JP2010017068A - 回転電機の固定子の製造装置および固定子の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子の製造装置および固定子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の相巻線を巻回して籠状に成形されたコイル巻き取り体の外周に複数の分割コアを組み付けてなるコア組み付け体を外筒に焼きバメする際に、コア組み付け体の縮径を均等にかつ容易に行うことである。
【解決手段】コア組み付け体50の外径よりも大きな大口径部215aと、外筒5の内径よりも大きくかつ外筒5の熱膨張時の内径よりも小さい小口径部215bと、大口径部215aから小口径部215bへとテーパを有して貫通する貫通孔215cと、を有するテーパガイド部202を用いて、外筒5を加熱部203で加熱しておき、コア組み付け体50を、テーパガイド部202の大口径部215a側から小口径部215b側へとテーパに沿って貫通孔215cを通過させてコア組み付け体50の外径を縮径しながら外筒5に挿入する。
【選択図】図13

Description

本発明は回転電機の固定子の製造装置および固定子の製造方法に関し、詳しくは回転電機の固定子を製造する際に固定子の分割コアを外筒に焼きバメする回転電機の固定子の製造装置および固定子の製造方法に関する。
近年、電動機および発電機として使用される回転電機において、小型高出力および高品質が求められている。例えば、車両に搭載される回転電機においては、回転電機を搭載するためのスペースが小さくなってきている一方で、出力の向上が求められている。
従来の回転電機として、固定子に用いられる固定子コイルが連続巻線で形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この回転電機における固定子では、12本の素線により固定子コイルの三相巻線が形成されており、24箇所の素線端部が固定子コアの軸方向端面から軸方向に突出する構造となっている。このため、この固定子では、固定子コアの軸方向端面の外側に素線端部を結線するための大きなスペースが必要となり、固定子の軸方向寸法が大きくなる。
そこで、本願の出願人は、固定子の体格の大型化を抑えることのできる回転電機の固定子について先に出願している(例えば、特願2007−305104号)。この固定子における固定子コイルでは、複数の相巻線が固定子コアの複数のスロット内に収容され、かつ各相巻線が周方向に波状をなすように固定子コアに巻回されている。各相巻線は、連続線よりなる第1巻線部と、連続線よりなり第1巻線部と直列接続された第2巻線部とにより構成され、この第1巻線部と第2巻線部との接合部が固定子コアのスロット内に配設されている。このため、この固定子コイルによると、固定子コアの軸方向端面から突出する各相巻線の端部数が減少する。したがって、固定子コアの軸方向端面の外側において、各相巻線の端部同士を接続するために要求されるスペースが減少し、その結果固定子の体格の大型化が抑えられる。
特許第3894004号公報
ところで、連続巻線よりなる固定子コイルを製造する一方法として、例えば以下に示すものがある。まず、電気導体線から、並列した複数の直状部が複数のターン部で連結されてなる成形体を複数成形する。そして、これらの成形体を組み込んで組み込み体を形成する。この組み込み体においては、一つの成形体と他の一つの成形体とからなる複数の成形体組が該組み込み体の長手方向に並列している。また、この組み込み体を構成する各成形体組は、一つの成形体における複数の直状部と他の一つの成形体における複数の直状部とがそれぞれ重ね合わされて形成された複数の直状重ね合わせ部を組み込み体の長手方向に有している。
このため、この組み込み体においては、複数の直状重ね合わせ部が組み込み体の長手方向に並列している。そして、この組み込み体を芯部材に所定回数巻回して巻き取り、巻き取り体を形成する。この巻き取り体においては、一つの成形体組における複数の直状重ね合わせ部が径方向に積層されて形成された複数の直状積層部を周方向に有している。こうして得られた巻き取り体は円筒籠状の固定子コイルとして用いられる。この固定子コイルを固定子コアに組み付けるにあたっては、各直状積層部が固定子コアのスロット内に配設されるとともに、各ターン部がスロットの外部に配設される。
