JP2010035357A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
一次系帰還制御電源装置(仮称)における軽負荷時の効率向上のためにスイッチングロスと制御電力の両方を削減する。
【解決手段】
軽負荷時には、インダクタ電流を第2のCR平滑フィルタを用いて検出して、軽負荷と判定した場合に上側/下側パワーMOSFETとPWM発振器をオフして、スリープにし、出力電圧が低下して過渡変動検出回路の下限しきい値に到達した時に上側パワーMOSFETをオンして出力電圧を回復し、出力電圧が所定の電圧に到達した時に上側パワーMOSFETをオフして、再度スリープにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に係わり、特に一次系帰還制御電源装置(仮称)の軽負荷時の効率向上に関し、更には、一次系帰還制御電源装置の特徴である高速応答性との両立が可能な軽負荷の制御技術に関するのものである。
電源装置における軽負荷時の効率向上に関しては、バーストモード,電圧モード,リップルモード、等で実施されている例がある。バーストモードの例ではインダクタ電流を検出して、軽負荷なら数サイクルのバースト動作を継続して出力電圧を徐々に回復し、スリープにする。この時、負荷へは上側/下側パワーMOSFETと不要回路はオフしているので、出力コンデンサのみで給電する。このため、制御電力は小さいが、スイッチングロスは大きいという欠点がある。この技術は〔非特許文献1〕に開示されている。
次に、電圧モードの例では軽負荷時には相補的に上側/下側パワーMOSFETを1回のみオンオフして出力電圧を回復し、下側パワーMOSFETがオン時に上側/下側パワーMOSFETの中点電圧が負から正に切換った時点でスリープにする。この時、上側/下側パワーMOSFETのみをオフする。このため、スイッチングロスは上側/下側パワーMOSFETの1回分で済むが、上側/下側パワーMOSFETの中点電圧検出のために制御回路が常時動作しており制御電力が大きいという欠点がある。これらの技術は〔特許文献1〕に開示されている。
また、リップルモードの例では軽負荷時には出力電圧がリップル幅の下限しきい値から上限しきい値に到達するまでは、相補的に上側/下側パワーMOSFETのオンオフ動作を繰返して出力電圧を徐々に回復し、下側パワーMOSFETがオン時に上側/下側パワーMOSFETの中点電圧が負から正に切換った時点でスリープにする。この時、上側/下側パワーMOSFETのみをオフにする。このため、スイッチングロス,制御電力共に大きいという欠点がある。これらの技術は〔特許文献2〕に開示されている。
特開2007−20315号公報 特開2007−20352号公報 特開2004−080985号公報 特開2005−184870号公報 特開2008−113542号公報 リニアテクノロジ LTC3410 データシート
本発明において、解決しようとする課題は、軽負荷時の効率向上のため、一次系帰還制御電源装置においてスイッチングロスと制御電力の両方を削減することを目的とするものである。
また、軽負荷時の効率向上動作と、一次系帰還制御電源装置の特徴である高速応答性の両立を確保することを目的とするものである。
また、本発明の技術をディジタル制御電源装置に適用することにより、軽負荷時の効率向上を実現するものである。
本発明は、一次系帰還制御電源装置において、インダクタ電流を第2のCR平滑フィルタを用いて検出し、軽負荷と判定した場合には上側/下側パワーMOSFETと制御部の不要回路(PWM発振器、等)をオフしてスリープにする。そして、電源装置の出力電圧が低下して過渡変動検出回路の下限しきい値に到達した時に、上側パワーMOSFETをオンして出力電圧を回復し、出力電圧が所定の電圧に到達した時に上側パワーMOSFETをオフして、再度スリープにすることを最も主要な特徴とする。そして、このために、一次系帰還制御電源装置の特徴である高速応答性を損なわないようにしたことを特徴とする。
また、上述の方法を制御アルゴリズムで実現することにより、高速応答のディジタル制御電源装置に適用するようにしたことを特徴とする。
本発明によると、軽負荷時には上側パワーMOSFETの1回のオン動作のみで出力電圧が回復できるのでスイッチングロスが最少にでき、かつ制御部のPWM発振器、等を停止するので制御電力が最も削減できる。
また、軽負荷時の電力削減にと適用する電源装置の高速応答性は損なわれないので、軽負荷時の省電力化による効率向上と高速応答性の両立が図れるという利点がある。
更に、本発明の技術によれば、ディジタル制御に適用することで軽負荷時に最も省電力が期待できるポイントに設定値のチューニングが容易であり、アナログ制御より軽負荷時の省電力効果が期待できるという利点がある。
本発明の実施の形態について、簡単に述べる。
本発明を適用する電源装置は、降圧型DC−DCコンバータの電源装置において、通常の定常制御ループとは別に、負荷急変時の過渡変動検出回路による高速応答ループを並列に設けた一次系帰還制御電源装置であり、インダクタ電流を第2のCR平滑フィルタを用いて検出し、軽負荷と判定した場合には上側/下側パワーMOSFETと制御部の不要回路(PWM発振器、等)をオフしてスリープにする。そして、電源装置の出力電圧が低下して過渡変動検出回路の下限しきい値に到達した時に、上側パワーMOSFETをオンして出力電圧を回復し、出力電圧が所定の電圧に到達した時に上側パワーMOSFETをオフして、再度スリープにする。これにより、出力電圧の所定電圧への回復は1回の上側パワーMOSFETのオン動作のみとなるのでスイッチングロスが最少になり、かつ定常制御ルートも動作しないので制御電力の削減が図れ、軽負荷時の省電力化による効率向上と高速応答性の両立を実現している。
