JPH07178220A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH07178220A
JPH07178220A JP34676393A JP34676393A JPH07178220A JP H07178220 A JPH07178220 A JP H07178220A JP 34676393 A JP34676393 A JP 34676393A JP 34676393 A JP34676393 A JP 34676393A JP H07178220 A JPH07178220 A JP H07178220A
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伸明 水貝
Yasushi Ichikawa
靖 市川
Akitoshi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲーム中における始動入賞条件の発生の適正
化を図る。 【構成】 本体21に、正面凹湾曲状の案内路37が成
形される。本体21の左右両側前面に形成された遊技球
用の受け口36,36の下方に、左右一対の昇降案内体
41,41が配設される。各案内体41は、昇降駆動機
構により本体21の中央に向けて急傾斜を呈する第1の
案内状態と、略水平を呈する第2の案内状態とに変化さ
れる。昇降案内体41の第1案内状態位置では、受け口
36から受入れた遊技球を、遊技盤Pに設置した始動入
賞口3側へ間接的に案内する。また昇降案内体41の第
2案内状態位置では、受け口36から受入れた遊技球
を、前記案内路37を介して始動入賞口3に直接的に案
内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコゲーム中に
発生される始動入賞条件を前提にして、特別遊技を展開
し得るタイプのパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種タイプのパチンコ機にあっては、そ
の設定されたゲーム内容別による型式において、従来よ
り呼称区分されている代表的な機種タイプとして要約す
ると、 (a) 第1種パチンコ機と称されている型式。すなわち
遊技盤において、遊技球用の入賞検出始動手段としての
始動入賞口と、始動入賞条件に基いて図柄を変動して、
設定された所定の確率で図柄組合わせ(俗に大当りとも
いう)を表示し得る図柄可変表示装置と、図柄組合わせ
(大当り)の成立に基いて設定開放パターンを開閉作動し
得ると共に、開放時間、入賞個数、開放継続回数が制限
された大型電動式の入賞装置とが配設されて、図柄組合
わせ入賞開放ゲームを展開し得るタイプ。 (b) 第2種パチンコ機と称されている型式。すなわち
遊技盤において、始動入賞口と、連続作動装置(Vスイ
ッチ)と、そして検出始動入賞条件に基く第1の開放パ
ターンおよび連続作動条件に基く第2の開放パターンで
作動し得ると共に、開閉時間および回数、入賞個数、開
放継続回数が制限された大型電動式の入賞装置とが配設
されて、役物開閉ゲームを展開し得るタイプ。 (c) 第3種パチンコ機と称されている型式。すなわち遊
技盤において、権利発生用手段としての特定入賞口およ
び特別装置(Vスイッチともいう)と、役物開放条件手段
としての始動入賞口と、権利発生中における始動入賞条
件毎に基いて設定開放パターンで開放作動し得ると共
に、開放時間、入賞個数、開放継続回数が制限された大
型電動式の入賞装置とが配設されて、権利発生ゲームを
展開し得るタイプがある。
【0003】そして、前述した型式に区分される何れの
タイプのパチンコ機にあっても、設定された夫々の特別
遊技を含むゲーム内容においては、当該の始動入賞口に
対する遊技球の入賞条件、つまり始動入賞条件が何より
も重要な事項の一つとされている。それだけにこの始動
入賞条件を、所定のゲーム時間単位や特別遊技成立中に
おいて、適正な割合で発生するように設定することが肝
要とされて、特に工夫されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した夫
々の型式のパチンコ機においては、何れのゲーム内容の
ものにあっても、始動入賞条件が、特別遊技の成立性や
継続性を考慮して適正として検討された設定条件にされ
ている。しかし現実において、遊技に供されているパチ
ンコ機での始動入賞条件については、ゲーム中の単位時
間当りで観た場合では、多い、少ないの発生時期の差を
呈することがあり、また遊技釘等の調整によっては、多
い、少ないの発生状態が変化されてしまうことがあり、
これらに起因して特別遊技の成立性や継続性の良否に大
きな差異が生ずる問題がある。また始動入賞条件につい
ては、夫々のゲーム内容においてその実質的な有効分と
して個数や時間等が制限されており、多くの入賞があっ
ても規定条件以上は全て無効とされてしまい、一方少し
の入賞であれば、それだけ特別遊技の成立性等が低くな
る等の不都合がある。このために、ゲーム進行中におけ