ところが、この円筒籠状の固定子コイルを、すでにコアの形状をなしている一体型の固定子コアに組み付けるのは非常に困難である。そこで、環状のコアを円周上で複数に分割した形状の分割コアを用いて、それぞれの分割コアを円筒籠状の固定子コイルの外側から組み付けた後に、全体を外筒に嵌め込んで固定子を製造することになる。この外筒への嵌め込みは、外筒を加熱して熱膨張させて嵌め込むいわゆる焼きバメという方法で行われるが、この焼きバメの際には、円周上に複数の分割コアが配置されてなる固定子コアを外周方向から均等に縮径する必要がある。これができないと、コア内径がいびつになり、回転電機として要求される内径の真円度(たとえば0.05mm)が確保できない。しかしながら、固定子コアは円周上で分割されているため、均等に縮径するのが困難であった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、分割コアを円周上に配置してなる固定子コアの縮径を均等にかつ容易に行うことを解決すべき技術課題とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.複数の相巻線を巻回して籠状に成形されたコイル巻き取り体の外周に複数の分割コアを組み付けてなるコア組み付け体に外筒を焼きバメして回転電機の固定子を製造する装置であって、
前記固定子コアの外径よりも大きな大口径部と、前記外筒の内径よりも大きくかつ前記外筒の熱膨張時の内径よりも小さい小口径部と、前記大口径部から前記小口径部へとテーパを有して貫通する貫通孔と、を有するテーパガイド部と、
前記外筒を加熱する加熱部と、
前記固定子コアを、前記テーパガイド部の前記大口径部側から前記小口径部側へと前記テーパに沿って前記貫通孔を通過させて該固定子コアの外径を縮径しながら前記外筒に挿入する駆動部と、
前記加熱部によって前記外筒を熱膨張させて該外筒の内径を拡径した状態で、前記駆動部によって前記縮径した固定子コアを前記拡径した外筒に挿入するよう制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする固定子の製造装置。
手段1によれば、駆動部が、テーパガイド部に設けた貫通孔のテーパに沿って固定子コアの外径を縮径するので、均等に縮径することができ、固定子コアの内径の真円度(最大内接円の半径と最小外接円の半径との差で表される)をたとえば0.05mm以下にすることができる。
また、手段1によれば、駆動部が、固定子コアを、テーパガイド部に設けた貫通孔のテーパに沿わせて縮径しながら外筒に挿入するので、縮径と外筒への挿入(焼きバメ)を1工程で行うことができる。
2.前記縮径した固定子コアを前記拡径した外筒に挿入する際に、前記テーパガイド部の前記加熱部に当接する部分に断熱部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の固定子の製造装置。
断熱部材がない場合、テーパガイド部が加熱部に当接したときにテーパガイド部が加熱されて熱膨張してしまい、固定子コアを所望の小ささにまで縮径することができない。これに対して、手段2によれば、断熱部材によってテーパガイド部が加熱部に当接しても加熱部の熱がテーパガイド部に伝わりにくくすることができ、固定子コアを外筒にスムーズに挿入するためテーパガイド部が加熱部に当接する構造においても、テーパガイド部を熱膨張させずに固定子コアを所望の小ささに確実に縮径することができる。
3. 前記固定子コアは、前記外筒への挿入方向に複数の鋼板が積層して形成されており、前記駆動部が、前記固定子コアの、前記外筒への挿入方向に前記固定子コアを保持する押さえ部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の固定子の製造装置。
分割コアのそれぞれは電磁鋼板を積層させて形成されており、また、この積層方向と外筒への挿入方向すなわちテーパガイド部の貫通孔への挿入方向とは一致している。このため、固定子コアの貫通孔への挿入や外筒への挿入に伴い、この挿入方向の外力すなわち電磁鋼板の積層を剥がす方向の外力が分割コアにかかってしまう。手段3によれば、押さえ部が、固定子コアの外筒への挿入時の径方向の膨らみを抑さえ、これによって、固定子コアの貫通孔への挿入や外筒への挿入時の電磁鋼板の剥がれなどの不具合を防ぐことができる。
4.複数の相巻線を巻回して籠状に成形されたコイル巻き取り体の外周に複数の分割コアを組み付けてなるコア組み付け体に外筒を焼きバメして回転電機の固定子を製造する方法であって、
