。これにより流量制御装置が駆動し、可変容量油圧ポンプのポンプ流量がパイロット操作弁の操作量に対応して制御される。可変容量油圧ポンプから吐出される圧油は、方向切換弁を経てアクチュエータに供給され、これによりアクチュエータは、パイロット操作弁の操作量に対応して駆動する。したがって、パイロットポンプから出力される圧油の流量及び圧力を変換して得られるポンプ制御信号は、パイロット操作弁と方向切換弁の各駆動制御部とを連絡するパイロット管路の容積に何ら関与することがなく、十分な流量を確保することができる。これにより、圧力制御弁が駆動したとき、瞬時に流量制御装置が駆動し、パイロット操作弁の操作に対する可変容量油圧ポンプのポンプ流量の増減の良好な追従性が得られる。
また、上記目的を達成するために本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、圧力制御弁が減圧弁から成る構成にしてある。
このように構成した請求項2に係る発明では、パイロット操作弁を操作した際に、そのパイロット圧力により減圧弁が作動し、パイロットポンプから出力され、分岐管路を介して導かれる圧油が減圧弁において減圧されてポンプ制御信号に変換され、このポンプ制御信号が第2信号管路によって流量制御装置に出力される。
また、上記目的を達成するために本発明の請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、上記減圧弁が、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧に設定する減圧弁から成る構成にしてある。
このように構成した請求項3に係る発明では、パイロット操作弁が操作されず、減圧弁が中立に保たれている状態では、流量制御装置は第2信号管路を介してタンクに連通し、これにより流量制御装置は可変容量油圧ポンプのポンプ流量を所定の最少流量に設定する。
また、上記目的を達成するために本発明の請求項4に係る発明は、請求項2に係る発明において、上記減圧弁が、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧よりも大きい所定圧に設定する減圧弁から成る構成にしてある。
このように構成した請求項4に係る発明では、パイロット操作弁が操作されず、減圧弁が中立に保たれている状態では、流量制御装置には第2信号管路を介してタンク圧よりも大きい所定圧が与えられる。これにより流量制御装置は、パイロット操作弁が操作されないときでも、可変容量油圧ポンプのポンプ流量を所定の最少流量よりも大きい流量に設定する。
また、上記目的を達成するために本発明の請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記圧力制御弁としてリリーフ弁を設けるとともに、上記分岐管路に絞りを設け、この絞りと上記リリーフ弁との間の分岐管路部分からポンプ制御信号を出力する構成にしてある。
このように構成した請求項5に係る発明では、パイロット操作弁を操作した際に、そのパイロット圧力によりリリーフ弁が作動し、パイロットポンプから出力され、分岐管路を介して導かれる圧油の流量及び圧力が、リリーフ弁と、その上流に位置する絞りとの間に位置する分岐管路部分において、パイロット操作弁から出力されるパイロット圧力に応じて変化する。すなわち、パイロットポンプから出力される圧油は、パイロット操作弁のパイロット圧力に応じたポンプ制御信号に変換され、このポンプ制御信号が第2信号管路によって流量制御装置に出力される。
また、上記目的を達成するために本発明の請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、上記リリーフ弁が、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧に設定するリリーフ弁から成る構成にしてある。
このように構成した請求項6に係る発明では、前述した請求項3に係る発明と同様に、パイロット操作弁が操作されず、リリーフ弁が中立に保たれている状態では、流量制御装置は第2信号管路を介してタンクに連通し、これにより流量制御装置は可変容量油圧ポンプのポンプ流量を所定の最少流量に設定する。
また、上記目的を達成するために本発明の請求項7に係る発明は、請求項5に係る発明において、上記リリーフ弁が、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧よりも大きい所定圧に設定するリリーフ弁から成る構成にしてある。
