JP2010051721A5 - - Google Patents

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輸液装置
本発明は、異常検出部により異常を検出した場合に特徴を有する輸液装置に関する。
従来より、医療現場では、患者に対して輸液治療を行うために、輸液装置が用いられる(特許文献1参照)。特許文献1の輸液装置は、輸液容器から患者まで繋がるチューブの一部をセットするケース部を有し、該ケース部が、本体部と本体部に開閉可能に支持されたドア部とで構成されている。そして、チューブ押圧部と、チューブ受け部と、制御部とからなるチューブクランプ部が上記輸液装置から離間した位置において配設され、このチューブクランプ部のチューブ押圧部とチューブ受け部との間にはチューブが通された状態となっており、ドア部には、ドア部の開閉を検出するスイッチが配設されている。
上記輸液装置は、輸液装置に異常が発生したような場合において、医師や看護師等が輸液装置のドア部を開くと、ドア部に設けられたスイッチからの信号を制御部が受け取り、制御部はチューブ押圧部がチューブ受け部側に可動するよう指令を出す。そして、チューブ押圧部が可動することでチューブが押圧され、チューブ内の薬液等の流れを停止させることができる。これにより、患者に対して誤った量の薬液が投与されることを防止することができるようになっている。
特開2007−222485号公報
ところで、特許文献1のチューブクランプ部は、ドア部が開閉することによってチューブ押圧部が可動するようになっているので、例えば、輸液装置における点滴数が規定よりも増加し、それを輸液装置が異常として検出しても、ドア部を開けなければチューブ押圧部はチューブを押圧せず、医師等がドア部を手で開けるまで、患者に規定量でない量の薬液を投与してしまうおそれがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、輸液装置に異常が発生すると自動的にチューブ内の液体の流れを停止することで、輸液治療の安全性を向上させることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明では、輸液容器内から患者まで繋がるチューブを介して輸液容器内の液体を患者に送るポンプ部を備え、上記ポンプ部の動作により上記輸液容器内の液体を患者に注入するように構成された輸液装置であって、輸液中の異常を検出し、異常信号を発する異常検出部と、上記チューブを径方向に押圧することで、上記チューブ内の液体の流れを停止させるチューブクランプ部と、上記異常検出部と、上記チューブクランプ部とに接続され、上記異常検出部からの異常信号を受け取り、上記チューブクランプ部を制御する制御部とを有し、上記制御部は、上記異常検出部からの異常信号を受けて、上記チューブを径方向に押圧するように、上記チューブクランプ部を制御する構成とした。
この構成によれば、輸液中に異常検出部において、異常が検出されると、制御部が異常検出部からの信号に基づいてチューブクランプ部を制御し、チューブクランプ部がチューブを押圧し、液体の流れを停止する。
第2の発明では、第1の発明に記載の輸液装置において、チューブクランプ部は、チューブを径方向に挟むように互いに対向して配置されるチューブ押圧部とチューブ受け部と、上記チューブ押圧部を、上記チューブ受け部に向けて付勢する付勢部と、上記チューブ押圧部を、上記チューブ受け部とは反対方向へ可動させる駆動装置と、上記駆動装置の駆動力を、上記チューブ押圧部へ伝達する駆動力伝達部とを有し、制御部が、異常検出部からの異常信号を受けて、上記駆動装置を駆動させ、チューブ押圧部が、上記付勢部により上記チューブを押圧する時、上記チューブ押圧部を、上記駆動力伝達部から分離させるように構成した。
この構成によれば、異常発生時には、駆動装置からチューブ押圧部に対して伝達される駆動力が減少し、チューブ押圧部が、付勢部により付勢され、チューブ受け部側へ可動するので、チューブが押圧され、チューブ内の液体の流れが停止する。また、制御部が、異常検出部からの異常信号を受けて、駆動装置を駆動させ、チューブ押圧部が付勢部によりチューブを押圧するとき、チューブ押圧部が、駆動力伝達部から分離する構成であるので、チューブ押圧部がチューブを押圧しているときに万一輸液装置の電源が切れたり、駆動装置が故障した場合においても、駆動力伝達部からチューブ押圧部を分離し、チューブ押圧部を医師や看護師等が手で可動させてチューブを開放することが可能になる。