また、上述の軽負荷時の方法を制御アルゴリズムで実現することにより、高速応答のディジタル制御の電源装置への適用を可能にしている。
以下、本発明の各実施例を図面を用いて説明する。
図1に本実施例の電源装置を示す。図1で、Viが入力端子、Voが出力端子である。入力端子Viには上側パワーMOSFET(Q1)が接続され、接地電位側には下側パワーMOSFET(Q2)が接続される。パワーMOSFETのQ1とQ2の中点にはインダクタLとコンデンサCoとから成るパワー系出力フィルタであるLC平滑フィルタが接続される。そして、LC平滑フィルタのインダクタLの両端には抵抗RとコンデンサCとから成る第1のCR平滑フィルタと、抵抗R2とコンデンサC2とから成る第2のCR平滑フィルタとがそれぞれ並列接続され、さらにLC平滑フィルタの中点には出力端子Voと差動増幅器AMPの一方の入力(−)と出力電圧検出回路VODETの入力が、第1のCR平滑フィルタの中点には誤差増幅器EAの一方の入力(−)が、第2のCR平滑フィルタの中点には過渡変動検出回路TVDの入力と差動増幅器AMPの他方の入力(+)が接続される。ここで、インダクタLには内在する等価直列抵抗ESRを以下で説明で使用するために図示している。
また、誤差増幅器EAの他方の入力(+)には、基準電圧Vrefと差動増幅器AMPの出力電圧が加算器ADDを介して得られる新規の基準電圧Vref′が接続され、誤差増幅器EAの出力には、パルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWMと略す)発振器PWM,ドライバDRVを介してパワーMOSFETのQ1,Q2のゲートが接続される。パワーMOSFETのQ1,Q2は逆相で駆動され、交互に導通する。本実施例では、出力電圧Voutは入力電圧Vinより小さい。
また、過渡変動検出回路TVDの複数の入力には、コンデンサC2と抵抗R2から成る第2のCR平滑フィルタの中点電圧と新規の基準電圧Vref′に上下限電圧幅±Δを加えた電圧とが接続され、過渡変動検出回路TVDの出力には、これらの入力電圧の大小関係により過渡負荷変動を検出してPWM発振器PWMのデューティを0%、または100%に強制的に制御する信号α0、またはα100が接続される。
また、出力電圧検出回路VODETの複数の入力には、LC平滑フィルタの中点電圧と基準電圧Vrefと基準電圧Vrefの90%電圧Vref*0.9とが接続され、出力電圧検出回路VODETの出力SSPeriodには、図示していないがソフトスタート回路が接続される。ソフトスタート回路は電源起動時に電源装置の出力電圧をゆるやかに所定の電圧(ここでは、基準電圧Vrefを用いた)に立上げるために用いられる。例えば、本発明の電源装置では電源起動期間中は過渡変動検出回路TVDの出力α100の信号によるアクションを禁止する、等である。以上が一次系帰還制御電源装置の基本構成である。
次に、一次系帰還制御電源装置の基本構成に軽負荷時の効率向上のために追加した回路(以下、軽負荷効率改善回路LLと記す)を説明する。軽負荷効率改善回路LLは、RS型フリップフロップFFと、D型フリップフロップDFFと、コンパレータCMPと、軽負荷設定電圧ΔIと、立上りエッジパルス発生回路EGr1と、立下りエッジパルス発生回路EGf1,EGf2と、オア回路OR1,OR2と、アンド回路ANと、で構成される。
そして、RS型フリップフロップFFの一方の入力Sには過渡変動検出回路TVDの出力α100が、またRS型フリップフロップFFの他方の入力Rには立上りエッジパルス発生回路EGr1を介して出力電圧検出回路VODETの出力DEToutが接続され、更にRS型フリップフロップFFの一方の出力Qにはオア回路OR2を介してドライバDRVが接続される。
また、D型フリップフロップDFFの一方の入力Tには、出力電圧検出回路VODETの出力DEToutが立下りエッジパルス検出回路EGf1を介して、またPWM発振器PWMの出力が立下りエッジパルス検出回路EGf2,アンド回路ANを介して、オア回路OR1に接続されてから接続される。D型フリップフロップDFFの他方の入力DにはコンパレータCMPの出力が接続され、コンパレータCMPの一方の入力(−)には差動増幅器AMPの出力が、コンパレータCMPの他方の入力(+)には軽負荷設定電圧ΔIが接続される。更に、D型フリップフロップDFFの出力QにはドライバDRV,PWM発振器PWM,オア回路OR2,アンド回路ANがそれぞれ接続される。
次に、図1の回路動作を説明する。まずは、無負荷条件での定常状態の動作(後述の図3の(b)の(Vref′+Δ)>VoCR>(Vref′−Δ)の条件の時)である。この場合、第1のCR平滑フィルタ,誤差増幅器EA,PWM発振器PWM,ドライバDRVによる制御ループの動作である。入力端子Viに印加された入力電圧は、上側パワーMOSFET(Q1)と下側パワーMOSFET(Q2)のオン/オフ制御によって第1のCR平滑フィルタを介して電圧に変換される。この変換電圧VFBは新規の基準電圧Vref′(この値は、無負荷では基準電圧Vrefに等しい)と誤差増幅器EAで比較され、誤差増幅器EAの出力に誤差電圧が増幅されて発生する。この誤差電圧はPWM発振器PWMでPWMパルスに変換される。このPWMパルスはドライバDRVで上側パワーMOSFET(Q1)と下側パワーMOSFET(Q2)とを駆動するオン/オフ時間比(デューティ:α)に変換され、誤差電圧がゼロになるように負帰還制御され、変換電圧VFBは新規の基準電圧Vref′に等しくなる。この場合、定常状態においてCR平滑フィルタを通して得られる変換電圧VFBは入力電圧Vinのデューティαに比例する。従って、VFB=Vref′=Vref=α・Vinの関係式が成立する。ここで、前記デューティαは、オン時間/(オン時間とオフ時間の和)で定義するので、0〜1の間の値をとる。
