JP5379897B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、可変入賞口を備えるパチンコ遊技機に関する。
従来から、開閉式の可変入賞口の下方に球整流用釘を配し、閉状態の可変入賞口への入賞が阻止された遊技球を球整流用釘によって整流し、他の入賞口に誘導するよう構成されたパチンコ遊技機が知られている。例えば特許文献1には、特定変動入賞装置(他の入賞口に相当する。)の上に普通変動入賞装置(可変入賞口に相当する。)を設け、普通変動入賞装置が開放すると特定変動入賞装置への遊技球の入賞を阻止し、また、普通変動入賞装置が閉塞しているとき、普通変動入賞装置への入賞が阻止された遊技球を、普通変動入賞装置の下方に配した球整流用釘によって整流し、開放状態の特定変動入賞装置への入賞を可能にし、遊技者に有利な状態をつくり出すよう構成されたパチンコ遊技機が記載されている。
特開2009−72268号公報
しかし、上記のようなパチンコ遊技機によると、可変入賞口の下方に整流用釘を配しているため、可変入賞口と他の入賞口との配置領域において上下方向の寸法が大きくなる。このため、近年、センター装飾部材の大型化に伴う盤面遊技領域の縮小化により、上記のような配置領域を確保することが困難になりつつある。
本発明は、上記のような問題点に着目し、縮小化された盤面遊技領域に対応できるよう、可変入賞口(大入賞口)と他の入賞口(電チュー)との配置領域における上下方向の寸法が小さくて済み、しかも、可変入賞口が閉状態のときに、他の入賞口へ遊技球を誘導することを可能にするパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域を備える遊技盤と、
前記遊技領域に配置されて、遊技球が通過可能なゲートと、
前記遊技領域に配置されて、遊技球が入賞可能な開状態と遊技球が入賞不能な閉状態に動作する電チューと、
前記遊技領域に配置されて、遊技球が入賞可能な開状態と遊技球が入賞不能な閉状態に動作する大入賞口と、
を備えて、
遊技球が前記ゲートを通過すると、当たり抽選を行い、抽選結果が当たりである場合、閉状態から遊技球を入賞可能な開状態に前記電チューを動作させるとともに、
遊技球が開状態の前記電チューに入賞すると、遊技者に有利な大当たり遊技か否かの大当たり抽選を行って、抽選結果が大当りである場合、閉状態から遊技球を入賞可能な開状態に前記大入賞口を動作させ、さらに、
前記ゲートの通過時の当たり抽選を、所定の保留個数未満を条件として行い、かつ、前記大入賞口の動作終了後に、一回の当たりにおける前記電チューの開状態の開放時間を通常時と比べて増大させる時短遊技を行い可能なパチンコ遊技機であって、
前記大入賞口が、
前記ゲート付近を経て流下する遊技球を入賞可能に、前記遊技領域における前記ゲートの下方に配置されるとともに、
遊技盤面から前方へ突出した前進状態と遊技盤面から後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、前記大入賞口への入賞を不能とする閉状態とし、後退状態のとき、前記大入賞口への入賞を可能にする開状態とする可動部材を、上端部に配設させ、
可動部材が、前進状態のとき、流下してきた遊技球を上面で受け止め、かつ、上面に沿って左右方向の一方側に流下させる球誘導路面を、上面に配設させ、
前記電チューが、前進状態の前記可動部材の前記球誘導路面で誘導される遊技球を流下させる方向で、かつ、遊技球を入賞可能な位置に、配置され
前記可動部材の前進と後退との制御が、ソレノイドによって行われる構成とし、前記ソレノイドへの通電時に前記可動部材を後退させ、前記ソレノイドへの非通電時に前記可動部材を前進させる構成としていることを特徴とする。
本発明によると、大入賞口の上端部に設けた可動部材により、遊技球が受け止められ、下流側の電チューへ誘導されるようになるため、電チューの高さ位置を可動部材の高さ位置を基準として設定し、可動部材の高さ位置に近い高さ位置まで上昇させることが可能になる。このため、縮小化された盤面遊技領域に対応できるよう、大入賞口と電チューの配置領域における上下方向の寸法が小さくて済み、しかも、大入賞口が閉状態のときに、電チューへ遊技球を誘導することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 同遊技盤に配設される可変入賞装置及びその周辺の正面図である。 同可変入賞装置の動作状態を示す斜視図である。 同可変入賞装置の可動部材の動作状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 同遊技盤に配設される可変入賞口及び普通電動役物の正面図である。 同可変入賞口から回動扉を外した状態を示す斜視図及び同可変入賞口の動作状態を示す斜視図である。 同可変入賞口の可動部材の動作状態を示す斜視図である。 同可変入賞口の回動扉の動作状態を示す斜視図である。
<第1実施形態>
