JP2010022385A - パチンコ機の遊技球誘導構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステージにおける遊技球の跳躍から着地までの動きに変化をもたせることにより遊技の興趣を高めることができるパチンコ機の遊技球誘導構造を提供すること。
【解決手段】遊技領域10に打ち込まれた遊技球が入球口35から流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造において、入球口35の出口に、薄板バネ材からなる所定長さの跳躍レール46の一端を固定するように設け、その跳躍レール46を中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態で偏心カム49によって支持すると共に同レールの自由端46cの高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする該偏心カム49とモータ装置48とからなる昇降手段を設け、跳躍レール46から飛び出した遊技球xが流入可能な受け口28を第1ステージ27の所定箇所に設けた。
【選択図】図2
【解決手段】遊技領域10に打ち込まれた遊技球が入球口35から流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造において、入球口35の出口に、薄板バネ材からなる所定長さの跳躍レール46の一端を固定するように設け、その跳躍レール46を中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態で偏心カム49によって支持すると共に同レールの自由端46cの高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする該偏心カム49とモータ装置48とからなる昇降手段を設け、跳躍レール46から飛び出した遊技球xが流入可能な受け口28を第1ステージ27の所定箇所に設けた。
【選択図】図2
Description
本発明は、遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球口から流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造に関するものである。
一般的なパチンコ機は、遊技盤の遊技領域に通過ゲート、普通図柄表示部及び特別図柄表示部を備えた図柄表示装置、始動入賞口及び大入賞口等を設け、遊技領域に打ち込まれた遊技球が通過ゲートを通過することにより「当たり」か「ハズレ」かの抽選を行なって普通図柄表示部にその結果を表示し、「当たり」であれば始動入賞口の開閉羽根を一定時間に限り2回程度開放して遊技球が入賞し易い状態とし、その開放状態の始動入賞口に遊技球が入賞することにより特別図柄表示部を作動させ、その特別図柄表示部に特定図柄が表示されて停止すると「大当たり」と言われる特別遊技状態が発生して大入賞口が遊技球を受け入れる開放状態とされ、所定条件に基づいてその開放状態が所定回数だけ繰り返されることにより多量の景品球を放出する構造とされている。
かかるパチンコ機の図柄表示装置の前面側には、同装置の天部や側部上方等に配置される入球口から流入した遊技球がワープ通路により下方に誘導されて転動することができるステージを設けることが知られている。例えば、特許文献1には、図柄表示装置の前面側に設けられたステージに、流下通路(ワープ通路)を流下してくる遊技球を跳躍させる山形の跳躍部及び当該跳躍部によって跳躍した遊技球が着地する着地領域を設け、遊技球の始動口への入賞を容易とする移動部材を着地領域に移動可能に設けたパチンコ遊技機が開示されている。なお、移動部材には遊技球の受入孔が形成されている。また、跳躍部については、ステージに一体に形成されている。
かかるパチンコ遊技機では、パチンコ遊技機の取付け状態や跳躍部の形成誤差等によって遊技球の跳躍軌跡が変化したとしても、複数の全ての台においてほぼ均等な確率にて、跳躍部によって跳躍した遊技球を左右方向に摺動する移動部材へ着地させることができるとしている。
ところが、上記従来のパチンコ遊技機においては、跳躍部が一定の形態とされていて動かないことから、遊技球の流下する勢いにより跳躍してから着地するまでの距離に多少の差が生ずるとしても、遊技球の跳躍から着地に至るまでの動きに単調さを否めない。
特開2005−102824号公報
本発明の目的は、ステージにおける遊技球の跳躍から着地までの動きに変化をもたせることにより遊技の興趣を高めることができるパチンコ機の遊技球誘導構造を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球口から流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造において、
