JP2010284320A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球がゲートを通過する機会を担保し、遊技者に対して不利益を与えないパチンコ遊技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ遊技機は、可動部材28を上端部に有する第2始動口21と、遊技球が通過可能なゲート22とを備え、遊技球がゲート22を通過すると、当たり抽選を行い、抽選結果が当たりである場合、第2始動口21を所定回数、所定時間、開状態に保持し、開状態の第2始動口21へ遊技球が入賞すると、大当たり抽選を行うパチンコ遊技機である。可動部材28は、遊技盤面1aから前方へ突出した前進状態と遊技盤面1aから後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、遊技球を受け止め下流側のゲート22へ誘導する球誘導路面として機能し、また、後退状態のとき、可変入賞口21への遊技球の入賞を可能にする開口部として機能する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変入賞口を備えるパチンコ遊技機に関する。
従来から、遊技球が始動口に入賞したことを契機として乱数を取得し、取得した乱数が大当たり乱数値に該当する場合に、大入賞口(アタッカー)を所定ラウンド数開放し、各ラウンドに所定個数の遊技球の入賞を可能にし、多数の賞球の払出しを可能にするパチンコ遊技機が知られている。
そして、この種のパチンコ遊技機は、通常、始動口として、遊技球が常時入賞可能な第1始動口の他に、遊技球がゲート(スルーチャッカー)を通過することによって当たり抽選が行われ、当たりの場合に所定回数開状態となり遊技球の入賞が可能となる第2始動口(電チュー)の2種類の始動口を備えている。
従って、遊技球がゲートを通過する機会が減少することは、第2始動口が開状態となる機会の減少をもたらし、大当たり抽選の機会が減少するため、遊技者に対して不利益を与えることになる。特に、確変遊技状態(遊技球のゲート通過に基づく当たり抽選において高確率で当たりが発生し、当たりの場合に第2始動口が所定回数、所定時間、開状態となる遊技状態であり、かつ、高確率で大当たりが発生する遊技状態)及び時短遊技状態(遊技球のゲート通過に基づく当たり抽選において高確率で当たりが発生し、当たりの場合に第2始動口が所定回数、所定時間、開状態となる遊技状態)は、第2始動口への入賞による賞球の払出しにより持ち球の減少を抑制しながら大当たり抽選の機会を増加させることを前提とした遊技状態であるため、遊技球がゲートを通過する機会が減少することは、遊技者に対して多大な不利益を与えることになる。また、第2始動口への入賞に基づく大当たり抽選は、抽選結果が、確変大当たり(大当たり終了後の遊技状態が確変遊技状態となる大当たり)であって、大入賞口の開時間が長く多数の賞球の払出しが可能な確変大当たりとなる確率が、第1始動口への入賞に基づく大当たり抽選と比べて高い場合、遊技球がゲートを通過する機会が減少することは、大入賞口の開時間が長く多数の賞球の払出しが可能な確変大当たりの発生する機会の減少をもたらすことになり、遊技者に不利益を与えてしまう。
本発明は、上記の点に着目し、遊技球がゲートを通過する機会を担保し、遊技者に対して不利益を与えないパチンコ遊技機を提供することを主な目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、可動部材を上端部に有する可変入賞口と、遊技球が通過可能なゲートとを備え、遊技球が前記ゲートを通過すると、当たり抽選を行い、抽選結果が当たりである場合、前記可変入賞口又は始動口を所定回数、所定時間、開状態に保持し、開状態の可変入賞口又は始動口へ遊技球が入賞すると、大当たり抽選を行うパチンコ遊技機であって、前記可動部材は、遊技盤面から前方へ突出した前進状態と遊技盤面から後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、遊技球を受け止め下流側のゲートへ誘導する球誘導路面として機能し、また、後退状態のとき、当該可変入賞口への遊技球の入賞を可能にする開口部として機能することを特徴とする。ここで、可変入賞口はゲート以外の入賞口をいい、第2始動口を含む。
本発明によると、前進状態の可動部材がゲートへ遊技球を誘導する球誘導路面として機能するため、遊技球がゲートを通過する機会が担保されることとなり、当たり抽選の機会が増加し、遊技者に対して不利益を与えなくなる。