図1〜図4において、第1実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤1は、遊技者が、遊技盤1の正面視右下方に位置するハンドル(図示せず。)を操作することによって発射された遊技球が転動しながら落下してゆく遊技領域2を備える。
遊技領域2の中央部には、センター装飾部材3が配設される。センター装飾部材3の内側には、画像表示器の表示画面4が配される。表示画面4には、公知のデモ表示、後述する始動口(第1始動口)6又は可変入賞口(第2始動口)21への遊技球の入賞に基づく装飾図柄の変動表示、リーチ演出、大当たり演出などが行われ、これらの演出表示は、図示しない画像制御基板によって制御される。
遊技領域2は、センター装飾部材3の左側に位置する左側部分2aと、センター装飾部材3の右側に位置する右側部分2bと、センター装飾部材3の下側に位置する下側部分2cとにより構成され、左側部分2aと右側部分2bは、センター装飾部材3の上端部に設けられた右打ち用球通路5を介して連通されており、左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を経て右側部分2bへ誘導可能とされている。
センター装飾部材3の下部は、ステージ3aにより構成される。ステージ3aには、遊技盤1の盤面1a上からワープ通路(図示せず。)を経てステージ3a上に誘導されてきた遊技球が入球可能な入口3bが形成されており、この入口3bに入った遊技球は、図示しないガイド通路を通って出口3cから遊技領域2の下側部分2cへと排出される。ステージ3aには、第1始動口6へ入賞した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する第1特別図柄保留ランプ3dが設けられている。
遊技領域2の下側部分2cには、センター装飾部材3の出口3cの真下に始動口(第1始動口)6が配設され、第1始動口6の真下に大入賞口(アタッカー)7が配設される。第1始動口6には遊技球が常時入賞可能であり、センター装飾部材3の出口3cから排出された遊技球の第1始動口6への入賞頻度は高い。第1始動口6には、第1始動口6に入賞した遊技球を検出する第1始動口スイッチ(図示せず。)が設けられ、第1始動口スイッチの検出信号は図示しない遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、第1始動口スイッチの検出信号を入力すると、大当たり乱数など各種乱数を取得し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり遊技状態を発生させる。大当たり遊技状態のとき、大入賞口7の回動扉7aが所定ラウンド数だけ開放状態となり、この開放状態の大入賞口7に所定個数の遊技球が入賞して多数の賞球が払い出される。大入賞口7の下方には、遊技球を外部に排出するためのアウト口8が設けられている。また、遊技領域2の下側部分2cには、複数の普通入賞口9が配設される。
遊技領域2の外側には、第1始動口6及び可変入賞口21への入賞を契機に表示画面4に表示される装飾図柄の変動表示と同期して特別図柄を変動表示する特別図柄表示器10、可変入賞口21へ入賞した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する第2特別図柄保留ランプ11、遊技球が後述するゲート22を通過したことを契機に普通図柄を変動表示する普通図柄表示器12、ゲート22を通過した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する普通図柄保留ランプ13などが配設される。
A. 可変入賞装置100
遊技領域2の右側部分2bの下部付近には、可変入賞装置100が配設される。可変入賞装置100は、図2〜図4に示すように、右上部分の普通電動役物(可変入賞口、第2始動口)21と左下部分のゲート(スルーチャッカー)22とにより構成される。
可変入賞口21及びゲート22は、遊技盤面1aにねじ23で固定される共通の基板部24を有し、基板部24は、斜め上側の可変入賞口側基板部25と斜め下側のゲート側基板部26とにより構成される。
可変入賞口21は、可変入賞口側基板部25のゲート22寄りの箇所に形成された入賞球通し孔27を有し、入賞球通し孔27は、可変入賞口21に入賞した遊技球を遊技盤1の裏面側へ案内する。遊技盤1の裏面側には、入賞球通し孔27を通過してきた遊技球を検出し、検出信号を遊技制御基板に入力する可変入賞口スイッチ(第2始動口スイッチ、図示せず。)が設けられる。遊技制御基板は、可変入賞口スイッチの検出信号を入力すると、第1始動口スイッチの検出信号を入力したときと同様、大当たり乱数など各種乱数を取得し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり遊技状態を発生させる。