前記外筒を加熱して拡径させる加熱工程と、
前記コア組み付け体の外径よりも大きな大口径部と、前記外筒の内径よりも大きくかつ前記外筒の熱膨張時の内径よりも小さい小口径部と、前記大口径部から前記小口径部へとテーパを有して貫通する貫通孔と、を有するテーパガイド部を用いて、前記コア組み付け体を、前記テーパガイド部の前記大口径部側から前記小口径部側へと前記テーパに沿って前記貫通孔を通過させて該コア組み付け体の外径を縮径しながら前記熱膨張で拡径した外筒に挿入する挿入工程と、
前記挿入工程の終了直後に前記外筒を冷却して縮径させる冷却工程と、
を有することを特徴とする固定子の製造方法。
手段4によれば、テーパガイド部に設けた貫通孔のテーパに沿って固定子コアの外径を縮径するので、均等に縮径することができ、固定子コアの内径の真円度(最大内接円の半径と最小外接円の半径との差で表される)をたとえば0.05mm以下にすることができる。
また、手段4によれば、固定子コアを、テーパガイド部に設けた貫通孔のテーパに沿わせて縮径しながら外筒に挿入するので、縮径と外筒への挿入(焼きバメ)を1工程で行うことができる。
以下、本発明の固定子製造装置および方法の実施形態について詳しく説明する。なお、説明する実施形態はあくまでも実施形態の例にすぎず、本発明の固定子製造装置および方法は、下記実施形態に限定されるものではない。本発明の固定子製造装置および方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができる。
(実施形態1)
まず、本実施形態の固定子製造装置および固定子の製造方法により得られた固定子を用いた回転電機1の構成について説明する。
この回転電機1は、図1に示すように、略有底筒状の一対のハウジング部材100、101が開口部同士で接合されてなるハウジング10と、ハウジング10に軸受け110、111を介して回転自在に支承された回転軸20と、回転軸20に固定された回転子2と、ハウジング10の内部で回転子2を包囲する位置でハウジング10に固定された固定子3と、を備えている。
回転子2は、永久磁石により周方向に交互に異なる磁極を、固定子3の内周側と向き合う外周側に複数形成している。回転子2の磁極の数は、回転電機により異なるため限定されるものではない。本実施形態では、8極(N極:4、S極:4)の回転子が用いられている。固定子3は、図2に示すように、固定子コア30と、複数の各相巻線から形成された三相の固定子コイル4と、固定子コア30に外挿された外筒5と、を備えた構成を有している。
固定子コア30は、図3に示すように、内周に複数のスロット31が形成された円環状を呈している。複数のスロット31は、その深さ方向が径方向と一致するように形成されている。固定子コア30に形成されたスロット31の数は、回転子2の磁極数に対し、固定子コイル4の一相あたり2個の割合で形成されている。本実施形態では、8×3×2=48より、スロット数は48個とされている。
固定子コア30は、図4に示す分割コア32を所定の数(本実施形態では、24個)だけ周方向に連結して形成されている。分割コア32は、一つのスロット31を区画するとともに、周方向で隣接する分割コア32との間で一つのスロット31を区画する形状を呈している。具体的には、分割コア32は、径方向内方に伸びる一対のティース部320と、ティース部320を径方向外方で連結するバックコア部321とを有している。
固定子コア30を構成する分割コア32は、電磁鋼板を積層させて形成されている。なお、積層された電磁鋼板の間には、絶縁薄膜が配置されている。固定子コア30を構成する分割コア32は、この電磁鋼板の積層体からだけでなく、従来公知の金属薄板および絶縁薄膜を用いて形成してもよい。
なお、本発明に適用可能な固定子コアの形状は、図3および図4に示したものに限られるものではなく、たとえば図5および図6に示す形状のものであってもよい。
この図5および図6に示す例の固定子コア1030は、内周に複数のスロット1031が形成された円環状を呈しており、分割コア1032を周方向に連結して形成されている。分割コア1032は、一つのスロット1031を区画するとともに、周方向で隣接する分割コア1032との間で一つのスロット1031を区画する。スロット1031は、径方向内方に伸びるティース部1320と隣接するティース部1320によって区画される。また、この例のバックコア部1321は、径方向において他の分割コア1032と重ならない状である。なお、分割コア1032の数や材質等は図4に示した分割コイル32と同様である。
