JP2010019833A - ガスセンサ、酸素センサ及び空燃比制御システム - Google Patents

ガスセンサ、酸素センサ及び空燃比制御システム Download PDF

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耕策 森田
Akira Uchikawa
晶 内川
Masami Kawashima
正己 川島
Shoichi Sakai
祥一 堺
Masao Tsukada
正夫 塚田
Keiji Mori
啓冶 森
Shosaku Ishihara
昌作 石原
Takeshi Fujita
毅 藤田
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Abstract

【課題】本発明は、低圧縮荷重にて高密度な充填が可能となるシール部材、あるいは、シール部材
の保持力の低下又はシール部材の劣化を防止した酸素センサを主体としたガスセンサを、
及びそれを用いることによってエンジンの空燃比フィードバック制御を高精度にできる空
燃比制御システムを提供することにある。
【解決手段】ガス濃度検出素子と、前記ガス濃度検出素子を保持するホルダと、シール部材が圧縮充填
されたシール部で前記ガス濃度素子の測定部を前記ホルダにシールするガス濃度検出セン
サにおいて、前記シール部材は複数の種類の粒子形状からなる混合粉によって形成された
ことを特徴とする酸素等のガスセンサ。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば車両などに搭載された内燃機関の排気系に設置して排気ガス中の特定
成分を検出するガスセンサに関する。
一般に、自動車等の車両には排気管に例えば酸素センサを設け、該酸素センサを用い
て排気ガス内の酸素濃度を検出することによりエンジンの空燃比をフィードバック制御し
ている。
そして、このような酸素センサとして、酸素濃度を検出する検出素子と該検出素子を挿
入する挿入孔を設けたホルダにセラミック粉を圧縮充填して該検出素子と該ホルダの双方
間をシール、且つ位置決めしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−241346号公報
しかしながら、上述した従来技術では酸素濃度検出素子表面に多孔質な膜が形成されて
おり、圧縮荷重を制限する必要があり、十分な検出素子とホルダ間の保持力が得にくい。
本発明は前述した事情によって鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、低圧縮荷重にて高密度な充填が可能となるシール部材により、検出素子とホルダを強固に保持できる酸素センサを含むガスセンサを提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するために、酸素濃度検出素子と、前記酸素濃度検出素子を保持するホルダと、シール部材が圧縮充填されたシール部で前記酸素濃度素子を前記ホルダにシールする酸素センサにおいて、前記シール部材は複数の種類の粒子形状からなる混合粉によって形成されたことを特徴とする酸素センサである。
本発明によれば、シール部材に複数の粒子形状からなる混合粉を用いることにより、低圧縮荷重で高密度なシール部材を得られる。
本発明の一実施形態を示し、酸素センサの全体断面図である。 本発明の一実施形態を示し、酸素センサの要部の拡大断面図である。 センサ部を示す図であって、(a)は、センサ部の側面図、(b)は、図3(a)のA−A断面図である。 球状アルミナ添加量と空孔率の関係を示したグラフである。 球状アルミナを配合した混合粉の加圧状態における構造図である。 薄片状タルク粒子と球状アルミナ粒子の粒度分布を示したグラフである。 球状アルミナの粒径と成形荷重の関係を示したグラフである。 球状粒子直径Dと薄片状タルク粒子長さLの比(D/L)と空孔率の関係を示したグラフである。 球状アルミナ粒子を配合した混合粉の空孔率と通気量の関係を示したグラフである。 シール材の作製方法について示した図である。 成形圧力と空孔率の関係を示す図である。 空燃比制御システムの模式図である。
図1は、本発明の一実施形態にかかる酸素センサの縦断面図、図2は、本発明の一実施形態に係る酸素センサの要部の拡大断面図、図3は本発明の一実施形態に係る酸素センサのセンサ部を示す図であって、(a)は、センサ部の側面図、(b)は、図3(a)のA−A断面図である。
