JP2010038904A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁層を跨ぐようにして形成されるリード部における亀裂の発生が抑制され、特定ガス成分の正確な濃度検出が可能なガスセンサを提供すること。
【解決手段】長手方向に延びる板状の固体電解質層201と、前記固体電解質層201上に設けられる電極部204と、前記電極部204に接続するリード部205とを有する積層型のセンサ素子10を有するガスセンサ1であって、前記リード部205は、絶縁層202を介して前記固体電解質層201上に積層され、前記リード部205が跨ぐ前記絶縁層202の端部は、前記センサ素子10を積層方向に見たときに、前記長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とされている。
【選択図】図3

Description

本発明は、測定対象ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサに関する。
従来、自動車等における各種内燃機関から排出される排気ガス中の特定ガス成分の濃度を検出して内燃機関の燃焼制御に利用されるガスセンサとして、積層型のセンサ素子を用いるものが知られている。積層型のセンサ素子は、例えば素子本体と、この素子本体を加熱により活性化させるヒータとから構成されている。
素子本体は、例えばジルコニアを主体とする固体電解質層と、この固体電解質層の両主面に形成される白金を主体とする一対の電極部と、この一対の電極部に接続され、固体電解質層に沿って延びる白金を主体とする一対のリード部とを有するセルから構成されている。また、ヒータは、例えばアルミナを主体とする一対の基層と、この一対の基層に挟持される白金を主体とする発熱部と、この発熱部の両端部に接続され、絶縁層に沿って延びる白金を主体とする一対のヒータリード部とから構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−322632号公報
ところで、リード部については、触媒反応を抑制して正確な濃度検出を行うために、電極部と接続する先端側の一部を除き、絶縁層を介して固体電解質層上に形成されている。つまり、リード部は、絶縁層の端面を跨ぐように設けられている。しかしながら、このようなリード部については、製造時に絶縁層の端部を跨ぐ部分に亀裂が発生し、電極部からの出力信号を取り出すことができなくなることがある。
すなわち、図9(A)に示されるように、センサ素子は、焼成後に固体電解質層となる未焼成の固体電解質シート901に絶縁ペーストを印刷して焼成後に絶縁層となる絶縁パターン902を形成した後、スクリーン印刷により導電ペーストを印刷して焼成後にリード部となるリードパターン905を形成し、全体を乾燥、焼成して形成する。
この際、固体電解質シート901の表面に対して絶縁パターン902の表面が一段高くなっているために、この絶縁パターン902の端部912、特に絶縁パターン902の端部912の角部に導電ペーストが十分に印刷されず、この部分のリードパターン905が薄くなる。このため、図9(B)に示されるように、乾燥又は焼成中に、リードパターン905の収縮に伴う引っ張り応力がこの厚みの薄い部分(絶縁パターン902を跨ぐ部分m)に集中して亀裂が発生する。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであって、絶縁層を跨ぐようにして形成されるリード部における亀裂の発生が抑制され、正確な濃度検出が可能なガスセンサを提供することを目的としている。
本発明のガスセンサは、長手方向に延びる板状の固体電解質層と、前記固体電解質層上に設けられる電極部と、前記電極部に接続して前記長手方向に延びるリード部とを有する積層型のセンサ素子と、前記センサ素子を内部に保持する略筒状の主体金具とを有するガスセンサであって、前記リード部は、長手方向先端部が、前記固体電解質層上に積層されるとともに、長手方向後端部が絶縁層を介して前記固体電解質層上に積層され、前記リード部が跨ぐ前記絶縁層の端部は、前記センサ素子を積層方向に見たときに、前記長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とされていることを特徴としている。
本発明のガスセンサによれば、リード部が跨って形成される絶縁層の端部を積層方向に見たときに、長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とすることで、この絶縁層の端部を跨ぐリード部の厚みが厚くなると共に、絶縁層の端部をなだらかに跨ぐことになり、リード部における製造時の亀裂の発生を抑制し、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
さらに、本発明のガスセンサによれば、前記絶縁層の前記長手方向に垂直な方向の幅は、前記リード部の前記長手方向の垂直な幅よりも大きいことが好ましい。