第3の発明では、第2の発明に記載の輸液装置において、制御部に接続される警報器と、操作部とを有し、制御部は、異常検出部より異常信号を受け取ると、チューブを径方向に押圧するようにチューブクランプ部を制御するとともに、警報を発するように上記警報器を制御し、上記操作部より警報解除信号を受け取ると、上記チューブを開放するように、上記チューブクランプ部を制御する構成とした。
この構成によれば、操作者が警報解除することにより、チューブが開放されるようになっているので、操作者は警報による状況を確認した上でチューブを開放するようになる。
第4の発明では、第2乃至3の発明いずれか1つに記載の輸液装置において、チューブをセットするケース部を有し、上記ケース部は、ドア部と本体ケース部とで構成され、チューブ押圧部とチューブ受け部とが上記本体ケース部側に設けられている構成とした。
この構成によれば、チューブ押圧部とチューブ受け部とが本体ケース部側に設けられているので、ケース部のドア部が開いていても、チューブを閉塞することが可能になる。
第5の発明では、第2乃至4の発明いずれか1つに記載の輸液装置において、付勢部はコイルバネであり、駆動装置はモータである構成とした。
この構成によれば、チューブを押圧する力を壊れにくいコイルバネにより得て、チューブを開放する力をモータにより得るので、チューブの押圧動作の故障を少なくできる。
第6の発明では、第2乃至5の発明いずれか1つに記載の輸液装置において、駆動装置と駆動力伝達部とは、かさ歯車により接続され、該駆動力伝達部は、該駆動装置による回転運動を直進運動に変換する螺子機構を備えた構成とした。
この構成によれば、駆動装置の回転軸方向と、駆動力伝達部の直進方向とを異なる方向にすることが可能になる。
第7の発明では、第2乃至6の発明いずれか1つに記載の輸液装置において、チューブ押圧部が、チューブの抜け側へ突出し、先端形状が湾曲している構成とした。
この構成によれば、チューブ押圧部の先端形状が湾曲しているので、万一の場合に、指でチューブ押圧部の先端を持って可動させる時に、付勢部により指にかかる負担が軽減される。
第1の発明によれば、異常検出部において、異常が検出されると、制御部が異常検出部からの信号に基づいてチューブクランプ部を制御し、チューブクランプ部がチューブを押圧するので、輸液装置に異常が発生しても、チューブ内の液体の流れを自動的に停止させることができ、患者に対して規定量でない量の薬液等が投与されてしまうのを防止でき、安全に輸液治療を行うことができる。
第2の発明によれば、異常発生時には、駆動装置からチューブ押圧部に対して伝達される駆動力が減少し、チューブ押圧部が、付勢部により付勢され、チューブ受け部側へ可動するので、チューブが押圧され、チューブ内の液体の流れが停止でき、安全に輸液治療を行うことができる。また、制御部が、異常検出部からの異常信号を受けて、駆動装置を駆動させ、チューブ押圧部が付勢部によりチューブを押圧するとき、チューブ押圧部が、駆動力伝達部から分離する構成であるので、チューブ押圧部がチューブを押圧しているときに万一輸液装置の電源が切れたり、駆動装置が故障した場合においても、駆動力伝達部からチューブ押圧部を分離し、チューブ押圧部を可動させることでチューブを開放でき、医師や看護師等はその後の輸液治療について迅速に対処することができる。
第3の発明によれば、操作者が警報解除することにより、チューブが開放されるようになっているので、操作者は警報による状況を確認した上でチューブを開放するようになり、輸液治療の安全性を向上させることができる。
第4の発明によれば、チューブ押圧部とチューブ受け部とが本体ケース部側に設けられているので、ケース部のドア部が開放していても、チューブを閉塞することができ、輸液治療の安全性を向上させることができる。
第5の発明によれば、チューブを押圧する力を壊れにくいコイルバネにより得て、チューブを開放する力をモータにより得るので、チューブの押圧動作の故障を少なくでき、輸液治療の安全性を向上させることができる。
第6の発明によれば、駆動装置の回転軸方向と、駆動力伝達部の直進方向との間に角度を持たせることができるので、駆動装置と駆動力伝達部とのレイアウトの自由度を増やすことができる。