本実施形態にかかる酸素センサ(ガスセンサ)1は、図1に示すように、長尺円柱状のセンサ部3と、端子部7およびリード線4が組み付けられた筒状の絶縁碍子5とを備えている。
センサ部3の軸方向一方側(図1中下側)には、ガス検知部2が形成されている。また、センサ部3の軸方向他方側(図1中上側)の表面としての外周面3bには、電極部6が露出して設けられている。この電極部6は、ガス検知部2に電気的に接続されている。
絶縁碍子5の軸方向一方側の端面5cには、軸方向他方側に向けて凹む凹部5fが形成され、この凹部5fの内周面5aに沿って、端子部7の鉤状に屈曲された部分が複数配置されて、これら複数の端子部7の間にセンサ部3の接続端部3aが嵌合されるようになっている。
すなわち、センサ部3と絶縁碍子5とが組み付けられた状態では、端子部7の鉤状に屈曲された部分が、絶縁碍子5の凹部5fの内周面5aと接続端部3aの外周面3bとの間に形成される空間部Sに配置され、当該内周面5aと外周面3b上に露出した電極部6との間に挟持されるようになっている。
このとき、端子部7は、接触部P5で電極部6に接触している。
端子部7は、このように挟持されて生じる反発力によって電極部6に圧接され、当該電極部6と電気的に接続される。そしてこの端子部7は、軸方向他方側で、結合部14を介してリード線4内の芯線4aに電気的に接続されている。すなわち、ガス検知部2は、電極部6、端子部7、および結合部14を介して、リード線4内の芯線4aと電気的に接続されている。
そして、端子部7の一端部7aは、リード線4の結合部14から突出するリード板14aにスポット溶接されている。
また、固定部7bは、帯幅方向に拡幅して断面略C字状に丸めて形成されており、絶縁碍子5の取り付け穴12に嵌挿されるようになっている。
また、センサ部3はホルダ部8の挿入孔8aに嵌挿されている。このとき、センサ部3のガス検知部2はホルダ部8の一方側(図1中下側)に露出している。一方、センサ部3の接続端部3aはホルダ部8の他方側(図1中上側)に露出しており、この接続端部3aが絶縁碍子5の底面5gに対して軸方向に空隙部S1をあけて挿入されるようになっている。よって、センサ部3と絶縁碍子5との組み付け時、または組み付け後の例えば車両の振動等によってセンサ部3が移動した場合においても、絶縁碍子5の底面5gにセンサ部3が接触することが無い。
また、センサ部3と絶縁碍子5とが組み付けられた状態では、ホルダ部8と絶縁碍子5とが軸方向に相互に突き当てられ、ホルダ部8の軸方向他方側の端面8cと絶縁碍子5の軸方向一方側の端面5cとが相互に当接するようになっている。
さらに、本実施形態では、ホルダ部8の挿入孔8aは、センサ部3をスムーズに嵌挿できるように、センサ部3の径よりも若干大径に形成されており、挿入孔8aにセンサ部3を嵌挿した状態で、挿入孔8aの内周とセンサ部3の外周との間に所定の隙間が形成されるようになっている。
ガス検知部2は、ホルダ部8に溶接(9g)やスポット溶接、加締め等で固定された二重管9a,9bで構成された有底円筒状のプロテクタ9で覆われている。
プロテクタ9は、例えば金属材料、セラミックス材料等によって形成された内側プロテクタ9aおよび外側プロテクタ9bを有している。このプロテクタ9は、ホルダ部8の先端側に配置され、その内周側に、ホルダ部8から突出するセンサ部3の突出端側が挿入されている。
外側プロテクタ9bの先端側9eは、内側プロテクタ9aに向けて径方向内向きに縮径されており、この縮径部位に、内側プロテクタ9aの外周側に隙間嵌めで嵌合される円形状の嵌合開口9fが設けられている。
このように、内側プロテクタ9aおよび外側プロテクタ9bによってセンサ部3の突出端側を覆うことで、ガス検知部2を排気ガス中の異物等から保護することができる。
この内側プロテクタ9aの一方側(図1中下側)の端部9dには、ガス流通用の流通孔9cが形成されている。検出ガスはその流通孔9cを経由してプロテクタ9内に進入して、ガス検知部2の周囲に到達する。
そして、ホルダ部8の軸方向他端側(図2中上側)には、挿入孔8aを拡径させたシール材収納スペース10が形成されている。そして、このシール材収納スペース10に、耐熱性のシール部材11aを充填することでシール部11が形成され、当該シール部11によってセンサ部3と挿入孔8aとの間の隙間の気密が保持されるようになっている。