前記入球口の出口に、薄板バネ材からなる所定長さの跳躍レールの一端を固定するように設け、その跳躍レールを中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態で支持すると共に同レールの自由端の高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段を設け、その跳躍レールから飛び出した遊技球が流入可能な受け口を前記ステージの所定箇所に設けたことを特徴とする。
前記入球口の出口に、薄板バネ材からなる所定長さの跳躍レールの一端を固定するように設け、その跳躍レールを中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態で支持すると共に同レールの自由端の高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段を設け、その跳躍レールから飛び出した遊技球が流入可能な受け口を前記ステージの所定箇所に設けたことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のパチンコ機の遊技球誘導構造において、前記昇降手段の前記跳躍レールを支持する位置を変更可能に設け、その位置を変更することにより同レールの曲率が変化するように設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球口に流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造において、
前記入球口の出口に、上面が凹円弧形に形成された所定長さの跳躍レールの一端を上下方向に回転可能に設け、その跳躍レールを自由端側で支持すると共に同レールの自由端の高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段を設け、その跳躍レールから飛び出した遊技球が流入可能な受け口を前記ステージの所定箇所に設けたことを特徴とする。
前記入球口の出口に、上面が凹円弧形に形成された所定長さの跳躍レールの一端を上下方向に回転可能に設け、その跳躍レールを自由端側で支持すると共に同レールの自由端の高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段を設け、その跳躍レールから飛び出した遊技球が流入可能な受け口を前記ステージの所定箇所に設けたことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、請求項1〜3の何れかに記載したパチンコ機の遊技球誘導構造において、前記昇降手段は、モータ装置の出力軸に固定された偏心カムに前記跳躍レールの下面を接触させるように設けられていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項5に記載した発明は、請求項1〜3の何れかに記載したパチンコ機の遊技球誘導構造において、前記昇降手段は、ソレノイドの作動により揺動自在とされるレバーの先端部に前記跳躍レールの下面を接触させるように設けられていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項6に記載した発明は、請求項3又は5に記載したパチンコ機の遊技球誘導構造において、前記跳躍レールが、前記偏心カム又は前記レバーの先端部にバネにより付勢されて接触していることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項7に記載した発明は、請求項1〜6の何れかに記載したパチンコ機の遊技球誘導構造において、前記入球口に流入した遊技球を前記跳躍レールに誘導するワープ通路を設け、そのワープ通路の出口を前記出口としたことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態の薄板バネ材からなる跳躍レールの自由端の高さを昇降手段により連続若しくは間欠的に可変させることにより、遊技球が跳躍レールから飛び出してステージに着地するまでの動きに変化が生じるので遊技の興趣を高めることができる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態の薄板バネ材からなる跳躍レールの自由端の高さを昇降手段により連続若しくは間欠的に可変させることにより、遊技球が跳躍レールから飛び出してステージに着地するまでの動きに変化が生じるので遊技の興趣を高めることができる。
(請求項2の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、昇降手段の跳躍レールを支持する位置を変更することにより同レールの曲率が変化するように設けられており、遊技球が跳躍レールから飛び出す動きに変化が生じるので遊技の興趣を高めることができる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、昇降手段の跳躍レールを支持する位置を変更することにより同レールの曲率が変化するように設けられており、遊技球が跳躍レールから飛び出す動きに変化が生じるので遊技の興趣を高めることができる。
