JP2727151B2 - 遊技用ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルト - Google Patents
遊技用ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルトInfo
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- JP2727151B2 JP2727151B2 JP5191966A JP19196693A JP2727151B2 JP 2727151 B2 JP2727151 B2 JP 2727151B2 JP 5191966 A JP5191966 A JP 5191966A JP 19196693 A JP19196693 A JP 19196693A JP 2727151 B2 JP2727151 B2 JP 2727151B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技用ベルト式図柄
可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルトに
関し、更に詳しくは、図柄変動組合わせゲームを展開し
得る図柄組合わせ式遊技機に実施されて、特別遊技条件
や入賞成立条件に係る所定の図柄組合わせを成立表示し
得る機械的表示態様のベルト式図柄可変表示装置に使用
可能な情報マーク化式の図柄表示ベルトに関するもので
ある。
可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルトに
関し、更に詳しくは、図柄変動組合わせゲームを展開し
得る図柄組合わせ式遊技機に実施されて、特別遊技条件
や入賞成立条件に係る所定の図柄組合わせを成立表示し
得る機械的表示態様のベルト式図柄可変表示装置に使用
可能な情報マーク化式の図柄表示ベルトに関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】図柄組合わせ式遊技機の代表例として、従
来から知られている図柄付きパチンコ機(第1種タイプ)
やスロットマシンにおいては、図柄変動ゲームを展開し
て所定の図柄組合わせを表示することのできる機械的表
示態様の図柄可変表示装置として、専ら図柄ドラム形式
のものが一般化されて広く実施されている。そしてこの
ドラム形式の表示装置では、パチンコ機用の小型のもの
とスロットマシン用の大型のものとに大別されるもの
の、互いに共通な基本的構成としては、ステッピングモ
ータおよび駆動制御回路等を含む回転駆動制御機構と、
外周に各種多数の図柄を配置した回転式の図柄ドラム
と、このドラムにおける基準位置に付設されて図柄の停
止表示用位置決め基準とされる1つの基準マーク(イン
デックス)および光学的センサによる位置決め検出手段
とを含めて、1基毎の図柄表示ユニットに構成される。
そしてこの図柄表示ユニットが、複数基を組単位として
1つのユニット表示装置とされている。
来から知られている図柄付きパチンコ機(第1種タイプ)
やスロットマシンにおいては、図柄変動ゲームを展開し
て所定の図柄組合わせを表示することのできる機械的表
示態様の図柄可変表示装置として、専ら図柄ドラム形式
のものが一般化されて広く実施されている。そしてこの
ドラム形式の表示装置では、パチンコ機用の小型のもの
とスロットマシン用の大型のものとに大別されるもの
の、互いに共通な基本的構成としては、ステッピングモ
ータおよび駆動制御回路等を含む回転駆動制御機構と、
外周に各種多数の図柄を配置した回転式の図柄ドラム
と、このドラムにおける基準位置に付設されて図柄の停
止表示用位置決め基準とされる1つの基準マーク(イン
デックス)および光学的センサによる位置決め検出手段
とを含めて、1基毎の図柄表示ユニットに構成される。
そしてこの図柄表示ユニットが、複数基を組単位として
1つのユニット表示装置とされている。
【0003】このようなドラム式図柄可変表示装置にあ
っては、パルス出力制御に基いて連続回転・停止される
モータに図柄ドラムが直結回転される形式であることに
より、モータのパルス出力数に対するステップ角(変位
角)と、図柄ドラムの図柄1コマ用の回転変位量との割
出し設定等を含めて、設計・製作が比較的容易である。
しかし、全ての図柄の形成配置面がドラム自体の外周長
に制限されているため、図柄の種類、コマ数を多くし、
また1コマ分ずつの図柄を大きくしようとすれば、必然
的に図柄ドラムが大径化して大型のモータが必要とな
り、表示装置全体が大型でコスト高になって好適に実施
し得ない問題を伴う。このため現実には夫々の遊技機に
適合することの条件において、回転図柄ドラムのサイズ
(直径)、図柄のコマ数等が制限されて製作・実施されて
おり、これに関連して図柄組合わせゲームの表示内容の
多様化に充分応えることができない状況にある。
っては、パルス出力制御に基いて連続回転・停止される
モータに図柄ドラムが直結回転される形式であることに
より、モータのパルス出力数に対するステップ角(変位
角)と、図柄ドラムの図柄1コマ用の回転変位量との割
出し設定等を含めて、設計・製作が比較的容易である。
しかし、全ての図柄の形成配置面がドラム自体の外周長
に制限されているため、図柄の種類、コマ数を多くし、
また1コマ分ずつの図柄を大きくしようとすれば、必然
的に図柄ドラムが大径化して大型のモータが必要とな
り、表示装置全体が大型でコスト高になって好適に実施
し得ない問題を伴う。このため現実には夫々の遊技機に
適合することの条件において、回転図柄ドラムのサイズ
(直径)、図柄のコマ数等が制限されて製作・実施されて
おり、これに関連して図柄組合わせゲームの表示内容の
多様化に充分応えることができない状況にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況にあっ
て、前述した従来のドラム式図柄可変表示装置に内在す
る問題を解決し得る別タイプの1つとして、近年では回
転式の図柄ベルトを使用したベルト式図柄可変表示装置
が新たに見出されつつある。このベルト式表示装置によ
れば、ドラム式表示装置と対比した場合、各列の図柄表
示ユニット毎において、前後方向(奥行き方向)のサイズ
をかなり小さくした上で、図柄ベルトの全周長の長尺化
を図り得るので、多くの図柄種類、コマ数、大きな図柄
が採用可能となり、ドラム式表示装置の場合と基本的に
同様な設計・図柄変動制御態様に基いて、好適に実施し
得ることが期待される。しかしながらこのようなベルト
式表示装置に関しては、多くの出願がなされているもの
の、具体的なものとして現在に至り未だ実施されておら
ず、夫々の出願で見られるような技術思想内容の提案に
止まっている現状にある。それだけに当業者間において
は、製作容易で多様な図柄組合わせゲームを展開し得、
好適に実施できるベルト式図柄可変表示装置の出現が強
く望まれている。
て、前述した従来のドラム式図柄可変表示装置に内在す
る問題を解決し得る別タイプの1つとして、近年では回
転式の図柄ベルトを使用したベルト式図柄可変表示装置
が新たに見出されつつある。このベルト式表示装置によ
れば、ドラム式表示装置と対比した場合、各列の図柄表
示ユニット毎において、前後方向(奥行き方向)のサイズ
をかなり小さくした上で、図柄ベルトの全周長の長尺化
を図り得るので、多くの図柄種類、コマ数、大きな図柄
が採用可能となり、ドラム式表示装置の場合と基本的に
同様な設計・図柄変動制御態様に基いて、好適に実施し
得ることが期待される。しかしながらこのようなベルト
式表示装置に関しては、多くの出願がなされているもの
の、具体的なものとして現在に至り未だ実施されておら
ず、夫々の出願で見られるような技術思想内容の提案に
止まっている現状にある。それだけに当業者間において
は、製作容易で多様な図柄組合わせゲームを展開し得、
好適に実施できるベルト式図柄可変表示装置の出現が強
く望まれている。
【0005】ところでこのようなベルト式表示装置にあ
っては、最も好適に実施できるための技術的課題の一つ
として図柄ベルト自体の構成、ひいては各図柄の正確な
検出停止表示が重要となる。例えば各列の図柄ベルトの
基準位置(基準図柄)に1つの基準マーク(インデックス)
を設定し、光学的な位置決め検出手段による基準マーク
の検出時を基準(カウンタ値「0」)にして、各図柄を1コ
マ分ずつのパルスカウント制御によるカウンタ値の更新
判定に基いて検出停止する技術を採用した場合では、図
柄ベルトの1回転毎において検出手段で実際に直接検出
された基準図柄からみて、夫々の図柄はあくまでもパル
スカウント設定制御による見込み(見做し)検出条件で停
止されることになる。このため、このような図柄検出停
止表示にあっては、回転移動中の図柄ベルトに滑りやず
れが生じた場合、またモータのパルス制御においてノイ
ズや電圧降下等に起因して図柄1コマ分ずつに係るパル
スカウントに誤差が生じた場合には、各カウンタ値位置
の図柄を正確に検出停止することが困難となる。それだ
けに図柄ベルトの滑りやパルスカウントの誤差に何ら影
響されることなく、各位置の図柄の正確な検出停止が可
能な回転図柄ベルトが肝要となり、その好適な提案が待
たれている。
っては、最も好適に実施できるための技術的課題の一つ
として図柄ベルト自体の構成、ひいては各図柄の正確な
検出停止表示が重要となる。例えば各列の図柄ベルトの
基準位置(基準図柄)に1つの基準マーク(インデックス)
を設定し、光学的な位置決め検出手段による基準マーク
の検出時を基準(カウンタ値「0」)にして、各図柄を1コ
マ分ずつのパルスカウント制御によるカウンタ値の更新
判定に基いて検出停止する技術を採用した場合では、図
柄ベルトの1回転毎において検出手段で実際に直接検出
された基準図柄からみて、夫々の図柄はあくまでもパル
スカウント設定制御による見込み(見做し)検出条件で停
止されることになる。このため、このような図柄検出停
止表示にあっては、回転移動中の図柄ベルトに滑りやず
れが生じた場合、またモータのパルス制御においてノイ
ズや電圧降下等に起因して図柄1コマ分ずつに係るパル
スカウントに誤差が生じた場合には、各カウンタ値位置
の図柄を正確に検出停止することが困難となる。それだ
けに図柄ベルトの滑りやパルスカウントの誤差に何ら影
響されることなく、各位置の図柄の正確な検出停止が可
能な回転図柄ベルトが肝要となり、その好適な提案が待
たれている。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたものであって、図柄ベルト自体の有効
全周長に亘り多種多様の図柄を採用可能にして図柄組合
わせゲームの多様化を図り得ると共に、回転移動中にお
いて光学的な検出判読手段による基準マークの基準検出
時点から各図柄1コマ分毎に係る図柄マークを直接検出
することに基いて、同図柄マークに対応する位置の図柄
を正確に検出停止表示し得るようにした取扱いおよび実
施が容易な図柄表示ベルトを提供し、この図柄表示ベル
トを採用したベルト式図柄可変表示装置の好適な実施を
可能にすると共に、検出判読の信頼性を高めて正確な図
柄検出停止を図り得るようにしたことを目的とする。
るべく提案されたものであって、図柄ベルト自体の有効
全周長に亘り多種多様の図柄を採用可能にして図柄組合
わせゲームの多様化を図り得ると共に、回転移動中にお
いて光学的な検出判読手段による基準マークの基準検出
時点から各図柄1コマ分毎に係る図柄マークを直接検出
することに基いて、同図柄マークに対応する位置の図柄
を正確に検出停止表示し得るようにした取扱いおよび実
施が容易な図柄表示ベルトを提供し、この図柄表示ベル
トを採用したベルト式図柄可変表示装置の好適な実施を
可能にすると共に、検出判読の信頼性を高めて正確な図
柄検出停止を図り得るようにしたことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る遊技用
ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄
表示ベルトは、両端接合して無端状にされる所定長さお
よび幅を持つ図柄表示帯において、外面から視認できる
多種類多数コマ分の図柄を所定間隔で形成配置すると共
に、1つの基準位置と各図柄に対する所定位置とに光学
的検出判読手段により検出される1つの基準マークと複
数の図柄マークとを形成配置し、前記検出判読手段によ
るセンサ感度判定条件にあって、全ての図柄をセンサ感
度の高く光透過性の大きい多色インク剤で印刷形成する
一方、前記基準マークおよび図柄マークをセンサ感度の
低く光透過性の小さい蒸着材を利用して形成したことを
特徴とする。
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る遊技用
ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄
表示ベルトは、両端接合して無端状にされる所定長さお
よび幅を持つ図柄表示帯において、外面から視認できる
多種類多数コマ分の図柄を所定間隔で形成配置すると共
に、1つの基準位置と各図柄に対する所定位置とに光学
的検出判読手段により検出される1つの基準マークと複
数の図柄マークとを形成配置し、前記検出判読手段によ
るセンサ感度判定条件にあって、全ての図柄をセンサ感
度の高く光透過性の大きい多色インク剤で印刷形成する
一方、前記基準マークおよび図柄マークをセンサ感度の
低く光透過性の小さい蒸着材を利用して形成したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】図柄表示帯に形成配置された1つの基準マーク
と複数の図柄マークとは、光学的検出判読手段により検
出される。図柄表示帯に、センサ感度の高く光透過性の
大きい多色インク剤で印刷形成された全ての図柄と、セ
ンサ感度の低く光透過性の小さい蒸着材を利用して形成
された基準マークおよび図柄マークとは、光学的検出判
読手段により確実に識別される。従って、基準マークお
よび図柄マークは、全ての図柄の配置条件に何ら制約さ
れずに図柄表示帯の所要位置に形成配置することができ
る。
と複数の図柄マークとは、光学的検出判読手段により検