通常の降圧型コンバータの場合では、定常状態での電圧変換率が出力電圧と入力電圧の割合、すなわちデューティに等しいことがわかっているので、LC平滑フィルタの出力、すなわち出力端子Voに得られる出力電圧Voutは、入力電圧をVin、デューティをαとすると、Vout=α・Vinの関係式で求まる。
上記2つの式より、Vout=Vref=α・Vinの関係が成立する。従って、出力電圧は、直接LC平滑フィルタ出力を帰還して制御しなくても、他の方法でデューティαを間接的に制御できれば出力端子Voの出力電圧Voutを直接制御したことと同等になり、出力端子Voには入力電圧Vinのデューティαに比例した電圧が得られる。換言すると、パワーMOSFET(Q1),(Q2)を駆動して、CR平滑フィルタの出力を負帰還制御することで、LC平滑フィルタの出力にも入力電圧Vinのデューティαに比例した所望の電圧が出力電圧Voutとして得ることができる。
しかしながら、以上が成立するのは無負荷の条件に限られ、負荷電流Ioが流れるとインダクタLの等価直列抵抗ESRによって電圧降下が発生し、第1のCR平滑フィルタの出力電圧(平均値)Vout′(この電圧は変換電圧VFBとも云う)と出力端子Voに得られる出力電圧Voutとが等しくならない現象が生じる。即ち、Vout′を制御しているため、VoutはVout′よりESR×Ioだけ低下した電圧となる。このため、インダクタLの等価直列抵抗ESRによる負荷電流依存をなくすためには、誤差増幅器の他方の入力(+)に元の基準電圧Vrefに電圧(ESR×Io)を加算した電圧を新規の基準電圧Vref′として与えることにより補償することができる。具体的には、新規の基準電圧Vref′としては、第2のCR平滑フィルタの出力電圧VoCRと出力端子Voの出力電圧Voutから差電圧(ESR×Io)を差動増幅器AMPを用いて取り出し、この差電圧を基準電圧Vrefに加算器ADDで加えた電圧を用いている。これにより、負荷電流Ioが変化しても常に出力端子Voに得られる出力電圧Voutを元の基準電圧Vrefと等しくなるようにしている。
次は、過渡負荷変動時(負荷急変時)の動作である。負荷急変時の制御は、過渡変動検出回路TVDを用いて、第2のCR平滑フィルタの出力電圧VoCRと、新規の基準電圧Vref′に上下限電圧幅±Δを加えた電圧の関係から、出力電圧Voutの動作状態を検出して、定常状態と負荷急変状態を判定し、その動作状態に見合った制御に切換える方法を採用している。ここで、出力電圧Voutの急激な変化を第2のCR平滑フィルタの出力電圧VoCRで見ているのは、出力電圧Voutの変化がコンデンサC2を介して第2のCR平滑フィルタの出力電圧VoCRに伝達されるため(この場合、第2のCR平滑フィルタは出力端子Voからは微分回路に見えるため)、第2のCR平滑フィルタの出力電圧VoCRを用いても出力電圧Voutの変化が検出できるとの考え方である。即ち、
(a)VoCR≧(Vref′+Δ)の条件は、負荷電流が急激に減少して出力電圧Voutが上昇した場合(負荷急減時)で、そのアクションとしてPWM発振器PWMの出力デューティαを強制的に0%にする。これにより、上側パワーMOSFET(Q1)はオフ、下側パワーMOSFET(Q2)はオンとなるので、出力電圧Voutが急激に低下して出力電圧Voutの変動を抑える。
(b)(Vref′+Δ)>VoCR>(Vref′−Δ)の条件は、定常状態の動作であり、上述したようにPWM発振器PWMの出力デューティαは(Vout′/Vin)の比で制御される。
(c)VoCR≦(Vref′−Δ)の条件は、負荷電流が急激に増加して出力電圧Voutが低下した場合(負荷急増時)であり、PWM発振器PWMの出力デューティαを強制的に100%にする。これにより、上側パワーMOSFET(Q1)はオン、下側パワーMOSFET(Q2)はオフとなるので、出力電圧Voutが急激に増加して出力電圧Voutの変動を抑える。
上記(a),(b),(c)の切換えを、詳細な過渡変動検出回路TVDとPWM発振器PWMの一実施例を用いて、具体的に示す。
図2は、過渡変動検出回路TVDであり、2つのコンパレータCP1、CP2で構成され、これらをウインドコンパレータとして用いる。入力のVoCRとVref′±Δの大小関係により、出力のα0とα100には図3に示す状態情報が得られる。このα0とα100の状態情報は、図4のワンショット・マルチバイブレータOSMと誤差増幅器EAの出力電圧を電流に変換するV/I変換器(図示せず)と発振器(図示せず)で構成されるPWM発振器PWMに入力され、図3の(a),(b),(c)の結果が図4の出力φに得られる。即ち、
(a)の場合は、α0が選択されるので、図4内の電圧V2が電源電圧Vccになり、図4の出力φに“L”を出力する。これにより、上側パワーMOSFET(Q1)はオフ、下側パワーMOSFET(Q2)はオンとなる。
(b)の場合は、α0,α100によって、図4の出力φには変化を与えないので、誤差増幅器EAの出力電圧をV/I変換器を介して変換した電流IPWMにより、図5の動作波形に得られるような所望のデューティαのPWMパルスを図4の出力φに出力する。これにより、上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)は所望のデューティαのPWMパルスで動作する。この場合、スイッチング周期Tsとしては発振器で発生したクロックCLKが用いられる。
(c)の場合は、α100が選択されるので、図4内の電圧V2が接地電位GNDとなり、図4の出力φに“H”を出力する。これにより、上側パワーMOSFET(Q1)はオン、下側パワーMOSFET(Q2)はオフとなる。
