JP2010014849A - 印刷装置、レンズシートおよび印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】凸レンズと印刷画像との間の位相合わせを簡易に行うことが可能な印刷装置、レンズシートおよび印刷方法を提供すること。
【解決手段】レンズシートLへ印刷するための印刷装置11であって、レンズシートLのいずれかの部位に、一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンL5が形成されていて、ユーザが入力した検査パターンL5の見え方に基づいて、レンズシートLに印刷画像を形成するための位置補正量を算出する位置補正量算出手段130と、複数の元画像データに基づいて、印刷画像を形成するための合成画像データを作成する合成画像データ作成手段130と、合成画像データおよび位置補正量に基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷画像を形成するための印刷を実行する印刷実行手段10と、を具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷装置、レンズシートおよび印刷方法に関する。
多数のシリンドリカル凸レンズ(以下、凸レンズとする。)が並列配置されたレンチキュラーレンズに対して印刷画像を形成し、その印刷画像を凸レンズを通して見ると、立体視されるものがある。かかる印刷画像では、左右の眼に対応させた画像データに所定の画像処理を施し、立体視用の画像データを形成する。そして、この画像データに基づいて印刷を行うと、立体視用の印刷画像がレンズシートに形成される。
ところで、立体視用の画像データは、左右いずれかの眼で視認するための細分化された画像データが、交互に配置されている。そのため、レンズシートに印刷画像を形成する場合、各凸レンズと印刷画像との位相(各々の凸レンズと細分化された画像データとの位置関係)を合わせる必要がある。仮に、凸レンズと印刷画像との間の位相(位置)がずれている場合、レンズシートの正面からは正しく見えず、若干傾けた状態で見ざるを得なくなり、ユーザにとって、絵柄の視認をし難くなる。また、凸レンズにとって、最適な位置で絵柄を見ることができないため、絵柄の品質も良好なものとはならない。
また、レンズシートを製作する場合、外周縁部の凸レンズに対して、その幅方向のどの部位で切断されるのかは、毎回異なる。そのため、レンズシートごとに、凸レンズと印刷画像との間の位相合わせを行う必要がある。このような位相合わせの問題に関しては、例えば特許文献1に示すような解決方法がある。
特許第3471930号公報
上述の特許文献1には、印刷すべきレンズシートの余白領域に、ずらし量を変えながら識別用画像を複数記録している。しかしながら、この手法では、ユーザが複数の識別用画像を視認(確認)して、最適なものを判断/選択する必要がある。そのため、識別用画像が多数ある場合には、その確認/判断に手間が掛かる状態となる。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、凸レンズと印刷画像との間の位相合わせを簡易に行うことが可能な印刷装置、レンズシートおよび印刷方法を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、一方向を長手とする複数のレンズが配置されると共に、一方の面に対して複数の視差に対応する印刷画像が形成されるレンズシートへ印刷するための印刷装置であって、レンズシートのいずれかの部位に、一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンが形成されていて、ユーザが入力した検査パターンの見え方に基づいて、レンズシートに印刷画像を形成するための位置補正量を算出する位置補正量算出手段と、複数の元画像データに基づいて作成される合成画像データおよび位置補正量に基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷画像を形成するための印刷を実行する印刷実行手段と、を具備している。
このように構成する場合、位置補正量算出手段では、長手がレンズの交差方向となる検査パターンの、左右の眼での見え方をユーザが入力すると、その入力に基づいて、レンズシートに印刷画像を形成するための位置補正量が算出される。また、合成画像データと位置補正量とに基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷がレンズシートに実行される。それにより、レンズシートには、位置補正量が反映された印刷画像が印刷される。そのため、レンズと印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を簡易に行うことが可能となる。
また、上述の発明において、検査パターンは、1つのレンズ内において色が異なる複数の色領域が所定の順序で配列されて構成されるようにしても良い。
このように構成する場合、1つのレンズ内には、色が異なる複数の色領域が所定の順序で配列されているので、位置ずれが生じていると、ユーザの左右の眼で見える色が異なる。そのため、ユーザの左右の目での色の見え方に基づいて、レンズと印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を簡易に行うことが可能となる。
さらに、上述の発明において、位置補正量算出手段は、予め測定される色の見え方と位置補正量とを対応付けた位置補正量テーブルを有すると共に、この位置補正量テーブルに基づいて、位置補正量を算出するようにしても良い。
このように構成する場合、ユーザの左右の眼での色の見え方から、対応する位置補正量を簡単に求めることが可能となる。
また、上述の発明において、レンズシートは、印刷画像を印刷するための第1の印刷領域と、検査パターンが形成される第2の印刷領域とを有すると共に、位置補正量算出手段は、第1の印刷領域へ印刷画像を印刷するときと同じ配置である、第2の印刷領域を第1の印刷領域よりもレンズシートの給紙方向において上流側に位置させる状態で、第2の印刷領域に対する検査パターンの印刷を実行するようにしても良い。
このように構成する場合、第2の印刷領域には、印刷装置での印刷によって検査パターンが形成されるが、その検査パターンの印刷は、印刷画像の印刷と同じ向きで為される。そのため、ユーザの左右の眼での色の見え方が、そのまま位置補正量として、印刷画像の印刷に際して反映させられる。
さらに、上述の発明において、レンズシートは、印刷画像を印刷するための第1の印刷領域と、検査パターンが形成される第2の印刷領域とを有すると共に、位置補正量算出手段は、第1の印刷領域へ印刷画像を印刷するときと異なる配置である、第2の印刷領域を第1の印刷領域よりもレンズシートの給紙方向において下流側に位置させる状態で、第2の印刷領域に対する検査パターンの印刷を実行するようにしても良い。