第7の発明によれば、チューブ押圧部の先端形状が湾曲し、指でチューブ押圧部の先端を持って可動させる時に、付勢部により指にかかる負担を軽減することができるので、医師や看護師等は、手動で上記チューブ押圧部を可動させることで、チューブの開放を簡易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1及び図2は、本発明の輸液装置1を示すものであり、輸液装置1は、ケース部2と滴落検出器(異常検出)9とから構成されている。ケース部2の内部には、ポンプ部4と、チューブクランプ部5と、気泡検出センサ部6と、機械式クランプ部8と、制御部12(図7にのみ記載)とが設けられ、ケース部2の前面には操作ボタン部(操作部)10と、カラー液晶パネル11とが設けられている。この輸液装置1は、輸液容器31からドリップチャンバー32とクレンメ34とを経由し患者まで延びるチューブ33において、ドリップチャンバー32とクレンメ34との中間部に設けられるものである。輸液装置1の操作ボタン部10において、カラー液晶パネル11で設定内容を確認しながら、患者に注入する液体Lの流量等を設定し、その後ポンプ部4を作動させると、チューブ33にポンプ部4のポンプ作用が加わり、輸液容器31に貯留されている薬液等の液体Lを、ドリップチャンバー32を経由して患者の体内へ注入することができるようになっている。
尚、以下の説明では説明の便宜を図るため、特に示さない限り、「左」及び「右」は各図に示すように輸液装置1の左側及び右側を意味し、「前」及び「後」は各図に示すように輸液装置1の前側及び後側を意味し、「上」及び「下」は各図に示すように輸液装置1の上側及び下側を意味するものとする。
図1及び図2に示すように、ケース部2は、本体側ケース(本体ケース部)21と、ドア側ケース(ドア部)22と、ドアヒンジ23とから構成されており、ドアヒンジ23によって、ドア側ケース22を開閉することができ、ケース部2の内部操作を行うことができるようになっている。
本体側ケース21及びドア側ケース22は、略直方体の形状をしている。ドア側ケース22の前面部22bには、輸液装置1を操作する為の各種操作ボタンが設けられた操作ボタン部10と、操作ボタン部10の上方に輸液装置1の状態等を表示するカラー液晶パネル11とが設けられている。
本体側ケース21におけるドア側ケース対向面21aの中央には、略長方形で上下方向に延びたポンプ部4が設けられている。ポンプ部4には、前側に突出する突条部41が、ポンプ部4の周縁に形成されている。この突条部41には、上下に切り欠き部41aが形成され、この上下に位置する切り欠き部41aに、チューブ33を嵌め込むようになっている。突条部41の内方は、本体側ケース21の内部に開口しており、左右に延びるフィンガ42が、上下方向に複数並んで設けられている。このフィンガ42、42、・・・は本体側ケース21の内部に設けられたカム機構(図示せず)により、上側のフィンガ42から下側のフィンガ42へと順番に、前後方向に可動するようになっている。
ドア側ケース22における本体側ケース対向面22aには、ポンプ部4に対向する位置にチューブ押さえ部43が設けられており、ドア側ケース22を閉じると、チューブ押さえ部43と、フィンガ42、42、・・・・とでチューブ33を挟み込み、フィンガ42、42、・・・・が前後に可動することで、チューブ33が上から下に向けて順に適度に押し潰され、これにより、液体Lを患者に向けて送り出すことができるようになっている。
図2に示すように、ポンプ部4の上側には、チューブクランプ部5が設けられている。図3乃至図6に示すように、チューブクランプ部5は、クランププレート部50と、モータ部(駆動装置)51と、駆動力伝達部52と、クランプ可動部53と、クランプ固定部56と、リミットスイッチ部57とから構成されている。
クランププレート部50は、第1プレート50aと、第2プレート50bと、第1取り付けプレート50cと、第2取り付けプレート50dとから構成されている。
