JP2010016274A - パワー半導体装置、その製造方法及びその疲労特性監視方法 - Google Patents

パワー半導体装置、その製造方法及びその疲労特性監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長期信頼性を確保する。
【解決手段】パワー半導体素子151,152の上面など、パワー半導体素子151,152の領域を含むパワー半導体素子151,152の近傍に、ひずみゲージ回路201,202を形成する。さらに、ひずみゲージ回路201,202の表面は、弾性体材料によってひずみゲージコート層221,222が形成されている。このひずみゲージ回路201,202は、パワー半導体素子151,152の接合部半田層の熱応力などによって発生したパワー半導体素子151,152の近傍のひずみ量を測定する。測定されたひずみ量を用いて、パワー半導体素子151,152の疲労特性の状態を監視し、長期信頼性を確保することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明はパワー半導体装置、その製造方法及びその疲労特性監視方法に関し、特にケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置、その製造方法及びその疲労特性監視方法に関する。
パワー半導体装置は、各種モータの制御や電力変換に用いられるスイッチングデバイスとして広く普及している。
図6は、従来のパワー半導体装置の構造の概略図である。
パワー半導体装置(以下、パワーモジュールとする)では、絶縁層910と、回路パターン921,922とを有する銅ベース基板930に、半田層A941,942によってパワー半導体素子951,952が半田付けされている。さらに、半田層B961,962によりリードフレーム971,972がパワー半導体素子951,952に取り付けられている。リードフレーム971,972は、主端子981,982に接続される。さらに、銅ベース基板930上に搭載されたパワー半導体素子951,952、リードフレーム971,972などの外囲にケース990が取り付けられ、銅ベース基板930とケース990との接合部が図示しない接着剤でシールされる。そして、封止材が充填され、封止材層1000が形成される。
封止材として使用されるのは、エポキシ系耐熱封止材で、2液混合型の反応材料である。所定量計量したのち混合し、0.1Torr(トル)の真空状態で10分間一次脱泡したのちに、ケース990内に注型される。その後、0.1Torrの真空状態で二次脱泡し、摂氏150度(以下、℃とする)で2時間加熱硬化された後、フタ993が取り付けられ、パワーモジュールが完成される。なお、パワーモジュールは、図示しない冷却フィンの上に取り付けられて使用される。
パワーモジュールの動作時には、パワー半導体素子951,952及び回路パターン921,922に高電圧が印加されて使用されるため、パワー半導体素子951,952の温度が上昇する。このため、パワー半導体素子951を構成するシリコン(Si)と、配線部材を構成する銅(Cu)との線膨張係数の違いにより、これらを接合する半田に疲労破壊が生じる。そこで、パワー半導体素子とリードフレームの接合部をポッティングレジンでモールドすることによって、半田の疲労破壊を抑制するパワー半導体装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−157863号公報(図1)
しかし、従来のパワーモジュールでは、パワー半導体素子951,952の温度上昇によって、パワー半導体素子951,952とリードフレーム971,972とを接合する半田層B961,962とともに、パワー半導体素子951,952と回路パターン921,922とを接続している半田層A941,942にも、疲労破壊による熱抵抗変化が増加するという問題がある。
例えば、パワーサイクル試験をΔTj=150℃、運転1秒、休止9秒の条件を1サイクルとして実施すると、サイクル数の増加に従ってパワー半導体素子951,952の温度が上昇し、パワーモジュールの熱抵抗が増加する傾向が顕著になった。
また、ヒートショック試験を−40℃(30分間)〜+125℃(30分間)の条件を1サイクルとして実施すると、パワーサイクル試験と同様に、サイクル数の増加とともに熱抵抗が増加する傾向が顕著になる。