出される。図柄表示帯に、センサ感度の高く光透過性の
大きい多色インク剤で印刷形成された全ての図柄と、セ
ンサ感度の低く光透過性の小さい蒸着材を利用して形成
された基準マークおよび図柄マークとは、光学的検出判
読手段により確実に識別される。従って、基準マークお
よび図柄マークは、全ての図柄の配置条件に何ら制約さ
れずに図柄表示帯の所要位置に形成配置することができ
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る遊技用ベルト式図柄可変
表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルトについ
て、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。なお、本実施例に係る情報マーク化式
図柄表示ベルト(単に図柄ベルトとも略称する)は、対象
とする後述のベルト式図柄可変表示装置の型式(形態)に
応じて、そのサイズ(長さ、幅)が適宜選択されるもの
の、その基材として後述するような光学的検出判読手段
による図柄直接検出停止が可能とされた合成樹脂製シー
ト状のマーク化式図柄表示帯が所定サイズにして使用さ
れる。
表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルトについ
て、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。なお、本実施例に係る情報マーク化式
図柄表示ベルト(単に図柄ベルトとも略称する)は、対象
とする後述のベルト式図柄可変表示装置の型式(形態)に
応じて、そのサイズ(長さ、幅)が適宜選択されるもの
の、その基材として後述するような光学的検出判読手段
による図柄直接検出停止が可能とされた合成樹脂製シー
ト状のマーク化式図柄表示帯が所定サイズにして使用さ
れる。
【0010】そこで図柄ベルトの説明に先立ち、同ベル
トの表示基材として好適に使用される前記マーク化式の
図柄表示帯Sについて説明する。この図柄表示帯Sは、
代表例の1つとして図1および図2に例示した種別にあ
って、図柄条件として当り用、外れ用を含む図柄d1,d
2(便宜上アルファベット文字を略示する)が種類別、表
示コマ数(便宜上図柄番号としてカウンタ値「0」〜「2
0」の21コマ)、配置間隔(図柄中心間隔)を同一に設定
して所定順序で配列され、そして図示できないが多数種
の色彩を持つカラフルな見栄えのよい図柄に印刷形成さ
れている。このような図柄条件にあって、1つの基準位
置と、全ての図柄d1,d2の1コマ毎の位置とに付され
た位置検出用の記録情報媒体として、後述する光学的検
出判読手段31の性能・形態やプログラム処理に適応し
得る視認識別区分および整合性確認の容易な基準マーク
m1と図柄マークm2が採用され、これらのマークm1,m
2が夫々の図柄d1,d2の位置、種類等の情報内容に合わ
せた設定パターン(設定モジュールともいう)に基いて、
部分的な蒸着によりマーキング形成されたものが例とさ
れている。
トの表示基材として好適に使用される前記マーク化式の
図柄表示帯Sについて説明する。この図柄表示帯Sは、
代表例の1つとして図1および図2に例示した種別にあ
って、図柄条件として当り用、外れ用を含む図柄d1,d
2(便宜上アルファベット文字を略示する)が種類別、表
示コマ数(便宜上図柄番号としてカウンタ値「0」〜「2
0」の21コマ)、配置間隔(図柄中心間隔)を同一に設定
して所定順序で配列され、そして図示できないが多数種
の色彩を持つカラフルな見栄えのよい図柄に印刷形成さ
れている。このような図柄条件にあって、1つの基準位
置と、全ての図柄d1,d2の1コマ毎の位置とに付され
た位置検出用の記録情報媒体として、後述する光学的検
出判読手段31の性能・形態やプログラム処理に適応し
得る視認識別区分および整合性確認の容易な基準マーク
m1と図柄マークm2が採用され、これらのマークm1,m
2が夫々の図柄d1,d2の位置、種類等の情報内容に合わ
せた設定パターン(設定モジュールともいう)に基いて、
部分的な蒸着によりマーキング形成されたものが例とさ
れている。
【0011】すなわち図1および図2に例示する図柄表
示帯Sでは、帯状母材の幅を有効に利用して表面側から
視認できるカラフルな各種の図柄d1,d2が同一中心間
隔(中心線間隔P)で印刷形成されている一方、裏側の縁
部(図2では左側縁)に裏面側から視認できる1つの基準
マークm1と、図柄1コマ単位毎に対する図柄マークm2
とが蒸着形成されている。そして全ての図柄マークm2
は、各図柄d1,d2の中心線の整合位置に、後述の検出
判読手段31の検出性能・範囲を考慮した所定パルス変
位量分に対する検出サイズp2で形成配置される。これ
に対して基準マークm1は、1つの基準図柄(例えば
「A」)の中心線位置において、検出判読手段31の2個
の光学センサ32,32の検出間隔に適した検出サイズ
p1で形成されている。このもとで夫々のマーク検出用
の検出判読手段31が2個の光学センサ32,32によ
り、基準マークm1を同期的に検出した時点を基準にし
て、各位置の図柄マークm2を順次有検出することによ
り、1コマ単位毎の読取り検出をなし得るようになって
いる。
示帯Sでは、帯状母材の幅を有効に利用して表面側から
視認できるカラフルな各種の図柄d1,d2が同一中心間
隔(中心線間隔P)で印刷形成されている一方、裏側の縁
部(図2では左側縁)に裏面側から視認できる1つの基準
マークm1と、図柄1コマ単位毎に対する図柄マークm2
とが蒸着形成されている。そして全ての図柄マークm2
は、各図柄d1,d2の中心線の整合位置に、後述の検出
判読手段31の検出性能・範囲を考慮した所定パルス変
位量分に対する検出サイズp2で形成配置される。これ
に対して基準マークm1は、1つの基準図柄(例えば
「A」)の中心線位置において、検出判読手段31の2個
の光学センサ32,32の検出間隔に適した検出サイズ
p1で形成されている。このもとで夫々のマーク検出用
の検出判読手段31が2個の光学センサ32,32によ
り、基準マークm1を同期的に検出した時点を基準にし
て、各位置の図柄マークm2を順次有検出することによ
り、1コマ単位毎の読取り検出をなし得るようになって
いる。
【0012】なお、この図柄表示帯Sの図中に表記され
た数字番号「0〜20」は、後述する図柄可変表示装置M
に係る制御回路Eにおけるプログラム上の処理制御の1
つとして全ての図柄d1,d2の位置や種類(A〜U)を表
わす図柄番号として便宜上定めたカウンタ値を意味し、
検出判読手段31が基準マークm1を検出した位置(時
点)を基準値「0」として最終値「20」までカウントされ
て、再び「0」にリセットされる。また前記基準マークm
1は、1つの図柄マークm2を含む検出サイズp1とされ
ており、これに前後する図柄マークm2との非検出間隔
p3,p4より小さいことが望ましい。そして図柄表示帯
Sが後述の無端状図柄ベルトに成形されることの前提に
あって、両端の図柄外端縁(図1では図柄番号「10」と
「11」のコマ外の端縁)が接着代とされる。
た数字番号「0〜20」は、後述する図柄可変表示装置M
に係る制御回路Eにおけるプログラム上の処理制御の1
つとして全ての図柄d1,d2の位置や種類(A〜U)を表
わす図柄番号として便宜上定めたカウンタ値を意味し、
検出判読手段31が基準マークm1を検出した位置(時
点)を基準値「0」として最終値「20」までカウントされ
て、再び「0」にリセットされる。また前記基準マークm
1は、1つの図柄マークm2を含む検出サイズp1とされ
ており、これに前後する図柄マークm2との非検出間隔
p3,p4より小さいことが望ましい。そして図柄表示帯
Sが後述の無端状図柄ベルトに成形されることの前提に
あって、両端の図柄外端縁(図1では図柄番号「10」と
「11」のコマ外の端縁)が接着代とされる。
【0013】ここで前述した図柄表示帯Sに係る設定事
項について付記すると、この表示帯Sは実施の対象とさ
れる図柄ベルトBの全周長に対応する有効長さに設定さ
れて全ての図柄分(21コマ)の割出しがなされる。この
割出しについては、基本的な設定例として駆動側のプー
リの円周長(直径×円周率π)において、駆動モータのパ
ルス駆動制御に基き、その1パルス(1ステップ角)単位
に対する1変位量を小数点以下まで細かく算出したもと
で、この1変位量の整数倍分の長さ単位に基いて、1コ
マ分毎のサイズで適宜設定されると共に、全コマ数のピ
ッチ間隔が割出される。ちなみに各図柄1の中心線(1
点鎖線)を1コマサイズの中心(1/2)位置とする場合に
は、各コマが1変位量の偶数分単位のサイズとされる。
また、小数点以下の端数分を含めた必要長さ分を接続代
として利用してもよい。
項について付記すると、この表示帯Sは実施の対象とさ
れる図柄ベルトBの全周長に対応する有効長さに設定さ
れて全ての図柄分(21コマ)の割出しがなされる。この
割出しについては、基本的な設定例として駆動側のプー
リの円周長(直径×円周率π)において、駆動モータのパ
ルス駆動制御に基き、その1パルス(1ステップ角)単位
に対する1変位量を小数点以下まで細かく算出したもと
で、この1変位量の整数倍分の長さ単位に基いて、1コ
マ分毎のサイズで適宜設定されると共に、全コマ数のピ
ッチ間隔が割出される。ちなみに各図柄1の中心線(1
点鎖線)を1コマサイズの中心(1/2)位置とする場合に
は、各コマが1変位量の偶数分単位のサイズとされる。
また、小数点以下の端数分を含めた必要長さ分を接続代
として利用してもよい。
【0014】また前述のように設定された各コマ毎の図
柄d1,d2に対する各々のマークm1,m2については、検
出判読手段31による基準マークm1の検出基準点から
所要の図柄マークm2の直接検出により、対応図柄が後
述の入賞ライン上に停止表示されることの前提にあって
(図6参照)、各図柄d1,d2の中心線(1点鎖線)位置を
基準に定めて、その前後に亘る所要の変位量単位分の範
囲(領域)内に作成することが基本例とされる。この基本
例以外として夫々のマークm1,m2は、当該の図柄番号
位置(カウンタ値)に対して所要コマ分の間隔を置いた別
異位置、所定角度間隔を置いた角度変位位置、順序不同
位置等を含む所要の関係対応位置に作成することも可能
とされる。
柄d1,d2に対する各々のマークm1,m2については、検
出判読手段31による基準マークm1の検出基準点から
所要の図柄マークm2の直接検出により、対応図柄が後
述の入賞ライン上に停止表示されることの前提にあって
(図6参照)、各図柄d1,d2の中心線(1点鎖線)位置を
基準に定めて、その前後に亘る所要の変位量単位分の範
囲(領域)内に作成することが基本例とされる。この基本
例以外として夫々のマークm1,m2は、当該の図柄番号
位置(カウンタ値)に対して所要コマ分の間隔を置いた別
異位置、所定角度間隔を置いた角度変位位置、順序不同
位置等を含む所要の関係対応位置に作成することも可能
とされる。
【0015】前述のように構成された図柄表示帯Sは、
代表的な作製例の1つとして、具体的には抗張力の高く
伸縮変化の小さい極薄の透明フィルム状母材(例えばポ
リエステル、肉厚25〜40μ)を使用し、裏刷りラミ
ネート方式に基いて作製されたものが好適例とされてい
る。参考までに図3および図4を参照して以下に要約説
明する。
代表的な作製例の1つとして、具体的には抗張力の高く
伸縮変化の小さい極薄の透明フィルム状母材(例えばポ
リエステル、肉厚25〜40μ)を使用し、裏刷りラミ
ネート方式に基いて作製されたものが好適例とされてい
る。参考までに図3および図4を参照して以下に要約説
明する。
【0016】(1) 1枚の母材(表母材)f1の内側面に、
所要のカラーインク剤を使用した多色印刷により各種全
ての図柄d1,d2を形成する。 (2) 全ての図柄d1,d2を含めて表母材f1の内側全面に
亘り、白色系インク剤により下地面cを形成する。 (3) 下地面cの側縁に、前記基準マークm1および図柄
マークm2を形成するための準備として、予め適宜薬剤
を塗布して蒸着用形成面rを形成する。 (4) 下地面cの全面に亘り一旦蒸着材jを蒸着した後洗
い落す。 これらの工程処理により下地面cにおける全ての蒸着用
形成面rのみに蒸着材jがメッキ状態のように強固に接
着されて、基準マークm1および図柄マークm2として形
成される。次いで表母材f1の下地面c側に、他の母材
(裏母材)f2がラミネート接合されて2層1枚化とされ
ている。そして最終的には、対象とする所定の図柄ベル
トを考慮した帯状サイズに切断成形されて1枚(1本)の
図柄表示帯Sとされている。
所要のカラーインク剤を使用した多色印刷により各種全
ての図柄d1,d2を形成する。 (2) 全ての図柄d1,d2を含めて表母材f1の内側全面に
亘り、白色系インク剤により下地面cを形成する。 (3) 下地面cの側縁に、前記基準マークm1および図柄
マークm2を形成するための準備として、予め適宜薬剤
を塗布して蒸着用形成面rを形成する。 (4) 下地面cの全面に亘り一旦蒸着材jを蒸着した後洗
い落す。 これらの工程処理により下地面cにおける全ての蒸着用
形成面rのみに蒸着材jがメッキ状態のように強固に接
着されて、基準マークm1および図柄マークm2として形
成される。次いで表母材f1の下地面c側に、他の母材
(裏母材)f2がラミネート接合されて2層1枚化とされ
ている。そして最終的には、対象とする所定の図柄ベル
トを考慮した帯状サイズに切断成形されて1枚(1本)の
図柄表示帯Sとされている。
【0017】なお、図柄用および下地面用に使用される
夫々のインク剤は、検出判読手段31のセンサ感度(光
透過性)の高い性状のものが選定される。また夫々の図
柄d1,d2については、具体的には白色、赤色、黄色、
緑色、青色およびこれらの混合色等が採用されてカラフ
ルなものとされ、必要に応じて部分的に蒸着色を含む場
合もある。そして図5に例示するように、当り用図柄d
1では表示帯Sの幅を有効に利用して大きく形成され、
外れ用図柄d2では幅の中央部に小さく形成されて、夫
々が互いに同一中心線間隔Pに配置されている。一方前
記基準マークm1および図柄マークm2については、蒸着