固定子コイル4は、複数の巻線40を所定の巻回方法で巻回してなる。この固定子コイル4を構成する巻線40は、図7(A)に示すように、銅製の導体41と、導体41の外周を覆い導体41を絶縁する内層420および外層421からなる絶縁被膜42とから形成されている。
このように、内層420および外層421からなる絶縁皮膜42の厚みが厚いので、巻線40同士を絶縁するために巻線40同士の間に絶縁紙等を挟み込む必要がなくなっているが、巻線40同士の間あるいは固定子コア30と固定子コイル4との間に絶縁紙を配設してもよい。
さらに、固定子コイル4の巻線40は、図7(B)に示すように、内層420および外層421からなる絶縁皮膜42の外周をエポキシ樹脂等からなる融着材49で被覆して形成してもよい。この場合、回転電機1に発生する熱により融着材49が絶縁皮膜42よりも早く溶融するので、同じスロット31に設置されている複数の巻線40同士が融着材49同士により熱接着する。その結果、同じスロット31に設置されている複数の巻線40が一体化し巻線40同士が鋼体化することで、スロット31内の巻線40の機械的強度が向上する。
固定子コイル4は、図8に示すように、それぞれが2本の三相巻線(U1、U2、V1、V2、W1、W2)により形成されている。
固定子コイル4は、図9に示すように、複数の巻線40を所定の形状に組み込んだ組み込み体47(図10参照)を巻回してなる巻き取り体48である。固定子コイル4を構成する巻線40は、固定子コア30の内周側で周方向に沿って波巻きされる形状で成形されている。
固定子コイル4を構成する巻線40は、固定子コア30のスロット31に収容される直線状のスロット収容部43と、隣り合ったスロット収容部43同士を接続するターン部44と、を備えている。スロット収容部43は、所定のスロット数(本実施形態では、3相×2個=6個)ごとのスロット31に収容されている。ターン部44は、固定子コア30の軸方向の端面から突出して形成されている。
固定子コイル4は、複数の巻線40の両端を固定子コア30の軸方向の端面から突出させ、かつ複数の巻線40を周方向に沿って波状に巻装した状態で形成されている。固定子コイル4の1相は、第1の巻線部40aと第2の巻線部40bとの端部同士を溶接により接合して形成されている。すなわち、2本の電気導体線から成形した2つの成形体の端部同士を接合して形成された一つの組体から固定子コイル4の1相が形成されている。
第1の巻線部40aのスロット収容部43と第2の巻線部40bのスロット収容部43とは、同一スロット31に収容される。このとき、第一の巻線部40aのスロット収容部43と、第二の巻線部40bのスロット収容部43とは、スロット31の深さ方向で交互に位置するように設置されている。そして、第1の巻線部40aと第2の巻線部40bとの接合部45は、第1の巻線部40aと第2の巻線部40bの巻装される方向が反転するスロット収容部43よりなる折り返し部46に形成されている。
固定子コイル4の展開図、すなわち巻回される前の組み込み体47の平面図を図10に示す。固定子コイル4は、互いに巻装方向が異なる第1の巻線部40aと第2の巻線部40bとからなる組体を6組有し、6組の組体を用いて、3相(U,V,W)×2個(倍スロット)のコイルとされている。各組体において、第1の巻線部40aの中性点側(または相端子側)の端部とは反対側の端部と、第2の巻線部40bの相端子側(または中性点側)の端部とは反対側の端部とが、折り返し部46よりなるスロット収容部43を介して接続されている。各相の巻線40の結線方法は同様である。
以下、実施形態1の、固定子コイル4(巻き取り体48)に固定子コア30を組み付けて組み付け体50(図11参照)とし、この組み付け体50を外筒5に焼きバメした固定子3の製造方法について説明する。なお、組み付け体50が、本発明のコア組み付け体を構成するものである。
また、以下の説明において、径方向は芯部材または巻き取り体の径方向を意味し、周方向は芯部材または巻き取り体の周方向を意味する。
<成形工程>
まず、12本の電気導体線から12個の成形体を成形する。ここで成形する各成形体は、互いに平行に延びて成形体の長手方向に並列した複数の直状部431と、隣り合う直状部431同士を直状部431の一端側と他端側とで交互に連結する複数のターン部44とを有する。