このように構成する場合、第2の印刷領域には、印刷装置での印刷によって検査パターンが形成されるが、その検査パターンの印刷は、印刷画像の印刷と異なる向きで為される。この場合、印刷におけるインク着弾部位には、第2の印刷領域が先に到達するが、その場合、第1の印刷領域は上流側に位置し、搬送ローラ等で把持される。それにより、第1の印刷領域へ印刷画像を印刷するときと同じ配置で第2の印刷領域に検査パターンを印刷する場合と比較して、第2の印刷領域の長さ寸法を、短くすることが可能となる。
また、上述の発明において、位置補正量テーブルは、第2の印刷領域が第1の印刷領域よりもレンズシートの給紙方向において上流側に位置している状態で検査パターンが印刷された状態と、第2の印刷領域が第1の印刷領域よりもレンズシートの給紙方向において下流側に位置している状態で検査パターンが印刷された状態とが対応付けるようにしても良い。
このように構成する場合、第2の印刷領域を第1の印刷領域よりもレンズシートの給紙方向において下流側に位置させる状態で検査パターンを印刷しても、第1の印刷領域へ印刷画像を印刷するときと異なる配置であるが、位置補正量テーブルでは、第1の印刷領域へ印刷画像を印刷するときと同じ配置と対応付けられる。そのため、レンズと印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を良好に行うことが可能となる。
さらに、上述の発明において、複数の元画像データに基づいて合成画像データを作成する合成画像データ作成手段を具備すると共に、この合成画像データ作成手段では、位置補正量算出手段で算出される位置補正量に対応する分だけ、合成画像データの画素を追加または削除するようにしても良い。
このように構成する場合、位置補正量に対応する分だけ、合成画像データの画素の追加または削除することにより、レンズと印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を確実に行うことが可能となる。
さらに、他の発明であるレンズシートは、一方向を長手とする複数のレンズが配置されると共に、一方の面に対して複数の視差に対応する印刷画像が形成される第1の印刷領域と、第1の印刷領域に複数のレンズが連続していると共に、一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンが形成される第2の印刷領域と、第1の印刷領域と第2の印刷領域の境界に設けられると共に、第1の印刷領域から第2の印刷領域を取り外すための切取線と、を具備している。
このように構成する場合、第2の印刷領域には、検査パターンが形成されるため、この検査パターンに基づいて、位相合わせ(位置補正)を行うことが可能である。また、その検査パターンは、切取線の存在によって、第1の印刷領域から取り外すことが可能となる。そのため、位相合わせ(位置補正)を行った後に、不要となる検査パターンが存在する第2の印刷領域を取り外すことが可能となる。
また、上述の発明において、第1の印刷領域または第2の印刷領域には、給紙する向きを判別するための判別手段が形成されるようにしても良い。
このように構成する場合、ユーザは、判別手段の存在により、印刷装置にレンズシートをセットする向きを間違うのを防止可能となる。それにより、間違った向きで印刷画像が形成され、レンズシートが無駄になってしまうのを防止可能となる。
さらに、上述の発明において、一方向を長手とする複数のレンズが配置されると共に、一方の面に対して複数の視差に対応する印刷画像が形成されるレンズシートへ印刷する印刷方法であって、レンズシートのいずれかの部位に、一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンが形成されていて、ユーザが入力した検査パターンの見え方に基づいて、レンズシートに印刷画像を形成するための位置補正量を算出する位置補正量算出ステップと、複数の元画像データに基づいて、印刷画像を形成するための合成画像データを作成する合成画像データ作成ステップと、合成画像データおよび位置補正量に基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷を実行する印刷実行ステップと、を具備している。
このように構成する場合、位置補正量算出ステップでは、長手がレンズの交差方向となる検査パターンの、左右の眼での見え方をユーザが入力すると、その入力に基づいて、レンズシートに印刷画像を形成するための位置補正量が算出される。また、合成画像データと位置補正量とに基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷がレンズシートに実行される。それにより、レンズシートには、位置補正量が反映された印刷画像が印刷される。そのため、レンズと印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を簡易に行うことが可能となる。
以下に、本発明の一実施の形態に係る、印刷装置11について、図1から図10を参照しながら説明する。なお、印刷装置11は、プリンタ10(印刷実行手段に対応)とコンピュータ130とから構成されている。
<レンズシートについて>
最初に、印刷媒体であるレンズシートLについて説明する。図1に示すように、レンズシートLは、表面に位置するレンチキュラーレンズL1と、このレンチキュラーレンズL1の裏面と接するインク吸収層L2と、該レンズシートLの裏面に位置するインク透過層L3とを具備している。これらのうち、レンチキュラーレンズL1は、一方向を長手とする複数のシリンドリカル凸レンズ(凸レンズL11)が、一定のピッチで並列配置された構成となっている。レンチキュラーレンズL1においては、それぞれの凸レンズL11を進行する光の焦点が、レンチキュラーレンズL1の裏面に位置するように、凸レンズL11の曲率が形成されるのが好ましい。
また、インク透過層L3は、不図示のノズルから吐出されたインク滴が最初に付着する部分であり、該付着したインクが透過していく部分である。このインク透過層L3は、例えば酸化チタン、シリカゲル、PMMA(メタクリル樹脂)等の微粒子、硫酸バリウム、ガラスファイバ、プラスチックファイバ等を材質として形成されている。また、インク吸収層L2は、インク透過層L3を透過したインクを吸収および/または固着させる部位である。このインク吸収層L2は、例えばPVA(ポリビニルアルコール)等の親水性ポリマー樹脂、カチオン化合物、シリカ等の微粒子等を材質として形成されている。また、レンチキュラーレンズL1は、PET、PETG、APET、PP、PS、PVC、アクリル、UV樹脂等を材質として形成されている。
