JP2010024053A - シート搬送装置、シート搬送方法 - Google Patents

シート搬送装置、シート搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010024053A
JP2010024053A JP2009165940A JP2009165940A JP2010024053A JP 2010024053 A JP2010024053 A JP 2010024053A JP 2009165940 A JP2009165940 A JP 2009165940A JP 2009165940 A JP2009165940 A JP 2009165940A JP 2010024053 A JP2010024053 A JP 2010024053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skew
sheet
sheet conveying
detection unit
skew detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009165940A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Kondo
博文 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2010024053A publication Critical patent/JP2010024053A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H7/00Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles
    • B65H7/02Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors
    • B65H7/06Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors responsive to presence of faulty articles or incorrect separation or feed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/002Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor changing orientation of sheet by only controlling movement of the forwarding means, i.e. without the use of stop or register wall
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/20Location in space
    • B65H2511/24Irregularities, e.g. in orientation or skewness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2513/00Dynamic entities; Timing aspects
    • B65H2513/20Acceleration or deceleration
    • B65H2513/23Acceleration or deceleration angular
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors
    • B65H2553/412Photoelectric detectors in barrier arrangements, i.e. emitter facing a receptor element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors
    • B65H2553/414Photoelectric detectors involving receptor receiving light reflected by a reflecting surface and emitted by a separate emitter
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/60Details of intermediate means between the sensing means and the element to be sensed
    • B65H2553/61Mechanical means, e.g. contact arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/80Arangement of the sensing means
    • B65H2553/82Arangement of the sensing means with regard to the direction of transport of the handled material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/13Parts concerned of the handled material
    • B65H2701/131Edges
    • B65H2701/1311Edges leading edge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/13Parts concerned of the handled material
    • B65H2701/131Edges
    • B65H2701/1313Edges trailing edge