これにより、リード部が絶縁層の幅方向の両側にはみ出すことを抑制することができる。このため、見た目にも優れると共に、不必要な触媒反応等が抑制され、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
さらに、本発明のガスセンサによれば、前記絶縁層の端部近傍において、前記リード部の先端部における幅が前記リード部の後端部における幅よりも大きいことが好ましい。リード部の先端部の幅が広がって形成されるため、絶縁層の端部をなだらかに跨ぐことが容易になり、リード部の亀裂の発生をより抑制することができ、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
さらに、本発明のガスセンサによれば、前記絶縁層の前記幅をWとし、前記端部の先端と後端との前記長手方向の長さをDとしたとき、D/W≧0.1であることが好ましい。これにより、この絶縁層の端部を跨ぐリード部の厚みを十分に厚くすることができ、リード部の亀裂の発生をより抑制することができ、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
さらに、本発明のガスセンサにおけるセンサリード部は、前記センサ素子を積層方向に見たときに、端部が長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とされた第1リード部と、前記第1リード部の前記端部を跨ぐように形成される第2リード部とを有することが好ましい。
リード部についても、白金等の貴金属の使用を低減する観点から、例えば電極部に接続する先端側と後端側とに分割することが検討されている。具体的には、触媒作用を有する必要がなく、電極部と外部との導通目的である後端側部分を貴金属の使用を低減したものとすることができる。なお、先端側部分は、電極部の端子部分として設けられるものであり、例えば電極部を形成する際、同時に導電ペーストを印刷することで形成される。
このようにセンサリード部を分割する場合、それらの電気的接続を確実なものとするために、接続部となる一方の端部を他方の端部に重ねる必要がある。この場合においても、第1リード部の端部を長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とすることで、この第1リード部の端部を跨ぐ第2リード部の厚みが厚くなると共に、第1リード部の端部をなだらかに跨ぐことになり、リード部における製造時の亀裂の発生を抑制し、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
また、本発明のガスセンサでは、前記絶縁層の端部と、前記第1リード部の端部とが前記センサ素子における長手方向の異なる位置に配置されていることが好ましい。絶縁層の端部と第1リード部の端部とが重なる位置に配置されると、重なり部分の形状が複雑となり、センサ素子が破損する可能性があったり、第2リード部が一度に絶縁層の端部及び第1リード部の端部を跨ぐ必要があるため、跨ぐ高さが高くなり、リード部に亀裂が発生する可能性がある。これに対し、上記構成とすることで、センサ素子の形状が容易となってセンサ素子が破損することなく、また、第2リード部が一度に絶縁層の端部及び第1リード部の端部を跨ぐ必要がないため、リード部の亀裂の発生を抑制できる。
また、本発明のガスセンサでは、前記第1リード部の端部が、前記リード部の先端部に形成されていることが好ましい。これにより、リード部や絶縁層を覆うように固体電解質層に積層する他の層が固体電解質層と隙間を形成することなく積層できる。
また、第2リード部は、前記絶縁層の端部を跨ぐことが好ましい。絶縁層の端部は、リード部と固体電解質層とを離間させるために、できる限り電極部に近づくように配置される。すると、第1リード部の端部と絶縁層の端部が近づくこととなる。この際、第2リード部が絶縁層の端部をも跨ぐことで第1リード部と第2リード部との電気的接続の信頼性が向上する。
また、前記ガスセンサ素子は、NOx濃度を検出するよう構成されたNOxセンサ素子であるが好ましい。
センサ素子のリード部における亀裂の発生が抑制され、正確な濃度検出が可能なガスセンサを提供することができる。
本発明のガスセンサの一例を示す断面図。 本発明に用いられるセンサ素子の基本的構造を示す分解斜視図。 絶縁層の端部を凹状とした例を示す平面図および断面図。 絶縁層の端部を凸状とした例を示す平面図。 絶縁層の端部を凹凸状とした例を示す平面図。 センサリード部の第1リード部の端部を凹状とした例を示す平面図およびそのA−A矢視断面図。 センサリード部の第1リード部の端部を凸状とした例を示す平面図。 センサリード部の第1リード部の端部を凹凸状とした例を示す平面図。 従来のセンサ素子の一例を示す平面図およびそのA−A矢視断面図。
以下、本発明のガスセンサについて、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明のガスセンサの一例を示す断面図である。このガスセンサ1は、自動車や各種内燃機関における空燃比フィードバック制御に使用するために、それらの排気管に装着されて使用される全領域空燃比センサである。