第1プレート50aは、前後方向に延びる略長方形の板材である。第1プレート50aの右端には、第1プレート50aの板厚方向の一方に折り曲げられ、前後方向に延びる略長方形の板材である第2プレート50bが形成されている。第1プレート50aの前端左部には、第1プレート50aの板厚方向の他方に折り曲げられ、左右方向に延びる略長方形の板材である第1取り付けプレート50cが形成されている。図4乃至図6に示すように、この第1取り付けプレート50cの略中央には、貫通穴H1が形成され、貫通穴H1に螺子(図示せず)を後方から前方に向けて挿通し、ケース部2にクランププレート部50を取り付けられるようになっている。また、第2プレート50bの前端は、右方向に折り曲げられ、上下に延びる略長方形の板材である第2取り付けプレート50dが形成されており、この第2取り付けプレート50dの略中央には、貫通穴H2が形成され、貫通穴H2に螺子(図示せず)を後方から前方に向けて挿通し、ケース部2にクランププレート部50を取り付けられるようになっている。
そして、図3に示すように、第1プレート50aの後方左部には、第1プレート50aの板厚方向の一方に、シャフト支持部50eが取り付けられている。このシャフト支持部50eは、前後方向に延びる略長方形の板部材の前端と後端とから、第1プレート50aの板厚方向の一方に、板部材が互いに平行に延びた凹形状をしている。シャフト支持部50eは、前後に延びる板部材の後方左部と前方右部とが、螺子S4及び螺子S5により第1プレート50aに締結されている。そして、シャフト支持部50eにおける、第1プレート50aの板厚方向に互いに平行に延びた板部材の略中央には、貫通穴H3及び貫通穴H4が設けられており、それぞれにブッシュB1、ブッシュB2が嵌め込まれている。
シャフト支持部50eにおいて、第1プレート50aの板厚方向の一方に、互いに平行に延びた板部材の先端部分には、前後に延びる略長方形の板部材であるモータ取り付け部50fが4つの螺子Sにより取り付けられている。このモータ取り付け部50fの略中央には、モータ部51を取り付ける貫通穴(図示せず)が設けられている。
モータ部51は、略円筒形状であり、モータ取り付け部50fの、第1プレート50aにおける板厚方向の一方に、中心軸が板厚方向に沿うように取り付けられる。モータ部51の回転軸の先端には、モータ側かさ歯車51aが取り付けられている。
駆動力伝達部52は、シャフト52aと、シャフト側かさ歯車52bと、スラスト軸受け52cと、雄ネジ部(螺子機構)52dと、駆動力伝達部材52eとから構成されている。シャフト52aは、中心軸がモータ部51の回転軸と直交して前後方向に延びており、ブッシュB1及びブッシュB2に回転可能に挿通されている。シャフト52aのブッシュB1とブッシュB2との間には、シャフト側かさ歯車52bが固定されており、モータ側かさ歯車51aの歯と、シャフト側かさ歯車52bの歯とが噛み合っている。これにより、モータ部51の回転軸が回転すると、シャフト52aが回転するようになっている。
シャフト52aのブッシュB1より前方には、中心軸が前後に延びる円柱形状で、外周面に螺子山が加工されている雄ネジ部52dが設けられている。そして、ブッシュB1と雄ネジ部52dとの間にはスラスト軸受け52cが介在している。また、雄ネジ部52dの前方には、駆動力伝達部材52eが備えられている。駆動力伝達部材52eは、略四角柱であり、前後方向中央前寄りに、左右に突出し、チューブ延長方向に延びる突起部52g及び突起部52hが形成されている。駆動力伝達部材52eの前端は、左右方向中央が前方に向かって緩やかに湾曲している。駆動力伝達部材52eの内部には、後端に開口し、前後に延び、雄ネジ部52dに対応する雌ネジ穴(図示せず)が形成されている。この雌ネジ穴(図示せず)に、雄ネジ部52dが螺合しており、雄ネジ部52dが回転運動すると、駆動力伝達部材52eが前後にスライドするようになっている。
クランプ可動部53は、クランプ可動部本体54と、チューブ押圧部55とから構成されている。クランプ可動部本体54は、前方に突出する連結部54aと、左方向に突出する駆動力受け部54bと、後方右側に延びる付勢力受け部54cと、オーバーラン防止部54dとから構成される。連結部54aは、略長方形の板材であり、チューブ押圧部55の後端部分と繋がっている。駆動力受け部54bは、左側へ略長方形に板状に延びており、左方後端には、第1プレート50aの板厚方向の一方に突出し左右方向に延びる駆動力伝達板54eが形成され、その後方の面は、駆動力伝達部材52eの前端と接触している。