また、可変入賞口側基板部25の上端部には、ゲート22に向かって下がる緩やかに傾斜した斜めの長孔(可動部材進退孔)25aが形成されている。可動部材進退孔25aには、可動部材28の板部28aが挿通され、板部28aは、可動部材進退孔25aを通って前進及び後退可能とされる。板部28aが前進状態のとき、換言すると、可動部材28が前進状態のとき、図3(A)に示すように、可動部材28は遊技盤面1aから前方へ突出した状態となり、遊技球は可動部材28で受け止められ、可動部材28の上面に沿ってゲート22へ向かって斜めに流下可能となる。また、板部28aが後退状態のとき、換言すると、可動部材28が後退状態(格納状態)のとき、図3(B)に示すように、可動部材28は遊技盤面1aに引っ込んだ状態となり、遊技球は可動部材28と干渉することなく下方へ落下可能となる。可変入賞口側基板部25の前面には、U字状の壁部29a、29b、29cが突設される。壁部29a、29b、29cは、左右の側壁部29a、29bと底壁部29cとからなり、可動部材28が後退状態のとき、落下してきた遊技球を受け止め、入賞球通し孔27へ誘導し、一方、可動部材28が前進状態のとき、遊技球を跳ね返し、入賞球通し孔27への入球を阻止する。
可動部材28の前進及び後退は、可動部材駆動装置30によって制御される。可動部材駆動装置30は、図4に示すように、ソレノイド(電チューソレノイド)31と、ソレノイド31のプランジャー31aの先端に設けられた係止部32と、プランジャー31aの外周に装着され、係止部32に対して前方への押圧力を常時加えるコイルばね33とを備え、係止部32は、可動部材28の後壁部28bに設けられた係止孔28cに係止される。ソレノイド31への通電は、遊技制御基板からの制御信号によって制御され、通常の非通電時に可動部材駆動装置30及び可動部材28は図4(A)に示す状態となり、一方、通電時に可動部材駆動装置30及び可動部材28は図4(B)に示す状態となる。図4(A)に示す通常状態は、係止部32がコイルばね33の押圧力により前進した状態にあり、可動部材28は前進状態となり、遊技球の可変入賞口21への入賞が阻止される。一方、図4(B)に示す状態は、ソレノイド31への通電によりプランジャー31aが後退した状態にあり、可動部材28は後退状態となり、遊技球の可変入賞口21への入賞が可能とされる。
ゲート22は、ゲート側基板部26の前面に立設された枠部34を有し、枠部34に、遊技球の通過孔35aを有するゲートスイッチ35が配設される。ゲートスイッチ35は、遊技球の通過を検出し、検出信号は遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、ゲートスイッチ35の検出信号を入力すると、当たり乱数を取得し、当たり乱数が所定の当たり乱数値に該当する場合、可動部材駆動装置30のソレノイド31への通電を所定時間行い、可動部材28を前進状態から後退状態へ変位させ、可変入賞口21への遊技球の入賞を可能にする。
ゲート22の上方の遊技盤面1aには、図2に示すように、所定の配置パターンで球整流用釘36が設けられている。球整流用釘36は、可変入賞口21の可動部材28が前進状態のとき、可動部材28の上面に沿って斜めに流下してきた遊技球をゲート22に向かって跳ね返し、ゲート22を通過し易くする球整流作用を発揮する。
B. 遊技動作
次に、上記のように構成されるパチンコ遊技機の基本的な動作を説明する。
(1) 通常遊技状態
通常遊技状態のとき、遊技者は、発射した遊技球が遊技領域2の左側部分2aを転動落下するようハンドルを操作する。遊技領域2の左側部分2aを転動落下する遊技球は、遊技領域2の下側部分2cへ移行し、あるいはステージ3aを経て、第1始動口6に入賞可能となる。
遊技球が第1始動口6に入賞すると、遊技制御基板は、第1始動口6へ入賞した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として大当たり乱数を含む各種乱数を取得し、大当たり判定処理を行う。大当たり判定処理において上記取得した大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当すると判定された場合、特別図柄表示器10において特別図柄を変動表示するとともに表示画面4において装飾図柄の変動表示及びリーチ演出等の演出を行った後、特別図柄を大当たり図柄で変動停止させるとともに表示画面4に大当たりが発生した旨の表示をし、大当たり遊技状態が発生する。ここで、大当たりには、確変大当たりと通常大当たりの2種類の大当たりがあるものとして以下説明する。
(2) 大当たり遊技状態
大当たり遊技状態のとき、大入賞口7が所定ラウンド数だけ間欠的に開放状態となる。この大当たり遊技状態のとき、遊技者は、通常遊技状態のときと同様、発射した遊技球が遊技領域2の左側部分2aを転動落下するようハンドルを操作する。遊技領域2の左側部分2aを転動落下する遊技球は、遊技領域2の下側部分2cへ移行し、開放状態の大入賞口7に所定個数の遊技球が入賞し、多数の賞球が払い出される。