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】安価かつ簡便な装置構成により、高精度な斜行補正を実現することのできるシート搬送技術を提供する。
【解決手段】シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に配置され、第1の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第1の斜行検知部と、前記シート搬送方向において前記第1の斜行検知部よりも下流側に配置され、前記第1の斜行検知精度よりも高い第2の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第2の斜行検知部と、を備えたシート搬送装置において、前記第1および第2の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定し、前記判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送技術に関し、特に、搬送されるシートの斜行を補正する技術に関するものである。
従来、シート搬送方向と直交する方向に一対のローラ対を配列し、センサによって検知されるシートの斜行をキャンセルするように上記一対のローラ対それぞれを駆動制御しつつシート搬送を行う技術が知られる。
具体的に、上記従来技術においては、上記ローラ対によって搬送されるシートを、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に複数配置されるセンサからなるセンサ対によって検知し、当該センサ対による検知結果に基づいて上記ローラ対を構成する各ローラを個別に駆動制御してシートの斜行を補正する(例えば、特許文献1を参照)。
上述のような構成の従来のシート搬送装置において、搬送するシートの斜行補正精度を高めるためには、シートの斜行を検知するセンサ対をシート搬送方向に沿って複数列配置し、それぞれの検知結果に基づいて補正を繰り返すことが有効になると考えられる。しかし、扱う用紙の幅が多種に及ぶと各用紙幅に適したセンサ対の間隔も異なるため、膨大な数のセンサが必要になりコスト増を招く。
この発明の実施の形態は、効率的なセンサ配列を行なって、高精度な斜行補正を実現することのできるシート搬送技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に配置され、第1の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第1の斜行検知部と、前記シート搬送方向において前記第1の斜行検知部よりも下流側に配置され、前記第1の斜行検知精度よりも高い第2の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第2の斜行検知部と、前記第1および第2の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定する斜行判定部と、前記斜行判定部にて判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる駆動制御部と、を備えてなることを特徴とすることができる。
本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラよりも下流側に、前記シート搬送方向における異なる位置に複数配列される斜行検知部であって、前記シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部によるシートの斜行検知精度が、該最も下流側に位置する斜行検知部のシート搬送方向上流側に位置する斜行検知部よりも高くなるように設定されている複数の斜行検知部と、前記複数の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定する斜行判定部と、前記斜行判定部にて判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる駆動制御部と、を備えてなることを特徴とする構成としている。
また、本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラよりも下流側に、前記シート搬送方向における互いに異なる位置に配列される複数の斜行検知部であって、前記シート搬送方向における、最も下流側に位置する斜行検知部と該斜行検知部の上流側に隣接して配置される斜行検知部との間の第1の区間の間隔が、該第1の区間よりもシート搬送方向上流側にて隣接配置される斜行検知部間の第2の区間の間隔よりも狭くなるように設定されている複数の斜行検知部と、前記複数の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定する斜行判定部と、前記斜行判定部にて判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる駆動制御部と、を備えてなることを特徴とする構成としている。
また、本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラ近傍に、前記シート搬送方向における互いに異なる位置に少なくとも3つ配列される複数の斜行検知部であって、前記シート搬送方向における、最も下流側に位置する斜行検知部と該斜行検知部の上流側に隣接して配置される斜行検知部との間の第1の区間の間隔が、該第1の区間よりもシート搬送方向上流側にて隣接配置される斜行検知部間の第2の区間の間隔よりも狭くなるように設定されている複数の斜行検知部と、前記複数の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定する斜行判定部と、前記斜行判定部にて判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる駆動制御部と、を備えてなることを特徴とする構成としている。
また、本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側、または両側に配置され、前記シート搬送方向と直交する方向に少なくとも2つ配列して構成される複数のセンサ対を有し、前記複数のセンサ対が予め設定された最小幅のシートの幅よりも狭い複数のセンサ対と前記最小幅のシートの幅よりも広い少なくとも1対のセンサ対からなることを特徴とすることができる。
また、上述のような構成のシート搬送装置において、予め設定された最小幅のシート幅よりも狭い複数のセンサ対のうち最上流のセンサ対よりも、前記最小幅のシート幅よりも広い少なくとも1対のセンサ対のうち最上流のセンサ対の方が下流に配置されることを特徴とすることができる。
また、本発明の一態様に係る画像形成装置は、上述のような構成のシート搬送装置と、該シート搬送装置により搬送されるシートに現像剤像を転写させる転写ローラとを備え、前記最も下流側に位置する斜行検知部は、シート搬送方向における前記転写ローラよりも上流側に配置されることを特徴とする構成としている。
また、本発明の一態様に係るシート搬送方法は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に配置され、第1の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第1の斜行検知部と、前記シート搬送方向において前記第1の斜行検知部よりも下流側に配置され、前記第1の斜行検知精度よりも高い第2の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第2の斜行検知部と、を備えたシート搬送装置におけるシート搬送方法であって、前記第1および第2の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定し、前記判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させることを特徴とすることができる。
また、本発明の一態様に係るシート搬送方法は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラよりも下流側に、前記シート搬送方向における互いに異なる位置に配列される複数の斜行検知部であって、前記シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部によるシートの斜行検知精度が、該最も下流側に位置する斜行検知部のシート搬送方向上流側に位置する斜行検知部よりも高くなるように設定されている複数の斜行検知部とを備えたシート搬送装置におけるシート搬送方法であって、前記複数の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定し、前記判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させることを特徴とする構成としている。
また、本発明の一態様に係るシート搬送プログラムは、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に配置され、第1の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第1の斜行検知部と、前記シート搬送方向において前記第1の斜行検知部よりも下流側に配置され、前記第1の斜行検知精度よりも高い第2の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第2の斜行検知部と、を備えたシート搬送装置におけるシート搬送方法をコンピュータに実行させるシート搬送プログラムであって、前記第1および第2の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定し、前記判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる処理をコンピュータに実行させることができる。
また、本発明の一態様に係るシート搬送プログラムは、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラよりも下流側に、前記シート搬送方向における互いに異なる位置に配列される複数の斜行検知部であって、前記シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部によるシートの斜行検知精度が、該最も下流側に位置する斜行検知部のシート搬送方向上流側に位置する斜行検知部よりも高くなるように設定されている複数の斜行検知部とを備えたシート搬送装置におけるシート搬送方法をコンピュータに実行させるシート搬送プログラムであって、前記複数の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定し、前記判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする構成としている。
以上に詳述したように本発明によれば、特別複雑な装置構成を採用することなく、高精度な斜行補正を実現することのできる技術を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置9について説明するための概略断面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍の縦断面を側方(レジストローラの回転軸方向)から見た概略構成を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるコントローラ1の詳細について説明するための機能ブロック図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 図7は、画像形成装置9にて頻繁に搬送されるサイズのシートPの先端PFが、斜行検知部702を通過するときの状態を示す図である。 図8は、画像形成装置9にて頻繁に搬送されるサイズのシートPの先端PFが、斜行検知部704を通過するときの状態を示す図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置9’について説明するための概略断面図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置におけるコントローラ1’の詳細について説明するための機能ブロック図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 図13は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置におけるシートの搬送状態を示す図である。 図14は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置におけるシートの搬送状態を示す図である。 図15は、本発明の第3の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図16は、本発明の第4の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図17は、本発明の第5の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図18は、本発明の第6の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。 図19は、シートPの搬送方向と直交する平面によるセンサ702a近傍の断面図である。 図20は、シートPの搬送方向と平行な垂直面によるセンサ702a近傍の断面図である。 図21は、シートPの当接によってレバー部材が回動している状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置9について説明するための概略断面図である。