本電源制御方式の特徴は、上側パワーMOSFET(Q1)と下側パワーMOSFET(Q2)のデューティ制御による電圧変換手段として、制御ループにCR平滑フィルタを用いる一次遅れの制御方法なので、従来技術のようにLC平滑フィルタの2次遅れがなく、制御ループが振動系とはならないため、出力には振動波形は発生せず、ループが安定になる。従って、本実施例によれば、LC平滑フィルタのコンデンサにESRの小さいチップ・セラミック・コンデンサを使用しても、制御ループが安定化できる。これが、一次系帰還制御方式たる所以である。
また。負荷急変時には過渡制御ループにより、強制的に出力電圧の変動を極力抑えることができるので、負荷急変時の高速応答性に優れる。よって、本電源制御方式は定常ループの安定性と高速応答性を両立して動作している電源装置ということができる。なお、一次系帰還制御電源装置の回路,動作は、〔特許文献3〕,〔特許文献4〕に記載の電源装置に詳述しているので、こちらを参照されたい。
次は、軽負荷時の動作である。図1の実施例と図6の動作タイミング波形を用いて説明する。今、電源装置は軽負荷時のスリープ状態にあると考えると、図6(c),(d),(j)に示すように上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)とPWM発振器PWMは停止(オフ)しているので、負荷への電力供給はLC平滑フィルタの出力コンデンサCoの蓄積されたエネルギで賄われる。このため、出力コンデンサCoの端子電圧、即ち出力電圧Voutは、負荷電流をIo、出力コンデンサCoをCoとすると、図6(b)のようにIo/Coの傾斜で降下していく。降下した出力電圧Voutが第2のCR平滑フィルタの出力VoCRで見て過渡変動検出回路TVDの下限しきい値(Vref′−Δ)に到達したならば、過渡変動検出回路TVDの出力α100は“L”から“H”に変化し(図6(e)のt1のタイミング)、この変化がRS型フリップフロップFFの入力Sに入力されると、RS型フリップフロップFFの出力Qは“L”から“H”にセットされ(図6(c)のt2のタイミング)、オア回路OR2、ドライバDRVを介して上側パワーMOSFET(Q1)をオンにする(図6(c))。これにより、出力電圧Voutは図6(b)のように上昇するので、出力電圧Voutと所定に電圧(ここでは、基準電圧Vref)とを比較している出力電圧検出回路VODETの出力DEToutは“L”から“H”に変化する(図6(f))。この波形の立上りタイミングがRS型フリップフロップFFの入力Rに入力されると、RS型フリップフロップFFの出力Qは“H”から“L”にリセットされ(図6(c)のt3のタイミング)、オア回路OR2,ドライバDRVを介して上側パワーMOSFET(Q1)がオフして(図6(c))、上側パワーMOSFET(Q1)は再度スリープ状態になる(この時、下側パワーMOSFET(Q2)とPWM発振器PWMは既にオフ状態にある。図6(d),(j))。この動作により、上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)の中点電圧Vxは図6(a)のように、上側パワーMOSFET(Q1)の1回のスイッチング動作が行われる。
このスリープ状態にある時の軽負荷状態は、インダクタL電流を周期的に検出することで確認できる。このため、インダクタL電流を第2のCR平滑フィルタの出力電圧VoCRと出力電圧Voutの差電圧の形で差動増幅器AMPを用いて検出し、この検出電圧(VoCR−Vout=ESR×Io)と軽負荷設定電圧ΔIとをコンパレータCMPで比較して、(VoCR−Vout=ESR×Io)<ΔIならばコンパレータCMPの出力Isenseを“L”と判定し(図6(h)のt4のタイミング)、D型フリップフロップDFFの入力Dにセットする。一方、この時、上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)とPWM発振器PWMは停止(オフ)しているので、負荷への電力供給は、出力コンデンサCoに蓄積されたエネルギで賄われる。このため、出力コンデンサCoの端子電圧、即ち出力電圧Voutは、図6(b)のようにIo/Coの傾斜で降下していくので、この降下電圧と所定の電圧(ここでは、基準電圧Vref)とを出力電圧検出回路VODETで比較し、出力電圧検出回路VODETの出力DEToutが“H”から“L”に切換る立下りタイミング(図6(f)のt4)がD型フリップフロップDFFの入力Tに入力されると、D型フリップフロップDFFの出力Qは再度“L”にセットされ(図6(i))、軽負荷状態(スリープ)を確定する。これにより、上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)とPWM発振器PWMを停止(オフ)し(図6(c),(d),(j)参照)、スリープ状態になる。このスリープ期間は、出力電圧Voutが降下して過渡変動検出回路の下限しきい値に到達するまでで、この時点でα100のアクションが発生することにより、以上の一連の動作が繰返されて軽負荷状態が持続される。なお、このα100のアクションが発生しても、軽負荷でなければ、負荷急変時の制御が動作することは云うまでもない。
以上の動作説明は、D型フリップフロップDFFの入力Tに入力される信号が、以前の負荷状態が軽負荷にある時が前提だったので、出力電圧検出回路VODETの出力DEToutの立下りタイミングで説明したが、以前の負荷状態が軽負荷以外にある時にはPWM発振器PWMの出力の立下りタイミングでの動作となるが、ここではその説明は省略する。