付勢力受け部54cは、後方に略長方形に延び、その後方部分が右方向へ略直方体に突出する板状の部材である。この右方向へ突出した部分には、略中央に貫通穴H5が設けられ、後で説明する、コイルバネ(付勢部)Bの後端を引っ掛けることができるようになっている。また、付勢力受け部54cの後方に略長方形に延びる部分の左端には、第1プレート50aの板厚方向の一方に突出し、前後方向に延びる、略台形の板部材であるオーバーラン防止部54dが形成されている。このオーバーラン防止部54dの略中央には、左右に貫通する雌ネジ穴54fが形成されており、この雌ネジ穴54fに、スイッチ用螺子54gを螺合させる。スイッチ用螺子54gは、雌ネジ穴54fに螺合させたときに、オーバーラン防止部54dの板厚方向の両面よりも突出するようになっている。
クランプ可動部本体54の略中央には、中心軸が第1プレート50aの板厚方向に延び、螺子S1を挿通できる貫通穴(図示せず)が設けられ、この螺子S1を中心として、クランプ可動部本体54は、第1プレート50aに、回転可能に取り付けられるようになっている。この螺子S1から貫通穴H5までの距離は30mm〜40mmとなるように構成されている。
チューブ押圧部55は、押圧部本体55aと、押圧部先端55bとから構成され、押圧部本体55aの後端が、クランプ可動部本体54の連結部54aの前端に連結している。押圧部本体55aは、前後に延びる板状の部材であり、後端部が連結部54aと連結している。この押圧部本体55aの板厚は、連結部54aの板厚よりも小さい。また、押圧部本体55aの前端には、押圧部先端55bが連結している。押圧部先端55bは、中心軸がチューブの延長方向に向かって延びる略半円形状が、チューブ延長方向に延びる部材であり、湾曲した部分が前方に位置し、後端部分が押圧部本体55aの前端と繋がっている。この押圧部先端55bのチューブ延長方向の幅は、押圧部本体55aの板厚よりも大きく、左右方向の大きさは、押圧部本体55aの左右方向の大きさよりも大きく形成されている。そして、このチューブ押圧部55の先端から螺子S1までの距離は30mm〜40mmとなるように構成されている。
図3に示すように、第1プレート50aの前方右側には、螺子S2を螺合でき、中心軸がチューブ延長方向に延びる略円柱形状の螺子螺合部50gが形成されている。そして、螺子S2を螺子螺合部50gに螺合するときに、螺子S2と螺子螺合部50gとの間で、コイルバネBの前端側を挟み込むことでコイルバネBの前端側が固定される。このコイルバネBのバネ定数は0.1〜0.15kgf/mmのものが使用されている。
第1プレート50aの前端には、クランプ固定部56が取り付けられている。クランプ固定部56は、右側突出部56aと、左側突出部(チューブ受け部)56bと、押圧部挿通部56cと、右側取り付け部56dと、左側取り付け部56eとから構成されている。右側突出部56aは、前方に略直方体に突出しており、この右側突出部56aと対向して、左側突出部56bは、前方に略直方体に突出している。この右側突出部56aと、左側突出部56bとの間には、左右に略直方体に延びる押圧部挿通部56cが設けられ、この押圧部挿通部56cには、左右方向中央部分に、前後に貫通する貫通穴(図示せず)が形成されている。この貫通穴(図示せず)にはチューブ押圧部55の押圧部本体55aが挿通され、クランプ可動部本体54が回転したときに、押圧部本体55aが、クランプ固定部56における右側突出部56aと左側突出部56bとの間を可動することができるようになっている。
右側取り付け部56dは、右側突出部56aと反対方向に略正方形に突出し、突出部の略中央には、第1プレートの板厚方向に貫通穴(図示せず)が形成されている。同様に、左側取り付け部56eは、左側突出部56bと反対方向に略正方形に突出し、突出部の略中央には、第1プレートの板厚方向に貫通穴(図示せず)が形成されている。そして、螺子S3を右側取り付け部56dと左側取り付け部56eとに挿通し、クランプ固定部56は、螺子S3によって、第1プレート50aに締結される。
図4に示すように、右側突出部56aと左側突出部56bとの間の前方には、切り欠き部56dが形成されており、患者に輸液治療を行うとき、チューブ33をこの切り欠き部56dにセットしておくようにする。
リミットスイッチ部57は、クランプ可動部本体54の後方に位置し、オーバーラン防止部54dと、駆動力伝達部材52eとの間に備えられている。リミットスイッチ部57は、右側スイッチ部57aと、左側スイッチ部57bとから構成される。右側スイッチ部57aは、前後に延びる略直方体形状であり、右側面には、板スイッチ57cが設けられている。クランプ可動部53が螺子S1を中心として回転し、オーバーラン防止部54dのスイッチ用螺子54gの先端が、板スイッチ57cに接触すると、リミットスイッチ部57から制御部12(図7にのみ記載)にリミット信号が送られ、制御部12よりモータ部51へ、回転動作を停止するよう信号が送られるようになっている。