なお、インク吸収層L2は透明であると共に、インク透過層L3は、白色である。しかしながら、インク吸収層L2が白色であっても良く、またインク透過層L3が透明であっても良く、さらにインク透過層L3とインク吸収層L2の両方が透明であっても良い。また、本実施の形態では、インク透過層L3が存在することにより、印刷後であっても、レンズシートLを直ぐに触ることが可能となっている。しかしながら、レンズシートLは、インク透過層L3を具備しない構成を採用しても良い。
また、図1に示すように、本実施の形態におけるレンズシートLは、その外観が矩形状を為していると共に、該矩形状の外観を構成するレンズシートLの縁部が、凸レンズL11の長手方向と平行となっている。
また、図2に示すように、本実施の形態におけるレンズシートLは、余白エリアL4a(第2の印刷領域に対応)を有している。余白エリアL4aは、実際には印刷が為されない領域である。また、余白エリアL4aには、検査パターンL5が印刷されている。また、図3に示すように、余白エリアL4aの上部には、印刷画像が形成される印刷画像形成領域L4b(第1の印刷領域に対応)が存在している。
また、余白エリアL4aに形成される検査パターンL5は、複数の色領域L6から構成されるカラーパターンとなっている。この検査パターンL5には、例えば、図3に示すような、赤、緑、青(図3では、赤はR、緑はG、青はBで表されている。)の色領域L6から構成されるものがある。また、検査パターンL5は、それぞれの凸レンズL11毎に、その凸レンズL11の幅方向に沿って、異なる色領域L6へと移り変わり可能となっている。
なお、上述の検査パターンL5は、レンズシートLを製造する段階において、予め印刷しておくようにすると、ユーザの負担が軽減されるので、好ましい。かかるレンズシートLの製造段階における検査パターンL5の形成は、図2に示すようなプリンタ10を用いて行うことが可能である。また、検査パターンL5は、凸レンズL11の長手方向と直交する方向に沿って設けられている。しかしながら、凸レンズL11の長手方向と直交する方向のみならず、凸レンズL11の長手方向と直交はしないものの、これと交差する方向に沿って、検査パターンL11を設けるようにしても良い。
また、レンズシートLには、切取線L7が設けられている。切取線L7は、レンズシートLのうち印刷を行う領域と余白エリアL4aとを区分するものであり、印刷画像をレンズシートLの印刷領域に印刷した後に、印刷領域から余白エリアL4aを切り離すためのものである。
ここで、検査パターンL5を、図2に示すようなプリンタ10を用いて印刷する場合、余白エリアL4aの紙送り方向の長さ寸法は、レンズシートLの上流側の端部と、検査パターンL5の上流側の端部との間の寸法X1は、シート押さえローラ42がレンズシートLを押さえている状態において、印刷ヘッド51の上流側の端部が、検査パターンL5の上流側の印刷部位に差し掛かる状態となるのが好ましい。また、切取線L7から検査パターンL5の上流側の端部までの長さ寸法X2(印刷領域の長さ寸法X2)を加えたものが、余白エリアL4aの長さ寸法Xに対応する。このようにすれば、実際の絵柄(印刷画像)の印刷のみならず、検査パターンL5を印刷する場合においても、シート押さえローラ42がレンズシートLを押さえることが可能となる。シート押さえローラ42が、検査パターンL5の印刷に際してもレンズシートLを押さえる場合、当該印刷時の搬送角度の精度を向上させることが可能となり、精度的な保証を確保することが可能となる。
<プリンタ10の全体構成について>
図2は、プリンタ10の概略の構成を示す概略構成図であり、プリンタ10を後方から見た斜視図である。なお、図2において、印刷媒体としてのレンズシートLが進行する方向である矢印Xの方向を前方(前側)とし、この反対方向を後方(後側)とする。また、後方から前方に向かって右手方向となる矢印Yの方向を右方(右側)とし、この反対方向である左手方向を左方(左側)とする。そして、矢印Zの方向を上方(上側)とし、この反対方向を下方(下側)として、以下の説明を行うこととする。
プリンタ10は、外装体である筐体20と、レンズシートLを下側から支持するシートガイド30と、シートガイド30上に載置されたレンズシートLを後方から前方に向けて搬送する給紙ローラ40および排紙ローラ41と、レンズシートLをシートガイド30に向けて押圧するシート押さえローラ42と、レンズシートLに対して記録を行う印刷ヘッド51等を有する。
筐体20の後側の側面には、レンズシートLを筐体20内に供給するための給紙開口部21が形成され、また、前側の側面には、給紙開口部21の側から供給されたレンズシートLを排出する排紙開口部22が形成されている。給紙開口部21からプリンタ10に供給されたレンズシートLは、給紙ローラ40および排紙ローラ41により前方に向かって搬送されると共に、印刷ヘッド51により記録が行われた後、排紙開口部22からプリンタ10の外部に排出される。
シートガイド30は、給紙ローラ40、排紙ローラ41およびシート押さえローラ42の下方に配設され、全体として矩形の板状体を呈している。このシートガイド30は、前後方向が、給紙開口部21の後方に突出した位置から排紙開口部22と排紙ローラ41との間の位置に亘って備えられている。また、左右の幅方向については、載置されるレンズシートLの全幅に亘って支持できる幅となっている。シートガイド30は、筐体20、または内部のフレーム等の構造体に対して図示を省略する構成により取り付けられている。
シートガイド30は、基板31と係合部32とを備えている。基板31は、樹脂等から形成される板状体の部位であり、その上面31Aに、レンチキュラーレンズL1と同一部材が貼付される。そして、この貼付により、係合部32が形成される。係合部32は、本実施の形態では、レンズシートLのレンチキュラーレンズL1と同一形状に形成されている。すなわち、レンチキュラーレンズL1を形成する各凸レンズL11と同一形状の凸条33が、レンチキュラーレンズL1の配設ピッチと同一ピッチ、かつレンズシートLの幅よりも広い幅に亘って並設されている。また、凸条33の長手方向は、レンズシートLの所定の搬送方向、すなわち給紙ローラ40および排紙ローラ41に直交する方向に沿って形成されている。
なお、係合部32は、レンチキュラーレンズL1と同一部材により形成しているが、基板31を樹脂成形により作成する場合には、成形金型に予め係合部32に対応する型面を形成して、係合部32を基板31と一体に成形するようにしても良い。また、基板31に係合部32を一体に樹脂成形する場合には、基板31を形成する樹脂材をフッ素樹脂等の低摩擦の樹脂材とすることで、レンズシートLと係合部32との摩擦を小さくすることができ、レンズシートLの搬送をスムーズに行うことができる。また、基板31を金属板により形成してもよい。この場合には、金属板を切削加工することにより係合部32を形成することができる。