上記の事象は、パワー半導体素子951,952の温度上昇から発生する熱によって生じる。すなわち、銅ベース基板930と、半田層A941,942、パワー半導体素子951,952、半田層B961,962及び封止材層1000と、の間の熱膨張率差により発生する熱応力によって、半田層A941,942と、半田層B961,962に疲労破壊を生じ、熱抵抗変化が増加するという問題となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、パワー半導体素子の接合部半田の熱応力などによる疲労特性の低下を防止し、長期信頼性を確保することが可能なパワー半導体装置、その製造方法及びその疲労特性監視方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、ケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置において、パワー半導体素子の領域を含むパワー半導体素子の近傍に形成され、パワー半導体素子またはパワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路と、このひずみゲージ回路の表面に弾性体材料で形成されるひずみゲージコート層と、を有することを特徴とするパワー半導体装置が提供される。
このようなパワー半導体装置では、パワー半導体素子は、接合部半田層を介して、回路パターンと、配線部材とに接合されている。また、パワー半導体素子の上面などパワー半導体素子の領域を含むパワー半導体素子近傍に、表面を弾性体材料で形成されるひずみゲージコート層で覆われたひずみゲージ回路が形成される。このひずみゲージ回路は、パワー半導体素子の接合部半田層の熱応力などによって発生したパワー半導体素子またはパワー半導体素子近傍のひずみ量を測定する。測定されたひずみ量を用いれば、パワー半導体素子の疲労特性の状態を監視し、長期信頼性を確保することが可能となる。
また、上記課題を解決するために、ケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置の製造方法において、パワー半導体素子の領域を含むパワー半導体素子の近傍に、パワー半導体素子またはパワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路を形成し、ひずみゲージ回路の表面を弾性体材料で覆ってひずみゲージコート層を形成する、手順を有することを特徴とするパワー半導体装置の製造方法が提供される。
このようなパワー半導体装置の製造方法によれば、パワー半導体素子の近傍に、パワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路が形成される。そして、形成されたひずみゲージ回路の表面を弾性体材料で覆ってひずみゲージコート層が形成される。
また、上記課題を解決するために、ケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置の疲労特性監視方法において、ひずみ演算回路が、予め、パワー半導体装置のパワーサイクル試験時に、パワー半導体素子の領域を含むパワー半導体素子の近傍に形成され、パワー半導体素子またはパワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路によって測定されたひずみ量に基づいてパワー半導体素子が正常に動作する正常動作範囲のひずみ量を予測し、記憶しておく手順と、故障検出回路が、ひずみゲージ回路によって測定されたひずみ量と、ひずみ演算回路が予測した正常動作範囲のひずみ量とを比較し、比較結果に基づいてパワー半導体装置の故障限界に関する判断を行う手順と、信号出力回路が、故障検出回路の判断結果に基づき、必要に応じてパワー半導体素子の動作を制御してパワー半導体素子を保護する保護指令及びひずみ量が所定の閾値を超えたことを報知する報知信号を出力する手順と、を有することを特徴とするパワー半導体装置の疲労特性監視方法が提供される。
このようなパワー半導体装置の疲労特性監視方法によれば、パワー半導体装置の近傍に配置されるひずみゲージ回路を用いて、予めパワー半導体装置のパワーサイクル試験によってパワー半導体素子が正常に動作する正常動作範囲のひずみ量を予測しておく。通常動作時、ひずみゲージ回路が検出したひずみ量と、正常動作範囲のひずみ量予測とを比較して故障限界に関する判断を行う。そして、判断結果に基づき、必要であればパワー半導体素子の動作制御や、アラーム報知が行われる。