ここで用いた出力電圧検出回路VoDETの詳細な一実施例は、図7に示すように2つのコンパレータCP3,CP4とナンド回路NA11,NA12から成るフリップフロップによって構成される。電源起動時のソフトスタート期間を設定するための信号SSperiodを出力するものであるが、この他に、図7にはインバータIN11を追加して、軽負荷時の出力電圧の変化情報を得るための信号DEToutを出力するようにしている。
この方法によって、軽負荷時には1回の上側パワーMOSFET(Q1)のオン動作で出力電圧を所定の電圧まで回復し、その後上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)をオフ、PWM発振器PWM、等の制御回路をオフして、スリープ状態となる。このため、パワーMOSFETのスイッチングロスは最も少なく、制御電力も削減できる。また、負荷急変時には軽負荷時の動作とは別に過渡変動検出回路の動作によって上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)を駆動するPWMデューティαを強制的に0%、又は100%にできるので、出力電圧Voutが急激に上昇、又は低下しても出力電圧Voutの変動を極力抑えることができる。これにより、軽負荷時の効率向上と高速応答性の両立が可能となる。
図8にもう一つの本実施例を示す。図8では、図1と同じ構成要素には同じ符号を付している。図8が、図1と異なる点は、下側パワーMOSFET(Q2)とPWM発振器PWMの停止(オフ)信号をD型フリップフロップDFFの出力Qを用いるのではなく、オア回路OR2の出力を上側パワーMOSFET(Q1)と同様に用いた点である。この場合は、軽負荷時には1回の上側パワーMOSFET(Q1)のオン動作で出力電圧を所定の電圧まで回復するのはこれまでと同様であるが、上側パワーMOSFET(Q1)がオフしてから下側パワーMOSFET(Q2)がオン動作となるので、図6(a)に示した下側パワーMOSFET(Q2)の寄生ダイオードで導通する部分が下側パワーMOSFET(Q2)のオン動作となる。よって、パワーMOSFETのスイッチングロスとしては若干増えるが、制御電力の削減効果は図1と同様に得られるので、軽負荷時の省電力化と高速応答性は両立できる。
以上の実施例では、インダクタ電流の検出を第2のCR平滑フィルタを用いて行っていたが、センス抵抗法やカレントトランス法、等によりインダクタ電流(又は、負荷電流も可)を検出することによっても、同様に実現できる。この場合、図1、図8のコンパレータCMPの一方の入力(一)にセンス抵抗法やカレントトランス法、等で得られた電流情報の電圧換算値を接続することによって可能となる。例えば、電流情報の検出には、新たに差動増幅器を設けて、その出力をコンパレータCMPの一方の入力(一)に加えることが必要になる。また、軽負荷設定電圧ΔIの大きさもそれぞれの電流検出方法の検出感度によっては変える必要がある。
本発明の軽負荷時の処理を箇条書きにすると、
(1)インダクタ電流を検出して軽負荷と判断したなら、上側/下側パワーMOSFETとPWM発振器をオフして、スリープ状態になること、
(2)出力電圧が低下して設定した下限しきい値に到達したならば、上側パワーMOSFETをオンして出力電圧を回復し、所定の電圧に達したならば上側パワーMOSFETをオフして、再度スリープ状態になること、
であり、この処理を以上の実施例ではアナログ制御で実現した。以下では、この処理をディジタル制御で実現した実施例について説明する。
図9に、図1の電源装置をディジタル制御化した一実施例を示す。図9では、図1の回路,機能を置換えするため、コンデンサCと抵抗Rから成る第1のCR平滑フィルタの出力からフィードバックしていた変換電圧VFBを出力端子Voから得るようにしたこと、コンパレータCP1、CP2で構成される過渡変動検出回路TVDを高速処理のためディジタル信号処理部100とは別に設けたこと、新規の基準電圧Vref′の差動増幅器AMPと加算器ADDによる発生をディジタル信号処理部100内において変換電圧VFB(出力電圧Voutとも云う)と電圧VoCRをA/D変換器ADo、ADoCRを介してディジタル信号に変換後の減算器SUBoによる減算結果のディジタルインダクタ電流信号DIoESRとディジタル基準電圧信号Drefとの加算器ADDrefによる加算結果の新規のディジタル基準電圧信号Dref′として発生したこと、電圧Vref′±Δを新規のディジタル基準電圧信号Dref′とディジタル過渡変動検出幅信号DΔとを基にディジタル信号処理部100内のVref′±Δ発生回路VΔで得るようにしたこと、出力電圧検出回路VODETの機能をディジタル信号処理部100内のディジタル電圧制御手段DVCで実現するようにしたこと(図示せず)、変換電圧VFBと基準電圧Vrefに対応したディジタル基準電圧信号Drefを用いた誤差増幅器EAの処理をディジタル信号処理部100内のディジタル電圧制御手段DVCで得るようにしたこと、PWM発振器PWMをディジタルPWM発生器DPWMとセレクタSELで構成するようにしたこと、等で実施している。更に、本発明の軽負荷時の処理をディジタル電圧制御手段DVCで実施するため、ディジタル電圧制御手段DVCには、ディジタル軽負荷設定電圧信号DΔI、信号α100、減算器SUBoの減算結果であるディジタルインダクタ電流信号DIoESRのディジタル電圧制御手段DVCへの取り込みと、ドライバDRVへの演算結果を出力するためにディジタル軽負荷出力信号DLLを追加している。なお、このディジタル制御電源装置の回路、動作は、〔特許文献5〕に詳述しているので、こちらを参照されたい。
図9のディジタル制御電源装置では、軽負荷時の処理に限って図10,図11の制御アルゴリズムを用いて説明する。