<組み込み工程>
12個の成形体を組み込むことにより、組み込み体47を形成する。この組み込み体47においては、6組の組体が組み込み体47の長手方向に並列している。
各組体は、第1の巻線部40aとなる第1線部と、第2の巻線部40bとなる第2線部とからなる。なお、第1線部が1個の成形体よりなり、第2線部も1個の成形体よりなる。
各組体における第1線部の端部と第2線部の端部とが溶接接合されて接合部45とされている。なお、12個の成形体を組み込んでから、各組体における第1線部の端部と第2線部の端部とを接合してもよいし、第1線部の端部と第2線部の端部とを接合して6組の組体を形成してから、この6組の組体を組み込んでもよい。
組み込み体47における各組体は、第1線部における複数の直状部431と第2線部における複数の直状部431とがそれぞれ重ね合わされて形成された複数の直状重ね合わせ部471を組み込み体47の長手方向に有する。ただし、後述の巻き取り工程の巻き始めである折り返し部46の6個の直状部431および、巻き終わりの6個の直状部431のそれぞれは、他の直状部431と重ね合わされない。
<巻き取り工程>
組み込み体47を折り返し部46が軸心側に位置するように所定の巻数(例えば、3回とか4回)だけ巻回して、図9に示した巻き取り体48を形成する。このとき、組み込み体47のターン部44を所定の巻き取り半径に塑性変形させながら巻き取る。
なお、例えば所定の曲げR形状の成形面を有する成形型や所定の成形ローラを用いてターン部44を曲げ成形してもよい。巻き取り工程の詳細は後述する。
巻き取り体48は、一つの組体における複数の直状重ね合わせ部471が径方向に巻数分だけ積層されて形成された複数の直状積層部481を巻き取り体48の周方向に有する。各直状積層部481においては、巻数の2倍の数の直状部431が重ね合わされて径方向(放射方向)に一列に並んでいる。このとき、各直状積層部481は、巻き取り体48の周方向で小間隔を隔てた状態で位置している。
<組み付け工程>
以上のようにして得られた巻き取り体48に対して、径方向外方から分割コア32のティース部320を隣り合う直状積層部481同士の間の隙間に挿入し、隣り合う分割コア32同士を連結して組み付けて組み付け体50を得る(図11参照)。
<挿入(焼きバメ)工程>
組み付け体50を外筒5(図12参照)に挿入して嵌め込む。図11は組み付け体50の斜視図であり、図12は外筒5の斜視図である。組み付け体50の外周には軸方向に積層された分割コア32のバックコア部321が表れている。外筒5は、たとえば、厚さ2mmの円筒形状をしており、磁束が通過可能な低炭素鋼などによって形成されている。また、外筒5には、固定子3をハウジング10に固定する際に用いられる貫通孔5aが設けられている。ここで外筒5の内径をCとする。
この例の挿入工程では、実施形態1の固定子製造装置を用いる。以下、固定子製造装置の構成を説明する。図13は、実施形態1の固定子製造装置の構成を示す概略側断面図である。図13では組み付け体50および外筒5を固定子製造装置200に装着した状態を示している。
固定子製造装置200は、組み付け体50を支持する支持部201と、組み付け体50の外周を縮径するテーパガイド部202と、外筒5を加熱する加熱部203と、を有して構成される。
支持部201には組み付け体50が取り付けられ、上側押さえ部217と下側押さえ部218とによって挟んで固定する。加熱部203は台座204上に設けられている。また、この台座204と天板207との間には支柱205および206が位置固定されて設けられている。テーパガイド部202は支持板214に支持され、この支持板214は、支柱205および206を伝って上下動可能に設けられている。
エアシリンダ208の軸211には支持部201が固定されており、エアシリンダ208が支持部201を上昇、下降させる。エアシリンダ208には滑車220を介してバランスウェイト221が設けられ、このバランスウェイト211によって支持部201の重量との釣り合いを確保している。
エアシリンダ209および210の軸212および213には支持板214が固定されており、エアシリンダ209および210が支持板214すなわちテーパガイド部202を上昇、下降させる。