開示のパワー半導体装置によれば、パワー半導体素子と回路パターン及び配線部材とを接合する接合部半田層に発生する熱応力などによって発生したパワー半導体素子またはパワー半導体素子近傍のひずみ量が測定される。この測定されたひずみ量を用いて接合部半田層の疲労特性の状況を監視できるので、疲労特性の低下を防止し、パワーモジュールの長期信頼性を確保するための処理を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下では、第1、第2、第3の実施の形態の順に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態のパワーモジュールの断面図である。
第1の実施の形態のパワーモジュールは、絶縁層110と回路パターン121,122とを有する銅ベース基板130に、半田層A141によってパワー半導体素子151、半田層A142によってパワー半導体素子152が接合される。パワー半導体素子151周辺の構成と、パワー半導体素子152周辺の構成は同様であるので、以下の説明では同様の構成要素はまとめてパワー半導体素子151,152というように表記する。このとき、最初に記載する符号はパワー半導体素子151に関する構成部、続いて記載する符号はパワー半導体素子152に関する構成部とする。
パワー半導体素子151,152の上面には、半田層B161,162を介して配線部材であるリードフレーム171,172が接合され、リードフレーム171,172に主端子181,182が取り付けられる。これにより、主端子181、リードフレーム171、パワー半導体素子151及び回路パターン121は電気的に接続される。同様に、主端子182、リードフレーム172、パワー半導体素子152及び回路パターン122も電気的に接続される。さらに、パワー半導体素子151,152の上面に、ひずみゲージ回路201,202が搭載され、ひずみゲージ回路201,202には外部にひずみゲージ回路201,202の出力信号を伝達するゲージリード211,212が接続される。
次に、この状態から銅ベース基板130に、上記の各構成部を囲むケース300が取り付けられる。ケース300と銅ベース基板130との接合部は、図示しない接着材でシールされる。その後、パワー半導体素子151,152に形成されたひずみゲージ回路201,202の表面にひずみゲージコート層221,222を形成する。ひずみゲージコート層221,222に使用する材料としては、柔らかな弾性体材料が好適である。一例として、シリコーンゴム系材料のGE東芝シリコン(株)のTSE322が挙げられる。この場合の硬化条件は、120℃、2時間になる。
このようにひずみゲージコート層221,222を形成することにより、ひずみゲージ回路201,202に封止材層320が直接接触することを防止する。これにより、封止材層320に働く熱応力などがひずみゲージ回路201,202に伝わらないようにし、パワー半導体素子151,152に発生するひずみを正確に検知することが可能となる。
続いて、封止材層320を形成する。封止材層320としてケース300内に充填されるのはエポキシ系耐熱封止材で、2液混合型の反応材料である。所定量計量した後に混合し、0.1Torrの真空状態で10分間一次脱泡した後、ケース300内に注型される。その後、0.1Torrの真空状態で10分間二次脱泡し、180℃で2時間加熱硬化された後、フタ310を介して主端子181,182と他の配線部材であるゲージリード211,212が取り付けられ、パワーモジュールは完成される。
こうして形成されたパワーモジュールは、図示しない冷却フィンの上に取り付けられて使用される。
ここで、パワー半導体素子151,152の上面に形成されるひずみゲージ回路201,202について説明する。図2は、ひずみゲージ回路の一例を示した図である。図は、ひずみゲージ回路201をパワーモジュールの垂直方向から見た図である。
ひずみゲージ回路201は、箔ゲージタイプの単軸ひずみゲージの一例であり、パワー半導体素子151が形成された後に、パワー半導体素子151上面に形成される。
ひずみゲージ回路201のゲージベース201aは、電気絶縁物、例えばポリイミド材料からなる部材を薄膜状にして形成される。ゲージベース201aの上には、受感素子である抵抗箔201bが、Ni−Cr系合金箔をフォトエッチング加工して形成され、さらに、抵抗箔201bの両端にゲージリード211が取り付けられ、ひずみゲージ回路201が形成される。なお、上記では、ひずみゲージ回路201について説明したが、ひずみゲージ回路202も同様である。
通常状態でゲージ長L(201c)のひずみゲージ回路201は、引張力または圧縮力が加わったときに発生するひずみに応じてゲージ長LがL+ΔL(またはL−ΔL)に変形する。このゲージ長Lの伸縮に応じた電気抵抗の変化を測定し、ひずみに換算することにより、パワー半導体素子151に発生する熱応力を検知することができる。そこで、ひずみゲージ回路201の出力信号は、ゲージリード211を介して信号処理部に出力され、ひずみ量の算出と、故障検出とが行われる。