(請求項3の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、上面が中央部に向かって低くなるように凹円弧形に形成された跳躍レールの自由端の高さを昇降手段により連続若しくは間欠的に可変させることにより、遊技球が跳躍レールから飛び出してステージに着地するまでの動きに変化が生じるので遊技の興趣を高めることができる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、上面が中央部に向かって低くなるように凹円弧形に形成された跳躍レールの自由端の高さを昇降手段により連続若しくは間欠的に可変させることにより、遊技球が跳躍レールから飛び出してステージに着地するまでの動きに変化が生じるので遊技の興趣を高めることができる。
(請求項4の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、モータ装置により回転作動する偏心カムにより跳躍レールの自由端の高さを円滑に可変することができる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、モータ装置により回転作動する偏心カムにより跳躍レールの自由端の高さを円滑に可変することができる。
(請求項5の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、ソレノイドの作動により進退又は揺動する可動片により跳躍レールの自由端の高さを確実に可変することができる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、ソレノイドの作動により進退又は揺動する可動片により跳躍レールの自由端の高さを確実に可変することができる。
(請求項6の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、跳躍レールが偏心カム又はレバーの先端部に接触するようにバネで付勢しているので、跳躍レールが浮き上ることなく、同レールの自由端の高さを円滑に安定して可変することができる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、跳躍レールが偏心カム又はレバーの先端部に接触するようにバネで付勢しているので、跳躍レールが浮き上ることなく、同レールの自由端の高さを円滑に安定して可変することができる。
(請求項7の発明)
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、入球口に流入した遊技球を跳躍レールに誘導するワープ通路を設けており、ワープ通路のデザインによる視覚的演出が可能となる。
このパチンコ機の遊技球誘導構造は、入球口に流入した遊技球を跳躍レールに誘導するワープ通路を設けており、ワープ通路のデザインによる視覚的演出が可能となる。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用したパチンコ機の正面図、図2は第1実施形態の遊技球誘導構造を備えた装飾枠の斜視図、図3は第1実施形態の遊技球誘導構造を備えた装飾枠の正面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は第1実施形態の遊技球誘導構造を説明する模式図(1)、図6は第1実施形態の遊技球誘導構造を説明する模式図(2)、図7は実施形態例1において、偏心カムの位置を変更した状態を示す模式図、図8は第2実施形態の遊技球誘導構造を説明する模式図、図9は第3実施形態の遊技球誘導構造を説明する模式図である。
図1において、本発明を適用したパチンコ機pには、長方形の外枠1の前面側に、遊技盤8を臨むための窓穴部3を形成した前枠2が左側部を軸支されて開閉自在に設けられている。前枠2の正面側には、図示しない貨玉装置からの遊技球や賞球が供給される受け皿ユニット4、装飾ランプ5a,5b、遊技球発射装置(図示せず)の発射ハンドル6等が設けられている。遊技盤8の誘導レール9a,9bによって囲まれる遊技領域10には、通過ゲート11、普通入賞口12、液晶表示部13、始動入賞口14、大入賞口15及びアウト球口16等が設けられている。また、遊技領域10の外側には、液晶表示部13と連係する普通図柄表示部17と特別図柄表示部18が設けられている。
しかして、このパチンコ機pは、遊技領域10に打ち込まれた遊技球が通過ゲート11を通過することにより「当たり」か「ハズレ」かの抽選を行なって普通図柄表示部17にその結果を表示し、「当たり」であれば始動入賞口14の一対の開閉羽根を一定時間(例えば、2秒間)に限り2回開放して遊技球が入賞し易い状態とし、その開閉羽根の開放状態にある始動入賞口14に遊技球が入賞することにより特別図柄表示部18及び液晶表示部13を作動させ、その特別図柄表示部18に特定図柄が表示されて停止すれば「大当たり」と言われる特別遊技状態が発生し、これと連係して液晶表示部13にも所定の装飾図柄が横並びに三つ揃って表示され(例えば、「7,7,7」)、ついで、大入賞口15が遊技球を受け入れる開放状態とされ、所定条件に基づきその開放状態が所定回数(例えば、15回)を繰り返されることにより多量の景品球を放出するような構造とされている。