ここで、前記ゲートの上方に、前進状態の可動部材により誘導されてきた遊技球の流下方向を変更し遊技球を前記ゲートに入賞させるための入賞案内部材を備えるよう構成すると、遊技球は安定してゲートを通過する、換言すると、安定してゲートに入賞するようになる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 同遊技盤に配設される可変入賞装置及びその周辺の正面図である。 同可変入賞装置の動作状態を示す斜視図である。 同可変入賞装置の可動部材の動作状態を示す斜視図である。
図1〜図4において、本実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤1は、遊技者が、遊技盤1の正面視右下方に位置するハンドル(図示せず。)を操作することによって発射された遊技球が転動しながら落下してゆく遊技領域2を備える。
遊技領域2の中央部には、センター装飾部材3が配設される。センター装飾部材3の内側には、画像表示器の表示画面4が配される。表示画面4には、公知のデモ表示、後述する始動口(第1始動口)6又は可変入賞口(第2始動口)21への遊技球の入賞に基づく装飾図柄の変動表示、リーチ演出、大当たり演出などが行われ、これらの演出表示は、図示しない画像制御基板によって制御される。
遊技領域2は、センター装飾部材3の左側に位置する左側部分2aと、センター装飾部材3の右側に位置する右側部分2bと、センター装飾部材3の下側に位置する下側部分2cとにより構成され、左側部分2aと右側部分2bは、センター装飾部材3の上端部に設けられた右打ち用球通路5を介して連通されており、左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を経て右側部分2bへ誘導可能とされている。
センター装飾部材3の下部は、ステージ3aにより構成される。ステージ3aには、遊技盤1の盤面1a上からワープ通路(図示せず。)を経てステージ3a上に誘導されてきた遊技球が入球可能な入口3bが形成されており、この入口3bに入った遊技球は、図示しないガイド通路を通って出口3cから遊技領域2の下側部分2cへと排出される。ステージ3aには、第1始動口6へ入賞した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する第1特別図柄保留ランプ3dが設けられている。
遊技領域2の下側部分2cには、センター装飾部材3の出口3cの真下に始動口(第1始動口)6が配設され、第1始動口6の真下に大入賞口(アタッカー)7が配設される。第1始動口6には遊技球が常時入賞可能であり、センター装飾部材3の出口3cから排出された遊技球の第1始動口6への入賞頻度は高い。第1始動口6には、第1始動口6に入賞した遊技球を検出する第1始動口スイッチ(図示せず。)が設けられ、第1始動口スイッチの検出信号は図示しない遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、第1始動口スイッチの検出信号を入力すると、大当たり乱数など各種乱数を取得し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり遊技状態を発生させる。大当たり遊技状態のとき、大入賞口7の回動扉7aが所定ラウンド数だけ開放状態となり、この開放状態の大入賞口7に所定個数の遊技球が入賞して多数の賞球が払い出される。大入賞口7の下方には、遊技球を外部に排出するためのアウト口8が設けられている。また、遊技領域2の下側部分2cには、複数の普通入賞口9が配設される。
遊技領域2の外側には、第1始動口6及び可変入賞口21への入賞を契機に表示画面4に表示される装飾図柄の変動表示と同期して特別図柄を変動表示する特別図柄表示器10、可変入賞口21へ入賞した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する第2特別図柄保留ランプ11、遊技球が後述するゲート22を通過したことを契機に普通図柄を変動表示する普通図柄表示器12、ゲート22を通過した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する普通図柄保留ランプ13などが配設される。
A. 可変入賞装置100
遊技領域2の右側部分2bの下部付近には、可変入賞装置100が配設される。可変入賞装置100は、図2〜図4に示すように、右上部分の普通電動役物(可変入賞口、第2始動口)21と左下部分のゲート(スルーチャッカー)22とにより構成される。