このように構成した請求項7に係る発明では、前述した請求項4に係る発明と同様に、パイロット操作弁が操作されず、リリーフ弁が中立に保たれている状態では、流量制御装置には第2信号管路を介してタンク圧よりも大きい所定圧が与えられる。これにより流量制御装置は、パイロット操作弁が操作されないときでも、可変容量油圧ポンプのポンプ流量を所定の最少流量よりも大きい流量に設定する。
以上のように、本発明の各請求項に係る発明によれば、圧力制御弁を駆動させるパイロット圧力を導く第1信号管路の長さを短く設定できることにより、この第1信号管路と、方向切換弁に連なるパイロット管路との合計容積を従来よりも小さく設定でき、これによりパイロット操作弁の操作に伴ってパイロット管路に十分な圧油を瞬時に供給でき、パイロット操作弁の操作に対する方向切換弁の切換え応答性を従来に比べて向上させることができる。また、パイロットポンプから出力される圧油を圧力制御弁で変換して得られるポンプ制御信号は、方向切換弁に連なるパイロット管路の容積に何ら関与することがなく、したがって、十分な流量を確保することができ、これによりパイロット操作弁の操作に対する可変容量油圧ポンプのポンプ流量の増減の追従性を従来に比べて向上させることができる。これらのことにより、パイロット操作弁の操作と、方向切換弁の切換え操作、可変容量油圧ポンプのポンプ流量の制御とをマッチングさせることができ、方向切換弁で制御されるアクチュエータの駆動を高精度で制御することができ、当該建設機械で実施される作業の能率を向上させることができる。
また特に、本発明の請求項4,7に係る発明によれば、パイロット操作弁が操作されない作業機停止状態であっても、所定流量が当該油圧回路に流れ、これにより暖機を実現させることができ、また、パイロット操作弁の操作開始時点から比較的大きな流量を可変容量油圧ポンプから吐出させることができ、作業開始時のアクチュエータの立上り速度を速めにし、この観点から当該建設機械で実施される作業の能率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
図1は本発明の建設機械の油圧制御装置の請求項1,2,3に対応する第1の実施形態を示す油圧回路図、図2は図1に示す第1の実施形態に備えられる減圧弁の駆動特性を示す図である。なお、図1に示す第1の実施形態は、例えば油圧ショベルに備えられる油圧制御装置を示している。また、同図1において、前述した図7に示すものと同等のものは、同じ符号で示してある。
すなわち、図1に示す第1の実施形態にあっても、メインポンプを形成する可変容量油圧ポンプ1と、この可変容量油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動するアクチュエータ、例えばアームシリンダやブームシリンダなどの油圧シリンダ4と、可変容量油圧ポンプ1から油圧シリンダ4に供給される圧油の流れを制御する方向切換弁3とを設けてある。なお、同図1では1つの油圧シリンダ4、及び1つの方向切換弁3のみを描いてあるが、油圧ショベルにあっては、他の油圧シリンダ、油圧モータ等の複数のアクチュエータ、及び対応する複数の方向切換弁が現実には備えられる。しかし、説明を容易にするために便宜上、これらの他のアクチュエータ、及び対応する方向切換弁については図示、及び説明を省略する。
前述した方向切換弁3を位置3aに切換えると、可変容量油圧ポンプ1と油圧シリンダ4のボトム側とが連通し、油圧シリンダ4のロッド側とタンク9とが連通する。また、位置3bに切換えると、可変容量油圧ポンプ1と油圧シリンダ4のロッド側とが連通し、油圧シリンダ4のボトム側とタンク9とが連通する。これらの機能については、前述の図7に関して述べたのと同様である。
また、可変容量油圧ポンプ1の吐出流量を制御する流量制御装置2と、方向切換弁3を切換えるパイロット圧力Paを出力するパイロット操作弁5と、このパイロット操作弁5に圧油を供給するパイロットポンプ7と、このパイロットポンプ7の吐出圧力を設定するパイロットリリーフ弁8とを設けてある。パイロット操作弁5は前述したように、減圧弁部10,11と、これらの減圧弁部10,11を作動させる操作レバー5aとを含んでいる。減圧弁部10は、パイロット管路13を介して方向切換弁3の一方の駆動制御部に接続してあり、減圧弁部11は、パイロット管路14を介して方向切換弁3の他方の駆動制御部に接続してある。さらに、パイロット管路13のパイロット圧力Paとパイロット管路14のパイロット圧力Paのうちの最大値を選択して出力する選択弁6を設けてある。以上の基本的な構成については、前述した図7に示すものと同等である。
