JP2006184214A - ガスセンサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
常温及び高温領域において封止層における気密性及び絶縁性を確保することができるガスセンサを提供すること。
【解決手段】
バインダを含有しない封止層52上に、第1パッキン10を配置することにより、封止層52の無機粉末の漏出を防止する。常温及び高温領域における絶縁性及び耐熱性を確保するため、好ましくは、封止層52の無機粉末には滑石を用い、第1パッキン10はマイカ板から形成する。マイカ板は、好ましくは、厚さ0.4mm以上の電熱用マイカ板を用いる。
【選択図】
図1

Description

本発明は、ガスセンサ、特に酸素センサ、に関する。詳細には、本発明は、内燃機関の排ガス中など高温環境下の使用に適したガスセンサに関する。
自動車エンジン等の内燃機関排ガス中の酸素濃度を検出するガスセンサとして、酸化ジルコニア等の酸素イオン伝導性固体電解質を検出素子とする酸素センサが知られている。このような酸素イオン伝導体の検出素子は、有底筒状で、その内面と外面にそれぞれ電極層を有している。内面の電極層は基準ガス(大気ガス)と接触し、外面の電極層は排気ガス等の被測定ガスと接触する。このような酸素センサにおいては、基準ガスと被測定ガスの酸素濃度差に対応して生じた両電極間の起電力の差(電位差)によって、酸素濃度を検出している。
酸素イオン伝導体の検出素子は、円筒状の主体金具(ハウジング)に内挿して使用される。この際、検出素子の内部が外気や排ガス中の水や油で汚染されると、正確なガスの検出が不可能になる。そこで、検出素子内側への排ガス等の侵入を防ぐため、及びセンサ内部の汚染や腐食を防ぐため、一般に、検出素子と主体金具との隙間には、滑石等の無機粉末を充填した封止層が形成されている。
封止層の無機粉末は、一般に数μm〜数百μmの粒径と微細であるため、充填の際に加圧しても密度が上がりにくく、十分な気密性が確保できない場合があった。さらに、センサに加えられる衝撃、例えば自動車走行時の衝撃、等により、封止層として充填された無機粉末が、使用時に主体金具及び絶縁体との隙間から漏出してしまう。そして、無機粉末が漏出してしまうと、封止層には緩みが生じて、封止層の圧縮性及び気密性は保持することができないことがある。そこで、充填密度を改善するために、無機粉末にバインダとして水ガラスを添加した充填材料が発明されている。水ガラスを添加することにより、加工性及び圧縮性が改善され、気密性の高いガスセンサが得られている(特許文献1参照)。
特開2000−314715号公報
しかしながら、特許文献1のガスセンサのように水ガラスのような吸湿性を有するバインダを使用すると、高温時において封止層の絶縁性が確保できずに、正確な濃度を検出することができない問題が生じることがある。また、例えば、酸素センサは、自動車の排ガス管に設置され、排ガス中の酸素濃度測定に使用されるが、この際、酸素センサは600℃以上の高温に晒されることがある。このような温度においては、バインダ自身が変質してしまい、気密性が落ちてしまうこともある。
そこで、本発明は、封止層に含有するバインダの量をできる限り抑制しつつ、常温領域及び高温領域において封止層の気密性及び絶縁性を確保することができるガスセンサを提供することを課題とする。
本発明の第1視点によれば、本発明は、被測定ガスに先端側が晒される検出素子と、
検出素子の先端側を突出させて内挿する環状の主体金具と、を備えるガスセンサにおいて、検出素子と主体金具との隙間に配設され、無機粉末を含有し、かつバインダの含有量が0.1wt%以下である封止層と、検出素子と主体金具間の封止層の後端側に配設され、厚さが0.4mm以上の第1パッキンと、を備えるガスセンサを提供する(基本形態1)。
第1視点の好ましい形態によれば、第1パッキン及び封止層は、650℃以上の雰囲気下において、化学的及び物理的に実質的に変化せず、かつ検出素子と主体金具間のインピーダンスが50kΩ以上となる材質を主体とする(形態2)。
第1視点の好ましい形態によれば、無機粉末は滑石を主体とする(形態3)。
第1視点の好ましい形態によれば、第1パッキンはマイカを主成分とする(形態4)。