(3) 確変遊技状態又は時短遊技状態
確変大当たり終了後の確変遊技状態又は通常大当たり終了後の時短遊技状態のとき、遊技者は右打ちを行い、遊技領域2の左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を通って遊技領域2の右側部分2bを転動落下するようになる。遊技領域2の右側部分2bを転動落下する遊技球の一部は、可変入賞口21が通常状態つまり可動部材28が前進状態にある状態にあるため、可動部材28に受け止められ、可動部材28の上面に沿って斜めに流下し、球整流用釘36に衝突して向きが変わり、ゲート22を通過し易くなる。
遊技球がゲート22を通過すると、遊技制御基板は、ゲート22を通過した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として当たり乱数を取得し、当たり判定処理を行う。当たり判定処理において上記取得した当たり乱数が所定の当たり乱数値に該当すると判定された場合(確変遊技状態及び時短遊技状態のときの当たり確率は例えば9/10と高確率に設定される。)、普通図柄表示器12において普通図柄を変動表示した後、普通図柄を当たり図柄で変動停止させ、当たり状態を発生させる。
当たり状態のとき、遊技制御基板は、可変入賞口21のソレノイド31に対し、間欠的に所定時間通電する制御を行う。例えば、1回の通電時間を1.80秒に設定し、3回通電を行う。ソレノイド31の通電時は、上述したように可動部材28は後退状態に維持されるため、遊技球は可変入賞口21へ入賞可能となる。
遊技球が可変入賞口21に入賞すると、遊技制御基板は、可変入賞口21へ入賞した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として大当たり乱数を含む各種乱数を取得し、大当たり判定処理を行う。大当たり判定処理において上記取得した大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当すると判定された場合、特別図柄表示器10において特別図柄を変動表示するとともに表示画面4において装飾図柄の変動表示及びリーチ演出等の演出を行った後、特別図柄を大当たり図柄で変動停止させるとともに表示画面4に大当たりが発生した旨の表示をし、大当たり遊技状態が発生する。
以上説明したように、第1実施形態に係るパチンコ遊技機は、可動部材28を上端部に有する可変入賞口21を備えるパチンコ遊技機であって、可動部材28は、遊技盤面1aから前方へ突出した前進状態と遊技盤面1aから後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、遊技球を受け止め、下流側のゲート(他の入賞口)22へ誘導する球誘導路面として機能し、また、後退状態のとき、可変入賞口21への遊技球の入賞を可能にする開口部として機能する。
第1実施形態によると、可変入賞口21の上端部に設けた可動部材28により、遊技球が受け止められ、下流側のゲート(他の入賞口)22へ誘導されるようになるため、ゲート(他の入賞口)22の高さ位置を可動部材28の高さ位置を基準として設定し、可動部材28の高さ位置に近い高さ位置まで上昇させることが可能になる。このため、縮小化された盤面遊技領域2に対応できるよう、可変入賞口21とゲート(他の入賞口)22との配置領域における上下方向の寸法が小さくて済み、しかも、可変入賞口21が閉状態のときに、ゲート(他の入賞口)22へ遊技球を誘導することが可能になる。
<第2実施形態>
図5〜図9において、第2実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤1は、遊技者が、遊技盤1の正面視右下方に位置するハンドル(図示せず。)を操作することによって発射された遊技球が転動しながら落下してゆく遊技領域2を備える。
遊技領域2の中央部には、センター装飾部材3が配設される。センター装飾部材3の内側には、画像表示器の表示画面4が配される。表示画面4には、公知のデモ表示、後述する第1始動口6又は第2始動口(電チュー)14への遊技球の入賞に基づく装飾図柄の変動表示、リーチ演出、大当たり演出などが行われ、これらの演出表示は、図示しない画像制御基板によって制御される。
遊技領域2は、センター装飾部材3の左側に位置する左側部分2aと、センター装飾部材3の右側に位置する右側部分2bと、センター装飾部材3の下側に位置する下側部分2cとにより構成され、左側部分2aと右側部分2bは、センター装飾部材3の上端部に設けられた右打ち用球通路5を介して連通されており、左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を経て右側部分2bへ誘導可能とされている。