図4乃至図6に示すように、左側スイッチ部57bは、前後に延びる略直方体形状であり、左側面には、オーバーラン防止突起57dが左方向に突出している。駆動力伝達部材52eが後方にスライドしたときに、駆動力伝達部材52eの突起部52gがオーバーラン防止突起57dに接触すると、リミットスイッチ部57から制御部12にリミット信号が送られ、制御部12よりモータ部51へ、回転動作を停止するよう信号が送られるようになっている。
また、図2に示すように、ドア側ケース22には、本体側ケース対向面22aにおいて、チューブクランプ部5に対向する位置にチューブクランプ干渉回避部58が設けられている。チューブクランプ干渉回避部58は、ドア側ケース22を閉じた時に、本体側ケース対向面22aがチューブクランプ部5と干渉しないように窪んでいる。
チューブクランプ部5の上部には、気泡検出センサ部6が設けられている。気泡検出センサ部6は、本体側ケース21のドア側ケース対向面21aに設けられた本体側気泡検出センサ部61と、ドア側ケース22の本体側ケース対向面22aに設けられたドア側気泡検出センサ部62とから構成される。本体側気泡検出センサ部61は、略正方形の形状をしており、中央に本体側センサ61aが設けられている。また、ドア側気泡検出センサ部62は、本体側ケース21側に向けて上下方向中央が緩やかに湾曲しており、その中央部にはドア側センサ62aが設けられている。本体側センサ61a及びドア側センサ62aは超音波センサであり、ドア側ケース22を閉じた時に、本体側センサ61aとドア側センサ62aとでチューブ33を挟み込んでチューブ33に超音波を透過させる。このときチューブ33を通過する液体L内に気泡が混在している場合、液体と気泡ではその透過率が異なることからその差を検出することで、液体L内の気泡の存在を検出することができるようになっている。
ポンプ部4の下側には、機械式クランプ部8が設けられている。機械式クランプ部8は、左側半分において本体側ケース21の内部に開口する開口部81を有し、開口部81の右側には、機械式チューブ受け部89が形成されている。開口部81には、本体側ケース21の内部から前方に機械式チューブ押圧部82が突出しており、この機械式チューブ押圧部82は左右に可動できるようになっている。機械式チューブ受け部89は、中心軸が前後方向である略円柱形状の部位の左側に、略直方体形状の部位が繋がる形状となっている。この機械式チューブ受け部89の前方左部分には、凹状の窪んだ係合凹部89aが設けられている。この係合凹部89aの上下方向の幅は、機械式チューブ押圧部82の先端に設けられた突起部82dの先端の上下方向の幅よりも広く形成されており、機械式チューブ押圧部82が右側に可動したときに、突起部82dの先端が係合凹部89aに入り込むようになっている。さらに、機械式チューブ受け部89の右側には、クランプ解除レバー85が設けられており、前方よりみて、クランプ解除レバー85を時計回りに回転させると、機械式チューブ押圧部82を左側へ可動させることが可能となっている。
また、ドア側ケース22には、本体側ケース対向面22aにおいて、機械式クランプ部8に対向する位置にチューブクランプ干渉回避部8aが設けられている。チューブクランプ干渉回避部8aの中央には、ドア側ケース22を閉じた時に、機械式チューブ押圧部82に向かって突出するクランプ解除突起8bが形成されている。ドア側ケース22を閉じたとき、クランプ解除突起8bが突起部82dと衝合することによって、クランプ解除突起8bが機械式チューブ押圧部82を左側に移動させ、チューブ33が開放される。また、ドア側ケース22を開けると、クランプ解除突起8bが突起部82dに接触しなくなり、これにより、付勢部材(図示せず)が機械式チューブ押圧部82を付勢し、機械式チューブ押圧部82が右側へ移動する。そして、機械式チューブ押圧部82と機械式チューブ受け部89との間でチューブ33を押圧するようになっている。