軽負荷状態の検出,判定は、図10に示す制御アルゴリズムによって処理を実行する。図10では、周期的にタイマ割込みが発生すると、(1)インダクタL電流をリードし、(2)インダクタL電流相当のディジタルインダクタ電流信号DIoESRとディジタル軽負荷設定電圧信号DΔIの大小関係を比較し、軽負荷状態と判定したならば、(3)ディジタル軽負荷出力信号DLLを用いて、ドライバDRVを介して上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)とDPWM発生器を停止(オフ)して、スリープ状態にして処理を終了し、また軽負荷状態以外と判定したならば、(4)スリープ状態を解除して処理を終了する。ここで、スリープ状態になった場合には、上側/下側パワーMOSFET(Q1),(Q2)は共にオフしているので、負荷への給電は出力コンデンサCoに蓄積されたエネルギで賄われるため、出力コンデンサCoの端子電圧、即ち出力電圧Voutは徐々に低下していくので、この出力電圧Voutが過渡変動制御回路TVDの下限しきい値(Vref′−Δ)に到達した時に、信号α100の割込みが発生する。この信号α100の割込みによって、図11に示す処理を実行する。図11では、信号α100の割込みが発生すると、(5)ディジタル軽負荷出力信号DLLを用いて、ドライバDRVを介して上側パワーMOSFET(Q1)をオンし、次に(6)インダクタL電流をリードし、(7)信号α100が軽負荷時、又は負荷急増時のアクションであるかを判断して、軽負荷時と判定した場合には、(8)出力電圧が所定に電圧に回復する一定時間を計数して完了した時に、(9)ディジタル軽負荷出力信号DLLを用いて、ドライバDRVを介して上側パワーMOSFET(Q1)をオフして処理を終了し、また負荷急変時と判定した場合には、なにもしないで処理を終了する。軽負荷状態はこの一連の処理が実行される。
以上の制御アルゴリズムは、次のような方法に代えても同様に実現可能である。
(1)図10のタイマ割込みに代えて、図11(8)で用いたような回数をセットして演算処理で周期的な時間間隔を決定する方法を用いること。タイマ割込みを不要にできる。
(2)図11の信号α100の割込みの代わりに、出力電圧Vout(ここでは、変換電圧VFB)をサイクリックにリードして、その都度この出力電圧Voutと過渡変動検出回路TVDの下限しきい値を比較する方法を用いること。この場合、出力電圧Voutをこれまでの過渡変動検出回路TVDの下限しきい値で比較すると、ディジタル処理速度の関係で、出力電圧は更に降下した電圧から回復を開始する可能性があるので、出力電圧との比較のために過渡変動検出回路TVDの下限しきい値とは別に設けた値を用いること必要になる。
(3)図11(8)の回数計数による出力電圧の所定の電圧への回復方法に代えて、出力電圧Voutをサイクリックにリードして、その都度この出力電圧Voutと所定の電圧を比較する方法を用いること。この場合も、上記(2)に記したようにディジタル処理速度を考慮して所定の電圧値を設定する必要がある。
このディジタル制御によって、軽負荷時には1回の上側パワーMOSFET(Q1)のオン動作とDPWM発生器、等の制御回路の停止ができるので、パワーMOSFETのスイッチングロスを最も少なくでき、かつ制御電力も削減できる。また、負荷急変時の動作も損なわない。よって、軽負荷時の省電力化による効率向上と高速応答性の両立が可能となる。
また、ディジタル制御はディジタル軽負荷設定電圧信号DΔIの設定値の変更が容易なので、軽負荷時の範囲を任意に設定できる等、きめ細かな制御が可能で、軽負荷時の制御電力の削減効果はアナログ制御に比べて更に向上する可能性がある。
また、図9のディジタル信号処理部100に市販のDSPコア,プロセッサ,専用ハードエア、等を用いることができるなら、本発明のコンパレータCP1,CP2、及びセレクタSELを外付部品で追加することにより、図12の実施形態も実現可能である。なお、Vref′±Δ発生回路VΔをディジタル信号処理部100で実現しているが、できない場合は外付回路で対応することも可能であるが、ここではその回路は容易に実現できるので省略する。
本発明は、軽負荷時の処理の考え方が重要であって、本発明で提示した実施例に限定されるものではない。
図13は、本発明の電源装置をHDD(Hard disk Drive)装置へ適用した実施例である。HDD装置において、実施例1〜実施例4に記載の電源装置であるDC−DCコンバータDC−DC1〜DC−DCnはHDD装置にデータを記憶するための制御を司るプロセッサCPUや高速大容量メモリDRAM,SRAM、等で構成されるボードに対象毎に異なる適した電圧の電力を供給している。なお、HDD装置HDD1〜HDDmには本発明とは別の電源装置DC−DC11〜DC−DC1mが適用される。
図14は、実施例1〜実施例4に記載の電源装置であるDC−DCコンバータDC−DC1〜DC−DCnをHDD装置にデータを記憶するための制御を司るプロセッサCPUや高速大容量メモリDRAM,SRAM、等と同一チップ上、或いは同一パッケージ上に構成して、対象毎に異なる適した電圧の電力を供給している。このようにDC−DCコンバータDC−DC1〜DC−DCnを実装することにより、DC−DCコンバータと負荷となるプロセッサCPUや高速大容量メモリDRAM,SRAM、等との電源配線距離を極力短くできるので、負荷急変時の出力電圧変動を極端に低減でき、高速応答に効果がある。
以上では、半導体スイッチング素子としてパワーMOSFETを例に説明したが、オンボード構成であれば、代わりにIGBTやGaNデバイス,SiC(Silicon Carbide)デバイスなどの他のパワースイッチング素子を用いてもよい。
また、電源装置をプロセッサCPUや高速大容量メモリDRAM,SRAM、等と同一チップ上、或いは同一パッケージ上に構成(内蔵)するのであれば、半導体スイッチング素子としてこれらのチップと同一プロセスの、例えばCMOSデバイスのスイッチング素子を用いてもよい。