センター装飾部材3の下部は、ステージ3aにより構成される。ステージ3aには、遊技盤1の盤面1a上からワープ通路(図示せず。)を経てステージ3a上に誘導されてきた遊技球が入球可能な入口3bが形成されており、この入口3bに入った遊技球は、図示しないガイド通路を通って出口3cから遊技領域2の下側部分2cへと排出される。ステージ3aには、第1始動口6へ入賞した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する第1特別図柄保留ランプ3dが設けられている。
遊技領域2の下側部分2cには、センター装飾部材3の出口3cの真下に第1始動口6が配設される。第1始動口6には遊技球が常時入賞可能であり、センター装飾部材3の出口3cから排出された遊技球の第1始動口6への入賞頻度は高い。第1始動口6には、第1始動口6に入賞した遊技球を検出する第1始動口スイッチ(図示せず。)が設けられ、第1始動口スイッチの検出信号は図示しない遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、第1始動口スイッチの検出信号を入力すると、大当たり乱数など各種乱数を取得し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり遊技状態を発生させる。
第1始動口6の下方に第2始動口(電チュー)14が配設される。第2始動口14は、通常時は閉状態に維持され、遊技球の入賞は阻止される。第2始動口14は、後述するゲートを遊技球が通過することを契機として開放可能とされ、遊技球が入賞可能となる。第2始動口14には、第2始動口14に入賞した遊技球を検出する第2始動口スイッチ(図示せず。)が設けられ、第2始動口スイッチの検出信号は遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、第2始動口スイッチの検出信号を入力すると、大当たり乱数など各種乱数を取得し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり遊技状態を発生させる。第2始動口14の下方には、遊技球を外部に排出するためのアウト口8が設けられている。また、遊技領域2の下側部分2cには、複数の普通入賞口9が配設される。
遊技領域2の右側部分2bの下部(下側部分2cの右端)には、遊技球が通過可能なゲート15が配設される。ゲート15には、遊技球の通過を検出するゲートスイッチ(図示せず。)が設けられ、ゲートスイッチの検出信号は遊技制御基板に入力される。遊技制御基板は、ゲートスイッチの検出信号を入力すると、当たり乱数を取得し、当たり乱数が所定の当たり乱数値に該当する場合、第2始動口14を所定の開閉パターンで開放し、遊技球の入賞を可能にする。
遊技領域2の外側には、第1始動口6及び第2始動口14への入賞を契機に表示画面4に表示される装飾図柄の変動表示と同期して特別図柄を変動表示する特別図柄表示器10、第2始動口14へ入賞した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する第2特別図柄保留ランプ11、遊技球がゲート15を通過したことを契機に普通図柄を変動表示する普通図柄表示器12、ゲート15を通過した遊技球の保留個数を最大4個まで表示する普通図柄保留ランプ13などが配設される。
A. 可変入賞口200
第2始動口(電チュー)14の斜め右上方におけるゲート15の下方には、可変入賞口200が配設される。可変入賞口200は、図6〜図9に示すような大入賞口(アタッカー)を構成する。
可変入賞口200は、遊技盤面1aにねじ41で固定される基板部42を有する。
可変入賞口200は、基板部42の下部に形成された入賞球通し孔43を有し、入賞球通し孔43は、可変入賞口200に入賞した遊技球を遊技盤1の裏面側へ案内する。遊技盤1の裏面側には、入賞球通し孔43を通過してきた遊技球を検出し、検出信号を遊技制御基板に入力する可変入賞口スイッチ(大入賞口スイッチ、図示せず。)が設けられる。遊技制御基板は、可変入賞口スイッチの検出信号を入力すると、所定個数の賞球を払出す制御を行う。また、基板部42の上端部には、第2始動口14の左方側に向かって下がる緩やかに傾斜した斜めの長孔(可動部材進退孔)42aが形成されている。可動部材進退孔42aには、可動部材44の板部44aが挿通され、板部44aは、可動部材進退孔42aを通って前進及び後退可能とされる。板部44aが前進状態のとき、換言すると、可動部材44が前進状態のとき、図7(A)に示すように、可動部材44は遊技盤面1aから前方へ突出した状態となり、遊技球は可動部材44で受け止められ、可動部材44の上面に沿って第2始動口14へ向かう斜め左下方へ流下可能となる。また、板部44aが後退状態のとき、換言すると、可動部材44が後退状態(格納状態)のとき、図7(B)に示すように、可動部材44は遊技盤面1aに引っ込んだ状態となり、遊技球は可動部材44と干渉することなく下方へ落下可能となる。基板部42の前面には、左右の側壁部45a、45bが平行に突設される。基板部42の下端部には、入賞球通し孔43を開閉する回動扉46が前後方向へ回動自在に取着される。回動扉46が後方へ回動して閉状態にあるとき、回動扉46は遊技盤面1aと略面一となり、入賞球通し孔43への遊技球の入賞を阻止し、一方、回動扉46が前方へ回動して開状態にあるとき、回動扉46は遊技盤面1aから前方へ突出した状態となり、落下してくる遊技球を受け止め、入賞球通し孔43への入賞を可能にする。