ここで、遊技球がゲート22を通過すると、遊技制御基板において当たり抽選が行われ、抽選結果が当たりである場合、可変入賞口21は所定回数、所定時間、開状態に保持され、開状態の可変入賞口21に遊技球が入賞すると、遊技制御基板において大当たり抽選が行われ、抽選結果が大当たりである場合、大入賞口7を所定ラウンド数、所定時間、開状態に保持し、開状態の大入賞口7に所定個数の遊技球の入賞が可能になり、多数の賞球が払い出される。また、可変入賞口21への入賞に基づく大当たり抽選は、抽選結果が、確変大当たり(大当たり終了後の遊技状態が確変遊技状態となる大当たり)であって、大入賞口7の開時間が長く多数の賞球の払出しが可能な確変大当たりとなる確率が、第1始動口6への入賞に基づく大当たり抽選と比べて高く設定されている。
可変入賞口21及びゲート22は、遊技盤面1aにねじ23で固定される共通の基板部24を有し、基板部24は、斜め上側の可変入賞口側基板部25と斜め下側のゲート側基板部26とにより構成される。
可変入賞口21は、可変入賞口側基板部25のゲート22寄りの箇所に形成された入賞球通し孔27を有し、入賞球通し孔27は、可変入賞口21に入賞した遊技球を遊技盤1の裏面側へ案内する。遊技盤1の裏面側には、入賞球通し孔27を通過してきた遊技球を検出し、検出信号を遊技制御基板に入力する可変入賞口スイッチ(第2始動口スイッチ、図示せず。)が設けられる。遊技制御基板は、可変入賞口スイッチの検出信号を入力すると、第1始動口スイッチの検出信号を入力したときと同様、大当たり乱数など各種乱数を取得し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり遊技状態を発生させる。また、可変入賞口側基板部25の上端部には、ゲート22に向かって下がる緩やかに傾斜した斜めの長孔(可動部材進退孔)25aが形成されている。可動部材進退孔25aには、可動部材28の板部28aが挿通され、板部28aは、可動部材進退孔25aを通って前進及び後退可能とされる。板部28aが前進状態のとき、換言すると、可動部材28が前進状態のとき、図3(A)に示すように、可動部材28は遊技盤面1aから前方へ突出した状態となり、遊技球は可動部材28で受け止められ、可動部材28の上面に沿ってゲート22へ向かって斜めに流下可能となる。また、板部28aが後退状態のとき、換言すると、可動部材28が後退状態(格納状態)のとき、図3(B)に示すように、可動部材28は遊技盤面1aに引っ込んだ状態となり、遊技球は可動部材28と干渉することなく下方へ落下可能となる。可変入賞口側基板部25の前面には、U字状の壁部29a、29b、29cが突設される。壁部29a、29b、29cは、左右の側壁部29a、29bと底壁部29cとからなり、可動部材28が後退状態のとき、落下してきた遊技球を受け止め、入賞球通し孔27へ誘導し、一方、可動部材28が前進状態のとき、遊技球を跳ね返し、入賞球通し孔27への入球を阻止する。
可動部材28の前進及び後退は、可動部材駆動装置30によって制御される。可動部材駆動装置30は、図4に示すように、ソレノイド(電チューソレノイド)31と、ソレノイド31のプランジャー31aの先端に設けられた係止部32と、プランジャー31aの外周に装着され、係止部32に対して前方への押圧力を常時加えるコイルばね33とを備え、係止部32は、可動部材28の後壁部28bに設けられた係止孔28cに係止される。ソレノイド31への通電は、遊技制御基板からの制御信号によって制御され、通常の非通電時に可動部材駆動装置30及び可動部材28は図4(A)に示す状態となり、一方、通電時に可動部材駆動装置30及び可動部材28は図4(B)に示す状態となる。図4(A)に示す通常状態は、係止部32がコイルばね33の押圧力により前進した状態にあり、可動部材28は前進状態となり、遊技球の可変入賞口21への入賞が阻止される。一方、図4(B)に示す状態は、ソレノイド31への通電によりプランジャー31aが後退した状態にあり、可動部材28は後退状態となり、遊技球の可変入賞口21への入賞が可能とされる。
ゲート22は、ゲート側基板部26の前面に立設された枠部34を有し、枠部34に、遊技球の通過孔35aを有するゲートスイッチ35が配設される。ゲートスイッチ35は、遊技球の通過を検出し、検出信号は遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、ゲートスイッチ35の検出信号を入力すると、当たり乱数を取得し、当たり乱数が所定の当たり乱数値に該当する場合、可動部材駆動装置30のソレノイド31への通電を所定時間行い、可動部材28を前進状態から後退状態へ変位させ、可変入賞口21への遊技球の入賞を可能にする。
ゲート22の上方の遊技盤面1aには、図2に示すように、所定の配置パターンで、入賞案内部材としての球整流用釘36が設けられている。球整流用釘36は、可変入賞口21の可動部材28が前進状態のとき、可動部材28の上面に沿って斜めに流下してきた遊技球をゲート22に向かって跳ね返し、ゲート22に安定して入賞させる入賞案内作用を発揮する。