(実施形態例1)
第1実施形態のパチンコ機の遊技球誘導構造を備えた装飾枠20を図2、図3に示す。この装飾枠20は、遊技盤8の盤面に固定される基板21の中央に横長の四角い窓23が形成されるように周壁部22を一体に設け、基板21の左上方から右側方に至る間のほぼ円弧形状の周縁部21aに遊技球が転動可能なレール部24を一体に設けている。25は基板21の適宜箇所に設けた取付け穴である。27は周壁部22の下辺の右寄り箇所に形成された第1ステージである。第1ステージ27の前端27a寄りには、遊技球が流入可能な上向きの受け口28を設けている。30は正面から見て左右に延びる緩やかな波形に形成された第2ステージ31と、受け口28に連通可能な排出口32とを備えたステージ部材である。このステージ部材30は、第1ステージ27の前端27aに隣接して配置されているが、基板21の前面から突出しないように設けられている(図4)。ステージ部材30の排出口32の下方には、始動入賞口14が配置されている(図1)。
第1実施形態のパチンコ機の遊技球誘導構造を備えた装飾枠20を図2、図3に示す。この装飾枠20は、遊技盤8の盤面に固定される基板21の中央に横長の四角い窓23が形成されるように周壁部22を一体に設け、基板21の左上方から右側方に至る間のほぼ円弧形状の周縁部21aに遊技球が転動可能なレール部24を一体に設けている。25は基板21の適宜箇所に設けた取付け穴である。27は周壁部22の下辺の右寄り箇所に形成された第1ステージである。第1ステージ27の前端27a寄りには、遊技球が流入可能な上向きの受け口28を設けている。30は正面から見て左右に延びる緩やかな波形に形成された第2ステージ31と、受け口28に連通可能な排出口32とを備えたステージ部材である。このステージ部材30は、第1ステージ27の前端27aに隣接して配置されているが、基板21の前面から突出しないように設けられている(図4)。ステージ部材30の排出口32の下方には、始動入賞口14が配置されている(図1)。
基板21の左側上部に前方へ突出するように形成されたランプ形の入球部34には、入球口35を設けている。この入球口35に流入した遊技球は、入球部34に連接されたワープ通路36を通って後述する跳躍レール46に誘導されるように設けられている。なお、跳躍レール46の延長方向に受け口28が配置されている(図4)。
前記第1ステージ(ステージ)27、受け口28、入球口35については、本発明に係るパチンコ機の遊技球誘導構造の構成要件の一部であり、実施形態例1乃至実施形態例3に共通な事項である。このため、それらの用語及び符号を共通に用いて本発明の他の要件を含めて各実施形態の遊技球誘導構造を模式図により説明する。
図5において、機台41には、第1ステージ27と受け口28を右端寄りに配置し、第1ステージ27の奥に設けた立て壁部42の前側にワープ通路36を設けている。46はワープ通路36の出口37と第1ステージ27との間に配置された所定長さの跳躍レールである。厚さ0.2mm程度の薄板バネ材からなる跳躍レール46は、ワープ通路36の出口37の下部に設けた保持部44にL字形に形成された一端46aを挿し込んで固定され、一端46a側の折返し部46bをピン45によって水平よりもやや下向きに保持されている。
48は跳躍レール46の自由端46cの高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段の駆動源としてのモータ装置である。図6に示すように、モータ装置48は立て壁部42の裏側に取り付けられ、その出力軸48aは立て壁部42の表側に突出されている。出力軸48aに固定された偏心カム49は、跳躍レール46を中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態で同跳躍レール46の下面に接触させて支持するように設けられている。50は跳躍レール46の自由端46cが最も低い位置の状態にあるときに当該自由端46cを受け止めるピンである。
偏心カム49の跳躍レール46を支持する位置については、遊技球の飛翔状態を意図的に変えて遊技者の興味を喚起させるために、同レール46の曲率が変化するように変更可能に設ける。具体的には、立て壁部42に前記ピン50寄りの穴43aと保持部44寄りの穴43bを設け、モータ装置48の出力軸48aを各穴43a,43bに適宜移し変えて同モータ装置48を立て壁部42に取り付けるように設ける。図7には、モータ装置48の出力軸48aを穴43bに遊嵌して同モータ装置48を立て壁部42に取り付け、跳躍レール46の中間位置を偏心カム49により支持する状態を示す。
つぎに、かかる構成になる第1実施形態の遊技球誘導構造における作用について説明する。