印刷ヘッド51の前後には、給紙ローラ40と排紙ローラ41が配設されている。給紙ローラ40と排紙ローラ41は、それぞれ給紙用モータ43と排紙用モータ44により回転駆動され、シートガイド30の上に載置されているレンズシートLを後方から前方に向けて搬送する。これら給紙ローラ40および排紙ローラ41は、レンズシートLの幅よりも長く設けられていて、レンズシートLを広い範囲に亘り均一に係合部32に押圧可能となっており、レンチキュラーレンズL1と係合部32との係合状態をより確実化させることができる。
なお、給紙ローラ40および排紙ローラ41は、その周囲を、弾性を有する肉厚のゴム材により被覆するようにしても良い。このように構成する場合、給紙ローラ40および排紙ローラ41の表面が弾性変形可能となる。また、給紙ローラ40とシートガイド30との間の間隔および排紙ローラ41とシートガイド30との間の間隔を、レンズシートLの厚さより狭く構成することで、給紙ローラ40および排紙ローラ41がレンズシートLをシートガイド30に押圧する状態とする。
また、給紙ローラ40よりも上流側(後方側)の部位には、シート押さえローラ42が配置されている。シート押さえローラ42は、例えば、ステンレスや真鍮等の金属で形成され、レンズシートLの左右方向の幅よりも長く設けられている。また、シート押さえローラ42の左右の端面には、シート押さえローラ42のうちレンズシートLに接触する部分よりも小径の軸部42aが設けられている。
シート押さえローラ42の両端側には、軸受部45が配置されている。この軸受部45には、軸受孔45aが形成されている。この軸受孔45aは、上下方向に長い長円形状に設けられている。この軸受孔45aに対して、上述の軸部42aが挿入される。つまり、シート押さえローラ42は、軸受部45に対して上下方向に変位可能に支持されている。
ここで、シート押さえローラ42とシートガイド30との間にレンズシートLを差し込むと、シート押さえローラ42は、レンズシートLの存在により、上方に持ち上げられる状態となる。すなわち、シート押さえローラ42の軸部42aが軸受孔45aの下端部に支持されている状態では、シートガイド30とシート押さえローラ42との間の間隔が、シートガイド30に載置されているレンズシートLの上面(裏面;インク透過層L3側の面)と凸条33の頂部との間の距離より狭くなるように設定されている。それにより、シートガイド30上を搬送されるレンズシートLは、シート押さえローラ42により、シートガイド30に押圧される。
なお、レンズシートLが搬送される際には、このレンズシートLの搬送に追従して、シート押さえローラ42が軸部42aを支点として自転する。また、給紙ローラ40とシートガイド30との間隔、および排紙ローラ41とシートガイド30との間隔も、これらのローラからレンズシートLに対して適度な押圧力を作用させることができる間隔となっている。
印刷ヘッド51は、キャリッジ50の下面に取り付けられ、本実施の形態では、インクを吐出するインクジェット型の記録ヘッドとして構成されているが、それ以外の方式(ジェルジェット、熱転写方式等)を用いるようにしても良い。キャリッジ50は、左右方向に延設されるキャリッジ軸52に移動可能に支持され、また、キャリッジ用モータ53により駆動されるタイミングベルト54に取り付けられている。このため、キャリッジ用モータ53によりタイミングベルト54を左右方向に回転駆動すると、印刷ヘッド51は、キャリッジ軸52に沿って左右方向に移動する。また、キャリッジ50には、インクカートリッジ55が着脱可能に搭載されている。
以上の構成により、レンズシートLに対して記録を行う場合には、レンズシートLを、レンチキュラーレンズL1の側を、シートガイド30の係合部32に載置する。それにより、レンズシートLの凸レンズL11と凸条33とが互いに噛み合い、レンズシートLは係合部32により左右方向(主走査方向)の位置決めが行われる。また、凸条33の長手方向がレンズシートLの搬送方向(副走査方向)に沿うように形成されている。したがって、レンズシートLが搬送される際には、当該レンズシートLは、係合部32により副走査方向にガイドされる。このように、搬送方向が一定に維持された状態でレンズシートLは搬送される。
<制御部の構成>
図4および図5に示すように、制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)104、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)105、通信I/F107、ヘッドドライバ108、モータドライバ109等を備えていて、これらが例えばバス等の伝送路106(図4参照)を介して相互にデータを送受信可能に接続されている。
これらのうち、CPU101は、ROM102やEEPROM104に格納されているプログラムに従って各種演算処理を実行し、プリンタ10の各部を制御する部分である。ROM102には、プリンタ10を制御するための制御プログラムおよび処理に必要なデータ等が記憶されている。RAM53は、CPU101が実行途中のプログラムあるいは、演算途中のデータ等を一時的に格納するメモリである。また、EEPROM104は、プリンタ10の電源を切った後も、保持しておくことが必要な各種データを記憶するためのメモリである。なお、ROM102やEEPROM104にも、後述するプリンタドライバプログラム134cと同様のプログラムが存在する。
ASIC105は、不図示の各種のセンサからの信号に基づいて、印刷ヘッド51および各種モータを駆動させるための専用のICである。また、通信I/F107は、不図示のコネクタを介してコンピュータ130と接続され、通信を行う。それにより、プリンタ10がコンピュータ130側から印刷信号PSを受け取ると、その印刷信号PSに基づいて、プリンタ10で印刷のための処理が開始される。
また、ヘッドドライバ108は、ASIC105からの指令に応じて所定の電圧を生成し、その電圧を印刷ヘッド51内のピエゾ素子に印加する。モータドライバ109は、ASIC105からの指令に応じて所定の電圧を生成し、その電圧を各モータ43,44,53に印加する。
<コンピュータの概略構成>
図6に示すように、プリンタ10は、通信I/F107を介して、コンピュータ130に接続されている。このコンピュータ130は、CPU131、ROM132、RAM133、HDD(Hard Disk Drive)134、ビデオ回路135、インターフェース136、表示装置137等を具備している。このうち、HDD134には、画像加工プログラム134a、ビデオドライバプログラム134b、プリンタドライバプログラム134c、位置補正量テーブル134d等が記憶されている。
なお、このコンピュータ130は、位置補正量算出手段、合成画像データ作成手段に対応している。
