JP2010056104A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンスが容易な基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板処理装置100は、インデクサブロック11、塗布ブロック12、現像ブロック13およびインターフェイスブロック14を備える。塗布ブロック12は、塗布処理部121、搬送部122および熱処理部123を備える。現像ブロック13は、現像処理部131、搬送部132および熱処理部133を備える。熱処理部123,133は、搬送部122,132から離間する方向に移動可能に設けられる。熱処理部123,133を移動させることにより、熱処理部123と搬送部122との間に作業スペース200が形成され、熱処理部133と搬送部132との間に作業スペース300が形成される。
【選択図】図10

Description

本発明は、基板に種々の処理を行う基板処理装置に関する。
半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等の各種基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。
例えば、特許文献1に記載された基板処理装置は、複数の処理ブロックを備えている。各処理ブロックには、複数の熱処理部、複数の薬液処理部および搬送機構が設けられている。各処理ブロック内においては、搬送機構により基板が熱処理部および薬液処理部に搬送される。そして、熱処理部および薬液処理部において基板に所定の処理が行われる。
特開2003−324139号公報
ところで、基板処理装置の信頼性を維持するためには、各処理ブロックの構成要素のメンテナンスを定期的に行う必要がある。しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の基板処理装置においては、メンテナンス作業を行うための十分なスペースを基板処理装置内に確保することが困難であった。そのため、基板処理装置のメンテナンスには、大きな時間と労力が必要であった。
本発明の目的は、メンテナンスが容易な基板処理装置を提供することである。
(1)本発明に係る基板処理装置は、基板に処理を行う処理ブロックを有する基板処理装置であって、処理ブロックは、基板に液処理を行う液処理部と、基板に熱処理を行う熱処理部と、液処理部と熱処理部との間に設けられ基板を搬送する搬送部とを備え、熱処理部は、熱処理部と搬送部との間に作業スペースが形成されるように搬送部から離間する方向に移動可能に設けられるものである。
この基板処理装置においては、処理ブロック内に液処理部、熱処理部および搬送部が設けられる。熱処理部は、熱処理部と搬送部との間に作業スペースが形成されるように移動可能に設けられる。この場合、作業者は、その作業スペースにおいて処理ブロック内のメンテナンス作業を行うことができるので、作業効率が向上する。それにより、基板処理装置のメンテナンスを容易かつ短時間で行うことが可能になる。
(2)搬送部は、基板を保持するとともに基板を搬送する搬送装置を有し、作業スペースは、熱処理部の移動により搬送装置が通過可能な大きさに形成される。
この場合、作業スペースを介して搬送装置を処理ブロックの外部に搬出することができる。それにより、基板処理装置のメンテナンスがさらに容易になる。
(3)基板処理装置は、搬送部に隣接するように設けられるインデクサブロックをさらに備え、インデクサブロックは、基板を搬送するための搬送領域を有し、搬送領域は、搬送装置が通過可能な大きさを有してもよい。
この基板処理装置においては、作業スペースおよび搬送領域を介して搬送装置を基板処理装置の外部に搬出することができる。それにより、基板処理装置のメンテナンスがさらに容易になる。
(4)基板処理装置は、インデクサブロックと搬送部との間に設けられる第1の基板載置部をさらに備え、第1の基板載置部は、インデクサブロック側に移動可能に設けられてもよい。
この場合、第1の基板載置部をインデクサブロック側に移動させることにより、搬送部内の作業スペースを拡大することができる。それにより、搬送部内におけるメンテナンス作業がさらに容易になる。
(5)処理ブロックは、第1および第2の処理ブロックを含み、第1および第2の処理ブロックは一方向に向かって並ぶように配置され、液処理部は、第1の処理ブロックに設けられる第1の液処理部および第2の処理ブロックに設けられる第2の液処理部を含み、熱処理部は、第1の処理ブロックに設けられる第1の熱処理部および第2の処理ブロックに設けられる第2の熱処理部を含み、搬送部は、第1の処理ブロックに設けられる第1の搬送部および第2の処理ブロックに設けられる第2の搬送部を含み、基板処理装置は、第1の搬送部と第2の搬送部との間に設けられる第2の基板載置部をさらに備え、第2の基板載置部は、第1の搬送部側および第2の搬送部側に移動可能に設けられてもよい。
この基板処理装置においては、第1の処理ブロックの第1の熱処理部を移動させることにより第1の熱処理部と第1の搬送部との間に作業スペースが形成される。それにより、第1の処理ブロック内におけるメンテナンス作業が容易になる。
また、第2の基板載置部を第2の搬送部側に移動させることにより、第1の搬送部内の作業スペースを拡大することができる。それにより、第1の処理ブロック内におけるメンテナンス作業がさらに容易になる。
また、第2の処理ブロックの第2の熱処理部を移動させることにより第2の熱処理部と第2の搬送部との間に作業スペースが形成される。それにより、第2の処理ブロック内におけるメンテナンス作業が容易になる。
また、第2の基板載置部を第1の搬送部側に移動させることにより、第2の搬送部内の作業スペースを拡大することができる。それにより、第2の処理ブロック内におけるメンテナンス作業がさらに容易になる。
以上の結果、基板処理装置のメンテナンスが十分に容易になる。
(6)基板処理装置は、処理ブロックと他の処理装置との間で基板を受け渡すインターフェイスブロックをさらに備え、処理ブロック、インターフェイスブロックおよび他の処理装置は一方向に向かって並ぶように配置され、液処理部、搬送部および熱処理部は処理ブロック内において上記一方向に垂直な方向に向かって並ぶように配置され、インターフェイスブロックは、上記一方向に垂直な方向に移動可能に設けられる。
この基板処理装置においては、インターフェイスブロックを移動させることにより、処理ブロックと他の処理装置との間に空間を形成することができる。この場合、その空間を用いて処理ブロックのメンテナンス作業を行うことができるので、作業効率が十分に向上する。その結果、基板処理装置のメンテナンスに要する時間をさらに短縮することができる。
本発明によれば、熱処理部は、熱処理部と搬送部との間に作業スペースが形成されるように移動可能に設けられる。この場合、作業者は、その作業スペースにおいて処理ブロック内のメンテナンス作業を行うことができるので、作業効率が向上する。それにより、基板処理装置のメンテナンスを容易かつ短時間で行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態に係る基板処理装置について図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等をいう。
(1)基板処理装置の構成
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。