遊技者により遊技領域10に打ち込まれた遊技球xが遊技盤8に設置された障害釘(図示せず)により落下方向を変えつつ装飾枠20の入球口35に流入すると、その遊技球xはワープ通路36を通って跳躍レール46に導かれる。跳躍レール46の自由端46cの高さは、モータ装置48の駆動により偏心カム49が回転しているので高くなったり低くなったり変化している。そこで、跳躍レール46を転動した遊技球xは、同レール46から飛び出して第1ステージ27に着地する、或いは受け口28に直接入る。第1ステージ27に着地した遊技球xは、受け口28に入るチャンスが少ないので、第1ステージ27から第2ステージ31に転動して遊技領域10に落下する。他方、受け口28に入った遊技球xは、排出口32から遊技領域10に落下して始動入賞口14に入る。そして、始動入賞口14への入賞により、前述した特別図柄表示部18及び液晶表示部13の変動表示がスタートする。
遊技者により遊技領域10に打ち込まれた遊技球xが遊技盤8に設置された障害釘(図示せず)により落下方向を変えつつ装飾枠20の入球口35に流入すると、その遊技球xはワープ通路36を通って跳躍レール46に導かれる。跳躍レール46の自由端46cの高さは、モータ装置48の駆動により偏心カム49が回転しているので高くなったり低くなったり変化している。そこで、跳躍レール46を転動した遊技球xは、同レール46から飛び出して第1ステージ27に着地する、或いは受け口28に直接入る。第1ステージ27に着地した遊技球xは、受け口28に入るチャンスが少ないので、第1ステージ27から第2ステージ31に転動して遊技領域10に落下する。他方、受け口28に入った遊技球xは、排出口32から遊技領域10に落下して始動入賞口14に入る。そして、始動入賞口14への入賞により、前述した特別図柄表示部18及び液晶表示部13の変動表示がスタートする。
また、図7に示す跳躍レール46の中間位置が偏心カム49により支持された状態では、跳躍レール46のバネ作用が顕著に現れるので、遊技球xが高く飛ぶなどの飛び出し方に変化を生ずる。
(実施形態例2)
第2実施形態のパチンコ機の遊技球誘導構造を図8に示す。この遊技球誘導構造は、上述した第1実施形態の遊技球誘導構造と同様に装飾枠20の構成要素として採用されており、跳躍レール及びその関連構成以外の構成については、第1実施形態の遊技球誘導構造と同一構成である。よって、それと同一構成部分については、第1実施形態の遊技球誘導構造の説明に用いた符号をそのまま流用して記載し、その説明を省略する。
第2実施形態のパチンコ機の遊技球誘導構造を図8に示す。この遊技球誘導構造は、上述した第1実施形態の遊技球誘導構造と同様に装飾枠20の構成要素として採用されており、跳躍レール及びその関連構成以外の構成については、第1実施形態の遊技球誘導構造と同一構成である。よって、それと同一構成部分については、第1実施形態の遊技球誘導構造の説明に用いた符号をそのまま流用して記載し、その説明を省略する。
図8において、所定長さの跳躍レール55は、上面55aを凹円弧形に形成されており、プラスチック材料等により容易に変形しないように設けられている。跳躍レール55は、前記ワープ通路36の出口37の下部にピン56により一端55bを支持されて上下方向に回転可能に設けられている。57は跳躍レール55と立て壁部42とに懸架されたコイルバネ(バネ)である。このコイルバネ57は、跳躍レール55の下面が偏心カム49に接触するように付勢されている。跳躍レール55の自由端55cは、ピン50により最も低い位置にて受け止められている。
かかる構成になる第2実施形態の遊技球誘導構造における作用については、前述した第1実施形態の遊技球誘導構造における作用に準ずるので、説明を省く。
(実施形態例3)
第3実施形態のパチンコ機の遊技球誘導構造を図9に示す。この遊技球誘導構造は、上述した第1実施形態及び第2実施形態の遊技球誘導構造と同様に装飾枠20の構成要素として採用され、昇降手段以外の構成については、第2実施形態の遊技球誘導構造と同一構成である。よって、それと同一構成部分については、第2実施形態の遊技球誘導構造の説明に用いた符号をそのまま流用して記載し、その説明を省略する。
第3実施形態のパチンコ機の遊技球誘導構造を図9に示す。この遊技球誘導構造は、上述した第1実施形態及び第2実施形態の遊技球誘導構造と同様に装飾枠20の構成要素として採用され、昇降手段以外の構成については、第2実施形態の遊技球誘導構造と同一構成である。よって、それと同一構成部分については、第2実施形態の遊技球誘導構造の説明に用いた符号をそのまま流用して記載し、その説明を省略する。
図9において、昇降手段の構成要素であるレバー61は、ピン62により上下方向に揺動可能に支持されており、水平部分の一端に駆動源としてのソレノイド63のプランジャー64の先端を連結している。レバー61の他端から真上に立ち上がった先端部61aには、跳躍レール55の下面が接触するように設けられている。しかして、ソレノイド63が非励磁(非通電)の場合に、プランジャー64が進出してレバー61の先端部61aが下がった位置となり、ソレノイド63が励磁(通電)された場合に、プランジャー64の後退によりレバー61が揺動してレバー61の先端部61aを上昇した位置とする昇降手段が構成される。
つぎに、かかる構成になる第3実施形態の遊技球誘導構造における作用について説明する。