この図1に示す第1の実施形態では、特に、選択弁6により選択された該当するパイロット圧力Paを導く第1信号管路21aと、この第1信号管路21aで導かれたパイロット圧力Paに応じて、パイロットポンプ7の吐出圧力を、流量制御装置2の駆動を制御するポンプ制御信号Pcに変換する圧力制御弁、例えば、その中立時にポンプ制御信号Pcをタンク圧に設定する減圧弁20と、パイロットポンプ7と減圧弁20とを接続する分岐管路22と、減圧弁20において変換されたポンプ制御信号Pcを流量制御装置2に導く第2信号管路21bとを設けてある。
上述した減圧弁20は、可変容量油圧ポンプ1の近傍に配置される流量制御装置2の位置とはほとんど関係なく配置することができる。すなわち、選択弁6の近傍位置に配置することができる。これに伴い、選択弁6に供給されたパイロット圧力Paを減圧弁20を駆動する圧力信号として導く第1信号管路21aを十分に長さの短いものに設定できる。例えば、この第1信号管路21aを長さが数10cm程度の鋼管とすることができる。これにより、第1信号管路21aの容積と、方向切換弁3の各制御部に連なるパイロット管路13,14の容積との合計容積を比較的小さく、すなわち図7に示す場合に比べて小さくすることができる。また、減圧弁20と流量制御装置2とを接続する第2信号管路21bを、前述した図7に示した信号管路12と同様に、例えば長さ数mのゴムホースとしてある。
このように構成した第1の実施形態では、油圧シリンダ4を例えば伸長動作させようとしてパイロット操作弁5の操作レバー5aを矢印5b方向に回動させると、減圧弁部10が作動し、この減圧弁部10からパイロット圧力Paが出力される。このパイロット圧力Paがパイロット管路13を介して方向切換弁3の一方の駆動部に与えられ、この方向切換弁3が位置3aに切換えられる。
またこのとき、選択弁6によりパイロット管路13のパイロット圧力Paが選択され、このパイロット圧力Paが第1信号管路21aに導かれ、減圧弁20が作動する。したがって、パイロットポンプ7から出力され、分岐管路22を経て導かれる圧油が減圧弁20においてポンプ制御信号Pcに変換され、このポンプ制御信号Pcが第2信号管路21bによって流量制御装置2に出力される。これによって流量制御装置2が駆動し、可変容量油圧ポンプ1から吐出されるポンプ流量Qが、パイロット操作弁5のレバー操作量Sにほぼ等しくなるように制御される。すなわち、前述した図8に示す関係からパイロット操作弁5のレバー操作量Sにほぼ比例するパイロット圧力Paが出力され、図2に示すように、そのパイロット圧力Paに比例するポンプ制御信号Pcが流量制御装置2に出力されて、可変容量油圧ポンプ1から出力されるポンプ流量Qが制御される。この可変容量油圧ポンプ1から吐出されたポンプ流量Qは、方向切換弁3の前述した位置3aを介して油圧シリンダ4のボトム側に供給され、ロッド側の油は方向切換弁3の位置3aを介してタンク9に戻される。これにより油圧シリンダ4が伸長し、該当する図示しない作業機を駆動させることができる。
なお、パイロット操作弁5が操作されず減圧弁20が図1に示すような中立位置に保たれるときには、流量制御装置2は第2信号管路21bを介してタンク9に連通し、これにより流量制御装置2は可変容量油圧ポンプ1のポンプ流量Qを所定の最少流量に設定する。すなわち、このとき可変容量油圧ポンプ1からは、所定の最少流量が吐出される。例えば、この最少流量を0とすることもできる。
以上の第1の実施形態にあっては、前述したように減圧弁20を選択弁6の近傍に配置し、第1信号管路21aの長さを短く設定してあることから、第1信号管路21aとパイロット管路13,14の合計容積が比較的小さくなる。これにより、パイロット操作弁5を操作した際に、そのパイロット圧力Paが瞬時に方向切換弁3の一方の駆動制御部に与えられ、方向切換弁3が切換えられる。すなわち、パイロット操作弁5の操作量に対応したストロークだけ方向切換弁が切換えられるとともに、パイロット操作弁5の操作に対する方向切換弁3の良好な切換え応答性が得られる。
また、上述のようにパイロット操作弁5を操作した際に、そのパイロット圧力Paにより減圧弁20が作動し、この減圧弁20でパイロットポンプ7から出力される圧油がポンプ制御信号Pcに変換される。このようにパイロットポンプ7から出力される圧油の流量及び圧力を変換して得られるポンプ制御信号Pcは、パイロット操作弁5と方向切換弁3の各駆動制御部とを連絡するパイロット管路13,14の容積に何ら関与することがなく、十分な流量を確保することができる。これにより、減圧弁20が駆動したとき、瞬時に流量制御装置2が駆動し、パイロット操作弁5の操作に対する可変容量油圧ポンプ1のポンプ流量Qの増減の良好な追従性が得られる。