る始動入賞条件の適正化が強く望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の課題を解決す
るために新規に提案されたもので、始動入賞条件を利用
して特別遊技を含むゲーム内容を展開し得るタイプのも
のにあって、始動入賞口に対する遊技球の好適な案内を
なして、ゲーム中における始動入賞条件の発生の適正化
を図り、特別遊技の成立性等を適正に維持し得るように
したパチンコ機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため本発明は、機体の正面内部にセッ
トされた遊技盤でのパチンコゲームにおいて、始動入賞
条件毎に基いて入賞開放作動を主体とする特別遊技が出
現可能とされたパチンコ機にあって前記遊技盤におい
て、所定部位に設置された始動入賞口の上方に、遊技球
案内機能を有する遊技部品が設置され、この遊技部品の
左右前側に遊技球用の受け口を成形すると共に、同遊技
部品の下部正面側に各側の受け口から入った遊技球を中
央部に通入案内して最終的に前記始動入賞口に向けて直
接的に転落案内させ得る案内路を成形する一方、前記遊
技部品の左右前側に、前記受け口周囲から入った遊技球
を案内する一組の昇降案内体を配設すると共に、遊技部
品の裏側に電動形式の昇降駆動機構を装備して各側の昇
降案内体に適宜連繋し、この昇降駆動機構の適時駆動に
より各側の昇降案内体が、中央に向けた急傾斜で受入れ
た遊技球を前記始動入賞口側へ間接的に案内させる第1
案内状態位置と、略水平状態で受入れた遊技球を前記案
内路側へ移送させる第2案内状態位置とを含めて昇降変
位されるように設定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】遊技部品の左右前側に配設された昇降案内体
が、昇降駆動機構の駆動により中央に向けた急傾斜を呈
する第1案内状態位置に変位されると、当該案内体上に
受けられた遊技球は、急傾斜を呈する案内体に沿って中
央側へ案内され、該案内体の下流内端から転落する。そ
してこの以降の遊技球は、その周辺の遊技釘等に沿って
始動入賞口側に間接的に案内されて、最終的に始動入賞
口での入賞有無に区分される。また前記昇降案内体が、
昇降駆動機構の駆動により略水平状態を呈する第2案内
状態位置に変位されると、当該案内体上に受けられた遊
技球は、水平状を呈する案内体により案内路に移送され
る。そしてこの以降の遊技球は、始動入賞口に向けて直
接的に転落案内されて、最終的にはその略全球が入賞す
ることになる。
【0008】
【実施例】次に本発明のパチンコ機について、好適な実
施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明
する。なお本実施例では、一般に「第1種パチンコ機」と
も称されている型式、つまり始動入賞条件毎に図柄が変
動停止表示されて、図柄同志の組合わせ(大当りともい
う)を成立時に、大型電動式の入賞装置が設定開放パタ
ーンで作動される特別遊技を出現し得るタイプのパチン
コ機の場合を主に例示する。そしてこのパチンコ機につ
いては、その全体の基本構成が在来のこの種のものと同
様であるために、便宜上これらを省略して遊技盤のみを
示すことにする。
【0009】そこで本実施例のパチンコ機における遊技
盤Pについて、図1,図2,図5および図6を参照して要
約説明する。すなわちこの遊技盤Pでは、略円形状のレ
ール1内の遊技領域2の前側において、縦央やや下部に
配設されてセーフ球をスイッチ4で検出し得る始動入賞
口(単に始動口ともいう)3と、この始動口3の直上方に
設置されて図柄透視並びに遊技球案内をなす後述の遊技
部品Mと、遊技球用の案内車(俗に風車ともいう)5と、
始動口3の直下方に設置された前記大型電動式の入賞装
置6等を備えている。また遊技盤Pの裏側には、各々の
入賞口に入ったセーフ球を排出案内するための球案内部
材11,12,13が配設されていると共に、前記遊技部
品Mの透視窓部の裏側に合わせて、後述のベルト式図柄
可変表示装置Dが装備セットされている。
【0010】なお前記入賞装置6は、一般にアタッカー
式の特別電動役物とも呼ばれているもので、その基本的
な構成として、入賞口7に対設された扉状の開閉板8
が、裏側の電磁ソレノイドおよび関連機構(図示しない)
を利用して設定開放パターンに基いて開閉し得るように
なっている。また、入賞口8裏側内部にセーフ球用のカ
ウントスイッチと、開放作動継続用の特別スイッチ(V
スイッチともいう)(共に図示しない)が組込まれてい
る。そしてこの形態のものにあっては、図示のように、
入賞口7の左右両側に2個ずつの入賞口9,10が成形
されており、その内の2個(図1中の内側2個)の入賞口
9,9は、スイッチを必要に応じて組込んで始動口にも
変更し得るようになっている。図1および図2中の符号
14は、アウト口を示す。
【0011】(遊技部品について)前述した遊技盤Pにお
ける前記遊技部品Mについては、図柄透視部と電光装飾
表示部そして遊技球案内部等を一つに備えて、夫々の構
成部に係る機能・役割を好適に図り得るようにしたもの
である。その基本的な構成として、図3〜図6に示すよ