テーパガイド部202は、組み付け体50すなわち固定子コアの外径Aよりも大きな内径Dを有する大口径部215aと、外筒5の内径Cよりも大きくかつ外筒5の熱膨張時の内径C’よりも小さい内径Bを有する小口径部215bと、大口径部215aから小口径部215bへとテーパを有して貫通する貫通孔215cと、からなる構造の環状部材215を有する。貫通孔215cのテーパの角度はたとえば5度である。
小口径部215bの内径Bは、たとえば外筒5の内径Cよりも約0.2mm大きな寸法とし、外筒5の加熱前とたとえば300℃に加熱された後との寸法差(C’−C)は、約0.6mmである。
ところで、エアシリンダ208、エアシリンダ209および210が、組み付け体50すなわち固定子コアを、テーパガイド部202の大口径部215a側から小口径部215b側へとテーパに沿って貫通孔215cを通過させて組み付け体50の外径を縮径しながら外筒5に挿入する駆動部である。
テーパガイド部202の環状部材215の底面には、平板環状の断熱部材216を設け、加熱部203の熱から環状部材215を保護し、小口径部215bの内径の熱膨張を防止している。断熱部材216はたとえばセラミックによって形成される。
続いて、加熱部203の構造について説明する。図14は、図13に示した方向XIVから見た加熱部203の平面図である。また、図15は、図14に示した方向XVから見た加熱部203の側断面図である。
加熱部203は、電源コード2033を介して給電されて発熱するバンドヒータ2032を有し、その内側には、伝熱部材2031を介して外筒5が収容される。バンドヒータ2032は伝熱部材2031の外周に巻き付けられ、クランクボルト2034によって固定される。
伝熱部材2031はたとえば銅製のブロックであり、外筒5の外周形状(たとえば貫通孔5aの周辺形状、外筒5の外周の曲率)に合わせた形状であり、外筒5の外周全面にバンドヒータ2032による熱を伝えられるように設けられている。
バンドヒータ2032によって加熱された外筒5の温度は、たとえば熱伝対である温度センサ2035によって検出され、後述の制御部250(図18参照)に入力される。
図15に示すように、台座204上には位置固定されて断熱台2036が設けられ、その上に、外筒5、伝熱部材2031およびバンドヒータ2032が設けられる。
断熱台2036はたとえばセラミックによって形成され、その中央には、組み付け体50を挿入したときに下側押さえ部218を収容する空隙部2036aを有する。また、断熱台2036には3本の固定ピン2036bが設けられており、この3本の固定ピン2036bが、外筒5の3つの貫通孔5aのそれぞれに嵌合して外筒5の位置決めがされる。断熱台2036は、加熱部203による熱を台座204に伝わりにくくし、台座204上の支柱205および206の位置ずれを防止している。
続いて、支持部201の構造について説明する。図16および図17は、図13に示した支持部201の側断面図であり、図16は組み付け体50を装着前の状態を示す図であり、図17は組み付け体50を装着した状態を示す図である。なお、図17においては、図面の見易さのため、支持部201の断面部分に対するハッチングは省略してある。
支持部201は、上側押さえ部217と下側押さえ部218と芯部材219とを有して構成される。組み付け体50を装着する際には、組み付け体50の内周に芯部材219を挿入し、それを上側押さえ部217と下側押さえ部218とで上下から挟み込み、ボルトc、d、eおよびfによって固定する。このとき、上側押さえ部217と下側押さえ部218を組み付け体50を固定する力は、外筒へ挿入する時の径方向の膨らみを抑えつつ、組み付け体をテーパガイド部202の貫通孔215bの内径Bに縮径することへの影響を及ぼさないよう、ボルトc、d、e、fに所定の締め付けトルクが設定されている。
この支持部201は、ボルトaおよびbによってエアシリンダ208の軸211に固定される。上側押さえ部217および下側押さえ部218のそれぞれは、空隙部217aおよび218aを有する。この空隙部217aおよび218aは、組み付け体50を装着した際に、ターン部(コイルエンド)44を逃がす役割を果たす。
また、上側押さえ部217および下側押さえ部218のそれぞれは、当接部217bおよび218bを有する。この当接部217bおよび218bは、組み付け体50の分割コア32に当接して押さえ、分割コア32の積層剥がれやずれを防止する役割を果たす。