遊技者により遊技領域10に打ち込まれた遊技球xが遊技盤8に設置された障害釘(図示せず)により落下方向を変えつつ装飾枠20の入球口35に流入すると、その遊技球xはワープ通路36を通って跳躍レール55に導かれる。跳躍レール55の自由端55cの高さは、ソレノイド63の駆動によりレバー61が間欠的に揺動するので高くなったり低くなったり変化している。そこで、跳躍レール55を転動した遊技球xは、同レール55から飛び出して第1ステージ27に着地する、或いは受け口28に直接入る。第1ステージ27に着地した遊技球xは、受け口28に入るチャンスが少ないので、第1ステージ27から第2ステージ31に転動して遊技領域10に落下する。他方、受け口28に入った遊技球xは、排出口32から遊技領域10に落下して始動入賞口14に入る。そして、始動入賞口14への入賞により、前述した特別図柄表示部18及び液晶表示部13の変動表示がスタートする。
遊技者により遊技領域10に打ち込まれた遊技球xが遊技盤8に設置された障害釘(図示せず)により落下方向を変えつつ装飾枠20の入球口35に流入すると、その遊技球xはワープ通路36を通って跳躍レール55に導かれる。跳躍レール55の自由端55cの高さは、ソレノイド63の駆動によりレバー61が間欠的に揺動するので高くなったり低くなったり変化している。そこで、跳躍レール55を転動した遊技球xは、同レール55から飛び出して第1ステージ27に着地する、或いは受け口28に直接入る。第1ステージ27に着地した遊技球xは、受け口28に入るチャンスが少ないので、第1ステージ27から第2ステージ31に転動して遊技領域10に落下する。他方、受け口28に入った遊技球xは、排出口32から遊技領域10に落下して始動入賞口14に入る。そして、始動入賞口14への入賞により、前述した特別図柄表示部18及び液晶表示部13の変動表示がスタートする。
上述した各実施形態例においては、入球口35の出口にワープ通路36を延伸するように設けているが、ワープ通路を用いる構成に限定されることなく、入球口の出口に跳躍レールを連続するように設ける構成とすることも可能である。また、本発明に係る遊技球誘導構造については、液晶表示部13の前面に設けられる装飾枠20に採用することに限定されることなく、液晶表示部以外の他の箇所に設ける構成とすることもできる。
上記受け口28については、第1ステージ27(ステージ)に固定状に設けられているが、これを左右或いは前後方向に移動自在とする構成にすることも可能である。
ここで、このパチンコ機pの電子制御部について簡単に説明する。
図10において、この電子制御部には、ハード及びソフトウェアーの制御を司る基本回路が設けられた主制御基板70を備えている。その主制御基板70は、中央処理装置(CPU)、その中央処理装置が実行する各種乱数発生手段・大当たり処理制御等の各種制御プログラム等を記憶させたメモリー(ROM)、中央装置が制御プログラムを実行するときにそのメモリー(ROM)から読み出される内容等を一時的に記憶させるためのメモリー(RAM)等から構成されている。そして、主制御基板70には、前記始動入賞口14に入賞した遊技球を検出する始動スイッチ73と、前記大入賞口15への入賞球を計数するカウントスイッチ74と、その大入賞口15内に設けられた継続入賞口への入賞球を検出する特定領域スイッチ75等がインターフェース71を介して接続されている。
なお、中央処理装置(CPU)では、大当たり判定制御、大当たり動作制御等が実行される。
図10において、この電子制御部には、ハード及びソフトウェアーの制御を司る基本回路が設けられた主制御基板70を備えている。その主制御基板70は、中央処理装置(CPU)、その中央処理装置が実行する各種乱数発生手段・大当たり処理制御等の各種制御プログラム等を記憶させたメモリー(ROM)、中央装置が制御プログラムを実行するときにそのメモリー(ROM)から読み出される内容等を一時的に記憶させるためのメモリー(RAM)等から構成されている。そして、主制御基板70には、前記始動入賞口14に入賞した遊技球を検出する始動スイッチ73と、前記大入賞口15への入賞球を計数するカウントスイッチ74と、その大入賞口15内に設けられた継続入賞口への入賞球を検出する特定領域スイッチ75等がインターフェース71を介して接続されている。
なお、中央処理装置(CPU)では、大当たり判定制御、大当たり動作制御等が実行される。
さらに、その主制御基板70には、液晶表示部13と、始動入賞口14の開閉羽根を作動させるソレノイド76と、大入賞口15の開閉扉15aを開閉作動させるソレノイド77、昇降手段のモータ装置48又はソレノイド63等がインターフェース72を介して夫々接続されている。それらの装置や電子部品には、図示しない各々の基板に、中央処理装置(CPU)やメモリー(ROM,RAM)を夫々備えており、図柄表示、点灯報知等の遊技に伴う処理制御を適時に行うように設けられている。この電子制御部のブロック図は、一般的なパチンコ機の電子制御部の構成とほぼ同様であることから、これ以上詳しくは述べない。
p・・・パチンコ機
10・・・遊技領域
27・・・第1ステージ(ステージ)