第1視点の好ましい形態によれば、第1パッキンは電熱用マイカ板から形成されてなる(形態5)。
第1視点の好ましい形態によれば、第1パッキンは、検出素子と主体金具によって形成される、封止層の後端面の領域より大きいパッキンであり、圧入して配設されることにより封止層の後端面の領域を覆う(形態6)。
第1視点の好ましい形態によれば、第1パッキンは、検出素子と主体金具によって形成される、封止層の後端面の領域より小さいパッキンであり、押圧された状態で配設されることにより封止層の後端面の領域を覆う(形態7)。
本発明の第2視点によれば、本発明は、被測定ガスに先端側が晒される検出素子と、検出素子の先端側を突出させて内挿する環状の主体金具と、を有するガスセンサの製造方法において、検出素子と主体金具との隙間に、無機粉末を含有し、かつバインダの含有量が0.1wt%以下である封止粉末を充填する充填工程と、封止粉末の後端側に厚さ0.4mm以上の第1パッキンを嵌設する嵌設工程と、主体金具の後端側を内側に向かって加締める加締工程と、を含むガスセンサの製造方法を提供する(基本形態8)。
第2視点の好ましい形態によれば、第1パッキンは、検出素子と主体金具によって形成される、封止粉末の後端面の領域より大きいパッキンであり、嵌設工程は、第1パッキンを圧入する(形態9)。
第2視点の好ましい形態によれば、第1パッキンは、検出素子と主体金具によって形成される、封止粉末の後端面の領域より小さいパッキンであり、嵌設工程後、第1パッキンを押圧する(形態10)。
第2視点の好ましい形態によれば、無機粉末として滑石を使用し、そして第1パッキンを電熱用マイカ板から作製する(形態11)。
上記形態1によれば、バインダの含有量が0.1wt%以下である封止層とすることで、バインダの吸湿による絶縁劣化やバインダの変質を防止することができる。したがって、高温状況下においても、検出素子と主体金具間の絶縁性及び気密性を確保したガスセンサを提供することができる。さらに、形態1によれば、封止層上にパッキンを配置することにより、バインダを使用しなくても衝撃によって無機充填粉末が流出しない、すなわち封止層の気密性及び圧縮性を保持したガスセンサを提供することができる。つまり、本発明のガスセンサは、常温領域及び高温領域において気密性及び絶縁性を確保することができる。さらに、バインダを使用しないことにより、封止層のコスト削減を図ることもできる。
そして、第1パッキンの厚みを0.4mm以上とする。第1パッキンの厚みが0.4mm未満では、衝撃等によって無機充填粉末が流出することがある。一方、第1パッキンの厚みは、1.0mm以下が好ましい。パッキンの厚さの上限は耐気密性という点では特に制限されないが、厚くしすぎるとガスセンサの構成やコスト等に影響を及ぼすことがある。
上記形態2によれば、第1パッキン及び封止層は、650℃以上の雰囲気下において、化学的及び物理的に実質的に変化せず、かつ検出素子と主体金具間のインピーダンスが50kΩ以上となる材質を主体とすることが好ましい。このような第1パッキン及び封止層とすることで、十分に常温領域及び高温領域において気密性及び絶縁性を確保することができる。なお、「化学的及び物理的に実質的に変化せず」ということは、650℃以上の雰囲気下に第1パッキンを入れたとしても、膨張、収縮、組成変形等が起こらないことを指す。
上記形態3によれば、無機粉末は滑石が好ましい。無機粉末として滑石を選択することは容易であり、コスト削減を図ることができる。
上記形態4によれば、第1パッキンはマイカを主成分とすることが好ましい。マイカは、第1パッキンが必要とする耐熱性及び高温絶縁性を有しており、第1パッキンに容易に適用できる。なお、具体的には、上記形態5に示すように、電熱用マイカ板から形成されてなることが好ましい。
上記形態6によれば、第1パッキンは、検出素子と主体金具によって形成される、封止層の後端面の領域より大きいパッキンであり、圧入して配設されることにより封止層の後端面の領域を覆うことが好ましい。このように第1パッキンを封止層の後端面の領域に対して大きくしつつ、圧入して配設することで、更に容易に封止層の気密性及び圧縮性を保持したガスセンサを得ることができる。なお、第1パッキンの大きさは、圧入した際にパッキンが縮径したとしても、パッキン自身が折れ曲がる等の変形が起こらない大きさであることが好ましい。