図1および図2以降の所定の図には、位置関係を明確にするために互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を示す矢印を付している。X方向およびY方向は水平面内で互いに直交し、Z方向は鉛直方向に相当する。なお、各方向において矢印が向かう方向を+方向、その反対の方向を−方向とする。
図1に示すように、基板処理装置100は、インデクサブロック11、塗布ブロック12、現像ブロック13およびインターフェイスブロック14を備える。インターフェイスブロック14に隣接するように露光装置15が設けられる。露光装置15においては、基板に露光処理が行われる。
図1に示すように、インデクサブロック11は、複数のキャリア載置部111および搬送部112を含む。各キャリア載置部111には、複数の基板Wを多段に収納するキャリア113が載置される。本実施の形態においては、キャリア113としてFOUP(front opening unified pod)を採用しているが、これに限定されず、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドまたは収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)等を用いてもよい。
搬送部112には、制御部114および搬送機構115が設けられる。制御部114は、基板処理装置100の種々の構成要素を制御する。搬送機構115は、基板Wを保持するためのハンド116を有する。搬送機構115は、ハンド116により基板Wを保持しつつその基板Wを搬送する。また、後述の図7に示すように、搬送部112には、キャリア113と搬送機構115との間で基板Wを受け渡すための開口部117が形成される。
図1に示すように、塗布ブロック12は、塗布処理部121、搬送部122および熱処理部123を含む。塗布処理部121および熱処理部123は、搬送部122を挟んで対向するように設けられる。搬送部122とインデクサブロック11との間には、基板Wが載置される基板載置部PASS1および後述する基板載置部PASS2〜PASS4(図7参照)が設けられる。搬送部122には、基板Wを搬送する搬送機構127および後述する搬送機構128(図7参照)が設けられる。
現像ブロック13は、現像処理部131、搬送部132および熱処理部133を含む。現像処理部131および熱処理部133は、搬送部132を挟んで対向するように設けられる。搬送部132と搬送部122との間には、基板Wが載置される基板載置部PASS5および後述する基板載置部PASS6〜PASS8(図7参照)が設けられる。搬送部132には、基板Wを搬送する搬送機構137および後述する搬送機構138(図7)が設けられる。
インターフェイスブロック14には、搬送機構141,142が設けられる。搬送機構141は、基板Wを保持するためのハンド143を有する。搬送機構141は、ハンド143により基板Wを保持しつつその基板Wを搬送する。また、搬送機構142は、基板Wを保持するためのハンド144を有する。搬送機構142は、ハンド144により基板Wを保持しつつその基板Wを搬送する。
搬送機構141と搬送機構142との間には、基板Wを冷却する機能(例えば、クーリングプレート)を備えた基板載置部PASS−CP、後述する基板載置部PASS13(図7)および後述する複数のバッファBF(図7)が設けられる。基板載置部PASS−CPにおいては、基板Wが露光処理に適した温度に冷却される。現像ブロック13内において、熱処理部133とインターフェイスブロック14との間にはパッキン145が設けられる。
本実施の形態においては、塗布ブロック12の熱処理部123、現像ブロック13の熱処理部133およびインターフェイスブロック14は、Y方向に移動可能に設けられる。図2は、熱処理部123、熱処理部133およびインターフェイスブロック14をY方向に移動させた図である。基板処理装置100内のメンテナンスが行われる場合には、図2に示すように、熱処理部123および熱処理部133が−Y方向側に移動され、インターフェイスブロック14が+Y方向側に移動される。
(2)塗布処理部および現像処理部の構成
図3は、図1の塗布処理部121および現像処理部131を+Y方向側から見た図である。また、図4は、図1の塗布処理部121、搬送部122および熱処理部123を−X方向側から見た図である。
図3および図4に示すように、塗布処理部121には、塗布処理室21,22,23,24が階層的に設けられる。各塗布処理室21〜24には、塗布処理ユニット129が設けられる。また、図3に示すように、現像処理部131には、現像処理室31,32,33,34が階層的に設けられる。各現像処理室31〜34には、現像処理ユニット139が設けられる。
各塗布処理ユニット129は、基板Wを保持するスピンチャック25およびスピンチャック25の周囲を覆うように設けられるカップ27を備える。本実施の形態においては、スピンチャック25およびカップ27は、各塗布処理ユニット129に2つずつ設けられる。スピンチャック25は、図示しない駆動装置(例えば、電動モータ)により回転駆動される。
また、図1に示すように、各塗布処理ユニット129は、処理液を吐出する複数のノズル28およびそのノズル28を搬送するノズル搬送機構29を備える。
塗布処理ユニット129においては、複数のノズル28のうちのいずれかのノズル28がノズル搬送機構29により基板Wの上方に移動される。そして、そのノズル28から処理液が吐出されることにより、基板W上に処理液が塗布される。なお、ノズル28から基板Wに処理液が供給される際には、図示しない駆動装置によりスピンチャック25が回転される。それにより、基板Wが回転される。
本実施の形態においては、塗布処理室21および塗布処理室23の塗布処理ユニット129において、反射防止膜用の処理液がノズル28から基板Wに供給される。また、塗布処理室22および塗布処理室24の塗布処理ユニット129において、レジスト膜用の処理液がノズル28から基板Wに供給される。
図3に示すように、現像処理ユニット139は、塗布処理ユニット129と同様に、スピンチャック35およびカップ37を備える。また、図1に示すように、現像処理ユニット139は、現像液を吐出する2つのスリットノズル38およびそのスリットノズル38をX方向に移動させる移動機構39を備える。
現像処理ユニット139においては、まず、一方のスリットノズル38がX方向に移動しつつ各基板Wに現像液を供給する。その後、他方のスリットノズル38が移動しつつ各基板Wに現像液を供給する。なお、スリットノズル38から基板Wに現像液が供給される際には、図示しない駆動装置によりスピンチャック35が回転される。それにより、基板Wが回転される。また、本実施の形態においては、2つのスリットノズル38から互いに異なる現像液が吐出される。それにより、各基板Wに2種類の現像液を供給することができる。
図3および図4に示すように、各塗布処理室21〜24において塗布処理ユニット129の上方には、各塗布処理室21〜24内に清浄な空気を供給するための給気ユニット41が設けられる。また、図3に示すように、各現像処理室31〜34において現像処理ユニット139の上方には、給気ユニット41が設けられる。給気ユニット41は、例えば、ファンおよびULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタにより構成される。