図3は、ひずみゲージ回路の信号処理部の回路構成の一例を示した図である。
ひずみゲージ回路201は、ゲージリード211を介してホイートストンブリッジ251に接続される。ホイートストンブリッジ251は、入力電圧(印加電圧)VEが印加され、出力電圧Veを検出する。取り出された出力電圧Veは、ひずみ計回路252、ひずみ演算回路253、故障検出回路254、及び信号出力回路255の各信号処理回路で信号処理される。
ひずみ計回路252は、出力電圧Veを取り込み、ひずみ量を算出する。ここで、求めるひずみ量εは、ひずみゲージ回路201の抵抗をR、ひずみを受けたときの抵抗変化量をΔR、ゲージ率をKとすると、
ε=(ΔR/R)/K ・・・(1)
と表すことができる。ホイートストンブリッジ251の固定抵抗をR2,R3,R4とすると、出力電圧は、
Ve=[(R・R3−R2・R4)/{(R+R2)(R3+R4)}]・VE
・・・(2)
となる。ここで、R2=R3=R4=Rとすると、出力電圧Veの変化分ΔVeは、
ΔVe={ΔR/(4R+2ΔR)}・VE
となる。ΔR<<Rの場合、(1)から、
ΔVe=(ΔR/4R)VE=(VE/4)Kε ・・・(3)
となり、ひずみ量εを算出することができる。
ひずみ演算回路253は、パワーサイクル試験時にこのパワー半導体素子151の正常な動作範囲のひずみ量を予測し、その予測結果を保持する。ひずみ演算回路253は、パワーサイクル試験時に、パワーモジュールのヒートサイクル温度条件と、ひずみ計回路252が算出したパワー半導体素子151に発生するひずみ量とを測定しておくことで、故障時点のひずみ量を正確に把握する。そして、パワー半導体素子151の正常な動作範囲のひずみ量を予測し、ひずみ予測情報として記憶しておく。
故障検出回路254は、通常動作時、ひずみ計回路252が算出したひずみ量と、ひずみ演算回路253のひずみ予測情報とを比較し、パワーモジュールの故障限界に関する判断を行う。例えば、計測されたひずみ量が正常範囲を超えたかどうか、あるいは、正常範囲の最大値に近づいたかなどを判断する。
信号出力回路255は、故障検出回路254の検出結果に基づき、保護指令、ひずみ報知信号及び故障報知信号を出力する。保護指令は、図示しない制御回路に伝達され、パワーモジュールの動作制御の指示を与える。例えば、保護指令に応じて、パワー半導体素子151の破壊前に動作を停止させる。ひずみ報知信号は、ひずみが所定の値を超えたことを通知する信号であり、故障報知信号はひずみが所定の故障限界を超えたことを通知する信号である。ひずみ報知信号及び故障報知信号は、異常を報知するアラーム信号として出力される。
このようなひずみゲージ回路及び信号処理部により、パワー半導体素子に発生したひずみが計測され、その値に応じてパワーモジュールが制御される。また、計測されたひずみ量が所定の値を超えた時は、異常が報知される。このようにパワーモジュールを制御して使用することにより、パワー半導体素子の破壊事故を未然に防ぎ、予防保全的な長期の信頼性を向上させることができる。
以上、第1の実施の形態によれば、パワー半導体素子151,152の上面に搭載されたひずみゲージ回路201,202が、パワー半導体素子151,152の接合部半田層(半田層A141,142と半田層B161,162)に発生した熱応力などによって発生したパワー半導体素子151,152のひずみ量を測定する。このひずみ量によってパワー半導体素子151,152の疲労特性の状況を監視し、予防保全的な対策を行うことが可能となる。例えば、ひずみが所定の値を超えた時、パワーモジュールを停止させるように制御を行うことにより、パワーモジュールの破壊事故を未然に防ぐことができる。また、ひずみ報知信号あるいは故障報知信号としてアラームを発生させれば、予防措置を管理者に促すことができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、パワー半導体素子151,152の上面にひずみゲージ回路201,202を搭載するとしたが、第2の実施の形態では、パワー半導体素子151,152が半田層A141,142を介して接合される銅ベース基板130上のパワー半導体素子151,152近傍に配置する。第1の実施の形態では、直接パワー半導体素子151,152に生じたひずみを測定することができるが、パワー半導体素子151,152に、ひずみゲージ回路201,202及びひずみゲージコート層221,222を形成するために十分な面積が必要となる。第2の実施の形態は、これを解決することができる。