そして、シール材収納スペース10内に配置された押圧部材19を加締め部8dによってセンサ部3の径方向内側へ向けて全周加締め等の手段を用いて曲げ加工することで、前記シール部材11aが加圧状態で充填され、センサ部3をホルダ部8に位置決めすることができ、そして、シール部11は、ホルダ部8とセンサ部3との間の隙間等を塞ぎ、ホルダ部8内に外部の水分等が浸入するのを遮断するとともに、排気管内の排気ガス等がケーシング13側に侵入するのを遮断する機能を有している。
また、シール材収納スペース10の軸方向一端(図2中下側)には、軸方向一方側(図2中下側)に向けて荷重方向に徐々に小径となる傾斜面10aと、軸方向に垂直な底面10bとが形成されており、この傾斜面10aの傾斜角度α は、この実施形態では約45度に設定されている。そして、この傾斜面10aと底面10bによってシール部材11aに対する加圧応力が、センサ部3側にも分散されることで、センサ部3とホルダ部8(挿入孔8a)間の気密保持、遮断機能が更に向上する。
ここで、シール部材11aは、複数の種類の粒子形状からなる混合粉によって構成され、例えば、未焼結の薄片状タルク粒子(平均粒子径:5〜25μm)と球状アルミナ粒子(平均粒子径:1〜10μm)の混合粉で構成されており、シール材収納スペース10内に約10kNで加圧充填されている。
絶縁碍子5の凹部5fの底部5bには、端子部7の固定部7bを挿入する取り付け穴12が周方向に等間隔をもって複数(本実施形態では4箇所)形成されている。このように複数の端子部7を周方向に等分配して配置することで、これら複数の端子部7の間に挟持されるセンサ部3を凹部5fの中心に配置しやすくしている。
絶縁碍子5の外周は略筒状のケーシング13で覆われている。このケーシング13の軸方向一端(図1中下端)側の開口部13aは、ホルダ部8の外周面に嵌着され、レーザー溶接等で一体に結合されて密閉されている(13d)。一方、ケーシング13の他端(図1中上端)側は延長されて複数のリード線4の結合部14を覆い、その端部はそれらリード線4を加締め部13cによって気密状態で挿通するフッ素ゴム等の耐熱性のシールラバー15を径方向内向きに縮径させることによって閉塞されている。
なお、絶縁碍子5と接続端部3aとの間に設けた空間部Sは、シール部11、シールラバー15およびケーシング13とホルダ部8との嵌着部分13dによってほぼ気密性が保持されるが、リード線4の芯線4aと被覆材4bとの微少な隙間のみを介して外部と連通し、ケーシング13の内部に酸素濃度検出に用いる基準大気が導入されるようになっている。
また、上記構成の酸素センサ1は、ホルダ部8の一端部に形成したねじ部8bを排気管18のねじ穴18aに螺入することで取り付けられ、この状態で、プロテクタ9で覆われたガス検知部2がその排気管18内に突出する。なお、ホルダ部8と排気管18の外周面との間はガスケット16によってシールされる。
そして、排気管内を流通する排気ガスがプロテクタ9の流通孔9cから内部に流入すると、そのガス中の酸素濃度がガス検知部2によって電気信号として検知され、その電気信号の情報が2対のうちの1対の電極部6、端子部7、結合部14、およびリード線4を介して外部に取り出される。なお、残りの1対の電極部6、端子部7、結合部14、およびリード線4はガス検知部2内のヒータの加熱用として用いられる。
また、接続端部3aと絶縁碍子5とを組み付けるにあたっては、それら接続端部3aと絶縁碍子5とをセンサ部3の軸方向に相互に近接する方向に、絶縁碍子5の端面5cがホルダ部8の端面8cに突き当たる組付位置(図1)まで相対移動させる。このとき接続端部3aは、凹部5f内に挿入されるとともに、当該凹部5fの内周面5aに沿って配置された複数(本実施形態ではセンサ部3の周方向に90°おきに配置された四つ)の端子部7によって挟持されることになる。
なお、本実施形態では、センサ部3の接続端部3aの先端にはその全周に亘って面取り3cが施されている。これにより、接続端部3aの先端と端子部7との接触角度が浅くなって、当該先端あるいは端子部7の損傷が抑制される。
また、本実施形態では、図1に示すように、ケーシング13と絶縁碍子5との間に、弾性部材として、断面C字状のCリング17を介在させている。Cリング17は、本実施形態では、円環状に形成され、絶縁碍子5にその外周を取り囲むようにして嵌着される。また、Cリング17の断面形状は、端部を切り欠かれた略C字状となっている。