ガスセンサ1は、測定対象気体となる排ガス中の特定ガスを検出する軸線方向に延びる板状のセンサ素子10と、このセンサ素子10を内部に保持し、排気管に固定する筒状の主体金具11とを有している。センサ素子10は、主体金具11の両端部から突出するように保持されており、該主体金具11の先端部から突出する実質的な検出部分となる先端部に多孔質な先端保護層10aが形成されている。
主体金具11は、径方向外側に排気管に固定するためのネジ部11aが設けられており、また径方向内側に軸線方向に垂直な平面に対して傾きを有する内向きのテーパ面として形成された棚部11bが設けられている。
主体金具11の内部には、センサ素子10の外周部を取り囲むように環状のセラミックホルダ12、粉末充填層13、14(以下、滑石リング13、14ともいう)、セラミックスリーブ15が、この順に先端側から後端側にかけて配置されている。セラミックホルダ12や滑石リング13の外周部には金属ホルダ16が配置されており、主体金具11の気密性が維持されている。また、セラミックスリーブ15の後端部には加締パッキン17が配置されており、この加締パッキン17を介してセラミックスリーブ15を先端側に押し付けるようにして主体金具11の後端部が加締められている。
このような主体金具11の先端側には、センサ素子10の先端部を囲むように、複数の孔部を有する金属製(例えば、ステンレス等)の2重のプロテクタ(外部プロテクタ21、内部プロテクタ22)が溶接等によって取り付けられている。一方、後端側には、センサ素子10を囲むようにして外筒26が固定されており、その後端側の開口部には、先端側が接続端子27に電気的に接続され、後端側が外部機器と電気的に接続される5本のリード線28(図1では3本図示)が押通されるリード線押通孔29aが形成されたグロメット29が配置されている。
また、外筒26の内部には、センサ素子10の電極端子部41およびヒータ端子部42と接続端子27とを電気的に接続する絶縁コンタクト部材31が配置されている。絶縁コンタクト部材31は、軸線方向に貫通するコンタクト挿通孔31aを有する筒状とされており、この内部にセンサ素子10と接続端子27とが挿入され、センサ素子10の電極端子部41およびヒータ端子部42に接続端子27が押圧されることでこれらが電気的に接続されている。これらにより、センサ素子10の電極端子部41およびヒータ端子部42と外部機器との間に電流経路が形成されている。
さらに、絶縁コンタクト部材31の径方向外側には鍔部31bが形成されており、この鍔部31bが外筒26内に設けられた保持部材32に支持されることで、絶縁コンタクト部材31が外筒26の内部に保持されている。
図2は、本発明のガスセンサ1に用いられるセンサ素子10(先端保護層10aを除く)の基本的構造を示す分解斜視図であり、各センサリード部が絶縁層を介して固体電解質層上に形成される構造のものを図示したものである。また、図2では、従来と同様に絶縁層の端部の平面形状を平坦なものとし、またセンサリード部やヒータリード部についても分割されていない単一なものとしているが、後述するように本発明に用いるセンサ素子10はこれらの部分が適宜変更されることによって構成されるものである。
センサ素子10は、例えば酸素濃度検出セル110と酸素ポンプセル130とが層間調整層120を介して積層された素子本体100と、この素子本体100を加熱するためのヒータ160とを有している。
酸素濃度検出セル110は、第1固体電解質層115の一方の主面(図中、下側の主面)に第1絶縁層114、第1電極部112、および第1センサリード部113が形成され、他方の主面に第2絶縁層116、第2電極部118、および第2センサリード部119が形成されている。
第1電極部112は、例えば略四角形状とされ、第1絶縁層114よりも先端側の第1固体電解質層115上に形成されている。また、第1センサリード部113は、第1電極部112の後端側に接続され、第1固体電解質層115の長手方向に沿って延ばされている。この第1センサリード部113は、例えば先端側が第1固体電解質層115上に直接形成され、後端側が第1絶縁層114を介して第1固体電解質層115上に形成されている。
第1センサリード部113の端末は、第1絶縁層114に設けられる第1スルーホール114a、第1固体電解質層115に設けられる第2スルーホール115a、層間調整層120に設けられる第3スルーホール120a、第2固体電解質層135に設けられる第6スルーホール135aおよび表面保護層140に設けられる第8スルーホール140aを介して電極端子部41に電気的に接続されている。
第2電極部118は、例えば略四角形状とされ、第2絶縁層116よりも先端側の第1固体電解質層115上に形成されている。また、第2センサリード部119は、第2電極部118の後端側に接続され、第1固体電解質層115の長手方向に沿って延ばされている。この第2センサリード部119は、例えば先端側が第1固体電解質層115上に直接形成され、後端側が第2絶縁層116を介して第1固体電解質層115上に形成されている。