滴落検出器9は、略直方体形状をしており、中央部には、ドリップチャンバー32を挟み込むことができるように、上下方向に貫通し、前面の壁が取り除かれたドリップチャンバー保持部91を有している。このドリップチャンバー保持部91には、ドリップチャンバー32を挟んで、光学的な発光素子と受光素子とが対向して配置され、発光素子から受光素子に向けて発生される光が、ドリップチャンバー32内で落下する滴により遮断される際の受光量の変化により滴落を検出できるようになっている。
次に、輸液装置1の制御部12について説明する。図7は輸液装置1のブロック図を示したものである。制御部12は、滴落検出器9に接続され、この滴落検出器9より送られる信号を監視する。また、制御部12は、操作ボタン部10と、カラー液晶パネル11と、チューブクランプ部5と、ポンプ部4と、警報器7に接続されている。制御部12は、操作ボタン部10と接続されており、操作ボタン部10で操作が行われると、その内容が制御部12に送られてくるようになっている。そして、制御部12が、滴落検出器9において、所定の時間内に計測される滴落数が所定値を超えたと判断すると、チューブクランプ部5と、警報器7とに指令を出す。チューブクランプ部5は、制御部12より指令を受けると、チューブ押圧部55を可動させ、クランプ固定部56の左側突出部56bとの間において、チューブ33を閉塞し、液体Lの流れを停止させる。また、警報器7は、制御部12より指令を受けると、警報を発する。制御部12は、ポンプ部が動作している場合には、同時に、ポンプ部4にも指令を出し、ポンプ部4のポンプを停止させる。さらに、カラー液晶パネル11に指令を出し、カラー液晶パネル11に異常が発生したことを表示させるようにする。カラー液晶パネル11は、制御部12の指令により、画面の表示を切り替えるようになっている。
次に、輸液装置1の使用時について説明する。操作者は、輸液容器31と、ドリップチャンバー32と、チューブ33と、クレンメ34とを用意する。クレンメ34を閉じ、輸液装置1におけるケース部2のドア側ケース22を開き、チューブ33を本体側ケース21にセットする。このとき、クランプ解除レバー85を、前方より見て時計回りに回転させる。クランプ解除レバー85を回転させると、機械式チューブ押圧部82は左側へ移動することとなり、機械式チューブ押圧部82と、機械式チューブ受け部89との間を開くことができる。
この状態において、ドリップチャンバー32からクレンメ34まで延びるチューブ33の一部を、気泡検出センサ部6における本体側センサ61aの前面を通り、チューブクランプ部5における左側突出部56bとチューブ押圧部55との間の切り欠き部56dを通過させる。そして、さらにチューブ33をポンプ部4の切り欠き部41aに嵌め込み、機械式クランプ部8における機械式チューブ押圧部82と機械式チューブ受け部89との間を通過させるようにする。
チューブ33をセットした後、ドア側ケース22を閉じ、クレンメ34を開ける。また、滴落検出器9におけるドリップチャンバー保持部91にドリップチャンバー32をセットする。
次に操作者は、操作ボタン部10において電源を投入し、輸液装置1の制御部12が立ち上がると、カラー液晶パネル11を見ながら、操作ボタン部10において、患者に投与する液体Lの流量等を設定し、患者に対し液体Lの投与を開始する。
ポンプ部4のポンプが作動し、患者に対して液体Lの投与が開始された後、制御部12が、滴落検出器9において、所定の時間内に計測される滴落数が所定値を超えたと判断すると、ポンプ部4のポンプが停止し、警報器7により警報が発せられ、カラー液晶パネル11に警告等が表示され、操作者に異常が発生したことが知らされる。このとき制御部12は、モータ部51に指令を出し、当該指令に基づいて、モータ部51のモータが回転する。モータ部51のモータが回転すると、モータ側かさ歯車51aとシャフト側かさ歯車52bとによって、シャフト52aと雄ネジ部52dとが回転する。そして、雄ネジ部52dの回転により、駆動力伝達部材52eが後方へスライド移動する。駆動力伝達部材52eが後方にスライド移動すると、コイルバネBによりクランプ可動部53は螺子S1を中心として回転し、図5に示すように、チューブ押圧部55と、左側突出部56bとの間でチューブ33が閉塞する。これにより、液体Lのチューブ33内の移動を防止する。