上記形態7によれば、第1パッキンは、検出素子と主体金具によって形成される、封止層の後端面の領域より小さいパッキンであり、押圧された状態で配設されるにより封止層の後端面の領域を覆うことが好ましい。このように第1パッキンを封止層の後端面の領域に対して小さくしつつ、押圧して配設することで、容易に第1パッキンを上記領域に嵌設しつつ、また封止層の気密性及び圧縮性を保持したガスセンサを得ることができる。なお、第1パッキンの大きさは、押圧した際にパッキンが変形して上記領域を覆いつつも、第1パッキンの厚みは0.4mm以上となっていれば好ましい。
上記形態8〜11によれば、主として、上記形態1の構成を有するガスセンサを製造することができる。
以下に、本発明を適用した実施形態であるガスセンサを図面と共に説明する。本実施形態では、自動車の排気管(特に触媒の下流側等)に装着されて排気ガス中の酸素の濃度を検出するガスセンサ(酸素センサ)について説明する。図1は、本実施形態のガスセンサ1の全体構成を示す断面図である。
図1に示すように、ガスセンサ1は、先端部が閉じた有底筒状をなす検出素子2、検出素子2の有底孔25に挿入されるセラミックヒータ3と、検出素子2を自身の内側にて保持する主体金具5を備える。なお、本実施形態において、図1に示す検出素子2の軸に沿う方向のうち、測定対象ガス(排気ガス)に晒される先端部に向かう側(閉じている側、図中の下側)を「先端側」とし、これと反対方向(図中上側)に向かう側を「後端側」として説明する。
この検出素子2は、イットリアを安定化剤として固溶させた部分安定化ジルコニアを主成分とする酸素イオン伝導性を有する固体電解質体28と、その固体電解質体28の有底孔25の内面に、そのほぼ全面を覆うようにPtあるいはPt合金により多孔質状に形成された内部電極層27と、固体電解質体28の外面に、内部電極層27と同様に多孔質状に形成された外部電極層26を有している。また、この検出素子2の軸線方向の略中間位置には、径方向外側に向かって突出する係合フランジ部92が設けられている。また、セラミックヒータ3は、棒状に形成されると共に、内部に発熱抵抗体を有する発熱部42を備えている。このセラミックヒータ3は、後述するヒータ用リード線19 、22を介して通電されることにより発熱部42が発熱することになり、検出素子2を活性化させるべく当該検出素子2を加熱する機能を果たす。
主体金具5は、ガスセンサ1を排気管の取付部に取り付けるためのネジ部66と、排気管の取付部への取り付け時に取付工具をあてがう六角部93を有している。また、主体金具5は、検出素子2を先端側から支持するアルミナ製の支持部材51と、支持部材51の後端側に充填される封止層52と、封止層52を後端側から先端側に向けて押圧するアルミナ製のスリーブ53とを内部に収納可能に構成されている。
主体金具5には、先端側内周に径方向内側に向かって突出した金具側段部54が設けられており、この金具側段部54に第3パッキン55を介して支持部材51を係止させている。なお、検出素子2は、係合フランジ部92が支持部材51上に第2パッキン94を介して支持されることにより、主体金具5に支持される。支持部材51の後端側における主体金具5の内面と検出素子2の外面との間には、封止層52が配設され、さらにこの封止層52の後端側にスリーブ53および環状リング15が順次同軸状に内挿された状態で配置される。なお、封止層52については、後述する。
また、主体金具5の後端側内側にはSUS304Lからなる内筒部材14の先端側が挿入されている。この内筒部材14は、先端側の拡径した開口端部(先端開口端部59)を環状リング15に当接させた状態で、主体金具5の金具側後端部60を内側先端方向に加締めることで、主体金具5に固定されている。なお、ガスセンサ1においては、主体金具5の金具側後端部60を加締めることを通じて、封止層52がスリーブ53を介して圧縮充填される構造になっており、これにより検出素子2が筒状の主体金具5の内側に気密状に保持されている。
内筒部材14は、軸線方向における略中間位置に内筒段付き部83が形成されており、内筒段付き部83よりも先端側が内筒先端側胴部61として形成され、内筒段付き部83よりも後端側が内筒後端側胴部62として形成される。内筒後端側胴部62は、内筒先端側胴部61よりも内径、外径がともに小さく形成され、その内径は後述するセパレータ7のセパレータ本体部85の外径よりも若干大きく形成されている。また、内筒後端側胴部62には、周方向に沿って所定の間隔で複数の大気導入孔67が形成されている。