図4は、第2の実施の形態のパワーモジュールの断面図である。図1と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
ひずみゲージ回路401,402は、銅ベース基板130の上で、パワー半導体素子151,152の近傍に形成される。図では、ひずみゲージ回路401,402は、銅ベース基板130の上に形成される回路パターン121,122上に形成されているが、直接銅ベース基板130に形成されてもよい。なお、ひずみゲージ回路401,402は、図2に示したひずみゲージ回路201と同様に構成される。
ひずみゲージ回路401,402が銅ベース基板130に形成された後、第1の実施の形態と同様に、ひずみゲージ回路401,402の表面にひずみゲージコート層421,422が形成される。ひずみゲージコート層421,422も、第1の実施の形態のひずみゲージコート層221,222と同様に形成される。
ここで、ひずみゲージ回路401,402は、パワー半導体素子151,152の近傍の銅ベース基板130のひずみ量を測定する。パワー半導体素子151,152と銅ベース基板130(回路パターン121,122)とは、半田層A141,142を介して接合されている。したがって、パワー半導体素子151,152の近傍の銅ベース基板130では、パワー半導体素子151,152の接合部半田層に熱応力などによって生じたひずみ量に応じたひずみが発生する。ひずみゲージ回路401,402は、このひずみ量を測定する。
ひずみゲージ回路401,402は、ひずみゲージ回路201と同様に、ゲージリード511,512を介して図3に示したひずみゲージ回路の信号処理部に接続される。ひずみ演算回路253では、予め、パワーサイクル試験時に、ひずみゲージ回路401,402が測定したひずみ量に基づいて正常動作範囲を予測する。また、故障検出回路254は、予測された正常動作範囲と、ひずみゲージ回路401,402の測定したひずみ量とを比較して故障検出を行う。信号出力回路255は、故障検出回路254の検出結果に基づいて、保護指令、ひずみ報知信号、故障報知信号を出力する。
このように、第2の実施の形態によれば、パワー半導体素子151,152の接合部半田層(半田層A141,142と半田層B161,162)に発生した熱応力などによるパワー半導体素子151,152近傍の銅ベース基板130のひずみ量が測定される。そして、第1の実施の形態と同様に、このひずみ量によってパワー半導体素子151,152の疲労特性の状況を監視し、予防保全的な対策を行うことが可能となる。
[第3の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態では、ひずみゲージ回路201,202,401,402を電気的絶縁物で形成されるベース上に抵抗箔を配置して形成するとしたが、第3の実施の形態では、市販品のひずみゲージを使用してひずみゲージ回路を形成する。
図5は、第3の実施の形態のパワーモジュールの断面図である。図は、第2の実施の形態のひずみゲージ回路401,402を、第3の実施の形態のひずみゲージ回路501,502に置き換えた例を示している。
ひずみゲージ回路501,502は、市販のひずみゲージが接着剤からなる接着材層531,532を介して銅ベース基板130に接合される。ひずみゲージ回路501,502が配置されるのは、第2の実施の形態と同様に、銅ベース基板130上のパワー半導体素子151,152の近傍に形成される。また、ゲージリード511,512を介してひずみゲート回路の信号処理部に接続され、故障検出などの信号処理が行われることは、第1及び第2の実施の形態と同様である。
市販のひずみゲージは、例えば、共和電業(株)のKFH型のひずみゲージを使用し、接着剤にはエポキシ系耐熱接着剤を使用する。硬化条件は、150℃、2時間である。また、ここでは、ひずみゲージコート層521,522には、フッ素ゴム系のコート材で、例えば、日産化学(株)のFRコートを使用する。硬化乾燥は、一次が80℃、2時間、二次が150℃、1時間で行う。
このように、第3の実施の形態によれば、パワー半導体素子151,152の接合部半田層(半田層A141,142と半田層B161,162)に発生した熱応力などに応じたパワー半導体素子151,152近傍の銅ベース基板130のひずみ量が測定される。そして、第2の実施の形態と同様に、このひずみ量によってパワー半導体素子151,152の疲労特性の状況を監視し、予防保全的な対策を行うことが可能となる。
なお、上記では、第2の実施の形態のひずみゲージ回路に市販のひずみゲージを用いるとしたが、第1の実施の形態のひずみゲージ回路に市販のひずみゲージを用いるとしてもよい。
