JP2010048393A - リニアガイド装置 - Google Patents

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JP2010048393A JP2008215374A JP2008215374A JP2010048393A JP 2010048393 A JP2010048393 A JP 2010048393A JP 2008215374 A JP2008215374 A JP 2008215374A JP 2008215374 A JP2008215374 A JP 2008215374A JP 2010048393 A JP2010048393 A JP 2010048393A
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Yoshiki Kitajima
芳樹 北嶋
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Abstract

【課題】グリースニップルの雄ねじ部がエンドキャップの雌ねじに螺合されている構造のリニアガイド装置において、グリースニップルがエンドキャップに確実に固定された状態にする。
【解決手段】ブッシュ5を用いてグリースニップル3をスライダ4に取り付ける。ブッシュ5は、グリースニップル3の基部31Cが嵌まる六角穴51と、グリースニップル3の管状体31が遊嵌される円穴52を有する。ブッシュ5の外形断面は正方形であり、これが嵌まる正方形の凹部62をサイドシール6に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニアガイド装置に関する。
リニアガイド装置は、案内レールおよびスライダに設けた両転動面で構成される転動通路を、転動体が負荷状態で転動することで、スライダが案内レールに沿って相対的に直線移動する装置である。そして、前記転動通路の終点から始点へ転動体を移動させる循環部(方向転換路と戻し通路)を有し、この循環部と前記軌道により転動体の循環経路が構成されている。
スライダは、本体とエンドキャップとサイドシールを有し、本体の直動方向両端にエンドキャップが配置され、各エンドキャップの外側(直動方向両端)にサイドシールが配置されている。エンドキャップの本体側の面に、潤滑剤を方向転換路に導く油路が形成されている。エンドキャップとサイドシールに、グリースニップルの取り付け穴が形成されている。
この取り付け穴にグリースニップルを取り付けることで、潤滑剤がグリースニップルからエンドキャップの油路に導入されて方向転換路に供給される。そして、この方向転換路内で転動体に潤滑剤が付着し、この転動体が循環経路内を循環することで、リニアガイド装置の潤滑が行われている。
下記の特許文献1には、図5に示すリニアガイド装置が記載されている。この例では、エンドキャップ14の胴部(案内レール2の上側に配置される部分)の中心に、グリースニップル20の先端の雄ねじ部を螺合する雌ねじ18が形成されている。エンドキャップ14の両脚部(案内レール2の幅方向両側に配置される部分)に貫通穴16が形成されている。スライダ本体12には、エンドキャップ14の貫通穴16に対応する位置に雌ねじが形成されている。サイドシール28には、エンドキャップ14の雌ねじ18に対応する位置に貫通穴26が形成され、エンドキャップ14の貫通穴16に対応する位置に貫通穴24が形成されている。
ボルト22をサイドシール28の貫通穴24とエンドキャップ14の貫通穴16を通してスライダ本体12の雌ねじに螺合することで、サイドシール28とエンドキャップ14がスライダ本体12に固定される。グリースニップル20の先端の雄ねじ部を、サイドシール28の貫通穴26を通してエンドキャップ14の雌ねじ18に螺合することで、グリースニップル20がサイドシール28を介してエンドキャップ14に固定される。
サイドシール28は、案内レール2の外面(転動溝8a,8bを含む)に対して摺動自在に接触するシールリップ30を有しており、案内レール2とスライダ4との間に形成される隙間を閉塞している。
特開平11−287245号公報
特許文献1に記載されたリニアガイド装置では、グリースニップルの先端の雄ねじ部がエンドキャップの雌ねじに螺合されているため、エンドキャップにクリープが生じるとグリースニップルの螺合に緩みが生じる恐れがある。
本発明の課題は、グリースニップルなどの潤滑剤供給部品の雄ねじ部がエンドキャップの雌ねじに螺合されている構造のリニアガイド装置において、エンドキャップにクリープが生じた場合でも、潤滑剤供給部品がエンドキャップに確実に固定された状態にすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、案内レールと、本体とエンドキャップとサイドシールを有するスライダと、複数個の転動体と、スライダに固定される管状の潤滑剤供給部品と、を備え、案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、潤滑剤供給部品は、エンドキャップに設けた雌ねじに螺合させる雄ねじ部と、断面の外形が前記雄ねじ部より大きく形成された基部を有し、スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有し、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、前記循環経路を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイド装置において、潤滑剤供給部品を内部に通してサイドシールに固定され、潤滑剤供給部品の前記基部が嵌まる形状の内面を有するブッシュを備え、サイドシールは、エンドキャップの前記雌ねじに対応する位置に潤滑剤供給部品の前記雄ねじ部が通る貫通穴を有し、この貫通穴の周囲に、前記ブッシュが嵌まる凹部を有することを特徴とするリニアガイド装置を提供する。
本発明のリニアガイド装置によれば、潤滑剤供給部品の雄ねじ部がエンドキャップの雌ねじに螺合されるだけでなく、潤滑剤供給部品の基部を嵌めたブッシュがサイドシールの凹部に嵌まっているため、エンドキャップにクリープが生じた場合でも、潤滑剤供給部品がエンドキャップに確実に固定された状態にすることができる。