うに、遊技盤Pに取着セットされる本体21をベースに
して、この本体21の中央内部に開設された横長方形状
の窓22と、該窓22の裏側に沿って取着整合された透
明合成樹脂成形製のレンズ体23とを主体にして図柄透
視部が構成される。また、本体21前側の上部および左
右両側部に配置された各種形状の光拡散用レンズを兼用
するランプカバー27,27と、各々の基盤28,28に
配置されたランプ類(主としてLEDランプ)29,29
とを主体にして電光装飾表示部が構成される。更に、本
体21の左右両側前面に形成された遊技球用の受け口3
6,36と、窓22の下部前側に成形された正面凹湾曲
状の案内路37と、各側の受け口36の下方に配設され
た左右一対の昇降案内体41と、この案内体41に対す
る昇降駆動機構47とを主体にして遊技球案内部が構成
されている。
【0012】そして遊技部品Mにおけるその余の構成と
して、本体21の縦央上端部に入賞口30および通出口
31が成形されており、この裏側にセーフ球用の排出案
内路33を成形したカバー32が取着されている。なお
上部のランプ用基盤28は、このカバー32の内側に取
着セットされている。また窓22の下部中央には、前記
案内路37中央の集合凹路部37bの上方に臨む遊技球
緩衝案内用の箱部34が前向きに突設され、この箱部3
4の裏側内に、始動入賞条件の有効分を表示する保留ラ
ンプ類35(主としてLEDランプ)が配置されている。
一方前記レンズ体23では、その主体となる突レンズ部
24の表面に、表示補助手段としての図柄用の透視窓枠
25や入賞ライン26等が形成され、また裏面には、他
列の図柄の透視を防ぐための条壁部24aが形成されて
いる。なお、これらの表示補助手段は、予じめ極薄フィ
ルムに印刷されたものとして、レンズ体23のインモー
ルド成形時に熱圧接着される例とする。
【0013】また、遊技部品Mにおける前述の遊技球案
内部において、夫々の受け口36は、各側下段のランプ
カバー27と、昇降案内体41との間に形成されて遊技
面に臨んでいる。これに対して案内路37は、左右の側
端から中央に向けて下り勾配の傾斜路部37aと、中央
の集合凹路部37bとが一連に成形されており、そして
各傾斜路部37aの上端内部に遊技球用の規制段部38
が成形され、集合凹路部37bの中心部に前記始動口3
の直上方に臨む転落案内口39が成形されている。また
左右の昇降案内体41は、内側を開口した略三角状の筐
枠形に成形されて、少なくともその前板部がランプレン
ズとされたものが例示され、本体21に対してはその外
端部が支軸42で支持され、内端部が重り44付きのピ
ン43と案内長孔45により案内保持されており、そし
て上端の球受け面46が、遊技球を本体21の奥向き側
に移送させるに適した下り勾配に成形されている(図1
0参照)。
【0014】一方、夫々の昇降案内体41に係る前記昇
降駆動機構47では、本体21裏側に設置された駆動モ
ータ48と、該モータ48の回転軸49に固着されて円
孔40を通して案内体41内に位置するカム50とが主
体とされ、このカム50の外周が案内体41の一部(図
では突座41aを示す)に転接し得るようになってい
る。そして、カム50の回転により昇降傾動される案内
体41が、その球受け面46を前記案内路37の傾斜路
部37aより下位にして本体21の中央に向けて急傾斜
を呈する第1の案内状態(図3参照)と、球受け面46を
傾斜路部37aより上位にして略水平を呈する第2の案
内状態とに変化される(図8,図10参照)。但し、この
第2の案内状態において、球受け面46は、前記規制段
部38より低い位置になるよう設定されている(図8,図
10参照)。
【0015】そして夫々の昇降駆動機構47において
は、当該の昇降案内体41の位置確認用の検出手段51
が付設されている。この検出手段51では、磁気検出タ
イプのものが例とされ、モータ48の回転軸49に固着
された回転盤52の磁石53と、本体21裏側に取着さ
れた検出基盤54の磁気センサ55とが主体とされてお
り、回転盤52の1回転毎に両者53,55が対向位置
した時点で、昇降案内体41の位置を確認検出し得るよ
うになっている。但し、この検出手段51では、便宜上
昇降案内体41の第1の案内状態(下降端位置)を基準位
置として、その検出条件が設定された例を示す。これに
関連して、回転盤52とカム50とについては図7およ
び図11に例示するように、互いの角筒部52aと角孔
部50aとを嵌合して、磁石53とカム50の頂部とを
所要角度(図示90度)に変位した条件例にして、両者5
2,50が予じめ位置決め結合された形態とされてい
る。
【0016】前述のように構成された双方の昇降駆動機
構47に係る駆動態様例については、夫々のモータ48
がパチンコ機の裏側等に装備セットされる電子的な制御
回路装置(図示しない)に接続制御されるもとで、パチン
コ機に対する通電時、始動入賞時、入賞装置6の作動
時、図柄変動・停止時(例えば大当り時)等の所要とする
時点において、好ましい時間的条件で通電駆動されるよ
うに設定される。そして双方のモータ48は、図3中の