また、上側の半導体スイッチング素子はN型を例に説明したが、P型であってもよい。
本発明の電源装置は絶縁型DC−DCコンバータへの応用も可能で、一石のフォワード型コンバータ,二石のフォワード型,プッシュプル型,ハーフブリッジ型,フルブリッジ型、等の絶縁型DC−DCコンバータの用途にも適用可能である。
実施例1〜実施例5の電源装置はこの他、図示しないが、VRMや、携帯機器用のDC−DCコンバータや、汎用のDC−DCコンバータ、等へ応用展開ができることは言うまでもない。
実施例1の電源装置の回路ブロック図である。 図1の電源装置で過渡変動検出回路の詳細を示す回路図である。 図2の動作状態モードを示す図である。 図1の電源装置でPWM発振器PWMに用いるワンショット・マルチバイブレータの詳細を示す回路図である。 図4のワンショット・マルチバイブレータの動作を示す図である。 図1の電源装置で軽負荷時の動作を示す図である。 図1の電源装置で出力検出回路の詳細を示す回路図である。 実施例2の電源装置の回路ブロック図である。 実施例3の電源装置の回路ブロック図である。 図9の電源装置でタイマ割込み処理の制御アルゴリズムを示す図である。 図9の電源装置で信号α100割込み処理の制御アルゴリズムを示す図である。 実施例4の電源装置の回路ブロック図である。 本実施例を搭載したHDD装置の情報処理用電源の説明図である。 本実施例を搭載したHDD装置のもう一つの情報処理用電源の説明図である。
符号の説明
ADo,ADoCR A/D変換器
ADD,ADDΔ,ADDref 加算器
AMP 差動増幅器
AN アンド回路
ASIC 特定用途向けIC
Co,C,C2,CT コンデンサ
CC 定電流源
CMP,CP1〜CP4 コンパレータ
DC−DC1〜DC−DCn,DC−DC11〜DC−DC1m DC−DCコンバータ
CPU プロセッサ(中央処理装置)
DRAM ダイナミックRAM
DRV ドライバ
DAΔ+,DAΔ− D/A変換器
DΔ ディジタル上下限電圧幅信号
DΔI ディジタル軽負荷設定電圧信号
DPWM ディジタルパルス幅変調(DPWM)発生器
Dref ディジタル基準電圧信号
DVC ディジタル電圧制御手段
EA 誤差増幅器
EGr 立上りエッジパルス発生回路
EGf1,EGf2 立下りエッジパルス発生回路
ESR 等価直列抵抗
FF,DFF フリップフロップ
GND グランド
HDD1〜HDDm HDD装置
IC ロジックIC
IN11,IN21〜INV29 インバータ
L インダクタ
LINE 給電ライン
LL 軽負荷効率改善回路
M21〜M28 MOS
OR1,OR2 オア回路
OSM ワンショット・マルチバイブレータ
PB プリント配線基板
PG パワーグランド
NA11,NA12,NA21〜NA24 ナンド回路
NR21,NR22 ノア回路
PWM パルス幅変調(PWM)発振器
Q1 上側パワーMOSFET
Q2 下側パワーMOSFET
R,R2,RL 抵抗
SEL セレクタ
SRAM スタティックRAM
SUBΔ,SUBo 減算器
TVD 過渡変動検出回路
Vcc 電源端子
Vi 入力端子
Vo 出力端子
VODET 出力電圧検出回路
Vref 基準電圧
Vref′ 新規の基準電圧
、VΔ Vref±Δ発生回路
Δ 上下限電圧幅
ΔI 軽負荷設定電圧
ΔV 上下限電圧発生回路

Claims (11)

  1. インダクタLとコンデンサCから成るパワー系出力フィルタと、
    該パワー系出力フィルタのLの両端に並列に設けた第1,第2のCR平滑フィルタと、
    該パワー系出力フィルタに出力電力を供給する一対の電力半導体スイッチング素子と、
    該一対の電力半導体スイッチング素子の駆動手段と、
    該駆動手段に駆動信号を供給するパルス幅変調を行うPWM発振器と、
    該PWM発振器に前記第1のCR平滑フィルタの出力と新規の基準電圧との誤差信号を供給する誤差増幅器と、
    該新規の基準電圧を生成する差動増幅器と加算器と基準電圧から成る新規基準電圧生成回路と、
    該第2のCR平滑フィルタの出力と上/下限しきい値との大小関係を判別する過渡変動検出回路と、
    該過渡変動検出回路の出力情報により負荷状態に応じて所望のデューティのPWMパルスを前記駆動手段に出力するセレクタと、
    ソフトスタート動作期間と定常動作期間を判別する情報を検出する出力電圧検出回路と、を備えた一次系帰還制御方式の降圧型DC−DCコンバータの電源装置において、
    軽負荷時は、インダクタL電流を検出して軽負荷と判定した際、前記一対の電力半導体スイッチング素子と前記PWM発振器はスリープになり、
    電源装置の出力電圧が低下して前記第2のCR平滑フィルタの出力が前記過渡変動検出回路の下限しきい値に到達した時に前記一対の電力半導体スイッチング素子のうち、上側電力半導体スイッチング素子をオンし、
    その時点のインダクタL電流を検出して軽負荷が持続している際は、電源装置の出力電圧を回復し、
    出力電圧が所定の電圧まで上昇した時に前記上側電力半導体スイッチング素子をオフして、再度スリープになる軽負荷処理手段を設けたことを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記軽負荷処理手段は、前記差動増幅器の出力電圧と軽負荷設定電圧とを比較するコンパレータと、
    該コンパレータの出力状態を前記出力電圧検出回路に新たに設けた出力パルスや前記PWM発振器の出力パルスの立下りエッジタイミングにより確定した出力信号を発生し、
    前記一対の電力半導体スイッチング素子と前記PWM発振器をオフさせるためのD型フリップフロップと、