材jとして一般的に使用されるアルミニウムやクロム等
が持つ特有の銀色とされて、センサ感度の最も低い好適
な光遮閉面(光反射面)を呈する。
夫々のインク剤は、検出判読手段31のセンサ感度(光
透過性)の高い性状のものが選定される。また夫々の図
柄d1,d2については、具体的には白色、赤色、黄色、
緑色、青色およびこれらの混合色等が採用されてカラフ
ルなものとされ、必要に応じて部分的に蒸着色を含む場
合もある。そして図5に例示するように、当り用図柄d
1では表示帯Sの幅を有効に利用して大きく形成され、
外れ用図柄d2では幅の中央部に小さく形成されて、夫
々が互いに同一中心線間隔Pに配置されている。一方前
記基準マークm1および図柄マークm2については、蒸着
材jとして一般的に使用されるアルミニウムやクロム等
が持つ特有の銀色とされて、センサ感度の最も低い好適
な光遮閉面(光反射面)を呈する。
【0018】前述のように作成(構成)された図柄表示帯
Sでは、透明な2枚の母材(表母材と裏母材)f1,f2の
互いの接合面に、各種の図柄d1,d2と夫々のマーク
m1,m2が形成されていることになり、従って全ての図
柄d1,d2、そして各々のマークm1,m2が何れも表示帯
Sの裏面、つまり表母材f1と裏母材f2の夫々の外面か
らはっきり視認できるので、夫々の印刷または蒸着の具
合いやモジュール(位置、間隔等)の良否、更には互いの
識別区分や整合性の適否等について特別な検出機器を一
切不要として点検者自身の視覚を通じて手早く容易に確
認できる。しかも全ての図柄d1,d2およびマークm1,
m2が透明な母材f1,f2で被覆保護されているので、図
柄表示帯Sの取扱い、使用中において図柄d1,d2やマ
ークm1,m2が剥れたり欠落することが一切回避されて
長く好適に使用できる。
Sでは、透明な2枚の母材(表母材と裏母材)f1,f2の
互いの接合面に、各種の図柄d1,d2と夫々のマーク
m1,m2が形成されていることになり、従って全ての図
柄d1,d2、そして各々のマークm1,m2が何れも表示帯
Sの裏面、つまり表母材f1と裏母材f2の夫々の外面か
らはっきり視認できるので、夫々の印刷または蒸着の具
合いやモジュール(位置、間隔等)の良否、更には互いの
識別区分や整合性の適否等について特別な検出機器を一
切不要として点検者自身の視覚を通じて手早く容易に確
認できる。しかも全ての図柄d1,d2およびマークm1,
m2が透明な母材f1,f2で被覆保護されているので、図
柄表示帯Sの取扱い、使用中において図柄d1,d2やマ
ークm1,m2が剥れたり欠落することが一切回避されて
長く好適に使用できる。
【0019】また、図柄検出媒体として前述のように蒸
着形成された基準マークm1および図柄マークm2を使用
することにより、的確な光学検出が可能となる。すなわ
ち使用する検出判読手段31の光透過式センサによる光
透過状況(センサ感度μAとして表わす)について、試験
結果のデータを例にしてみると、以下の表のような各マ
ークm1,m2と図柄d1,d2との双方にセンサ感度の大き
な差が認められた。
着形成された基準マークm1および図柄マークm2を使用
することにより、的確な光学検出が可能となる。すなわ
ち使用する検出判読手段31の光透過式センサによる光
透過状況(センサ感度μAとして表わす)について、試験
結果のデータを例にしてみると、以下の表のような各マ
ークm1,m2と図柄d1,d2との双方にセンサ感度の大き
な差が認められた。
【0020】
【0021】このような光透過データを参考にして検出
判読手段31の光学センサ32の使用条件例の1つとし
て、例えば使用電源5Vでセンサ感度を一応の基準値1
50μAに定めてみた場合、図柄d1,d2の各色彩部では
3倍以上のセンサ感度(480〜540μA)であり、各
マークm1,m2と比較して光透過率がはっきり区分され
る。そしてセンサ32,32がその発光部と受光部との
間の検出照射状態にあって、マークm1,m2に対しては
非光透過状態、つまり実質的には光遮閉状態(光反射状
態)を、また図柄d1,d2の各色彩部に対しては好適な光
透過状態を夫々呈することになる。そしてこの光透過条
件にあって、検出判読手段31の検出条件例として、各
マークm1,m2に対する光反射状態では有検出(コード信
号「1」)、図柄d1,d2に対する光透過状態では無検出
(コード信号「0」)にして、光信号を電気信号に変換処理
されることに基いて、各々のマークm1,m2を図柄d1,
d2に何ら影響されることなく的確に光学検出すること
ができる。
判読手段31の光学センサ32の使用条件例の1つとし
て、例えば使用電源5Vでセンサ感度を一応の基準値1
50μAに定めてみた場合、図柄d1,d2の各色彩部では
3倍以上のセンサ感度(480〜540μA)であり、各
マークm1,m2と比較して光透過率がはっきり区分され
る。そしてセンサ32,32がその発光部と受光部との
間の検出照射状態にあって、マークm1,m2に対しては
非光透過状態、つまり実質的には光遮閉状態(光反射状
態)を、また図柄d1,d2の各色彩部に対しては好適な光
透過状態を夫々呈することになる。そしてこの光透過条
件にあって、検出判読手段31の検出条件例として、各
マークm1,m2に対する光反射状態では有検出(コード信
号「1」)、図柄d1,d2に対する光透過状態では無検出
(コード信号「0」)にして、光信号を電気信号に変換処理
されることに基いて、各々のマークm1,m2を図柄d1,
d2に何ら影響されることなく的確に光学検出すること
ができる。
【0022】このようなマーク検出条件によれば、夫々
のマークm1,m2は全ての図柄d1,d2に対して配置条件
に何ら制約されずに所要位置に形成配置し得、特に図柄
の一部分の裏側に重合位置するようなことがあっても、
その光透過条件(光反射状態)を維持したまま適正に検出
される。言換えると、本実施例のような蒸着マーク付き
の図柄表示帯Sでは、その幅方向において必要とする図
柄(例えば当り用図柄d1)をマーク位置に制約されずに
幅全域に亘り大きく形成したものとし得、カラフルで見
栄えが良く、グレードの高い良好な情報マーク化式図柄
表示材として好適に実施できる(図5参照)。
のマークm1,m2は全ての図柄d1,d2に対して配置条件
に何ら制約されずに所要位置に形成配置し得、特に図柄
の一部分の裏側に重合位置するようなことがあっても、
その光透過条件(光反射状態)を維持したまま適正に検出
される。言換えると、本実施例のような蒸着マーク付き
の図柄表示帯Sでは、その幅方向において必要とする図
柄(例えば当り用図柄d1)をマーク位置に制約されずに
幅全域に亘り大きく形成したものとし得、カラフルで見
栄えが良く、グレードの高い良好な情報マーク化式図柄
表示材として好適に実施できる(図5参照)。
【0023】本実施例の情報マーク化式図柄表示ベルト
は、前述のように構成(作製)された蒸着マーク付きの図
柄表示帯Sを好適な図柄表示基材として構成されるもの
であって、この表示帯Sの両端同志を、例えば高周波ウ
ェルダー方式に基いて僅かな接続代(0.5mm程度)をも
って溶着接合することにより、極めて抗張力の高い、伸
縮変化の小さい特性をもつ1本の無端状図柄ベルトBに
される。そしてこの図柄ベルト「B」は、後述する図柄可
変表示装置Mの各列の図柄表示ユニットUにおける実体
図柄として、回転駆動制御機構16のプーリ間に伸張掛
装されて、同機構16の駆動条件および検出判読手段3
1の検出条件に従って変動停止される。
は、前述のように構成(作製)された蒸着マーク付きの図
柄表示帯Sを好適な図柄表示基材として構成されるもの
であって、この表示帯Sの両端同志を、例えば高周波ウ
ェルダー方式に基いて僅かな接続代(0.5mm程度)をも
って溶着接合することにより、極めて抗張力の高い、伸
縮変化の小さい特性をもつ1本の無端状図柄ベルトBに
される。そしてこの図柄ベルト「B」は、後述する図柄可
変表示装置Mの各列の図柄表示ユニットUにおける実体
図柄として、回転駆動制御機構16のプーリ間に伸張掛
装されて、同機構16の駆動条件および検出判読手段3
1の検出条件に従って変動停止される。
【0024】そしてこの情報マーク化式図柄表示ベルト
を使用した基本的な図柄変動検出停止態様例としては、
図柄ベルトBの連続移動過程において、全てのマークが
読取り検出されて制御回路装置E側でプログラム処理さ
れる検出判読処理設定条件にあって、検出判読手段31
が基準マークm1を基準検出した時点(コード信号「1」,
カウンタ値「0」)から以降、各位置の図柄マークm2を1
つずつ順次検出開始した時点で有検出(コード信号「1」)
に、また検出終了した時点で無検出(コード信号「0」)に
変換される。このもとで検出された各位置のマークm1,
m2に対応設定された図番カウンタ値(「0」〜「20」)が
1つずつ判読されることになり、検出終了時から所定時
間(設定パルス時間)後に、モータおよび図柄ベルトB
(図柄表示帯)を停止させて、図番カウンタ値に対応する
図柄d1,d2を入賞ライン上に正確に停止表示させるよ
うにするものである。
を使用した基本的な図柄変動検出停止態様例としては、
図柄ベルトBの連続移動過程において、全てのマークが
読取り検出されて制御回路装置E側でプログラム処理さ
れる検出判読処理設定条件にあって、検出判読手段31
が基準マークm1を基準検出した時点(コード信号「1」,
カウンタ値「0」)から以降、各位置の図柄マークm2を1
つずつ順次検出開始した時点で有検出(コード信号「1」)
に、また検出終了した時点で無検出(コード信号「0」)に
変換される。このもとで検出された各位置のマークm1,
m2に対応設定された図番カウンタ値(「0」〜「20」)が
1つずつ判読されることになり、検出終了時から所定時
間(設定パルス時間)後に、モータおよび図柄ベルトB
(図柄表示帯)を停止させて、図番カウンタ値に対応する
図柄d1,d2を入賞ライン上に正確に停止表示させるよ
うにするものである。
【0025】このようなマーク直接検出による図柄停止
表示例によれば、図柄ベルトBの移動中に万一ずれ(滑
り)やノイズによる電圧降下等が生じたとしても好適に
対応し得る。すなわち全ての図柄マークd2が図柄1コ
マ単位毎に対応する基本パルス数変位量分の検出間隔P
に設定されているもとで、ベルトBがずれ等により検出
間隔P分の変位量に誤差を生じたとしても、未だ光学セ
ンサが所定位置の図柄マークm2を検出していない状況
では、更にパルスを出力してベルトBを移動することに
よりずれ分の誤差が修正される。そして光学センサが所
定の図柄マークm2を有検出した時点で、これに対応す
る図柄d1,d2を正確に検出判読し得ることになり、所
定時間後に同図柄d1,d2を停止表示させることができ
る。従って本実施例の情報マーク化式図柄表示ベルト
は、機械的表示態様を呈するベルト式図柄可変表示装置
の図柄表示部材として好適に使用することが可能とな
る。
表示例によれば、図柄ベルトBの移動中に万一ずれ(滑
り)やノイズによる電圧降下等が生じたとしても好適に
対応し得る。すなわち全ての図柄マークd2が図柄1コ
マ単位毎に対応する基本パルス数変位量分の検出間隔P
に設定されているもとで、ベルトBがずれ等により検出
間隔P分の変位量に誤差を生じたとしても、未だ光学セ
ンサが所定位置の図柄マークm2を検出していない状況
では、更にパルスを出力してベルトBを移動することに
よりずれ分の誤差が修正される。そして光学センサが所
定の図柄マークm2を有検出した時点で、これに対応す
る図柄d1,d2を正確に検出判読し得ることになり、所
定時間後に同図柄d1,d2を停止表示させることができ
る。従って本実施例の情報マーク化式図柄表示ベルト
は、機械的表示態様を呈するベルト式図柄可変表示装置
の図柄表示部材として好適に使用することが可能とな
る。
【0026】そこで、前述した本実施例の図柄表示ベル
トを実施した遊技機用のベルト式図柄可変表示装置(単
に図柄表示装置とも略称する)について説明する。但し
この図柄表示装置では、基本的には同一に構成されたも
のとして、図柄付きパチンコ機(第1種タイプ)に適する
小型のものと、スロットマシンに適する大型のものが提
案され、ここでは主として前者のタイプを具体的に説明
する。
トを実施した遊技機用のベルト式図柄可変表示装置(単
に図柄表示装置とも略称する)について説明する。但し
この図柄表示装置では、基本的には同一に構成されたも
のとして、図柄付きパチンコ機(第1種タイプ)に適する
小型のものと、スロットマシンに適する大型のものが提
案され、ここでは主として前者のタイプを具体的に説明
する。
【0027】すなわちパチンコ機Tに適する第1のベル
ト式図柄可変表示装置Mは、基本的な構成として図8〜
図10に示すように、遊技盤61の前面側に装着セット
される透視表示体1と、独自の図柄変動表示機能を有し
遊技盤61の裏面側に装着される収容体43内に縦列収
容セットされる複数基(図示3基)の図柄表示ユニットU
と、夫々の図柄表示ユニットUに係る始動停止制御およ
び図柄検出処理制御等を含む所要の入出力制御をなし得
る制御回路装置Eとを備え、遊技盤61側の各始動入賞
具64のスイッチ65からの始動信号入力条件により、
制御回路装置Eから発生される制御出力に基いて、各列
の図柄表示ユニットUの図柄ベルトBが設定時間条件で
回転して停止されるようになっている。
ト式図柄可変表示装置Mは、基本的な構成として図8〜
図10に示すように、遊技盤61の前面側に装着セット
される透視表示体1と、独自の図柄変動表示機能を有し
遊技盤61の裏面側に装着される収容体43内に縦列収
容セットされる複数基(図示3基)の図柄表示ユニットU
と、夫々の図柄表示ユニットUに係る始動停止制御およ
び図柄検出処理制御等を含む所要の入出力制御をなし得
る制御回路装置Eとを備え、遊技盤61側の各始動入賞
具64のスイッチ65からの始動信号入力条件により、
制御回路装置Eから発生される制御出力に基いて、各列
の図柄表示ユニットUの図柄ベルトBが設定時間条件で
回転して停止されるようになっている。
【0028】このような図柄表示装置Mにあって、前記
透視表示体1では、図8および図10に示すように、中
央部に開口された方形の窓口2内の裏側にレンズ兼用の
透視板3が装着されており、この透視板3に左、中、右