左側が反時計方向、右側が時計方向に回転駆動されるこ
とを基本例として、同一または別異の位相タイミングで
同時回転、時間差回転が可能に設定される。なお駆動モ
ータ48は、パルスモータ(ステッピングモータ)を使用
して、パルス駆動制御条件により昇降案内体41を第
1,第2の案内位置に停止保持させ得るようにしてもよ
い。
【0017】なお、前述した遊技球案内部では、双方の
昇降案内体41に電光装飾表示用手段が付設されてお
り、その具体例として図7および図8に示すように、本
体21の両端部前側に取着されたランプ用基盤56のラ
ンプ類(主としてLEDランプ)57が、当該案内体41
の内側から発光照射し得るようになっている。ちなみに
ランプ用基盤56は、案内体41内の前側に位置して後
側に位置した前記昇降駆動機構47のカム50と干渉し
ないようになっている(図9および図10参照)。
【0018】(図柄可変表示装置について)この図柄可変
表示装置(単に図柄装置ともいう)Dは、前記遊技盤P裏
側に装着セットされる後述の収容箱体77内の収容単位
で実施されるベルト形態のものであって、その全体の構
成概要として図5および図6に示すように、実体表示部
として独自の図柄変動表示機能を有する複数基(図示3
列)のベルト式図柄表示ユニットUと、夫々の図柄表示
ユニットUに係る始動停止制御および図柄検出判定処理
制御等を含む所要の入出力制御を図る電子的な制御回路
装置Eとを主体とし、前記始動入賞条件毎に対して制御
回路装置Eから発生される制御出力および指令等に基い
て、各列の図柄表示ユニットUの図柄ベルトBが設定変
動時間条件で回転して停止し、前記遊技部品Mのレンズ
体23の各透視窓枠25内毎において、複数(3個)の図
柄を各入賞ライン6上に表示するようになっている。
【0019】このような図柄装置Dにおける各列の図柄
表示ユニットUは、共に同一形態のものであって、その
基本的構成として図5,図6および図12に示すよう
に、各ユニットUの支持板兼駆動基盤とされて収容箱体
77内に位置決め保持されるセット板61と、このセッ
ト板61の下部に設置された駆動モータ(ステッピング
モータ)63と、該モータ63の回転部材64に連結さ
れた大型の主プーリ65と、この主プーリ65に対する
設定軸心間位置の支軸67に支持された小径の従プーリ
66と、張力調整用の案内プーリ70を有する調整具6
8と、無端状態にして各プーリ65,66,70の外周間
に展張掛装された後述の情報マーク化式の図柄ベルトB
と、該ベルトBの移動過程で各図柄の位置検出を図る光
学的な検出手段72と、図柄ベルトBの前側部分におけ
る図柄を内側から照明する照明具73等を有し、各列の
ユニットUが、当該のセット板61単位で軽量小型にし
て簡単に構成・製作されるようになっている。
【0020】そして各列の図柄表示ユニットUは、当該
のセット板61と、各端にねじ孔およびねじ軸を有する
スペーサ杆兼用の連結杆81、ビス・ナット等を利用し
て互いに同一向きの起立状態にして各列毎に順序組付け
セットされて、図柄装置Dの1組の実体表示部とされ
る。そうしてこの実体表示部は、収容箱体77内に各列
におけるセット板61を位置決め係止して収容されるこ
とにより、1つの収容箱体77単位で1基ずつ取扱い得
ると共に、遊技盤Pの裏側に装備セットされる。このセ
ット状態において、各列の図柄ベルトBの前張り側部分
が、前記遊技部品Mのレンズ体23の裏面に臨んで図柄
を表示し得るようになっている。また各々のセット板6
1の接続具62が、当該の配線hを介して制御回路装置
Eの入出力制御部側に接続できるようになっている(図
5,図6参照)。
【0021】また前記収容箱体77については、図5お
よび図6に示すように、前記遊技部品Mの本体21裏側
に位置決め用のボス21aおよび孔77aを介して組付
け整合されて遊技盤P裏面にビス止めされる前箱77A
と、この前箱77Aの開口後面に整合してビス着される
後箱77Bとの組立て式のものが例とされている。そし
て前箱77Aには、前記レンズ体23の後側を収容し得
る窓口78が開口され、後箱77Bには各列のセット板
61の接続具62に対する口79等が開口されており、
双方77A,77Bの内側各部に各列のセット板61を
差込み保持する位置決め用の係止条部80,80が形成
されている。なお図示しないが、前箱77Aの前側上部
に前記カバー32の排出案内路33と、図2中左側の球
案内部材11とを連絡する連絡樋が成形されている。
【0022】前述した各列の図柄表示ユニットUにおい
て、前記セット板61は、所定長方形サイズのプリント
回路基盤タイプのもので、その片側面に区分構成された
モータ用、検出用、照明用の各回路(図示しない)の終端
が、セット板61の後縁に取着された接続具62に接続
されている。また主プーリ65および従プーリ66は、
外周両端に振止め用フランジを有する合成樹脂製のもの
で、必要に応じて外周に滑止め加工が施こされる。そし
て前記調整具68では、セット板61に軸支されてばね
71で付勢された可動アーム69に、合成樹脂製の案内
プーリ70が軸支されており、このプーリ70が図柄ベ