これらのことにより、この第1実施形態によれば、パイロット操作弁5の操作と、方向切換弁3の切換え操作、可変容量油圧ポンプ1のポンプ流量Qの制御とをマッチングさせることができ、方向切換弁3で制御される油圧シリンダ4の駆動を高精度で制御することができ、当該建設機械で実施される作業の能率を向上させることができる。
図3は本発明の請求項1,2,4に対応する第2の実施形態を示す油圧回路図、図4に示す第2の実施形態に備えられる減圧弁の駆動特性を示す図である。
この第2の実施形態は、第1信号管路21aによって導かれたパイロット圧力に応じて、パイロットポンプ7の吐出圧力を、流量制御装置2の駆動を制御するポンプ制御信号Pcに変換する圧力制御弁として、その中立時にポンプ制御信号Pcをタンク圧よりも大きい所定圧に設定する減圧弁40を設けてある。すなわち、この減圧弁40は、中立時には、ばねの力分だけオフセットされて絞り側の位置(ロ)となるように設定してある。その他の構成については、前述した図1に示す第1の実施形態と同じである。
この第2の実施形態では、前述した第1の実施形態と同様の作用効果が得られる他、特に、パイロット操作弁5が操作されず減圧弁40が中立に保たれているときでも、パイロットポンプ7から吐出され、分岐管路22を介して導かれる圧油の一部が減圧弁40で変換され、信号管路21bにポンプ制御信号Pcとして供給される(図4に例示)。これに応じて流量制御装置2がわずかながら駆動し、可変容量油圧ポンプ1のポンプ流量Qが所定の最少流量よりも大きい所定流量に設定される。したがって、パイロット操作弁5が操作されない作業機停止状態であっても、所定流量が当該油圧回路に流れ、これにより回路の冷却の防止、すなわち暖機運転を実現させることができる。また、パイロット操作弁5の操作開始時点から比較的大きな流量Qを可変容量油圧ポンプ1から吐出させることができ、作業開始時の油圧シリンダ4の立上り速度を速めにして当該建設機械で実施される作業の能率を向上させることができる。
図5は本発明の請求項1,5,7に対応する第3の実施形態を示す油圧回路図、図5に示す第3の実施形態に備えられるリリーフ弁に関連する駆動特性を示す図である。
この第3の実施形態は、第1信号管路21aで導かれたパイロット圧力Paに応じて、パイロットポンプ7の吐出圧力を、流量制御装置2の駆動を制御するポンプ制御信号Pcに変換する圧力制御弁として、リリーフ弁30を設けてある。このリリリーフ弁30は、ばねのセット圧を適宜調節することにより、例えばパイロット操作弁5が操作されず中立に保たれているときであっても、分岐管路22を流れる圧油の全量はタンク9に戻さず、一定量だけはタンク9への流出を阻止する圧に設定してある。また、パイロットポンプ7に連絡される分岐管路22に絞り32を設けてあり、この絞り22とリリーフ弁30との間の分岐管路22部分からポンプ制御信号Pcを出力させる構成にしてある。その他の構成は、前述した図1に示す第1の実施形態と同じである。
このように構成した第3の実施形態では、特に、パイロット操作弁5の操作に伴って選択弁6にパイロット圧力Paが供給され、このパイロット圧力Paが信号管路21aを介して導かれ、リリーフ弁30が作動すると、パイロットポンプ7から吐出され、絞り32を通過した圧油が、この絞り32とリリーフ弁30との間に位置する分岐管路22部分でポンプ制御信号Pcに変換され、そのポンプ制御信号Pcが流量制御装置2に与えられる。これにより可変容量油圧ポンプ1のポンプ流量Qはパイロット操作弁5のレバー操作量Sに対応した流量に制御される。
また、パイロット操作弁5が操作されずリリーフ弁30が中立に保たれている状態では、パイロットポンプ7から吐出される圧油のうちの一定量は前述のようにタンク9への流出を阻止され、したがって、絞り32とリリーフ弁30との間に位置する分岐管路22部分に圧が立ち、図6に示すように小さな値ながらタンク圧よりも大きいポンプ制御信号Pcが信号管路21bに出力される。これにより、前述した第2の実施形態におけるのと同様に、可変容量油圧ポンプ1の吐出流量Qが所定の最少流量よりも大きい所定流量に設定される。したがって、第2の実施形態と同等の作用効果、すなわち、パイロット操作弁5が操作されない作業機停止状態における暖機運転の実現と、作業開始時の油圧シリンダ4の立上り速度の確保による当該建設機械で実施される作業の能率を向上させることができる。
なお上記では、リリリーフ弁30のばねのセット圧をパイロット操作弁5が操作されず中立に保たれているときであっても、分岐管路22を流れる圧油の全量をタンク9に戻さず、一定量だけはタンク9への流出を阻止する圧に設定してあるが、このようにする代わりに、リリリーフ弁30のばねのセット圧をパイロット操作弁5が操作されず中立に保たれているときには、分岐管路22を流れる圧油の全量をタンク9に戻す圧にしてもよい。すなわち、パイロット操作弁5が操作されず中立に保たれているときには、ポンプ制御信号Pcをタンク圧に設定するリリーフ弁30を設けてもよい。この構成は、本発明の請求項1,5,6に対応する。その作用効果は前述した第1の実施形態とほぼ同じである。