まず、本実施の形態による画像形成装置9の構成および画像形成装置9におけるシート搬送処理の流れについて概略的に説明する。
図1において、給紙トレイ901に積載されたシートPはピックアップローラ903により送り出され、フィードローラ904とリバースローラ905により一枚ずつ分離されて搬送ローラ対906に送られる。
給紙搬送路907内を搬送されたシートPは、コントローラ1により制御されるシート搬送手段であり且つ斜行補正手段であるレジストローラ201および202により斜行補正される。
ここでの画像形成装置9はカラー画像形成装置であり、レジストローラ201および202は、4つの作像部909(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応)により中間転写体910に作像された画像にシートが適切に位置決めされるようにシート搬送速度の調整を行なう。シートPが所定の転写位置まで搬送されると、シートPは転写ローラ911によって中間転写体910に押圧され、中間転写体910上の現像剤像がシートP上に転写される。
シートP上に転写された現像剤像は、定着装置912にて加熱定着される。現像剤像を加熱定着されたシートPは、排紙ローラ913により排紙トレイ914上に排出される。
また、両面印刷を行なう場合には、第1面に画像が形成されたシートPは、シート搬送方向における定着装置912の下流側に位置する分岐部915から両面搬送路916を経て給紙搬送路907に戻され(いわゆる、スイッチバック搬送)、第2面にも画像を形成されて排紙トレイ914上に排出される。
図2および図3は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。図4は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍の縦断面を側方(レジストローラの回転軸方向)から見た概略構成を示す図である。
具体的に、本実施の形態におけるシート搬送装置は、上述のレジストローラ201および202、斜行検知部702、斜行検知部703、斜行検知部704、コントローラ1を備えている。ここでは、斜行検知部702および斜行検知部703の内の少なくともいずれかが、「第1の斜行検知部」に相当し、斜行検知部704が、「第2の斜行検知部」に相当する。
以下、本実施の形態におけるローラおよびセンサの配置について詳細に説明する。
図2および図3に示すように、レジストローラ201(第1のローラ)および202(第2のローラ)は、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置(ここでは、搬送されるシートの両サイド近傍を挟持可能な位置)に配置され、それぞれが、コントローラ1によって駆動制御されるモータ201m、202mにより独立して回転駆動可能となっている。ここでのレジストローラ201および202は、シート搬送方向と直交する同一の回転軸を中心として回転駆動される構成となっている。このように、レジストローラ201および202それぞれを、搬送されるシートの両サイド近傍を挟持可能な位置に配置することにより、これらローラによる斜行補正を行なう場合に高精度な角度調整を行なうことができる。
レジストローラ201および202のシート搬送方向下流側近傍には、シート搬送方向と直交する方向に、互いに位置を異ならせて少なくとも2つ配列されるセンサ対(センサ702aおよびセンサ702bから構成される対)からなる斜行検知部702が設けられている。
また、シート搬送方向における斜行検知部702の下流側近傍には、シート搬送方向と直交する方向に、互いに位置を異ならせて少なくとも2つ配列されるセンサ対(センサ703aおよびセンサ703bから構成される対)からなる斜行検知部703が設けられている。
さらに、シート搬送方向における斜行検知部703の下流側近傍には、シート搬送方向と直交する方向に、互いに位置を異ならせて少なくとも4つ配列されるセンサ対(センサ704a、センサ704b、センサ704cおよびセンサ704dから構成される対)からなる斜行検知部704が設けられている。
なお、ここでの斜行検知部702、斜行検知部703および斜行検知部704は、シート搬送方向における転写ローラ911よりも上流側に配置されている。また、レジストローラ201および202のニップから斜行検知部704までのシート搬送方向における距離は、搬送対象となり得るシート(複数通りのサイズを搬送可能な場合には、シート搬送方向での長さが最も短いシート)のシート搬送方向における長さよりも短くなるように設定されている。これにより、斜行検知部704では、レジストローラ201および202に挟持されている状態においてシートの斜行を検知することができる。
これら斜行検知部702、斜行検知部703および斜行検知部704は、例えば、複数の光学式の反射型センサから構成されている。
具体的に、斜行検知部702を構成するセンサ対は、シート搬送方向と直交する方向におけるシートの中央位置よりも外側に位置するように、距離W2だけセンサ間隔を空けて配置されている。ここで、距離W2は、画像形成装置9にて画像形成可能な複数通りのサイズのシートの内、幅(シート搬送方向と直交する方向におけるサイズ)が最も狭いシートP(例えば、ハガキサイズ)の幅WPSの80%〜90%に設定されている。
また、斜行検知部703を構成するセンサ対は、シート搬送方向と直交する方向におけるシートの中央位置よりも外側に位置するように、距離Wだけセンサ間隔を空けて配置されている。ここでの距離Wは、上述の距離Wと略同一に設定されている。
また、斜行検知部704は、シート搬送方向と直交する方向におけるシートの中央位置よりも外側に位置するように、距離Wだけセンサ間隔を空けて配置されているセンサ704aおよび704bと、距離Wだけセンサ間隔を空けて配置されているセンサ704cおよび704dとを備えている。なお、ここでの距離Wは、上述の距離WおよびWと略同一に設定されている。
ここでの、距離W5は、画像形成装置9にて画像形成可能なサイズのシートの内、最も搬送される(画像形成の対象となる)頻度の高いシートP(例えば、A4−Rサイズ)の幅WPL(シート搬送方向と直交する方向におけるサイズ)の50%〜90%に設定されている。
すなわち、斜行検知部702および斜行検知部703(第1の斜行検知部)を構成するセンサ対のセンサ間隔は、予め設定されている最小のシート幅よりも狭く、斜行検知部704(第2の斜行検知部)を構成するセンサ対(センサ704cおよび704d)のセンサ間隔(距離W5)は、予め設定されている最小のシート幅よりも広い構成となっている。
すなわち、シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部704を構成するセンサ704cおよび704dの、シート搬送方向と直交する方向におけるセンサ間隔が、斜行検知部704のシート搬送方向上流側に位置する斜行検知部702および703を構成するセンサ対(センサ702aおよび702b、センサ703aおよび703b)のセンサ間隔よりも広くなるように設定されている。
このように、検知すべきシートの幅の90%程度以下の位置にセンサを配置することにより、シートのシート搬送方向と直交する方向における位置ずれ、搬送時におけるシートの角部のめくれ、搬送時におけるシート端部のばたつき等の有無に拘わらず、シートの先端PF(シートのシート搬送方向における下流側端部)もしくは後端PR(シートのシート搬送方向における上流側端部)を安定的に検知することが可能となる。また、50%程度以上の位置に配置するとしたのは、使用頻度の高いシートPがA4横であった場合にそれよりも幅の狭い用紙A4−Rなども兼用可能にするためである。精度的には70%以上などとする方が良いが、幅を広くするとそれによって検知できない用紙が増えることになり、そのため中間的な幅のセンサ対を追加する必要が生じてくる。なお、これらはコストと精度のバランスを考えて配置するものである。本発明は精度を得るための効率的な配置に言及するものである。
本実施の形態では、これら斜行検知部702、斜行検知部703および斜行検知部704は、シート搬送方向において、等間隔に配列されている。
レジストローラ201および202は、上述のように配置される斜行検知部702、斜行検知部703および斜行検知部704それぞれにおける検知結果に基づいて、コントローラ1により駆動制御される。
図5は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置におけるコントローラ1の詳細について説明するための機能ブロック図である。
本実施の形態によるコントローラ1は、斜行判定部101および駆動制御部102としての機能を有する各機能ブロックを備えてなる構成となっている。これら各機能ブロックは、コントローラ1に備わっているCPU801およびMEMORY802(図1を参照)により実現される。
CPU801は、シート搬送装置における各種処理を行う役割を有しており、またMEMORY802に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。MEMORY802は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、VRAM(Video RAM)等から構成されることができ、シート搬送装置において利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。
以下、上述の各機能ブロックの詳細について説明する。
斜行判定部101は、シート搬送時に斜行検知部702、斜行検知部703および斜行検知部704それぞれによって順次得られるシート先端PFもしくは後端PRの検知結果に基づいて、搬送されているシートの斜行量を順次判定する。
駆動制御部102は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるように、モータ201mおよびモータ202mそれぞれを個別に制御してレジストローラ201およびレジストローラ202を回転駆動し、シート搬送させる。
続いて、本実施の形態によるシート搬送装置におけるシート搬送動作の詳細について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態によるシート搬送装置における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、斜行判定部101は、斜行検知部702におけるシート先端PFの検知結果に基づいて、シートの斜行検知部702を通過した時点での斜行量を判定する(S101)。
駆動制御部102は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるように、モータ201mおよびモータ202mそれぞれを個別に制御してレジストローラ201およびレジストローラ202を回転駆動し、シート搬送させる(S102)。
続いて、斜行判定部101は、斜行検知部703におけるシート先端PFの検知結果に基づいて、シートの斜行検知部703を通過した時点での斜行量を判定する(S103)。
駆動制御部102は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるように、モータ201mおよびモータ202mそれぞれを個別に制御してレジストローラ201およびレジストローラ202を回転駆動し、シート搬送させる(S104)。
次に、斜行判定部101は、斜行検知部704におけるシート先端PFの検知結果に基づいて、シートの斜行検知部704を通過した時点での斜行量を判定する(S105)。
最後に、駆動制御部102は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるように、モータ201mおよびモータ202mそれぞれを個別に制御してレジストローラ201およびレジストローラ202を回転駆動し、転写ローラ911へ向けてシート搬送させる(S106)。
以下、斜行検知部における検知結果に基づく斜行補正処理の詳細について説明する。
図7は、画像形成装置9にて頻繁に搬送されるサイズ(例えば、A4−Rサイズ)のシートPの先端PFが、斜行検知部702(センサ702aおよび702b)を通過するときの状態を示す図である。
このとき、コントローラ1は、センサ702aおよび702bでの検出結果に基づいて判定される斜行量から、当該斜行量をレジストローラ201および202により低減させるのに必要な各モータ201mおよび202mの駆動速度を演算し、レジストローラ201および202を制御する。
図7において、シート先端PFがセンサ702a又は702bを通過すると、シートを検知したセンサのセンサ信号がOFFからONに切り替わる。
シートPが図7に示すように斜行していると、シート先端PFのうち先行している側によってセンサ702aが先にONされ、遅れている側によってセンサ702bが遅れてONされる。
ここで、センサ702aによりシート先端PFが検知される時刻と702bによりシート先端PFが検知される時刻との時間差を「Δt」とし、レジストローラ201および202による平均搬送速度を「V」とし、センサ702aとセンサ702bとの間の距離を「W」とすると、斜行量θ(角度)の推定値は次式で表される。