ルトBを内側から適宜圧接して、図5に示すような適正
な伸張状態に保持したまま案内し得るようになってい
る。なお図柄ベルトBは、調整具68の非案内位置への
変位を利用して手早く容易に掛装し得る。
【0023】そして前記検出手段72では、後述の図柄
ベルトBの基準マークm1を検出基準にして各位置の図
柄マークm2を1つずつ検出するもので、前記入賞ライ
ン位置を考慮して設定された検出位置(図5中の下部)に
2個の光センサ72aが所定検出間隔で設置されて、セ
ット板61の検出用回路に接続されている。そして検出
例として、光透過式の両センサ72a,72aが、各々
のマークm1,m2に対する光反射状態では有検出(コード
信号「1」)、各図柄d1,d2に対する光透過状態では無検
出(コード信号「0」)にして、光信号を電気信号に変換処
理されるように設定されている。また前記照明具73で
は、セット板61の照明用回路部位に固定接続されたラ
ンプ用基盤74のランプ75が、セット板61の中央前
側に掛止されたランプ用カバー76内に前向き収容され
て、ランプ75の点灯、点滅時に複数コマ分の図柄を内
側から照明し得るようになっている。
【0024】一方前記図柄ベルトBは、基本例として抗
張力の高く伸縮変化の小さい2枚の極薄透明フィルム状
母材に対する印刷、蒸着、ラミネート、裁断を含む加工
方式により作製された所定サイズの図柄表示帯bの両端
を、ウェルダー接着して1本の無端ベルトにされたもの
である。そしてこの図柄表示帯bについては、その具体
的種別例の一つとして、図13に示すように、当り用、
外れ用を含む大小の図柄(便宜上アルファベット文字を
略示する)d1,d2が、種類別、表示コマ数(便宜上図柄
番号としてカウンタ値「0」〜「20」の21コマ)、一定
の配置間隔(図柄中心間隔)に設定して所定順序で各色の
インクを以って印刷配置されている。この図柄条件にあ
って、1つの基準位置と、全ての図柄の1コマ毎の所定
位置とにおける位置検出用媒体として、前記検出手段7
2で検出される基準マークm1と、図柄マークm2とが蒸
着材を以って形成配置されている。
【0025】そして前述した全ての図柄d1,d2は、検
出手段72のセンサ感度(光透過性)の高い性状の各色の
インク剤で形成されて、大きい当り用、小さい外れ用の
各図柄が設定パルス数単位に合わせた中心間隔で配置さ
れている。また全てのマークm1,m2は、センサ感度の
最も低く好適な光反射面(銀色等の光遮閉面)を呈するア
ルミニウムやクロム等の蒸着材で形成されており、基準
マークm1は、1つの基準図柄(例えば「A」)の中心位置
において、検出手段72の検出性能等に適した大きな検
出サイズとされ、全ての図柄マークm2は、各図柄の中
心位置に所定パルス変位量分に対する小さな検出サイズ
で配置されている。なお、図柄表示帯bに表記された数
字「0〜20」は、プログラム処理制御において全ての図
柄の位置や種別を表わす図柄番号として便宜上定めたカ
ウンタ値を意味し、基準マークm1の検出位置を基準値
「0」として最終値「20」までカウントされ、再び「0」に
リセットされる。
【0026】このような蒸着マーク付きの図柄表示帯b
による図柄ベルトBでは、夫々のマークm1,m2が全て
の図柄d1,d2に制約されず所要位置に形成配置し得、
特に図柄の一部分に重合するようなことがあっても、そ
の光透過条件(光反射状態)を維持したまま適正に検出さ
れる。そして必要とする図柄(例えば当り用図柄)をマー
ク位置に制約されずに幅方向に大きく形成したものとし
得、グレードの高い情報マーク化式図柄表示材として好
適に使用できる。また全ての図柄d1,d2、マークm1,
2が母材の外面からはっきり視認できるので、夫々の
印刷または蒸着の具合いやモジュール(位置,間隔等)の
良否等について、特別な検出判定機器を一切不要として
取扱者の視覚を通じて正確に点検確認できる。しかも図
柄およびマークは、2枚の母材の接合面に位置して被覆
保護されているので、図柄表示帯bおよび図柄ベルトB
の取扱い、使用中に、これらの剥離や欠落が回避され
る。
【0027】そして、前述した情報マーク化式の図柄ベ
ルトBを使用した基本的な図柄変動検出停止態様例とし
ては、ベルトの連続移動過程で全てのマークが検出され
て、前記制御回路装置E側で判読処理される前提にあっ
て、検出手段72が基準マークm1を基準検出した時点
から各位置の図柄マークm2を検出する毎に、対応設定
された図番カウンタ値が1つずつ判読されることにな
り、検出終了時から所定時間(設定パルス時間)後に、当
該列の駆動モータ63および図柄ベルトBが停止され
て、図番カウンタ値に対応する図柄を入賞ライン上に停
止させる。従って、このようなマーク直接検出による図
柄停止表示例によれば、ベルトの移動中に万一ずれ(滑
り)等が生じたとしても、図柄1コマ分毎の変位量の誤
差に何ら影響されず、所定図柄マークm2の有検出時点
で、これに対応する図柄を正確に停止表示させることが
できる。
【0028】
【実施例の作用】前述のように構成された遊技盤Pをセ
ットした本実施例のパチンコ機では、在来のものと同様
にその実施状態において、遊技操作に基く球送り作動と