可変入賞装置100は、遊技球がゲート22と可変入賞口21との間を通過することができないよう、ゲート22の突出部(枠部34)と可変入賞口21の突出部(側壁部29a)との間隙が遊技球の直径よりも小さく設定されている。
B. 遊技動作
次に、上記のように構成されるパチンコ遊技機の基本的な動作を説明する。
(1) 通常遊技状態
通常遊技状態のとき、遊技者は、発射した遊技球が遊技領域2の左側部分2aを転動落下するようハンドルを操作する。遊技領域2の左側部分2aを転動落下する遊技球は、遊技領域2の下側部分2cへ移行し、あるいはステージ3aを経て、第1始動口6に入賞可能となる。
遊技球が第1始動口6に入賞すると、遊技制御基板は、第1始動口6へ入賞した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として大当たり乱数を含む各種乱数を取得し、大当たり判定処理を行う。大当たり判定処理において上記取得した大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当すると判定された場合、特別図柄表示器10において特別図柄を変動表示するとともに表示画面4において装飾図柄の変動表示及びリーチ演出等の演出を行った後、特別図柄を大当たり図柄で変動停止させるとともに表示画面4に大当たりが発生した旨の表示をし、大当たり遊技状態が発生する。ここで、大当たりには、確変大当たりと通常大当たりの2種類の大当たりがあるものとして以下説明する。
(2) 大当たり遊技状態
大当たり遊技状態のとき、大入賞口7が所定ラウンド数だけ間欠的に開放状態となる。この大当たり遊技状態のとき、遊技者は、通常遊技状態のときと同様、発射した遊技球が遊技領域2の左側部分2aを転動落下するようハンドルを操作する。遊技領域2の左側部分2aを転動落下する遊技球は、遊技領域2の下側部分2cへ移行し、開放状態の大入賞口7に所定個数の遊技球が入賞し、多数の賞球が払い出される。
(3) 確変遊技状態又は時短遊技状態
確変大当たり終了後の確変遊技状態又は通常大当たり終了後の時短遊技状態のとき、遊技者は右打ちを行い、遊技領域2の左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を通って遊技領域2の右側部分2bを転動落下するようになる。遊技領域2の右側部分2bを転動落下する遊技球の一部は、可変入賞口21が通常状態つまり可動部材28が前進状態にあるため、可動部材28に受け止められ、可動部材28の上面に沿って斜めに流下し、球整流用釘36に衝突して向きが変わり、ゲート22を通過し易くなる。
遊技球がゲート22を通過すると、遊技制御基板は、ゲート22を通過した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として当たり乱数を取得し、当たり判定処理を行う。当たり判定処理において上記取得した当たり乱数が所定の当たり乱数値に該当すると判定された場合(確変遊技状態及び時短遊技状態のときの当たり確率は例えば9/10と高確率に設定される。)、普通図柄表示器12において普通図柄を変動表示した後、普通図柄を当たり図柄で変動停止させ、当たり状態を発生させる。
当たり状態のとき、遊技制御基板は、可変入賞口21のソレノイド31に対し、間欠的に所定時間通電する制御を行う。例えば、1回の通電時間を1.80秒に設定し、3回通電を行う。ソレノイド31の通電時は、上述したように可動部材28は後退状態に維持されるため、遊技球は可変入賞口21へ入賞可能となる。
遊技球が可変入賞口21に入賞すると、遊技制御基板は、可変入賞口21へ入賞した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として大当たり乱数を含む各種乱数を取得し、大当たり判定処理を行う。大当たり判定処理において上記取得した大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当すると判定された場合、特別図柄表示器10において特別図柄を変動表示するとともに表示画面4において装飾図柄の変動表示及びリーチ演出等の演出を行った後、特別図柄を大当たり図柄で変動停止させるとともに表示画面4に大当たりが発生した旨の表示をし、大当たり遊技状態が発生する。ここで、上述したように可変入賞口21への入賞に基づく大当たり抽選は、抽選結果が、確変大当たりであって、大入賞口7の開時間が長く多数の賞球の払出しが可能な確変大当たりとなる確率が、第1始動口6への入賞に基づく大当たり抽選と比べて高く設定されているため、遊技球が安定してゲート22を通過することにより、大入賞口7の開時間の長い確変大当たりが発生する確率が高くなり、遊技者は不利益をこうむらなくなる。