の3列の表示窓4と、図柄停止表示用の複数本の入賞ラ
イン5が形成されている。なお各列の表示窓4は、図示
3コマ分ずつの図柄を透視表示し得、これに合わせて入
賞ライン5は上、中、下3本の横線と互いに斜状交差す
る2本の斜線を例示し、中央横線を基準ラインとして設
定している。またこの透視表示体1の各部には、始動入
力条件の有効保留数(例えば最高4個まで)を表示する保
留ランプ6や、図柄表示内容等に応じて表示される装飾
光用の表示ランプ7等が配設されている。
透視表示体1では、図8および図10に示すように、中
央部に開口された方形の窓口2内の裏側にレンズ兼用の
透視板3が装着されており、この透視板3に左、中、右
の3列の表示窓4と、図柄停止表示用の複数本の入賞ラ
イン5が形成されている。なお各列の表示窓4は、図示
3コマ分ずつの図柄を透視表示し得、これに合わせて入
賞ライン5は上、中、下3本の横線と互いに斜状交差す
る2本の斜線を例示し、中央横線を基準ラインとして設
定している。またこの透視表示体1の各部には、始動入
力条件の有効保留数(例えば最高4個まで)を表示する保
留ランプ6や、図柄表示内容等に応じて表示される装飾
光用の表示ランプ7等が配設されている。
【0029】一方図柄表示装置Mの実体表示部とされる
前記3基の図柄表示ユニットUでは、共に同一の形式の
ものとして図11〜図13に示すように、同ユニットU
の支持板ともされて前記収容体43内に位置決め保持さ
れる1枚の駆動基盤兼用のセット板11と、このセット
板11に配置された駆動モータ17および複数の回転体
を含む回転駆動制御機構16と、この機構16の回転体
外周間に無端ベルト状態にして展張掛装された前述の図
柄べルトBと、図柄ベルトBの移動過程で図柄の位置検
出をなす光学的な検出判読手段31と、図柄ベルトBの
前側帯部分における図柄を内側から適宜照明する照明具
33とを有し、ユニット1基づつが当該のセット板11
単位で軽量小型にして簡単に構成・製作されるようにな
っている。
前記3基の図柄表示ユニットUでは、共に同一の形式の
ものとして図11〜図13に示すように、同ユニットU
の支持板ともされて前記収容体43内に位置決め保持さ
れる1枚の駆動基盤兼用のセット板11と、このセット
板11に配置された駆動モータ17および複数の回転体
を含む回転駆動制御機構16と、この機構16の回転体
外周間に無端ベルト状態にして展張掛装された前述の図
柄べルトBと、図柄ベルトBの移動過程で図柄の位置検
出をなす光学的な検出判読手段31と、図柄ベルトBの
前側帯部分における図柄を内側から適宜照明する照明具
33とを有し、ユニット1基づつが当該のセット板11
単位で軽量小型にして簡単に構成・製作されるようにな
っている。
【0030】各基の図柄表示ユニットUにおける前記セ
ット板11は、ガラス繊維入りの合成樹脂板材より所定
サイズの長方形に成形されたプリント回路基盤タイプの
ものであって、各部分に前述した各部材用の取付け孔や
放熱孔等が成形されている一方、その片側面(外面)に図
13に略示するようなモータ用駆動回路12、検出用回
路13、照明用回路14等が夫々区分して構成されてい
る。そしてこれらの回路12,13,14の終端が、セッ
ト板11の後側に設置された1つの接続具15の各ピン
に接続されて、制御回路装置E(図16参照)の入出力制
御部側に接続線を介して接続し得るようになっている。
ット板11は、ガラス繊維入りの合成樹脂板材より所定
サイズの長方形に成形されたプリント回路基盤タイプの
ものであって、各部分に前述した各部材用の取付け孔や
放熱孔等が成形されている一方、その片側面(外面)に図
13に略示するようなモータ用駆動回路12、検出用回
路13、照明用回路14等が夫々区分して構成されてい
る。そしてこれらの回路12,13,14の終端が、セッ
ト板11の後側に設置された1つの接続具15の各ピン
に接続されて、制御回路装置E(図16参照)の入出力制
御部側に接続線を介して接続し得るようになっている。
【0031】また前記回転駆動制御機構16では、前記
セット板11の回路12に対する所定位置に定置接続さ
れた駆動モータ(ステッピングモータ)17の回転部材1
8に、大径の主プーリ19が連結されている一方、この
主プーリ19に対する設定軸心間距離位置に固定された
支軸21に小径の従プーリ20が位置決め支持されてお
り、そしてこの両プーリ19,20間の後方部に張力調
節用の案内具22が組付けられている。なお双方のプー
リ19,20は、共に外周両端にフランジを有する合成
樹脂製のものが例とされ、必要に応じて主プーリ19の
外周に滑止め加工(例えば摩擦抵抗の大きい部材)を施し
てもよい。また案内具22はセット板11に固定された
支軸24にアーム23が支持されてばね25で付勢され
ており、このアーム23の支軸27に支持された案内プ
ーリ26が、図柄ベルトBの内側から適宜圧接して適正
な伸張状態に保持したまま案内し得るようになってい
る。但しこの案内具22は、指先操作によりアーム23
と共に案内プーリ26を図13中の想像線で示す非案内
位置に変位可能にしている。
セット板11の回路12に対する所定位置に定置接続さ
れた駆動モータ(ステッピングモータ)17の回転部材1
8に、大径の主プーリ19が連結されている一方、この
主プーリ19に対する設定軸心間距離位置に固定された
支軸21に小径の従プーリ20が位置決め支持されてお
り、そしてこの両プーリ19,20間の後方部に張力調
節用の案内具22が組付けられている。なお双方のプー
リ19,20は、共に外周両端にフランジを有する合成
樹脂製のものが例とされ、必要に応じて主プーリ19の
外周に滑止め加工(例えば摩擦抵抗の大きい部材)を施し
てもよい。また案内具22はセット板11に固定された
支軸24にアーム23が支持されてばね25で付勢され
ており、このアーム23の支軸27に支持された案内プ
ーリ26が、図柄ベルトBの内側から適宜圧接して適正
な伸張状態に保持したまま案内し得るようになってい
る。但しこの案内具22は、指先操作によりアーム23
と共に案内プーリ26を図13中の想像線で示す非案内
位置に変位可能にしている。
【0032】前記図柄ベルトBは、前述した回転駆動制
御機構16の各回転体19,20,26の外周間に亘り、
図9、図11および図13のように掛装セットされてい
る。そしてこのベルトBでは、案内プーリ26に作用す
る付勢力により全体的に適正に展張保持されているもと
で、主プーリ19の外面半周分に亘り常に掛け受けられ
ていると共に、従プーリ20との間に亘る前側帯部分b
1と、案内プーリ26との間に亘る後側帯部分b2とが略
平行状態を呈している。このような展張掛装状態に保持
されているもとで、ベルトB自体の弛みや主プーリ19
との滑り等が回避されて、安定よく回転移動し得るよう
になっている。なおこの図柄ベルトBは、案内プーリ2
6の切換え変位を利用して手早く簡単に掛け通し(着脱
交換)できる。
御機構16の各回転体19,20,26の外周間に亘り、
図9、図11および図13のように掛装セットされてい
る。そしてこのベルトBでは、案内プーリ26に作用す
る付勢力により全体的に適正に展張保持されているもと
で、主プーリ19の外面半周分に亘り常に掛け受けられ
ていると共に、従プーリ20との間に亘る前側帯部分b
1と、案内プーリ26との間に亘る後側帯部分b2とが略
平行状態を呈している。このような展張掛装状態に保持
されているもとで、ベルトB自体の弛みや主プーリ19
との滑り等が回避されて、安定よく回転移動し得るよう
になっている。なおこの図柄ベルトBは、案内プーリ2
6の切換え変位を利用して手早く簡単に掛け通し(着脱
交換)できる。
【0033】一方前記検出判読手段31は、図柄ベルト
Bの連続移動過程で基準マークm1の検出時を基準にし
て各位置の図柄マークm2を1つずつ検出するものであ
って、発光部と受光部を有する2個の光センサ32,3
2が利用されている。そして前記透視表示体1の基準入
賞ライン5の位置を考慮して設定された検出位置とし
て、図9および図13に示すように、図柄ベルトBの前
張り側部分b1に対する上方に両センサ32,32が所定
検出間隔で並列状に設置されて、前記セット板11の回
路13に接続されている。なおこの手段31は、光透過
形式の両センサ32,32が基準マークm1および図柄マ
ークm2に対して非光透過状態(光遮閉状態)を呈した時
点で有検出(コード信号「1」)に変換されるように設定さ
れているものとする。
Bの連続移動過程で基準マークm1の検出時を基準にし
て各位置の図柄マークm2を1つずつ検出するものであ
って、発光部と受光部を有する2個の光センサ32,3
2が利用されている。そして前記透視表示体1の基準入
賞ライン5の位置を考慮して設定された検出位置とし
て、図9および図13に示すように、図柄ベルトBの前
張り側部分b1に対する上方に両センサ32,32が所定
検出間隔で並列状に設置されて、前記セット板11の回
路13に接続されている。なおこの手段31は、光透過
形式の両センサ32,32が基準マークm1および図柄マ
ークm2に対して非光透過状態(光遮閉状態)を呈した時
点で有検出(コード信号「1」)に変換されるように設定さ
れているものとする。
【0034】また前記照明具33では、前記セット板1
1の回路14の所定部位に接続固定されたランプ基盤3
4に、セット板11中央に掛止される箱形状の光拡散用
のカバー35が組付けられており、ランプ基盤34に配
置された図示2個のランプ36がカバー35内の中央部
に前向きに収容されている。そしてこのランプ36の点
灯・点滅時に、図柄ベルトBの前張り側帯部分b1におけ
る中央の図柄を内側から照明する。なおカバー35の照
明開口面は、縦長方形面とされて複数の図柄を好適に照
明し得るようになっている。
1の回路14の所定部位に接続固定されたランプ基盤3
4に、セット板11中央に掛止される箱形状の光拡散用
のカバー35が組付けられており、ランプ基盤34に配
置された図示2個のランプ36がカバー35内の中央部
に前向きに収容されている。そしてこのランプ36の点
灯・点滅時に、図柄ベルトBの前張り側帯部分b1におけ
る中央の図柄を内側から照明する。なおカバー35の照
明開口面は、縦長方形面とされて複数の図柄を好適に照
明し得るようになっている。
【0035】前述のように1枚のセット板11単位で構
成された夫々の図柄表示ユニットUにおいて、回転駆動
制御機構16に掛装された図柄ベルトBについてみた場
合、前記基準入賞ライン5に対して夫々の図柄d1,d2
の停止表示位置(中心線位置)が万一ずれを生ずるとして
も、その誤差は厳正にみた場合の最大値として、前記1
パルス変位量による微小値範囲(例えば0.55mm以内)
に過ぎない範囲に止まる。このためこの微小誤差を実質
的には公差範囲として、入賞ライン5に対する図柄の中
心線位置での停止表示と見做しても何ら差支えのないと
ころである。従って、回転駆動制御機構16に対する図
柄ベルトBの掛装に際しては、主プーリ19に対する図
柄の位置選択や基準合わせ等を含めた一切の制約はな
く、どのような態様でも自由に掛装し得、その手間や煩
わしさが回避できる。また前記検出手段31の検出位置
についてみた場合、入賞ライン5に対して夫々の図柄d
1,d2がその中心線位置を前述の公差範囲内に合わせて
停止表示されることにおいて、入賞ライン5の位置から
1パルス変位量×設定パルス数による距離に設定するこ
とができる。
成された夫々の図柄表示ユニットUにおいて、回転駆動
制御機構16に掛装された図柄ベルトBについてみた場
合、前記基準入賞ライン5に対して夫々の図柄d1,d2
の停止表示位置(中心線位置)が万一ずれを生ずるとして
も、その誤差は厳正にみた場合の最大値として、前記1
パルス変位量による微小値範囲(例えば0.55mm以内)
に過ぎない範囲に止まる。このためこの微小誤差を実質
的には公差範囲として、入賞ライン5に対する図柄の中
心線位置での停止表示と見做しても何ら差支えのないと
ころである。従って、回転駆動制御機構16に対する図
柄ベルトBの掛装に際しては、主プーリ19に対する図
柄の位置選択や基準合わせ等を含めた一切の制約はな
く、どのような態様でも自由に掛装し得、その手間や煩
わしさが回避できる。また前記検出手段31の検出位置
についてみた場合、入賞ライン5に対して夫々の図柄d
1,d2がその中心線位置を前述の公差範囲内に合わせて
停止表示されることにおいて、入賞ライン5の位置から
1パルス変位量×設定パルス数による距離に設定するこ
とができる。
【0036】前述した夫々の図柄表示ユニットUは、当
該のセット板11と図14に例示するような両端にねじ
孔38およびねじ軸39を有するスペーサ杆兼用の連結
杆37を利用して簡単に組付け得る。すなわち一例とし
て図15に略示するように、図示3基のユニットUを同
一向きの起立状態にして、右列のセット板11の各孔4
0に各連結杆37のねじ孔38を合わせてセット板11
外側からビス41を締付ける。次に、中列のセット板1
1の各孔40を右列の各連結杆37のねじ軸39に位置
合わせして、このねじ軸39に中列の各連結杆37をね
じ孔を介して連結する。そうして左列のセット板11を
同様に中列の各連結杆37に位置合わせして、そのねじ
軸39に左列のセット板11外側からナット42を締付
ける。これにより各ユニットUが縦列組付けセットされ
て、図柄表示装置Mの1組の実体表示部とされる。
該のセット板11と図14に例示するような両端にねじ
孔38およびねじ軸39を有するスペーサ杆兼用の連結
杆37を利用して簡単に組付け得る。すなわち一例とし
て図15に略示するように、図示3基のユニットUを同
一向きの起立状態にして、右列のセット板11の各孔4
0に各連結杆37のねじ孔38を合わせてセット板11
外側からビス41を締付ける。次に、中列のセット板1
1の各孔40を右列の各連結杆37のねじ軸39に位置
合わせして、このねじ軸39に中列の各連結杆37をね
じ孔を介して連結する。そうして左列のセット板11を
同様に中列の各連結杆37に位置合わせして、そのねじ
軸39に左列のセット板11外側からナット42を締付
ける。これにより各ユニットUが縦列組付けセットされ
て、図柄表示装置Mの1組の実体表示部とされる。
【0037】そして前述の実体表示部は、前記収容体4