外筒部材16は、SUS304Lの板材を深絞り加工することにより筒状に成形されており、後端側に外部から内部に通じる開口を含む外筒後端側部63、先端側に内筒部材14に対して後端側から同軸状に連結される外筒先端側部64、外筒後端側部63と外筒先端側部64とを繋ぐ外筒段部35が形成される。なお、外筒後端側部63には、弾性シール部材11を気密状に固定するための加締め部88が形成されている。
また、主体金具5の先端側外周には、検出素子2の主体金具5の先端から突出する先端部を覆うと共に、複数のガス取入れ孔を有する金属製の二重のプロテクタ81、82が溶接によって取り付けられている。
さらに、内筒部材14の内筒後端側胴部62の外側には、大気導入孔67から水が侵入することを防止するための筒状のフィルタ68が配置されている。なお、フィルタ68は、例えばポリテトラフルオロエチレンの多孔質繊維構造体(商品名:ゴアテックス(ジャパンゴアテックス(株))のように、水を主体とする液体の透過は阻止する一方、空気などの気体の透過は許容する撥水性フィルタとして構成される。
外筒部材16の外筒先端側部64は、フィルタ68が配置された内筒部材14(詳細には内筒後端側胴部62)を外側から覆う形状に形成されており、外筒先端側部64のうち、フィルタ68に対応する位置には周方向に沿って所定の間隔で複数の大気導入孔84が形成されている。
なお、外筒部材16と内筒部材14とは、外筒部材16の外筒先端側部64のうちで大気導入孔84よりも後端側の少なくとも一部を、フィルタ68を介して径方向内側に加締めることで形成した第1加締め部56と、大気導入孔84よりも先端側の少なくとも一部を、同じくフィルタ68を介して径方向内側に加締めることで形成した第2加締め部57とによって固定されている。このとき、フィルタ68は、外筒部材16と内筒部材14との間で気密状に保持されることになる。また、外筒部材16の外筒先端側部64は内筒先端側胴部61に対し外側から重なりを生じるように配置されており、その重なり部の少なくとも一部が周方向の内側に向けて加締められることで、連結加締め部75が形成されている。
これにより、基準ガスとしての大気は、大気導入孔84、フィルタ68および大気導入孔67、内筒部材14の内部に導入され、検出素子2の有底孔25に導入される。一方、水滴はフィルタ68を通過することができないため、内筒部材14の内側への侵入が阻止される。
外筒部材16の後端内側(外筒後端側部63)に配置される弾性シール部材11は、検出素子2に電気的に接続される2本の素子用リード線20、21と、セラミックヒータ3に電気的に接続される2本のヒータ用リード線19、22とを挿通するための4つのリード線挿通孔17が、先端側から後端側にかけて貫通するように形成されている。
また、内筒部材14の内筒後端側胴部62に自身の先端側が挿入配置されるセパレータ7は、素子用リード線20、21と、ヒータ用リード線19、22とを挿通するためのセパレータリード線挿通孔71が先端側から後端側にかけて貫通するように形成されている。また、セパレータ7には、先端面に開口する有底状の保持孔95が軸線方向に形成されている。この保持孔95内には、セラミックヒータ3の後端部が挿入され、セラミックヒータ3の後端面が保持孔95の底面に当接することでセパレータ7に対するセラミックヒータ3の軸線方向の位置決めがなされる。
このセパレータ7は、内筒部材14の後端内側に挿入されるセパレータ本体部85を有するとともに、セパレータ本体部85の後端部から周方向外側に延設されたセパレータフランジ部86を有している。つまり、セパレータ7は、セパレータ本体部85が内筒部材14に挿入されるとともに、セパレータフランジ部86が内筒部材14の後端面にフッ素ゴムからなる環状シール部材40を介して支持される状態で、外筒部材16の内側に配置される。