このCリング17は、絶縁碍子5とケーシング13との間に挟持されて弾性的または弾塑性的な反発力を生じさせ、絶縁碍子5をケーシング13に対してホルダ部8側、すなわち軸方向一方側(図1中下側)に押し付ける力を生じさせている。これにより、絶縁碍子5はホルダ部8の端面8cに強固に固定されている。
また、このCリング17は、絶縁碍子5の外周とケーシング13の内周との間に挟持されているため、絶縁碍子5の中心軸の直交方向(図1中上下方向)への振動を抑制することができる。排気管18から伝達される振動のレベルが大きい場合、特に2輪車のような高周波の振動が生じる場合には、絶縁碍子5および端子部7の変位が増大し、端子部7がへたり易くなる虞があるが、本実施形態では、このCリング17によって、絶縁碍子5の振動を抑制するとともに端子部7による絶縁碍子5の振動抑制効果と協働して、より端子部7のへたりを抑制することができる。
また、本実施形態では、絶縁碍子5の外周の、軸方向一方側の端面5cと他方側の端面5dの間となる位置に、ホルダ部8の反対側(軸方向他方側、図1中上側)に向けて小径となる段差部5eを設けてある。そして、ケーシング13にも、ホルダ部8の反対側に向けて小径となる段差部13bを設け、段差部5eにCリング17を装着して、当該段差部5eと段差部13bとによってCリング17を挟持するようにしてある。
酸素センサ1は、ホルダ部8の一端部に形成したねじ部8bを排気管18のねじ穴18aに螺入することで取り付けられる。酸素センサが車両の排気管18に搭載された場合、排気管18から伝達される振動の振幅は排気管18から離間するほど(すなわちリード線4側ほど)大きくなって、排気管18に近付くほど(固定端ほど)小さくなる。本実施形態では、段差部5eを設けてCリング17を排気管18側により近付けて配置することができる分、振幅がより小さい位置で振動の抑制を図ることができるため、振動抑制効果をより増大させることができ、Cリング17もより小型化したものを使用することができる。
さらに、本実施形態では、Cリング17を、複数の端子部7を取り囲むように、これら端子部7に対してセンサ部3の中心軸の径方向外側に配置している。
また、本実施形態では、段差部5eに、軸方向に対して傾斜する傾斜面(軸方向一方側へ向かうほど拡径されるテーパ面)を設け、この傾斜面にCリング17を装着してある。このため、Cリング17によって、絶縁碍子5に軸方向ならびに径方向の双方に弾性力を作用させることができ、比較的簡素な構成によって絶縁碍子5のホルダ部8への押し付けと振動抑制との双方の効果を得ることができる。
次に、本発明の一実施形態にかかるセンサ部3の構成について図3を用いて説明する。
本実施形態にかかるセンサ部3は、基体部28を有しており、この基体部28は、図3に示すように、細長いロッド状に形成された心棒部となるヒータ部であるとともに、例えばアルミナ等のセラミックス材料により小径の中実ロッド状に形成された芯ロッドとしてのヒータコア21と、ヒータパターン22と、絶縁性のヒータ被覆層23とを備えている。
ここで、ヒータパターン22は、例えばアルミナを混合した白金等の発熱性導体材料からなり、ヒータコア21の外周面に曲面印刷等の手段を用いて形成されている。また、ヒータパターン22は、ヒータコア21の先端側から基端側に向けて延びる一対のリード部(図示せず)を有しており、これらのリード部は、ヒータコア21の基端側で各端子部7に接続されている。
このヒータパターン22は、外部のヒータ電源(図示せず)から各リード部を介して給電されることにより、例えばヒータコア21の温度が約720℃〜800℃程度の温度となるように当該ヒータコア21を発熱させるものである。
また、ヒータ被覆層23は、ヒータパターン22を径方向外側から保護するために、例えばアルミナ等のセラミックス材料を曲面印刷等の手段でヒータコア21の外周側に厚膜印刷することにより形成されている。
また、図3に示すように、基体部28の表面上には前述のヒータパターン22とは別の位置(本実施形態においてはヒータパターン22とは径方向の対向位置)に形成された緩和層27を含んで順次積層された機能層30および当該機能層30の外面を全体的に覆う保護層31等が曲面印刷等の手段を用いて積層化するように形成されている。また、前記機能層30は前記ヒータパターン22に対応する位置に形成されていても良い。