3内に各基の図柄表示ユニットUのセット板11を位置
決め係止して収容されることにより、1つの収容体43
単位で1基ずつ楽に取扱うことができ、またパチンコ機
Tの遊技盤61裏側に対して収容体43単位で位置決め
セットし得る。このセット状態において、各列の図柄表
示ユニットUにおける図柄ベルトBの前張り側部分b1
が前記透視表示体1の裏面から表示窓4に臨み、また夫
々のセット板11の接続具15が収容体43の裏側に露
出されて、パチンコ機内に装備される後述の制御回路装
置Eの入出力制御部に接続線Hを介して簡単に接続でき
るようになっている(図10参照)。
3内に各基の図柄表示ユニットUのセット板11を位置
決め係止して収容されることにより、1つの収容体43
単位で1基ずつ楽に取扱うことができ、またパチンコ機
Tの遊技盤61裏側に対して収容体43単位で位置決め
セットし得る。このセット状態において、各列の図柄表
示ユニットUにおける図柄ベルトBの前張り側部分b1
が前記透視表示体1の裏面から表示窓4に臨み、また夫
々のセット板11の接続具15が収容体43の裏側に露
出されて、パチンコ機内に装備される後述の制御回路装
置Eの入出力制御部に接続線Hを介して簡単に接続でき
るようになっている(図10参照)。
【0038】なお前記収容体43については、図8〜図
10に示すように、前記遊技盤61裏面に直接定着され
て前記透視表示体1と組付け整合される前枠体44と、
この前枠体44裏側に整合固定される後枠体47との組
立て式のものが例とされている。そして前枠体44に
は、透視板3に整合する広さの窓口45が開口されてい
ると共に、その内側に各図柄表示ユニットUのセット板
11に対する位置決め係止部46が形成されている。一
方後枠体47には、その背面部に各セット板11の接続
具15に対する挿通口48および放熱口49が開口され
ていると共に、その内側に位置決め係止部50が形成さ
れている。
10に示すように、前記遊技盤61裏面に直接定着され
て前記透視表示体1と組付け整合される前枠体44と、
この前枠体44裏側に整合固定される後枠体47との組
立て式のものが例とされている。そして前枠体44に
は、透視板3に整合する広さの窓口45が開口されてい
ると共に、その内側に各図柄表示ユニットUのセット板
11に対する位置決め係止部46が形成されている。一
方後枠体47には、その背面部に各セット板11の接続
具15に対する挿通口48および放熱口49が開口され
ていると共に、その内側に位置決め係止部50が形成さ
れている。
【0039】ここで、前記図柄ベルトBおよび移動制御
に係る設定事項等について付記する。すなわち、モータ
17の1回転に設定されたパルス数(但し整数)と主プー
リ19の円周長とによる1パルス単位の1変位量および
主プーリ19の円周長とベルトBの有効周長の比に基く
ベルト1回転に要するパルス総数を予め求める。このも
とで、パルス総数を予め計算値に最も近い整数にして、
ベルトBを設計、製作可能な小数長(例えば1/10mm
まで)を含む有効周長にする案、またはベルトBを予め
整数有効周長にして、これに対応するパルス総数を計算
値の小数点以下四捨五入して整数にする案が選定でき
る。そしてこの選定案に基いて、実施したい図柄間隔の
基本ピッチおよび図柄のコマ数をベルトBの有効周長か
ら基本的に割出すと共に、基本ピッチ÷1パルス変位量
による基準パルス数を算出して、この基準パルス数に最
も近い整数分を1コマ単位の基本パルス数として設定す
る。
に係る設定事項等について付記する。すなわち、モータ
17の1回転に設定されたパルス数(但し整数)と主プー
リ19の円周長とによる1パルス単位の1変位量および
主プーリ19の円周長とベルトBの有効周長の比に基く
ベルト1回転に要するパルス総数を予め求める。このも
とで、パルス総数を予め計算値に最も近い整数にして、
ベルトBを設計、製作可能な小数長(例えば1/10mm
まで)を含む有効周長にする案、またはベルトBを予め
整数有効周長にして、これに対応するパルス総数を計算
値の小数点以下四捨五入して整数にする案が選定でき
る。そしてこの選定案に基いて、実施したい図柄間隔の
基本ピッチおよび図柄のコマ数をベルトBの有効周長か
ら基本的に割出すと共に、基本ピッチ÷1パルス変位量
による基準パルス数を算出して、この基準パルス数に最
も近い整数分を1コマ単位の基本パルス数として設定す
る。
【0040】このような設定条件案にあって、本実施例
では、具体的な好適実施例として、図柄の基本ピッチ
「20mm」、これに対する基本パルス数を「36,37」の
2段階、所要位置の1つの図柄間隔(例えば図1中のカ
ウンタ値「0〜20」の間)を基本ピッチから小数長分を
適宜差引いた補正ピッチ約19.7mmに夫々設定し、第
1、第2の基本パルス数の交互的な出力制御により図柄
1コマ分ずつ変移させながらベルトB全体を連続移動さ
せるようにした。これにより理論計算値と実施値との差
によるベルト全体のずれや各図柄毎の表示ずれを「0」に
近い最僅小値に止め得、このもとで検出判読手段31に
より基準マークm1検出基準位置(カウンタ「0」のリセッ
ト時)から全ての図柄位置を第1、第2の基本パルス数
単位でカウント検出して、図柄の安定した移動および入
賞ライン5上での正確な停止表示を図り得るものであ
る。
では、具体的な好適実施例として、図柄の基本ピッチ
「20mm」、これに対する基本パルス数を「36,37」の
2段階、所要位置の1つの図柄間隔(例えば図1中のカ
ウンタ値「0〜20」の間)を基本ピッチから小数長分を
適宜差引いた補正ピッチ約19.7mmに夫々設定し、第
1、第2の基本パルス数の交互的な出力制御により図柄
1コマ分ずつ変移させながらベルトB全体を連続移動さ
せるようにした。これにより理論計算値と実施値との差
によるベルト全体のずれや各図柄毎の表示ずれを「0」に
近い最僅小値に止め得、このもとで検出判読手段31に
より基準マークm1検出基準位置(カウンタ「0」のリセッ
ト時)から全ての図柄位置を第1、第2の基本パルス数
単位でカウント検出して、図柄の安定した移動および入
賞ライン5上での正確な停止表示を図り得るものであ
る。
【0041】前述した図柄表示装置Mの実体表示部(3
基の図柄表示ユニットU)に係る基本的な入出力制御系
統については、一例として図16にブロック的に略示し
た前記制御回路装置Eにより構成されている。この回路
装置Eでは、入賞判定部51、乱数データ設定部52、
モータ制御部53およびパルス発生部54、そして各図
柄表示ユニットU毎に対するカウンタ部55および図柄
検出部56が基本的な主体制御部とされている。そして
この装置E内でのプログラム処理に基くマークの検出判
読処理設定条件にあって、各列の図柄表示ユニットUに
対する初期の図柄原点位置確認制御と、前記始動信号入
力に対する図柄変動停止制御を主にした所要の制御を図
り得るようになっている。
基の図柄表示ユニットU)に係る基本的な入出力制御系
統については、一例として図16にブロック的に略示し
た前記制御回路装置Eにより構成されている。この回路
装置Eでは、入賞判定部51、乱数データ設定部52、
モータ制御部53およびパルス発生部54、そして各図
柄表示ユニットU毎に対するカウンタ部55および図柄
検出部56が基本的な主体制御部とされている。そして
この装置E内でのプログラム処理に基くマークの検出判
読処理設定条件にあって、各列の図柄表示ユニットUに
対する初期の図柄原点位置確認制御と、前記始動信号入
力に対する図柄変動停止制御を主にした所要の制御を図
り得るようになっている。
【0042】そこで本実施例のベルト式図柄可変表示装
置の基本的な図柄変動制御態様について、図16〜図1
9を参照して説明する。
置の基本的な図柄変動制御態様について、図16〜図1
9を参照して説明する。
【0043】(図柄原点位置確認処理)遊技に供されたパ
チンコ機Tの図柄表示装置に対する電源投入時において
は、表示装置M全体の初期表示条件としての図柄原点位
置確認処理が、図17に例示する順序に基いてなされ
る。すなわち3列の図柄表示ユニットUにおける図柄原
点合わせが「外れ」表示とされる例では、電源投入に対し
て入賞判定部51と乱数データ設定部52との間の応答
により、各列の停止用図柄に係る1つの「外れ初期デー
タ」が選定記憶される。そしてこのデータ条件におい
て、入賞判定部51からの指示に応答するモータ制御部
53からの駆動制御(パルス出力)に基いて、3列のモー
タ17がデータ条件に従って駆動されて図柄ベルトBが
回転される一方、入賞判定部51に各列毎の検出停止図
柄に係る図柄マークの検出条件が保留される。このもと
で設定時間後に入賞判定部51からの検出条件指示を受
けた各列の検出判読手段31が、当該列毎の図柄ベルト
Bにおいて、基準マークm1を検出した時点から前記「外
れ初期データ」に対応する所定位置の図柄マークm2を検
出すると、その情報をカウンタ部55および図柄検出部
56を経て入賞判定部51に入力することになる。
チンコ機Tの図柄表示装置に対する電源投入時において
は、表示装置M全体の初期表示条件としての図柄原点位
置確認処理が、図17に例示する順序に基いてなされ
る。すなわち3列の図柄表示ユニットUにおける図柄原
点合わせが「外れ」表示とされる例では、電源投入に対し
て入賞判定部51と乱数データ設定部52との間の応答
により、各列の停止用図柄に係る1つの「外れ初期デー
タ」が選定記憶される。そしてこのデータ条件におい
て、入賞判定部51からの指示に応答するモータ制御部
53からの駆動制御(パルス出力)に基いて、3列のモー
タ17がデータ条件に従って駆動されて図柄ベルトBが
回転される一方、入賞判定部51に各列毎の検出停止図
柄に係る図柄マークの検出条件が保留される。このもと
で設定時間後に入賞判定部51からの検出条件指示を受
けた各列の検出判読手段31が、当該列毎の図柄ベルト
Bにおいて、基準マークm1を検出した時点から前記「外
れ初期データ」に対応する所定位置の図柄マークm2を検
出すると、その情報をカウンタ部55および図柄検出部
56を経て入賞判定部51に入力することになる。
【0044】そしてこのマーク検出終了時点から設定時
間後に、モータ制御部53からの駆動制御停止(パルス
出力の停止)に従い、各列のモータ17と共に図柄ベル
トBが停止されて前記図柄マークm2に対する1つの図
柄d1,d2を入賞ライン5上に停止表示する。この結果
において、各列の検出判読手段31の検出情報内容が、
当該のカウンタ部55および図柄検出部56に順次入力
されて、検出された図柄マークm2とこれに対するカウ
ンタ値(0〜20)および図柄d1,d2の種類(A〜U)と
の比較変換処理等がなされて、最終的に入賞判定部51
に情報入力されているもとで、各列の図柄の原点位置が
確認される。以降はこの状態のまま待機されて、始動入
力に対して本来の図柄変動作用を呈し得る。但しこの
「外れ初期データ」制御処理に基く図柄原点位置確認にお
いては、同種または異種の外れ用、異種の当り用、外れ
用と当り用の夫々の図柄d1,d2を含む1通りの「外れ」
が表示される。
間後に、モータ制御部53からの駆動制御停止(パルス
出力の停止)に従い、各列のモータ17と共に図柄ベル
トBが停止されて前記図柄マークm2に対する1つの図
柄d1,d2を入賞ライン5上に停止表示する。この結果
において、各列の検出判読手段31の検出情報内容が、
当該のカウンタ部55および図柄検出部56に順次入力
されて、検出された図柄マークm2とこれに対するカウ
ンタ値(0〜20)および図柄d1,d2の種類(A〜U)と
の比較変換処理等がなされて、最終的に入賞判定部51
に情報入力されているもとで、各列の図柄の原点位置が
確認される。以降はこの状態のまま待機されて、始動入
力に対して本来の図柄変動作用を呈し得る。但しこの
「外れ初期データ」制御処理に基く図柄原点位置確認にお
いては、同種または異種の外れ用、異種の当り用、外れ
用と当り用の夫々の図柄d1,d2を含む1通りの「外れ」
が表示される。
【0045】また前述した「外れ初期データ」処理方式の
他に、図17中破線枠で例示した「時間制御データ」処理
方式も採用可能である。すなわち3列の図柄ベルトBが
互いに「外れ、当り」を含む任意の初期表示条件とされる
例において、電源投入に対して入賞判定部51とモータ
制御部53との間の時間的制御処理に基いて、各列のモ
ータ17の駆動により図柄ベルトBが暫時回転される。
そして設定時間の最終段階において、各列の検出判読手
段31が基準マークm1の検出基準時点から所定位置の
図柄マークm2を検出して入賞判定部51に情報入力
し、この検出終了時点から設定時間後に、モータ制御部
53からのパルス出力の停止に従い、モータ17と共に
図柄ベルトBが停止されて、夫々1つずつの図柄d1,d
2を入賞ライン5上に停止表示する。そして前述と同様
に夫々の検出判読手段31の情報検出内容が、入賞判定
部51に情報入力されているもとで、各列の図柄の原点
位置が確認される。なおこの処理方式では、前述した
「外れ」の他に、同種当り用図柄を含めて表示されること
がある。
他に、図17中破線枠で例示した「時間制御データ」処理
方式も採用可能である。すなわち3列の図柄ベルトBが
互いに「外れ、当り」を含む任意の初期表示条件とされる
例において、電源投入に対して入賞判定部51とモータ
制御部53との間の時間的制御処理に基いて、各列のモ
ータ17の駆動により図柄ベルトBが暫時回転される。
そして設定時間の最終段階において、各列の検出判読手
段31が基準マークm1の検出基準時点から所定位置の
図柄マークm2を検出して入賞判定部51に情報入力
し、この検出終了時点から設定時間後に、モータ制御部
53からのパルス出力の停止に従い、モータ17と共に
図柄ベルトBが停止されて、夫々1つずつの図柄d1,d
2を入賞ライン5上に停止表示する。そして前述と同様
に夫々の検出判読手段31の情報検出内容が、入賞判定
部51に情報入力されているもとで、各列の図柄の原点
位置が確認される。なおこの処理方式では、前述した
「外れ」の他に、同種当り用図柄を含めて表示されること
がある。
【0046】(図柄変動停止処理)前述した図柄原点位置
確認処理後において、パチンコ機Tでのゲームの開始に