続いて、固定子製造装置200の動作制御に関する構成について説明する。図18は、図13に示した固定子製造装置200の動作を制御する構成を示すブロック図である。
固定子製造装置200は、操作者による開始スイッチ251の操作を受けて動作を開始する。制御部250は、たとえばCPUやRAM、ROM等により構成され、開始スイッチ251の操作入力の検知結果を受け、また、温度センサ(熱伝対)2035による検出温度の入力を受ける。また、制御部250は、ヒータ(バンドヒータ)2032、エアシリンダ208、209および210の駆動制御を行う。
続いて、図19のフローチャート、図20、21、22および23の動作状態説明図を参照しながら、固定子製造装置200の動作、すなわち挿入(焼きバメ)工程について説明する。なお、図20、21、22および23においては、見易さのため、いくつかの構成要素の図示を省略している。
まず操作者は、固定子製造装置200に対して組み付け体50および外筒5を装着し、固定子製造装置200の開始スイッチ251を操作する。固定子製造装置200は、操作者による開始スイッチ251の操作を受けて動作を開始する。すなわち、制御部250は、開始スイッチ251が操作されたことの入力を契機に図19の処理を開始する。
<<加熱工程>>
制御部250は、まず、ヒータ2032を駆動し、外筒5の加熱を開始する(S1901)。その後、温度センサ2035による検出温度を監視し、この検出温度が所定値(たとえば300℃)に達していなければ(S1902:No)、そのまま検出温度の監視を継続する。
<<挿入工程>>
温度センサ2035による検出温度が所定値(たとえば300℃)に達したならば(S1902:Yes)、図20に示すように、エアシリンダ208を下降駆動する(S1903)とともに、エアシリンダ209および210を下降駆動する(S1904)。このとき、外筒5は充分に加熱され、熱膨張によってその内径はC’となっている。
その後、図21に示すように、テーパガイド部202は、その断熱部材216が加熱部203に当接して下降停止し、一方、組み付け体50が装着された支持部201はそのまま下降を継続し、組み付け体50はテーパガイド部202の貫通孔215cを通過し、組み付け体50の外周は小口径部215bの内径Bにまで縮径され、図22に示すように、組み付け体50は外筒5に挿入される。なお、実施形態1では各所にて断熱を施しているが、加熱部203による熱の他部への影響を小さくするため、断熱部材216が加熱部203に当接してから、外筒5への組み付け体50の挿入が完了するまでの時間(図21の状態から図22の状態までの時間)は短い方がよく、たとえば1秒程度で行われることが望ましい。
<<冷却工程>>
図22の状態の後は、ヒータ2032を停止し(S1905)、図示しない送風機などによってヒータ2032を冷却して外筒5の内径を縮径するとともに、エアシリンダ209および210を上昇駆動する(S1906)。
その後、ヒータ2032が冷却されすなわち外筒5が冷却され、外筒5の内径が縮径し、エアシリンダ208を上昇させても組み付け体50から外筒5が抜けない状態になったならば、エアシリンダ208を上昇駆動する(S1907)。このエアシリンダ208の上昇時には、組み付け体50は外筒5に焼きバメされて固定子3となり、エアシリンダ208の上昇により、この固定子3が持ち上げられる(図23参照)。
その後、図23の状態で固定子3を送風機等によって30分程度冷却して挿入(焼きバメ)工程は終了する。
以上説明した本発明によれば、駆動部が、テーパガイド部に設けた貫通孔のテーパに沿って固定子コアの外径を縮径するので、均等に縮径することができ、固定子コアの内径の真円度をたとえば0.05mm以下にすることができる。
また、駆動部が、固定子コアを、テーパガイド部に設けた貫通孔のテーパに沿わせて縮径しながら外筒に挿入するので、縮径と外筒への挿入(焼きバメ)を1工程で行うことができる。
本発明は、電気・ハイブリッド車両に搭載する回転電機に適用することができ、その回転電機の固定子コアの内周を真円に近くすることができ、回転電機の小型化、出力向上に有効である。