また、図4に示すように、塗布処理室21〜24内において塗布処理ユニット129の下部には、カップ27内の雰囲気を排気するための排気ユニット42が設けられる。また、現像処理ユニット139の下部にも、カップ37内の雰囲気を排気するための排気ユニット42が設けられる。
図1および図3に示すように、塗布処理部121において現像処理部131に隣接するように流体ボックス部50が設けられる。同様に、現像処理部131においてインターフェイスブロック14に隣接するように流体ボックス部60が設けられる。流体ボックス部50および流体ボックス部60内には、塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139への薬液の供給ならびに塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139からの廃液および排気等に関する導管、継ぎ手、バルブ、流量計、レギュレータ、ポンプ、温度調節器等の流体関連機器が収納される。図3には、流体ボックス部50内に設けられる流通管51〜55および流体ボックス部60内に設けられる流通管61〜65が示されている。
図3に示すように、流通管51の一端側は、塗布処理室21〜24の各給気ユニット41に接続される。流通管51の他端は、流通管71の一端側に接続される。流通管71の他端は、図示しない温調装置に接続されている。その温調装置において温湿度調整された空気は、流通管71および流通管51を介して塗布処理室21〜24の各給気ユニット41に供給される。それにより、給気ユニット41から塗布処理室21〜24内に温湿度調整された清浄な空気が供給される。なお、流通管71には後述する流通管72および流通管73が接続される。
また、流通管52〜55は、塗布処理室21〜24の排気ユニット42にそれぞれ接続される。塗布処理室21〜24内の空気は、各排気ユニット42および各排気ユニット42に接続される流通管52〜55を介して外部に排出される。それにより、塗布処理室21〜24内の雰囲気が適切な温湿度および清浄な状態に維持される。
同様に、流通管61の一端側は、塗布処理室31〜34の各給気ユニット41に接続される。流通管61の他端は、流通管74の一端側に接続される。流通管74の他端は、上記の温調装置に接続されている。その温調装置において温湿度調整された空気は、流通管74および流通管61を介して塗布処理室31〜34の各給気ユニット41に供給される。それにより、給気ユニット41から塗布処理室31〜34内に温湿度調整された清浄な空気が供給される。なお、流通管74には後述する流通管75および流通管76が接続される。
また、流通管62〜65は、塗布処理室31〜34の排気ユニット42にそれぞれ接続される。塗布処理室31〜34内の空気は、各排気ユニット42および各排気ユニット42に接続される流通管62〜65を介して外部に排出される。それにより、塗布処理室31〜34内の雰囲気が適切な温湿度および清浄な状態に維持される。
(3)熱処理部の構成
図5は、図1の熱処理部123,133を−Y方向側から見た図である。また、図6は、熱処理部123を−Y方向に移動させた状態を示す図である。なお、図6は図1の塗布処理部121、搬送部122および熱処理部123を−X方向側から見た図である。
図4〜図6に示すように、塗布ブロック12は筐体120を有する。図4および図6に示すように、熱処理部123は筐体120に対してY方向に移動可能に設けられている。熱処理部123は、例えば、筐体120に設けられたレール(図示せず)上に設置されることにより移動可能に設けられる。また、図4に示すように、現像ブロック13は筐体130を有する。熱処理部133は、熱処理部123と同様に筐体130に対してY方向に移動可能に設けられている。
図4および図5に示すように、熱処理部123は、上方に設けられる上段処理部301および下方に設けられる下段処理部302を有する。図5に示すように、上段処理部301および下段処理部302には、複数の冷却ユニットCP、複数の熱処理ユニットPHPおよび複数の密着強化処理ユニットAHLが設けられる。冷却ユニットCPにおいては、基板Wの冷却処理が行われる。熱処理ユニットPHPにおいては、基板Wの加熱処理および冷却処理が行われる。密着強化処理ユニットAHLにおいては、基板Wと反射防止膜との密着性を向上させるための処理が行われる。なお、密着強化処理ユニットAHLにおいては、基板WにHMDS(ヘキサメチルジシラサン)等の密着強化剤が塗布される。
熱処理部133は、上方に設けられる上段処理部303および下方に設けられる下段処理部304を有する。上段処理部303および下段処理部304には、複数の冷却ユニットCP、複数の加熱ユニットHP、複数の熱処理ユニットPHPおよびエッジ露光部EEWが設けられる。エッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部の露光処理が行われる。
また、上段処理部303においてインターフェイスブロック14に隣接するように基板載置部PASS9,PASS10が設けられ、下段処理部304においてインターフェイスブロック14に隣接するように基板載置部PASS11,PASS12が設けられる。
本実施の形態においては、基板載置部PASS9および基板載置部PASS11には、現像ブロック13からインターフェイスブロック14へ搬送される基板Wが載置され、基板載置部PASS10および基板載置部PASS12には、インターフェイスブロック14から現像ブロック13へ搬送される基板Wが載置される。
図4に示すように、各熱処理ユニットPHPは、加熱処理部101および冷却処理部102を有する。また、各冷却ユニットCPは、冷却処理部102を有する。加熱処理部101は、例えば、加熱プレートを有し、その加熱プレート上に載置された基板Wを加熱する。冷却処理部102は、例えば、冷却プレートを有し、その冷却プレート上に載置された基板Wを冷却する。
また、図4〜図6に示すように、熱処理部123には流通管81が接続される。図4および図6に示すように、流通管81は、熱処理部123に固定される流通管81aおよび筐体120に固定される流通管81bにより構成される。本実施の形態においては、熱処理部123が筐体120内に完全に収容された状態(図4に示す状態)で流通管81aの下端と流通管81bの上端とが接続される。なお、図6には、熱処理部123が筐体120内から引き出された状態が示されており、流通管81aの下端および流通管81bの上端は接続されていない。
また、図5に示すように、熱処理部133には流通管81と同様の構成を有する流通管82が接続される。熱処理部123,133内の空気は、流通管81,82を介して外部に排出される。
なお、本実施の形態においては、上段搬送室125(図4)の給気ユニット43(図4)から吐出される空気の一部が上段処理部301内に流入し、下段搬送室126(図4)の給気ユニット43(図4)から吐出される空気の一部が下段処理部302内に流入する。それにより、上段処理部301および下段処理部302内の雰囲気が適切な温湿度および清浄な空気に維持される。
同様に、上段搬送室135(図7)の給気ユニット43(図7)から吐出される空気の一部が上段処理部303内に流入し、下段搬送室136(図7)の給気ユニット43(図7)から吐出される空気の一部が下段処理部304内に流入する。それにより、上段処理部303および下段処理部304内の雰囲気が適切な温湿度および清浄な空気に維持される。
(4)搬送部の構成
(a)概略構成
図7は、図1の搬送部122,132の構成を説明するための図である。なお、図7は、搬送部122,132を−Y方向側から見た図である。