第2センサリード部119の端末は、層間調整層120に設けられる第4スルーホール120b、第3絶縁層134に設けられる第5スルーホール134a、第2固体電解質層135に設けられる第7スルーホール135bおよび表面保護層140に設けられる第9スルーホール140bを介して電極端子部41に電気的に接続されている。
一方、酸素ポンプセル130は、第2固体電解質層135の一方の主面(図中、下側の主面)に第3絶縁層134、第3電極部132、および第3センサリード部133が形成され、他方の主面に第4絶縁層136、第4電極部138、および第4センサリード部139が形成されている。
第3電極部132は、例えば略四角形状とされ、第3絶縁層134よりも先端側の第2固体電解質層135上に形成されている。また、第3センサリード部133は、第3電極部132の後端側に接続され、第2固体電解質層135の長手方向に沿って延ばされている。この第3センサリード部133は、例えば先端側が第2固体電解質層135上に直接形成され、後端側が第4絶縁層136を介して第2固体電解質層135上に形成されている。
第3センサリード部133の端末は、第3絶縁層134に設けられる第5スルーホール134a、第2固体電解質層135に設けられる第7スルーホール135bおよび表面保護層140に設けられる第9スルーホール140bを介して電極端子部41と電気的に接続されている。なお、第2センサリード部119と第3センサリード部133とは第4スルーホール120bを介して同電位となっている。
第4電極部138は、例えば略四角形状とされ、第4絶縁層136よりも先端側の第2固体電解質層135上に形成されている。また、第4センサリード部139は、第4電極部138の後端側に接続され、第2固体電解質層135の長手方向に沿って延ばされている。この第4センサリード部139は、例えば先端側が第2固体電解質層135上に直接形成され、後端側が第4絶縁層136を介して第2固体電解質層135上に形成されている。第4センサリード部139の端末は、表面保護層140に設けられる第10スルーホール140cを介して電極端子部41と電気的に接続されている。
これら酸素濃度検出セル110と酸素ポンプセル130との間に配置される層間調整層120には、第2電極部118と第3電極部132とによって挟まれる部分に検出室120cとなる空間部が設けられている。そして、検出室120cの幅方向の両側に、測定ガスをその素子外部における流速に関係なく一定の速度に律速させて導入する拡散律速部121が配置されている。拡散律速部121は、測定ガスを導入できる程度に多孔質なものとされている。
また、第2固体電解質層135の表面には、第4電極部138と第4センサリード部139とを挟み込むようにして、表面保護層140が積層されている。表面保護層140のうち第4電極部138に重なる部分には貫通孔140dが設けられており、この貫通孔140dに電極保護部141が嵌め込まれるようにして設けられている。
一方、ヒータ160は、アルミナを主体とする第1基層161および第2基層167と、これらに挟まれる白金を主体とする発熱部163と、この発熱部163から第1基層161等の長手方向に沿って延びる一対のヒータリード部164とを有している。また、ヒータリード部164の端末は、第1基層161に形成されたスルーホールを介してヒータ端子部42に接続されている。
なお、以下では、第1固体電解質層115および第2固体電解質層135を総称して固体電解質層201と呼び、第1絶縁層114、第2絶縁層116、第3絶縁層134、および第4絶縁層136を総称して絶縁層202と呼び、第1電極部112、第2電極部118、第3電極部132、および第4電極部138を総称して電極部204と呼び、第1センサリード部113、第2センサリード部119、第3センサリード部133、および第4センサリード部139を総称してリード部205と呼ぶ。
図3は、絶縁層202の一例を示す平面図(図3(A))およびそのA−A矢視断面図(図3(B))であり、積層方向に見たときに絶縁層202の端部212が長手方向に凹状とした例を示したものである。なお、以下の各図においては、図中左側を先端側として図示している。図3に示すように、絶縁層202は、固体電解質層201上に形成され、例えば先端側の端部212が凹状とされている。そして、リード部205は、先端部205aが固体電解質層201上に直接形成され、後端部205bが絶縁層202を介して固体電解質層201上に形成されている。
絶縁層202をこのようなものとすることで、製造時に、例えば先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合には、絶縁パターン202の端部212の幅方向(図3(A)中、上下方向)の両側から徐々に絶縁パターン202の端部212の角部を乗り越えるようにして導電ペーストを印刷することができ、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、絶縁パターン202の端部212の幅方向の中心部分から徐々に絶縁パターン202の端部212の角部を下るようにして導電ペーストを印刷することができ、いずれにしてもリードパターン205における絶縁パターン202の端部212を跨ぐ部分mを従来に比べて厚くすることができ、また、絶縁パターン202の端部212をなだらかに跨ぐことができる。このため、乾燥及び焼成中にリードパターン205が収縮した場合であっても、絶縁パターン202の端部212に跨るリードパターン205に亀裂が発生することを抑制することができる。