これらのうち、画像加工プログラム134aは、レンズシートLの印刷に対応させて画像を加工するためのプログラムである。すなわち、画像加工プログラム134aは、後述するような、立体視のための印刷画像をレンズシートLに形成させるための画像データ(合成画像データ)を作成する処理を行う。
また、画像加工プログラム134aは、プリンタドライバプログラム134cと連動して、図3等に示すような検査パターンL5をレンズシートLに印刷させる印刷機能を有している。加えて、画像加工プログラム134aは、ビデオドライバプログラム134bと連動して図7に示すような表示ウィンドウ200を表示させる。加えて、画像加工プログラム134aは、ユーザの検査パターンL5の見え方に基づいて、この表示ウィンドウ200におけるカーソル201の操作を行い、位相の調整(位置補正)を行う機能を有している。表示ウィンドウ200には、このカーソル201の他に、検査パターン表示部202、目盛り203および決定ボタン204も表示される。なお、カーソル201は、目盛り203の1区分ずつ段階的に、矢示されるX1X2の方向に進行可能となっている。
ここで、カーソル201の操作を行うと、画像加工プログラム134aでは、その操作量に応じて、合成画像データの画素を削除したり、または白色等の画素を追加する処理を行う。
なお、プリンタドライバプログラム134cが、1画素単位での印刷開始位置の調整を行える場合、画像加工プログラム134aとプリンタドライバプログラム134cとが連動して、1画素単位で印刷開始位置の調整を行うようにしても良い。この場合には、合成画像データの画素の削除や、白色等の画素の追加といった処理は、行われない状態となる。
ビデオドライバプログラム134bは、ビデオ回路135を駆動するためのプログラムであり、例えば、画像加工プログラム134aから供給された検査用画像データに対してガンマ処理やホワイトバランスの調整等を行った後、映像信号を生成して表示装置137に供給して表示させる際に実行される。
プリンタドライバプログラム134cは、所定のオペレーティングシステム(OS)の下で動作し、画像加工プログラム134aで作成された合成画像データに対して、解像度変換処理を行い、さらにRGB表色系の合成画像データを、CMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Black)表色系の印刷データに変換する色変換処理、さらにCMYK表色系によって表されている印刷データに対するハーフトーン処理、およびラスタライズ処理の各処理を行い、プリンタ10側に印刷信号PSを出力する。
位置補正量テーブル134dは、図8に示すように、左右の眼で見える色の組み合わせと、その組み合わせに対応する位置補正量との関係を示すテーブルである。すなわち、表示ウィンドウ200でカーソル操作が実行され、左右の眼で見える色が決定されると、この位置補正量テーブル134dと画像加工プログラム134aとの連動により、位置補正量が一義的に求められる。
この位置補正量テーブル134dは、使用するレンズシートLの凸レンズL11の幅と、図7の表示ウィンドウ200のカーソル操作における、1つの凸レンズL11当たりの目盛りの区分数とから、位置補正量が算出される。すなわち、凸レンズL11の幅が423μm(60.05lpi,なお、(lpi)は、(Lens Per Inch))、1つの凸レンズL11につき目盛りの区分数が12(すなわち、1つの色の区分数が4)であるとすると、目盛りを1つ分だけずらすと、35.25μmだけ位置補正が為される状態となる。
また、検査パターンL5は、赤(R)・緑(G)・青(B)を1セットとして交互に繰り返されるが、この1セットは、凸レンズL11の幅に一致していると共に、その1セットの中心は緑(G)となっている。従って、左右の眼で、共に緑(G)が見える場合、検査パターンL5と凸レンズL11との間では、位置ずれがなく、カーソル操作をしなくて良い状態に対応する。そのため、図8に示す位置補正量テーブル134dにおいては、左右の眼で共に緑(G)が見えるときのID(T5)のとき、位置補正量がゼロとなるように設定されている。
なお、位置補正量テーブル134dにおけるプラスマイナスと、目盛り203のプラスマイナスとの関係は、図7では、左側がマイナス、右側がプラスとなっていて、目盛り203に丸印が付与されている部分が、プラスマイナスゼロとなっている。しかしながら、プラスマイナスの関係は、図7において逆としても良い。
また、図1等に示す凸レンズL11の幅(レンズ解像度)は、60.05lpiとなっていて、図8に示す位置補正量テーブル134dも、60.05lpiに対応した位置補正量を有している。しかしながら、凸レンズL11の幅(レンズ解像度)は、60.05lpiに限られるものではなく、位置補正量テーブル134dも、60.05lpiに対応した位置補正量に限られるものではなく、種々変更可能である。
<印刷動作について>
以上のような構成を有する印刷装置11を用いて、レンズシートLに印刷を行う場合について、図9のフローに基づいて説明する。
まず、レンズシートLの余白エリアL4aに検査パターンL5を形成する処理を行う(S01)。この場合、プリンタ10にレンズシートLをセットするが、そのとき、余白エリアL4aを紙送りの上流側に位置させるようにする。この状態で、画像加工プログラム134aを起動させて、検査パターンL5の印刷実行を指示する。すると、図3に示すような検査パターンL5の印刷が為される。検査パターンL5の印刷実行に際しては、その印刷開始位置は、レンズシートLの端部に対して、予め定められた距離Aだけ離れた位置となっている。
なお、印刷ヘッド51の印刷開始部位は、図2のプリンタ10においては、不図示の紙検出センサ等によりレンズシートLの端部等を把握した後に、非ホームポジションから印刷を開始する状態となっている。そのため、レンズシートLのうち、非ホームポジション側の端部から距離Aだけ離れた部位が、検査パターンL5の印刷開始位置となっている。
ここで、複数のレンズシートLにおいて、端部の凸レンズL11に対する切断位置が同じ(再現性が同じ)である場合、1つのレンズシートLにのみ、検査パターンL5を印刷すれば良い。また、余白エリアL4aに、予め検査パターンL5が印刷されているタイプのレンズシートLが存在する場合、S01の処理を省略して、次のS02からの処理を開始させる。