可動部材44の前進及び後退は、可動部材駆動装置47によって制御される。可動部材駆動装置47は、図8に示すように、ソレノイド(可動部材ソレノイド)48と、可動部材ソレノイド48のプランジャー48aの先端に設けられた係止部49と、プランジャー48aの外周に装着され、係止部49に対して前方への押圧力を常時加えるコイルばね50とを備え、係止部49は、可動部材44の後壁部44bに設けられた係止孔44cに係止される。可動部材ソレノイド48への通電は、遊技制御基板からの制御信号によって制御され、通常の非通電時に可動部材駆動装置47及び可動部材44は図8(A)に示す状態となり、一方、通電時に可動部材駆動装置47及び可動部材44は図8(B)に示す状態となる。図8(A)に示す通常状態は、係止部49がコイルばね50の押圧力により前進した状態にあり、可動部材44は前進状態となり、遊技球の可変入賞口200への入賞が阻止される。一方、図8(B)に示す状態は、可動部材ソレノイド48への通電によりプランジャー48aが後退した状態にあり、可動部材44は後退状態となり、回動扉46が開状態のとき、遊技球の可変入賞口200への入賞が可能とされる。
回動扉46の前後方向への回動は、公知の大入賞口駆動装置と同様に構成される回動扉駆動装置51により制御される。回動扉駆動装置51は、図9に示すように、ソレノイド(回動扉ソレノイド)52と、回動扉46に対し入賞球通し孔43を閉じる方向への回動力(閉駆動力)を付与及び解除可能な作動部材53と、作動部材53が回動扉46に対して常時閉駆動力を作用し得るよう作動部材53に対し弾性付勢力を作用するコイルばね(図示せず。)とを備え、回動扉ソレノイド52は、通電時にコイルばねの弾性付勢力に抗して作動部材53を動作させ、作動部材53が回動扉46に対し作用している閉駆動力を消失させる。回動扉ソレノイド52への通電は、遊技制御基板からの制御信号によって制御され、通常の非通電時に回動扉駆動装置51及び回動扉46は図9(A)に示す状態となり、一方、通電時に回動扉駆動装置51及び回動扉46は図9(B)に示す状態となる。
B. 遊技動作
次に、上記のように構成されるパチンコ遊技機の基本的な動作を説明する。
(1) 通常遊技状態
通常遊技状態のとき、遊技者は、発射した遊技球が遊技領域2の左側部分2aを転動落下するようハンドルを操作する。遊技領域2の左側部分2aを転動落下する遊技球は、遊技領域2の下側部分2cへ移行し、あるいはステージ3aを経て、第1始動口6に入賞可能となる。
遊技球が第1始動口6に入賞すると、遊技制御基板は、第1始動口6へ入賞した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として大当たり乱数を含む各種乱数を取得し、大当たり判定処理を行う。大当たり判定処理において上記取得した大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当すると判定された場合、特別図柄表示器10において特別図柄を変動表示するとともに表示画面4において装飾図柄の変動表示及びリーチ演出等の演出を行った後、特別図柄を大当たり図柄で変動停止させるとともに表示画面4に大当たりが発生した旨の表示をし、大当たり遊技状態が発生する。
以下の説明では、大当たりには長当たりと短当たりの2種類の大当たりがあり、長当たりには確変大当たり(例えば15ラウンド確変大当たり)と通常大当たり(例えば15ラウンド通常大当たり)の2種類の長当たりがあり、短当たりには確変大当たり(潜伏確変大当たり)の1種類の短当たりがあり、また、ハズレには小当たりがあるものとして説明する。長当たりの確変大当たりは、大当たり遊技状態のとき、可変入賞口200が所定ラウンド数(例えば15ラウンド)だけ間欠的に開状態となり、各ラウンドにおいて所定個数の遊技球が開状態の可変入賞口200に入賞して多数の賞球の払出しが可能になり、大当たり終了後の遊技状態は、高確率で大当たりが発生し、かつ、高確率で当たりが発生するとともに1回の当たりにおける第2始動口14の開放時間及び開放回数が通常時と比べ増大する確変遊技状態となる大当たりである。また、長当たりの通常大当たりは、大当たり遊技状態のときは確変大当たりと同様、可変入賞口200が所定ラウンド数(例えば15ラウンド)だけ間欠的に開状態となり、多数の賞球の払出しが可能になり、大当たり終了後の遊技状態は、確変大当たりと同様、高確率で当たりが発生するとともに1回の当たりにおける第2始動口14の開放時間及び開放回数が通常時と比べ増大するが、確変大当たりと異なり、低確率で大当たりが発生する時短遊技状態となる大当たりである。