    該過渡変動検出回路で負荷急増を検出した時に発生する100%デューティのPWMパルスα100によりセットされ、前記出力電圧検出回路に新たに設けた出力パルスの立上りエッジタイミングによりリセットされて得られるパルスを発生し、
    前記一対の電力半導体スイッチング素子のうち、上側電力半導体スイッチング素子のみをオンさせるためのRS型フリップフロップとを備えたことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項2に記載の電源装置において、前記出力電圧検出回路に新たに設けた出力パルスは、2つのコンパレータとRS型フリップフロップから成る出力電圧検出回路にインバータ回路を付加したことを特徴とする電源装置。
  4. 請求項2に記載の電源装置において、
    前記一対の電力半導体スイッチング素子と前記PWM発振器のオフ信号を、前記D型フリップフロップの出力と前記RS型フリップフロップの出力のオア信号から得ることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記PWM発振器のPWMパルス発生にワンショット・マルチバイブレータを用いて、該ワンショット・マルチバイブレータに前記セレクタの機能を兼用させることにより、前記セレクタを省略したことを特徴とする電源装置。
  6. 電源装置の出力電圧をフィードバックしてディジタル化して得たディジタル出力電圧信号と、
    目標値の基準電圧をディジタル化して得たディジタル基準電圧信号との差信号がゼロになるように制御するためのディジタル電圧制御手段とディジタルパルス幅変調を行うDPWM発生器から成るディジタル信号処理部と、
    該ディジタル信号処理部のDPWM発生器から出力されるPWMパルス信号で駆動手段を介して駆動する一対の電力半導体スイッチング素子と、
    該一対の電力半導体スイッチング素子でスイッチングして得た方形波電圧を直流に変換するインダクタLとコンデンサCとから成るパワー系出力フィルタと、
    該パワー系出力フィルタのインダクタLの両端に設けた第2のCR平滑フィルタの出力と上/下限しきい値との大小関係を判別する負荷急変時の過渡変動検出回路と、
    該過渡変動検出回路の出力情報により負荷状態に応じて所望のディーティのPWMパルス信号を前記駆動手段に出力するセレクタと、
    を備えた降圧型DC−DCコンバータのディジタル制御の電源装置において、
    軽負荷時は、インダクタL電流を検出して軽負荷と判定した際、前記一対の電力半導体スイッチング素子と前記DPWM発生器はスリープになり、
    電源装置の出力電圧が低下して前記第2のCR平滑フィルタの出力が前記過渡変動検出回路の下限しきい値に到達した時に前記一対の電力半導体スイッチング素子のうち、上側電力半導体スイッチング素子をオンし、
    その時点のインダクタL電流を検出して軽負荷が持続している際は、
    電源装置の出力電圧を回復し、出力電圧が所定の電圧まで上昇した時に前記上側電力半導体スイッチング素子をオフして、再度スリープになる軽負荷処理手段を前記ディジタル信号処理部に設けたことを特徴とするディジタル制御の電源装置。
  7. 請求項6記載の電源装置において、
    前記軽負荷処理手段の制御アルゴリズムは、タイマ割込みにより、前記インダクタL電流の検出を前記第2のCR平滑フィルタの出力電圧と電源装置の出力電圧をそれぞれA/D変換器を介した後のディジタル差電圧信号としてリードし、該ディジタル差電圧信号とディジタル軽負荷設定電圧信号を比較して、軽負荷と判断したならば前記ディジタル信号処理部に設けたディジタル軽負荷出力信号により、前記一対の電力半導体スイッチング素子と前記DPWM発生器をオフして、スリープになる処理、或いは軽負荷でなければ前記ディジタル信号処理部に設けたディジタル軽負荷出力信号により、スリープを解除する処理を行い、
    前記過渡変動検出回路の下限しきい値に電源装置の出力電圧が到達した時に発生する100%デューティのPWMパルス信号α100による割込みにより、前記上側電力半導体スイッチング素子を前記ディジタル信号処理部に設けたディジタル軽負荷出力信号によりオン後、前記インダクタL電流の検出を前記第2のCR平滑フィルタの出力電圧と電源装置の出力電圧をそれぞれA/D変換器を介した後のディジタル差電圧信号としてリードし、
    該ディジタル差電圧信号とディジタル軽負荷設定電圧信号を比較して、軽負荷と判断したなら予め設定した回数がゼロになるまで前記上側電力半導体スイッチング素子のオン状態を持続し、ゼロになったら前記上側電力半導体スイッチング素子を前記ディジタル信号処理部に設けたディジタル軽負荷出力信号によりオフして、再度スリープになる処理を行うことを特徴とするディジタル制御の電源装置。
  8. 電源装置と、該電源装置から直流電圧の供給を受けるCPUとメモリと、該メモリの情報を記憶するハードディスク装置とを有する情報処理装置において、
    上記電源装置は、請求項1から請求項7に記載の1つの電源装置を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の電源装置をIC化して、CPUやメモリ、等の半導体チップのパッケージに内蔵したことを特徴とするIC、及びこれを用いた情報処理装置。
  10. 請求項8に記載の電源装置をCPUやメモリ、等の半導体チップに内蔵したことを特徴とするIC、及びこれを用いた情報処理装置。
  11. 請求項8に記載の電源装置をオンボード上に実装したことを特徴とするIC、及びこれを用いた情報処理装置。
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