続いて、余白エリアL4aに形成されている検査パターンL5を、図10に示すように、凸レンズL11を通して目視する。このとき、余白エリアL4aが下方に位置する状態で、正面に位置する検査パターンL5を目視する。そして、その目視の結果、どのように見えるのかを確認する。凸レンズL11の幅に合わせて、図3において左から順に赤(R)、緑(G)、青(B)と変化する検査パターンL5を凸レンズL11側から観測すると、左眼で見える検査パターンL5の色と、右眼で見える検査パターンL5の色の組み合わせは、図7の表示ウィンドウ200におけるカーソル201の操作によって選択可能である。例えば、右眼で緑(G)が見えた場合、左眼では赤(R)か、緑(G)か、または赤(R)と緑(G)の境界の色が見える。赤(R)と緑(G)の境界の色としては、赤(R)と緑(G)の2色、赤(R)と印刷面の下地色の2色、緑(G)と印刷面の下地色の2色がある。ここで、下地色としては、白色か、または凸レンズL11の透明色がある。
ユーザが視認した結果、例えば左眼で赤(R)、右眼で緑(G)が見えたとする。すると、ユーザは、左眼が赤(R)、右眼が緑(G)となるように、表示ウィンドウ200のカーソル201の操作を行う。なお、図7に示すカーソル201は、矢印の終点が、検査パターンL5の各色のうちどの色に到着するか、に基づいて、操作される。
このような、ユーザ側でのカーソル操作(初めからカーソル位置が合っていて、カーソル操作をしない場合も同様)を行った後に、ユーザは、図7の表示ウィンドウ200に示す、決定ボタン204をクリックする。すなわち、コンピュータ130側では、決定ボタン204が押されたか否かを判断する(S02)。そして、決定ボタン204が押されたと判断される場合(Yesの場合)、画像加工プログラム134aでは、カーソル201で選択された左右の眼で視認される色の組み合わせに基づいて、位置補正量テーブル134dを参照し、位置補正量を求める(S03)。また、S02において、決定ボタン204が押されていない場合、再びS02に戻り、処理を継続する。
続いて、画像加工プログラム134aにおいて、左眼用の画像データと、右眼用の画像データとから、合成画像データを作成する処理を行う(S04)。すなわち、それぞれの画像データの主走査方向における解像度が半分となるように処理し、その後、1つの凸レンズL11の分の短冊状の画像データを、左眼用の画像データと右眼用の画像データのそれぞれにつき作成する。そして、左眼用の短冊状の画像データと右眼用の短冊状の画像データとを交互に配置して、合成画像データを作成する。
続いて、位相の調整(位置補正)が行われる(S05)。すなわち、画像加工プログラム134aは、上述のS03において求められた位置補正量に基づいて、合成画像データの画素を削除したり、または白色等の画素を追加する処理を行う。
より具体的には、図8に示す位置補正量テーブル134dから決定される位置補正量がマイナスの値となる場合、合成画像データは、非ホームポジションに対応する端部側から、所定の画素数の幅分だけ削除する。逆に、位置補正量がプラスの値となる場合、合成画像データは、非ホームポジションに対応する端部側に、所定の画素数の幅分だけ白色等の画素を追加する。
ここで、削除または追加する画素数は、(印刷解像度/位置補正解像度)×(印刷解像度/画像解像度)の式によって求められる。この中で、位置補正解像度とは、位置補正量の単位(μm)を、別の単位であるdpi(Dot Per Inch)に変換した後の値で表されるものである。この式による、計算の一例を以下に示す。例えば、合成画像データの解像度が1440dpi、プリンタ10の印刷解像度が2880dpi、位置補正量が−70.50μmである場合、凸レンズL11の幅方向(主走査方向)において削除する画素数は、(2880/(25.4/0.07050))×(2880/1440)の計算結果である、16と求められる。
S05に続いて、位相の補正後の合成画像データに対して、色変換処理およびハーフトーン処理を行う(S06)。これらのうち、色変換処理では、合成画像データのR,G,B系で表現される色成分が、プリンタ10で印刷および/または表現可能なシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)系の色成分に変換される。さらに、色変換が為された合成画像データに対して、ハーフトーン処理が行われる。ハーフトーン処理においては、誤差拡散法、ディザ法といった手法を用いて、ドットの分散処理が行われる。
さらに、ハーフトーン処理が為された画像データから、印刷データを生成する処理が実行される(S07)。ここで、印刷データとは、各主走査時のドットの記録状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータとを含むデータであり、分散テーブルの分散データを参照して作成される。なお、印刷データは、通常の印刷データに対し、鏡像反転させられたデータとなっている。
続いて、作成された印刷データに基づいて、印刷を実行する(S08)。すなわち、作成された印刷データは、コンピュータ130からプリンタ10側に出力されるが、その印刷データに基づいて、プリンタ10においては、給紙用モータ43、排紙用モータ44および印刷ヘッド51が駆動させられる。それにより、位相の調整(位置補正)を反映させた合成画像データに基づく印刷画像が、レンズシートLに形成される。
<本発明の適用による効果>
以上のような構成によれば、ユーザが表示ウィンドウ200でのカーソル201の操作によって、左右の眼での見え方を入力すると、その入力に基づいて、レンズシートLに印刷画像を形成するための位置補正量が算出される。また、合成画像データと位置補正量とに基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷がレンズシートLに実行される。それにより、レンズシートLには、位置補正量が反映された印刷画像が印刷される。そのため、凸レンズL11と印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を簡易に行うことが可能となる。
また、図3等に示すように、検査パターンL5では、1つの凸レンズL11内において、色が異なる複数の色領域L6が所定の順序で配列されている。そのため、位置ずれが生じていると、ユーザの左右の眼で見える色が異なる。それにより、ユーザの左右の目での色の見え方に基づいて、凸レンズL11と印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を簡易に行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態では、図8に示すような位置補正量テーブル134dに基づいて、位置補正量が算出される。そのため、ユーザの左右の眼での色の見え方から、対応する位置補正量を簡単に求めることが可能となる。
また、本実施の形態では、位置補正量テーブル134dは、プリンタ10によって印刷画像を印刷する場合と同じレンズシートLの配置で、検査パターンL5を印刷するようにしても良い。この場合、ユーザの左右の眼での色の見え方が、そのまま位置補正量として、印刷画像の印刷に際して反映させられる。また、位置補正量テーブル134dのデータ量を削減可能となる。