また、素子用リード線20、21およびヒータ用リード線19、22は、セパレータ7のセパレータリード線挿通孔71、弾性シール部材11のリード線挿通孔17を通じて、内筒部材14および外筒部材16の内部から外部に向かって引き出されている。なお、これら4本のリード線19、20、21、22は外部において、図示しないコネクタに接続される。そして、このコネクタを介してECU等の外部機器と各リード線19、20、21、22とは電気信号の入出力が行われることになる。
また、各リード線19、20、21、22は、詳細は図示しないが、導線を樹脂からなる絶縁皮膜にて被覆した構造を有しており、導線の後端側がコネクタに設けられるコネクタ端子に接続される。そして、素子用リード線20の導線の先端側は、検出素子2の外面に対して外嵌される端子金具43の後端部と加締められ、素子用リード線21の導線の先端側は、検出素子2の内面に対して圧入される端子金具44の後端部と加締められる。これにより、素子用リード線20は、検出素子2の外部電極層26と電気的に接続され、素子用リード線21は、内部電極層27と電気的に接続される。他方、ヒータ用リード線19、22の導線の先端部は、セラミックヒータ3の発熱抵抗体と接合された一対のヒータ用端子金具と各々接続される。
そして、セパレータ7の後端側には、耐熱性に優れるフッ素ゴム等からなる弾性シール材11が、外筒部材16を加締め、加締め部88を形成することにより、外筒部材16に固定されている。この弾性シール部材11は、本体部31、本体部31の先端側の側周面から径方向外側に向けて延びるシール部材鍔部32を有している。そして、この本体部31及びシール部材鍔部32を軸線方向に貫くように4つのリード線挿通孔17が形成されている。
次に、本発明の主要部である封止層52及び第1パッキン10について詳細に説明する。図2は、本発明における第1パッキンの正面図(上)と側面図(下)である。
封止層52を形成する無機粉末(充填材)は、耐熱性及び絶縁性を有するものを使用する。詳細には、無機粉末は、650℃以上の高温領域において、耐熱性を有し、かつ検出素子と主体金具間のインピーダンスが50kΩ以上を確保できる材質であることが望まれる。したがって、本発明においては、無機粉末の主体は、滑石であることが好ましい。滑石は、マグネシウムの含水ケイ酸塩鉱物であり、その主成分は、一般式MgSi10(OH)又は3MgO・4SiO・HOで表される。充填材には、他の鉱物からなる無機粉末、アルミナ等のセラミック粉末、セメント粉末、窒化硼素粉末等、又はこれらの無機粉末の組み合わせたものも使用することができる。
無機粉末は、バインダの含有量が0.1wt%以下であるものを使用する。バインダを使用すると、封止層の高温時の絶縁性、安定性及び気密性が得られない場合がある。好ましくは、バインダを含有しない無機粉末を使用する。
本発明のガスセンサにおいては、封止層52の後端側(封止層52とスリーブ53との間)に、第1パッキン10を配置する。本発明において使用する第1パッキン10は、耐熱性を有し、高温絶縁性があり、吸水しにくく、加熱減量が少なく、そして圧縮されにくいものが好ましい。特に、耐熱性は、650℃以上の環境下においても物理的・化学的に変化しないことが望まれる。高温絶縁性は、650℃以上の環境下においても検出素子と主体金具間のインピーダンスが50kΩ以上を確保されることが望まれる。
以上の条件より、第1パッキン10の好ましい材質として、マイカが挙げられる。マイカ(雲母)とは、一般式(K,Na,Ca)(Mg,Fe,Li,Al)2〜3(Al,Si)10(OH,F)で表されるケイ酸塩鉱物の一種である。マイカは、劈開性を有し、その結晶構造は層状となっている。電気絶縁用のマイカには、主に硬質マイカと軟質マイカの2種類があるが、本発明に使用されるマイカは、耐熱性の観点からは軟質マイカが好ましい。
マイカから形成される第1パッキン10(以下、マイカパッキンという)は、マイカ板からガスセンサの大きさ及び形状に合わせて打ち抜いて形成する。一般に、マイカ板は、はがしマイカ又は集成マイカを接着剤、裏打材などで貼りあわせて形成される。マイカ板には、材料となるマイカの種類、接着剤の種類などから種々の形態のものがあり、例えば、形造用マイカ板、形抜用マイカ板、電熱用マイカ板、可撓性マイカ板などがある。本発明において使用するマイカ板としては、電気絶縁性の観点から、特に電熱用マイカ板が好ましい。本発明において使用するマイカ板に使用される接着剤は、耐熱性の観点から、ケイ素樹脂を主成分とするもの又は無機質のものが好ましい。各種マイカ板は市販されており、適宜目的とするマイカ板を購入してパッキンを作製する。