本発明によれば、グリースニップルなどの潤滑剤供給部品の雄ねじ部がエンドキャップの雌ねじに螺合されている構造のリニアガイド装置において、エンドキャップにクリープが生じた場合でも、潤滑剤供給部品がエンドキャップに確実に固定された状態にすることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、この実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダの一部と、ブッシュと、グリースニップル(潤滑剤供給部品)を示す側面図であって、取り付け途中の状態(a)と、取り付け完了の状態(b)を示す図である。
図2は、この実施形態で使用するグリースニップル(潤滑剤供給部品)を示す側面図(a)と、(a)のA方向から見た図(b)である。図3は、この実施形態のブッシュを示す正面図(a)と側面図(b)である。図4は、この実施形態のサイドシールを示す正面図である。
図2に示すように、グリースニップル(潤滑剤供給部品)3は、所定長さの直線状の管状体31と、この管状体31の一端から斜め上方に延びる継手部32とからなる。管状体31は大径部31Aと小径部31Bからなり、小径部31Bの先端部が雄ねじ部31aとなっている。大径部31Aの小径部31Bとの境界部に、断面の外形が六角形の基部31Cが形成されている。
図3に示すように、ブッシュ5は、グリースニップル3の基部31Cが嵌まる六角穴(断面が六角形の穴)51と、管状体31が遊嵌される円穴(断面が円形の穴)52を有する。また、ブッシュ5の断面外形は正方形である。
図4に示すように、サイドシール6は、エンドキャップ14の雌ねじ18に対応する位置に、グリースニップル3の管状体31が通る貫通穴61を有し、貫通穴61の周囲に、ブッシュ5が嵌まる正方形の凹部62を有する。また、エンドキャップ14の貫通穴16(図5参照)に対応する位置に貫通穴63が形成されている。また、シールリップ64(図5のシールリップ30と同じ)を有する。
このブッシュ5を用いてグリースニップル3をスライダ4に取り付ける際には、先ず、ブッシュ5の六角穴51からグリースニップル3の管状体31を入れて、先端の雄ねじ部31bを、サイドシール6の貫通穴61を通してエンドキャップ14の雌ねじ18に螺合する。図1(a)はこの状態を示す。
次に、ブッシュ5をスライダ4側に押し付けることで、ブッシュ5をサイドシール6の凹部62に嵌める。これに伴って、グリースニップル3の基部31Cは、サイドシール6の反対側に相対移動するが、六角穴51内に留まる。図1(b)はこの状態を示す。
ブッシュ5はゴム等の弾性体からなり、ブッシュ5の外形をなす正方形の寸法を、サイドシール6の凹部62をなす正方形の寸法より少し大きく形成することで、ブッシュ5がサイドシール6の凹部62に弾性変形状態で保持される。また、ブッシュ5の六角穴51の寸法をグリースニップル3の基部31Cの寸法よりも少し小さく形成することで、グリースニップル3がブッシュ5を弾性変形状態させた状態で保持される。
このように、サイドシール6の凹部62にブッシュ5が弾性変形状態で保持され、グリースニップル3がブッシュ5を弾性変形状態させた状態で保持されているため、エンドキャップ14にクリープが生じた場合でも、グリースニップル3がエンドキャップ14に確実に固定された状態にすることができる。
この実施形態のリニアガイド装置を構成するスライダの一部と、ブッシュと、グリースニップル(潤滑剤供給部品)を示す側面図であって、取り付け途中の状態(a)と、取り付け完了の状態(b)を示す図である。 この実施形態で使用するグリースニップル(潤滑剤供給部品)を示す側面図(a)と、(a)のA方向から見た図(b)である。 この実施形態のブッシュを示す正面図(a)と側面図(b)である。 図4は、この実施形態のサイドシールを示す正面図である。 リニアガイド装置を示す分解斜視図である。
符号の説明
14 エンドキャップ
18 エンドキャップの雌ねじ
3 グリースニップル(潤滑剤供給部品)
31 管状体
31A 大径部
31B 小径部
31b 雄ねじ部
31C 基部
32 継手部
4 スライダ
5 ブッシュ
51 六角穴
52 円穴
6 サイドシール
61 貫通穴
62 凹部
63 貫通穴
64 シールリップ

Claims (1)

  1. 案内レールと、本体とエンドキャップとサイドシールを有するスライダと、複数個の転動体と、スライダに固定される管状の潤滑剤供給部品と、を備え、
    案内レールおよびスライダは、互いに対向配置されて転動体の転動通路を形成する転動面を有し、
    潤滑剤供給部品は、エンドキャップに設けた雌ねじに螺合させる雄ねじ部と、断面の外形が前記雄ねじ部より大きく形成された基部を有し、
    スライダは、さらに、転動体の戻し通路と、前記戻し通路と前記転動通路とを連通させる方向転換路を有し、
    前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、
    前記循環経路を転動体が循環することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動するリニアガイド装置において、
    潤滑剤供給部品を内部に通してサイドシールに固定され、潤滑剤供給部品の前記基部が嵌まる形状の内面を有するブッシュを備え、
    サイドシールは、エンドキャップの前記雌ねじに対応する位置に潤滑剤供給部品の前記雄ねじ部が通る貫通穴を有し、この貫通穴の周囲に、前記ブッシュが嵌まる凹部を有することを特徴とするリニアガイド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013113349A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Nsk Ltd 潤滑剤供給部品の取付構造

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