θ = (V×Δt)/W [rad] ・・・(1)
レジストローラ201および202によってシートの斜行を正規の姿勢まで補正するには、ローラの周速の差(ΔV=Va−Vb。ここで、Vaはレジストローラ201の周速であり、Vbはレジストローラ202の周速)が、

θ + ∫β(ΔV/Lm)dt = 0 ・・・(2)

(積分範囲は、斜行補正開始時刻t1から斜行補正終了時刻t2までの間)
を満たすように制御すればよい。
ここで、「Lm」はレジストローラ201および202におけるローラニップの幅方向での中央位置間の距離である。なお、「β」は両ローラニップ間の実効距離を補正するための補正係数であり、紙種/紙厚/紙サイズによって変動し得る値である。ここで、「V」が一定値(等速)であるという最も簡単な場合を例に示すと、式(2)は、

θ+(β×((Va−Vb)/Lm)×(t2−t1))=0 ・・・(3)

(積分範囲は、斜行補正開始時刻t1から斜行補正終了時刻t2までの間)
となり、ここで、

V = (Va + Vb)/2 ・・・(4)

従って、

Va = V−((Lm×θ)/(2×β×(t2−t1)) ・・・(5)

Vb = V+((Lm×θ)/(2×β×(t2−t1)) ・・・(6)

となるようにローラ速度を制御すると、斜行が補正される。ただし、斜行量が比較的大きい場合を想定すると、最上流のセンサ対による斜行検知量が大きいため、次の列のセンサ対に用紙先端が到着するまでの間に式(5)(6)で示す補正を行なうと皺が発生することもありうるため、次式のようにやや少なめに調整しておくとよい。

Va = V−α((Lm×θ)/(2×β×(t2−t1)) ・・・(7)

Vb = V+α((Lm×θ)/(2×β×(t2−t1)) ・・・(8)