以上説明したように、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、可動部材28を上端部に有する可変入賞口(第2始動口)21を備え、可動部材28は、遊技盤面1aから前方へ突出した前進状態と遊技盤面1aから後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、遊技球を受け止め下流側のゲート22へ誘導する球誘導路面として機能し、また、後退状態のとき、可変入賞口21への遊技球の入賞を可能にする開口部として機能する。
本実施形態によると、前進状態の可動部材28がゲート22へ遊技球を誘導する球誘導路面として機能するため、遊技球がゲート22を通過する機会が担保されることとなり、遊技者に対して不利益を与えなくなる。特に、確変遊技状態及び時短遊技状態は、第2始動口21への入賞による賞球の払出しにより持ち球の減少を抑制しながら大当たり抽選の機会を増加させることを前提とした遊技状態であるため、遊技球がゲート22を通過する機会が増加することにより、第2始動口21が開状態となる機会が増加し、第2始動口21への入賞により払い出される賞球数が増加し、持ち球の減少を抑制することができる。また、第2始動口21への入賞に基づく大当たり抽選は、抽選結果が、確変大当たりであって、大入賞口7の開時間が長く多数の賞球の払出しが可能な確変大当たりとなる確率が、第1始動口6への入賞に基づく大当たり抽選と比べて高く設定されているため、遊技球が安定してゲート22を通過することにより、大入賞口7の開時間の長い確変大当たりの発生する確率が増大し、遊技者は不利益をこうむらなくなる。
また、可変入賞口21の上端部に設けた可動部材28により、遊技球が受け止められ、下流側のゲート22へ誘導されるようになるため、ゲート22の高さ位置を可動部材28の高さ位置を基準として設定し、可動部材28の高さ位置に近い高さ位置まで上昇させることが可能になる。このため、盤面遊技領域2が縮小化された場合、縮小化された盤面遊技領域2において、可変入賞口21とゲート22との配置領域における上下方向の寸法が小さくて済み、しかも、可変入賞口21が閉状態のときに、ゲート22へ遊技球を誘導することが可能になる。
また、可変入賞口21とゲート22との間は、遊技球が通過できないよう構成されているため、前進状態の可動部材28によりゲート22へ誘導されてきた遊技球が、可変入賞口21とゲート22との間の隙間を通過することはなく、ゲート22を通過しない遊技球の球数の増加を抑制することができる。
また、ゲート22の上方に球整流用釘(入賞案内部材)36が設けられ、球整流用釘36は、可動部材28によりゲート22へ誘導されてきた遊技球を跳ね返し、ゲート22へ入賞させるよう構成されるため、遊技球のゲート通過を担保することができる。
なお、上記実施形態では可変入賞口21を第2始動口(始動口)としたが、可変入賞口21は、ゲート、始動口以外の入賞口(大入賞口又は普通入賞口)であってもよい。可変入賞口21が大入賞口又は普通入賞口である場合、遊技領域の適宜箇所に始動口が設けられ、当たり抽選の結果が当たりである場合、この始動口が開状態となる。
1a 遊技盤面
21 可変入賞口(第2始動口、始動口)
22 ゲート
28 可動部材
36 球整流用釘(入賞案内部材)

Claims (2)

  1. 可動部材を上端部に有する可変入賞口と、遊技球が通過可能なゲートとを備え、遊技球が前記ゲートを通過すると、当たり抽選を行い、抽選結果が当たりである場合、前記可変入賞口又は始動口を所定回数、所定時間、開状態に保持し、開状態の可変入賞口又は始動口へ遊技球が入賞すると、大当たり抽選を行うパチンコ遊技機であって、前記可動部材は、遊技盤面から前方へ突出した前進状態と遊技盤面から後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、遊技球を受け止め下流側のゲートへ誘導する球誘導路面として機能し、また、後退状態のとき、当該可変入賞口への遊技球の入賞を可能にする開口部として機能することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記ゲートの上方に、前進状態の可動部材により誘導されてきた遊技球の流下方向を変更し遊技球を前記ゲートに入賞させるための入賞案内部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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