また、図5に示すように、チューブ押圧部55が、チューブ33を押圧している時に、チューブ押圧部55を手動で矢印Aの方向へ押すと、図6に示すように、クランプ可動部53は、螺子S1を中心として回転する。このとき、駆動力伝達板54eと駆動力伝達部材52eとは接触しているだけなので、チューブ押圧部55は駆動力伝達部52から分離し、チューブ押圧部55と左側突出部56bとの間の距離が広がる。このときの付勢力は、1.5kgf〜2.5kgfとなるように構成されている。このように、チューブ33が押圧されている状態で、輸液装置1の電源が切れたり、モータ部51が故障した場合においても、手動操作でチューブ33を開放することができるようになっている。
医師や看護師等により異常に対して対処が行われた後、操作ボタン部10により、警報を解除すると、その信号を受け取った制御部12が、チューブクランプ部5に指令を出し、チューブ押圧部55が右側へ可動することで、チューブ33が開放される。その後、ポンプ部4のポンプを作動させ、患者に対して液体Lの投与を再開させる。
以上より、輸液装置1によれば、滴落検出器9からの信号に基づいて、制御部12が異常と判断すると、制御部12は、チューブクランプ部5を制御し、チューブクランプ部5がチューブ33を押圧するので、輸液装置1に異常が発生しても、患者に規定量でない量の薬液を投与してしまうのを防止でき、安全に輸液治療を行うことができる。
また、異常発生時には、モータ部51のモータが回転し、駆動力伝達部材52eが後方にスライド移動するので、駆動力伝達部材52eの前端から駆動力伝達板54eに伝わる駆動力が減少する。これにより、チューブ押圧部55が、コイルバネBにより付勢され、左側突出部56b側へ可動するので、チューブ33が押圧され、チューブ33内の液体Lの流れを停止でき、安全に輸液治療を行うことができる。また、制御部12が、滴落検出器9からの信号により異常と判断し、チューブ押圧部55が左側突出部56bとの間でチューブ33を押圧するとき、チューブ押圧部55が、駆動力伝達部52から分離する構成であるので、チューブ押圧部55がチューブ33を押圧しているときに万一輸液装置1の電源が切れたり、モータ部51が故障した場合においても、駆動力伝達部52からチューブ押圧部55を分離し、チューブ押圧部55を可動させることでチューブ33を開放でき、医師や看護師等はその後の輸液治療について迅速に対処することができる。
また、操作者が操作ボタン部10にて警報解除操作をすることにより、チューブ33が開放されるようになっているので、操作者は警報による状況を確認した上でチューブ33を開放するようになり、輸液治療の安全性を向上させることができる。
また、チューブ押圧部55と左側突出部56bとが本体側ケース21側に設けられているので、ケース部2のドア側ケース22が開いている状態でもチューブ33を閉塞することができ、輸液治療の安全性を向上させることができる。
また、モータ部51のモータの回転軸方向と、駆動力伝達部52の直進方向との間に角度を持たせることができるので、モータ部51と駆動力伝達部52とのレイアウトの自由度を増やすことができる。
また、チューブ押圧部55の先端形状が湾曲しているので、指でチューブ押圧部55の先端を持って可動させる時に、コイルバネBにより指にかかる負担を軽減することができるので、医師や看護師等は、手動で上記チューブ押圧部55を可動させることで、チューブ33の開放を簡易に行うことができる。
以上説明したように、本発明に係る輸液装置は、例えば、医療現場において患者に点滴を行うためのものとして適している。
本発明の輸液装置の正面図である。 本発明の輸液装置において、ケース部を開いた状態の斜視図である。 チューブクランプ部の斜視図である。 通常時のチューブクランプ部の平面図である チューブクランプ部によりチューブを押圧した際の平面図である。 チューブ押圧部が駆動力伝達部より分離した際の正面図である。 輸液装置のブロック図である。
1 輸液装置
10 操作ボタン部(操作部)
2 ケース部
21 本体側ケース(本体ケース部)
22 ドア側ケース(ドア部)
31 輸液容器
33 チューブ
4 ポンプ部
5 チューブクランプ部
51 モータ部(駆動装置)
51a モータ側かさ歯車
52 駆動力伝達部
52b シャフト側かさ歯車
52d 雄ネジ部(螺子機構)
55 チューブ押圧部
56b 左側突出部(チューブ受け部)
6 気泡検出センサ部
7 警報器
9 滴落検出(異常検出部)
12 制御部
L 液体
B コイルバネ(付勢部)
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