機能層30は、図3に示すように、酸素イオン伝導性を有する固体電解質層24と、この固体電解質層24の基体部28側に位置する内側電極層25と、この内側電極層25に対して固体電解質層24の反対側に位置する外側電極層26と、固体電解質層24の基体部28側に位置し、固体電解質層24に向けて基準ガスである外気(大気)を導く緩和層27とを含んでいる。
固体電解質層24は、例えばジルコニアの粉体中に所定重量%のイットリアの粉体を混合させたペースト状物を印刷、焼成する事により形成されている。そして、この固体電解質層24は、内側電極層25と外側電極層26との間で、周囲の酸素濃度差に応じた起電力を発生させ、その厚さ方向に酸素イオンを輸送するものである。すなわち、固体電解質層24と一対の電極である内側電極層25および外側電極層26とで、酸素濃度を電気信号として取り出す酸素測定部29が形成されている。また、図3に示すように、固体電解質層24は、その一部がヒータコア21や後述する緩和層27に接するように形成されている。このように、緩和層27は、少なくとも基体部28と固体電解質層24との界面に形成されるものである。
内側電極層25および外側電極層26は、それぞれ導電性を有し、かつ酸素が通過できる材料(例えば白金等)により形成されている。そして、内側電極層25と外側電極層26との間に生じた出力電圧を検出できるようになっている。
緩和層27は、例えばアルミナの粉体(所定重量のジルコニアの粉体を混合してもよい)からなるペースト状物を曲面印刷等の手段を用いて基体部28(本実施形態ではヒータコア21)の表面の外周側に厚膜印刷することで図3に示すような円弧状に形成されている。
そして、緩和層27は連続した空孔を有する多孔質構造に形成されており、センサ部3の周囲を流れる被測定ガスの一部を緩和層27の内部に拡散させつつ、この被測定ガスを前述の内側電極層25に向けて透過させる機能を有している。
なお、本実施形態では、緩和層27は、絶縁性材料(例えばアルミナ)と固体電解質(例えばジルコニア)とのセラミック混合体により形成されており、当該緩和層27は、固体電解質層24の焼結時に固体電解質層24とヒータコア21との間に生じる応力差を緩和する機能も有している。
さらに、固体電解質層24を除いた機能層30の外面には、保護層31が形成されており、この保護層31の外面には、拡散層32が保護層31や固体電解質層24を覆うように形成されており、この拡散層32の外面には、スピネル製保護層33が拡散層32の外面を含めた領域を覆うように形成されている。
保護層31は、測定対象ガス中の酸素が内面側に透過できない材料、例えば、アルミナ等のセラミック材料によって形成されている。そして、この保護層31は、固体電解質層24の一部外面および両電極層25,26の領域を除いて、例えば外側電極層26が露出するように形成されている。
拡散層32は、測定対象ガス中の有害ガス、ダスト等は内面側に通過できないが、測定対象ガス中の酸素は通過できる材質、例えば、アルミナと酸化マグネシウムの混合物の多孔質構造体によって形成されている。
スピネル製保護層33は、測定対象ガス中の酸素を通過できる多孔質構造をしており、保護層31より粗い多孔質体によって形成されている。
ここで、前述した従来技術では、酸素濃度を検出する検出素子ホルダにセラミック粉を用いて圧縮充填して該検出素子と該ホルダの双方間をシール、且つ位置決めする場合において、検出素子表面に形成される多孔質な膜に組織破壊等が生じない範囲において圧縮成形を行うため、圧縮荷重を制限する必要がある。この場合、一種のセラミック粉を使用する従来技術では十分な検出素子とホルダ間の保持力が得にくいという問題があった。
これに対して、本実施形態においてはシール部11に充填されるシール部材11aとして複数の粒子形状からなる混合粉体を用いることにより、低圧縮荷重で高密度なシール部材を得られことで、検出素子表面に形成された多層膜を破壊することなく検出素子とホルダを強固に保持すること可能となる。
ここで、本発明の一実施形態にかかるシール部材11aの構成として、第一の粒子形状を薄片状タルク粒子、第二の粒状形状を球状アルミナ粒子の混合粉からなる構成の例を図4〜図11に示す。
第4図に、横軸に球状アルミナ粉末添加量(vol%),縦軸に空孔率(%)をとった本シール部材11aの成形性を示す。成形圧力は5kNと10kNとし、圧縮成形の結果から成形圧力5kNの条件では球状アルミナ粒子の配合量を多くすることにより空孔率が増大し、高密度な混合体を形成できなかった。しかしながら、成形圧力10kNの条件において球状アルミナ粒子の配合量3〜30vol%の領域において大きな空孔率減少の効果が確認できた。上記より、薄片状タルク粒子に球状アルミナ粒子を配合した効果が確認された。