図7に示すように、搬送部122は、上段搬送室125および下段搬送室126を有する。また、搬送部132は、上段搬送室135および下段搬送室136を有する。
上段搬送室125には搬送機構127が設けられ、下段搬送室126には搬送機構128が設けられる。また、上段搬送室135には搬送機構137が設けられ、下段搬送室136には搬送機構138が設けられる。
図4に示すように、塗布処理室21,22と上段処理部301とは上段搬送室125を挟んで対向するように設けられ、塗布処理室23,24と下段処理部302とは下段搬送室126を挟んで対向するように設けられる。同様に、現像処理室31,32(図3)と上段処理部303(図5)とは上段搬送室135(図7)を挟んで対向するように設けられ、現像処理室33,34(図3)と下段処理部304(図5)とは下段搬送室136(図7)を挟んで対向するように設けられる。
図7に示すように、搬送部112と上段搬送室125との間には、基板載置部PASS1,PASS2が設けられ、搬送部112と下段搬送室126との間には、基板載置部PASS3,PASS4が設けられる。また、上段搬送室125と上段搬送室135との間には、基板載置部PASS5,PASS6が設けられ、下段搬送室126と下段搬送室136との間には、基板載置部PASS7,PASS8が設けられる。
本実施の形態においては、基板載置部PASS1および基板載置部PASS3には、インデクサブロック11から塗布ブロック12へ搬送される基板Wが載置され、基板載置部PASS2および基板載置部PASS4には、塗布ブロック12からインデクサブロック11へ搬送される基板Wが載置される。
また、基板載置部PASS5および基板載置部PASS7には、塗布ブロック12から現像ブロック13へ搬送される基板Wが載置され、基板載置部PASS6および基板載置部PASS8には、現像ブロック13から塗布ブロック12へ搬送される基板Wが載置される。
図4および図7に示すように、上段搬送室125内において搬送機構127の上方に給気ユニット43が設けられ、下段搬送室126内において搬送機構128の上方に給気ユニット43が設けられる。また、図7に示すように、上段搬送室135内において搬送機構137の上方に給気ユニット43が設けられ、下段搬送室136内において搬送機構138の上方に給気ユニット43が設けられる。給気ユニット43は、例えば、ファンおよびULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタにより構成される。
また、図4および図7に示すように、上段搬送室125内において搬送機構127の下方には上段搬送室125の排気を行うための排気ユニット44が設けられ、下段搬送室126内において搬送機構128の下方には下段搬送室126の排気を行うための排気ユニット44が設けられる。
同様に、図7に示すように、上段搬送室135内において搬送機構137の下方には上段搬送室135の排気を行うための排気ユニット44が設けられ、下段搬送室136内において搬送機構138の下方には下段搬送室136の排気を行うための排気ユニット44が設けられる。
図4に示すように、上段搬送室125の給気ユニット43には流通管72が接続され、下段搬送室126の給気ユニット43には流通管73が接続される。図3で説明したように、流通管72,73は流通管51とともに流通管71に接続されている。したがって、上段搬送室125および下段搬送室126には、塗布処理室21〜24に供給される空気と同じ温湿度に調整された空気が供給される。
同様に、上段搬送室135(図7)の給気ユニット43(図7)には流通管75(図3)が接続され、下段搬送室136(図7)の給気ユニット43(図7)には流通管76(図3)が接続される。したがって、上段搬送室135および下段搬送室136には、現像処理室31〜34(図3)に供給される空気と同じ温湿度に調整された空気が供給される。
また、図4に示すように、上段搬送室125の排気ユニット44には流通管77が接続され、下段搬送室126の排気ユニット44には流通管78が接続されている。このような構成により、上段搬送室125および下段搬送室126内の空気は、各排気ユニット44および各排気ユニット44に接続される流通管77,78を介して外部に排出される。また、図示していないが、上段搬送室135(図7)および下段搬送室136(図7)の各排気ユニット44にも、流通管が接続されている。そして、上段搬送室135および下段搬送室136内の空気は、各排気ユニット44および各排気ユニット44に接続される流通管を介して外部に排出される。
以上の結果、上段搬送室125,135および下段搬送室126,136の雰囲気が適切な温湿度および清浄な状態に維持される。
(b)搬送機構の構成
次に、搬送機構127について説明する。図8は、搬送機構127を示す斜視図である。
図7および図8に示すように、搬送機構127は、長尺状のガイドレール311,312を備える。図7に示すように、ガイドレール311は、上段搬送室125内において上下方向に延びるように搬送部112側に固定される。ガイドレール312は、上段搬送室125内において上下方向に延びるように上段搬送室135側に固定される。
図7および図8に示すように、ガイドレール311とガイドレール312との間には、長尺状のガイドレール313が設けられる。ガイドレール313は、上下動可能にガイドレール311,312に取り付けられる。ガイドレール313に移動部材314が取り付けられる。移動部材314は、ガイドレール313の長手方向に移動可能に設けられる。
移動部材314の上面には、長尺状の回転部材315が回転可能に設けられる。回転部材315には、基板Wを保持するためのハンドH1およびハンドH2が取り付けられる。ハンドH1,H2は、回転部材315の長手方向に移動可能に設けられる。
上記のような構成により、搬送機構127は、上段搬送室125内においてX方向およびZ方向に自在に移動することができる。また、ハンドH1,H2を用いて塗布処理室21,22(図3)、基板載置部PASS1,PASS2,PASS5,PASS6(図7)および上段処理部301(図5)に対して基板Wの受け渡しを行うことができる。
なお、図7に示すように、搬送機構128,137,138は搬送機構127と同様の構成を有する。
(5)インターフェイスブロックの構成
図9は、インターフェイスブロック14の内部構成を示す図である。なお、図9は、インターフェイスブロック14を+X方向側から見た図である。
図9に示すように、インターフェイスブロック14の略中央部に2つのバッファBF、基板載置部PASS13および基板載置部PASS−CPが階層的に設けられる。また、基板載置部PASS−CPの−Y方向側に搬送機構141が設けられ、基板載置部PASS−CPの+Y方向側に搬送機構142が設けられる。
本実施の形態においては、基板載置部PASS−CPに露光処理前の基板Wが載置され、基板載置部PASS13に露光処理後の基板Wが載置される。
また、図7および図9に示すように、インターフェイスブロック14内の上部には、給気ユニット45が設けられる。給気ユニット45には、図示しない温調装置から温湿度調整された空気が供給される。それにより、給気ユニット45からインターフェイスブロック14内に温湿度調整された清浄な空気が供給される。その結果、インターフェイスブロック14内の雰囲気が適切な温湿度および清浄な状態に維持される。
(6)基板処理装置の各構成要素の動作
以下、本実施の形態に係る基板処理装置100の各構成要素の動作について説明する。