さらに、合成画像データは、位置補正量テーブル134dで求められる位置補正量に基づいて、合成画像データの画素を追加または削除するようにしても良い。この場合、凸レンズL11と印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を確実に行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、レンズシートLは、印刷画像形成領域L4bと余白エリアL4aとを有し、これらの間に切取線L7が設けられている。そのため、検査パターンL5は、切取線L7の存在によって、印刷画像形成領域L4bから取り外すことが可能となる。それにより、位相合わせ(位置補正)を行った後に、不要となる検査パターンL5が存在する余白エリアL4を取り外すことが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
<印刷動作の変形例に関して>
上述した、図9に基づく処理フローでは、図2に示されるように、余白エリアL4aを紙送り方向の上流側に位置させる状態で、検査パターンL5の印刷を行っている。これに対して、図11に示すように、余白エリアL4aを紙送り方向の下流側に位置させる状態で、検査パターンL5bの印刷を行うようにしても良い。
ここで、余白エリアL4aを紙送り方向の下流側に位置させ、図3に示す色領域L6の印刷順序で印刷を行うと、左から順に赤(R)、緑(G)、青(B)とはならず、左から順に赤(R)、青(B)、緑(G)という配列順序となってしまう。そのため、余白エリアL4aを下流側に位置させる場合、図2に示す場合とは印刷順序を変更する。それにより、図11に示すような、左から順に赤(R)、緑(G)、青(B)と変化する検査パターンL5bが得られる。
また、余白エリアL4aを紙送り方向の下流側に位置させる場合(すなわち、図2に示すものとはレンズシートLの長手方向を180度変える場合)であっても、レンズシートLへ印刷が開始される側(非ホームポジション側)は変わらない。しかしながら、ユーザが検査パターンL5を視認する場合、図3に示すように、レンズシートLは、余白エリアL4a(検査パターンL5)が下方(手前側)に位置する状態の配置となる。また、当然ながら、レンズシートLの幅方向のそれぞれの端部の凸レンズL11においては、その幅方向のどの部位で切断されるのかは異なる。
この問題を解決するために、図12に示すように、余白エリアL4aに、2つの検査パターンL5a,L5bを形成する。これらのうち、検査パターンL5aは、図3に示す検査パターンL5と同様に、例えば図12の右端から印刷を開始したものである。また、検査パターンL5bは、図12の左端から印刷を開始したものである。そして、2つの検査パターンL5a,L5bは、1対1で対応する関係にあることから、図13に示すような位置補正量テーブル134e(図13にのみ図示)を作成する。
この位置補正量テーブル134eでは、余白エリアL4aを紙送り方向の上流側に位置させる状態と、余白エリアL4aを紙送り方向の下流側に位置させる状態との間の、色の見え方の対応関係が記載されている。また、かかる色の見え方の対応関係と、位置補正量との関係についても記載されている。
図13に示すような位置補正量テーブル134eを作成すれば、同じ幅寸法(同じロット)のレンズシートLに対して、次の印刷からは、余白エリアL4aを下流側に位置させて、検査パターンL5bのみを印刷すれば、図13に基づく対応表から、印刷領域に印刷画像を形成する場合(余白エリアL4aを上流側に位置させる場合)の位置補正量を、一義的に求めることができる。
また、レンズシートLの寸法精度が非常に高い場合、幅方向の一端側の凸レンズL11における切断部位と、幅方向の他端側の凸レンズL11における切断部位との関係は、一義的に定まる。そのため、一端側の凸レンズL11における切断部位と、幅方向の他端側の凸レンズL11における切断部位とを、事前の検査等によって求めるようにすれば、上述のように2つの検査パターンL5a,L5bを1枚のレンズシートLに印刷することは不要であり、余白エリアL4aを紙送り方向の下流側に位置させた状態のみで、検査パターンL5bの印刷を行うようにしても良い。
このようにする場合であって、特にレンズシートLの寸法精度が非常に高い場合には、検査パターンL5bは、下流側に位置する余白エリアL4aに、1回のみ印刷される。そのため、印刷画像形成領域L4bにおいて、給紙ローラ40や排紙ローラ41で抑えられている状態で、印刷が為されるので、余白エリアL4aの長さ寸法を短くすることが可能となる。
また、位置補正量テーブル134eを用いると、上述の位置補正量テーブル134dを用いる場合と同様に、凸レンズL11と印刷画像との間の位相合わせ(位置補正)を良好に行うことが可能となる。
<その他の変形例>
また、レンズシートとして、図3等に示すようなレンズシートL以外に、図14に示すようなレンズシートLkを用いるようにしても良い。図14に示すレンズシートLkでは、レンズシートLkの隅角部に、当該レンズシートLkを給紙する向きを判別するための切欠部K(判別手段に対応)が設けられている。
それにより、ユーザは、レンズシートLkをセットする向きを容易に識別することが可能となる。このため、ユーザは、切欠部Kの存在により、プリンタ10にレンズシートLkをセットする向きを間違うのを防止可能となる。それにより、間違った向きで印刷画像が形成され、レンズシートが無駄になってしまうのを防止可能となる。また、このような切欠部Kが存在する場合、例えばキャリッジ50に取り付けられている用紙検出センサ等によって、レンズシートLkが正しい位置にセットされているか否かを、即座に判別することが可能となる。
また、図15に示すように、レンズシートを入れるための包装袋Pに、図8の位置補正量テーブル134dのID(T5等)のような、位置補正量に関する情報Paを、記すようにしても良い(図示省略)。この場合、図7に示すのとは異なる、別途のウィンドウにおいて、包装袋Pに記載された情報Paを、直接位置補正量に関する情報を入力するようにすれば、ユーザの利便性が一層向上する。
また、上述の実施の形態では、プリンタ10は、キャリッジ50が主走査方向に移動するタイプのプリンタとなっている。しかしながら、プリンタとしては、キャリッジが、主走査方向のみならず、副走査方向にも移動可能なプリンタ(XYプリンタ)としても良い。
また、上述の実施の形態では、検査パターンL5は、赤(R)・緑(G)・青(B)を1セットとして交互に繰り返されるものが示されている。しかしながら、検査パターンとしては、このようなものには限られず、どのような色の組み合わせを用いても良い。また、検査パターンとしては、3色のセットには限られず、2色以上であれば、何色のセットを用いるようにしても良い。