本発明の建設機械の油圧制御装置の第1の実施形態を示す油圧回路図である。 図1に示す第1の実施形態に備えられる減圧弁の駆動特性を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す油圧回路図である。 図3に示す第2の実施形態に備えられる減圧弁の駆動特性を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す油圧回路図である。 図5に示す第3の実施形態に備えられるリリーフ弁に関連する駆動特性を示す図である。 従来の建設機械の油圧制御装置を示す油圧回路図である。 図7に示す油圧制御装置に備えられるパイロット操作弁の出力特性を示す図である。 図7に示す油圧制御装置に備えられる可変容量油圧ポンプの吐出流量特性を示す図である。
符号の説明
1 可変容量油圧ポンプ
2 流量制御装置
3 方向切換弁
3a 位置
3b 位置
4 油圧シリンダ(アクチュエータ)
5 パイロット操作弁
5a 操作レバー
6 選択弁
7 パイロットポンプ
8 パイロットリリーフ弁
9 タンク
10 減圧弁部
11 減圧弁部
13 パイロット管路
14 パイロット管路
20 減圧弁(圧力制御弁)
21a 第1信号管路
21b 第2信号管路
22 分岐管路
30 リリーフ弁(圧力制御弁)
32 絞り
40 減圧弁(圧力制御弁)

Claims (7)

  1. 可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプから吐出される圧油により駆動するアクチュエータと、上記可変容量油圧ポンプから吐出され上記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御する方向切換弁と、この方向切換弁を切換える複数のパイロット圧力を出力可能なパイロット操作弁と、このパイロット操作弁に圧油を供給するパイロットポンプと、上記パイロット操作弁から出力される上記複数のパイロット圧力のうちの最大値を選択する選択弁と、この選択弁により選択された該当するパイロット圧力に基づいて上記可変容量油圧ポンプの吐出流量を制御する流量制御装置とを備えた建設機械の油圧制御装置おいて、
    上記選択弁により選択された上記該当するパイロット圧力を導く第1信号管路と、
    この第1信号管路で導かれたパイロット圧力に応じて、上記パイロットポンプの吐出圧力を、上記流量制御装置の駆動を制御するポンプ制御信号に変換する圧力制御弁と、
    上記パイロットポンプと上記圧力制御弁とを接続する分岐管路と、
    上記圧力制御弁で変換されたポンプ制御信号を上記流量制御装置に導く第2信号管路とを設けたことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
  2. 上記圧力制御弁が減圧弁であることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧制御装置。
  3. 上記減圧弁は、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧に設定する減圧弁であることを特徴とする請求項2記載の建設機械の油圧制御装置。
  4. 上記減圧弁は、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧よりも大きい所定圧に設定する減圧弁であることを特徴とする請求項2記載の建設機械の油圧制御装置。
  5. 上記圧力制御弁がリリーフ弁であり、上記分岐管路に絞りを設け、この絞りと上記リリーフ弁との間の分岐管路部分からポンプ制御信号を出力することを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧制御装置。
  6. 上記リリーフ弁は、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧に設定するリリーフ弁であることを特徴とする請求項5記載の建設機械の油圧制御装置。
  7. 上記リリーフ弁は、その中立時に上記ポンプ制御信号をタンク圧よりも大きい所定圧に設定するリリーフ弁であることを特徴とする請求項5記載の建設機械の油圧制御装置。
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