打球発射作動との協動により、パチンコ球(遊技球)が1
球ずつ発射位置に送込まれて遊技領域2内に打出され、
図1中の夫々の入賞口3,7,9,10に入るセーフ球
と、アウト口14に入るアウト球とに区分されるパチン
コゲームを行なうことができる。そして夫々のセーフ球
に対しては、1球ずつの検出処理条件に基いて設定個数
の賞品球が払出されて、遊技者側(球受け皿側)へ排出さ
れる。このようなパチンコゲームにあって、図柄可変表
示装置Dの図柄変動停止並びに入賞装置6の開放作動と
を含む特別遊技については、始動入賞口3への遊技球の
入賞検出毎を条件にして行なわれると共に成立されるこ
とになる。
【0029】本実施例のパチンコ機は、前述した特別遊
技に係る始動入賞条件を考慮して、遊技盤Pにおける遊
技部品Mにおいて図柄を表示し得る一方で、始動入賞口
3に対する遊技球の好適な通入案内を図り得るようにし
たものであり、以下始動入賞態様を主にして詳細に説明
する。
【0030】すなわち、遊技盤Pでのパチンコゲーム中
において、遊技領域2内を遊技釘等に沿って自然落下す
る遊技球は、遊技部品Mの遊技球案内部における左右の
昇降案内体41,41の外端部上(支点部上)に直接落下
したり、あるいは各側の受け口36,36から入って案
内体の中央部上に落下することがある。このもとで遊技
部品Mでは、双方の昇降駆動機構47の駆動モータ48
が、予じめ設定された通電駆動条件(例えばパチンコ機
の通電時点)に従って駆動されている状態例において、
夫々のカム50の回転に伴い、左右の昇降案内体41が
第1,第2の案内状態位置を含めて継続的に昇降傾動変
位され、夫々の状態位置に応じて遊技球を始動入賞口3
に向けて案内区分することになる。
【0031】そこで遊技球の案内態様として、先ず双方
の昇降案内体41が図3に示す第1の案内状態位置(下
降端位置)で遊技球を受けた場合を観ると、始動口3へ
の間接的な案内を呈することになる。すなわち、当該案
内体41上に受けられた遊技球は、遊技部品Mの本体2
1前面に当接したまま急傾斜を呈する球受け面46に沿
って中央側へ案内され、案内体41の下流内端から転落
した以降は、案内車5に一旦落下して同車のフリー回転
条件等によって外向き側と内向き側の何れかに振分け的
に案内されて落下する。そして内側に案内された遊技球
が、その多くの場合において、周辺の遊技釘(図示しな
い)等に沿って始動口3側に案内されて、最終的に始動
口3での入賞有無に区分されることになる。従って、こ
のような間接的案内状態では、始動口3への入球条件が
比較的に困難で少なく維持される。
【0032】一方、両昇降案内体41が、図8に示す第
2の案内状態位置(上昇端位置)で遊技球を受けた場合を
観ると、始動口3への直接的な案内を呈することにな
る。すなわち、当該案内体41上に受けられた遊技球
は、その殆どの場合において、水平状を呈する球受け面
46の奥向き勾配に沿って遊技部品Mの案内路37の傾
斜路部37a側へ速やかに移送される(図10参照)。そ
してこの以降の遊技球は、傾斜路部37aから中央の集
合凹路部37bへ案内された後、転落案内口39からそ
のまま前面真下の始動口3に向けて転落案内されて、最
終的にはその略全球が入賞することになる。従ってこの
ような直接的案内状態では、始動口3への入球条件が極
めて容易で多く維持される。
【0033】なお、前述した遊技部品Mにおける遊技球
案内状態にあっては、双方の昇降案内体41が連続的に
昇降傾動変化しているもとで、第1の案内状態位置時点
で受けられた遊技球が、案内路37側へ送込まれて直接
案内されることもあり得、また第2の案内状態位置時点
で受けられた遊技球が、案内路37に送込まれないまま
本体21の前面側に転落して間接案内されることもあり
得る。そして何れの案内状態にあっても、窓22側に跳
上った遊技球は、窓22の下部板の勾配により本体21
の前面側に落下される。また、昇降案内体41の第2案
内状態位置で案内路37側へ送込まれた遊技球は、規制
段部38により好適に侵入規制されて、本体21内部で
の停留が防止されるようになっている(図6,図10参
照)。
【0034】このように本実施例のパチンコ機では、特
別遊技を呈し得る遊技盤Pにおいて、始動入賞口3に向
けた遊技球の間接案内と直接案内とを好適に図り得るこ
とにより、遊技球の通入条件を、比較的に困難で少ない
状態と、容易で多い状態とに交互的に変化させて、特別
遊技に係る始動入賞条件の発生率を適正な時間差を以っ
て高低変化させることができ、これに基いてゲーム全体
から見て好適とされる単位時間当りの平均的な発生率を
維持することができるものである。また遊技部品M自体
については、始動入賞条件の適正化維持を図るための好
適な遊技用具として実施することができる。なお前述し
た始動入賞条件は、始動口3に入ったセーフ球がスイッ
チ4で検出されて、前記図柄装置Dに係る制御回路装置
Eに入力された時点で有効とされ、その有効分が遊技部
品Mの保留ランプ35で表示される。
【0035】そして本実施例のパチンコ機では、前述の
ように適正に発生される始動入賞条件毎に基いて特別遊