また、検査パターンとしては、図3等に示すような検査パターンには限られず、例えば色以外の異なる模様(例えば、網目模様、同心円模様、市松模様等)が交互に繰り返されるものを用いるようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、印刷装置11につき、プリンタ10とコンピュータ130とから構成される場合について説明しているが、プリンタ10のみで印刷装置を構成するようにしても良い。
本発明のシートガイドおよびレンズシートの構成を示す断面図である。 プリンタを後方から見た状態を示す斜視図である。 レンズシートを印刷する面側から見た状態を示す図である。 プリンタの構成を示す概略図である。 制御部の概略構成を示すブロック図である。 コンピュータの概略構成を示す図である。 ユーザがカーソル操作する表示ウィンドウの一例を示す図である。 位置補正量テーブルを示す図である。 位置補正量を反映させて印刷を行う手順を示す処理フローである。 ユーザが検査パターンを視認するイメージを示す図である。 レンズシートを逆向きでセットした状態を示す斜視図である。 2つの検査パターンが印刷された状態を示す図である。 位置補正量テーブルの変形例を示す図である。 レンズシートに切欠部が設けられている状態を示す図である。 情報が記載された包装袋を示す図である。
符号の説明
10…プリンタ(印刷実行手段に対応)、30…シートガイド、32…係合部、50…キャリッジ、51…印刷ヘッド、100…制御部、130…コンピュータ(位置補正量算出手段、合成画像データ作成手段に対応)、134a…画像加工プログラム、134d,134e…位置補正量テーブル

Claims (10)

  1. 一方向を長手とする複数のレンズが配置されると共に、一方の面に対して複数の視差に対応する印刷画像が形成されるレンズシートへ印刷するための印刷装置であって、
    上記レンズシートのいずれかの部位に、上記一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンが形成されていて、ユーザが入力した上記検査パターンの見え方に基づいて、上記レンズシートに上記印刷画像を形成するための位置補正量を算出する位置補正量算出手段と、
    複数の元画像データに基づいて作成される合成画像データおよび上記位置補正量に基づいて、当該位置補正量を反映させた上記印刷画像を形成するための印刷を実行する印刷実行手段と、
    を具備することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記検査パターンは、1つの前記レンズ内において色が異なる複数の色領域が所定の順序で配列されて構成されることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記位置補正量算出手段は、予め測定される色の見え方と前記位置補正量とを対応付けた位置補正量テーブルを有すると共に、この位置補正量テーブルに基づいて、前記位置補正量を算出することを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記レンズシートは、前記印刷画像を印刷するための第1の印刷領域と、前記検査パターンが形成される第2の印刷領域とを有すると共に、
    前記位置補正量算出手段は、上記第1の印刷領域へ前記印刷画像を印刷するときと同じ配置である、上記第2の印刷領域を上記第1の印刷領域よりも前記レンズシートの給紙方向において上流側に位置させる状態で、前記第2の印刷領域に対する前記検査パターンの印刷を実行する、
    ことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 前記レンズシートは、前記印刷画像を印刷するための第1の印刷領域と、前記検査パターンが形成される第2の印刷領域とを有すると共に、
    前記位置補正量算出手段は、上記第1の印刷領域へ前記印刷画像を印刷するときと異なる配置である、前記第2の印刷領域を前記第1の印刷領域よりも前記レンズシートの給紙方向において下流側に位置させる状態で、前記第2の印刷領域に対する前記検査パターンの印刷を実行する、
    ことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  6. 前記位置補正量テーブルは、前記第2の印刷領域が前記第1の印刷領域よりも前記レンズシートの給紙方向において上流側に位置している状態で前記検査パターンが印刷された状態と、前記第2の印刷領域が前記第1の印刷領域よりも前記レンズシートの給紙方向において下流側に位置している状態で前記検査パターンが印刷された状態とが対応付けられていることを特徴とする請求項5記載の印刷装置。
  7. 複数の元画像データに基づいて合成画像データを作成する合成画像データ作成手段を具備すると共に、この合成画像データ作成手段では、前記位置補正量算出手段で算出される前記位置補正量に対応する分だけ、前記合成画像データの画素を追加または削除することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 一方向を長手とする複数のレンズが配置されると共に、一方の面に対して複数の視差に対応する印刷画像が形成される第1の印刷領域と、
    上記第1の印刷領域に上記複数のレンズが連続していると共に、上記一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンが形成される第2の印刷領域と、
    上記第1の印刷領域と上記第2の印刷領域の境界に設けられると共に、上記第1の印刷領域から上記第2の印刷領域を取り外すための切取線と、
    を具備することを特徴とするレンズシート。
  9. 前記第1の印刷領域または前記第2の印刷領域には、給紙する向きを判別するための判別手段が形成されていることを特徴とする請求項8記載のレンズシート。
  10. 一方向を長手とする複数のレンズが配置されると共に、一方の面に対して複数の視差に対応する印刷画像が形成されるレンズシートへ印刷する印刷方法であって、
    上記レンズシートのいずれかの部位に、上記一方向と交差する向きを長手とすると共に左右の眼で見え方が異なる検査パターンが形成されていて、ユーザが入力した上記検査パターンの見え方に基づいて、上記レンズシートに上記印刷画像を形成するための位置補正量を算出する位置補正量算出ステップと、
    複数の元画像データに基づいて、上記印刷画像を形成するための合成画像データを作成する合成画像データ作成ステップと、
    上記合成画像データおよび上記位置補正量に基づいて、当該位置補正量を反映させた印刷を実行する印刷実行ステップと、
    を具備することを特徴とする印刷方法。
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