実施形態1に係る回転電機の構成を模式的に示す軸方向断面図である。 実施形態1に係る固定子の平面図である。 実施形態1に係る固定子コアの平面図である。 実施形態1に係る分割積層コアの平面図である。 変形例の固定子コアの平面図である。 変形例の分割積層コアの平面図である。 実施形態1に係る固定子コイルを構成する巻線の断面図である。 実施形態1に係る固定子コイルの結線を示す図である。 実施形態1に係る固定子コイルとなる巻き取り体の斜視図である。 実施形態1に係る固定子コイルの展開図であり、組み込み体の平面図である。 実施形態1に係る組み付け体の斜視図である。 実施形態1に係る外筒5の斜視図である。 実施形態1に係る固定子製造装置の構成を示す概略側断面図である。 図13に示した方向XIVから見た加熱部の平面図である。 図14に示した方向XVから見た加熱部の側断面図である。 図13に示した支持部の側断面図であって、組み付け体を装着前の状態を示す図である。 図13に示した支持部の側断面図であって、組み付け体50を装着した状態を示す図である。 図13に示した固定子製造装置の動作を制御する構成を示すブロック図である。 図13に示した固定子製造装置の制御部で実行される制御の処理流れを示すフローチャートである。 図13に示した固定子製造装置の動作状態を説明する概略側面図である。 図13に示した固定子製造装置の動作状態を説明する概略側面図であって、図20に続く状態を示す図である。 図13に示した固定子製造装置の動作状態を説明する概略側面図であって、図21に続く状態を示す図である。 図13に示した固定子製造装置の動作状態を説明する概略側面図であって、図22に続く状態を示す図である。
符号の説明
1 回転電機
3 固定子
30 固定子コア
31a、31b スロット
4 固定子コイル
43 スロット収容部
44 ターン部
47 組み込み体
48 巻き取り体
431 直状部
471 直状重ね合わせ部
472 隙間
481 直状積層部
5 外筒
50 組み付け体
200 固定子製造装置
201 支持部
202 テーパガイド部
203 加熱部
208、208、210 エアシリンダ

Claims (4)

  1. 複数の相巻線を有し、分割コアを組み付けてなるコア組み付け体に外筒を焼きバメして回転電機の固定子を製造する装置であって、
    前記固定子コアの外径よりも大きな大口径部と、前記外筒の内径よりも大きくかつ前記外筒の熱膨張時の内径よりも小さい小口径部と、前記大口径部から前記小口径部へとテーパを有して貫通する貫通孔と、を有するテーパガイド部と、
    前記外筒を加熱する加熱部と、
    前記固定子コアを、前記テーパガイド部の前記大口径部側から前記小口径部側へと前記テーパに沿って前記貫通孔を通過させて該固定子コアの外径を縮径しながら前記外筒に挿入する駆動部と、
    前記加熱部によって前記外筒を熱膨張させて該外筒の内径を拡径した状態で、前記駆動部によって前記縮径した固定子コアを前記拡径した外筒に挿入するよう制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする固定子の製造装置。
  2. 前記縮径した固定子コアを前記拡径した外筒に挿入する際に、前記テーパガイド部の前記加熱部に当接する部分に断熱部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の固定子の製造装置。
  3. 前記固定子コアは、前記外筒への挿入方向に複数の鋼板が積層して形成されており、前記駆動部が、前記固定子コアの、前記外筒への挿入方向に前記固定子コアを保持する押さえ部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の固定子の製造装置。
  4. 複数の相巻線を有し、分割コアを組み付けてなるコア組み付け体に外筒を焼きバメして回転電機の固定子を製造する方法であって、
    前記外筒を加熱して拡径させる加熱工程と、
    前記コア組み付け体の外径よりも大きな大口径部と、前記外筒の内径よりも大きくかつ前記外筒の熱膨張時の内径よりも小さい小口径部と、前記大口径部から前記小口径部へとテーパを有して貫通する貫通孔と、を有するテーパガイド部を用いて、前記コア組み付け体を、前記テーパガイド部の前記大口径部側から前記小口径部側へと前記テーパに沿って前記貫通孔を通過させて該コア組み付け体の外径を縮径しながら前記熱膨張で拡径した外筒に挿入する挿入工程と、
    前記挿入工程の終了直後に前記外筒を冷却して縮径させる冷却工程と、
    を有することを特徴とする固定子の製造方法。
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