また、図4は、積層方向に見たときに、絶縁層202の端部212が長手方向に凸状とした例を示す平面図である。このようなものについては、例えば製造時に先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合には、絶縁パターン202の端部212の幅方向の中心部分から徐々に絶縁パターン202の端部212の角部を乗り越えるようにして導電ペーストを印刷することができ、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、絶縁パターン202の端部212の幅方向の両側から徐々に絶縁パターン202の端部212の角部を下るようにして導電ペーストを印刷することができ、いずれにしてもリードパターン205における絶縁パターン202の端部212を跨ぐ部分mを従来に比べて厚くすることができ、また、絶縁パターン202の端部212をなだらかに跨ぐことができる。このため、乾燥及び焼成中にリードパターン205が収縮した場合であっても、絶縁パターン202の端部212に跨るリードパターン205に亀裂が発生することを抑制することができる。
さらに、図5は、積層方向に見たときに、絶縁層202の端部212が長手方向に凹凸状とした例を示す平面図である。このようなものについては、例えば製造時に先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合には、絶縁パターン202の端部212における個々の凸状部分に幅方向の中心部分から徐々に絶縁パターン202の端部212の角部を乗り越えるようにして導電ペーストを印刷することができ、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、絶縁パターン202の端部212における個々の凹状部分に幅方向の両側から徐々に絶縁パターン202の端部212の角部を下るようにして導電ペーストを塗布することができ、いずれにしてもリードパターン205における絶縁パターン202の端部212を跨ぐ部分mを従来に比べて厚くすることができ、また、また、絶縁パターン202の端部212をなだらかに跨ぐことができる。このため、乾燥及び焼成中にリードパターン205が収縮した場合であっても、絶縁パターン202の端部212に跨るリードパターン205に亀裂が発生することを抑制することができる。
このように、本発明の第1のガスセンサ1は、センサ素子10におけるリード部205が跨って形成される絶縁層202の端部212を長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とすることで、この絶縁層202の端部212を跨ぐリード部205の厚みが厚くなると共に、絶縁層202の端部212をなだらかに跨ぐことになり、リード部205の製造時の亀裂の発生を抑制し、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
絶縁層202の端部212の形状は、必ずしも限定されるものではないものの、例えば凹状と凸状とでは凹状が好ましい。このように、絶縁層202の端部212を凹状とすることで、製造時、リードパターン205を形成するために導電ペーストを印刷した際、絶縁パターン202の端部212から幅方向の両側に導電ペーストがはみ出すことを抑制することができる。
すなわち、図3に示すように絶縁層202の端部212を凹状とした場合、例えば先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合、絶縁パターン202の端部212における幅方向の両側から中心部分に向かって導電ペーストが集められるようにして印刷されるために幅方向の両側へのはみ出しが抑制され、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、絶縁パターン202の端部212における幅方向の両側部分によって導電ペーストが保持されるために幅方向の両側へのはみ出しが抑制される。このため、見た目にも優れると共に、不必要な触媒反応等が抑制され、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
さらに、図3(A)、図4、図5に示されるように、絶縁層202の幅W202は、リード部205の幅W205よりも大きくなっている。これにより、リードパターン205が絶縁パターン202の幅方向の両側にはみ出すことを抑制することができる。このため、見た目にも優れると共に、不必要な触媒反応等が抑制され、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。なお、絶縁層202の幅W202がリード部205の幅W205の1.1倍以上となっていることがより好ましい。