ここで、αは例えば0.6〜0.9のような値を用いることができる。一方、最下流センサ対による補正ではαは例えば0.8〜1.0のように大きめの値を用いることができる。
図8は、画像形成装置9にて頻繁に搬送されるサイズ(例えば、A4−Rサイズ)のシートPの先端PFが、斜行検知部704(センサ704a〜704d)を通過するときの状態を示す図である。
斜行検知部702および斜行検知部703におけるシートの斜行検知精度は、両センサ対のセンサ間の間隔が同じであり(すなわち、W=W)、且つ両センサ対を構成する各センサの検出精度(例えば、安定性や応答速度など)が同じである場合、基本的に同じであると考えられる。ここで、斜行検知部702および斜行検知部703によるシートの斜行量検知精度は、共に「第1の斜行検知精度」に相当する。 一方、斜行検知部704は、斜行検知部702および斜行検知部703それぞれを構成するセンサ対のセンサ間隔よりも広い間隔で配置されているセンサ704cおよび704dからなるセンサ対を有している。
上記(1)式から分かるように、センサ対を構成する2つのセンサの間隔が広いほど、シートの斜行を検知する精度は高まる。よって、シートPが斜行検知部704を通過する際のセンサ704cおよび704dによる検知結果を用いれば、斜行検知部702および斜行検知部703よりも高い精度で斜行検知を行うことができる。ここで、斜行検知部704によるシートの斜行量検知精度は、「第2の斜行検知精度」に相当する。
すなわち、シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部704によるシートの斜行検知精度が、斜行検知部704のシート搬送方向上流側に位置する斜行検知部702および703よりも高くなるような構成となっている。本実施の形態によるシート搬送装置では、シート搬送方向に沿って複数配置される斜行検知部の内、最も下流側に配置される斜行検知部に、当該斜行検知部よりも上流に位置する斜行検知部を構成するセンサ対よりもセンサ間隔の広いセンサ対を含ませることにより、少なくとも最下流に位置する斜行検知部によるシートの斜行検知精度を高め、できるだけ斜行量を減少させるように補正された状態のシートを転写ローラ911へと搬送する構成としている。
このように、シート搬送方向における設置位置に応じて、センサ対を構成するセンサ間の間隔を異ならせる構成とすることにより、特別に高精度な(高価な)センサを採用せずとも、搬送されるシートの斜行を高精度に検出することが可能となり、結果として、シート搬送装置としてのシート搬送性能の向上および画像形成装置において形成される画像の画質の向上に寄与することができる。
なお、本実施の形態における斜行検知部704は、シート搬送方向と直交する方向に4つ配列されるセンサ群から構成されており、斜行判定部101にてシートの斜行量の判定を、どのセンサにおける検知結果を用いて行うかについては、例えば以下の(1)〜(3)のような複数通りの態様が考えられる。
(1)センサ704cおよびセンサ704dによる検知結果のみに基づいて、シートの斜行量を算出する。
(2)センサ704aおよびセンサ704bによる検知結果と、センサ704cおよびセンサ704dによる検知結果とを比較して、いずれか大きい値又は小さい値に基づきシートの斜行量を算出する。
(3)センサ704aおよびセンサ704bによる検知結果に基づき算出されるシート斜行量と、センサ704cおよびセンサ704dによる検知結果に基づき算出されるシート斜行量との平均をシート斜行量とする。
上記(1)〜(3)の態様およびこの他の算出方法のいずれを選択するかは、実際の装置におけるセンサの組み付け精度や、各センサの特性などに応じて適宜選択可能であることは言うまでもない。
この他、シート搬送方向における最も下流側に配置される斜行検知部として、例えば6つ以上のセンサ(3つ以上のセンサ対)を採用する場合には、これら6つ以上のセンサそれぞれにおける検出値の中央値に基づいて、シートの斜行を算出するようにすることもできる。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の変形例である。以下、本実施の形態において、第1の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分については同一符号を付し、説明は割愛する。
図9は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置9’について説明するための概略断面図である。図10は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。
図9および図10に示すように、本実施の形態におけるシート搬送装置では、第1の実施の形態における構成に加え、レジストローラ201(第1のローラ)および202(第2のローラ)のシート搬送方向上流側近傍に、シート搬送方向と直交する方向に少なくとも2つのセンサ(ここでは、センサ701aおよびセンサ701b)が配列される上流側斜行検知部701(第1の斜行検知部に相当)が設けられている(図10を参照)。シート搬送装置では通常、レジストローラ201および202の上流側近傍には、用紙詰まり(いわゆる、ジャム)を検知するためのセンサが設けられるため、このジャム検知用のセンサを斜行検知部701として兼用することも可能である。
ここでの上流側斜行検知部701は、第1の実施の形態にて説明した斜行検知部702および703と同様に、画像形成装置9にて画像形成可能なサイズのシートの内、幅(シート搬送方向と直交する方向におけるサイズ)が最も狭いシートP(例えば、ハガキサイズ)の幅WPSの80%〜90%の間隔W(すなわち、W=W=W=W)で配置されたセンサ対から構成されている(図10を参照)。
図11は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置におけるコントローラ1’の詳細について説明するための機能ブロック図である。
本実施の形態によるコントローラ1’は、斜行判定部101、駆動制御部102’、情報取得部103および制御量修正部104としての機能を有する各機能ブロックを備えてなる構成となっている。これら各機能ブロックは、コントローラ1’に備わっているCPU801およびMEMORY802(図9を参照)により実現される。
駆動制御部102’は、第1の実施の形態における駆動制御部102の機能に加え、上流側斜行検知部701にてシート搬送方向下流側端部PFが検知されたシートがレジストローラ201および202のニップに進入する際に、レジストローラ201および202それぞれの回転速度を、シートPの斜行を補正するように互いに異ならせておくようにする機能を有している。
ここでの駆動制御部102’は、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、例えば、レジストローラ201および202によるシート搬送速度(レジストローラ201および202の周速)を、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値未満である場合よりも遅くしてレジストローラ201および202による斜行補正を行なわせるようにすることができる。なお、このときのレジストローラ201および202によるシート搬送速度を減速させ始めるタイミングは、例えば、上流側斜行検知部701にて所定値以上の斜行量を検知したタイミングであってもよいし、当該タイミングから所定時間だけ遅れたタイミングとしてもよい。
この他、駆動制御部102’は、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、レジストローラ201および202によるシート搬送を一旦停止させた後搬送を再開こともできる。この方法は、用紙先端を回転停止したレジストローラ201および202のニップに突き当てて斜行を補正する従来の方法と同じである。
さらに、駆動制御部102’は、情報取得部103により取得される情報(後述)に基づいて、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、レジストローラ201および202によるシート搬送速度を、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値未満である場合よりも遅くしてレジストローラ201および202による斜行補正を行なわせる第1のモードと、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、レジストローラ201および202によるシート搬送を停止させて斜行補正を行なった上で再開する第2のモードとの間でのモード切替を行なうことも可能となっている。
情報取得部103は、シート搬送装置における搬送対象となるシートの種別に関する情報を、画像形成装置もしくはシート搬送装置内に設けられているメディアセンサ等から取得する。具体的に、「シートの種別に関する情報」とは、シートの幅、搬送方向の長さ、厚さ、坪量、表面粗さなどであり、レジストローラによる斜行補正を行なう際にシートの角度調整に影響を与える可能性のある因子を意味している。なお、情報取得部103による情報取得のタイミングは、駆動制御部102’による斜行補正制御を実行するよりも前のタイミングであればいつでもよい。
制御量修正部104は、例えば、搬送対象であるシートのシート搬送方向下流側端部PFの上流側斜行検知部701における検知結果に基づいて斜行判定部101にて判定される斜行量と、駆動制御部102’による斜行補正制御を行なわない状態でレジストローラ201および202により搬送される該シートのシート搬送方向上流側端部PRの上流側斜行検知部701における検知結果に基づいて斜行判定部101にて判定される斜行量との差に基づいて、該シートに後続して搬送されるシートに対する駆動制御部102’による斜行補正制御時の制御量を修正する。なお、ここで算出される上記修正量は、例えばMEMORY802等に格納しておき、必要に応じて読み出すようにすることができる。
続いて、本実施の形態によるシート搬送装置におけるシート搬送動作の詳細について説明する。図12は、本発明の第2の実施の形態によるシート搬送装置における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、情報取得部103は、シート搬送装置における搬送対象となるシートの種別に関する情報を取得する(S201)。
斜行判定部101は、上流側斜行検知部701におけるシート先端PFの検知結果に基づいて、搬送されているシートの斜行量を判定する(S202)(図13を参照)。
駆動制御部102’は、シートの斜行量が所定値未満である場合(S203,No)、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるように、レジストローラ201および202それぞれを独立に(レジストローラ201および202に互いに回転速度差をもたせるように)駆動制御して回転させている状態でシートをローラニップに進入させ、斜行補正を行なわせつつシート搬送させる(S204)。
一方、駆動制御部102’は、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値以上である場合(S203,Yes)、レジストローラ201および202によるシート搬送速度を、斜行判定部101にて判定される斜行量が所定値未満である場合よりも遅くしてレジストローラ201および202による斜行補正を行なわせるか(第1のモード)(S206)、レジストローラ201および202によるシート搬送を一時的に停止させる(第2のモード)(S207)。
幅の狭いシートと幅の広いシートの両方を搬送できるようにする場合、各搬送ローラ対はニップを回転軸方向に広い範囲に設ける必要がある。この場合、幅の広いシートを搬送する際のローラニップにおけるシートの滑り量が大きくなり、斜行量が大きいときの斜行補正制御が安定しないという問題が生じる場合がある。
そこで、レジストローラ201および202のニップにシートが進入する前に上流側斜行検知部701によってシートの斜行量を検知しておき、ある一定の斜行量を超えた場合には停止状態のレジストローラのニップにシート先端を突き当てる等の方法によって斜行量をある程度低減させた後に、除去しきれなかった斜行量をレジストローラ201および202の回転速度差を利用して低減させている。
なお、ここでは駆動制御部102’が、「第1のモード」および「第2のモード」の内のいずれによる斜行補正を行なうかの判定(S205)は、ユーザにより或いはデフォルトで例えばMEMORY802等に予め設定登録されている情報に基づいて行われるものとするが、この他、情報取得部103にて取得される情報に基づいて、いずれのモードを選択するかを自動的に決定するようにしてもよい。この場合のモード選択基準は、例えば、ルール情報としてMEMORY802等に格納しておくことができる。
続いて、斜行判定部101は、斜行検知部702における検知結果に基づいて、S204、S206およびS207のいずれかによる斜行補正を経てもなお残っているシート斜行量を判定する(S208)。
駆動制御部102’は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるように、レジストローラ201および202それぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる(S209)。
斜行判定部101は、斜行検知部703における検知結果に基づいて、S209による斜行補正を経てもなお残っているシート斜行量を判定する(S210)。
駆動制御部102’は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるようにレジストローラ201および202それぞれを独立に駆動制御する(S211)。
斜行判定部101は、一例として、斜行検知部704を構成するセンサ704cおよびセンサ704dにおける検知結果に基づいて、S211による斜行補正を経てもなお残っているシート斜行量を判定する(S212)(図14を参照)。もちろん、第1の実施の形態にて説明したように、斜行判定部101による斜行量の判定では、センサ704cおよびセンサ704dだけでなく、センサ704aおよびセンサ704bにおける検出値も用いた斜行量の算出アルゴリズムを採用することもできることは言うまでもない。
駆動制御部102’は、斜行判定部101にて判定された斜行量を低減させるようにレジストローラ201および202それぞれを独立に駆動制御する(S213)。
制御量修正部104は、搬送対象であるシートPのシート搬送方向下流側端部PFの斜行検知部701における検知結果に基づいて斜行判定部101にて判定される斜行量と、駆動制御部102’による斜行補正制御を行なわない状態でレジストローラ201および202により転写位置(あるいは画像読取装置における原稿読取位置など)に向けて搬送される該シートのシート搬送方向上流側端部PRの上流側斜行検知部701における検知結果に基づいて斜行判定部101にて判定される斜行量との差に基づいて、該シートに後続して搬送されるシートに対する駆動制御部102’による斜行補正制御時の制御量を修正する(S214)。