第1の実施の形態のパワーモジュールの断面図である。 ひずみゲージ回路の一例を示した図である。 ひずみゲージ回路の信号処理部の回路構成の一例を示した図である。 第2の実施の形態のパワーモジュールの断面図である。 第3の実施の形態のパワーモジュールの断面図である。 従来のパワー半導体装置の構造の概略図である。
符号の説明
110 絶縁層
121,122 回路パターン
130 銅ベース基板
141,142 半田層A
151,152 パワー半導体素子
161,162 半田層B
171,172 リードフレーム
181,182 主端子
201,202 ひずみゲージ回路
211,212 ゲージリード
221,222 ひずみゲージコート層
300 ケース
310 フタ

Claims (8)

  1. ケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置において、
    前記パワー半導体素子の領域を含む前記パワー半導体素子の近傍に形成され、前記パワー半導体素子または前記パワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路と、
    前記ひずみゲージ回路の表面に弾性体材料で形成されるひずみゲージコート層と、
    を有することを特徴とするパワー半導体装置。
  2. 前記ひずみゲージ回路は、前記パワー半導体素子の上面に形成され、前記パワー半導体素子に生じたひずみ量を測定する、ことを特徴とする請求項1記載のパワー半導体装置。
  3. 前記ひずみゲージ回路は、前記回路パターンが形成され、前記パワー半導体素子が搭載される基板上の前記パワー半導体素子近傍に形成され、前記パワー半導体素子に発生したひずみによって前記基板に生じたひずみ量を測定する、ことを特徴とする請求項1記載のパワー半導体装置。
  4. 前記ひずみゲージ回路は、前記ひずみ量に応じた電気信号を伝達する他の配線部材を介して、前記ひずみゲージ回路によって測定されたひずみ量と、予め測定された前記パワー半導体素子が正常に動作する正常動作範囲のひずみ量とを比較し、前記パワー半導体装置の故障限界に関する判断を行う信号処理回路に接続されることを特徴とする請求項1記載のパワー半導体装置。
  5. 前記ひずみゲージ回路は、前記パワー半導体素子の近傍に、電気絶縁物を薄膜状に成型したベースを配置し、前記ベース上にフォトエッチング加工した抵抗箔を配置して形成されることを特徴とする請求項1記載のパワー半導体装置。
  6. 前記ひずみゲージ回路は、予め形成されたひずみゲージを前記パワー半導体素子の近傍に接着層を介して接着されて形成されることを特徴とする請求項1記載のパワー半導体装置。
  7. ケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置の製造方法において、
    前記パワー半導体素子の領域を含む前記パワー半導体素子の近傍に、前記パワー半導体素子または前記パワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路を形成し、
    前記ひずみゲージ回路の表面を弾性体材料で覆ってひずみゲージコート層を形成する、
    手順を有することを特徴とするパワー半導体装置の製造方法。
  8. ケース内部の基板上に設けられた回路パターンと、配線部材とを、半田層を介してパワー半導体素子に接合し、封止材層により封止を行ったパワー半導体装置の疲労特性監視方法において、
    ひずみ演算回路が、予め、前記パワー半導体装置のパワーサイクル試験時に、前記パワー半導体素子の領域を含む前記パワー半導体素子の近傍に形成され、前記パワー半導体素子または前記パワー半導体素子近傍に発生したひずみ量を測定するひずみゲージ回路によって測定されたひずみ量に基づいて前記パワー半導体素子が正常に動作する正常動作範囲のひずみ量を予測し、記憶しておく手順と、
    故障検出回路が、前記ひずみゲージ回路によって測定された前記ひずみ量と、前記ひずみ演算回路が予測した前記正常動作範囲のひずみ量とを比較し、比較結果に基づいて前記パワー半導体装置の故障限界に関する判断を行う手順と、
    信号出力回路が、前記故障検出回路の判断結果に基づき、必要に応じて前記パワー半導体素子の動作を制御して前記パワー半導体素子を保護する保護指令及び前記ひずみ量が所定の閾値を超えたことを報知する報知信号を出力する手順と、
    を有することを特徴とするパワー半導体装置の疲労特性監視方法。
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