さらに、図3(A)、図4、図5に示されるように、絶縁層202の端部212近傍において、リード部205の先端部205aは後端側に向かって拡径した拡径部を有している。つまり、絶縁層202の端部212近傍において、リード部205の先端部205aにおける幅W205aがリード部205の後端部205bにおける幅W205bよりも大きくなっている。このように、リード部205の先端部205aの幅が広がって形成されるため、リード部205が絶縁層202の端部212をなだらかに跨ぐことが容易になり、リード部205の亀裂の発生をより抑制することができ、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
図3に示すように絶縁層202の端部が凹状のものについては、絶縁層202の端部212の幅W202に対する深さ(長さ)D202の比(D202/W202)を0.1以上とすることが好ましい。また、図4に示すように絶縁層202の端部が凸状のものについては、絶縁層202の端部の幅W202に対する高さ(長さ9D202の比(D202/W202)を0.1以上とすることが好ましい。さらに、図5に示すように絶縁層202の端部が凹凸状のものについては、これを構成する個々の凸部の幅W202に対する高さ(長さ)D202の比(D202/W202)を0.1以上とすることが好ましい。このようなものとすることで、製造時、リードパターン205を形成するために導電ペーストを印刷した際、絶縁パターン202の端部212に導電ペーストをより効果的に印刷することができ、その厚みを十分なものとすることができる。
次に、リード部205が第1リード部206と第2リード部207とで形成されているガスセンサ1について説明する。図6は、このような第1リード部206及び第2リード部207の一例を示す平面図(図6(A))およびそのA−A矢視断面図(図6(B))であり、積層方向に見たときに、端部216が長手方向に凹状とした例を示したものである。第1リード部206は、例えば先端側が固体電解質層201上に形成され、後端側が絶縁層202を介して固体電解質層201上に形成され、先端側の端部216が凹状とされている。そして、第2リード部207は、先端側が固体電解質層201上に直接形成され、後端側が絶縁層202及び第1リード部206を介して固体電解質層201上に形成されている。
第1リード部206をこのようなものとすることで、すなわち製造時に、例えば第2リードパターン207を形成するために先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合には、第1リードパターン206の端部216の幅方向の両側から徐々に第1リードパターン206の端部216の角部を乗り越えるようにして導電ペーストを印刷することができ、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、第1リードパターン206の端部216の幅方向の中心部分から徐々に第1リードパターン206の端部216の角部を下るようにして導電ペーストを塗布することができ、いずれにしても第2リードパターン207における第1リードパターン206の端部216を跨ぐ部分nを従来に比べて厚くすることができ、また、第1リードパターン206の端部216をなだらかに跨ぐことができる。このため、乾燥及び焼成中に第2リードパターン207が収縮した場合であっても、第1リードパターン206の端部216に跨る第2リードパターン207に亀裂が発生することを抑制することができる。
また、図7は、積層方向に見たときに、第1リード部206の端部216を長手方向に凸状とした例を示す平面図である。このようなものについては、例えば製造時に第2リードパターン207を形成するために先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合には、第1リードパターン206の端部216の幅方向の中心部分から徐々に第1リードパターン206の端部216の角部を乗り越えるようにして導電ペーストを印刷することができ、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、第1リードパターン206の端部216の幅方向の両側から徐々に第1リードパターン206の端部216の角部を下るようにして導電ペーストを印刷することができ、いずれにしても第2リードパターン207における第1リードパターン206の端部216を跨ぐ部分nを従来に比べて厚くすることができ、また、第1リードパターン206の端部216をなだらかに跨ぐことができる。このため、乾燥及び焼成中に第2リードパターン207が収縮した場合であっても、第1リードパターン206の端部216に跨る第2リードパターン207に亀裂が発生することを抑制することができる。