28・・・受け口
35・・・入球口
36・・・ワープ通路
46、55・・・跳躍レール
46c、55c・・・自由端
48・・・モータ装置
49・・・偏心カム
57・・・コイルバネ(バネ)
61・・・レバー
61a・・・先端部
63・・・ソレノイド
10・・・遊技領域
27・・・第1ステージ(ステージ)
28・・・受け口
35・・・入球口
36・・・ワープ通路
46、55・・・跳躍レール
46c、55c・・・自由端
48・・・モータ装置
49・・・偏心カム
57・・・コイルバネ(バネ)
61・・・レバー
61a・・・先端部
63・・・ソレノイド
Claims (7)
- 遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球口から流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造において、
前記入球口の出口に、薄板バネ材からなる所定長さの跳躍レールの一端を固定するように設け、その跳躍レールを中央部に向かって低くなるように凹円弧形に湾曲させた状態で支持すると共に同レールの自由端の高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段を設け、その跳躍レールから飛び出した遊技球が流入可能な受け口を前記ステージの所定箇所に設けたことを特徴とするパチンコ機の遊技球誘導構造。 - 前記昇降手段の前記跳躍レールを支持する位置を変更可能に設け、その位置を変更することにより同レールの曲率が変化するように設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の遊技球誘導構造。
- 遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球口に流入して転動することができるステージを有するパチンコ機の遊技球誘導構造において、
前記入球口の出口に、上面が凹円弧形に形成された所定長さの跳躍レールの一端を上下方向に回転可能に設け、その跳躍レールを自由端側で支持すると共に同レールの自由端の高さを連続若しくは間欠的に可変自在とする昇降手段を設け、その跳躍レールから飛び出した遊技球が流入可能な受け口を前記ステージの所定箇所に設けたことを特徴とするパチンコ機の遊技球誘導構造。 - 前記昇降手段は、モータ装置の出力軸に固定された偏心カムに前記跳躍レールの下面を接触させるように設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載したパチンコ機の遊技球誘導構造。
- 前記昇降手段は、ソレノイドの作動により揺動自在とされるレバーの先端部に前記跳躍レールの下面を接触させるように設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載したパチンコ機の遊技球誘導構造。
- 前記跳躍レールが前記偏心カム又は前記レバーの先端部にバネにより付勢されて接触していることを特徴とする請求項3又は5に記載したパチンコ機の遊技球誘導構造。
- 前記入球口に流入した遊技球を前記跳躍レールに誘導するワープ通路を設け、そのワープ通路の出口を前記出口としたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載したパチンコ機の遊技球誘導構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008183307A JP2010022385A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | パチンコ機の遊技球誘導構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010022385A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07178220A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-18 | Newgin Kk | パチンコ機 |
JP2003071007A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-11 | Takao:Kk | 遊技部材及びセンターケース |
JP2005000198A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2005224315A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Newgin Corp | 遊技機 |
-
2008
- 2008-07-15 JP JP2008183307A patent/JP2010022385A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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