伴い、後述の始動入賞用スイッチ65による検出信号
(始動信号)が入賞判定部51に入力された以後において
は、本来の図柄変動制御作用が行なわれる。すなわち図
16および図18に示すように、1つの始動入力に対す
る入賞判定部51からの指示に基いてモータ制御部53
から送信されるパルス出力により、3列のモータ17の
順次駆動に従い図柄ベルトBが回動開始される一方、乱
数データ設定部52において、始動入力に対する停止図
柄のための1つの「サンプリングデータ」が選出される。
この「サンプリングデータ」については、全ての図柄組合
わせ総数の内から当該の図柄ベルトBにおける全ての図
柄マークm2に対応する図番カウンタ値の情報内容に該
当して外れ用、当り用に区分された何れか1つのデータ
に決定されて、入賞判定部51に一旦入力保留される。
そしてこれ以降は、同判定部51における処理に基いて
前記モータ制御部53が制御される一方、夫々の検出判
読手段31の情報検出条件が指示される。
確認処理後において、パチンコ機Tでのゲームの開始に
伴い、後述の始動入賞用スイッチ65による検出信号
(始動信号)が入賞判定部51に入力された以後において
は、本来の図柄変動制御作用が行なわれる。すなわち図
16および図18に示すように、1つの始動入力に対す
る入賞判定部51からの指示に基いてモータ制御部53
から送信されるパルス出力により、3列のモータ17の
順次駆動に従い図柄ベルトBが回動開始される一方、乱
数データ設定部52において、始動入力に対する停止図
柄のための1つの「サンプリングデータ」が選出される。
この「サンプリングデータ」については、全ての図柄組合
わせ総数の内から当該の図柄ベルトBにおける全ての図
柄マークm2に対応する図番カウンタ値の情報内容に該
当して外れ用、当り用に区分された何れか1つのデータ
に決定されて、入賞判定部51に一旦入力保留される。
そしてこれ以降は、同判定部51における処理に基いて
前記モータ制御部53が制御される一方、夫々の検出判
読手段31の情報検出条件が指示される。
【0047】そして前述した入賞判定部51の処理指示
にあって、モータ制御部53の駆動制御に基いて各列の
モータ17の順次減速駆動に従い図柄ベルトBが低速回
転される最終段階において、夫々の検出判読手段31が
前述の「サンプリングデータ」で定められた検出条件に基
いて、基準マークm1の検出基準時点から所定位置の図
柄マークm2を検出してカウンタ部55および図柄検出
部56を経て入賞判定部51に情報入力する。そしてこ
の検出終了時点から設定時間後にモータ制御部53から
のパルス出力停止に従い各列のモータ17と共に図柄ベ
ルトBが停止されて、図柄マークm2に対する1つの図
柄(当り用または外れ用)d1,d2を入賞ライン5上に停
止表示する。この時点において、各列の検出判読手段3
1のマーク検出内容については、夫々のカウンタ部55
において基準マークm1の検出時点から検出された図柄
マークm2の位置に対応するカウンタ値が「0〜20」の
範囲で検出されて図柄検出部56に入力され、また同検
出部56において検出されたカウンタ値から図柄d1,d
2の種類(A〜U)が検出判定されて入賞判定部51に情
報入力されている。このもとで同判定部51では、前記
「サンプリングデータ」に基いて、夫々の停止図柄を個別
的および全体的に判断している。
にあって、モータ制御部53の駆動制御に基いて各列の
モータ17の順次減速駆動に従い図柄ベルトBが低速回
転される最終段階において、夫々の検出判読手段31が
前述の「サンプリングデータ」で定められた検出条件に基
いて、基準マークm1の検出基準時点から所定位置の図
柄マークm2を検出してカウンタ部55および図柄検出
部56を経て入賞判定部51に情報入力する。そしてこ
の検出終了時点から設定時間後にモータ制御部53から
のパルス出力停止に従い各列のモータ17と共に図柄ベ
ルトBが停止されて、図柄マークm2に対する1つの図
柄(当り用または外れ用)d1,d2を入賞ライン5上に停
止表示する。この時点において、各列の検出判読手段3
1のマーク検出内容については、夫々のカウンタ部55
において基準マークm1の検出時点から検出された図柄
マークm2の位置に対応するカウンタ値が「0〜20」の
範囲で検出されて図柄検出部56に入力され、また同検
出部56において検出されたカウンタ値から図柄d1,d
2の種類(A〜U)が検出判定されて入賞判定部51に情
報入力されている。このもとで同判定部51では、前記
「サンプリングデータ」に基いて、夫々の停止図柄を個別
的および全体的に判断している。
【0048】従ってこの結果として入賞ライン5上の図
柄組合わせについて、例えば3列の同種当り用図柄一致
の場合では「当り」、これら以外の場合では全て「外れ」と
して夫々判定処理されるようになっている。但しこの
「外れ」には、左列および右列の同種当り用図柄一致で、
中列の異種図柄(当り用、外れ用)不一致の場合による
「リーチ外れ」状態を含む。なお前述した図柄組合わせの
検出判定は、中央横線を基準の入賞ライン5として停止
された図柄同志をみた例としたが、他の入賞ライン(上
下の横線および斜線)上に停止された夫々の図柄同志に
ついては、基準の入賞ライン上の夫々の図柄に係るカウ
ンタ値に対して「+1つ分と−1つ分」のカウンタ値(図
柄1コマ分の設定パルス数)の算出処理に基いて検出判
定されることになる。勿論上または下の横線を基準の入
賞ライン5として、他のライン上の図柄同志を検出判定
する例であってもよい。ちなみに図16中に例示したス
ピーカ57および表示ランプ7,36は、始動入力時の
図柄変動中、停止時等に合わせて夫々の効果音、効果表
示光を発生する。
柄組合わせについて、例えば3列の同種当り用図柄一致
の場合では「当り」、これら以外の場合では全て「外れ」と
して夫々判定処理されるようになっている。但しこの
「外れ」には、左列および右列の同種当り用図柄一致で、
中列の異種図柄(当り用、外れ用)不一致の場合による
「リーチ外れ」状態を含む。なお前述した図柄組合わせの
検出判定は、中央横線を基準の入賞ライン5として停止
された図柄同志をみた例としたが、他の入賞ライン(上
下の横線および斜線)上に停止された夫々の図柄同志に
ついては、基準の入賞ライン上の夫々の図柄に係るカウ
ンタ値に対して「+1つ分と−1つ分」のカウンタ値(図
柄1コマ分の設定パルス数)の算出処理に基いて検出判
定されることになる。勿論上または下の横線を基準の入
賞ライン5として、他のライン上の図柄同志を検出判定
する例であってもよい。ちなみに図16中に例示したス
ピーカ57および表示ランプ7,36は、始動入力時の
図柄変動中、停止時等に合わせて夫々の効果音、効果表
示光を発生する。
【0049】なお、図柄可変表示装置Mに係る始動入力
時以後の図柄変動制御については、前述の制御回路装置
Eの制御を主体にして図19に例示するフローチャート
で処理する例も提案される。すなわちこの制御処理例に
あっては、前記乱数データ設定部53から抽出された1
つの「サンプリングデータ」が、当り用、外れ用に区分さ
れた何れかのデータに決定されて、前記入賞判定部51
の当り処理部と外れ処理部とに区分して入力保留され
る。そしてこれ以降は、夫々の処理部での処理に基い
て、前述と同様にモータ制御部53が制御される一方、
夫々の検出判読手段31の検出条件が指示されるもと
で、同図のフローに従ってマーク検出による図柄停止表
示の制御が行なわれるものである。ちなみにこの制御処
理例による「サンプリングデータ」の作成設定例として
は、当り処理番号「数字1」と、外れ処理番号「数字2」と
が適宜順序で配置されて一定周期で巡回される数列(乱
数テーブル)が採用され、そしてこの数列内にあって、
始動入力時に当りまたは外れの処理番号をもつ1つの
「サンプリングデータ」が抽出されるようになっている。
時以後の図柄変動制御については、前述の制御回路装置
Eの制御を主体にして図19に例示するフローチャート
で処理する例も提案される。すなわちこの制御処理例に
あっては、前記乱数データ設定部53から抽出された1
つの「サンプリングデータ」が、当り用、外れ用に区分さ
れた何れかのデータに決定されて、前記入賞判定部51
の当り処理部と外れ処理部とに区分して入力保留され
る。そしてこれ以降は、夫々の処理部での処理に基い
て、前述と同様にモータ制御部53が制御される一方、
夫々の検出判読手段31の検出条件が指示されるもと
で、同図のフローに従ってマーク検出による図柄停止表
示の制御が行なわれるものである。ちなみにこの制御処
理例による「サンプリングデータ」の作成設定例として
は、当り処理番号「数字1」と、外れ処理番号「数字2」と
が適宜順序で配置されて一定周期で巡回される数列(乱
数テーブル)が採用され、そしてこの数列内にあって、
始動入力時に当りまたは外れの処理番号をもつ1つの
「サンプリングデータ」が抽出されるようになっている。
【0050】一方、図柄表示装置Mに係る基本的な図柄
変動制御態様、つまり3列の図柄表示ユニットUにおけ
るモータ17および図柄ベルトBの回転変動態様につい
ては、一例として図20に示すように設定されている。
変動制御態様、つまり3列の図柄表示ユニットUにおけ
るモータ17および図柄ベルトBの回転変動態様につい
ては、一例として図20に示すように設定されている。
【0051】すなわち、 (a) 電源投入時では、左列、中列、右列が同時または
順次開始されて設定時間後に左列、右列、中列の順に停
止され、前述のように表示された夫々の図柄の原点位置
が確認される。 (b) 始動入力に基く変動開始については、左列、中
列、右列が同時または順次所定時間差でスタートされ
て、設定時間に亘る連続変動過程にあって、段階的に増
速されながら所定の高速に変化されてそのまま維持され
る。なお3列の変動中には、互いに異なる図柄合わせ時
間が必要に応じて含まれる。 (c) 停止入力に基く変動停止については、左列の変動
開始時から設定時間に図柄停止決定信号が入力される例
にあって、この信号入力時以後から左列、右列、中列の
順で段階的に減速される過程において、所定時間差毎に
前記検出判読手段31で検出された時点から設定時間後
に停止される。 (d) 各列の変動時間(開始から停止まで)については、
前記「外れ」時では、左列、右列、中列が夫々一定の変動
時間T1,T2,T3とされ、前記「当り」時(「リーチ外れ」時
を含む)では、左列および右列が共通の一定変動時間の
ままとされて、中列のみが予め設定された所定の条件に
よって「外れ」時の変動時間T3より長い可変変動時間T4
またはT5とされる。
順次開始されて設定時間後に左列、右列、中列の順に停
止され、前述のように表示された夫々の図柄の原点位置
が確認される。 (b) 始動入力に基く変動開始については、左列、中
列、右列が同時または順次所定時間差でスタートされ
て、設定時間に亘る連続変動過程にあって、段階的に増
速されながら所定の高速に変化されてそのまま維持され
る。なお3列の変動中には、互いに異なる図柄合わせ時
間が必要に応じて含まれる。 (c) 停止入力に基く変動停止については、左列の変動
開始時から設定時間に図柄停止決定信号が入力される例
にあって、この信号入力時以後から左列、右列、中列の
順で段階的に減速される過程において、所定時間差毎に
前記検出判読手段31で検出された時点から設定時間後
に停止される。 (d) 各列の変動時間(開始から停止まで)については、
前記「外れ」時では、左列、右列、中列が夫々一定の変動
時間T1,T2,T3とされ、前記「当り」時(「リーチ外れ」時
を含む)では、左列および右列が共通の一定変動時間の
ままとされて、中列のみが予め設定された所定の条件に
よって「外れ」時の変動時間T3より長い可変変動時間T4
またはT5とされる。
【0052】なおこの図柄変動制御態様例にあって、図
18および図19のフローチャートで示した「リーチ動
作」に係る表示としては、図20中に例示したように、
右列ベルトBの停止前所要時点(例えばN個図柄または
所定パルスの手前)から右列ベルトBおよび中列ベルト
Bの停止時までの間、前記スピーカ57からリーチ用の
効果音と、前記表示ランプ7,36によるリーチ用の効
果光が発生される。また前記「当り」時では、図20に例
示するように、中列ベルトBの停止時以降に当り用効果
音と当り用効果光が発生される。
18および図19のフローチャートで示した「リーチ動
作」に係る表示としては、図20中に例示したように、
右列ベルトBの停止前所要時点(例えばN個図柄または
所定パルスの手前)から右列ベルトBおよび中列ベルト
Bの停止時までの間、前記スピーカ57からリーチ用の
効果音と、前記表示ランプ7,36によるリーチ用の効
果光が発生される。また前記「当り」時では、図20に例
示するように、中列ベルトBの停止時以降に当り用効果
音と当り用効果光が発生される。
【0053】このような図柄表示装置Mの実施にあっ
て、前述したマーク直接検出による図柄停止表示例によ
れば、前述した如く、各列の図柄ベルトBが図柄1コマ
単位毎に対応する基本パルス数分の変位量に何らかの誤
差を生じたとしても、検出判読手段31が所定の図柄マ
ークm2を有検出した時点で、これに対するカウンタ値
から図柄d1,d2を正確に検出判読して、所定時間後に
同図柄d1,d2を入賞ライン5上に合わせて停止表示さ
せることができるものである。
て、前述したマーク直接検出による図柄停止表示例によ
れば、前述した如く、各列の図柄ベルトBが図柄1コマ
単位毎に対応する基本パルス数分の変位量に何らかの誤
差を生じたとしても、検出判読手段31が所定の図柄マ
ークm2を有検出した時点で、これに対するカウンタ値
から図柄d1,d2を正確に検出判読して、所定時間後に
同図柄d1,d2を入賞ライン5上に合わせて停止表示さ
せることができるものである。
【0054】またこの図柄表示装置Mによれば、各列毎
の図柄表示ユニットUにおける回転駆動制御機構16に
おいて、図柄表示帯Sより成形された図柄ベルトBが、
主プーリ19および従プーリ20間に調節案内具22の
案内プーリ26を利用して適正な伸張状態で好適に滑止
め掛装されているもとで、前述のようにずれ等の誤差を
修正して図柄マークの直接検出に基いて図柄を停止表示
し得る。このため主プーリ19と図柄ベルトBの間にお