さらに、図8は、積層方向に見たときに、第1リード部206の端部216を長手方向に凹凸状とした例を示す平面図である。このようなものについては、例えば製造時に第2リードパターン207を形成するために先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合には、第1リードパターン206の端部216における個々の凸状部分に幅方向の中心部分から徐々に第1リードパターン206の端部216の角部を乗り越えるようにして導電ペーストを印刷することができ、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、第1リードパターン206の端部216における個々の凹状部分に幅方向の両側から徐々に第1リードパターン206の端部216の角部を下るようにして導電ペーストを印刷することができ、いずれにしても第2リードパターン207における第1リードパターン206の端部216を跨ぐ部分nを従来に比べて厚くすることができ、また、第1リードパターン206の端部216をなだらかに跨ぐことができる。このため、乾燥及び焼成中に第2リードパターン207が収縮した場合であっても、第1リードパターン206の端部に跨る第2リードパターン207に亀裂が発生することを抑制することができる。
このようにリード部205を第1リード部206と第2リード部207との両者で形成することで、機能を分離して高性能化が可能になると共に、例えば電極部204に接続される第2リード部207については、従来と同様に貴金属を主体とすることで触媒作用が必要とされる電極部204と同時に導電ペーストを印刷して形成することができると共に、電極端子部41に接続される第1リード部206ついては、貴金属の使用を低減したものとすることができる。また、第1リード部206の端部216に第2リード部207が跨って形成されるものとすることで、これらの電気的接続を確実なものとすることができる。
さらに、第2リード部207が跨るようにして形成される第1リード部206の端部216を長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とすることで、第2リード部207の第1リード部206の端部216を跨ぐ部分における亀裂の発生を抑制し、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
第1リード部206の端部は、必ずしも限定されるものではないものの、例えば凹状と凸状とでは凹状が好ましい。このように、第1リード部206の端部を凹状とすることで、センサ素子10の製造時、第2リードパターン207を形成するために導電ペーストを印刷した際、第1リードパターン206の端部における幅方向の両側に導電ペーストがはみ出すことを抑制することができる。
すなわち、図6に示すように凹状とした場合、例えば先端側から後端側へと導電ペーストを印刷した場合、第1リードパターン206の端部216の幅方向の両側から中心部分に向かって導電ペーストが集められるようにして印刷されるため幅方向へのはみ出しが抑制され、また逆方向から導電ペーストを印刷した場合にも、第1リードパターン206の端部216における幅方向の両側部分によって導電ペーストが保持されるため幅方向へのはみ出しが抑制される。このため、見た目にも優れると共に、不必要な触媒反応等が抑制され、正確な濃度検出が可能なものとすることができる。
図6に示すように第1リード部206の端部216が凹状のものについては、第1センサ分割部206の端部216の幅W206に対する長さ(深さ)D206の比(D206/W206)を0.1以上とすることが好ましい。また、図7に示すように第1リード部206の端部216が凸状のものについては、第1リード部206の端部216の幅W206に対する長さ(高さ)D206の比(D206/W206)を0.1以上とすることが好ましい。さらに、図8に示すように第1リード部206の端部216が凹凸状のものについては、これを構成する個々の凸部の幅W206に対する長さ(高さ)D206の比(206/w206)を0.1以上とすることが好ましい。このようなものとすることで、製造時、第2リードパターン207を形成するために導電ペーストを印刷した際、第1リードパターン206の端部に導電ペーストをより効果的に印刷することができ、その厚みを十分なものとすることができる。
また、図6(A)、図7、図8に示すように、第1リード部206と第2リード部207とは、固体電解質層201側に配置される第1リード部206の幅W206が第2リード部207の幅W207よりも広くなっていることが好ましく、例えば第1リード部206の幅W206が第2リード部207の幅W207の1.1倍以上となっていることが好ましい。このように、一般に先に形成される第1リード部206の幅W206を後に形成される第2リード部207の幅W207よりも広くすることで、製造時、第2リードパターン207を形成するために導電ペーストを印刷した際、第1リードパターン206の幅方向の両側に導電ペーストがはみ出すことを抑制することができる。