本発明における第1パッキン10の好適な厚さは、0.4mm以上である。パッキンの厚さが0.4mm以下の場合では、ガスセンサに与えられる衝撃により、滑石が後端側に流出し、ゆるみが生じてしまう可能性が高くなってしまう。第1パッキン10の厚さの上限は特に制限されないが、厚くしすぎるとガスセンサの構成等に影響を及ぼす可能性があるので、1.0mm以下とすることが好ましい。
第1パッキン10は、図2に示すように、主体金具5の内径と検出素子2の外径に合わせて環状(ドーナツ形状)に作成される。すなわち、第1パッキン10は、主体金具と検出素子とで形成される、封止層52の後端面の領域の大きさ・形状に合わせて形成される。第1パッキン10と主体金具5との間及び第1パッキン10と検出素子2との間は、滑石の流出を防ぐため、第1パッキン10がガスセンサに嵌め込まれた時に間隙が生じないようにする。したがって、好ましくは、第1パッキン10の内環は検出素子2の外径(外環)と密着し、第1パッキン10の外環は主体金具5の内径(内環)と密着するようにする。間隙が生じてしまう場合であっても、そのクリアランスは、好ましくは300μm以下となるようにする。
次に、本発明のガスセンサの製造方法について説明する。なお、公知の部分については、省略又は簡略化し、本発明の第1パッキン10の嵌設・固定について詳細に説明する。
まず、ジルコニアに、イットリアを添加して造粒した後、先端部が閉じた有底筒状に成形し、電気炉にて1400〜1600℃の温度で焼成し、図1に示すような固体電解質体28を作製する。次いで、この固体電解質体28の外周面に蒸着や化学メッキ等を用いて、白金よりなる外側電極層26を設ける。一方、固体電解質体28の内側面にも同様に、蒸着や化学メッキ等を用いて、内側電極層27を設け、本発明の検出素子2を作製する。
ついで、主体金具5に検出素子2を保持させる。具体的には、先端側内周に径方向内側に向かって突出した金具側段部54に第3パッキン55を介して支持部材51を挿入する。さらに、支持部材51に検出素子2の係合フランジ部92が第2パッキン94を介して支持されるように挿入する。そして、支持部材51の後端側における主体金具5の内面と検出素子2の外面との間に充填材を充填する。ついで、その後端側に第1パッキン10を嵌設する。
このとき、第1パッキン10を主体金具5及び検出素子2とクリアランスの無い密着させた形態にするために、主体金具5と検出素子2から形成される封止層52の後端面の領域より、わずかに大きいパッキンを挿入する。ここで、大きいパッキンとは、第1パッキン10の外環径が主体金具5の内径より大きく、また第1パッキン10の内環径が検出素子2の外径より小さいものをいう。そして、主体金具5と検出素子2から形成される領域より大きい第1パッキン10を使用する場合、第1パッキン10は、主体金具5と検出素子2間に圧入して嵌合させる。元のパッキンの大きさは、嵌合する領域の面積よりも大きいため、圧入により第1パッキン10は主体金具5及び検出素子2と密着して、間隙を生じなくさせることができる。なお、パッキンの大きさは、使用するパッキンの弾力性、圧縮性に応じて適宜決定しなければならない。その後、スリーブ53および環状リング15が順次同軸状に内挿された状態で配置され、主体金具5の金具側後端部60を加締める。
さらに、主体金具5の先端側にプロテクタ81、82を溶接しつつ、後端側に内筒部材14の先端側が連結されたセンサ下部中間体を準備する。なお、内筒部材14の内筒後端側胴部62の周りには、筒状のフィルタ68をセットしておく。そして、センサ上部中間体のセパレータ7のセパレータ本体部85を、センサ下部中間体の内筒部材14の内筒後端側胴部62内に位置させる。これにより、セラミックヒータ3とともに端子金具44が検出素子2の有底孔25に挿入され、内側電極層27と導通する。また、端子金具43が検出素子2の外面に外嵌され、外側電極層26と導通する。