シート搬送装置における搬送対象となるシートは、例外を除いて矩形であること多く、その場合シート先端PFの斜行量とシート後端PRの斜行量は一致するのが通常である。長期間使用するとローラ特性などが変化して、上述した斜行補正制御のみでは斜行補正の精度が劣化してゆく可能性がある。例えば、最適な補正係数βが経時的に変化する場合があり得る。
このような場合に、斜行補正を施したシートPの後端PRを斜行検知部702により検知することで、斜行補正された後もなお残っている斜行量を認識することができ、後続するシートの搬送時に適切な補正を施すことが可能となる。一般に、レジストローラによる斜行補正精度の劣化を検知するためには、シート搬送方向においてレジストローラの下流側近傍に位置する斜行検知部702によってシート後端を検知することが好ましいが、装置構成や処理速度等の設計上の制約によって斜行検知部702による斜行補正後のシートの後端の検知が困難である場合には、他の斜行検知部(例えば、斜行検知部703や斜行検知部704)により検知するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本発明の第3の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の変形例である。以下、本実施の形態において、第1の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分については同一符号を付し、説明は割愛する。
図15は、本発明の第3の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。本実施の形態によるシート搬送装置と上述の第1および第2の実施の形態におけるシート搬送装置とは、斜行検知部704に相当するセンサ対である斜行検知部704’の配置が異なっている。
上述の第1および第2の実施の形態では、シート搬送方向に複数配列される斜行検知部の内、シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部704が4つのセンサから構成されていたが、本実施の形態によるシート搬送装置では、シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部704’が2つのセンサから構成されている。
また、上述の第1および第2の実施の形態では、斜行検知部702、斜行検知部703および斜行検知部704が、シート搬送方向において、等間隔に配列されている構成を採用していたが、本実施の形態では、シート搬送方向における斜行検知部702と斜行検知部703(第1の区間よりもシート搬送方向上流側にて隣接配置される斜行検知部)との間の間隔L1(第2の区間に相当)よりも、シート搬送方向における斜行検知部703と斜行検知部704’との間の間隔L2(第1の区間に相当)の方が短くなるように設定されている。
このように、シート搬送方向における斜行検知部間の区間の間隔を、シート搬送方向下流側の方が狭くなるような構成とすることにより、シート搬送方向上流側に位置する斜行検知部702によるシート検知タイミングから斜行検知部703によるシート検知タイミングまでの時間間隔よりも、斜行検知部703によるシート検知タイミングから斜行検知部704によるシート検知タイミングまでの時間間隔を短くすることができる。
これにより、シート搬送方向上流側に位置する斜行検知部702から斜行検知部703までの区間よりも、斜行検知部703から斜行検知部704までの区間におけるシートの斜行検知のサンプリング間隔を狭くすることができ、よりきめ細やかな斜行補正を実現することができる。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本発明の第4の実施の形態は、上述した第1の実施形態と第3の実施の形態を組み合わせた例である。以下、本実施の形態において、第3の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分については同一符号を付し、説明は割愛する。
図16は、本発明の第4の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。本実施の形態によるシート搬送装置と上述の第3の実施の形態におけるシート搬送装置とは、斜行検知部704を構成するセンサ対の配置が異なっている。
具体的には、本実施の形態における斜行検知部704は、4つのセンサ704a〜704dから構成されており、そのシート搬送方向と直交する方向におけるセンサ配置は、第1および第2の実施の形態と同様となっている。
また、シート搬送方向における斜行検知部間の間隔については、第3の実施の形態と同様に、シート搬送方向における斜行検知部702と斜行検知部703との間の間隔L1よりも、シート搬送方向における斜行検知部703と斜行検知部704との間の間隔L2の方が短くなるように設定されている。
このようなセンサ配置とすることにより、第1および第2の実施の形態にて示したシート搬送装置のように、A4−Rサイズのような幅の広いシートについての斜行検知精度を高めつつ、ハガキサイズのように幅の狭いシートについての斜行補正制御性能をも高めることが可能となる。
(第5の実施の形態)
続いて、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本発明の第5の実施の形態は、上述した第2の実施の形態と第4の実施の形態を組み合わせた例である。以下、本実施の形態において、第4の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分については同一符号を付し、説明は割愛する。
図17は、本発明の第5の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。本実施の形態によるシート搬送装置と上述の第4の実施の形態におけるシート搬送装置とは、レジストローラ201および202よりもシート搬送方向上流側におけるセンサ配置が異なっている。
具体的に、本実施の形態におけるシート搬送装置では、レジストローラ201(第1のローラ)および202(第2のローラ)のシート搬送方向上流側近傍に、シート搬送方向と直交する方向に少なくとも2つのセンサ(ここでは、センサ701aおよびセンサ701b)が配列される(図17を参照)上流側斜行検知部701が設けられている。
このような構成とすることにより、上流側斜行検知部701にてシート後端PRの斜行検知をする際に、シート後端PRの近傍がレジストローラ201および202によって挟持されているため、シート後端のバタつきを小さく抑えることができ、上流側斜行検知部701における安定的な斜行検知を実現することができる。
また、レジストローラ201および202を通過したシートの斜行検知を行う第1の実施の形態のような構成に比べ、レジストローラ201および202にシートが到達する前に上流側斜行検知部701にてシートの斜行量を検知して、当該シートの斜行を低減させることができるような回転速度差をもたせた状態でレジストローラ対によるシートの搬送を開始させるため、シートが斜行補正されるまでに要するシート搬送距離を短くすることができる。
(第6の実施の形態)
続いて、本発明の第6の実施の形態について説明する。
本発明の第6の実施の形態は、上述した第5の実施の形態の変形例である。以下、本実施の形態において、第5の実施の形態にてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分については同一符号を付し、説明は割愛する。
図18は、本発明の第6の実施の形態によるシート搬送装置におけるレジストローラ近傍を上方から見た概略構成を示す図である。本実施の形態によるシート搬送装置と上述の第5の実施の形態におけるシート搬送装置とは、レジストローラ201および202よりもシート搬送方向下流側におけるセンサ配置が異なっている。
具体的に、本実施の形態におけるシート搬送装置では、斜行検知部704のシート搬送方向下流側に、シート搬送方向と直交する方向に配列される4つのセンサ(ここでは、センサ705a〜センサ705d)からなる斜行検知部705(図18を参照)がさらに設けられている。
本実施の形態による構成によれば、シート搬送方向において狭い幅で配置されているセンサ対(センサ704a、センサ704b)だけでなく、広い幅で配置されているセンサ対(センサ704c、センサ704d)についても、それらの下流側に近接して配置される2組のセンサ対(センサ705aおよびセンサ705bと、センサ705cおよびセンサ705d)を設けている。
これにより、例えばA4−Rのような幅の広いシートを搬送する場合において、広いセンサ間隔で配置されたセンサ対(センサ704c、センサ704d)により高精度な斜行検知(例えば、第1の実施の形態を参照)を行うことができるだけでなく、このようにセンサ間隔の広いセンサ対による高精度な斜行検知を、短時間の間に再度行うことができ、シートの斜行量の推移をより高精度かつきめ細やかに検知することが可能となる。
また、上述の各実施の形態では、斜行検知部を構成する各センサとして、搬送対象であるシートからの反射光を検知する「反射型センサ」を採用した構成を例示したが、これに限られるものではなく、搬送対象であるシートの通過による透過光の透過もしくは非透過を検知する「透過型センサ」や、搬送対象であるシートの当接に応じたレバー部材の動作によりオン・オフされる「光学式センサ」等を採用することができることは言うまでもない。
図19〜図21は、シートの当接に応じたレバー部材の動作によりオン・オフされるセンサ(例えば、斜行検知部702を構成するセンサ702a)の構成の他の例を示す図である。図19は、シートPの搬送方向と直交する平面によるセンサ702a近傍の断面図である。図20は、シートPの搬送方向と平行な垂直面によるセンサ702a近傍の断面図である。図21は、シートPの当接によってレバー部材が回動している状態を示す断面図である。
図19〜図21に示すように、センサ702aは、透過型センサ5と、所定の回転軸Hを回転中心として回転可能なレバー部材Eとから構成されている。レバー部材Eは、不図示のバネ等の弾性体によって図20における時計回り方向に付勢されており、上側搬送ガイドと下側搬送ガイドとの間を矢印方向に搬送されるシートPが当接することにより、半時計回り方向に退避可能となっている。レバー部材Eは図20に示すように、例えばL字形状となっている。
また、透過型センサ5は、発光部501と、発光部501から発せられる光を受光し、当該受光した光に基づく光電変換を行う受光部502とから構成されている。
以下、センサ702aによるシート検知の原理について説明する。
レバー部材Eにシート先端PFが当接しない待機状態では、レバー部材Eは所定の待機位置に付勢された状態となっている(図20を参照)。このとき、受光部502は、発光部501から発せられる光を受光した状態となっている(センサOFFの状態)。
一方、上側搬送ガイドと下側搬送ガイドとの間を搬送されるシートPの先端PFがレバー部材Eに当接すると、レバー部材Eは回転軸Hを中心として回転しながらシートPの搬送方向への進行を妨げない方向に退避する(図21を参照)。このとき、L字形状であるレバー部材の透過型センサ5に近い側の端部は、発光部501から受光部502へと向かう光を遮断した状態となる(センサONの状態)。
センサ702aでは、このようにしてシート先端または後端の通過を検知している。
また、上述の各実施の形態では、各斜行検知部が、シート搬送方向と直交する方向に複数配列されるセンサ群によって構成される例を示したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、複数の斜行検知部の内のいずれかを、ラインセンサ等によって構成することも可能である。
また、上述の各実施の形態では、シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部の斜行検知精度が最も高くなるような構成となっているが、たとえば、シート搬送方向において複数配列される斜行検知部の内、その下流側近傍に斜行を補正することの必要性の高い構成部分が配置されているものについては、最も下流側に位置するものでなくとも(例えば、最下流側から2番目や3番目に位置する斜行検知部においても)上記のような方法によって斜行検知精度を高めることは有効であると考えられる。
なお、上述の各実施の形態では、シート搬送方向において互いに異なる位置に配置される複数の斜行検知部には、感度や応答速度が同じものを利用することを前提として説明したが、これに限られるものではなく、例えば、上述の各実施の形態の構成に加え、シート搬送方向において最も下流側に位置する斜行検知部によるシート検知の応答速度および感度の内の少なくともいずれかが、該最も下流側に位置する斜行検知部のシート搬送方向上流側に位置する斜行検知部よりも高くなるような構成とすることもできることは言うまでもない。これによれば、少なくとも最も下流側に位置する斜行検知部に高性能なセンサを採用することにより、該斜行検知部を構成する各センサの検知精度を高めることができ、最も下流側に位置する斜行検知部によるシートの斜行検知をより高精度に行うことが可能となる。
上述の各実施の形態におけるシート搬送装置での処理における各ステップは、メモリ802に格納されているシート搬送プログラムをCPU801に実行させることにより実現されるものである。
本実施の形態では、発明を実施する機能を実現するための当該プログラムが、装置内部に設けられた記憶領域に予め記録されている場合を例示したが、これに限らず同様のプログラムをネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様のプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。具体的に、記録媒体としては、例えば、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、回線上の伝送媒体などが挙げられる。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
なお、本実施の形態におけるプログラムには、実行モジュールが動的に生成されるプログラムを含むものとする。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明であろう。
例えば、ここでは作像部として電子写真プロセスを例に挙げたが、インクジェット方式の作像部であっても良い。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1 コントローラ、5 透過型センサ、9 画像形成装置、101 斜行判定部、102 駆動制御部、103 情報取得部、104 制御量修正部、201 レジストローラ、201m モータ、202 レジストローラ、202m モータ、501 発光部、502 受光部、702 斜行検知部、703 斜行検知部、704 斜行検知部、801 CPU、802 MEMORY、901 給紙トレイ、903 ピックアップローラ、904 フィードローラ、905 リバースローラ、906 搬送ローラ対、907 給紙搬送路、909 作像部、910 中間転写体、911 転写ローラ、912 定着装置、913 排紙ローラ、914 排紙トレイ、915 分岐部、916 両面搬送路、P シート、PF 先端、PR 後端、WPL 幅、L 距離、E レバー部材、H 回転軸。
特開2001−233506号公報