技が出現可能とされる。すなわち、前記制御回路装置E
から始動入賞条件毎に発信される図柄変動指令(データ)
に基いて、前記図柄装置Dの図柄表示ユニットUが設定
列順序で作動されることになり、駆動モータ63のパル
ス制御駆動および図柄ベルトBの連続移動により図柄d
1,d2が変動表示される。その後、基準マークm1、図柄
マークm2の直接検出停止例に基いて、モータ63およ
びベルトBが順次停止されることにより、夫々の図柄d
1,d2が遊技部品Mにおける各列の透視窓枠25内で入
賞ライン26上に固定表示される。そして、この図柄同
志の表示結果が、設定組合わせ条件の場合に「大当り」が
成立され、この「大当り」成立に対して入賞装置6が設定
開放パターンに基いて開放作動されて、特別遊技が展開
される。
【0036】従って本実施例のパチンコ機にあっては、
前述したように、パチンコゲーム中において始動入賞条
件の適正化を図って好適な発生率を維持し得るもとで、
所定時間当りにおける図柄変動の回数の適正化並びに時
間差間隔の有効化を図ることができ、これに基いて設定
確率による図柄組合わせ(大当り)を無理なく成立させ得
ると共に、入賞装置6の開放作動を奏することが可能と
され、始動入賞口3への遊技球案内を基本とした特別遊
技を含むパチンコゲームを好適に展開することができる
ものである。
【0037】
【変更例】本発明の対象とするパチンコ機は、パチンコ
ゲーム中における始動入賞条件の適正化維持を図るよう
にしたものであり、これを具体化する始動口への遊技球
案内に係る技術例については、前述の実施例以外の他案
も好適に推奨される。すなわち、 (a) 図14に例示するように、遊技部品Mの本体21
の左右前側に配設された夫々の昇降案内体41に対し
て、遊技盤の裏側に適宜設置されるモータ形式の昇降駆
動機構47を直接的に連繋する。そして各側の案内体4
1の重り兼用の転子82と、モータ83で回転されるカ
ム84との転接条件にあって、同カム84の1回転毎に
谷部84aおよび山部84bを利用して案内体41を第
1,第2の案内状態位置に2回ずつ昇降変位させる形
態。 (b) 図15〜図17に例示するように、図柄透視兼用
の遊技部品Mが小型化された前提例において、本体21
の左右前側に配設された一組の昇降案内体41に対し
て、本体21裏側に適宜設置された1基のソレノイド形
式の昇降駆動機構86を併用的に連繋する。そして双方
の案内体41の連繋ピン85と、電磁ソレノイド87の
ロッド88に連結されたアーム89各端の連繋部90と
の連繋条件にあって、ソレノイド87の1回毎の消磁、
励磁制御により双方の案内体41を第1,第2の案内状
態位置に昇降変位させる形態。なおこの形態例におい
て、前述の実施例と同等部分には、同一符号を付してそ
の説明を援用する。 (c) 前記(b)項の形態例の応用例として、図18に例
示するように、各側の昇降案内体41の連繋ピン85
と、遊技盤の裏側に適宜設置される各側の昇降駆動機構
86における電磁ソレノイド87のロッド88に連結し
た連繋具91との連繋条件にあって、各機構86毎の作
動により案内体41を昇降変位させる形態。 (d) 前記遊技球用の案内路37を台形状とし、遊技部
品Mの本体21の左右前側に配設された夫々の昇降案内
体41の上昇端で、遊技球を案内路37へ移送して始動
口3への直接的な案内を行ない、下降端で、遊技球を案
内路37へ移送することなく始動口3への間接的な案内
を行なう形態等である。
【0038】そして、前記実施例およびこれら応用例で
提示した遊技球案内技術については、何れの形態にあっ
ても、始動入賞口およびこれに代用される通過口または
特定の入賞口を具備して、入賞装置の入賞開放作動を主
体とする特別遊技が出現可能とされる他型種のパチンコ
機に好適に実施可能であり、また遊技球案内用部品とし
ても使用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ機によれば、特別遊技を呈し得る遊技盤において、始
動入賞口に向けた遊技球の間接案内と直接案内とを好適
に図り得ることにより、遊技球の通入条件を、比較的に
困難で少ない状態と、容易で多い状態とに交互的に変化
させて、特別遊技に係る始動入賞条件の発生率を適正な
時間差を以って高低変化させることができる。従って、
これに基いてゲーム全体から見て好適とされる単位時間
当りの平均的な発生率を維持することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパチンコ機の主体となる遊技盤を略
示する正面図である。
【図2】 本発明のパチンコ機の主体となる遊技盤を略
示する背面図である。
【図3】 遊技盤に設置される遊技部品を一部破断して
示す正面図である。
【図4】 遊技盤に設置される遊技部品を示す背面図で
ある。
【図5】 遊技部品および図柄可変表示装置の設置状態
を示す側断面図である。
【図6】 遊技部品および図柄可変表示装置の設置状態
を示す平断面図である。
【図7】 遊技部品における遊技球案内部の主要部を分
解して示す斜視図である。