一方、予め端子金具43、44にそれぞれ素子用リード線20、21を接合し、セラミックヒータ3のヒータ用端子金具にヒータ用リード線19、22を接合しておく。そして、端子金具44の内側にセラミックヒータ3を位置させた状態で、各リード線19、20、21 、22をセパレータ7の各セパレータリード線挿通孔71に挿通する。ついで、各リード線19、20、21、22を弾性シール部材11のリード線挿通孔17に挿通させた状態で、この弾性シール部材11の先端面がセパレータ7の後端面に当接するまで移動させる。このようにして、センサ上部中間体を作製する。なお、セパレータ本体部85の外周には、予め環状シール部材40を装着させておく。
そして、外筒部材16を自身の内側に各リード線19、20、21、22を通した状態で弾性シール部材11の後端側から移動させ、内筒部材14の内筒先端側胴部62の外側に重なるまで移動させる。ついで、外筒段部35を軸線方向先端側に向かって押圧しながら、外筒部材16と内筒先端側胴部62との重なり部を径方向内側に向かって加締め、連結加締め部75を形成し、外筒部材16と内筒部材14とを固定する。なお、加締めは八方丸加締めにて行った。
ついで、外筒部材16(外筒後端側部63)のうちで弾性シール部材11の側周面外側に位置する部位(具体的には外筒後端側部63の後端部)を、加締め治具を用いて径方向内側に向かって加締めて加締め部88を形成し、弾性シール部材11を圧縮変形させる。これにより、弾性シール部材11を外筒部材16に対して気密状に固定させる。この加締めも八方丸加締めにて行った。そして、連結加締め部75によって固定した外筒部材16と内筒部材14に対して、第1加締め部56、第2加締め部57を形成するようにして、ガスセンサ1を完成させる。
次に、本発明のガスセンサの製造方法の別の実施形態について説明する。なお、別の実施形態は、パッキン嵌設工程が異なるものであり、その他については、省略または簡略化する。
別の実施形態の製造方法では、第1パッキン10は、主体金具5と検出素子2から形成される封止層52の後端面の領域より、わずかに小さいパッキンを挿入する。ここで、小さいパッキンとは、第1パッキン10の外環径が主体金具5の内径より小さく、また第1パッキン10の内環径が検出素子2の外径より大きいものをいう。そして、小さいパッキンを使用する場合、第1パッキン10を組み入れる際、及び第1パッキン10上にスリーブ53を組み入れる際に押し潰すように押圧し、かつ組み上げた際に第1パッキン10に圧力がかかったままの状態にすることにより、第1パッキン10を拡張させてわずかに生じていた間隙を埋めるようにする。小さめのパッキンを使用すると、第1パッキン10の嵌め込みが容易になることに利点がある。
図1と同様の構成を有するガスセンサを作成し、耐衝撃試験を行った。ガスセンサには、それぞれ、酸化ジルコニアを主体とする酸素イオン伝導性固体電解質の検出素子、ステンレス鋼を主体とする主体金具、アルミナを主体とするスリーブ及び支持部材、及び金属パッキンからなる第2パッキン及び第3パッキンを使用した。封止層は、バインダを含有しない滑石を充填して形成した。第1パッキンには、マイカパッキンを使用した。マイカパッキンは、市販の電熱用マイカ板から打ち抜いて作製した。使用した電熱用マイカ板は、軟質集成マイカをケイ素樹脂接着剤で貼り合わせたものである。マイカパッキンの大きさは、図2の形態において、外径Rが11.4mm、内径rが7.4mmであった。本発明のガスセンサにおけるパッキンの効果及び必要なパッキンの厚さを確認するため、パッキンの厚さtを、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.8mm、及び1.0mmと変更して、それぞれのパッキンを有するガスセンサについて試験を行った。また、対照試験として、マイカパッキン(第1パッキンに相当するもの)を使用しないガスセンサについても試験を行った。
衝撃試験の条件は、衝程5mm、衝撃頻度400回/分、稼動時間5分間と冷却時間1分間を1サイクルとして5サイクルを一試験とした。衝撃試験の間、ガスセンサ先端部分に装着させたプロテクタを1000〜1100℃に加熱した。上記条件の試験を4回行い、封止層からの滑石のこぼれの有無を確認した。
Figure 2006184214