そこで本実施形態におけるシール部材11aの微細構造を調査した。微細構造の調査結果を第5図に示す。本実施形態におけるシール部材11aでは、薄片状タルク粒子間に球状アルミナ粒子が存在しており、そこで圧縮過程において薄片状タルク粒子を変形させることにより、空孔を大きく減少させていることが確認できた。この効果は球状アルミナ粒子を配合した0.5〜75vol%(薄片状タルク粒子:99.5〜25vol%)の全領域で確認できたが、球状アルミナ粒子が45vol%以上の場合、成形後の型離れ性が低下し、シール部材取だし過程において表面・側面の欠落及び割れが確認された。上記より、球状アルミナ粒子の配合量は45vol%以下、好ましくは30vol%以下が良い。
また、上記により空孔率を低減可能であることからシール部材11aの成形体密度も向上し、強固なセンサ部3の保持が可能となった。また前述した従来技術においては、シール部の圧縮充填において、検出素子とホルダ間の隙間からシール部材が流出する場合があったが、本実施形態における球状アルミナ粒子が当該隙間に入ることによりと同時に薄片状タルク粒子の流出を低減することができる。また、薄片状粒子間に球状粒子が入り込むことで、ガス等の気体の流通を封止できることで、シール部材11aのシール性を良好なものとすることができた。
次に、圧縮成形に用いた薄片状タルク粒子および球状アルミナ粒子の粒度分布測定結果代表例を第6図に示し、圧縮成形を行った薄片状タルク粒子の粒度分布はD50%:15.0μm、球状アルミナ粒子の粒度分布はD50%:1.7μm〜D50%:15.0μmである。また、第7図に球状アルミナ粒子の平均粒子径をパラメータとして横軸に示す成形圧力(kN)と縦軸に示す空孔率(%)の関係を示す。図7に示す通り、成形圧力10kNの場合、粒子径が大きくなるに従い、空孔率が増大した。また、本実施形態においては第二の球状粒子として、球状アルミナ粒子単独の場合を例に示したが、薄片状タルク粒子に対して添加する球状粒子の配合量は、体積量(vol%)が薄片状タルク粒子に対して45vol%以下であれば、例えば球状アルミナ粒子と球状SiO2粒子の混合粉、または球状アルミナ粒子と球状SiO2粒子、球状ZrO2粒子の混合粉を薄片状タルク粒子と混合させても良い。
第8図に成形圧力:10kNの場合のD/Lと空孔率(%)の関係を示す。D/Lは、薄片状タルク粒子の長さ方向Lに対して、球状粒子の直径をDとした場合の比である。球状粒子径が大きくなるに従い空孔率が増大したが、D/L:0.7までの領域において、球状粒子配合無の場合よりも空孔率低減効果が確認できた。この結果は薄片状タルク粒子間に球状粒子が存在し、且つ球状粒子周囲を薄片状粒子長さLで覆う事が可能な領域を示していると考えられる。また、球状粒子添加量は添加量を増大させた場合(図4)と同等の効果が得られた為、前記薄片状タルク粒子70vol%以上に対して球状粒子が30vol%以下の範囲であれば、球状アルミナ粒子、球状SiO2粒子、球状ZrO2粒子のいずれの配合粉をシール部材20としても用いても良い。
本実施形態のシール効果を確認する為、薄片状タルク粒子に対し、球状アルミナ粒子を
配合した混合粉のシール部材11aの通気量試験を行った。試験に用いたシール部材は圧縮成形後の厚みを一定とするため、粉末の重量調整を行い、厚さ:3mmとした。試験結果を第9図に示す。球状アルミナ粒子配合なしの場合と比較して配合ありのシール部材
11aは空孔率の減少と共に通気量も大きく低減し、シール効果の改善を確認できた。また、通気量を低減させる為には空孔率低減が重要な要素であると共に空孔率:20%以下とすることでシール性を良好なものとすることが確認できた。
また、本実施形態の酸素センサは600度程度の高温環境にさらされることから、レー
ザ式熱膨張測定装置によりシール部材11aの熱膨張特性の測定を行った。熱膨張係数は検出素子が7.4×10-6/℃に対して、球状アルミナ粒子を添加なしのシール部材11a(薄片状タルク粒子)は4.8×10-6/℃であるが、薄片状タルク粒子に対して、熱膨張係数の大きい球状アルミナ粒子を45vol%以下で配合した場合、熱膨張係数が6.2×10-6/℃と大きくなり、高温環境化における熱膨張差を小さくし、シール部材11aの劣化を防げる効果を確認した。また、球状SiO2粒子、球状ZrO2粒子の熱膨張係数は各々0.5×10-6/℃、7.8×10-6/℃であり、前記球状アルミナ粒子配合の場合と同様に、薄片状タルク粒子に対して体積量:45vol%以下で配合しても良い。上記よりセンサ部3の材料と同等の熱膨張特性を有する球状粒子をタルクに配合することにより高温環境での使用時に、センサ部3とシール部材11aとの剥離を防止できるシール部材20が作製可能である。