(6−1)インデクサブロック11の動作
以下、図1および図7を主に用いてインデクサブロック11の動作を説明する。
本実施の形態に係る基板処理装置100においては、まず、インデクサブロック11のキャリア載置部111に、未処理の基板Wが収容されたキャリア113が載置される。搬送機構115は、そのキャリア113から1枚の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS1に搬送する。その後、搬送機構115はキャリア113から他の1枚の未処理の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS3(図7)に搬送する。
なお、基板載置部PASS2に処理済みの基板Wが載置されている場合には、搬送機構115は、基板載置部PASS1に未処理の基板Wを搬送した後、基板載置部PASS2からその処理済みの基板Wを取り出す。そして、搬送機構115は、その処理済みの基板Wをキャリア113に搬送する。同様に、基板載置部PASS4に処理済みの基板Wが載置されている場合には、搬送機構115は、基板載置部PASS3に未処理の基板Wを搬送した後、基板載置部PASS4からその処理済みの基板Wを取り出す。そして、搬送機構115は、その処理済み基板Wをキャリア113へ搬送するとともにキャリア113に収容する。
(6−2)塗布ブロック12の動作
以下、図1、図3、図5および図7を主に用いて塗布ブロック12の動作について説明する。なお、以下においては、簡便のため、搬送機構127のX方向およびZ方向の移動の説明は省略する。
搬送機構115(図7)により基板載置部PASS1(図7)に載置された基板Wは、搬送機構127(図7)のハンドH1により取り出される。また、搬送機構127は、ハンドH2に保持されている基板Wを基板載置部PASS2に載置する。なお、ハンドH2から基板載置部PASS2に載置される基板Wは、現像処理後の基板Wである。
次に、搬送機構127は、ハンドH2により上段処理部301(図5)の所定の冷却ユニットCP(図5)から冷却処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構127は、ハンドH1に保持されている未処理の基板Wをその冷却ユニットCPに搬入する。冷却ユニットCPにおいては、反射防止膜形成に適した温度に基板Wが冷却される。
次に、搬送機構127は、ハンドH1により塗布処理室21(図3)のスピンチャック25(図3)上から反射防止膜形成後の基板Wを取り出す。また、搬送機構127は、ハンドH2に保持されている冷却処理後の基板Wをそのスピンチャック25上に載置する。塗布処理室21においては、塗布処理ユニット129(図3)により、基板W上に反射防止膜が形成される。
次に、搬送機構127は、ハンドH2により上段処理部301の所定の熱処理ユニットPHPから熱処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構127は、ハンドH1に保持されている反射防止膜形成後の基板Wをその熱処理ユニットPHP(図5)に搬入する。熱処理ユニットPHPにおいては、加熱処理部101(図4)および冷却処理部102(図4)により基板Wの加熱処理および冷却処理が連続的に行われる。
次に、搬送機構127は、ハンドH1により上段処理部301(図5)の所定の冷却ユニットCP(図5)から冷却処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構127は、ハンドH2に保持されている熱処理後の基板Wをその冷却ユニットCPに搬入する。冷却ユニットCPにおいては、レジスト膜形成処理に適した温度に基板Wが冷却される。
次に、搬送機構127は、ハンドH2により塗布処理室22(図3)のスピンチャック25(図3)からレジスト膜形成後の基板Wを取り出す。また、搬送機構127は、ハンドH1に保持されている冷却処理後の基板Wをそのスピンチャック25上に載置する。塗布処理室22においては、塗布処理ユニット129(図3)により、基板W上にレジスト膜が形成される。
次に、搬送機構127は、ハンドH2に保持されているレジスト膜形成後の基板Wを基板載置部PASS5(図7)に載置するとともに、そのハンドH2により基板載置部PASS6(図7)から現像処理後の基板Wを取り出す。その後、搬送機構127は、基板載置部PASS6から取り出した現像処理後の基板Wを基板載置部PASS2(図7)に搬送する。
搬送機構127が上記の処理を繰り返すことにより、塗布ブロック12内において複数の基板Wに所定の処理が連続的に行われる。
搬送機構128は、搬送機構127と同様の動作により、基板載置部PASS3,PASS4,PASS7,PASS8(図7)、塗布処理室23,24(図3)および下段処理部302(図5)に対して基板Wの搬入および搬出を行う。
このように、本実施の形態においては、搬送機構127によって搬送される基板Wは、塗布処理室21,22および上段処理部301において処理され、搬送機構128によって搬送される基板Wは、塗布処理室23,24および下段処理部302において処理される。この場合、複数の基板Wの処理を上方の処理部(塗布処理室21,22および上段処理部301)および下方の処理部(塗布処理室23,24および下段処理部302)において同時に処理することができる。それにより、搬送機構127,128による基板Wの搬送速度を速くすることなく、塗布ブロック12のスループットを向上させることができる。また、搬送機構127,128が上下に設けられているので、基板処理装置100のフットプリントが増加することを防止することができる。
(6−3)現像ブロック13の動作
以下、図1、図3、図5および図7を主に用いて現像ブロック13の動作について説明する。なお、以下においては、簡便のため、搬送機構137のX方向およびZ方向の移動の説明は省略する。
搬送機構127により基板載置部PASS5(図7)に載置された基板Wは、搬送機構137(図7)のハンドH1により取り出される。また、搬送機構137は、ハンドH2に保持されている基板Wを基板載置部PASS6に載置する。なお、ハンドH2から基板載置部PASS6に載置される基板Wは、現像ブロック13における処理が終了した基板Wである。
次に、搬送機構137は、ハンドH2により上段処理部303(図5)のエッジ露光部EEWからエッジ露光処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構137は、ハンドH1に保持されているレジスト膜形成後の基板Wをエッジ露光部EEWに搬入する。エッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部の露光処理が行われる。
次に、搬送機構137は、ハンドH2に保持されているエッジ露光処理後の基板Wを基板載置部PASS9(図5)に載置するとともに、そのハンドH2により基板載置部PASS10(図5)から露光処理後の基板Wを取り出す。なお、基板載置部PASS10から取り出される基板Wは、露光装置15における露光処理が終了した基板Wである。
次に、搬送機構137は、ハンドH1により上段処理部303(図5)の所定の冷却ユニットCP(図5)から冷却処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構137は、ハンドH2に保持されている露光処理後の基板Wをその冷却ユニットCPに搬入する。