Claims (18)

  1. シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、
    前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に配置され、第1の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第1の斜行検知部と、
    前記シート搬送方向において前記第1の斜行検知部よりも下流側に配置され、前記第1の斜行検知精度よりも高い第2の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第2の斜行検知部と、
    前記第1および第2の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定する斜行判定部と、
    前記斜行判定部にて判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる駆動制御部と、
    を備えてなるシート搬送装置。
  2. 請求項1に記載のシート搬送装置において、
    前記第1および第2の斜行検知部は、それぞれが、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置される少なくとも2つのセンサからなるセンサ対であり、
    前記第2の斜行検知部を構成するセンサ対の、シート搬送方向と直交する方向におけるセンサ間隔が、前記第1の斜行検知部を構成するセンサ対のセンサ間隔よりも広くなるように設定されているシート搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置において、
    前記第1の斜行検知部を構成するセンサ対のセンサ間隔は、予め設定されている最小のシート幅よりも狭く、
    前記第2の斜行検知部を構成するセンサ対のセンサ間隔は、予め設定されている最小のシート幅よりも広いシート搬送装置。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記第2の斜行検知部を構成するセンサ対のセンサ間隔は、前記シート搬送装置において搬送される頻度が最も高いサイズのシートの前記シート搬送方向と直交する方向における幅の50%〜90%の距離に設定されているシート搬送装置。
  5. 請求項1乃至4の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記第1の斜行検知部を構成するセンサ対のセンサ間隔は、前記シート搬送装置において搬送可能な複数通りの所定のシートの内、前記シート搬送方向と直交する方向における幅が最も小さいシートの該幅の80%〜90%の距離に設定されているシート搬送装置。
  6. 請求項1乃至5の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記斜行検知部は、前記シート搬送方向において少なくとも3つ配列されるものであり、
    前記シート搬送方向における、最も下流側に位置する斜行検知部と該斜行検知部の上流側に隣接して配置される斜行検知部との間の第1の区間の間隔は、該第1の区間よりもシート搬送方向上流側にて隣接配置される斜行検知部間の第2の区間の間隔よりも狭くなるように設定されているシート搬送装置。
  7. 請求項1乃至6の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記第2の斜行検知部によるシート検知の応答速度が、前記第1の斜行検知部よりも高くなるように設定されているシート搬送装置。
  8. 請求項1乃至7の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側近傍に配置される上流側斜行検知部を備え、
    前記駆動制御部は、前記上流側斜行検知部にてシート搬送方向下流側端部が検知されたシートが前記第1および第2のローラのニップに進入する際に、該第1および第2のローラのローラそれぞれの回転速度を、該シートの斜行を補正するように互いに異ならせるシート搬送装置。
  9. 請求項1乃至8の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記第1および第2の斜行検知部は、搬送対象であるシートからの反射光を検知する反射型センサ、搬送対象であるシートの通過による透過光の透過もしくは非透過を検知する透過型センサ、および搬送対象であるシートの当接に応じたレバー部材の動作によりオン・オフされる光学式センサの内の少なくともいずれか1つを備えているシート搬送装置。
  10. 請求項1乃至9の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記駆動制御部は、前記斜行判定部にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、前記第1および第2のローラによるシート搬送速度を、前記斜行判定部にて判定される斜行量が前記所定値未満である場合よりも遅くして前記第1および第2のローラによる斜行補正を行なわせるシート搬送装置。
  11. 請求項1乃至10の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記駆動制御部は、前記斜行判定部にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、前記第1および第2のローラによるシート搬送を一旦停止させた後で搬送を再開するシート搬送装置。
  12. 請求項1乃至11の内のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
    前記シート搬送装置における搬送対象となるシートの種別に関する情報を取得する情報取得部を備え、
    前記駆動制御部は、前記情報取得部により取得される情報に基づいて、前記斜行判定部にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、前記第1および第2のローラによるシート搬送速度を、前記斜行判定部にて判定される斜行量が所定値未満である場合よりも遅くして前記第1および第2のローラによる斜行補正を行なわせる第1のモードと、前記斜行判定部にて判定される斜行量が所定値以上である場合に、前記第1および第2のローラによるシート搬送を一旦停止させた後再開する第2のモードとの間でのモード切替えを行なうシート搬送装置。
  13. シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、
    前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に、前記シート搬送方向における互いに異なる位置に少なくとも3つ配列される複数の斜行検知部であって、前記シート搬送方向における、最も下流側に位置する斜行検知部と該斜行検知部の上流側に隣接して配置される斜行検知部との間の第1の区間の間隔が、該第1の区間よりもシート搬送方向上流側にて隣接配置される斜行検知部間の第2の区間の間隔よりも狭くなるように設定されている複数の斜行検知部と、
    前記複数の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定する斜行判定部と、
    前記斜行判定部にて判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させる駆動制御部と、
    を備えてなるシート搬送装置。
  14. シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれが独立して回転駆動可能な第1および第2のローラと、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側もしくは下流側に配置され、第1の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第1の斜行検知部と、前記シート搬送方向において前記第1の斜行検知部よりも下流側に配置され、前記第1の斜行検知精度よりも高い第2の斜行検知精度によりシートの斜行を検知する第2の斜行検知部と、を備えたシート搬送装置におけるシート搬送方法であって、
    前記第1および第2の斜行検知部それぞれにおける検知結果に基づいて、前記シートの斜行量を判定し、
    前記判定された斜行量を低減させるように、前記第1および第2のローラそれぞれを独立に駆動制御してシート搬送させるシート搬送方法。
  15. 請求項14に記載のシート搬送方法において、
    前記第1および第2の斜行検知部は、それぞれが、シート搬送方向と直交する方向において互いに異なる位置に配置される少なくとも2つのセンサからなるセンサ対であり、
    前記第2の斜行検知部を構成するセンサ対の、シート搬送方向と直交する方向におけるセンサ間隔が、前記第1の斜行検知部を構成するセンサ対のセンサ間隔よりも広くなるように設定されているシート搬送方法。
  16. 請求項14または請求項15に記載のシート搬送方法において、
    前記第2の斜行検知部によるシート検知の応答速度が、前記第1の斜行検知部よりも高くなるように設定されているシート搬送方法。
  17. 請求項14乃至16の内のいずれか1項に記載のシート搬送方法において、
    前記シート搬送装置は、前記シート搬送方向における前記第1および第2のローラの上流側近傍に配置される上流側斜行検知部をさらに備えるものであり、
    前記上流側斜行検知部にてシート搬送方向下流側端部が検知されたシートが前記第1および第2のローラのニップに進入する際に、該第1および第2のローラのローラそれぞれの回転速度を、該シートの斜行を補正するように互いに異ならせるシート搬送方法。
  18. 請求項17に記載のシート搬送方法において、
    搬送対象であるシートのシート搬送方向下流側端部の前記上流側斜行検知部における検知結果に基づいて判定される斜行量と、斜行補正制御を行なわない状態で第1および第2のローラにより搬送される該シートのシート搬送方向上流側端部の前記上流側斜行検知部における検知結果に基づいて前記判定される斜行量との差に基づいて、該シートに後続して搬送されるシートに対する斜行補正制御時の制御量を修正するシート搬送方法。
JP2009165940A 2008-07-17 2009-07-14 シート搬送装置、シート搬送方法 Withdrawn JP2010024053A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US8168408P 2008-07-17 2008-07-17
US12/409,148 US8181957B2 (en) 2008-07-17 2009-03-23 Sheet conveying apparatus and sheet conveying method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010024053A true JP2010024053A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41529604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009165940A Withdrawn JP2010024053A (ja) 2008-07-17 2009-07-14 シート搬送装置、シート搬送方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8181957B2 (ja)
JP (1) JP2010024053A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8789827B2 (en) 2012-06-22 2014-07-29 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device, image reading device, and image forming apparatus
JP2014148391A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Ricoh Co Ltd 連続被記録媒体搬送装置、画像形成装置、連続被記録媒体搬送制御方法及び連続被記録媒体搬送制御プログラム
JP2021073156A (ja) * 2021-02-15 2021-05-13 キヤノン電子株式会社 シート給送装置及び画像読取装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100310280A1 (en) * 2009-06-03 2010-12-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet skew correcting device of image forming apparatus
US8348264B2 (en) * 2009-06-30 2013-01-08 Xerox Corporation Two-point registration device control
JP5495728B2 (ja) * 2009-11-20 2014-05-21 キヤノン株式会社 記録装置
US8584832B2 (en) * 2009-12-07 2013-11-19 Pitney Bowes Inc. System and method for mailpiece skew correction
US20120093526A1 (en) * 2010-10-19 2012-04-19 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and guidance display method in the image forming apparatus
CN102485620A (zh) * 2010-12-02 2012-06-06 佶新科技股份有限公司 平板移载微调装置的微调方法
JP5367748B2 (ja) * 2011-03-23 2013-12-11 シャープ株式会社 用紙搬送装置、それを備えた原稿読取り装置及び画像形成装置
US9274683B2 (en) * 2011-12-30 2016-03-01 Google Inc. Interactive answer boxes for user search queries
DE102017105847B4 (de) * 2017-03-17 2019-07-04 Wincor Nixdorf International Gmbh Anordnung und Verfahren zum Ausrichten mindestens eines Wertscheines
EP4263402A1 (en) * 2020-12-17 2023-10-25 XSYS Prepress NV Apparatus and methods for manipulating plates
NL2027143B1 (en) * 2020-12-17 2022-07-11 Xeikon Prepress Nv Apparatus and methods for manipulating plates
NL2028683B1 (en) * 2021-07-09 2023-01-16 Xeikon Prepress Nv Apparatus and methods for manipulating plates