以下、上記酸素センサ1に使用したシール部材11aの作製方法について説明する。第図10に示すように混合容器に薄片状タルク粒子を投入し、約15分間乾式混合。次に前記薄片状タルク粒子に対して規定量の球状アルミナ粒子を配合し、約45分間乾式にて混合して混合粉を作製した。
ここで使用した粒子はレーザー回折式粒度計による測定において、薄片状タルク粒子が平均粒子径(D50%):15μm、球状アルミナ粒子(D50%):1.7μmであった。第11図に前記薄片状タルク粒子と前記球状アルミナ粒子の成形性を確認するため、機械プレスにて圧縮成形した結果を示す。また、成形に用いた粉末は電子天秤にて測定を行い、0.5gとした。
上記はいわゆる乾式混合について説明した。混合・粒子の分散性を向上させる観点から
湿式(例えばエチルアルコール等を添加した後、混合し乾燥させて乾粉を得る)も適用可能である。
薄片状タルク粒子は成形圧力60kN以下の加圧条件において空孔率が減少、70kN以上では空孔率が増大した。本実施形態におけるタルク粒子は薄片形状粒子であることから70kN以上の成形圧力では粒子同士が反発仕合い、圧縮圧力開放と同時に膨張したためと考えられる。球状アルミナ粒子は成形圧力60kNまで空孔率の減少が確認されたが変化は少なかった。また、圧縮成形後のシール部材取り出し過程において、60kN以上では成形型への付着が増大し表面及び側面の欠落が確認され、シール部品の寸法精度が低下した。更にシール部材の厚みが3mm以下の場合、成形型への付着力が非常に強いため取り出し過程において多数の割れ、シール部材の厚みが15mm以上の場合、前記粒子同士の反発に伴う割れ・剥離が層状に発生し、シール部材を乾式成形する事が不可能であった。上記より、薄片状タルク粒子を10kN〜60kNの範囲において成形することで、気孔率:13%のシール部材12の成形が可能なことが確認できた。但し、薄片状タルク粒子1種において高密度なシール部材を得る為には高圧縮力を必要とする。
以上のように、本実施形態によれば、シール部材に薄片状粒子と球状粒子を用いること
により、低圧縮荷重で高密度なシール部材を得られ、検出素子表面に形成された多層膜を破壊することなく検出素子とホルダを強固に保持することが可能となる。
また、球状粒子の適用により検出素子とホルダの両者間に生じた所定の隙間からシール部材11aの流出を低減する効果および検出素子と同様の原料を適用することで高温環境下での酸素センサ使用時に材料の熱特性を整合させることができ、シール部材11aの劣化を防ぎ、高精度な酸素濃度検出が可能となる。
更に、シール部材の厚みは3mm以上〜15mm以下であればハンドリング性の確保および圧縮成形における割れや剥離の発生が無く、且つ寸法精度確保が容易な事から、シール部材の厚みをさほど大きくすることなく小型化が可能で、高密度且つ強固な保持特性を有する酸素センサの実現が可能となる。
以上、本発明の酸素濃度検出素子を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き
換えることが可能である。
また、上述した実施形態では、円柱形状のセンサ部3によって形成されているが、円柱形状以外の形状、例えば外面がフラットな形状であっても本発明は同様に適用することが可能である。
以上実施形態おいて薄片状タルク粒子として平均粒子径:5〜25μmと球状アルミナ
粒子:平均粒子径:1〜20μmを用いたが、本発明の効果が得られる範囲において粒子
径を変化させてもよい。
また、以上実施形態では、第一の粒状形状として薄片状タルク粒子を、第二の粒状形状
として球状アルミナ粒子の例を主として示した。第一の粒状形状としては薄片状に限らず、粒子の長さをL、第二の球状粒子の直径をDとすると、その粒子の長さLがD/L≦0.7を満足する片状粒子であればよい。
更に、以上実施形態において、シール部材11aとして薄片状タルクを使用した。これに対し、タルクに代表される薄片状粒子以外のもの、例えば、圧縮過程において層状構造の形成が可能な雲母などを使用しても良い。