次に、搬送機構137は、ハンドH2により現像処理室31(図3)または現像処理室32(図3)のスピンチャック35(図3)から現像処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構137は、ハンドH1に保持されている冷却処理後の基板Wをそのスピンチャック25上に載置する。現像処理室31,32においては、現像処理ユニット139により基板Wの現像処理が行われる。
次に、搬送機構137は、ハンドH1により上段処理部303(図5)の所定の加熱ユニットHPから加熱処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構137は、ハンドH2に保持されている現像処理後の基板Wを加熱ユニットHPに搬入する。加熱ユニットHPにおいては、基板Wの加熱処理が行われる。
次に、搬送機構137は、ハンドH2により上段処理部303(図5)の所定の冷却ユニットCPから冷却処理後の基板Wを取り出す。また、搬送機構137は、ハンドH1に保持されている基板Wをその冷却ユニットCPに搬入する。その後、搬送機構137は、冷却ユニットCPから取り出した基板Wを基板W基板載置部PASS6(図7)に搬送する。
搬送機構137が上記の処理を繰り返すことにより、現像ブロック13内において複数の基板Wに所定の処理が連続的に行われる。
搬送機構138は、搬送機構137と同様の動作により、基板載置部PASS7,PASS8(図7)、基板載置部PASS11,PASS12(図5)、塗布処理室33,34(図3)および下段処理部304(図5)に対して基板Wの搬入および搬出を行う。
このように、本実施の形態においては、搬送機構137によって搬送される基板Wは、現像処理室31,32および上段処理部303において処理され、搬送機構138によって搬送される基板Wは、現像処理室33,34および下段処理部304において処理される。この場合、複数の基板Wの処理を上方の処理部(現像処理室31,32および上段処理部303)および下方の処理部(現像処理室33,34および下段処理部304)において同時に処理することができる。それにより、搬送機構137,138による基板Wの搬送速度を速くすることなく、現像ブロック13のスループットを向上させることができる。また、搬送機構137,138が上下に設けられているので、基板処理装置100のフットプリントが増加することを防止することができる。
(6−4)インターフェイスブロック14の動作
以下、図9を主に用いてインターフェイスブロック14の動作について説明する。
まず、搬送機構141の動作について説明する。搬送機構137(図7)により基板載置部PASS9に載置された露光処理前(エッジ露光後)の基板Wは、搬送機構141により取り出され、基板載置部PASS−CPに搬送される。基板載置部PASS−CPにおいては、露光装置15(図1)における露光処理に適した温度に基板Wが冷却される。
その後、搬送機構141は、基板載置部PASS13に載置されている露光処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを現像ブロック13(図7)の上段処理部303の所定の熱処理ユニットPHPに搬送する。熱処理ユニットPHPにおいては、露光処理後の基板Wに熱処理が行われる。
次に、搬送機構141は、上段処理部303の他の熱処理ユニットPHPから熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS10に載置する。基板載置部PASS10に載置された基板Wは、上述したように、現像ブロック13(図7)の搬送機構137(図7)により取り出される。これにより、露光処理後の基板Wのインターフェイスブロック14から現像ブロック13への受け渡しが完了する。
次に、搬送機構141は、搬送機構138(図7)により基板載置部PASS11に載置された露光処理前(エッジ露光後)の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS−CPに搬送する。その後、搬送機構141は、基板載置部PASS13に載置されている露光処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを現像ブロック13(図7)の下段処理部304の所定の熱処理ユニットPHPに搬送する。
次に、搬送機構141は、下段処理部304の他の熱処理ユニットPHPから熱処理済みの基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS12に載置する。基板載置部PASS12に載置された基板Wは、現像ブロック13(図7)の搬送機構138(図7)により取り出される。これにより、露光処理後の基板Wのインターフェイスブロック14から現像ブロック13への受け渡しが完了する。
搬送機構141は、上記の動作を繰り返す。それにより、インターフェイスブロック14と上段処理部303との間での基板Wの受け渡しおよびインターフェイスブロック14と下段処理部304との間での基板Wの受け渡しが交互に行われる。
ここで、本実施の形態においては、キャリア113(図7)に収容されている基板Wは、搬送機構115(図7)により基板載置部PASS1,PASS3(図3)に交互に搬送される。また、塗布処理室21,22(図3)および上段処理部301(図5)における基板Wの処理速度と、塗布処理室23,24(図3)および下段処理部302(図5)における基板Wの処理速度とは略等しい。また、搬送機構127(図7)の動作速度と搬送機構128(図7)の動作速度とは略等しい。また、現像処理室31,32(図3)および上段処理部303(図5)における基板Wの処理速度と、現像処理室33,34(図3)および下段処理部304(図5)における基板Wの処理速度とは略等しい。また、搬送機構137(図7)の動作速度と搬送機構138(図7)の動作速度とは略等しい。
したがって、上記のように上段処理部303および下段処理部304から基板載置部PASS−CPに基板Wが交互に搬送されることにより、キャリア113から基板処理装置100に搬入される基板Wの順序と、現像ブロック13(図7)から基板載置部PASS−CPに搬送される基板Wの順序とが一致する。この場合、基板処理装置100における各基板Wの処理履歴の管理が容易になる。
なお、バッファBFは、基板載置部PASS9,PASS11から基板載置部PASS−CPへ基板Wを交互に搬送することができない場合に用いられる。具体的には、例えば、塗布処理室21,22(図3)の塗布処理ユニット129(図3)に不具合が発生することにより基板載置部PASS9への基板Wの搬送が停止されている場合にバッファBFが用いられる。この場合、搬送機構141は、基板載置部PASS9に基板Wが搬送されるまで、基板載置部PASS11に載置された基板WをバッファBFに搬送する。そして、基板載置部PASS9への基板Wの搬送が再開された場合には、搬送機構141は、基板載置部PASS9から基板載置部PASS−CPへの基板Wの搬送およびバッファBFから基板載置部PASS−CPへの基板Wの搬送を交互に行う。それにより、キャリア113から基板処理装置100に搬入される基板Wの順序と、現像ブロック13から基板載置部PASS−CPに搬送される基板Wの順序とを一致させることができる。なお、基板載置部PASS11への基板Wの搬送が停止されている場合には、搬送機構141は、基板載置部PASS11への基板Wの搬送が再開されるまで、基板載置部PASS9に載置された基板WをバッファBFに搬送する。
次に、搬送機構142の動作について説明する。