また、潜伏確変大当たりは、大当たり中は、可変入賞口200が所定ラウンド数(例えば15ラウンド)だけ間欠的に短時間(例えば0.1秒間)開状態となり、各ラウンドにおいて可変入賞口200への遊技球の入賞が殆ど不可能であるが、大当たり終了後の遊技状態は、高確率で大当たりが発生し、かつ、低確率で当たりが発生するとともに1回の当たりにおける第2始動口14の開放時間及び開放回数が通常時と同じ遊技状態となる大当たりである。また、小当たりは、小当たり中は、潜伏確変大当たりと略同一の開閉パターンで可変入賞口200が所定回数(例えば15回)だけ間欠的に短時間(例えば0.1秒間)開状態となり、各開放時において可変入賞口200への遊技球の入賞が殆ど不可能であり、大当たり終了後の遊技状態は、小当たり発生前と同じく低確率で大当たりが発生するハズレである。
(2) 確変大当たり遊技状態及び通常大当たり遊技状態
確変大当たり遊技状態及び通常大当たり遊技状態のとき、可変入賞口200が所定ラウンド数だけ間欠的に開放状態となる。この可変入賞口200の開閉動作は、例えば、可動部材ソレノイド48への通電及び通電停止と、回動扉ソレノイド52への通電及び通電停止とを同期させることにより行われる。すなわち、可動部材ソレノイド48及び回動扉ソレノイド52への通電を同時に行うことにより、可動部材44は後退して開状態になるとともに回動扉46は前方へ回動して開状態となり、上方から落下してくる遊技球が可動部材44の前方を通過して回動扉46で受け止められ、入賞球通し孔45に入球可能になり、また、可動部材ソレノイド48及び回動扉ソレノイド52への通電を同時に停止することにより、可動部材44は前進して閉状態になるとともに回動扉46は後方へ回動して閉状態となり、上方から落下してくる遊技球は可動部材44で受け止められ、第2始動口14に向かって可動部材44の上面上を流下するようになる。あるいは、可動部材ソレノイド48への通電を継続して可動部材44を開状態に維持した状態の下で、回動扉ソレノイド52への長時間の通電と短時間の通電停止とを交互に繰り返すように制御してもよい。この確変大当たり遊技状態及び通常大当たり遊技状態のとき、遊技者は右打ちを行うようになるため、遊技領域2の左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を通り、遊技領域2の右側部分2bのゲート25付近を経て、下側部分2cへ転動落下してゆき、各ラウンドにおいて、開状態の可変入賞口200に遊技球が入賞可能となり、可変入賞口200に所定個数の遊技球が入賞し、多数の賞球が払い出される。
(3) 潜伏確変大当たり発生時又は小当たり発生時
潜伏確変大当たりが発生したとき、又は小当たりが発生したとき、可変入賞口200が所定ラウンド数及び所定回数だけ間欠的に短時間開放状態となる。この可変入賞口200の開閉動作は、回動扉ソレノイド52への通電を継続して行っている状態の下で、可動部材ソレノイド48への短時間通電と通電停止とを交互に繰り返すことによって行われる。すなわち、潜伏確変大当たり発生時又は小当たり発生時には、回動扉ソレノイド52への継続通電により回動扉46は前方へ回動し開状態に維持されるとともに、可動部材ソレノイド48への間欠的な短時間通電により可動部材44は後退し短時間開状態となる。
このように、潜伏確変大当たり発生時又は小当たり発生時は、回動扉46は開状態に維持され、可動部材44は短時間の開状態を間欠的に繰り返す。このため、可変入賞口200への遊技球の入賞は殆ど不可能であるが、回動扉46は開状態に維持されることから、遊技者はこの開状態の回動扉46により、潜伏確変大当たり及び小当たりのいずれかが発生したことを容易に認識することができる。
(4) 確変遊技状態又は時短遊技状態
確変大当たり終了後の確変遊技状態又は通常大当たり終了後の時短遊技状態のとき、遊技者は右打ちを行い、遊技領域2の左側部分2aに発射された遊技球は、右打ち用球通路5を通り、遊技領域2の右側部分2bを転動落下するようになる。遊技領域2の右側部分2bを転動落下する遊技球の一部は、ゲート15を通過する。
遊技球がゲート15を通過すると、遊技制御基板は、ゲート15を通過した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として当たり乱数を取得し、当たり判定処理を行う。当たり判定処理において上記取得した当たり乱数が所定の当たり乱数値に該当すると判定された場合(確変遊技状態及び時短遊技状態のときの当たり確率は例えば9/10と高確率に設定される。)、普通図柄表示器12において普通図柄を変動表示した後、普通図柄を当たり図柄で変動停止させ、当たり状態を発生させる。