マイカパッキンを使用しないガスセンサにおいては、すべての試験において封止層の後端側から滑石が漏れ出てしまった。封止層の先端側からの漏出は、第2パッキン及び第3パッキンによって防止されていた。一方、マイカパッキンを配置したガスセンサにおいては、滑石の漏出回数は減少した。さらに、パッキンの厚さを0.4mm以上にすると、滑石の漏出は認められなかった。これより、厚み0.4mm以上のマイカパッキンを設けることは、封止層の無機粉末の流出を防止する非常に有効な手段であることが分かる。
本発明のガスセンサの一実施形態における全体構成を示す断面図である。 本発明に使用される第1パッキンの正面図と側面図である。
符号の説明
1 ガスセンサ
2 検出素子
5 主体金具
10 第1パッキン
51 支持部材
52 封止層
53 スリーブ
55 第3パッキン
94 第2パッキン

Claims (11)

  1. 被測定ガスに先端側が晒される検出素子と、
    前記検出素子の先端側を突出させて内挿する環状の主体金具と、を備えるガスセンサにおいて、
    前記検出素子と前記主体金具との隙間に配設され、無機粉末を含有し、かつバインダの含有量が0.1wt%以下である封止層と、
    前記検出素子と前記主体金具間の前記封止層の後端側に配設され、厚さが0.4mm以上の第1パッキンと、を備える、ことを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記第1パッキン及び前記封止層は、650℃以上の雰囲気下において、化学的及び物理的に実質的に変化せず、かつ前記検出素子と主体金具間のインピーダンスが50kΩ以上となる材質を主体とする、ことを特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 前記無機粉末は滑石を主体とする、ことを特徴とする請求項1又は2記載のガスセンサ。
  4. 前記第1パッキンはマイカを主成分とする、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  5. 前記第1パッキンは電熱用マイカ板から形成されてなる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  6. 前記第1パッキンは、前記検出素子と前記主体金具によって形成される、前記封止層の後端面の領域より大きいパッキンであり、圧入して配設されることにより前記領域を覆う、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  7. 前記第1パッキンは、前記検出素子と前記主体金具によって形成される、前記封止層の後端面の領域より小さいパッキンであり、押圧された状態で配設されることにより前記領域を覆う、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  8. 被測定ガスに先端側が晒される検出素子と、
    前記検出素子の先端側を突出させて内挿する環状の主体金具と、を有するガスセンサの製造方法において、
    前記検出素子と前記主体金具との隙間に、無機粉末を含有し、かつバインダの含有量が0.1wt%以下である封止粉末を充填する充填工程と、
    封止粉末の後端側に厚さ0.4mm以上の第1パッキンを嵌設する嵌設工程と、
    前記主体金具の後端側を内側に向かって加締める加締工程と、を含むことを特徴とするガスセンサの製造方法。
  9. 前記第1パッキンは、前記検出素子と前記主体金具によって形成される、前記封止粉末の後端面の領域より大きいパッキンであり、
    前記嵌設工程は、前記第1パッキンを圧入する、ことを特徴とする請求項8に記載のガスセンサの製造方法。
  10. 前記第1パッキンは、前記検出素子と前記主体金具によって形成される、前記封止粉末の後端面の領域より小さいパッキンであり、
    前記嵌設工程後、前記第1パッキンを押圧する、ことを特徴とする請求項8に記載のガスセンサの製造方法。
  11. 前記無機粉末として滑石を使用し、そして
    前記第1パッキンを電熱用マイカ板から作製する、ことを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載のガスセンサの製造方法。
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