いて、爪車や係止孔等の係止送り手段がなくとも、図柄
ベルトBを適正に移動させて好適な図柄変動態様を呈す
ることができる。これによりこの表示装置Mでは、前述
の係止送り手段を不要として、主プーリ19を単純な形
状、構造のものとし得、また図柄ベルトBの有効幅を大
きくして、その分大きく見栄えのよい図柄を形成し得、
表示装置全体のグレードアップを図ることができる。
の図柄表示ユニットUにおける回転駆動制御機構16に
おいて、図柄表示帯Sより成形された図柄ベルトBが、
主プーリ19および従プーリ20間に調節案内具22の
案内プーリ26を利用して適正な伸張状態で好適に滑止
め掛装されているもとで、前述のようにずれ等の誤差を
修正して図柄マークの直接検出に基いて図柄を停止表示
し得る。このため主プーリ19と図柄ベルトBの間にお
いて、爪車や係止孔等の係止送り手段がなくとも、図柄
ベルトBを適正に移動させて好適な図柄変動態様を呈す
ることができる。これによりこの表示装置Mでは、前述
の係止送り手段を不要として、主プーリ19を単純な形
状、構造のものとし得、また図柄ベルトBの有効幅を大
きくして、その分大きく見栄えのよい図柄を形成し得、
表示装置全体のグレードアップを図ることができる。
【0055】ここで前述した図柄表示装置Mが実施され
るパチンコ機Tについて図21を参照して要約説明する
と、遊技盤61の遊技領域62において、アウト口63
が形成されている一方、図柄始動入力手段とされるスイ
ッチ65付きの始動入賞具64と、大型の電動入賞装置
N等が配設されている。そして図柄表示装置Mの図柄変
動制御にあって、入賞ライン5上に当りの図柄組合わせ
が表示されると、これに基いて特別遊技状態が成立され
て電動入賞装置Nに開成作動条件が付与される。この開
成作動条件として、前述の制御回路装置Eから送出され
る駆動出力に基いて、電磁ソレノイド68が通電励磁さ
れることに伴い、開閉部材67が動作変化されて入賞領
域66を開放する。これにより多くの遊技球が容易に入
賞領域66に入り、セーフ球としてカウントスイッチ6
9およびVスイッチ70で検出されて裏側に通出され
る。なお該入賞装置Nの毎回の開成作動において、ソレ
ノイド68の通電可動時間とセーフ球のカウント個数と
の制限条件が付加され、この条件の何れか早く到達した
時点で当該回の開成作動が終了される。また当該回の開
成状態において、セーフ球の1球がVスイッチ70で検
出されることにより次回の開成作動の継続条件が成立さ
れ、このもとで最高16回までの開成作動が可能とされ
て作動が終了とされる。
るパチンコ機Tについて図21を参照して要約説明する
と、遊技盤61の遊技領域62において、アウト口63
が形成されている一方、図柄始動入力手段とされるスイ
ッチ65付きの始動入賞具64と、大型の電動入賞装置
N等が配設されている。そして図柄表示装置Mの図柄変
動制御にあって、入賞ライン5上に当りの図柄組合わせ
が表示されると、これに基いて特別遊技状態が成立され
て電動入賞装置Nに開成作動条件が付与される。この開
成作動条件として、前述の制御回路装置Eから送出され
る駆動出力に基いて、電磁ソレノイド68が通電励磁さ
れることに伴い、開閉部材67が動作変化されて入賞領
域66を開放する。これにより多くの遊技球が容易に入
賞領域66に入り、セーフ球としてカウントスイッチ6
9およびVスイッチ70で検出されて裏側に通出され
る。なお該入賞装置Nの毎回の開成作動において、ソレ
ノイド68の通電可動時間とセーフ球のカウント個数と
の制限条件が付加され、この条件の何れか早く到達した
時点で当該回の開成作動が終了される。また当該回の開
成状態において、セーフ球の1球がVスイッチ70で検
出されることにより次回の開成作動の継続条件が成立さ
れ、このもとで最高16回までの開成作動が可能とされ
て作動が終了とされる。
【0056】次に、本実施の図柄表示ベルトを好適に実
施してスロットマシンW用に適した第2のベルト式図柄
可変表示装置について説明する。このタイプの図柄表示
装置Mは、図22および図23に示すように、前述のパ
チンコ機用タイプのものと比較した縦長大型とされてい
るが、基本的には同様に構成されている。すなわち図示
のように長尺方形にされた1枚のセット板11において
回転駆動制御機構16における駆動モータ17の主プー
リ19に対して従プーリ20が大きな軸心間距離に設置
されると共に、案内プーリ26等を有する案内具22が
設置されて、これら回転体19,20,26の外周間に、
図柄の中心間隔やコマ数を大きくした長尺の図柄ベルト
Bが展張掛装される一方、図柄ベルトBに対する所要位
置に検出手段31および照明具33が夫々設置されて、
各ユニットU全体がセット板11単位で構成される。そ
して各セット板11毎を互いに所定間隔の縦列状態にし
て、連結用枠板43Aに1つに枠組み固定することによ
り、複数基の図柄表示ユニットUが1組の実体表示部と
して構成される。
施してスロットマシンW用に適した第2のベルト式図柄
可変表示装置について説明する。このタイプの図柄表示
装置Mは、図22および図23に示すように、前述のパ
チンコ機用タイプのものと比較した縦長大型とされてい
るが、基本的には同様に構成されている。すなわち図示
のように長尺方形にされた1枚のセット板11において
回転駆動制御機構16における駆動モータ17の主プー
リ19に対して従プーリ20が大きな軸心間距離に設置
されると共に、案内プーリ26等を有する案内具22が
設置されて、これら回転体19,20,26の外周間に、
図柄の中心間隔やコマ数を大きくした長尺の図柄ベルト
Bが展張掛装される一方、図柄ベルトBに対する所要位
置に検出手段31および照明具33が夫々設置されて、
各ユニットU全体がセット板11単位で構成される。そ
して各セット板11毎を互いに所定間隔の縦列状態にし
て、連結用枠板43Aに1つに枠組み固定することによ
り、複数基の図柄表示ユニットUが1組の実体表示部と
して構成される。
【0057】このような図柄表示装置Mは、スロットマ
シンWでの実施にあたり、機内の所定位置に前記実体表
示部の連結用枠板43Aを位置決めセットすることによ
り、各図柄表示ユニットUの図柄ベルトBを、スロット
マシンWおける透視表示板71の裏側に臨ませた状態で
装備し得る。そしてスタート操作およびストップ操作に
対応する入出力制御部を含む適宜制御回路装置の制御並
びに図17〜図20に例示したような制御処理および変
動態様等に基いて、図柄を変動停止表示させることがで
きる。なおこの図柄表示装置において、前述したパチン
コ機用タイプのものと比較して同等構成部分には同一符
号を付してその説明は省略する。また駆動モータ17、
検出手段31、照明具33は、前記制御回路装置Eの入
出力制御側に対して、固々に接続する例を主としたが、
各セット板11に夫々の回路を一体的に構成したり、回
路基盤を装着したりして、集約的に接続するようにして
もよい。
シンWでの実施にあたり、機内の所定位置に前記実体表
示部の連結用枠板43Aを位置決めセットすることによ
り、各図柄表示ユニットUの図柄ベルトBを、スロット
マシンWおける透視表示板71の裏側に臨ませた状態で
装備し得る。そしてスタート操作およびストップ操作に
対応する入出力制御部を含む適宜制御回路装置の制御並
びに図17〜図20に例示したような制御処理および変
動態様等に基いて、図柄を変動停止表示させることがで
きる。なおこの図柄表示装置において、前述したパチン
コ機用タイプのものと比較して同等構成部分には同一符
号を付してその説明は省略する。また駆動モータ17、
検出手段31、照明具33は、前記制御回路装置Eの入
出力制御側に対して、固々に接続する例を主としたが、
各セット板11に夫々の回路を一体的に構成したり、回
路基盤を装着したりして、集約的に接続するようにして
もよい。
【0058】なお前述した第2の図柄表示装置Mが実施
されるスロットマシンWでは、図24に全体が略示され
るように図柄用の表示窓72および複数の入賞ライン7
3等を形成した透視表示板71の裏側に、図中破線で示
した第2の図柄表示装置Mが設置される。そして投入口
74から所要枚数のコインを投入したもとで、スタート
レバー75を操作することにより、前述のような図柄変
動制御が開始され、各々の停止ボタン76を操作するこ
とにより各列の図柄が停止される。この結果、入賞ライ
ン73上に当りの図柄組合わせが表示されると、これに
基いて入賞状態が成立されて所定枚数の褒賞用コインが
獲得可能とされる。
されるスロットマシンWでは、図24に全体が略示され
るように図柄用の表示窓72および複数の入賞ライン7
3等を形成した透視表示板71の裏側に、図中破線で示
した第2の図柄表示装置Mが設置される。そして投入口
74から所要枚数のコインを投入したもとで、スタート
レバー75を操作することにより、前述のような図柄変
動制御が開始され、各々の停止ボタン76を操作するこ
とにより各列の図柄が停止される。この結果、入賞ライ
ン73上に当りの図柄組合わせが表示されると、これに
基いて入賞状態が成立されて所定枚数の褒賞用コインが
獲得可能とされる。
【0059】また前記第2の図柄表示装置Mは、別の図
柄組合わせ式遊技機にも勿論実施可能である。すなわち
図25に略示する遊技機Zは、近い将来実施が予測され
る「パチンコ式スロットマシン」とも称し得るタイプのも
のであって、パチンコ機の場合と同様に遊技媒体および
賞品媒体に同等なパチンコ球を使用して、スロットマシ
ンの場合と同様な操作に基いて図柄組合わせゲームを展
開し得るものである。そしてこのような遊技機Zにあっ
て、図柄表示装置Mは、外枠81に対して開閉可能に組
付けられた前枠82の裏側において、図中破線で示すよ
うに前述の実体表示部が装備セットされることにより、
各図柄表示ユニットUの図柄ベルトBを、図柄用の表示
窓85および入賞ライン84等を形成した透視表示板8
3の裏側に臨ませた状態で実施し得る。
柄組合わせ式遊技機にも勿論実施可能である。すなわち
図25に略示する遊技機Zは、近い将来実施が予測され
る「パチンコ式スロットマシン」とも称し得るタイプのも
のであって、パチンコ機の場合と同様に遊技媒体および
賞品媒体に同等なパチンコ球を使用して、スロットマシ
ンの場合と同様な操作に基いて図柄組合わせゲームを展
開し得るものである。そしてこのような遊技機Zにあっ
て、図柄表示装置Mは、外枠81に対して開閉可能に組
付けられた前枠82の裏側において、図中破線で示すよ
うに前述の実体表示部が装備セットされることにより、
各図柄表示ユニットUの図柄ベルトBを、図柄用の表示
窓85および入賞ライン84等を形成した透視表示板8
3の裏側に臨ませた状態で実施し得る。
【0060】そして図示のパチンコ式スロットマシンZ
では、透視表示板83の下方に位置する第1の球皿86
内にパチンコ球が投入されているもとで、前枠82前面
に開閉可能にセットされた前面枠87下部の操作部88
における取込み用操作ボタン89を1回ずつ(1ゲーム最
高3回まで)操作することにより、機内の球取込み装置
(図示せず)がパチンコ球を1定個数(例えば5個)単位で
取込んで制御回路装置(図示せず)の制御に基くゲームが
開始可能とされる。このもとでスタートレバー90の操
作により図柄が変動開始され、また各ストップボタン9
1の操作により図柄が変動開始される。そして入賞ライ
ン84上に当りの図柄組合わせが表示されると、入賞成
立として所定数の賞品球(パチンコ球)が、前枠82裏側
の賞球排出装置(図示せず)から払出されて球皿86側へ
給出される。なお図中の符号92は、第1の球皿86側
から溢れ出た賞球を受けるための第2の球皿を示す。
では、透視表示板83の下方に位置する第1の球皿86
内にパチンコ球が投入されているもとで、前枠82前面
に開閉可能にセットされた前面枠87下部の操作部88
における取込み用操作ボタン89を1回ずつ(1ゲーム最
高3回まで)操作することにより、機内の球取込み装置
(図示せず)がパチンコ球を1定個数(例えば5個)単位で
取込んで制御回路装置(図示せず)の制御に基くゲームが
開始可能とされる。このもとでスタートレバー90の操
作により図柄が変動開始され、また各ストップボタン9
1の操作により図柄が変動開始される。そして入賞ライ
ン84上に当りの図柄組合わせが表示されると、入賞成
立として所定数の賞品球(パチンコ球)が、前枠82裏側
の賞球排出装置(図示せず)から払出されて球皿86側へ
給出される。なお図中の符号92は、第1の球皿86側
から溢れ出た賞球を受けるための第2の球皿を示す。
【0061】
【変更例】本発明が提案する情報マーク化式の図柄表示
ベルトについては、前述した裏刷るりラミネート方式に
より作製された図柄表示帯Sのみに制限されず、図4中
の裏母材f2を省略した単層の図柄表示帯を無端状に構
成したものであっても使用可能である。また、図7に示
すように表示帯(母材)の側縁に蒸着帯面部oを長手方向
の全長に亘って形成し、この蒸着帯面部oにおける所定
の基準位置と、各図柄に対する位置とに蒸着面が除かれ
た光透過部分を形成して基準マークm1と図柄マークm2
とする。そして検出判読手段31の検出条件として、蒸
着帯面部oに対する非光透過時(光遮閉時)には「無検
出」、夫々のマークm1,m2に対する光透過時には「有検
出」とする設定例で使用可能にした図柄ベルトも好適に
推奨できる。勿論、表示帯裏面の幅中央部に、蒸着によ
る基準マークm1および図柄マークm2を形成配置してな
る図柄表示帯を利用した図柄ベルトであってもよい。な
お基準マークm1を独自のインデックスとして全ての図
柄d1,d2に図柄マークm2を配置してもよい。勿論、基
準マークm1と、図柄マークm2とを、図柄ベルトの左、
右の各側縁に分けて形成してもよい。
ベルトについては、前述した裏刷るりラミネート方式に
より作製された図柄表示帯Sのみに制限されず、図4中
の裏母材f2を省略した単層の図柄表示帯を無端状に構
成したものであっても使用可能である。また、図7に示
すように表示帯(母材)の側縁に蒸着帯面部oを長手方向
の全長に亘って形成し、この蒸着帯面部oにおける所定
の基準位置と、各図柄に対する位置とに蒸着面が除かれ
た光透過部分を形成して基準マークm1と図柄マークm2