搬送機構141により基板載置部PASS−CPに載置された基板Wは、所定の温度に冷却された後、搬送機構142により取り出される。搬送機構142は、その基板Wを露光装置15(図1)に搬入する。
次に、搬送機構142は、露光装置15から露光処理後の基板Wを搬出し、その基板Wを基板載置部PASS13に載置する。基板載置部PASS13に載置された基板Wは、上述したように、搬送機構141により熱処理ユニットPHPへ搬送される。
搬送機構142は上記の処理を繰り返す。ここで、上述したように搬送機構141によって基板載置部PASS−CPに載置される基板Wの順序は、キャリア113(図7)から基板処理装置100に搬入される基板Wの順序に等しい。それにより、キャリア113から基板処理装置100に搬入される基板Wの順序と、搬送機構142により露光装置15に搬入される基板Wの順序とを一致させることができる。それにより、露光装置15における各基板Wの処理履歴の管理が容易になる。また、一のキャリア113から基板処理装置100に搬入された複数の基板W間において、露光処理の状態にばらつきが生じることを防止することができる。
(7)基板処理装置のメンテナンス方法
図5および図7に示すように、インデクサブロック11は筐体110を有し、インターフェイスブロック14は筐体140を有する。また、上述したように、塗布ブロック12は筐体120を有し、現像ブロック13は筐体130を有する。
各筐体110〜140は、フレームおよびそのフレームに固定されるパネル(例えば、金属板)から構成される。このパネルにより、筐体110〜140内の空気が外部に流出することが防止される。
なお、本実施の形態においては、筐体110の−Y方向側の側面のパネルは取り外し可能に設けられている。したがって、作業者は、そのパネルを取り外すことにより筐体110内に入ることができる。
また、筐体110と筐体120との連結部の所定の領域、筐体120と筐体130との連結部の所定の領域および筐体130と筐体140との連結部の所定の領域にはパネルが設けられていない。したがって、作業者は、筐体110と筐体120との間、筐体120と筐体130との間および筐体130と筐体140との間を移動することができる。
なお、筐体110〜140の各連結部の所定の領域にパネルを設けてもよい。それにより、各筐体110〜140内の密閉性を向上させることができるので、各筐体110〜140内の環境の管理を厳密に行うことができる。この場合、作業者は、筐体110〜140の各連結部のパネルを取り外すことにより、筐体110と筐体120との間、筐体120と筐体130との間および筐体130と筐体140との間を移動することができる。
以下、上記の点を考慮しつつ一例を挙げて基板処理装置100のメンテナンス方法を説明する。なお、以下においては、パネルの取り外し等の説明は省略する。
図10〜図15は、基板処理装置100のメンテナンス方法を説明するための図である。なお、図10〜図15には、基板処理装置100および露光装置15の平面図が示されている。
基板処理装置100のメンテナンスを行う際には、作業者は、まず、図10に示すように、インターフェイスブロック14を+Y方向側に移動させるとともに、パッキン145を取り外す。
次に、作業者は、熱処理部123,133を−Y方向側に移動させる。これにより、塗布ブロック12内において搬送部122と熱処理部123との間に作業スペース200が形成されるとともに、現像ブロック13内において搬送部132と熱処理部133との間に作業スペース300が形成される。
次に、作業者は、いずれかのキャリア載置台111およびキャリア113を取り外す。その後、図10に矢印で示すように、作業者が搬送部122内を通って作業スペース200に移動する。
次に、作業者は、作業スペース200および搬送部122内において、搬送機構127の移動部材314(図8参照)をガイドレール313(図8参照)から取り外す。その後、作業者は、図11に矢印で示すように、作業スペース200および搬送部122を介して移動部材314、回転部材315およびハンドH1,H2(図8参照)を外部に搬出する。
次に、作業者は、搬送部122内においてガイドレール313を取り外す。その後、作業者は、図12に矢印で示すように、そのガイドレール313を作業スペース200、搬送部122および開口部117(図7)を介して外部に搬出する。
その後、作業者は、ガイドレール311,312を取り外し、図13に矢印で示すように、そのガイドレール311,312を作業スペース200、搬送部122および開口部117(図7)を介して外部に搬出する。なお、搬送機構128(図7)についても同様に搬出される。
次に、作業者は、作業スペース300に移動し、作業スペース300および搬送部132内において、移動部材314をガイドレール313から取り外す。その後、作業者は、図14に矢印で示すように、作業スペース300を介して移動部材314、回転部材315およびハンドH1,H2(図8参照)を現像ブロック13の+X方向側の側面から外部に搬出する。
次に、作業者は、上記と同様に、ガイドレール313(311,312)を取り外す。その後、作業者は、図12に矢印で示すように、そのガイドレール313(311,312)を作業スペース300を介して外部に搬出する。搬送機構138(図7)についても同様に搬出される。
このように、本実施の形態においては、塗布ブロック12および現像ブロック13内に作業スペース200,300が形成されるので、搬送機構127,128,137,138の解体および搬出が容易になる。また、作業スペース200,300を利用して他の構成要素のメンテナンスを容易に行うことができる。これらの結果、基板処理装置100のメンテナンスに要する時間を十分に短縮することができる。
なお、上記においては、作業者がインデクサブロック11から基板処理装置100内に移動する場合について説明したが、現像ブロック13の+X方向側の側面から作業者が基板処理装置100内に移動してもよい。
また、上記においては、搬送機構127,128をインデクサブロック11から外部に搬出しているが、搬送機構127,128を現像ブロック13から外部に搬出してもよい。
また、上記においては、ガイドレール311,312,313を開口部117から外部に搬出しているが、搬送部122の他の部分(例えば、パネルが取り外された部分)から外部に搬出してもよい。
また、上記においては、一人の作業者により基板処理装置100のメンテナンスを行う場合について説明したが、複数の作業者により基板処理装置100のメンテナンスを行ってもよい。例えば、作業スペース200において一人の作業者がメンテナンス作業を行い、作業スペース300において他の一人の作業者がメンテナンス作業を行ってもよい。
また、上記においては、ガイドレール311,312,313を解体して搬出しているが、ガイドレール311,312,313を解体することなく搬出してもよい。
また、上記においては、移動部材314、回転部材315、ハンドH1およびハンドH2を解体することなく搬出しているが、移動部材314、回転部材315、ハンドH1およびハンドH2を解体して搬出してもよい。
なお、作業スペース200および作業スペース300は、例えば、搬送機構127,128,137,138が通過可能な大きさを有する。同様に、搬送部112は、例えば、搬送機構127,128,137,138が通過可能な大きさを有する。
(8)本実施の形態の効果
上記のように、本実施の形態においては、熱処理部123,133を移動させることにより、作業スペース200,300を形成することができる。それにより、基板処理装置100内における作業者の作業効率が向上する。