また、以上実施形態では、第二の粒子形状として球状を例に示したが、それに限るものではない。
また、第一の粒状形状として薄片状のほか上記に記載の条件を満足する片状形状粒子を
複数混在させてもよく、また、第二の粒状形状として球状と角状のものを混在させてもよ
い。
最後に、以上の実施形態では、酸素センサを例にとって説明したが、同じようにセンサ
をシールするようなその他の気体をセンスするセンサにも適用可能である。
次に、図12を用いて本発明のシール部材を使用した空燃比制御システムの実施形態を説明する。
空燃比制御システム100は、内燃機関32と、エアフローメータ34及び排気管30
の酸素量を検出する酸素センサ1の検出結果に基づいてインジェクタ35を制御し、内燃
機関32への燃料・空気の噴射量を制御するコンピュータであるECU33と、内燃機関31の排気ガスを浄化する触媒36からなる。
ここで、上記実施形態の酸素センサ1は、600度程度の高温環境で使用でき、従来と
比較してシール部材は約20%の通気量低減し、大幅にシール効果の改善ができることか
ら、それだけ空燃比制御を高精度にできる。
1・・酸素センサ、 2・・ガス検知部、 3・・センサ部、 4・・リード線
5・・絶縁碍子、 6・・電極部、 7・・端子、 8・・ホルダ部、
8a・・挿入孔、 9・・プロテクタ、 10・・シール材充填スペース、
11・・シール部、 11a・・シール部材、 13・・ケーシング、
15・・シールラバー、 32・・内燃機関、 33・・ECU(コンピュータ)、
34・・エアフローメータ、 35・・インジェクタ、 36・・触媒、
100・・空燃比制御システム。

Claims (11)

  1. 酸素濃度検出素子と、前記酸素濃度検出素子を保持するホルダと、シール部材が圧縮充
    填されたシール部で前記酸素濃度素子を前記ホルダにシールする酸素センサにおいて、前記シール部材は複数の種類の粒子形状からなる混合粉によって形成されたことを特徴とする酸素センサ。
  2. 前記混合粉は少なくとも2種類の粒子形状からなることを特徴とする請求項1に記載の
    酸素センサ
  3. 前記2種類のうちその第一の種類は薄片状粒子形状であり、その第二の種類は球状粒子
    形状であることを特徴とする請求項2に記載の酸素センサ。
  4. 前記球状粒子の含有量は薄片状粒子に対し、45vol%以下に設定したことを特徴とする請求項3に記載の酸素センサ。
  5. 前記薄片状粒子の長さL、球状粒子の直径をDとしたとき、D/L≦0.7であること
    を特徴とする請求項3に記載の酸素センサ。
  6. 前記第一の種類である薄片状粒子がタルクであり、前記第二の種類である球状粒子がア
    ルミナ(Al2O3)、SiO2、ZrO2のうち少なくとも一つの粒子を含むこと特徴と
    する請求項3に記載の酸素センサ。
  7. 前記薄片状タルク粒子の平均粒径を5〜25μm、前記球状アルミナ粒子の平均粒径を
    0.5〜10μmとしたことを特徴とした請求項6に記載の酸素センサ。
  8. 前記2種類のうちその第二の種類は球状粒子形状であり、第一の種類は球状粒子形状に
    対し含有量が55vol%以上である片状粒子形状であることを特徴とする請求項2に記
    載の酸素センサ。
  9. ガス濃度検出素子と、前記ガス濃度検出素子を保持するホルダと、シール部材が圧縮充
    填されたシール部で前記ガス濃度素子の測定部を前記ホルダにシールするガス濃度検出セ
    ンサにおいて、前記シール部材は複数の種類の粒子形状からなる混合粉によって形成されたことを特徴とするガスセンサ。
  10. 内燃機関,前記内燃機関の排気ガスに含まれる酸素濃度を検出する酸素センサおよび前
    記酸素センサからの出力に基づいて空燃比を制御するコンピュータを有する空燃比制御システムにおいて、前記酸素センサは、シール部材を圧縮充填してその測定部をシールするシール部を有し、前記シール部材は複数の種類の粒子形状からなる混合粉によって形成されたことを特徴とする空燃比制御システム。
  11. 前記複数の種類の粒子形状のうちその第一の種類は薄片状粒子形状であり、その第二の種類は球状粒子形状であることを特徴とする請求項10に記載の空燃比制御システム。
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