当たり状態のとき、遊技制御基板は、第2始動口14を間欠的に所定時間開放する制御を行う。例えば、1回の開放時間を1.80秒に設定し、3回開放を行う。この確変遊技状態又は時短遊技状態のとき、可変入賞口200は閉状態に維持され、可動部材44は前進状態にある。このため、可変入賞口200の上方から落下してきた遊技球は可動部材44で受け止められ、可動部材44の上面上を第2始動口14に向かって流下する。このため、可動部材44で受け止められた遊技球の大部分は、開状態の第2始動口14へ入賞するようになる。
遊技球が第2始動口14に入賞すると、遊技制御基板は、第2始動口14へ入賞した遊技球の保留個数が4個未満であることを条件として大当たり乱数を含む各種乱数を取得し、大当たり判定処理を行う。大当たり判定処理において上記取得した大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当すると判定された場合、特別図柄表示器10において特別図柄を変動表示するとともに表示画面4において装飾図柄の変動表示及びリーチ演出等の演出を行った後、特別図柄を大当たり図柄で変動停止させるとともに表示画面4に大当たりが発生した旨の表示をし、大当たり遊技状態が発生する。
以上説明したように、第2実施形態に係るパチンコ遊技機は、可動部材44を上端部に有する可変入賞口200を備えるパチンコ遊技機であって、可動部材44は、遊技盤面1aから前方へ突出した前進状態と遊技盤面1aから後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、遊技球を受け止め、下流側の第2始動口(他の入賞口)14へ誘導する球誘導路面として機能し、また、後退状態のとき、可変入賞口200への遊技球の入賞を可能にする開口部として機能する。
第2実施形態によると、可変入賞口200の上端部に設けた可動部材44により、遊技球が受け止められ、下流側の第2始動口(他の入賞口)14へ誘導されるようになるため、第2始動口(他の入賞口)14の高さ位置を可動部材44の高さ位置を基準として設定し、可動部材44の高さ位置に近い高さ位置まで上昇させることが可能になる。このため、縮小化された盤面遊技領域2に対応できるよう、可変入賞口200と第2始動口(他の入賞口)14との配置領域における上下方向の寸法が小さくて済み、しかも、可変入賞口200が閉状態のときに、第2始動口(他の入賞口)14へ遊技球を誘導することが可能になる。
1a 遊技盤面
14 第2始動口(電チュー・他の入賞口)
21 可変入賞口
22 ゲート(他の入賞口)
28 可動部材
44 可動部材
200 可変入賞口(大入賞口)

Claims (1)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域を備える遊技盤と、
    前記遊技領域に配置されて、遊技球が通過可能なゲートと、
    前記遊技領域に配置されて、遊技球が入賞可能な開状態と遊技球が入賞不能な閉状態に動作する電チューと、
    前記遊技領域に配置されて、遊技球が入賞可能な開状態と遊技球が入賞不能な閉状態に動作する大入賞口と、
    を備えて、
    遊技球が前記ゲートを通過すると、当たり抽選を行い、抽選結果が当たりである場合、閉状態から遊技球を入賞可能な開状態に前記電チューを動作させるとともに、
    遊技球が開状態の前記電チューに入賞すると、遊技者に有利な大当たり遊技か否かの大当たり抽選を行って、抽選結果が大当りである場合、閉状態から遊技球を入賞可能な開状態に前記大入賞口を動作させ、さらに、
    前記ゲートの通過時の当たり抽選を、所定の保留個数未満を条件として行い、かつ、前記大入賞口の動作終了後に、一回の当たりにおける前記電チューの開状態の開放時間を通常時と比べて増大させる時短遊技を行い可能なパチンコ遊技機であって、
    前記大入賞口が、
    前記ゲート付近を経て流下する遊技球を入賞可能に、前記遊技領域における前記ゲートの下方に配置されるとともに、
    遊技盤面から前方へ突出した前進状態と遊技盤面から後方へ格納された後退状態の二つの状態をとることができ、前進状態のとき、前記大入賞口への入賞を不能とする閉状態とし、後退状態のとき、前記大入賞口への入賞を可能にする開状態とする可動部材を、上端部に配設させ、
    可動部材が、前進状態のとき、流下してきた遊技球を上面で受け止め、かつ、上面に沿って左右方向の一方側に流下させる球誘導路面を、上面に配設させ、
    前記電チューが、前進状態の前記可動部材の前記球誘導路面で誘導される遊技球を流下させる方向で、かつ、遊技球を入賞可能な位置に、配置され
    前記可動部材の前進と後退との制御が、ソレノイドによって行われる構成とし、前記ソレノイドへの通電時に前記可動部材を後退させ、前記ソレノイドへの非通電時に前記可動部材を前進させる構成としていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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