また、作業スペース200,300が形成されることにより、搬送機構127,128,137,138の解体および搬出が容易になる。
以上の結果、基板処理装置100のメンテナンスを容易かつ短時間で行うことが可能になる。
(9)他の実施の形態
基板載置部PASS1〜PASS8(図7参照)がX方向に移動可能に設けられてもよい。この場合、基板載置部PASS1〜PASS8をX方向に移動させることにより、搬送部122,132内において作業者のためのスペースを大きくすることができる。それにより、搬送部122,132内における作業がさらに容易になる。なお、基板載置部PASS1〜PASS8は、例えば、X方向に100mm移動可能に設けられる。
インターフェイスブロック14は、固定されてもよい。この場合、搬送機構137,138は、作業スペース300、作業スペース200および搬送部122を介して外部に搬出される。
塗布処理部121,131(図1)がX方向に移動可能に設けられてもよい。この場合、塗布処理部121と搬送部122との間および現像処理部131と搬送部132との間に作業スペースを形成することができる。それにより、基板処理装置100のメンテナンス作業がさらに容易になる。
上段処理部301と下段処理部302とが別々に移動可能であってもよい。すなわち、上段処理部301を移動させるための移動機構および下段処理部302を移動させるための移動機構が別個に設けられてもよい。この場合、上段処理部301および下段処理部302を容易に移動させることができる。同様に、上段処理部303と下段処理部304とが別々に移動してもよい。
(10)請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態では、塗布ブロック12および現像ブロック13が処理ブロックの例であり、塗布処理部121および現像処理部131が液処理部の例であり、搬送機構127,128,137,138が搬送装置の例であり、搬送部112が搬送領域の例であり、基板載置部PASS1,PASS2,PASS3,PASS4が第1の基板載置部の例であり、塗布ブロック12が第1の処理ブロックの例であり、現像ブロック13が第2の処理ブロックの例であり、塗布処理部121が第1の液処理部の例であり、現像処理部131が第2の液処理部の例であり、熱処理部123が第1の熱処理部の例であり、熱処理部133が第2の熱処理部の例であり、搬送部122が第1の搬送部の例であり、搬送部132が第2の搬送部の例であり、基板載置部PASS5,PASS6,PASS7,PASS8が第2の基板載置部の例であり、露光装置15が他の処理装置の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、種々の基板処理システムに利用することができる。
基板処理装置の平面図である。 基板処理装置の平面図である。 図1の塗布処理部および現像処理部を+Y方向側から見た図である。 図1の塗布処理部、搬送部および熱処理部を−X方向側から見た図である。 図1の熱処理部を−Y方向側から見た図である。 図1の塗布処理部、搬送部および熱処理部を−X方向側から見た図である。 図1の搬送部の構成を説明するための図である。 搬送機構を示す斜視図である。 インターフェイスブロックの内部構成を示す図である。 基板処理装置のメンテナンス方法を説明するための図である。 基板処理装置のメンテナンス方法を説明するための図である。 基板処理装置のメンテナンス方法を説明するための図である。 基板処理装置のメンテナンス方法を説明するための図である。 基板処理装置のメンテナンス方法を説明するための図である。 基板処理装置のメンテナンス方法を説明するための図である。
符号の説明
11 インデクサブロック
12 塗布ブロック
13 現像ブロック
14 インターフェイスブロック
15 露光装置
21〜24 塗布処理室
31〜34 現像処理室
41,43,45 給気ユニット
42,44 排気ユニット
100 基板処理装置
112,122,132 搬送部
121 塗布処理部
123,133 熱処理部
131 現像処理部

Claims (6)

  1. 基板に処理を行う処理ブロックを有する基板処理装置であって、
    前記処理ブロックは、
    基板に液処理を行う液処理部と、
    基板に熱処理を行う熱処理部と、
    前記液処理部と前記熱処理部との間に設けられ基板を搬送する搬送部とを備え、
    前記熱処理部は、前記熱処理部と前記搬送部との間に作業スペースが形成されるように前記搬送部から離間する方向に移動可能に設けられることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記搬送部は、基板を保持するとともに基板を搬送する搬送装置を有し、
    前記作業スペースは、前記熱処理部の移動により前記搬送装置が通過可能な大きさに形成されることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記搬送部に隣接するように設けられるインデクサブロックをさらに備え、
    前記インデクサブロックは、基板を搬送するための搬送領域を有し、
    前記搬送領域は、前記搬送装置が通過可能な大きさを有することを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記インデクサブロックと前記搬送部との間に設けられる第1の基板載置部をさらに備え、
    前記第1の基板載置部は、前記インデクサブロック側に移動可能に設けられることを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  5. 前記処理ブロックは、第1および第2の処理ブロックを含み、
    前記第1および第2の処理ブロックは一方向に向かって並ぶように配置され、
    前記液処理部は、前記第1の処理ブロックに設けられる第1の液処理部および前記第2の処理ブロックに設けられる第2の液処理部を含み、
    前記熱処理部は、前記第1の処理ブロックに設けられる第1の熱処理部および前記第2の処理ブロックに設けられる第2の熱処理部を含み、
    前記搬送部は、前記第1の処理ブロックに設けられる第1の搬送部および前記第2の処理ブロックに設けられる第2の搬送部を含み、
    当該基板処理装置は、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部との間に設けられる第2の基板載置部をさらに備え、
    前記第2の基板載置部は、前記第1の搬送部側および前記第2の搬送部側に移動可能に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記処理ブロックと他の処理装置との間で基板を受け渡すインターフェイスブロックをさらに備え、
    前記処理ブロック、前記インターフェイスブロックおよび前記他の処理装置は一方向に向かって並ぶように配置され、
    前記液処理部、前記搬送部および前記熱処理部は前記処理ブロック内において前記一方向に垂直な方向に向かって並ぶように配置され、
    前記インターフェイスブロックは、前記一方向に垂直な方向に移動可能に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
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