【図8】 遊技球案内部を第2案内状態位置で一部破断
して示す正面図である。
【図9】 遊技球案内部を第2案内状態位置で示す平断
面図である。
【図10】 遊技球案内部を第2案内状態位置で示す側
断面図である。
【図11】 遊技球案内部を第2案内状態位置で示す背
面図である。
【図12】 図柄可変表示装置の実体表示部である図柄
表示ユニットを分解して示す斜視図である。
【図13】 図柄ベルトの基材である図柄表示帯を示す
説明図である。
【図14】 遊技球案内部の応用変更例を略示する説明
図である。
【図15】 別タイプの遊技部品における遊技球案内部
を一部破断して示す正面図である。
【図16】 同上遊技球案内部の主要部を示す平断面図
である。
【図17】 同上遊技球案内部の主要部を示す側断面図
である。
【図18】 遊技球案内部の応用変更例を略示する説明
図である。
【符号の説明】
3 始動入賞口,21 本体,36 受け口,37 案
内路 37a 傾斜路部,37b 集合凹路部,39 転落案
内口 41 昇降案内体,46 球受け面,47 昇降駆動機
構,48 駆動モータ 50 カム,86 昇降駆動機構,87 電磁ソレノイ
ド,89 アーム P 遊技盤,M 遊技部品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の正面内部にセットされた遊技盤
    (P)でのパチンコゲームにおいて、始動入賞条件毎に基
    いて入賞開放作動を主体とする特別遊技が出現可能とさ
    れたパチンコ機にあって前記遊技盤(P)において、所定
    部位に設置された始動入賞口(3)の上方に、遊技球案内
    機能を有する遊技部品(M)が設置され、この遊技部品(M)
    の左右前側に遊技球用の受け口(36,36)を成形すると共
    に、同遊技部品(M)の下部正面側に各側の受け口(36)か
    ら入った遊技球を中央部に通入案内して最終的に前記始
    動入賞口(3)に向けて直接的に転落案内させ得る案内路
    (37)を成形する一方、 前記遊技部品(M)の左右前側に、前記受け口(36)周囲か
    ら入った遊技球を案内する一組の昇降案内体(41,41)を
    配設すると共に、遊技部品(M)の裏側に電動形式の昇降
    駆動機構(47,86)を装備して各側の昇降案内体(41,41)に
    適宜連繋し、 この昇降駆動機構(47,86)の適時駆動により各側の昇降
    案内体(41,41)が、中央に向けた急傾斜で受入れた遊技
    球を前記始動入賞口(3)側へ間接的に案内させる第1案
    内状態位置と、略水平状態で受入れた遊技球を前記案内
    路(37)側へ移送させる第2案内状態位置とを含めて昇降
    変位されるように設定したことを特徴とするパチンコ
    機。
  2. 【請求項2】 前記遊技部品(M)における案内路(37)
    は、前記左右の受け口(36)と連絡し得る位置から成形さ
    れた傾斜路部(37a,37a)と、中央下部に成形された集合
    凹路部(37b)とを一連に連通し、集合凹路部(37b)の中央
    に前記始動入賞口(3)の直上方に臨む転落案内口(39)を
    形成した請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記遊技部品(M)における左右の昇降案
    内体(41,41)は、前記各側の受け口(36,36)の下部前側に
    おいて、その外端部側が軸支持されて前記第1,第2の
    案内状態位置を含めて昇降傾動自在に配設されており、
    その上面には遊技球を本体(21)の奥向き側に移送案内し
    得る勾配の球受け面(46,46)を形成した請求項1または
    2記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記遊技部品(M)における昇降駆動機構
    (47)は、設定時点および条件で通電制御駆動される駆動
    モータ(48)と、該モータ(48)で回転される適宜伝達部材
    (50)とを有し、この伝達部材(50)の一部を前記各側の昇
    降案内体(41)に適宜連繋した請求項1〜3の何れかに記
    載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記遊技部品(M)における昇降駆動機構
    (86)は、設定時点および条件で通電制御駆動される電磁
    ソレノイド(87)と、該ソレノイド(87)で作動される適宜
    伝達部材(89)とを有し、この伝達部材(89)の一部を前記
    各側の昇降案内体(41)に適宜連繋した請求項1〜3の何
    れかに記載のパチンコ機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003260207A (ja) * 2002-03-11 2003-09-16 Aruze Corp 遊技機、制御プログラム及びサーバ
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