また、図6(A)、図7、図8に示すように、このような第1リード部206の端部216と絶縁層202の端部206とが異なる位置に配置されている。絶縁層202の端部212直上に第1リード部206の端部216を重ねて形成した場合、これらの重なり部分の形状が複雑となるためにセンサ素子10破損しやすく、また第2リード部207が一度に跨ぐ高さが高くなることがあり、製造時に亀裂が発生するおそれがある。これに対し、上記構成とすることで、センサ素子10の形状が容易となってセンサ素子10が破損することなく、また、第2リード部207が一度に絶縁層202の端部212及び第1リード部206の端部216を跨ぐ必要がないため、リード部205の亀裂の発生を抑制できる。
また、図6(A)、図7、図8に示すように、第1リード部206の端部216が、リード部205の先端部205aに形成されていることが好ましい。これにより、センサ素子10の厚みが余分に厚くなることが無く、表面保護層140が固体電解質層と202と隙間を形成することなく積層できる。
また、図6(A)、図7、図8に示すように、第2リード部207は、絶縁層202の端部212を跨ぐことが好ましい。これにより、第1リード部206と第2リード部207との電気的接続の信頼性が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態に限らず、各種変形が可能なことは言うまでもない。例えば、ガスセンサ素子10は酸素センサ素子であるが、これに限られずNOx濃度を検出するよう構成されたNOxセンサ素子であってもよい。
1…ガスセンサ、2…主体金具、10…ガスセンサ素子、100…素子本体、160…ヒータ、112…第1電極部、113…第1センサリード部、114…第1絶縁層、115…第1固体電解質層、116…第2絶縁層、118…第2電極部、119…第2センサリード部、132…第3電極部、133…第3センサリード部、134…第3絶縁層、135…第2固体電解質層、136…第4絶縁層、138…第4電極部、139…第4センサリード部、161…第1基層、163…発熱部、164…ヒータリード部、201…固体電解質層(第1固体電解質層、第2固体電解質層)、202…絶縁層(第1絶縁層、第2絶縁層、第3絶縁層、第4絶縁層)、204…電極部(第1電極部、第2電極部、第3電極部、第4電極部)、205…リード部(第1センサリード部、第2センサリード部、第3センサリード部、第4センサリード部)、206…第1リード部、207…第2リード部

Claims (9)

  1. 長手方向に延びる板状の固体電解質層と、前記固体電解質層上に設けられる電極部と、前記電極部に接続して前記長手方向に延びるリード部とを有する積層型のセンサ素子と、前記センサ素子を内部に保持する略筒状の主体金具とを有するガスセンサであって、
    前記リード部は、長手方向先端部が、前記固体電解質層上に積層されるとともに、長手方向後端部が絶縁層を介して前記固体電解質層上に積層され、
    前記リード部が跨ぐ前記絶縁層の端部は、前記センサ素子を積層方向に見たときに、前記長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とされていることを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記絶縁層の前記長手方向に垂直な方向の幅は、前記リード部の前記長手方向に垂直な方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記絶縁層の端部近傍において、前記リード部の先端部における前記幅が前記リード部の後端部における前記幅よりも大きいことを特徴とする請求項2記載のガスセンサ。
  4. 前記絶縁層の前記幅をWとし、前記端部の先端と後端との前記長手方向の長さをDとしたとき、D/W≧0.1である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のガスセンサ。
  5. 前記リード部は、前記センサ素子を積層方向に見たときに、端部が長手方向に凹状、凸状、または凹凸状とされた第1リード部と、前記第1リード部の前記端部を跨ぐように形成される第2リード部とを有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のガスセンサ。
  6. 前記絶縁層の端部と、前記第1リード部の端部とが前記センサ素子における長手方向の異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項5記載のガスセンサ。
  7. 前記第1リード部の端部は、前記リード部の前記先端部に形成されていることを特徴とする請求項6記載のガスセンサ。
  8. 前記第2リード部は、前記絶縁層の端部を跨ぐことを特徴とする請求項7記載のガスセンサ。
  9. 前記ガスセンサ素子は、NOx濃度を検出するよう構成されたNOxセンサ素子であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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