とする。そして検出判読手段31の検出条件として、蒸
着帯面部oに対する非光透過時(光遮閉時)には「無検
出」、夫々のマークm1,m2に対する光透過時には「有検
出」とする設定例で使用可能にした図柄ベルトも好適に
推奨できる。勿論、表示帯裏面の幅中央部に、蒸着によ
る基準マークm1および図柄マークm2を形成配置してな
る図柄表示帯を利用した図柄ベルトであってもよい。な
お基準マークm1を独自のインデックスとして全ての図
柄d1,d2に図柄マークm2を配置してもよい。勿論、基
準マークm1と、図柄マークm2とを、図柄ベルトの左、
右の各側縁に分けて形成してもよい。
【0062】また、本発明の対象とする図柄表示ベルト
を使用する機械的表示態様の図柄可変表示装置について
は、図柄組合わせ式遊技機の型式や遊技内容等に応じて
図柄表示ユニットUの基数、図柄ベルトのサイズや図柄
の種類、コマ数が適宜選択される。そして何れのタイプ
にあっても、各列の図柄表示ユニットUにおける回転駆
動制御機構16を、駆動モータ17、主プーリ19と、
位置の切換えが可能でばねにより付勢された従プーリと
による形式としてもよい。また検出判読手段31は、採
用する図柄ベルトBのタイプ、特に夫々のマークm1,m
2の構成条件に適合する光学形式のものを選択すればよ
く、その検出位置についても入賞ライン5に対する図柄
の停止表示条件に合わせて所定位置に設置すればよい。
を使用する機械的表示態様の図柄可変表示装置について
は、図柄組合わせ式遊技機の型式や遊技内容等に応じて
図柄表示ユニットUの基数、図柄ベルトのサイズや図柄
の種類、コマ数が適宜選択される。そして何れのタイプ
にあっても、各列の図柄表示ユニットUにおける回転駆
動制御機構16を、駆動モータ17、主プーリ19と、
位置の切換えが可能でばねにより付勢された従プーリと
による形式としてもよい。また検出判読手段31は、採
用する図柄ベルトBのタイプ、特に夫々のマークm1,m
2の構成条件に適合する光学形式のものを選択すればよ
く、その検出位置についても入賞ライン5に対する図柄
の停止表示条件に合わせて所定位置に設置すればよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る遊技用
ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄
表示ベルトによれば、光学的検出判読手段で即時正確に
検出される1つの原点位置用の基準マークと、多種複数
の全ての図柄に対する複数個の図柄位置用の図柄マーク
とを形成したことにより、図柄表示ベルトの回転移動中
において検出判読手段による基準マークの基準検出時点
から各図柄1コマ分毎における所要の図柄マークを直接
検出することに基いて、夫々のマークに対応する対象の
図柄を正確に検出停止表示し得る。しかもこの図柄表示
ベルトは、全ての図柄および各々のマークが、ベルトの
外面からはっきり視認できるので、夫々の印刷または蒸
着の具合いやモジュール等の良否、更には互いの識別区
分や整合性の適否等について、特別な機器を一切不要と
して点検者自身の視覚を通じて手早く容易に確認でき
る。
ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄
表示ベルトによれば、光学的検出判読手段で即時正確に
検出される1つの原点位置用の基準マークと、多種複数
の全ての図柄に対する複数個の図柄位置用の図柄マーク
とを形成したことにより、図柄表示ベルトの回転移動中
において検出判読手段による基準マークの基準検出時点
から各図柄1コマ分毎における所要の図柄マークを直接
検出することに基いて、夫々のマークに対応する対象の
図柄を正確に検出停止表示し得る。しかもこの図柄表示
ベルトは、全ての図柄および各々のマークが、ベルトの
外面からはっきり視認できるので、夫々の印刷または蒸
着の具合いやモジュール等の良否、更には互いの識別区
分や整合性の適否等について、特別な機器を一切不要と
して点検者自身の視覚を通じて手早く容易に確認でき
る。
【0064】特に本発明の情報マーク化式図柄表示ベル
トにあっては、検出判読手段の光学的センサ感度(光透
過性)を基準にみて、図柄をセンサ感度の高い多色のイ
ンク剤をもって印刷形成する一方、各々のマークをセン
サ感度の低い蒸着材をもって蒸着形成していることによ
り、図柄と各マークとの互いのセンサ感度(光透過性)の
差異を利用して、夫々のマークは、全ての図柄に対し
て、その配置条件に何ら制約されずに所要位置に形成配
置することができ、特に図柄の一部分と重合位置するよ
うなことがあってもその非光透過条件(光遮閉状態)を維
持したまま適正に検出される。これにより本発明の図柄
表示ベルトでは、その幅方向において所要とする図柄
を、夫々のマークの位置に制約されずに幅全域に亘り大
きく形成したものとし得、カラフルで見栄えが良くグレ
ードの高い好適な情報マーク化式図柄表示材として手軽
に実施できる。
トにあっては、検出判読手段の光学的センサ感度(光透
過性)を基準にみて、図柄をセンサ感度の高い多色のイ
ンク剤をもって印刷形成する一方、各々のマークをセン
サ感度の低い蒸着材をもって蒸着形成していることによ
り、図柄と各マークとの互いのセンサ感度(光透過性)の
差異を利用して、夫々のマークは、全ての図柄に対し
て、その配置条件に何ら制約されずに所要位置に形成配
置することができ、特に図柄の一部分と重合位置するよ
うなことがあってもその非光透過条件(光遮閉状態)を維
持したまま適正に検出される。これにより本発明の図柄
表示ベルトでは、その幅方向において所要とする図柄
を、夫々のマークの位置に制約されずに幅全域に亘り大
きく形成したものとし得、カラフルで見栄えが良くグレ
ードの高い好適な情報マーク化式図柄表示材として手軽
に実施できる。
【0065】従ってこのような本発明の図柄表示ベルト
を採用するベルト式図柄可変表示装置では、図柄変動用
入力に対する入出力制御に基いて、各列毎の図柄表示ユ
ニットの図柄ベルトを適正に連続移動させ得るもとで、
検出判読手段による基準マークの基準検出時点から所定
の図柄マークを直接検出した後に図柄ベルトを停止し
て、検出マークに対応する図柄を、遊技機の前面に臨む
停止表示位置に正確に停止表示し得、全ての図柄に対す
る検出の信頼性を高めて的確な図柄検出停止を図ること
ができる。しかも従来の図柄ドラム形式の表示装置と比
較した場合、図柄ベルト自体の上下方向への長尺化が容
易に可能となることに伴い、有効全周長を可及的に長く
して個々の図柄のサイズを大きくし得ると共に、多くの
種類、コマ数を採用することができ、図柄組合わせゲー
ムの表示内容の多様化を図ることができるものである。
を採用するベルト式図柄可変表示装置では、図柄変動用
入力に対する入出力制御に基いて、各列毎の図柄表示ユ
ニットの図柄ベルトを適正に連続移動させ得るもとで、
検出判読手段による基準マークの基準検出時点から所定
の図柄マークを直接検出した後に図柄ベルトを停止し
て、検出マークに対応する図柄を、遊技機の前面に臨む
停止表示位置に正確に停止表示し得、全ての図柄に対す
る検出の信頼性を高めて的確な図柄検出停止を図ること
ができる。しかも従来の図柄ドラム形式の表示装置と比
較した場合、図柄ベルト自体の上下方向への長尺化が容
易に可能となることに伴い、有効全周長を可及的に長く
して個々の図柄のサイズを大きくし得ると共に、多くの
種類、コマ数を採用することができ、図柄組合わせゲー
ムの表示内容の多様化を図ることができるものである。
【図1】本考案の実施例に係る情報マーク化式図柄表示
ベルトの基材となる図柄表示帯を表側から例示する説明
である。
ベルトの基材となる図柄表示帯を表側から例示する説明
である。
【図2】同上図柄表示帯の一部分を裏側から例示する説
明図である。
明図である。
【図3】同上図柄表示帯の作製例を略示する説明図であ
る。
る。
【図4】作製された図柄表示帯の一部を誇張例示する説
明図である。
明図である。
【図5】図柄表示帯の実例としての図柄およびマークを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】図柄表示帯の検出停止表示例を略示する説明図
である。
である。
【図7】図柄表示帯の別例を略示する説明図である。
【図8】図柄ベルト式図柄可変表示装置を示す正面図で
ある。
ある。
【図9】図柄ベルト式図柄可変表示装置を示す側断面図
である。
である。
【図10】図柄ベルト式図柄可変表示装置を示す平断面
図である。
図である。
【図11】図柄ベルト式の図柄表示ユニットの主要部を
分解して例示する斜視図である。
分解して例示する斜視図である。
【図12】図柄ベルト式の図柄表示ユニットを例示する
正断面である。
正断面である。
【図13】図柄ベルト式の図柄表示ユニットを例示する
側断面図である。
側断面図である。
【図14】図柄表示ユニット用の連結部材を例示する一
部破断した正面図である。
部破断した正面図である。
【図15】図柄表示ユニット同志の組付け状態を略示す
る一部破断した説明図である。
る一部破断した説明図である。
【図16】図柄可変表示装置の制御系統を略示するブロ
ック図である。
ック図である。
【図17】図柄可変表示装置の電源投入時の図柄変動制
御態様(図柄原点位置確認処理)のフローチャート図であ
る。
御態様(図柄原点位置確認処理)のフローチャート図であ
る。
【図18】図柄可変表示装置の始動入力時の図柄変動制
御態様(図柄変動停止処理)のフローチャート図である。
御態様(図柄変動停止処理)のフローチャート図である。
【図19】図柄可変表示装置の始動入力時の別の図柄変
動制御態様(図柄変動停止処理)のフローチャート図であ
る。
動制御態様(図柄変動停止処理)のフローチャート図であ
る。
【図20】図柄可変表示装置の図柄変動状態例を示すタ
イムチャート図である。
イムチャート図である。
【図21】パチンコ機を示す正面図である。
【図22】他のベルト式の図柄可変表示装置の一部を示
す一部破断した正面図である。
す一部破断した正面図である。
【図23】他のベルト式の図柄可変表示装置の一部を示
す一部破断した側面図である。
す一部破断した側面図である。
【図24】スロットマシンを示す正面図である。
【図25】パチンコ式スロットマシンを示す正面図であ
る。
る。
31 検出判読手段 32 光学センサ d1,d2 図柄 m1 基準マーク m2 図柄マーク S 図柄表示帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−1184(JP,A) 特開 昭57−122879(JP,A) 特開 平3−247369(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 両端接合して無端状にされる所定長さお
よび幅を持つ図柄表示帯(S)において、外面から視認で
きる多種類多数コマ分の図柄(d1,d2)を所定間隔(P)で形
成配置すると共に、1つの基準位置と各図柄(d1,d2)に
対する所定位置とに光学的検出判読手段(31)により検出
される1つの基準マーク(m1)と複数の図柄マーク(m2)と
を形成配置し、前記検出判読手段(31)によるセンサ感度
判定条件にあって、全ての図柄(d1,d2)をセンサ感度の
高く光透過性の大きい多色インク剤で印刷形成する一
方、前記基準マーク(m1)および図柄マーク(m2)をセンサ
感度の低く光透過性の小さい蒸着材を利用して形成した
ことを特徴とする遊技用ベルト式図柄可変表示装置のた
めの情報マーク化式図柄表示ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5191966A JP2727151B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 遊技用ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5191966A JP2727151B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 遊技用ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルト |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8130837A Division JP2772475B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 図柄組合わせ遊技機 |
JP8130836A Division JP2727178B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 図柄組合わせ遊技機用のベルト式図柄可変表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724116A JPH0724116A (ja) | 1995-01-27 |
JP2727151B2 true JP2727151B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=16283413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5191966A Expired - Lifetime JP2727151B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 遊技用ベルト式図柄可変表示装置のための情報マーク化式図柄表示ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010124954A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP5191966A patent/JP2727151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0724116A (ja) | 1995-01-27 |
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