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295640A (ja) * 1988-09-30 1990-04-06 Omron Tateisi Electron Co 紙葉類スキュー補正装置
JPH03267244A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Fuji Electric Co Ltd 紙幣鑑別装置
US5662321A (en) * 1995-06-15 1997-09-02 Stephen Borostyan Automatic document feeder with skew control
JPH11349191A (ja) 1998-06-09 1999-12-21 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP3724698B2 (ja) 2000-02-24 2005-12-07 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 帳票類スキュー補正装置および補正方法
DE10023938A1 (de) * 2000-05-17 2001-11-22 Nexpress Solutions Llc Verfahren und Ausrichtung bogenförmigen Materials an einer Referenzkante
US6641134B1 (en) * 2000-10-27 2003-11-04 Heidelberger Druckmaschinen Ag System and method for improved registration performance
US7088948B2 (en) * 2003-07-09 2006-08-08 Eastman Kodak Company Adjustment of skew registration of media to a developed image in a printing machine
US7422210B2 (en) * 2005-03-04 2008-09-09 Xerox Corporation Sheet deskewing system with final correction from trail edge sensing
JP4708900B2 (ja) * 2005-07-28 2011-06-22 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
JP4533301B2 (ja) 2005-11-21 2010-09-01 キヤノン株式会社 シート搬送装置、その制御方法および画像形成装置
JP2007269421A (ja) 2006-03-30 2007-10-18 Canon Inc シート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置
JP4724603B2 (ja) * 2006-05-26 2011-07-13 キヤノン株式会社 シート搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置
JP4795134B2 (ja) * 2006-06-26 2011-10-19 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置及び画像読取装置
JP2008024483A (ja) 2006-07-24 2008-02-07 Sharp Corp シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
US7775518B2 (en) * 2007-08-30 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet carrying device and sheet carrying method
US7819399B2 (en) * 2008-02-04 2010-10-26 Xerox Corporation Method and apparatus for relieving stress in a pre-registration nip
JP2010058906A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Riso Kagaku Corp 印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8789827B2 (en) 2012-06-22 2014-07-29 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device, image reading device, and image forming apparatus
JP2014148391A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Ricoh Co Ltd 連続被記録媒体搬送装置、画像形成装置、連続被記録媒体搬送制御方法及び連続被記録媒体搬送制御プログラム
JP2021073156A (ja) * 2021-02-15 2021-05-13 キヤノン電子株式会社 シート給送装置及び画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20100013149A1 (en) 2010-01-21
US8181957B2 (en) 2012-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010024053A (ja) シート搬送装置、シート搬送方法
US7775518B2 (en) Sheet carrying device and sheet carrying method
JP5404323B2 (ja) 画像形成装置
JP4730390B2 (ja) 記録材移動装置及び画像形成装置
JP4315988B2 (ja) 画像形成装置
JP2009204680A (ja) シート状部材搬送装置、画像形成装置
JP2010228168A (ja) 媒体搬送装置および画像形成装置
JP2009251393A (ja) 記録材搬送装置及び画像形成装置
US20100310280A1 (en) Sheet skew correcting device of image forming apparatus
US20100164164A1 (en) Sheet carrying device
JP4572951B2 (ja) 記録材移動装置及び画像形成装置
JP5435322B2 (ja) シート状部材搬送装置および画像形成装置
JP4811120B2 (ja) 画像形成装置
JP2007191232A (ja) 画像形成装置
JP2016013905A (ja) 画像形成装置
US20120076564A1 (en) Image forming apparatus having preregistration mechanism
JP2006143411A (ja) 用紙搬送装置及びこれを使用した画像形成装置
JP2013160964A (ja) 画像形成装置
JP5325350B1 (ja) 画像形成装置
JP2006076673A (ja) シート姿勢調整装置
JP2011008009A (ja) 画像形成装置
JP4078586B2 (ja) 記録紙搬送装置および画像形成装置
JP5002285B2 (ja) シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2005205668A (ja) 画像形成装置およびその方法、画像形成結果検査方法
JP2006091424A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110311

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20120614